JPH0517632A - 無機質高充填樹脂組成物とその製造方法 - Google Patents
無機質高充填樹脂組成物とその製造方法Info
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- JPH0517632A JPH0517632A JP3168048A JP16804891A JPH0517632A JP H0517632 A JPH0517632 A JP H0517632A JP 3168048 A JP3168048 A JP 3168048A JP 16804891 A JP16804891 A JP 16804891A JP H0517632 A JPH0517632 A JP H0517632A
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- Japan
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- weight
- parts
- silicone oil
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- inorganic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高充填する無機質粉体とポリオレフィン系樹
脂との界面における潤滑特性やポリマーの粘着性を改善
して加工性を向上させるとともに、潤滑付与成分のブリ
ードアウトを防止し、しかも改質された無機質高充填樹
脂組成物を提供すること。 【構成】 ポリオレフィン系樹脂、無機質粉体および片
末端または両末端に官能基を有するシリコーンオイルを
含有する無機質高充填組成物。該組成物を化学架橋また
は電離性放射線により照射架橋する無機質高充填組成物
の製造方法。
脂との界面における潤滑特性やポリマーの粘着性を改善
して加工性を向上させるとともに、潤滑付与成分のブリ
ードアウトを防止し、しかも改質された無機質高充填樹
脂組成物を提供すること。 【構成】 ポリオレフィン系樹脂、無機質粉体および片
末端または両末端に官能基を有するシリコーンオイルを
含有する無機質高充填組成物。該組成物を化学架橋また
は電離性放射線により照射架橋する無機質高充填組成物
の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機質高充填組成物に
関し、さらに詳しくは、折板等に代表される建材分野に
好適な無機質高充填ポリオレフィン系樹脂組成物とその
製造方法に関する。
関し、さらに詳しくは、折板等に代表される建材分野に
好適な無機質高充填ポリオレフィン系樹脂組成物とその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築材料等の難燃性が要求される
分野において、ポリオレフィン系樹脂に無機質粉体を充
填した組成物を用いることは、公知の技術である(特公
昭62−16217号、特公昭56−51181号、特
開昭59−81345号、特開平1−126346
号)。これら従来技術においては、ポリオレフィン系樹
脂に無機質粉体を高充填して難燃性を得ており、さらに
難燃剤を添加して難燃効果を向上させている例もある。
また、これらの無機質充填組成物に発泡剤を含有させ
て、架橋発泡体とすることもできる。
分野において、ポリオレフィン系樹脂に無機質粉体を充
填した組成物を用いることは、公知の技術である(特公
昭62−16217号、特公昭56−51181号、特
開昭59−81345号、特開平1−126346
号)。これら従来技術においては、ポリオレフィン系樹
脂に無機質粉体を高充填して難燃性を得ており、さらに
難燃剤を添加して難燃効果を向上させている例もある。
また、これらの無機質充填組成物に発泡剤を含有させ
て、架橋発泡体とすることもできる。
【0003】ところで、無機質粉体を高充填するため
に、ポリオレフィン系樹脂として低結晶性樹脂のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などを用いると、ポ
リマーに粘着性があるため加工が困難である。また、超
低密度ポリエチレン(VLDPE)などを用いても、滑
性が高充填組成物は相対的に劣ってくるため、加工はや
はり容易ではない。それに、高充填組成物は、充填物の
吸油性のため、混練時に多大なるトルク負荷がかかって
しまう。そこで、粘着性や混練時のトルクを低減するた
めに、シリコーンオイルを添加すると、短時間のうちに
シリコーンオイルが樹脂組成物の表面にブリードアウト
して、あたかもシリコーンオイルを表面に塗布したよう
なシリコーンオイル膜が発生する。このブリードアウト
したシリコーンオイル膜は、他の物質と接触した場合に
付着して汚染する。また、シリコーンオイルのブリード
アウトにより、成形品の外観が損なわれる。
に、ポリオレフィン系樹脂として低結晶性樹脂のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などを用いると、ポ
リマーに粘着性があるため加工が困難である。また、超
低密度ポリエチレン(VLDPE)などを用いても、滑
性が高充填組成物は相対的に劣ってくるため、加工はや
はり容易ではない。それに、高充填組成物は、充填物の
吸油性のため、混練時に多大なるトルク負荷がかかって
しまう。そこで、粘着性や混練時のトルクを低減するた
めに、シリコーンオイルを添加すると、短時間のうちに
シリコーンオイルが樹脂組成物の表面にブリードアウト
して、あたかもシリコーンオイルを表面に塗布したよう
なシリコーンオイル膜が発生する。このブリードアウト
したシリコーンオイル膜は、他の物質と接触した場合に
付着して汚染する。また、シリコーンオイルのブリード
アウトにより、成形品の外観が損なわれる。
【0004】一方、無機質粉体を高充填したポリオレフ
ィン系樹脂組成物に、オルガノポリシロキサンポリマー
を添加することが提案されている(特公昭59−301
78号)。オルガノポリシロキサンポリマーを添加する
ことにより、無機質粉体とポリオレフィン系樹脂との界
面における潤滑特性の向上や成形品の滑性の向上が期待
されるが、溶融混練時の初期におけるトルクが過大とな
り加工性に難がある。オルガノポリシロキサンポリマー
は、ポリオレフィン系樹脂との相溶性が悪く、高度に分
散させるためには、混練に長時間を必要とする。
ィン系樹脂組成物に、オルガノポリシロキサンポリマー
を添加することが提案されている(特公昭59−301
78号)。オルガノポリシロキサンポリマーを添加する
ことにより、無機質粉体とポリオレフィン系樹脂との界
面における潤滑特性の向上や成形品の滑性の向上が期待
されるが、溶融混練時の初期におけるトルクが過大とな
り加工性に難がある。オルガノポリシロキサンポリマー
は、ポリオレフィン系樹脂との相溶性が悪く、高度に分
散させるためには、混練に長時間を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高充
填する無機質粉体とポリオレフィン系樹脂との界面にお
ける潤滑特性やポリマーの粘着性を改善して加工性を向
上させるとともに、潤滑付与成分のブリードアウトを防
止し、しかも改質された無機質高充填樹脂組成物を提供
することにある。
填する無機質粉体とポリオレフィン系樹脂との界面にお
ける潤滑特性やポリマーの粘着性を改善して加工性を向
上させるとともに、潤滑付与成分のブリードアウトを防
止し、しかも改質された無機質高充填樹脂組成物を提供
することにある。
【0006】本発明者らは、前記従来技術の問題点を克
服するために鋭意研究した結果、潤滑付与成分として、
片末端または両末端に官能基を有するシリコーンオイル
を用いることにより、混練時のトルクを減少させ、充填
剤と樹脂との分散性を向上させることができることを見
出した。また、化学架橋または電離性放射線の照射架橋
を行なうことにより、シリコーンオイルのブリードアウ
トを防止することができるとともに、樹脂組成物の物性
を改善することができる。本発明は、これらの知見に基
づいて完成するに至ったものである。
服するために鋭意研究した結果、潤滑付与成分として、
片末端または両末端に官能基を有するシリコーンオイル
を用いることにより、混練時のトルクを減少させ、充填
剤と樹脂との分散性を向上させることができることを見
出した。また、化学架橋または電離性放射線の照射架橋
を行なうことにより、シリコーンオイルのブリードアウ
トを防止することができるとともに、樹脂組成物の物性
を改善することができる。本発明は、これらの知見に基
づいて完成するに至ったものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、(a)
ポリオレフィン系樹脂100重量部、(b)無機質粉体
50〜500重量部、(c)片末端または両末端に官能
基を有するシリコーンオイル0.1〜15重量部を含有
する無機質高充填組成物が提供される。
ポリオレフィン系樹脂100重量部、(b)無機質粉体
50〜500重量部、(c)片末端または両末端に官能
基を有するシリコーンオイル0.1〜15重量部を含有
する無機質高充填組成物が提供される。
【0008】また、本発明によれば、(a)ポリオレフ
ィン系樹脂100重量部に、(b)無機質粉体50〜5
00重量部と、(c)片末端または両末端に官能基を有
するシリコーンオイル0.1〜15重量部を含有せしめ
た後、化学架橋または電離性放射線により照射架橋する
ことを特徴とする無機質高充填組成物の製造方法が提供
される。
ィン系樹脂100重量部に、(b)無機質粉体50〜5
00重量部と、(c)片末端または両末端に官能基を有
するシリコーンオイル0.1〜15重量部を含有せしめ
た後、化学架橋または電離性放射線により照射架橋する
ことを特徴とする無機質高充填組成物の製造方法が提供
される。
【0009】以下、本発明について詳述する。本発明で
使用するシリコーンオイルは、下記の一般式〔1〕また
は〔2〕で表わされる片末端または両末端に反応性のあ
る官能基をもったジメチルポリシロキサンである。
使用するシリコーンオイルは、下記の一般式〔1〕また
は〔2〕で表わされる片末端または両末端に反応性のあ
る官能基をもったジメチルポリシロキサンである。
【0010】
【0011】
【0012】上記一般式〔1〕および〔2〕中、Rは官
能基を表わし、具体的には、メタクリル基、カルビノー
ル基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、メルカ
プト基、フェノール基等を挙げることができる。これら
の官能基の中でも、メタクリル基が好ましい。
能基を表わし、具体的には、メタクリル基、カルビノー
ル基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、メルカ
プト基、フェノール基等を挙げることができる。これら
の官能基の中でも、メタクリル基が好ましい。
【0013】官能基を有するシリコーンオイルを樹脂組
成物に添加した場合、一部分は外部滑剤として働き、残
りの部分は無機質粉体と樹脂との界面に存在して潤滑性
を付与する。そして、オルガノポリシロキサンポリマー
を添加する場合と比べて、トルクと分散の点で有利であ
り、なおかつ滑性効果も得ることができる。
成物に添加した場合、一部分は外部滑剤として働き、残
りの部分は無機質粉体と樹脂との界面に存在して潤滑性
を付与する。そして、オルガノポリシロキサンポリマー
を添加する場合と比べて、トルクと分散の点で有利であ
り、なおかつ滑性効果も得ることができる。
【0014】また、樹脂組成物を化学架橋または電離性
放射線(電子線、α線、β線、γ線など)を照射して架
橋すると、従来問題であったシリコーンオイルのブリー
ドアウトを防止することができるばかりではなく、樹脂
組成物の機能(耐衝撃性、可撓性、撥水性など)を向上
させることができる。ブリードアウトが防止されるの
は、これらの架橋工程において、官能基を有するシリコ
ーンオイルの官能基が例えばポリマーの主鎖または側鎖
に結合するためと推定される。
放射線(電子線、α線、β線、γ線など)を照射して架
橋すると、従来問題であったシリコーンオイルのブリー
ドアウトを防止することができるばかりではなく、樹脂
組成物の機能(耐衝撃性、可撓性、撥水性など)を向上
させることができる。ブリードアウトが防止されるの
は、これらの架橋工程において、官能基を有するシリコ
ーンオイルの官能基が例えばポリマーの主鎖または側鎖
に結合するためと推定される。
【0015】官能基を有するシリコーンオイルは、ポリ
オレフィン系樹脂100重量部に対して0.1〜15重
量部の範囲で添加する。0.1重量部未満では、潤滑性
付与効果が少なく、15重量部を越えると、樹脂組成物
の物性が低下する。
オレフィン系樹脂100重量部に対して0.1〜15重
量部の範囲で添加する。0.1重量部未満では、潤滑性
付与効果が少なく、15重量部を越えると、樹脂組成物
の物性が低下する。
【0016】本発明で使用されるポリオレフィン系樹脂
としては、例えば、ポリエチレン(低密度、中〜高密
度、直鎖状低密度、VLDPE)、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エチル共
重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−α
−オレフィン共重合体、ポリプロピレン、プロピレン−
ブテン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、およ
びこれらの混合物を挙げることができる。
としては、例えば、ポリエチレン(低密度、中〜高密
度、直鎖状低密度、VLDPE)、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸エチル共
重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−α
−オレフィン共重合体、ポリプロピレン、プロピレン−
ブテン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、およ
びこれらの混合物を挙げることができる。
【0017】無機質粉体としては、例えば、水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水
酸化バリウム、酸化スズ水和物、塩基性炭酸マグネシウ
ム、ハイドロタルサイト、ハートクルー、タルク、マイ
カ等の水和金属酸化物、これらの混合物などを挙げるこ
とができる。無機質粉体の配合割合は、ポリオレフィン
系樹脂100重量部に対して、50〜500重量部、好
ましくは50〜350重量部である。50重量部未満で
は、無機質粉体を配合したことによる難燃化効果が少な
く、500重量部を越えると、成形性や物性が低下す
る。
ミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水
酸化バリウム、酸化スズ水和物、塩基性炭酸マグネシウ
ム、ハイドロタルサイト、ハートクルー、タルク、マイ
カ等の水和金属酸化物、これらの混合物などを挙げるこ
とができる。無機質粉体の配合割合は、ポリオレフィン
系樹脂100重量部に対して、50〜500重量部、好
ましくは50〜350重量部である。50重量部未満で
は、無機質粉体を配合したことによる難燃化効果が少な
く、500重量部を越えると、成形性や物性が低下す
る。
【0018】本発明の組成物には、適宜、難燃剤、難燃
助剤を加えてより高い難燃性を付与することができる。
難燃剤としては、例えば、デカブロモジフェニルエーテ
ル、ペンタブロモクロロシクロヘキサン、ヘキサブロモ
シクロドデカン、2,3,5,6−ペンタブロモエチル
ベンゼン、1,2−ビス(2,4,5−トリブロモフェ
ノキシ)エタン、塩素化パラフィン、ヘキサクロロペン
タシクロデカン、ヘキサブロモベンゼン、テトラブロモ
ビスフェノールA・誘導体等のハロゲン系難燃剤を挙げ
ることができる。難燃助剤としては、例えば、三酸化ア
ンチモン、アンチモン酸ナトリウム、酸化スズ、赤燐等
を挙げることができる。これらの難燃剤を用いる場合に
は、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対して、通
常、3〜30重量部、好ましくは5〜25重量部であ
る。難燃助剤を用いる場合には、ポリオレフィン系樹脂
100重量部に対して、通常、1〜20重量部、好まし
くは2〜15重量部である。
助剤を加えてより高い難燃性を付与することができる。
難燃剤としては、例えば、デカブロモジフェニルエーテ
ル、ペンタブロモクロロシクロヘキサン、ヘキサブロモ
シクロドデカン、2,3,5,6−ペンタブロモエチル
ベンゼン、1,2−ビス(2,4,5−トリブロモフェ
ノキシ)エタン、塩素化パラフィン、ヘキサクロロペン
タシクロデカン、ヘキサブロモベンゼン、テトラブロモ
ビスフェノールA・誘導体等のハロゲン系難燃剤を挙げ
ることができる。難燃助剤としては、例えば、三酸化ア
ンチモン、アンチモン酸ナトリウム、酸化スズ、赤燐等
を挙げることができる。これらの難燃剤を用いる場合に
は、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対して、通
常、3〜30重量部、好ましくは5〜25重量部であ
る。難燃助剤を用いる場合には、ポリオレフィン系樹脂
100重量部に対して、通常、1〜20重量部、好まし
くは2〜15重量部である。
【0019】また、本発明の組成物には、発泡剤を加
え、化学架橋または電離性放射線照射架橋を行ない、加
熱発泡させて発泡体とすることができる。
え、化学架橋または電離性放射線照射架橋を行ない、加
熱発泡させて発泡体とすることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明について、実施例および比較例
を挙げて具体的に説明するが、本発明は、これらの実施
例のみに限定されるものではない。
を挙げて具体的に説明するが、本発明は、これらの実施
例のみに限定されるものではない。
【0021】[実施例1]市販のポリエチレン(密度
0.923、MI=2.0)100重量部と水酸化マグ
ネシウム100重量部に対して、片末端にメタクリル基
をもつトリメチルポリシロキサン5重量部を添加した。
この組成物を130℃に加熱した2本ロールで十分に混
練した後、3mm厚の板状にプレス成形した。一方、比
較のため、官能基を有するシリコーンオイルを添加しな
かったこと以外は上記と同様にして板状成形物を作成し
た。
0.923、MI=2.0)100重量部と水酸化マグ
ネシウム100重量部に対して、片末端にメタクリル基
をもつトリメチルポリシロキサン5重量部を添加した。
この組成物を130℃に加熱した2本ロールで十分に混
練した後、3mm厚の板状にプレス成形した。一方、比
較のため、官能基を有するシリコーンオイルを添加しな
かったこと以外は上記と同様にして板状成形物を作成し
た。
【0022】得られた2種類の板状成形物の表面を観察
したところ、官能基を有するシリコーンオイルを添加し
たものの方が非常に美麗であった。
したところ、官能基を有するシリコーンオイルを添加し
たものの方が非常に美麗であった。
【0023】[実施例2]ポリエチレン(密度0.92
3、MI=2.0)100重量部と水酸化マグネシウム
100重量部に対して、片末端にメタクリル基をもつト
リメチルポリシロキサン5重量部を添加し、ロールミキ
シング後、ホットプレスして板状成形物を作成した。こ
の板状成形物に電子線を線量5Mrad照射した。一
方、比較のために、官能基をもたないトリメチルポリシ
ロキサンを添加したこと以外は、上記と同様にして板状
成形物を得、同様に電子線を照射した。
3、MI=2.0)100重量部と水酸化マグネシウム
100重量部に対して、片末端にメタクリル基をもつト
リメチルポリシロキサン5重量部を添加し、ロールミキ
シング後、ホットプレスして板状成形物を作成した。こ
の板状成形物に電子線を線量5Mrad照射した。一
方、比較のために、官能基をもたないトリメチルポリシ
ロキサンを添加したこと以外は、上記と同様にして板状
成形物を得、同様に電子線を照射した。
【0024】官能基をもたないトリメチルポリシロキサ
ンを添加した板状成形物は、48時間後に、表面にシリ
コーンオイルを塗布したようなシリコーンオイル層が明
確に認められたが、片末端にメタクリル基をもつトリメ
チルポリシロキサンを添加した板状成形物にはそのよう
なブリードアウトは観察されなかった。
ンを添加した板状成形物は、48時間後に、表面にシリ
コーンオイルを塗布したようなシリコーンオイル層が明
確に認められたが、片末端にメタクリル基をもつトリメ
チルポリシロキサンを添加した板状成形物にはそのよう
なブリードアウトは観察されなかった。
【0025】[実施例3]エチレン−酢酸ビニル共重合
体(密度0.94、酢酸ビニル含有量25重量%)10
0重量部と水酸化マグネシウム100重量部に対して、
片末端にメタクリル基をもつトリメチルポリシロキサン
5重量部を添加し、130℃に加熱した2本ロールで混
練した。一方、比較のために、また、官能基を有するシ
リコーンオイルを添加しなかったこと以外は上記と同様
にして2本ロールで混練した。
体(密度0.94、酢酸ビニル含有量25重量%)10
0重量部と水酸化マグネシウム100重量部に対して、
片末端にメタクリル基をもつトリメチルポリシロキサン
5重量部を添加し、130℃に加熱した2本ロールで混
練した。一方、比較のために、また、官能基を有するシ
リコーンオイルを添加しなかったこと以外は上記と同様
にして2本ロールで混練した。
【0026】官能基を有するシリコーンオイルを添加し
た組成物は、容易に混練することができたが、添加して
いない組成物については、混練中にロールに付着し、成
形が困難であった。
た組成物は、容易に混練することができたが、添加して
いない組成物については、混練中にロールに付着し、成
形が困難であった。
【0027】2本ロールに代えて、混練操作を3リット
ルのニーダー・ミキサーで行なったところ、官能基を有
するシリコーンオイルを添加した組成物は、容易に混練
することができたが、添加していない組成物について
は、混練中にケーシングへの付着によって排出が困難で
あった。
ルのニーダー・ミキサーで行なったところ、官能基を有
するシリコーンオイルを添加した組成物は、容易に混練
することができたが、添加していない組成物について
は、混練中にケーシングへの付着によって排出が困難で
あった。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、無機質粉体と樹脂との
界面特性が向上するとともに、成形物の滑性が向上した
樹脂組成物を提供することができる。また、架橋するこ
とにより、シリコーンオイルのブリードアウトを防止
し、樹脂組成物の改質もできる。
界面特性が向上するとともに、成形物の滑性が向上した
樹脂組成物を提供することができる。また、架橋するこ
とにより、シリコーンオイルのブリードアウトを防止
し、樹脂組成物の改質もできる。
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)ポリオレフィン系樹脂100重量
部、(b)無機質粉体50〜500重量部、(c)片末
端または両末端に官能基を有するシリコーンオイル0.
1〜15重量部を含有する無機質高充填組成物。 - 【請求項2】 (a)ポリオレフィン系樹脂100重量
部に、(b)無機質粉体50〜500重量部と、(c)
片末端または両末端に官能基を有するシリコーンオイル
0.1〜15重量部を含有せしめた後、化学架橋または
電離性放射線により照射架橋することを特徴とする無機
質高充填組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3168048A JP2588325B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 無機質高充填樹脂組成物とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3168048A JP2588325B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 無機質高充填樹脂組成物とその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0517632A true JPH0517632A (ja) | 1993-01-26 |
| JP2588325B2 JP2588325B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=15860866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3168048A Expired - Lifetime JP2588325B2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 無機質高充填樹脂組成物とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588325B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20200216668A1 (en) * | 2018-02-01 | 2020-07-09 | Dow Silicones Corporation | Composition, polymer composite article formed therewith, and method of preparing same |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5930178A (ja) * | 1982-08-12 | 1984-02-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 偽コ−ナ点除去方法 |
| JPH01299852A (ja) * | 1988-05-26 | 1989-12-04 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ゴム組成物 |
| JPH0326764A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-02-05 | Union Carbide Chem & Plast Co Inc | 難燃性組成物 |
| JPH0328271A (ja) * | 1989-06-26 | 1991-02-06 | Calp Corp | 熱可塑性樹脂組成物 |
| JPH0345638A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-27 | Hitachi Cable Ltd | 難燃性電気絶緑組成物 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3168048A patent/JP2588325B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2588325B2 (ja) | 1997-03-05 |
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