JPH05173479A - ナビゲ−ション装置 - Google Patents
ナビゲ−ション装置Info
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- JPH05173479A JPH05173479A JP3354853A JP35485391A JPH05173479A JP H05173479 A JPH05173479 A JP H05173479A JP 3354853 A JP3354853 A JP 3354853A JP 35485391 A JP35485391 A JP 35485391A JP H05173479 A JPH05173479 A JP H05173479A
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- JP
- Japan
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- route
- point
- vector
- memory
- time
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 出発点から目的点までの時間的な最短ルート
を表示して、走行ルートの設定にあたって非常に便利な
ナビゲ−ション装置を提供すること。 【構成】 CPU1に、道路地図データメモリ3と、属
性情報メモリ31と、後述の時間的な最短ルート及び距
離的な最短ルートを表示するための画像表示部と5をイ
ンターフェイス22を介して接続する。属性情報メモリ
31には、所定の道路区間と時間帯と交通の混雑の程度
に応じた係数とをリンクしたデータを格納する。CPU
1はメモリ3内の道路地図データをベクトル化する処理
部と、ここで得られたベクトル群の各ベクトル量と例え
ば時間帯に応じて拾い出した前記係数とを掛算して、所
要時間に応じた実ベクトル量に変換し、更にこの実ベク
トル量にもとづいて時間的最短ルートを求める検索部と
を兼用する。
を表示して、走行ルートの設定にあたって非常に便利な
ナビゲ−ション装置を提供すること。 【構成】 CPU1に、道路地図データメモリ3と、属
性情報メモリ31と、後述の時間的な最短ルート及び距
離的な最短ルートを表示するための画像表示部と5をイ
ンターフェイス22を介して接続する。属性情報メモリ
31には、所定の道路区間と時間帯と交通の混雑の程度
に応じた係数とをリンクしたデータを格納する。CPU
1はメモリ3内の道路地図データをベクトル化する処理
部と、ここで得られたベクトル群の各ベクトル量と例え
ば時間帯に応じて拾い出した前記係数とを掛算して、所
要時間に応じた実ベクトル量に変換し、更にこの実ベク
トル量にもとづいて時間的最短ルートを求める検索部と
を兼用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の走行に用いられ
るナビゲ−ション装置に関する。
るナビゲ−ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に車両を運転するにあたって、ある
地点(出発点)から他の地点(目的点)までの予定走行
ルートを地図上に表示したり、あるいはそのルートを走
行した場合に要する時間を表示したりすることは、ドラ
イバにとって走行ルートの設定変更や到着時間の予測な
どを行う上で有効な手段である。
地点(出発点)から他の地点(目的点)までの予定走行
ルートを地図上に表示したり、あるいはそのルートを走
行した場合に要する時間を表示したりすることは、ドラ
イバにとって走行ルートの設定変更や到着時間の予測な
どを行う上で有効な手段である。
【0003】このようなことから従来種々のナビゲ−シ
ョン装置が提案されており、例えば特開昭59−195
790号公報(公報1)には、出発点から目的点までの
走行路を、道路地図の周囲のバ−コ−ドを変位センサで
スライドさせることによりX、Y軸成分の直線に近似し
て表示する方法が記載され、また特開昭64−6861
5号公報(公報2)には、方位センサと距離センサから
の情報に基づいて、車両の現在位置に交点が位置する格
子を地図上に重畳させて表示する技術が記載されてい
る。更に特開平1−141313号公報(公報3)に
は、地図上の道路を分岐点毎に分割にして分岐点間に属
性情報に基づく走行所要時間を割り当て、これらを加算
して予定走行ル−トの所要時間を算出発点する技術が記
載されている。
ョン装置が提案されており、例えば特開昭59−195
790号公報(公報1)には、出発点から目的点までの
走行路を、道路地図の周囲のバ−コ−ドを変位センサで
スライドさせることによりX、Y軸成分の直線に近似し
て表示する方法が記載され、また特開昭64−6861
5号公報(公報2)には、方位センサと距離センサから
の情報に基づいて、車両の現在位置に交点が位置する格
子を地図上に重畳させて表示する技術が記載されてい
る。更に特開平1−141313号公報(公報3)に
は、地図上の道路を分岐点毎に分割にして分岐点間に属
性情報に基づく走行所要時間を割り当て、これらを加算
して予定走行ル−トの所要時間を算出発点する技術が記
載されている。
【0004】これら公報によれば予定走行ルートが、直
線近似であるいは格子と重ねて表示されるので出発点か
ら目的点までの道のりを目的点測で知ることができる
し、また上記の公報3によれば予定走行ルートの所要時
間を把握できるので、いずれもドライバに対して有効な
情報を与えるものである。
線近似であるいは格子と重ねて表示されるので出発点か
ら目的点までの道のりを目的点測で知ることができる
し、また上記の公報3によれば予定走行ルートの所要時
間を把握できるので、いずれもドライバに対して有効な
情報を与えるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら(公報
1、2)に記載されているナビゲ−ション装置において
は、直線近似デ−タや格子の重ね合わせ表示であるため
直観的に距離の把握やルート間の距離の比較をすること
はできるが、通常道路毎に交通量や最高速度あるいは交
差点の数などが異なるため、単純に距離的最短ルート
(最も道のりの短いルート)を把握できたとしても、必
ずしもそのルートに沿って走行した場合、早く到り着く
とは限らない。また公報3に記載されているナビゲ−シ
ョン装置では、出発点から目的点までのルートが多数存
在する場合には、予定走行ルートの所要時間を把握でき
たところで、最も所要時間の短いルートを選択すること
は困難である。
1、2)に記載されているナビゲ−ション装置において
は、直線近似デ−タや格子の重ね合わせ表示であるため
直観的に距離の把握やルート間の距離の比較をすること
はできるが、通常道路毎に交通量や最高速度あるいは交
差点の数などが異なるため、単純に距離的最短ルート
(最も道のりの短いルート)を把握できたとしても、必
ずしもそのルートに沿って走行した場合、早く到り着く
とは限らない。また公報3に記載されているナビゲ−シ
ョン装置では、出発点から目的点までのルートが多数存
在する場合には、予定走行ルートの所要時間を把握でき
たところで、最も所要時間の短いルートを選択すること
は困難である。
【0006】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、時間的な最短ルートを把握
することができ、しかもそのルートの検索処理を容易に
行うことのできるナビゲ−ション装置を提供することに
ある。
たものであり、その目的は、時間的な最短ルートを把握
することができ、しかもそのルートの検索処理を容易に
行うことのできるナビゲ−ション装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、道路地図を直
線近似して得たベクトル群のデータを格納するメモリ
と、このメモリ内のベクトル群の各ベクトル量を、外的
因子に対応して設定された係数に基づいて、走行所要時
間に応じた実ベクトル量に変換し、この実ベクトル量に
基づいて出発点から目的点に至る時間的最短ルートを検
索する検索部と、この検索部で検索された最短ルートを
表示する表示部と、を有してなることを特徴とする。
線近似して得たベクトル群のデータを格納するメモリ
と、このメモリ内のベクトル群の各ベクトル量を、外的
因子に対応して設定された係数に基づいて、走行所要時
間に応じた実ベクトル量に変換し、この実ベクトル量に
基づいて出発点から目的点に至る時間的最短ルートを検
索する検索部と、この検索部で検索された最短ルートを
表示する表示部と、を有してなることを特徴とする。
【0008】この場合ベクトル群のデータを格納したメ
モリを用いる代わりに、実ベクトル量を格納したメモリ
を用い、このメモリ内の実ベクトル量を用いて、検索部
にて時間的な最短ルートを検索するようにしてもよい。
モリを用いる代わりに、実ベクトル量を格納したメモリ
を用い、このメモリ内の実ベクトル量を用いて、検索部
にて時間的な最短ルートを検索するようにしてもよい。
【0009】
【作用】最短ルートの表示要求により、道路区間を例え
ば格子点を結ぶベクトルや、曲線部の折れ線化したベク
トルに変換してメモリ内に格納する。ただし予めこのよ
うなベクトルを格納したメモリを用いることもできる。
そして例えば各道路について互に隣接する交差点間毎
に、交通量などの外的因子にもとずいて係数を割り当て
ておき、例えばこの係数を各ベクトル量に掛算して走行
所要時間を考慮した実ベクトル量を求め、この実ベクト
ル量が最小となるルートを検索して、そのルートを時間
的な最短ルートとして例えばCRT画面や音声による案
内によって表示する。
ば格子点を結ぶベクトルや、曲線部の折れ線化したベク
トルに変換してメモリ内に格納する。ただし予めこのよ
うなベクトルを格納したメモリを用いることもできる。
そして例えば各道路について互に隣接する交差点間毎
に、交通量などの外的因子にもとずいて係数を割り当て
ておき、例えばこの係数を各ベクトル量に掛算して走行
所要時間を考慮した実ベクトル量を求め、この実ベクト
ル量が最小となるルートを検索して、そのルートを時間
的な最短ルートとして例えばCRT画面や音声による案
内によって表示する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るナビゲ−ション
装置の全体構成を示す説明図である。図1中1はCPU
(中央処理装置)、11、12は夫々RAM、ROM、
21〜23は入出力インタ−フェイスであり、これらは
例えば車両には搭載されたマイクロコンピュ−タに組み
込まれている。前記CPU1はこのCPU1に結合され
ている機器間におけるデ−タや指令の受け渡しなどの制
御を行うほか、この実施例では、後述のメモリ3内に格
納されている道路地図デ−タの道路に対して、X−Y座
標の格子点間を結ぶベクトルとして近似するベクトル化
処理部と、この処理部で得られたデータに基ずいて出発
点から目的点までの距離的な最短ルートを検索すると共
に、前記処理部てに得られたベクトルのベクトル量を、
後述の外的因子に対応して設定された係数に基づいて実
ベクトル量に変換し、この実ベクトル量に基づいて出発
点から目的点までの時間的な最短ルートを検索する検索
部とを兼用している。
装置の全体構成を示す説明図である。図1中1はCPU
(中央処理装置)、11、12は夫々RAM、ROM、
21〜23は入出力インタ−フェイスであり、これらは
例えば車両には搭載されたマイクロコンピュ−タに組み
込まれている。前記CPU1はこのCPU1に結合され
ている機器間におけるデ−タや指令の受け渡しなどの制
御を行うほか、この実施例では、後述のメモリ3内に格
納されている道路地図デ−タの道路に対して、X−Y座
標の格子点間を結ぶベクトルとして近似するベクトル化
処理部と、この処理部で得られたデータに基ずいて出発
点から目的点までの距離的な最短ルートを検索すると共
に、前記処理部てに得られたベクトルのベクトル量を、
後述の外的因子に対応して設定された係数に基づいて実
ベクトル量に変換し、この実ベクトル量に基づいて出発
点から目的点までの時間的な最短ルートを検索する検索
部とを兼用している。
【0011】前記CPU1にはインタ−フェイス21を
介して道路地図デ−タメモリ3、属性情報メモリ31、
グラフィックコントロ−ラ4、アンプ61が結合されて
おり、グラフィックコントロ−ラ4及びアンプ61には
夫々画像表示部5及び音声表示部6が接続されている。
介して道路地図デ−タメモリ3、属性情報メモリ31、
グラフィックコントロ−ラ4、アンプ61が結合されて
おり、グラフィックコントロ−ラ4及びアンプ61には
夫々画像表示部5及び音声表示部6が接続されている。
【0012】前記属性情報メモリ31には、例えば道路
が3本以上交差する交差点間を図2に示すように道路区
間L1、L2…と定義すると、例えば図3に示すような
各道路区間と時間帯毎の交通量の程度(車両の混雑具
合)を表わす交通量度数とをリンクさせた交通量テーブ
ルと、例えば図4に示すような交通量度数と交通量係数
とを対応付ける交通量係数テーブルとが格納されてお
り、これらテーブルによって各ベクトルに属性情報が与
えられている。図3において、T1〜Tmは時間帯、数
字は交通量度数であり、図4においてK1〜Knは交通
量係数であって、例えばカッコ内の数値が割り当てられ
る。この交通量係数は、例えば同一距離を通過する時間
(平均速度)について、基準となる時間(基準平均速
度)に対する比である。従って交通量度数が大きい程交
通量係数は大きく、その道路区間の平均速度が小さいこ
とを意味し、図の例では交通量度数1の道路は交通量度
数3の道路に比べて約半分の時間で通過できることを意
味する。この場合高速道路と一般道路とでは混雑の程度
が同じであっても平均速度は異なることが多いため、割
り当てられる交通量度数は異なってくる。
が3本以上交差する交差点間を図2に示すように道路区
間L1、L2…と定義すると、例えば図3に示すような
各道路区間と時間帯毎の交通量の程度(車両の混雑具
合)を表わす交通量度数とをリンクさせた交通量テーブ
ルと、例えば図4に示すような交通量度数と交通量係数
とを対応付ける交通量係数テーブルとが格納されてお
り、これらテーブルによって各ベクトルに属性情報が与
えられている。図3において、T1〜Tmは時間帯、数
字は交通量度数であり、図4においてK1〜Knは交通
量係数であって、例えばカッコ内の数値が割り当てられ
る。この交通量係数は、例えば同一距離を通過する時間
(平均速度)について、基準となる時間(基準平均速
度)に対する比である。従って交通量度数が大きい程交
通量係数は大きく、その道路区間の平均速度が小さいこ
とを意味し、図の例では交通量度数1の道路は交通量度
数3の道路に比べて約半分の時間で通過できることを意
味する。この場合高速道路と一般道路とでは混雑の程度
が同じであっても平均速度は異なることが多いため、割
り当てられる交通量度数は異なってくる。
【0013】そして図3に示す交通量テーブルに直接交
通量係数を割り当ててもよいが、上述の例のようにテー
ブルを分離すれば、交通量係数の値を変更するときに処
理が容易である。また図3に示す交通量テーブルを晴
れ、曇り、雨などの天候状態毎に設けてもよいし、更に
は季節、月、曜日あるいは日付などに応じて設けてもよ
く、更にまた野球の開催など特別な日あるいは期間に用
いるテーブルを用意しておくこともできる。そしてまた
このようなテーブルを予め設定してメモリ31内に格納
する代りに、例えば衛星からの情報に基ずいて各道路区
間に対応する交通量度数または交通量係数をリアルタイ
ムに更新するようにしてもよい。なお、道路区間につい
ては、主要な交差点間、インターチェンジ間など種々の
区間を設定することができる。
通量係数を割り当ててもよいが、上述の例のようにテー
ブルを分離すれば、交通量係数の値を変更するときに処
理が容易である。また図3に示す交通量テーブルを晴
れ、曇り、雨などの天候状態毎に設けてもよいし、更に
は季節、月、曜日あるいは日付などに応じて設けてもよ
く、更にまた野球の開催など特別な日あるいは期間に用
いるテーブルを用意しておくこともできる。そしてまた
このようなテーブルを予め設定してメモリ31内に格納
する代りに、例えば衛星からの情報に基ずいて各道路区
間に対応する交通量度数または交通量係数をリアルタイ
ムに更新するようにしてもよい。なお、道路区間につい
ては、主要な交差点間、インターチェンジ間など種々の
区間を設定することができる。
【0014】前記画像表示部5は例えばCRTよりな
り、メモリ3内から切り出された道路地図や前記検索部
(この例ではCPU1)で検索された距離的な最短ル−
ト及び時間的な最短ルートなどを表示する役割を持つ。
また前記音声表示部6は最短ル−トが検索された後、必
要に応じて、最短ル−トを走行するように次の交差点の
進行方向などを音声により表示するために設けられてい
る。
り、メモリ3内から切り出された道路地図や前記検索部
(この例ではCPU1)で検索された距離的な最短ル−
ト及び時間的な最短ルートなどを表示する役割を持つ。
また前記音声表示部6は最短ル−トが検索された後、必
要に応じて、最短ル−トを走行するように次の交差点の
進行方向などを音声により表示するために設けられてい
る。
【0015】更に前記CPU1には、前記メモリ3内の
道路地図デ−タの切り出し領域の設定や画像表示部5の
画像のスクロ−ルあるいは出発点と目的点の設定などを
運転席から行うためのタッチパネルTがインタ−フェイ
ス22を介して結合されると共に、車両の走行距離及び
方位を夫々検出発点するための距離センサS1及び方位
センサS2がインタ−フェイス23を介して結合されて
いる。
道路地図デ−タの切り出し領域の設定や画像表示部5の
画像のスクロ−ルあるいは出発点と目的点の設定などを
運転席から行うためのタッチパネルTがインタ−フェイ
ス22を介して結合されると共に、車両の走行距離及び
方位を夫々検出発点するための距離センサS1及び方位
センサS2がインタ−フェイス23を介して結合されて
いる。
【0016】ここで前記CPU1により実行される道路
地図デ−タのベクトル化処理の一例について述べると、
先ずCPU1はメモリ3内の道路地図デ−タのうちタッ
チパネルTの操作により切り出されたデ−タをRAM1
1に取り込み、ROM12内のベクトル化プラグラムを
読み出して次のような処理を行う。即ち図5に示すよう
に所定の道路地図デ−タ(太線)に対して縦横同一間隔
に配列された格子(細線)を重ね合わせ、格子の間隔を
kとして図6に示すように1つの格子に着目的点する
と、道路地図デ−タと格子との交点が線分a上にある時
は格子点Aに、線分bしがある時は格子点Bに、線分c
上にある時は格子点Cに、線分d上にある時は格子点D
に夫々当該交点を近似し、近似した格子点間をベクトル
として結ぶことによってベクトル化デ−タが得られる。
ただし、A、Bの中点はAに、B、Cの中点、または
C,Dの中点はCに、D、Aの中点はDに近似し、また
近似した格子点が1点の場合にはベクトルを割り当てず
(無効)、3点以上の場合は格子点間の距離の長い2点
を有効とする。なお、一方通行の道路に対しては、その
方向にのみベクトルを割り当てて、それ以外は両方向に
ベクトルを割り当てる。
地図デ−タのベクトル化処理の一例について述べると、
先ずCPU1はメモリ3内の道路地図デ−タのうちタッ
チパネルTの操作により切り出されたデ−タをRAM1
1に取り込み、ROM12内のベクトル化プラグラムを
読み出して次のような処理を行う。即ち図5に示すよう
に所定の道路地図デ−タ(太線)に対して縦横同一間隔
に配列された格子(細線)を重ね合わせ、格子の間隔を
kとして図6に示すように1つの格子に着目的点する
と、道路地図デ−タと格子との交点が線分a上にある時
は格子点Aに、線分bしがある時は格子点Bに、線分c
上にある時は格子点Cに、線分d上にある時は格子点D
に夫々当該交点を近似し、近似した格子点間をベクトル
として結ぶことによってベクトル化デ−タが得られる。
ただし、A、Bの中点はAに、B、Cの中点、または
C,Dの中点はCに、D、Aの中点はDに近似し、また
近似した格子点が1点の場合にはベクトルを割り当てず
(無効)、3点以上の場合は格子点間の距離の長い2点
を有効とする。なお、一方通行の道路に対しては、その
方向にのみベクトルを割り当てて、それ以外は両方向に
ベクトルを割り当てる。
【0017】図7に道路地図デ−タと格子との交点を格
子点に近似する変換例を示し、図8に図5で示される道
路地図デ−タをベクトル化処理したベクトルデ−タを示
す。ただし、図8では、便宜上ベクトルを単なる直線で
表示してある。
子点に近似する変換例を示し、図8に図5で示される道
路地図デ−タをベクトル化処理したベクトルデ−タを示
す。ただし、図8では、便宜上ベクトルを単なる直線で
表示してある。
【0018】そして出発点、目的点については、道路デ
−タが近似された格子点(有効格子点)の中で、出発点
(目的点)に最も近い有効の格子点を出発点(目的点)
として近似する。この近似処理は例えば出発点を中心に
有効格子点が存在するまで1辺がk、2k、…nkの正
方形領域を順次に生成して検索範囲を広げ、存在した有
効格子点の全てに対して出発点からの直線距離を計算
し、その中で最小値となった有効格子点に出発点を近似
させることによって実行できる。
−タが近似された格子点(有効格子点)の中で、出発点
(目的点)に最も近い有効の格子点を出発点(目的点)
として近似する。この近似処理は例えば出発点を中心に
有効格子点が存在するまで1辺がk、2k、…nkの正
方形領域を順次に生成して検索範囲を広げ、存在した有
効格子点の全てに対して出発点からの直線距離を計算
し、その中で最小値となった有効格子点に出発点を近似
させることによって実行できる。
【0019】以上の例では、互いに直交する格子の格子
点にベクトルの始点、終点が接しているが、このような
格子点に限らず千鳥状に配列された点や斜交座標系の点
の配列など平面に一定のパタ−ンで配列された点の集合
にベクトルの始点、終点を接するようにしてもよいし、
単に曲線部分を折れ線化したベクトルを用いてもよい。
ただし、上述の例のごとく格子点を用いた場合には、あ
る一点から縦または横に隣接する他の4点に対して等距
離なので、長さ1の線分を割り当て、対角線方向に隣接
する他の4点に対しては長さ21/2の線分及び45度
の角度を割り当てることができるため演算が簡単になる
利点がある。格子に沿った格子点の間隔と実際の長さと
の関係については、例えば市内では500m、郊外では
1kmの長さを格子間隔として設定される。なお、上述
のようなベクトル化デ−タとしては、予め日本全道路地
図に対応して図1にて鎖線で示す例えばROMよりなる
属性情報メモリ31内に格納したものを用いても良く、
この場合にはCPU1におけるベクトル化処理は不要で
ある。
点にベクトルの始点、終点が接しているが、このような
格子点に限らず千鳥状に配列された点や斜交座標系の点
の配列など平面に一定のパタ−ンで配列された点の集合
にベクトルの始点、終点を接するようにしてもよいし、
単に曲線部分を折れ線化したベクトルを用いてもよい。
ただし、上述の例のごとく格子点を用いた場合には、あ
る一点から縦または横に隣接する他の4点に対して等距
離なので、長さ1の線分を割り当て、対角線方向に隣接
する他の4点に対しては長さ21/2の線分及び45度
の角度を割り当てることができるため演算が簡単になる
利点がある。格子に沿った格子点の間隔と実際の長さと
の関係については、例えば市内では500m、郊外では
1kmの長さを格子間隔として設定される。なお、上述
のようなベクトル化デ−タとしては、予め日本全道路地
図に対応して図1にて鎖線で示す例えばROMよりなる
属性情報メモリ31内に格納したものを用いても良く、
この場合にはCPU1におけるベクトル化処理は不要で
ある。
【0020】次に前記ベクトル化デ−タに基づいてCP
U1により実行される最短ル−トの検索について図5及
び図6を参照しながら説明する。CPU1は、上述のベ
クトル化データにおける各ベクトル量に、属性情報メモ
リ31内の対応する交通量係数を掛算して実ベクトル量
(実ベクトル量=ベクトル量×交通量係数)を求める機
能を有し、具体的には例えば時間帯が特定されると、ベ
クトル化処理部で求めた各ベクトルに対して、図3に示
すテーブルからそのベクトルが属する道路区間に割り当
てられた交通量度数を拾い出し、更に図4に示すテーブ
ルを参照して対応する交通量係数を求め、当該ベクトル
量に掛算して実ベクトル量を求める。即ちこの実ベクト
ルは、走行所要時間に相当するものである。従ってこの
検索において単に距離を表わすベクトル量を用いた場合
には距離的な最短ルートが演算され、実ベクトル量を用
いた場合には時間的な最短ルートが演算される。この例
ではこれらの最短ルートを順番に求めるが、説明が重複
するため、単にベクトル量という用語を用いて一括して
説明する。
U1により実行される最短ル−トの検索について図5及
び図6を参照しながら説明する。CPU1は、上述のベ
クトル化データにおける各ベクトル量に、属性情報メモ
リ31内の対応する交通量係数を掛算して実ベクトル量
(実ベクトル量=ベクトル量×交通量係数)を求める機
能を有し、具体的には例えば時間帯が特定されると、ベ
クトル化処理部で求めた各ベクトルに対して、図3に示
すテーブルからそのベクトルが属する道路区間に割り当
てられた交通量度数を拾い出し、更に図4に示すテーブ
ルを参照して対応する交通量係数を求め、当該ベクトル
量に掛算して実ベクトル量を求める。即ちこの実ベクト
ルは、走行所要時間に相当するものである。従ってこの
検索において単に距離を表わすベクトル量を用いた場合
には距離的な最短ルートが演算され、実ベクトル量を用
いた場合には時間的な最短ルートが演算される。この例
ではこれらの最短ルートを順番に求めるが、説明が重複
するため、単にベクトル量という用語を用いて一括して
説明する。
【0021】この検索においては有効格子点(ベクトル
に接している格子点)の中で3つ以上のベクトルを持つ
格子点(これを「交差格子点」という)により展開を行
い、そのため以下の(イ)、(ロ)、(ハ)の前処理を
行う。図8、図9中に付した番号は交差格子点の番号、
▲は出発点、■は目的点である。
に接している格子点)の中で3つ以上のベクトルを持つ
格子点(これを「交差格子点」という)により展開を行
い、そのため以下の(イ)、(ロ)、(ハ)の前処理を
行う。図8、図9中に付した番号は交差格子点の番号、
▲は出発点、■は目的点である。
【0022】(イ)交差格子点からのベクトルに対し、
次の交差格子点位置とそこまでのベクトル量合計を示す
相対ベクトル量を付加する。この処理を出発点及び目的
点も交差格子点として扱い、すべてに対して行う。
次の交差格子点位置とそこまでのベクトル量合計を示す
相対ベクトル量を付加する。この処理を出発点及び目的
点も交差格子点として扱い、すべてに対して行う。
【0023】図9の交差格子点(11)(以後括弧を付
した番号は交差格子点を示すものとする)を例にとる
と、ベクトルa1の次の交差格子点位置は(8)であ
り、そこまでの相対ベクトル量は(a1+a2)であ
る。またベクトルb1は(10)が対象の交差格子点と
なる。
した番号は交差格子点を示すものとする)を例にとる
と、ベクトルa1の次の交差格子点位置は(8)であ
り、そこまでの相対ベクトル量は(a1+a2)であ
る。またベクトルb1は(10)が対象の交差格子点と
なる。
【0024】(ロ)検索は出発点から複数ル−トで交差
格子点上を展開していくが、その時のある検索ル−トに
おいて、出発点から各々の交差格子点までのベクトル量
合計を示す絶対ベクトル量を全ての交差格子点に付加
し、初期値は+∞(最大値)とする。ただし、出発点の
初期値は0とする。例えば図8において、ある検索ル−
トで出発点→(20)→(21)…と展開したとする
と、(20)の絶対ベクトル量は出発点から(20)ま
でのベクトル量合計であり、(21)の絶対ベクトル量
は出発点から(20)を経由して(21)までのベクト
ル量合計である。
格子点上を展開していくが、その時のある検索ル−トに
おいて、出発点から各々の交差格子点までのベクトル量
合計を示す絶対ベクトル量を全ての交差格子点に付加
し、初期値は+∞(最大値)とする。ただし、出発点の
初期値は0とする。例えば図8において、ある検索ル−
トで出発点→(20)→(21)…と展開したとする
と、(20)の絶対ベクトル量は出発点から(20)ま
でのベクトル量合計であり、(21)の絶対ベクトル量
は出発点から(20)を経由して(21)までのベクト
ル量合計である。
【0025】この絶対ベクトル量を付加する理由は、次
の交差格子点へ展開しようとしたときに、既に現在より
小さな絶対ベクトル量で展開されていたならば、その展
開を中止させるためである。例えばある検索ル−トで出
発点→(20)→(21)→(18)→(17)と展開
していたときに、この次に(20)へ展開するのは意味
がなく、また、ある検索ル−トで出発点→(20)→
(21)…と展開していた時の(20)の絶対ベクトル
量をZとした場合に、別のル−トで出発点→(22)と
展開して(22)の絶対ベクトル量+(20)への相対
ベクトル量がZ以上であれば(20)へ展開するのは意
味がない。
の交差格子点へ展開しようとしたときに、既に現在より
小さな絶対ベクトル量で展開されていたならば、その展
開を中止させるためである。例えばある検索ル−トで出
発点→(20)→(21)→(18)→(17)と展開
していたときに、この次に(20)へ展開するのは意味
がなく、また、ある検索ル−トで出発点→(20)→
(21)…と展開していた時の(20)の絶対ベクトル
量をZとした場合に、別のル−トで出発点→(22)と
展開して(22)の絶対ベクトル量+(20)への相対
ベクトル量がZ以上であれば(20)へ展開するのは意
味がない。
【0026】(ハ)ある交差格子点から次の交差格子点
へ展開する場合は[次の交差格子点までの相対ベクトル
量+次の交差格子点からの目的点までの直線距離]を計
算し、その値の小さなものから優先して行う。ただし、
展開してきた方向は無効であり、逆戻りはしない。例え
ば図8において→(18)→(11)まで展開していた
とすると、次に展開する交差格子点の優先順位はこの場
合(10)、(8)が同じ第1位、その次が、(13)
となる。
へ展開する場合は[次の交差格子点までの相対ベクトル
量+次の交差格子点からの目的点までの直線距離]を計
算し、その値の小さなものから優先して行う。ただし、
展開してきた方向は無効であり、逆戻りはしない。例え
ば図8において→(18)→(11)まで展開していた
とすると、次に展開する交差格子点の優先順位はこの場
合(10)、(8)が同じ第1位、その次が、(13)
となる。
【0027】以上の(イ)〜(ハ)の項目をまとめて述
べると、上述の前処理は、各交差格子点に対して出発点
からルートに沿って配列されたベクトルの合計量を絶対
ベクトル量として付加すると共に、ある交差格子点から
次の交差格子点までのルートに沿って配列されたベクト
ルの合計量を相対ベクトル量として付加し、交差格子点
をルートに沿って逆戻りすることなく展開して枝分かれ
していったときに、先端の交差格子点に既に付加された
絶対ベクトル量が現在求めた絶対ベクトル量よりも小さ
ければ既に展開されているルートを生かし、逆に大きけ
れば現在のルートを生かすことによって展開の無駄をな
くそうとするものであり、更に展開の優先順位を目的点
への直線距離が小さいものから並べるようにしたもので
ある。
べると、上述の前処理は、各交差格子点に対して出発点
からルートに沿って配列されたベクトルの合計量を絶対
ベクトル量として付加すると共に、ある交差格子点から
次の交差格子点までのルートに沿って配列されたベクト
ルの合計量を相対ベクトル量として付加し、交差格子点
をルートに沿って逆戻りすることなく展開して枝分かれ
していったときに、先端の交差格子点に既に付加された
絶対ベクトル量が現在求めた絶対ベクトル量よりも小さ
ければ既に展開されているルートを生かし、逆に大きけ
れば現在のルートを生かすことによって展開の無駄をな
くそうとするものであり、更に展開の優先順位を目的点
への直線距離が小さいものから並べるようにしたもので
ある。
【0028】そしてこのような前処理を実行するプログ
ラムを予めROM12に格納しておき、ROM12内の
検索プログラムによって図10、図11に示す処理が行
われる。図10、図11に示すフロ−チャ−トを図8の
ベクトル化デ−タに対応させて説明する。その概要につ
いて述べると、先ず出発点を展開対象の1番目の交差格
子点としてメモリする。次に1番目の交差格子点(出発
点)から、上記の(ハ)の優先順位により次の交差格子
点を決定し、現在の絶対ベクトル量(出発点は0)+次
の交差格子点までの相対ベクトル量(初期値は∞)より
小さくかつ目的点の絶対ベクトル量(初期値は∞)より
小さければその交差格子点を2番目の交差格子点として
メモリすると共に絶対ベクトル量を更新する。逆に大き
ければその交差格子点への展開は中止し、次に優先順位
の高い交差格子点を決定し、同様の処理を行う。また、
1つ交差格子点を展開した時にその交差格子点が目的点
であれば、現在の展開ル−トを最短ル−トとしてメモリ
する。
ラムを予めROM12に格納しておき、ROM12内の
検索プログラムによって図10、図11に示す処理が行
われる。図10、図11に示すフロ−チャ−トを図8の
ベクトル化デ−タに対応させて説明する。その概要につ
いて述べると、先ず出発点を展開対象の1番目の交差格
子点としてメモリする。次に1番目の交差格子点(出発
点)から、上記の(ハ)の優先順位により次の交差格子
点を決定し、現在の絶対ベクトル量(出発点は0)+次
の交差格子点までの相対ベクトル量(初期値は∞)より
小さくかつ目的点の絶対ベクトル量(初期値は∞)より
小さければその交差格子点を2番目の交差格子点として
メモリすると共に絶対ベクトル量を更新する。逆に大き
ければその交差格子点への展開は中止し、次に優先順位
の高い交差格子点を決定し、同様の処理を行う。また、
1つ交差格子点を展開した時にその交差格子点が目的点
であれば、現在の展開ル−トを最短ル−トとしてメモリ
する。
【0029】そしてある交差格子点での次の展開が終了
した時に、その交差格子点が展開対象の1番目の交差格
子点(出発点)であれば検索の終了であり、そうでなけ
れば展開している1つ前の交差格子点へ戻りやはり上記
と同様の処理を行う。よって出発点から展開を開始し最
終的に出発点まで戻された時に最短ル−トが得られるこ
とになる。
した時に、その交差格子点が展開対象の1番目の交差格
子点(出発点)であれば検索の終了であり、そうでなけ
れば展開している1つ前の交差格子点へ戻りやはり上記
と同様の処理を行う。よって出発点から展開を開始し最
終的に出発点まで戻された時に最短ル−トが得られるこ
とになる。
【0030】このような展開をたどっていくと枝分かれ
が多数起こり、このままでは処理量が多くなってしまう
ため、枝分かれの展開がぶつかり合ったときには交差格
子点の絶対ベクトル量の大きい方の展開をそれ以降中止
させるための比較処理を組み込むことによって処理量は
大幅に少なくなり、図12に示すように検索ル−トを複
数で行えば更に処理量は削減できる。
が多数起こり、このままでは処理量が多くなってしまう
ため、枝分かれの展開がぶつかり合ったときには交差格
子点の絶対ベクトル量の大きい方の展開をそれ以降中止
させるための比較処理を組み込むことによって処理量は
大幅に少なくなり、図12に示すように検索ル−トを複
数で行えば更に処理量は削減できる。
【0031】次いで図10、図11A、図11Bのフロ
−チャ−トについて、上述の図8に基づく検索の概要に
対応させて説明していく。図12、図13は夫々第1エ
リア、第2エリアのイメ−ジ図であり、図12のK
(r、p)のr、pは夫々ル−ト番号及びそのル−トに
おいて出発点から数えた交差格子点番号を示し、従って
出発点から2番目の交差格子点は、K(1、2)と表さ
れ、K(1、2)まで展開が終了していればル−ト1の
ポインタつまりP(1)は2番となり、この値が図13
に示す第2エリアの検索ル−ト1に係るポインタの番号
になる。
−チャ−トについて、上述の図8に基づく検索の概要に
対応させて説明していく。図12、図13は夫々第1エ
リア、第2エリアのイメ−ジ図であり、図12のK
(r、p)のr、pは夫々ル−ト番号及びそのル−トに
おいて出発点から数えた交差格子点番号を示し、従って
出発点から2番目の交差格子点は、K(1、2)と表さ
れ、K(1、2)まで展開が終了していればル−ト1の
ポインタつまりP(1)は2番となり、この値が図13
に示す第2エリアの検索ル−ト1に係るポインタの番号
になる。
【0032】次に第1メモリのデ−タを図12に従って
説明する。検索ル−ト数を2(n=2)として行うと、
先ず図10の101にてル−ト1、2の1番目の交差格
子点K(1、1)、K(2、1)へ出発点の位置(座標
位置)を登録し、102にてル−ト1、2のポインタP
(1)、P(2)を1とする。(出発点が1番目の交差
格子点となる)。そして103により検索ル−ト1を選
択して104により当該ル−ト1のポインタを得、この
場合1番(出発点)を得、105に進んで図11の検索
処理を実行する。この検索処理では、図11に示すよう
に201により出発点から枝分かれしている全てのベク
トルに対して検索が終了したかを確認するが、この場合
何ら検索していないので202において枝分かれ先の交
差格子点の中から目的点に最も近い交差格子点即ち(2
0)を拾い出し、203により出発点から(20)に向
かうベクトルに対して検索済みのフラグを立てた後、2
04にてル−ト1に沿って出発点から(20)に至るま
での絶対ベクトル量aを求める。
説明する。検索ル−ト数を2(n=2)として行うと、
先ず図10の101にてル−ト1、2の1番目の交差格
子点K(1、1)、K(2、1)へ出発点の位置(座標
位置)を登録し、102にてル−ト1、2のポインタP
(1)、P(2)を1とする。(出発点が1番目の交差
格子点となる)。そして103により検索ル−ト1を選
択して104により当該ル−ト1のポインタを得、この
場合1番(出発点)を得、105に進んで図11の検索
処理を実行する。この検索処理では、図11に示すよう
に201により出発点から枝分かれしている全てのベク
トルに対して検索が終了したかを確認するが、この場合
何ら検索していないので202において枝分かれ先の交
差格子点の中から目的点に最も近い交差格子点即ち(2
0)を拾い出し、203により出発点から(20)に向
かうベクトルに対して検索済みのフラグを立てた後、2
04にてル−ト1に沿って出発点から(20)に至るま
での絶対ベクトル量aを求める。
【0033】しかる後この(20)について205にて
既に得られている絶対ベクトル量とaとを比較するが、
はじめは+∞が割り当てられているので206を介して
207に進み、(20)に対して当該絶対ベクトル量を
現在の絶対ベクトル量として更新する。次いで検索済み
のフラグを解除した後、209を介して213に進み、
K(1、2)へ交差格子点(20)の位置を登録し、ポ
インタ(p)に1を加えた後、214を介してExit
に進み、処理を終える。
既に得られている絶対ベクトル量とaとを比較するが、
はじめは+∞が割り当てられているので206を介して
207に進み、(20)に対して当該絶対ベクトル量を
現在の絶対ベクトル量として更新する。次いで検索済み
のフラグを解除した後、209を介して213に進み、
K(1、2)へ交差格子点(20)の位置を登録し、ポ
インタ(p)に1を加えた後、214を介してExit
に進み、処理を終える。
【0034】そして図10の106に進んで第2にエリ
ア内のル−ト1のポインタP(1)を2番として更新
し、107を介して108に移り、108〜110によ
り次の検索ル−トに移行する。検索ル−ト2においては
202にて(20)の次に優先順位の高い(22)が展
開の対象となり、同様のステップを経て213において
K(2、2)へ(22)の位置を登録し214を介して
106においてル−ト2のポインタP(2)を2番と
し、更新した後107を介して108に移る。即ちこの
場合ル−ト1、2なので再びル−ト1について104か
ら処理を行う。
ア内のル−ト1のポインタP(1)を2番として更新
し、107を介して108に移り、108〜110によ
り次の検索ル−トに移行する。検索ル−ト2においては
202にて(20)の次に優先順位の高い(22)が展
開の対象となり、同様のステップを経て213において
K(2、2)へ(22)の位置を登録し214を介して
106においてル−ト2のポインタP(2)を2番と
し、更新した後107を介して108に移る。即ちこの
場合ル−ト1、2なので再びル−ト1について104か
ら処理を行う。
【0035】以上の処理を繰り返し行うことによりル−
ト1が出発点→(20)→(21)→(18)→(1
1)→(8)、ル−ト2が出発点→(22)→(23)
→(24)→(19)→(10)まで展開が進んだもの
と仮定し、先ずル−ト1では104にて6番目の交差格
子点(8)を得て202において目的点を拾い出し、2
03から209を介して210へ進みK(1、1)〜K
(1、6)→目的点までのル−トを現時点の最短ル−ト
として登録を行う。次にル−ト2では104にて6番目
の交差格子点(10)を得て202において目的点を拾
い出すが、205において次の交差格子点(この場合は
目的点)との絶対ベクトル量の比較を行い、204で求
めた絶対ベクトル量aの方が大きいため201へ戻る。
そして202において次に(9)を拾い出すが206の
比較処理において201へ戻る。続いて202において
(11)を拾い出すが同じく205において201へ戻
り、交差格子点(10)における全ての展開が終了した
ことにより211を介して212へ進み、1つ前の交差
格子点(19)へ戻る。この時のル−ト2のポインタP
(2)は5となる。
ト1が出発点→(20)→(21)→(18)→(1
1)→(8)、ル−ト2が出発点→(22)→(23)
→(24)→(19)→(10)まで展開が進んだもの
と仮定し、先ずル−ト1では104にて6番目の交差格
子点(8)を得て202において目的点を拾い出し、2
03から209を介して210へ進みK(1、1)〜K
(1、6)→目的点までのル−トを現時点の最短ル−ト
として登録を行う。次にル−ト2では104にて6番目
の交差格子点(10)を得て202において目的点を拾
い出すが、205において次の交差格子点(この場合は
目的点)との絶対ベクトル量の比較を行い、204で求
めた絶対ベクトル量aの方が大きいため201へ戻る。
そして202において次に(9)を拾い出すが206の
比較処理において201へ戻る。続いて202において
(11)を拾い出すが同じく205において201へ戻
り、交差格子点(10)における全ての展開が終了した
ことにより211を介して212へ進み、1つ前の交差
格子点(19)へ戻る。この時のル−ト2のポインタP
(2)は5となる。
【0036】以上の処理を進めていくと展開の対象は出
発点に戻り、検索が終了し、目的点の絶対ベクトル量が
最小値となるル−ト即ち最短ル−トが求められる。な
お、複数のル−トを検索ル−トとして設定する場合、1
つの検索ル−トが終了した後、各ル−トのポインタP
(1)、P(2)、…P(n)の中で1ではない最小値
を探し、探したル−トの交差格子点位置を検索の終了し
たル−トに転送すれば、処理スピ−ドが一層向上するの
で好ましい。この場合のフロ−チャ−トを図14に示
す。
発点に戻り、検索が終了し、目的点の絶対ベクトル量が
最小値となるル−ト即ち最短ル−トが求められる。な
お、複数のル−トを検索ル−トとして設定する場合、1
つの検索ル−トが終了した後、各ル−トのポインタP
(1)、P(2)、…P(n)の中で1ではない最小値
を探し、探したル−トの交差格子点位置を検索の終了し
たル−トに転送すれば、処理スピ−ドが一層向上するの
で好ましい。この場合のフロ−チャ−トを図14に示
す。
【0037】次に、図1に戻って本発明の実施例の全体
の作用について説明する。先ずドライバあるいは搭乗者
がタッチパネルTを操作してメモリ3内の道路地図デ−
タより出発点及び目的点を含むエリアを切り出してグラ
フィックコントロ−ラ4に格納し、例えばスクロ−ルし
ながら出発点及び目的点を設定し、次いでタッチパネル
Tにより例えば現在の時間帯、天候などの外的要因に相
当する情報を入力した後、距離的な最短ルート及び時間
的な最短ルートの要求をCPU1に与える。CPU1は
この指示により、先ず切り出された道路地図デ−タに対
して既述したようにベクトル化処理をし、ベクトル化デ
−タをRAM11に格納した後既述したように検索処理
を行って最短ル−トを決定する。この場合先ずベクトル
化データから得られたベクトル量をそのまま用いて上述
の検索を行い、これによって距離的な最短ルートを求
め、しかる後既述したように前記各ベクトル量と属性情
報メモリ31内の対応する交通量係数とを掛算して実ベ
クトル量を求め、この実ベクトル量を用いて同様に検索
を行い、これによって時間的な最短ルートを求める。そ
の後グラフィックコントロ−ラ4により、例えば画像表
示部5に表示された道路地図デ−タの距離的な最短ル−
ト及び時間的な最短ルートについてカラ−表示、点滅表
示などを行う。また、方位センサS1及び距離センサS
2により車両の位置を検出して交差点の進行方向などを
案内する音声表示を例えば画面の表示と併せて行うよう
にしてもよい。なお、距離的な最短ルートについては必
ずしも検索、表示を必要とするものではないが、両方表
示すればルートの選択の自由度が広がるので好ましい。
の作用について説明する。先ずドライバあるいは搭乗者
がタッチパネルTを操作してメモリ3内の道路地図デ−
タより出発点及び目的点を含むエリアを切り出してグラ
フィックコントロ−ラ4に格納し、例えばスクロ−ルし
ながら出発点及び目的点を設定し、次いでタッチパネル
Tにより例えば現在の時間帯、天候などの外的要因に相
当する情報を入力した後、距離的な最短ルート及び時間
的な最短ルートの要求をCPU1に与える。CPU1は
この指示により、先ず切り出された道路地図デ−タに対
して既述したようにベクトル化処理をし、ベクトル化デ
−タをRAM11に格納した後既述したように検索処理
を行って最短ル−トを決定する。この場合先ずベクトル
化データから得られたベクトル量をそのまま用いて上述
の検索を行い、これによって距離的な最短ルートを求
め、しかる後既述したように前記各ベクトル量と属性情
報メモリ31内の対応する交通量係数とを掛算して実ベ
クトル量を求め、この実ベクトル量を用いて同様に検索
を行い、これによって時間的な最短ルートを求める。そ
の後グラフィックコントロ−ラ4により、例えば画像表
示部5に表示された道路地図デ−タの距離的な最短ル−
ト及び時間的な最短ルートについてカラ−表示、点滅表
示などを行う。また、方位センサS1及び距離センサS
2により車両の位置を検出して交差点の進行方向などを
案内する音声表示を例えば画面の表示と併せて行うよう
にしてもよい。なお、距離的な最短ルートについては必
ずしも検索、表示を必要とするものではないが、両方表
示すればルートの選択の自由度が広がるので好ましい。
【0038】上述の実施例では一方通行の道路に対して
は一方向のベクトルのみを割り当てているが、一方通行
の要素を取り入れずに全て両方向のベクトルを割り当て
てもよい。一方通行を逆流する経路が含まれているとき
には、その次に短いルートを順次検索し、逆流経路がな
くなった時点でそのルートを最短ルートとすればよい。
は一方向のベクトルのみを割り当てているが、一方通行
の要素を取り入れずに全て両方向のベクトルを割り当て
てもよい。一方通行を逆流する経路が含まれているとき
には、その次に短いルートを順次検索し、逆流経路がな
くなった時点でそのルートを最短ルートとすればよい。
【0039】なお最短ルートの検索の方法は、上述の方
法に限定されるものではない。
法に限定されるものではない。
【0040】また本発明では、外的因子と実ベクトル量
とを対応付けたデータを外部メモリに格納しておき、こ
の外部メモリ内の実ベクトル量を用いて検索を行っても
よい。外部メモリとしては、例えば各道路区間毎に実ベ
クトル量を規定したテーブルを、時間帯や日付毎に格納
したものを用いることができ、この場合時間帯などを指
定することによってテーブルが選択される。
とを対応付けたデータを外部メモリに格納しておき、こ
の外部メモリ内の実ベクトル量を用いて検索を行っても
よい。外部メモリとしては、例えば各道路区間毎に実ベ
クトル量を規定したテーブルを、時間帯や日付毎に格納
したものを用いることができ、この場合時間帯などを指
定することによってテーブルが選択される。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、道路地図をベクトル化
して得られた各ベクトル量を、例えば時間帯毎の交通量
などの外的因子を考慮して、走行所要時間に応じた実ベ
クトル量に変換し、この実ベクトル量に基づいて時間的
な最短ルートを求めるようにしているため、ルート設定
にあたって非常に便利である。しかも実ベクトル量を用
いて時間と距離を一つのパラメータとして扱っているた
め、最短ルートの検索が容易であり、処理速度が大き
い。
して得られた各ベクトル量を、例えば時間帯毎の交通量
などの外的因子を考慮して、走行所要時間に応じた実ベ
クトル量に変換し、この実ベクトル量に基づいて時間的
な最短ルートを求めるようにしているため、ルート設定
にあたって非常に便利である。しかも実ベクトル量を用
いて時間と距離を一つのパラメータとして扱っているた
め、最短ルートの検索が容易であり、処理速度が大き
い。
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す説明図であ
る。
る。
【図2】道路区間の一例を示す説明図である。
【図3】交通量テーブルの一例を示す説明図である。
【図4】交通量係数テーブルの一例を示す説明図であ
る。
る。
【図5】道路地図デ−タを格子に重ね合わせた説明図で
ある。
ある。
【図6】道路を格子点に接して表示させるための条件を
説明する説明図である。
説明する説明図である。
【図7】道路のベクトル化を例示した説明図である。
【図8】ベクトル化デ−タを示す説明図である。
【図9】図8のベクトル化デ−タの一部を示す説明図で
ある。
ある。
【図10】検索部による処理の一例を示すフロ−チャ−
トである。
トである。
【図11A】検索部による処理の一例を示すフロ−チャ
−トである。
−トである。
【図11B】検索部による処理の一例を示すフロ−チャ
−トである。
−トである。
【図12】第1メモリ内のデ−タのイメ−ジ図である。
【図13】第2メモリ内のデ−タのイメ−ジ図である。
【図14】検索部の処理の一部の他の例を示すフロ−チ
ャ−トである。
ャ−トである。
1 CPU 21〜23 インタ−フェイス 3 道路地図デ−タメモリ 31 属性情報メモリ 5 画像表示部 6 音声表示部
Claims (2)
- 【請求項1】 道路地図を直線近似して得たベクトル群
のデータを格納するメモリと、 このメモリ内のベクトル群の各ベクトル量を、外的因子
に対応して設定された係数に基づいて、走行所要時間に
応じた実ベクトル量に変換し、この実ベクトル量に基づ
いて出発点から目的点に至る時間的最短ルートを検索す
る検索部と、 この検索部で検索された最短ルートを表示する表示部
と、 を有してなることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項2】 ベクトル群のデータを格納したメモリを
用いる代わりに、実ベクトル量を格納したメモリを用
い、このメモリ内の実ベクトル量を用いて、検索部にて
時間的な最短ルートを検索する請求項1記載のナビゲー
ション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3354853A JPH05173479A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | ナビゲ−ション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3354853A JPH05173479A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | ナビゲ−ション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05173479A true JPH05173479A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18440354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3354853A Pending JPH05173479A (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | ナビゲ−ション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05173479A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0927098A (ja) * | 1995-07-11 | 1997-01-28 | Yazaki Corp | 車両用表示装置 |
| JP2004086848A (ja) * | 2002-07-01 | 2004-03-18 | Ricoh Co Ltd | 構内案内装置、構内案内方法、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを記憶する記憶媒体、及び検索案内システム |
| JP2017109861A (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 株式会社リコー | 配送装置、配送システム及び配送方法 |
| US9709415B2 (en) | 2004-12-31 | 2017-07-18 | Google Inc. | Transportation routing |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP3354853A patent/JPH05173479A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0927098A (ja) * | 1995-07-11 | 1997-01-28 | Yazaki Corp | 車両用表示装置 |
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| US9709415B2 (en) | 2004-12-31 | 2017-07-18 | Google Inc. | Transportation routing |
| US9778055B2 (en) | 2004-12-31 | 2017-10-03 | Google Inc. | Transportation routing |
| US9945686B2 (en) | 2004-12-31 | 2018-04-17 | Google Llc | Transportation routing |
| US11092455B2 (en) | 2004-12-31 | 2021-08-17 | Google Llc | Transportation routing |
| JP2017109861A (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 株式会社リコー | 配送装置、配送システム及び配送方法 |
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