JPH05174528A - ディスク記憶装置のヘッド拘束装置 - Google Patents
ディスク記憶装置のヘッド拘束装置Info
- Publication number
- JPH05174528A JPH05174528A JP34157791A JP34157791A JPH05174528A JP H05174528 A JPH05174528 A JP H05174528A JP 34157791 A JP34157791 A JP 34157791A JP 34157791 A JP34157791 A JP 34157791A JP H05174528 A JPH05174528 A JP H05174528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- restraint
- voice coil
- coil motor
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ボイスコイルモータにより操作されるヘッドを
ディスク記憶装置の不使用中にディスク面内のシッピン
グゾーン内に拘束するヘッド拘束装置の長期使用後の性
能低下を防止し、電力消費をなくし、かつ量産に際し拘
束力の管理を容易にする。 【構成】ヘッドを担持するキャリッジに磁性を有する小
形の拘束子をヘッドがシッピングゾーン内にある時にボ
イスコイルモータの固定子の永久磁石による磁場範囲の
周縁付近に位置するように取り付け、固定子磁場により
拘束子に働く磁気力によりヘッドをシッピングゾーン内
に拘束する。
ディスク記憶装置の不使用中にディスク面内のシッピン
グゾーン内に拘束するヘッド拘束装置の長期使用後の性
能低下を防止し、電力消費をなくし、かつ量産に際し拘
束力の管理を容易にする。 【構成】ヘッドを担持するキャリッジに磁性を有する小
形の拘束子をヘッドがシッピングゾーン内にある時にボ
イスコイルモータの固定子の永久磁石による磁場範囲の
周縁付近に位置するように取り付け、固定子磁場により
拘束子に働く磁気力によりヘッドをシッピングゾーン内
に拘束する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ読み書き用ヘッド
がボイスコイルモータにより操作される固定ディスク装
置等のディスク記憶装置の不使用時や停電時にヘッドを
ディスク面内の所定の拘束領域に拘束するためのヘッド
拘束装置に関する。
がボイスコイルモータにより操作される固定ディスク装
置等のディスク記憶装置の不使用時や停電時にヘッドを
ディスク面内の所定の拘束領域に拘束するためのヘッド
拘束装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク記憶装置では、不使用時,とく
にラップトップ形計算機用では移動時に振動や衝撃によ
りヘッドがディスク面に当たって記録媒体を傷付けない
ようにヘッドを拘束領域内に拘束して置くことが一般に
行なわれる。図3はこのための従来の拘束装置の一例を
示すものである。
にラップトップ形計算機用では移動時に振動や衝撃によ
りヘッドがディスク面に当たって記録媒体を傷付けない
ようにヘッドを拘束領域内に拘束して置くことが一般に
行なわれる。図3はこのための従来の拘束装置の一例を
示すものである。
【0003】図3にほぼ実寸大で示すディスク記憶装置
はラップトップ形の計算機への組み込み用の固定ディス
ク装置で、同図(a) はそのヘッドの拘束状態の全体上面
図,同図(b) は釈放状態の部分上面図である。ケース10
内に収納されたディスク1はアウターロータ形のスピン
ドルモータ2により駆動される。データ読み書き用のヘ
ッド3は板ばね3aを介しキャリッジ4の端部4bに支承さ
れる。キャリッジ4は回動軸4aに軸支された揺動アーム
で、その1対のフォーク状端部4cの間にボイスコイルモ
ータ40の可動子20である扇形のボイスコイルが取り付け
られる。ボイスコイルモータ40の固定子30は扇形の永久
磁石31や板状の継鉄32を備え、可動子20のボイスコイル
と鎖交する磁場を図の前後方向に作る。
はラップトップ形の計算機への組み込み用の固定ディス
ク装置で、同図(a) はそのヘッドの拘束状態の全体上面
図,同図(b) は釈放状態の部分上面図である。ケース10
内に収納されたディスク1はアウターロータ形のスピン
ドルモータ2により駆動される。データ読み書き用のヘ
ッド3は板ばね3aを介しキャリッジ4の端部4bに支承さ
れる。キャリッジ4は回動軸4aに軸支された揺動アーム
で、その1対のフォーク状端部4cの間にボイスコイルモ
ータ40の可動子20である扇形のボイスコイルが取り付け
られる。ボイスコイルモータ40の固定子30は扇形の永久
磁石31や板状の継鉄32を備え、可動子20のボイスコイル
と鎖交する磁場を図の前後方向に作る。
【0004】ヘッド3はこのボイスコイルモータ40によ
りディスク1上のその径方向位置が操作され、データ読
み書き時にはトラックが多数設定されたトラックゾーン
TZに置かれるが、ディスク記憶装置の不使用時等にはデ
ィスク1のふつうは内径側に設定されるシッピングゾー
ンSZと呼ばれる拘束領域に図3(a) に示すように拘束さ
れる。この従来例では拘束装置60はソレノイド形の電磁
石で、その操作子61の先端部にキャリッジ4に取り付け
た係合子62を係合させ、キャリッジ4の図の例では時計
回り方向の回動を防いでヘッド3を拘束領域SZに拘束す
る。係合子62は例えば小さな板ばねで、そのばね力によ
りキャリッジ4はその一方のフォーク状端部4cがストッ
パ34に当接した状態で回動が拘束される。
りディスク1上のその径方向位置が操作され、データ読
み書き時にはトラックが多数設定されたトラックゾーン
TZに置かれるが、ディスク記憶装置の不使用時等にはデ
ィスク1のふつうは内径側に設定されるシッピングゾー
ンSZと呼ばれる拘束領域に図3(a) に示すように拘束さ
れる。この従来例では拘束装置60はソレノイド形の電磁
石で、その操作子61の先端部にキャリッジ4に取り付け
た係合子62を係合させ、キャリッジ4の図の例では時計
回り方向の回動を防いでヘッド3を拘束領域SZに拘束す
る。係合子62は例えば小さな板ばねで、そのばね力によ
りキャリッジ4はその一方のフォーク状端部4cがストッ
パ34に当接した状態で回動が拘束される。
【0005】ディスク記憶装置の使用開始時には拘束装
置60の電磁石を付勢して操作子61を図3(b) のように引
き込ませ、係合子62との係合を解くことによりキャリッ
ジ4を釈放してヘッド3をトラックゾーンTZに移動させ
得るようにする。ヘッド3がトラックゾーンTZより外径
側に逸脱しないようキャリッジ4の他方のフォーク状端
部4cに対してストッパ35が設けられる。装置の使用終了
後の電源断時や不測の停電時にはディスク1が惰性回転
している間のスピンドルモータ2の逆起電力を利用して
ボイスコイルモータ40を付勢し、ヘッド3を拘束領域SZ
内に移動させて図3(a) の拘束状態にする。
置60の電磁石を付勢して操作子61を図3(b) のように引
き込ませ、係合子62との係合を解くことによりキャリッ
ジ4を釈放してヘッド3をトラックゾーンTZに移動させ
得るようにする。ヘッド3がトラックゾーンTZより外径
側に逸脱しないようキャリッジ4の他方のフォーク状端
部4cに対してストッパ35が設けられる。装置の使用終了
後の電源断時や不測の停電時にはディスク1が惰性回転
している間のスピンドルモータ2の逆起電力を利用して
ボイスコイルモータ40を付勢し、ヘッド3を拘束領域SZ
内に移動させて図3(a) の拘束状態にする。
【0006】以上説明した図3のディスク記憶装置で
は、起動時はヘッド3が拘束領域SZにある状態でディス
ク1が始動されるのでヘッド3は空気力浮上した後にト
ラックゾーンTZに移動され、運転停止時や停電時にはヘ
ッド3がトラックゾーンSZから拘束領域SZにまず退避し
た後にディスク1が停止するので、ヘッド3がトラック
ゾーンTZ内のディスク面と接触してその記録媒体が損傷
することがなく、装置の移動等の際にも拘束装置60によ
りヘッド3が拘束領域SZ内に拘束されているのでトラッ
クゾーンTZに移動して記録媒体に損傷を与えるおそれが
ない。
は、起動時はヘッド3が拘束領域SZにある状態でディス
ク1が始動されるのでヘッド3は空気力浮上した後にト
ラックゾーンTZに移動され、運転停止時や停電時にはヘ
ッド3がトラックゾーンSZから拘束領域SZにまず退避し
た後にディスク1が停止するので、ヘッド3がトラック
ゾーンTZ内のディスク面と接触してその記録媒体が損傷
することがなく、装置の移動等の際にも拘束装置60によ
りヘッド3が拘束領域SZ内に拘束されているのでトラッ
クゾーンTZに移動して記録媒体に損傷を与えるおそれが
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3のような
機械的な拘束装置60では長期使用中に拘束性能が低下し
やすく、かつその電磁石の電力消費が無視できない問題
がある。すなわち、図3の拘束装置60では操作子61に係
合子62を機械的に係合させてヘッド3を拘束するので、
長期に亘り拘束と釈放を繰り返すと両者の接触部の摩耗
により拘束性能が次第に低下して、僅かな振動や衝撃が
掛かっただけで拘束が外れてしまうようになる。また、
接触面の摩耗により装置のケース10内に塵が発生してデ
ィスク1の表面に付着し、ヘッド3がこれに衝突した際
にディスクの記録媒体に損傷を与えやすい。また、電源
断時や停電時に電磁石の無励磁状態で図3(a) の拘束状
態を維持するので、使用時には必ず電磁石を励磁して同
図(b) の釈放状態にする必要がある。従ってディスク記
憶装置の使用時間を通じて電力消費が発生し、とくにラ
ップトップ形の計算機を電池給電の可搬式として使用す
る場合に電池の寿命が著しく短くなる問題がある。
機械的な拘束装置60では長期使用中に拘束性能が低下し
やすく、かつその電磁石の電力消費が無視できない問題
がある。すなわち、図3の拘束装置60では操作子61に係
合子62を機械的に係合させてヘッド3を拘束するので、
長期に亘り拘束と釈放を繰り返すと両者の接触部の摩耗
により拘束性能が次第に低下して、僅かな振動や衝撃が
掛かっただけで拘束が外れてしまうようになる。また、
接触面の摩耗により装置のケース10内に塵が発生してデ
ィスク1の表面に付着し、ヘッド3がこれに衝突した際
にディスクの記録媒体に損傷を与えやすい。また、電源
断時や停電時に電磁石の無励磁状態で図3(a) の拘束状
態を維持するので、使用時には必ず電磁石を励磁して同
図(b) の釈放状態にする必要がある。従ってディスク記
憶装置の使用時間を通じて電力消費が発生し、とくにラ
ップトップ形の計算機を電池給電の可搬式として使用す
る場合に電池の寿命が著しく短くなる問題がある。
【0008】このため、従来から永久磁石を利用した磁
気的な拘束装置が提案されており、例えば米国特許第45
94627 号ではボイスコイルモータの可動子に組み込んだ
永久磁石を磁性体のストッパに吸引してヘッドを拘束す
る。また、特公昭63-48110号公報ではボイスコイルモー
タの固定子側の永久磁石の漏洩磁束を利用してヘッドを
支承するキャリッジに取り付けた磁性体のストッパを固
定子側に吸引することによりヘッドを拘束する。
気的な拘束装置が提案されており、例えば米国特許第45
94627 号ではボイスコイルモータの可動子に組み込んだ
永久磁石を磁性体のストッパに吸引してヘッドを拘束す
る。また、特公昭63-48110号公報ではボイスコイルモー
タの固定子側の永久磁石の漏洩磁束を利用してヘッドを
支承するキャリッジに取り付けた磁性体のストッパを固
定子側に吸引することによりヘッドを拘束する。
【0009】かかる磁気的な拘束装置では、前述の電力
消費の問題がなく拘束性能の低下もほとんどないが、上
記いずれの技術もディスク記憶装置を量産する際に拘束
用の磁気吸引力を均一に揃えるのが必ずしも容易でな
く、拘束力の調整ないしは品質管理に手間が掛かる問題
がある。すなわち、拘束力が弱過ぎると拘束が不確実に
なって衝撃を受けた時に外れやすく、強過ぎると釈放時
にボイスコイルモータにより強く引き外されるので、釈
放後のキャリッジに大きな弾みが付いてヘッドの位置操
作が困難になる。このため、拘束力は±20%以内に管理
する必要があるが上述の技術では±50%程度のばらつき
が生じやすい。
消費の問題がなく拘束性能の低下もほとんどないが、上
記いずれの技術もディスク記憶装置を量産する際に拘束
用の磁気吸引力を均一に揃えるのが必ずしも容易でな
く、拘束力の調整ないしは品質管理に手間が掛かる問題
がある。すなわち、拘束力が弱過ぎると拘束が不確実に
なって衝撃を受けた時に外れやすく、強過ぎると釈放時
にボイスコイルモータにより強く引き外されるので、釈
放後のキャリッジに大きな弾みが付いてヘッドの位置操
作が困難になる。このため、拘束力は±20%以内に管理
する必要があるが上述の技術では±50%程度のばらつき
が生じやすい。
【0010】本発明の目的は、上述の磁気による拘束の
利点を保持しながら拘束力を均一に管理できるヘッド拘
束装置を提供することにある。
利点を保持しながら拘束力を均一に管理できるヘッド拘
束装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では前述のように
ヘッドを担持しボイスコイルモータにより駆動されるキ
ャリッジに対し、強磁性体等からなる磁性を有する拘束
子をヘッドが拘束領域内にある時に限ってボイスコイル
モータの固定子側の永久磁石による磁場範囲の周縁付近
に位置するように取り付け、この拘束子に固定子磁場か
ら働く磁気力でヘッドを拘束領域に拘束することにより
上記の目的を達成する。
ヘッドを担持しボイスコイルモータにより駆動されるキ
ャリッジに対し、強磁性体等からなる磁性を有する拘束
子をヘッドが拘束領域内にある時に限ってボイスコイル
モータの固定子側の永久磁石による磁場範囲の周縁付近
に位置するように取り付け、この拘束子に固定子磁場か
ら働く磁気力でヘッドを拘束領域に拘束することにより
上記の目的を達成する。
【0012】なお、上記の拘束子は強磁性体のほか永久
磁石でも構成できる。この拘束子はヘッドが拘束領域外
にある時はボイスコイルモータの固定子側の永久磁石に
よる磁場範囲の外にあり、ヘッドが拘束領域内にある時
にのみ磁場範囲の周縁付近に来るようキャリッジに取り
付けるのがよい。また、ヘッドが拘束領域にある時にキ
ャリッジが当接するストッパを設け、拘束子に働く磁気
力によりキャリッジをストッパに向けて押し付けた状態
で拘束するのが有利であり、このストッパへのキャリッ
ジの衝突を緩衝ゴム等の手段によって緩和するのが望ま
しい。本発明の拘束装置はキャリッジが揺動アーム形で
ボイスコイルモータが前述の扇形構造の場合に適用する
のがとくに有利である。
磁石でも構成できる。この拘束子はヘッドが拘束領域外
にある時はボイスコイルモータの固定子側の永久磁石に
よる磁場範囲の外にあり、ヘッドが拘束領域内にある時
にのみ磁場範囲の周縁付近に来るようキャリッジに取り
付けるのがよい。また、ヘッドが拘束領域にある時にキ
ャリッジが当接するストッパを設け、拘束子に働く磁気
力によりキャリッジをストッパに向けて押し付けた状態
で拘束するのが有利であり、このストッパへのキャリッ
ジの衝突を緩衝ゴム等の手段によって緩和するのが望ま
しい。本発明の拘束装置はキャリッジが揺動アーム形で
ボイスコイルモータが前述の扇形構造の場合に適用する
のがとくに有利である。
【0013】
【作用】本発明は、前述の従来の磁気的な拘束装置のよ
うに磁性体からなるストッパに働く磁気力を利用するの
では大きな拘束力は得られやすいが拘束力にばらつきが
出やすくなる点に着目して、磁気力を受ける拘束子をス
トッパとは別個に設け、かつそれに対してボイスコイル
モータの固定子側の永久磁石による磁場の周縁部の磁気
勾配が適度な拡散性の磁場から磁気力を作用させること
により、拘束子のキャリッジへの取り付け位置をあまり
厳密に管理しなくても装置ごとのばらつきが少ない拘束
力が得られるようにしたものである。
うに磁性体からなるストッパに働く磁気力を利用するの
では大きな拘束力は得られやすいが拘束力にばらつきが
出やすくなる点に着目して、磁気力を受ける拘束子をス
トッパとは別個に設け、かつそれに対してボイスコイル
モータの固定子側の永久磁石による磁場の周縁部の磁気
勾配が適度な拡散性の磁場から磁気力を作用させること
により、拘束子のキャリッジへの取り付け位置をあまり
厳密に管理しなくても装置ごとのばらつきが少ない拘束
力が得られるようにしたものである。
【0014】
【実施例】以下、図を参照しながら本発明の実施例を説
明する。図1(a) は本発明によるヘッド拘束装置を適用
した図3に対応するディスク記憶装置のヘッド拘束状態
の上面図、図1(b) はそのボイスコイルモータ付近の断
面図、図2(a) および(b)はそれぞれ図1(a) および(b)
に対応するディスク記憶装置のヘッド釈放状態の上面
図およびボイスコイルモータ付近の断面図である。これ
らの図のいずれにも図3に対応する部分に同じ符号が付
けられているので、重複部分に対する説明は適宜省略す
ることとする。
明する。図1(a) は本発明によるヘッド拘束装置を適用
した図3に対応するディスク記憶装置のヘッド拘束状態
の上面図、図1(b) はそのボイスコイルモータ付近の断
面図、図2(a) および(b)はそれぞれ図1(a) および(b)
に対応するディスク記憶装置のヘッド釈放状態の上面
図およびボイスコイルモータ付近の断面図である。これ
らの図のいずれにも図3に対応する部分に同じ符号が付
けられているので、重複部分に対する説明は適宜省略す
ることとする。
【0015】図1(a) の拘束状態では、ヘッド3はディ
スク1の内径側のシッピングゾーンである拘束領域SZ内
に置かれており、これを担持するキャリッジ4は図3と
同じ揺動アーム形であり、その1対のフォーク状端部4c
の間に取り付けられたボイスコイルモータ40の可動子20
やヘッド3のリードが可撓性の多心接続フィルム5を介
して端子6に導出されている。ボイスコイルモータ40の
固定子30は図1(b) の断面に示すように永久磁石31と1
対の継鉄32と33を備え、両継鉄32と33を1対のストッパ
34と35を支柱に利用して相互に強固に結合してなる。継
鉄32の方に固定される図1(a) に示すような扇形の永久
磁石31は互いに逆方向に着磁した2個の部分31aと31b
からなり、これらにより両継鉄32と33の間に図のように
磁場Bの環状路が形成される。
スク1の内径側のシッピングゾーンである拘束領域SZ内
に置かれており、これを担持するキャリッジ4は図3と
同じ揺動アーム形であり、その1対のフォーク状端部4c
の間に取り付けられたボイスコイルモータ40の可動子20
やヘッド3のリードが可撓性の多心接続フィルム5を介
して端子6に導出されている。ボイスコイルモータ40の
固定子30は図1(b) の断面に示すように永久磁石31と1
対の継鉄32と33を備え、両継鉄32と33を1対のストッパ
34と35を支柱に利用して相互に強固に結合してなる。継
鉄32の方に固定される図1(a) に示すような扇形の永久
磁石31は互いに逆方向に着磁した2個の部分31aと31b
からなり、これらにより両継鉄32と33の間に図のように
磁場Bの環状路が形成される。
【0016】磁場Bと鎖交するようにボイスコイルモー
タ40の扇形の可動子20ないしボイスコイルが永久磁石31
と上側の継鉄33の相互間に挿入され、キャリッジ4のこ
れを挟持する1対のフォーク状端部4cの一方が図1の拘
束状態では右側のストッパ34に当接しており、それとの
衝突時の衝撃を緩和するためストッパ34に合成ゴム等の
緩衝手段36が図示の例ではそれを取り囲むように一体成
形されている。なお、キャリッジ4にはアルミ等の非磁
性材料が用いられる。
タ40の扇形の可動子20ないしボイスコイルが永久磁石31
と上側の継鉄33の相互間に挿入され、キャリッジ4のこ
れを挟持する1対のフォーク状端部4cの一方が図1の拘
束状態では右側のストッパ34に当接しており、それとの
衝突時の衝撃を緩和するためストッパ34に合成ゴム等の
緩衝手段36が図示の例ではそれを取り囲むように一体成
形されている。なお、キャリッジ4にはアルミ等の非磁
性材料が用いられる。
【0017】本発明の拘束装置を構成する拘束子50は、
図示の例ではキャリッジ4の他方のフォーク状端部4cに
突出部4dを介して取り付けられ、その位置はこの図1に
示す拘束状態で磁場Bの範囲,つまり永久磁石31がもつ
扇形形状の範囲の周縁付近に来るようにされ、図の例で
は拘束子50はその周縁が拘束状態で永久磁石31の周縁と
一致するように取り付けられている。この拘束子50は磁
性材料で構成することでよく、例えば強磁性体である鉄
や鋼の丸線, フェライト材料, 永久磁石材料等を用いた
1〜2mm径程度のごく小さな拘束子50によりふつう充分
な磁気拘束力が得られる。このように拘束子50はごく軽
量なので樹脂接着等のごく簡単な手段で取り付けること
でよい。
図示の例ではキャリッジ4の他方のフォーク状端部4cに
突出部4dを介して取り付けられ、その位置はこの図1に
示す拘束状態で磁場Bの範囲,つまり永久磁石31がもつ
扇形形状の範囲の周縁付近に来るようにされ、図の例で
は拘束子50はその周縁が拘束状態で永久磁石31の周縁と
一致するように取り付けられている。この拘束子50は磁
性材料で構成することでよく、例えば強磁性体である鉄
や鋼の丸線, フェライト材料, 永久磁石材料等を用いた
1〜2mm径程度のごく小さな拘束子50によりふつう充分
な磁気拘束力が得られる。このように拘束子50はごく軽
量なので樹脂接着等のごく簡単な手段で取り付けること
でよい。
【0018】なお、磁場Bの強さはふつう数千ガウス程
度であり、この比較的強い磁場Bの下で拘束子50に図の
右方に向かう磁気力が掛かり、キャリッジ4がストッパ
34に押し付けられた状態でヘッド3が拘束される。ま
た、この拘束状態で拘束子50が置かれる位置では磁場B
は永久磁石31上から外れるに従って弱まって行く拡散性
磁場でその横方向の磁気勾配が比較的緩やかなので、本
発明ではキャリッジ4に対する拘束子50の取り付け位置
の精度を従来ほど高めなくても磁気拘束力を充分狭いば
らつきの範囲内に管理することができる。
度であり、この比較的強い磁場Bの下で拘束子50に図の
右方に向かう磁気力が掛かり、キャリッジ4がストッパ
34に押し付けられた状態でヘッド3が拘束される。ま
た、この拘束状態で拘束子50が置かれる位置では磁場B
は永久磁石31上から外れるに従って弱まって行く拡散性
磁場でその横方向の磁気勾配が比較的緩やかなので、本
発明ではキャリッジ4に対する拘束子50の取り付け位置
の精度を従来ほど高めなくても磁気拘束力を充分狭いば
らつきの範囲内に管理することができる。
【0019】図1の状態でディスク記憶装置に電源が投
入されると、ディスク1をまず回転させてヘッド3を浮
上させた上で、ボイスコイルモータ40を付勢することに
よりヘッド3を釈放してトラックゾーンTZに移動させ
る。
入されると、ディスク1をまず回転させてヘッド3を浮
上させた上で、ボイスコイルモータ40を付勢することに
よりヘッド3を釈放してトラックゾーンTZに移動させ
る。
【0020】図2(a) と(b) にこの釈放状態を示す。ボ
イスコイルモータ40の付勢によってヘッド3が拘束領域
SZからトラックゾーンTZに入ると、拘束子50が永久磁石
31による磁場の範囲外に出てしまうので磁気力は全く作
用しなくなり、ボイスコイルモータ40により自由にヘッ
ド3をトラックゾーンTZ内の所望位置に制御できる。ヘ
ッド3がトラックゾーンTZよりも外径側に逸脱しないよ
うにストッパ35が設けられるが、釈放直後に稀にキャリ
ッジ4がこのストッパ35に衝突することがあるので、こ
の際の衝撃を和らげて跳ね返りを防止するため緩衝手段
36がストッパ35にも設けられる。ディスク記憶装置の使
用終了後に給電が断たれた時、あるいは不測の停電が発
生した時は、前述のようにディスク1がまだ回転中のス
ピンドルモータ2の逆起電力によりボイスコイルモータ
40を付勢してヘッド3をトラックゾーンTZから拘束領域
SZに移動させて図1の拘束状態とする。
イスコイルモータ40の付勢によってヘッド3が拘束領域
SZからトラックゾーンTZに入ると、拘束子50が永久磁石
31による磁場の範囲外に出てしまうので磁気力は全く作
用しなくなり、ボイスコイルモータ40により自由にヘッ
ド3をトラックゾーンTZ内の所望位置に制御できる。ヘ
ッド3がトラックゾーンTZよりも外径側に逸脱しないよ
うにストッパ35が設けられるが、釈放直後に稀にキャリ
ッジ4がこのストッパ35に衝突することがあるので、こ
の際の衝撃を和らげて跳ね返りを防止するため緩衝手段
36がストッパ35にも設けられる。ディスク記憶装置の使
用終了後に給電が断たれた時、あるいは不測の停電が発
生した時は、前述のようにディスク1がまだ回転中のス
ピンドルモータ2の逆起電力によりボイスコイルモータ
40を付勢してヘッド3をトラックゾーンTZから拘束領域
SZに移動させて図1の拘束状態とする。
【0021】
【発明の効果】以上のとおり本発明のヘッド拘束装置で
は、データ読み書き用ヘッドを担持しその操作用のボイ
スコイルモータの可動子が取り付けられたキャリッジに
対し、磁性を有する拘束子をヘッドが拘束領域内にある
時にのみボイスコイルモータの固定子側の永久磁石によ
る磁場範囲の周縁付近に位置するよう取り付け、固定子
磁場から拘束子に働く磁気力によってヘッドを拘束領域
に拘束することにより、次の効果を上げることができ
る。
は、データ読み書き用ヘッドを担持しその操作用のボイ
スコイルモータの可動子が取り付けられたキャリッジに
対し、磁性を有する拘束子をヘッドが拘束領域内にある
時にのみボイスコイルモータの固定子側の永久磁石によ
る磁場範囲の周縁付近に位置するよう取り付け、固定子
磁場から拘束子に働く磁気力によってヘッドを拘束領域
に拘束することにより、次の効果を上げることができ
る。
【0022】(a) ボイスコイルモータの固定子の永久磁
石による磁場の周縁部の磁気勾配が適度な拡散性の磁場
から拘束子に対し拘束用の磁気力が作用するので、ディ
スク記憶装置の量産に際して拘束子のキャリッジへの取
り付け位置をとくに調整することなく拘束力の装置ごと
のばらつきを±20%程度以内に管理できる。 (b) 拘束子はごく小形の安価なものでよく、かつその取
り付けもキャリッジに例えば樹脂等で接着するだけでよ
いのでとくに熟練を要しない非常に簡単な作業で済み、
拘束力の調整が不要で品質管理が容易な点と合わせてデ
ィスク記憶装置の量産コストを低減できる。 (c) 永久磁石を利用して磁気的にヘッドを拘束するの
で、ディスク記憶装置の長期の使用中に拘束性能が低下
することがなく、かつ機械的な拘束装置のような電力消
費が全くない。
石による磁場の周縁部の磁気勾配が適度な拡散性の磁場
から拘束子に対し拘束用の磁気力が作用するので、ディ
スク記憶装置の量産に際して拘束子のキャリッジへの取
り付け位置をとくに調整することなく拘束力の装置ごと
のばらつきを±20%程度以内に管理できる。 (b) 拘束子はごく小形の安価なものでよく、かつその取
り付けもキャリッジに例えば樹脂等で接着するだけでよ
いのでとくに熟練を要しない非常に簡単な作業で済み、
拘束力の調整が不要で品質管理が容易な点と合わせてデ
ィスク記憶装置の量産コストを低減できる。 (c) 永久磁石を利用して磁気的にヘッドを拘束するの
で、ディスク記憶装置の長期の使用中に拘束性能が低下
することがなく、かつ機械的な拘束装置のような電力消
費が全くない。
【図1】本発明のヘッド拘束装置が組み込まれたディス
ク記憶装置のヘッド拘束状態を示し、同図(a) はその上
面図、同図(b) はボイスコイルモータ付近の拡大断面図
である。
ク記憶装置のヘッド拘束状態を示し、同図(a) はその上
面図、同図(b) はボイスコイルモータ付近の拡大断面図
である。
【図2】図1の拘束装置を備えるディスク記憶装置のヘ
ッド釈放状態を示し、同図(a)はその上面図、同図(b)
はボイスコイルモータ付近の拡大断面図である。
ッド釈放状態を示し、同図(a)はその上面図、同図(b)
はボイスコイルモータ付近の拡大断面図である。
【図3】従来の機械的な拘束装置が組み込まれたディス
ク記憶装置を示し、同図(a) はそのヘッド拘束状態の全
体上面図,同図(b) は釈放状態の部分上面図である。
ク記憶装置を示し、同図(a) はそのヘッド拘束状態の全
体上面図,同図(b) は釈放状態の部分上面図である。
1 ディスク 3 ヘッド 4 キャリッジ 10 ディスク記憶装置のケース 20 ボイスコイルモータの可動子 30 ボイスコイルモータの固定子 31 永久磁石 34 ストッパ 36 緩衝手段 40 ボイスコイルモータ 50 拘束子 B 磁場 SZ 拘束領域ないしはシッピングゾーン
Claims (3)
- 【請求項1】ディスク面上の位置がボイスコイルモータ
で操作されるデータ読み書き用のヘッドをディスク面内
の所定の拘束領域に拘束する装置であって、ヘッドを担
持しかつボイスコイルモータの可動子が取り付けられた
キャリッジに磁性を有する拘束子をヘッドが拘束領域内
にある時にのみボイスコイルモータの固定子側の永久磁
石による磁場範囲の周縁付近に位置するよう取り付け、
固定子磁場により拘束子に働く磁気力によってヘッドを
拘束領域に拘束するようにしたことを特徴とするディス
ク記憶装置のヘッド拘束装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の装置において、ヘッドが
拘束領域にあるときキャリッジが当接するストッパが設
けられ、拘束子に働く磁気力によりストッパに向けキャ
リッジが押し付けられた状態でヘッドが拘束されること
を特徴とするディスク記憶装置のヘッド拘束装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の装置において、ヘッドが
拘束領域に向け操作されたときにキャリッジが衝突する
ストッパが設けられ、衝突が緩衝手段により緩和される
ことを特徴とするディスク記憶装置のヘッド拘束装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34157791A JPH05174528A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ディスク記憶装置のヘッド拘束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34157791A JPH05174528A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ディスク記憶装置のヘッド拘束装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05174528A true JPH05174528A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18347156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34157791A Pending JPH05174528A (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | ディスク記憶装置のヘッド拘束装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05174528A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0785620A (ja) * | 1993-07-14 | 1995-03-31 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ディスク駆動装置のアクチュエータを磁気ラッチから離脱させるための方法及び装置 |
| US6532136B2 (en) | 1998-09-22 | 2003-03-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Hard disk drive apparatus |
| KR100420991B1 (ko) * | 1996-09-25 | 2004-05-31 | 삼성전자주식회사 | 유도자석의원리를이용한하드디스크드라이브의래치장치 |
| US7663842B2 (en) * | 2006-01-11 | 2010-02-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Actuator apparatus of a hard disk drive |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP34157791A patent/JPH05174528A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0785620A (ja) * | 1993-07-14 | 1995-03-31 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | ディスク駆動装置のアクチュエータを磁気ラッチから離脱させるための方法及び装置 |
| KR100420991B1 (ko) * | 1996-09-25 | 2004-05-31 | 삼성전자주식회사 | 유도자석의원리를이용한하드디스크드라이브의래치장치 |
| US6532136B2 (en) | 1998-09-22 | 2003-03-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Hard disk drive apparatus |
| DE19941109B4 (de) * | 1998-09-22 | 2012-02-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Antriebsvorrichtung für eine Festplatte |
| US7663842B2 (en) * | 2006-01-11 | 2010-02-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Actuator apparatus of a hard disk drive |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6549381B1 (en) | Disk drive having actuator motion damper via histeresis energy loss of low energy magnet placed within magnetic field of a voice coil motor | |
| KR0119885B1 (ko) | 하드디스크 드라이브의 액츄에이터 래치장치 | |
| US5124867A (en) | Actuator returning and holding device for a disk unit | |
| US5495376A (en) | Power loss actuated magnetic latch system for head-arm assembly | |
| JPH04305879A (ja) | ディスク記憶装置のヘッド操作用可動体の拘束装置 | |
| KR0131421B1 (ko) | 하드디스크 드라이브의 액츄에이터 고정장치 | |
| US7119992B2 (en) | Disk drive system with inertial arm preventing shock | |
| US6445548B1 (en) | Disk apparatus having a latch mechanism for holding the actuator arm during non-operation | |
| US6108173A (en) | Magnetic locking mechanism for a disk drive actuator | |
| JPH05174528A (ja) | ディスク記憶装置のヘッド拘束装置 | |
| EP1308934A2 (en) | Hard disk drive with actuator latch | |
| JP2783615B2 (ja) | キャリッジロック機構を有する磁気ディスク装置 | |
| JP3839251B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH0467477A (ja) | 磁気ディスク装置のキャリッジロック機構 | |
| JPH0620326A (ja) | 光磁気ディスク用記録及び/又は再生装置 | |
| JPH0831118A (ja) | ディスク装置 | |
| KR100493002B1 (ko) | 하드 디스크 드라이브의 래치 시스템 | |
| KR930002787Y1 (ko) | 하드 디스크 드라이버의 액츄에이터 고정장치 | |
| JP3175395B2 (ja) | 磁気ヘッド、磁気ヘッドのロードアンロード方法及び光磁気記録再生装置 | |
| JPH07213043A (ja) | 揺動モータ及び磁気ディスク装置 | |
| JPH07235154A (ja) | 磁気ディスク装置の磁気ヘッド固定機構 | |
| JPH03259479A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH11273278A (ja) | ハ―ドディスクドライブのマグネティックラッチ装置 | |
| JPH05198109A (ja) | 磁気ディスク装置のキャリッジ・ロック方法及び磁気ディスク装置 | |
| JPH0721706A (ja) | ディスクファイル装置 |