JPH0516596Y2 - - Google Patents

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JPH0516596Y2
JPH0516596Y2 JP1988006712U JP671288U JPH0516596Y2 JP H0516596 Y2 JPH0516596 Y2 JP H0516596Y2 JP 1988006712 U JP1988006712 U JP 1988006712U JP 671288 U JP671288 U JP 671288U JP H0516596 Y2 JPH0516596 Y2 JP H0516596Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はカード形状を有し、かつ芳香を発する
カード状芳香体に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のカード状芳香体としては、香料
を練り込んだプラスチツクシートが知られてい
る。この芳香を有するプラスチツクシートは、次
のようにして製造されている。
樹脂ペレツトに香料を合浸させたものを反応
器の中で80℃〜200℃に加熱して溶解する。
次に溶解したプラスチツクを薄膜状のシート
に成形した後、水槽に浸漬して冷却する。
このようにして得られた薄膜状シートに、表
面に印刷が施された別のシートを接着剤を介し
て重ね合せ、加熱、加圧して一枚のカードにす
る。
このようにして製造されたプラスチツクシート
は、上記薄膜状シートに練り込まれた香料が周囲
に発散することにより芳香がするものとなる。
[考案が解決しようとする課題] 上記の如くして芳香を有するプラスチツクシー
トを製造するに際しては、樹脂ペレツトを溶解す
るときに熱をかけるので香料が相当量飛散してし
まうという問題がある。この香料の損失量は樹脂
の種類と溶解時間、溶解温度によつて異なるが、
通常の場合の損失率は約40〜70%程度にも達す
る。
また、上記従来の製造法によつて製造されるプ
ラスチツクシートにあつては、成形時あるいは接
着時に香料に熱がかけられることにより、香料が
熱により変質し、芳香が損なわれ易い。
[課題を解決するための手段] 本考案のカード状芳香体は、少なくとも一部が
通気性を有するカード状の袋体と、このカード状
袋体の内面に接着剤により固定された包接化粉状
芳香剤(以下、単に「粉状芳香剤」と称する場合
がある。)とを有するものである。
[作用] かかる本考案のカード状芳香体においては、袋
体内の粉状芳香剤から発生する芳香は、通気性を
有する袋体を通過して外部に拡散する。
この粉状芳香剤は接着剤により袋体内面に固定
されており、袋体内の一部に偏在することが無
く、芳香が確実に芳香体外部に拡散する。また、
この粉状芳香剤は袋体内面の接着剤層に単に付着
させるだけであるので、従来のように高温に加熱
する必要はなく、従つて、この接着工程での香料
の損失及び香料の熱変質が防止され、長時間、芳
香を発することができる。
しかも、本考案に係る粉状芳香剤は、包接化さ
れたものであるため、徐放性に優れ、芳香を長期
にわたり持続拡散させることができる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例について詳
細に説明する。
第1図は本考案の実施例に係るカード状芳香体
の断面図(第2図の−線に沿う断面図)、第
2図は平面図、第3図は製造工程を示す斜視図で
ある。
このカード状芳香体1は、紙、布など通気性を
有する袋体2と、該袋体2の内面に有機系、無機
系など適宜の接着剤により固定された粉状芳香剤
3とを有している。本実施例では、袋体2はシー
ト2aとシート2bとからなつており、シート2
aとシート2bとは一連となつたものを中央から
折り返し、かつ三辺を接着剤で封ずることにより
袋状と成している。また、本実施例では、第3図
に示す如くシート2bの内面に粉状芳香剤3が固
定されている。
このように構成されたカード状芳香体1にあつ
ては、粉状芳香剤3から発生する芳香は、シート
2a,2bを通過してカード状芳香体1の外部に
拡散する。
上記実施例においてはシート2bの内面にのみ
粉状芳香剤3が固定されているが、本考案におい
ては第4図に示す如くシート2aの内面にも粉状
芳香剤3を接着剤により固定するようにしても良
い。また、本考案においては、第5図に示す如
く、互いに別葉とされているシート2a,2bを
重ね合せてカード状芳香体としても良い。第5図
において粉状芳香剤3はシート2a,2bの一方
又は双方に固定することができる。
上記説明では、シート2a,2bはその四周が
封じられているが、本考案においては袋体2が開
かなければ良く、シート2a,2bの二辺又は三
辺のみを封じたり、シート2a,2bの辺部をス
ポツト的に接着するようにしても良い。ただし、
シート2a,2bの四周を封ずるようにすれば、
仮に粉状芳香剤3がシート2a又は2bから剥離
しても袋体2の外部に抜け出すことがなく好適で
ある。
以上の実施例では、シート2a,2bはいずれ
も通気性を有しているが、本考案では袋体を構成
する一方のシートのみ(例えばシート2aのみ)
が通気性を有していても良い。また、本考案にお
いては、シート2a,2bの一部に通気性の部分
が設けられているものであつても良い。第6図は
そのような実施例に係るカード状芳香体の平面図
であり、シート2aの一部にのみ通気部4(2点
鎖線で囲んだ部分)が設けられている。
第7図は更に別の実施例に係るカード状芳香体
の構成を示す組立途中の断面図である。この第7
図のカード状芳香体1にあつては、シート2a,
2bの内面にそれぞれ粉状芳香剤3,3a,3b
が接着剤により固定されており、これらシート2
a,2bが別のシート2cを介して積層され、か
つ接着剤等により一体化されている。このシート
2cは通気性を有しているものであつても良く、
非通気性のものであつても良い。また、粉状芳香
剤3a,3bは同種類のものであつても良く、異
なる種類のものであつても良い。なお、粉状芳香
剤3a,3bを異なる種類のものとする場合に
は、シート2cは非通気性のものとし、粉状芳香
剤2a,2bの異なる芳香が混ざりあわないよう
にするのが好適である。
本考案では、図示はしないが4枚以上のシート
を重ねることによりカード状袋体を構成しても良
い。
本考案のカード状芳香体は、これを非通気性の
袋に入れたり非通気性のシートで被包することに
より、芳香が逃げないようにして保存、運搬等を
行なうのが好ましい。この場合、本考案のカード
状芳香体を非通気性の台紙の上に載せ、該カード
状芳香体を覆うように非通気性のシートを被せ、
該非通気性のシートの周囲を台紙に剥離自在に接
着しても良い。第8図と第9図はそのような実施
例を示す平面図及び斜視図である。
第8図は本考案のカード状芳香体を貼着したカ
レンダー5の正面図であり、非通気性の台紙6の
上半部には絵あるいは写真7が印刷されている。
また、台紙6の下半部には12枚のカード状芳香体
1が貼着されており、各カード状芳香体1は非通
気性の透明フイルム8により覆われ、フイルム8
の四周は台紙6に剥離自在に接着されている。各
カード状芳香体1は、その表面に1月から12月ま
での日付及び曜日が印刷されている。又、各カー
ド状芳香体1は、その月に相応しい芳香が発する
ように香料が選定されている。
第9図はカード状芳香体1を用いた卓上カレン
ダー10の斜視図である。符号11は非通気性の
台紙であり、その表面にカード状芳香体1が貼着
され、該カード状芳香体1を非通気性の透明フイ
ルム12が覆つており、該フイルム12の四周は
台紙11に剥離自在に接着されている。台紙11
は12枚が1セツトとなつており、各台紙11上の
カード状芳香体1には1月から12月に対応した日
付及び曜日並びに図柄もしくは写真が印刷されて
いる。符号13は台紙11を保持するケースを示
す。
この第8,9図の実施例においては、フイルム
8,12を剥すことによりカード状芳香体1から
芳香が発する。
本考案のカード状芳香体は、カレンダーのほ
か、メモ用紙、住所録、電話番号台帳などにも適
用できる。また、本考案のカード状芳香体の芳香
をカードケースやテツシユペーパー入れなどに移
すような利用も可能である。本考案で使用される
粉状芳香剤は、例えば、本出願人が特願昭62−
91771号で提案している、香料をポリフエニル系
化合物等のホスト化合物で包接化してなる包接化
合物を含む包接化粉状芳香剤である。このような
包接化粉状芳香剤であれば、良好な香料の徐放性
が得られる。
この徐放性の包接化粉状芳香剤に含まれる包接
化合物は、香料をゲスト分子とし、ポリフエニル
系化合物をホスト分子とする包接化合物である。
上記香料は芳香性を有するものであれば良く、
例えば、シネオール(1,8−シネオール)、ヒ
ノキチオールを主成分とするヒノキオイル、キン
モクセイ、ジヤスミン及びレモン等の液体香料が
挙げられる。その他、固体香料を用いることもで
きる。これら香料は1種単独で、あるいは必要に
応じて2種以上を混合して使用することができ
る。
このような香料を包接するホスト分子となるポ
リフエニル系化合物とは、2個以上のベンゼン核
を有する炭素環式化合物を指し、フエニル基、フ
エニレン基、その他3価以上の芳香族基を複数有
する化合物の他、ナフタレン系化合物のような縮
合多環式化合物をも包含するものである。
ポリフエニル系化合物としては、例えば次のよ
うなものが挙げられる。
() 1,1,6,6−テトラフエニル−2,
4−ヘキサジイン−1,6−ジオール () 1,1−ジ(2,4−ジメチルフエニ
ル)−2−プロピン−1−オール () 1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニ
ル)−シクロヘキサン () N,N,N′,N′−テトラ(シクロヘキ
シル)−(1,1′−ビフエニル)−2,2′−ジカ
ルボキシアミド () 1,1,4,4−テトラフエニル−2−
ブチン−1,4−ジオール () 1,1′−ビ−2−ナフトール () 1,1,6,6−テトラ(2,4−ジメ
チルフエニル)−2,4−ヘキサジイン−1,
6−ジオール () 9,10−ジ(4−メチルフエニル)−9,
10−ジヒドロアントラセン−9,10−ジオール () 1,1,2,2,−テトラフエニルエタ
ン−1,2−ジオール 香料と上記()〜()で示されるようなポ
リフエニル系化合物との包接化合物は、液体香料
の場合には、香料と上記ポリフエニル系化合物と
を所定のモル比で直接接触させることにより製造
される。一方、固体状香料の場合には、次の(イ)、
(ロ)を原料として製造される。
(イ) メタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、アセトン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸
エチルエステル等のエステル類、ジプロピルエ
ーテル等のエーテル類等の溶媒から選ばれる溶
剤にポリフエニル系化合物を溶解させた溶液。
(ロ) 香料 即ち、(イ)と(ロ)を接触させて反応させる。これに
より、あるいは、反応後必要に応じて溶媒を蒸発
除去するか、しばらく放置することにより、包接
化合物が析出する。この析出物を常法により、濾
過分離し、目的とする包接化合物を得るのであ
る。
なお、固体香料の場合には香料を予め上記(イ)に
記載した溶媒に溶かし、その中にポリフエニル系
化合物を添加、反応させても良い。
この徐放性芳香剤は、液液反応、固液反応のみ
ならず、固体香料と固体のポリフエニル系化合物
との固固反応でも製造することができる。
この徐放性の包接化粉状芳香剤は、香料とポリ
フエニレン系化合物のいずれか1種との包接化合
物を含むものであつても良く、また、各々の包接
化合物を2種以上含むものであつても良い。この
ようにして得られる本考案の徐放性芳香剤は、通
常は粉末状の固体である。
[効果] 以上の通り、本考案のカード状芳香体は、香料
の有する芳香が包接化合物としてそのまま保持さ
れており、少量の香料使用量でも十分な芳香を良
好な徐放性のもとに発生させることができる。ま
た、本考案のカード状芳香体においては、その製
造工程において香料を熱変質させるような高い温
度での処理が不要であり、熱変質し易い香料をも
用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るカード状芳香体
の断面図、第2図は同平面図、第3図は同組立説
明図である。第4図及び第5図はそれぞれ別の実
施例に係るカード状芳香体の組立説明図、第6図
は更に別の実施例に係るカード状芳香体の平面図
である。第7図は異なる実施例に係るカード状芳
香体の構成を示す組立断面図、第8図及び第9図
はカード状芳香体を用いたカレンダーの構成説明
図である。 1……カード状芳香体、2……袋体、2a,2
b……シート、3……粉状芳香剤、5,10……
カレンダー、6,11……台紙、8,12……フ
イルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも一部が通気性を有するカード状袋体
    と、該カード状袋体の内面に接着剤により固定さ
    れた包接化粉状芳香剤とを有するカード状芳香
    体。
JP1988006712U 1988-01-22 1988-01-22 Expired - Lifetime JPH0516596Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988006712U JPH0516596Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988006712U JPH0516596Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22

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JPH01111268U JPH01111268U (ja) 1989-07-26
JPH0516596Y2 true JPH0516596Y2 (ja) 1993-04-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5533384A (en) * 1978-08-31 1980-03-08 Fujitsu Ltd Signal transmission system

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