JPH0517497U - 誘導溶解炉の坩堝 - Google Patents
誘導溶解炉の坩堝Info
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- JPH0517497U JPH0517497U JP6766591U JP6766591U JPH0517497U JP H0517497 U JPH0517497 U JP H0517497U JP 6766591 U JP6766591 U JP 6766591U JP 6766591 U JP6766591 U JP 6766591U JP H0517497 U JPH0517497 U JP H0517497U
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Landscapes
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 交換式の坩堝の据え付け及び取り外しを容易
にする。 【構成】 予め成型された坩堝2の底部中央に係止のた
めの孔3を設け、一方この坩堝に対し植設可能なフック
部材41を用意する。孔3は据え付けの際の吊り下げの
手掛かりとして使用され、その後埋め戻し材5により埋
め戻される。炉体1内に挿入された坩堝2は、炉体1と
の隙間に裏込め材4を充填して固定される。そして、そ
の取り外しにあたっては裏込め材4を吸引し、フック部
材41を坩堝内に植設し、このフック部材41にワイヤ
ー等を掛けて引き上げる。
にする。 【構成】 予め成型された坩堝2の底部中央に係止のた
めの孔3を設け、一方この坩堝に対し植設可能なフック
部材41を用意する。孔3は据え付けの際の吊り下げの
手掛かりとして使用され、その後埋め戻し材5により埋
め戻される。炉体1内に挿入された坩堝2は、炉体1と
の隙間に裏込め材4を充填して固定される。そして、そ
の取り外しにあたっては裏込め材4を吸引し、フック部
材41を坩堝内に植設し、このフック部材41にワイヤ
ー等を掛けて引き上げる。
Description
【0001】
この考案は誘導溶解炉の坩堝に関し、特に交換を容易にした坩堝に関するもの である。
【0002】
誘導溶解炉においては炉体内にスタンプ材よりなる耐火ライニングが坩堝状に 形成されるが、従来この作業は炉を設置した現場においてその都度行われていた た。 即ち、耐火ライニングの寿命が尽きるたびに新たに張り替えるわけであるが、 古いライニングを取り壊して除去し、更に新たなライニングを突き固めるには多 大の手間と時間を要し、人的コストを要することは勿論、その間操業が停止され る炉の稼働ロスも多大なものであった。 又、取壊しや突き固めに伴いスタンプ材が粉塵として現場に充満し、作業員が 硅肺症になるおそれがあり、この種の炉を使用する業界の労働環境の悪化の一因 となっていた。
【0003】 そのため、耐火ライニングを交換式の坩堝として炉設置現場とは別の工場にお いて予め成型し、これを現場まで搬入して炉体内に挿入し、炉体との隙間に裏込 め材を充填して組み込む考案が従来提案されていた(例えば、実開昭50−15 1807号、特開昭55−123981号)。
【0004】
しかしながら、これらの考案においては炉体に対する坩堝の挿入及び引き上げ に際し、その吊り下げ手段に難があった。 即ち、坩堝は非常に大型でかつ脆い反面、手掛かりが何もないのでその吊り下 げが困難であった。
【0005】 これを解消するために、前記実開昭50−151807号においては坩堝内に 吊り下げフックを予め埋め込むことが提案されているが、この種フックは炉内で は邪魔になるので炉の周囲に配さざるを得ず、吊り下げ時に重心を取りにくいこ とより坩堝が傾いて挿入にあたって正確な位置合わせができず、又埋め込みの工 程にも手間を要する問題点があった。
【0006】
この考案は上記の如き問題点に鑑みて創作されたものであり、挿入時及び引き 上げ時における吊り下げを容易且つ正確に行える坩堝を提供することを目的とす る。
【0007】 即ち、この考案の坩堝は予め成型された状態で炉体内に挿入され、炉体との隙 間に裏込め材を充填して組み込まれる坩堝の底部中央に炉体に組み込んだ後に埋 め戻されるべき孔を設けると共に、坩堝内に植設可能なフック部材を用意した構 成よりなる。
【0008】
よって、この考案の坩堝によれば、底部に孔が設けられているので、この孔を 吊り下げ時の手掛かりとすることができ、しかもこの孔は炉体への組み込み後に は埋め戻されるので坩堝の機能を何ら害するおそれはない。 又、この孔は底部の中央に設けられているので吊り下げ時に坩堝の重心が自動 的にとられ、坩堝が傾くことなく正確な位置合わせが実現される。 更に、坩堝内に植設可能なフック部材が用意されているので、坩堝の取り外し にあたっては真空ポンプ等により裏込め材を吸引すると共に坩堝内にこのフック 部材を植設し、ワイヤー或いはチェーンを介してこのフック部材をクレーン等の 吊り上げ機により引っ張り上げれば坩堝を炉体より容易に引き上げることができ る。
【0009】
【実施例】 次にこの考案の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。 図中符号1は炉の本体となるべき炉体であり、内部に誘導コイルを有する従来 公知のものである。
【0010】 図中符号2はこの考案の坩堝であり、有底容器状に工場において予め成型され るが、ここではシリカ等のスタンプ材に適宜バインダー材を混ぜたものを主原料 としている。そして、この坩堝2の底部の中央には吊り下げ用の孔3が設けられ 、ここでは後記する吊り下げ装置の開閉脚が係止しやすいようにこの孔3の下方 開口をすり鉢状に切り欠いている。
【0011】 この実施例においては上記坩堝2を吊り下げるために吊り下げ装置10を使用 している(図5及び6参照)。 この吊り下げ装置は鞘状の本体12内に杆14を挿入することによりテレスコ ピック状に伸縮するものであり、本体12の上端にはクレーン等の持ち上げ装置 に連結されるべきフック11が、杆14の下端には下記する回転座17が外挿さ れると共にカム板16が固定されるべき軸15がそれぞれ設けられる。図中符号 13は上記本体12と杆14とを適宜位置で固定するための締め螺子である。
【0012】 回転座17はここでは内部に刻設した雌螺子と軸15に刻設した雄螺子により 軸15に対し回転自在に支持される。この回転座17には放射状に4本の開閉脚 18が揺動自在に枢止され、垂れ下がった開閉脚18はカム板16を囲んだ状態 でそれに接するように配されるので、カム板16に対し吊り下げ装置10の本体 を回転させることによりカム作用により開閉脚18が押し開かれたり閉じたりす る。
【0013】 この吊り下げ装置10は坩堝2の吊り下げを更に確実にするために、本体12 の中途より鞘状の腕部19を3本放射状に突設し、これを坩堝2の内壁に当接さ せるようにしている。この腕部19の鞘内には杆21が挿入されテレスコピック 状に伸縮する。図中符号20は上記腕部19と杆21とを適宜位置で固定するた めの締め螺子である。
【0014】 以上の吊り下げ装置10を使用して坩堝2は炉体1に据え付けられる。 先ず、坩堝の高さ及び内径に合わせて吊り下げ装置の本体及び腕部の長さを調 節する。 次いで、閉じ状態の開閉脚18を坩堝2の底部の孔3に貫挿し、貫挿後カム板 16に対し吊り下げ装置を回転させて開閉脚18を開き、坩堝の底部に係止させ 、そのまま吊り下げ装置の上方のフック11を適宜持ち上げ装置に連結して坩堝 2を吊り下げ、坩堝を炉体1内に挿入する(図5の状態)。
【0015】 坩堝2は炉体1内に挿入後、開閉脚10を閉じることにより吊り下げ装置10 が取り外され、炉体との隙間に裏込め材4が充填されると共に、孔3は孔埋め材 5により埋め戻される(図6の状態)。 尚、裏込め材4及び孔3はここではシリカ等のスタンプ材を主原料としている が、裏込め材4は非焼結性に構成される。
【0016】 尚、この実施例においては上記裏込め材4を隙間内に突き固めるために突き固 め装置30を使用している。 この突き固め装置30は一端を突き固め部32とした槍状の振動杆31の他端 に起振装置33を設け、この振動杆31には握り手34を複数個の円盤状の防振 ゴム35を介して設け、この防振ゴム35はその円周位置において振動杆31及 び握り手34と接合されるよう配された構成よりなり、ここでは起振装置33と してホース36から送られる圧搾空気により往復駆動される公知のエアーピスト ンを採用している。
【0017】 図1及び2はこの考案の坩堝の取り外し時の状態を示す図である。 前記したように裏込め材4は非焼結性に構成されるのでそのままの状態に止ま る。 よって、坩堝2の取り外しにあたっては裏込め材4を真空ポンプ等により吸引 して除去すれば坩堝2の炉体1に対する固定は解消する。
【0018】 図中符号41は坩堝2と組み合わせて用意されるフック部材であり、ここでは 一端にフック42を他端に螺合部43を有する螺子状のものとし、坩堝2内に穿 設した細孔40に螺嵌することにより植設される(図3参照)。 この場合、この実施例においてはフック部材41は坩堝2の内周上の3等分位 置にそれぞれ用意され、坩堝の立ち上がり壁面に対し約120°オフセットして 植設される。
【0019】 尚、図中符号50はフック部材の異なる実施例を示したものであり、ここでは 一端にフック51を他端にスリット53を有する植設部52を有し、ピン54の 打ち込みによりその先端55でスリット53を押し拡げる、公知のアンカーボル トとしている(図4参照)。
【0020】 以上の手順でフック部材41を植設した坩堝2は、先ずフック部材41にワイ ヤー或いはチェーン(ここではチェーンRを採用)を掛け渡し、このチェーンR をクレーン等の吊り上げ機のフックFにより引っ張り上げることにより炉体1よ り引き上げられる。
【0021】
以上のように構成されるこの考案の坩堝は次の効果を奏する。 底部に設けた孔により吊り下げ装置に係止されるので、確実に吊り下げること が可能となり作業性が良好である。 従来、このような係止部材は坩堝の機能を阻害するのでその中には設けること ができず、吊り下げ時の重心の調整に手間取ったが、この考案の場合は使用後に 埋め戻される孔としたために、坩堝の機能を阻害せずその中心に設けることが可 能となり、吊り下げ時に重心を容易に取ることが可能となり、正確な据え付け作 業が実現される。 坩堝に対し、植設可能なフック部材を用意したので坩堝の取り外しの時だけこ のフック部材を使用して容易に坩堝を引き上げることができる。 よって、従来机上はともかくも実際の商品化が難しかった交換式の坩堝の問題 点が解消されてその実現が可能となり、誘導溶解炉の現場での張り替え作業が極 めて容易かつ短時間で行えるようになり、人的コストの低減は勿論のこと炉の稼 働ロスも最小限に止められる。 股、坩堝の据え付け、撤去は坩堝ごと取り替えるので、その取壊しや突き固め 作業が不要となり、粉塵が舞い上がることがなく労働環境が良好に保たれる。
【図1】この考案の坩堝を炉体より取り外す工程を示す
一部切り欠き正面図。
一部切り欠き正面図。
【図2】この考案の坩堝を炉体より取り外す工程を示す
一部切り欠き正面図。
一部切り欠き正面図。
【図3】この考案の坩堝のフック部材の側面図。
【図4】同上異なる実施例のフック部材の側面図。
【図5】この考案の坩堝を炉体に据えつける状態を示す
一部切り欠き正面図。
一部切り欠き正面図。
【図6】この考案の坩堝を炉体に据えつける状態を示す
一部切り欠き正面図。
一部切り欠き正面図。
1 炉体 2 坩堝 3 孔 4 裏込め材 5 埋め戻し材 41 フック部材 42 フック部材(異なる実施例)
Claims (1)
- 【請求項1】 予め成型された状態で炉体内に挿入さ
れ、炉体との隙間に裏込め材を充填して組み込まれる坩
堝において、この坩堝の底部中央に炉体に組み込んだ後
に埋め戻されるべき孔を設けると共に、坩堝内に植設可
能なフック部材を用意したことを特徴とする誘導溶解炉
の坩堝。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6766591U JPH0517497U (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 誘導溶解炉の坩堝 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6766591U JPH0517497U (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 誘導溶解炉の坩堝 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517497U true JPH0517497U (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=13351529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6766591U Pending JPH0517497U (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 誘導溶解炉の坩堝 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0517497U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020034409A (ko) * | 2000-11-01 | 2002-05-09 | 이구택 | 정련로 폐연와 분리장치 |
| CN109210935A (zh) * | 2017-06-30 | 2019-01-15 | 德清县荣昌冷轧带钢有限公司 | 一种实验用熔炼炉及其使用方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6316675A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放射線検出器 |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP6766591U patent/JPH0517497U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6316675A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放射線検出器 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020034409A (ko) * | 2000-11-01 | 2002-05-09 | 이구택 | 정련로 폐연와 분리장치 |
| CN109210935A (zh) * | 2017-06-30 | 2019-01-15 | 德清县荣昌冷轧带钢有限公司 | 一种实验用熔炼炉及其使用方法 |
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