JPH05180967A - 核融合装置の支持方法 - Google Patents
核融合装置の支持方法Info
- Publication number
- JPH05180967A JPH05180967A JP3345771A JP34577191A JPH05180967A JP H05180967 A JPH05180967 A JP H05180967A JP 3345771 A JP3345771 A JP 3345771A JP 34577191 A JP34577191 A JP 34577191A JP H05180967 A JPH05180967 A JP H05180967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- deformation
- supporting
- disruption
- vacuum container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】真空容器2は、支持脚14によって架台15に
接続される。この支持脚14は主半径方向30に移動可
能である。これとは別にディスラプションで最も変形の
大きいアウトボード9に主半径方向30に移動可能なよ
うにダンパ1を架台15との間に取り付ける。ダンパ1
はオイル16で満たされたシリンダ17と孔19の開い
たピストン18で構成されている。ダンパ1によって、
べーキングのように遅いモードの変形を吸収し、ディス
ラプションのように早いモードの変形を抑制する。 【効果】ダンパによって、ディスラプションの早いモー
ドの変形を抑制されるので、ディスラプションに対する
真空容器の健全性が向上する。
接続される。この支持脚14は主半径方向30に移動可
能である。これとは別にディスラプションで最も変形の
大きいアウトボード9に主半径方向30に移動可能なよ
うにダンパ1を架台15との間に取り付ける。ダンパ1
はオイル16で満たされたシリンダ17と孔19の開い
たピストン18で構成されている。ダンパ1によって、
べーキングのように遅いモードの変形を吸収し、ディス
ラプションのように早いモードの変形を抑制する。 【効果】ダンパによって、ディスラプションの早いモー
ドの変形を抑制されるので、ディスラプションに対する
真空容器の健全性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、核融合装置における導
電性構造物の支持方法に関する。
電性構造物の支持方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2にトカマク型核融合装置の断面を示
す。図2において、30,31,32の矢印方向を、そ
れぞれ主半径方向30,トロイダル方向31,上下方向
32と定める。装置は真空容器2,ポロイダル磁場コイ
ル3,トロイダル磁場コイル4などの導電性構造物で構
成される。トカマク型核融合装置では、トーラス状の真
空容器2内に強力な磁場を発生し、その磁場によってプ
ラズマ6を閉じ込める。図では磁気面5を示し、磁場は
磁気面5に沿って発生する。プラズマは、抵抗加熱や高
周波加熱によって高温に加熱され、加熱されたプラズマ
中の核融合反応によってエネルギを発生する。このよう
なトカマク型核融合装置において、生成されたプラズマ
が急速に消滅するディスラプションと呼ばれる現象が発
生する。ディスラプションは、プラズマ中のある種の不
安定性によって誘発されると考えられており、現状の技
術でディスラプションが起きないようにすることはでき
ない。そのため、装置はディスラプションが発生しても
健全性を保てるように設計する必要がある。ディスラプ
ションが発生すると、プラズマ中に流れていた大電流が
急激に減衰し、プラズマ中の電流によって保持されてい
た磁気エネルギを保存するように真空容器,ポロイダル
磁場コイル等の導電性構造物に渦電流が流れる。この渦
電流は、プラズマを閉じ込めるために発生していた強力
な磁場と相互作用し、強大な電磁力を導電性構造物に加
えることになる。ディスラプションは、装置の大きさに
もよるが、主半径4mの装置では10ms程度の時間で
プラズマが消滅し、渦電流及び電磁力は400ms程度
の間発生する。
す。図2において、30,31,32の矢印方向を、そ
れぞれ主半径方向30,トロイダル方向31,上下方向
32と定める。装置は真空容器2,ポロイダル磁場コイ
ル3,トロイダル磁場コイル4などの導電性構造物で構
成される。トカマク型核融合装置では、トーラス状の真
空容器2内に強力な磁場を発生し、その磁場によってプ
ラズマ6を閉じ込める。図では磁気面5を示し、磁場は
磁気面5に沿って発生する。プラズマは、抵抗加熱や高
周波加熱によって高温に加熱され、加熱されたプラズマ
中の核融合反応によってエネルギを発生する。このよう
なトカマク型核融合装置において、生成されたプラズマ
が急速に消滅するディスラプションと呼ばれる現象が発
生する。ディスラプションは、プラズマ中のある種の不
安定性によって誘発されると考えられており、現状の技
術でディスラプションが起きないようにすることはでき
ない。そのため、装置はディスラプションが発生しても
健全性を保てるように設計する必要がある。ディスラプ
ションが発生すると、プラズマ中に流れていた大電流が
急激に減衰し、プラズマ中の電流によって保持されてい
た磁気エネルギを保存するように真空容器,ポロイダル
磁場コイル等の導電性構造物に渦電流が流れる。この渦
電流は、プラズマを閉じ込めるために発生していた強力
な磁場と相互作用し、強大な電磁力を導電性構造物に加
えることになる。ディスラプションは、装置の大きさに
もよるが、主半径4mの装置では10ms程度の時間で
プラズマが消滅し、渦電流及び電磁力は400ms程度
の間発生する。
【0003】以下に、主半径4.3m,副半径1.3m,
厚さ20mmのステンレス製の真空容器を持つ装置にお
いて、プラズマが定位置で消滅するディスラプションと
して、プラズマ電流が10MAから10msで消滅した
としたときの渦電流及び変形を数値解析した結果を示
す。図3は、真空容器2に流れる渦電流分布を示してい
る。図における渦電流流線7の密度が電流密度に比例
し、渦電流流線7の方向が渦電流の方向と一致する。こ
の結果より渦電流は主にインボード8及びアウトボード
9に発生し、トロイダル方向31に流れる。この渦電流
がインボード8及びアウトボード9における上下方向3
2の磁場10及び磁場11と相互作用することによって
強力な電磁力12及び電磁力13を発生する。この電磁
力の大きさは最大で1.2MPa にもなる。その方向は
図中の矢印が示す方向であり、主半径方向30に真空容
器2を押しつぶす方向である。この電磁力によって発生
する真空容器の変形を図4に示す。変形においても、強
い電磁力が発生しているインボード8及びアウトボード
9の変形が大きく、主半径方向30に最大で1.0cm
も変形する。この変形によって発生する応力は50kg/m
m2以上となり、この値はステンレスの許容応力の数倍で
ある。このような設計の真空容器では、ディスラプショ
ンによる変形によって破壊する可能性が高いと考えられ
る。またポロイダル磁場コイルでも、ディスラプション
によって主半径方向に電磁力が発生するため、主半径方
向に変形する。このように、真空容器やポロイダル磁場
コイルなどは、ディスラプションによる変形によって破
壊されない強度を持つ構造又は変形を抑制する支持が必
要である。
厚さ20mmのステンレス製の真空容器を持つ装置にお
いて、プラズマが定位置で消滅するディスラプションと
して、プラズマ電流が10MAから10msで消滅した
としたときの渦電流及び変形を数値解析した結果を示
す。図3は、真空容器2に流れる渦電流分布を示してい
る。図における渦電流流線7の密度が電流密度に比例
し、渦電流流線7の方向が渦電流の方向と一致する。こ
の結果より渦電流は主にインボード8及びアウトボード
9に発生し、トロイダル方向31に流れる。この渦電流
がインボード8及びアウトボード9における上下方向3
2の磁場10及び磁場11と相互作用することによって
強力な電磁力12及び電磁力13を発生する。この電磁
力の大きさは最大で1.2MPa にもなる。その方向は
図中の矢印が示す方向であり、主半径方向30に真空容
器2を押しつぶす方向である。この電磁力によって発生
する真空容器の変形を図4に示す。変形においても、強
い電磁力が発生しているインボード8及びアウトボード
9の変形が大きく、主半径方向30に最大で1.0cm
も変形する。この変形によって発生する応力は50kg/m
m2以上となり、この値はステンレスの許容応力の数倍で
ある。このような設計の真空容器では、ディスラプショ
ンによる変形によって破壊する可能性が高いと考えられ
る。またポロイダル磁場コイルでも、ディスラプション
によって主半径方向に電磁力が発生するため、主半径方
向に変形する。このように、真空容器やポロイダル磁場
コイルなどは、ディスラプションによる変形によって破
壊されない強度を持つ構造又は変形を抑制する支持が必
要である。
【0004】真空容器やポロイダル磁場コイルの支持と
して以下のような制約がある。真空容器において、不純
物の少ないプラズマを生成するため、真空容器を400
℃程度まで加熱し、真空容器の内壁の不純物を取り除く
ベーキングという作業が行われる。このベーキングによ
る真空容器の熱膨張は主半径方向に大きく、大型の装置
では2cm以上になる。そのため真空容器の支持は主半
径方向に移動可能な構造とする必要がある。また、超電
導化されたポロイダル磁場コイルでは、通電時に液体ヘ
リウム(沸点−269℃)又は液体窒素(沸点−196
℃)などによって冷却する。そのために発生するポロイ
ダル磁場コイルの熱収縮も主半径方向に大きく数cmと
なる。そのためポロイダル磁場コイルの支持も、主半径
方向に移動可能な構造とする必要がある。
して以下のような制約がある。真空容器において、不純
物の少ないプラズマを生成するため、真空容器を400
℃程度まで加熱し、真空容器の内壁の不純物を取り除く
ベーキングという作業が行われる。このベーキングによ
る真空容器の熱膨張は主半径方向に大きく、大型の装置
では2cm以上になる。そのため真空容器の支持は主半
径方向に移動可能な構造とする必要がある。また、超電
導化されたポロイダル磁場コイルでは、通電時に液体ヘ
リウム(沸点−269℃)又は液体窒素(沸点−196
℃)などによって冷却する。そのために発生するポロイ
ダル磁場コイルの熱収縮も主半径方向に大きく数cmと
なる。そのためポロイダル磁場コイルの支持も、主半径
方向に移動可能な構造とする必要がある。
【0005】このような真空容器の支持として従来の技
術では図5に示すように、真空容器2の下部又はアウト
ボード9に支持脚14を設け、支持脚14を主半径方向
30に移動可能な構造としていた。特公平2−38920号公
報には、真空容器下部の支持脚をトロイダル磁場コイル
間の空間形状に合わせた支持領域の広い台形とする支持
方法が記載されている。しかし、ディスラプションによ
って発生する主半径方向の変形を減少させるための支持
方法について記載されたものは無かった。
術では図5に示すように、真空容器2の下部又はアウト
ボード9に支持脚14を設け、支持脚14を主半径方向
30に移動可能な構造としていた。特公平2−38920号公
報には、真空容器下部の支持脚をトロイダル磁場コイル
間の空間形状に合わせた支持領域の広い台形とする支持
方法が記載されている。しかし、ディスラプションによ
って発生する主半径方向の変形を減少させるための支持
方法について記載されたものは無かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
真空容器及びポロイダル磁場コイルなどは主半径方向に
移動可能な支持であるため、ディスラプションによって
発生する主半径方向の変形に対して効果が無かった。
真空容器及びポロイダル磁場コイルなどは主半径方向に
移動可能な支持であるため、ディスラプションによって
発生する主半径方向の変形に対して効果が無かった。
【0007】本発明の目的は、ディスラプションによっ
て発生する主半径方向の変形を減少させることにある。
て発生する主半径方向の変形を減少させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は真空容器のインボード及びアウトボード、
ポロイダル磁場コイルなどのディスラプションによって
変形を受けやすい部分をダンパを用いて支持することに
よって、べーキングのように遅いモードの変形を吸収
し、ディスラプションのように早いモードの変形を抑制
する。
め、本発明は真空容器のインボード及びアウトボード、
ポロイダル磁場コイルなどのディスラプションによって
変形を受けやすい部分をダンパを用いて支持することに
よって、べーキングのように遅いモードの変形を吸収
し、ディスラプションのように早いモードの変形を抑制
する。
【0009】
【作用】本発明によれば、ディスラプションによって変
形を受けやすい部分をダンパを用いて抑制することによ
って、ディスラプションによる変形が小さくなる。
形を受けやすい部分をダンパを用いて抑制することによ
って、ディスラプションによる変形が小さくなる。
【0010】
【実施例】図1は第1の実施例による核融合装置用真空
容器の説明図である。真空容器2は支持脚14によって
架台15に接続される。この支持脚14は従来技術と同
じく主半径方向30に移動可能である。これとは別にデ
ィスラプションにおいて最も変形の大きいアウトボード
9の中心に、主半径方向30に移動可能なダンパ1を架
台15との間に取り付ける。このダンパ1はオイル16
で満たされたシリンダ17と孔19の開いたピストン1
8で構成されていて、穴19の大きさでピストン18の
移動し易さが決まる。ある変形が起こったときに、その
変形をダンパが吸収するのに必要な時間を時定数と名付
ける。主半径4mの装置では発生する渦電流及び電磁力
は400ms程度の間発生するため、ディスラプション
によって発生する変形も同程度の時間で起こると考えら
れる。その変形を抑制するために、ダンパの時定数はそ
の時間よりも十分に長くなければならない。またベーキ
ングによる真空容器の熱膨張やコイルの超電導化のため
の冷却による熱収縮は数時間程度の時間を掛けてゆっく
りと行われるため、その変形を吸収するためにはダンパ
の時定数をそれよりも短くすればよい。このような時定
数を持つダンパ1によって真空容器2のアウトボード9
の中心を主半径方向30に抑制することによって、ディ
スラプションのように早いモードの変形を抑制しべーキ
ングのように遅いモードの変形を吸収することができ
る。
容器の説明図である。真空容器2は支持脚14によって
架台15に接続される。この支持脚14は従来技術と同
じく主半径方向30に移動可能である。これとは別にデ
ィスラプションにおいて最も変形の大きいアウトボード
9の中心に、主半径方向30に移動可能なダンパ1を架
台15との間に取り付ける。このダンパ1はオイル16
で満たされたシリンダ17と孔19の開いたピストン1
8で構成されていて、穴19の大きさでピストン18の
移動し易さが決まる。ある変形が起こったときに、その
変形をダンパが吸収するのに必要な時間を時定数と名付
ける。主半径4mの装置では発生する渦電流及び電磁力
は400ms程度の間発生するため、ディスラプション
によって発生する変形も同程度の時間で起こると考えら
れる。その変形を抑制するために、ダンパの時定数はそ
の時間よりも十分に長くなければならない。またベーキ
ングによる真空容器の熱膨張やコイルの超電導化のため
の冷却による熱収縮は数時間程度の時間を掛けてゆっく
りと行われるため、その変形を吸収するためにはダンパ
の時定数をそれよりも短くすればよい。このような時定
数を持つダンパ1によって真空容器2のアウトボード9
の中心を主半径方向30に抑制することによって、ディ
スラプションのように早いモードの変形を抑制しべーキ
ングのように遅いモードの変形を吸収することができ
る。
【0011】図6に本実施例を用いた真空容器2のディ
スラプションによる変形を示す。この解析は図4におけ
る解析と異なりポート20の下端21を主半径方向30
に束縛している。下端21を束縛したことは、その部分
がダンパによって支持されていることを模擬している。
図6と図4を比較すると、図6における変形は約3分の
1となっている。これはダンパによってポート20を主
半径方向30に束縛することによって、アウトボード9
も主半径方向30に抑制されるため変形が減少すること
を示している。この変形は下端21を中心に回転する方
向に変形している。この変形を減少させるためにポート
の上端でもダンパによって主半径方向に支持することは
効果がある。また、アウトボードやインボードに直接ダ
ンパを取り付けて主半径方向に支持することも同様に効
果があると考えられる。
スラプションによる変形を示す。この解析は図4におけ
る解析と異なりポート20の下端21を主半径方向30
に束縛している。下端21を束縛したことは、その部分
がダンパによって支持されていることを模擬している。
図6と図4を比較すると、図6における変形は約3分の
1となっている。これはダンパによってポート20を主
半径方向30に束縛することによって、アウトボード9
も主半径方向30に抑制されるため変形が減少すること
を示している。この変形は下端21を中心に回転する方
向に変形している。この変形を減少させるためにポート
の上端でもダンパによって主半径方向に支持することは
効果がある。また、アウトボードやインボードに直接ダ
ンパを取り付けて主半径方向に支持することも同様に効
果があると考えられる。
【0012】本発明の第2の実施例を図7により説明す
る。図7は本実施例によるポロイダル磁場コイル3の支
持方法を示す。ポロイダル磁場コイル3も真空容器同
様、ディスラプションによってトロイダル方向31に渦
電流が発生する。このトロイダル方向31の渦電流が上
下方向32の磁場と相互作用することによって、主に主
半径方向30に電磁力を発生し、変形も主半径方向30
に起こる。そのため図7のように主半径方向30をダン
パ1を用いて支持することによってポロイダル磁場コイ
ル3の超電導化のための冷却による熱収縮を吸収し、デ
ィスラプションによる変形を減少させることができる。
る。図7は本実施例によるポロイダル磁場コイル3の支
持方法を示す。ポロイダル磁場コイル3も真空容器同
様、ディスラプションによってトロイダル方向31に渦
電流が発生する。このトロイダル方向31の渦電流が上
下方向32の磁場と相互作用することによって、主に主
半径方向30に電磁力を発生し、変形も主半径方向30
に起こる。そのため図7のように主半径方向30をダン
パ1を用いて支持することによってポロイダル磁場コイ
ル3の超電導化のための冷却による熱収縮を吸収し、デ
ィスラプションによる変形を減少させることができる。
【0013】本発明の第3の実施例を図8により説明す
る。図8は本実施例による導電性構造物とダンパとの接
続方法を示している。導電性構造物である真空容器2の
インボード8とダンパ1はワイヤ24によって接続さ
れ、ワイヤ24の方向を変えるために滑車22を設けて
いる。またダンパ1は、ワイヤ24を常に引っ張ってた
るみを無くすためにスプリング23を設けている。この
方法による支持では、ワイヤで支持する特性上、引っ張
る方向には支持できるが押す方向には支持出来ない。し
かし、変形する方向が判っているディスラプションによ
る真空容器の変形などでは、変形の方向と反対方向をワ
イヤの引っ張る方向とすることによって変形を抑制する
ことが出来る。
る。図8は本実施例による導電性構造物とダンパとの接
続方法を示している。導電性構造物である真空容器2の
インボード8とダンパ1はワイヤ24によって接続さ
れ、ワイヤ24の方向を変えるために滑車22を設けて
いる。またダンパ1は、ワイヤ24を常に引っ張ってた
るみを無くすためにスプリング23を設けている。この
方法による支持では、ワイヤで支持する特性上、引っ張
る方向には支持できるが押す方向には支持出来ない。し
かし、変形する方向が判っているディスラプションによ
る真空容器の変形などでは、変形の方向と反対方向をワ
イヤの引っ張る方向とすることによって変形を抑制する
ことが出来る。
【0014】この実施例による支持では、ダンパを設置
する位置を自由に取ることが出来るので、設置する空間
の無いような位置でも構造物の支持が可能となる。図8
では真空容器2のインボード8の支持を行った実施例を
示している。真空容器2のインボード8より主半径が小
さい領域では図8にも示されているようにポロイダル磁
場コイル3やトロイダル磁場コイル4があるために、ダ
ンパ1を設置するような空間はないと考えられる。しか
し、図8で示されるように、ダンパ1を真空容器2の上
部に設置しワイヤ24をトロイダル磁場コイル4及びポ
ロイダル磁場コイル3の間を通過するようにすることに
よって真空容器2のインボード8の支持が可能となる。
する位置を自由に取ることが出来るので、設置する空間
の無いような位置でも構造物の支持が可能となる。図8
では真空容器2のインボード8の支持を行った実施例を
示している。真空容器2のインボード8より主半径が小
さい領域では図8にも示されているようにポロイダル磁
場コイル3やトロイダル磁場コイル4があるために、ダ
ンパ1を設置するような空間はないと考えられる。しか
し、図8で示されるように、ダンパ1を真空容器2の上
部に設置しワイヤ24をトロイダル磁場コイル4及びポ
ロイダル磁場コイル3の間を通過するようにすることに
よって真空容器2のインボード8の支持が可能となる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ディスラプション時に
真空容器やポロイダル磁場コイルの変形を減少させるこ
とができる。
真空容器やポロイダル磁場コイルの変形を減少させるこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示す核融合装置用真空容器
の説明図。
の説明図。
【図2】トカマク型核融合装置の断面図。
【図3】ディスラプションにおける真空容器に流れる渦
電流を数値解析によって求めた結果の説明図。
電流を数値解析によって求めた結果の説明図。
【図4】従来の真空容器のディスラプションによって発
生する変形を数値解析によって求めた結果の説明図。
生する変形を数値解析によって求めた結果の説明図。
【図5】従来の真空容器の全体図。
【図6】本発明を実施した真空容器の、ディスラプショ
ンによって発生する変形を数値解析によって求めた結果
の説明図。
ンによって発生する変形を数値解析によって求めた結果
の説明図。
【図7】本発明の一実施例の説明図。
【図8】本発明の一実施例の説明図。
1…ダンパ、2…真空容器、8…インボード、9…アウ
トボード、14…支持脚、15…架台、16…オイル、
17…シリンダ、18…ピストン、19…孔。
トボード、14…支持脚、15…架台、16…オイル、
17…シリンダ、18…ピストン、19…孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 充志 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社日 立製作所エネルギー研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】真空容器,ポロイダル磁場コイル,トロイ
ダル磁場コイルなどの構造物からなる核融合装置におい
て、早いモードの変形を抑制するダンパを用いて支持す
ることを特徴とする核融合装置の支持方法。 - 【請求項2】請求項1において、ディスラプションなど
によって発生する数百ms程度の変形よりも長く、ベー
キングなどの数時間程度で起こる熱膨張よりも短い時定
数を持つダンパによって支持する核融合装置の支持方
法。 - 【請求項3】請求項1において、前記真空容器のインボ
ード及びアウトボードを主半径方向にダンパによって支
持する核融合装置の支持方法。 - 【請求項4】請求項1において、前記真空容器のインボ
ード及びアウトボードの上下方向での中心で、主半径方
向にダンパによって支持する核融合装置の支持方法。 - 【請求項5】請求項1において、前記真空容器と前記真
空容器に取り付けられたポートにおいて、前記ポートの
上端,下端、又は両端を主半径方向にダンパによって支
持する核融合装置の支持方法。 - 【請求項6】請求項1において、ポロイダル磁場コイル
を主半径方向に支持する核融合装置の支持方法。 - 【請求項7】請求項1において、支持部をワイヤを経由
してダンパとつなげて支持する核融合装置の支持方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3345771A JPH05180967A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 核融合装置の支持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3345771A JPH05180967A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 核融合装置の支持方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05180967A true JPH05180967A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18378866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3345771A Pending JPH05180967A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 核融合装置の支持方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05180967A (ja) |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3345771A patent/JPH05180967A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5237300A (en) | Support structure for actively shielded superconducting magnets | |
| US4467303A (en) | Superconducting magnet having a support structure for ring-shaped superconductive coils | |
| JPH04287903A (ja) | 磁石組立体 | |
| US4848103A (en) | Radial cryostat suspension system | |
| US4721934A (en) | Axial strap suspension system for a magnetic resonance magnet | |
| EP0309577B1 (en) | A method of making an integrally shielded mr magnet | |
| JP2018534759A (ja) | Hts磁石のための支持構造体 | |
| JPH0559565B2 (ja) | ||
| EP0284875B1 (en) | Suspension system for magnetic resonance cryostat | |
| Wu et al. | Design and construction of a low-cryogen, lightweight, head-only 7T MRI magnet | |
| JPH05180967A (ja) | 核融合装置の支持方法 | |
| JP3058547B2 (ja) | 核融合装置 | |
| US6104192A (en) | Magnetic resonance imaging system with floating pole pieces | |
| Wu et al. | Preliminary structure design and stress analysis of preload structure of main magnet for 14 T MRI system | |
| Davies et al. | A 2-tesla active shield magnet for whole body imaging and spectroscopy | |
| US4349506A (en) | Thermomagnetic burn control for magnetic fusion reactor | |
| Bross et al. | Conceptual Design of DUNE Near Detector Superconducting Magnet System | |
| JP2739159B2 (ja) | トロイダルマグネット | |
| JPH01119791A (ja) | 核融合装置 | |
| CN114694912B (zh) | 适用于动态超导磁体的阻尼装置及动态超导磁体 | |
| EP0284874A1 (en) | Thermal interface for interconnecting a cryocooler and a magnetic resonance imaging cryostat | |
| Leung et al. | Effective stress of the SSC 80-K synchrotron radiation liner in a quenching dipole magnet | |
| JPH012635A (ja) | 磁気共鳴用極低温槽 | |
| JP3058546B2 (ja) | 核融合装置とその真空容器 | |
| Monroe et al. | The CLEO II magnet-design, manufacture and tests |