JPH0516977A - 断熱容器 - Google Patents
断熱容器Info
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- JPH0516977A JPH0516977A JP31303991A JP31303991A JPH0516977A JP H0516977 A JPH0516977 A JP H0516977A JP 31303991 A JP31303991 A JP 31303991A JP 31303991 A JP31303991 A JP 31303991A JP H0516977 A JPH0516977 A JP H0516977A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- outer cylinder
- container body
- heat
- heat insulating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 断熱性に優れると共に焼却処分が容易な断熱
容器を提供する。 【構成】 フィラー入り樹脂の成形品からなるカップ状
の容器本体2と、板紙からなる外筒3により断熱容器1
を形成する。容器本体2における胴部4の上部に周状に
膨出部5を形成し、外筒3の上端を膨出部5外周に接着
すると共に下端を胴部4の下部に接着することにより、
胴部4と外筒3との間に空間Aを形成せしめた状態と
し、この空間により断熱作用を行わせる。
容器を提供する。 【構成】 フィラー入り樹脂の成形品からなるカップ状
の容器本体2と、板紙からなる外筒3により断熱容器1
を形成する。容器本体2における胴部4の上部に周状に
膨出部5を形成し、外筒3の上端を膨出部5外周に接着
すると共に下端を胴部4の下部に接着することにより、
胴部4と外筒3との間に空間Aを形成せしめた状態と
し、この空間により断熱作用を行わせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として即席食品の容
器として用いられる断熱容器に関するものである。
器として用いられる断熱容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インスタントラーメンの如き熱湯
を注ぐだけで食用に供せられる即席食品の容器として、
製作が容易でかつ安価であると共に断熱性に優れている
ことから、発泡ポリスチレン製の容器が一般に広く使用
されている。また、ごく僅かではあるが、紙カップ式の
容器やフィラー入りのポリプロピレンからなる容器も使
用されている。
を注ぐだけで食用に供せられる即席食品の容器として、
製作が容易でかつ安価であると共に断熱性に優れている
ことから、発泡ポリスチレン製の容器が一般に広く使用
されている。また、ごく僅かではあるが、紙カップ式の
容器やフィラー入りのポリプロピレンからなる容器も使
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた発
泡ポリスチレン製の容器は、前記したような利点を有し
てはいるものの、燃焼時に有毒ガスを発生するので、廃
棄処理が困難であるという問題点があった。したがっ
て、最近では環境衛生上の観点からその使用を控える傾
向にある。また、紙カップ式の容器やフィラー入りのポ
リプロピレンからなる容器は、発泡ポリスチレン製の容
器とは違って焼却による廃棄処理が容易ではあるもの
の、断熱効果が充分でないという問題点があった。
泡ポリスチレン製の容器は、前記したような利点を有し
てはいるものの、燃焼時に有毒ガスを発生するので、廃
棄処理が困難であるという問題点があった。したがっ
て、最近では環境衛生上の観点からその使用を控える傾
向にある。また、紙カップ式の容器やフィラー入りのポ
リプロピレンからなる容器は、発泡ポリスチレン製の容
器とは違って焼却による廃棄処理が容易ではあるもの
の、断熱効果が充分でないという問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みなさ
れたものであり、その目的とするところは、断熱効果に
優れると共に焼却処分が容易な断熱容器を提供すること
にある。
れたものであり、その目的とするところは、断熱効果に
優れると共に焼却処分が容易な断熱容器を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の断熱容器は、フィラー入り樹脂の成形品
で容器本体を形成すると共にこの容器本体の外側に板紙
製の外筒を取り付けて二重容器の形態とし、断熱効果を
高めたり取付け方を容易とするためにそれらの形状に種
々の工夫を施したものである。
めに、本発明の断熱容器は、フィラー入り樹脂の成形品
で容器本体を形成すると共にこの容器本体の外側に板紙
製の外筒を取り付けて二重容器の形態とし、断熱効果を
高めたり取付け方を容易とするためにそれらの形状に種
々の工夫を施したものである。
【0006】すなわち、第1形態のものは、フィラー入
り樹脂の成形品であるカップ状の容器本体と、この容器
本体の胴部外側に嵌挿される板紙製の外筒とからなる断
熱容器であって、容器本体の胴部上部に形成された周状
の膨出部の外周に外筒の上部が接着されていると共に、
容器本体における胴部下部の外周に外筒の下部が接着さ
れていることを特徴としている。
り樹脂の成形品であるカップ状の容器本体と、この容器
本体の胴部外側に嵌挿される板紙製の外筒とからなる断
熱容器であって、容器本体の胴部上部に形成された周状
の膨出部の外周に外筒の上部が接着されていると共に、
容器本体における胴部下部の外周に外筒の下部が接着さ
れていることを特徴としている。
【0007】第2形態のものは、フィラー入り樹脂の成
形品であるカップ状の容器本体と、この容器本体の胴部
外側に嵌挿された板紙製の外筒とからなる断熱容器であ
って、容器本体の胴部上部に形成された周状の膨出部の
外周に複数の凸部が設けられており、この凸部に外筒が
嵌合固定されていることを特徴としている。
形品であるカップ状の容器本体と、この容器本体の胴部
外側に嵌挿された板紙製の外筒とからなる断熱容器であ
って、容器本体の胴部上部に形成された周状の膨出部の
外周に複数の凸部が設けられており、この凸部に外筒が
嵌合固定されていることを特徴としている。
【0008】そして、上記の各形態のものにおいては、
外筒の下端が延長され、この延長部分に内カール部分が
形成された形態を採るのが好ましい。また、容器本体に
おける膨出部にリブが形成されていてもよく、さらには
容器本体の胴部の下部にリブが形成されていてもよいも
のである。
外筒の下端が延長され、この延長部分に内カール部分が
形成された形態を採るのが好ましい。また、容器本体に
おける膨出部にリブが形成されていてもよく、さらには
容器本体の胴部の下部にリブが形成されていてもよいも
のである。
【0009】第3形態のものは、フィラー入り樹脂の成
形品であるカップ状の容器本体と、この容器本体の胴部
外側に嵌挿された板紙製の外筒と、容器本体の底部より
大きな形状で容器本体の底部下側に配設された板紙製の
底メンコとからなる断熱容器であって、容器本体の胴部
上部に形成された周状の膨出部の外周に外筒の上部が接
着していると共に、外筒の下部における内カール部分に
より底メンコが固定されていることを特徴としている。
形品であるカップ状の容器本体と、この容器本体の胴部
外側に嵌挿された板紙製の外筒と、容器本体の底部より
大きな形状で容器本体の底部下側に配設された板紙製の
底メンコとからなる断熱容器であって、容器本体の胴部
上部に形成された周状の膨出部の外周に外筒の上部が接
着していると共に、外筒の下部における内カール部分に
より底メンコが固定されていることを特徴としている。
【0010】そして、上記第3形態のものにおいては、
容器本体における膨出部にリブが形成されていてもよい
ものである。
容器本体における膨出部にリブが形成されていてもよい
ものである。
【0011】
【作用】上記構成からなる何れの断熱容器にあっても、
容器本体における胴部と外筒との間に空間が形成され、
この空間により内容物の熱が外筒に伝わるのが防止され
る。
容器本体における胴部と外筒との間に空間が形成され、
この空間により内容物の熱が外筒に伝わるのが防止され
る。
【0012】また、外筒の下端に内カール部分を備えた
ものにあっては、手で持った場合に熱い容器本体の底部
に触れるのが防止される。
ものにあっては、手で持った場合に熱い容器本体の底部
に触れるのが防止される。
【0013】容器本体の膨出部、さらには容器本体の胴
部の下部にリブが形成されたものにあっては、容器本体
から直接外筒に伝わる熱が減少させられる。
部の下部にリブが形成されたものにあっては、容器本体
から直接外筒に伝わる熱が減少させられる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0015】図1は本発明に係る断熱容器の第1形態の
一実施例を示すもので、同図の断熱容器1はカップ状の
容器本体2とこの容器本体2の外側に嵌挿された外筒3
とから構成されている。
一実施例を示すもので、同図の断熱容器1はカップ状の
容器本体2とこの容器本体2の外側に嵌挿された外筒3
とから構成されている。
【0016】容器本体2は、フィラーとして珪酸マグネ
シウムを30〜40%含むポリプロピレンのシートを真
空成形或いは圧空成形によりカップ状としたもので、胴
部4の上部には周状の膨出部5とこの膨出部5の先端に
形成された外向きのフランジ部6を有しており、さらに
底部には脚部7を有した形態となっている。
シウムを30〜40%含むポリプロピレンのシートを真
空成形或いは圧空成形によりカップ状としたもので、胴
部4の上部には周状の膨出部5とこの膨出部5の先端に
形成された外向きのフランジ部6を有しており、さらに
底部には脚部7を有した形態となっている。
【0017】一方、外筒3は板紙からなるもので、図2
に示す横に長い扇状のブランク板8で作成されている。
すなわち、このブランク板8をサック貼り機にかけて、
罫線a及び罫線bをこの順で内側に折り曲げ、図3に示
す左方の端部外面9と右方の端部内面10とを貼り合わ
せることにより図4に示すサック貼りした状態とし、容
器本体2に嵌挿するに際してこれを図5のように筒状に
起こして上下共に開口した状態とするものである。そし
て、この外筒3は、図5の状態で言えば、上側の開口1
1が容器本体2における膨出部5の外周とテーパーが同
じで隙間なく嵌挿できると共に、下側の開口12が容器
本体2の胴部4の下部に隙間なく嵌挿できる寸法となっ
ている。
に示す横に長い扇状のブランク板8で作成されている。
すなわち、このブランク板8をサック貼り機にかけて、
罫線a及び罫線bをこの順で内側に折り曲げ、図3に示
す左方の端部外面9と右方の端部内面10とを貼り合わ
せることにより図4に示すサック貼りした状態とし、容
器本体2に嵌挿するに際してこれを図5のように筒状に
起こして上下共に開口した状態とするものである。そし
て、この外筒3は、図5の状態で言えば、上側の開口1
1が容器本体2における膨出部5の外周とテーパーが同
じで隙間なく嵌挿できると共に、下側の開口12が容器
本体2の胴部4の下部に隙間なく嵌挿できる寸法となっ
ている。
【0018】そして、容器本体2に外筒3を嵌挿し、外
筒3の上側開口11付近の内面を容器本体2における膨
出部5の外周に接着すると共に外筒3の下側開口12付
近の内面を容器本体2の胴部4の下部に接着して両者を
一体とすることにより図1に示す断熱容器1が形成され
ている。したがって、容器本体2における胴部4と外筒
3との間には図1に示すように空間Aが形成される。
筒3の上側開口11付近の内面を容器本体2における膨
出部5の外周に接着すると共に外筒3の下側開口12付
近の内面を容器本体2の胴部4の下部に接着して両者を
一体とすることにより図1に示す断熱容器1が形成され
ている。したがって、容器本体2における胴部4と外筒
3との間には図1に示すように空間Aが形成される。
【0019】上記断熱容器1は、例えば中にインスタン
トラーメン等の即席食品を入れフランジ部6に蓋材をシ
ールした状態で販売される。そして、内容物を食べる際
には蓋材を一部剥して熱湯を注ぎ、内容物がほぐれた時
点で蓋材が取り除かれる。このように容器本体2の中に
は熱湯が注がれるが、容器本体2の胴部4と外筒3との
間には空間Aが形成されているので、この空間Aにより
内容物の熱が外筒3に伝わるのが防止される。また、断
熱容器1はその側壁が二重構造になっているので強度が
高くなっている。
トラーメン等の即席食品を入れフランジ部6に蓋材をシ
ールした状態で販売される。そして、内容物を食べる際
には蓋材を一部剥して熱湯を注ぎ、内容物がほぐれた時
点で蓋材が取り除かれる。このように容器本体2の中に
は熱湯が注がれるが、容器本体2の胴部4と外筒3との
間には空間Aが形成されているので、この空間Aにより
内容物の熱が外筒3に伝わるのが防止される。また、断
熱容器1はその側壁が二重構造になっているので強度が
高くなっている。
【0020】また、上記構成からなる断熱容器1は、内
側の容器本体2がフィラー入り樹脂で形成されて燃焼カ
ロリーが低くなっており、また外側の外筒3が板紙から
なっているので、容器1全体としても焼却処分が容易で
ある。
側の容器本体2がフィラー入り樹脂で形成されて燃焼カ
ロリーが低くなっており、また外側の外筒3が板紙から
なっているので、容器1全体としても焼却処分が容易で
ある。
【0021】なお、フィラー入り樹脂の成形品である容
器本体2としては、ポリプロピレンに限ることなく、フ
ィラーを混合したその他の樹脂からなる成形品を使用し
てもよい。そして、フィラーとしては、上記の珪酸マグ
ネシウムの他に、炭酸カルシウム、クレー等を使用して
もよく、フィラーの混合割合は、容器本体2の焼却が容
易な範囲で適宜選択することができる。ここで、発泡ポ
リスチレンの燃焼カロリーは9900kcal/kg程
度であるのに対して、例えばフィラー入りポリプロピレ
ンの場合、30%含有では7700kcal/kg程度
であり、又50%含有では5500kcal/kg程度
である。
器本体2としては、ポリプロピレンに限ることなく、フ
ィラーを混合したその他の樹脂からなる成形品を使用し
てもよい。そして、フィラーとしては、上記の珪酸マグ
ネシウムの他に、炭酸カルシウム、クレー等を使用して
もよく、フィラーの混合割合は、容器本体2の焼却が容
易な範囲で適宜選択することができる。ここで、発泡ポ
リスチレンの燃焼カロリーは9900kcal/kg程
度であるのに対して、例えばフィラー入りポリプロピレ
ンの場合、30%含有では7700kcal/kg程度
であり、又50%含有では5500kcal/kg程度
である。
【0022】外筒3の上下方向寸法は図1に示すものに
限るものではない。例えば、外筒3の上端は容器本体2
のフランジ部6にピッタリと当接していなくてもよい
し、また下端は容器本体より長くなっていてもよく、後
者の場合には、外筒の下端が脚の役目を果たすので容器
本体に図1の如き脚部7を設ける必要はないものであ
る。また、強度を高めるために、容器本体2の胴部4に
縦方向のリブを形成するようにしてもよい。
限るものではない。例えば、外筒3の上端は容器本体2
のフランジ部6にピッタリと当接していなくてもよい
し、また下端は容器本体より長くなっていてもよく、後
者の場合には、外筒の下端が脚の役目を果たすので容器
本体に図1の如き脚部7を設ける必要はないものであ
る。また、強度を高めるために、容器本体2の胴部4に
縦方向のリブを形成するようにしてもよい。
【0023】図6の断熱容器21は上記実施例の変形例
である。同図の断熱容器21は、外筒23の上部及び下
部がそれぞれ容器本体22における胴部24上部の膨出
部25の外周面と胴部24下部に接着されており、さら
に外筒23の下端が延長され、この延長部分に内カール
部分23aが形成されている。本実施例の断熱容器21
はこの内カール部分23aを形成したことで、手で持っ
た場合に熱い底部に触れることが少なくなり、また、見
栄えがよくなると共に水分が紙の端面より染み込んで外
筒23の形状がくずれることも防止される。
である。同図の断熱容器21は、外筒23の上部及び下
部がそれぞれ容器本体22における胴部24上部の膨出
部25の外周面と胴部24下部に接着されており、さら
に外筒23の下端が延長され、この延長部分に内カール
部分23aが形成されている。本実施例の断熱容器21
はこの内カール部分23aを形成したことで、手で持っ
た場合に熱い底部に触れることが少なくなり、また、見
栄えがよくなると共に水分が紙の端面より染み込んで外
筒23の形状がくずれることも防止される。
【0024】図7の断熱容器31はさらに別の変形例を
示しており、図8及び図9に示す如き容器本体32に外
筒33を取り付けたものである。容器本体32には、胴
部34上部の膨出部35に等間隔で複数のリブ35aが
形成されていると共に、胴部34下部に外筒33と同じ
テーパーの部分を設けてこの部分にも等間隔で複数のリ
ブ34aが形成されている。そして、これらリブ35
a,34aの外面に外筒33が接着されているので、容
器本体32から外筒33への直接的な熱伝導が少なくな
る。また、外筒33の下部は容器本体32との接着面積
が大きくなって接着強度が大きくなり、しかもリブ34
aの間から放熱が行われる。なお、必要に応じて膨出部
35のリブ35a或いは胴部34下部のリブ34aのい
ずれか一方のみを設けた形態としてもよい。
示しており、図8及び図9に示す如き容器本体32に外
筒33を取り付けたものである。容器本体32には、胴
部34上部の膨出部35に等間隔で複数のリブ35aが
形成されていると共に、胴部34下部に外筒33と同じ
テーパーの部分を設けてこの部分にも等間隔で複数のリ
ブ34aが形成されている。そして、これらリブ35
a,34aの外面に外筒33が接着されているので、容
器本体32から外筒33への直接的な熱伝導が少なくな
る。また、外筒33の下部は容器本体32との接着面積
が大きくなって接着強度が大きくなり、しかもリブ34
aの間から放熱が行われる。なお、必要に応じて膨出部
35のリブ35a或いは胴部34下部のリブ34aのい
ずれか一方のみを設けた形態としてもよい。
【0025】図10は本発明に係る断熱容器の第2形態
の一実施例を示している。同図の断熱容器41は、図1
の断熱容器1と同様に、フィラー入り樹脂の成形品であ
るカップ状の容器本体42と、この容器本体42の胴部
44外側に嵌挿された板紙製の外筒43とからなる。な
お、外筒43は前記したのと同様なサック貼りで形成し
たものである。容器本体42の胴部44上部に形成され
た膨出部45の外周には複数の凸部45aが等間隔で設
けられていると共に、外筒43の上部にはこの凸部45
aに対応する位置に複数の孔43aが設けられており、
凸部45aと孔43aとが嵌合された状態になってい
る。すなわち、外筒43を容器本体42の下方から押し
込んで凸部45aと孔43aを嵌め合わせることで両者
が一体とされている。
の一実施例を示している。同図の断熱容器41は、図1
の断熱容器1と同様に、フィラー入り樹脂の成形品であ
るカップ状の容器本体42と、この容器本体42の胴部
44外側に嵌挿された板紙製の外筒43とからなる。な
お、外筒43は前記したのと同様なサック貼りで形成し
たものである。容器本体42の胴部44上部に形成され
た膨出部45の外周には複数の凸部45aが等間隔で設
けられていると共に、外筒43の上部にはこの凸部45
aに対応する位置に複数の孔43aが設けられており、
凸部45aと孔43aとが嵌合された状態になってい
る。すなわち、外筒43を容器本体42の下方から押し
込んで凸部45aと孔43aを嵌め合わせることで両者
が一体とされている。
【0026】図11〜図13は第2形態の他の実施例で
あり、容器本体52と外筒53の嵌合手順を示してい
る。この実施例のものでは、容器本体52の胴部54上
部に形成された膨出部55の外周に複数の凸部55aが
設けられていると共に、外筒53の上部にはこの凸部5
5aに対応する位置にカギ型の切抜き部分53aが設け
られている。そして、図11に示すように、凸部55a
と切抜き部分53aとを位置合わせして容器本体52に
外筒53を被せ、次いで図12の矢印方向に外筒53を
回転させることにより、図13に示す如く両者を嵌合固
定して断熱容器51とするものである。
あり、容器本体52と外筒53の嵌合手順を示してい
る。この実施例のものでは、容器本体52の胴部54上
部に形成された膨出部55の外周に複数の凸部55aが
設けられていると共に、外筒53の上部にはこの凸部5
5aに対応する位置にカギ型の切抜き部分53aが設け
られている。そして、図11に示すように、凸部55a
と切抜き部分53aとを位置合わせして容器本体52に
外筒53を被せ、次いで図12の矢印方向に外筒53を
回転させることにより、図13に示す如く両者を嵌合固
定して断熱容器51とするものである。
【0027】このように、第2形態の断熱容器は、接着
剤を使用することなく容器本体と外筒を一体とすること
ができる利点がある。なお、この形態のものにおいて
は、外筒の下端を延長してこの延長部分に図6に示す如
き内カール部分を形成してもよい。また、容器本体にお
ける膨出部にリブを形成した形態としてもよく、さらに
は容器本体の胴部の下部にリブを形成した形態としても
よいものである。
剤を使用することなく容器本体と外筒を一体とすること
ができる利点がある。なお、この形態のものにおいて
は、外筒の下端を延長してこの延長部分に図6に示す如
き内カール部分を形成してもよい。また、容器本体にお
ける膨出部にリブを形成した形態としてもよく、さらに
は容器本体の胴部の下部にリブを形成した形態としても
よいものである。
【0028】図14は本発明に係る断熱容器の第3形態
の一実施例を示すもので、同図の断熱容器61は、カッ
プ状の容器本体62と、この容器本体62の外側に嵌挿
された外筒63と、容器本体62の底部より僅かに大き
な円形状の底メンコ67とから構成されている。本実施
例のものは、容器本体62の胴部64上部に形成された
周状の膨出部65の外周に外筒63の上部が接着されて
いると共に、外筒63の下部における内カール部分63
aにより底メンコ67が固定されている。この底メンコ
67は、容器本体62を逆さまにしてその底部の上に底
メンコ67を載置した状態とし、外筒63を容器本体6
2に被せて膨出部65に接着した後、内カール部63a
を形成することにより固定する。本実施例のものでは、
底メンコ67により外筒63の下部が規制されるので、
断熱空間が保持される共に外筒63の下端が補強された
状態となる。
の一実施例を示すもので、同図の断熱容器61は、カッ
プ状の容器本体62と、この容器本体62の外側に嵌挿
された外筒63と、容器本体62の底部より僅かに大き
な円形状の底メンコ67とから構成されている。本実施
例のものは、容器本体62の胴部64上部に形成された
周状の膨出部65の外周に外筒63の上部が接着されて
いると共に、外筒63の下部における内カール部分63
aにより底メンコ67が固定されている。この底メンコ
67は、容器本体62を逆さまにしてその底部の上に底
メンコ67を載置した状態とし、外筒63を容器本体6
2に被せて膨出部65に接着した後、内カール部63a
を形成することにより固定する。本実施例のものでは、
底メンコ67により外筒63の下部が規制されるので、
断熱空間が保持される共に外筒63の下端が補強された
状態となる。
【0029】上記の第3形態のものにおいては、図15
及び図16に示すような膨出部65に複数のリブ65a
を形成した容器本体62を用いることが好ましい。これ
により容器本体62から外筒63への直接の熱伝導が少
なくなる。また、容器本体62の底部に図14に示すよ
うな脚部68を設けておくことにより、底メンコ67に
熱が伝導するのを防止できる。
及び図16に示すような膨出部65に複数のリブ65a
を形成した容器本体62を用いることが好ましい。これ
により容器本体62から外筒63への直接の熱伝導が少
なくなる。また、容器本体62の底部に図14に示すよ
うな脚部68を設けておくことにより、底メンコ67に
熱が伝導するのを防止できる。
【0030】以上の実施例では、外筒としてサック貼り
したものを使用した場合について説明したが、外筒とし
て平巻きのものを使用してもよい。平巻き状の外筒には
折り癖がなく、サック貼りのものを広げた場合のような
出っ張りがないので、容器の見栄えが良くなる。特に、
底カールするものにあっては、カールが綺麗に仕上がる
という利点もある。
したものを使用した場合について説明したが、外筒とし
て平巻きのものを使用してもよい。平巻き状の外筒には
折り癖がなく、サック貼りのものを広げた場合のような
出っ張りがないので、容器の見栄えが良くなる。特に、
底カールするものにあっては、カールが綺麗に仕上がる
という利点もある。
【0031】なお、本発明の断熱容器は、インスタント
ラーメンの如き熱湯を注いで食べるような即席食品用容
器として好適であるが、断熱性及び廃棄性が重要視され
る持ち帰り用の食品容器としても利用できることは言う
までもない。
ラーメンの如き熱湯を注いで食べるような即席食品用容
器として好適であるが、断熱性及び廃棄性が重要視され
る持ち帰り用の食品容器としても利用できることは言う
までもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の断熱容器
は、容器本体の胴部と外筒との間に空間が形成されるの
で、高い断熱作用を発揮することができる。
は、容器本体の胴部と外筒との間に空間が形成されるの
で、高い断熱作用を発揮することができる。
【0033】さらに、容器本体をフィラー入り樹脂の成
形品で形成すると共に外筒を板紙で形成しているので、
内容物を食べた後に容器を廃棄してもこれを容易に焼却
処分することができる。
形品で形成すると共に外筒を板紙で形成しているので、
内容物を食べた後に容器を廃棄してもこれを容易に焼却
処分することができる。
【0034】また、外筒の下端を延長して内カール部分
を形成した形態とすることにより、容器全体の見栄えが
よくなると共に、内容物で熱くなった容器本体の底部に
触れることなく安全に手でもつことができる。
を形成した形態とすることにより、容器全体の見栄えが
よくなると共に、内容物で熱くなった容器本体の底部に
触れることなく安全に手でもつことができる。
【0035】また、容器本体の上部に形成された膨出部
にリブを設けることにより、さらには容器本体の胴部の
下部にリブを設けることにより、リブの間に空間が形成
されて容器本体から直接外筒に伝わる熱が減少させられ
るので、断熱効果を一段と高めることができる。
にリブを設けることにより、さらには容器本体の胴部の
下部にリブを設けることにより、リブの間に空間が形成
されて容器本体から直接外筒に伝わる熱が減少させられ
るので、断熱効果を一段と高めることができる。
【図1】第1形態の断熱容器の一例を示す右半部縦断正
面図である。
面図である。
【図2】外筒を形成するブランク板の展開図である。
【図3】図2のブランク板をサック貼りする時の接着部
分を説明する図である。
分を説明する図である。
【図4】図2のブランク板をサック貼りした状態を示す
図である。
図である。
【図5】起こした状態の外筒を示す斜視図である。
【図6】図1に示す断熱容器の変形例を示す右半部縦断
正面図である。
正面図である。
【図7】図1に示す断熱容器の別の変形例を示す右半部
縦断正面図である。
縦断正面図である。
【図8】図7に示す断熱容器における容器本体の半上面
図である。
図である。
【図9】同じく正面図である。
【図10】第2形態の断熱容器の一例を示す右半部縦断
正面図である。
正面図である。
【図11】第2形態の断熱容器の他の実施例であり、容
器本体と外筒を嵌合する前の位置合わせ状態で示す正面
図である。
器本体と外筒を嵌合する前の位置合わせ状態で示す正面
図である。
【図12】同じく容器本体に外筒を被せた状態で示す一
部正面図である。
部正面図である。
【図13】同じく容器本体と外筒を嵌合固定した状態で
示す一部正面図である。
示す一部正面図である。
【図14】第3形態の断熱容器の一例を示す右半部縦断
正面図である。
正面図である。
【図15】図14に示す断熱容器における容器本体の半
上面図である。
上面図である。
【図16】同じく正面図である。
1,21,31,41,51,61 断熱容器
2,22,32,42,52,62 容器本体
3,23,33,43,53,63 外筒
4,24,34,44,54,64 胴部
5,25,35,45,55,65 膨出部
23a,63a 内カール部分
45a,55a 凸部
34a,35a,65a リブ
67 底メンコ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 日高 和弘
東京都新宿区市谷加賀町1丁目1番1号
大日本印刷株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 フィラー入り樹脂の成形品であるカップ
状の容器本体と、この容器本体の胴部外側に嵌挿された
板紙製の外筒とからなる断熱容器であって、容器本体の
胴部上部に形成された周状の膨出部の外周に外筒の上部
が接着されていると共に、容器本体における胴部下部の
外周に外筒の下部が接着されていることを特徴とする断
熱容器。 - 【請求項2】 フィラー入り樹脂の成形品であるカップ
状の容器本体と、この容器本体の胴部外側に嵌挿された
板紙製の外筒とからなる断熱容器であって、容器本体の
胴部上部に形成された膨出部の外周に複数の凸部が設け
られており、この凸部に外筒が嵌合固定されていること
を特徴とする断熱容器。 - 【請求項3】 外筒の下端が延長され、この延長部分に
内カール部分が形成されていることを特徴とする請求項
1又は2記載の断熱容器。 - 【請求項4】 容器本体における膨出部にリブが形成さ
れていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の断
熱容器。 - 【請求項5】 容器本体の胴部の下部にリブが形成され
ていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の
断熱容器。 - 【請求項6】 フィラー入り樹脂の成形品であるカップ
状の容器本体と、この容器本体の胴部外側に嵌挿された
板紙製の外筒と、容器本体の底部より大きな形状で容器
本体の底部下側に配設された板紙製の底メンコとからな
る断熱容器であって、容器本体の胴部上部に形成された
周状の膨出部の外周に外筒の上部が接着されていると共
に、外筒の下部における内カール部分により底メンコが
固定されていることを特徴とする断熱容器。 - 【請求項7】 容器本体における膨出部にリブが形成さ
れていることを特徴とする請求項6記載の断熱容器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3337791 | 1991-04-13 | ||
| JP3-33377 | 1991-04-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0516977A true JPH0516977A (ja) | 1993-01-26 |
| JP3119916B2 JP3119916B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=12384905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03313039A Expired - Fee Related JP3119916B2 (ja) | 1991-04-13 | 1991-11-02 | 断熱容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3119916B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000033931A (ja) * | 1998-07-16 | 2000-02-02 | Michael Hoerauf Mas Fab Gmbh & Co Kg | 断熱紙カップ及びこの製法 |
| JP2002034759A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-05 | Shibaura Mechatronics Corp | カップ |
| JP2013245021A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Acecook Co Ltd | 食品用シート成形容器 |
| JP2017145046A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 吉村化成株式会社 | 断熱容器、断熱容器の製造方法、断熱容器の内容器 |
| JP2022001497A (ja) * | 2020-06-19 | 2022-01-06 | アテナ工業株式会社 | 複合容器 |
| WO2022220274A1 (ja) * | 2021-04-16 | 2022-10-20 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 樹脂製二重容器および製造方法 |
-
1991
- 1991-11-02 JP JP03313039A patent/JP3119916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000033931A (ja) * | 1998-07-16 | 2000-02-02 | Michael Hoerauf Mas Fab Gmbh & Co Kg | 断熱紙カップ及びこの製法 |
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| JP2017145046A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 吉村化成株式会社 | 断熱容器、断熱容器の製造方法、断熱容器の内容器 |
| JP2022110041A (ja) * | 2016-02-17 | 2022-07-28 | 吉村化成株式会社 | 断熱容器、断熱容器の製造方法、断熱容器の内容器 |
| JP2024116384A (ja) * | 2016-02-17 | 2024-08-27 | 吉村化成株式会社 | 断熱容器、断熱容器の製造方法、断熱容器の内容器 |
| JP2022001497A (ja) * | 2020-06-19 | 2022-01-06 | アテナ工業株式会社 | 複合容器 |
| WO2022220274A1 (ja) * | 2021-04-16 | 2022-10-20 | 日精エー・エス・ビー機械株式会社 | 樹脂製二重容器および製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3119916B2 (ja) | 2000-12-25 |
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