JPH0517824Y2 - - Google Patents

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JPH0517824Y2
JPH0517824Y2 JP1986044604U JP4460486U JPH0517824Y2 JP H0517824 Y2 JPH0517824 Y2 JP H0517824Y2 JP 1986044604 U JP1986044604 U JP 1986044604U JP 4460486 U JP4460486 U JP 4460486U JP H0517824 Y2 JPH0517824 Y2 JP H0517824Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車載用電気器具の電源接続構造に関
し、例えばカーポツト等に利用される。
(従来の技術) 一般に、車載用の電気器具は、車体の基盤上に
固定する固定機構と車体側に設けられた電源を接
続する接続機構とが別個に接続されている。すな
わち、電気器具の下部に設けられた電極端子を基
盤の上面に設けられた電極挿入部に差し込むこと
により電気器具が電源に接続されるとともに、電
気器具の下部に設けられた係合凹部を基盤の上面
に設けられた係合凸部に係合することにより、い
わゆるワンタツチ操作で電気器具が基盤上に固定
されるようになつている。
また、このような電気器具の配線構成は、電気
容量によつて二線式と三線式とが主として使用さ
れている。この配線構成を第8図および第9図に
示す。第8図に示す二線式のものは電源線aとア
ース線bとで構成されている。また、第9図に示
す三線式のものは電気容量が大きい時に採用され
るもので、電源線c、アース線d、およびコント
ロール線eで構成され、リレーfを介して電源線
cの導通を制御するように構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) このような電気器具を使用する場合、使用者は
ワンタツチ操作を過信して、係合凹部と係合凸部
との係合関係、および電極端子と電極挿入部との
差し込みを確実に行わず、いわゆる仮置きの状態
で使用することがある。このとき、コントロール
回路の電極同士が接続され、他の電源を供給する
給電回路の電極同士が不安定な接続状態となつた
場合、走行による車体の振動でより不安定な状態
となり、給電回路の電極間に大きなアーク放電が
発生し電極を傷つけるという不具合があつた。
そして、このような誤つた使用を数回行うだけ
で、以後正常に使用できなくなるという問題があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、本考案に係る車載
用電気器具の電源接続構造は、車体に固定された
基盤と、この基盤上に着脱自在に設置される電気
器具本体とからなり、前記電気器具本体底面と基
盤上面とにそれぞれ係合機構を設けて基盤上にて
電気器具本体を固定できるように構成するとも
に、基盤上の車体側接続部に設けられた複数個の
電源端子と電気器具本体底面の機器側接続部に設
けられた複数個の電源端子とが電気器具本体の載
置固定状態で接続されることにより給電回路が形
成されて基盤側から電気器具本体に電源を供給す
るものにおいて、前記車体側接続部が前記基盤に
対して上下動可能に設けられ、前記電気器具本体
が基盤上に載置されながら基盤と電気器具本体と
の係合機構が完全には係合していない仮置き状態
では、前記複数個の電源端子のうち少なくとも1
つの電源端子が相手方の電源端子に接続されない
長さに設けられ、電気器具本体の電気負荷への給
電回路を形成することのないようにしたものであ
る。
例えば、上記電源端子として、電気器具本体側
には棒状の端子が設けられ、基盤側にはこの棒状
の端子が挿入される挿入部が設けられたものであ
つて、電気器具本体側の端子のうち電気負荷への
給電回路を形成する電源端子を他の端子に比べて
長さを短く形成することにより、上記仮置き状態
で当該電気器具本体側の給電回路を形成する電源
端子が基盤側の電源端子に接続されない位置に設
けられるようにすることができる。
または、上記電気器具本体側の給電回路を形成
する電源端子が接続される基盤側の挿入部が他の
挿入部に対して短く形成されることにより、上記
仮置き状態で当該電気器具本体側の給電回路を形
成する電源端子が基盤側の電源端子に接続されな
い位置に設けられるようにすることができる。
または、電源端子の長さ自体は同じにして、給
電回路を形成する電源端子の高さ位置を変えるこ
とにより、上記仮置き状態で当該電気器具本体側
の給電回路を形成する電源端子が基盤側の電源端
子の接続されない位置に設けられるようにするこ
ともできる。
一方、係合機構は、例えば車体の基盤上に設け
られた係合突起部と、この係合突起部と対応する
電気器具の底面に設けられた係合凹部とで構成さ
れる。そして係合突起部は、外周面の略上半分が
上方から下方に向かつて漸次拡開するテーパ面に
形成されるとともに、該テーパ面の下部を凹ませ
て係合段部が形成され、係合凹部は、その凹部内
の両側にそれぞれ係合突部が形成され、これら係
合突部は前記係合突起部のテーパ面を上方から下
方に摺動しながら外方に押し広げられるととも
に、テーパ面を通過して前記係合段部と係合固定
されるように形成されたものであつて、係合凹部
の係合突部が係合突起部のテーパ面に摺動してい
るときに仮置き状態となり、この仮置き状態では
上記電源接続構造により電気器具本体側の電気負
荷への給電回路が形成されないようになつてい
る。
(作用) 電気器具本体底面の機器側接続部に設けられた
電源端子と基盤上の車体側接続部に設けられた複
数個の電源端子とは、電気器具本体側の底面と基
盤の上面とに設けられた係合機構が完全に係合し
ていない仮置き状態では、複数個の電源端子のう
ち少なくとも1つの電源端子が相手方の電源端子
に接続されないため、この仮置き状態では電気器
具本体側の電気負荷への給電回路が形成されず、
給電回路を形成する電源端子にアーク電源が発生
するといつたことがない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
本考案に係る電気器具本体1の電源接続部の構
造を第4図および第5図に示し、電気器具本体1
の車体への取付機構(係合機構)を第6図および
第7図に示している。
第6図および第7図において、電気器具本体1
を固定するための基盤2は車体3の一部にねじ4
等により固定されている。この基盤2の中央部
に、支持軸5に支持されて係合突起部6が設けら
れている。係合突起部6は中央に上下方向に貫通
する挿入穴6aが開設され、外周面の略上半分が
上方から下方に向かつて漸次拡開するテーパ面6
bに形成されるとともに、該テーパ面6bの下部
を軸心方向に凹ませて係合段部6cが形成された
ものである。支持軸5は、挿通穴6aに上方から
挿通されるとともに、その下端をナツト7の締め
付けによつて基盤2に固定されている。また、こ
の支持軸5の頭部5aと挿通孔6aの底壁との間
に第一ばね体8が装着されている。すなわち、係
合突起部6は通常第一ばね体8の付勢力によつて
基盤2に吸音部材16を介して圧接された状態に
あるが、適宜該係合突起部6は第一ばね体8の付
勢力に対抗して上下動可能となつている。
一方、電気器具本体1の下部底面中央に凹部9
が形成され、この凹部9内の両側に前記係合突起
部6の係合段部6cと係合する係合突部10,1
0がケース11内に収納されて設けられている。
この係合突部10はケース11の内側壁11aか
ら中心方向に突出して設けられるとともに、該係
合突部10の背板10aとケース11の外側壁1
1bとの間に装着された第二ばね体12によつて
半径方向(第6図において左右方向)に移動可
能、すなわちケース11内に退没可能に設けられ
ている。
しかして、上記構成の電気器具本体1を基盤2
上に係合固定する場合には、第7図に示すよう
に、まず基盤2上に電気器具本体1の下部を対向
させ、電気器具本体1の下部に設けられた係合突
部10を基盤2に取り付けられた係合突起部6の
テーパ面6bに当接させる。仮置きの場合にはこ
の第7図の状態となつている。
次にこの状態で電気器具本体1を上方から押し
込むことにより、係合突部10がテーパ面6bに
摺接して外方に広げられ、つまりケース11内に
退没される。さらに押し込むと、係合突部10は
テーパ面6bの下縁部を乗り越えて係合段部6c
と係合し、第7図に示すように電気器具本体1が
基盤2上に固定されるものである。
また電気器具本体1の電源接続部の構造を示す
第4図および第5図において、12は電気器具本
体1の底部に設けられた機器側接続部、13は基
盤2上に設けられた車体側接続部である。機器側
接続部12には、使用されている配線構成によつ
て2本または3本の電極端子(電源端子)20,
20…が設けられている。車体側接続部13に
は、前記電極端子20に対応した数の電極挿入部
(電源端子)30,30…が設けられている。車
体側接続部13は、基盤2上に立設された2本の
支持金具14によつて挟み付ける状態で該基盤2
上に係合保持されている。すなわち、鉤形に屈曲
形成された支持金具14の屈曲先端部14aが車
体側接続部13の両側壁に形成された縦長の凹陥
部13aにそれぞれ嵌入され、車体側接続部13
はこの凹陥部13aの高さ方向の幅11の範囲内
で基盤2に対して上下動可能に設けられている。
これは車の走行中の振動によつて電気器具本体1
が振動した場合に、この電気器具本体1の振動に
対して車体側接続部13を追従できるようにし、
電源接続部の外れを防止するためである。
ここで第5図は電気器具本体1を基盤2上に載
置した仮置きの状態を示し、また第4図は電気器
具本体1を基盤2上に固定した状態を示す。なお
ここで17は車体側接続部13の両側面に取り付
けられた挟持部材で、電気器具本体1の固着時に
機器側接続部12を両側から挟持するものであ
る。また18は電源コードである。
次に電気器具本体1を基盤2上に仮置きした際
の電源接続部の構造、特に電極端子20と電極挿
入部30との関係を第1図ないし第3図の概略図
で示す。なおこの第1図ないし第3図において
は、電極端子20と電極挿入部30との接続関係
をより分かり易くするため、特に電気器具本体1
の底部に設けられた機器接続部12、及び基盤上
に設けられた車体側接続部13を省略して図示し
ている。
第1図および第2図は三線式の配線関係を有す
る電気器具本体の各電極端子と各電極挿入部との
関係を示したものである。
第1図は、電気器具本体1の下部に設けられた
各電極端子21,22,23のうち、中央に位置
するコントロール回路の電極端子22の長さをそ
の両側に位置する給電回路の各電極端子21,2
3の長さより短く形成するとともに、これら各電
極端子21,22,23に対応する基盤2上の各
電極挿入部31,32,33は同一形状、同一高
さに形成したものである。すなわちコントロール
回路の電極端子22を給電回路の電極端子21,
23より長さ12だけ短くしている。この場合電
気器具本体1を基盤2上に仮置きした状態では、
両側の電極端子21,23がこれらに対応する基
盤2上の電極挿入部31,33にそれぞれ接触
し、中央の電極端子22がこれに対応する電極挿
入部32と非接触の状態になる。
すなわち、この状態を第9図に示す従来の回路
に対応させて説明すると、電気器具本体1の仮置
き状態では、電極線cとアース線dとが接続され
るものの、リレーfを制御するコントロール線e
は非接続状態となることから、リレーfはオフ状
態となつて電源cを開いた状態に保つている。し
たがつて、電源線cとアース線dとが接続して
も、負荷に電源を供給する給電回路は形成されな
いので、電極の損傷が防止できるようになつてい
る。また第2図は、電気器具本体1の下部に設け
られた各電極端子24,25,26の長さをそれ
ぞれ異ならせたもので、左側の給電回路の電極端
子24を最も長く、中央のコントロール回路の電
極端子25を最も短く形成したものである。すな
わち左側の電極端子24に対して右側の電極端子
26の長さを14だけ短くし、左側の電極端子2
4に対して中央の電極端子25を長さ13だけ短
くしたものである。この場合、電気器具本体1を
基盤2上に仮置きした状態では、左側の電極端子
24のみがこれに対応する基盤2上の電極挿入部
34に接触するか、もしくは両側の電極端子2
4,26がこれらに対応する基盤2上の各電極挿
入部34,36にそれぞれ接触することになり、
少なくとも中央の電極端子25とこれに対応する
電極挿入部35とが非接続の状態になる。したが
つて、この場合も同様に電極の存在を防止できる
ことがわかるであろう。
第3図は二線式の配線構成を有する電気器具本
体1の両電極端子27,28と基盤2上に設けら
れた両電極挿入部37,38との関係を示し、給
電回路の一方の電極端子28の長さを給電回路の
他方の電極端子27の長さより長さ15だけ短く
形成したものである。この場合、電気器具本体1
を基盤2上に仮置きした状態では、一方の電極端
子28とこれに対応する基盤2上の電極挿入部3
8とが非接触の状態になる。
以上のように構成すると、電気器具本体1が基
盤2上に仮置き状態になつたとしても、給電回路
の電極に電圧が印加されないので、不安定な接続
状態であつてもアーク放電が発生せず、電極の損
傷を防止することができる。ただし、上記いずれ
の場合(第1図ないし第3図)においても、短く
形成した電極端子は、電気器具本体1を基盤2上
に確実に係合固定したとき、電極挿入部に確実に
挿入される長さであることは当然である。
なお、上記各実施例(第1図ないし第3図)で
は、電極端子の長さを変えることによつて目的を
達成しているが、電極端子の長さは同一とし、電
極挿入部の寸法を変えることにより、もしくは基
盤2の上面に凹凸を設けて電極挿入部が設けられ
る高さ位置を変えることにより目的を達成するよ
うにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の車載用電気器具
の電源接続構造は、車体に固定された基盤と、こ
の基盤上に着脱自在に設置される電気器具本体と
からなり、前記電気器具本体底面と基盤上面とに
それぞれ係合機構を設けて基盤上にて電気器具本
体を固定できるように構成するとともに、基盤上
の車体側接続部に設けられた複数個の電源端子と
電気機器本体底面の機器側接続部に設けられた複
数個の電源端子とが電気器具本体の載置固定状態
で接続されることにより給電回路が形成されて基
盤側から電気器具本体に電源を供給するものにお
いて、前記車体側接続部が前記基盤に対して上下
動可能に設けられ、前記電気器具本体が基盤上に
載置されながら基盤と電気器具本体との係合機構
が完全には係合していない仮置き状態では、前記
複数個の電源端子のうち少なくとも1つの電源端
子が相手方の電源端子に接続されない長さに設け
られているため、電気器具本体底面と基盤上面と
に設けられた係合機構が完全に係合していない仮
置き状態のままで放置され、車が走行して電気器
具本体に振動が加えられたとしても、電気器具本
体の電気負荷への給電回路が形成されず、この給
電回路を形成する電源端子にアーク放電が発生す
ることがなく、電源端子が保護されるという優れ
た効果を奏するものである。
また、電気器具本体と基盤とを係合させて使用
に供する状態で、車が走行して車の振動により電
気器具本体が振動した場合に、この電気器具本体
の振動に対して車体側接続部が上下動して追従す
るので、車体の振動により車体側接続部の電源端
子と電気器具本体の電源端子の外れを防止するこ
とができ、振動により加わる衝撃で電源端子が破
損されるのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案の1実施例を示
し、第1図ないし第3図は電気器具本体底部の機
器接続部及び基盤上の車体側接続部を省略した状
態での電極端子と電極挿入部との関係を示す図、
第4図および第5図は電源接続構造を示す一部切
欠いた側面図、第6図および第7図は車体への取
付構造を示す縦断面図、第8図は二線式の配線
図、第9図は三線式の配線図である。 1……電気器具本体、2……基盤、3……車
体、6……係合突起部、6c……係合段部、10
……係合突部、12……機器側接続部、13……
車体側接続部、20〜28……電極端子(電源端
子)、30〜38……電源挿入部(電源端子)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体に固定された基盤と、この基盤上に着脱自
    在に設置される電気器具本体とからなり、 前記電気器具本体底面と基盤上面とにそれぞれ
    係合機構を設けて基盤上にて電気器具本体を固定
    できるように構成するとともに、基盤上の車体側
    接続部に設けられた複数個の電源端子と電気器具
    本体底面の機器側接続部に設けられた複数個の電
    源端子とが電気器具本体の載置固定状態で接続さ
    れることにより給電回路が形成されて基盤側から
    電気器具本体に電源を供給するものにおいて、 前記車体側接続部が前記基盤に対して上下動可
    能に設けられ、前記電気器具本体が基盤上に載置
    されながら基盤と電気器具本体との係合機構が完
    全には係合していない仮置き状態では、前記複数
    個の電源端子のうち少なくとも1つの電源端子が
    相手方の電源端子に接続されない長さに設けら
    れ、電気器具本体の電気負荷への給電回路を形成
    することのないようにしたことを特徴とする車載
    用電気器具の電源接続構造。
JP1986044604U 1985-06-18 1986-03-25 Expired - Lifetime JPH0517824Y2 (ja)

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US06/875,583 US4767337A (en) 1985-06-18 1986-06-18 Power-connection/car-mounting device
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