JPH05182128A - ハードディスク装置用磁気ヘッド - Google Patents
ハードディスク装置用磁気ヘッドInfo
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- JPH05182128A JPH05182128A JP34448091A JP34448091A JPH05182128A JP H05182128 A JPH05182128 A JP H05182128A JP 34448091 A JP34448091 A JP 34448091A JP 34448091 A JP34448091 A JP 34448091A JP H05182128 A JPH05182128 A JP H05182128A
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- hard disk
- head
- magnetic
- recording
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リムーバブルハードディスク装置の記録密度
の向上、信頼性の向上及び高速アクセス化。 【構成】 細長い可撓性のヘッド構造体11に垂直磁気
記録用の主極12及び補助磁極15を埋設してプローブ
型または針状の極めて軽量な磁気ヘッド45を形成し、
更にヘッド構造体11に2つの接触パッド24A,24
Bを形成してハードディスクとの安定な接触を可能と
し、ハードディスクには垂直磁気異方性を持つ垂直磁化
層を形成し、接触記録方式を用いて垂直磁気記録を行
う。
の向上、信頼性の向上及び高速アクセス化。 【構成】 細長い可撓性のヘッド構造体11に垂直磁気
記録用の主極12及び補助磁極15を埋設してプローブ
型または針状の極めて軽量な磁気ヘッド45を形成し、
更にヘッド構造体11に2つの接触パッド24A,24
Bを形成してハードディスクとの安定な接触を可能と
し、ハードディスクには垂直磁気異方性を持つ垂直磁化
層を形成し、接触記録方式を用いて垂直磁気記録を行
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハードディスク装置(以
下、HDDとも称す)用磁気ヘッドに関し、特に、ハー
ドディスクが脱着(交換)可能ないわゆるリムーバブル
ハードディスク装置における記録密度の向上に必要な磁
気ヘッドとハードディスクとの安定な接触を確保するた
めの改良に関するものである。
下、HDDとも称す)用磁気ヘッドに関し、特に、ハー
ドディスクが脱着(交換)可能ないわゆるリムーバブル
ハードディスク装置における記録密度の向上に必要な磁
気ヘッドとハードディスクとの安定な接触を確保するた
めの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記憶装置としてハー
ドディスク装置が多用されている。ハードディスク装置
では、アルミ基板に磁性体を塗布してなるディスクを高
速回転(2700〜3600r.p.m.)させ、浮上式ヘッ
ドにより磁気記録・再生をする。このハードディスク装
置を、ディスクの取付状態で分類すると、次の3方式が
ある。 (i)ディスクが、キャビティ内に収納されて回転軸に
固定されており、ディスク交換のできない固定ディスク
方式。 (ii)複数枚のディスクがディスクパック内の回転軸に
積み重ねて取り付けられており、ディスクパック全体が
一体となって交換できるディスクパック方式。 (iii)1枚のディスクがカートリッジケースに収納され
ており、カートリッジケースをハードディスク装置本体
に挿脱して交換できるカートリッジディスク方式。
ドディスク装置が多用されている。ハードディスク装置
では、アルミ基板に磁性体を塗布してなるディスクを高
速回転(2700〜3600r.p.m.)させ、浮上式ヘッ
ドにより磁気記録・再生をする。このハードディスク装
置を、ディスクの取付状態で分類すると、次の3方式が
ある。 (i)ディスクが、キャビティ内に収納されて回転軸に
固定されており、ディスク交換のできない固定ディスク
方式。 (ii)複数枚のディスクがディスクパック内の回転軸に
積み重ねて取り付けられており、ディスクパック全体が
一体となって交換できるディスクパック方式。 (iii)1枚のディスクがカートリッジケースに収納され
ており、カートリッジケースをハードディスク装置本体
に挿脱して交換できるカートリッジディスク方式。
【0003】ここでカートリッジディスク方式を採用し
ている従来のハードディスク装置(リムーバブルハード
ディスク装置)のハードディスク本体装置及びカートリ
ッジディスクを、図5を参照して説明する。カートリッ
ジディスク1は、ケース2内にハードディスク3を回転
自在に収納支持して構成されており、ケース2の後面に
はシャッタ4が備えられている。一方、ハードディスク
本体装置5は、前面にディスク挿脱窓6を有し、内部に
は、モータ,アーム,磁気ヘッド,ボイスコイルモー
タ,シャッタ開閉機構,記録再生回路,サーボ回路等が
備えられている。
ている従来のハードディスク装置(リムーバブルハード
ディスク装置)のハードディスク本体装置及びカートリ
ッジディスクを、図5を参照して説明する。カートリッ
ジディスク1は、ケース2内にハードディスク3を回転
自在に収納支持して構成されており、ケース2の後面に
はシャッタ4が備えられている。一方、ハードディスク
本体装置5は、前面にディスク挿脱窓6を有し、内部に
は、モータ,アーム,磁気ヘッド,ボイスコイルモー
タ,シャッタ開閉機構,記録再生回路,サーボ回路等が
備えられている。
【0004】カートリッジディスク1をディスク挿脱窓
6を介してハードディスク本体装置5内に装着すると、
シャッタ4が開けられ、2つのヘッドがケース2内に入
りハードディスク3の上面及び下面に対し磁気記録再生
が行なわれるようになっている。
6を介してハードディスク本体装置5内に装着すると、
シャッタ4が開けられ、2つのヘッドがケース2内に入
りハードディスク3の上面及び下面に対し磁気記録再生
が行なわれるようになっている。
【0005】上述した従来のリムーバブルハードディス
ク装置では、磁気ヘッドがリング状磁気ヘッドを用いた
浮上式ヘッドであり、またハードディスクの記録媒体の
磁化容易軸は媒体平面に対して平行であった。
ク装置では、磁気ヘッドがリング状磁気ヘッドを用いた
浮上式ヘッドであり、またハードディスクの記録媒体の
磁化容易軸は媒体平面に対して平行であった。
【0006】従来のリムーバブルハードディスク装置に
は下記理由により、記録密度、信頼性及び高速アクセス
の点で限界があった。 (1)浮上ヘッドを用いるため、磁気ヘッドと記録媒体
間が非接触となり、両者の間に空隙が生じるので記録密
度の向上を妨げている。 (2)また、磁気ヘッドが浮上しているので、振動や衝
撃を受けると記録媒体に衝突(クラッシュ)する恐れが
あり、信頼性の向上の妨げとなっている。また、ハード
ディスク交換時にゴミが入ることが避け難いが、磁気ヘ
ッドが浮上しているために磁気ヘッドと記録媒体間にゴ
ミを噛み込んでクラッシュする恐れがある。 (3)上記(1),(2)項の解決のためには磁気ヘッ
ドを記録媒体に接触させれば良いが、従来の磁気ヘッド
は質量が重く形状も大きく、押し付け力も強くする必要
があるので、磁気ヘッドと記録媒体が激しく摩耗すると
いう重大な問題が生じる。 (4)また、磁気ヘッドの質量が大きいことから、アク
セスに時間がかかる。 (5)なお、磁化容易軸が媒体平面に垂直な、垂直磁気
異方性を持つ記録媒体を用いて垂直磁気記録を行えば、
原理上、磁化容易軸が媒体平面に平行な記録媒体に面内
記録する場合よりも記録密度を向上させることが可能で
あるが、上記(1),(2),(3)項が解決しない限
り実用的でない。
は下記理由により、記録密度、信頼性及び高速アクセス
の点で限界があった。 (1)浮上ヘッドを用いるため、磁気ヘッドと記録媒体
間が非接触となり、両者の間に空隙が生じるので記録密
度の向上を妨げている。 (2)また、磁気ヘッドが浮上しているので、振動や衝
撃を受けると記録媒体に衝突(クラッシュ)する恐れが
あり、信頼性の向上の妨げとなっている。また、ハード
ディスク交換時にゴミが入ることが避け難いが、磁気ヘ
ッドが浮上しているために磁気ヘッドと記録媒体間にゴ
ミを噛み込んでクラッシュする恐れがある。 (3)上記(1),(2)項の解決のためには磁気ヘッ
ドを記録媒体に接触させれば良いが、従来の磁気ヘッド
は質量が重く形状も大きく、押し付け力も強くする必要
があるので、磁気ヘッドと記録媒体が激しく摩耗すると
いう重大な問題が生じる。 (4)また、磁気ヘッドの質量が大きいことから、アク
セスに時間がかかる。 (5)なお、磁化容易軸が媒体平面に垂直な、垂直磁気
異方性を持つ記録媒体を用いて垂直磁気記録を行えば、
原理上、磁化容易軸が媒体平面に平行な記録媒体に面内
記録する場合よりも記録密度を向上させることが可能で
あるが、上記(1),(2),(3)項が解決しない限
り実用的でない。
【0007】そこで、特開平3−178017号公報に
開示されているように、ディスクに接触して磁気記録を
行うことができる磁気ヘッドとして、針状(又はプロー
ブ型)にして軽量化を図り、小さな押し付け力で磁気ヘ
ッドを記録媒体に接触させることができ、従って殆ど摩
耗しない磁気ヘッドが開発された。図6,図7を参照し
て、この種の針状の磁気ヘッドを説明する。
開示されているように、ディスクに接触して磁気記録を
行うことができる磁気ヘッドとして、針状(又はプロー
ブ型)にして軽量化を図り、小さな押し付け力で磁気ヘ
ッドを記録媒体に接触させることができ、従って殆ど摩
耗しない磁気ヘッドが開発された。図6,図7を参照し
て、この種の針状の磁気ヘッドを説明する。
【0008】まずはじめに、針状の磁気ヘッド(MICRO
FLEXHEAD,米国Censtor 社製)について、図6を基に説
明する。図6に示す針状ヘッド10は、ヘッド構造体1
1が酸化アルミニウム(絶縁性の非磁性体)で可撓性を
もつように構成されており、長さL1が12.7mm、高
さL2が0.5mm、厚さ(紙面に垂直方向の長さ)が
0.5mmであり極めて細く針状になっている。針状ヘッ
ド10のヘッド構造体11内には高透磁率材により主磁
極12,ヨーク13,スタッド部14及び補助磁極15
が形成されている。更に、ヨーク13を螺旋状に囲繞す
るコイル16が形成されており、コイル16はリード導
体17を介して結合パッド18に電気的に接続されてい
る。24は接触パッドである。
FLEXHEAD,米国Censtor 社製)について、図6を基に説
明する。図6に示す針状ヘッド10は、ヘッド構造体1
1が酸化アルミニウム(絶縁性の非磁性体)で可撓性を
もつように構成されており、長さL1が12.7mm、高
さL2が0.5mm、厚さ(紙面に垂直方向の長さ)が
0.5mmであり極めて細く針状になっている。針状ヘッ
ド10のヘッド構造体11内には高透磁率材により主磁
極12,ヨーク13,スタッド部14及び補助磁極15
が形成されている。更に、ヨーク13を螺旋状に囲繞す
るコイル16が形成されており、コイル16はリード導
体17を介して結合パッド18に電気的に接続されてい
る。24は接触パッドである。
【0009】かかる構成となっている針状ヘッド10
は、小型・軽量でありしかも記録媒体に接触する部分の
面積が小さいので、ハードディスクに接触した状態で記
録・再生ができる。もちろん接触記録をしても、針状ヘ
ッド10やハードディスクに傷は付かない。また針状ヘ
ッド10はたとえ大きな曲率で曲げても折れることな
く、曲げ力がなくなるとただちに図1に示す直線状態に
戻る、という良好なバネ特性を有している。
は、小型・軽量でありしかも記録媒体に接触する部分の
面積が小さいので、ハードディスクに接触した状態で記
録・再生ができる。もちろん接触記録をしても、針状ヘ
ッド10やハードディスクに傷は付かない。また針状ヘ
ッド10はたとえ大きな曲率で曲げても折れることな
く、曲げ力がなくなるとただちに図1に示す直線状態に
戻る、という良好なバネ特性を有している。
【0010】図7は針状ヘッド10により記録再生を行
うときの磁路の状態を模式的に示している。図7に示す
ように垂直記録用のハードディスク20では、剛性基板
21上に軟磁性層22が形成され、その上に垂直磁化層
23が形成されている。針状ヘッド10の主磁極12は
垂直磁化層23に接触した状態で磁気記録・再生を行
う。即ち、図7中に点線で示すように、主磁極12→垂
直磁化層23→軟磁性層22→垂直磁化層23→補助磁
極15→スタッド部14→ヨーク13→主磁極12とい
う経路に沿う磁路が形成される。かくて垂直磁化層23
のうち主磁極12に接触している部分が垂直磁化されて
垂直磁気記録がされ、また再生ができる。
うときの磁路の状態を模式的に示している。図7に示す
ように垂直記録用のハードディスク20では、剛性基板
21上に軟磁性層22が形成され、その上に垂直磁化層
23が形成されている。針状ヘッド10の主磁極12は
垂直磁化層23に接触した状態で磁気記録・再生を行
う。即ち、図7中に点線で示すように、主磁極12→垂
直磁化層23→軟磁性層22→垂直磁化層23→補助磁
極15→スタッド部14→ヨーク13→主磁極12とい
う経路に沿う磁路が形成される。かくて垂直磁化層23
のうち主磁極12に接触している部分が垂直磁化されて
垂直磁気記録がされ、また再生ができる。
【0011】針状ヘッド10を用いれば記録媒体に接触
して記録・再生ができるため、高密度記録ができるとい
う垂直磁気記録の長所を引き出すことができる。従来種
々開発された垂直磁気記録用ヘッドは大きくて重いた
め、磁性層に接触させることができずフローティング状
態で使用しなければならないため、垂直磁化はできても
高密度記録は十分できなかった。つまり、針状ヘッド1
0を用いることによりはじめて、垂直磁気記録を用いた
高密度記録が実用可能と考えられる。
して記録・再生ができるため、高密度記録ができるとい
う垂直磁気記録の長所を引き出すことができる。従来種
々開発された垂直磁気記録用ヘッドは大きくて重いた
め、磁性層に接触させることができずフローティング状
態で使用しなければならないため、垂直磁化はできても
高密度記録は十分できなかった。つまり、針状ヘッド1
0を用いることによりはじめて、垂直磁気記録を用いた
高密度記録が実用可能と考えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の針状ヘ
ッド10はハードディスク20と接触する接触パッド2
4が1つであるため、図8(a)に示すように、アクチ
ュエータのアーム25に取り付けてハードディスク20
に接触した場合、同図8(b)に示すように接触パッド
24の端だけがハードディスク20と接触する、いわゆ
る片当り状態になりがちである。これは、針状ヘッド1
0が従来の磁気ヘッドよりも極めて軽量であり、従って
押し付け力も極めて小さいことに起因するものと考えら
れる。このような針状ヘッド10の片当りは、固定ディ
スク方式のハードディスク装置の場合には高さ方向の位
置調整によって解消することが可能であるが、リムーバ
ブルハードディスク装置の場合にはディスク20が交換
される毎にディスク20と針状ヘッド10との間隔が微
妙に異なるため解消できず、ディスク交換毎に調整する
ことは実用上不可能である。従って、針状ヘッド10を
リムーバブルディスク装置に用いても、ハードディスク
20との接触が片当りのため不安定となり、その分隙間
が生じるので接触記録方式になり難く、高密度記録への
1つの妨げとなっていた。
ッド10はハードディスク20と接触する接触パッド2
4が1つであるため、図8(a)に示すように、アクチ
ュエータのアーム25に取り付けてハードディスク20
に接触した場合、同図8(b)に示すように接触パッド
24の端だけがハードディスク20と接触する、いわゆ
る片当り状態になりがちである。これは、針状ヘッド1
0が従来の磁気ヘッドよりも極めて軽量であり、従って
押し付け力も極めて小さいことに起因するものと考えら
れる。このような針状ヘッド10の片当りは、固定ディ
スク方式のハードディスク装置の場合には高さ方向の位
置調整によって解消することが可能であるが、リムーバ
ブルハードディスク装置の場合にはディスク20が交換
される毎にディスク20と針状ヘッド10との間隔が微
妙に異なるため解消できず、ディスク交換毎に調整する
ことは実用上不可能である。従って、針状ヘッド10を
リムーバブルディスク装置に用いても、ハードディスク
20との接触が片当りのため不安定となり、その分隙間
が生じるので接触記録方式になり難く、高密度記録への
1つの妨げとなっていた。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題点を解決
するハードディスク装置用磁気ヘッドを提供することを
目的とする。
するハードディスク装置用磁気ヘッドを提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のハードディスク
装置用磁気ヘッドの構成は、ハードディスクとの相対移
動により情報の記録、再生を行うためのハードディスク
装置用磁気ヘッドにおいて、細長い絶縁性の非磁性体製
の可撓性を有するヘッド構造体と、このヘッド構造体に
埋設された、記録媒体に記録を行う主磁極及び補助また
は磁束復帰磁極と、前記主磁極に結合したコイルと、前
記ヘッド構造体の長手方向に沿って間隔をおいて形成さ
れた、前記ハードディスクと接触する2つの接触パッド
とを具備することを特徴とするものである。
装置用磁気ヘッドの構成は、ハードディスクとの相対移
動により情報の記録、再生を行うためのハードディスク
装置用磁気ヘッドにおいて、細長い絶縁性の非磁性体製
の可撓性を有するヘッド構造体と、このヘッド構造体に
埋設された、記録媒体に記録を行う主磁極及び補助また
は磁束復帰磁極と、前記主磁極に結合したコイルと、前
記ヘッド構造体の長手方向に沿って間隔をおいて形成さ
れた、前記ハードディスクと接触する2つの接触パッド
とを具備することを特徴とするものである。
【0015】
【作用】接触パッドがヘッド構造体の長手方式に沿って
最低2個所存在するので、片当りせず安定にハードディ
スクと接触する。
最低2個所存在するので、片当りせず安定にハードディ
スクと接触する。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例に係る針状の磁気ヘッドに
ついて、図1を基に説明する。図1に示す針状ヘッド4
5は、基本的には図6のものと同じであり、ヘッド構造
体11が酸化アルミニウム(絶縁性の非磁性体)で可撓
性をもつように構成されており、長さL1が12.7m
m、高さL2が0.5mm、厚さ(紙面に垂直方向の長
さ)が0.5mmであり極めて細く針状になっている。針
状ヘッド45のヘッド構造体11内には高透磁率材によ
り主磁極12,ヨーク13及び補助磁極15が形成され
ている。ヨーク13と補助磁極15は図6に示すように
スタッド部14により接続されている。更に、ヨーク1
3を螺旋状に囲繞するコイル16が形成されており、コ
イル16は図6に示すようにリード導体17を介して結
合パッド18に電気的に接続されている。また、ヘッド
構造体11の下面には主磁極12の所と、その隣りに、
間隔をあけて接触パッド24A,24Bが形成されてい
る。
ついて、図1を基に説明する。図1に示す針状ヘッド4
5は、基本的には図6のものと同じであり、ヘッド構造
体11が酸化アルミニウム(絶縁性の非磁性体)で可撓
性をもつように構成されており、長さL1が12.7m
m、高さL2が0.5mm、厚さ(紙面に垂直方向の長
さ)が0.5mmであり極めて細く針状になっている。針
状ヘッド45のヘッド構造体11内には高透磁率材によ
り主磁極12,ヨーク13及び補助磁極15が形成され
ている。ヨーク13と補助磁極15は図6に示すように
スタッド部14により接続されている。更に、ヨーク1
3を螺旋状に囲繞するコイル16が形成されており、コ
イル16は図6に示すようにリード導体17を介して結
合パッド18に電気的に接続されている。また、ヘッド
構造体11の下面には主磁極12の所と、その隣りに、
間隔をあけて接触パッド24A,24Bが形成されてい
る。
【0017】かかる構成となっている針状ヘッド45
は、小型・軽量でありしかも記録媒体に接触する部分の
面積が小さいので、ハードディスクに接触した状態で記
録・再生ができる。もちろん接触記録をしても、針状ヘ
ッド45やハードディスクに傷は付かない。また針状ヘ
ッド45はたとえ大きな曲率で曲げても折れることな
く、曲げ力がなくなるとただちに図6に示す直線状態に
戻る、という良好なバネ特性を有している。更に、図2
に示す如く、接触パッド24A,24Bがヘッド構造体
11の長手方向に2個所あるので、ハードディスク20
に安定に接触する。
は、小型・軽量でありしかも記録媒体に接触する部分の
面積が小さいので、ハードディスクに接触した状態で記
録・再生ができる。もちろん接触記録をしても、針状ヘ
ッド45やハードディスクに傷は付かない。また針状ヘ
ッド45はたとえ大きな曲率で曲げても折れることな
く、曲げ力がなくなるとただちに図6に示す直線状態に
戻る、という良好なバネ特性を有している。更に、図2
に示す如く、接触パッド24A,24Bがヘッド構造体
11の長手方向に2個所あるので、ハードディスク20
に安定に接触する。
【0018】針状ヘッド45により記録再生を行うとき
の磁路の状態は、図7と同様であり、垂直記録用のハー
ドディスク20では、剛性基板21上に軟磁性層22が
形成され、その上に垂直磁化層23が形成されている。
針状ヘッド45の主磁極12は垂直磁化層23に接触し
た状態で磁気記録・再生を行う。即ち、図7中に点線で
示すように、主磁極12→垂直磁化層23→軟磁性層2
2→垂直磁化層23→補助磁極15→スタッド部14→
ヨーク13→主磁極12という経路に沿う磁路が形成さ
れる。かくて垂直磁化層23のうち主磁極12に接触し
ている部分が垂直磁化されて垂直磁気記録がされ、また
再生ができる。
の磁路の状態は、図7と同様であり、垂直記録用のハー
ドディスク20では、剛性基板21上に軟磁性層22が
形成され、その上に垂直磁化層23が形成されている。
針状ヘッド45の主磁極12は垂直磁化層23に接触し
た状態で磁気記録・再生を行う。即ち、図7中に点線で
示すように、主磁極12→垂直磁化層23→軟磁性層2
2→垂直磁化層23→補助磁極15→スタッド部14→
ヨーク13→主磁極12という経路に沿う磁路が形成さ
れる。かくて垂直磁化層23のうち主磁極12に接触し
ている部分が垂直磁化されて垂直磁気記録がされ、また
再生ができる。
【0019】針状ヘッド45を用いれば接触パッド24
A,24Bが2つあるのでハードディスクが交換されて
高さが微妙に変化しても、記録媒体に安定に接触して記
録・再生ができるため、高密度記録ができるという垂直
磁気記録の長所を十分に引き出すことができる。従来種
々開発された垂直磁気記録用ヘッドは大きくて重いた
め、磁性層に接触させることができずフローティング状
態で使用しなければならないため、垂直磁化はできても
高密度記録は十分できなかった。つまり、針状ヘッド4
5を用いることによりはじめて、垂直磁気記録を用いた
高密度記録が実用可能となったのである。
A,24Bが2つあるのでハードディスクが交換されて
高さが微妙に変化しても、記録媒体に安定に接触して記
録・再生ができるため、高密度記録ができるという垂直
磁気記録の長所を十分に引き出すことができる。従来種
々開発された垂直磁気記録用ヘッドは大きくて重いた
め、磁性層に接触させることができずフローティング状
態で使用しなければならないため、垂直磁化はできても
高密度記録は十分できなかった。つまり、針状ヘッド4
5を用いることによりはじめて、垂直磁気記録を用いた
高密度記録が実用可能となったのである。
【0020】次に実施例のリムーバブルハードディスク
装置を図3を参照して説明する。図3はカートリッジデ
ィスク30をハードディスク本体装置40に挿入したと
きの状態を示しており、主要構成部品のみを示してい
る。
装置を図3を参照して説明する。図3はカートリッジデ
ィスク30をハードディスク本体装置40に挿入したと
きの状態を示しており、主要構成部品のみを示してい
る。
【0021】カートリッジディスク30は、図5に示す
水平磁気記録をするハードディスク3を備えたカートリ
ッジディスク1とほぼ同様な構成となっているが、ハー
ドディスク31は垂直磁気記録ができるタイプのものと
なっている。ハードディスク31は、中心部に金属ハブ
32を有しており、取扱容易のためにプラスチック製の
ケース33内に回転自在に収納されている。ケース33
の後面(図中上側の面)にはシャッタ(図示省略)が備
えられている。シャッタは、カートリッジディスク30
がハードディスク本体装置40内に挿入されると、ハー
ドディスク本体装置40の開閉機構(図示省略)により
開けられ、ハードディスク本体装置40外に取り出され
ると閉まる。
水平磁気記録をするハードディスク3を備えたカートリ
ッジディスク1とほぼ同様な構成となっているが、ハー
ドディスク31は垂直磁気記録ができるタイプのものと
なっている。ハードディスク31は、中心部に金属ハブ
32を有しており、取扱容易のためにプラスチック製の
ケース33内に回転自在に収納されている。ケース33
の後面(図中上側の面)にはシャッタ(図示省略)が備
えられている。シャッタは、カートリッジディスク30
がハードディスク本体装置40内に挿入されると、ハー
ドディスク本体装置40の開閉機構(図示省略)により
開けられ、ハードディスク本体装置40外に取り出され
ると閉まる。
【0022】図3にてハードディスク本体装置40につ
いて更に説明する。アーム41は軸受42で枢支されて
おり、ボイスコイルモータ43の駆動により軸受42を
中心として揺動する。アーム41の先には針状ヘッド4
5が備えられている。針状ヘッド45は図1に示すもの
であり、ハードディスク31の上面に対し垂直磁気記録
・再生をする。なお、ハードディスク31の下面に対し
垂直磁気記録・再生をするために、部材41,42,4
5と同一構成部材が備えられているが、図示は省略して
いる。ボイスコイルモータ43は、ハードディスク31
の上面側で揺動するアーム41と、下面側で揺動するア
ーム(図示省略)を、個別に独立して駆動する。
いて更に説明する。アーム41は軸受42で枢支されて
おり、ボイスコイルモータ43の駆動により軸受42を
中心として揺動する。アーム41の先には針状ヘッド4
5が備えられている。針状ヘッド45は図1に示すもの
であり、ハードディスク31の上面に対し垂直磁気記録
・再生をする。なお、ハードディスク31の下面に対し
垂直磁気記録・再生をするために、部材41,42,4
5と同一構成部材が備えられているが、図示は省略して
いる。ボイスコイルモータ43は、ハードディスク31
の上面側で揺動するアーム41と、下面側で揺動するア
ーム(図示省略)を、個別に独立して駆動する。
【0023】図3において、カートリッジディスク30
をハードディスク本体装置40に対して交換のために脱
着する場合、針状ヘッド45をハードディスク31から
浮かす必要がある。この場合、前述の如く針状ヘッド4
5は細長く可撓性を有するものであるから、大きな曲率
を与えても折れることなく曲がり、外力を抜くと元に戻
る。そのため、簡単なローデイング機構で、ディスク交
換時に針状ヘッドを浮かすことができる。ローデイング
機構の一例を図4により説明する。図4において、各針
状ヘッド45のヘッド構造体11の途中にフック46を
設け、ディスク交換時には同図4(a)に示すようにフ
ック46を図示省略の昇降機構で引っ掛けて針状ヘッド
45を持ち上げるようにしてある。ディスク交換後は、
フック46を解放し、同図4(b)の示すように針状ヘ
ッド45をハードディスク31に接触させる。但し、針
状ヘッド45がハードディスク31に衝突してこれらが
損傷するのを防止するため、各針状ヘッド45のヘッド
構造体11に対応してダンパー47を設け、フック46
を解放しても、ダンパー47の機能により、針状ヘッド
45がゆっくりした速度でハードディスク31に接触
(着陸)するようにしている。
をハードディスク本体装置40に対して交換のために脱
着する場合、針状ヘッド45をハードディスク31から
浮かす必要がある。この場合、前述の如く針状ヘッド4
5は細長く可撓性を有するものであるから、大きな曲率
を与えても折れることなく曲がり、外力を抜くと元に戻
る。そのため、簡単なローデイング機構で、ディスク交
換時に針状ヘッドを浮かすことができる。ローデイング
機構の一例を図4により説明する。図4において、各針
状ヘッド45のヘッド構造体11の途中にフック46を
設け、ディスク交換時には同図4(a)に示すようにフ
ック46を図示省略の昇降機構で引っ掛けて針状ヘッド
45を持ち上げるようにしてある。ディスク交換後は、
フック46を解放し、同図4(b)の示すように針状ヘ
ッド45をハードディスク31に接触させる。但し、針
状ヘッド45がハードディスク31に衝突してこれらが
損傷するのを防止するため、各針状ヘッド45のヘッド
構造体11に対応してダンパー47を設け、フック46
を解放しても、ダンパー47の機能により、針状ヘッド
45がゆっくりした速度でハードディスク31に接触
(着陸)するようにしている。
【0024】なお、上記実施例では針状ヘッド45をロ
ータリアクチュエータの揺動回転するアーム41に取り
付けてあるが、リニアアクチュエータの直線移動するア
ームに取り付けてハードディスク31の半径上をシーク
させる構造としても良い。また、上記実施例では針状ヘ
ッド45をリムーバブルハードディスク装置に適用した
が、固定ディスク装置に適用できることはもちろんであ
る。また、水平磁気記録への適用も可能である。
ータリアクチュエータの揺動回転するアーム41に取り
付けてあるが、リニアアクチュエータの直線移動するア
ームに取り付けてハードディスク31の半径上をシーク
させる構造としても良い。また、上記実施例では針状ヘ
ッド45をリムーバブルハードディスク装置に適用した
が、固定ディスク装置に適用できることはもちろんであ
る。また、水平磁気記録への適用も可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明のハードディスク装置用磁気ヘッ
ドによれば、プローブ型または針状の軽量で可撓性のあ
る磁気ヘッドであり、更に接触パッドを最低2個所有す
るから安定に記録媒体と接触して垂直磁気記録を行うこ
とができ、記録密度の大幅な向上が可能である。また、
軽量の磁気ヘッドが極めて軽い押し付け力で記録媒体に
接触することから、クラッシュが生じず、また摩耗が少
なく、信頼性が極めて向上する。従って、リムーバブル
ハードディスク装置用磁気ヘッドとして極めて有用であ
る。更に、磁気ヘッドが軽量であることから、高速アク
セスが可能である。
ドによれば、プローブ型または針状の軽量で可撓性のあ
る磁気ヘッドであり、更に接触パッドを最低2個所有す
るから安定に記録媒体と接触して垂直磁気記録を行うこ
とができ、記録密度の大幅な向上が可能である。また、
軽量の磁気ヘッドが極めて軽い押し付け力で記録媒体に
接触することから、クラッシュが生じず、また摩耗が少
なく、信頼性が極めて向上する。従って、リムーバブル
ハードディスク装置用磁気ヘッドとして極めて有用であ
る。更に、磁気ヘッドが軽量であることから、高速アク
セスが可能である。
【図1】本発明の実施例の針状ヘッドを示す構成図。
【図2】本発明の作用効果を示す図。
【図3】本発明の磁気ヘッドを用いたリムーバブルハー
ドディスク装置を示す構成図。
ドディスク装置を示す構成図。
【図4】ローデイング機構とダンパーの説明図。
【図5】従来のリムーバブルハードディスク装置を示す
構成図。
構成図。
【図6】従来の針状ヘッドを示す構成図。、
【図7】針状ヘッドを用いたときの磁路の状態を示す概
念図。
念図。
【図8】従来の針状ヘッドの片当りを示す図。
1 カートリッジディスク 2 ケース 3 ハードディスク 4 シャッタ 5 ハードディスク本体装置 6 ディスク挿脱窓 10,45 針状の磁気ヘッド 11 ヘッド構造体 12 主磁極 13 ヨーク 14 スタッド部 15 補助磁極 16 コイル 17 リード導体 18 結合パッド 20 ハードディスク 21 基板 22 軟磁性層 23 垂直磁化層 24,24A,24B 接触パッド 25 アーム 30 カートリッジディスク 31 ハードディスク 32 金属ハブ 33 ケース 40 ハードディスク本体装置 41 アーム 42 軸受 43 ボイスコイルモータ 46 フック 47 ダンパー
Claims (1)
- 【請求項1】 ハードディスクとの相対移動により情報
の記録、再生を行うためのハードディスク装置用磁気ヘ
ッドにおいて、細長い絶縁性の非磁性体製の可撓性を有
するヘッド構造体と、このヘッド構造体に埋設された、
記録媒体に記録を行う主磁極及び補助または磁束復帰磁
極と、前記主磁極に結合したコイルと、前記ヘッド構造
体の長手方向に沿って間隔をおいて形成された、前記ハ
ードディスクと接触する2つの接触パッドとを具備する
ことを特徴とするハードディスク装置用磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34448091A JPH05182128A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ハードディスク装置用磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34448091A JPH05182128A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ハードディスク装置用磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05182128A true JPH05182128A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18369594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34448091A Withdrawn JPH05182128A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | ハードディスク装置用磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05182128A (ja) |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP34448091A patent/JPH05182128A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |