JPH05170108A - ステアリングシャフト用ジョイント - Google Patents
ステアリングシャフト用ジョイントInfo
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- JPH05170108A JPH05170108A JP35403791A JP35403791A JPH05170108A JP H05170108 A JPH05170108 A JP H05170108A JP 35403791 A JP35403791 A JP 35403791A JP 35403791 A JP35403791 A JP 35403791A JP H05170108 A JPH05170108 A JP H05170108A
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- JP
- Japan
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- shaft
- steering
- vibration
- spring member
- transmitted
- Prior art date
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- Pending
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- Steering Controls (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 前輪側からの振動を防振ゴムで効率よく減衰
させつつ操舵時の応答性を高める。 【構成】 第1シャフト7に、板ばね部14を有するば
ね部材12を固定する。第2シャフト9に、板ばね部1
4が圧接される偏平面15を形成した。防振ゴム8が弾
性限界に達する前に、ばね部材12を介して回転トルク
が第1シャフト7から第2シャフト9へ伝えられる。第
2シャフト9に伝えられる振動等は、板ばね部14が第
2シャフト9に接触しているだけである関係から主に防
振ゴム8に伝えられる。
させつつ操舵時の応答性を高める。 【構成】 第1シャフト7に、板ばね部14を有するば
ね部材12を固定する。第2シャフト9に、板ばね部1
4が圧接される偏平面15を形成した。防振ゴム8が弾
性限界に達する前に、ばね部材12を介して回転トルク
が第1シャフト7から第2シャフト9へ伝えられる。第
2シャフト9に伝えられる振動等は、板ばね部14が第
2シャフト9に接触しているだけである関係から主に防
振ゴム8に伝えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のステアリング
シャフトとステアリングギヤユニットとの間に介装され
るステアリングシャフト用ジョイントに関するものであ
る。
シャフトとステアリングギヤユニットとの間に介装され
るステアリングシャフト用ジョイントに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のステアリング装置には、
走行時に前輪側からステアリングホイール側へ走行振動
等が伝わるのを防ぐためにトルク伝達経路中に防振ゴム
を介装したものがある。従来のこの種のステアリング装
置を図6ないし図8によって説明する。
走行時に前輪側からステアリングホイール側へ走行振動
等が伝わるのを防ぐためにトルク伝達経路中に防振ゴム
を介装したものがある。従来のこの種のステアリング装
置を図6ないし図8によって説明する。
【0003】図6は従来のステアリング装置のステアリ
ングシャフト部を示す斜視図、図7はインターミディエ
イトシャフトの断面図、図8は図7におけるVIII−VIII
線断面図である。
ングシャフト部を示す斜視図、図7はインターミディエ
イトシャフトの断面図、図8は図7におけるVIII−VIII
線断面図である。
【0004】これらの図において、1は自動車のステア
リングホイール、2はステアリングシャフトである。こ
のステアリングシャフト2は車体(図示せず)に回転自
在に支持されており、一端部に前記ステアリングホイー
ル1が取付けられている。
リングホイール、2はステアリングシャフトである。こ
のステアリングシャフト2は車体(図示せず)に回転自
在に支持されており、一端部に前記ステアリングホイー
ル1が取付けられている。
【0005】3はパワーステアリング装置の本体として
のステアリングギヤユニットで、このステアリングギヤ
ユニット3は、入力軸3aを回動させることで不図示の
前輪が左右に操舵されるように構成されている。
のステアリングギヤユニットで、このステアリングギヤ
ユニット3は、入力軸3aを回動させることで不図示の
前輪が左右に操舵されるように構成されている。
【0006】このステアリングギヤユニット3の入力軸
3aには、両端にユニバーサルジョイント4,5が連結
されたインターミディエイトシャフト6を介して前記ス
テアリングシャフト2が連結されている。
3aには、両端にユニバーサルジョイント4,5が連結
されたインターミディエイトシャフト6を介して前記ス
テアリングシャフト2が連結されている。
【0007】前記インターミディエイトシャフト6は、
図7に示すように、円筒状の第1シャフト7と、この第
1シャフト7の中空部に防振ゴム8を介して挿入結合さ
れた第2シャフト9とから構成されている。そして、第
1シャフト7がユニバーサルジョイント4を介してステ
アリングシャフト2に連結されており、第2シャフト9
がユニバーサルジョイント5にスプライン結合されその
ユニバーサルジョイント5を介してステアリングギヤユ
ニット3の入力軸3aに連結されている。
図7に示すように、円筒状の第1シャフト7と、この第
1シャフト7の中空部に防振ゴム8を介して挿入結合さ
れた第2シャフト9とから構成されている。そして、第
1シャフト7がユニバーサルジョイント4を介してステ
アリングシャフト2に連結されており、第2シャフト9
がユニバーサルジョイント5にスプライン結合されその
ユニバーサルジョイント5を介してステアリングギヤユ
ニット3の入力軸3aに連結されている。
【0008】また、第1シャフト7には互いに平行な偏
平部7a,7aが形成されており、防振ゴム8および第
2シャフト9は、その偏平部7aと対応する部位が偏平
に形成されている。この偏平部分が軸連結部の回り止め
として作用して第1シャフト7から第2シャフト9へ回
転トルクが伝達されることになる。
平部7a,7aが形成されており、防振ゴム8および第
2シャフト9は、その偏平部7aと対応する部位が偏平
に形成されている。この偏平部分が軸連結部の回り止め
として作用して第1シャフト7から第2シャフト9へ回
転トルクが伝達されることになる。
【0009】なお、第2シャフト9には防振ゴム8を保
持するための凹溝9aが形成されている。
持するための凹溝9aが形成されている。
【0010】このようにステアリングシャフト2とステ
アリングギヤユニット3との間にインターミディエイト
シャフト6を介装すると、操舵時にはステアリングシャ
フト2側からユニバーサルジョイント4,インターミデ
ィエイトシャフト6およびユニバーサルジョイント5を
介してステアリングギヤユニット3の入力軸3aに回転
トルクが伝わる。
アリングギヤユニット3との間にインターミディエイト
シャフト6を介装すると、操舵時にはステアリングシャ
フト2側からユニバーサルジョイント4,インターミデ
ィエイトシャフト6およびユニバーサルジョイント5を
介してステアリングギヤユニット3の入力軸3aに回転
トルクが伝わる。
【0011】インターミディエイトシャフト6が回転す
るときには、先ず、第1シャフト7が防振ゴム8を撓ま
せるようにして僅かに回転する。防振ゴム8が弾性変形
しているときには第2シャフトへ伝わる回転トルクが僅
かである関係から、そのときには、ステアリングホイー
ル1の回転量に対する前輪の角度変化量は比較的少な
い。
るときには、先ず、第1シャフト7が防振ゴム8を撓ま
せるようにして僅かに回転する。防振ゴム8が弾性変形
しているときには第2シャフトへ伝わる回転トルクが僅
かである関係から、そのときには、ステアリングホイー
ル1の回転量に対する前輪の角度変化量は比較的少な
い。
【0012】そして、防振ゴム8の変形量が多くなって
弾性限界に達した後、上述した偏平部分の作用によって
第2シャフト9が第1シャフト7と共に回転することに
なる。このときには、ステアリングホイール1の回転量
に対する前輪の角度変化量は上述した弾性変形中のとき
より多くなる。
弾性限界に達した後、上述した偏平部分の作用によって
第2シャフト9が第1シャフト7と共に回転することに
なる。このときには、ステアリングホイール1の回転量
に対する前輪の角度変化量は上述した弾性変形中のとき
より多くなる。
【0013】また、走行時にステアリングギヤユニット
3からステアリングホイール1側へ伝わる振動や音は、
インターミディエイトシャフト6の防振ゴム8によって
減衰されることになる。
3からステアリングホイール1側へ伝わる振動や音は、
インターミディエイトシャフト6の防振ゴム8によって
減衰されることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うに防振ゴム8をトルク伝達経路中に介装すると、防振
ゴム8がある一定量だけ弾性変形するまではステアリン
グホイール1の回転量に対する前輪の角度変化量が比較
的少ないため、操舵初期時での前輪の応答性が低くなっ
てしまう。
うに防振ゴム8をトルク伝達経路中に介装すると、防振
ゴム8がある一定量だけ弾性変形するまではステアリン
グホイール1の回転量に対する前輪の角度変化量が比較
的少ないため、操舵初期時での前輪の応答性が低くなっ
てしまう。
【0015】そのような不具合を解消するには防振ゴム
8の硬度を高めればよい。ところが、そのようにすると
ステアリングギヤユニット3側からの振動や音を遮るこ
とができなくなってしまう。
8の硬度を高めればよい。ところが、そのようにすると
ステアリングギヤユニット3側からの振動や音を遮るこ
とができなくなってしまう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステアリン
グシャフト用ジョイントは、軸部材の一方に、先端部が
他方の軸部材側へ延在されたばね部材を設けると共に、
他方の軸部材に、少なくとも直進状態以外のときに前記
ばね部材の先端部が係合する係合部を設けたものであ
る。
グシャフト用ジョイントは、軸部材の一方に、先端部が
他方の軸部材側へ延在されたばね部材を設けると共に、
他方の軸部材に、少なくとも直進状態以外のときに前記
ばね部材の先端部が係合する係合部を設けたものであ
る。
【0017】
【作用】防振ゴムが弾性限界に達する前に、ばね部材を
介して回転トルクが一方の軸部材から他方の軸部材へ伝
えられる。そして、ステアリングギヤユニット側から伝
えられる振動や音は、ばね部材が係合部に係合している
ときには両者は互いに接触し合う状態であるから、ばね
部材へは伝わり難く主に防振ゴムに伝えられる。
介して回転トルクが一方の軸部材から他方の軸部材へ伝
えられる。そして、ステアリングギヤユニット側から伝
えられる振動や音は、ばね部材が係合部に係合している
ときには両者は互いに接触し合う状態であるから、ばね
部材へは伝わり難く主に防振ゴムに伝えられる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係るステアリン
グシャフト用ジョイントの要部を示す平面図、図2は本
発明に係るステアリングシャフト用ジョイントの縦断面
図で、同図に示す破断部は図1におけるII−II線断面を
示す。図3は図2におけるIII−III線断面図、図4は本
発明に係るステアリング用ジョイントの伝達トルク特性
を示すグラフである。これらの図において前記図6ない
し図8で説明したものと同一もしくは同等部材について
は、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
よって詳細に説明する。図1は本発明に係るステアリン
グシャフト用ジョイントの要部を示す平面図、図2は本
発明に係るステアリングシャフト用ジョイントの縦断面
図で、同図に示す破断部は図1におけるII−II線断面を
示す。図3は図2におけるIII−III線断面図、図4は本
発明に係るステアリング用ジョイントの伝達トルク特性
を示すグラフである。これらの図において前記図6ない
し図8で説明したものと同一もしくは同等部材について
は、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0019】これらの図において、11は本発明に係る
ステアリングシャフト用ジョイントとしてのインターミ
ディエイトシャフトである。このインターミディエイト
シャフト11は、ユニバーサルジョイント4を介してス
テアリングシャフト(図示せず)に連結される第1シャ
フト7と、この第1シャフト7の中空部に防振ゴム8を
介して挿入結合された第2シャフト9と、前記第1シャ
フト7の軸端部に溶接されたばね部材12とから構成さ
れている。
ステアリングシャフト用ジョイントとしてのインターミ
ディエイトシャフトである。このインターミディエイト
シャフト11は、ユニバーサルジョイント4を介してス
テアリングシャフト(図示せず)に連結される第1シャ
フト7と、この第1シャフト7の中空部に防振ゴム8を
介して挿入結合された第2シャフト9と、前記第1シャ
フト7の軸端部に溶接されたばね部材12とから構成さ
れている。
【0020】前記ばね部材12は、全体がばね材によっ
て形成されており、第1シャフト7の外周部に嵌合され
て溶接される円環部13と、円環部13からこのインタ
ーミディエイトシャフト11の軸線方向に沿って第2シ
ャフト9側へ延設された二つの板ばね部14,14とか
ら形成されている。
て形成されており、第1シャフト7の外周部に嵌合され
て溶接される円環部13と、円環部13からこのインタ
ーミディエイトシャフト11の軸線方向に沿って第2シ
ャフト9側へ延設された二つの板ばね部14,14とか
ら形成されている。
【0021】板ばね部14は、第2シャフト9に形成さ
れた二つの偏平面15,15と対応する位置にそれぞれ
形成されている。そして、板ばね部14の先端部は、第
2シャフト9の軸心側へ向けて湾曲されており、その湾
曲部の頂部が前記偏平面15,15に圧接されている。
本実施例では、車体が直進状態となる位置にステアリン
グシャフトが位置づけたときにも前記頂部が偏平面15
に圧接されように形成されている。
れた二つの偏平面15,15と対応する位置にそれぞれ
形成されている。そして、板ばね部14の先端部は、第
2シャフト9の軸心側へ向けて湾曲されており、その湾
曲部の頂部が前記偏平面15,15に圧接されている。
本実施例では、車体が直進状態となる位置にステアリン
グシャフトが位置づけたときにも前記頂部が偏平面15
に圧接されように形成されている。
【0022】すなわち、このばね部材12は、二つの板
ばね部14が第2シャフト9を径方向に挟圧することに
よって、第2シャフト9に係合することになる。第2シ
ャフト9の係合部としては、本実施例では偏平面15で
ある。
ばね部14が第2シャフト9を径方向に挟圧することに
よって、第2シャフト9に係合することになる。第2シ
ャフト9の係合部としては、本実施例では偏平面15で
ある。
【0023】このように構成されたインターミディエイ
トシャフト11をステアリング装置に装着すると、操舵
時にステアリングシャフトから伝達される回転トルク
は、先ず、第1シャフト7に伝えられる。
トシャフト11をステアリング装置に装着すると、操舵
時にステアリングシャフトから伝達される回転トルク
は、先ず、第1シャフト7に伝えられる。
【0024】第1シャフト7が回転すると、第2シャフ
ト9にはステアリングギヤユニットでの負荷がかかって
いる関係から、回転初期においては防振ゴム8が弾性変
形する。このとき、防振ゴム8を介して第2シャフト9
に伝わるトルクは小さい。一方、第1シャフト7が回転
するときには、その軸端部に設けられたばね部材12も
同時に回転するため、このばね部材12を介して第2シ
ャフト9へトルクが伝えられるようになる。なお、ばね
部材12の板ばね部14も撓むため、第1シャフト7に
加えれた回転トルクが全て第2シャフト9へ伝達される
ことはない。
ト9にはステアリングギヤユニットでの負荷がかかって
いる関係から、回転初期においては防振ゴム8が弾性変
形する。このとき、防振ゴム8を介して第2シャフト9
に伝わるトルクは小さい。一方、第1シャフト7が回転
するときには、その軸端部に設けられたばね部材12も
同時に回転するため、このばね部材12を介して第2シ
ャフト9へトルクが伝えられるようになる。なお、ばね
部材12の板ばね部14も撓むため、第1シャフト7に
加えれた回転トルクが全て第2シャフト9へ伝達される
ことはない。
【0025】すなわち、第1シャフト7の回転初期にお
いては、防振ゴム8を介して伝わる僅かなトルクと、ば
ね部材12を介して伝わる比較的大きなトルクとの合成
分の回転トルクが第2シャフト9へ伝達されることにな
る。
いては、防振ゴム8を介して伝わる僅かなトルクと、ば
ね部材12を介して伝わる比較的大きなトルクとの合成
分の回転トルクが第2シャフト9へ伝達されることにな
る。
【0026】そして、さらにステアリングホイールを回
して操舵動作を行なうと、防振ゴム8での弾性変形量が
次第に増え、やがて防振ゴム8が弾性限界に達するよう
になる。そのようになると、第1シャフト7の偏平部7
aが第2シャフト9の偏平面15を防振ゴム8を介して
押圧するようになり、第1シャフト7と第2シャフト9
とが一体となって回転するようになる。なお、そのとき
にもばね部材12を介して回転トルクが伝達される。
して操舵動作を行なうと、防振ゴム8での弾性変形量が
次第に増え、やがて防振ゴム8が弾性限界に達するよう
になる。そのようになると、第1シャフト7の偏平部7
aが第2シャフト9の偏平面15を防振ゴム8を介して
押圧するようになり、第1シャフト7と第2シャフト9
とが一体となって回転するようになる。なお、そのとき
にもばね部材12を介して回転トルクが伝達される。
【0027】そして、このときのステアリングホイール
1の回転量に対する前輪の角度変化量は、防振ゴム8が
弾性変形中のときよりは多くなる。
1の回転量に対する前輪の角度変化量は、防振ゴム8が
弾性変形中のときよりは多くなる。
【0028】第2シャフト9に伝えられる伝達トルクと
第2シャフト9の捩り角度の関係を図4に示す。図4中
実線は本発明に係るインターミディエイトシャフト11
を使用した場合を示し、破線は従来のものを使用した場
合を示す。また、θ1,θ2はそれぞれ防振ゴム8が弾性
限界に達するときの捩り角度を示す。
第2シャフト9の捩り角度の関係を図4に示す。図4中
実線は本発明に係るインターミディエイトシャフト11
を使用した場合を示し、破線は従来のものを使用した場
合を示す。また、θ1,θ2はそれぞれ防振ゴム8が弾性
限界に達するときの捩り角度を示す。
【0029】同図に示すように、捩り角度の増加量に対
する伝達トルクの増加量は、防振ゴム8が弾性限界に達
するまでは従来のものに比べて本発明のインターミディ
エイトシャフト11の方が多くなっていることが分か
る。
する伝達トルクの増加量は、防振ゴム8が弾性限界に達
するまでは従来のものに比べて本発明のインターミディ
エイトシャフト11の方が多くなっていることが分か
る。
【0030】また、走行時にステアリングギヤユニット
3からステアリングホイール1側へ伝わる振動や音は、
ユニバーサルジョイント5からインターミディエイトシ
ャフト11の第2シャフト9へ伝えられる。
3からステアリングホイール1側へ伝わる振動や音は、
ユニバーサルジョイント5からインターミディエイトシ
ャフト11の第2シャフト9へ伝えられる。
【0031】第2シャフト9が振動すると、ばね部材1
2のばね部14は第2シャフト9に接触しているだけで
あるから、その振動はばね部材12へは伝わり難く、主
に防振ゴム8に伝えられる。すなわち、ステアリングギ
ヤユニット側から伝えられる振動や音は、従来通り防振
ゴム8で減衰されることになる。
2のばね部14は第2シャフト9に接触しているだけで
あるから、その振動はばね部材12へは伝わり難く、主
に防振ゴム8に伝えられる。すなわち、ステアリングギ
ヤユニット側から伝えられる振動や音は、従来通り防振
ゴム8で減衰されることになる。
【0032】したがって、本発明に係るインターミディ
エイトシャフト11では、防振ゴム8が弾性限界に達す
る前であってもばね部材12を介して回転トルクが第1
シャフト7から第2シャフト9へ伝えられるようにな
る。
エイトシャフト11では、防振ゴム8が弾性限界に達す
る前であってもばね部材12を介して回転トルクが第1
シャフト7から第2シャフト9へ伝えられるようにな
る。
【0033】また、ばね部材12のばね定数を変えるこ
とによって初期トルクを変えることができる。すなわ
ち、ばね定数を大きく設定すると応答性が高くなり、逆
にばね定数を小さく設定すると応答性が低下するので、
設計の自由度が増すことになる。
とによって初期トルクを変えることができる。すなわ
ち、ばね定数を大きく設定すると応答性が高くなり、逆
にばね定数を小さく設定すると応答性が低下するので、
設計の自由度が増すことになる。
【0034】なお、本実施例ではばね部材12を第1シ
ャフト7に溶接した例を示したが、ばね部材12の固定
構造は、溶接以外にねじ固定式,圧入式等の構造を採用
することもできる。ねじ止め式とする場合のばね部材を
図5に示す。
ャフト7に溶接した例を示したが、ばね部材12の固定
構造は、溶接以外にねじ固定式,圧入式等の構造を採用
することもできる。ねじ止め式とする場合のばね部材を
図5に示す。
【0035】図5はばね部材の他の実施例を示す図で、
同図(a)は平面図、同図(b)は左側面図、同図
(c)は正面図、同図(d)は右側面図である。これら
の図において前記図1ないし図3で説明したものと同一
もしくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説
明は省略する。図5に示したばね部材12は、円環部1
3が板材を曲げ加工して形成され、その一端部にナット
13aが固着されると共に、他端部に締結ボルト挿通穴
13bが穿設されている。
同図(a)は平面図、同図(b)は左側面図、同図
(c)は正面図、同図(d)は右側面図である。これら
の図において前記図1ないし図3で説明したものと同一
もしくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説
明は省略する。図5に示したばね部材12は、円環部1
3が板材を曲げ加工して形成され、その一端部にナット
13aが固着されると共に、他端部に締結ボルト挿通穴
13bが穿設されている。
【0036】すなわち、円環部13が例えば第1シャフ
トに締結される構造とされている。このように構成して
も前記実施例と同等の効果が得られる。
トに締結される構造とされている。このように構成して
も前記実施例と同等の効果が得られる。
【0037】さらに、ねじ固定式とするときには、図5
に示した円環部を半割り状に2分割形成して第1シャフ
トを挾むように両部材をボルトによって結合させる構造
や、図5(c)において円環部の最下部となる部位にヒ
ンジを設けて円環部を開閉自在とする構造とすることも
できる。そのように構成すると、第1シャフトに第2シ
ャフトを結合させた後(インターミディエイトシャフト
をステアリング系に介装した後でもよい)にばね部材を
取付けることができるようになって組立が容易になる。
に示した円環部を半割り状に2分割形成して第1シャフ
トを挾むように両部材をボルトによって結合させる構造
や、図5(c)において円環部の最下部となる部位にヒ
ンジを設けて円環部を開閉自在とする構造とすることも
できる。そのように構成すると、第1シャフトに第2シ
ャフトを結合させた後(インターミディエイトシャフト
をステアリング系に介装した後でもよい)にばね部材を
取付けることができるようになって組立が容易になる。
【0038】また、上記各実施例では車体が直進状態と
なるとき(ステアリングシャフトが回転されていないと
き)であっても板ばね部を第2シャフトに圧接させた例
を示したが、ステアリングシャフトが回転されていない
状態で板ばね部を第2シャフトに圧力を加えることなく
単に当接させるだけでもよい。
なるとき(ステアリングシャフトが回転されていないと
き)であっても板ばね部を第2シャフトに圧接させた例
を示したが、ステアリングシャフトが回転されていない
状態で板ばね部を第2シャフトに圧力を加えることなく
単に当接させるだけでもよい。
【0039】さらに、ステアリングシャフトが回転され
ていないとき(車体が直進状態のとき)に板ばね部と第
2シャフトとの間に微小間隙が生じるように板ばね部や
第2シャフトを形成することもできる。
ていないとき(車体が直進状態のとき)に板ばね部と第
2シャフトとの間に微小間隙が生じるように板ばね部や
第2シャフトを形成することもできる。
【0040】そのように構成するときの微小間隙の寸法
としては、防振ゴムが弾性限界に達する前に板ばね部が
第2シャフトに当接するような値に設定する。このよう
に板ばね部と第2シャフトとの間に微小間隙を設ける
と、車体が直進状態であるときや、僅かに操舵動作され
てステアリングシャフトと共に第1シャフトが回転した
ときであって板ばね部が第2シャフトに接触するまでの
間であれば、ステアリングギヤユニットから伝えられる
振動などを防振ゴムに全て伝達できるようになる。
としては、防振ゴムが弾性限界に達する前に板ばね部が
第2シャフトに当接するような値に設定する。このよう
に板ばね部と第2シャフトとの間に微小間隙を設ける
と、車体が直進状態であるときや、僅かに操舵動作され
てステアリングシャフトと共に第1シャフトが回転した
ときであって板ばね部が第2シャフトに接触するまでの
間であれば、ステアリングギヤユニットから伝えられる
振動などを防振ゴムに全て伝達できるようになる。
【0041】さらに、上述した各例ではばね部材を第1
シャフトに固定した例を示したが、本発明はそのような
限定にとらわれることなく第2シャフトに固定すること
もできる。
シャフトに固定した例を示したが、本発明はそのような
限定にとらわれることなく第2シャフトに固定すること
もできる。
【0042】さらにまた、板ばねを第2シャフトの偏平
面に当接させる構造以外に、第2シャフトに突設された
受け部材に係合させるようにすることもできる。
面に当接させる構造以外に、第2シャフトに突設された
受け部材に係合させるようにすることもできる。
【0043】加えて、ばね部材も板ばね式のもの以外
に、コイルスプリングを用いたものとすることもでき
る。
に、コイルスプリングを用いたものとすることもでき
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係るス
テアリングシャフト用ジョイントは、軸部材の一方に、
先端部が他方の軸部材側へ延在されたばね部材を設ける
と共に、他方の軸部材に、少なくとも直進状態以外のと
きに前記ばね部材の先端部が係合する係合部を設けたた
め、防振ゴムが弾性限界に達する前に、ばね部材を介し
て回転トルクが一方の軸部材から他方の軸部材へ伝えら
れることになる。このため、一方の軸部材の回転量が僅
かであっても他方の軸部材が回転することになる。
テアリングシャフト用ジョイントは、軸部材の一方に、
先端部が他方の軸部材側へ延在されたばね部材を設ける
と共に、他方の軸部材に、少なくとも直進状態以外のと
きに前記ばね部材の先端部が係合する係合部を設けたた
め、防振ゴムが弾性限界に達する前に、ばね部材を介し
て回転トルクが一方の軸部材から他方の軸部材へ伝えら
れることになる。このため、一方の軸部材の回転量が僅
かであっても他方の軸部材が回転することになる。
【0045】そして、ステアリングギヤユニット側から
伝えられる振動や音は、ばね部材が係合部に係合してい
るときには両者は互いに接触し合う状態であるから、ば
ね部材へは伝わり難く主に防振ゴムに伝えられる。
伝えられる振動や音は、ばね部材が係合部に係合してい
るときには両者は互いに接触し合う状態であるから、ば
ね部材へは伝わり難く主に防振ゴムに伝えられる。
【0046】したがって、ステアリングギヤユニット側
から伝えられる振動や音を減衰しやすい防振ゴムを使用
しつつ、操舵初期時での前輪の応答性を高めることがで
きる。
から伝えられる振動や音を減衰しやすい防振ゴムを使用
しつつ、操舵初期時での前輪の応答性を高めることがで
きる。
【0047】また、本発明は従来のジョイントにばね部
材を追加するだけのであるので、容易に実施することが
できる。
材を追加するだけのであるので、容易に実施することが
できる。
【図1】本発明に係るステアリングシャフト用ジョイン
トの要部を示す平面図である。
トの要部を示す平面図である。
【図2】本発明に係るステアリングシャフト用ジョイン
トの縦断面図である。
トの縦断面図である。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】本発明に係るステアリング用ジョイントの伝達
トルク特性を示すグラフである。
トルク特性を示すグラフである。
【図5】はばね部材の他の実施例を示す図で、同図
(a)は平面図、同図(b)は左側面図、同図(c)は
正面図、同図(d)は右側面図である。
(a)は平面図、同図(b)は左側面図、同図(c)は
正面図、同図(d)は右側面図である。
【図6】従来のステアリング装置のステアリングシャフ
ト部を示す斜視図である。
ト部を示す斜視図である。
【図7】インターミディエイトシャフトの断面図であ
る。
る。
【図8】図7におけるVIII−VIII線断面図である。
4 ユニバーサルジョイント 5 ユニバーサルジョイント 7 第1シャフト 8 防振ゴム 9 第2シャフト 11 インターミディエイトシャフト 12 ばね部材 14 板ばね部 15 偏平面
Claims (1)
- 【請求項1】 軸部材どうしを防振ゴムを介して連結し
て形成され、ステアリングシャフトとステアリングギヤ
ユニットとの間に介装されるステアリングシャフト用ジ
ョイントにおいて、前記軸部材の一方に、先端部が他方
の軸部材側へ延在されたばね部材を設けると共に、他方
の軸部材に、少なくとも直進状態以外のときに前記ばね
部材の先端部が係合する係合部を設けたことを特徴とす
るステアリングシャフト用ジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35403791A JPH05170108A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | ステアリングシャフト用ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35403791A JPH05170108A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | ステアリングシャフト用ジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05170108A true JPH05170108A (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=18434892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35403791A Pending JPH05170108A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | ステアリングシャフト用ジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05170108A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100462714B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2004-12-20 | 주식회사 만도 | 스티어링장치의 조향축 |
| KR100450799B1 (ko) * | 1995-06-16 | 2005-01-26 | 멜코르 다우말 카스텔론 | 스티어링기둥을위한카던조인트 |
| KR100515431B1 (ko) * | 2000-09-14 | 2005-09-20 | 지멘스 악티엔게젤샤프트 | 스티어링 부스터 장치 |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP35403791A patent/JPH05170108A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100450799B1 (ko) * | 1995-06-16 | 2005-01-26 | 멜코르 다우말 카스텔론 | 스티어링기둥을위한카던조인트 |
| KR100515431B1 (ko) * | 2000-09-14 | 2005-09-20 | 지멘스 악티엔게젤샤프트 | 스티어링 부스터 장치 |
| KR100462714B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2004-12-20 | 주식회사 만도 | 스티어링장치의 조향축 |
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