JPH05181518A - 5面加工機におけるミラーイメージ方法 - Google Patents

5面加工機におけるミラーイメージ方法

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JPH05181518A
JPH05181518A JP35846191A JP35846191A JPH05181518A JP H05181518 A JPH05181518 A JP H05181518A JP 35846191 A JP35846191 A JP 35846191A JP 35846191 A JP35846191 A JP 35846191A JP H05181518 A JPH05181518 A JP H05181518A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】5面加工機を用いて加工を行なう際のミラーイ
メージ方法において、旋回主軸頭の旋回方向の変換と旋
回角度の割出し誤差及び旋回位置の原点の補正を自動的
に行なえるようにし、加工プログラムの簡易化を図る。 【構成】ミラーイメージ機能がオンの場合、X軸及びY
軸に応じて、それぞれM73/M75読替え回路14及
びM74/M76読替え回路15によって、M73〜M
76プログラム指令解釈回路2を介して読込んだ旋回角
度指令を、ミラーイメージのときの旋回角度となる旋回
角度指令に読替えることにより旋回方向を変換する。前
記読替えた旋回角度指令により旋回を実行後、旋回割出
し誤差/旋回位置原点補正回路12によって、旋回割出
し誤差及び旋回位置の補正を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は5面加工機を用いて加工
を行なう際のミラーイメージ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は5面加工機の一例を示す概略斜視
図であり、立主軸21と横主軸22を有する旋回主軸頭
20を旋回角度指令によって90度毎に前後左右4方向
に旋回させることにより、テーブル23に載置された図
10に示すようなワーク26の5面の加工を行なうこと
ができる。また、立主軸21での加工から横主軸22で
の加工へ変る場合、横主軸22での加工時に旋回主軸頭
20を旋回した場合、或いは工具24を交換した場合
は、旋回主軸頭20の中心位置と工具24の刃先位置と
の隔たりが変るため、その隔たりを自動補正するように
なっている。このような5面加工機を用いて、例えば図
7に示すようなX軸に対して線対称のワークA,ワーク
Bを加工する場合、ワークAとワークBとでは座標値の
符号の正負が逆になるので、ミラーイメージスイッチの
オン/オフ又は加工プログラムの指令(プログラマブル
ミラーイメージ指令)の条件により座標値の符号を自動
的に反転する「ミラーイメージ方法」が使用されてい
る。この機能はX,Y,Zの各軸毎に有効とするか無効
とするかが設定できるようになっている。
【0003】図3は従来の5面加工機におけるミラーイ
メージ方法を実現する数値制御装置の一例を示すブロッ
ク図であり、加工プログラム指令部1からのMコード指
令(旋回角度指令)MCであるM73〜M76がM73
〜M76プログラム指令解釈回路2で解釈される。ま
た、加工プログラム指令部1からのプログラマブルミラ
ーイメージ指令PCのオン/オフがプログラマブルミラ
ーイメージON/OFF判定回路3で判定され、ミラー
イメージペンダントスイッチPSのオン/オフがミラー
イメージペンダントSW−ON/OFF判定回路4で判
定される。次に、ミラーイメージX,Y軸有効/無効判
定回路5によって、プログラマブルミラーイメージ指令
PC及びミラーイメージペンダントスイッチPSが、ど
の軸に対する指令か判定され、プログラマブルミラーイ
メージ指令PC或いはミラーイメージペンダントスイッ
チPSのいずれか一方がオンの場合に、該当軸のミラー
イメージビットMBがオンにセットされる。
【0004】次に、各軸のミラーイメージ有効/無効処
理部7〜10によって、ミラーイメージビットMBがオ
ンすなわち有効の場合、該当軸の指令座標値の正負の符
号が反転されM73〜M76実行回路11に送出され
る。M73〜M76実行回路11によって、Mコード指
令MCの実行、すなわち旋回主軸頭の横主軸の旋回が行
なわれると、旋回後の旋回主軸頭の方向が検出され、旋
回頭方向検出データDTが旋回割出し誤差/旋回位置原
点補正回路12に送出される。一方、加工プログラム指
令部1から工具位置オフセット指令であるG53〜G5
6がG53〜G56工具位置オフセットプログラム指令
解釈回路6で解釈される。そして、G53〜G56工具
位置オフセットプログラム指令解釈回路6からの工具位
置オフセット指令GCと、M73〜M76実行回路11
からの旋回頭方向検出データDTに基づいて、旋回割出
し誤差及び旋回位置原点の補正が旋回割出し誤差/旋回
位置原点補正回路12によって行なわれ、加工プログラ
ム実施回路13で加工プログラム指令NCが実行され
る。
【0005】次に、従来の5面加工機におけるミラーイ
メージ方法を図4,図5,図6に示すフローチャートを
用いて説明する。図4はメイン処理を示すフローチャー
トであり、ミラーイメージ判別ソフトル−チンによって
ミラーイメージ機能のオン/オフ状態を判別し(ステッ
プS100)、ミラーイメージ機能がオンの場合、M7
3〜M76プログラムルーチンでMコード指令M73〜
M76に応じて該当する軸の座標値の符号を反転し、旋
回主軸頭の旋回及び補正処理を行なう(ステップS20
0)。次に加工プログラム指令を実施し(ステップS3
00)、終了指令であるM02となるまでステップS1
00からの処理を行ない(ステップS400)、全ての
処理を終了する。
【0006】次に、ミラーイメージの判別方法を、図4
のミラーイメージ判別ソフトルーチンのフローチャート
である図5を用いて説明する。ミラーイメージペンダン
トスイッチがオフで、プログラマブルミラーイメージが
オンの場合(ステップS101,S102)、どの軸に
対する指示か判定し(ステップS103,S104)、
該当する軸のミラーイメージbitをオンにする(ステ
ップS105〜S106)。ステップS101におい
て、ミラーイメージペンダントスイッチがオンの場合、
どの軸に対する指示か判定し(ステップS108〜S1
10)、その軸のプログラマブルミラーイメージがオフ
のときは該当する主軸のミラーイメージbitをオンす
る(ステップS111〜S114)。
【0007】次に、ミラーイメージ方法を、図4のM7
3〜M76プログラムルーチンのフローチャートである
図6を用いて説明する。先ず、Mコード指令がM73〜
M75のいずれの指令か判定し(ステップS201〜S
203)、ミラーイメージbitがオンの場合は該当す
る軸の座標値の符号を反転して旋回指令を実施する(S
204〜S207)。次に、工具位置オフセット指令G
53〜G56が有効か否かを判定し(ステップS20
8)、有効の場合、現在の旋回主軸頭の方向に対応する
補正データに基づいて、旋回角度の割出し誤差と旋回位
置原点の補正を実施し(ステップS208,S20
9)、処理を終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のミラーイメージ
方法はX,Y,Zの座標値の正負の符号を判定するだけ
であり、同一加工プログラムで左右対象ワークを加工す
る場合、5面加工機の立軸による加工時はミラーイメー
ジが有効になるが、横軸加工の時は主軸の旋回指令と旋
回時の旋回角度の割出し誤差及び旋回位置の原点の補正
が必要となるため、加工プログラムの変更を行なわなけ
ればならないという欠点があった。例えば、図7に示す
ようなX軸に対して線対称のワークA,ワークBを加工
する場合、加工方法としては図8に示すように、ワーク
A用の加工プログラムPRAと、ワークB用の加工プロ
グラムPRBを各々作成して実行しなければならなかっ
た。
【0009】或いは、図8に示す上面の加工(立軸加
工)処理N20はプログラムを兼用してミラーイメージ
をかけて加工し、測面加工(横軸加工)は、W1−W
8,W2−W3,W4−W5,W6−W7面の加工にお
けるMコード指令を左右逆方向の指令にプログラム変更
した後にミラ−イメージをかけて加工しなければならな
かった。また、複数の5面加工機を用いて同一形状のワ
ークを加工する場合も、上記同様の問題が発生する。図
11は4台の5面加工機を用いたFMS(Flexib
le Manufacturing System)の
一例を示す平面図であり、無人搬送車25上に積載され
て搬送されてくるワークが5面加工機(A1〜A4)の
テーブル23上に自動的に載置されて加工され、加工が
完了したワークが再び無人搬送車25上に積載されて搬
出される。
【0010】このような配置のシステムにおいて同一形
状のワークを加工する場合、図の上側の5面加工機A
1,A2と下側の5面加工機A3,A4では、ワークに
対する位置が反対となるため、X,Yの座標値の正負の
符号が逆になり、又、側面加工時は旋回主軸頭20の旋
回方向が左右及び前後逆向きになるため、左右対象ワー
クの加工と同様に同一加工プログラムでは加工ができな
いという欠点があった。本発明は、上記の問題に鑑みて
成されたものであり、本発明の目的は、旋回主軸頭の旋
回方向の変換と旋回角度の割出し誤差及び旋回位置の原
点の補正を自動的に行なう5面加工機におけるミラーイ
メージ方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、5面加工機を
用いて加工する際のミラーイメージ方法に関するもので
あり、本発明の上記目的は、所定の条件により、前記5
面加工機の旋回主軸頭の立主軸及び横主軸の指令座標値
の正負の符号を反転すると共に、旋回角度指令を読替え
て前記旋回主軸頭を旋回させ、旋回させた前記旋回主軸
頭の旋回角度の割出し誤差及び旋回位置の原点の補正を
前記読替えた旋回角度指令に基づいて行なうことにより
達成される。
【0012】
【作用】本発明の5面加工機におけるミラーイメージ方
法によれば、旋回主軸頭の旋回方向の変換と旋回後の補
正処理を自動的に行なうので、横軸加工の場合にもミラ
ーイメージが有効になる。また、同一プログラムでの加
工が可能となる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の5面加工機におけるミラーイ
メージ方法を実現する数値制御装置の一例を図3に対応
させて示すブロック図であり、同一構成箇所は同符号を
付して説明を省略する。本発明方法を実現する5面加工
機は、ミラーイメージ指令を受けた後、Mコード指令時
にMコードの読替え又は通常読込みを行なうM73/M
75読替え回路14,M74/76読替え回路15,M
73/M75通常読込み回路16,M74/M76通常
読込み回路17を有する。
【0014】ミラーイメージX軸有効処理部7を介して
加工プログラム指令部1から送出されたMコード指令M
CであるM73,M75は、M73/M75読替え回路
14によって、M73指令の場合にはM75指令に読替
えられ、M75指令の場合にはM73指令に読替えられ
てM73〜M76実行回路11に送出され、旋回主軸頭
の旋回が行なわれる。旋回割出し誤差及び旋回位置原点
の補正は、読替えられたMコード指令MC′に基づい
て、旋回割出し誤差/旋回位置原点補正回路12によっ
て行なわれる。一方、Mコード指令M74,M76はM
74/M76読替え回路15によって同様に読替えら
れ、旋回主軸頭の旋回及び各補正処理が行なわれる。ミ
ラーイメージ機能を使っていない場合は、M73/M7
5通常読込み回路16とM74/M76通常読込み回路
17を介して従来と同様にMコード指令MCがM73〜
M76実行回路11によって実行される。
【0015】次に、本発明の5面加工機におけるミラー
イメージ方法を図2に示すフローチャートを用いて説明
する。図2は、図4のステップS200であるM73〜
M76プログラムルーチンを図6に対応して示すフロー
チャートであり、ミラーイメージ判別方法は従来と同様
のため説明を省略する。先ず、Mコード指令がM73〜
M75のいずれの指令か判定し(ステップS211〜S
213)、M73指令の場合、X軸ミラーイメージbi
tがオンか否かを判定し(ステップS214)、オンの
ときはX軸の座標値の符号を反転してM73の代わりに
M75の旋回指令を実施し(ステップS215)、オフ
のときはM73の旋回指令を実施する(ステップS21
6)。
【0016】ステップS212においてM74指令の場
合、Y軸ミラーイメージbitがオンか否かを判定し
(ステップS217)、オンのときはY軸の座標値を反
転してM74の代わりにM76の旋回指令を実施し(ス
テップS218)、オフのときはM74の旋回指令を実
施する(ステップS219)。M75指令及びM76指
令についても同様に、該当軸のミラーイメージbitが
オンの場合は、座標値の符号を反転し、M75の代わり
にM73の旋回指令を実施し、M76の代わりにM74
の旋回指令を実施する(ステップS220〜S22
5)。
【0017】次に、工具位置オフセット指令G53〜G
56が有効か否かを判定し(ステップS226)、有効
の場合、Mコードが読替えられているときは読替えられ
たMコードの値で、現在の旋回主軸頭の方向に対応する
補正データに基づいて、旋回角度の割出し誤差と旋回位
置原点の補正を実施し(ステップS227)、処理を終
了する。なお、工具が立主軸に入っている場合は、ミラ
ーイメージがオンであってもM73〜M76の読替えは
必要ないので行なわない。また、Z軸のミラーイメージ
は横軸の旋回方向では無関係であり、従来のミラーイメ
ージ方法と同様なので、上記のフローでは省略してあ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の5面加工機におけ
るミラーイメージ方法によれば、各主軸の指令座標値の
符号の反転,旋回方向の変換,旋回割出し誤差の補正及
び旋回位置の補正を自動的に行なうので、1つの加工プ
ログラムで左右前後対象ワークの加工ができるようにな
り、プログラムを二重に管理しなくて済むようになる。
また、従来のミラーイメージ方法の場合、M73〜M7
6の主軸頭旋回角度指令に注意してプログラム変更する
必要があったが、考慮しなくて済むようになるのでプロ
グラムミスが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の5面加工機におけるミラーイメージ方
法を実現する数値制御装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明方法を説明するためのフローチャートで
ある。
【図3】従来の5面加工機におけるミラーイメージ方法
を実現する数値制御装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】図4のミラーイメージ判別ソフトルーチンの一
例を示すフローチャートである。
【図6】図4はM73〜M76プログラムルーチンの一
例を示すフローチャートである。
【図7】一般的な線対称のワークの一例を示す平面図で
ある。
【図8】図7のワークを加工する加工プログラムの一例
を示す図である。
【図9】一般的な5面加工機の一例を示す概略斜視図で
ある。
【図10】図9の旋回主軸頭の動作を説明するための斜
視図である。
【図11】一般的な5面加工機を用いたFMSの一例を
示す平面図である。
【符号の説明】
14 M73/M75読替え回路 15 M74/M76読替え回路 16 M73/M75通常読込み回路 17 M74/M76通常読込み回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5面加工機を用いて加工を行なう際のミ
    ーライメージ方法において、所定の条件により、前記5
    面加工機の旋回主軸頭の立主軸及び横主軸の指令座標値
    の正負の符号を反転すると共に、旋回角度指令を読替え
    て前記旋回主軸頭を旋回させ、旋回させた前記旋回主軸
    頭の旋回角度の割出し誤差及び旋回位置の原点の補正を
    前記読替えた旋回角度指令に基づいて行なうようにした
    ことを特徴とする5面加工機におけるミラーイメージ方
    法。
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