JPH05176981A - 医療用具や医療廃棄物の処理方法 - Google Patents
医療用具や医療廃棄物の処理方法Info
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- JPH05176981A JPH05176981A JP3347212A JP34721291A JPH05176981A JP H05176981 A JPH05176981 A JP H05176981A JP 3347212 A JP3347212 A JP 3347212A JP 34721291 A JP34721291 A JP 34721291A JP H05176981 A JPH05176981 A JP H05176981A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- medical treatment
- cleaning
- medical
- waste
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 医療用具や医療廃棄物を安全に処理できる、
医療用具や医療廃棄物の処理技術の提供。 【構成】 医療廃棄物の処理装置Aは、洗浄室11を備
えた洗浄函1と、洗浄室11内の天井部に取付けられ、
オゾンの生成・分解が可能な波長帯の紫外線を出す低圧
水銀ランプ2と、オゾン攪拌手段3と、電気ヒータ4
と、ガス交換機構5とを備え、オゾンの分解で生じた活
性酸素により、廃棄物に付着した、細菌やウイルス等の
有機物をガス化して除去する。
医療用具や医療廃棄物の処理技術の提供。 【構成】 医療廃棄物の処理装置Aは、洗浄室11を備
えた洗浄函1と、洗浄室11内の天井部に取付けられ、
オゾンの生成・分解が可能な波長帯の紫外線を出す低圧
水銀ランプ2と、オゾン攪拌手段3と、電気ヒータ4
と、ガス交換機構5とを備え、オゾンの分解で生じた活
性酸素により、廃棄物に付着した、細菌やウイルス等の
有機物をガス化して除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用具や医療廃棄物
の処理技術に関する。
の処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メス、鉗子、鋏、ピンセッ
ト、トレー、シャーレ、注射器等の医療用具は、手術等
で使用した後、病院内で熱湯消毒を行って再使用してい
る。また、ガーゼ、包帯、検査用資材、薬瓶、点滴器具
等(使用済み)の医療廃棄物は、外部の処理業者に引き
渡し、処理業者はこれらを焼却して処理している。
ト、トレー、シャーレ、注射器等の医療用具は、手術等
で使用した後、病院内で熱湯消毒を行って再使用してい
る。また、ガーゼ、包帯、検査用資材、薬瓶、点滴器具
等(使用済み)の医療廃棄物は、外部の処理業者に引き
渡し、処理業者はこれらを焼却して処理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の技術
は以下のような欠点を有する。 (ア)熱湯消毒を行っても医療用具に付着した病原菌等
が死滅せずに残る場合がある。また、乾かす間に他の病
原菌が再付着する場合がある。 (イ)医療廃棄物に付着している肝炎ウイルスやエイズ
ウイルス等が廃棄物の輸送中に洩れて処理業者が感染す
る恐れがある。 本発明の目的は、医療用具や医療廃棄物を安全に処理で
きる、医療用具や医療廃棄物の処理技術の提供にある。
は以下のような欠点を有する。 (ア)熱湯消毒を行っても医療用具に付着した病原菌等
が死滅せずに残る場合がある。また、乾かす間に他の病
原菌が再付着する場合がある。 (イ)医療廃棄物に付着している肝炎ウイルスやエイズ
ウイルス等が廃棄物の輸送中に洩れて処理業者が感染す
る恐れがある。 本発明の目的は、医療用具や医療廃棄物を安全に処理で
きる、医療用具や医療廃棄物の処理技術の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、医療用具や医療廃棄物を酸素雰囲気中に
配するとともに、オゾンの生成・分解が可能な波長帯の
紫外線を照射し、オゾンの分解で生じた活性酸素によ
り、前記医療用具や医療廃棄物に付着した、細菌やウイ
ルス等の有機物をガス化して除去する構成を採用した。
め、本発明は、医療用具や医療廃棄物を酸素雰囲気中に
配するとともに、オゾンの生成・分解が可能な波長帯の
紫外線を照射し、オゾンの分解で生じた活性酸素によ
り、前記医療用具や医療廃棄物に付着した、細菌やウイ
ルス等の有機物をガス化して除去する構成を採用した。
【0005】
【作用】紫外線により、酸素ガスからオゾンが生成さ
れ、該オゾンは直ちに分解されて活性酸素になる。医療
用具や医療廃棄物に付着した、細菌やウイルス等の有機
物は、活性酸素の作用によりガス体に効率よく分解され
る。
れ、該オゾンは直ちに分解されて活性酸素になる。医療
用具や医療廃棄物に付着した、細菌やウイルス等の有機
物は、活性酸素の作用によりガス体に効率よく分解され
る。
【0006】
【発明の効果】細菌やウイルス等の有機物は、活性酸素
により分解されて全てガスになるので、医療用具を安全
に再使用することができ、また、処理業者が細菌やウイ
ルスに感染することもない。
により分解されて全てガスになるので、医療用具を安全
に再使用することができ、また、処理業者が細菌やウイ
ルスに感染することもない。
【0007】
【実施例】本発明の第1実施例を図1ないし図3に基づ
いて説明する。医療廃棄物の処理装置Aは、洗浄室11
を備えた洗浄函1と、この洗浄室11内の天井部に取付
けられた低圧水銀ランプ2と、オゾン攪拌手段3と、電
気ヒータ4と、ガス交換機構5とを具備する。
いて説明する。医療廃棄物の処理装置Aは、洗浄室11
を備えた洗浄函1と、この洗浄室11内の天井部に取付
けられた低圧水銀ランプ2と、オゾン攪拌手段3と、電
気ヒータ4と、ガス交換機構5とを具備する。
【0008】洗浄函1は、金属で形成され、閉扉すると
洗浄室11が気密状態になる開閉扉12を前面開口に蝶
着している。また、開閉扉12になっていない前面に
は、制御装置(図示せず)に接続される、洗浄スイッチ
13、洗浄時間設定摘み14、温度設定摘み15等が配
されている。
洗浄室11が気密状態になる開閉扉12を前面開口に蝶
着している。また、開閉扉12になっていない前面に
は、制御装置(図示せず)に接続される、洗浄スイッチ
13、洗浄時間設定摘み14、温度設定摘み15等が配
されている。
【0009】水平に配された低圧水銀ランプ2(出力数
十〜数百W)は、略U字状を呈し、波長184.9nm
と253.7nmとの光強度比を、1:33〜1:2の
間に設定した紫外線を、主に下方に向かって照射する。
尚、21は口金、22は防護用の金網である。
十〜数百W)は、略U字状を呈し、波長184.9nm
と253.7nmとの光強度比を、1:33〜1:2の
間に設定した紫外線を、主に下方に向かって照射する。
尚、21は口金、22は防護用の金網である。
【0010】オゾン攪拌手段3は、エアフィルタ311
を装着した吸込口31と吹出口32とをダクト33で連
通し、ダクト33内にブロワ34を配設して構成され、
図2に示すように、オゾン30を攪拌する。
を装着した吸込口31と吹出口32とをダクト33で連
通し、ダクト33内にブロワ34を配設して構成され、
図2に示すように、オゾン30を攪拌する。
【0011】電気ヒータ4は、ブロワ34と吹出口32
との間に配設され、洗浄室11内が、温度設定摘み15
で設定した設定温度(50℃〜80℃の範囲)になるよ
うにダクト33内のオゾン含有ガスを加熱する。
との間に配設され、洗浄室11内が、温度設定摘み15
で設定した設定温度(50℃〜80℃の範囲)になるよ
うにダクト33内のオゾン含有ガスを加熱する。
【0012】ガス交換機構5は、前記制御装置により操
作される電磁弁群、ホース、外付の酸素ボンベ、窒素ボ
ンベ、オゾン分解容器等で構成され、洗浄開始前に洗浄
室11内に酸素ガスを導入し、洗浄終了後に洗浄室11
内のガスをオゾン分解容器に隔離するとともに、洗浄室
11内を窒素ガスで置き換える。
作される電磁弁群、ホース、外付の酸素ボンベ、窒素ボ
ンベ、オゾン分解容器等で構成され、洗浄開始前に洗浄
室11内に酸素ガスを導入し、洗浄終了後に洗浄室11
内のガスをオゾン分解容器に隔離するとともに、洗浄室
11内を窒素ガスで置き換える。
【0013】つぎに、医療廃棄物の処理装置Aによる、
医療廃棄物の処理方法を図3に基づいて説明する。 〔ステップs1について〕ガーゼ、包帯、検査用資材、
薬瓶、点滴器具、使い捨ての注射器、注射針等、使用済
みの医療廃棄物の内、注射針のように細管形状のもの
は、オゾンが内部に侵入し難いので、処理装置Aで完全
に処理できない。このため、ステップs1で処理不適物
の除去を、人力等で行う。 〔ステップs2について〕ガーゼ、包帯のようなもの
は、ステップs2で裁断を行う。また、使い捨ての注射
器、薬瓶、点滴器具等は、ステップs2で粉砕を行う。
尚、裁断や粉砕の必要が無い小物はステップs2を省略
する。 〔ステップs3について〕ステップs3で、医療廃棄物
の重さ、量、種類の把握を行い、洗浄時間及び設定温度
を決定する。尚、医療廃棄物は、分別されているのが好
ましい。 〔ステップs4について〕ステップs4で、処理装置A
により処理を行う。 開閉扉12を開けて洗浄室11内に医療廃棄物を入
れ、開閉扉12を閉める。 洗浄時間設定摘み14及び温度設定摘み15を設定し
て洗浄スイッチ13を投入する。 洗浄室11と外部の酸素ボンベとの連通路に配される
電磁弁と、洗浄室11と外部とを連絡する連通路に配さ
れる電磁弁とが各々開弁し、酸素ガスが洗浄室11内に
導入されるとともに、洗浄室11内の空気が外部に追い
出される。 低圧水銀ランプ2が紫外線を下方に向かって照射し、
電気ヒータ4が発熱し、ブロワ34の羽根が回転する。
尚、医療廃棄物は、気流により、洗浄室11内を転がっ
たり、舞い上がったりする。波長が約240nm迄の紫
外線が、加熱された酸素ガスに吸収され、酸素ガスは早
期にオゾンになる。このオゾンは波長250nm前後の
紫外線により直ちに分解され、極めて酸化力の強い活性
酸素が発生する。活性酸素は、医療廃棄物の表面に付着
した、病原菌、ウイルス、病理組織、血液等の有機物質
を強力に酸化してガス体に分解する。 オゾン洗浄が完了すると、低圧水銀ランプ2が消灯
し、電気ヒータ4が発熱を停止し、ブロワ34の羽根の
回転が止まる。そして、窒素ボンベと洗浄室11とを連
絡する連通路に配される電磁弁、および洗浄室11とオ
ゾン分解容器とを連絡する連通路に配される電磁弁が各
々開弁し、窒素ガスを洗浄室11内に導入し、洗浄室1
1内のガスをオゾン分解容器に隔離する。尚、オゾン分
解容器内のオゾン含有ガスは、時間を置いて酸素に分解
した後、外部に放出する。 開閉扉12を開けて医療廃棄物を取り出す。 〔ステップs5について〕処理が完了した医療廃棄物を
密閉パッキングする。 〔ステップs6について〕パックされた医療廃棄物を処
理業者に引き渡す。
医療廃棄物の処理方法を図3に基づいて説明する。 〔ステップs1について〕ガーゼ、包帯、検査用資材、
薬瓶、点滴器具、使い捨ての注射器、注射針等、使用済
みの医療廃棄物の内、注射針のように細管形状のもの
は、オゾンが内部に侵入し難いので、処理装置Aで完全
に処理できない。このため、ステップs1で処理不適物
の除去を、人力等で行う。 〔ステップs2について〕ガーゼ、包帯のようなもの
は、ステップs2で裁断を行う。また、使い捨ての注射
器、薬瓶、点滴器具等は、ステップs2で粉砕を行う。
尚、裁断や粉砕の必要が無い小物はステップs2を省略
する。 〔ステップs3について〕ステップs3で、医療廃棄物
の重さ、量、種類の把握を行い、洗浄時間及び設定温度
を決定する。尚、医療廃棄物は、分別されているのが好
ましい。 〔ステップs4について〕ステップs4で、処理装置A
により処理を行う。 開閉扉12を開けて洗浄室11内に医療廃棄物を入
れ、開閉扉12を閉める。 洗浄時間設定摘み14及び温度設定摘み15を設定し
て洗浄スイッチ13を投入する。 洗浄室11と外部の酸素ボンベとの連通路に配される
電磁弁と、洗浄室11と外部とを連絡する連通路に配さ
れる電磁弁とが各々開弁し、酸素ガスが洗浄室11内に
導入されるとともに、洗浄室11内の空気が外部に追い
出される。 低圧水銀ランプ2が紫外線を下方に向かって照射し、
電気ヒータ4が発熱し、ブロワ34の羽根が回転する。
尚、医療廃棄物は、気流により、洗浄室11内を転がっ
たり、舞い上がったりする。波長が約240nm迄の紫
外線が、加熱された酸素ガスに吸収され、酸素ガスは早
期にオゾンになる。このオゾンは波長250nm前後の
紫外線により直ちに分解され、極めて酸化力の強い活性
酸素が発生する。活性酸素は、医療廃棄物の表面に付着
した、病原菌、ウイルス、病理組織、血液等の有機物質
を強力に酸化してガス体に分解する。 オゾン洗浄が完了すると、低圧水銀ランプ2が消灯
し、電気ヒータ4が発熱を停止し、ブロワ34の羽根の
回転が止まる。そして、窒素ボンベと洗浄室11とを連
絡する連通路に配される電磁弁、および洗浄室11とオ
ゾン分解容器とを連絡する連通路に配される電磁弁が各
々開弁し、窒素ガスを洗浄室11内に導入し、洗浄室1
1内のガスをオゾン分解容器に隔離する。尚、オゾン分
解容器内のオゾン含有ガスは、時間を置いて酸素に分解
した後、外部に放出する。 開閉扉12を開けて医療廃棄物を取り出す。 〔ステップs5について〕処理が完了した医療廃棄物を
密閉パッキングする。 〔ステップs6について〕パックされた医療廃棄物を処
理業者に引き渡す。
【0014】以下、本実施例の作用・効果を述べる。 (あ)処理が完了した医療廃棄物には、病原菌やウイル
スが存在しないので、万が一、密閉パッキングが移送中
に破れても問題がない。 (い)オゾン攪拌手段3が、洗浄室11内のオゾンを攪
拌するとともに、医療廃棄物を転がしたり、舞い上がら
せたりする。また、電気ヒータ4により、オゾンの温度
が50℃〜80℃と高くなっている。このため、処理速
度が速い。 (う)オゾン洗浄終了時に、ガス交換機構5が、洗浄室
11内のガスを窒素ガスで置き換えているので、作業員
が処理済の医療廃棄物を取り出す際、オゾンを吸い込む
ことが無く安全である。
スが存在しないので、万が一、密閉パッキングが移送中
に破れても問題がない。 (い)オゾン攪拌手段3が、洗浄室11内のオゾンを攪
拌するとともに、医療廃棄物を転がしたり、舞い上がら
せたりする。また、電気ヒータ4により、オゾンの温度
が50℃〜80℃と高くなっている。このため、処理速
度が速い。 (う)オゾン洗浄終了時に、ガス交換機構5が、洗浄室
11内のガスを窒素ガスで置き換えているので、作業員
が処理済の医療廃棄物を取り出す際、オゾンを吸い込む
ことが無く安全である。
【0015】本発明の第2実施例を図4、図5に基づい
て説明する。医療廃棄物の処理装置Bは、洗浄ドラム1
6を有する洗浄函1と、洗浄ドラム16の背面に取付け
られた低圧水銀ランプ2と、電気ヒータ4と、ガス交換
機構5と、洗浄ドラム回転機構6とを備える。尚、23
は紫外線を反射させるミラーである。
て説明する。医療廃棄物の処理装置Bは、洗浄ドラム1
6を有する洗浄函1と、洗浄ドラム16の背面に取付け
られた低圧水銀ランプ2と、電気ヒータ4と、ガス交換
機構5と、洗浄ドラム回転機構6とを備える。尚、23
は紫外線を反射させるミラーである。
【0016】断面正八角形の洗浄ドラム16は、耐熱金
属で形成され、背面の開口には網160が張られ、前面
の開口は開閉扉12で塞がれている。また、洗浄ドラム
16は外周にレール161が周設される。尚、医療廃棄
物は、仕切り板162、163間に入れられる。
属で形成され、背面の開口には網160が張られ、前面
の開口は開閉扉12で塞がれている。また、洗浄ドラム
16は外周にレール161が周設される。尚、医療廃棄
物は、仕切り板162、163間に入れられる。
【0017】電気ヒータ4は、洗浄ドラム16を取り巻
いて配設され、洗浄ドラム16内の温度が50℃〜80
℃の範囲になるように発熱する。
いて配設され、洗浄ドラム16内の温度が50℃〜80
℃の範囲になるように発熱する。
【0018】洗浄ドラム回転機構6は、ギャドモータ6
1、駆動軸62、及びローラ63を備え、所定の回転数
で洗浄ドラム16を回転させる。
1、駆動軸62、及びローラ63を備え、所定の回転数
で洗浄ドラム16を回転させる。
【0019】つぎに、医療廃棄物の処理装置Bによる、
医療廃棄物の処理方法を説明する。処理手順は、図3に
基づいて行われる。ステップs4で、処理装置Bにより
処理を行う。 1)開閉扉12を開けて仕切り板162、163間に医療
廃棄物を入れ、開閉扉12を閉める。 2)洗浄時間設定摘み及び温度設定摘みを設定して洗浄ス
イッチを投入する。 3)洗浄室11と外部の酸素ボンベとの連通路に配される
電磁弁と、洗浄室11と外部とを連絡する連通路に配さ
れる電磁弁とが各々開弁し、酸素ガスが洗浄室11内に
導入されるとともに、洗浄室11内の空気が外部に追い
出される。 4)低圧水銀ランプ2が紫外線を前方に向かって照射し、
電気ヒータ4が発熱し、洗浄ドラム16が回転する。医
療廃棄物は、転がりながら他の仕切り板間を移動する。
波長が約240nm迄の紫外線が、加熱された酸素ガス
に吸収され、酸素ガスは早期にオゾンになる。このオゾ
ンは波長250nm前後の紫外線により直ちに分解さ
れ、極めて酸化力の強い活性酸素が発生する。活性酸素
は、医療廃棄物の表面に付着した、病原菌、ウイルス、
病理組織、血液等の有機物質を強力に酸化してガス体に
分解する。 5)オゾン洗浄が完了すると、低圧水銀ランプ2が消灯
し、電気ヒータ4が発熱を停止し、洗浄ドラム16の回
転が止まる。そして、窒素ボンベと洗浄室11とを連絡
する連通路に配される電磁弁、および洗浄室11とオゾ
ン分解容器とを連絡する連通路に配される電磁弁が各々
開弁し、窒素ガスを洗浄室11内に導入し、洗浄室11
内のガスをオゾン分解容器に隔離する。尚、オゾン分解
容器内のオゾン含有ガスは、時間を置いて酸素に分解し
た後、外部に放出する。 6)開閉扉12を開けて医療廃棄物を取り出す。
医療廃棄物の処理方法を説明する。処理手順は、図3に
基づいて行われる。ステップs4で、処理装置Bにより
処理を行う。 1)開閉扉12を開けて仕切り板162、163間に医療
廃棄物を入れ、開閉扉12を閉める。 2)洗浄時間設定摘み及び温度設定摘みを設定して洗浄ス
イッチを投入する。 3)洗浄室11と外部の酸素ボンベとの連通路に配される
電磁弁と、洗浄室11と外部とを連絡する連通路に配さ
れる電磁弁とが各々開弁し、酸素ガスが洗浄室11内に
導入されるとともに、洗浄室11内の空気が外部に追い
出される。 4)低圧水銀ランプ2が紫外線を前方に向かって照射し、
電気ヒータ4が発熱し、洗浄ドラム16が回転する。医
療廃棄物は、転がりながら他の仕切り板間を移動する。
波長が約240nm迄の紫外線が、加熱された酸素ガス
に吸収され、酸素ガスは早期にオゾンになる。このオゾ
ンは波長250nm前後の紫外線により直ちに分解さ
れ、極めて酸化力の強い活性酸素が発生する。活性酸素
は、医療廃棄物の表面に付着した、病原菌、ウイルス、
病理組織、血液等の有機物質を強力に酸化してガス体に
分解する。 5)オゾン洗浄が完了すると、低圧水銀ランプ2が消灯
し、電気ヒータ4が発熱を停止し、洗浄ドラム16の回
転が止まる。そして、窒素ボンベと洗浄室11とを連絡
する連通路に配される電磁弁、および洗浄室11とオゾ
ン分解容器とを連絡する連通路に配される電磁弁が各々
開弁し、窒素ガスを洗浄室11内に導入し、洗浄室11
内のガスをオゾン分解容器に隔離する。尚、オゾン分解
容器内のオゾン含有ガスは、時間を置いて酸素に分解し
た後、外部に放出する。 6)開閉扉12を開けて医療廃棄物を取り出す。
【0020】本実施例は、上記(あ)、(う)以外につ
ぎの作用・効果も奏する。 (え)検査用資材、薬瓶、点滴器具、使い捨ての注射器
等を粉砕した、重量の比較的重い医療廃棄物でも洗浄ド
ラム16の回転により、まんべん無く転がり、付着した
病原菌、ウイルス、病理組織、血液等の有機物質を確実
に分解できる。
ぎの作用・効果も奏する。 (え)検査用資材、薬瓶、点滴器具、使い捨ての注射器
等を粉砕した、重量の比較的重い医療廃棄物でも洗浄ド
ラム16の回転により、まんべん無く転がり、付着した
病原菌、ウイルス、病理組織、血液等の有機物質を確実
に分解できる。
【0021】本発明の第3実施例を図6ないし図8に基
づいて説明する。医療用具の処理装置Cは、洗浄かご1
7を内包した洗浄室11を有する二分割式の洗浄函1
と、カバー101側及び本体102側に取付けられた低
圧水銀ランプ2、2(二個)と、電気ヒータ4と、温風
循環手段7と、かご震動機構8とを具備する。
づいて説明する。医療用具の処理装置Cは、洗浄かご1
7を内包した洗浄室11を有する二分割式の洗浄函1
と、カバー101側及び本体102側に取付けられた低
圧水銀ランプ2、2(二個)と、電気ヒータ4と、温風
循環手段7と、かご震動機構8とを具備する。
【0022】耐熱金属製の洗浄函1は、ヒンジ100を
支点として、取手103をもってカバー101が開くよ
うになっている。金網172が張られ、パッキン170
により気密化された耐熱金属製の洗浄かご17は、仕切
り板171によって区画され、鋏173、メス174、
注射器本体175、ピストン176、鉗子177等の医
療用具が震動可能に載置される。尚、104、105は
ミラーである。
支点として、取手103をもってカバー101が開くよ
うになっている。金網172が張られ、パッキン170
により気密化された耐熱金属製の洗浄かご17は、仕切
り板171によって区画され、鋏173、メス174、
注射器本体175、ピストン176、鉗子177等の医
療用具が震動可能に載置される。尚、104、105は
ミラーである。
【0023】温風循環手段7は、吸込口31と吹出口3
2とを、パッキン331を配設したダクト33で連通
し、ダクト内にブロワ34を配設して構成されオゾン含
有ガスの温風を循環させる。
2とを、パッキン331を配設したダクト33で連通
し、ダクト内にブロワ34を配設して構成されオゾン含
有ガスの温風を循環させる。
【0024】かご震動機構8は、モータ81、偏心プレ
ート82、連結棒83、シールブーツ84、軸受け8
5、スライド棒86等で構成され、洗浄かご17内の医
療用具が飛び出ない程度に洗浄かご17を震動させる。
ート82、連結棒83、シールブーツ84、軸受け8
5、スライド棒86等で構成され、洗浄かご17内の医
療用具が飛び出ない程度に洗浄かご17を震動させる。
【0025】つぎに、医療用具の処理装置Cによる、医
療用具の処理方法を図8に基づいて説明する。 〔ステップS1、S2について〕医療用具の汚れ具合や
種類に基づいて、医療用具の汚れを紙や布で拭き取った
り(ステップS1)、熱湯消毒したり(ステップS2)
する。 〔ステップS3について〕鋏173、メス174、注射
器本体175、ピストン176、鉗子177、注射針等
の医療用具の内、注射針のように細管形状のものは、オ
ゾンが内部に侵入し難いので、処理装置Cで完全に処理
できない。このため、ステップS3で処理不適物の除去
を、人力等で行う。 〔ステップS4について〕ステップS4で、医療用具の
重さ、量、種類の把握を行い、洗浄時間及び設定温度を
決定する。 〔ステップS5について〕ステップS5で、処理装置C
により処理を行う。 1.取手103をもってカバー101を開け、洗浄かご1
7内に医療用具を載置し、カバー101を閉じる。 2.洗浄時間設定摘み及び温度設定摘みを設定して洗浄ス
イッチを投入する。 3.洗浄室11と外部の酸素ボンベとの連通路に配される
電磁弁と、洗浄室11と外部とを連絡する連通路に配さ
れる電磁弁とが各々開弁し、酸素ガスが洗浄室11内に
導入されるとともに、洗浄室11内の空気が外部に追い
出される。 4.低圧水銀ランプ2、2が紫外線を上下に向かって照射
し、電気ヒータ4が発熱し、ブロワ34が送風を開始す
る。尚、洗浄かご17が震動するので医療用具は、洗浄
かご17内で揺れ動く。波長が約240nm迄の紫外線
が、加熱された酸素ガスに吸収され、酸素ガスは早期に
オゾンになる。このオゾンは波長250nm前後の紫外
線により直ちに分解され、極めて酸化力の強い活性酸素
が発生する。活性酸素は、医療用具の表面に付着した、
病原菌、ウイルス、病理組織、血液等の有機物質を強力
に酸化してガス体に分解する。 5.オゾン洗浄が完了すると、低圧水銀ランプ2、2が消
灯し、電気ヒータ4が発熱を停止し、送風が止まる。そ
して、窒素ボンベと洗浄室11とを連絡する連通路に配
される電磁弁、および洗浄室11とオゾン分解容器とを
連絡する連通路に配される電磁弁が各々開弁し、窒素ガ
スを洗浄室11内に導入し、洗浄室11内のガスをオゾ
ン分解容器に隔離する。尚、オゾン分解容器内のオゾン
含有ガスは、時間を置いて酸素に分解した後、外部に放
出する。 6.取手103をもってカバー101を開け、洗浄かご1
7内の医療用具を取り出す。
療用具の処理方法を図8に基づいて説明する。 〔ステップS1、S2について〕医療用具の汚れ具合や
種類に基づいて、医療用具の汚れを紙や布で拭き取った
り(ステップS1)、熱湯消毒したり(ステップS2)
する。 〔ステップS3について〕鋏173、メス174、注射
器本体175、ピストン176、鉗子177、注射針等
の医療用具の内、注射針のように細管形状のものは、オ
ゾンが内部に侵入し難いので、処理装置Cで完全に処理
できない。このため、ステップS3で処理不適物の除去
を、人力等で行う。 〔ステップS4について〕ステップS4で、医療用具の
重さ、量、種類の把握を行い、洗浄時間及び設定温度を
決定する。 〔ステップS5について〕ステップS5で、処理装置C
により処理を行う。 1.取手103をもってカバー101を開け、洗浄かご1
7内に医療用具を載置し、カバー101を閉じる。 2.洗浄時間設定摘み及び温度設定摘みを設定して洗浄ス
イッチを投入する。 3.洗浄室11と外部の酸素ボンベとの連通路に配される
電磁弁と、洗浄室11と外部とを連絡する連通路に配さ
れる電磁弁とが各々開弁し、酸素ガスが洗浄室11内に
導入されるとともに、洗浄室11内の空気が外部に追い
出される。 4.低圧水銀ランプ2、2が紫外線を上下に向かって照射
し、電気ヒータ4が発熱し、ブロワ34が送風を開始す
る。尚、洗浄かご17が震動するので医療用具は、洗浄
かご17内で揺れ動く。波長が約240nm迄の紫外線
が、加熱された酸素ガスに吸収され、酸素ガスは早期に
オゾンになる。このオゾンは波長250nm前後の紫外
線により直ちに分解され、極めて酸化力の強い活性酸素
が発生する。活性酸素は、医療用具の表面に付着した、
病原菌、ウイルス、病理組織、血液等の有機物質を強力
に酸化してガス体に分解する。 5.オゾン洗浄が完了すると、低圧水銀ランプ2、2が消
灯し、電気ヒータ4が発熱を停止し、送風が止まる。そ
して、窒素ボンベと洗浄室11とを連絡する連通路に配
される電磁弁、および洗浄室11とオゾン分解容器とを
連絡する連通路に配される電磁弁が各々開弁し、窒素ガ
スを洗浄室11内に導入し、洗浄室11内のガスをオゾ
ン分解容器に隔離する。尚、オゾン分解容器内のオゾン
含有ガスは、時間を置いて酸素に分解した後、外部に放
出する。 6.取手103をもってカバー101を開け、洗浄かご1
7内の医療用具を取り出す。
【0026】本実施例の作用・効果を述べる。 (お)低圧水銀ランプ2、2が上下にあり、かご震動機
構8が洗浄かご17内の医療用具を揺れ動かすので、金
網172上の、鋏173、メス174、注射器本体17
5、ピストン176、鉗子177等の医療用具に付着し
た、病原菌、ウイルス、病理組織、血液等の有機物質を
完全にガス体に分解することができる。 (か)仕切り板171により、医療用具どうしの衝突が
防止でき、洗浄中に医療用具が破損することはない。 (き)パッキン170、331により、洗浄室11内の
気密が保たれる(オゾン含有ガスが外部に出ない)とと
もに、医療用具の出し入れがカバー101を開くことに
より、上側から容易に行える。
構8が洗浄かご17内の医療用具を揺れ動かすので、金
網172上の、鋏173、メス174、注射器本体17
5、ピストン176、鉗子177等の医療用具に付着し
た、病原菌、ウイルス、病理組織、血液等の有機物質を
完全にガス体に分解することができる。 (か)仕切り板171により、医療用具どうしの衝突が
防止でき、洗浄中に医療用具が破損することはない。 (き)パッキン170、331により、洗浄室11内の
気密が保たれる(オゾン含有ガスが外部に出ない)とと
もに、医療用具の出し入れがカバー101を開くことに
より、上側から容易に行える。
【0027】本発明の第4実施例を図9に基づいて説明
する。医療廃棄物の処理装置Dは、洗浄室11内を通過
するメッシュベルト90を、駆動輪91、92間に掛け
渡し、洗浄室11内に、低圧水銀ランプ2、2、2、2
(四個)、及び発熱ヒータ93を配してなる。尚、94
1は搬入室94を気密的に塞ぐ搬入口扉、951は搬出
室95を気密的に塞ぐ搬出口扉である。また、医療廃棄
物900の搬入及び搬出の際は、搬入室94、搬出室9
5が負圧にされ、オゾン含有ガスの洩れを防止してい
る。
する。医療廃棄物の処理装置Dは、洗浄室11内を通過
するメッシュベルト90を、駆動輪91、92間に掛け
渡し、洗浄室11内に、低圧水銀ランプ2、2、2、2
(四個)、及び発熱ヒータ93を配してなる。尚、94
1は搬入室94を気密的に塞ぐ搬入口扉、951は搬出
室95を気密的に塞ぐ搬出口扉である。また、医療廃棄
物900の搬入及び搬出の際は、搬入室94、搬出室9
5が負圧にされ、オゾン含有ガスの洩れを防止してい
る。
【0028】本実施例の作用・効果述べる。 (く)医療廃棄物の処理装置Dは、医療廃棄物900を
連続的に処理することができる。 (け)医療廃棄物900の搬入及び搬出の際、搬入室9
4や搬出室95は負圧にされるので、オゾン含有ガスが
装置外に洩れない。
連続的に処理することができる。 (け)医療廃棄物900の搬入及び搬出の際、搬入室9
4や搬出室95は負圧にされるので、オゾン含有ガスが
装置外に洩れない。
【図1】本発明の第1実施例に係る、医療廃棄物の処理
装置の構造説明図である。
装置の構造説明図である。
【図2】その装置の断面図である。
【図3】その装置の使用を含む、医療廃棄物の処理工程
を示すチャート図である。
を示すチャート図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る、医療廃棄物の処理
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図5】その装置の要部拡大図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る、医療用具の処理装
置の側面側断面図である。
置の側面側断面図である。
【図7】その処理装置の上面側断面図である。
【図8】その装置の使用を含む、医療用具の処理工程を
示すチャート図である。
示すチャート図である。
【図9】本発明の第4実施例に係る、医療廃棄物の処理
装置の断面図である。
装置の断面図である。
2 低圧水銀ランプ 11 洗浄室 173 鋏(医療用具) 174 メス(医療用具) 175 注射器本体(医療用具) 176 ピストン(医療用具) 177 鉗子(医療用具) 900 医療廃棄物 A、B、D 医療廃棄物の処理装置 C 医療用具の処理装置
Claims (1)
- 【請求項1】 医療用具や医療廃棄物を酸素雰囲気中に
配するとともに、オゾンの生成・分解が可能な波長帯の
紫外線を照射し、 オゾンの分解で生じた活性酸素により、前記医療用具や
医療廃棄物に付着した、細菌やウイルス等の有機物をガ
ス化して除去する医療用具や医療廃棄物の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3347212A JPH05176981A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 医療用具や医療廃棄物の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3347212A JPH05176981A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 医療用具や医療廃棄物の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05176981A true JPH05176981A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18388685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3347212A Pending JPH05176981A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 医療用具や医療廃棄物の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05176981A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004275330A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Iwasaki Electric Co Ltd | 活性酸素殺菌装置 |
| JP2009082359A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Iwasaki Electric Co Ltd | 殺菌装置 |
| JP2010233606A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Iwasaki Electric Co Ltd | 滅菌装置 |
| JP2016083195A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | 岩崎電気株式会社 | 殺菌装置 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3347212A patent/JPH05176981A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004275330A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Iwasaki Electric Co Ltd | 活性酸素殺菌装置 |
| JP2009082359A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Iwasaki Electric Co Ltd | 殺菌装置 |
| JP2010233606A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Iwasaki Electric Co Ltd | 滅菌装置 |
| JP2016083195A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | 岩崎電気株式会社 | 殺菌装置 |
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