JPH05172995A - 放射性廃棄物の圧縮処理方法及び装置 - Google Patents
放射性廃棄物の圧縮処理方法及び装置Info
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- JPH05172995A JPH05172995A JP3340887A JP34088791A JPH05172995A JP H05172995 A JPH05172995 A JP H05172995A JP 3340887 A JP3340887 A JP 3340887A JP 34088791 A JP34088791 A JP 34088791A JP H05172995 A JPH05172995 A JP H05172995A
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- Japan
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- mold
- push rod
- radioactive waste
- peripheral surface
- dedicated container
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/32—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器の肉厚にかかわらず、押し棒による圧縮
時にかえりが生じて金型内周面が傷付けられるのを未然
に防ぐ。 【構成】 放射性廃棄物22を収容する専用容器16に
隙間形成リング26を固定する等して、専用容器16の
上端部の外周面と金型10の内周面との間に隙間28を
形成し、その後に押し棒30を金型10内に押し込んで
上記放射性廃棄物22及び専用容器16の圧縮処理を行
う。
時にかえりが生じて金型内周面が傷付けられるのを未然
に防ぐ。 【構成】 放射性廃棄物22を収容する専用容器16に
隙間形成リング26を固定する等して、専用容器16の
上端部の外周面と金型10の内周面との間に隙間28を
形成し、その後に押し棒30を金型10内に押し込んで
上記放射性廃棄物22及び専用容器16の圧縮処理を行
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電所や、その
他放射性物質を取扱う施設から発生する、放射性核種で
汚染された廃棄物(放射性廃棄物)を圧縮処理するため
の方法及び装置に関するものである。
他放射性物質を取扱う施設から発生する、放射性核種で
汚染された廃棄物(放射性廃棄物)を圧縮処理するため
の方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電所等、放射性物質を
取扱う施設からは、放射性核種(主にコバルト60やセ
シウム137等のβ,γ核種)で汚染された金属製機械
や施設構造物、あるいは、ガラス繊維等で作られた無機
物質製品やゴム製手袋、安全靴等の有機化合物製品等が
発生するが、これらの放射性廃棄物の減容化処理には、
古くから、高圧縮処理技術が利用されている。
取扱う施設からは、放射性核種(主にコバルト60やセ
シウム137等のβ,γ核種)で汚染された金属製機械
や施設構造物、あるいは、ガラス繊維等で作られた無機
物質製品やゴム製手袋、安全靴等の有機化合物製品等が
発生するが、これらの放射性廃棄物の減容化処理には、
古くから、高圧縮処理技術が利用されている。
【0003】具体的に、上記放射性廃棄物の多くは、こ
れを汚染する放射性核種の半減期が比較的短いため、一
般には JIS Z1600 に示されるような内容量200l(リッ
トル)の軟鋼製ドラム缶に収容され、このドラム缶ごと
高圧縮処理装置(一般には一軸プレス装置)により圧縮
処理されている。
れを汚染する放射性核種の半減期が比較的短いため、一
般には JIS Z1600 に示されるような内容量200l(リッ
トル)の軟鋼製ドラム缶に収容され、このドラム缶ごと
高圧縮処理装置(一般には一軸プレス装置)により圧縮
処理されている。
【0004】ところが、軽水炉や高速増殖炉を備えた原
子力発電所から発生する使用済核燃料は、この燃料の再
生を目的に再処理される。このため、再処理の過程で金
属製廃棄物が発生する。この工程で発生する廃棄物の表
面は再処理の過程で核燃料物質で汚染される。核燃料物
質に含まれるプルトニウム等の超ウラン元素が付着した
状態となっている。この超ウラン元素は、数万年といっ
た極めて長い半減期を有しており、しかも毒性を有して
いるので、この超ウラン元素が生物環境へ流失しないよ
うに厳重な管理が求められ、従って、耐腐食性に劣る軟
鋼製ドラム缶を使用するには問題が生じることになる。
しかも、上記廃棄物は原子炉内で中性子の照射を受けて
おり、高い放射線量を有している。このため、これらの
廃棄物はステンレス鋼といった耐食性の高い材料からな
る大型容器に収容され、水中で保管されている。
子力発電所から発生する使用済核燃料は、この燃料の再
生を目的に再処理される。このため、再処理の過程で金
属製廃棄物が発生する。この工程で発生する廃棄物の表
面は再処理の過程で核燃料物質で汚染される。核燃料物
質に含まれるプルトニウム等の超ウラン元素が付着した
状態となっている。この超ウラン元素は、数万年といっ
た極めて長い半減期を有しており、しかも毒性を有して
いるので、この超ウラン元素が生物環境へ流失しないよ
うに厳重な管理が求められ、従って、耐腐食性に劣る軟
鋼製ドラム缶を使用するには問題が生じることになる。
しかも、上記廃棄物は原子炉内で中性子の照射を受けて
おり、高い放射線量を有している。このため、これらの
廃棄物はステンレス鋼といった耐食性の高い材料からな
る大型容器に収容され、水中で保管されている。
【0005】従って、このような廃棄物を圧縮減容化し
ようとするには、水中保管されたステンレス鋼製容器か
ら廃棄物を取り出し、別の処理専用容器に移し換え、そ
の後に圧縮変形する作業を要するが、本発明者等は、こ
のような移し換えの作業を要せず直接圧縮処理できる容
器を開発すべく、以下に記すような試験を行った。
ようとするには、水中保管されたステンレス鋼製容器か
ら廃棄物を取り出し、別の処理専用容器に移し換え、そ
の後に圧縮変形する作業を要するが、本発明者等は、こ
のような移し換えの作業を要せず直接圧縮処理できる容
器を開発すべく、以下に記すような試験を行った。
【0006】A 模擬廃棄物の準備 試験に使用する廃棄物として、再処理過程で発生する金
属製廃棄物の中から、最も発生量が多く、かつ化学的に
活性の高い性質を有する廃棄物として、ジルカロイ金属
製核燃料被覆管を用いた。
属製廃棄物の中から、最も発生量が多く、かつ化学的に
活性の高い性質を有する廃棄物として、ジルカロイ金属
製核燃料被覆管を用いた。
【0007】この被覆管は、実際には外径約8〜11m
m、長さ約4000mmで、その外面には10〜20μmの厚み
をもつ酸化被膜が形成されている。この被覆管は、再処
理時に30〜50mmの長さに切断処理されるが、このとき発
生する切り粉が空気中の酸素と反応して発火しやすいた
め、一般には水中保管されている。そこで本試験では、
実際の廃棄物に性状を模擬すべく、未使用のジルカロイ
金属製被覆板を電気炉中で空気雰囲気で加熱することに
より、その表面に上記と同等の厚みをもつ酸化被膜を形
成し、30mmの長さに切断したものを使用した。
m、長さ約4000mmで、その外面には10〜20μmの厚み
をもつ酸化被膜が形成されている。この被覆管は、再処
理時に30〜50mmの長さに切断処理されるが、このとき発
生する切り粉が空気中の酸素と反応して発火しやすいた
め、一般には水中保管されている。そこで本試験では、
実際の廃棄物に性状を模擬すべく、未使用のジルカロイ
金属製被覆板を電気炉中で空気雰囲気で加熱することに
より、その表面に上記と同等の厚みをもつ酸化被膜を形
成し、30mmの長さに切断したものを使用した。
【0008】B 圧縮容器の製作と圧縮処理試験 上述のように、一般の圧縮処理で使用されている JIS Z
1600 の軟鋼製ドラム缶は、量産されているので経済的
に有利であり、しかも座屈強度が低いために圧縮処理用
としては最適であるが、耐食性が低いため、超ウラン元
素が付着した放射性廃棄物の処理に利用することは困難
である。
1600 の軟鋼製ドラム缶は、量産されているので経済的
に有利であり、しかも座屈強度が低いために圧縮処理用
としては最適であるが、耐食性が低いため、超ウラン元
素が付着した放射性廃棄物の処理に利用することは困難
である。
【0009】そこで本試験では、耐食性の高い金属製容
器として、図9に示すような外径100mm、高さ150mmの S
US304 製円筒容器90を試作するとともに、その圧縮時
の座屈荷重を上記軟鋼製ドラムと略同レベルまで下げる
ために、側壁91の厚みを0.5mm、底板92及び上蓋9
4の厚みを1.0mmと非常に薄くし、側壁91と底板92
とをTIG溶接機で溶接して、容器内に模擬廃棄物93
を挿入した後に上蓋94を手で嵌め込んだ。そして、円
筒容器90全体を図10(a)(b)に示すような金型
95内に圧入し、この金型95の内周面と押し棒96の
外周面とが接触しないように両者の間に0.2mmの隙間9
7を確保した状態で、押し棒96を3mm/分の速度で下
降させ、円筒容器90全体を1800kg/cm2のプレス圧で上
方から圧縮した。
器として、図9に示すような外径100mm、高さ150mmの S
US304 製円筒容器90を試作するとともに、その圧縮時
の座屈荷重を上記軟鋼製ドラムと略同レベルまで下げる
ために、側壁91の厚みを0.5mm、底板92及び上蓋9
4の厚みを1.0mmと非常に薄くし、側壁91と底板92
とをTIG溶接機で溶接して、容器内に模擬廃棄物93
を挿入した後に上蓋94を手で嵌め込んだ。そして、円
筒容器90全体を図10(a)(b)に示すような金型
95内に圧入し、この金型95の内周面と押し棒96の
外周面とが接触しないように両者の間に0.2mmの隙間9
7を確保した状態で、押し棒96を3mm/分の速度で下
降させ、円筒容器90全体を1800kg/cm2のプレス圧で上
方から圧縮した。
【0010】なお、上記隙間97を微小範囲に制限して
いるのは、この隙間97が大きくなると金型95内で押
し棒96ががたつき、良好な圧縮処理ができなくなるか
らである。
いるのは、この隙間97が大きくなると金型95内で押
し棒96ががたつき、良好な圧縮処理ができなくなるか
らである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の要領で圧縮試験
を行ったところ、次に示すような問題点が発生した。
を行ったところ、次に示すような問題点が発生した。
【0012】(a) 押し棒96を円筒容器90の上から押
し付けると、この円筒容器90の塑性変形により、図1
0(b)に示すように、上記円筒容器90の上端外周部
が金型95の内周面と押し棒96との間に入り込み、同
図(c)にも示すような「かえり」98が発生するとと
もに、このかえり98が隙間97内に挾まれたまま押し
棒96が下降することにより、金型95の内面に著しい
擦過痕が生じることが判明した。このかえり98の発生
は、押し棒96と円筒容器90との間に微小隙間を設け
たこと、及び、良好な座屈性能を得るために容器の肉厚
を薄くしたことに起因して生じる問題点であるといえ
る。
し付けると、この円筒容器90の塑性変形により、図1
0(b)に示すように、上記円筒容器90の上端外周部
が金型95の内周面と押し棒96との間に入り込み、同
図(c)にも示すような「かえり」98が発生するとと
もに、このかえり98が隙間97内に挾まれたまま押し
棒96が下降することにより、金型95の内面に著しい
擦過痕が生じることが判明した。このかえり98の発生
は、押し棒96と円筒容器90との間に微小隙間を設け
たこと、及び、良好な座屈性能を得るために容器の肉厚
を薄くしたことに起因して生じる問題点であるといえ
る。
【0013】(b) 圧縮処理中、金型95内の空気がこの
金型95と押し棒96との隙間97から外部に押し出さ
れ、この空気とともに、被覆管外面に形成された酸化被
膜が粉塵となって飛散する現象が見られ、この粉塵をブ
ラシで回収した結果、およそ5mgの粉塵が飛散していた
ことが判明した。この飛散は、被覆管残材の内外面に付
着している超ウラン元素の飛散、さらには放射化した酸
化被膜の飛散を意味するものであり、圧縮処理装置その
ものが高濃度の放射性物質で汚染されることを示すもの
である。従って、この装置をそのまま実際に使用した場
合には、その保守点検作業が極めて難しくなることが予
想される。しかも、飛散したジルカロイ金属製酸化被膜
は、空気中の酸素との接触で発火するおそれもある。
金型95と押し棒96との隙間97から外部に押し出さ
れ、この空気とともに、被覆管外面に形成された酸化被
膜が粉塵となって飛散する現象が見られ、この粉塵をブ
ラシで回収した結果、およそ5mgの粉塵が飛散していた
ことが判明した。この飛散は、被覆管残材の内外面に付
着している超ウラン元素の飛散、さらには放射化した酸
化被膜の飛散を意味するものであり、圧縮処理装置その
ものが高濃度の放射性物質で汚染されることを示すもの
である。従って、この装置をそのまま実際に使用した場
合には、その保守点検作業が極めて難しくなることが予
想される。しかも、飛散したジルカロイ金属製酸化被膜
は、空気中の酸素との接触で発火するおそれもある。
【0014】本発明は、このような事情に鑑み、容器の
肉厚にかかわらず、押し棒による圧縮時にかえりが生じ
て金型内周面が傷付けられるのを未然に防ぐことがで
き、さらに好ましくは、圧縮処理時に金型内周面と押し
棒外周面との隙間から放射性廃棄物が飛散するのを効果
的に防ぐことができる放射性廃棄物の圧縮処理方法及び
装置を提供することを目的とする。
肉厚にかかわらず、押し棒による圧縮時にかえりが生じ
て金型内周面が傷付けられるのを未然に防ぐことがで
き、さらに好ましくは、圧縮処理時に金型内周面と押し
棒外周面との隙間から放射性廃棄物が飛散するのを効果
的に防ぐことができる放射性廃棄物の圧縮処理方法及び
装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、放射性廃棄物
を専用容器内に入れ、この専用容器を金型内に入れ、こ
の金型内に押し棒を押し込むことにより上記放射性廃棄
物を専用容器ごと圧縮変形させる放射性廃棄物の圧縮処
理方法において、上記専用容器において上記押し棒に近
い側の端部の外周面と金型の内周面との間に上記押し棒
の外周面と金型の内周面との間の隙間よりも大きな隙間
を全周にわたって形成した後に押し棒を押し込むもので
ある(請求項1)。
を専用容器内に入れ、この専用容器を金型内に入れ、こ
の金型内に押し棒を押し込むことにより上記放射性廃棄
物を専用容器ごと圧縮変形させる放射性廃棄物の圧縮処
理方法において、上記専用容器において上記押し棒に近
い側の端部の外周面と金型の内周面との間に上記押し棒
の外周面と金型の内周面との間の隙間よりも大きな隙間
を全周にわたって形成した後に押し棒を押し込むもので
ある(請求項1)。
【0016】上記隙間を形成する方法としては、上記専
用容器と押し棒との間に押し棒の端部の外周形状よりも
一回り小さい外周形状をもつスペーサを挾んだ状態で押
し棒を押し込むものがある(請求項2)。
用容器と押し棒との間に押し棒の端部の外周形状よりも
一回り小さい外周形状をもつスペーサを挾んだ状態で押
し棒を押し込むものがある(請求項2)。
【0017】また本発明は、上記方法を実施する装置と
して、上記専用容器の外周面形状を上記押し棒の外周面
形状よりも一回り小さい形状に設定するとともに、上記
金型の内径と略等しい最大外径を有し、かつこの専用容
器において押し棒に近い側の端部の外周面と金型の内周
面との間に上記押し棒の外周面と金型の内周面との間の
隙間よりも大きな隙間を確保する形状の隙間形成リング
を専用容器に固定したものである(請求項3)。
して、上記専用容器の外周面形状を上記押し棒の外周面
形状よりも一回り小さい形状に設定するとともに、上記
金型の内径と略等しい最大外径を有し、かつこの専用容
器において押し棒に近い側の端部の外周面と金型の内周
面との間に上記押し棒の外周面と金型の内周面との間の
隙間よりも大きな隙間を確保する形状の隙間形成リング
を専用容器に固定したものである(請求項3)。
【0018】ここで、上記専用容器には、複数の隙間形
成リングを互いに軸方向に離間させて固定することが、
より好ましい(請求項4)。
成リングを互いに軸方向に離間させて固定することが、
より好ましい(請求項4)。
【0019】また本発明は、上記専用容器を、専用容器
本体と、この専用容器本体において上記押し棒に近い側
の端部に装着される蓋とで構成するとともに、上記専用
容器本体の外周面形状を押し棒の外周面形状よりも一回
り小さい形状に設定し、かつ、上記蓋において押し棒に
近い側の端部以外の部分に、上記金型の内径と略等しい
外径をもつ突出部を形成するようにしてもよい(請求項
5)。
本体と、この専用容器本体において上記押し棒に近い側
の端部に装着される蓋とで構成するとともに、上記専用
容器本体の外周面形状を押し棒の外周面形状よりも一回
り小さい形状に設定し、かつ、上記蓋において押し棒に
近い側の端部以外の部分に、上記金型の内径と略等しい
外径をもつ突出部を形成するようにしてもよい(請求項
5)。
【0020】この場合も、上記専用容器の外周面上にお
いて上記蓋よりも押し棒に対して遠い側の位置に上記突
出部と略同等の外径をもつ隙間形成リングを固定するこ
とが、より好ましい(請求項6)。
いて上記蓋よりも押し棒に対して遠い側の位置に上記突
出部と略同等の外径をもつ隙間形成リングを固定するこ
とが、より好ましい(請求項6)。
【0021】また本発明は、上記押し棒の端部にこの押
し棒の他の部分よりも一回り小さい外周形状をもつ小外
形部を形成することによっても、その効果を得ることが
できる(請求項7)。
し棒の他の部分よりも一回り小さい外周形状をもつ小外
形部を形成することによっても、その効果を得ることが
できる(請求項7)。
【0022】さらに、上記各装置において、上記専用容
器の底部にその内外の通気を許容する通気部を設けると
ともに、金型底部からこの金型内の空気を排出する排気
手段を備えることにより、後述のようなより優れた効果
が得られる(請求項8)。
器の底部にその内外の通気を許容する通気部を設けると
ともに、金型底部からこの金型内の空気を排出する排気
手段を備えることにより、後述のようなより優れた効果
が得られる(請求項8)。
【0023】
【作用】請求項1記載の方法によれば、押し棒による圧
縮の際、塑性変形した専用容器の上端部はその周囲に設
けられた金型内周面との隙間に逃げ込む。このため、金
型内周面と押し棒外周面との隙間に噛み込まれるような
「かえり」はほとんど発生せず、金型内周面の損傷が防
がれる。
縮の際、塑性変形した専用容器の上端部はその周囲に設
けられた金型内周面との隙間に逃げ込む。このため、金
型内周面と押し棒外周面との隙間に噛み込まれるような
「かえり」はほとんど発生せず、金型内周面の損傷が防
がれる。
【0024】より具体的に、請求項2記載の方法では、
上記専用容器と押し棒との間に、押し棒の端部の外周形
状よりも一回り小さい外周形状をもつスペーサが挾まれ
ることにより、このスペーサの外周面と金型内周面との
間に、押し棒外周面と金型内周面との隙間よりも大きな
隙間が形成されることになる。
上記専用容器と押し棒との間に、押し棒の端部の外周形
状よりも一回り小さい外周形状をもつスペーサが挾まれ
ることにより、このスペーサの外周面と金型内周面との
間に、押し棒外周面と金型内周面との隙間よりも大きな
隙間が形成されることになる。
【0025】また、請求項3記載の装置では、専用容器
の適所に隙間形成リングが固定されることにより、上記
押し棒の外周面と金型の内周面との間の隙間よりも大き
な隙間が確保され、請求項5記載の装置では、専用容器
本体に装着される蓋に形成された突出部により、上記隙
間が確保されることとなる。しかも、金型内に専用容器
を挿入する際には、専用容器本体が金型と接触せず、上
記隙間形成リングや突出部の外周面のみが接触するにと
どまるため、金型内周面から受ける摩擦抵抗は大幅に軽
減される。
の適所に隙間形成リングが固定されることにより、上記
押し棒の外周面と金型の内周面との間の隙間よりも大き
な隙間が確保され、請求項5記載の装置では、専用容器
本体に装着される蓋に形成された突出部により、上記隙
間が確保されることとなる。しかも、金型内に専用容器
を挿入する際には、専用容器本体が金型と接触せず、上
記隙間形成リングや突出部の外周面のみが接触するにと
どまるため、金型内周面から受ける摩擦抵抗は大幅に軽
減される。
【0026】ここで、請求項4,6記載の装置のよう
に、上記隙間形成リングや蓋の突出部と異なる位置に別
の隙間形成リングが固定されることにより、金型内での
専用容器のぐらつきが防がれることとなる。
に、上記隙間形成リングや蓋の突出部と異なる位置に別
の隙間形成リングが固定されることにより、金型内での
専用容器のぐらつきが防がれることとなる。
【0027】また、請求項7記載の装置では、押し棒の
端部に形成された小外形部の外周面と金型内周面との間
に、押し棒の他の部分の外周面と金型内周面との隙間よ
りも大きな隙間が形成され、この隙間に塑性変形した専
用容器の一部が逃げ込むことにより、かえりの発生が防
止される。
端部に形成された小外形部の外周面と金型内周面との間
に、押し棒の他の部分の外周面と金型内周面との隙間よ
りも大きな隙間が形成され、この隙間に塑性変形した専
用容器の一部が逃げ込むことにより、かえりの発生が防
止される。
【0028】さらに、請求項8記載の装置によれば、圧
縮処理中、専用容器底部の通気部を通じて排気手段によ
り専用容器内の排気を行うことにより、上記圧縮で専用
容器内の圧力が急激に高まることが防がれ、これによ
り、金型内周面と押し棒外周面との隙間から空気ととも
に放射性廃棄物が外部に押し出されることが防がれる。
縮処理中、専用容器底部の通気部を通じて排気手段によ
り専用容器内の排気を行うことにより、上記圧縮で専用
容器内の圧力が急激に高まることが防がれ、これによ
り、金型内周面と押し棒外周面との隙間から空気ととも
に放射性廃棄物が外部に押し出されることが防がれる。
【0029】
【実施例】本発明の第1実施例を図1に基づいて説明す
る。
る。
【0030】図1に示す装置は、金型10、圧縮処理用
の専用容器16、及び押し棒30を備えている。
の専用容器16、及び押し棒30を備えている。
【0031】金型10は、筒状(ここでは円筒状)の側
壁12と、この側壁12の下端開口を塞ぐ円板状の底板
14とで構成され、上方に開口した状態となっており、
この開口から上記専用容器16及び押し棒30が挿入可
能とされている。
壁12と、この側壁12の下端開口を塞ぐ円板状の底板
14とで構成され、上方に開口した状態となっており、
この開口から上記専用容器16及び押し棒30が挿入可
能とされている。
【0032】専用容器16は、筒状(ここでは円筒状)
の側壁18及び円板状の底板20からなる専用容器本体
を備え、その上端部に蓋24が装着可能とされている。
この蓋24、上記側壁18、及び底板20の外径はすべ
て等しく設定され、具体的には、金型10の内径よりも
小さく、さらに押し棒30の外径よりも小さい寸法に設
定されている。これに対し、押し棒30の外径は金型側
壁12の内径よりも僅かに小さく設定され、押し棒30
の外周面と金型側壁12の内周面との隙間は微小範囲に
抑えられており、これによって金型10内の押し棒30
のがたつきが防がれている。
の側壁18及び円板状の底板20からなる専用容器本体
を備え、その上端部に蓋24が装着可能とされている。
この蓋24、上記側壁18、及び底板20の外径はすべ
て等しく設定され、具体的には、金型10の内径よりも
小さく、さらに押し棒30の外径よりも小さい寸法に設
定されている。これに対し、押し棒30の外径は金型側
壁12の内径よりも僅かに小さく設定され、押し棒30
の外周面と金型側壁12の内周面との隙間は微小範囲に
抑えられており、これによって金型10内の押し棒30
のがたつきが防がれている。
【0033】なお、この専用容器16の具体的な材質及
び肉厚は特に問わないが、その内部に収容される放射性
廃棄物22に対する耐食性や圧縮時の座屈性能を考慮す
ることが必要である。例えば、放射性廃棄物22として
超ウラン元素が付着した廃棄物を収容する場合には、こ
れに対する耐食性に優れたステンレス鋼等で形成するこ
とが望ましく、このステンレス鋼を材質に選んだ場合に
は、その高い強度にもかかわらず、圧縮処理時において
専用容器16全体が良好に座屈するように、肉厚を小さ
く設定することが望ましい。具体的に、容器外径を100m
m、高さを150mmとすると、肉厚は0.5mm以下に設定する
ことが望ましい。
び肉厚は特に問わないが、その内部に収容される放射性
廃棄物22に対する耐食性や圧縮時の座屈性能を考慮す
ることが必要である。例えば、放射性廃棄物22として
超ウラン元素が付着した廃棄物を収容する場合には、こ
れに対する耐食性に優れたステンレス鋼等で形成するこ
とが望ましく、このステンレス鋼を材質に選んだ場合に
は、その高い強度にもかかわらず、圧縮処理時において
専用容器16全体が良好に座屈するように、肉厚を小さ
く設定することが望ましい。具体的に、容器外径を100m
m、高さを150mmとすると、肉厚は0.5mm以下に設定する
ことが望ましい。
【0034】そして、この装置の特徴として、上記専用
容器本体の上端及び下端の外周面に、隙間形成リング2
6,27がそれぞれ外篏され、しまり嵌めや溶接等とい
った周知の手段で固定されている。これらの隙間形成リ
ング26,27は、専用容器16と同等の材質で形成さ
れ、金型10の内径と略等しい外径を有している。な
お、これら隙間形成リング26,27の上下幅は特に問
わないが、実際には3mm以上に設定することが望まし
い。
容器本体の上端及び下端の外周面に、隙間形成リング2
6,27がそれぞれ外篏され、しまり嵌めや溶接等とい
った周知の手段で固定されている。これらの隙間形成リ
ング26,27は、専用容器16と同等の材質で形成さ
れ、金型10の内径と略等しい外径を有している。な
お、これら隙間形成リング26,27の上下幅は特に問
わないが、実際には3mm以上に設定することが望まし
い。
【0035】次に、この装置において行われる放射性廃
棄物の圧縮処理方法を説明する。
棄物の圧縮処理方法を説明する。
【0036】まず、側壁18及び底板20からなる専用
容器本体内に放射性廃棄物22を充填した後、この専用
容器本体の上部開口を塞ぐようにして、蓋24を側壁1
8の上端に溶接等で接合する。そして、この専用容器1
6全体を図1に示すように金型10内に挿入する。
容器本体内に放射性廃棄物22を充填した後、この専用
容器本体の上部開口を塞ぐようにして、蓋24を側壁1
8の上端に溶接等で接合する。そして、この専用容器1
6全体を図1に示すように金型10内に挿入する。
【0037】この挿入時、金型10の内周面には隙間形
成リング26,27の外周面が僅かに摺接するだけであ
り、専用容器16自体は金型10の内周面と接触しな
い。接触後は、上下の隙間形成リング26,27が金型
10の内周面と接触することにより、専用容器16の水
平方向の位置決めがなされる。また、蓋24の周囲に
は、金型10の内径と専用容器16の外径との差の分だ
け、換言すれば隙間形成リング26,27の略厚み分だ
け、隙間28が形成され、この隙間28は、押し棒30
の外周面と金型10の内周面との隙間よりも大きくなっ
ている。
成リング26,27の外周面が僅かに摺接するだけであ
り、専用容器16自体は金型10の内周面と接触しな
い。接触後は、上下の隙間形成リング26,27が金型
10の内周面と接触することにより、専用容器16の水
平方向の位置決めがなされる。また、蓋24の周囲に
は、金型10の内径と専用容器16の外径との差の分だ
け、換言すれば隙間形成リング26,27の略厚み分だ
け、隙間28が形成され、この隙間28は、押し棒30
の外周面と金型10の内周面との隙間よりも大きくなっ
ている。
【0038】このような状態で、金型10の上部開口か
ら押し棒30を挿入し、下降させることにより、放射性
廃棄物22を収容したまま、専用容器16全体が圧縮処
理される。ここで、専用容器16の上端部である蓋24
は、その側方に形成された隙間28へはみ出す方向に塑
性変形する、すなわち隙間28へ逃がされるので、押し
棒30と金型10との間には噛み込まれず、よって「か
えり」による金型10内周面の損傷が防がれる。
ら押し棒30を挿入し、下降させることにより、放射性
廃棄物22を収容したまま、専用容器16全体が圧縮処
理される。ここで、専用容器16の上端部である蓋24
は、その側方に形成された隙間28へはみ出す方向に塑
性変形する、すなわち隙間28へ逃がされるので、押し
棒30と金型10との間には噛み込まれず、よって「か
えり」による金型10内周面の損傷が防がれる。
【0039】さらに、この実施例装置では、専用容器1
6を金型10内に挿入する際に隙間形成リング26,2
7の外周面しか金型10の内周面と接触しないので、専
用容器16全体を金型10内に圧入する場合に比べ、挿
入時の摩擦抵抗が少なく、よって挿入作業の円滑化を図
ることができるとともに、金型内周面の摩耗損傷を抑制
してその長寿命化を図ることができる利点がある。ま
た、圧縮処理時の摩擦抵抗も削減されるため、プレス圧
力を小さくして省力化を図ることができる利点もある。
6を金型10内に挿入する際に隙間形成リング26,2
7の外周面しか金型10の内周面と接触しないので、専
用容器16全体を金型10内に圧入する場合に比べ、挿
入時の摩擦抵抗が少なく、よって挿入作業の円滑化を図
ることができるとともに、金型内周面の摩耗損傷を抑制
してその長寿命化を図ることができる利点がある。ま
た、圧縮処理時の摩擦抵抗も削減されるため、プレス圧
力を小さくして省力化を図ることができる利点もある。
【0040】しかも、上下の隙間形成リング26,27
が金型内周面との接触で位置決めされるので、金型10
内で専用容器16ががたつくことが防がれ、良好な圧縮
作業が確保される。
が金型内周面との接触で位置決めされるので、金型10
内で専用容器16ががたつくことが防がれ、良好な圧縮
作業が確保される。
【0041】なお、図1では、蓋24の厚みを利用して
隙間28を形成するものを示したが、この蓋24を装着
しないで圧縮処理を行う場合にも、隙間形成リング自体
の形状を工夫することにより、隙間28を形成すること
が可能である。例えば図2(a)に示すように、側壁1
8の上端部を覆うような形状の隙間形成リング32aに
おいて、その上端外周部を全周にわたって切欠くことに
よりこの部分に隙間28を形成してもよいし、同図
(b)に示すような単なる帯状の隙間形成リング32b
を、側壁18の外周面上において側壁18の上端部より
も下方の位置に固定することにより、この隙間形成リン
グ32bの上方に隙間28を形成するようにしてもよ
い。
隙間28を形成するものを示したが、この蓋24を装着
しないで圧縮処理を行う場合にも、隙間形成リング自体
の形状を工夫することにより、隙間28を形成すること
が可能である。例えば図2(a)に示すように、側壁1
8の上端部を覆うような形状の隙間形成リング32aに
おいて、その上端外周部を全周にわたって切欠くことに
よりこの部分に隙間28を形成してもよいし、同図
(b)に示すような単なる帯状の隙間形成リング32b
を、側壁18の外周面上において側壁18の上端部より
も下方の位置に固定することにより、この隙間形成リン
グ32bの上方に隙間28を形成するようにしてもよ
い。
【0042】例えば、図2(a)の隙間形成リング32
aの場合には、図3(a)(b)に示すように、隙間形
成リング32aの上から押し棒30を押し下げて圧縮処
理することにより、隙間形成リング32aの上端部が側
方の隙間28にはみ出すようにして塑性変形するため
(同図(c)網目領域34参照)、隙間形成リング32
aの上端部が押し棒30の外周面と金型10の内周面と
の隙間に噛み込まれることはなく、よって「かえり」に
よる金型10の損傷が防がれる。
aの場合には、図3(a)(b)に示すように、隙間形
成リング32aの上から押し棒30を押し下げて圧縮処
理することにより、隙間形成リング32aの上端部が側
方の隙間28にはみ出すようにして塑性変形するため
(同図(c)網目領域34参照)、隙間形成リング32
aの上端部が押し棒30の外周面と金型10の内周面と
の隙間に噛み込まれることはなく、よって「かえり」に
よる金型10の損傷が防がれる。
【0043】また、上記図2(c)(d)に示すよう
に、上下方向の中間部が滑らかな曲面を描いて径方向外
側に膨らむ隙間形成リング32c,32dにおいても、
この曲面状突出部の上端部の外径が中間部(すなわち最
大外径部)の外径よりも小さいため、上端部の周囲に隙
間28を形成することが可能である。もちろん、同図
(e)(f)に示す隙間形成リング32e,32fのよ
うに、上記曲面状突出部の位置を下げて、さらにその上
方に隙間28を形成するようにしてもよい。これら図2
(c)〜(f)に示す隙間形成リング32c〜32f
は、金型10との接触が線接触となるので、専用容器1
6挿入時の摩擦抵抗がより低減することとなり、挿入作
業の円滑化や金型の超寿命化、プレス圧力の低減といっ
た効果がさらに高まる利点がある。
に、上下方向の中間部が滑らかな曲面を描いて径方向外
側に膨らむ隙間形成リング32c,32dにおいても、
この曲面状突出部の上端部の外径が中間部(すなわち最
大外径部)の外径よりも小さいため、上端部の周囲に隙
間28を形成することが可能である。もちろん、同図
(e)(f)に示す隙間形成リング32e,32fのよ
うに、上記曲面状突出部の位置を下げて、さらにその上
方に隙間28を形成するようにしてもよい。これら図2
(c)〜(f)に示す隙間形成リング32c〜32f
は、金型10との接触が線接触となるので、専用容器1
6挿入時の摩擦抵抗がより低減することとなり、挿入作
業の円滑化や金型の超寿命化、プレス圧力の低減といっ
た効果がさらに高まる利点がある。
【0044】これに対し、同図(g)(h)に示すよう
な隙間形成リング32g,32h、すなわち、上端部の
外径が他の部分の外径と等しいかまたはこれよりも大き
いリングを用いた場合には、上記のような隙間28が形
成されないために本発明の効果を得ることができない。
実際、図2(a)〜(h)に示す各隙間形成リング32
a〜32hを用いて圧縮処理試験を行ったところ、同図
(a)〜(f)の隙間形成リング32a〜32fを用い
た場合には「かえり」が生じないのに対し、同図(g)
(h)に示す隙間形成リング32g,32hを用いた場
合には「かえり」が生じることが判明した。
な隙間形成リング32g,32h、すなわち、上端部の
外径が他の部分の外径と等しいかまたはこれよりも大き
いリングを用いた場合には、上記のような隙間28が形
成されないために本発明の効果を得ることができない。
実際、図2(a)〜(h)に示す各隙間形成リング32
a〜32hを用いて圧縮処理試験を行ったところ、同図
(a)〜(f)の隙間形成リング32a〜32fを用い
た場合には「かえり」が生じないのに対し、同図(g)
(h)に示す隙間形成リング32g,32hを用いた場
合には「かえり」が生じることが判明した。
【0045】次に、第2実施例を図4,5に基づいて説
明する。
明する。
【0046】この実施例では、図4に示すように、前記
図1に示した専用容器16の中央部分に貫通孔が設けら
れ、この部分に多孔板(通気部)36が溶接等で固定さ
れている。この多孔板36は、粉末金属を焼結すること
により板状(この実施例では円板状)に形成されたもの
であり、気体及び液体の流通のみを許容する状態となっ
ている。具体的に、この多孔板36の空孔径は、約20
μm が好適である。
図1に示した専用容器16の中央部分に貫通孔が設けら
れ、この部分に多孔板(通気部)36が溶接等で固定さ
れている。この多孔板36は、粉末金属を焼結すること
により板状(この実施例では円板状)に形成されたもの
であり、気体及び液体の流通のみを許容する状態となっ
ている。具体的に、この多孔板36の空孔径は、約20
μm が好適である。
【0047】一方、図5に示すように、金型10の底板
14の上面中央には、上記多孔板36と同等の多孔板3
8が嵌め込まれており、この多孔板38が、上記底板1
4の内部に埋設された気体排出管39によって底板14
の外部に連通されており、さらに、ゴムホース等からな
る排気管40を介してポンプ等からなる排気装置42に
接続されている。
14の上面中央には、上記多孔板36と同等の多孔板3
8が嵌め込まれており、この多孔板38が、上記底板1
4の内部に埋設された気体排出管39によって底板14
の外部に連通されており、さらに、ゴムホース等からな
る排気管40を介してポンプ等からなる排気装置42に
接続されている。
【0048】このような装置によれば、金型10内に上
記多孔板付専用容器16を挿入した状態で、排気装置4
2により金型10内の空気を多孔板38を通じて金型1
0の外部へ吸引し、これに伴って専用容器16内の空気
を多孔板36を通じて吸引することにより、圧縮処理時
に専用容器16内の圧力が急激に高まるのを防ぐことが
できる。このため、放射性廃棄物22が押し棒30と金
型10との隙間から空気とともに押し出されて飛散する
のを防ぐことができ、これにより、装置全体の汚染を未
然に回避することができる効果がある。
記多孔板付専用容器16を挿入した状態で、排気装置4
2により金型10内の空気を多孔板38を通じて金型1
0の外部へ吸引し、これに伴って専用容器16内の空気
を多孔板36を通じて吸引することにより、圧縮処理時
に専用容器16内の圧力が急激に高まるのを防ぐことが
できる。このため、放射性廃棄物22が押し棒30と金
型10との隙間から空気とともに押し出されて飛散する
のを防ぐことができ、これにより、装置全体の汚染を未
然に回避することができる効果がある。
【0049】具体的に、上記装置において、専用容器1
6内に0.8kgの模擬廃棄物を充填し、排気装置42によ
って金型10内の空気を20l(リットル)/分の速度
で排気しながら、押し棒30を3mm/分の速度で下降さ
せて1800kg/cm2の圧力で圧縮処理試験を行ったところ、
専用容器16上端部の「かえり」は生じず、しかも、金
型10の外部において模擬廃棄物の粉塵が存在しないこ
とが判明した。
6内に0.8kgの模擬廃棄物を充填し、排気装置42によ
って金型10内の空気を20l(リットル)/分の速度
で排気しながら、押し棒30を3mm/分の速度で下降さ
せて1800kg/cm2の圧力で圧縮処理試験を行ったところ、
専用容器16上端部の「かえり」は生じず、しかも、金
型10の外部において模擬廃棄物の粉塵が存在しないこ
とが判明した。
【0050】また、この装置では、放射性廃棄物が水分
を含んでいても、この水分が多孔板36,38等を通じ
て金型10の外部に逃がされるため、水中保管されてい
た再処理廃棄物を事前乾燥することなしに圧縮処理する
ことができる利点がある。従って、放射性廃棄物中にジ
ルカロイ・ファインが混入されている場合でも、この放
射性廃棄物が濡れた状態のままで圧縮処理を実行するこ
とにより、上記ジルカロイ・ファインの発火をより確実
に防止することが可能となる。
を含んでいても、この水分が多孔板36,38等を通じ
て金型10の外部に逃がされるため、水中保管されてい
た再処理廃棄物を事前乾燥することなしに圧縮処理する
ことができる利点がある。従って、放射性廃棄物中にジ
ルカロイ・ファインが混入されている場合でも、この放
射性廃棄物が濡れた状態のままで圧縮処理を実行するこ
とにより、上記ジルカロイ・ファインの発火をより確実
に防止することが可能となる。
【0051】次に、第3実施例を図6に示す。ここで
は、容器本体の上端部に装着される蓋24に突出部を設
けることにより、隙間28の形成が行われている。この
突出部は、蓋24の上端部よりも下方の部分に設けられ
たものであればよく、図6(a)に示すように、専用容
器18の上端部外周面を外側から覆うような突出部24
aであってもよいし、同図(b)に示すように、蓋24
の上端部よりも下方の部分から単に側方へ突出するだけ
の突出部24bであってもよい。また、同図(c)に示
すように、蓋24の側部全域に、上下方向についての中
央部が径方向外側に膨らむ滑らかな曲面状の突出部24
cを設けたものであっても、その上端部の周囲に隙間2
8を形成することができるとともに、金型内周面との摩
擦抵抗をより低減させることができる効果がある。
は、容器本体の上端部に装着される蓋24に突出部を設
けることにより、隙間28の形成が行われている。この
突出部は、蓋24の上端部よりも下方の部分に設けられ
たものであればよく、図6(a)に示すように、専用容
器18の上端部外周面を外側から覆うような突出部24
aであってもよいし、同図(b)に示すように、蓋24
の上端部よりも下方の部分から単に側方へ突出するだけ
の突出部24bであってもよい。また、同図(c)に示
すように、蓋24の側部全域に、上下方向についての中
央部が径方向外側に膨らむ滑らかな曲面状の突出部24
cを設けたものであっても、その上端部の周囲に隙間2
8を形成することができるとともに、金型内周面との摩
擦抵抗をより低減させることができる効果がある。
【0052】また、この実施例においても、前記図1に
示した隙間形成リング27と同等のものを、専用容器本
体外周面の適当な位置に固定することにより、金型10
内における専用容器16の位置決めを上下で行い、その
がたつきを防ぐことができる。
示した隙間形成リング27と同等のものを、専用容器本
体外周面の適当な位置に固定することにより、金型10
内における専用容器16の位置決めを上下で行い、その
がたつきを防ぐことができる。
【0053】次に、第4実施例を図7に示す。ここで
は、蓋24の上面に、この蓋24よりも外周面形状が一
回り小さい(すなわち外径の小さい)スペーサ、具体的
には、同図(a)に示すような円板状のスペーサ44a
や、同図(b)に示すようなリング状のスペーサ44b
を載置することにより、これらスペーサ44a,44b
の周囲に前記各実施例と同様の隙間28を形成し、これ
らスペーサ44a,44bを蓋24と押し棒30との間
に挾んだ状態で圧縮処理を行うようにしている。このよ
うな方法によれば、既存の装置を利用して、間にスペー
サ44a,44bを挾むだけで「かえり」の発生を防ぐ
ことが可能となる。
は、蓋24の上面に、この蓋24よりも外周面形状が一
回り小さい(すなわち外径の小さい)スペーサ、具体的
には、同図(a)に示すような円板状のスペーサ44a
や、同図(b)に示すようなリング状のスペーサ44b
を載置することにより、これらスペーサ44a,44b
の周囲に前記各実施例と同様の隙間28を形成し、これ
らスペーサ44a,44bを蓋24と押し棒30との間
に挾んだ状態で圧縮処理を行うようにしている。このよ
うな方法によれば、既存の装置を利用して、間にスペー
サ44a,44bを挾むだけで「かえり」の発生を防ぐ
ことが可能となる。
【0054】なお、これらスペーサ44a,44bの具
体的な材質は問わず、例えば専用容器16と等しい材質
に設定すればよい。
体的な材質は問わず、例えば専用容器16と等しい材質
に設定すればよい。
【0055】次に、第5実施例を図8に示す。ここで
は、押し棒30の下端部に、それよりも上側の部分と比
べて外径の小さい小外形部30aが形成されている。従
って、この小外形部30aの外周面と、金型側壁12の
内周面との間には、押し棒30における他の部分と金型
側壁12の内周面との間に形成された隙間よりもさらに
大きな隙間48が形成されている。
は、押し棒30の下端部に、それよりも上側の部分と比
べて外径の小さい小外形部30aが形成されている。従
って、この小外形部30aの外周面と、金型側壁12の
内周面との間には、押し棒30における他の部分と金型
側壁12の内周面との間に形成された隙間よりもさらに
大きな隙間48が形成されている。
【0056】このような装置においても、押し棒30に
よる圧縮処理時、塑性変形した蓋24の一部は上記隙間
48内に逃げ込むため、この塑性変形部分が、押し棒3
0において上記小外形部30aよりも上方の部分と金型
側壁12の内周面との間に噛み込まれるおそれがなく、
よって「かえり」の発生が防止される。しかも、上記小
外形部30aよりも上方の部分と金型側壁12の内周面
との隙間は従来通り微小に保っておくことにより、金型
10内での押し棒30のがたつきを防ぐことができる。
よる圧縮処理時、塑性変形した蓋24の一部は上記隙間
48内に逃げ込むため、この塑性変形部分が、押し棒3
0において上記小外形部30aよりも上方の部分と金型
側壁12の内周面との間に噛み込まれるおそれがなく、
よって「かえり」の発生が防止される。しかも、上記小
外形部30aよりも上方の部分と金型側壁12の内周面
との隙間は従来通り微小に保っておくことにより、金型
10内での押し棒30のがたつきを防ぐことができる。
【0057】なお、本発明において金型や押し棒、専用
容器の断面形状は問わず、それがどのような形状であっ
ても、全周にわたって上記実施例に示した隙間28,4
8を形成することにより、本発明の効果を得ることがで
きる。
容器の断面形状は問わず、それがどのような形状であっ
ても、全周にわたって上記実施例に示した隙間28,4
8を形成することにより、本発明の効果を得ることがで
きる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次のよう
な効果を得ることができる。
な効果を得ることができる。
【0059】まず、請求項1記載の方法は、放射性廃棄
物を収容する専用容器において押し棒に近い側の端部の
外周面と金型の内周面との間に隙間を形成し、その後に
押し棒を押し込んで圧縮処理を行うようにしたものであ
るので、上記専用容器において押し棒に近い部分が上記
隙間内に逃げる方向に塑性変形することにより、この部
分が押し棒と金型内周面との間に噛み込まれて「かえ
り」が発生するのを防ぐことができる。従って、上記
「かえり」による金型内周面の損傷を未然に防ぐことが
でき、金型の寿命を延ばすことができる効果がある。
物を収容する専用容器において押し棒に近い側の端部の
外周面と金型の内周面との間に隙間を形成し、その後に
押し棒を押し込んで圧縮処理を行うようにしたものであ
るので、上記専用容器において押し棒に近い部分が上記
隙間内に逃げる方向に塑性変形することにより、この部
分が押し棒と金型内周面との間に噛み込まれて「かえ
り」が発生するのを防ぐことができる。従って、上記
「かえり」による金型内周面の損傷を未然に防ぐことが
でき、金型の寿命を延ばすことができる効果がある。
【0060】具体的に、請求項2記載の方法によれば、
上記専用容器と押し棒との間にスペーサを挾むだけの構
成で簡単に上記隙間を形成することができ、金型の損傷
を防ぐことができる効果がある。
上記専用容器と押し棒との間にスペーサを挾むだけの構
成で簡単に上記隙間を形成することができ、金型の損傷
を防ぐことができる効果がある。
【0061】また、請求項3記載の装置や請求項5記載
の装置によれば、専用容器に隙間形成リングを固定し、
あるいは専用容器本体に装着される蓋に突出部を設ける
ことにより、上記隙間を形成し、金型の損傷を防ぐこと
ができるとともに、金型内周面と接触する部分を上記隙
間形成リングや突出部の外周面のみとすることができる
ので、専用容器の外周面全体を金型内周面に接触させる
場合に比べ、専用容器を金型内に挿入する際の摩擦抵抗
を大幅に軽減することができる。このため、挿入作業を
容易化し、また、上記挿入時の金型損傷を抑制すること
によって金型の長寿命化を果たすことができる効果があ
る。さらに、圧縮処理中の摩擦抵抗も軽減することがで
きるので、その分、プレス圧力を削減して省力化を図る
ことが可能である。
の装置によれば、専用容器に隙間形成リングを固定し、
あるいは専用容器本体に装着される蓋に突出部を設ける
ことにより、上記隙間を形成し、金型の損傷を防ぐこと
ができるとともに、金型内周面と接触する部分を上記隙
間形成リングや突出部の外周面のみとすることができる
ので、専用容器の外周面全体を金型内周面に接触させる
場合に比べ、専用容器を金型内に挿入する際の摩擦抵抗
を大幅に軽減することができる。このため、挿入作業を
容易化し、また、上記挿入時の金型損傷を抑制すること
によって金型の長寿命化を果たすことができる効果があ
る。さらに、圧縮処理中の摩擦抵抗も軽減することがで
きるので、その分、プレス圧力を削減して省力化を図る
ことが可能である。
【0062】これに加え、請求項4記載の装置や請求項
6記載の装置によれば、上記隙間形成リングや蓋以外の
部分に他の隙間形成リングを固定しているので、金型に
対する専用容器の位置決めを複数の個所で行うことによ
り、金型内での専用容器のがたつきを防ぐことができる
効果がある。
6記載の装置によれば、上記隙間形成リングや蓋以外の
部分に他の隙間形成リングを固定しているので、金型に
対する専用容器の位置決めを複数の個所で行うことによ
り、金型内での専用容器のがたつきを防ぐことができる
効果がある。
【0063】また、請求項7記載の装置は、押し棒の端
部に小外形部を形成することにより、その周囲に上記隙
間を形成したものであるので、専用容器側には特殊な手
段を施すことなく、特殊形状の押し棒を用いて多数の専
用容器及び放射性廃棄物の減容処理を行うことができ
る。また、上記押し棒において小外形部以外の部分と金
型内周面との隙間は従来と同様に微小に保っておくこと
により、金型に対する押し棒のがたつきを防ぐことがで
きる。
部に小外形部を形成することにより、その周囲に上記隙
間を形成したものであるので、専用容器側には特殊な手
段を施すことなく、特殊形状の押し棒を用いて多数の専
用容器及び放射性廃棄物の減容処理を行うことができ
る。また、上記押し棒において小外形部以外の部分と金
型内周面との隙間は従来と同様に微小に保っておくこと
により、金型に対する押し棒のがたつきを防ぐことがで
きる。
【0064】さらに、請求項8記載の装置は、上記専用
容器の底部にその内外の通気を許容する通気部を設ける
とともに、金型底部からこの金型内を排気する排気手段
を備えたものであるので、圧縮処理中、上記通気部を通
じて専用容器内を排気することにより、圧縮によって専
用容器内の圧力が急激に高まるのを防ぐことができる。
従って、放射性廃棄物が空気とともに押し棒と金型との
隙間から押し出され、飛散するのを防ぐことができ、こ
れにより装置全体の汚染を未然に回避することができる
効果がある。
容器の底部にその内外の通気を許容する通気部を設ける
とともに、金型底部からこの金型内を排気する排気手段
を備えたものであるので、圧縮処理中、上記通気部を通
じて専用容器内を排気することにより、圧縮によって専
用容器内の圧力が急激に高まるのを防ぐことができる。
従って、放射性廃棄物が空気とともに押し棒と金型との
隙間から押し出され、飛散するのを防ぐことができ、こ
れにより装置全体の汚染を未然に回避することができる
効果がある。
【図1】本発明の第1実施例における放射性廃棄物の圧
縮処理装置の全体構成を示す断面正面図である。
縮処理装置の全体構成を示す断面正面図である。
【図2】(a)(b)(c)(d)(e)(f)は上記
放射性廃棄物の圧縮処理装置に用いられる隙間形成リン
グの変形例を示す断面正面図、(g)(h)は本発明の
効果が得られない隙間形成リングの例を示す断面正面図
である。
放射性廃棄物の圧縮処理装置に用いられる隙間形成リン
グの変形例を示す断面正面図、(g)(h)は本発明の
効果が得られない隙間形成リングの例を示す断面正面図
である。
【図3】(a)(b)は金型内での隙間形成リング及び
専用容器の圧縮処理作業を示す断面正面図、(c)は圧
縮処理後の隙間形成リングの形状を模式的に示した断面
正面図である。
専用容器の圧縮処理作業を示す断面正面図、(c)は圧
縮処理後の隙間形成リングの形状を模式的に示した断面
正面図である。
【図4】第2実施例における放射性廃棄物の圧縮処理装
置に用いられる専用容器の断面図である。
置に用いられる専用容器の断面図である。
【図5】上記圧縮処理装置における金型及び押し棒の構
造を示す一部断面正面図である。
造を示す一部断面正面図である。
【図6】(a)(b)(c)は第3実施例における専用
容器の蓋の形状を示す断面正面ずである。
容器の蓋の形状を示す断面正面ずである。
【図7】(a)は第4実施例において専用容器の蓋の上
面に板状のスペーサを載置した状態を示す正面図、
(b)は同実施例において専用容器の蓋の上面にリング
状のスペーサを載置した状態を示す一部断面正面図であ
る。
面に板状のスペーサを載置した状態を示す正面図、
(b)は同実施例において専用容器の蓋の上面にリング
状のスペーサを載置した状態を示す一部断面正面図であ
る。
【図8】第5実施例における放射性廃棄物の圧縮処理装
置の要部を示す断面正面図である。
置の要部を示す断面正面図である。
【図9】従来の放射性廃棄物の圧縮処理方法に用いられ
る専用容器の断面正面図である。
る専用容器の断面正面図である。
【図10】(a)は上記方法において押し棒による圧縮
作業を行う前の状態を示す断面正面図、(b)は上記圧
縮作業を行った後の状態を模式的に示す断面正面図、
(c)は上記圧縮作業により形成されたかえりを示す断
面正面図である。
作業を行う前の状態を示す断面正面図、(b)は上記圧
縮作業を行った後の状態を模式的に示す断面正面図、
(c)は上記圧縮作業により形成されたかえりを示す断
面正面図である。
10 金型 16 専用容器 18 側壁(専用容器本体を構成) 20 底板(専用容器本体を構成) 22 放射性廃棄物 24 蓋 24a,24b,24c 突出部 26,27,32a,32b,32c,32d,32
e,32f 隙間形成リング 28,48 隙間 30 押し棒 30a 小外形部 36,38 多孔板 40 排気管(排気手段を構成) 42 排気装置(排気手段を構成) 44a,44b スペーサ
e,32f 隙間形成リング 28,48 隙間 30 押し棒 30a 小外形部 36,38 多孔板 40 排気管(排気手段を構成) 42 排気装置(排気手段を構成) 44a,44b スペーサ
Claims (8)
- 【請求項1】 放射性廃棄物を専用容器内に入れ、この
専用容器を金型内に入れ、この金型内に押し棒を押し込
むことにより上記放射性廃棄物を専用容器ごと圧縮変形
させる放射性廃棄物の圧縮処理方法において、上記専用
容器において上記押し棒に近い側の端部の外周面と金型
の内周面との間に上記押し棒の外周面と金型の内周面と
の間の隙間よりも大きな隙間を全周にわたって形成した
後に押し棒を押し込むことを特徴とする放射性廃棄物の
圧縮処理方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の放射性廃棄物の圧縮処理
方法において、上記専用容器と押し棒との間に押し棒の
端部の外周形状よりも一回り小さい外周形状をもつスペ
ーサを挾んだ状態で押し棒を押し込むことを特徴とする
放射性廃棄物の圧縮処理方法。 - 【請求項3】 放射性廃棄物を収容する専用容器と、こ
の専用容器を収容する金型と、この金型内に押し込まれ
ることにより上記放射性廃棄物を専用容器ごと圧縮変形
させる押し棒とを備えた放射性廃棄物の圧縮処理装置に
おいて、上記専用容器の外周面形状を上記押し棒の外周
面形状よりも一回り小さい形状に設定するとともに、上
記金型の内径と略等しい最大外径を有し、かつこの専用
容器において押し棒に近い側の端部の外周面と金型の内
周面との間に上記押し棒の外周面と金型の内周面との間
の隙間よりも大きな隙間を確保する形状の隙間形成リン
グを専用容器に固定したことを特徴とする放射性廃棄物
の圧縮処理装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の放射性廃棄物の圧縮処理
装置において、上記専用容器に複数の隙間形成リングを
互いに軸方向に離間させて固定したことを特徴とする放
射性廃棄物の圧縮処理装置。 - 【請求項5】 放射性廃棄物を収容する専用容器と、こ
の専用容器を収容する金型と、この金型内に押し込まれ
ることにより上記放射性廃棄物を専用容器ごと圧縮変形
させる押し棒とを備えた放射性廃棄物の圧縮処理装置に
おいて、上記専用容器を、専用容器本体と、この専用容
器本体において上記押し棒に近い側の端部に装着される
蓋とで構成するとともに、上記専用容器本体の外周面形
状を押し棒の外周面形状よりも一回り小さい形状に設定
し、かつ、上記蓋において押し棒に近い側の端部以外の
部分に、上記金型の内径と略等しい外径をもつ突出部を
形成したことを特徴とする放射性廃棄物の圧縮処理装
置。 - 【請求項6】 請求項5記載の放射性廃棄物の圧縮処理
装置において、上記専用容器の外周面上において上記蓋
よりも押し棒に対して遠い側の位置に上記突出部と略同
等の外径をもつ隙間形成リングを固定したことを特徴と
する放射性廃棄物の圧縮処理装置。 - 【請求項7】 放射性廃棄物を収容する専用容器と、こ
の専用容器を収容する金型と、この金型内に押し込まれ
ることにより上記放射性廃棄物を専用容器ごと圧縮変形
させる押し棒とを備えた放射性廃棄物の圧縮処理装置に
おいて、上記押し棒の端部にこの押し棒の他の部分より
も一回り小さい外周形状をもつ小外形部を形成したこと
を特徴とする放射性廃棄物の圧縮処理装置。 - 【請求項8】 請求項3〜7のいずれかに記載の放射性
廃棄物の圧縮処理装置において、上記専用容器の底部に
その内外の通気を許容する通気部を設けるとともに、金
型底部からこの金型内の空気を排出する排気手段を備え
たことを特徴とする放射性廃棄物の圧縮処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3340887A JPH05172995A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 放射性廃棄物の圧縮処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3340887A JPH05172995A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 放射性廃棄物の圧縮処理方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05172995A true JPH05172995A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18341227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3340887A Pending JPH05172995A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 放射性廃棄物の圧縮処理方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05172995A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0850199A (ja) * | 1994-08-08 | 1996-02-20 | Kobe Steel Ltd | ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法および装置 |
| JP2007528292A (ja) * | 2004-03-10 | 2007-10-11 | ブリティッシュ・ニュークリア・フューエルズ・パブリック・リミテッド・カンパニー | 加圧濾過によるスラリーの圧縮方法 |
| CN105109083A (zh) * | 2015-09-23 | 2015-12-02 | 上海核工程研究设计院 | 一种用于核电站放射性固体废物压实的超级压实机 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3340887A patent/JPH05172995A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0850199A (ja) * | 1994-08-08 | 1996-02-20 | Kobe Steel Ltd | ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法および装置 |
| JP2007528292A (ja) * | 2004-03-10 | 2007-10-11 | ブリティッシュ・ニュークリア・フューエルズ・パブリック・リミテッド・カンパニー | 加圧濾過によるスラリーの圧縮方法 |
| CN105109083A (zh) * | 2015-09-23 | 2015-12-02 | 上海核工程研究设计院 | 一种用于核电站放射性固体废物压实的超级压实机 |
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