JPH0516772Y2 - - Google Patents

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JPH0516772Y2
JPH0516772Y2 JP1865188U JP1865188U JPH0516772Y2 JP H0516772 Y2 JPH0516772 Y2 JP H0516772Y2 JP 1865188 U JP1865188 U JP 1865188U JP 1865188 U JP1865188 U JP 1865188U JP H0516772 Y2 JPH0516772 Y2 JP H0516772Y2
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transistor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、CRTの水平偏向コイルにのこぎり
波電流を流し電子ビームを左右に偏向させるため
の水平偏向回路に関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
一般に、水平偏向回路は、発振周波数と位相が
入力水平同期信号に追従するように自動制御する
水平AFC回路と、該水平AFC回路の出力により
制御されるVCOと、該VCOの発振電圧を十分に
増幅する水平ドライブ回路と、水平偏向コイルに
偏向電流を供給する水平出力回路とからなつてい
る。
第2図は従来の水平偏向回路中の水平ドライブ
回路及び水平出力回路の具体的な回路例を示し、
水平ドライブ回路3はエミツタ接地のトランス結
合増幅回路として構成され、水平ドライブ回路3
のトランジスタ3aはそのベースに印加される
VCO2からのパルスによつてオン・オフされる。
トランジスタ3aがオンすると、トランスTを介
して結合された水平出力回路4のトランジスタ4
aのベースにベース電流が流れてトランジスタ4
aがオンする。このことによつて、+電源から水
平偏向コイルLH、トランジスタ4aを通じてア
ースに電流が流れる。その後トランジスタ4aは
オフするが、コイルLHにはその逆起力によるコ
ンデンサCへの充電電流が同方向に流れ続ける。
この充電電流が0なると、コイルLHにはコンデ
ンサCの放電電流が逆方向に流れ、その後放電は
終了するが、コイルLHにはその逆起動力による
電流がダンパーダイオードDを通じて同方向に流
れ続ける。よつて水平偏向コイルLHには、トラ
ンジスタ4aへの第3図aに示すようなベース電
圧の印加に応じて第3図bに示すようなのこぎり
波電流が流されるようになつている。
ところで、最近のテレビ受像機のなかには、よ
り高画質の画像を得るため1フイールドの走査線
数が通常の受像機の倍の525本となるように変更
した映像信号にも対応できるようにした、所謂マ
ルチスキヤン方式のものがある。この種マルチス
キヤン方式の受像機では、水平出力回路4のトラ
ンジスタ4aは通常の映像信号のときは水平同期
信号の周波数Hに等しい15.75KHzのパルスでオ
ン・オフされ、倍の走査線数のときは31.5KHzの
パルスでオン・オフされるが、上述した従来の水
平偏向回路では、走査線数に応じて常に最適な状
態で水平出力回路のトランジスタ4aをドライブ
することが出来なかつた。
すなわち、一般にスイツチング素子として働く
トランジスタは、そのベースに第4図aに示すよ
うなパルス電圧を加えても、コレクタ電流は第4
図bに示すようにパルス電圧の立上りと同時に最
大電流とはならず、一定時間td遅れる。また、パ
ルス電圧を0にしてもその立下りと同時にコレク
タ電流は0とならず、ストレージ時間tsだけ最大
コクレタ電流が流れ続けた後フオール時間tfかけ
て徐々に0になる。なお、ベースには第4図cに
示すようにパルス電圧の立上りと同時にベース電
流IB1が流れ、パルス電圧の立下りと同時にIB1と
逆方向のベース電流IB2が上記ts+tfの時間だけ流
れる。
上記ts+tfの時間をターンオフ時間と呼ばれ、
トランジスタをスイツチング動作させる周波数に
影響を与える。そこで、高いスイツチング周波数
Hで動作させるときには、ストレージ時間tsが小
さくなるようにトランジスタを飽和領域でなく非
飽和領域でスイツチング動作させることが望まし
い。
なお、トランジスタの損失はコレクタ電流が流
れているときのトランジスタの内部抵抗に依存
し、飽和領域で動作しているときにはほとんどな
く、非飽和領域で動作しているとき大きくなり、
またトランジスタを高い周波数でスイツチングし
ているときには、オン期間に占めるターンオフ時
間の割合が相対的に長くなる。このため、従来の
マルチスキヤン方式のテレビジヨン受像機では、
走査線数、すなわち偏向周波数が大きいときに水
平出力回路のドライブ状態が最適になるようなベ
ース電流iB1及びtB2が流れるように水平ドライブ
回路3を設定していた。
しかし、このようにドライブ状態を設定した場
合、走査線数、すなわち偏向周波数が小さくな
り、トランジスタのオン期間が長くかつ該期間に
占めるターン期間が相対的に短くなつたときに
は、オン期間が非飽和領域で動作していることに
よる損失が通常より大きくなるという問題が生じ
る。
よつて本考案は、偏向周波数が変化しても常に
最適なドライブ状態を維持し、しかも水平出力回
路のトランジスタの損失を最小に抑えることがで
きるようにした水平偏向回路を提供することを課
題としている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記課題を解決するために本考案によりなされ
た水平偏向回路は、水平ドライブ回路のトランジ
スタに水平同期信号の周波数に反比例した電流を
供給する定電流回路を有することを特徴としてい
る。
定電流回路は水平同期信号の周波数、すなわち
偏向周波数が大きいとき小さい電流を水平ドライ
ブ回路に供給するため、該水平ドライブ回路から
水平出力回路のトランジスタのベースに流される
ベース電流が小さくなり、水平出力回路のトラン
ジスタは非飽和状態で動作されるようになる。こ
れに対し、水平同期信号の周波数、すなわち偏向
周波数が小さいときには、大きな電流が水平ドラ
イブ回路に供給されるため、該水平ドライブ回路
から水平出力回路のトランジスタのベースに流さ
れるベース電流が大きくなり、水平出力回路のト
ランジスタは飽和領域で動作されるようになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
第1図は本考案による水平偏向回路の一実施例
を示す回路図であり、図中11は映像信号から水
平同期信号を分離して出力する同期分離回路、1
2は発振周波数が電圧制御されるVCO、13は
VCO12の発振周波数と位相が同期分離回路1
1からの水平同期信号に追従するように自動制御
する水平AFC回路、14はVCO12の発振電圧
を十分に増幅する水平ドライブ回路であり、該水
平ドライブ回路14は、VCO2の発振電圧がベ
ースに印加されるスイツチングトランジスタ14
aを有する。トランジスタ14aのエミツタはア
ースに接続され、コレクタは結合トランスTの1
次巻線L1を介して定電流回路15に接続されて
いる。
定電流回路15はエミツタが電流制限抵抗15
aを介して+電源に、コレクタが結合トランスT
の1次巻線L1を介して水平ドライブ回路14の
トランジスタ14aのコレクタにそれぞれ接続さ
れたPNPトランジスタ15bとからなつており、
該トランジスタ15bのベースには、周波数分離
回路11からの水平同期信号の周波数に応じた電
圧を出力するf−V変換回路16の出力が接続さ
れている。
結合トランスTの2次巻線L2は水平出力回路
17に接続されている。水平出力回路17はベー
スが結合トランスTの2次巻線L2に、エミツタ
がアースに、コレクタが水平偏向コイルLHを介
して+電源にそれぞれ接続されているスイツチン
グトランジスタ17aを有し、トランジスタ17
aのエミツタ−コレクタ間には、ダンパーダイオ
ード18が接続され、水平偏向コイルLHには、
充放電コンデンサ19が並列に接続されている。
なお、20は上記定電流回路15のトランジスタ
15bのコクレタとアース間に接続されたバイパ
ス用コンデンサである。
以上の構成において、f−V変換回路16は、
周期分離回路11で分離された水平同期信号の周
波数が通常スキヤンのときの15.75KHzであると
き、倍スキヤンのときの31.5KHzに比べて小さな
電圧を出力し、これを定電流回路15のベースに
印加する。従つて、定電流回路15のトランジス
タ15bは、通常スキヤンのとき大きな電流を、
倍スキヤンのとき小さな電流をそれぞれ水平ドラ
イブ回路14に供給するようになる。
上述のように水平同期信号の周波数に反比例し
た大きさの一定電流が定電流回路15から水平ド
ライブ回路14に供給されているため、水平同期
信号の周波数と等しい周波数で発振している
VCO13の発振電圧がベースに印加されている
水平ドライブ回路14のトランジスタ14aは、
そのオンによつて流れる電流が水平同期信号の周
波数に反比例したものとなる。よつて、水平ドラ
イブ回路14のトランジスタ14aに流れる電流
が小さいとき、すなわち水平同期信号の周波数が
高い倍スキヤンのときには、結合トランスTを介
して水平出力回路17のトランジスタ17aのベ
ースに流されるベース電流(第4図、iB1及びiB2)
が小さくなり、トランジスタ17aは非飽和状態
でオンされると共に、ターンオフ時間の短縮が図
られる。一方、水平ドライブ回路14のトランジ
スタ14aに流れる電流が大きいとき、すなわち
水平同期信号の周波数が低い通常スキヤンのとき
は、結合トランスTを介して水平出力回路17の
トランジスタに流されるベース電流(第4図、
iB1及びiB2)が大きくなり、トランジスタ17a
は飽和領域でオンされるようになる。
このように水平出力回路17のトランジスタ1
7aのドライブ状態が水平同期信号の周波数に応
じて変えられることによつて、常に最適でかつ損
失の少ない状態で水平出力回路17を動作するこ
とができるようになる。
〔効果〕
以上説明したように本考案によれば、水平ドラ
イブ回路のトランジスタに供給する電流を水平同
期信号の周波数に反比例して変えるようにしてい
るため、水平出力回路のトランジスタのドライブ
状態を周波数の高いとき非飽和領域で、低いとき
飽和領域でそれぞれ行うことが可能になり、常に
最適なドライブ状態を維持し、しかも水平出力回
路のトランジスタの損失を最小に抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による水平偏向回路の一実施例
を示す回路図、第2図は従来の水平偏向回路の一
例を示す回路図、第3図は第2図の回路中の各部
の波形を示す波形図、第4図はスイツチングトラ
ンジスタの動作を説明するための波形図である。 11……同期分離回路、12……VCO、13
……水平AFC回路、14……水平ドライブ回路、
14a……トランジスタ、15……定電流回路、
17……水平出力回路、17a……トランジス
タ、LH……水平偏向コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平発振回路と、該水平発振回路の発振周波数
    と位相が水平同期信号に追従するように自動制御
    する水平AFC回路と、前記水平発振回路の発振
    電圧を増幅する水平ドライブ回路と、該水平ドラ
    イブ回路の出力によりオン・オフされて水平偏向
    コイルに偏向電流を供給するトランジスタを有す
    る水平出力回路とを有する水平偏向回路におい
    て、 前記水平ドライブ回路のトランジスタに水平同
    期信号の周波数に反比例した電流を供給する定電
    流回路を有することを特徴とする水平偏向回路。
JP1865188U 1988-02-17 1988-02-17 Expired - Lifetime JPH0516772Y2 (ja)

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JP1865188U JPH0516772Y2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17

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JPH01122673U JPH01122673U (ja) 1989-08-21
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