JPH05168497A - エステル分解酵素又は蛋白分解酵素の測定用試薬 - Google Patents

エステル分解酵素又は蛋白分解酵素の測定用試薬

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JPH05168497A
JPH05168497A JP35700191A JP35700191A JPH05168497A JP H05168497 A JPH05168497 A JP H05168497A JP 35700191 A JP35700191 A JP 35700191A JP 35700191 A JP35700191 A JP 35700191A JP H05168497 A JPH05168497 A JP H05168497A
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JP
Japan
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alanyloxy
reagent
esterase
protease
test piece
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JP35700191A
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English (en)
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Masaaki Taniguchi
口 雅 亮 谷
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Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
Original Assignee
Wako Pure Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、エステル分解酵素又は蛋白分解酵素
の作用により開裂した際に検知可能な応答を生じるエス
テル化合物である基質と、反応促進剤として一般式
[1] 【化1】 [式中、Rは少なくとも1つのハロゲン原子で置換され
た炭化水素基(直鎖状、分枝状、環状の何れでもよ
い。)を表す。]で示される化合物を含んで成ることを
特徴とするエステル分解酵素又は蛋白分解酵素の測定用
試薬、及び該測定用試薬を吸収性担体、又はフィルム上
に保持させて成ることを特徴とする白血球検出用試験片
の発明である。 【効果】本発明に係る測定用試薬を担体に保持させて成
る試験片を用いることにより白血球の検出を迅速且つ高
感度に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば白血球エステラ
ーゼ、白血球プロテアーゼ等のエステル分解酵素又は蛋
白分解酵素の測定用試薬に関する。
【0002】
【発明の背景】尿中白血球の検出は尿路感染症や腎疾患
の診断の指標となり、従来尿沈渣鏡検法が広く用いられ
てきたが、この方法は手間及び時間がかかり熟練者を必
要とするという問題点があった。これに対し近年、白血
球中のエステラ−ゼ(プロテア−ゼ)活性を利用した簡
便な白血球検出用試験片が見い出されており、一部実用
に供されている。この方法には基質として用いたエステ
ル化合物を白血球エステラ−ゼにより加水分解させてア
ルコ−ル(フェノ−ル)成分を生じさせ、これを直接呈
色させる方法や、ジアゾニウム塩を共存させ、酵素反応
によって生じたアルコ−ル(フェノ−ル)成分がジアゾ
ニウム塩とカップリングして呈色する反応を利用する方
法等があり、基質として用いるエステル化合物として
は、前者の方法の場合にはスルホンフタレインエステル
類(特開昭55−2992号公報)、アゾ染料エステル
類(特公昭61−42749号公報)等があり、後者の
方法の場合にはフェノキシ−アミノ酸エステル類(特公
昭61−45982号公報)、インドキシルエステル類
(特公平2−43480号公報)、フェニルピロキシル
エステル類(特公昭62−41710号公報)等が知ら
れている。
【0003】しかしながら、これらの基質を用いた方法
は何れも反応に長時間を要し、検出感度が低いという欠
点があった。この欠点を克服するためにエステラ−ゼ
(プロテア−ゼ)の反応促進剤を添加することにより反
応速度を向上させる試みも種々なされているが、未だに
充分な感度が得られるには至っていない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記した如き状況に鑑みなさ
れたもので、より高感度でより迅速な白血球の検出を可
能にするエステル分解酵素又は蛋白分解酵素の測定用試
薬を提供することを目的とするものである。
【0005】
【発明の構成】本発明は、エステル分解酵素又は蛋白分
解酵素の作用により開裂した際に検知可能な応答を生じ
るエステル化合物である基質と、反応促進剤として一般
式[1]
【化3】 [式中、Rは少なくとも1つのハロゲン原子で置換され
た炭化水素基(直鎖状、分枝状、環状の何れでもよ
い。)を表わす。]で示される化合物を含んで成ること
を特徴とするエステル分解酵素又は蛋白分解酵素の測定
用試薬の発明である。また、本発明は、前記の基質と反
応促進剤とを含んで成る試薬組成物を、吸収性担体、又
はフィルム上に保持させて成ることを特徴とする白血球
検出用試験片の発明である。本発明者らは、上記目的を
達成すべく鋭意研究を重ねた結果、少なくとも1つのハ
ロゲン原子で置換されたアルコ−ル類がエステル分解酵
素又は蛋白分解酵素の反応促進剤として有効であること
を見い出し、本発明に到達した。
【0006】本発明に係る一般式[1]で示される化合
物に於て、Rで示される少なくとも1つのハロゲン原子
で置換された炭化水素基の炭素数としては、特に限定さ
れないが、6個以上が好ましく、また、ハロゲン原子の
置換部位は特定されない。その具体例としては、例えば
6-クロロ-1-ヘキサノ−ル、6-ブロモ-1-ヘキサノ−ル、
2-クロロシクロヘキサノ−ル、2-ブロモシクロヘキサノ
−ル、4-ブロモシクロヘキサノ−ル、1-クロロ-2-ヘプ
タノ−ル、7-クロロ-1-ヘプタノ−ル、8-ブロモ-1-オク
タノ−ル、11-ブロモ-1-ウンデカノ−ル、12-ブロモ-1-
ドデカノ−ル、2-クロロシクロヘキサノール等を挙げる
ことができる。これらは何れも公知化合物であり、市販
されているので、容易に入手することができるが、これ
以外の化合物でも勿論構わない。
【0007】本発明に係る基質は、エステル分解酵素又
は蛋白分解酵素により開裂した際に検知可能な応答を生
じるものであれば何れにてもよく、利用される応答反応
としては、蛍光反応、又は呈色反応等が挙げられる。例
えば呈色反応を利用して測定を行う場合、用いられる基
質としては、例えば3-[N-(p-トルエンスルホニル)-L
-アラニルオキシ]インド−ル、3-[N-(トルエン-4'-ス
ルホニル)-L-アラニルオキシ]-インドール、3-[N-(ジ
フェニルカルバモイル)-L-アラニルオキシ]-インドー
ル、3-[N-アセチル-L-アラニルオキシ]インドール、3
-[N-ホルミル-L-アラニルオキシ]-インドール、3-[N
-(ベンジルオキシカルボニル)-L-アラニルオキシ]-イ
ンドール、3-[N-(ベンゾイル)-D,L-アラニルオキシ]
-インドール、3-[N-(5',5'-ジメチル-3'-オキソ-シク
ロヘキセン-1'-イル)-L-アラニルオキシ]-インドー
ル、3-[N-(2'-ニトロベンゼン-スルフェニル)-L-アラ
ニルオキシ]-インドール、3-[N-(p-トルエンスルホニ
ル)-L-アラニルオキシ]-5-フェニルピロ−ル、3-(N-
アセチル-L-アラニルオキシ)-5-フェニルピロール、1-
[N-(p-トルエンスルホニル)-L-アラニルオキシ]ナフ
タリン、3-[N-(p-トルエンスルホニル)-L-アラニル
オキシ]-1-メトキシナフタリン、チアゾール-2-アゾ-4'
-[1'-(N-ベンジルオキシカルボニル-L-アラニルオキ
シ)-5'-メトキシナフタリン]、チアゾール-2-アゾ-1'-
[2'-(N-ベンジルオキシカルボニル-L-アラニルオキ
シ)ナフタリン]、チアゾ−ル-2-アゾ-4'[1'-(N-ベンジ
ルオキシカルボニル-L-アラニルオキシ)-ナフタリン]、
2-メトキシ-4-ニトロ-ベンゼン-アゾ-4'-[1'-(N-ベン
ジルオキシカルボニル-L-アラニルオキシ)ナフタリ
ン]、6-メトキシ-ベンゾチアゾール-2-アゾ-2'-[1'(N-
ベンジルオキシカルボニル-L-アラニルオキシ)-ナフタ
リン]、2,5-ジメトキシ-ベンゼン-アゾ-4'-[1'-(N-ベ
ンジルオキシカルボニル-L-アラニルオキシ)-ナフタリ
ン]、2,4-ジニトロ-ベンゼン-アゾ-4'-[1'-(N-ベンジ
ルオキシカルボニル-L-アラニルオキシ)-ベンゼン]、1
-[N-(p-トルエンスルホニル)-L-アラニルオキシ]-3-
メトキシベンゼン、ジ-アセチル-3',3"-ジブロム-5',5"
-ジクロル-フェノールスルホンフタレイン、ジ-アセチ
ル-3',5',3",5"-テトラブロム-フェニルスルホンフタレ
イン、ジ-アセチル-4,5,6,7,3',5',3",5"-オクタブロム
-フェノールスルホンフタレイン、ジ-(N-ベンジルカル
ボニル-L-アラニル)-3',5',3",5 "-テトラブロム-フェ
ノールスルホンフタレイン、ジ-(N-ベンジルオキシカ
ルボニル-L-フェニルアラニル)-3',5',3",5"-テトラブ
ロム-フェノールスルホンフタレイン、3-[N-(p-トシ
ルアラニルオキシ)-4-ニトロベンゼン等を挙げることが
できるがこれらに限定されない。
【0008】本発明に係る測定用試薬は、生体試料、特
に尿中のエステル分解酵素又は蛋白分解酵素、特に白血
球中に存在するエステラーゼ又はプロテアーゼの測定に
最適であり、これを用いることにより尿中の白血球を迅
速且つ高感度に検出することができる。本発明に係る測
定用試薬は、液状試薬としても勿論使用可能であるが、
特に試験片として使用する場合が最も有利である。
【0009】本発明に係る一般式[1]で示される反応
促進剤化合物の測定用試薬中の濃度は、反応即進効果が
認められ、且つ目的とする酵素活性の測定に支障のない
量であれば特に限定することなく挙げられるが、例えば
試験片の形で用いる場合、吸収性担体に保持させるため
に用いられる含浸液中の濃度としては、通常0.1〜1
0%(W/V)程度が好ましく挙げられる。本発明に係
る基質の反応液中の濃度は、目的とする酵素活性を検出
し得る量であれば特に限定することなく挙げられるが、
例えば試験片の形で用いる場合、吸収性担体に保持させ
るために用いられる含浸液中の濃度としては、通常0.
1〜10mM程度が好ましく挙げられる。
【0010】これらの基質の中には、エステラ−ゼによ
り加水分解されて生じるアルコ−ル(フェノ−ル)成分
が自己酸化縮合することにより呈色するものもあるが、
ジアゾニウム塩を反応系に加えれば、反応時間が短縮さ
れ、呈色感度が高くなるのでより好ましい。加えるジア
ゾニウム塩としては、例えば尿中白血球の検出に於ては
他の尿中成分の影響を受けにくいものが好ましく、例え
ば2-メトキシ-4-モルホリノベンゼンジアゾニウム-テト
ラクロロジンケ−ト、1-ジアゾ-2-ナフト−ル-4-スルホ
ン酸ナトリウム、4-ジメチルアミノベンゼンジアゾニウ
ム-テトラフルオロボレ−ト、2,4-ジメトキシベンゼン
ジアゾニウム-テトラフルオロボレ−ト、4-メトキシベ
ンゼンジアゾニウム-テトラフルオロボレ−ト等を挙げ
ることができる。またその使用濃度は特に限定されない
が、例えば試験片の形で用いる場合、吸収性担体に保持
させるために用いられる含浸液中の濃度としては、通常
0.1〜10mM程度が好ましく挙げられる。
【0011】本発明に係るエステル分解酵素又は蛋白分
解酵素の測定用試薬中には一般式[1]で示される反応
促進剤とエステル化合物である基質以外に、pHを6〜
10に保持し得る緩衝剤と、また必要に応じ前記した如
きジアゾニウム塩、更に要すれば安定化剤、湿潤剤等の
試薬類が含まれていても良く、その使用量、使用濃度等
は、通常この分野で使用される使用量、濃度範囲等から
適宜選択すれば足りる。
【0012】本発明で用いられる緩衝剤の種類として
は、pHを6〜10、好ましくは7〜9に保ち、検知可
能な応答反応を阻害しないものであれば何れのものでも
よく、例えばホウ酸塩緩衝剤、リン酸塩緩衝剤、トリス
(ヒドロキシメチル)アミノメタン緩衝剤、バルビツ−
ル酸塩緩衝剤等を挙げることができるが、勿論これらに
限定されるものではない。また、これら緩衝剤の測定用
試薬中の使用濃度としては、pHを6〜10、好ましく
は7〜9に保持し得る量であれば特に限定されることな
く挙げられるが、例えば本発明に係る測定用試薬を吸収
性担体に保持させるために用いられる緩衝液中の濃度と
しては、通常0.1〜1Mが好ましく挙げられる。
【0013】また、安定化剤としては、例えばリン酸ト
リモルホリド等、湿潤剤としては、例えば、ポリビニル
ピロリドン、ポリエチレングリコ−ル、ラウリルピリジ
ニウムクロリド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
−テル等を挙げることができるが勿論これらに限定され
るものではない。
【0014】本発明に係る白血球検出用試験片は、一般
式[1]で示される化合物と基質、及び緩衝剤と、ジア
ゾニウム塩、更に要すれば通常ドライケミストリーの分
野で用いられる例えば安定化剤、湿潤剤等の試薬類を含
んで成る試薬組成物を常法により吸収性担体に含浸、乾
燥させることにより保持させるか、或は該試薬組成物を
常法に従いフィルム上に塗布又はコーティングして保持
させることにより容易に調製し得る。本発明の調製方法
を、吸収性担体を用いる場合を例にとり、より具体的に
示すと以下の如くになる。
【0015】即ち、一般式[1]で示される化合物、基
質、pH6〜10、好ましくは7〜9に保持し得る緩衝
剤及びジアゾニウム塩、更に要すれば安定化剤、湿潤剤
等の必要な試薬類を、水或はメタノール,エタノール等
のアルコール、アセトン,ジメチルホルムアミド(DM
F)等の極性溶媒、若しくはこれら極性溶媒と水との混
合溶媒中に適宜組み合わせて溶解して、1種又は2種以
上の含浸液を調製し、適当な吸収性担体を該含浸液中に
1乃至数回浸漬、乾燥した後、必要に応じて適宜所定の
大きさに切断すれば、本発明の試験片を得ることができ
る。このようにして得られた試験片はそのまま使用して
も良いし、例えばポリ塩化ビニル,ポリスチレン等のフ
ィルム片等の支持体の一端に接着して使用しても良い。
【0016】本発明の試験片を調製するために使用され
る吸収性担体やフィルムとしては、ドライケミストリー
の分野で通常用いられているものであれば特に限定され
ることなく挙げられるが、吸収性担体としては例えば濾
紙、不織布、ガラス繊維等が好ましく挙げられ、フィル
ムとしては厚さ300μm前後のポリスチレンシート等
が好ましく挙げられる。
【0017】本発明の試験片をフィルムを用いて調製す
る際、必要な試薬を保持した薄膜を形成するためには、
適当な膜形成剤を用いることが必要となる。これらの膜
形成剤としては、通常ドライケミストリーの分野で用い
られているものであれば特に限定されることなく挙げら
れるが、例えばポリビニルアルコール樹脂,ポリビニル
ピロリドン樹脂,ポリアクリルアミド樹脂,ポリエチレ
ンオキサイド樹脂,若しくはポリ酢酸ビニル樹脂等の水
溶性合成樹脂、メチルセルロース,ヒドロキシエチルセ
ルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース若しくはカルボキシメチルセ
ルロース等の水溶性セルロース誘導体、デンプン,多糖
類,ゼラチン,カゼイン,アラビアゴム,若しくはアル
ギン酸ナトリウム等の天然高分子等が挙げられる。
【0018】尚、本発明に係る測定用試薬は、これを試
験片に保持させて使用する以外にも、例えばこれを直接
検体中に添加溶解して測定に供するとか、該測定用試薬
を含有する溶液中に検体を添加して測定を行う等も可能
なので、このようにして測定を実施してもよい。以下
に、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発
明はこれらによって何等限定されるものでない。
【0019】
【実施例】
実施例1 [試験片の調製]濾紙を下記の溶液1に浸漬し、乾燥し
た後、溶液2に浸漬し、乾燥して試験片を作製した。 (含浸液1) ホウ酸 2.47g 塩化ナトリウム 1.46g 水酸化ナトリウム 0.357g ポリビニルピロリドン K−30(和光純薬工業(株)製) 2.0g 蒸留水 全量100ml(pH8.0) (含浸液2)下記化合物を表1記載の各促進剤のメタノ
−ル溶液(1%(w/v))100mlに溶解させたもの
を含浸液2とした。尚、比較のため促進剤無添加のもの
も調製、使用した。 1-[N-(p-トルエンスルホニル)-L-アラニルオキシ]ナフタリン 74.0mg 2,4-ジメトキシベンゼンジアゾニウム-テトラフルオロボレ−ト 50.3mg [操作法及び結果]上記各試験片をヒト全血より単離し
た白血球画分を添加した生理食塩水に浸漬後直ちに引き
上げ、10分後にプレテスターRM−405(和光純薬
工業(株)製)を用い、測定波長565nm(参照波長
760nm)に於ける反射率を測定した。結果を表1に
示す。
【表1】
【0020】実施例2 [試験片の調製]実施例1と同様にして下記の溶液を用
い試験片を作製した。 (含浸液1)実施例1の溶液1と同じ (含浸液2)下記化合物を表2記載の各促進剤のメタノ
−ル溶液(1%(w/v))100mlに溶解させたもの
を含浸液2とした。尚、比較のため促進剤無添加のもの
も調製、使用した。 3-[N-(p-トルエンスルホニル)-L-アラニルオキシ]インド−ル 98.5mg [測定及び結果]上記各試験片をヒト全血より単離した
白血球画分を添加した尿に浸漬後直ちに引き上げ、10
分後にプレテスターRM−405を用い、測定波長63
5nmに於ける反射率を測定した。結果を表2に示す。
【表2】
【0021】実施例3 [試験片の調製]実施例1と同様にして下記の溶液を用
い試験片を作製した。 (含浸液1)実施例1の溶液1と同じ (含浸液2)下記化合物を表3記載の各促進剤のメタノ
−ル溶液(1〜5%(w/v))100mlに溶解させた
ものを含浸液2とした。尚、比較のため、反応促進剤無
添加のものも調製、使用した。 3-[N-(p-トルエンスルホニル)-L-アラニルオキシ]インド−ル 98.5mg 2-メトキシ-4-モルホリノベンゼンジアゾニウム-テトラクロロジンケ−ト 64.8mg [測定及び結果]上記各試験片をヒト全血より単離した
白血球画分を添加した尿に浸漬後直ちに引き上げ、2分
後にプレテスターRM−405を用い、測定波長565
nm(参照波長760nm)に於ける反射率を測定し
た。結果を表3に示す。
【表3】 表1〜表3から明らかなように、本発明に係る各種促進
剤を用いた本発明の試験片は何れも促進剤を含有しない
ものに比べ呈色感度の顕著な向上が見られた。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明は例えば白血球
エステラーゼ,白血球プロテアーゼ等のエステル分解酵
素又は蛋白分解酵素の測定用試薬を提供するものであ
り、本発明に係る測定用試薬を担体に保持させて成る試
験片を用いることにより白血球の検出を迅速且つ高感度
に行うことができる点に顕著な効果を奏する発明であ
り、斯業に貢献するところ極めて大なる発明である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明に係る一般式[1]で示される化合
物に於て、Rで示される少なくとも1つのハロゲン原子
で置換された炭化水素基の炭素数としては、特に限定さ
れないが、6個以上が好ましく、また、ハロゲン原子の
置換部位は特定されない。その具体例としては、例えば
6-クロロ-1-ヘキサノ−ル、6-ブロモ-1-ヘキサノ−ル、
2-クロロシクロヘキサノ−ル、2-ブロモシクロヘキサノ
−ル、4-ブロモシクロヘキサノ−ル、1-クロロ-2-ヘプ
タノ−ル、7-クロロ-1-ヘプタノ−ル、8-ブロモ-1-オク
タノ−ル、11-ブロモ-1-ウンデカノ−ル、12-ブロモ-1-
ドデカノ−ル等を挙げることができる。これらは何れも
公知化合 物であり、市販されているので、容易に入手
することができるが、これ以外の化合物でも勿論構わな
い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明に係る基質は、エステル分解酵素又
は蛋白分解酵素により開裂した際に検知可能な応答を生
じるものであれば何れにてもよく、利用される応答反応
としては、蛍光反応、又は呈色反応等が挙げられる。例
えば呈色反応を利用して測定を行う場合、用いられる基
質としては、例えば3-[N-(p-トルエンスルホニル)-L
-アラニルオキシ]インド−ル、3-[N-(ジフェニルカル
バモイル)-L-アラニルオキシ]-インドール、3-[N-ア
セチル-L-アラニルオキシ]インドール、3-[N-ホルミ
ル-L-アラニルオキシ]-インドール、3-[N-(ベンジル
オキシカルボニル)-L-アラニ ルオキシ]-インドール、
3-[N-(ベンゾイル)-D,L-アラニルオキシ]-インドー
ル、3-[N-(5',5'-ジメチル-3'-オキソ-シクロヘキセン
-1'-イル)-L-アラニル オキシ]-インドール、3-[N-
(2'-ニトロベンゼン-スルフェニル)-L-アラニルオキ
シ]-インドール、3-[N-(p-トルエンスルホニル)-L-
アラニルオキシ]-5-フ ェニルピロ−ル、3-(N-アセチ
ル-L-アラニルオキシ)-5-フェニルピロール、1-[N-
(p-トルエンスルホニル)-L-アラニルオキシ]ナフタリ
ン、3-[N-(p-トルエンスルホニル)-L-アラニルオキ
シ]-1-メトキシナフタリン、チアゾール-2-アゾ-4'-[1'
-(N-ベンジルオキシカルボニル-L-アラニルオキシ)-
5'-メトキシナ フタリン]、チアゾール-2-アゾ-1'-[2'-
(N-ベンジルオキシカルボニル-L-アラニルオキシ)ナ
フタリン]、チアゾ−ル-2-アゾ-4'[1'-(N-ベンジルオキ
シカルボ ニル-L-アラニルオキシ)-ナフタリン]、2-メ
トキシ-4-ニトロ-ベンゼン-アゾ-4'-[1'-(N-ベンジル
オキシカルボニル-L-アラニルオキシ)ナフタリン]、6-
メト キシ-ベンゾチアゾール-2-アゾ-2'-[1'(N-ベンジ
ルオキシカルボニル-L-アラ ニルオキシ)-ナフタリ
ン]、2,5-ジメトキシ-ベンゼン-アゾ-4'-[1'-(N-ベン
ジ ルオキシカルボニル-L-アラニルオキシ)-ナフタリ
ン]、2,4-ジニトロ-ベンゼン-アゾ-4'-[1'-(N-ベンジ
ルオキシカルボニル-L-アラニルオキシ)-ベンゼン]、1
-[N-(p-トルエンスルホニル)-L-アラニルオキシ]-3-
メトキシベンゼン、ジ-アセチル-3',3"-ジブロム-5',5"
-ジクロル-フェノールスルホンフタレイン、ジ-アセチ
ル-3',5',3",5"-テトラブロム-フェノ−ルスルホンフタ
レイン、ジ-アセチ ル-4,5,6,7,3',5',3",5"-オクタブ
ロム-フェノールスルホンフタレイン、ジ-(N-ベンジル
オキシカルボニル-L-アラニル)-3',5',3",5"-テトラブ
ロム-フェノールス ルホンフタレイン、ジ-(N-ベンジ
ルオキシカルボニル-L-フェニルアラニル)-3',5',3",
5"-テトラブロム-フェノールスルホンフタレイン、3-
[N-(p-トシルアラニルオキシ)-4-ニトロベンゼン等を
挙げることができるがこれらに限定されない。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エステル分解酵素又は蛋白分解酵素の作用
    により開裂した際に検知可能な応答を生じるエステル化
    合物である基質と、反応促進剤として一般式[1] 【化1】 [式中、Rは少なくとも1つのハロゲン原子で置換され
    た炭化水素基(直鎖状、分枝状、環状の何れでもよ
    い。)を表わす。]で示される化合物とを含んで成るこ
    とを特徴とするエステル分解酵素又は蛋白分解酵素の測
    定用試薬。
  2. 【請求項2】ハロゲン原子が、塩素原子又は/及び臭素
    原子である、請求項1に記載の測定用試薬。
  3. 【請求項3】検知可能な応答が、呈色反応である、請求
    項1又は2に記載の測定用試薬。
  4. 【請求項4】エステル分解酵素又は蛋白分解酵素が白血
    球エステラーゼ又は白血球プロテアーゼである請求項1
    〜3の何れかに記載の測定用試薬。
  5. 【請求項5】エステル分解酵素又は蛋白分解酵素の作用
    により開裂した際に検知可能な応答を生じるエステル化
    合物である基質と、反応促進剤として一般式[1] 【化2】 [式中、Rは少なくとも1つのハロゲン原子で置換され
    た炭化水素基(直鎖状、分枝状、環状の何れでもよ
    い。)を表わす。]で示される化合物とを含んで成る試
    薬組成物を、吸収性担体、又はフィルム上に保持させて
    成ることを特徴とする白血球検出用試験片。
  6. 【請求項6】ハロゲン原子が、塩素原子及び/又は臭素
    原子である、請求項5に記載の試験片。
  7. 【請求項7】検知可能な応答が、呈色反応である、請求
    項5又は6に記載の試験片。
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