JPH05168205A - 磁気制御同性磁極誘導発電機 - Google Patents
磁気制御同性磁極誘導発電機Info
- Publication number
- JPH05168205A JPH05168205A JP33509391A JP33509391A JPH05168205A JP H05168205 A JPH05168205 A JP H05168205A JP 33509391 A JP33509391 A JP 33509391A JP 33509391 A JP33509391 A JP 33509391A JP H05168205 A JPH05168205 A JP H05168205A
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- magnetic
- rotor
- poles
- pole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易な固定子及び回転子構造を有し、高起電
力で小型化、耐久耐震性に優れるとともに、廉価な磁気
制御同性磁極誘導発電機を提供する。 【構成】 円周上に同角で等間隔に連接配置された4個
の磁性体1〜4から成る固定子と、該磁性体と同角で間
飛び設置された磁石を円周上において互いに異極性の向
きに位置せしめた第1の磁極(20,20a,20b)
と、該第1の磁極と同角位置でかつ軸方向に所定間隔を
隔てて磁石を第1の磁極とは逆極性にて位置せしめた第
2の磁極(21,21a,21b)とを有する回転子
と、該回転子の回転により磁束密度を増減する上記磁性
体の部分であって、上記第1、第2の磁極間となる位置
に該磁束と鎖交する如く巻回された巻線11〜14と、
上記回転子を回転支持する非磁性体から成る回転軸22
とを設けてなる。
力で小型化、耐久耐震性に優れるとともに、廉価な磁気
制御同性磁極誘導発電機を提供する。 【構成】 円周上に同角で等間隔に連接配置された4個
の磁性体1〜4から成る固定子と、該磁性体と同角で間
飛び設置された磁石を円周上において互いに異極性の向
きに位置せしめた第1の磁極(20,20a,20b)
と、該第1の磁極と同角位置でかつ軸方向に所定間隔を
隔てて磁石を第1の磁極とは逆極性にて位置せしめた第
2の磁極(21,21a,21b)とを有する回転子
と、該回転子の回転により磁束密度を増減する上記磁性
体の部分であって、上記第1、第2の磁極間となる位置
に該磁束と鎖交する如く巻回された巻線11〜14と、
上記回転子を回転支持する非磁性体から成る回転軸22
とを設けてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁誘導の原理を利用
した発電機に係り、特に自転車のライト用発電機として
用いて好適なものである。
した発電機に係り、特に自転車のライト用発電機として
用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】発電機における発電原理は大別して、2
通りあり、その1つはフレミング右手の法則を利用した
ものであり、他の1つはレンツの法則に基づく電磁誘導
を利用したものである。
通りあり、その1つはフレミング右手の法則を利用した
ものであり、他の1つはレンツの法則に基づく電磁誘導
を利用したものである。
【0003】上記電磁誘導の原理を利用した発電機を、
自転車の発電機に適用した一例として、ローター5とス
テータ10を備えて成るの基本構成を有し、ローター5
には回転軸4及び該回転軸4を中心に円周状に配列され
た複数の磁極1を備え、ステータ10は基板8、該基板
8から延設され上記磁極1に対向するように円状に形成
された磁極肢片7及び上記基板8に巻回された界磁線輪
9を備えてなるダイナモ発電機が提案されている(特公
昭29−4364号公報)。
自転車の発電機に適用した一例として、ローター5とス
テータ10を備えて成るの基本構成を有し、ローター5
には回転軸4及び該回転軸4を中心に円周状に配列され
た複数の磁極1を備え、ステータ10は基板8、該基板
8から延設され上記磁極1に対向するように円状に形成
された磁極肢片7及び上記基板8に巻回された界磁線輪
9を備えてなるダイナモ発電機が提案されている(特公
昭29−4364号公報)。
【0004】また、円周上に等間隔配設された4個の磁
性体からなる固定子と、上記磁性体と同角で間飛び設置
されたフェライト系永久磁石を円周上において同極性に
位置せしめた磁極を有するとともに、回転軸に上記磁極
を挾んで固定子側ソレノイド発電捲線がそれぞれ遊嵌状
態で巻回された回転子との基本構成を有する磁気制御同
性磁極誘導発電機において、固定子の磁性体と該回転子
の磁極との対向が終わる退去時に一瞬間接面する補助磁
極と、該補助磁極が互いに接面した時該回転子の永久磁
石による磁束とは逆方向の磁束を磁路に発生させる逆励
磁用の小永久磁石とを設けて上記磁性体の残留磁気を積
極的に低減させ、あるいは上記補助電極及び小永久磁石
を使用せず、上記磁性体自身に残留磁気のない材質のも
のを用いるようにした磁気制御同性磁極誘導発電機が提
案されている(特公昭59−49784号公報、特公昭
62−45787号公報)。
性体からなる固定子と、上記磁性体と同角で間飛び設置
されたフェライト系永久磁石を円周上において同極性に
位置せしめた磁極を有するとともに、回転軸に上記磁極
を挾んで固定子側ソレノイド発電捲線がそれぞれ遊嵌状
態で巻回された回転子との基本構成を有する磁気制御同
性磁極誘導発電機において、固定子の磁性体と該回転子
の磁極との対向が終わる退去時に一瞬間接面する補助磁
極と、該補助磁極が互いに接面した時該回転子の永久磁
石による磁束とは逆方向の磁束を磁路に発生させる逆励
磁用の小永久磁石とを設けて上記磁性体の残留磁気を積
極的に低減させ、あるいは上記補助電極及び小永久磁石
を使用せず、上記磁性体自身に残留磁気のない材質のも
のを用いるようにした磁気制御同性磁極誘導発電機が提
案されている(特公昭59−49784号公報、特公昭
62−45787号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公昭29−4364号公報及び特公昭59−49784
号公報に記載されているものは、構造的に極めて複雑
で、大型化を招き、自転車用ライトの如き小型軽量乃至
は振動などに対する耐久性が要求されるものに適用する
ことが困難である。また、特公昭62−45787号公
報記載のものは、残留磁気のない材質を選定ないしは製
造する作業及び高度の技術が要求され、コスト高を招く
こととなる。
公昭29−4364号公報及び特公昭59−49784
号公報に記載されているものは、構造的に極めて複雑
で、大型化を招き、自転車用ライトの如き小型軽量乃至
は振動などに対する耐久性が要求されるものに適用する
ことが困難である。また、特公昭62−45787号公
報記載のものは、残留磁気のない材質を選定ないしは製
造する作業及び高度の技術が要求され、コスト高を招く
こととなる。
【0006】本発明は上記に鑑みてなされたもので、簡
易な固定子及び回転子構造を有し、高起電力で小型化、
耐久耐震性に優れるとともに、廉価な磁気制御同性磁極
誘導発電機を提供することを目的とする。
易な固定子及び回転子構造を有し、高起電力で小型化、
耐久耐震性に優れるとともに、廉価な磁気制御同性磁極
誘導発電機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気制御同
性磁極誘導発電機は、円周上に同角で等間隔に連接配置
された4個の磁性体から成る固定子と、該磁性体と同角
で間飛び設置された磁石を円周上において互いに異極性
の向きに位置せしめた第1の磁極と該第1の磁極と同角
位置でかつ軸方向に所定間隔を隔てて磁石を第1の磁極
とは逆極性にて位置せしめた第2の磁極とを有する回転
子と、該回転子の回転により磁束密度を増減する上記磁
性体の部分であって、上記第1、第2の磁極間となる位
置に該磁束と鎖交する如く巻回された巻線と、上記回転
子を回転支持する非磁性体から成る回転軸とを設けてな
るものである。
性磁極誘導発電機は、円周上に同角で等間隔に連接配置
された4個の磁性体から成る固定子と、該磁性体と同角
で間飛び設置された磁石を円周上において互いに異極性
の向きに位置せしめた第1の磁極と該第1の磁極と同角
位置でかつ軸方向に所定間隔を隔てて磁石を第1の磁極
とは逆極性にて位置せしめた第2の磁極とを有する回転
子と、該回転子の回転により磁束密度を増減する上記磁
性体の部分であって、上記第1、第2の磁極間となる位
置に該磁束と鎖交する如く巻回された巻線と、上記回転
子を回転支持する非磁性体から成る回転軸とを設けてな
るものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、回転子が回転して、第1、第
2の磁極が固定子のある1つの磁性体に対して進入して
いくと、第1、第2の磁極が逆極性にされているので、
第1の磁極、上記ある1つの磁性体、第2の磁極、上記
ある1つの磁性体に対向する他の磁性体、第1の磁極と
いう磁路が形成される。この磁路の磁束が時間の経過と
ともに増大する。従って、この時、上記ある1つの磁性
体と、これに対向する磁性体に巻回された巻線に電磁誘
導によって電流が流れる。そして、第1、第2の磁極が
更に回転して、このある1つの磁性体及びこれに対向す
る磁性体に対して退却するようになると、時間の経過と
ともに磁束数は最大値から減少していくこととなる。従
って、この時にも、上記と同じ磁路において、同じ巻線
に誘導電流が逆向きに流れる。この現象は、磁極が90
°回転する毎に順次隣りの磁性体に対して新しい磁路を
形成し、電流を発生する。隣同志の巻線に発生する電流
の向きは逆になるので、その巻線を交互に逆接続してお
けば、発生電流が重畳される。あるいは、それぞれが並
列に接続されたときは、発生電圧が重畳される。いずれ
にしても同値の起電力が得られる。そして、この起電力
がそのまま、あるいは平滑されて自転車の電球等に供給
されることとなる。
2の磁極が固定子のある1つの磁性体に対して進入して
いくと、第1、第2の磁極が逆極性にされているので、
第1の磁極、上記ある1つの磁性体、第2の磁極、上記
ある1つの磁性体に対向する他の磁性体、第1の磁極と
いう磁路が形成される。この磁路の磁束が時間の経過と
ともに増大する。従って、この時、上記ある1つの磁性
体と、これに対向する磁性体に巻回された巻線に電磁誘
導によって電流が流れる。そして、第1、第2の磁極が
更に回転して、このある1つの磁性体及びこれに対向す
る磁性体に対して退却するようになると、時間の経過と
ともに磁束数は最大値から減少していくこととなる。従
って、この時にも、上記と同じ磁路において、同じ巻線
に誘導電流が逆向きに流れる。この現象は、磁極が90
°回転する毎に順次隣りの磁性体に対して新しい磁路を
形成し、電流を発生する。隣同志の巻線に発生する電流
の向きは逆になるので、その巻線を交互に逆接続してお
けば、発生電流が重畳される。あるいは、それぞれが並
列に接続されたときは、発生電圧が重畳される。いずれ
にしても同値の起電力が得られる。そして、この起電力
がそのまま、あるいは平滑されて自転車の電球等に供給
されることとなる。
【0009】
【実施例】第1図は本発明に係る発電機の概略構成図を
示し、図(a)は固定子、図(b)は回転子である。
示し、図(a)は固定子、図(b)は回転子である。
【0010】図(a)において、固定子は同一板形状の
磁性体1〜4から構成されている。各磁性体は幅方向が
1/4の円弧形状を有し、軸方向は所定長を有してな
り、略中央位置には、それぞれ巻線11〜14が巻回さ
れている。固定子は、図に示すように4個の磁性体1〜
4を円周上に等間隔で、後述するように、わずかな隙間
を有して配設固定される。
磁性体1〜4から構成されている。各磁性体は幅方向が
1/4の円弧形状を有し、軸方向は所定長を有してな
り、略中央位置には、それぞれ巻線11〜14が巻回さ
れている。固定子は、図に示すように4個の磁性体1〜
4を円周上に等間隔で、後述するように、わずかな隙間
を有して配設固定される。
【0011】図(b)において、回転子は第1、第2の
磁極、回転軸22及び支持筒部材23から構成されてい
る。第1、第2の磁極は回転軸22に、その軸方向に所
定間隔を隔てて固設され、上記固定子が周囲に組み込ま
れた際には、その巻線11〜14が第1、第2の磁極間
に没入する形で位置し、これにより径方向寸法を小さく
し得るようにしている。
磁極、回転軸22及び支持筒部材23から構成されてい
る。第1、第2の磁極は回転軸22に、その軸方向に所
定間隔を隔てて固設され、上記固定子が周囲に組み込ま
れた際には、その巻線11〜14が第1、第2の磁極間
に没入する形で位置し、これにより径方向寸法を小さく
し得るようにしている。
【0012】第1の磁極は、磁性材料からなる円筒状の
基部20及び該基部20の周面上であって、上記磁性体
1〜4と同角で間飛び設置された磁石20a,20bを
円周上において互いに異極性の向きに位置せしめてなる
ものである。例えば、磁石20aの表面側がN極(裏面
側がS極)とすると、磁石20bはその表面側がS極
(裏面側がN極)となるようにしてある。
基部20及び該基部20の周面上であって、上記磁性体
1〜4と同角で間飛び設置された磁石20a,20bを
円周上において互いに異極性の向きに位置せしめてなる
ものである。例えば、磁石20aの表面側がN極(裏面
側がS極)とすると、磁石20bはその表面側がS極
(裏面側がN極)となるようにしてある。
【0013】第2の磁極は、磁性材料からなる円筒状の
基部21及び該基部21の周面上であって、上記第1の
磁極と同角位置で磁石21a,21bを第1の磁極とは
逆極性になるように位置せしめてなるものである。すな
わち、上記の如く磁石20aの表面側がN極(裏面側が
S極)のときは、磁石21aの表面側がS極(裏面側が
N極)となり、磁石21bはその表面側がN極(裏面側
がS極)となるようにしてある。
基部21及び該基部21の周面上であって、上記第1の
磁極と同角位置で磁石21a,21bを第1の磁極とは
逆極性になるように位置せしめてなるものである。すな
わち、上記の如く磁石20aの表面側がN極(裏面側が
S極)のときは、磁石21aの表面側がS極(裏面側が
N極)となり、磁石21bはその表面側がN極(裏面側
がS極)となるようにしてある。
【0014】回転軸22は非磁性材料である、例えばス
テンレス等からなり、軸を介する磁束ループが形成され
ないようにしている。23は第1、第2の磁極を所定間
隔を隔てて所定位置に固設するための非磁性材料からな
る支持筒部材である。24は、発電機が自転車に取り付
けられた際に、タイヤに当接するようになされた円筒状
の外力作用部材で、該タイヤの回転により従動回転さ
れ、回転軸22を回転させるものである。
テンレス等からなり、軸を介する磁束ループが形成され
ないようにしている。23は第1、第2の磁極を所定間
隔を隔てて所定位置に固設するための非磁性材料からな
る支持筒部材である。24は、発電機が自転車に取り付
けられた際に、タイヤに当接するようになされた円筒状
の外力作用部材で、該タイヤの回転により従動回転さ
れ、回転軸22を回転させるものである。
【0015】図2は、固定子を構成する磁性体の詳細構
造を示す図で、磁性体11を例に説明するが、他の磁性
体12〜14も同一形状になされている。
造を示す図で、磁性体11を例に説明するが、他の磁性
体12〜14も同一形状になされている。
【0016】磁性体1は軸方向の略中央部が幅方向の両
側から所定寸法分だけ切り欠かれており、この部分に樹
脂等からなるボビン11aが嵌入されている。1aは磁
性体1と該ボビン11a間に介設された補助磁性体であ
る。この補助磁性体1aは磁性体1と同一素材で構成さ
れており、該磁性体1と相似形ないしは四角形状を有し
てなるものである。そして、この状態で、ボビン11a
に銅線が巻回され、巻線11が形成されている。補助磁
性体1aは、巻線11位置での磁気抵抗を低減させるこ
とにより、誘導電流を増大させるためのものである。な
お、磁性体2にはボビン12aと補助磁性体2aが、磁
性体3にはボビン13aと補助磁性体3aが、磁性体4
にはボビン14aと補助磁性体4aが、それぞれ同一形
状で設けられている。
側から所定寸法分だけ切り欠かれており、この部分に樹
脂等からなるボビン11aが嵌入されている。1aは磁
性体1と該ボビン11a間に介設された補助磁性体であ
る。この補助磁性体1aは磁性体1と同一素材で構成さ
れており、該磁性体1と相似形ないしは四角形状を有し
てなるものである。そして、この状態で、ボビン11a
に銅線が巻回され、巻線11が形成されている。補助磁
性体1aは、巻線11位置での磁気抵抗を低減させるこ
とにより、誘導電流を増大させるためのものである。な
お、磁性体2にはボビン12aと補助磁性体2aが、磁
性体3にはボビン13aと補助磁性体3aが、磁性体4
にはボビン14aと補助磁性体4aが、それぞれ同一形
状で設けられている。
【0017】表1は磁性体1〜4、補助磁性体1a〜4
a、基部20,21の各成分分析結果を示すものであ
る。
a、基部20,21の各成分分析結果を示すものであ
る。
【0018】
【表1】
【0019】磁性体1〜4、補助磁性体1a〜4aは、
例えばSUYP(JIS C 2504)の電磁軟鉄板
で、図6はこの磁気ヒステリシス特性曲線を示すもので
ある。すなわち、図6によれば、最大磁束密度Bmが1
4(KG:キロガウス)で、残留磁束密度Brは6.2
(KG)であり、Br/Bmは略0.4程度となってい
る。
例えばSUYP(JIS C 2504)の電磁軟鉄板
で、図6はこの磁気ヒステリシス特性曲線を示すもので
ある。すなわち、図6によれば、最大磁束密度Bmが1
4(KG:キロガウス)で、残留磁束密度Brは6.2
(KG)であり、Br/Bmは略0.4程度となってい
る。
【0020】図3は、回転軸22及び固定子の各磁性体
1〜4を支持する支持部材を示す斜視図で、図(a)は
その一端側の支持部材、図(b)は他方側で回転軸22
を貫通支持する支持部材である。
1〜4を支持する支持部材を示す斜視図で、図(a)は
その一端側の支持部材、図(b)は他方側で回転軸22
を貫通支持する支持部材である。
【0021】図(a)において、支持部材4は樹脂等か
らなり、円形状を有するとともに内側となる面の中央に
はステンレスなどの軸受40が嵌挿されている。また、
支持部材4の内側面の所定の半径上には円形突起部41
が形成され、前記固定子側の磁性体1〜4がその外周に
沿って等間隔で配設されるようになっている。この円形
突起部41の外周半径は前記固定子の磁極がわずかな隙
間を有して回転しうる寸法に設定されている。
らなり、円形状を有するとともに内側となる面の中央に
はステンレスなどの軸受40が嵌挿されている。また、
支持部材4の内側面の所定の半径上には円形突起部41
が形成され、前記固定子側の磁性体1〜4がその外周に
沿って等間隔で配設されるようになっている。この円形
突起部41の外周半径は前記固定子の磁極がわずかな隙
間を有して回転しうる寸法に設定されている。
【0022】42〜45は上記円形突起部41の外周位
置であって、それぞれ90°離間した位置に形成され
た、三角柱状の位置規制部材である。すなわち、各磁性
体1〜4の一端側がこの各位置規制部材間にそれぞれ配
置されることにより、磁性体1〜4の配置位置が固定さ
れることとなる。また、位置規制部材42は各磁性体に
巻回された巻線の、例えば直列接続された一端側が孔4
2aに通されて、電球(不図示)への配線のための外部
接続端子42bに接続されている。46は発電機のハウ
ジングに固定するためのビス穴である。
置であって、それぞれ90°離間した位置に形成され
た、三角柱状の位置規制部材である。すなわち、各磁性
体1〜4の一端側がこの各位置規制部材間にそれぞれ配
置されることにより、磁性体1〜4の配置位置が固定さ
れることとなる。また、位置規制部材42は各磁性体に
巻回された巻線の、例えば直列接続された一端側が孔4
2aに通されて、電球(不図示)への配線のための外部
接続端子42bに接続されている。46は発電機のハウ
ジングに固定するためのビス穴である。
【0023】図(b)において、支持部材5は樹脂等か
らなり、円形状を有するとともに、90°の位相位置毎
に逆曲率を有して円弧状に切り欠かれて(波形状になっ
て)相対的な突出部52〜55が形成されている。ま
た、支持部材5の内側となる面の中央には回転軸22が
遊嵌する孔50が穿設され、更にその周囲には上記円形
突起部41と等しい外周半径を備えた円形突起部51が
形成されている。
らなり、円形状を有するとともに、90°の位相位置毎
に逆曲率を有して円弧状に切り欠かれて(波形状になっ
て)相対的な突出部52〜55が形成されている。ま
た、支持部材5の内側となる面の中央には回転軸22が
遊嵌する孔50が穿設され、更にその周囲には上記円形
突起部41と等しい外周半径を備えた円形突起部51が
形成されている。
【0024】56〜59は上記円形突起部51の外周位
置であって、それぞれ90°離間した、上記位置規制部
材42〜45と同一位置関係を有して形成された三角柱
状の位置規制部材である。すなわち、各磁性体1〜4の
他端側がこの各位置規制部材間にそれぞれ配置されるこ
とにより、磁性体1〜4の配置位置が固定されることと
なる。
置であって、それぞれ90°離間した、上記位置規制部
材42〜45と同一位置関係を有して形成された三角柱
状の位置規制部材である。すなわち、各磁性体1〜4の
他端側がこの各位置規制部材間にそれぞれ配置されるこ
とにより、磁性体1〜4の配置位置が固定されることと
なる。
【0025】なお、不図示のハウジングはその内面が上
記支持部材5の形状に一致する波形状を有し、これによ
り該支持部材5のハウジングに対する回転規制が施され
ている。
記支持部材5の形状に一致する波形状を有し、これによ
り該支持部材5のハウジングに対する回転規制が施され
ている。
【0026】上記の構成において、次に発電動作につい
て、図4、図5を用いて説明する。なお、図4は固定子
と回転子とが組み込まれた状態の側断面図を示し、図5
はその軸方向断面で、図(a)は回転子が図4の状態に
あるとき、図(b)はそれから90°回転した状態を示
している。
て、図4、図5を用いて説明する。なお、図4は固定子
と回転子とが組み込まれた状態の側断面図を示し、図5
はその軸方向断面で、図(a)は回転子が図4の状態に
あるとき、図(b)はそれから90°回転した状態を示
している。
【0027】回転子が回転して磁石20a,21a及び
20b,21bが磁性体1及び3に対向するように進入
し、図4、すなわち図5(a)に示す位置に来るまで
は、磁性体1と3に着目してみると、このとき、磁石2
0a、磁性体1、磁石21a、基部21、磁石21b、
磁性体3、磁石20b、基部20という磁束の磁路6が
形成されている。そして、この間は磁石と磁性体1,3
との対向面積が増加、すなわち磁束数が増大する方向に
あるから、磁性体1と3に巻回された巻線11、13に
はプラス方向の電流が誘導される。一方、同様にこの間
は磁性体4と2についてみると、磁石が退却しているか
ら、磁性体4、2に巻回されている巻線14、12には
マイナス方向の電流が誘導されることとなる。そこで、
各巻線の極性を交互に逆向きに接続しておけば、誘導電
流を全て同方向にして重畳することができる。また、従
来技術のように回転軸22や円筒部材23部分で磁路の
一部を構成せず、巻線11乃至14が巻回された磁性体
1乃至4のみで磁路を構成したので、磁路長の短縮によ
り磁気抵抗を低減でき、その分、発電効率がアップす
る。
20b,21bが磁性体1及び3に対向するように進入
し、図4、すなわち図5(a)に示す位置に来るまで
は、磁性体1と3に着目してみると、このとき、磁石2
0a、磁性体1、磁石21a、基部21、磁石21b、
磁性体3、磁石20b、基部20という磁束の磁路6が
形成されている。そして、この間は磁石と磁性体1,3
との対向面積が増加、すなわち磁束数が増大する方向に
あるから、磁性体1と3に巻回された巻線11、13に
はプラス方向の電流が誘導される。一方、同様にこの間
は磁性体4と2についてみると、磁石が退却しているか
ら、磁性体4、2に巻回されている巻線14、12には
マイナス方向の電流が誘導されることとなる。そこで、
各巻線の極性を交互に逆向きに接続しておけば、誘導電
流を全て同方向にして重畳することができる。また、従
来技術のように回転軸22や円筒部材23部分で磁路の
一部を構成せず、巻線11乃至14が巻回された磁性体
1乃至4のみで磁路を構成したので、磁路長の短縮によ
り磁気抵抗を低減でき、その分、発電効率がアップす
る。
【0028】更に、回転軸22が回転して図5(b)に
示す状態になるまでは、磁性体4、2に生じる磁束が増
大しているから、前記とは逆に磁性体4と2にプラス方
向の電流が誘起され、一方、磁性体1と3にはマイナス
方向の電流が誘導されることとなり、これらの電流が同
一方向に重畳されて、不図示の電球に供給される。そし
て、かかる誘導電流波形は回転子の1回転当たり2パル
ス発生されることとなる。また、電磁誘導を利用した発
電なので、逆起電力の影響もなく、低トルクが実現でき
る。
示す状態になるまでは、磁性体4、2に生じる磁束が増
大しているから、前記とは逆に磁性体4と2にプラス方
向の電流が誘起され、一方、磁性体1と3にはマイナス
方向の電流が誘導されることとなり、これらの電流が同
一方向に重畳されて、不図示の電球に供給される。そし
て、かかる誘導電流波形は回転子の1回転当たり2パル
ス発生されることとなる。また、電磁誘導を利用した発
電なので、逆起電力の影響もなく、低トルクが実現でき
る。
【0029】下記の表2は、本実施例にかかる発電機と
市販の自転車発電機との起電力性能を比較したものであ
る。
市販の自転車発電機との起電力性能を比較したものであ
る。
【0030】
【表2】
【0031】なお、資料1〜4は各磁石として1100
ガウスのものを使用し、資料5,6は磁石として700
〜750ガウスのものを使用している。
ガウスのものを使用し、資料5,6は磁石として700
〜750ガウスのものを使用している。
【0032】この表2から分かるように、自転車での通
常回転数3000rpmにおいて比較してみると、市販
品1,2では2.1〜2.7(W:ワット)であるのに
対し、資料1〜4では3(W)という好適な値が得ら
れ、資料5,6では2.6〜2.7(W)が得られてい
る。また、回転数の上昇に対する起電力を比較してみる
と、回転数5000〜6000rpmでは、資料1〜6
が殆ど4(W)を越えるのに対して、市販品ではいずれ
も4(W)を越えていない。
常回転数3000rpmにおいて比較してみると、市販
品1,2では2.1〜2.7(W:ワット)であるのに
対し、資料1〜4では3(W)という好適な値が得ら
れ、資料5,6では2.6〜2.7(W)が得られてい
る。また、回転数の上昇に対する起電力を比較してみる
と、回転数5000〜6000rpmでは、資料1〜6
が殆ど4(W)を越えるのに対して、市販品ではいずれ
も4(W)を越えていない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定子及び回転子を簡易な構成にするとともに、磁極を
複数個設け、かつ磁極間に巻線を配置したので、大きな
起電力を得ながら径方向寸法を小さくでき、特に自転車
用の発電機のように小型軽量かつ耐震、耐久性が要求さ
れるものに用いて極めて好適となる。
固定子及び回転子を簡易な構成にするとともに、磁極を
複数個設け、かつ磁極間に巻線を配置したので、大きな
起電力を得ながら径方向寸法を小さくでき、特に自転車
用の発電機のように小型軽量かつ耐震、耐久性が要求さ
れるものに用いて極めて好適となる。
【0034】また、補助磁性体を巻線位置に嵌入したの
で、磁束数を増大でき、その分磁束数の変動数が大きく
取れて、起電力の増大を図ることができる。
で、磁束数を増大でき、その分磁束数の変動数が大きく
取れて、起電力の増大を図ることができる。
【図1】本発明に係る発電機の概略構成図を示し、図
(a)は固定子、図(b)は回転子である。
(a)は固定子、図(b)は回転子である。
【図2】固定子側を構成する磁性体の詳細構造を示す図
である。
である。
【図3】回転軸22及び固定子の各磁性体11〜14を
支持する支持部材を示す斜視図で、図(a)はその一端
側の支持部材、図(b)は他方側で回転軸22を貫通支
持する支持部材である。
支持する支持部材を示す斜視図で、図(a)はその一端
側の支持部材、図(b)は他方側で回転軸22を貫通支
持する支持部材である。
【図4】固定子と回転子とが組み込まれた状態の側断面
図を示している。
図を示している。
【図5】軸方向断面で、図(a)は回転子が図4の状態
にあるとき、図(b)はそれから90°回転した状態を
示している。
にあるとき、図(b)はそれから90°回転した状態を
示している。
【図6】磁性体、補助磁性体の磁気ヒステリシス特性曲
線を示す図である。
線を示す図である。
1〜4 磁性体 11〜14 巻線 1a〜4a 補助磁性体 11a〜14a ボビン 20,21 基部 20a〜21b 磁石 22 回転軸 23 円筒部材 24 回転力作用部材 4,5 支持部材 6 磁路
Claims (2)
- 【請求項1】 円周上に同角で等間隔に連接配置された
4個の磁性体から成る固定子と、該磁性体と同角で間飛
び設置された磁石を円周上において互いに異極性の向き
に位置せしめた第1の磁極と、該第1の磁極と同角位置
でかつ軸方向に所定間隔を隔てて磁石を第1の磁極とは
逆極性にて位置せしめた第2の磁極とを有する回転子
と、該回転子の回転により磁束密度を増減する上記磁性
体の部分であって、上記第1、第2の磁極間となる位置
に該磁束と鎖交する如く巻回された巻線と、上記回転子
を回転支持する非磁性体から成る回転軸とを設けてなる
ことを特徴とする磁気制御同性磁極誘導発電機。 - 【請求項2】 前記固定子は、磁性体と前記ソレノイド
発電捲線間に補助磁性体を介設してなることを特徴とす
る請求項1記載の磁気制御同性磁極誘導発電機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33509391A JPH05168205A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 磁気制御同性磁極誘導発電機 |
| CN 92113643 CN1073555A (zh) | 1991-12-18 | 1992-12-01 | 磁控制同性磁极感应发电机 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33509391A JPH05168205A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 磁気制御同性磁極誘導発電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05168205A true JPH05168205A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18284694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33509391A Pending JPH05168205A (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 磁気制御同性磁極誘導発電機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05168205A (ja) |
| CN (1) | CN1073555A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014138601A1 (en) * | 2013-03-07 | 2014-09-12 | MANDES, Robert, T | Dc homopolar generator with drum wound air coil cage and radial flux focusing |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102128586B (zh) * | 2010-12-16 | 2012-12-26 | 中国航空工业集团公司金城南京机电液压工程研究中心 | 一种角位移传感器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0365040A (ja) * | 1989-08-02 | 1991-03-20 | Technical Asoshieeto:Kk | 同性磁極誘導発電機 |
| JPH03212145A (ja) * | 1990-01-16 | 1991-09-17 | Secoh Giken Inc | 電磁回転機 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP33509391A patent/JPH05168205A/ja active Pending
-
1992
- 1992-12-01 CN CN 92113643 patent/CN1073555A/zh active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0365040A (ja) * | 1989-08-02 | 1991-03-20 | Technical Asoshieeto:Kk | 同性磁極誘導発電機 |
| JPH03212145A (ja) * | 1990-01-16 | 1991-09-17 | Secoh Giken Inc | 電磁回転機 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014138601A1 (en) * | 2013-03-07 | 2014-09-12 | MANDES, Robert, T | Dc homopolar generator with drum wound air coil cage and radial flux focusing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1073555A (zh) | 1993-06-23 |
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