JPH05181605A - 座標読み取り機能付き投影表示装置およびその表示スクリーンおよびその表示装置 - Google Patents

座標読み取り機能付き投影表示装置およびその表示スクリーンおよびその表示装置

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JPH05181605A
JPH05181605A JP34727991A JP34727991A JPH05181605A JP H05181605 A JPH05181605 A JP H05181605A JP 34727991 A JP34727991 A JP 34727991A JP 34727991 A JP34727991 A JP 34727991A JP H05181605 A JPH05181605 A JP H05181605A
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coordinate
coordinate system
display
screen
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JP34727991A
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Yoshiyuki Morita
芳行 森田
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Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 座標読み取り機能付き投影表示装置におい
て、スクリーン座標系と画像座標系とを自動的に対応さ
せる。 【構成】 投影装置6は表示スクリーン1に画像を投影
する。表示スクリーン1上を位置指示器2によって指示
すると座標算出手段3はその点の座標を算出する。表示
スクリーン1に設けられた第1および第2の光検出手段
4、5は画像の光を検出し検出信号を出力する。第1お
よび第2の画像位置記憶手段7、8は投影装置6からの
画像位置信号xpos、yposを前記検出信号が入力
された時に記憶する。座標変換手段9は、前記光検出手
段4、5の表示スクリーン1上の座標と記憶された画像
座標とから、スクリーン座標系と画像座標系とを対応さ
せ座標を変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ等の外部装
置から入力される表示情報をスクリーンへ投影表示する
とともに、スクリーン上の位置を外部装置へ出力する機
能を有する座標読み取り機能付き投影表示装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、表示された画像を直接指示してそ
の位置を入力する表示装置一体型座標読取装置が知られ
ている。この装置と同種のものとして座標読取装置を表
示スクリーンとしてその上に画像を投影表示するととも
に、スクリーン上を指示することによってその位置の座
標を読み取る装置がある。
【0003】たとえば図10に示すように、座標読取装
置の座標読み取り板であるタブレット101を表示スク
リーンとし、コンピュータ110の出力する画像情報を
投影装置106によってタブレット101上に投影して
表示する。一方、位置指示器102によってタブレット
101の上を指示すると、指示された点の座標が座標算
出手段103によって算出されコンピュータ110に出
力される。
【0004】このとき一般的には座標読取装置の座標系
と表示された画像の座標系とは一致していないので、コ
ンピュータはプログラムによってタブレット座標系と画
像座標系との対応をとる必要がある。この関係を図11
によって説明する。座標読取装置の座標系は一般的には
タブレット101に固定されている。図ではこの座標系
をxoyで表している。座標軸上の尺度は一般的には長
さの単位であるmmやインチ単位にあらかじめ定められ
ている。
【0005】一方、タブレット101上に表示される画
像111の座標系は表示された画像111に対して定め
られた座標系であって、座標読取装置の座標系とは何の
関連もない。たとえば図のようにタブレット101が傾
けて置かれている場合、両者の座標軸の方向は一致しな
い。また画像111の大きさはスクリーンとしてのタブ
レット101と前記投影装置106との距離によって変
わり得るものであり、さらに画像111の表示される位
置も自由であることから、座標軸の尺度、座標軸の原点
も一致しないことになる。
【0006】このような装置のアプリケーションの一例
として位置指示器102でタブレット101上をなぞ
り、それを軌跡として表示するようなアプリケーション
がある。このようなアプリケーションに用いる場合には
座標読取装置の座標系と画像の座標系とが一致していな
ければ、位置指示器で指示した位置に軌跡を表示するこ
とができないことは明かであろう。
【0007】そこで、従来のアプリケーションでは、タ
ブレット101上での画像111の表示位置、大きさを
あらかじめ測定して、コンピュータプログラムにその情
報を与えて座標読取装置の座標系と画像の座標系との変
換を行っていた。たとえば図11に示す画像上の点Oと
点Aのように画像座標系での位置が定められている点の
座標読取装置の座標系での位置を測定しておくのであ
る。2点の対応をとることによって両座標系の拡大縮
小、回転、平行移動に関する対応がとれることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところがスクリーン上
の画像は常に固定されているとは限らず、また場合によ
っては画像を移動したり拡大したりしたいことがある。
また図らずも使用中に移動してしまうこともあり得る。
従来の装置ではこのようなときにいちいち上記のような
対応をとらなければならず非常に使い難いという課題が
あった。座標読取装置に対する画像の位置を自動的に対
応させ、常に座標読取装置の座標系と画像の座標系とが
対応するような投影表示装置が望まれていたのである。
【0009】本発明はこのような要求に答えるためにな
されたものであって、その第1の目的は画像を表示する
スクリーンの座標系(従来の技術における座標読取装置
の座標系に等しい)と表示される画像の座標系とを自動
的に対応させる機能を有する座標読み取り機能付き投影
表示装置を実現することにある。また本発明の第2の目
的は、このような座標読み取り機能付き投影表示装置を
構成するために用いられる表示スクリーンを実現するこ
とにある。
【0010】また本発明の第3の目的は、このような座
標読み取り機能付き投影表示装置を構成するために用い
られる表示装置を実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本第1の発明では投影された画像を表示するための
表示スクリーンと、この表示スクリーンに設定されたス
クリーン座標系における座標を算出する座標算出手段
と、表示スクリーンに表示画像を投影する投影装置と、
表示スクリーンの表示面に相互に離れて設けられ、投影
装置の発光する光を検出する第1および第2の光検出手
段と、この第1および第2の光検出手段が検出すること
によって、投影装置が発生する表示信号を基に、画像座
標系におけるこれらの光検出手段の位置を記憶する第1
および第2の画像位置記憶手段と、これら第1および第
2の画像位置記憶手段に記憶された画像位置を基に、ス
クリーン座標系における座標と画像座標系における座標
の一方を他方の座標系における座標に関連付ける座標変
換手段とを設けて座標読み取り機能付き投影表示装置を
構成した。
【0012】
【作用】上記のように構成した座標読み取り機能付き投
影表示装置において、投影装置が表示スクリーンに画像
を投影すると、表示スクリーンに設けられた第1および
第2の光検出手段は投影装置が投影する光を検出する。
検出された時刻における表示信号はこれら光検出手段の
画像座標系における位置を表すものとなっているので、
第1および第2の画像位置記憶手段はその位置を記憶す
る。光検出手段のスクリーン座標系での座標はあらかじ
め定められているため、2点におけるスクリーン座標系
と画像座標系との座標の対応がとれることになる。座標
変換手段は2点の両座標系における座標を基にスクリー
ン座標系での座標と画像座標系での座標の一方を他方の
座標系での座標に関連付ける。これらの処理は画像を表
示している最中に自動的に行われるので、画像を表示す
るスクリーンの座標系と表示される画像の座標系とを自
動的に対応させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本第1の発明による実施例について図
1〜図5を基に説明する。図1は本実施例による座標読
み取り機能付き投影表示装置の構成図である。図1にお
いて1は表示スクリーンであり、ここに投影された画像
が表示される。2は位置指示器であり、表示スクリーン
1上の読み取り位置を指示するものである。また3は座
標算出手段であり、表示スクリーン1と位置指示器2と
の結合によって生じた信号を基に座標値を算出するよう
になっている。表示スクリーン1、位置指示器2、座標
算出手段3で構成される部分は機能的には座標読取装置
に等しい。座標読取装置の構成については種々提案され
ており、いずれの構成であっても本発明を実現すること
ができる。この部分の詳細な説明は省略する。スクリー
ン1上で読み取られる座標の座標系を「スクリーン座標
系」と呼ぶ。
【0014】表示スクリーン1には第1の光検出手段4
と第2の光検出手段5とが設けられている。両者は互い
に離れた位置に、また後述する投影装置6から投影され
る画像が表示される位置に設けられており、その位置は
スクリーン座標系における座標値であらかじめ定められ
ている。第1および第2の光検出手段4、5は一定以上
の強さの光を受光したときに検出信号det1あるいは
det2を出力するものである。後述する投影装置6か
ら投影される画像の光を検出することを目的にしたもの
であるので、この光だけを検出し外部光は検出しないよ
うに検出のためのしきい値が定められている。
【0015】6はコンピュータ10から入力される画像
情報を前記表示スクリーン1上に投影する投影装置であ
る。ラスタスキャン方式、ランダムスキャン方式いずれ
の方式の投影装置でもよいが、外部に表示位置信号xp
os,yposを出力する機能を有するものである。な
お以下において表示位置信号xpos、yposが表現
される座標系を「画像座標系」と呼ぶ。
【0016】7は第1の画像位置記憶手段、8は第2の
画像位置記憶手段である。前記第1および第2の光検出
手段4、5から出力される検出信号det1、det2
を入力し、その時点での前記表示位置信号xpos、y
posを記憶する。投影装置6および第1、第2の画像
位置記憶手段7、8について図2を基にさらに詳細に説
明する。まず投影装置6は模式的に示すと水平表示位置
カウンタ61、垂直表示位置カウンタ62、表示素子6
3、表示制御装置64とから構成されている。投影装置
6をラスタスキャン方式の投影装置とすれば、水平表示
位置カウンタ61と垂直表示位置カウンタ62によって
走査しながら表示素子63上の位置を定め、そこを画像
データddでオン/オフすることによって画像を表示す
る。したがって水平表示位置カウンタ61の出力は画像
座標系での水平方向の座標xpos、同様に垂直表示位
置カウンタ62の出力は画像座標系での垂直方向の座標
yposになっている。
【0017】第1の画像位置記憶手段7はX1レジスタ
71とY1レジスタ72によって構成されており、de
t1を入力することによってX1レジスタ71にxpo
sをY1レジスタ72にyposを記憶する。また第2
の画像位置記憶手段8はX2レジスタ81とY2レジス
タ82によって構成されており、det2を入力するこ
とによってX2レジスタ81にxposをY2レジスタ
82にyposを記憶する。ここで記憶された表示位置
信号xpos、yposの値は前記第1および第2の光
検出手段の画像座標系での座標を示していることにな
る。
【0018】ふたたび図1により構成の説明を続ける。
9は座標変換手段であり、前記第1および第2の光検出
手段4、5のスクリーン座標系での座標と前記第1およ
び第2の画像位置記憶手段7、8に記憶された画像座標
系での座標を基に、スクリーン座標系での座標と画像座
標系での座標の一方を他方の座標系における座標に関連
付けるものである。
【0019】ここでは説明を具体的にするために、スク
リーン座標系での座標と画像座標系での座標の関連付け
を「スクリーン座標系での座標を画像座標系での座標に
変換すること」とする。このように定義すると前記座標
算出手段9は前記第1および第2の光検出手段4、5の
スクリーン座標系での座標と前記第1および第2の画像
位置記憶手段7、8に記憶された画像座標系での座標を
基に、スクリーン座標系での座標を画像座標系での座標
に変換するものであると言い替えることができる。
【0020】さてここで動作の説明を行う前に座標変換
手段9で行われる座標変換処理について説明を加える。
図3はスクリーン座標系と画像座標系とを表示した説明
図である。座標軸xoyはスクリーン座標系の座標軸を
示し、座標軸XOYは画像座標系の座標軸を示してい
る。スクリーン座標系が角度θだけ回転している。これ
は表示画像に対して表示スクリーンが回転して置かれて
いることを表している。
【0021】点P1は第1の光検出手段4が設けられて
いる位置、点P2は第2の光検出手段5が設けられてい
る位置である。また点Pは任意の入力点である。点P1
と点P2のスクリーン座標系での座標P1(x1,y
1)およびP2(x2,y2)は既知である。またそれ
らの画像座標系での座標P1(X1,Y1)は第1の画
像位置記憶手段7に、またP2(X2,Y2)は第2の
画像位置記憶手段8に記憶されている。これらは動作中
に検出され既知となる。点Pは位置指示器2によって指
示されることによってスクリーン座標系での座標P
(x,y)が算出される。
【0022】ここで行われる座標変換処理は、座標P1
(x1,y1)、P2(x2,y2)、P1(X1,Y
1)、P2(X2,Y2)を基に、入力点Pのスクリー
ン座標系での座標P(x,y)を画像座標系での座標P
(X,Y)に変換することである。この処理は座標系の
拡大/縮小、回転さらに平行移動の3つの処理によって
成し遂げられる。この処理はたとえば次のステップによ
って行われる。
【0023】まず座標系xoyを拡大/縮小し、座標系
XOYの尺度と一致するようにした座標系をqorとす
る。(図示せず)そして、この座標系で次のように定義
する。 P(q,r) 拡大/縮小後の点Pの座標 P1(q1,r1) 拡大/縮小後の点P1の座標 G 座標系xoyの尺度を座標系X
OYの尺度に拡大/縮小するための拡大率 点P、点P1の縮小/拡大された座標は(式1)〜(式
5)によって求められる。(以下の式の中で*は乗算記
号、/は除算記号、**はべき乗記号、sqrt( )
は平方根を求める関数を表すものとする。) q=G*x (式1) r=G*y (式2) q1=G*x1 (式3) r1=G*y1 (式4) ここで G=sqrt((X2−X1)**2+(Y2−Y1)**2) /(x2−x1) (式5) 次に座標系qorを原点oを中心に回転させ、座標系X
OYの方向と一致するようにした座標系をsotとす
る。(図示せず)そして、この座標系で次のように定義
する。
【0024】 P(s,t) 回転後の点Pの座標 P1(s1,t1) 回転後の点P1の座標 点P、点P1の回転された座標は次の(式6)〜(式1
2)によって求められる。 s=(q−r*tanθ)*cosθ (式6) t=(r/cosθ)+(q−r*tanθ)*sinθ (式7) s1=(q1−r1*tanθ)*cosθ (式8) t1=(r1/cosθ)+(q1−r1*tanθ)*sinθ(式9) ここで cosθ=(X2−X1) /sqrt((X2−X1)**2+(Y2−Y1)**2)(式10) sinθ=(Y2−Y1) /sqrt((X2−X1)**2+(Y2−Y1)**2)(式11) tanθ=(Y2−Y1)/(X2−X1) (式12) さらに座標系sotを平行移動させ、座標系XOYに一
致させる。平行移動された座標は次の(式13)、(式
14)によって求められる。
【0025】 X=s+(X1−s1) (式13) Y=s+(Y1−t1) (式14) 以上のようにして入力点Pのスクリーン座標系での座標
P(x,y)が画像座標系での座標P(X,Y)に変換
される。次に動作について説明する。表示スクリーン
1、位置指示器2および座標算出手段3で構成される座
標読取装置としての部分の動作については説明を省略
し、ここでは主に画像位置の検出についての説明を行
う。
【0026】本実施例では投影装置6をラスタスキャン
方式のものとして説明している。この方式のものは図4
に示すように画像11を走査線11aによって表示す
る。ここでは説明のために走査線11aは画像の下から
上に向かって順次走査されるものとする。この順序は一
般的ではないが、すでに説明した座標変換処理との関連
でこのように仮定するものである。
【0027】図4では下から3本目の走査線が第1の光
検出手段4の上を、また下から6本目の走査線が第2の
光検出手段5の上を横切っている。走査線がその上を横
切ることによって各光検出手段は走査線の光を検出し検
出信号を出力する。以上の動作を図5のタイミング図お
よび図2の構成図によって説明する。水平表示位置カウ
ンタ61は水平方向の表示位置信号xposを、また垂
直表示位置カウンタ62は垂直方向の表示位置信号yp
osを順次出力して画像を走査している。垂直方向の表
示位置信号yposは下から順にypos1、ypos
2・・・と増加し、水平方向の表示位置信号xposは
定められたyposにおいて左から順にxpos1、x
pos2・・・と増加しながら出力される。表示素子6
3は画像データddが1であるときに発光するものであ
るとし、いま仮に画像データddが常に1であるとする
と、上記動作によってスクリーンには発光状態にある走
査線が下から順に走査されて表示されることになる。
【0028】画像と光検出手段とが図4に示した関係に
あると、ypos3が出力され、xposがいくつか進
んだ時点で走査線による光が第1の光検出手段4に当た
り、第1の光検出手段4は検出信号det1を出力す
る。図5ではそのときのxposをxpos5として示
している。同様にyposがypos6、xposがx
pos25のときに第2の光検出手段5は走査線による
光を検出し検出信号det2を出力する。
【0029】第1の画像位置記憶手段7は検出信号de
t1が入力されることによって、その時点でのxpos
=xpos5、ypos=ypos3を記憶する。また
第2の画像位置記憶手段8は検出信号det2が入力さ
れることによって、その時点でのxpos=xpos2
5、ypos=ypos6を記憶する。こうして記憶さ
れたxpos、yposの値は第1および第2の光検出
手段の画像座標系での座標となる。
【0030】上記説明では画像データddが常に1であ
る場合について説明したが、一般的な画像を表示してい
る場合でも光検出手段に光が当たることはあるので、上
記同様に光検出手段の画像座標系での座標を検出するこ
とができる。画像データddが0である場合は検出でき
ないことになるが、その場合は画像位置記憶手段の内容
が更新されないだけであり以前に検出された値がそのま
ま残ることになる。後の処理に不都合になることはな
い。
【0031】さらに、光検出手段およびそれに対応する
画像位置記憶手段の数を増やし、光が当たっている光検
出手段を識別し、そのうちの2点の光検出手段を選択す
るようにすることもできる。光検出手段のスクリーン座
標系での座標と画像位置記憶手段に記憶された座標とを
基に、座標変換手段9によって座標変換を行う処理につ
いては既に説明した通りである。これらの処理はたとえ
ばマイクロプロセッサのプログラムによるデジタル演算
処理によって容易に実現できる。
【0032】次に、上記実施例に関するいくつかの他の
変形について説明する。まず上記実施例では座標変換手
段9で行われるスクリーン座標系での座標と画像座標系
での座標との関連付けを「スクリーン座標系での座標を
画像座標系での座標に変換すること」として説明した。
しかし、これは一例を示したにすぎず、その他の関連付
けも考えられる。たとえば、画像座標系での座標をスク
リーン座標系での座標に変換すること、あるいは両座標
系とは別の第3の座標系の座標に変換することなどが考
えられる。どのような関連付けを行うかはアプリケーシ
ョンによって定めればよい。
【0033】また上記実施例での画像座標系、スクリー
ン座標系は説明したものに限定されるものではない。た
とえばラスタスキャン方式の投影装置では垂直方向の走
査は通常は上から下へと行われる。したがって画像座標
系での座標yposは上記説明とは正負方向が逆の座標
となる。しかしこのような場合でさえも、しかるべき処
理によってスクリーン座標系と画像座標系との対応をと
ることは可能であり、上記同様にスクリーン座標系での
座標を画像座標系での座標に変換することができる。
【0034】また上記実施例ではラスタスキャン方式の
投影装置について説明したが、ランダムスキャン方式の
投影装置についても外部に表示位置信号xpos,yp
osを出力する機能を付加すれば同様に実施できる。ま
た上記実施例の構成要素のいくつかはコンピュータとそ
のプログラムによって置換可能なものであるから、各要
素が明確に分離されていなくてもよい。たとえば第1お
よび第2の画像位置記憶手段7、8は、投影装置6との
インタフェースをコンピュータに設けて、記憶部はコン
ピュータメモリとすることができる。また座標変換手段
9も同様にコンピュータにインタフェースを設けてコン
ピュータプログラムで置換可能である。具体的な構成は
種々考えられる。
【0035】次に第2の発明の実施例について説明す
る。第1の発明における実施例では、表示される画像の
うち光検出手段にかかる部分が常に発光しない状態でい
ると所定の目的を達成することができない。本発明はこ
の課題を解決するための改善をしたものである。図6に
第2の発明による座標読み取り機能付き投影表示装置の
構成図を示す。図6において参照画像発生手段12が新
たに設けられている。参照画像発生手段には指示スイッ
チ12aが設けられており、このスイッチが押されると
参照画像データgdrを投影装置16に出力するように
なっている。参照画像データgdrは画像のうち光検出
手段にかかる部分を発光させるような信号である。簡単
には画像全体を発光させるようにしておけばよい。
【0036】投影装置16はコンピュータ10からの画
像データgdの他に参照画像データgdrを投影するよ
うにもなっている。画像データgdと参照画像データg
drとは指示スイッチ12aの指示によって切り替えて
もよいし、論理和をとってもよい。その他の部分は第1
の発明による実施例と同様である。このように構成する
ことによって、参照画像を任意に表示させることができ
るため、第1および第2の光検出手段4、5は画像の光
を検出することができ所定の目的を達成することができ
るようになる。
【0037】なお、上記説明では参照画像発生手段12
を独立して設けているが、コンピュータ10から発生さ
せるようにしてもよい。また参照画像gdrを定期的に
発生するようにしてスイッチ12aを省き自動化を図っ
てもよい。次に第3および第4の発明の実施例について
説明する。第1および第2の発明は座標読み取り機能付
き投影表示装置についてのものであったが、第3および
第4の発明はこの装置を構成するための表示スクリーン
についてのものである。
【0038】図7に第3の発明による表示スクリーンの
構成図を、また図8に第4の発明による表示スクリーン
の構成図を示す。いずれの構成においても各部の要素は
第1の発明による実施例と同様である。第3の発明によ
る表示スクリーンは座標を算出するための構成と第1お
よび第2の光検出手段4、5とを設けたものである。画
像を投影する手段、各光検出手段の画像位置を記憶する
手段および座標を変換する手段については外部に設ける
必要がある。外部に設ける構成は画像を投影する手段を
除いてコンピュータに簡単なインタフェースを付加する
ことで実現できる。
【0039】本発明はすでに表示のための環境が準備さ
れている場合に、座標読取装置に簡単な工夫を加えるだ
けで座標読み取り機能付き投影表示装置を構成すること
ができるところに存在意義があるものである。第4の発
明による表示スクリーンは第3の発明に対して、より外
部装置側の負担を軽減させるためのものである。外部に
は画像を投影する手段とコンピュータとを接続すればよ
い。画像を投影する手段からは表示位置信号xpos、
yposを入力するようになっている。
【0040】次に第5の発明の実施例について説明す
る。第3および第4の発明は座標読み取り機能付き投影
表示装置を構成するための表示スクリーンについてのも
のであったが、第5の発明は表示装置についてのもので
ある。図9に第5の発明による表示装置の構成図を示
す。各部の要素は第1の発明による実施例と同様であ
る。この発明は第3の発明による表示スクリーンと組み
合わせて用いる表示装置についてのものである。第3の
発明と組み合わせて第1の発明と対比させれば、この表
示装置によって座標読み取り機能付き投影表示装置を構
成できることが理解できよう。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明では座標読取
装置のタブレットに相当する表示スクリーンに画像を表
示するとともに、画像を指示してその座標を読み取る装
置において、画像の光を検出する光検出手段と、その光
検出手段の画像座標系での位置を記憶する画像位置記憶
手段と、スクリーン座標系と画像座標系との関連付けを
行う座標変換手段とを設け、光検出手段のスクリーン座
標系での座標と画像位置記憶手段に記憶された画像座標
系での座標を基に、スクリーン座標系における座標と画
像座標系における座標の一方を他方の座標系における座
標に関連付けるように構成した。
【0042】このためスクリーン上で読み取られた座標
と画像座標系との座標との対応を自動的に対応させるこ
とのできる座標読み取り機能付き投影表示装置を実現す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明による座標読み取り機能付き投影表
示装置の構成図である。
【図2】第1の発明による座標読み取り機能付き投影表
示装置の投影装置および第1、第2の画像位置記憶手段
に関する詳細な構成図である。
【図3】スクリーン座標系と画像座標系との対応説明図
である。
【図4】画像表示方法の説明図である。
【図5】第1の発明による座標読み取り機能付き投影表
示装置の各部信号のタイミング図である。
【図6】第2の発明による座標読み取り機能付き投影表
示装置の構成図である。
【図7】第3の発明による表示スクリーンの構成図であ
る。
【図8】第4の発明による表示スクリーンの構成図であ
る。
【図9】第5の発明による表示装置の構成図である。
【図10】従来の座標読み取り機能付き投影表示装置の
構成図である。
【図11】従来の座標読み取り機能付き投影表示装置の
使用状態の説明図である。
【符号の説明】
1 表示スクリーン 2、102 位置指示器 3、103 座標算出手段 4 第1の光検出手段 5 第2の光検出手段 6、106 投影装置 7 第1の画像位置記憶手段 8 第2の画像位置記憶手段 9 座標変換手段 10、110 コンピュータ 12 参照画像発生手段 61 水平表示位置カウンタ 62 垂直表示位置カウンタ 63 表示素子 64 表示制御装置 det1、det2 検出信号 xpos、ypos 表示位置信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影された画像を表示するための表示ス
    クリーンと、該表示スクリーンに設定されたスクリーン
    座標系上の指示された位置の座標を算出する座標算出手
    段と、前記表示スクリーンに表示画像を投影する投影装
    置と、前記表示スクリーンの表示面の一部に相互に離れ
    て設けられ、前記投影装置の発光する光を検出する第1
    の光検出手段および第2の光検出手段と、前記第1の光
    検出手段が検出することによって、前記投影装置が発生
    する表示信号を基に、表示画像に設定された画像座標系
    における該第1の光検出手段の位置を記憶する第1の画
    像位置記憶手段と、前記第2の光検出手段が検出するこ
    とによって、前記投影装置が発生する表示信号を基に、
    前記画像座標系における該第2の光検出手段の位置を記
    憶する第2の画像位置記憶手段と、前記第1および第2
    の画像位置記憶手段に記憶された画像位置を基に、前記
    座標算出手段によって算出されるスクリーン座標系にお
    ける座標と前記画像座標系における座標の一方を他方の
    座標系における座標に関連付ける座標変換手段とを有す
    ることを特徴とする座標読み取り機能付き投影表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の光検出手段および第2の光検
    出手段に検出されるべく投影される参照画像を出力する
    参照画像発生手段を有する請求項1記載の座標読み取り
    機能付き投影表示装置。
  3. 【請求項3】 表示装置とともに座標読み取り機能付き
    投影表示装置を構成する表示スクリーンであって、投影
    された画像を表示するための表示スクリーンと、該表示
    スクリーンに設定されたスクリーン座標系上の指示され
    た位置の座標を算出し外部装置に出力する座標算出手段
    と、前記表示スクリーンの表示面の一部に相互に離れて
    設けられ、外部に設けられた前記表示装置の発光する光
    を検出し検出信号を外部に出力する第1の光検出手段お
    よび第2の光検出手段とを有することを特徴とする座標
    読み取り機能付き投影表示装置の表示スクリーン。
  4. 【請求項4】 表示装置とともに座標読み取り機能付き
    投影表示装置を構成する表示スクリーンであって、投影
    された画像を表示するための表示スクリーンと、該表示
    スクリーンに設定されたスクリーン座標系上の指示され
    た位置の座標を算出する座標算出手段と、前記表示スク
    リーンの表示面の一部に相互に離れて設けられ、外部に
    設けられた前記表示装置の発光する光を検出する第1の
    光検出手段および第2の光検出手段と、前記第1の光検
    出手段が検出することによって、前記表示装置が発生す
    る表示信号を基に表示画像に設定された画像座標系にお
    ける該第1の光検出手段の位置を記憶する第1の画像位
    置記憶手段と、前記第2の光検出手段が検出することに
    よって、前記投影装置が発生する表示信号を基に前記画
    像座標系における該第2の光検出手段の位置を記憶する
    第2の画像位置記憶手段と、前記第1および第2の画像
    位置記憶手段に記憶された画像位置を基に、前記座標算
    出手段によって算出されるスクリーン座標系における座
    標と前記画像座標系における座標の一方を他方の座標系
    における座標に関連付ける座標変換手段とを有すること
    を特徴とする座標読み取り機能付き投影表示装置の表示
    スクリーン。
  5. 【請求項5】 表示スクリーンに設定されたスクリーン
    座標系上の指示された位置の座標を算出する座標算出手
    段と、該表示スクリーンの表示面の一部に相互に離れて
    設けられ、表示装置の発光する光を検出し検出信号を外
    部に出力する第1の光検出手段および第2の光検出手段
    とを有する表示スクリーンとともに座標読み取り機能付
    き投影表示装置を構成する表示装置であって、前記表示
    スクリーンに表示画像を投影する投影装置と、前記第1
    の光検出手段が出力する検出信号によって、前記投影装
    置が発生する表示信号を基に、表示画像に設定された画
    像座標系における該第1の光検出手段の位置を記憶する
    第1の画像位置記憶手段と、前記第2の光検出手段が検
    出することによって、前記投影装置が発生する表示信号
    を基に、前記画像座標系における該第2の光検出手段の
    位置を記憶する第2の画像位置記憶手段と、前記第1お
    よび第2の画像位置記憶手段に記憶された画像位置を基
    に、前記座標算出手段によって算出されるスクリーン座
    標系における座標と前記画像座標系における座標の一方
    を他方の座標系における座標に関連付ける座標変換手段
    とを有することを特徴とする座標読み取り機能付き投影
    表示装置の表示装置。
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