JPH05172103A - ステッピングシリンダーの制御方法 - Google Patents
ステッピングシリンダーの制御方法Info
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- JPH05172103A JPH05172103A JP33733891A JP33733891A JPH05172103A JP H05172103 A JPH05172103 A JP H05172103A JP 33733891 A JP33733891 A JP 33733891A JP 33733891 A JP33733891 A JP 33733891A JP H05172103 A JPH05172103 A JP H05172103A
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 16
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- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 description 1
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- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 シリンダー本体1内の第1油圧室2内に配置
されたピストンロッド3内に、このピストンロッド3に
形成されたパイロット用連通穴4 を介して、ピストンロ
ッド3の移動を制御するスプール弁5を配置し、このス
プール弁5の移動をステッピングモータ9により、制御
するようにして、スプール弁5の移動にピストンロッド
3の出退動作を追従させるようにしたステッピングシリ
ンダーの制御方法であって、シリンダー本体1のピスト
ンロッド3の出退量が設定値となるように、パイロット
用連通穴内を流れる油の流量特性およびピストンロッド
3に作用する負荷を考慮して、ステッピングモータ9に
入力信号を与える方法である。 【効果】 ステッピングモータへの入力信号を設定値に
する場合に比べて、ピストンロッドの出力値を所定の設
定値に精度よく追従させることができる。
されたピストンロッド3内に、このピストンロッド3に
形成されたパイロット用連通穴4 を介して、ピストンロ
ッド3の移動を制御するスプール弁5を配置し、このス
プール弁5の移動をステッピングモータ9により、制御
するようにして、スプール弁5の移動にピストンロッド
3の出退動作を追従させるようにしたステッピングシリ
ンダーの制御方法であって、シリンダー本体1のピスト
ンロッド3の出退量が設定値となるように、パイロット
用連通穴内を流れる油の流量特性およびピストンロッド
3に作用する負荷を考慮して、ステッピングモータ9に
入力信号を与える方法である。 【効果】 ステッピングモータへの入力信号を設定値に
する場合に比べて、ピストンロッドの出力値を所定の設
定値に精度よく追従させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステッピングシリンダ
ーの制御方法に関する。
ーの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、機械の高精度化が進み、油圧シリ
ンダーのディジタル制御化の方式として、ステッピング
シリンダーが使用されている。
ンダーのディジタル制御化の方式として、ステッピング
シリンダーが使用されている。
【0003】このステッピングシリンダーは、図4に示
すように、シリンダー本体1と、このシリンダー本体1
の内部に形成された第1油圧室2に配置されたピストン
ロッド3と、このピストンロッド3の内部に形成された
第2油圧室4内に摺動自在に配置されるとともに、ロッ
ド寄り位置に第1連通用凹部5aおよびピストン寄り位
置に第2連通用凹部5bが形成され、さらにこれら両連
通用凹部5a,5b間の部分が閉塞部5cとされたスプ
ール弁5と、上記シリンダー本体1のヘッド側端部に回
転自在に挿通支持されるとともにそのおねじ部6aが上
記スプール弁5に螺合挿通されたねじ軸体6と、このね
じ軸体6を、その外端部に取り付けられた従動側歯車7
およびこの従動側歯車7に噛合する駆動側歯車8を介し
て回転させるステッピングモータ9と、このステッピン
グモータ9を制御するコントローラ10と、上記従動側
歯車7に噛合する検出歯車11を介してスプール弁5の
位置を検出するためのシンクロ発振器12とから構成さ
れている。
すように、シリンダー本体1と、このシリンダー本体1
の内部に形成された第1油圧室2に配置されたピストン
ロッド3と、このピストンロッド3の内部に形成された
第2油圧室4内に摺動自在に配置されるとともに、ロッ
ド寄り位置に第1連通用凹部5aおよびピストン寄り位
置に第2連通用凹部5bが形成され、さらにこれら両連
通用凹部5a,5b間の部分が閉塞部5cとされたスプ
ール弁5と、上記シリンダー本体1のヘッド側端部に回
転自在に挿通支持されるとともにそのおねじ部6aが上
記スプール弁5に螺合挿通されたねじ軸体6と、このね
じ軸体6を、その外端部に取り付けられた従動側歯車7
およびこの従動側歯車7に噛合する駆動側歯車8を介し
て回転させるステッピングモータ9と、このステッピン
グモータ9を制御するコントローラ10と、上記従動側
歯車7に噛合する検出歯車11を介してスプール弁5の
位置を検出するためのシンクロ発振器12とから構成さ
れている。
【0004】そして、上記シリンダー本体1には、油圧
ポンプ21に接続されるるとともにロッド側第1油圧室
2Aに連通された油圧の供給ポート22、および油タン
ク23に接続されるとともに第2油圧室4のロッド寄り
部分に連通された戻りポート24が形成されている。
ポンプ21に接続されるるとともにロッド側第1油圧室
2Aに連通された油圧の供給ポート22、および油タン
ク23に接続されるとともに第2油圧室4のロッド寄り
部分に連通された戻りポート24が形成されている。
【0005】また、上記ピストンロッド3には、ロッド
側第1油圧室2Aと第2油圧室4のヘッド寄り部分とを
連通する第1パイロット用連通穴31と、ヘッド側第1
油圧室2Bと第2油圧室4のヘッド寄り部分とを連通す
る第2パイロット用連通穴32と、ヘッド側第1油圧室
2Bと第2油圧室4のロッド寄り部分とを連通する第3
パイロット用連通穴33と、第2油圧室4のロッド寄り
部分とシリンダー本体1に形成された戻りポート24と
を連通する第4パイロット用連通穴34とが形成され、
さらに各パイロット用連通穴31〜34の開口位置は、
上記スプール弁5の中立位置では、図4に示すように、
第1および第3パイロット用連通穴31,33が閉状態
となり、また図5に示すように、ステッピングモータ9
により、スプール弁5がロッド側(図面の左側)に移動
された場合には、第1パイロット用連通穴31が開状態
となるとともに、図6に示すように、スプール弁5がヘ
ッド側(図面の右側)に移動された場合には、第3パイ
ロット用連通穴33が開状態となるような位置関係にさ
れている。
側第1油圧室2Aと第2油圧室4のヘッド寄り部分とを
連通する第1パイロット用連通穴31と、ヘッド側第1
油圧室2Bと第2油圧室4のヘッド寄り部分とを連通す
る第2パイロット用連通穴32と、ヘッド側第1油圧室
2Bと第2油圧室4のロッド寄り部分とを連通する第3
パイロット用連通穴33と、第2油圧室4のロッド寄り
部分とシリンダー本体1に形成された戻りポート24と
を連通する第4パイロット用連通穴34とが形成され、
さらに各パイロット用連通穴31〜34の開口位置は、
上記スプール弁5の中立位置では、図4に示すように、
第1および第3パイロット用連通穴31,33が閉状態
となり、また図5に示すように、ステッピングモータ9
により、スプール弁5がロッド側(図面の左側)に移動
された場合には、第1パイロット用連通穴31が開状態
となるとともに、図6に示すように、スプール弁5がヘ
ッド側(図面の右側)に移動された場合には、第3パイ
ロット用連通穴33が開状態となるような位置関係にさ
れている。
【0006】したがって、上記構成において、ステッピ
ングモータ9により、スプール弁5が所定量だけ左側に
移動されると、図5に示すように、第1パイロット用連
通穴31が開き、シリンダー本体1のロッド側およびヘ
ッド側第1油圧室2A,2Bの圧力が同じになる。両油
圧室2A,2Bの圧力が同じになると、受圧面積の相違
により、ピストンロッド3が左側に移動する。そして、
ピストンロッド3が左側に移動すると、スプール弁5が
停止しているため、第1パイロット用連通穴31が閉状
態となる。すなわち、この動作により、ピストンロッド
3は、ステッピングモータ9によるスプール弁5の移動
量に等しい量だけ、追従移動することになる。
ングモータ9により、スプール弁5が所定量だけ左側に
移動されると、図5に示すように、第1パイロット用連
通穴31が開き、シリンダー本体1のロッド側およびヘ
ッド側第1油圧室2A,2Bの圧力が同じになる。両油
圧室2A,2Bの圧力が同じになると、受圧面積の相違
により、ピストンロッド3が左側に移動する。そして、
ピストンロッド3が左側に移動すると、スプール弁5が
停止しているため、第1パイロット用連通穴31が閉状
態となる。すなわち、この動作により、ピストンロッド
3は、ステッピングモータ9によるスプール弁5の移動
量に等しい量だけ、追従移動することになる。
【0007】また、上記とは逆に、図6に示すように、
スプール弁5が所定量だけ右側に移動されると、第3パ
イロット用連通穴33が開き、ヘッド側第1油圧室2B
内の油が戻りポート24から排出されて、やはりスプー
ル弁5の移動量だけ、ピストンロッド3も右側に追従移
動する。
スプール弁5が所定量だけ右側に移動されると、第3パ
イロット用連通穴33が開き、ヘッド側第1油圧室2B
内の油が戻りポート24から排出されて、やはりスプー
ル弁5の移動量だけ、ピストンロッド3も右側に追従移
動する。
【0008】そして、従来、上記のステッピングシリン
ダーを作動させる場合、被作動物体に所定の変位量が、
コントローラ10を介してステッピングモータ9によ
り、スプール弁5に与えられていた。
ダーを作動させる場合、被作動物体に所定の変位量が、
コントローラ10を介してステッピングモータ9によ
り、スプール弁5に与えられていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の制
御方法によると、被作動物体の変位量をステッピングモ
ータ9により、スプール弁5に与えていたので、油圧の
流路途中において、作動の遅れが発生してしまう。すな
わち、第1または第3パイロット用連通穴31,33の
開口形状、開口面積などに応じて、作動油の移動による
遅れが発生してしまう。
御方法によると、被作動物体の変位量をステッピングモ
ータ9により、スプール弁5に与えていたので、油圧の
流路途中において、作動の遅れが発生してしまう。すな
わち、第1または第3パイロット用連通穴31,33の
開口形状、開口面積などに応じて、作動油の移動による
遅れが発生してしまう。
【0010】ところで、被作動物体の制御目標変位量
が、例えばなめらかな曲線(具体的にはサインカーブ)
を描く場合には多少の遅れが生じてもよい場合がある
が、図3(b)のxs にて示すように、変位の行きと戻
りで、その速度が異なる場合には、xm にて示すように
被作動物体の変位パターンが崩れてしまうという問題が
あった。
が、例えばなめらかな曲線(具体的にはサインカーブ)
を描く場合には多少の遅れが生じてもよい場合がある
が、図3(b)のxs にて示すように、変位の行きと戻
りで、その速度が異なる場合には、xm にて示すように
被作動物体の変位パターンが崩れてしまうという問題が
あった。
【0011】そこで、本発明は上記問題を解消し得るス
テッピングシリンダーの制御方法を提供することを目的
とする。
テッピングシリンダーの制御方法を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のステッピングシリンダーの制御方法は、シ
リンダー本体内に第1油圧室を形成し、このシリンダー
本体の第1油圧室内に、内部に第2油圧室が形成された
ピストンロッドを摺動自在に配置し、このピストンロッ
ドに、ロッド側第1油圧室とヘッド側第1油圧室とを第
2油圧室を介して連通させる第1および第2パイロット
用連通穴を形成するとともに、ヘッド側第1油圧室とシ
リンダー本体の戻りポートとを第2油圧室を介して連通
させる第3および第4パイロット用連通穴を形成し、上
記ピストンロッドの第2油圧室内にスプール弁を摺動自
在に配置するとともにこのスプール弁の両端部に油の連
通用凹部を形成し、このスプール弁をねじ軸体を介して
摺動させるステッピングモータを具備するとともに、ピ
ストンロッドを摺動させることにより、一方の連通用凹
部を介して第1および第2パイロット用連通穴同士を連
通状態となるように、また他方の連通用凹部を介して第
3および第4パイロット用連通穴同士を連通状態となる
ようにして、上記スプール弁の移動に、ピストンロッド
を追従移動させるようにしたステッピングシリンダーの
制御方法であって、上記シリンダー本体のピストンロッ
ドの出退量が設定値となるように、上記パイロット用連
通穴内を流れる油の流量特性およびピストンロッドに作
用する負荷を考慮して、ステッピングモータに入力信号
を与える方法である。
め、本発明のステッピングシリンダーの制御方法は、シ
リンダー本体内に第1油圧室を形成し、このシリンダー
本体の第1油圧室内に、内部に第2油圧室が形成された
ピストンロッドを摺動自在に配置し、このピストンロッ
ドに、ロッド側第1油圧室とヘッド側第1油圧室とを第
2油圧室を介して連通させる第1および第2パイロット
用連通穴を形成するとともに、ヘッド側第1油圧室とシ
リンダー本体の戻りポートとを第2油圧室を介して連通
させる第3および第4パイロット用連通穴を形成し、上
記ピストンロッドの第2油圧室内にスプール弁を摺動自
在に配置するとともにこのスプール弁の両端部に油の連
通用凹部を形成し、このスプール弁をねじ軸体を介して
摺動させるステッピングモータを具備するとともに、ピ
ストンロッドを摺動させることにより、一方の連通用凹
部を介して第1および第2パイロット用連通穴同士を連
通状態となるように、また他方の連通用凹部を介して第
3および第4パイロット用連通穴同士を連通状態となる
ようにして、上記スプール弁の移動に、ピストンロッド
を追従移動させるようにしたステッピングシリンダーの
制御方法であって、上記シリンダー本体のピストンロッ
ドの出退量が設定値となるように、上記パイロット用連
通穴内を流れる油の流量特性およびピストンロッドに作
用する負荷を考慮して、ステッピングモータに入力信号
を与える方法である。
【0013】
【作用】上記の構成によると、シリンダー本体のピスト
ンロッドの出退量が所定の設定値となるように、パイロ
ット用連通穴内を流れる油の流量特性およびピストンロ
ッドに作用する負荷を考慮して、ステッピングモータに
入力信号を与えるようにしたので、従来のように入力信
号として所定の設定値を与える場合に比べて、出力値を
設定値に精度よく追従させることができる。
ンロッドの出退量が所定の設定値となるように、パイロ
ット用連通穴内を流れる油の流量特性およびピストンロ
ッドに作用する負荷を考慮して、ステッピングモータに
入力信号を与えるようにしたので、従来のように入力信
号として所定の設定値を与える場合に比べて、出力値を
設定値に精度よく追従させることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
き説明する。本発明に係るステッピングシリンダー自体
の構造は、従来例で説明したものと同一であるため、同
一番号を付してその説明を省略する。
き説明する。本発明に係るステッピングシリンダー自体
の構造は、従来例で説明したものと同一であるため、同
一番号を付してその説明を省略する。
【0015】また、本実施例においては、図1の等価模
式図に示すように、連続鋳造設備におけるモールドMを
振動させるための、ステッピングシリンダーSに適用し
た場合について説明する。
式図に示すように、連続鋳造設備におけるモールドMを
振動させるための、ステッピングシリンダーSに適用し
た場合について説明する。
【0016】そして、本実施例におけるステッピングシ
リンダーSの制御方法は、シリンダー本体1のピストン
ロッド3の出退量が所定の設定値となるように、パイロ
ット用連通穴31,33内を流れる油の流量特性および
ピストンロッド3に作用する負荷を考慮して、ステッピ
ングモータ9に入力信号を与える方法である。
リンダーSの制御方法は、シリンダー本体1のピストン
ロッド3の出退量が所定の設定値となるように、パイロ
ット用連通穴31,33内を流れる油の流量特性および
ピストンロッド3に作用する負荷を考慮して、ステッピ
ングモータ9に入力信号を与える方法である。
【0017】シリンダー本体1のピストンロッド3の出
退量が所定量、すなわち図1のステッピングシリンダー
Sの等価模式図に示すように、モールドM側に連結され
るピストンロッド3の出退量が所定の振動曲線となるよ
うに、ステッピングモータ9に入力信号を与えるように
する方法である。
退量が所定量、すなわち図1のステッピングシリンダー
Sの等価模式図に示すように、モールドM側に連結され
るピストンロッド3の出退量が所定の振動曲線となるよ
うに、ステッピングモータ9に入力信号を与えるように
する方法である。
【0018】ここで、ステッピングモータ9に与えられ
る入力信号をxs とし、このときのピストンロッド3の
出力値(出退量)xを時間の関数f(t) で表した場合、
第1および第3第1パイロット用連通穴31,33を流
れる油の流量特性およびピストンロッド3に作用する負
荷を考慮して、両者の関係を求めると下記のような式で
表される。
る入力信号をxs とし、このときのピストンロッド3の
出力値(出退量)xを時間の関数f(t) で表した場合、
第1および第3第1パイロット用連通穴31,33を流
れる油の流量特性およびピストンロッド3に作用する負
荷を考慮して、両者の関係を求めると下記のような式で
表される。
【0019】なお、各式中における記号の意味は、次に
示す通りである。 x :作動負荷の位置(ピストンロッドの出力値) xs :ステッピングモータへの入力信号(スプール弁の
位置) k1 :第1パイロット用連通穴における流量係数 k2 :第3パイロット用連通穴における流量係数 q1 :第1パイロット用連通穴の通過流量 q2 :第3パイロット用連通穴の通過流量 P0 :ポンプ吐出圧力 P1 :ロッド側第1油圧室内圧力(P1 =P0 −k1 ×
q1 2) P2 :ヘッド側第1油圧室内圧力 A1 :ロッド側第1油圧室面積 A2 :ヘッド側第1油圧室面積 δ :すき間(≒0) γo :油の比重量 まず、第1および第3パイロット用連通穴31,33を
流れる流量 (q1,q2)についての関係を求める。
示す通りである。 x :作動負荷の位置(ピストンロッドの出力値) xs :ステッピングモータへの入力信号(スプール弁の
位置) k1 :第1パイロット用連通穴における流量係数 k2 :第3パイロット用連通穴における流量係数 q1 :第1パイロット用連通穴の通過流量 q2 :第3パイロット用連通穴の通過流量 P0 :ポンプ吐出圧力 P1 :ロッド側第1油圧室内圧力(P1 =P0 −k1 ×
q1 2) P2 :ヘッド側第1油圧室内圧力 A1 :ロッド側第1油圧室面積 A2 :ヘッド側第1油圧室面積 δ :すき間(≒0) γo :油の比重量 まず、第1および第3パイロット用連通穴31,33を
流れる流量 (q1,q2)についての関係を求める。
【0020】モールドの上昇時(xs >x)において
は、下記の関係が成立する。 q1 =k1 ×(xs −x+δ)×b1 ×(2g(P2 −P1 )/γo )1/2 ・・・・(1) q2 =0 ・・・・(2) モールドの下降時(xs <x)においては、下記の関係
が成立する。
は、下記の関係が成立する。 q1 =k1 ×(xs −x+δ)×b1 ×(2g(P2 −P1 )/γo )1/2 ・・・・(1) q2 =0 ・・・・(2) モールドの下降時(xs <x)においては、下記の関係
が成立する。
【0021】 q1 =0 ・・・・(3) q2 =k2 ×(x−xs +δ)×b2 ×((2g×P2 )/γo )1/2 ・・・・(4) ピストンロッドの移動については、下記の式が成立す
る。
る。
【0022】
【数1】
【0023】但し、Vc :ロッド側第1油圧室の体積 ko :油の体積圧縮率 Δq:油のリーク量(≒0) ステッピングシリンダーのピストンロッド3に作用する
力は、下記の(6) 式で表される。
力は、下記の(6) 式で表される。
【0024】F0 =P2 A2 −P1 A1 ・・・・(6) 次に、上記の式を使用して、出力値がx=f(t) の関数
として表される場合、ステッピングモータ9、すなわち
スプール弁5に与えるべき入力値xset を求める。
として表される場合、ステッピングモータ9、すなわち
スプール弁5に与えるべき入力値xset を求める。
【0025】ここで、負荷Fを次式で表すものとする。 F=F1 +M[d2x /dt2 ]・・・・(7) 但し、かぎ括弧内は導関数を表すものとする(以下、同
じ)。
じ)。
【0026】また、(7) 式中、右辺の第1項であるF1
は被作動対象の全重量、振動時に発生する鋳片とモール
ドとの摩擦力などが含まれ、また第2項は被作動対象の
慣性負荷である。
は被作動対象の全重量、振動時に発生する鋳片とモール
ドとの摩擦力などが含まれ、また第2項は被作動対象の
慣性負荷である。
【0027】まず、f(t) の一次導関数(f′=[df/d
t])および二次導関数(f″=[d2f/dt2 ])を求め
る。以下、上述の(1) 〜(6) 式において、δ,Δqおよ
び(Vc /ko )が無視できる場合を例にして説明す
る。
t])および二次導関数(f″=[d2f/dt2 ])を求め
る。以下、上述の(1) 〜(6) 式において、δ,Δqおよ
び(Vc /ko )が無視できる場合を例にして説明す
る。
【0028】(イ)上昇時(f′>0)の場合; q2 =0 q1 =A2 f′((5) 式より) P1 =P0 (場合によっては、ポンプから入口ポートま
での圧損をポンプ吐出圧力から差し引いたもの) (6) 式より、P2 =(F1 +Mf″ +P1 A1 )/A2 ・・・・(8) (1) 式より、xset =q1 /[K(P1 −P2 )1/2 ]+f(t) ・・・(9) 但し、(7) 式中、K=k1 ×b1 ×(2g/γo )1/2 である。
での圧損をポンプ吐出圧力から差し引いたもの) (6) 式より、P2 =(F1 +Mf″ +P1 A1 )/A2 ・・・・(8) (1) 式より、xset =q1 /[K(P1 −P2 )1/2 ]+f(t) ・・・(9) 但し、(7) 式中、K=k1 ×b1 ×(2g/γo )1/2 である。
【0029】(ロ)下降時(f′<0)の場合; q1 =0 q2 =−A2 f′((5) 式より) P1 =P0 (場合によっては、ポンプから入口ポートま
での圧損を差し引いたもの) (6) 式より、P2 =(F1 +Mf″ +P1 A1 )/A2 ・・・・(10) (4) 式より、xset =−q2 /[K×(P2 )1/2 ]+f(t) ・・・・(11) 但し、(9) 式中、K=k2 ×b2 ×(2g/γo )1/2 である。
での圧損を差し引いたもの) (6) 式より、P2 =(F1 +Mf″ +P1 A1 )/A2 ・・・・(10) (4) 式より、xset =−q2 /[K×(P2 )1/2 ]+f(t) ・・・・(11) 但し、(9) 式中、K=k2 ×b2 ×(2g/γo )1/2 である。
【0030】このように、上記の(9) 式および(11)式に
より求められたxset をステッピングモータ9に入力信
号すなわち変位信号として与えた場合、そのピストンロ
ッド3の出力値が希望する変位となる。すなわちx=f
(t) の出力値が得られる。
より求められたxset をステッピングモータ9に入力信
号すなわち変位信号として与えた場合、そのピストンロ
ッド3の出力値が希望する変位となる。すなわちx=f
(t) の出力値が得られる。
【0031】この様子を、図2に示すような、振動モー
ルドの数式モデルに適用した場合の、数値シュミレーシ
ョンの結果を、図3のグラフに示す。 図2中、M1 :モールドの質量 M2 :振動テーブルの質量 M3 :ステッピングシリンダーが載置されている架台の
質量 xm :モールドの変位 xm2:振動テーブルの変位 xp :ピストンロッドの変位 Ff :モールドに対する鋳片の摩擦力 与える負荷は下記の(12)式で表される。
ルドの数式モデルに適用した場合の、数値シュミレーシ
ョンの結果を、図3のグラフに示す。 図2中、M1 :モールドの質量 M2 :振動テーブルの質量 M3 :ステッピングシリンダーが載置されている架台の
質量 xm :モールドの変位 xm2:振動テーブルの変位 xp :ピストンロッドの変位 Ff :モールドに対する鋳片の摩擦力 与える負荷は下記の(12)式で表される。
【0032】 F=(M1 +M2 )g±Ff +M1 [d2xm/dt2 ]+M2 [d2xm2 /dt2 ] ・・・・(12) 但し、図3中、xs はステッピングモータへの入力信号
(入力波形) xp はピストンロッドの出力値(出力波形) xm はモールドの変位波形 図3(a)は、ステッピングモータ9に入力値としてx
s =xset を加えた場合を示しており、上述の演算によ
り求めた入力信号(入力変位)に対して、ピストンロッ
ド3の出力値(出力波形)xp およびモールドの変位波
形xm が、希望する変位(出力波形)f(t) にほぼ一致
しているのがよく分かる。
(入力波形) xp はピストンロッドの出力値(出力波形) xm はモールドの変位波形 図3(a)は、ステッピングモータ9に入力値としてx
s =xset を加えた場合を示しており、上述の演算によ
り求めた入力信号(入力変位)に対して、ピストンロッ
ド3の出力値(出力波形)xp およびモールドの変位波
形xm が、希望する変位(出力波形)f(t) にほぼ一致
しているのがよく分かる。
【0033】これに対して、図3(b)は、ステッピン
グモータ9に希望する入力信号としてxs =f(t) を直
接加えた場合を示しており、入力波形に対して、ピスト
ンロッド3の出力値(出力波形)xp およびモールドの
変位波形xm が、希望する変位f(t) から大きくずれて
いるのがよく分かる。
グモータ9に希望する入力信号としてxs =f(t) を直
接加えた場合を示しており、入力波形に対して、ピスト
ンロッド3の出力値(出力波形)xp およびモールドの
変位波形xm が、希望する変位f(t) から大きくずれて
いるのがよく分かる。
【0034】なお、上記実施例における各連通穴31〜
34の開口部形状は、例えば長方形の他に、台形、円形
などの各種形状が考えられ、したがって上述した各式中
で使用した各係数の値は、その形状に応じて変化するこ
とはいうまでもない。
34の開口部形状は、例えば長方形の他に、台形、円形
などの各種形状が考えられ、したがって上述した各式中
で使用した各係数の値は、その形状に応じて変化するこ
とはいうまでもない。
【0035】また、上記実施例における入力信号は、通
常、あらかじめ求められた波形信号であるが、作動途中
において、リアルタイムで入力信号を変化させることも
できる。
常、あらかじめ求められた波形信号であるが、作動途中
において、リアルタイムで入力信号を変化させることも
できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の制御方法による
と、シリンダー本体のピストンロッドの出退量が設定値
となるように、連通穴内を流れる油の流量特性および作
動負荷を考慮して、ステッピングモータに入力値を与え
るようにしたので、従来のように入力信号を設定値にす
る場合に比べて、出力値を所定の設定値に精度よく追従
させることができる。
と、シリンダー本体のピストンロッドの出退量が設定値
となるように、連通穴内を流れる油の流量特性および作
動負荷を考慮して、ステッピングモータに入力値を与え
るようにしたので、従来のように入力信号を設定値にす
る場合に比べて、出力値を所定の設定値に精度よく追従
させることができる。
【図1】本発明の一実施例におけるステッピングシリン
ダーの等価模式図である。
ダーの等価模式図である。
【図2】同実施例におけるステッピングシリンダーの使
用例を示す等価模式図である。
用例を示す等価模式図である。
【図3】同実施例における制御結果を示す波形図で
(a)は本実施例に係る場合を示し、(b)は従来例の
場合を示す。
(a)は本実施例に係る場合を示し、(b)は従来例の
場合を示す。
【図4】従来例におけるステッピングシリンダーの断面
図である。
図である。
【図5】従来例におけるステッピングシリンダーの作動
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図6】従来例におけるステッピングシリンダーの作動
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
1 シリンダー本体 2 第1油圧室 2A ロッド側第1油圧室 2B ヘッド側第1油圧室 3 ピストンロッド 4 第2油圧室 5 スプール弁 5a 第1連通用凹部 5b 第2連通用凹部 6 ねじ軸体 9 ステッピングモータ 21 油圧ポンプ 22 供給ポート 24 戻りポート 31 第1パイロット用連通穴 32 第2パイロット用連通穴 33 第3パイロット用連通穴 34 第4パイロット用連通穴
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダー本体内に第1油圧室を形成し、
このシリンダー本体の第1油圧室内に、内部に第2油圧
室が形成されたピストンロッドを摺動自在に配置し、こ
のピストンロッドに、ロッド側第1油圧室とヘッド側第
1油圧室とを第2油圧室を介して連通させる第1および
第2パイロット用連通穴を形成するとともに、ヘッド側
第1油圧室とシリンダー本体の戻りポートとを第2油圧
室を介して連通させる第3および第4パイロット用連通
穴を形成し、上記ピストンロッドの第2油圧室内にスプ
ール弁を摺動自在に配置するとともにこのスプール弁の
両端部に油の連通用凹部を形成し、このスプール弁をね
じ軸体を介して摺動させるステッピングモータを具備す
るとともに、ピストンロッドを摺動させることにより、
一方の連通用凹部を介して第1および第2パイロット用
連通穴同士を連通状態となるように、また他方の連通用
凹部を介して第3および第4パイロット用連通穴同士を
連通状態となるようにして、上記スプール弁の移動に、
ピストンロッドを追従移動させるようにしたステッピン
グシリンダーの制御方法であって、上記シリンダー本体
のピストンロッドの出退量が設定値となるように、上記
パイロット用連通穴内を流れる油の流量特性およびピス
トンロッドに作用する負荷を考慮して、ステッピングモ
ータに入力信号を与えることを特徴とするステッピング
シリンダーの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3337338A JP2679910B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | ステッピングシリンダーの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3337338A JP2679910B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | ステッピングシリンダーの制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05172103A true JPH05172103A (ja) | 1993-07-09 |
| JP2679910B2 JP2679910B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=18307693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3337338A Expired - Lifetime JP2679910B2 (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | ステッピングシリンダーの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2679910B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008188642A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Jfe Steel Kk | モールド幅変更用アクチュエータ |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57110801A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | Hiroshi Ikebe | Electrohydraulic servo-mechanism |
| JPS5810004U (ja) * | 1981-07-11 | 1983-01-22 | 日立精機株式会社 | 接触形計測装置 |
| JPS6334302A (ja) * | 1986-07-29 | 1988-02-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 油圧シリンダの圧力制御装置 |
| JPS63282069A (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-18 | 株式会社日立製作所 | 流体圧エレベ−タ |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP3337338A patent/JP2679910B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57110801A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | Hiroshi Ikebe | Electrohydraulic servo-mechanism |
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| JPS6334302A (ja) * | 1986-07-29 | 1988-02-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 油圧シリンダの圧力制御装置 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008188642A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Jfe Steel Kk | モールド幅変更用アクチュエータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2679910B2 (ja) | 1997-11-19 |
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