JPH05180581A - 炉内モニタ装置 - Google Patents
炉内モニタ装置Info
- Publication number
- JPH05180581A JPH05180581A JP34616791A JP34616791A JPH05180581A JP H05180581 A JPH05180581 A JP H05180581A JP 34616791 A JP34616791 A JP 34616791A JP 34616791 A JP34616791 A JP 34616791A JP H05180581 A JPH05180581 A JP H05180581A
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- JP
- Japan
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- tight box
- light
- furnace
- window
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】透光窓を介してタイトボックス内をモニタする
に際し、透光窓の曇りと連結手段の破損問題を解消す
る。 【構成】ガラスレンズ5を可動シール部材7cを用いて
空間S内に封入する。可動シール部材7cはシート面7
a及び保持具6に対して非拘束であり、タイトボックス
2の熱歪による変位を吸収すると同時に、差圧フローガ
スの空間Sへの流入を許容する。その流入時に、案内面
7dに沿ってガラスレンズ5の内面5bに差圧フローガ
スを導き、その部位をパージさせる。
に際し、透光窓の曇りと連結手段の破損問題を解消す
る。 【構成】ガラスレンズ5を可動シール部材7cを用いて
空間S内に封入する。可動シール部材7cはシート面7
a及び保持具6に対して非拘束であり、タイトボックス
2の熱歪による変位を吸収すると同時に、差圧フローガ
スの空間Sへの流入を許容する。その流入時に、案内面
7dに沿ってガラスレンズ5の内面5bに差圧フローガ
スを導き、その部位をパージさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業炉一般に適用して
炉内の処理物の状態変化をモニタするために有用となる
炉内モニタ装置に関するものである。
炉内の処理物の状態変化をモニタするために有用となる
炉内モニタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工業炉一般において、処理中の炉内試料
をモニタしたいという強い要望が従来からある。そこで
近時においては、炉内モニタ装置として、炉壁およびタ
イトボックスに開口部を設け、炉壁の開口部にガラス窓
などの透光窓を取着して、その窓を介して炉内を覗き込
めるようにしたものが考えられている。
をモニタしたいという強い要望が従来からある。そこで
近時においては、炉内モニタ装置として、炉壁およびタ
イトボックスに開口部を設け、炉壁の開口部にガラス窓
などの透光窓を取着して、その窓を介して炉内を覗き込
めるようにしたものが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成は、ガラス窓の内面をタイトボックス内若しくはそ
れとの連通空間内に気密に封入しておく必要がある。し
かして、単に炉壁とタイトボックスの間を筒体などの連
結部材を用いて機械的に連結した場合には、タイトボッ
クス内に充満するワックス等の炉内ガスがガラス窓の内
面付近に達してガラスを曇らせ、この曇りにより炉内の
試料が見辛くなり、モニタが困難になるという問題を生
じる。また、タイトボックスは常温から千数百度の間で
使用され温度変化に伴って膨脹、収縮するのが通例であ
るが、そのような単純な連結構造がとられると、タイト
ボックスの熱歪により炉壁に対するタイトボックスの相
対変位が生じた場合に、連結部にこじれ力が働いて連結
部材が外れ、ワックス等がタイトボックス外に流出して
炉内汚染を進行させるという深刻な問題に発展する。さ
らに、炉の目的からして炉内は可及的に均等加熱される
ことが望ましいのであるが、逆にこのような均熱化が進
むほど、試料を含めた炉内全体からの赤外領域の発光現
象により試料に陰影(コントラスト)が付きにくくな
り、たとえ曇りのない透光窓から覗き込んでも形状の識
別が困難となるケースを生じ得る。
構成は、ガラス窓の内面をタイトボックス内若しくはそ
れとの連通空間内に気密に封入しておく必要がある。し
かして、単に炉壁とタイトボックスの間を筒体などの連
結部材を用いて機械的に連結した場合には、タイトボッ
クス内に充満するワックス等の炉内ガスがガラス窓の内
面付近に達してガラスを曇らせ、この曇りにより炉内の
試料が見辛くなり、モニタが困難になるという問題を生
じる。また、タイトボックスは常温から千数百度の間で
使用され温度変化に伴って膨脹、収縮するのが通例であ
るが、そのような単純な連結構造がとられると、タイト
ボックスの熱歪により炉壁に対するタイトボックスの相
対変位が生じた場合に、連結部にこじれ力が働いて連結
部材が外れ、ワックス等がタイトボックス外に流出して
炉内汚染を進行させるという深刻な問題に発展する。さ
らに、炉の目的からして炉内は可及的に均等加熱される
ことが望ましいのであるが、逆にこのような均熱化が進
むほど、試料を含めた炉内全体からの赤外領域の発光現
象により試料に陰影(コントラスト)が付きにくくな
り、たとえ曇りのない透光窓から覗き込んでも形状の識
別が困難となるケースを生じ得る。
【0004】本発明は、これらの不具合を伴うことなく
炉内の試料を適切にモニタできるようにした炉内モニタ
装置を提供することを目的としている。
炉内の試料を適切にモニタできるようにした炉内モニタ
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0006】すなわち、本発明に係る炉内モニタ装置
は、炉内に配置され開口部を有するタイトボックスと、
炉壁の気密性を保って該炉壁に保持され前記開口部に対
設される透光窓と、この透光窓と前記タイトボックスの
間に配設され透光窓の内面をタイトボックス内若しくは
それとの連通空間内に封入する連結手段とを具備してな
る装置である。そして、前記連結手段を、透光窓に対す
るタイトボックスの相対変位を許容し且つタイトボック
スの外部から内部へ差圧フローガスの流通を許容する可
動シール部材を主体に構成し、その可動シール部材を通
過した差圧フローガスを経過的に透光窓の内面に導くよ
うにしたことを特徴とする。
は、炉内に配置され開口部を有するタイトボックスと、
炉壁の気密性を保って該炉壁に保持され前記開口部に対
設される透光窓と、この透光窓と前記タイトボックスの
間に配設され透光窓の内面をタイトボックス内若しくは
それとの連通空間内に封入する連結手段とを具備してな
る装置である。そして、前記連結手段を、透光窓に対す
るタイトボックスの相対変位を許容し且つタイトボック
スの外部から内部へ差圧フローガスの流通を許容する可
動シール部材を主体に構成し、その可動シール部材を通
過した差圧フローガスを経過的に透光窓の内面に導くよ
うにしたことを特徴とする。
【0007】炉内の均熱化によって試料の輪郭が不鮮明
になることを防止するためには、透光窓の外面側から開
口部を介してタイトボックス内に紫外線を照射する投光
手段と、タイトボックス内から開口部を介して放出され
る光を透光窓の外面側において受光しそのうち紫外線を
選択的に取り出す受光手段とを設けることが有効とな
る。
になることを防止するためには、透光窓の外面側から開
口部を介してタイトボックス内に紫外線を照射する投光
手段と、タイトボックス内から開口部を介して放出され
る光を透光窓の外面側において受光しそのうち紫外線を
選択的に取り出す受光手段とを設けることが有効とな
る。
【0008】簡便な構成で紫外線選択機能を具備するた
めには、その受光手段に赤外線除去フィルタを設けてお
くか、その受光手段を赤外線に反応せず紫外線に反応す
る程度の感度に設定しておくこと等が有効となる。
めには、その受光手段に赤外線除去フィルタを設けてお
くか、その受光手段を赤外線に反応せず紫外線に反応す
る程度の感度に設定しておくこと等が有効となる。
【0009】
【作用】このような構成のものであると、可動シール部
材を通過し経過的に透光窓の内面に導かれた差圧フロー
ガス流は、透光窓の内面付近に存在するワックス等の処
理ガスをタイトボックス内に向かって逸散させるパージ
ガスとして作用することになる。このため、透光窓の内
面をタイトボックス内若しくはそれとの連通空間内に封
入しても、その透光窓が炉内ガスにより曇るという不都
合を解消することができる。しかも、このものは炉壁に
固着される透光窓とこの透光窓に対面するタイトボック
スの間を可動シール部材を有した連結手段を介して相対
変位可能に接続するものであるため、タイトボックスに
膨脹、収縮が生じても、連結手段にこじれ力が働くこと
がなく、可動シール部材による適切なシール効果を保持
することができる。
材を通過し経過的に透光窓の内面に導かれた差圧フロー
ガス流は、透光窓の内面付近に存在するワックス等の処
理ガスをタイトボックス内に向かって逸散させるパージ
ガスとして作用することになる。このため、透光窓の内
面をタイトボックス内若しくはそれとの連通空間内に封
入しても、その透光窓が炉内ガスにより曇るという不都
合を解消することができる。しかも、このものは炉壁に
固着される透光窓とこの透光窓に対面するタイトボック
スの間を可動シール部材を有した連結手段を介して相対
変位可能に接続するものであるため、タイトボックスに
膨脹、収縮が生じても、連結手段にこじれ力が働くこと
がなく、可動シール部材による適切なシール効果を保持
することができる。
【0010】一方、タイトボックス内に向けて紫外線を
投光し、タイトボックス内から放出される紫外線反射光
を取り出すように構成すれば、赤外線の影響を排除した
状態、すなわち、赤外線が存在せず暗室のタイトボック
ス内に白色光が照射したときと同じ状態で、試料に陰影
をつけることができる。このため、タイトボックス内が
均熱化した状態にあっても、試料の輪郭を鮮明に捉える
ことが可能になる。
投光し、タイトボックス内から放出される紫外線反射光
を取り出すように構成すれば、赤外線の影響を排除した
状態、すなわち、赤外線が存在せず暗室のタイトボック
ス内に白色光が照射したときと同じ状態で、試料に陰影
をつけることができる。このため、タイトボックス内が
均熱化した状態にあっても、試料の輪郭を鮮明に捉える
ことが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を、図1を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】この炉内モニタ装置は、炉1内に、開口部
2aを有したタイトボックス2を配置するとともに、炉
1の外壁をなす炉壁3とその内側の断熱材4とを貫通さ
せて炉1外より透光窓5を有した保持具6を挿入し、こ
の保持具6と前記タイトボックス1の間を連結手段7を
介して連結している。
2aを有したタイトボックス2を配置するとともに、炉
1の外壁をなす炉壁3とその内側の断熱材4とを貫通さ
せて炉1外より透光窓5を有した保持具6を挿入し、こ
の保持具6と前記タイトボックス1の間を連結手段7を
介して連結している。
【0013】タイトボックス2は、筒状本体2bの開口
端に試料挿脱用の蓋体2cを接合してなるグラファイト
製のもので、本体2bの底部に、炉1外の排気手段に直
接連通する排気系路8が接続されている。この排気系路
8は、タイトボックス2内のワックスベーパ等を排気す
るのは勿論であるが、炉壁3底部のガス導入口3aを介
して炉1内に導入された不活性ガス等をタイトボックス
2の接合隙間2dを介してタイトボックス2内に流入さ
せ排気する役割をも果たす。このように、タイトボック
ス2外にガスを導入しタイトボックス2内より排気する
手法を一般に差圧フロー方式と称し、タイトボックス2
内に存在するワックスベーパ等の炉1への漏出を防止し
て、断熱材4、炉壁3、ヒータ9などの炉内構成要素を
汚染から有効に保護する。また、前記タイトボックス2
の内部にシャフト10に支持されたターンテーブル11
を配設し、そのターンテーブル11に試料Wを載設し
て、シャフト10の炉貫通端に接続したモータ12によ
って駆動するようにしている。
端に試料挿脱用の蓋体2cを接合してなるグラファイト
製のもので、本体2bの底部に、炉1外の排気手段に直
接連通する排気系路8が接続されている。この排気系路
8は、タイトボックス2内のワックスベーパ等を排気す
るのは勿論であるが、炉壁3底部のガス導入口3aを介
して炉1内に導入された不活性ガス等をタイトボックス
2の接合隙間2dを介してタイトボックス2内に流入さ
せ排気する役割をも果たす。このように、タイトボック
ス2外にガスを導入しタイトボックス2内より排気する
手法を一般に差圧フロー方式と称し、タイトボックス2
内に存在するワックスベーパ等の炉1への漏出を防止し
て、断熱材4、炉壁3、ヒータ9などの炉内構成要素を
汚染から有効に保護する。また、前記タイトボックス2
の内部にシャフト10に支持されたターンテーブル11
を配設し、そのターンテーブル11に試料Wを載設し
て、シャフト10の炉貫通端に接続したモータ12によ
って駆動するようにしている。
【0014】保持具6は、2重筒構造を有するもので、
外筒6aの先端部に気密に透光窓たるガラスレンズ5を
装着するとともに、そのガラスレンズ5の外面5aに、
基端部6bから内筒6c内に挿入した受光器たる光ファ
イバケーブル13の受感部13aを近接配置している。
また、外筒6aの基端近傍部および内筒6cの基端近傍
部にはそれぞれ冷却液導入口6dおよび冷却液導出口6
eが設けられ、冷却液導入口6dから導入した冷却液
を、図中矢印(破線)に示すごとく、外筒6aと内筒6
cの間の環状隙間に沿ってガラスレンズ5の外面5aま
で導き、そこから内筒6cと光ファイバケーブル13の
間の円環状隙間に送り込み、しかる後、冷却液導出口6
eから排出するようにしている。これによりガラスレン
ズ5は耐熱温度以下に冷却される。
外筒6aの先端部に気密に透光窓たるガラスレンズ5を
装着するとともに、そのガラスレンズ5の外面5aに、
基端部6bから内筒6c内に挿入した受光器たる光ファ
イバケーブル13の受感部13aを近接配置している。
また、外筒6aの基端近傍部および内筒6cの基端近傍
部にはそれぞれ冷却液導入口6dおよび冷却液導出口6
eが設けられ、冷却液導入口6dから導入した冷却液
を、図中矢印(破線)に示すごとく、外筒6aと内筒6
cの間の環状隙間に沿ってガラスレンズ5の外面5aま
で導き、そこから内筒6cと光ファイバケーブル13の
間の円環状隙間に送り込み、しかる後、冷却液導出口6
eから排出するようにしている。これによりガラスレン
ズ5は耐熱温度以下に冷却される。
【0015】連結手段7は、タイトボックス2の開口部
2aに装着したシート面7aを有する受枠7bと、前記
保持具6の先端外周に遊嵌されその保持具6の外面を長
手方向に摺動しながら前記シート面7aに対して着脱す
るワッシャ状の可動シール部材7cとから構成されてお
り、可動シール部材7cよりもシート面7aの径を若干
大径なものにしている。この可動シール部材7cは通
常、タイトボックス2の内外圧力差に付勢されてシート
面7aに添接し、ガラスレンズ5の内面5bをタイトボ
ックス2との連通空間S内に封入する役割を果たすが、
その添接力はさほど大きいものでないため、可動シール
部材7cとシート面7aの隙間を介して若干量の差圧フ
ローガスの流通を許容するようになっている。また、受
枠7bには、可動シール部材7cを通過した後の差圧フ
ローガスを経過的にガラスレンズ5の内面5b近傍に導
くための案内面7dが形成してある。
2aに装着したシート面7aを有する受枠7bと、前記
保持具6の先端外周に遊嵌されその保持具6の外面を長
手方向に摺動しながら前記シート面7aに対して着脱す
るワッシャ状の可動シール部材7cとから構成されてお
り、可動シール部材7cよりもシート面7aの径を若干
大径なものにしている。この可動シール部材7cは通
常、タイトボックス2の内外圧力差に付勢されてシート
面7aに添接し、ガラスレンズ5の内面5bをタイトボ
ックス2との連通空間S内に封入する役割を果たすが、
その添接力はさほど大きいものでないため、可動シール
部材7cとシート面7aの隙間を介して若干量の差圧フ
ローガスの流通を許容するようになっている。また、受
枠7bには、可動シール部材7cを通過した後の差圧フ
ローガスを経過的にガラスレンズ5の内面5b近傍に導
くための案内面7dが形成してある。
【0016】なお、光ファイバケーブル13に受光され
た光は、他端においてカメラや目視等により受光され
る。
た光は、他端においてカメラや目視等により受光され
る。
【0017】このような構成のものであると、ガス導入
口3aより導入されたガスの一部は、図中矢印(実線)
に沿って可動シール部材7cとシート面7aとの隙間を
通過し、ガラスレンズ5の内面5b付近を経過的に通過
した後、タイトボックス2内を経て排気系路8より排気
されることになる。その際、タイトボックス2内の処理
ガス、たとえばワックスベーパがガラスレンズ5の内面
5b近傍に存在していても、そのワックスベーパは差圧
フローガスによってその場所からタイトボックス2内に
向かってパージされる。このため、図示のようにガラス
レンズ5をタイトボックス2の開口部2aに対面配置し
ても、そのガラスレンズ5がワックスベーパ等により曇
るという不都合を解消することができる。このように視
認性が良好となる上に、この実施例はガラスレンズ5を
タイトボックス2に対して極力近づけ、そのガラスレン
ズ5に入光する光を光ファイバケーブル13を介して取
り出すようにしている。このため、従来の覗き窓から見
る視野よりも格段に広角な視野でタイトボックス2内を
観察することができ、カメラ等で受光しそれに画像処理
などを施せば一層鮮明な画像を再生することもできる。
さらに、図示のものは試料Wがターンテーブル11上で
回転可能であるので、ガラスレンズ5を1箇所にのみ設
けておいても全方位からの観測を行うことが可能にな
る。
口3aより導入されたガスの一部は、図中矢印(実線)
に沿って可動シール部材7cとシート面7aとの隙間を
通過し、ガラスレンズ5の内面5b付近を経過的に通過
した後、タイトボックス2内を経て排気系路8より排気
されることになる。その際、タイトボックス2内の処理
ガス、たとえばワックスベーパがガラスレンズ5の内面
5b近傍に存在していても、そのワックスベーパは差圧
フローガスによってその場所からタイトボックス2内に
向かってパージされる。このため、図示のようにガラス
レンズ5をタイトボックス2の開口部2aに対面配置し
ても、そのガラスレンズ5がワックスベーパ等により曇
るという不都合を解消することができる。このように視
認性が良好となる上に、この実施例はガラスレンズ5を
タイトボックス2に対して極力近づけ、そのガラスレン
ズ5に入光する光を光ファイバケーブル13を介して取
り出すようにしている。このため、従来の覗き窓から見
る視野よりも格段に広角な視野でタイトボックス2内を
観察することができ、カメラ等で受光しそれに画像処理
などを施せば一層鮮明な画像を再生することもできる。
さらに、図示のものは試料Wがターンテーブル11上で
回転可能であるので、ガラスレンズ5を1箇所にのみ設
けておいても全方位からの観測を行うことが可能にな
る。
【0018】一方、このものはガラスレンズ5の内面5
bを可動シール部材7cを有した連結手段7を介してタ
イトボックス2内若しくはそれとの連通空間S内に封入
しているので、タイトボックス2の膨脹、収縮に伴って
ガラスレンズ5に対するタイトボックス2の位置が3次
元方向に相対変位しても、可動シール部材7cがシート
面7a上を相対的にスライドするか、あるは可動シール
部材7cが保持具6の外周を相対的に進退するかして、
その変位を吸収する。このため、この構造においてはタ
イトボックス2の熱歪に影響されることなく適切なシー
ル性を保持することができる。
bを可動シール部材7cを有した連結手段7を介してタ
イトボックス2内若しくはそれとの連通空間S内に封入
しているので、タイトボックス2の膨脹、収縮に伴って
ガラスレンズ5に対するタイトボックス2の位置が3次
元方向に相対変位しても、可動シール部材7cがシート
面7a上を相対的にスライドするか、あるは可動シール
部材7cが保持具6の外周を相対的に進退するかして、
その変位を吸収する。このため、この構造においてはタ
イトボックス2の熱歪に影響されることなく適切なシー
ル性を保持することができる。
【0019】なお、ガラスレンズ5に対する冷却効果が
小さい場合には、ガラス5と光ファイバケーブル13と
の間に冷却液を導入して冷却効果を高めることもでき
る。また、タイトボックス2内が暗室もしくはそれに近
い状態にあったり、高温時の発光により試料の輪郭が不
鮮明になる場合などのために、光ファイバケーブル13
の束の一部を投光用として用い、その光により試料Wに
陰影をつけて、反射光を残りの束で捕らえるようにして
もよい。その場合の光源としては紫外線ランプ等が好適
となる。紫外線ランプを用いた場合には、赤外線の影響
を排除した状態、すなわち、赤外線が存在せず暗室のタ
イトボックス2内に白色光が照射したときと同じ状態
で、試料Wに陰影をつけることができる。このため、タ
イトボックス2内が均熱化した状態にあっても、試料W
のみの輪郭を鮮明に捉えることが可能になる。
小さい場合には、ガラス5と光ファイバケーブル13と
の間に冷却液を導入して冷却効果を高めることもでき
る。また、タイトボックス2内が暗室もしくはそれに近
い状態にあったり、高温時の発光により試料の輪郭が不
鮮明になる場合などのために、光ファイバケーブル13
の束の一部を投光用として用い、その光により試料Wに
陰影をつけて、反射光を残りの束で捕らえるようにして
もよい。その場合の光源としては紫外線ランプ等が好適
となる。紫外線ランプを用いた場合には、赤外線の影響
を排除した状態、すなわち、赤外線が存在せず暗室のタ
イトボックス2内に白色光が照射したときと同じ状態
で、試料Wに陰影をつけることができる。このため、タ
イトボックス2内が均熱化した状態にあっても、試料W
のみの輪郭を鮮明に捉えることが可能になる。
【0020】次に、本発明の第2実施例を、図2を参照
して説明する。
して説明する。
【0021】このものは、炉101内に配置され開口部
102aを有するタイトボックス102と、炉壁103
の気密性を保って該炉壁103に保持具106を介して
保持され前記開口部102aに対設される透光窓たるガ
ラスレンズ105と、このガラスレンズ105と前記タ
イトボックス102の間に配設されガラスレンズ105
の内面105bをタイトボックス102との連通空間S
内に封入する連結手段107とを具備してなる。連結手
段107は、タイトボックス102の開口部102aを
包囲する位置に止着したラッパ状のグラフォイル成形体
107aと、前記保持具106の内面に形成したシート
面106aと、前記グラフォイル成形体107aの外周
に相対摺動可能に遊嵌されタイトボックス2の内外圧力
差およびバネ109により前記シート面106aに着座
させられる可動シール部材107cとから構成され、可
動シール部材107cの径よりもシート面106aの径
を若干大径なものにしている。110は前記ガラスレン
ズ105の外面に対設されたCCDカメラである。
102aを有するタイトボックス102と、炉壁103
の気密性を保って該炉壁103に保持具106を介して
保持され前記開口部102aに対設される透光窓たるガ
ラスレンズ105と、このガラスレンズ105と前記タ
イトボックス102の間に配設されガラスレンズ105
の内面105bをタイトボックス102との連通空間S
内に封入する連結手段107とを具備してなる。連結手
段107は、タイトボックス102の開口部102aを
包囲する位置に止着したラッパ状のグラフォイル成形体
107aと、前記保持具106の内面に形成したシート
面106aと、前記グラフォイル成形体107aの外周
に相対摺動可能に遊嵌されタイトボックス2の内外圧力
差およびバネ109により前記シート面106aに着座
させられる可動シール部材107cとから構成され、可
動シール部材107cの径よりもシート面106aの径
を若干大径なものにしている。110は前記ガラスレン
ズ105の外面に対設されたCCDカメラである。
【0022】このような構成によっても、ガラスレンズ
105の内面105b近傍に存在するワックスベーパ等
を可動シール部材107cとシート面106aとの隙間
より流入した差圧フローガスによってその場所からパー
ジし、ガラスレンズ105の視認性を良好にすることが
できる。また、グラフォイル成形体107aをラッパ状
にしているので、従来の覗き窓から見る視野よりも遥か
に広角な視野でタイトボックス102内を観察すること
ができる。勿論、この実施例においても、タイトボック
ス102の膨脹、収縮に伴ってガラスレンズ105に対
するタイトボックス102の3次元方向の相対変位が生
じても、それが可動シール部材107cにおいて吸収さ
れるため、タイトボックス102の熱歪に影響されるこ
となく適切なシール性を保持することが可能である。ま
た、この構成はガラスレンズ105をタイトボックス1
02から遠ざけて配置したため、該レンズ105に対す
る冷却は従来から炉壁103に付帯するウォータジャケ
ット111において行うことができ、別段の冷却機構を
不要にできる効果もある。
105の内面105b近傍に存在するワックスベーパ等
を可動シール部材107cとシート面106aとの隙間
より流入した差圧フローガスによってその場所からパー
ジし、ガラスレンズ105の視認性を良好にすることが
できる。また、グラフォイル成形体107aをラッパ状
にしているので、従来の覗き窓から見る視野よりも遥か
に広角な視野でタイトボックス102内を観察すること
ができる。勿論、この実施例においても、タイトボック
ス102の膨脹、収縮に伴ってガラスレンズ105に対
するタイトボックス102の3次元方向の相対変位が生
じても、それが可動シール部材107cにおいて吸収さ
れるため、タイトボックス102の熱歪に影響されるこ
となく適切なシール性を保持することが可能である。ま
た、この構成はガラスレンズ105をタイトボックス1
02から遠ざけて配置したため、該レンズ105に対す
る冷却は従来から炉壁103に付帯するウォータジャケ
ット111において行うことができ、別段の冷却機構を
不要にできる効果もある。
【0023】なお、この実施例においても、前記ガラス
レンズ105の近くに透光手段たる紫外線ランプ112
を配置し、ハーフミラー113を介してガラスレンズ1
05と同じ方向からタイトボックス102内の試料に投
光し、反射光を赤外線フィルタ114を介して受光手段
たるカメラ110で受光することなども有効になる。こ
のように構成した場合には、赤外線の影響を排除した状
態、すなわち、赤外線が存在せず暗室のタイトボックス
102内に白色光が照射したときと同じ状態で、試料に
陰影をつけることができる。このため、タイトボックス
102内が均熱化した状態にあっても、試料の輪郭を鮮
明に捉えることが可能になる。また、対流による像のゆ
らぎは画像信号を平均化処理することにより効果的に除
去される。
レンズ105の近くに透光手段たる紫外線ランプ112
を配置し、ハーフミラー113を介してガラスレンズ1
05と同じ方向からタイトボックス102内の試料に投
光し、反射光を赤外線フィルタ114を介して受光手段
たるカメラ110で受光することなども有効になる。こ
のように構成した場合には、赤外線の影響を排除した状
態、すなわち、赤外線が存在せず暗室のタイトボックス
102内に白色光が照射したときと同じ状態で、試料に
陰影をつけることができる。このため、タイトボックス
102内が均熱化した状態にあっても、試料の輪郭を鮮
明に捉えることが可能になる。また、対流による像のゆ
らぎは画像信号を平均化処理することにより効果的に除
去される。
【0024】以上、本発明の実施例について説明した
が、透光窓や可動シール部材の具体的な構造や材質等
は、図示例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
が、透光窓や可動シール部材の具体的な構造や材質等
は、図示例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明の炉内モニタ装置は、以上説明し
た構成であるから、透光窓の内面をタイトボックス内若
しくはそれとの連通空間内に封入してもその透光窓が炉
内ガスにより曇るという不都合を解消することができ
る。しかも、タイトボックスに膨脹、収縮が生じた際に
連結手段の可動シール部材によりその変位を吸収するこ
とができるので、適切なシール効果を持続させることが
できる。さらに、炉内から放出される光のうち赤外線を
カットし、試料にあてた紫外線の反射光のみを選択して
試料を見ることもできるので、タイトボックス内が均熱
化した状態にあっても、試料の輪郭を鮮明に捉えて観測
することが可能になる。
た構成であるから、透光窓の内面をタイトボックス内若
しくはそれとの連通空間内に封入してもその透光窓が炉
内ガスにより曇るという不都合を解消することができ
る。しかも、タイトボックスに膨脹、収縮が生じた際に
連結手段の可動シール部材によりその変位を吸収するこ
とができるので、適切なシール効果を持続させることが
できる。さらに、炉内から放出される光のうち赤外線を
カットし、試料にあてた紫外線の反射光のみを選択して
試料を見ることもできるので、タイトボックス内が均熱
化した状態にあっても、試料の輪郭を鮮明に捉えて観測
することが可能になる。
【図1】本発明の一実施例を示す模式的な断面図。
【図2】本発明の他の実施例を示す模式的な断面図。
1、101…炉 2、102…タイトボックス 2a、102a…開口部 3、103…炉壁 5、105…透光窓(ガラスレンズ) 5b、105b…内面 7、107…連結手段 7c、107c…可動シール部材 S…連通空間 110…受光手段(カメラ) 112…投光手段(紫外線ランプ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀一 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所三条工場内 (72)発明者 中村 治夫 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所三条工場内
Claims (2)
- 【請求項1】炉内に配置され開口部を有するタイトボッ
クスと、炉壁の気密性を保って該炉壁に保持され前記開
口部に対設される透光窓と、この透光窓と前記タイトボ
ックスの間に配設され透光窓の内面をタイトボックス内
若しくはそれとの連通空間内に封入する連結手段とを具
備してなる炉内モニタ装置であって、前記連結手段を、
透光窓に対するタイトボックスの相対変位を許容し且つ
タイトボックスの外部から内部へ差圧フローガスの流通
を許容する可動シール部材を主体に構成し、その可動シ
ール部材を通過した差圧フローガスを経過的に透光窓の
内面に導くようにしたことを特徴とする炉内モニタ装
置。 - 【請求項2】炉内に配置され開口部を有するタイトボッ
クスと、炉壁の気密性を保って該炉壁に保持され前記開
口部に対設される透光窓とを具備してなる炉内モニタ装
置において、前記透光窓の外面側から開口部を介してタ
イトボックス内に紫外線を照射する投光手段と、タイト
ボックス内から開口部を介して放出される光を透光窓の
外面側において受光しそのうち紫外線を選択的に取り出
す受光手段とを設けたことを特徴とする炉内モニタ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34616791A JPH05180581A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 炉内モニタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34616791A JPH05180581A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 炉内モニタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05180581A true JPH05180581A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18381570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34616791A Pending JPH05180581A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 炉内モニタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05180581A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101220712B1 (ko) * | 2010-12-27 | 2013-01-09 | 주식회사 포스코 | 사이트 홀 장치 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP34616791A patent/JPH05180581A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101220712B1 (ko) * | 2010-12-27 | 2013-01-09 | 주식회사 포스코 | 사이트 홀 장치 |
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