JPH05183694A - 光電変換装置 - Google Patents
光電変換装置Info
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- JPH05183694A JPH05183694A JP4154189A JP15418992A JPH05183694A JP H05183694 A JPH05183694 A JP H05183694A JP 4154189 A JP4154189 A JP 4154189A JP 15418992 A JP15418992 A JP 15418992A JP H05183694 A JPH05183694 A JP H05183694A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブロック内クロストークの全くない本来の出
力電圧を簡便な回路構成で得る。 【構成】 複数の光センサSの出力信号を一定数ずつ1
ブロックとして順次とり出す第1のスイッチ手段Tと、
第1のスイッチ手段Tからの1ブロック分の信号を蓄積
する第1の蓄積手段CL と、第1の蓄積手段CL と複数
の光センサSとを接続するマトリクス接続部と、第1の
蓄積手段CL に蓄積された1ブロック分の信号を取り出
す第2のスイッチ手段USWと、第2のスイッチ手段USW
からの1ブロック分の信号を蓄積する第2の蓄積手段C
T と、を有する光電変換装置において、前記第2のスイ
ッチ手段USWのオン時間を調節する手段(モノマルチバ
イブレータ回路)を具備する。
力電圧を簡便な回路構成で得る。 【構成】 複数の光センサSの出力信号を一定数ずつ1
ブロックとして順次とり出す第1のスイッチ手段Tと、
第1のスイッチ手段Tからの1ブロック分の信号を蓄積
する第1の蓄積手段CL と、第1の蓄積手段CL と複数
の光センサSとを接続するマトリクス接続部と、第1の
蓄積手段CL に蓄積された1ブロック分の信号を取り出
す第2のスイッチ手段USWと、第2のスイッチ手段USW
からの1ブロック分の信号を蓄積する第2の蓄積手段C
T と、を有する光電変換装置において、前記第2のスイ
ッチ手段USWのオン時間を調節する手段(モノマルチバ
イブレータ回路)を具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光電変換装置に係り、特
にファクシミリ、イメージリーダ、デイジタル複写機お
よび電子黒板等の入力部に好適に用いられる光電変換装
置に関する。
にファクシミリ、イメージリーダ、デイジタル複写機お
よび電子黒板等の入力部に好適に用いられる光電変換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、本発明の第1〜第3の光電変換装
置に係る第1の従来技術について説明する。
置に係る第1の従来技術について説明する。
【0003】近年、ファクシミリ、イメージリーダ等の
小型化、高性能化のために、光電変換装置として、等倍
光学系をもつ長尺ラインセンサの開発が行われている。
小型化、高性能化のために、光電変換装置として、等倍
光学系をもつ長尺ラインセンサの開発が行われている。
【0004】従来、この種のラインセンサは一列のアレ
イ状に配列された各光電変換素子に対して、それぞれス
イッチ素子等が構成された信号処理用の集積回路(以
下、ICと称す。)を接続して構成している。しかしな
がら、その光電変換素子の個数は、ファクシミリG3規
格に準ずるとA4サイズで1728個も必要となる。こ
のため実装工数も増え、製造コスト並びに信頼性で満足
なものは得られていない。
イ状に配列された各光電変換素子に対して、それぞれス
イッチ素子等が構成された信号処理用の集積回路(以
下、ICと称す。)を接続して構成している。しかしな
がら、その光電変換素子の個数は、ファクシミリG3規
格に準ずるとA4サイズで1728個も必要となる。こ
のため実装工数も増え、製造コスト並びに信頼性で満足
なものは得られていない。
【0005】一方、信号処理用のICの個数を減らし、
かつ実装工数を減らす構成として、従来からマトリクス
配線による構成が採用されている。
かつ実装工数を減らす構成として、従来からマトリクス
配線による構成が採用されている。
【0006】また、スイッチング用素子として薄膜トラ
ンジスタ(以下、TFTと称す。)を採用し、光電変換
素子、TFT、マトリクス配線等からなる一体的な構成
をとることにより、信号処理用のICの機能を低減化
し、高速読み取りの長尺密着型の画像読み取り装置を安
価に提供する試みもなされている。
ンジスタ(以下、TFTと称す。)を採用し、光電変換
素子、TFT、マトリクス配線等からなる一体的な構成
をとることにより、信号処理用のICの機能を低減化
し、高速読み取りの長尺密着型の画像読み取り装置を安
価に提供する試みもなされている。
【0007】さらに、製造コストを下げ、信頼性の高い
長尺密着型の画像読み取り装置を提供するために、光電
変換素子の光電変換層、TFTの半導体層を同一材料の
たとえば非晶質シリコンで形成し、光電変換素子、TF
T、マトリクス配線等を同一基板上に同一製造工程を用
いて一体的に作成する方法も開発されている。
長尺密着型の画像読み取り装置を提供するために、光電
変換素子の光電変換層、TFTの半導体層を同一材料の
たとえば非晶質シリコンで形成し、光電変換素子、TF
T、マトリクス配線等を同一基板上に同一製造工程を用
いて一体的に作成する方法も開発されている。
【0008】またさらに、小型化、低コスト化のため、
等倍ファイバーレンズアレイを用いずに、ガラス等の透
明スペーサを介して、光電変換素子が原稿からの反射光
を直接検知する光電変換装置も提案されている。
等倍ファイバーレンズアレイを用いずに、ガラス等の透
明スペーサを介して、光電変換素子が原稿からの反射光
を直接検知する光電変換装置も提案されている。
【0009】図20は、我々が先に提案した従来の光電
変換装置の等価回路図である。
変換装置の等価回路図である。
【0010】光電変換素子S1-1 〜S36-48 に入射した
光情報は、光電変換素子S1-1 〜S36-48 から蓄積コン
デンサCS1-1〜CS36-48、転送用TFTのT1-1 〜T
36-48 、マトリクス信号配線L1 〜L48を通って、並列
の電圧出力となる。さらに、読み出し用スイッチICに
よって直列信号となり外部に取り出される。なお、蓄積
コンデンサCS1-1〜CS36-48に蓄積された残留電荷はリ
セット用TFTのR1-1 〜R36-48 によってリセットさ
れる。
光情報は、光電変換素子S1-1 〜S36-48 から蓄積コン
デンサCS1-1〜CS36-48、転送用TFTのT1-1 〜T
36-48 、マトリクス信号配線L1 〜L48を通って、並列
の電圧出力となる。さらに、読み出し用スイッチICに
よって直列信号となり外部に取り出される。なお、蓄積
コンデンサCS1-1〜CS36-48に蓄積された残留電荷はリ
セット用TFTのR1-1 〜R36-48 によってリセットさ
れる。
【0011】ここで読み出し用スイッチICは、マトリ
クス信号配線部の負荷容量CL1〜CL48 と読み出し用ス
イッチTSW1 〜TSW48との間に転送用スイッチUSW1 〜
USW48と読み出し用コンデンサCT1〜CT48 とを設け、
更に読み出し用コンデンサCT1〜CT48 をリセットする
為のリセットスイッチVSWを設けた構成である。
クス信号配線部の負荷容量CL1〜CL48 と読み出し用ス
イッチTSW1 〜TSW48との間に転送用スイッチUSW1 〜
USW48と読み出し用コンデンサCT1〜CT48 とを設け、
更に読み出し用コンデンサCT1〜CT48 をリセットする
為のリセットスイッチVSWを設けた構成である。
【0012】転送用スイッチUSW1 〜USW48は、マトリ
クス信号配線L1 〜L48の各配線に接続され、マトリク
ス信号配線L1 〜L48に形成されている負荷容量CL1〜
CL48 に蓄えられた電荷を、読み出し用コンデンサCT1
〜CT48 に転送するためのスイッチであり、転送パルス
Gt により同時に駆動される。
クス信号配線L1 〜L48の各配線に接続され、マトリク
ス信号配線L1 〜L48に形成されている負荷容量CL1〜
CL48 に蓄えられた電荷を、読み出し用コンデンサCT1
〜CT48 に転送するためのスイッチであり、転送パルス
Gt により同時に駆動される。
【0013】読み出し用スイッチTSW1 〜TSW48は読み
出し用コンデンサのそれぞれに接続され、順次切り替え
ることにより、読み出し用コンデンサCT1〜CT48 の電
位を順次増幅器Ampを介して光電変換装置の外部へ読
み出すための読みだし用スイッチであり、シフトレジス
タSR2により順次駆動される。
出し用コンデンサのそれぞれに接続され、順次切り替え
ることにより、読み出し用コンデンサCT1〜CT48 の電
位を順次増幅器Ampを介して光電変換装置の外部へ読
み出すための読みだし用スイッチであり、シフトレジス
タSR2により順次駆動される。
【0014】RSW1 〜RSW48は、マトリクス信号配線部
に形成された負荷容量CL1〜CL48 と転送スイッチU
SW1 〜USW48との間に設けられ、負荷容量CL1〜CL48
の電位をリセット電位VR にリセットする為のリセット
用スイッチであり、リセットパルスCres により駆動さ
れる。
に形成された負荷容量CL1〜CL48 と転送スイッチU
SW1 〜USW48との間に設けられ、負荷容量CL1〜CL48
の電位をリセット電位VR にリセットする為のリセット
用スイッチであり、リセットパルスCres により駆動さ
れる。
【0015】また、VSWは、読み出し用コンデンサCT1
〜CT48 の電位をリセット電位VR にリセットするため
のリセット用スイッチであり、リセットパルスgres に
より駆動される。
〜CT48 の電位をリセット電位VR にリセットするため
のリセット用スイッチであり、リセットパルスgres に
より駆動される。
【0016】本従来例の光電変換装置の構成例では、総
画素数1728ビットの光電変換素子を48ビットずつ
まとめて36ブロックに分割してある。各動作は順次こ
のブロック単位で進む。図21は、従来の光電変換装置
によって、画像濃度が均一な原稿を読み取るときのタイ
ミングチャートを示す。
画素数1728ビットの光電変換素子を48ビットずつ
まとめて36ブロックに分割してある。各動作は順次こ
のブロック単位で進む。図21は、従来の光電変換装置
によって、画像濃度が均一な原稿を読み取るときのタイ
ミングチャートを示す。
【0017】第1ブロックの光電変換素子S1-1 〜S
1-48に入射した光情報は、蓄積コンデンサCS1-1〜C
s1-48 に電荷として蓄えられる。一定時間後、第1ゲー
ト駆動線G1 にシフトレジスタSR1 より電圧パルスが
加えられ、転送用TFTのT1-1 〜T1-48がON状態と
なる。これにより蓄積コンデンサCS1-1〜Cs1-48 の電
荷がマトリクス信号配線L1 〜L48を通って、負荷容量
CL1〜CL48 に転送される。この転送のために必要なゲ
ートパルス幅t1 (図21に図示)は、蓄積コンデンサ
CS と負荷容量CL の容量値の小さい方の値と転送用T
FT TのON抵抗Rt とにより定まる時定数に依存す
る。
1-48に入射した光情報は、蓄積コンデンサCS1-1〜C
s1-48 に電荷として蓄えられる。一定時間後、第1ゲー
ト駆動線G1 にシフトレジスタSR1 より電圧パルスが
加えられ、転送用TFTのT1-1 〜T1-48がON状態と
なる。これにより蓄積コンデンサCS1-1〜Cs1-48 の電
荷がマトリクス信号配線L1 〜L48を通って、負荷容量
CL1〜CL48 に転送される。この転送のために必要なゲ
ートパルス幅t1 (図21に図示)は、蓄積コンデンサ
CS と負荷容量CL の容量値の小さい方の値と転送用T
FT TのON抵抗Rt とにより定まる時定数に依存す
る。
【0018】蓄積コンデンサCS は10〜20pF、負
荷容量CL は100〜300pFが適当な値であり、O
N抵抗Rt はa−Si:Hを用いたTFTにおいては数
MΩと高抵抗になるため、この時定数は10〜40μs
ecとなる。
荷容量CL は100〜300pFが適当な値であり、O
N抵抗Rt はa−Si:Hを用いたTFTにおいては数
MΩと高抵抗になるため、この時定数は10〜40μs
ecとなる。
【0019】続いてゲート駆動信号Gt の印加により、
転送用スイッチUSW1 〜USW48は同時にON状態とな
り、負荷容量CL1〜CL48 に蓄えられた信号電荷は読み
だし用コンデンサCT1〜CT48 に同時に転送される。こ
の転送のために必要なゲートパルスGt の長さt3 (図
21に図示)は、転送用スイッチUSWのON抵抗Ruお
よび、負荷容量CL と読み出し用コンデンサCT の容量
値の小さい方の値とにより定まる時定数に依存する。
転送用スイッチUSW1 〜USW48は同時にON状態とな
り、負荷容量CL1〜CL48 に蓄えられた信号電荷は読み
だし用コンデンサCT1〜CT48 に同時に転送される。こ
の転送のために必要なゲートパルスGt の長さt3 (図
21に図示)は、転送用スイッチUSWのON抵抗Ruお
よび、負荷容量CL と読み出し用コンデンサCT の容量
値の小さい方の値とにより定まる時定数に依存する。
【0020】負荷容量CL は100〜300pF、読み
出し用コンデンサCT は10〜20pFが適当な値であ
り、ON抵抗Ruは汎用的なアナログスイッチを用いる
と3k〜5kΩに選定できるため、この時定数は100
nsec以下の短い値にできる。
出し用コンデンサCT は10〜20pFが適当な値であ
り、ON抵抗Ruは汎用的なアナログスイッチを用いる
と3k〜5kΩに選定できるため、この時定数は100
nsec以下の短い値にできる。
【0021】引き続いて、ゲート駆動線g1 〜g48にシ
フトレジスタSR2 から電圧パルスが順次加えられるこ
とにより、読み出し用コンデンサCT1〜CT48 に転送さ
れた第1ブロックの信号電荷は、読み出し用スイッチT
SW1 〜TSW48により直列信号に変換され、増幅器Amp
により増幅され光電変換装置の外部へ出力電圧Vout と
して取り出される。
フトレジスタSR2 から電圧パルスが順次加えられるこ
とにより、読み出し用コンデンサCT1〜CT48 に転送さ
れた第1ブロックの信号電荷は、読み出し用スイッチT
SW1 〜TSW48により直列信号に変換され、増幅器Amp
により増幅され光電変換装置の外部へ出力電圧Vout と
して取り出される。
【0022】この1ブロック分の信号出力が出力される
期間t4 (図21に図示)は、読みだし用スイッチTSW
のON抵抗Rtと増幅器Ampの配線容量を含む入力容
量および増幅器の応答速度に依存するが、1ビットあた
り1〜2μsecに選定することができる為、48ビッ
トでは約50〜100μsecとなる。
期間t4 (図21に図示)は、読みだし用スイッチTSW
のON抵抗Rtと増幅器Ampの配線容量を含む入力容
量および増幅器の応答速度に依存するが、1ビットあた
り1〜2μsecに選定することができる為、48ビッ
トでは約50〜100μsecとなる。
【0023】この読み出し動作において、g1 〜g48に
印加される電圧パルスが高電圧(ハイ)の期間の後半期
間t5 (図21に図示)に、リセットパルスgres がリ
セットスイッチVSWに逐次印加される。これにより、こ
の後半期間t5 においては、読み出し用スイッチTSWと
リセットスイッチVSWが同時にON状態となり、読み出
し用コンデンサCT1〜CT48 は逐次リセット電位VR に
リセットされる。
印加される電圧パルスが高電圧(ハイ)の期間の後半期
間t5 (図21に図示)に、リセットパルスgres がリ
セットスイッチVSWに逐次印加される。これにより、こ
の後半期間t5 においては、読み出し用スイッチTSWと
リセットスイッチVSWが同時にON状態となり、読み出
し用コンデンサCT1〜CT48 は逐次リセット電位VR に
リセットされる。
【0024】このリセットの為に必要なゲートパルスg
res の長さt5 は、リセット用スイッチVSWのON抵抗
Rv、読み出し用スイッチTSWのON抵抗Rtおよび読
み出し用コンデンサCT の値により定まる時定数に依存
するが、読み出し用コンデンサCT は10〜20pFが
適当であり、ON抵抗Rv、Rtには汎用的なアナログ
スイッチを用いると50〜300Ωに選定できるため、
この時定数は100nsec以下の短い値にできる。
res の長さt5 は、リセット用スイッチVSWのON抵抗
Rv、読み出し用スイッチTSWのON抵抗Rtおよび読
み出し用コンデンサCT の値により定まる時定数に依存
するが、読み出し用コンデンサCT は10〜20pFが
適当であり、ON抵抗Rv、Rtには汎用的なアナログ
スイッチを用いると50〜300Ωに選定できるため、
この時定数は100nsec以下の短い値にできる。
【0025】また、この信号読み出し動作と並行して、
リセットパルスCres をリセットスイッチRSW1 〜R
SW48に印加することにより、負荷容量CL1〜CL48 が同
時にリセットされる。
リセットパルスCres をリセットスイッチRSW1 〜R
SW48に印加することにより、負荷容量CL1〜CL48 が同
時にリセットされる。
【0026】このリセットの為に必要なゲートパルスC
res の長さt2 (図21に図示)は、リセット用スイッ
チRSWのON抵抗Rr,マトリクス信号配線の抵抗およ
び負荷容量CL の値により定まる時定数に依存し、数μ
sec程度の値となる。
res の長さt2 (図21に図示)は、リセット用スイッ
チRSWのON抵抗Rr,マトリクス信号配線の抵抗およ
び負荷容量CL の値により定まる時定数に依存し、数μ
sec程度の値となる。
【0027】このリセット動作が終了後、ゲート駆動配
線G2 に電圧パルスがシフトレジスタSR1 より印加さ
れ、第2ブロックの転送動作が始まる。この転送動作と
同時に第1ブロックのリセット用TFTのR1-1 からR
1-48がON状態となり、第1ブロックの蓄積コンデンサ
CS1-1〜CS1-48 の電荷がリセット電位VR にリセット
され、次の蓄積動作にそなえる。以下、ゲート駆動線G
3 ,G4 ,・・・を順次駆動することにより1ライン分
のデータを出力する。
線G2 に電圧パルスがシフトレジスタSR1 より印加さ
れ、第2ブロックの転送動作が始まる。この転送動作と
同時に第1ブロックのリセット用TFTのR1-1 からR
1-48がON状態となり、第1ブロックの蓄積コンデンサ
CS1-1〜CS1-48 の電荷がリセット電位VR にリセット
され、次の蓄積動作にそなえる。以下、ゲート駆動線G
3 ,G4 ,・・・を順次駆動することにより1ライン分
のデータを出力する。
【0028】次に、本発明の第4の光電変換装置に係る
第2の従来技術について説明する。
第2の従来技術について説明する。
【0029】図24は従来の光電変換装置の回路図であ
る。但しここでは9個の光センサを有する光センサアレ
イの場合を一例として、取り上げる。
る。但しここでは9個の光センサを有する光センサアレ
イの場合を一例として、取り上げる。
【0030】同図において、光センサS11〜S33
は、3個で1ブロックを構成し、3ブロックで光センサ
アレイを構成している。光センサS11〜S33に各々
対応している蓄積容量CS11〜CS33、スイッチン
グトランジスタT11〜T33も同様である。
は、3個で1ブロックを構成し、3ブロックで光センサ
アレイを構成している。光センサS11〜S33に各々
対応している蓄積容量CS11〜CS33、スイッチン
グトランジスタT11〜T33も同様である。
【0031】また光センサS11〜S33の各ブロック
内で同一順番を有する個別電極は、各々スイッチングト
ランジスタT11〜T33を介して、共通線101〜1
03の一つに接続されている。
内で同一順番を有する個別電極は、各々スイッチングト
ランジスタT11〜T33を介して、共通線101〜1
03の一つに接続されている。
【0032】詳細にいえば、各ブロックの第1のスイッ
チングトランジスタT11,T21,T31が共通線1
01に各ブロックの第2のスイッチングトランジスタT
12,T22,T32が共通線102に、そして各ブロ
ックの第3のスイッチングトランジスタT13,T2
3,T33が共通線103に、それぞれ接続されている
(このような接続を「マトリクス接続」と呼ぶ)。
チングトランジスタT11,T21,T31が共通線1
01に各ブロックの第2のスイッチングトランジスタT
12,T22,T32が共通線102に、そして各ブロ
ックの第3のスイッチングトランジスタT13,T2
3,T33が共通線103に、それぞれ接続されている
(このような接続を「マトリクス接続」と呼ぶ)。
【0033】スイッチングトランジスタT11〜T33
のゲート電極は、ブロック毎に共通に接続され、ブロッ
クごとにシフトレジスタ201の並列出力端子に接続さ
れている。したがって、シフトレジスタ201のシフト
タイミングによってスイッチングトランジスタT11〜
T33はブロック毎に順次ON状態となる。共通線10
1〜103は、各々スイッチングトランジスタTS1〜
TS3を介して、アンプ204に接続されている。
のゲート電極は、ブロック毎に共通に接続され、ブロッ
クごとにシフトレジスタ201の並列出力端子に接続さ
れている。したがって、シフトレジスタ201のシフト
タイミングによってスイッチングトランジスタT11〜
T33はブロック毎に順次ON状態となる。共通線10
1〜103は、各々スイッチングトランジスタTS1〜
TS3を介して、アンプ204に接続されている。
【0034】スイッチングトランジスタR11〜R33
のゲート電極は、スイッチングトランジスタT11〜T
33のゲート電極と同様に、ブロック毎に共通に接続さ
れ、ブロックごとにシフトレジスタ202の並列出力端
子に接続されている。したがって、シフトレジスタ20
2のシフトタイミングによってスイッチングトランジス
タR11〜R33はブロック毎に順次ON状態となる。
のゲート電極は、スイッチングトランジスタT11〜T
33のゲート電極と同様に、ブロック毎に共通に接続さ
れ、ブロックごとにシフトレジスタ202の並列出力端
子に接続されている。したがって、シフトレジスタ20
2のシフトタイミングによってスイッチングトランジス
タR11〜R33はブロック毎に順次ON状態となる。
【0035】また図24において、共通線101〜10
3は、それぞれ負荷容量CL1〜CL3を介して設置さ
れ、且つスイッチングトランジスタRS1〜RS3を介
して接地されている。
3は、それぞれ負荷容量CL1〜CL3を介して設置さ
れ、且つスイッチングトランジスタRS1〜RS3を介
して接地されている。
【0036】負荷容量CL1〜CL3の容量は、蓄積容
量CS11〜CS33のそれよりも十分大きくとってお
く。スイッチングトランジスタRS1〜RS3の各ゲー
ト電極は共通に接続され、端子104に接続されてい
る。すなわち、端子104にハイレベルが印加されるこ
とで、スイッチングトランジスタRS1〜RS3は同時
にオン状態となり共通線101〜103が接地されるこ
とになる。
量CS11〜CS33のそれよりも十分大きくとってお
く。スイッチングトランジスタRS1〜RS3の各ゲー
ト電極は共通に接続され、端子104に接続されてい
る。すなわち、端子104にハイレベルが印加されるこ
とで、スイッチングトランジスタRS1〜RS3は同時
にオン状態となり共通線101〜103が接地されるこ
とになる。
【0037】なお、図24中の点線で囲んだ部分Aをパ
ラレル−シリアル変換部と称する。
ラレル−シリアル変換部と称する。
【0038】次にこのような構成を有する従来例の動作
を、図25に示すスイッチングトランジスタRS1〜R
S3及びR11〜R33のタイミングチャートを用いて
説明する。ただし図25では、各スイッチングトランジ
スタがオン状態となるタイミングを示しているが、むろ
んこのタイミングはシフトレジスタ201、202およ
び203から出力されるハイレベルのタイミングでもあ
る。
を、図25に示すスイッチングトランジスタRS1〜R
S3及びR11〜R33のタイミングチャートを用いて
説明する。ただし図25では、各スイッチングトランジ
スタがオン状態となるタイミングを示しているが、むろ
んこのタイミングはシフトレジスタ201、202およ
び203から出力されるハイレベルのタイミングでもあ
る。
【0039】まず光センサS11〜S33に光が入射す
ると、その強度に応じて電源105からコンデンサCS
11〜CS33に電荷が蓄積される。そして、まずシフ
トレジスタ201の第1の並列端子からハイレベルが出
力され、スイッチングトランジスタT11〜T13がオ
ン状態になる(図25−a)。
ると、その強度に応じて電源105からコンデンサCS
11〜CS33に電荷が蓄積される。そして、まずシフ
トレジスタ201の第1の並列端子からハイレベルが出
力され、スイッチングトランジスタT11〜T13がオ
ン状態になる(図25−a)。
【0040】スイッチングトランジスタT11〜T13
がオン状態となることで、コンデンサCS11〜CS1
3に蓄積されていた電荷が、それぞれコンデンサCL1
〜CL3へ転送される。
がオン状態となることで、コンデンサCS11〜CS1
3に蓄積されていた電荷が、それぞれコンデンサCL1
〜CL3へ転送される。
【0041】続いて、シフトレジスタ203から出力さ
れるハイレベルがシフトして、スイッチングトランジス
タTS1〜TS3が順次オン状態となる(図25−d〜
図25−f)。
れるハイレベルがシフトして、スイッチングトランジス
タTS1〜TS3が順次オン状態となる(図25−d〜
図25−f)。
【0042】これによって、コンデンサCL1〜CL3
に転送、蓄積された第1ブロックの光情報がアンプ20
4を通って順次読み出される。第一ブロックの情報が読
み出されると、端子104にハイレベルが印加され、ス
イッチングトランジスタRS1〜RS3は同時にオン状
態となる(図25−g)。
に転送、蓄積された第1ブロックの光情報がアンプ20
4を通って順次読み出される。第一ブロックの情報が読
み出されると、端子104にハイレベルが印加され、ス
イッチングトランジスタRS1〜RS3は同時にオン状
態となる(図25−g)。
【0043】この動作により、コンデンサCL1〜CL
3の残留電荷が完全に放電される。コンデンサCL1〜
CL3の残留電荷が完全に放電された時点で、シフトレ
ジスタ201がシフトし、第2の並列端子からハイレベ
ルが出力される。これによってスイッチングトランジス
タT21〜T23がオン状態になり(図25−b)、第
2ブロックのコンデンサCS21〜CS23に蓄積され
ている電荷がコンデンサCL1〜CL3へ転送される。
同時点において、シフトレジスタ202の第1の並列端
子からハイレベルが出力され、スイッチングトランジス
タR11〜R13がオン状態となり(図25−h)、コ
ンデンサCS11〜CS13の残留電荷が完全に放電さ
れる。
3の残留電荷が完全に放電される。コンデンサCL1〜
CL3の残留電荷が完全に放電された時点で、シフトレ
ジスタ201がシフトし、第2の並列端子からハイレベ
ルが出力される。これによってスイッチングトランジス
タT21〜T23がオン状態になり(図25−b)、第
2ブロックのコンデンサCS21〜CS23に蓄積され
ている電荷がコンデンサCL1〜CL3へ転送される。
同時点において、シフトレジスタ202の第1の並列端
子からハイレベルが出力され、スイッチングトランジス
タR11〜R13がオン状態となり(図25−h)、コ
ンデンサCS11〜CS13の残留電荷が完全に放電さ
れる。
【0044】このように、第1ブロックのコンデンサC
S11〜CS13の放電動作と、第2ブロックのコンデ
ンサCS21〜CS23に蓄積されている電荷がコンデ
ンサCL1〜CL3へ転送される転送動作とが並行して
行なわれる。そして第1ブロックの場合と同様に、シフ
トレジスタ203のシフトのより、スイッチングトラン
ジスタTS1〜TS3が順次オン状態となり、コンデン
サCL1〜CL3に蓄積されている第2ブロックの光情
報が順次読み出される(図25−d〜図25−f)。
S11〜CS13の放電動作と、第2ブロックのコンデ
ンサCS21〜CS23に蓄積されている電荷がコンデ
ンサCL1〜CL3へ転送される転送動作とが並行して
行なわれる。そして第1ブロックの場合と同様に、シフ
トレジスタ203のシフトのより、スイッチングトラン
ジスタTS1〜TS3が順次オン状態となり、コンデン
サCL1〜CL3に蓄積されている第2ブロックの光情
報が順次読み出される(図25−d〜図25−f)。
【0045】第3ブロックの場合も同様に、転送動作
(図25−c)と並行して、第2ブロックのコンデンサ
CS21〜CS23の放電動作が行なわれ(図25−
i)、以下同様に、上記動作がブロックごとに繰り返さ
れる。
(図25−c)と並行して、第2ブロックのコンデンサ
CS21〜CS23の放電動作が行なわれ(図25−
i)、以下同様に、上記動作がブロックごとに繰り返さ
れる。
【0046】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
20,図21を用いて説明した第1の従来技術に係るマ
トリクス接続された光電変換装置においては、センサに
より蓄積された電荷量が同じ場合でも、ブロック内の他
のビットの電荷量によって出力電圧が異なる現象(以
後、ブロック内クロストークという)が生じる。
20,図21を用いて説明した第1の従来技術に係るマ
トリクス接続された光電変換装置においては、センサに
より蓄積された電荷量が同じ場合でも、ブロック内の他
のビットの電荷量によって出力電圧が異なる現象(以
後、ブロック内クロストークという)が生じる。
【0047】このブロック内クロストークによる出力電
圧の変化を考察するために、図22に示すような1ブロ
ックが3ビットからなり、各ビットの負荷容量の値はC
L、クロス部容量の値はCPですべて等しいマトリクス
回路を考える。
圧の変化を考察するために、図22に示すような1ブロ
ックが3ビットからなり、各ビットの負荷容量の値はC
L、クロス部容量の値はCPですべて等しいマトリクス
回路を考える。
【0048】このようなマトリクス回路の各端子1〜3
に信号電荷Q1〜Q3を入力した場合の出力電圧V1〜
V3は、数式1で表される。
に信号電荷Q1〜Q3を入力した場合の出力電圧V1〜
V3は、数式1で表される。
【0049】
【数1】 入力電荷がQ1=Q2=Q3=Q0の場合の出力電圧
は、数式1より
は、数式1より
【0050】
【数2】 となる。
【0051】また、入力電荷がQ1=Q2=Q3=0の
場合は、同様に数式1より V1=V2=V3=0 となる。
場合は、同様に数式1より V1=V2=V3=0 となる。
【0052】しかしながら、入力電荷がQ1=Q0、Q
2=Q3=0の場合は、 V1=a・Q1≠VO V2=V3=b・Q1≠0 となり、入力電荷量が同じでも出力電圧が異なってしま
う。
2=Q3=0の場合は、 V1=a・Q1≠VO V2=V3=b・Q1≠0 となり、入力電荷量が同じでも出力電圧が異なってしま
う。
【0053】ここで、数式1をもとに1ブロック内ビッ
ト数がNの場合の端子iの出力電圧Viは数式3のよう
に記述できる。
ト数がNの場合の端子iの出力電圧Viは数式3のよう
に記述できる。
【0054】
【数3】 ブロック内クロストークによる出力電圧の変化が最も大
きい場合は、Nビットの内1ビットのみが入力電荷量0
で、他の(N−1)ビットの入力電荷量がQ0の場合で
ある(あるいは、この逆の場合)。この入力電荷量が0
に対応するビットの負荷容量CLの出力電圧をVW0と
すると、
きい場合は、Nビットの内1ビットのみが入力電荷量0
で、他の(N−1)ビットの入力電荷量がQ0の場合で
ある(あるいは、この逆の場合)。この入力電荷量が0
に対応するビットの負荷容量CLの出力電圧をVW0と
すると、
【0055】
【数4】 また、この入力電荷量がQ0に対応するビットの負荷容
量CLの出力電圧をVWQとすると、
量CLの出力電圧をVWQとすると、
【0056】
【数5】 さらにこのVW0の値を用いて端子iにおけるブロック
内クロストーク量XCTを次のように定義する。
内クロストーク量XCTを次のように定義する。
【0057】
【数6】 ここで、VWは入力電荷量Q0に対応するビットのブロ
ック内クロストークがない場合の本来の端子iの出力電
圧である。
ック内クロストークがない場合の本来の端子iの出力電
圧である。
【0058】
【数7】 又、クロストーク量XCTは、図20における転送用ス
イッチUSWによってCLからCTへ電荷転送後のCTの
出力電圧に対するクロストーク量とも一致する。数式6
はブロック内クロストーク量XCTが0に近づくほど、
得られる出力は本来の出力電圧値に近づき、ブロック内
クロストークによる変化が小さいことを示す。
イッチUSWによってCLからCTへ電荷転送後のCTの
出力電圧に対するクロストーク量とも一致する。数式6
はブロック内クロストーク量XCTが0に近づくほど、
得られる出力は本来の出力電圧値に近づき、ブロック内
クロストークによる変化が小さいことを示す。
【0059】原稿読み取り信号を用いた再生画像におい
て、ブロック内クロストークが問題となりやすい条件
は、黒原稿読み取り信号が白原稿読み取り信号により増
大される場合である。
て、ブロック内クロストークが問題となりやすい条件
は、黒原稿読み取り信号が白原稿読み取り信号により増
大される場合である。
【0060】ここで、図23に示す従来例のブロック内
クロストークの経時変化を考察する。図23は、負荷容
量CL1の入力電荷量が0、負荷容量CL2〜CL48 の入力
電荷量がQ0の場合において、負荷容量CL1,CL2〜C
L48 の電圧VCL1 ,VCL2 〜VCL48、および読み出し用
コンデンサCT1,CT2〜CT48 の電圧、VCT1 ,VCT2
〜VCT48およびブロック内クロストーク量XCTの経時
変化を示す。
クロストークの経時変化を考察する。図23は、負荷容
量CL1の入力電荷量が0、負荷容量CL2〜CL48 の入力
電荷量がQ0の場合において、負荷容量CL1,CL2〜C
L48 の電圧VCL1 ,VCL2 〜VCL48、および読み出し用
コンデンサCT1,CT2〜CT48 の電圧、VCT1 ,VCT2
〜VCT48およびブロック内クロストーク量XCTの経時
変化を示す。
【0061】ここでT=0は転送用スイッチUSWがON
となるタイミングであり、読み出し用コンデンサCT は
10pF、負荷容量CL は200pF、転送用スイッチ
USWのON抵抗は4kΩ、共通抵抗RCOM =10Ω(な
お、ここでいう共通抵抗RCOM は寄生的に発生する抵抗
である。)としてシミュレーションしている。
となるタイミングであり、読み出し用コンデンサCT は
10pF、負荷容量CL は200pF、転送用スイッチ
USWのON抵抗は4kΩ、共通抵抗RCOM =10Ω(な
お、ここでいう共通抵抗RCOM は寄生的に発生する抵抗
である。)としてシミュレーションしている。
【0062】ここでT=χ′はXCT=0となる時間で
あるが、このタイミングでは負荷容量CL から読み出し
コンデンサCT への電荷転送効率αは約30%程度であ
ることがわかる。一般に転送効率αはハーフトーン64
階調程度を再生する為には80%以上必要であり、モノ
トーン2階調程度を再生する為には30%以上必要と考
えられている。ハーフトーン64階調程度を再生する為
には、転送効率αは80%以上必要と考えられているた
め、従来例においては、T≧χ°(約110nsec)で使
用することが必要となり、ブロック内クロストークは
(VW0/VW)×100%となる。
あるが、このタイミングでは負荷容量CL から読み出し
コンデンサCT への電荷転送効率αは約30%程度であ
ることがわかる。一般に転送効率αはハーフトーン64
階調程度を再生する為には80%以上必要であり、モノ
トーン2階調程度を再生する為には30%以上必要と考
えられている。ハーフトーン64階調程度を再生する為
には、転送効率αは80%以上必要と考えられているた
め、従来例においては、T≧χ°(約110nsec)で使
用することが必要となり、ブロック内クロストークは
(VW0/VW)×100%となる。
【0063】このようなブロック内クロストロークによ
る出力電圧の変化を抑えるためには、図23及び数式1
からも明らかなように、ブロック内クロストーク量XC
T=0となる時間で転送する、又はクロス部容量CPを
なくす、あるいは、クロス部容量CPと負荷容量CLと
の比を大きくすることが考えられる。これらの具体的な
対策方法については特開昭62−67864号公報、特
開昭62−67865号公報などに述べられている。
る出力電圧の変化を抑えるためには、図23及び数式1
からも明らかなように、ブロック内クロストーク量XC
T=0となる時間で転送する、又はクロス部容量CPを
なくす、あるいは、クロス部容量CPと負荷容量CLと
の比を大きくすることが考えられる。これらの具体的な
対策方法については特開昭62−67864号公報、特
開昭62−67865号公報などに述べられている。
【0064】しかしながら、これらの対策方法では、ブ
ロック内クロストーク量が負荷容量CL の容量値及び負
荷容量CL の共通の接地配線抵抗値に依存する為、光電
変換装置毎に発生する、容量値や抵抗値のばらつきによ
りブロック内クロストーク量がゼロにならなかったり、
クロス部容量CPを形成しないようにするため配線間に
シールド層を別に設けなければならなかったり、配線幅
を狭くしてクロス部容量CPを低減化するために作製上
の歩留りが低下する、又負荷容量CLを大きくすること
で信号出力電圧が低下する、などの新たな問題点が生じ
る。
ロック内クロストーク量が負荷容量CL の容量値及び負
荷容量CL の共通の接地配線抵抗値に依存する為、光電
変換装置毎に発生する、容量値や抵抗値のばらつきによ
りブロック内クロストーク量がゼロにならなかったり、
クロス部容量CPを形成しないようにするため配線間に
シールド層を別に設けなければならなかったり、配線幅
を狭くしてクロス部容量CPを低減化するために作製上
の歩留りが低下する、又負荷容量CLを大きくすること
で信号出力電圧が低下する、などの新たな問題点が生じ
る。
【0065】本発明の第1〜第3の光電変換装置は、か
かる問題点に鑑み、ブロック内クロストークを簡易な構
成で補正できるようにすることにより、信号の品位の優
れた光電変換装置を廉価に提供し、ひいてはこれを適用
する機器の低廉価を達成することを目的とする。
かる問題点に鑑み、ブロック内クロストークを簡易な構
成で補正できるようにすることにより、信号の品位の優
れた光電変換装置を廉価に提供し、ひいてはこれを適用
する機器の低廉価を達成することを目的とする。
【0066】また、図24,図25を用いて説明した第
2の従来技術に係るマトリクス接続された光電変換装置
においては、センサにより蓄積された電荷量が同じ場合
でも、ブロック内の他のビットの電荷量によって出力電
圧が異なる現象(以後、ブロック内クロストークとい
う)が生じる。
2の従来技術に係るマトリクス接続された光電変換装置
においては、センサにより蓄積された電荷量が同じ場合
でも、ブロック内の他のビットの電荷量によって出力電
圧が異なる現象(以後、ブロック内クロストークとい
う)が生じる。
【0067】このブロック内クロストークによる出力電
圧の変化を考察するために、図22に示すような、1ブ
ロックが3ビットからなり、各ビットの負荷コンデンサ
の値はCL、クロス部容量の値はCPですべて等しいマ
トリクス回路を考える。
圧の変化を考察するために、図22に示すような、1ブ
ロックが3ビットからなり、各ビットの負荷コンデンサ
の値はCL、クロス部容量の値はCPですべて等しいマ
トリクス回路を考える。
【0068】このようなマトリクス回路の各端子1〜3
に信号電荷Q1〜Q3を入力した場合の出力電圧V1〜
V3は、前述した数式1で表される。
に信号電荷Q1〜Q3を入力した場合の出力電圧V1〜
V3は、前述した数式1で表される。
【0069】入力電荷がQ1=Q2=Q3=QOの場合
の出力電圧は、前述した数式1より前述した数式2とな
る。
の出力電圧は、前述した数式1より前述した数式2とな
る。
【0070】また、入力電荷がQ1=Q2=Q3=0の
場合は、同様に数式1より V1=V2=V3=0 となる。
場合は、同様に数式1より V1=V2=V3=0 となる。
【0071】しかしながら、入力電荷がQ1=QO、Q
2=Q3=0の場合は、 V1=a・Q1≠VO V2=V3=b・Q1≠0 となり、入力電荷量が同じでも出力電圧が異なってしま
う。
2=Q3=0の場合は、 V1=a・Q1≠VO V2=V3=b・Q1≠0 となり、入力電荷量が同じでも出力電圧が異なってしま
う。
【0072】このようなブロック内クロストークによる
出力電圧の変化を抑えるためには、数式1からも明らか
なように、クロス部容量CPをなくすか、あるいはクロ
ス部容量CPと負荷容量CLとの比を大きくすることが
考えられる。これらの具体的な対策については、特開昭
62−67864号公報、特開昭62−67865号公
報などに述べられている。
出力電圧の変化を抑えるためには、数式1からも明らか
なように、クロス部容量CPをなくすか、あるいはクロ
ス部容量CPと負荷容量CLとの比を大きくすることが
考えられる。これらの具体的な対策については、特開昭
62−67864号公報、特開昭62−67865号公
報などに述べられている。
【0073】しかしながら、これらの対策では、クロス
部容量CPを形成しないようにするために配線間にシー
ルド層を別に設けなければならなかったり、配線幅を狭
くしてクロス部容量CPを低減化するために、作製上の
歩留りが低下し、あるいは負荷容量CLを大きくするこ
とで信号出力電圧が低下する、などの新たな問題点が生
じる。
部容量CPを形成しないようにするために配線間にシー
ルド層を別に設けなければならなかったり、配線幅を狭
くしてクロス部容量CPを低減化するために、作製上の
歩留りが低下し、あるいは負荷容量CLを大きくするこ
とで信号出力電圧が低下する、などの新たな問題点が生
じる。
【0074】本発明の第4の光電変換装置は、かかる問
題点を鑑み、ブロック内クロストークを簡易な構成で補
正できるようにすることにより、信号の品位の優れた光
電変換装置を廉価で提供し、ひいてはこれを適用する機
器の低廉価を達成することを目的とする。
題点を鑑み、ブロック内クロストークを簡易な構成で補
正できるようにすることにより、信号の品位の優れた光
電変換装置を廉価で提供し、ひいてはこれを適用する機
器の低廉価を達成することを目的とする。
【0075】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の光電変換
装置は、少なくとも、複数の光センサと、該光センサの
出力信号を一定数ずつ1ブロックとして順次とり出す第
1のスイッチ手段と、該第1のスイッチ手段によって取
り出された1ブロック分の信号を蓄積する第1の蓄積手
段と、該第1の蓄積手段と前記複数の光センサとを接続
するマトリクス接続部と、前記第1の蓄積手段に蓄積さ
れた1ブロック分の信号を取り出す第2のスイッチ手段
と、該第2のスイッチ手段によって取り出された1ブロ
ック分の信号を蓄積する第2の蓄積手段と、を有する光
電変換装置において、前記第2のスイッチ手段のオン時
間を調節する手段を具備することを特徴とする。
装置は、少なくとも、複数の光センサと、該光センサの
出力信号を一定数ずつ1ブロックとして順次とり出す第
1のスイッチ手段と、該第1のスイッチ手段によって取
り出された1ブロック分の信号を蓄積する第1の蓄積手
段と、該第1の蓄積手段と前記複数の光センサとを接続
するマトリクス接続部と、前記第1の蓄積手段に蓄積さ
れた1ブロック分の信号を取り出す第2のスイッチ手段
と、該第2のスイッチ手段によって取り出された1ブロ
ック分の信号を蓄積する第2の蓄積手段と、を有する光
電変換装置において、前記第2のスイッチ手段のオン時
間を調節する手段を具備することを特徴とする。
【0076】本発明の第2の光電変換装置は、少なくと
も、複数の光センサと、該光センサの出力信号を一定数
ずつ1ブロックとして順次とり出す第1のスイッチ手段
と、該第1のスイッチ手段によって取り出された1ブロ
ック分の信号を蓄積する第1の蓄積手段と、該第1の蓄
積手段と前記複数の光センサとを接続するマトリクス接
続部と、前記第1の蓄積手段に蓄積された1ブロック分
の信号を取り出す第2のスイッチ手段と、該第2のスイ
ッチ手段によって取り出された1ブロック分の信号を蓄
積する第2の蓄積手段と、を有する光電変換装置におい
て、少なくとも前記第1の蓄積手段の一方の電極を1ブ
ロック分接続し、かつ該電極の寄生的に発生する接地配
線抵抗に比べ十分に大きな共通抵抗を通して一定電位に
接続したことを特徴とする。
も、複数の光センサと、該光センサの出力信号を一定数
ずつ1ブロックとして順次とり出す第1のスイッチ手段
と、該第1のスイッチ手段によって取り出された1ブロ
ック分の信号を蓄積する第1の蓄積手段と、該第1の蓄
積手段と前記複数の光センサとを接続するマトリクス接
続部と、前記第1の蓄積手段に蓄積された1ブロック分
の信号を取り出す第2のスイッチ手段と、該第2のスイ
ッチ手段によって取り出された1ブロック分の信号を蓄
積する第2の蓄積手段と、を有する光電変換装置におい
て、少なくとも前記第1の蓄積手段の一方の電極を1ブ
ロック分接続し、かつ該電極の寄生的に発生する接地配
線抵抗に比べ十分に大きな共通抵抗を通して一定電位に
接続したことを特徴とする。
【0077】本発明の第3の光電変換装置は、少なくと
も、複数の光センサと、該光センサの出力信号を一定数
ずつ1ブロックとして順次とり出す第1のスイッチ手段
と、該第1のスイッチ手段によって取り出された1ブロ
ック分の信号を蓄積する第1の蓄積手段と、該第1の蓄
積手段と前記複数の光センサとを接続するマトリクス接
続部と、前記第1の蓄積手段に蓄積された1ブロック分
の信号を取り出す第2のスイッチ手段と、該第2のスイ
ッチ手段によって取り出された1ブロック分の信号を蓄
積する第2の蓄積手段と、を有する光電変換装置におい
て、少なくとも前記第1の蓄積手段の一方の電極を1ブ
ロック分接続し、かつ共通抵抗を通して一定電位に接続
し、該共通抵抗の抵抗値を調節する手段と、前記第2の
スイッチ手段のオン時間を調節する手段とを設けたこと
を特徴とする。
も、複数の光センサと、該光センサの出力信号を一定数
ずつ1ブロックとして順次とり出す第1のスイッチ手段
と、該第1のスイッチ手段によって取り出された1ブロ
ック分の信号を蓄積する第1の蓄積手段と、該第1の蓄
積手段と前記複数の光センサとを接続するマトリクス接
続部と、前記第1の蓄積手段に蓄積された1ブロック分
の信号を取り出す第2のスイッチ手段と、該第2のスイ
ッチ手段によって取り出された1ブロック分の信号を蓄
積する第2の蓄積手段と、を有する光電変換装置におい
て、少なくとも前記第1の蓄積手段の一方の電極を1ブ
ロック分接続し、かつ共通抵抗を通して一定電位に接続
し、該共通抵抗の抵抗値を調節する手段と、前記第2の
スイッチ手段のオン時間を調節する手段とを設けたこと
を特徴とする。
【0078】本発明の第4の光電変換装置は、複数の光
センサと、各光センサの出力信号の一定数ずつを1ブロ
ックとして順次取り出すスイッチ手段と、該スイッチ手
段によって取り出された1ブロックの信号を蓄積する蓄
積手段と、該蓄積手段と前記光センサとを接続するマト
リクス接続部と、前記蓄積手段に蓄積された1ブロック
分の信号を順次取り出す信号読出し部を有する光電変換
装置において、前記蓄積手段に蓄積された1ブロックの
信号の平均値を求め、該平均値に光電変換装置の構成で
決まる定数を乗じた演算値を得る演算手段と、前記演算
手段で得られた演算値を前記1ブロックの各信号から差
し引く差動手段と、を具備することを特徴とする。
センサと、各光センサの出力信号の一定数ずつを1ブロ
ックとして順次取り出すスイッチ手段と、該スイッチ手
段によって取り出された1ブロックの信号を蓄積する蓄
積手段と、該蓄積手段と前記光センサとを接続するマト
リクス接続部と、前記蓄積手段に蓄積された1ブロック
分の信号を順次取り出す信号読出し部を有する光電変換
装置において、前記蓄積手段に蓄積された1ブロックの
信号の平均値を求め、該平均値に光電変換装置の構成で
決まる定数を乗じた演算値を得る演算手段と、前記演算
手段で得られた演算値を前記1ブロックの各信号から差
し引く差動手段と、を具備することを特徴とする。
【0079】
【作 用】本発明の第1の光電変換装置は、第2のスイ
ッチ手段のオン時間を調節することで、ブロック内クロ
ストーク量XCTを完全に0となるようにしたものであ
る。
ッチ手段のオン時間を調節することで、ブロック内クロ
ストーク量XCTを完全に0となるようにしたものであ
る。
【0080】本発明の第2の光電変換装置は、第1の蓄
積手段の一方の電極が1ブロック分接続され、かつ該電
極の寄生的に発生する接地配線抵抗に比べ十分に大きな
共通抵抗を通して一定電位に接続されるようにすること
で、ブロック内クロストーク量XCTが0となる時に、
負荷容量CL から読み出しコンデンサCT への電荷転送
効率αが80%以上となるようにしたものである。
積手段の一方の電極が1ブロック分接続され、かつ該電
極の寄生的に発生する接地配線抵抗に比べ十分に大きな
共通抵抗を通して一定電位に接続されるようにすること
で、ブロック内クロストーク量XCTが0となる時に、
負荷容量CL から読み出しコンデンサCT への電荷転送
効率αが80%以上となるようにしたものである。
【0081】本発明の第3の光電変換装置は、第1の蓄
積手段の一方の電極を1ブロック分接続し、共通抵抗を
通して一定電位に接続し、該共通抵抗の抵抗値と前記第
2のスイッチ手段のオン時間とを調節することで、ブロ
ック内クロストーク量XCTが0となる時に、負荷容量
CL から読み出しコンデンサCT への電荷転送効率αが
80%以上となるようにしたものである。
積手段の一方の電極を1ブロック分接続し、共通抵抗を
通して一定電位に接続し、該共通抵抗の抵抗値と前記第
2のスイッチ手段のオン時間とを調節することで、ブロ
ック内クロストーク量XCTが0となる時に、負荷容量
CL から読み出しコンデンサCT への電荷転送効率αが
80%以上となるようにしたものである。
【0082】本発明の第4の光電変換装置は、蓄積手段
に蓄積された1ブロックの信号の平均値を求め、該平均
値に光電変換装置の構成で決まる定数を乗じて演算値を
得、この演算値を1ブロックの各信号から差し引くこと
で、ブロック内クロストークを簡易な構成で補正するも
のである。
に蓄積された1ブロックの信号の平均値を求め、該平均
値に光電変換装置の構成で決まる定数を乗じて演算値を
得、この演算値を1ブロックの各信号から差し引くこと
で、ブロック内クロストークを簡易な構成で補正するも
のである。
【0083】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明を詳細に説明
する。
する。
【0084】まず、本発明の第1の光電変換装置につい
て説明する。
て説明する。
【0085】図1は本発明による実施例であり、光電変
換装置の等価回路図を示す。本実施例では、同一基板上
に形成された光電変換素子部、蓄積コンデンサ部、TF
T部、マトリクス信号配線部、ゲート駆動配線部等光電
変換部の構成は、図20に示される従来の光電変換装置
の等価回路図と基本的に同様なので詳細な構成説明は省
略する。
換装置の等価回路図を示す。本実施例では、同一基板上
に形成された光電変換素子部、蓄積コンデンサ部、TF
T部、マトリクス信号配線部、ゲート駆動配線部等光電
変換部の構成は、図20に示される従来の光電変換装置
の等価回路図と基本的に同様なので詳細な構成説明は省
略する。
【0086】本実施例の光電変換装置が従来の光電変換
装置と等価回路的に異なる点は、負荷容量CL1〜CL48
から読み出しコンデンサCT1〜CT48 へ電荷転送を行う
転送パルス幅を光電変換装置毎に調節する為のマルチバ
イブレータ回路(図1中、破線で図示)を設けたことで
ある。
装置と等価回路的に異なる点は、負荷容量CL1〜CL48
から読み出しコンデンサCT1〜CT48 へ電荷転送を行う
転送パルス幅を光電変換装置毎に調節する為のマルチバ
イブレータ回路(図1中、破線で図示)を設けたことで
ある。
【0087】以下、本実施例の光電変換装置の動作を説
明するが、従来例と同様の動作を行う素子及びタイミン
グについては説明を省く。
明するが、従来例と同様の動作を行う素子及びタイミン
グについては説明を省く。
【0088】第1ブロックの光電変換素子S1-1 〜S
1-48に入射した光情報は光電流に変換され、蓄積コンデ
ンサCS1-1〜CS1-48 に電荷として蓄えられる。一定時
間後、ゲート駆動線G1 に転送用の第1の電圧パルスを
t1 時間加え、転送用TFTのT1-1 〜T1-48をオン状
態に切り替える。これで蓄積コンデンサCS1-1〜C
S1-48 の電荷がマトリクス信号配線L1 〜L48を通っ
て、負荷容量CL1〜CL48 に転送され、各負荷容量の電
位VL1〜VL48 は高くなる。
1-48に入射した光情報は光電流に変換され、蓄積コンデ
ンサCS1-1〜CS1-48 に電荷として蓄えられる。一定時
間後、ゲート駆動線G1 に転送用の第1の電圧パルスを
t1 時間加え、転送用TFTのT1-1 〜T1-48をオン状
態に切り替える。これで蓄積コンデンサCS1-1〜C
S1-48 の電荷がマトリクス信号配線L1 〜L48を通っ
て、負荷容量CL1〜CL48 に転送され、各負荷容量の電
位VL1〜VL48 は高くなる。
【0089】この時、マトリクス信号配線L1 〜L48の
クロス部容量CPにより、ブロック内クロストークがお
こる。
クロス部容量CPにより、ブロック内クロストークがお
こる。
【0090】続いてゲート駆動信号Gt の印加により、
転送用スイッチUSW1 〜USW48は同時にON状態とな
り、負荷容量CL1〜CL48 に蓄えられた信号電荷は読み
出し用コンデンサCT1〜CT48 に同時に転送される。こ
の時マルチバイブレータ回路中の可変抵抗RX 及び可変
容量CX を調節することにより、ゲート駆動信号Gt の
長さを変えることができるが、詳細は後述する。
転送用スイッチUSW1 〜USW48は同時にON状態とな
り、負荷容量CL1〜CL48 に蓄えられた信号電荷は読み
出し用コンデンサCT1〜CT48 に同時に転送される。こ
の時マルチバイブレータ回路中の可変抵抗RX 及び可変
容量CX を調節することにより、ゲート駆動信号Gt の
長さを変えることができるが、詳細は後述する。
【0091】又この時、負荷容量CL1〜CL48 の接地電
極がすべて接続されている為、入力電荷量が0であるビ
ットの接地電極電位VCOM は、入力電荷量がQ0のビッ
トの接地電極電位と同じである。接地電極電位V
COM は、入力電荷量がゼロでないビットの総入力電荷が
転送用スイッチUSWを通って読み出し用コンデンサCT
へ転送される瞬間に大きくさがる。
極がすべて接続されている為、入力電荷量が0であるビ
ットの接地電極電位VCOM は、入力電荷量がQ0のビッ
トの接地電極電位と同じである。接地電極電位V
COM は、入力電荷量がゼロでないビットの総入力電荷が
転送用スイッチUSWを通って読み出し用コンデンサCT
へ転送される瞬間に大きくさがる。
【0092】同時に、入力電荷量がゼロのビットの負荷
容量CL の電位VL も大きく下降するが、共通抵抗R
COM の為に接地電位へ戻るまでに時間がかかる。その
為、入力電荷量がゼロのビットの読み出しコンデンサC
T から負荷容量CL へ電荷が転送され、入力電荷量がゼ
ロビットの読み出しコンデンサCT の電位VCTは低下し
極小値をとる。接地電極電位VCOM が接地電位にもどる
につれて、VCTは上昇しある値に飽和する。この時の時
定数は負荷容量CL と読み出し用コンデンサCT の容量
値の小さい方の値と転送用スイッチTSWのON抵抗によ
り決まる。
容量CL の電位VL も大きく下降するが、共通抵抗R
COM の為に接地電位へ戻るまでに時間がかかる。その
為、入力電荷量がゼロのビットの読み出しコンデンサC
T から負荷容量CL へ電荷が転送され、入力電荷量がゼ
ロビットの読み出しコンデンサCT の電位VCTは低下し
極小値をとる。接地電極電位VCOM が接地電位にもどる
につれて、VCTは上昇しある値に飽和する。この時の時
定数は負荷容量CL と読み出し用コンデンサCT の容量
値の小さい方の値と転送用スイッチTSWのON抵抗によ
り決まる。
【0093】やがて、数式4のVW0と、負荷容量CL
及び読み出しコンデンサCT によって決まる電位
及び読み出しコンデンサCT によって決まる電位
【0094】
【数8】 になる。
【0095】しかしながら、共通抵抗RCOM 及び負荷容
量CL は光電変換装置によって多少のばらつきが生じ
る。共通抵抗RCOM のばらつきは、部品のばらつきが主
であり、他に寄生的に生じる配線抵抗のばらつきが含ま
れる。また負荷容量CL のばらつきは後述する図2,3
に示される共通コンデンサ部7を形成する第1の絶縁層
25、光導電性半導体層26及びオーミックコンタクト
層27の膜厚のばらつきが主原因と思われる。
量CL は光電変換装置によって多少のばらつきが生じ
る。共通抵抗RCOM のばらつきは、部品のばらつきが主
であり、他に寄生的に生じる配線抵抗のばらつきが含ま
れる。また負荷容量CL のばらつきは後述する図2,3
に示される共通コンデンサ部7を形成する第1の絶縁層
25、光導電性半導体層26及びオーミックコンタクト
層27の膜厚のばらつきが主原因と思われる。
【0096】このように、共通抵抗RCOM と負荷容量C
L のばらつきにより光電変換装置によっては、ブロック
内クロストークがゼロとなる時間Tが±10%ほど異な
る場合も生じる。
L のばらつきにより光電変換装置によっては、ブロック
内クロストークがゼロとなる時間Tが±10%ほど異な
る場合も生じる。
【0097】このような場合には図1に示したモノマル
チバイブレータ回路の可変抵抗RX91及び可変容量CX
92を調節することにより、すべての光電変換素子の
ブロック内クロストークをゼロで使用することができ
る。即ち、図23において、光電変換素子毎に可変抵抗
RX 及び可変容量CX を調節することにより、黒信号が
白信号により増大されるブロック内クロストークを全て
の光電変換装置においてゼロにすることができる。
チバイブレータ回路の可変抵抗RX91及び可変容量CX
92を調節することにより、すべての光電変換素子の
ブロック内クロストークをゼロで使用することができ
る。即ち、図23において、光電変換素子毎に可変抵抗
RX 及び可変容量CX を調節することにより、黒信号が
白信号により増大されるブロック内クロストークを全て
の光電変換装置においてゼロにすることができる。
【0098】以上の説明で明らかなように、本発明によ
ると、光電変換装置毎におこる抵抗値や容量値のばらつ
きに対して電荷転送時間を調節することにより、全ての
光電変換装置においてブロック内クロストークをゼロに
することができる。
ると、光電変換装置毎におこる抵抗値や容量値のばらつ
きに対して電荷転送時間を調節することにより、全ての
光電変換装置においてブロック内クロストークをゼロに
することができる。
【0099】そのため、従来から行われてきたブロック
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくするといった対策
方法は不要になる。よって、これらの対策方法にともな
う問題点、すなわちシールド層を別に設けなければなら
なかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低減
化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負荷
容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下する、
などが生じることもない。
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくするといった対策
方法は不要になる。よって、これらの対策方法にともな
う問題点、すなわちシールド層を別に設けなければなら
なかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低減
化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負荷
容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下する、
などが生じることもない。
【0100】さらに、本発明によると、転送効率さえ確
保できれば、負荷容量CLを小さくした場合でも本来の
出力電圧を得ることができるため、回路形成上可能な限
り負荷容量CLを低減することで、数式7からも明らか
なように、少ない入力電荷量でも大きな出力電圧が得る
ことができるようになる。
保できれば、負荷容量CLを小さくした場合でも本来の
出力電圧を得ることができるため、回路形成上可能な限
り負荷容量CLを低減することで、数式7からも明らか
なように、少ない入力電荷量でも大きな出力電圧が得る
ことができるようになる。
【0101】このことは、光センサにより生じる電荷量
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサが使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能
となる。
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサが使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能
となる。
【0102】図2および図3は、本実施例の光電変換装
置に係る光電変換部の模式的な断面図および平面図であ
る。
置に係る光電変換部の模式的な断面図および平面図であ
る。
【0103】本実施例ではa−Si:Hを用いて、光電
変換素子部1、蓄積コンデンサ部2、TFT部3および
4、マトリクス信号配線部5、ゲート駆動配線部6およ
び共通コンデンサ部7等が透光性絶縁基板10上に同一
プロセスにより一体的に形成されている。
変換素子部1、蓄積コンデンサ部2、TFT部3および
4、マトリクス信号配線部5、ゲート駆動配線部6およ
び共通コンデンサ部7等が透光性絶縁基板10上に同一
プロセスにより一体的に形成されている。
【0104】透光性絶縁基板10上には、Al、Cr等
の第1の導電体層24、SiN等の第1の絶縁層25、
a−Si:Hからなる光導電性半導体層26、n+ 型a
−Si:Hのオーミックコンタクト層27、Al、Cr
等の第2の導電体層28が形成されている。
の第1の導電体層24、SiN等の第1の絶縁層25、
a−Si:Hからなる光導電性半導体層26、n+ 型a
−Si:Hのオーミックコンタクト層27、Al、Cr
等の第2の導電体層28が形成されている。
【0105】光電変換素子部1において、30および3
1は上層電極配線である。原稿Pで反射された信号光
L′はa−Si:Hからなる光導電性半導体層26の導
電率を変化させ、くし状に対向する上層電極配線30,
31間に流れる電流を変化させる。なお、32は金属の
遮光層であり、適宜の駆動源に接続して、主電極30
(ソース電極あるいはドレイン電極)および31(ドレ
イン電極あるいはソース電極)に対向する制御電極(ゲ
ート電極)となるようにしてもよい。
1は上層電極配線である。原稿Pで反射された信号光
L′はa−Si:Hからなる光導電性半導体層26の導
電率を変化させ、くし状に対向する上層電極配線30,
31間に流れる電流を変化させる。なお、32は金属の
遮光層であり、適宜の駆動源に接続して、主電極30
(ソース電極あるいはドレイン電極)および31(ドレ
イン電極あるいはソース電極)に対向する制御電極(ゲ
ート電極)となるようにしてもよい。
【0106】蓄積コンデンサ部2は、下層電極配線33
と、この下層電極配線33上に形成された第1の絶縁層
25と光導電性半導体層26と、光導電性半導体層26
上に形成された光電変換素子部1の上層電極配線31に
連続した配線とから構成される。この蓄積コンデンサ部
2の構造はいわゆるMISコンデンサの構造である。バ
イアス条件は正負いずれも用いることができるが、下層
電極配線33を常に負にバイアスする状態で用いること
により、安定な容量と周波数特性を得ることができる。
と、この下層電極配線33上に形成された第1の絶縁層
25と光導電性半導体層26と、光導電性半導体層26
上に形成された光電変換素子部1の上層電極配線31に
連続した配線とから構成される。この蓄積コンデンサ部
2の構造はいわゆるMISコンデンサの構造である。バ
イアス条件は正負いずれも用いることができるが、下層
電極配線33を常に負にバイアスする状態で用いること
により、安定な容量と周波数特性を得ることができる。
【0107】TFT部3および4は、ゲート電極たる下
層電極配線34と、ゲート絶縁層をなす第2の絶縁層2
5と、半導体層26と、ソース電極たる上層電極配線3
5と、ドレイン電極たる上層電極配線36等とから構成
される。
層電極配線34と、ゲート絶縁層をなす第2の絶縁層2
5と、半導体層26と、ソース電極たる上層電極配線3
5と、ドレイン電極たる上層電極配線36等とから構成
される。
【0108】マトリクス信号配線部5においては、基板
10上に第1の導電層からなる個別信号配線22、個別
信号配線22を被う絶縁層25、半導体層26、オーミ
ックコンタクト層27、そして個別信号配線と交差して
第2の導電層からなる共通信号配線37が順次積層され
ている。38は、個別信号配線22と共通信号配線37
とオーミックコンタクトをとるためのコンタクトホー
ル、39は蓄積コンデンサ部2の接地配線である。
10上に第1の導電層からなる個別信号配線22、個別
信号配線22を被う絶縁層25、半導体層26、オーミ
ックコンタクト層27、そして個別信号配線と交差して
第2の導電層からなる共通信号配線37が順次積層され
ている。38は、個別信号配線22と共通信号配線37
とオーミックコンタクトをとるためのコンタクトホー
ル、39は蓄積コンデンサ部2の接地配線である。
【0109】TFT駆動用ゲート線の配線部6において
は、基板10上に第1の導電層24からなる個別ゲート
配線40、個別ゲート配線40を被う絶縁層25、半導
体層26、オーミックコンタクト層27、そして個別ゲ
ート配線40と交差して、第2の導電層28からなる共
通ゲート配線41が順次積層されている。42は個別ゲ
ート配線40と共通ゲート配線41とのオーミックコン
タクトを取るためのコンタクトホールである。
は、基板10上に第1の導電層24からなる個別ゲート
配線40、個別ゲート配線40を被う絶縁層25、半導
体層26、オーミックコンタクト層27、そして個別ゲ
ート配線40と交差して、第2の導電層28からなる共
通ゲート配線41が順次積層されている。42は個別ゲ
ート配線40と共通ゲート配線41とのオーミックコン
タクトを取るためのコンタクトホールである。
【0110】共通コンデンサ部7は、個別信号配線たる
下層電極配線22と、この下層電極配線22上に形成さ
れた第1の絶縁層25と光導電性半導体層26と、光導
電性半導体層26上に形成された第2導電層28からな
る上層電極配線43とから構成される。この共通コンデ
ンサ部7の構造は蓄積コンデンサ部2と同様のMISコ
ンデンサの構造である。バイアス条件は正負いずれでも
用いることができるが、上層電極配線43を常に正にバ
イアスする状態で用いることにより、安定な容量と周波
数特性を得ることができる。
下層電極配線22と、この下層電極配線22上に形成さ
れた第1の絶縁層25と光導電性半導体層26と、光導
電性半導体層26上に形成された第2導電層28からな
る上層電極配線43とから構成される。この共通コンデ
ンサ部7の構造は蓄積コンデンサ部2と同様のMISコ
ンデンサの構造である。バイアス条件は正負いずれでも
用いることができるが、上層電極配線43を常に正にバ
イアスする状態で用いることにより、安定な容量と周波
数特性を得ることができる。
【0111】以上のように本実施例の光電変換装置は、
光電変換素子部、蓄積コンデンサ部、TFT部、マトリ
クス信号配線部、ゲート駆動配線部および共通コンデン
サ部のすべてが光導電性半導体層および絶縁層、導電体
層等の積層構造を有するので、各部が同一プロセスによ
り同時形成されている。
光電変換素子部、蓄積コンデンサ部、TFT部、マトリ
クス信号配線部、ゲート駆動配線部および共通コンデン
サ部のすべてが光導電性半導体層および絶縁層、導電体
層等の積層構造を有するので、各部が同一プロセスによ
り同時形成されている。
【0112】更に、第2の導電層28上には、主として
光電変換素子部1およびTFT部3,4の半導体層表面
の保護安定化のためにSiN等からなるパッシベーショ
ン層11、原稿Pとの摩擦から光電変換素子等を保護す
るためにマイクロシートガラス等からなる耐摩擦層8が
形成されている。
光電変換素子部1およびTFT部3,4の半導体層表面
の保護安定化のためにSiN等からなるパッシベーショ
ン層11、原稿Pとの摩擦から光電変換素子等を保護す
るためにマイクロシートガラス等からなる耐摩擦層8が
形成されている。
【0113】パッシベーション層11と耐摩耗層8との
間には、透光性導電層からなる静電気対策層15が形成
されている。
間には、透光性導電層からなる静電気対策層15が形成
されている。
【0114】静電気対策層15は、原稿Pと耐摩耗層8
との摩擦により発生する静電気が光電変換素子等に悪影
響を及ぼさないようにするために配置されている。静電
気対策層15の材料としては、照明光Lおよび信号光
L′を透過させる必要があるため、ITO等の酸化物半
導体透明導電膜が用いられる。
との摩擦により発生する静電気が光電変換素子等に悪影
響を及ぼさないようにするために配置されている。静電
気対策層15の材料としては、照明光Lおよび信号光
L′を透過させる必要があるため、ITO等の酸化物半
導体透明導電膜が用いられる。
【0115】本実施例では静電気対策層を形成した対摩
耗層を接着層によりパッシベーション層11の上に接着
している。
耗層を接着層によりパッシベーション層11の上に接着
している。
【0116】図4は本実施例に係る光電変換装置と原稿
照明用の光源を搭載した回路パターン基板及び該光電変
換装置と該回路パターン基板を接続するフレキシブルケ
ーブルにより構成されるセンサユニットの一例を、光電
変換装置と回路パターン基板を対向しない状態で示す概
略的構成図である。
照明用の光源を搭載した回路パターン基板及び該光電変
換装置と該回路パターン基板を接続するフレキシブルケ
ーブルにより構成されるセンサユニットの一例を、光電
変換装置と回路パターン基板を対向しない状態で示す概
略的構成図である。
【0117】ここで、10は光電変換部を構成するセン
サ基板であり、72,82は各々駆動用スイッチICと
読み出し用スイッチICである。
サ基板であり、72,82は各々駆動用スイッチICと
読み出し用スイッチICである。
【0118】光電変換部により得られる出力信号はセン
サ基板10よりボンディングワイヤー71、読み出し用
スイッチIC82、フレキシブルケーブル80、信号入
力コネクター78、回路パターン基板75及び信号出力
コネクター79を通り外部へ取り出される。またGND
電源を含む各電源は出力信号とは逆の経路を通り、セン
サ基板10、各IC及び回路パターン基板75へ供給さ
れる。
サ基板10よりボンディングワイヤー71、読み出し用
スイッチIC82、フレキシブルケーブル80、信号入
力コネクター78、回路パターン基板75及び信号出力
コネクター79を通り外部へ取り出される。またGND
電源を含む各電源は出力信号とは逆の経路を通り、セン
サ基板10、各IC及び回路パターン基板75へ供給さ
れる。
【0119】又負荷容量CL1〜CL48 から読み出しコン
デンサCT1〜CT48 へ電荷転送を行う転送パルス幅を光
電変換装置毎に調節する為のマルチバイブレータ回路に
必要な5V電源及びGND電源も同様に信号出力コネク
ター79より供給している。本実施例において、マルチ
バイブレータ回路を形成する可変抵抗RX 91と可変容
量CX 92は、読み出し用スイッチIC92と信号出力
コネクター79の間のどこに配置されてもよいが、図4
においては回路パターン基板75上の配線部に配置して
いる。
デンサCT1〜CT48 へ電荷転送を行う転送パルス幅を光
電変換装置毎に調節する為のマルチバイブレータ回路に
必要な5V電源及びGND電源も同様に信号出力コネク
ター79より供給している。本実施例において、マルチ
バイブレータ回路を形成する可変抵抗RX 91と可変容
量CX 92は、読み出し用スイッチIC92と信号出力
コネクター79の間のどこに配置されてもよいが、図4
においては回路パターン基板75上の配線部に配置して
いる。
【0120】図5は図4をA−A′線で切断した時のB
からみた断面図である。図4と異なる点は光電変換装置
と回路パターン基板75が対向して配置されており、実
駆動時に形態となっていることである。
からみた断面図である。図4と異なる点は光電変換装置
と回路パターン基板75が対向して配置されており、実
駆動時に形態となっていることである。
【0121】本実施例では原稿からの反射光を等倍ファ
イバーレンズアレイ等を用いずに、直接検知する光電変
換装置、いわゆる完全密着型の構造をとることにより、
ファクシミリ等のシステムを非常にコンパクトにするこ
とが可能となり、またシステムを構成する上での機構設
計の自由度が増している。
イバーレンズアレイ等を用いずに、直接検知する光電変
換装置、いわゆる完全密着型の構造をとることにより、
ファクシミリ等のシステムを非常にコンパクトにするこ
とが可能となり、またシステムを構成する上での機構設
計の自由度が増している。
【0122】なお、等倍ファイバーレンズ等を用いた密
着読み取り型画像読み取り装置にも使用できることは言
うまでもない。
着読み取り型画像読み取り装置にも使用できることは言
うまでもない。
【0123】図6は、本実施例に係るセンサユニットを
用いて構成した画像情報処理装置として通信機能を有す
るファクシミリの一例を示す概略的構成図である。
用いて構成した画像情報処理装置として通信機能を有す
るファクシミリの一例を示す概略的構成図である。
【0124】ここで、402 は原稿Pを読み取り位置に向
けて給送するための給送手段としての給送ローラ、403
は光源、404 は原稿Pを一枚ずつ確実に分離給送するた
めの分離片である。406 はセンサユニット400 に対して
読み取り位置に設けられて原稿Pの被読み取り面を規制
するとともに原稿Pを搬送する搬送手段としてのプラテ
ンローラである。
けて給送するための給送手段としての給送ローラ、403
は光源、404 は原稿Pを一枚ずつ確実に分離給送するた
めの分離片である。406 はセンサユニット400 に対して
読み取り位置に設けられて原稿Pの被読み取り面を規制
するとともに原稿Pを搬送する搬送手段としてのプラテ
ンローラである。
【0125】PPは図示の例ではロール紙形態をした記
録媒体であり、センサユニット400により読み取られた
画像情報あるいはファクシミリ装置等の場合には外部か
ら送信された画像情報がここに再生される。410 は当該
画像形成をおこなうための記録手段としての記録ヘッド
で、サーマルヘッド、インクジェット記録ヘッド等種々
のものを用いることができる。また、この記録ヘッド
は、シリアルタイプのものでも、ラインタイプのもので
もよい。412 は記録ヘッド410 による記録位置に対して
記録媒体PPを搬送するとともにその被記録面を規制す
る搬送手段としてのプラテンローラである。
録媒体であり、センサユニット400により読み取られた
画像情報あるいはファクシミリ装置等の場合には外部か
ら送信された画像情報がここに再生される。410 は当該
画像形成をおこなうための記録手段としての記録ヘッド
で、サーマルヘッド、インクジェット記録ヘッド等種々
のものを用いることができる。また、この記録ヘッド
は、シリアルタイプのものでも、ラインタイプのもので
もよい。412 は記録ヘッド410 による記録位置に対して
記録媒体PPを搬送するとともにその被記録面を規制す
る搬送手段としてのプラテンローラである。
【0126】420 は、入力/出力手段としての操作入力
を受容するスイッチやメッセージその他、装置の状態を
報知するための表示部等を配したオペレーションパネル
である。430 は制御手段としてのシステムコントロール
基板であり、各部の制御を行なう制御部(コントローラ
ー)や、光電変換素子の駆動回路(ドライバー)、画像
情報の処理部(プロセッサー)、送受信部等が設けられ
る。440 は装置の電源である。
を受容するスイッチやメッセージその他、装置の状態を
報知するための表示部等を配したオペレーションパネル
である。430 は制御手段としてのシステムコントロール
基板であり、各部の制御を行なう制御部(コントローラ
ー)や、光電変換素子の駆動回路(ドライバー)、画像
情報の処理部(プロセッサー)、送受信部等が設けられ
る。440 は装置の電源である。
【0127】情報処理装置に用いられる記録手段として
は、例えば米国特許第4723129 号明細書、同第4740796
号明細書にその代表的な構成や原理が開示されているも
のが好ましい。この方式は液体(インク)が保持されて
いるシートや液路に対応して配置されている電気熱変換
体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温
度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加するこ
とによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せし
め、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこ
の駆動信号に一対一に対応した液体(インク)内の気泡
を形成出来るので有効である。この気泡の成長、収縮に
より吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。
は、例えば米国特許第4723129 号明細書、同第4740796
号明細書にその代表的な構成や原理が開示されているも
のが好ましい。この方式は液体(インク)が保持されて
いるシートや液路に対応して配置されている電気熱変換
体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温
度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加するこ
とによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せし
め、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこ
の駆動信号に一対一に対応した液体(インク)内の気泡
を形成出来るので有効である。この気泡の成長、収縮に
より吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。
【0128】更に、記録装置が記録できる最大記録媒体
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、上述した明細書に開示されているような
複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを満た
す構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでも良い。
の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドとしては、上述した明細書に開示されているような
複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを満た
す構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでも良い。
【0129】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体にインクタンクを一体的に設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体にインクタンクを一体的に設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
【0130】次に本発明の第2の光電変換装置について
説明する。
説明する。
【0131】図7は本発明による第1の実施例であり、
光電変換装置の等価回路図を示す。本第1の実施例で
は、同一基板上に形成された光電変換素子部、蓄積コン
デンサ部、TFT部、マトリクス信号配線部、ゲート駆
動配線部等光電変換部の構成は、図20に示される従来
の光電変換装置の等価回路図と基本的に同様なので詳細
な構成説明は省略する。
光電変換装置の等価回路図を示す。本第1の実施例で
は、同一基板上に形成された光電変換素子部、蓄積コン
デンサ部、TFT部、マトリクス信号配線部、ゲート駆
動配線部等光電変換部の構成は、図20に示される従来
の光電変換装置の等価回路図と基本的に同様なので詳細
な構成説明は省略する。
【0132】本第1の実施例の光電変換装置が従来の光
電変換装置と等価回路的に異なる点は、負荷容量CL1〜
CL48 の一方の共通一定電位電極(以下接地電極と称
す)が共通抵抗RCOM ″(ここで、共通抵抗RCOM ″は
寄生的に生じる共通抵抗RCOM と新たに付加された共通
抵抗RCOM ′との合成抵抗を意味する)を通して接地さ
れることである。
電変換装置と等価回路的に異なる点は、負荷容量CL1〜
CL48 の一方の共通一定電位電極(以下接地電極と称
す)が共通抵抗RCOM ″(ここで、共通抵抗RCOM ″は
寄生的に生じる共通抵抗RCOM と新たに付加された共通
抵抗RCOM ′との合成抵抗を意味する)を通して接地さ
れることである。
【0133】以下、本第1の実施例の光電変換装置の動
作を説明するが、従来例と同様の動作を行う素子及びタ
イミングについては説明を省く。
作を説明するが、従来例と同様の動作を行う素子及びタ
イミングについては説明を省く。
【0134】第1ブロックの光電変換素子S1-1 〜S
1-48に入射した光情報は光電流に変換され、蓄積コンデ
ンサCS1-1〜CS1-48 に電荷として蓄えられる。一定時
間後、ゲート駆動線G1 に転送用の第1の電圧パルスを
t1 時間加え、転送用TFTのT1-1 〜T1-48をオン状
態に切り替える。これで蓄積コンデンサCS1-1〜C
S1-48 の電荷がマトリクス信号配線L1 〜L48を通っ
て、負荷容量CL1〜CL48 に転送され、各負荷容量の電
位VL1〜VL48 は高くなる。
1-48に入射した光情報は光電流に変換され、蓄積コンデ
ンサCS1-1〜CS1-48 に電荷として蓄えられる。一定時
間後、ゲート駆動線G1 に転送用の第1の電圧パルスを
t1 時間加え、転送用TFTのT1-1 〜T1-48をオン状
態に切り替える。これで蓄積コンデンサCS1-1〜C
S1-48 の電荷がマトリクス信号配線L1 〜L48を通っ
て、負荷容量CL1〜CL48 に転送され、各負荷容量の電
位VL1〜VL48 は高くなる。
【0135】この時、マトリクス信号配線L1 〜L48の
クロス部容量CPにより、ブロック内クロストークがお
こる。
クロス部容量CPにより、ブロック内クロストークがお
こる。
【0136】続いてゲート駆動信号Gt の印加により、
転送用スイッチUSW1 〜USW48は同時にON状態とな
り、負荷容量CL1〜CL48 に蓄えられた信号電荷は読み
出し用コンデンサCT1〜CT48 に同時に転送される。
転送用スイッチUSW1 〜USW48は同時にON状態とな
り、負荷容量CL1〜CL48 に蓄えられた信号電荷は読み
出し用コンデンサCT1〜CT48 に同時に転送される。
【0137】この時、負荷容量CL1〜CL48 の接地電極
がすべて接続されている為、入力電荷量が0であるビッ
トの接地電極電位VCOM は、入力電荷量がQ0のビット
の接地電極電位と同じである。接地電極電位VCOM は、
入力電荷量がゼロでないビットの総入力電荷が転送用ス
イッチUSWを通って読み出し用コンデンサCT へ転送さ
れる瞬間に大きくさがる。
がすべて接続されている為、入力電荷量が0であるビッ
トの接地電極電位VCOM は、入力電荷量がQ0のビット
の接地電極電位と同じである。接地電極電位VCOM は、
入力電荷量がゼロでないビットの総入力電荷が転送用ス
イッチUSWを通って読み出し用コンデンサCT へ転送さ
れる瞬間に大きくさがる。
【0138】同時に、入力電荷量がゼロのビットの負荷
容量CL の電位VL も大きく下降するが、共通抵抗R
COM ″の為に接地電位へ戻るまでに時間がかかる。その
為、入力電荷量がゼロのビットの読み出しコンデンサC
T から負荷容量CL へ電荷が転送され、入力電荷量がゼ
ロビットの読み出しコンデンサCT の電位VCTは低下し
極小値をとる。接地電極電位VCOM が接地電位にもどる
につれて、VCTは上昇しある値に飽和する。この時の時
定数は負荷容量CL と読み出し用コンデンサCT の容量
値の小さい方の値と転送用スイッチTSWのON抵抗によ
り決まる。
容量CL の電位VL も大きく下降するが、共通抵抗R
COM ″の為に接地電位へ戻るまでに時間がかかる。その
為、入力電荷量がゼロのビットの読み出しコンデンサC
T から負荷容量CL へ電荷が転送され、入力電荷量がゼ
ロビットの読み出しコンデンサCT の電位VCTは低下し
極小値をとる。接地電極電位VCOM が接地電位にもどる
につれて、VCTは上昇しある値に飽和する。この時の時
定数は負荷容量CL と読み出し用コンデンサCT の容量
値の小さい方の値と転送用スイッチTSWのON抵抗によ
り決まる。
【0139】やがて、数式4のVW0と、負荷容量CL
及び読み出しコンデンサCT によって決まる前述した数
式8の電位になる。
及び読み出しコンデンサCT によって決まる前述した数
式8の電位になる。
【0140】以上の動作を、図8を用いて説明する。図
8は、図23と同様の図であり、読み出し用コンデンサ
CT は10pF、負荷容量CL は200pF、転送用ス
イッチUSWのON抵抗は4kΩであり、図23と同じで
ある。又共通抵抗RCOM ″は25Ωとしてシミュレーシ
ョンしている。
8は、図23と同様の図であり、読み出し用コンデンサ
CT は10pF、負荷容量CL は200pF、転送用ス
イッチUSWのON抵抗は4kΩであり、図23と同じで
ある。又共通抵抗RCOM ″は25Ωとしてシミュレーシ
ョンしている。
【0141】図8によると、入力電荷量ゼロである1ビ
ットの読み出しコンデンサCT1の電位VCT1 が、VR か
ら減少し、やがて上昇し、VR となりさらに上昇してい
る。ここでT=χ″(T≒110nsec)はXCT=
0となる時間であるが、このタイミングでは負荷容量C
L から読み出しコンデンサCT への電荷転送効率αは約
80%程度である事がわかる。χ″の値はCL ・R
COM ″に依存するので、電荷転送効率αを80%以上と
するには、CL ・RCOM ″≧200pF×25Ω=5.
0×10-9F・Ωとすればよい。
ットの読み出しコンデンサCT1の電位VCT1 が、VR か
ら減少し、やがて上昇し、VR となりさらに上昇してい
る。ここでT=χ″(T≒110nsec)はXCT=
0となる時間であるが、このタイミングでは負荷容量C
L から読み出しコンデンサCT への電荷転送効率αは約
80%程度である事がわかる。χ″の値はCL ・R
COM ″に依存するので、電荷転送効率αを80%以上と
するには、CL ・RCOM ″≧200pF×25Ω=5.
0×10-9F・Ωとすればよい。
【0142】図8において、T=0からT=χ″までの
間、転送用スイッチTSWをONすることにより、黒信号
が白信号により増大されるブロック内クロストークをゼ
ロにすることができる。
間、転送用スイッチTSWをONすることにより、黒信号
が白信号により増大されるブロック内クロストークをゼ
ロにすることができる。
【0143】他のシミュレーション結果を、図9を用い
て説明する。図9は、図23と同様の図であり、各ビッ
トの入力電荷量及び、各素子の抵抗値、容量値は図23
と同じである。又共通抵抗RCOM ″は70Ωとしてシミ
ュレーションしている。すなわち、CL ・RCOM ″=2
00pF×70Ω=1.4×10-8F・Ωの場合であ
る。クロストーク量XCT=0となるT=χのタイミン
グにおいて図23と同様の転送効率αは約85%であ
る。
て説明する。図9は、図23と同様の図であり、各ビッ
トの入力電荷量及び、各素子の抵抗値、容量値は図23
と同じである。又共通抵抗RCOM ″は70Ωとしてシミ
ュレーションしている。すなわち、CL ・RCOM ″=2
00pF×70Ω=1.4×10-8F・Ωの場合であ
る。クロストーク量XCT=0となるT=χのタイミン
グにおいて図23と同様の転送効率αは約85%であ
る。
【0144】よって図9において、T=0からT=χま
での間、転送用スイッチTSWをONすることにより、黒
信号が白信号により増大されるブロック内クロストーク
をゼロにすることができる。
での間、転送用スイッチTSWをONすることにより、黒
信号が白信号により増大されるブロック内クロストーク
をゼロにすることができる。
【0145】以上の説明で明らかなように、本発明によ
ると、黒信号が白信号により増大されるブロック内クロ
ストークの全くない本来の出力電圧を簡便な回路構成で
得ることができる。
ると、黒信号が白信号により増大されるブロック内クロ
ストークの全くない本来の出力電圧を簡便な回路構成で
得ることができる。
【0146】そのため、従来から行われてきたブロック
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくするといった対策
方法は不要になる。よって、これらの対策方法にともな
う問題点、すなわちシールド層を別に設けなければなら
なかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低減
化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負荷
容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下する、
などが生じることもない。
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくするといった対策
方法は不要になる。よって、これらの対策方法にともな
う問題点、すなわちシールド層を別に設けなければなら
なかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低減
化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負荷
容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下する、
などが生じることもない。
【0147】さらに、本発明によると、負荷容量CLを
小さくした場合でも本来の出力電圧を得ることができる
ため、回路形成上可能な限り負荷容量CLを低減するこ
とで、数式7からも明らかなように、少ない入力電荷量
でも大きな出力電圧が得ることができるようになる。
小さくした場合でも本来の出力電圧を得ることができる
ため、回路形成上可能な限り負荷容量CLを低減するこ
とで、数式7からも明らかなように、少ない入力電荷量
でも大きな出力電圧が得ることができるようになる。
【0148】このことは、光センサにより生じる電荷量
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサが使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能
となる。
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサが使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能
となる。
【0149】なお、本第1の実施例の光電変換装置に係
る光電変換部の構成は図2及び図3を用いて既に説明し
た本発明の第1の光電変換装置の実施例の構成と同じな
のでここでは説明を省略する。
る光電変換部の構成は図2及び図3を用いて既に説明し
た本発明の第1の光電変換装置の実施例の構成と同じな
のでここでは説明を省略する。
【0150】本第1の実施例の構成において、図7の負
荷容量CL1〜CL48 は厳密には静電気対策層15と共通
信号配線37との間に形成される浮遊容量及び共通コン
デンサ部7及びTFT部3におけるゲート電極たる下層
電極配線34と個別信号配線22に接続される上層電極
配線35との間に形成される容量(以下Cgsと称する)
の3つの部分から構成されている。
荷容量CL1〜CL48 は厳密には静電気対策層15と共通
信号配線37との間に形成される浮遊容量及び共通コン
デンサ部7及びTFT部3におけるゲート電極たる下層
電極配線34と個別信号配線22に接続される上層電極
配線35との間に形成される容量(以下Cgsと称する)
の3つの部分から構成されている。
【0151】実際に製品となって世に出ているA4サイ
ズの光電変換装置において、1728個の光電変換素子
をマトリクス接続を用いて48ビットずつ36ブロック
に分割した場合の前記負荷容量の構成例は共通信号配線
における浮遊容量が約10〜20pF、共通コンデンサ
部が100〜300pF、TFT部におけるCGSが約2
0〜40pFである。
ズの光電変換装置において、1728個の光電変換素子
をマトリクス接続を用いて48ビットずつ36ブロック
に分割した場合の前記負荷容量の構成例は共通信号配線
における浮遊容量が約10〜20pF、共通コンデンサ
部が100〜300pF、TFT部におけるCGSが約2
0〜40pFである。
【0152】このような光電変換装置例においては、共
通コンデンサ部の接地配線部に約20〜100Ωの共通
抵抗の素子RCOM ′を挿入することにより、共通抵抗R
COM″の値を寄生的に発生する抵抗RCOM より十分大き
な値とし、十分な転送効率で、且つブロック内クロスト
ークをゼロとして駆動することが可能となる。
通コンデンサ部の接地配線部に約20〜100Ωの共通
抵抗の素子RCOM ′を挿入することにより、共通抵抗R
COM″の値を寄生的に発生する抵抗RCOM より十分大き
な値とし、十分な転送効率で、且つブロック内クロスト
ークをゼロとして駆動することが可能となる。
【0153】図10は本第1の実施例に係る光電変換装
置と原稿照明用の光源を搭載した回路パターン基板及び
該光電変換装置と該回路パターン基板を接続するフレキ
シブルケーブルにより構成されるセンサユニットの一例
を、光電変換装置と回路パターン基板を対向しない状態
で示す概略的構成図である。
置と原稿照明用の光源を搭載した回路パターン基板及び
該光電変換装置と該回路パターン基板を接続するフレキ
シブルケーブルにより構成されるセンサユニットの一例
を、光電変換装置と回路パターン基板を対向しない状態
で示す概略的構成図である。
【0154】ここで、10は光電変換部を構成するセン
サ基板であり、72,82は各々駆動用スイッチICと
読み出し用スイッチICである。
サ基板であり、72,82は各々駆動用スイッチICと
読み出し用スイッチICである。
【0155】光電変換部により得られる出力信号はセン
サ基板10よりボンディングワイヤー71、読み出し用
スイッチIC82、フレキシブルケーブル80、信号入
力コネクター78、回路パターン基板75及び信号出力
コネクター79を通り外部へ取り出される。またGND
電源を含む各電源は出力信号とは逆の経路を通り、セン
サ基板10、各IC及び回路パターン75へ供給され
る。
サ基板10よりボンディングワイヤー71、読み出し用
スイッチIC82、フレキシブルケーブル80、信号入
力コネクター78、回路パターン基板75及び信号出力
コネクター79を通り外部へ取り出される。またGND
電源を含む各電源は出力信号とは逆の経路を通り、セン
サ基板10、各IC及び回路パターン75へ供給され
る。
【0156】本第1の実施例において、付加される共通
抵抗RCOM ′は共通コンデンサ部7の接地配線のどこに
配置されてもよいが、図10においては共通抵抗R
COM ′は回路パターン基板75上配線部にセラミック等
により構成されるチップ抵抗等を配置している。また図
10のように、接地配線が読み出し用スイッチ82内を
通っている場合は、IC内部に抵抗素子を作り込むこと
も可能である。更に図10の様に接地配線がフレキシブ
ルケーブル80等内を通っている場合は、フレキシブル
ケーブル上に抵抗素子を配置することも可能である。
抵抗RCOM ′は共通コンデンサ部7の接地配線のどこに
配置されてもよいが、図10においては共通抵抗R
COM ′は回路パターン基板75上配線部にセラミック等
により構成されるチップ抵抗等を配置している。また図
10のように、接地配線が読み出し用スイッチ82内を
通っている場合は、IC内部に抵抗素子を作り込むこと
も可能である。更に図10の様に接地配線がフレキシブ
ルケーブル80等内を通っている場合は、フレキシブル
ケーブル上に抵抗素子を配置することも可能である。
【0157】なお、共通抵抗RCOM ′を可変抵抗とする
ことにより、各センサユニットにおける配線抵抗等のば
らつきが調整可能となり、ブロック内クロストークを各
センサユニット毎に完全にゼロにすることも可能とな
る。
ことにより、各センサユニットにおける配線抵抗等のば
らつきが調整可能となり、ブロック内クロストークを各
センサユニット毎に完全にゼロにすることも可能とな
る。
【0158】図11は図10をA−A′で切断した時の
Bからみた断面図である。図10と異なる点は光電変換
装置と回路パターン基板75が対向して配置されてお
り、実駆動時に形態となっていることである。
Bからみた断面図である。図10と異なる点は光電変換
装置と回路パターン基板75が対向して配置されてお
り、実駆動時に形態となっていることである。
【0159】本第1の実施例では原稿からの反射光を等
倍ファイバーレンズアレイ等を用いずに、直接検知する
光電変換装置、いわゆる完全密着型の構造をとることに
より、ファクシミリ等のシステムを非常にコンパクトに
することが可能となり、またシステムを構成する上での
機構設計の自由度が増している。
倍ファイバーレンズアレイ等を用いずに、直接検知する
光電変換装置、いわゆる完全密着型の構造をとることに
より、ファクシミリ等のシステムを非常にコンパクトに
することが可能となり、またシステムを構成する上での
機構設計の自由度が増している。
【0160】なお、等倍ファイバーレンズ等を用いた密
着読み取り型画像読み取り装置にも使用できることは言
うまでもない。
着読み取り型画像読み取り装置にも使用できることは言
うまでもない。
【0161】本実施例に係るセンサユニットを用いて構
成した画像情報処理装置として通信機能を有するファク
シミリの一例としては図6に示した構成と同様な構成が
ある。ファクシミリ構成については、既に説明したので
ここでは説明を省略する。
成した画像情報処理装置として通信機能を有するファク
シミリの一例としては図6に示した構成と同様な構成が
ある。ファクシミリ構成については、既に説明したので
ここでは説明を省略する。
【0162】次に第2の実施例を説明する。なお、本第
2の実施例は図7に示される第1の実施例の光電変換装
置の等価回路図と同様なので詳細な構成説明は省略す
る。
2の実施例は図7に示される第1の実施例の光電変換装
置の等価回路図と同様なので詳細な構成説明は省略す
る。
【0163】本第2の実施例の光電変換装置が第1の実
施例の光電変換装置と異なる点は負荷容量CLが小さ
く、共通抵抗RCOM ″が大きい点である。
施例の光電変換装置と異なる点は負荷容量CLが小さ
く、共通抵抗RCOM ″が大きい点である。
【0164】図12を用いて、第2の実施例における動
作を説明する。図12は図23及び図8,9と同様の図
であり、読み出し用コンデンサCT は10pF、転送用
スイッチUSWのON抵抗は4kΩであり、図23及び図
8,9と同じである。ここで、共通抵抗RCOM ″は1k
Ω、負荷容量CL は75pFであり、その構成は共通信
号配線における浮遊容量が20pF、共通コンデンサ部
が15pF、TFT部におけるCgsが40pFである。
図12から判るように、負荷容量CL を小さくしても、
共通抵抗RCOM ″を大きくすることにより、ブロック内
クロストークを時間T=100〜200nsecにおいてゼ
ロにすることが可能になる。具体的には時間T=180
nsecの時、ブロック内クロストークはほぼゼロであり、
その時の転送効率αは約93%に達する。
作を説明する。図12は図23及び図8,9と同様の図
であり、読み出し用コンデンサCT は10pF、転送用
スイッチUSWのON抵抗は4kΩであり、図23及び図
8,9と同じである。ここで、共通抵抗RCOM ″は1k
Ω、負荷容量CL は75pFであり、その構成は共通信
号配線における浮遊容量が20pF、共通コンデンサ部
が15pF、TFT部におけるCgsが40pFである。
図12から判るように、負荷容量CL を小さくしても、
共通抵抗RCOM ″を大きくすることにより、ブロック内
クロストークを時間T=100〜200nsecにおいてゼ
ロにすることが可能になる。具体的には時間T=180
nsecの時、ブロック内クロストークはほぼゼロであり、
その時の転送効率αは約93%に達する。
【0165】このように、回路形成上負荷容量CLを低
減することで、数式7からも明らかなように、少ない入
力電荷量でも大きな出力電圧を得ることができるように
なる。このことは、光センサにより生じる電荷量を少な
くすることが可能であることを示し、低感度の光センサ
が使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態、すな
わち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用できるこ
とになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能とな
る。
減することで、数式7からも明らかなように、少ない入
力電荷量でも大きな出力電圧を得ることができるように
なる。このことは、光センサにより生じる電荷量を少な
くすることが可能であることを示し、低感度の光センサ
が使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態、すな
わち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用できるこ
とになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能とな
る。
【0166】その他は第1実施例と同様である。
【0167】次に、本発明の第3の光電変換装置につい
て説明する。
て説明する。
【0168】図13は本発明による第1の実施例であ
り、光電変換装置の等価回路図を示す。本第1の実施例
では、同一基板上に形成された光電変換素子部、蓄積コ
ンデンサ部、TFT部、マトリクス信号配線部、ゲート
駆動配線部等光電変換部の構成は、図20に示される従
来の光電変換装置の等価回路図と基本的に同様なので詳
細な構成説明は省略する。
り、光電変換装置の等価回路図を示す。本第1の実施例
では、同一基板上に形成された光電変換素子部、蓄積コ
ンデンサ部、TFT部、マトリクス信号配線部、ゲート
駆動配線部等光電変換部の構成は、図20に示される従
来の光電変換装置の等価回路図と基本的に同様なので詳
細な構成説明は省略する。
【0169】本第1の実施例の光電変換装置が従来の光
電変換装置と等価回路的に異なる点は、負荷容量CL1〜
CL48 の一方の共通一定電位電極(以下接地電極と称
す)が共通抵抗RCOM ″(ここで、共通抵抗RCOM ″は
寄生的に生じる共通抵抗RCOM と新たに付加された共通
抵抗RCOM ′との合成抵抗を意味する)を通して接地さ
れること、及び負荷容量CL1〜CL48 から読み出しコン
デンサCT1〜CT48 へ電荷転送を行う転送パルス幅を光
電変換装置毎に調節する為のマルチバイブレータ回路を
設けたことである。
電変換装置と等価回路的に異なる点は、負荷容量CL1〜
CL48 の一方の共通一定電位電極(以下接地電極と称
す)が共通抵抗RCOM ″(ここで、共通抵抗RCOM ″は
寄生的に生じる共通抵抗RCOM と新たに付加された共通
抵抗RCOM ′との合成抵抗を意味する)を通して接地さ
れること、及び負荷容量CL1〜CL48 から読み出しコン
デンサCT1〜CT48 へ電荷転送を行う転送パルス幅を光
電変換装置毎に調節する為のマルチバイブレータ回路を
設けたことである。
【0170】以下、本第1の実施例の光電変換装置の動
作を説明するが、従来例と同様の動作を行う素子及びタ
イミングについては説明を省く。
作を説明するが、従来例と同様の動作を行う素子及びタ
イミングについては説明を省く。
【0171】第1ブロックの光電変換素子S1-1 〜S
1-48に入射した光情報は光電流に変換され、蓄積コンデ
ンサCS1-1〜CS1-48 に電荷として蓄えられる。一定時
間後、ゲート駆動線G1 に転送用の第1の電圧パルスを
t1 時間加え、転送用TFTのT1-1 〜T1-48をオン状
態に切り替える。これで蓄積コンデンサCS1-1〜C
S1-48 の電荷がマトリクス信号配線L1 〜L48を通っ
て、負荷容量CL1〜CL48 に転送され、各負荷容量の電
位VL1〜VL48 は高くなる。
1-48に入射した光情報は光電流に変換され、蓄積コンデ
ンサCS1-1〜CS1-48 に電荷として蓄えられる。一定時
間後、ゲート駆動線G1 に転送用の第1の電圧パルスを
t1 時間加え、転送用TFTのT1-1 〜T1-48をオン状
態に切り替える。これで蓄積コンデンサCS1-1〜C
S1-48 の電荷がマトリクス信号配線L1 〜L48を通っ
て、負荷容量CL1〜CL48 に転送され、各負荷容量の電
位VL1〜VL48 は高くなる。
【0172】この時、マトリクス信号配線L1 〜L48の
クロス部容量CPにより、ブロック内クロストークがお
こる。
クロス部容量CPにより、ブロック内クロストークがお
こる。
【0173】続いてゲート駆動信号Gt の印加により、
転送用スイッチUSW1 〜USW48は同時にON状態とな
り、負荷容量CL1〜CL48 に蓄えられた信号電荷は読み
出し用コンデンサCT1〜CT48 に同時に転送される。こ
の時マルチバイブレータ回路中の可変抵抗RX 及び可変
容量CX を調節することにより、ゲート駆動信号Gt の
長さを変えることができるが、詳細は後述する。
転送用スイッチUSW1 〜USW48は同時にON状態とな
り、負荷容量CL1〜CL48 に蓄えられた信号電荷は読み
出し用コンデンサCT1〜CT48 に同時に転送される。こ
の時マルチバイブレータ回路中の可変抵抗RX 及び可変
容量CX を調節することにより、ゲート駆動信号Gt の
長さを変えることができるが、詳細は後述する。
【0174】又この時、負荷容量CL1〜CL48 の接地電
極がすべて接続されている為、入力電荷量が0であるビ
ットの接地電極電位VCOM は、入力電荷量がQ0のビッ
トの接地電極電位と同じである。接地電極電位V
COM は、入力電荷量がゼロでないビットの総入力電荷が
転送用スイッチUSWを通って読み出し用コンデンサCT
へ転送される瞬間に大きくさがる。
極がすべて接続されている為、入力電荷量が0であるビ
ットの接地電極電位VCOM は、入力電荷量がQ0のビッ
トの接地電極電位と同じである。接地電極電位V
COM は、入力電荷量がゼロでないビットの総入力電荷が
転送用スイッチUSWを通って読み出し用コンデンサCT
へ転送される瞬間に大きくさがる。
【0175】同時に、入力電荷量がゼロのビットの負荷
容量CL の電位VL も大きく下降するが、共通抵抗R
COM ″の為に接地電位へ戻るまでに時間がかかる。その
為、入力電荷量がゼロのビットの読み出しコンデンサC
T から負荷容量CL へ電荷が転送され、入力電荷量がゼ
ロビットの読み出しコンデンサCT の電位VCTは低下し
極小値をとる。接地電極電位VCOM が接地電位にもどる
につれて、VCTは上昇しある値に飽和する。この時の時
定数は負荷容量CL と読み出し用コンデンサCT の容量
値の小さい方の値と転送用スイッチTSWのON抵抗によ
り決まる。
容量CL の電位VL も大きく下降するが、共通抵抗R
COM ″の為に接地電位へ戻るまでに時間がかかる。その
為、入力電荷量がゼロのビットの読み出しコンデンサC
T から負荷容量CL へ電荷が転送され、入力電荷量がゼ
ロビットの読み出しコンデンサCT の電位VCTは低下し
極小値をとる。接地電極電位VCOM が接地電位にもどる
につれて、VCTは上昇しある値に飽和する。この時の時
定数は負荷容量CL と読み出し用コンデンサCT の容量
値の小さい方の値と転送用スイッチTSWのON抵抗によ
り決まる。
【0176】やがて、数式4のVW0と、負荷容量CL
及び読み出しコンデンサCT によって決まる前述した数
式8の電位になる。
及び読み出しコンデンサCT によって決まる前述した数
式8の電位になる。
【0177】以上の動作を、図8を用いて説明する。図
8は、図23と同様の図であり、読み出し用コンデンサ
CT は10pF、負荷容量CL は200pF、転送用ス
イッチUSWのON抵抗は4kΩであり、図23と同じで
ある。又共通抵抗RCOM ″は25Ωとしてシミュレーシ
ョンしている。
8は、図23と同様の図であり、読み出し用コンデンサ
CT は10pF、負荷容量CL は200pF、転送用ス
イッチUSWのON抵抗は4kΩであり、図23と同じで
ある。又共通抵抗RCOM ″は25Ωとしてシミュレーシ
ョンしている。
【0178】図8によると、入力電荷量ゼロである1ビ
ットの読み出しコンデンサCT1の電位VCT1 が、VR か
ら減少し、やがて上昇し、VR となりさらに上昇してい
る。ここでT=χ″(T≒110nsec)はXCT=
0となる時間であるが、このタイミングでは負荷容量C
L から読み出しコンデンサCT への電荷転送効率αは約
80%程度である事がわかる。χ″の値はCL ・R
COM ″に依存するので、電荷転送効率αを80%以上と
するには、CL ・RCOM ″≧200pF×25Ω=5.
0×10-9F・Ωとすればよい。
ットの読み出しコンデンサCT1の電位VCT1 が、VR か
ら減少し、やがて上昇し、VR となりさらに上昇してい
る。ここでT=χ″(T≒110nsec)はXCT=
0となる時間であるが、このタイミングでは負荷容量C
L から読み出しコンデンサCT への電荷転送効率αは約
80%程度である事がわかる。χ″の値はCL ・R
COM ″に依存するので、電荷転送効率αを80%以上と
するには、CL ・RCOM ″≧200pF×25Ω=5.
0×10-9F・Ωとすればよい。
【0179】図8において、T=0からT=χ″までの
間、転送用スイッチTSWをONすることにより、黒信号
が白信号により増大されるブロック内クロストークをゼ
ロにすることができる。
間、転送用スイッチTSWをONすることにより、黒信号
が白信号により増大されるブロック内クロストークをゼ
ロにすることができる。
【0180】しかしながら、共通抵抗RCOM ″及び負荷
容量CL は光電変換装置によって多少のばらつきが生じ
る。共通抵抗RCOM ″のばらつきは、部品のばらつきが
主であり、他に寄生的に生じる配線抵抗のばらつきが含
まれる。又負荷容量CL のばらつきは図2,3に示した
共通コンデンサ部7を形成する第1の絶縁層25、光導
電性半導体層26及びオーミックコンタクト層27の膜
厚のばらつきが主原因と思われる。
容量CL は光電変換装置によって多少のばらつきが生じ
る。共通抵抗RCOM ″のばらつきは、部品のばらつきが
主であり、他に寄生的に生じる配線抵抗のばらつきが含
まれる。又負荷容量CL のばらつきは図2,3に示した
共通コンデンサ部7を形成する第1の絶縁層25、光導
電性半導体層26及びオーミックコンタクト層27の膜
厚のばらつきが主原因と思われる。
【0181】このように、共通抵抗RCOM ″と負荷容量
CL のばらつきにより光電変換装置によっては、ブロッ
ク内クロストークがゼロとなる時間Tが±10%ほど異
なる場合も生じる。
CL のばらつきにより光電変換装置によっては、ブロッ
ク内クロストークがゼロとなる時間Tが±10%ほど異
なる場合も生じる。
【0182】よって、このような場合には、共通コンデ
ンサ部の接地配線部に新たに共通の抵抗素子RCOM ′を
挿入することで共通抵抗の抵抗を調整するとともに、図
13に示したモノマルチバイブレータ回路の可変抵抗R
X 91及び可変容量CX 92を調節することにより、す
べての光電変換素子のブロック内クロストークをゼロで
使用することができる。
ンサ部の接地配線部に新たに共通の抵抗素子RCOM ′を
挿入することで共通抵抗の抵抗を調整するとともに、図
13に示したモノマルチバイブレータ回路の可変抵抗R
X 91及び可変容量CX 92を調節することにより、す
べての光電変換素子のブロック内クロストークをゼロで
使用することができる。
【0183】他のシミュレーション結果を、図9を用い
て説明する。図9は、図23と同様の図であり、各ビッ
トの入力電荷量及び、各素子の抵抗値、容量値は図23
と同じである。又共通抵抗RCOM ″は70Ωとしてシミ
ュレーションしている。すなわち、CL ・RCOM ″=2
00pF×70Ω=1.4×10-8F・Ωの場合であ
る。クロストーク量XCT=0となるT=χのタイミン
グにおいて図23と同様の転送効率αは約85%であ
る。
て説明する。図9は、図23と同様の図であり、各ビッ
トの入力電荷量及び、各素子の抵抗値、容量値は図23
と同じである。又共通抵抗RCOM ″は70Ωとしてシミ
ュレーションしている。すなわち、CL ・RCOM ″=2
00pF×70Ω=1.4×10-8F・Ωの場合であ
る。クロストーク量XCT=0となるT=χのタイミン
グにおいて図23と同様の転送効率αは約85%であ
る。
【0184】よって図9において、T=0からT=χま
での間、転送用スイッチTSWをONさせ、更に共通抵抗
RCOM ″の抵抗を調整し、光電変換素子毎に可変抵抗R
X 及び可変容量CX を調節することにより、黒信号が白
信号により増大されるブロック内クロストークをゼロに
することができる。
での間、転送用スイッチTSWをONさせ、更に共通抵抗
RCOM ″の抵抗を調整し、光電変換素子毎に可変抵抗R
X 及び可変容量CX を調節することにより、黒信号が白
信号により増大されるブロック内クロストークをゼロに
することができる。
【0185】以上の説明で明らかなように、本発明によ
ると、黒信号が白信号により増大されるブロック内クロ
ストークの全くない本来の出力電圧を簡便な回路構成で
得ることができる。更に光電変換装置毎におこる抵抗値
や容量値のばらつきに対しても、電荷転送時間を調節す
ることにより全ての光電変換装置においてブロック内ク
ロストークをゼロにすることができる。
ると、黒信号が白信号により増大されるブロック内クロ
ストークの全くない本来の出力電圧を簡便な回路構成で
得ることができる。更に光電変換装置毎におこる抵抗値
や容量値のばらつきに対しても、電荷転送時間を調節す
ることにより全ての光電変換装置においてブロック内ク
ロストークをゼロにすることができる。
【0186】そのため、従来から行われてきたブロック
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくするといった対策
方法は不要になる。よって、これらの対策方法にともな
う問題点、すなわちシールド層を別に設けなければなら
なかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低減
化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負荷
容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下する、
などが生じることもない。
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくするといった対策
方法は不要になる。よって、これらの対策方法にともな
う問題点、すなわちシールド層を別に設けなければなら
なかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低減
化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負荷
容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下する、
などが生じることもない。
【0187】さらに、本発明によると、負荷容量CLを
小さくした場合でも本来の出力電圧を得ることができる
ため、回路形成上可能な限り負荷容量CLを低減するこ
とで、数式7からも明らかなように、少ない入力電荷量
でも大きな出力電圧が得ることができるようになる。
小さくした場合でも本来の出力電圧を得ることができる
ため、回路形成上可能な限り負荷容量CLを低減するこ
とで、数式7からも明らかなように、少ない入力電荷量
でも大きな出力電圧が得ることができるようになる。
【0188】このことは、光センサにより生じる電荷量
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサが使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能
となる。
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサが使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能
となる。
【0189】なお、本実施例の光電変換装置に係る光電
変換部の構成は図2及び図3を用いて既に説明した本発
明の第1の光電変換装置の実施例の構成と同じなのでこ
こでは説明を省略する。
変換部の構成は図2及び図3を用いて既に説明した本発
明の第1の光電変換装置の実施例の構成と同じなのでこ
こでは説明を省略する。
【0190】本第1の実施例の構成において、図13の
負荷容量CL1〜CL48 は厳密には、静電気対策層15と
共通信号配線37との間に形成される浮遊容量及び共通
コンデンサ部7及びTFT部3におけるゲート電極たる
下層電極配線34と個別信号配線22に接続される上層
電極配線35との間に形成される容量(以下Cgsと称す
る)の3つの部分から構成されている。
負荷容量CL1〜CL48 は厳密には、静電気対策層15と
共通信号配線37との間に形成される浮遊容量及び共通
コンデンサ部7及びTFT部3におけるゲート電極たる
下層電極配線34と個別信号配線22に接続される上層
電極配線35との間に形成される容量(以下Cgsと称す
る)の3つの部分から構成されている。
【0191】実際に製品となって世に出ているA4サイ
ズの光電変換装置において、1728個の光電変換素子
をマトリクス接続を用いて48ビットずつ36ブロック
に分割した場合の前記負荷容量の構成例は、共通信号配
線における浮遊容量が約10〜20pF、共通コンデン
サ部が100〜300pF、TFT部におけるCGSが約
20〜40pFである。
ズの光電変換装置において、1728個の光電変換素子
をマトリクス接続を用いて48ビットずつ36ブロック
に分割した場合の前記負荷容量の構成例は、共通信号配
線における浮遊容量が約10〜20pF、共通コンデン
サ部が100〜300pF、TFT部におけるCGSが約
20〜40pFである。
【0192】このような光電変換装置例においては、共
通コンデンサ部の接地配線部に約20〜100Ωの共通
抵抗の素子RCOM ′を挿入することにより、共通抵抗R
COM″の値を調整することができる。前述したように、
共通抵抗RCOM ″の調整と、モノバイブレレータ回路の
可変抵抗RX 及び可変容量CX の調整とを加えれば、十
分な転送効率で、且つブロック内クロストークをゼロと
して駆動することが可能となる。
通コンデンサ部の接地配線部に約20〜100Ωの共通
抵抗の素子RCOM ′を挿入することにより、共通抵抗R
COM″の値を調整することができる。前述したように、
共通抵抗RCOM ″の調整と、モノバイブレレータ回路の
可変抵抗RX 及び可変容量CX の調整とを加えれば、十
分な転送効率で、且つブロック内クロストークをゼロと
して駆動することが可能となる。
【0193】図14は本第1の実施例に係る光電変換装
置と原稿照明用の光源を搭載した回路パターン基板及び
該光電変換装置と該回路パターン基板を接続するフレキ
シブルケーブルにより構成されるセンサユニットの一例
を、光電変換装置と回路パターン基板を対向しない状態
で示す概略的構成図である。
置と原稿照明用の光源を搭載した回路パターン基板及び
該光電変換装置と該回路パターン基板を接続するフレキ
シブルケーブルにより構成されるセンサユニットの一例
を、光電変換装置と回路パターン基板を対向しない状態
で示す概略的構成図である。
【0194】ここで、10は光電変換部を構成するセン
サ基板であり、72,82は各々駆動用スイッチICと
読み出し用スイッチICである。
サ基板であり、72,82は各々駆動用スイッチICと
読み出し用スイッチICである。
【0195】光電変換部により得られる出力信号はセン
サ基板10よりボンディングワイヤー71、読み出し用
スイッチIC82、フレキシブルケーブル80、信号入
力コネクター78、回路パターン基板75及び信号出力
コネクター79を通り外部へ取り出される。またGND
電源を含む各電源は出力信号とは逆の経路を通り、セン
サ基板10、各IC及び回路パターン75へ供給され
る。
サ基板10よりボンディングワイヤー71、読み出し用
スイッチIC82、フレキシブルケーブル80、信号入
力コネクター78、回路パターン基板75及び信号出力
コネクター79を通り外部へ取り出される。またGND
電源を含む各電源は出力信号とは逆の経路を通り、セン
サ基板10、各IC及び回路パターン75へ供給され
る。
【0196】又負荷容量CL1〜CL48 から読み出しコン
デンサCT1〜CT48 へ電荷転送を行う転送パルス幅を光
電変換装置毎に調節する為のマルチバイブレータ回路に
必要な5V電源及びGND電源も同様に信号出力コネク
ター79より供給している。本第1の実施例において、
付加される共通抵抗RCOM ′は共通コンデンサ部7の接
地配線のどこに配置されてもよいが、図14においては
共通抵抗RCOM ′は回路パターン基板75上配線部にセ
ラミック等により構成されるチップ抵抗等を配置してい
る。また図14のように、接地配線が読み出し用スイッ
チ82内を通っている場合は、IC内部に抵抗素子を作
り込むことも可能である。更に図14の様に接地配線が
フレキシブルケーブル80等内を通っている場合は、フ
レキシブルケーブル上に抵抗素子を配置することも可能
である。又本第1の実施例において、マルチバイブレー
タ回路を形成する可変抵抗RX 91と可変容量CX 92
は、読み出し用スイッチIC92と信号出力コネクター
79の間のどこに配置されてもよいが、図14において
は回路パターン基板75上の配線部に配置している。
デンサCT1〜CT48 へ電荷転送を行う転送パルス幅を光
電変換装置毎に調節する為のマルチバイブレータ回路に
必要な5V電源及びGND電源も同様に信号出力コネク
ター79より供給している。本第1の実施例において、
付加される共通抵抗RCOM ′は共通コンデンサ部7の接
地配線のどこに配置されてもよいが、図14においては
共通抵抗RCOM ′は回路パターン基板75上配線部にセ
ラミック等により構成されるチップ抵抗等を配置してい
る。また図14のように、接地配線が読み出し用スイッ
チ82内を通っている場合は、IC内部に抵抗素子を作
り込むことも可能である。更に図14の様に接地配線が
フレキシブルケーブル80等内を通っている場合は、フ
レキシブルケーブル上に抵抗素子を配置することも可能
である。又本第1の実施例において、マルチバイブレー
タ回路を形成する可変抵抗RX 91と可変容量CX 92
は、読み出し用スイッチIC92と信号出力コネクター
79の間のどこに配置されてもよいが、図14において
は回路パターン基板75上の配線部に配置している。
【0197】なお、付加される共通抵抗RCOM ′を可変
抵抗とすることにより、各センサユニットにおける配線
抵抗等のばらつきが調整可能となり、ブロック内クロス
トークを各センサユニット毎に完全にゼロにすることを
更に容易に行うことが可能となる。
抵抗とすることにより、各センサユニットにおける配線
抵抗等のばらつきが調整可能となり、ブロック内クロス
トークを各センサユニット毎に完全にゼロにすることを
更に容易に行うことが可能となる。
【0198】図15は図14をA−A′で切断した時の
Bからみた断面図である。図14と異なる点は光電変換
装置と回路パターン基板75が対向して配置されてお
り、実駆動時に形態となっていることである。
Bからみた断面図である。図14と異なる点は光電変換
装置と回路パターン基板75が対向して配置されてお
り、実駆動時に形態となっていることである。
【0199】本第1の実施例では原稿からの反射光を等
倍ファイバーレンズアレイ等を用いずに、直接検知する
光電変換装置、いわゆる完全密着型の構造をとることに
より、ファクシミリ等のシステムを非常にコンパクトに
することが可能となり、またシステムを構成する上での
機構設計の自由度が増している。
倍ファイバーレンズアレイ等を用いずに、直接検知する
光電変換装置、いわゆる完全密着型の構造をとることに
より、ファクシミリ等のシステムを非常にコンパクトに
することが可能となり、またシステムを構成する上での
機構設計の自由度が増している。
【0200】なお、等倍ファイバーレンズ等を用いた密
着読み取り型画像読み取り装置にも使用できることは言
うまでもない。
着読み取り型画像読み取り装置にも使用できることは言
うまでもない。
【0201】本第1の実施例に係るセンサユニットを用
いて構成した画像情報処理装置として通信機能を有する
ファクシミリの一例としては図6に示した構成と同様な
構成がある。ファクシミリの構成については、既に説明
したのでここでは説明を省略する。
いて構成した画像情報処理装置として通信機能を有する
ファクシミリの一例としては図6に示した構成と同様な
構成がある。ファクシミリの構成については、既に説明
したのでここでは説明を省略する。
【0202】本発明の第3の光電変換装置の第2の実施
例を説明する。なお、本第2の実施例は図13に示され
る第1実施例の光電変換装置の等価回路図と同様なので
詳細な構成説明は省略する。
例を説明する。なお、本第2の実施例は図13に示され
る第1実施例の光電変換装置の等価回路図と同様なので
詳細な構成説明は省略する。
【0203】本第2の実施例の光電変換装置が第1の実
施例の光電変換装置と異なる点は負荷容量CL が小さ
く、共通抵抗RCOM ″が大きい点である。
施例の光電変換装置と異なる点は負荷容量CL が小さ
く、共通抵抗RCOM ″が大きい点である。
【0204】図12を用いて、第2の実施例における動
作を説明する。図12は図23及び図8,9と同様の図
であり、読み出し用コンデンサCT は10pF、転送用
スイッチUSWのON抵抗は4kΩであり、図23及び図
8,9と同じである。ここで、共通抵抗RCOM ″は1k
Ω、負荷容量CL は75pFであり、その構成は共通信
号配線における浮遊容量が20pF、共通コンデンサ部
が15pF、TFT部におけるCgsが40pFである。
図12から判るように、負荷容量CL を小さくしても、
共通抵抗RCOM ″を大きくすることにより、ブロック内
クロストークを時間T=100〜200nsecにおいてゼ
ロにすることが可能になる。具体的には時間T=180
nsecの時、ブロック内クロストークはほぼゼロであり、
その時の転送効率αは約93%に達する。
作を説明する。図12は図23及び図8,9と同様の図
であり、読み出し用コンデンサCT は10pF、転送用
スイッチUSWのON抵抗は4kΩであり、図23及び図
8,9と同じである。ここで、共通抵抗RCOM ″は1k
Ω、負荷容量CL は75pFであり、その構成は共通信
号配線における浮遊容量が20pF、共通コンデンサ部
が15pF、TFT部におけるCgsが40pFである。
図12から判るように、負荷容量CL を小さくしても、
共通抵抗RCOM ″を大きくすることにより、ブロック内
クロストークを時間T=100〜200nsecにおいてゼ
ロにすることが可能になる。具体的には時間T=180
nsecの時、ブロック内クロストークはほぼゼロであり、
その時の転送効率αは約93%に達する。
【0205】このように、回路形成上負荷容量CL を低
減することで、数式7からも明らかなように、少ない入
力電荷量でも大きな出力電圧を得ることができるように
なる。このことは、光センサにより生じる電荷量を少な
くすることが可能であることを示し、低感度の光センサ
が使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態、すな
わち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用できるこ
とになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能とな
る。
減することで、数式7からも明らかなように、少ない入
力電荷量でも大きな出力電圧を得ることができるように
なる。このことは、光センサにより生じる電荷量を少な
くすることが可能であることを示し、低感度の光センサ
が使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態、すな
わち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用できるこ
とになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能とな
る。
【0206】その他は第1実施例と同様である。
【0207】次に本発明の第4の光電変換装置について
説明する。
説明する。
【0208】まず、本発明の原理について説明する。
【0209】前述した数式1をもとに、1ブロック内ビ
ット数がNの場合の端子iの出力電圧Viは、前述した
数式3のように記述できる。
ット数がNの場合の端子iの出力電圧Viは、前述した
数式3のように記述できる。
【0210】ブロック内クロストークによる出力電圧の
変化が最も大きい場合は、Nビットの内1ビットのみが
入力電荷量Q0で、他の(N−1)ビットの入力電荷量
が0の場合である(あるいは、この逆の場合)。この入
力電荷量がQ0に対応するビットの出力電圧をVWCT
とすると、
変化が最も大きい場合は、Nビットの内1ビットのみが
入力電荷量Q0で、他の(N−1)ビットの入力電荷量
が0の場合である(あるいは、この逆の場合)。この入
力電荷量がQ0に対応するビットの出力電圧をVWCT
とすると、
【0211】
【数9】 さらにこのVWCTの値を用いてブロック内クロストー
ク量ηCTを次のように定義する。
ク量ηCTを次のように定義する。
【0212】
【数10】 ここで、VWはブロック内クロストークがない場合の本
来の出力電圧、VWAVEはブロック内の1ビットのみ
が入力電荷量Q0で他のビットの入力電荷量が0の場合
のブロック内の平均出力電圧である。
来の出力電圧、VWAVEはブロック内の1ビットのみ
が入力電荷量Q0で他のビットの入力電荷量が0の場合
のブロック内の平均出力電圧である。
【0213】
【数11】
【0214】
【数12】 数式10はブロック内クロストーク量ηCTが小さくな
るほど、得られる出力は本来の出力電圧値に近づき、ブ
ロック内クロストークによる変化が小さいことを示す。
るほど、得られる出力は本来の出力電圧値に近づき、ブ
ロック内クロストークによる変化が小さいことを示す。
【0215】数式9、数式11、数式12を数式10に
代入すると、
代入すると、
【0216】
【数13】 となり、ブロック内クロストーク量ηCTは、1ブロッ
ク内のビット数N、クロス部容量CP、および負荷容量
CLのみで決まる回路定数であることがわかる。そこ
で、数式10を変形し、
ク内のビット数N、クロス部容量CP、および負荷容量
CLのみで決まる回路定数であることがわかる。そこ
で、数式10を変形し、
【0217】
【数14】 とすると、本来の出力値VWは、ブロック内クロストー
クにより変化したVWCTおよびブロック内の平均値V
WAVEを検出し、回路定数であるηCTを用いて求め
ることが可能であることがわかる。
クにより変化したVWCTおよびブロック内の平均値V
WAVEを検出し、回路定数であるηCTを用いて求め
ることが可能であることがわかる。
【0218】以上は1ブロック内の1ビットのみに入力
電荷量Q0があった場合について考察しているが、これ
を一般化しても、数式14と同様に
電荷量Q0があった場合について考察しているが、これ
を一般化しても、数式14と同様に
【0219】
【数15】 となり、本来の出力電圧値を得ることができる。
【0220】ここで、Viはi端子の本来の出力電圧
値、ViCTはブロック内クロストークにより変化した
i端子の出力電圧値、VAVEはブロックの平均出力電
圧値である。
値、ViCTはブロック内クロストークにより変化した
i端子の出力電圧値、VAVEはブロックの平均出力電
圧値である。
【0221】以下本発明の第4の光電変換装置の具体的
な実施例を図面を参照して説明する。 (第1の実施例)図16は本発明の一実施例を示す。パ
ラレル−シリアル変換部A以外は、図24に示されてい
る従来の回路と同様であるため、図16にはパラレル−
シリアル変換部Aの回路構成を示している。
な実施例を図面を参照して説明する。 (第1の実施例)図16は本発明の一実施例を示す。パ
ラレル−シリアル変換部A以外は、図24に示されてい
る従来の回路と同様であるため、図16にはパラレル−
シリアル変換部Aの回路構成を示している。
【0222】Aで示されるパラレル−シリアル変換部に
おいて、301はマトリクス信号線101〜103に接
続されている負荷容量CL1〜CL3の電圧を検出し、
平均化する平均化回路であり、302はこの平均化出力
に定数ηCTを乗じる乗算回路、303はスイッチTS
1〜TS3により順次読みだされる負荷容量CL1〜C
L3の電位と、乗算回路302の乗算出力との差を出力
する差動AMP、304は差動AMPの出力に定数1/
(1−ηCT)を乗じる乗算回路である。
おいて、301はマトリクス信号線101〜103に接
続されている負荷容量CL1〜CL3の電圧を検出し、
平均化する平均化回路であり、302はこの平均化出力
に定数ηCTを乗じる乗算回路、303はスイッチTS
1〜TS3により順次読みだされる負荷容量CL1〜C
L3の電位と、乗算回路302の乗算出力との差を出力
する差動AMP、304は差動AMPの出力に定数1/
(1−ηCT)を乗じる乗算回路である。
【0223】乗算回路302および304に入力する定
数ηCTおよび1/(1−ηCT)は、前述のように回
路構成により一義的に決まる回路定数であるため一度設
定すれば、その後変更する必要はない。
数ηCTおよび1/(1−ηCT)は、前述のように回
路構成により一義的に決まる回路定数であるため一度設
定すれば、その後変更する必要はない。
【0224】図16は、本発明の数式15をブロック図
に示したものである。数式15の分子の第2項(ηCT
・VAVE)は、平均化回路301および乗算回路30
2により得られ、数式15の分子の減算は差動AMP3
03で行う。さらに、数式15の(1−ηCT)による
除算は、その逆数である1/(1−ηCT)を乗じる乗
算回路304により実現される。
に示したものである。数式15の分子の第2項(ηCT
・VAVE)は、平均化回路301および乗算回路30
2により得られ、数式15の分子の減算は差動AMP3
03で行う。さらに、数式15の(1−ηCT)による
除算は、その逆数である1/(1−ηCT)を乗じる乗
算回路304により実現される。
【0225】また、数式15から、1/(1−ηCT)
を乗じなくても、本来の出力電圧値Viに比例した出力
電圧を得ることができることは明かであるため、乗算回
路304を省略して、より構成を簡略化することもでき
る。
を乗じなくても、本来の出力電圧値Viに比例した出力
電圧を得ることができることは明かであるため、乗算回
路304を省略して、より構成を簡略化することもでき
る。
【0226】以上の説明で明らかなように、本発明によ
ると、ブロック内クロストークにより変化した出力電圧
から、ブロック内クロストークの全くない本来の出力電
圧を簡便な回路構成で得ることができる。
ると、ブロック内クロストークにより変化した出力電圧
から、ブロック内クロストークの全くない本来の出力電
圧を簡便な回路構成で得ることができる。
【0227】そのため、従来から行われてきたブロック
内クロストークをなくすか、あるいは小さくするため
に、クロス部容量CPをなくすか、あるいはクロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくするといった対策
方法は不要になる。よって、これらの対策方法にともな
う問題点、すなわちシールド層を別に設けなければなら
なかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低減
化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負荷
容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下するな
ど、が生じることもない。
内クロストークをなくすか、あるいは小さくするため
に、クロス部容量CPをなくすか、あるいはクロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくするといった対策
方法は不要になる。よって、これらの対策方法にともな
う問題点、すなわちシールド層を別に設けなければなら
なかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低減
化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負荷
容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下するな
ど、が生じることもない。
【0228】さらに、本発明によると、負荷容量CLを
小さくした場合でも本来の出力電圧を得ることができる
ため、回路形成上可能な限り負荷容量CLを低減するこ
とで、数式11からも明らかなように、少ない入力電荷
量でも大きな出力電圧が得ることができるようになる。
小さくした場合でも本来の出力電圧を得ることができる
ため、回路形成上可能な限り負荷容量CLを低減するこ
とで、数式11からも明らかなように、少ない入力電荷
量でも大きな出力電圧が得ることができるようになる。
【0229】このことは、光センサにより生じる電荷量
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサを使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能
となる。 (第2の実施例)次に、本発明の第2の実施例として、
より簡便な方法でブロック内の平均出力電圧を得て、こ
の平均出力を用いて本来の出力電圧を得る方法を示す。
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサを使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉価を図ることが可能
となる。 (第2の実施例)次に、本発明の第2の実施例として、
より簡便な方法でブロック内の平均出力電圧を得て、こ
の平均出力を用いて本来の出力電圧を得る方法を示す。
【0230】数式15において、本来の出力電圧Viが
0であるビットがあった場合、そのビットのブロック内
クロストークにより変化した出力電圧VdCTは
0であるビットがあった場合、そのビットのブロック内
クロストークにより変化した出力電圧VdCTは
【0231】
【数16】VdCT=ηCT・VAVE となる。
【0232】数式16は、言い換えると、本来出力電圧
が0のビットのブロック内クロストーク後の出力電圧
は、そのブロックの平均出力電圧ηCTを乗じた値とな
る、といえる。
が0のビットのブロック内クロストーク後の出力電圧
は、そのブロックの平均出力電圧ηCTを乗じた値とな
る、といえる。
【0233】すなわち、ηCT・VAVEの値はVi=
0のビットの出力電圧値VdCTより得られる。この関
係を数式15に代入し
0のビットの出力電圧値VdCTより得られる。この関
係を数式15に代入し
【0234】
【数17】 よって、常にVi=0になるビット(以後ダミービット
という)をマトリクス部に設けて他のビットと同様にブ
ロック内クロストークの影響を受けるようし、このビッ
トのブロック内クロストーク後の出力電圧VdCTを、
通常のブロック内の各ビットの出力電圧値ViCTから
差し引くことで、本来の出力電圧が得られることにな
る。
という)をマトリクス部に設けて他のビットと同様にブ
ロック内クロストークの影響を受けるようし、このビッ
トのブロック内クロストーク後の出力電圧VdCTを、
通常のブロック内の各ビットの出力電圧値ViCTから
差し引くことで、本来の出力電圧が得られることにな
る。
【0235】図17に上述の方法による本発明の第2の
実施例を示す。
実施例を示す。
【0236】但し図17では、6個の光センサと3個の
ダミービットを3×3のマトリクス接続した光センサア
レイの場合を一例として取り上げる。同図において図2
4の従来例と同一符号は同一または相当部分を示す。
ダミービットを3×3のマトリクス接続した光センサア
レイの場合を一例として取り上げる。同図において図2
4の従来例と同一符号は同一または相当部分を示す。
【0237】図17において、光センサが接続された蓄
積容量2ビットと光センサが接続されない蓄積容量1ビ
ット(ダミービット)の3ビットで1ブロックを構成
し、3ブロックで光センサアレイを構成している。蓄積
容量CS11〜CS32は各々光センサS11〜S32
に対応している。さらに光センサの対応しないダミービ
ットの蓄積容量CS1d,CS2d、CS3dが各ブロ
ックごとに配置される。スイッチングトランジスタT1
1〜T32およびT1d〜T3dも同様である。
積容量2ビットと光センサが接続されない蓄積容量1ビ
ット(ダミービット)の3ビットで1ブロックを構成
し、3ブロックで光センサアレイを構成している。蓄積
容量CS11〜CS32は各々光センサS11〜S32
に対応している。さらに光センサの対応しないダミービ
ットの蓄積容量CS1d,CS2d、CS3dが各ブロ
ックごとに配置される。スイッチングトランジスタT1
1〜T32およびT1d〜T3dも同様である。
【0238】また、蓄積容量C12〜C32およびC1
d〜C3dの各ブロック内で同一順番を有する個別電極
は、各々スイッチングトランジスタT12〜T32およ
びT1d〜T3dを介して、共通線101〜103の一
つに接続されている。
d〜C3dの各ブロック内で同一順番を有する個別電極
は、各々スイッチングトランジスタT12〜T32およ
びT1d〜T3dを介して、共通線101〜103の一
つに接続されている。
【0239】詳細にいえば、各ブロックの第1のスイッ
チングトランジスタT11、T21、T31が共通線1
01に各ブロックの第2のスイッチングトランジスタT
12、T22、T32が共通線102に、そして各ブロ
ックの第3のスイッチングトランジスタT1d、T2
d、T3dが共通線103に、それぞれ接続されてい
る。
チングトランジスタT11、T21、T31が共通線1
01に各ブロックの第2のスイッチングトランジスタT
12、T22、T32が共通線102に、そして各ブロ
ックの第3のスイッチングトランジスタT1d、T2
d、T3dが共通線103に、それぞれ接続されてい
る。
【0240】スイッチングトランジスタT11〜T32
およびT1d〜T3dのゲート電極は、ブロック毎に共
通接続され、ブロックごとにシフトレジスタ201の並
列出力端子に接続されている。したがって、シフトレジ
スタ201のシフトタイミングによってスイッチングト
ランジスタT11〜T32およびT1d〜T3dはブロ
ック毎に順次ON状態となる。共通線101〜103
は、各々スイッチングトランジスタTS1〜TSdを介
して、アンプ204に接続されている。
およびT1d〜T3dのゲート電極は、ブロック毎に共
通接続され、ブロックごとにシフトレジスタ201の並
列出力端子に接続されている。したがって、シフトレジ
スタ201のシフトタイミングによってスイッチングト
ランジスタT11〜T32およびT1d〜T3dはブロ
ック毎に順次ON状態となる。共通線101〜103
は、各々スイッチングトランジスタTS1〜TSdを介
して、アンプ204に接続されている。
【0241】スイッチングトランジスタR11〜R32
およびR1d〜R3dのゲート電極は、スイッチングト
ランジスタT11〜T32およびT1d〜T3dのゲー
ト電極と同様に、ブロック毎に共通接続され、ブロック
ごとにシフトレジスタ202の並列出力端子に接続され
ている。したがってシフトレジスタ202のシフトタイ
ミングによってスイッチングトランジスタR11〜R3
2およびR1d〜R3dはブロック毎に順次ON状態と
なる。
およびR1d〜R3dのゲート電極は、スイッチングト
ランジスタT11〜T32およびT1d〜T3dのゲー
ト電極と同様に、ブロック毎に共通接続され、ブロック
ごとにシフトレジスタ202の並列出力端子に接続され
ている。したがってシフトレジスタ202のシフトタイ
ミングによってスイッチングトランジスタR11〜R3
2およびR1d〜R3dはブロック毎に順次ON状態と
なる。
【0242】また図17において、共通線101〜10
3は、それぞれ負荷容量CL1、CL2、CLdを介し
て設置され、且つスイッチングトランジスタRS1、R
S2、RSdを介して接地されている。
3は、それぞれ負荷容量CL1、CL2、CLdを介し
て設置され、且つスイッチングトランジスタRS1、R
S2、RSdを介して接地されている。
【0243】負荷容量CL1、CL2、CLdの容量は
蓄積容量CS11〜CS32およびC1d〜C3dのそ
れよりも十分大きくとっておく。スイッチングトランジ
スタRS1、RS2、RSdの各ゲート電極は共通に接
続され、端子104に接続されている。すなわち、端子
104にハイレベルが印加されることで、スイッチング
トランジスタRS1〜RS3は同時にオン状態となり共
通線101〜103が接地されることになる。
蓄積容量CS11〜CS32およびC1d〜C3dのそ
れよりも十分大きくとっておく。スイッチングトランジ
スタRS1、RS2、RSdの各ゲート電極は共通に接
続され、端子104に接続されている。すなわち、端子
104にハイレベルが印加されることで、スイッチング
トランジスタRS1〜RS3は同時にオン状態となり共
通線101〜103が接地されることになる。
【0244】このようにダミービットを配置しても光セ
ンサS11〜S32は等間隔に配置することは可能であ
るため画像読み取りの品位を損なうことはない。
ンサS11〜S32は等間隔に配置することは可能であ
るため画像読み取りの品位を損なうことはない。
【0245】次にこのような構成を有する実施例の動作
を図18に示すスイッチングトランジスタRS1、RS
2、RSd及びR11〜R32およびR1d〜R3dの
タイミングチャートを用いて説明する。ただし図18で
は、各スイッチングトランジスタがオン状態となるタイ
ミングを示しているが、むろんこのタイミングはシフト
レジスタ201、202および203から出力されるハ
イレベルのタイミングでもある。
を図18に示すスイッチングトランジスタRS1、RS
2、RSd及びR11〜R32およびR1d〜R3dの
タイミングチャートを用いて説明する。ただし図18で
は、各スイッチングトランジスタがオン状態となるタイ
ミングを示しているが、むろんこのタイミングはシフト
レジスタ201、202および203から出力されるハ
イレベルのタイミングでもある。
【0246】まず光センサS11〜S32に光が入射す
ると、その強度に応じて電源105からコンデンサCS
11〜CS32に電荷が蓄積される。一方、光センサが
接続されていない蓄積容量CS1d〜CS3dには電荷
は蓄積されない。シフトレジスタ201の第1の並列端
子からハイレベルが出力され、スイッチングトランジス
タT11、T12、T1dがオン状態になる(図18−
a)。
ると、その強度に応じて電源105からコンデンサCS
11〜CS32に電荷が蓄積される。一方、光センサが
接続されていない蓄積容量CS1d〜CS3dには電荷
は蓄積されない。シフトレジスタ201の第1の並列端
子からハイレベルが出力され、スイッチングトランジス
タT11、T12、T1dがオン状態になる(図18−
a)。
【0247】スイッチングトランジスタT11、T1
2、T1dがオン状態となることで、コンデンサCS1
1、CS12、CS1dに蓄積されていた電荷が、それ
ぞれコンデンサCL1、CL2、CLdへ転送される。
本来ならば、蓄積容量CS1dには電荷が蓄積されてい
ないので、コンデンサCLdに電荷は転送されない。し
かしながら、ブロック内クロストークが生じることによ
り、コンデンサCLdにも他のビットの電荷がまわりこ
む。
2、T1dがオン状態となることで、コンデンサCS1
1、CS12、CS1dに蓄積されていた電荷が、それ
ぞれコンデンサCL1、CL2、CLdへ転送される。
本来ならば、蓄積容量CS1dには電荷が蓄積されてい
ないので、コンデンサCLdに電荷は転送されない。し
かしながら、ブロック内クロストークが生じることによ
り、コンデンサCLdにも他のビットの電荷がまわりこ
む。
【0248】続いて、端子106がハイレベルとなり、
スイッチングトランジスタTSdがオン状態となる(図
18−d)。さらに、シフトレジスタ203から出力さ
れるハイレベルがシフトして、スイッチングトランジス
タTS1、TS2が順次オン状態となる(図18−e〜
図18−f)。
スイッチングトランジスタTSdがオン状態となる(図
18−d)。さらに、シフトレジスタ203から出力さ
れるハイレベルがシフトして、スイッチングトランジス
タTS1、TS2が順次オン状態となる(図18−e〜
図18−f)。
【0249】これによって、コンデンサCL1、CL
2、CLdに転送され蓄積されている第1ブロックのブ
ロック内クロストーク後の光情報およびダミービットの
情報が差動アンプ303に送られ、ブロック内クロスト
ーク後の光情報からブロック内クロストーク後のダミー
ビットの情報を差し引いた出力が順次読み出される。こ
の差分の出力に乗算器304で回路定数である1/(1
−ηCT)を乗じて本来のクロストークのない場合の出
力を得る。第1ブロックの情報が読み出されると、端子
104にハイレベルが印加され、スイッチングトランジ
スタRS1、RS2、RSdは同時にオン状態となる
(図18−g)。
2、CLdに転送され蓄積されている第1ブロックのブ
ロック内クロストーク後の光情報およびダミービットの
情報が差動アンプ303に送られ、ブロック内クロスト
ーク後の光情報からブロック内クロストーク後のダミー
ビットの情報を差し引いた出力が順次読み出される。こ
の差分の出力に乗算器304で回路定数である1/(1
−ηCT)を乗じて本来のクロストークのない場合の出
力を得る。第1ブロックの情報が読み出されると、端子
104にハイレベルが印加され、スイッチングトランジ
スタRS1、RS2、RSdは同時にオン状態となる
(図18−g)。
【0250】これによって、コンデンサCL1、CL
2、CLdの残留電荷が完全に放電される。コンデンサ
CL1、CL2、CLdの残留電荷が完全に放電された
時点で、シフトレジスタ201がシフトし、第2の並列
端子からハイレベルが出力される。これによってスイッ
チングトランジスタT21、T22、T2dがオン状態
になり(図18−b)、第2ブロックのコンデンサCS
21、CS22、CS2dに蓄積されている電荷がコン
デンサCL1、CL2、CLdへ転送される。同時点に
おいてシフトレジスタ202の第1の並列端子からハイ
レベルが出力され、スイッチングトランジスタR11、
R12、R1dがオン状態となり(図18−h)、コン
デンサCS11、CS12、CS1dの残留電荷が完全
に放電される。 そして第1ブロックの場合と同様に、
端子106がハイレベルになり、さらにシフトレジスタ
203のシフトのより、スイッチングトランジスタTS
1、TS2、TSdがオン状態となり、コンデンサCL
1、CL2、CLdに蓄積されている第2ブロックのブ
ロック内クロストーク後の光情報とダミービットの情報
の差分が順次読み出され、回路定数である1/(1−η
CT)を乗じて本来のクロストークのない場合の出力を
得る(図18−d〜図18−f)。
2、CLdの残留電荷が完全に放電される。コンデンサ
CL1、CL2、CLdの残留電荷が完全に放電された
時点で、シフトレジスタ201がシフトし、第2の並列
端子からハイレベルが出力される。これによってスイッ
チングトランジスタT21、T22、T2dがオン状態
になり(図18−b)、第2ブロックのコンデンサCS
21、CS22、CS2dに蓄積されている電荷がコン
デンサCL1、CL2、CLdへ転送される。同時点に
おいてシフトレジスタ202の第1の並列端子からハイ
レベルが出力され、スイッチングトランジスタR11、
R12、R1dがオン状態となり(図18−h)、コン
デンサCS11、CS12、CS1dの残留電荷が完全
に放電される。 そして第1ブロックの場合と同様に、
端子106がハイレベルになり、さらにシフトレジスタ
203のシフトのより、スイッチングトランジスタTS
1、TS2、TSdがオン状態となり、コンデンサCL
1、CL2、CLdに蓄積されている第2ブロックのブ
ロック内クロストーク後の光情報とダミービットの情報
の差分が順次読み出され、回路定数である1/(1−η
CT)を乗じて本来のクロストークのない場合の出力を
得る(図18−d〜図18−f)。
【0251】第3ブロックの場合も同様に、転送動作
(図18−c)と並行して、第2ブロックのコンデンサ
CS21、CS22、CS2dの放電動作が行なわれ
(図18−i)、以下同様に、上記動作がブロックごと
に繰り返される。
(図18−c)と並行して、第2ブロックのコンデンサ
CS21、CS22、CS2dの放電動作が行なわれ
(図18−i)、以下同様に、上記動作がブロックごと
に繰り返される。
【0252】図19に本発明の他の実施例を示す。図1
9は図17に示した実施例のダミービットに常に暗状態
である暗ダミーセンサS1d〜S3dを設けている。一
般的な光センサにおいては温度の上昇とともに暗出力が
増加し読取り信号の品位が低下する場合もある。この場
合信号電荷Q0は本来の信号電荷Qsと暗出力電荷Qd
の和の形(Q0=Qs+Qd)となる。このように暗出
力が増加してきた場合においても、ブロック内の各光セ
ンサの暗出力が等しいときは、図19の方式のように暗
ダミーセンサを設けて図17の実施例と同様の読みだし
を行うことで、ブロック内クロストークの補正に加え
て、ブロック単位で暗出力を差し引くことができること
が、数式3、数式9〜数式15において信号電荷量Q0
をQ0=Qs+Qdとおくことにより得られることは明
かである。これにより、暗出力が増加した場合でも読取
り信号の品位を著しく向上させることが可能となる。
9は図17に示した実施例のダミービットに常に暗状態
である暗ダミーセンサS1d〜S3dを設けている。一
般的な光センサにおいては温度の上昇とともに暗出力が
増加し読取り信号の品位が低下する場合もある。この場
合信号電荷Q0は本来の信号電荷Qsと暗出力電荷Qd
の和の形(Q0=Qs+Qd)となる。このように暗出
力が増加してきた場合においても、ブロック内の各光セ
ンサの暗出力が等しいときは、図19の方式のように暗
ダミーセンサを設けて図17の実施例と同様の読みだし
を行うことで、ブロック内クロストークの補正に加え
て、ブロック単位で暗出力を差し引くことができること
が、数式3、数式9〜数式15において信号電荷量Q0
をQ0=Qs+Qdとおくことにより得られることは明
かである。これにより、暗出力が増加した場合でも読取
り信号の品位を著しく向上させることが可能となる。
【0253】以上の実施例は光センサが光導電型の場合
について示したが、これに限るものでなくフォトダイオ
ード、フォトトランジスタ等の種々の光センサの場合に
も適用できることは言うまでもない。
について示したが、これに限るものでなくフォトダイオ
ード、フォトトランジスタ等の種々の光センサの場合に
も適用できることは言うまでもない。
【0254】さらに、本実施例においては一次元のライ
ンセンサの場合について示したが、光センサを複数列配
置したカラーラインセンサや二次元のエリアセンサ等に
おいても、マトリクス接続して複数の信号を並列に読出
す場合は本発明が適用できることは明白である。
ンセンサの場合について示したが、光センサを複数列配
置したカラーラインセンサや二次元のエリアセンサ等に
おいても、マトリクス接続して複数の信号を並列に読出
す場合は本発明が適用できることは明白である。
【0255】本発明に係る光電変換を用いて構成した画
像情報処理装置として通信機能を有するファクシミリの
一例は図6に示したものと同様な構成が考えられる。
像情報処理装置として通信機能を有するファクシミリの
一例は図6に示したものと同様な構成が考えられる。
【0256】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
第1の光電変換装置によれば、光電変換装置毎におこる
容量値及び抵抗値のばらつきに対し、電荷転送時間を調
節することにより、各々の光電変換装置において、ブロ
ック内クロストークの全くない本来の出力電圧を簡便な
回路構成で得ることができる。
第1の光電変換装置によれば、光電変換装置毎におこる
容量値及び抵抗値のばらつきに対し、電荷転送時間を調
節することにより、各々の光電変換装置において、ブロ
ック内クロストークの全くない本来の出力電圧を簡便な
回路構成で得ることができる。
【0257】そのため、従来から行われてきたブロック
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくする、といった対
策方法は不要になる。よって、これらの対策方法にとも
なう問題点、すなわちシールド層を別に設けなければな
らなかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低
減化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負
荷容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下す
る、などが生じることもない。
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくする、といった対
策方法は不要になる。よって、これらの対策方法にとも
なう問題点、すなわちシールド層を別に設けなければな
らなかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低
減化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負
荷容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下す
る、などが生じることもない。
【0258】さらに、本発明によると、転送効率さえ確
保できれば負荷容量CLを小さくした場合でも本来の出
力電圧を得ることができるため、回路形成上可能な限り
負荷容量CLを低減することで、数式7からも明らかな
ように、少ない入力電荷量でも大きな出力電圧が得るこ
とができるようになる。
保できれば負荷容量CLを小さくした場合でも本来の出
力電圧を得ることができるため、回路形成上可能な限り
負荷容量CLを低減することで、数式7からも明らかな
ように、少ない入力電荷量でも大きな出力電圧が得るこ
とができるようになる。
【0259】このことは、光センサにより生じる電荷量
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサを使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉化を図ることが可能
となる。
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサを使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉化を図ることが可能
となる。
【0260】また、本発明の第2の光電変換装置によれ
ば、黒信号が白信号により増大されるブロック内クロス
トークの全くない本来の出力電圧を簡便な回路構成で得
ることができる。
ば、黒信号が白信号により増大されるブロック内クロス
トークの全くない本来の出力電圧を簡便な回路構成で得
ることができる。
【0261】そのため、従来から行われてきたブロック
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくする、といった対
策方法は不要になる。よって、これらの対策方法にとも
なう問題点、すなわちシールド層を別に設けなければな
らなかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低
減化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負
荷容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下す
る、などが生じることもない。
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくする、といった対
策方法は不要になる。よって、これらの対策方法にとも
なう問題点、すなわちシールド層を別に設けなければな
らなかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低
減化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負
荷容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下す
る、などが生じることもない。
【0262】さらに、本発明によると、負荷容量CLを
小さくした場合でも本来の出力電圧を得ることができる
ため、回路形成上可能な限り負荷容量CLを低減するこ
とで、数式7からも明らかなように、少ない入力電荷量
でも大きな出力電圧が得ることができるようになる。
小さくした場合でも本来の出力電圧を得ることができる
ため、回路形成上可能な限り負荷容量CLを低減するこ
とで、数式7からも明らかなように、少ない入力電荷量
でも大きな出力電圧が得ることができるようになる。
【0263】このことは、光センサにより生じる電荷量
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサを使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉化を図ることが可能
となる。
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサを使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉化を図ることが可能
となる。
【0264】また、本発明の第3の光電変換装置によれ
ば、黒信号が白信号により増大されるブロック内クロス
トークの全くない本来の出力電圧を簡便な回路構成で得
ることができる。
ば、黒信号が白信号により増大されるブロック内クロス
トークの全くない本来の出力電圧を簡便な回路構成で得
ることができる。
【0265】そのため、従来から行われてきたブロック
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくする、といった対
策方法は不要になる。よって、これらの対策方法にとも
なう問題点、すなわちシールド層を別に設けなければな
らなかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低
減化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負
荷容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下す
る、などが生じることもない。
内クロストークをなくす、あるいは、小さくするため
に、クロス部容量CPをなくす、あるいは、クロス部容
量CPと負荷容量CLとの比を大きくする、といった対
策方法は不要になる。よって、これらの対策方法にとも
なう問題点、すなわちシールド層を別に設けなければな
らなかったり、配線幅を狭くしてクロス部容量CPを低
減化するために作製上の歩留りが低下する、あるいは負
荷容量CLを大きくしたために信号出力電圧が低下す
る、などが生じることもない。
【0266】また本発明によると寄生的に生ずる共通抵
抗RCOM 及び負荷容量CL のばらつきによる、光電変換
装置毎のブロック内クロストークも、新たに共通抵抗を
付加して共通抵抗を調整し、モノマルチバイブレータ回
路の可変抵抗RX 及び可変容量CX 等の手段を調節する
ことにより完全になくすことが可能となる。
抗RCOM 及び負荷容量CL のばらつきによる、光電変換
装置毎のブロック内クロストークも、新たに共通抵抗を
付加して共通抵抗を調整し、モノマルチバイブレータ回
路の可変抵抗RX 及び可変容量CX 等の手段を調節する
ことにより完全になくすことが可能となる。
【0267】さらに、本発明によると、負荷容量CLを
小さくした場合でも本来の出力電圧を得ることができる
ため、回路形成上可能な限り負荷容量CLを低減するこ
とで、数式7からも明らかなように、少ない入力電荷量
でも大きな出力電圧が得ることができるようになる。
小さくした場合でも本来の出力電圧を得ることができる
ため、回路形成上可能な限り負荷容量CLを低減するこ
とで、数式7からも明らかなように、少ない入力電荷量
でも大きな出力電圧が得ることができるようになる。
【0268】このことは、光センサにより生じる電荷量
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサを使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉化を図ることが可能
となる。
を少なくすることが可能であることを示し、低感度の光
センサを使用できる、あるいは、入射光量の少ない状態
すなわち原稿照明用の光源が低輝度の状態でも使用でき
ることになり、光電変換装置の低廉化を図ることが可能
となる。
【0269】また、本発明の第4の光電変換装置によれ
ば、マトリクス接続された光電変換装置のブロック内ク
ロストークを簡易な構成で補正できるため、信号の品位
の優れた光電変換装置を廉価に提供することができる。
ば、マトリクス接続された光電変換装置のブロック内ク
ロストークを簡易な構成で補正できるため、信号の品位
の優れた光電変換装置を廉価に提供することができる。
【図1】本発明の第1の光電変換装置の一実施例による
光電変換装置の等価回路図である。
光電変換装置の等価回路図である。
【図2】図1の光電変換装置に係る光電変換部の模式的
な断面図である。
な断面図である。
【図3】図1の光電変換装置に係る光電変換部の模式的
な平面図である。
な平面図である。
【図4】本実施例に係るセンサユニットの模式的な平面
図である。
図である。
【図5】図4のセンサユニットをA−A′線で切断した
模式的な断面図である。
模式的な断面図である。
【図6】本実施例に係るセンサユニットを用いて構成し
た画像情報処理装置として通信機能を有するファクシミ
リの一例を示す概略的構成図である。
た画像情報処理装置として通信機能を有するファクシミ
リの一例を示す概略的構成図である。
【図7】本発明の第2の光電変換装置の第1の実施例に
よる光電変換装置の等価回路図である。
よる光電変換装置の等価回路図である。
【図8】図7の光電変換装置のブロック内クロストーク
を説明するシミュレーションの図である。
を説明するシミュレーションの図である。
【図9】図7の光電変換装置のブロック内クロストーク
を説明するシミュレーションの図である。
を説明するシミュレーションの図である。
【図10】本実施例に係るセンサユニットの模式的な平
面図である。
面図である。
【図11】図10のセンサユニットをA−A′線で切断
した模式的な断面図である。
した模式的な断面図である。
【図12】本発明の第2の光電変換装置の第2の実施例
による光電変換装置のブロック内クロストークを説明す
るシミュレーションの図である。
による光電変換装置のブロック内クロストークを説明す
るシミュレーションの図である。
【図13】本発明の第3の光電変換装置の第1の実施例
による光電変換装置の等価回路図である。
による光電変換装置の等価回路図である。
【図14】本実施例に係るセンサユニットの模式的な平
面図である。
面図である。
【図15】図14のセンサユニットをA−A′線で切断
した模式的な断面図である。
した模式的な断面図である。
【図16】本発明の第4の光電変換装置の第1の実施例
のパラレル−シリアル変換部のブロック図である。
のパラレル−シリアル変換部のブロック図である。
【図17】本発明の第4の光電変換装置の第2の実施例
の光電変換装置の等価回路である。
の光電変換装置の等価回路である。
【図18】上記第2の実施例の光電変換装置の動作を説
明するためのタイミングチャートである。
明するためのタイミングチャートである。
【図19】本発明の第4の光電変換装置の他の実施例の
光電変換装置の等価回路である。
光電変換装置の等価回路である。
【図20】従来の光電変換装置の等価回路図である。
【図21】図1及び図20の光電変換装置の動作を説明
するためのタイミングチャート図である。
するためのタイミングチャート図である。
【図22】ブロック内クロストークを考察するための概
念図である。
念図である。
【図23】従来の光電変換装置のブロック内クロストー
クを説明するシミュレーションの図である。
クを説明するシミュレーションの図である。
【図24】従来の光電変換装置の等価回路である。
【図25】図24の従来の光電変換装置の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
るためのタイミングチャートである。
S1-1 〜S36-48 光電変換素子 CS1-1〜CS36-48 蓄積コンデンサ T1-1 〜T36-48 転送用TFT L1 〜L48 マトリクス信号配線 R1-1 〜R36-48 リセット用TFT CL1〜CL48 負荷容量 TSW1 〜TSW48 読み出し用スイッチ USW1 〜USW48 転送用スイッチ CT1〜CT48 読み出し用コンデンサ VSW リセットスイッチ SR1 シフトレジスタ SR2 シフトレジスタ RSW1 〜RSW48 リセット用スイッチ 101〜103 マトリクス信号線 203 シフトレジスタ 301 平均化回路 302 乗算回路 303 差動AMP 304 乗算回路 CS11〜CS32 蓄積容量 S11〜S32 光センサ CS1d,CS2d、CS3d 蓄積容量
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも、複数の光センサと、該光セ
ンサの出力信号を一定数ずつ1ブロックとして順次とり
出す第1のスイッチ手段と、該第1のスイッチ手段によ
って取り出された1ブロック分の信号を蓄積する第1の
蓄積手段と、該第1の蓄積手段と前記複数の光センサと
を接続するマトリクス接続部と、前記第1の蓄積手段に
蓄積された1ブロック分の信号を取り出す第2のスイッ
チ手段と、該第2のスイッチ手段によって取り出された
1ブロック分の信号を蓄積する第2の蓄積手段と、を有
する光電変換装置において、 前記第2のスイッチ手段のオン時間を調節する手段を具
備することを特徴とする光電変換装置。 - 【請求項2】 少なくとも、複数の光センサと、該光セ
ンサの出力信号を一定数ずつ1ブロックとして順次とり
出す第1のスイッチ手段と、該第1のスイッチ手段によ
って取り出された1ブロック分の信号を蓄積する第1の
蓄積手段と、該第1の蓄積手段と前記複数の光センサと
を接続するマトリクス接続部と、前記第1の蓄積手段に
蓄積された1ブロック分の信号を取り出す第2のスイッ
チ手段と、該第2のスイッチ手段によって取り出された
1ブロック分の信号を蓄積する第2の蓄積手段と、を有
する光電変換装置において、 少なくとも前記第1の蓄積手段の一方の電極を1ブロッ
ク分接続し、かつ該電極の寄生的に発生する接地配線抵
抗に比べ十分に大きな共通抵抗を通して一定電位に接続
したことを特徴とする光電変換装置。 - 【請求項3】 少なくとも、複数の光センサと、該光セ
ンサの出力信号を一定数ずつ1ブロックとして順次とり
出す第1のスイッチ手段と、該第1のスイッチ手段によ
って取り出された1ブロック分の信号を蓄積する第1の
蓄積手段と、該第1の蓄積手段と前記複数の光センサと
を接続するマトリクス接続部と、前記第1の蓄積手段に
蓄積された1ブロック分の信号を取り出す第2のスイッ
チ手段と、該第2のスイッチ手段によって取り出された
1ブロック分の信号を蓄積する第2の蓄積手段と、を有
する光電変換装置において、 少なくとも前記第1の蓄積手段の一方の電極を1ブロッ
ク分接続し、かつ共通抵抗を通して一定電位に接続し、
該共通抵抗の抵抗値を調節する手段と、前記第2のスイ
ッチ手段のオン時間を調節する手段とを設けたことを特
徴とする光電変換装置。 - 【請求項4】 複数の光センサと、各光センサの出力信
号の一定数ずつを1ブロックとして順次取り出すスイッ
チ手段と、該スイッチ手段によって取り出された1ブロ
ックの信号を蓄積する蓄積手段と、該蓄積手段と前記光
センサとを接続するマトリクス接続部と、前記蓄積手段
に蓄積された1ブロック分の信号を順次取り出す信号読
出し部を有する光電変換装置において、 前記蓄積手段に蓄積された1ブロックの信号の平均値を
求め、該平均値に光電変換装置の構成で決まる定数を乗
じた演算値を得る演算手段と、 前記演算手段で得られた演算値を前記1ブロックの各信
号から差し引く差動手段と、 を具備することを特徴とする光電変換装置。 - 【請求項5】 前記1ブロック分の信号を順次取り出す
信号読出し部が、パラレル−シリアル変換手段を備えて
いることを特徴とする請求項4記載の光電変換装置。 - 【請求項6】 前記1ブロック分の光センサの出力信号
を蓄積する蓄積手段に加えて、該蓄積手段と同じ構成の
ダミービット用の蓄積手段を有し、前記ダミービットの
信号出力を前記演算値として用いることを特徴とする請
求項4記載の光電変換装置。 - 【請求項7】 前記光センサの1ブロックごとに常に1
ビットの暗出力を出力する暗ダミーセンサと、該暗ダミ
ーセンサの出力を蓄積する前記ダミービット用の蓄積手
段とを備えことを特徴とする請求項6記載の光電変換装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4154189A JPH05183694A (ja) | 1991-05-22 | 1992-05-22 | 光電変換装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14528891 | 1991-05-22 | ||
| JP3-145288 | 1991-05-22 | ||
| JP4154189A JPH05183694A (ja) | 1991-05-22 | 1992-05-22 | 光電変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05183694A true JPH05183694A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=26476450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4154189A Pending JPH05183694A (ja) | 1991-05-22 | 1992-05-22 | 光電変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05183694A (ja) |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4154189A patent/JPH05183694A/ja active Pending
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