JPH0518207A - 蒸気タービン制御装置 - Google Patents
蒸気タービン制御装置Info
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- JPH0518207A JPH0518207A JP17277291A JP17277291A JPH0518207A JP H0518207 A JPH0518207 A JP H0518207A JP 17277291 A JP17277291 A JP 17277291A JP 17277291 A JP17277291 A JP 17277291A JP H0518207 A JPH0518207 A JP H0518207A
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- Japan
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- steam
- signal
- circuit
- intercept
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸気タービンの負荷しや断後の整定時におけ
るパワーロードアンバランス回路のリセット時に、ター
ビン回転数の整定をスムーズに行なうようにすること。 【構成】 パワーロードアンバランス回路リセット時に
無負荷相当バイアス信号を弁制御回路に付加するように
した蒸気タービン制御装置において、無負荷相当バイア
ス信号をランプ状に弁制御回路に入力するようにした。
るパワーロードアンバランス回路のリセット時に、ター
ビン回転数の整定をスムーズに行なうようにすること。 【構成】 パワーロードアンバランス回路リセット時に
無負荷相当バイアス信号を弁制御回路に付加するように
した蒸気タービン制御装置において、無負荷相当バイア
ス信号をランプ状に弁制御回路に入力するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気タービンの制御装
置に係り、特に負荷しゃ断発生後の整定過程における蒸
気タービンの回転数の変動を小さくし、滑らかに整定に
到達し得るようにした蒸気タービンの制御装置に関す
る。
置に係り、特に負荷しゃ断発生後の整定過程における蒸
気タービンの回転数の変動を小さくし、滑らかに整定に
到達し得るようにした蒸気タービンの制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、一般的な蒸気タービンプラント
の概略構成を示す図であって、ボイラ1から出た蒸気
は、主蒸気管2、主蒸気止め弁3及び蒸気加減弁4を経
て高圧タービン5に流入し、そこで仕事を行ないタービ
ン軸を回転する。上記高圧タービン5で仕事を終えた蒸
気は低温再熱管6を経て再熱器7に至り、ここで再熱さ
れ、高温再熱管8、再熱蒸気止め弁9及びインターセプ
ト弁10を経て中圧タービン11に供給される。中圧タ
ービン11に供給された蒸気はそこで仕事を行ない、し
かる後クロスオーバー管12を経て低圧タービン13に
流入し、その後復水器14で復水される。
の概略構成を示す図であって、ボイラ1から出た蒸気
は、主蒸気管2、主蒸気止め弁3及び蒸気加減弁4を経
て高圧タービン5に流入し、そこで仕事を行ないタービ
ン軸を回転する。上記高圧タービン5で仕事を終えた蒸
気は低温再熱管6を経て再熱器7に至り、ここで再熱さ
れ、高温再熱管8、再熱蒸気止め弁9及びインターセプ
ト弁10を経て中圧タービン11に供給される。中圧タ
ービン11に供給された蒸気はそこで仕事を行ない、し
かる後クロスオーバー管12を経て低圧タービン13に
流入し、その後復水器14で復水される。
【0003】このように各タービンで蒸気のエネルギを
利用してタービン軸が回転されると、このタービン軸に
直結されている発電機15が駆動され、その出力がしゃ
断器16を介して電力送電系統17に送電される。
利用してタービン軸が回転されると、このタービン軸に
直結されている発電機15が駆動され、その出力がしゃ
断器16を介して電力送電系統17に送電される。
【0004】ところで、図5は上述の如き蒸気タービン
の回転数制御を行なう制御装置の概略系統図であって、
実回転数検出装置21で検出された実回転数信号は、回
転数設定器22からの設定信号と加算器23で比較さ
れ、この回転数偏差信号がゲイン調整器24によって弁
開度に必要な信号に増幅され、加算器25には後述する
発電機の出力信号が加算され、蒸気流量指令信号となり
低値優先回路26に入力される。この低値優先回路26
には負荷制限器27からの制限信号が予め入力されてお
り、上記蒸気流量信号との何れか低値信号が選択される
ようになっている。
の回転数制御を行なう制御装置の概略系統図であって、
実回転数検出装置21で検出された実回転数信号は、回
転数設定器22からの設定信号と加算器23で比較さ
れ、この回転数偏差信号がゲイン調整器24によって弁
開度に必要な信号に増幅され、加算器25には後述する
発電機の出力信号が加算され、蒸気流量指令信号となり
低値優先回路26に入力される。この低値優先回路26
には負荷制限器27からの制限信号が予め入力されてお
り、上記蒸気流量信号との何れか低値信号が選択される
ようになっている。
【0005】上記低値優先回路26を出た出力信号は、
蒸気加減弁の流量指令信号として関数発生器28に入力
される。関数発生器28の出力信号は、復調器29から
のフィードバック信号と加算器30で突合わされ、その
偏差信号がプリアンプ31を経て増幅された後、サーボ
アンプ32を経て蒸気加減弁4のサーボ弁に開閉信号と
して与えられる。
蒸気加減弁の流量指令信号として関数発生器28に入力
される。関数発生器28の出力信号は、復調器29から
のフィードバック信号と加算器30で突合わされ、その
偏差信号がプリアンプ31を経て増幅された後、サーボ
アンプ32を経て蒸気加減弁4のサーボ弁に開閉信号と
して与えられる。
【0006】蒸気加減弁4には弁開度を検出する検出装
置が設けられており、復調器29で弁開度(実弁リフ
ト)信号が調整されて加算器30にフィードバックされ
る。また、発電機15の実出力信号は出力検出器33に
よって検出され、その実出力信号が加算器34に送ら
れ、ここで出力デマンド35からの出力要求指令信号と
突合わされ、その偏差信号がガバナ設定器36、スイッ
チ37a、及び加算器38を経て加算器35でゲイン調
整器24から出力される回転数偏差信号に加算される。
加算器38には無負荷相当バイアス信号39もスイッチ
37bを介して付加されるようにしてある。そして、上
記スイッチ37a、37bはパワーロードアンバランス
回路の作動によってOFFされる。
置が設けられており、復調器29で弁開度(実弁リフ
ト)信号が調整されて加算器30にフィードバックされ
る。また、発電機15の実出力信号は出力検出器33に
よって検出され、その実出力信号が加算器34に送ら
れ、ここで出力デマンド35からの出力要求指令信号と
突合わされ、その偏差信号がガバナ設定器36、スイッ
チ37a、及び加算器38を経て加算器35でゲイン調
整器24から出力される回転数偏差信号に加算される。
加算器38には無負荷相当バイアス信号39もスイッチ
37bを介して付加されるようにしてある。そして、上
記スイッチ37a、37bはパワーロードアンバランス
回路の作動によってOFFされる。
【0007】一方、インターセプト弁10の制御信号
は、加算器25で回転数偏差信号とガバナ設定器36の
出力信号とが加算された後で低値優先回路26の前より
分岐され、ゲイン調整器41によって弁開度に必要な信
号に増幅され、加算器42に送られる。加算器42では
バイアス信号43が加算されてインターセプト弁蒸気流
量指令信号となり、関数発生器44に入力される。関数
発生器44の出力信号は、復調器45からのフィードバ
ック信号と加算器46で突合わされ、その偏差信号がプ
リアンプ47で増幅された後、サーボアンプ48を経て
インターセプト弁10のサーボ弁に開閉信号として与え
られる。また、上記増幅された信号が飽和点(100
%)に達するとインターセプト弁急閉回路49が作動す
るようにしてある。
は、加算器25で回転数偏差信号とガバナ設定器36の
出力信号とが加算された後で低値優先回路26の前より
分岐され、ゲイン調整器41によって弁開度に必要な信
号に増幅され、加算器42に送られる。加算器42では
バイアス信号43が加算されてインターセプト弁蒸気流
量指令信号となり、関数発生器44に入力される。関数
発生器44の出力信号は、復調器45からのフィードバ
ック信号と加算器46で突合わされ、その偏差信号がプ
リアンプ47で増幅された後、サーボアンプ48を経て
インターセプト弁10のサーボ弁に開閉信号として与え
られる。また、上記増幅された信号が飽和点(100
%)に達するとインターセプト弁急閉回路49が作動す
るようにしてある。
【0008】ところで、上記蒸気加減弁4またはインタ
ーセプト弁10は図6で示すような油圧開閉装置により
制御される。
ーセプト弁10は図6で示すような油圧開閉装置により
制御される。
【0009】図6において、符号51は蒸気弁本体であ
って、弁体52が弁座53に当ると蒸気の流路が閉塞さ
れる。弁体52は弁棒54、クロスヘッド55、レバー
56及びピストンロッド57を介して油圧シリンダ58
の油圧ピストン59に連結され、油圧ピストン59はば
ね60によって蒸気弁閉方向に常に押されている。
って、弁体52が弁座53に当ると蒸気の流路が閉塞さ
れる。弁体52は弁棒54、クロスヘッド55、レバー
56及びピストンロッド57を介して油圧シリンダ58
の油圧ピストン59に連結され、油圧ピストン59はば
ね60によって蒸気弁閉方向に常に押されている。
【0010】一方、油圧シリンダ58の下部室61にサ
ーボ弁62を通して制御油が供給されると、油圧ピスト
ン59が押し上げられ蒸気弁弁体52が開かれる。
ーボ弁62を通して制御油が供給されると、油圧ピスト
ン59が押し上げられ蒸気弁弁体52が開かれる。
【0011】油圧シリンダ58の下部には、ディスクダ
ンプ弁63が設けられディスクダンプ弁63の下部室6
3の下部室64には急速作動電磁弁65を経た圧油が供
給されディスクダンプ弁63が閉方向に作動されてい
る。また上記急速作動電磁弁65を経た圧油の一部は、
オリフィス66を介してしゃ断弁67にも供給され、こ
の圧油が供給されるとしゃ断弁67は図示のように切り
換る。
ンプ弁63が設けられディスクダンプ弁63の下部室6
3の下部室64には急速作動電磁弁65を経た圧油が供
給されディスクダンプ弁63が閉方向に作動されてい
る。また上記急速作動電磁弁65を経た圧油の一部は、
オリフィス66を介してしゃ断弁67にも供給され、こ
の圧油が供給されるとしゃ断弁67は図示のように切り
換る。
【0012】急速作動電磁弁65には油圧発生装置68
から非常トリップ装置69を介して非常油が送られ、サ
ーボ弁62には油圧発生装置68からしゃ断弁67を介
して制御油が送られる。なお、非常トリップ装置69は
非常油を排出させて蒸気弁弁体52を緊急閉鎖させるも
のである。
から非常トリップ装置69を介して非常油が送られ、サ
ーボ弁62には油圧発生装置68からしゃ断弁67を介
して制御油が送られる。なお、非常トリップ装置69は
非常油を排出させて蒸気弁弁体52を緊急閉鎖させるも
のである。
【0013】しかして、蒸気タービン停止中で、非常ト
リップ装置69がトリップ位置、即ち非常油が排出され
た状態になると、油圧発生装置68で発生した制御油は
しゃ断弁67に供給される。
リップ装置69がトリップ位置、即ち非常油が排出され
た状態になると、油圧発生装置68で発生した制御油は
しゃ断弁67に供給される。
【0014】このしゃ断弁67は油圧による切換弁であ
り、非常油が確立されると油圧力により切り換えられ、
制御油がそのしゃ断弁67を介してサーボ弁62に供給
される。この状態で非常トリップ装置69をリセットす
なわち非常油の油圧を確立すると、非常油が急速作動電
磁弁65を経てディスクダンプ弁63に送られるととも
に、オリフィス66を経てしゃ断弁67に送られる。す
るとしゃ断弁67は図示の様に切り換わり、制御油がサ
ーボ弁62に送られる。同時にディスクダンプ弁63は
油圧シリンダ58の下部をシートする。なお、オリフィ
ス66はディスクダンプ弁63に油圧が供給されるの
と、しゃ断弁67の切り換え動作との間に時間的な差を
もたせるもので、しゃ断弁67の切り換えはディスクダ
ンプ弁63の油圧確立より時間的に遅れる。これにより
サーボ弁62への油圧の供給はディスクダンプ弁の油圧
が確立された後となり、油圧シリンダ58の下部がシー
トされた後に油圧シリンダ58へ油圧の供給がなされさ
れることになる。
り、非常油が確立されると油圧力により切り換えられ、
制御油がそのしゃ断弁67を介してサーボ弁62に供給
される。この状態で非常トリップ装置69をリセットす
なわち非常油の油圧を確立すると、非常油が急速作動電
磁弁65を経てディスクダンプ弁63に送られるととも
に、オリフィス66を経てしゃ断弁67に送られる。す
るとしゃ断弁67は図示の様に切り換わり、制御油がサ
ーボ弁62に送られる。同時にディスクダンプ弁63は
油圧シリンダ58の下部をシートする。なお、オリフィ
ス66はディスクダンプ弁63に油圧が供給されるの
と、しゃ断弁67の切り換え動作との間に時間的な差を
もたせるもので、しゃ断弁67の切り換えはディスクダ
ンプ弁63の油圧確立より時間的に遅れる。これにより
サーボ弁62への油圧の供給はディスクダンプ弁の油圧
が確立された後となり、油圧シリンダ58の下部がシー
トされた後に油圧シリンダ58へ油圧の供給がなされさ
れることになる。
【0015】通常の蒸気弁51の開閉は、ディスクダン
プ弁63の油圧が確保された後、サーボ弁62により油
圧シリンダ58ヘ油圧を供給又は排出することにより行
なわれる。
プ弁63の油圧が確保された後、サーボ弁62により油
圧シリンダ58ヘ油圧を供給又は排出することにより行
なわれる。
【0016】一方、蒸気タービンに緊急停止が必要とな
った場合は、非常トリップ装置69により非常油が排出
される。このようにして非常油が排出されると、ディス
クダンプ弁63の油圧が無くなり、油圧シリンダ58の
下部がシートされなくなる。したがって、油圧シリンダ
58内の油圧がディスクダンプ弁63を経て排出され蒸
気弁弁体52が緊急閉鎖される。また、急速作動電磁弁
65はタービンの緊急停止以外に蒸気弁弁体52の緊急
閉鎖が必要となった場合、即ち負荷の大きな現象があっ
た場合などに蒸気弁弁体52を緊急閉鎖するために設け
られているものであって、非常油の油圧が確立された状
態においても急速作動電磁弁65を動作させることによ
ってディスクダンプ弁63の油圧を排出して蒸気弁弁体
52を急閉させることができる。
った場合は、非常トリップ装置69により非常油が排出
される。このようにして非常油が排出されると、ディス
クダンプ弁63の油圧が無くなり、油圧シリンダ58の
下部がシートされなくなる。したがって、油圧シリンダ
58内の油圧がディスクダンプ弁63を経て排出され蒸
気弁弁体52が緊急閉鎖される。また、急速作動電磁弁
65はタービンの緊急停止以外に蒸気弁弁体52の緊急
閉鎖が必要となった場合、即ち負荷の大きな現象があっ
た場合などに蒸気弁弁体52を緊急閉鎖するために設け
られているものであって、非常油の油圧が確立された状
態においても急速作動電磁弁65を動作させることによ
ってディスクダンプ弁63の油圧を排出して蒸気弁弁体
52を急閉させることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】蒸気タービンの発電機
15には、通常運転時電気的な負荷が作用しており、こ
の負荷は発電機出力と同じであり、運転時には常に電力
をしゃ断器16を経て送電系統に供給している。
15には、通常運転時電気的な負荷が作用しており、こ
の負荷は発電機出力と同じであり、運転時には常に電力
をしゃ断器16を経て送電系統に供給している。
【0018】そこで、何らかの理由によりしゃ断器16
が開き、送電系統と分離された場合には、発電機15出
力の減少分に比例してタービンのピーク回転数が上昇す
る。このため、運転時発電機出力が大きい場合には、パ
ワーロードアンバランス回路40により発電機出力の喪
失が検出され、蒸気加減弁の急速作動電磁弁65が励磁
され、ディスクダンプ弁63の下部非常油がドレンに排
出され、油圧ピストン59下部油圧によりディスクダン
プ弁63が下方に落ち、油筒ピストン59がばね60に
より下方に押されて蒸気加減弁4の弁体52が全閉させ
られる。
が開き、送電系統と分離された場合には、発電機15出
力の減少分に比例してタービンのピーク回転数が上昇す
る。このため、運転時発電機出力が大きい場合には、パ
ワーロードアンバランス回路40により発電機出力の喪
失が検出され、蒸気加減弁の急速作動電磁弁65が励磁
され、ディスクダンプ弁63の下部非常油がドレンに排
出され、油圧ピストン59下部油圧によりディスクダン
プ弁63が下方に落ち、油筒ピストン59がばね60に
より下方に押されて蒸気加減弁4の弁体52が全閉させ
られる。
【0019】この時の急速作動電磁弁65の励磁信号に
より、ガバナ設定器36の信号が全閉位置(定格回転
数)まで復帰し、インターセプト弁10は約100%回
転数で閉じ始め、約102%回転数で全閉となる。この
場合、サーボ弁62による閉鎖時間は、約4秒以上必要
なのに対し、急速作動電磁弁65による閉鎖時間は約
0.3秒のため、蒸気加減弁4とインターセプト弁10
より蒸気タービン5、11に流入する蒸気量が大きく異
なる。
より、ガバナ設定器36の信号が全閉位置(定格回転
数)まで復帰し、インターセプト弁10は約100%回
転数で閉じ始め、約102%回転数で全閉となる。この
場合、サーボ弁62による閉鎖時間は、約4秒以上必要
なのに対し、急速作動電磁弁65による閉鎖時間は約
0.3秒のため、蒸気加減弁4とインターセプト弁10
より蒸気タービン5、11に流入する蒸気量が大きく異
なる。
【0020】このため、蒸気加減弁4とインターセプト
弁10を急閉するため、各々の急速作動電磁弁65を動
作させる装置として、パワーロードアンバランス回路4
0とインターセプト弁急閉回路49が設けられている。
弁10を急閉するため、各々の急速作動電磁弁65を動
作させる装置として、パワーロードアンバランス回路4
0とインターセプト弁急閉回路49が設けられている。
【0021】そこで、パワーロードアンバランス回路
は、図7に示すように、低温再熱管6の設定圧力が40
%負荷相当圧力以上と、発電機出力の減少率が40%/
msec以上と、発電機負荷とタービン機械出力(低温再熱
圧力)との差が40%以上の条件が共に成立した時に作
動し、蒸気加減弁4の急速作動電磁弁65及び出力設定
器35のスイッチ回路に作用する。その結果蒸気加減弁
4が急閉されると共に、スイッチ37aがOFFとなり
出力設定器35の出力がカットされる。
は、図7に示すように、低温再熱管6の設定圧力が40
%負荷相当圧力以上と、発電機出力の減少率が40%/
msec以上と、発電機負荷とタービン機械出力(低温再熱
圧力)との差が40%以上の条件が共に成立した時に作
動し、蒸気加減弁4の急速作動電磁弁65及び出力設定
器35のスイッチ回路に作用する。その結果蒸気加減弁
4が急閉されると共に、スイッチ37aがOFFとなり
出力設定器35の出力がカットされる。
【0022】一方、インターセプト弁蒸気流量指令信号
と復調器45からのフィードバック信号との偏差が閉め
(マイナス)方向で5%以上になると、インターセプト
弁急閉回路49用のゲインで20倍に増幅され飽和点
(−100%)となり、この時図8に示すようにインタ
ーセプト弁急閉回路49のもう一方の条件である低温再
熱蒸気管6の圧力が設定圧力(一般には約15%負荷相
当圧力)以上であれば、インターセプト弁10の急閉回
路49が作動し、インターセプト弁10の急速作動電磁
弁65が作動し、インターセプト弁10が急閉する。
と復調器45からのフィードバック信号との偏差が閉め
(マイナス)方向で5%以上になると、インターセプト
弁急閉回路49用のゲインで20倍に増幅され飽和点
(−100%)となり、この時図8に示すようにインタ
ーセプト弁急閉回路49のもう一方の条件である低温再
熱蒸気管6の圧力が設定圧力(一般には約15%負荷相
当圧力)以上であれば、インターセプト弁10の急閉回
路49が作動し、インターセプト弁10の急速作動電磁
弁65が作動し、インターセプト弁10が急閉する。
【0023】一方、このスイッチ回路がリセットすると
スイッチ37bがONし、この時無負荷相当信号がステ
ップ状に付加される。
スイッチ37bがONし、この時無負荷相当信号がステ
ップ状に付加される。
【0024】しかして、タービン負荷しゃ断後の整定過
程において、パワーロードアンバランス回路40の作動
中は、タービン速度がピークに到達後降下し、102%
速度に達すると、インターセプト弁10が開き出し、再
熱器7の蒸気を中圧タービン11、低圧タービン13を
経て復水器14へ逃しながら、タービンの速度を徐々に
降下すると共に、低温再熱管6の圧力も降下される。
程において、パワーロードアンバランス回路40の作動
中は、タービン速度がピークに到達後降下し、102%
速度に達すると、インターセプト弁10が開き出し、再
熱器7の蒸気を中圧タービン11、低圧タービン13を
経て復水器14へ逃しながら、タービンの速度を徐々に
降下すると共に、低温再熱管6の圧力も降下される。
【0025】上記低温再熱管6の圧力が40%負荷相当
以下までさがると、パワーロードアンバランス回路40
がリセットし、その結果無負荷相当信号が図5の加算器
25に付加され、インターセプト弁10の関数発生器4
4への入力信号もステップ状に変化する。したがって、
インターセプト弁10が急に開いて蒸気が中圧タービン
11に流入するため、タービン速度が急速に上昇し、タ
ービン速度が102%を超えるとインターセプト弁関数
発生器の出力は閉め(マイナス)信号となる。
以下までさがると、パワーロードアンバランス回路40
がリセットし、その結果無負荷相当信号が図5の加算器
25に付加され、インターセプト弁10の関数発生器4
4への入力信号もステップ状に変化する。したがって、
インターセプト弁10が急に開いて蒸気が中圧タービン
11に流入するため、タービン速度が急速に上昇し、タ
ービン速度が102%を超えるとインターセプト弁関数
発生器の出力は閉め(マイナス)信号となる。
【0026】この時にインターセプト弁10の追従が遅
れると、加算器46の出力が閉め(マイナス)信号とな
り、この値が−5%以上になるとインターセプト弁10
の急閉回路49が作動し、インターセプト弁10の急速
作動電磁弁65が作動し、インターセプト弁10が急閉
する。このようにしてインターセプト弁10が急閉する
と、中圧タービン11への流入蒸気が断たれ、タービン
速度が降下し、その速度が102%未満になると再びイ
ンターセプト弁が開き出し、中圧タービンへ蒸気を流
す。
れると、加算器46の出力が閉め(マイナス)信号とな
り、この値が−5%以上になるとインターセプト弁10
の急閉回路49が作動し、インターセプト弁10の急速
作動電磁弁65が作動し、インターセプト弁10が急閉
する。このようにしてインターセプト弁10が急閉する
と、中圧タービン11への流入蒸気が断たれ、タービン
速度が降下し、その速度が102%未満になると再びイ
ンターセプト弁が開き出し、中圧タービンへ蒸気を流
す。
【0027】このようにインターセプト弁の追従が遅い
と、この弁の開閉動作が繰り返され、タービン速度に変
動が生ずる(図9)。そして、この繰り返しは低温再熱
管圧力が15%負荷相当圧力未満となるまで続く等の問
題がある。
と、この弁の開閉動作が繰り返され、タービン速度に変
動が生ずる(図9)。そして、この繰り返しは低温再熱
管圧力が15%負荷相当圧力未満となるまで続く等の問
題がある。
【0028】本発明はこのような点に鑑み、負荷しや断
発生後の整定過程におけるタービンの回転数の変動を小
さくし、タービンの制定をスムーズに行なうことができ
るようにした制御装置を得ることを目的とする。
発生後の整定過程におけるタービンの回転数の変動を小
さくし、タービンの制定をスムーズに行なうことができ
るようにした制御装置を得ることを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明は、パワーロード
アバランス回路リセット時に無負荷相当バイアス信号を
弁制御回路に付加するようにした蒸気タービン制御装置
において、上記無負荷相当バイアス信号をランプ状に弁
制御回路に入力するようにしたことを特徴とする。また
第2の発明は、さらに低温再熱蒸気圧力が設定値以上
で、インターセプト弁への入力信号とその弁の実開度と
の閉方向偏差が5%以上であり、しかもインターセプト
弁の実開度が約20%以上の時にインターセプト弁急閉
回路が作動するようにしたことを特徴とする。
アバランス回路リセット時に無負荷相当バイアス信号を
弁制御回路に付加するようにした蒸気タービン制御装置
において、上記無負荷相当バイアス信号をランプ状に弁
制御回路に入力するようにしたことを特徴とする。また
第2の発明は、さらに低温再熱蒸気圧力が設定値以上
で、インターセプト弁への入力信号とその弁の実開度と
の閉方向偏差が5%以上であり、しかもインターセプト
弁の実開度が約20%以上の時にインターセプト弁急閉
回路が作動するようにしたことを特徴とする。
【0030】
【作用】パワーロードアンバランス回路のリセット時
に、無負荷バイアス信号がランプ状に入力されるので、
インターセプト弁への制御信号の増加もランプ状で緩や
かとなり、インターセプト弁も十分追従でき、インター
セプト弁の開閉動作が繰り返されることが防止できる。
したがって、タービン回転数の変動が防止される。さら
にインターセプト弁の所定開度以下の場合には、その急
閉回路を作動しないようにすることにより、一層タービ
ンの整定がスムーズに行なわれる。
に、無負荷バイアス信号がランプ状に入力されるので、
インターセプト弁への制御信号の増加もランプ状で緩や
かとなり、インターセプト弁も十分追従でき、インター
セプト弁の開閉動作が繰り返されることが防止できる。
したがって、タービン回転数の変動が防止される。さら
にインターセプト弁の所定開度以下の場合には、その急
閉回路を作動しないようにすることにより、一層タービ
ンの整定がスムーズに行なわれる。
【0031】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照して本発明の実施
例について説明する。なお図1において図5と同一部分
には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
例について説明する。なお図1において図5と同一部分
には同一符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0032】図1において、パワーロードアンバランス
回路40によって開閉されるスイッチ37bと加算器3
8との間には積分器50が介装されている。しかして、
パワーロードアンバランス回路40がリセットし、スイ
ッチ37bがONすると、無負荷相当バイアス信号39
が、スイッチ37b及び積分器50を介して加算器38
に加えられる。
回路40によって開閉されるスイッチ37bと加算器3
8との間には積分器50が介装されている。しかして、
パワーロードアンバランス回路40がリセットし、スイ
ッチ37bがONすると、無負荷相当バイアス信号39
が、スイッチ37b及び積分器50を介して加算器38
に加えられる。
【0033】すなわち、タービン負荷しや断後に、再熱
器7内の蒸気をインターセプト弁10によって中圧ター
ビン11等を経て復水器14にブローダウンする過程に
おいて、再熱器7内の圧力低下に伴ない、低温再熱管6
内の圧力が低下し、40%負荷相当圧以下になるとパワ
ーローアンバランス回路40がリセット(OFF)し、
スイッチ37a、37b、がON状態とされる。
器7内の蒸気をインターセプト弁10によって中圧ター
ビン11等を経て復水器14にブローダウンする過程に
おいて、再熱器7内の圧力低下に伴ない、低温再熱管6
内の圧力が低下し、40%負荷相当圧以下になるとパワ
ーローアンバランス回路40がリセット(OFF)し、
スイッチ37a、37b、がON状態とされる。
【0034】その結果、無負荷相当バイアス信号39が
スイッチ37bを経て積分器50に加わる。しかして、
その積分器50からは、図2に2点鎖線で示すようにパ
ワーロードアンバランス回路リセット後経過時間に対し
ランプ状に上昇する出力信号が出力し、その信号が加算
器38に加えられる。このため、インターセプト弁10
制御用の関数発生器44の入力信号の増加もランプ状で
緩やかとなり、インターセプト弁10がこの関数発生器
44の出力信号に十分追従して制御され、上記関数発生
器44の出力と復調器45からの信号との差、すなわち
加算器46の出力信号は小さなものになり、インターセ
プト弁の制御系に与える影響が軽減される。
スイッチ37bを経て積分器50に加わる。しかして、
その積分器50からは、図2に2点鎖線で示すようにパ
ワーロードアンバランス回路リセット後経過時間に対し
ランプ状に上昇する出力信号が出力し、その信号が加算
器38に加えられる。このため、インターセプト弁10
制御用の関数発生器44の入力信号の増加もランプ状で
緩やかとなり、インターセプト弁10がこの関数発生器
44の出力信号に十分追従して制御され、上記関数発生
器44の出力と復調器45からの信号との差、すなわち
加算器46の出力信号は小さなものになり、インターセ
プト弁の制御系に与える影響が軽減される。
【0035】一方、インターセプト弁10が低リフト域
で運転されるのは、負荷しや断後の再熱器7内上記の復
水器16へのブローダウン(ダービン整定)過程のみで
あり、この時に所内動力がタービン発電機に負荷されて
も、定格回転数をキープできる高温再熱管8内のインタ
ーセプト弁急閉回路作動負荷相当圧力におけるインター
セプト弁の開度以下では、インターセプト弁を急閉する
ことなく、連続的なタービン回転数制御を行なうことが
できる。
で運転されるのは、負荷しや断後の再熱器7内上記の復
水器16へのブローダウン(ダービン整定)過程のみで
あり、この時に所内動力がタービン発電機に負荷されて
も、定格回転数をキープできる高温再熱管8内のインタ
ーセプト弁急閉回路作動負荷相当圧力におけるインター
セプト弁の開度以下では、インターセプト弁を急閉する
ことなく、連続的なタービン回転数制御を行なうことが
できる。
【0036】しかして、本発明においては、低温再熱蒸
気圧力が設定値以上であり、インターセプト弁の入力信
号と実弁開度の差が閉方向5%以上の条件の外に、イン
ターセプト弁実弁開度が約20%以上の条件が同時に成
立したときに、インターセプト弁急閉回路49が作動
し、インターセプト弁の急速作動電磁弁が作動するよう
にしてある。
気圧力が設定値以上であり、インターセプト弁の入力信
号と実弁開度の差が閉方向5%以上の条件の外に、イン
ターセプト弁実弁開度が約20%以上の条件が同時に成
立したときに、インターセプト弁急閉回路49が作動
し、インターセプト弁の急速作動電磁弁が作動するよう
にしてある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、蒸気タービンの高負荷からの負荷しや断後の整定時
に蒸気加減弁等を急閉したパワーロードアンバランス回
路のリセット時に、制御回路に無負荷相当信号がランプ
状に入力されるようにしたので、この無負荷相当信号の
入力による制御系に与える影響が軽減される。
は、蒸気タービンの高負荷からの負荷しや断後の整定時
に蒸気加減弁等を急閉したパワーロードアンバランス回
路のリセット時に、制御回路に無負荷相当信号がランプ
状に入力されるようにしたので、この無負荷相当信号の
入力による制御系に与える影響が軽減される。
【0038】また、インターセプト弁の急速作動電磁弁
を作動させる急閉回路の成立条件として、低温再熱蒸気
圧力が設定値以上で、インターセプト弁への入力記号と
その弁の実開度との閉方向偏差が5%以上の条件に、イ
ンターセプト弁実弁開度が約20%以上の条件が付加さ
れているので、パワーロードアンバランス回路リセット
時の無負荷相当開度信号の入力による外乱に対してイン
ターセプト弁実開度が小さい場合には急閉回路が作動す
ることがなく、タービン回転数の整定をスムーズに行な
うことができる。
を作動させる急閉回路の成立条件として、低温再熱蒸気
圧力が設定値以上で、インターセプト弁への入力記号と
その弁の実開度との閉方向偏差が5%以上の条件に、イ
ンターセプト弁実弁開度が約20%以上の条件が付加さ
れているので、パワーロードアンバランス回路リセット
時の無負荷相当開度信号の入力による外乱に対してイン
ターセプト弁実開度が小さい場合には急閉回路が作動す
ることがなく、タービン回転数の整定をスムーズに行な
うことができる。
【図1】本発明における蒸気加減弁とインターセプト弁
の制御ブロック図。
の制御ブロック図。
【図2】パワーロードアンバランス回路リセット時の特
性図。
性図。
【図3】本発明におけるインターセプト弁急閉回路のイ
ンターロック図。
ンターロック図。
【図4】一般的な蒸気タービンプラントの系統図。
【図5】従来の蒸気加減弁及びインターセプト弁の制御
ブロック図。
ブロック図。
【図6】蒸気加減弁又はインターセプト弁の油圧回路
図。
図。
【図7】パワーロードアンバランス回路インターロック
図。
図。
【図8】従来のインターセプト弁急閉回路インターロッ
ク図。
ク図。
【図9】タービン整定過程の動作図。
4 蒸気加減弁
10 インターセプト弁
21 実回転数検出装置
22 回転数設定器
26 低値優先回路
28 関数発生器
35 出力デマンド
36 ガバナ設定器
37a,37b スイッチ
39 無負荷相当バイアス信号
40 パワーロードアンバランス回路
41 ゲイン調整器
45 復調器
49 インターセプト弁急閉回路
50 積分器
Claims (2)
- 【請求項1】パワーロードアンバランス回路リセット時
に無負荷相当バイアス信号を弁制御回路に付加するよう
にした蒸気タービン制御装置において、蒸気無負荷相当
バイアス信号をランプ状に弁制御回路に入力するように
したことを特徴とする蒸気タービン制御装置。 - 【請求項2】低温再熱蒸気圧力が設定値以上で、インタ
ーセプト弁への入力信号とその弁の実開度との閉方向偏
差が50%以上であり、しかもインターセプト弁の実開
度が約20%以上の時にインターセプト弁急閉回路が作
動するようにしたことを特徴とする請求項1記載の蒸気
タービン制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17277291A JPH0518207A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 蒸気タービン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17277291A JPH0518207A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 蒸気タービン制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0518207A true JPH0518207A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15948052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17277291A Pending JPH0518207A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 蒸気タービン制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0518207A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011052553A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Toshiba Corp | 蒸気タービン制御装置および蒸気タービン制御方法 |
| KR101144308B1 (ko) * | 2009-12-03 | 2012-05-11 | 한국전력공사 | 터빈 바이패스 설비를 갖춘 증기터빈의 과속도 예방 장치에서의 리셋 설정 방법 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP17277291A patent/JPH0518207A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011052553A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Toshiba Corp | 蒸気タービン制御装置および蒸気タービン制御方法 |
| KR101144308B1 (ko) * | 2009-12-03 | 2012-05-11 | 한국전력공사 | 터빈 바이패스 설비를 갖춘 증기터빈의 과속도 예방 장치에서의 리셋 설정 방법 |
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