JPH05183894A - 画像符号化/復号装置 - Google Patents
画像符号化/復号装置Info
- Publication number
- JPH05183894A JPH05183894A JP34470691A JP34470691A JPH05183894A JP H05183894 A JPH05183894 A JP H05183894A JP 34470691 A JP34470691 A JP 34470691A JP 34470691 A JP34470691 A JP 34470691A JP H05183894 A JPH05183894 A JP H05183894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- image signal
- coding
- image
- order coefficient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既存の符号化方式とのコンパチビリティを有
し、かつ高い符号化効率の得られる階層的画像符号化装
置を提供すること。 【構成】 精細さの異なる予測画像信号12,18を用
いて入力画像信号11の階層符号化を行うことにより、
符号化データ14,22を出力する複数の符号化回路1
02〜106,115〜120と、符号化データ14,
22に対応する局部復号信号15,26を生成する複数
の局部復号回路107〜110,121〜125と、局
部復号信号15,26から動き予測画像信号12,18
を生成して記憶するフレームメモリ11,113とを有
する。
し、かつ高い符号化効率の得られる階層的画像符号化装
置を提供すること。 【構成】 精細さの異なる予測画像信号12,18を用
いて入力画像信号11の階層符号化を行うことにより、
符号化データ14,22を出力する複数の符号化回路1
02〜106,115〜120と、符号化データ14,
22に対応する局部復号信号15,26を生成する複数
の局部復号回路107〜110,121〜125と、局
部復号信号15,26から動き予測画像信号12,18
を生成して記憶するフレームメモリ11,113とを有
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像の画像信号を少
ない符号量に符号化して伝送または蓄積するための画像
符号化装置とこれに対応する画像復号装置に係り、特に
既存の画像符号化/復号装置との間でフォワードおよび
バックワード・コンパチビリティを有する階層的画像符
号化/復号装置に関する。
ない符号量に符号化して伝送または蓄積するための画像
符号化装置とこれに対応する画像復号装置に係り、特に
既存の画像符号化/復号装置との間でフォワードおよび
バックワード・コンパチビリティを有する階層的画像符
号化/復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCITTやISO等の国際標準化機関
において、動画像の通信および蓄積等のための符号化標
準方式が勧告されている。これらの標準符号化方式は符
号化レートが64k〜1.5Mビット/秒と低いため、
画質的にはTV放送などと比べて劣っている。TV放送
と同等かまたはそれ以上の符号化品質を得るためには、
さらに高い符号化レートを用いた符号化装置が必要にな
る。
において、動画像の通信および蓄積等のための符号化標
準方式が勧告されている。これらの標準符号化方式は符
号化レートが64k〜1.5Mビット/秒と低いため、
画質的にはTV放送などと比べて劣っている。TV放送
と同等かまたはそれ以上の符号化品質を得るためには、
さらに高い符号化レートを用いた符号化装置が必要にな
る。
【0003】しかし、既に標準化されている符号化方式
に準拠した符号化/復号装置を用いたTV電話、TV会
議システムや画像蓄積装置が既に製品化されつつあるた
め、高符号化レートの新しい符号化/復号装置として
は、既存の符号化/復号装置に対してフォワードコンパ
チビリティおよびバックワードコンパチビリティを有し
ながら、必要に応じてより多くの符号化ビットレートを
用いて高精細な再生画像も再生できることが重要とな
る。
に準拠した符号化/復号装置を用いたTV電話、TV会
議システムや画像蓄積装置が既に製品化されつつあるた
め、高符号化レートの新しい符号化/復号装置として
は、既存の符号化/復号装置に対してフォワードコンパ
チビリティおよびバックワードコンパチビリティを有し
ながら、必要に応じてより多くの符号化ビットレートを
用いて高精細な再生画像も再生できることが重要とな
る。
【0004】すなわち、図11(a)に示すように高符
号化レート対応の新しい復号装置5において、既存の符
号化装置2で符号化された画像を再生できるフォワード
コンパチビリティを有するばかりでなく、図11(b)
に示すように高符号化レート対応の新しい符号化装置7
において、既存の符号化装置2に対応する復号装置4で
復号可能な符号化データ3と、より高精細な画像を再生
するために必要な付加情報8の両方を生成することによ
って、復号装置5で必要に応じて既存方式による再生画
像信号6と高精細な再生画像信号9の両方を再生でき、
既存の符号化装置で既存方式による再生画像信号6を再
生できるバックワードコンパチビリティを有する階層的
画像符号化/復号装置が求められる。
号化レート対応の新しい復号装置5において、既存の符
号化装置2で符号化された画像を再生できるフォワード
コンパチビリティを有するばかりでなく、図11(b)
に示すように高符号化レート対応の新しい符号化装置7
において、既存の符号化装置2に対応する復号装置4で
復号可能な符号化データ3と、より高精細な画像を再生
するために必要な付加情報8の両方を生成することによ
って、復号装置5で必要に応じて既存方式による再生画
像信号6と高精細な再生画像信号9の両方を再生でき、
既存の符号化装置で既存方式による再生画像信号6を再
生できるバックワードコンパチビリティを有する階層的
画像符号化/復号装置が求められる。
【0005】ここで、入力画像信号1が既存の復号装置
4による再生画像信号6より画像のサンプル密度が高
く、多くの画素数を持つ場合には、サブバンド分割やピ
ラミッド分割の処理を行って入力画像信号1をいくつか
の帯域に分割し、最も重要な最低帯域の信号を既存の符
号化装置2における入力画像信号1と等しい画素数にダ
ウンサンプルし、各帯域毎に別々に符号化する。このよ
うに入力画像信号1を帯域分割しても、一般に画像は低
域成分の情報量が多いため、最低帯域の符号化レートが
既存の符号化装置2で規定されている符号化レートを上
回ってしまい、既存の復号装置4では復号出来なくなっ
てしまう可能性がある。
4による再生画像信号6より画像のサンプル密度が高
く、多くの画素数を持つ場合には、サブバンド分割やピ
ラミッド分割の処理を行って入力画像信号1をいくつか
の帯域に分割し、最も重要な最低帯域の信号を既存の符
号化装置2における入力画像信号1と等しい画素数にダ
ウンサンプルし、各帯域毎に別々に符号化する。このよ
うに入力画像信号1を帯域分割しても、一般に画像は低
域成分の情報量が多いため、最低帯域の符号化レートが
既存の符号化装置2で規定されている符号化レートを上
回ってしまい、既存の復号装置4では復号出来なくなっ
てしまう可能性がある。
【0006】そこで、最低帯域の符号化を行う際に、符
号化レートを既存の符号化装置2で規定されている符号
化レートに抑え、符号化出力を既存の符号化装置2との
コンパチビリティを持たせた第1の符号化データと、精
細な再生画像を得るために必要な付加情報となる第2の
符号化データとに分け、第1の符号化データは図11
(a)(b)における既存の復号装置2で再生可能な符
号化データ3とし、また第2の符号化データは最低帯域
以外の帯域の符号化データと多重化して、図11(b)
における付加情報8とすればよい。
号化レートを既存の符号化装置2で規定されている符号
化レートに抑え、符号化出力を既存の符号化装置2との
コンパチビリティを持たせた第1の符号化データと、精
細な再生画像を得るために必要な付加情報となる第2の
符号化データとに分け、第1の符号化データは図11
(a)(b)における既存の復号装置2で再生可能な符
号化データ3とし、また第2の符号化データは最低帯域
以外の帯域の符号化データと多重化して、図11(b)
における付加情報8とすればよい。
【0007】ところで、動画像のための標準符号化方式
では、動き補償適応予測と直交変換および可変長符号化
を組み合わせた方式が採用される。上述のように既存の
符号化/復号装置との間でフォワードコンパチビリティ
およびバックワードコンパチビリティを持ちつつ、多く
の符号化ビットレートを用いて高精細な再生画像を再生
することもできる階層的画像符号化/復号装置において
も、基本的には動き補償適応予測と直交変換および可変
長符号化を組み合わせた方式特徴とすることが望まれ
る。そして、既存の符号化方式による再生画像のみが必
要な場合には、低次の直交変換係数のみを伝送/蓄積
し、精細な再生画像が必要な場合には、低次から高次ま
での直交変換係数を伝送/蓄積する。
では、動き補償適応予測と直交変換および可変長符号化
を組み合わせた方式が採用される。上述のように既存の
符号化/復号装置との間でフォワードコンパチビリティ
およびバックワードコンパチビリティを持ちつつ、多く
の符号化ビットレートを用いて高精細な再生画像を再生
することもできる階層的画像符号化/復号装置において
も、基本的には動き補償適応予測と直交変換および可変
長符号化を組み合わせた方式特徴とすることが望まれ
る。そして、既存の符号化方式による再生画像のみが必
要な場合には、低次の直交変換係数のみを伝送/蓄積
し、精細な再生画像が必要な場合には、低次から高次ま
での直交変換係数を伝送/蓄積する。
【0008】このような従来の階層的画像符号化/復号
装置は、特に動き補償に関して、既存の符号化方式によ
り得られた低次の直交変換係数のみを用いた再生画像に
より動き補償を行う第1の方式と、既存の符号化方式に
より得られた粗く量子化された直交変換係数のみを用い
た再生画像により動き補償を行う第2の方式とに大別さ
れる。
装置は、特に動き補償に関して、既存の符号化方式によ
り得られた低次の直交変換係数のみを用いた再生画像に
より動き補償を行う第1の方式と、既存の符号化方式に
より得られた粗く量子化された直交変換係数のみを用い
た再生画像により動き補償を行う第2の方式とに大別さ
れる。
【0009】第1の方式においては、低次の直交変換係
数のみを用いた再生画像に高次係数の成分が含まれない
ため、入力画像の高次係数の成分に対しては動き補償の
効果が無い。従って、高次直交係数の伝送/蓄積に多く
の符号化ビットが必要となるため、階層化を行わない場
合に比べて符号化効率が大きく低下してしまうという問
題がある。
数のみを用いた再生画像に高次係数の成分が含まれない
ため、入力画像の高次係数の成分に対しては動き補償の
効果が無い。従って、高次直交係数の伝送/蓄積に多く
の符号化ビットが必要となるため、階層化を行わない場
合に比べて符号化効率が大きく低下してしまうという問
題がある。
【0010】一方、第2の方式においては粗く量子化さ
れた直交変換係数のみを用いた再生画像には歪が多いた
め、動き補償予測信号にも大きな歪が含まれることにな
り、入力画像を効率よく動き補償することができない。
従って、階層符号化を行わない場合に比べて、符号化効
率が大きく低下してしまうという問題がある。
れた直交変換係数のみを用いた再生画像には歪が多いた
め、動き補償予測信号にも大きな歪が含まれることにな
り、入力画像を効率よく動き補償することができない。
従って、階層符号化を行わない場合に比べて、符号化効
率が大きく低下してしまうという問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の技術による階層的画像符号化/復号装置では、既存の
符号化方式による再生画像を用いて動き補償を行うた
め、精細な再生画像を得るために必要な付加情報の符号
化効率が悪く、階層化を行わない場合に比べて符号化効
率が大きく低下してしまうという問題があった。
の技術による階層的画像符号化/復号装置では、既存の
符号化方式による再生画像を用いて動き補償を行うた
め、精細な再生画像を得るために必要な付加情報の符号
化効率が悪く、階層化を行わない場合に比べて符号化効
率が大きく低下してしまうという問題があった。
【0012】本発明はこの様な問題点を解決し、既存の
符号化装置に対してフォーワードコンパチビリティおよ
びバックワードコンパチビリティを有しながら、高い符
号化効率の得られる画像符号化/復号装置を提供するこ
とを目的とする。
符号化装置に対してフォーワードコンパチビリティおよ
びバックワードコンパチビリティを有しながら、高い符
号化効率の得られる画像符号化/復号装置を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る画像符号化装置は、精細さの異なる複
数の予測画像信号を用いて入力画像信号の階層符号化を
行うことにより符号化データをそれぞれ得る複数の符号
化手段と、これら複数の符号化手段により得られた符号
化データにそれぞれ対応する局部復号信号を生成する複
数の局部復号手段と、これら複数の局部復号手段により
得られた得られた局部復号信号をそれぞれ記憶する複数
の記憶手段と、これら複数の記憶手段に記憶された局部
復号信号から前記予測画像信号を生成する複数の予測画
像信号生成手段ととを有する。
め、本発明に係る画像符号化装置は、精細さの異なる複
数の予測画像信号を用いて入力画像信号の階層符号化を
行うことにより符号化データをそれぞれ得る複数の符号
化手段と、これら複数の符号化手段により得られた符号
化データにそれぞれ対応する局部復号信号を生成する複
数の局部復号手段と、これら複数の局部復号手段により
得られた得られた局部復号信号をそれぞれ記憶する複数
の記憶手段と、これら複数の記憶手段に記憶された局部
復号信号から前記予測画像信号を生成する複数の予測画
像信号生成手段ととを有する。
【0014】また、本発明に係る画像復号装置は、精細
さの異なる複数の予測画像信号を用いて入力された符号
化データを復号することにより再生画像信号をそれぞれ
得る複数の復号手段と、これら複数の復号手段により得
られた再生画像信号から前記予測画像信号を生成する複
数の予測画像信号生成手段と、これら複数の予測画像信
号生成手段により生成された予測画像信号をそれぞれ記
憶する複数の記憶手段とを有する。
さの異なる複数の予測画像信号を用いて入力された符号
化データを復号することにより再生画像信号をそれぞれ
得る複数の復号手段と、これら複数の復号手段により得
られた再生画像信号から前記予測画像信号を生成する複
数の予測画像信号生成手段と、これら複数の予測画像信
号生成手段により生成された予測画像信号をそれぞれ記
憶する複数の記憶手段とを有する。
【0015】
【作用】このように本発明では、従来の階層的符号化/
復号装置が既存の符号化方式による再生画像のみを用い
て動き補償などの予測を行っていたのに対し、既存の符
号化方式による再生画像だけでなく階層符号化の各階層
の再生画像を局部復号して記憶し、この記憶された再生
画像を用いて動き補償等の予測を行って符号化するた
め、予測効率が大きく向上し、精細な再生画像を得るた
めに必要な付加情報量を著しく削減できる。
復号装置が既存の符号化方式による再生画像のみを用い
て動き補償などの予測を行っていたのに対し、既存の符
号化方式による再生画像だけでなく階層符号化の各階層
の再生画像を局部復号して記憶し、この記憶された再生
画像を用いて動き補償等の予測を行って符号化するた
め、予測効率が大きく向上し、精細な再生画像を得るた
めに必要な付加情報量を著しく削減できる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。以下の実施例は、いずれも既存の動画像符号化方
式が動き補償適応予測と直交変換と可変長符号化を組み
合わせた方式を用いている。
する。以下の実施例は、いずれも既存の動画像符号化方
式が動き補償適応予測と直交変換と可変長符号化を組み
合わせた方式を用いている。
【0017】入力画像信号の画素数が既存の符号化方式
で規定されている入力画像信号の画素数より多い場合に
は、入力画像信号に対してピラミッド分割やサブバンド
分割等を行い、得られた複数の帯域の信号のうち最低帯
域信号を既存の符号化方式の入力画像信号と同じ画素数
にダウンサンプリングして符号化する。本発明は、この
最低帯域信号の符号化効率の改善を対象としている。こ
のため、以下の説明ではこの最低帯域信号の処理のみを
説明する。
で規定されている入力画像信号の画素数より多い場合に
は、入力画像信号に対してピラミッド分割やサブバンド
分割等を行い、得られた複数の帯域の信号のうち最低帯
域信号を既存の符号化方式の入力画像信号と同じ画素数
にダウンサンプリングして符号化する。本発明は、この
最低帯域信号の符号化効率の改善を対象としている。こ
のため、以下の説明ではこの最低帯域信号の処理のみを
説明する。
【0018】図1は、本発明の第1の実施例に係る画像
符号化装置のブロック図である。この画像符号化装置
は、既存の符号化方式による再生画像信号のみが必要と
される場合は、低次の直交変換係数のみを伝送/蓄積す
ることにより階層符号化を実現している。
符号化装置のブロック図である。この画像符号化装置
は、既存の符号化方式による再生画像信号のみが必要と
される場合は、低次の直交変換係数のみを伝送/蓄積す
ることにより階層符号化を実現している。
【0019】図1において、原画像信号10は分割回路
101によりサブバンド分割またはピラミッド分割さ
れ、かつダウンサンプリングされる。これにより得られ
た各帯域の信号のうち、最低帯域信号(以下、入力画像
信号という)11はいくつかのブロックに分割され、動
きベクトル探索器113で第1のフレームメモリ111
に記憶されている画像信号との間の動きベクトル16が
求められる。
101によりサブバンド分割またはピラミッド分割さ
れ、かつダウンサンプリングされる。これにより得られ
た各帯域の信号のうち、最低帯域信号(以下、入力画像
信号という)11はいくつかのブロックに分割され、動
きベクトル探索器113で第1のフレームメモリ111
に記憶されている画像信号との間の動きベクトル16が
求められる。
【0020】また、入力画像信号11は減算器102に
も入力され、ここで動き予測画像信号12との差信号
(動き補償残差信号)13が求められる。図示しない符
号化制御回路により、動き補償残差信号13と入力画像
信号11のうちどちらを符号化に用いるかがブロック毎
に適応的に判定され、その判定結果に従ってスイッチ1
03が切り替えられる。スイッチ103で動き補償残差
信号13が選択された状態はインターモード、入力画像
信号11が選択された状態はイントラモードと呼ばれ
る。いずれのモードが選択されたかは、サイド情報とし
て別途伝送/蓄積される。また、インターモードが選択
された場合は、動きベクトル16が可変長符号化器11
4で可変長符号化され、サイド情報17として伝送/蓄
積される。
も入力され、ここで動き予測画像信号12との差信号
(動き補償残差信号)13が求められる。図示しない符
号化制御回路により、動き補償残差信号13と入力画像
信号11のうちどちらを符号化に用いるかがブロック毎
に適応的に判定され、その判定結果に従ってスイッチ1
03が切り替えられる。スイッチ103で動き補償残差
信号13が選択された状態はインターモード、入力画像
信号11が選択された状態はイントラモードと呼ばれ
る。いずれのモードが選択されたかは、サイド情報とし
て別途伝送/蓄積される。また、インターモードが選択
された場合は、動きベクトル16が可変長符号化器11
4で可変長符号化され、サイド情報17として伝送/蓄
積される。
【0021】直交変換器104は例えばDCT(離散コ
サイン)変換器であり、ブロック毎に直交変換を行い、
直交変換係数を低次と高次の2つのグループに分けて出
力する。このグループ分けは、既存の符号化方式による
符号量が規定の値を越えないように適応的に行う。これ
らのうち低次の直交変換係数は量子化器105で量子化
され、さらに可変長符号化器106で可変長符号化され
ることにより、低次係数の符号化データ14として伝送
/蓄積される。量子化器105から出力される低次係数
の量子化値は、逆量子化器107で逆量子化された後、
高次の係数を0として逆直交変換器108で逆直交変換
される。
サイン)変換器であり、ブロック毎に直交変換を行い、
直交変換係数を低次と高次の2つのグループに分けて出
力する。このグループ分けは、既存の符号化方式による
符号量が規定の値を越えないように適応的に行う。これ
らのうち低次の直交変換係数は量子化器105で量子化
され、さらに可変長符号化器106で可変長符号化され
ることにより、低次係数の符号化データ14として伝送
/蓄積される。量子化器105から出力される低次係数
の量子化値は、逆量子化器107で逆量子化された後、
高次の係数を0として逆直交変換器108で逆直交変換
される。
【0022】逆直交変換器108の出力は、加算器10
9で動き予測画像信号12と加算される。逆直交変換器
108の出力と加算器109の出力がスイッチ110で
選択されて局部復号信号15となり、第1のフレームメ
モリ111に一時記憶される。すなわち、スイッチ11
0はスイッチ103と連動して動作し、インターモード
が選択された場合は逆直交変換器108の出力と動き予
測画像信号12とを加算する加算器109の出力、また
イントラモードが選択された場合は逆直交変換器108
の出力をそれぞれ既存の符号化方式による符号化データ
の局部復号信号15として選択する。この局部復号信号
15は、第1のフレームメモリ111に記憶され、これ
を基に動きベクトル16を用いて動き予測画像信号12
が生成される。
9で動き予測画像信号12と加算される。逆直交変換器
108の出力と加算器109の出力がスイッチ110で
選択されて局部復号信号15となり、第1のフレームメ
モリ111に一時記憶される。すなわち、スイッチ11
0はスイッチ103と連動して動作し、インターモード
が選択された場合は逆直交変換器108の出力と動き予
測画像信号12とを加算する加算器109の出力、また
イントラモードが選択された場合は逆直交変換器108
の出力をそれぞれ既存の符号化方式による符号化データ
の局部復号信号15として選択する。この局部復号信号
15は、第1のフレームメモリ111に記憶され、これ
を基に動きベクトル16を用いて動き予測画像信号12
が生成される。
【0023】一方、第2のフレームメモリ112に記憶
されている精細な局部復号信号を元に、動きベクトル1
6を用いて動き予測画像信号18が生成される。直交変
換器115,116は、動き予測画像信号18および入
力画像信号11をそれぞれ直交変換し、それぞれの高次
係数19,20のみを取り出す。これら2つの高次係数
19,20の差分が、減算器117で高次係数の動き補
償残差信号21として求められる。この動き補償残差信
号21と入力画像信号11の高次係数信号20のうち、
効率的に符号化の行える方がブロック毎に適応的に判定
され、スイッチ118で選択される。スイッチ118で
いずれの信号が選択されたかは、別途サイド情報として
伝送/蓄積される。
されている精細な局部復号信号を元に、動きベクトル1
6を用いて動き予測画像信号18が生成される。直交変
換器115,116は、動き予測画像信号18および入
力画像信号11をそれぞれ直交変換し、それぞれの高次
係数19,20のみを取り出す。これら2つの高次係数
19,20の差分が、減算器117で高次係数の動き補
償残差信号21として求められる。この動き補償残差信
号21と入力画像信号11の高次係数信号20のうち、
効率的に符号化の行える方がブロック毎に適応的に判定
され、スイッチ118で選択される。スイッチ118で
いずれの信号が選択されたかは、別途サイド情報として
伝送/蓄積される。
【0024】スイッチ118で選択された信号は量子化
器119で量子化され、さらに可変長符号化器120で
可変長符号化されて、精細な画像信号を得るための付加
情報(高次係数の符号化データ)22として伝送/蓄積
される。
器119で量子化され、さらに可変長符号化器120で
可変長符号化されて、精細な画像信号を得るための付加
情報(高次係数の符号化データ)22として伝送/蓄積
される。
【0025】前述した既存の符号化方式による符号化デ
ータに対応する局部復号信号15は直交変換器124で
直交変換され、低次の直交変換係数23のみ取り出され
る。一方、量子化器119で量子化された直交変換係数
24は、逆量子化器121で逆量子化される。スイッチ
122はスイッチ118と連動して動作し、イントラモ
ードの場合には逆量子化器121の出力を、インターモ
ードの場合には逆量子化器121の出力と直交変換器1
15から出力される予測画像信号18の高次直交変換係
数信号19を加算器123で加算した信号をそれぞれ選
択する。
ータに対応する局部復号信号15は直交変換器124で
直交変換され、低次の直交変換係数23のみ取り出され
る。一方、量子化器119で量子化された直交変換係数
24は、逆量子化器121で逆量子化される。スイッチ
122はスイッチ118と連動して動作し、イントラモ
ードの場合には逆量子化器121の出力を、インターモ
ードの場合には逆量子化器121の出力と直交変換器1
15から出力される予測画像信号18の高次直交変換係
数信号19を加算器123で加算した信号をそれぞれ選
択する。
【0026】そして、逆直交変換器125で直交変換器
124から出力される低次の直交変換係数23およびス
イッチ122の出力25がそれぞれ低次および高次の係
数として逆直交変換されることにより、精細な再生画像
信号の局部復号信号26が求められる。この局部復号信
号26は第2のフレームメモリ112に記憶され、最終
的に動き予測画像信号18となる。
124から出力される低次の直交変換係数23およびス
イッチ122の出力25がそれぞれ低次および高次の係
数として逆直交変換されることにより、精細な再生画像
信号の局部復号信号26が求められる。この局部復号信
号26は第2のフレームメモリ112に記憶され、最終
的に動き予測画像信号18となる。
【0027】図2は、図1の画像符号化装置に対応する
画像復号装置のブロック図である。この画像復号装置で
は既存の符号化方式による再生画像信号のみを再生する
場合には、破線で囲まれた部分の処理のみが行われる。
すなわち、低次係数の符号化データ14は可変長復号器
201で復号され、さらに逆量子化器202で逆量子化
されることにより低次係数31が得られる。この係数3
1は、高次係数を0として逆直交変換器203で逆直交
変換される。
画像復号装置のブロック図である。この画像復号装置で
は既存の符号化方式による再生画像信号のみを再生する
場合には、破線で囲まれた部分の処理のみが行われる。
すなわち、低次係数の符号化データ14は可変長復号器
201で復号され、さらに逆量子化器202で逆量子化
されることにより低次係数31が得られる。この係数3
1は、高次係数を0として逆直交変換器203で逆直交
変換される。
【0028】スイッチ205は、図1の画像符号化装置
からのサイド情報を基に切り替えられる。イントラモー
ドが選択された場合は、逆直交変換器203の出力32
が選択される。インターモードが選択された場合は、逆
直交変換器203の出力32と、第1のフレームメモリ
206に記憶されている既存の符号化方式による再生画
像信号と動きベクトルサイド情報17を可変長復号器2
07で復号して得られた動きベクトル33とを基にして
得られる動き予測画像信号34を加算器204で加算し
た信号がそれぞれ選択される。スイッチ205で選択さ
れた信号は、既存の符号化方式による再生画像信号35
として出力されるとともに、第1のフレームメモリ20
6に記憶される。
からのサイド情報を基に切り替えられる。イントラモー
ドが選択された場合は、逆直交変換器203の出力32
が選択される。インターモードが選択された場合は、逆
直交変換器203の出力32と、第1のフレームメモリ
206に記憶されている既存の符号化方式による再生画
像信号と動きベクトルサイド情報17を可変長復号器2
07で復号して得られた動きベクトル33とを基にして
得られる動き予測画像信号34を加算器204で加算し
た信号がそれぞれ選択される。スイッチ205で選択さ
れた信号は、既存の符号化方式による再生画像信号35
として出力されるとともに、第1のフレームメモリ20
6に記憶される。
【0029】一方、精細な再生画像信号を出力する場合
には、上記の処理の他に、高次係数の符号化データ22
が可変長復号器208で復号され、さらに逆量子化20
9で逆量子化されることにより高次係数36が得られ
る。スイッチ210では、前記サイド情報を基にイント
ラモードの場合は高次係数36が選択され、インターモ
ードの場合には第2のフレームメモリ211からの画像
信号を基に動きベクトル17を用いて動き予測して得ら
れた予測画像信号37を直交変換器212で直交変換し
た高次係数38と逆量子化器209からの高次係数36
を加算器213で加算した信号が選択される。
には、上記の処理の他に、高次係数の符号化データ22
が可変長復号器208で復号され、さらに逆量子化20
9で逆量子化されることにより高次係数36が得られ
る。スイッチ210では、前記サイド情報を基にイント
ラモードの場合は高次係数36が選択され、インターモ
ードの場合には第2のフレームメモリ211からの画像
信号を基に動きベクトル17を用いて動き予測して得ら
れた予測画像信号37を直交変換器212で直交変換し
た高次係数38と逆量子化器209からの高次係数36
を加算器213で加算した信号が選択される。
【0030】また、既存の符号化方式による再生画像信
号35は直交変換器214で直交変換され、低次係数3
9のみが取り出される。逆直交変換器215では、直交
変換器214の出力39を低次係数、スイッチ210の
出力40を高次係数として逆直交変換が行われ、その直
交変換結果が第2のフレームメモリ211に記憶される
とともに出力される。出力信号41はサブバンド分割ま
たはピラミッド分割の最低域以外の帯域の再生信号と合
成されることにより、精細な再生画像信号が得られる。
号35は直交変換器214で直交変換され、低次係数3
9のみが取り出される。逆直交変換器215では、直交
変換器214の出力39を低次係数、スイッチ210の
出力40を高次係数として逆直交変換が行われ、その直
交変換結果が第2のフレームメモリ211に記憶される
とともに出力される。出力信号41はサブバンド分割ま
たはピラミッド分割の最低域以外の帯域の再生信号と合
成されることにより、精細な再生画像信号が得られる。
【0031】上述した第1の実施例の画像符号化装置で
は、低次係数と高次係数の両方を用いて得られた局部復
号信号を第2のフレームメモリ112に記憶し、これを
高次係数の動き補償に用いている。このため、高次係数
成分の含まれない既存の符号化方式による再生画像信号
を基に動き補償を行う従来の第1の方式に比べて、高次
係数成分の動き補償予測効率が大幅に向上する。
は、低次係数と高次係数の両方を用いて得られた局部復
号信号を第2のフレームメモリ112に記憶し、これを
高次係数の動き補償に用いている。このため、高次係数
成分の含まれない既存の符号化方式による再生画像信号
を基に動き補償を行う従来の第1の方式に比べて、高次
係数成分の動き補償予測効率が大幅に向上する。
【0032】また、第2のフレームメモリ112には高
次係数成分だけでなく低次係数と高次係数の両方を用い
て得られた局部復号号をそのまま記憶し、高次係数の符
号化を行う際に入力画像信号とフレームメモリ112に
記憶されている局部復号信号それぞれに対して直交変換
を行い、既存の符号化方式による局部復号信号には含ま
れていない高次係数成分のみを取り出して動き補償を行
い符号化している。
次係数成分だけでなく低次係数と高次係数の両方を用い
て得られた局部復号号をそのまま記憶し、高次係数の符
号化を行う際に入力画像信号とフレームメモリ112に
記憶されている局部復号信号それぞれに対して直交変換
を行い、既存の符号化方式による局部復号信号には含ま
れていない高次係数成分のみを取り出して動き補償を行
い符号化している。
【0033】これは既存の符号化方式の符号量を規定の
値に制御するために、低次係数と高次係数の区分がフレ
ーム毎に変化することに対応したものである。すなわ
ち、高次係数成分のみをフレームメモリに記憶すると、
符号化する高次係数よりも、より高次の成分しかフレー
ムメモリに記憶されていない場合もあり、動き補償の効
率が低下してしまう。これに対して、本実施例のように
低次係数と高次係数の両方を用いた再生画像信号をその
ままフレームメモリ112に記憶しておけば、常に符号
化する高次係数に対応した成分を取り出すことができ
る。
値に制御するために、低次係数と高次係数の区分がフレ
ーム毎に変化することに対応したものである。すなわ
ち、高次係数成分のみをフレームメモリに記憶すると、
符号化する高次係数よりも、より高次の成分しかフレー
ムメモリに記憶されていない場合もあり、動き補償の効
率が低下してしまう。これに対して、本実施例のように
低次係数と高次係数の両方を用いた再生画像信号をその
ままフレームメモリ112に記憶しておけば、常に符号
化する高次係数に対応した成分を取り出すことができ
る。
【0034】図3は、本発明の第2の実施例に係る画像
符号化装置のブロック図である。この画像符号化装置
は、既存の符号化方式に対応した符号化データとして
は、粗く量子化された直交変換係数を符号化して伝送/
蓄積し、精細な再生画像信号が必要な場合にはさらに細
かく量子化して伝送/蓄積する方法を用いて階層符号化
を実現している。以下、第1の実施例の符号化装置との
違いのみを説明する。
符号化装置のブロック図である。この画像符号化装置
は、既存の符号化方式に対応した符号化データとして
は、粗く量子化された直交変換係数を符号化して伝送/
蓄積し、精細な再生画像信号が必要な場合にはさらに細
かく量子化して伝送/蓄積する方法を用いて階層符号化
を実現している。以下、第1の実施例の符号化装置との
違いのみを説明する。
【0035】図3において、第1段階では直交変換器1
04で得られた直交変換係数が、既存の符号化方式に対
応する符号量が規定の符号量と一致するように量子化ス
テップサイズを粗く設定された量子化器105で量子化
され、さらに可変長符号化器106で可変長符号化され
て、既存の符号化方式による符号化データ14として伝
送/蓄積される。第1のフレームメモリ111には、既
存の符号化方式による符号化データの局部復号信号15
が記憶される。
04で得られた直交変換係数が、既存の符号化方式に対
応する符号量が規定の符号量と一致するように量子化ス
テップサイズを粗く設定された量子化器105で量子化
され、さらに可変長符号化器106で可変長符号化され
て、既存の符号化方式による符号化データ14として伝
送/蓄積される。第1のフレームメモリ111には、既
存の符号化方式による符号化データの局部復号信号15
が記憶される。
【0036】第2段階では、量子化器105で粗く量子
化された直交変換係数が逆量子化器107で逆量子化さ
れ、これと量子化前の直交変換係数との差分信号41が
減算器301で作成される。また、第2の動きベクトル
探索器302で最低帯域の入力画像信号11と第2のフ
レームメモリ112に記憶されている精細な局部復号信
号との間の動きベクトル42が求められる。この動きベ
クトル42に基づいて精細な動き予測画像信号43が作
成されて動き補償が行われ、減算器303で得られた動
き補償残差信号44が直交変換器304で直交変換され
る。
化された直交変換係数が逆量子化器107で逆量子化さ
れ、これと量子化前の直交変換係数との差分信号41が
減算器301で作成される。また、第2の動きベクトル
探索器302で最低帯域の入力画像信号11と第2のフ
レームメモリ112に記憶されている精細な局部復号信
号との間の動きベクトル42が求められる。この動きベ
クトル42に基づいて精細な動き予測画像信号43が作
成されて動き補償が行われ、減算器303で得られた動
き補償残差信号44が直交変換器304で直交変換され
る。
【0037】ここで、減算器301の出力信号41と直
交変換器304で得られた変換係数信号45のうちどち
らが効率的に符号化が行えるかがブロック毎に判定さ
れ、この判定結果に基づいて、符号化されるべき信号4
6がスイッチ305で選択される。このスイッチ305
で選択された信号46が量子化器306で量子化され、
さらに可変長符号化器307で可変長符号化されて、高
精細な再生画像信号を得るための付加情報(高次係数の
符号化データ)47として伝送/蓄積される。スイッチ
305で信号41,45のいずれが選択されたかは、サ
イド情報として伝送/蓄積される。
交変換器304で得られた変換係数信号45のうちどち
らが効率的に符号化が行えるかがブロック毎に判定さ
れ、この判定結果に基づいて、符号化されるべき信号4
6がスイッチ305で選択される。このスイッチ305
で選択された信号46が量子化器306で量子化され、
さらに可変長符号化器307で可変長符号化されて、高
精細な再生画像信号を得るための付加情報(高次係数の
符号化データ)47として伝送/蓄積される。スイッチ
305で信号41,45のいずれが選択されたかは、サ
イド情報として伝送/蓄積される。
【0038】スイッチ305で信号45が選択された場
合には、動きベクトル42が既存の符号化方式による符
号化データの局部復号信号の動き予測に用いられた動き
ベクトル16と等しいかどうかが判定され、この判定結
果がサイド情報として別途伝送/蓄積される。動きベク
トル16,42が異なる場合には、動きベクトル42が
可変長符号化器308で可変長符号化され、サイド情報
として伝送/蓄積される。
合には、動きベクトル42が既存の符号化方式による符
号化データの局部復号信号の動き予測に用いられた動き
ベクトル16と等しいかどうかが判定され、この判定結
果がサイド情報として別途伝送/蓄積される。動きベク
トル16,42が異なる場合には、動きベクトル42が
可変長符号化器308で可変長符号化され、サイド情報
として伝送/蓄積される。
【0039】量子化器306で量子化された直交変換係
数49は、逆量子化器309で逆量子化され、加算器3
10によって逆量子化器107で逆量子化された直交変
換係数と加算される。そして、スイッチ305と連動す
るスイッチ311により加算器310の出力および逆量
子化器309の出力のいずれかが選択される。すなわ
ち、スイッチ305で信号41が選択された場合には加
算器310の出力が選択され、スイッチ305で信号4
5が選択された場合には逆量子化器309の出力が選択
されて、逆直交変換器312で逆直交変換される。
数49は、逆量子化器309で逆量子化され、加算器3
10によって逆量子化器107で逆量子化された直交変
換係数と加算される。そして、スイッチ305と連動す
るスイッチ311により加算器310の出力および逆量
子化器309の出力のいずれかが選択される。すなわ
ち、スイッチ305で信号41が選択された場合には加
算器310の出力が選択され、スイッチ305で信号4
5が選択された場合には逆量子化器309の出力が選択
されて、逆直交変換器312で逆直交変換される。
【0040】逆直交変換器312の出力は、加算器31
3およびスイッチ314により、スイッチ305で信号
45が選択された場合には動き予測信号43と加算さ
れ、スイッチ305で信号41が選択されかつ第1段階
の符号化がインターモードならば、既存の符号化方式に
よる再生画像信号を用いた動き予測信号12とそれぞれ
加算される。この加算器313の出力信号50は、精細
な局部復号信号として第2のフレームメモリ112に記
憶される。
3およびスイッチ314により、スイッチ305で信号
45が選択された場合には動き予測信号43と加算さ
れ、スイッチ305で信号41が選択されかつ第1段階
の符号化がインターモードならば、既存の符号化方式に
よる再生画像信号を用いた動き予測信号12とそれぞれ
加算される。この加算器313の出力信号50は、精細
な局部復号信号として第2のフレームメモリ112に記
憶される。
【0041】図4は、図3の画像符号化装置に対応する
画像復号装置のブロック図である。この復号装置では、
既存の符号化方式による再生画像信号のみを再生する場
合には図2に示した画像復号装置と同じく破線で囲まれ
た部分の処理のみが行なわれる。この処理については、
図2と同様であるため説明を省略する。
画像復号装置のブロック図である。この復号装置では、
既存の符号化方式による再生画像信号のみを再生する場
合には図2に示した画像復号装置と同じく破線で囲まれ
た部分の処理のみが行なわれる。この処理については、
図2と同様であるため説明を省略する。
【0042】精細な再生画像信号を出力する場合には、
この処理の他に以下の処理が行われる。すなわち、高次
係数の符号化データ47が可変長復号器401で復号さ
れ、さらに逆量子化器402で逆量子化された後、加算
器403で画像に対応する直交変換係数31と加算され
る。図3のイッチ305で信号41が選択された場合に
は、スイッチ404で加算器403の出力が選択され、
逆直交変換器405で逆直交変換される。
この処理の他に以下の処理が行われる。すなわち、高次
係数の符号化データ47が可変長復号器401で復号さ
れ、さらに逆量子化器402で逆量子化された後、加算
器403で画像に対応する直交変換係数31と加算され
る。図3のイッチ305で信号41が選択された場合に
は、スイッチ404で加算器403の出力が選択され、
逆直交変換器405で逆直交変換される。
【0043】また、図3のスイッチ305で信号45が
選択された場合には、動きベクトル17,48のうちど
ちらが用いられたかを示すサイド情報を基に、可変長復
号器207,406で復号された動きベクトルがスイッ
チ407で選択される。この選択された動きベクトルを
用いて、第2のフレームメモリ211に記憶されている
画像信号を基に、精細な動き予測画像信号が作成され、
これがスイッチ408を介して加算器409に入力さ
れ、逆直交変換器405の出力に加算される。
選択された場合には、動きベクトル17,48のうちど
ちらが用いられたかを示すサイド情報を基に、可変長復
号器207,406で復号された動きベクトルがスイッ
チ407で選択される。この選択された動きベクトルを
用いて、第2のフレームメモリ211に記憶されている
画像信号を基に、精細な動き予測画像信号が作成され、
これがスイッチ408を介して加算器409に入力さ
れ、逆直交変換器405の出力に加算される。
【0044】さらに、図3のスイッチ305で信号45
が選択され、かつ既存の符号化方式の符号化モードがイ
ンターモードならば、既存の符号化方式の再生画像信号
から作成した動き予測画像信号34がスイッチ408で
選択され、加算器409で逆直交変換器405の出力に
加算される。こうした得られた画像信号はスイッチ41
0を介して精細な再生画像信号41として出力されると
ともに、第2のフレームメモリ211に記憶される。
が選択され、かつ既存の符号化方式の符号化モードがイ
ンターモードならば、既存の符号化方式の再生画像信号
から作成した動き予測画像信号34がスイッチ408で
選択され、加算器409で逆直交変換器405の出力に
加算される。こうした得られた画像信号はスイッチ41
0を介して精細な再生画像信号41として出力されると
ともに、第2のフレームメモリ211に記憶される。
【0045】上述した第2の実施例の画像符号化装置で
は、第2段階の符号化において精細な再生画像信号(局
部復号信号)をフレームメモリに記憶して、動き補償適
応予測を行っている。このため、大きな符号化歪の含ま
れる既存の符号化方式による再生画像信号を用いて動き
補償を行う従来の第2の方式に比べ、動き補償の精度が
向上し、特に以前に符号化したフレームとの相関が強い
場合には、大幅に符号化効率が向上する。
は、第2段階の符号化において精細な再生画像信号(局
部復号信号)をフレームメモリに記憶して、動き補償適
応予測を行っている。このため、大きな符号化歪の含ま
れる既存の符号化方式による再生画像信号を用いて動き
補償を行う従来の第2の方式に比べ、動き補償の精度が
向上し、特に以前に符号化したフレームとの相関が強い
場合には、大幅に符号化効率が向上する。
【0046】また、この動き補償残差と第1段階で量子
化された直交変換係数との差分のうち、最適なものを切
り替えて用いるようになっているため、シーンチェンジ
等があった場合のように以前に符号化の行われた画像信
号との相関が非常に小さい場合でも、従来方式と同等の
符号化効率が得られる。
化された直交変換係数との差分のうち、最適なものを切
り替えて用いるようになっているため、シーンチェンジ
等があった場合のように以前に符号化の行われた画像信
号との相関が非常に小さい場合でも、従来方式と同等の
符号化効率が得られる。
【0047】図5は、本発明の第3の実施例に係る画像
符号化装置のブロック図である。この実施例は、既存の
符号化方式が低次の直交変換係数と高次の直交変換係数
で異なる量子化幅を用いることができる符号化方式であ
る場合の一実施例である。例えば、MPEG1の符号化
方式のように、量子化マトリックスを用いて低次係数と
高次係数の量子化幅を異なる値とすることができる方式
が、本実施例で対象とする既存の符号化方式の一例であ
る。以下、第1および第2の実施例との相違点に重点を
置いて説明する。
符号化装置のブロック図である。この実施例は、既存の
符号化方式が低次の直交変換係数と高次の直交変換係数
で異なる量子化幅を用いることができる符号化方式であ
る場合の一実施例である。例えば、MPEG1の符号化
方式のように、量子化マトリックスを用いて低次係数と
高次係数の量子化幅を異なる値とすることができる方式
が、本実施例で対象とする既存の符号化方式の一例であ
る。以下、第1および第2の実施例との相違点に重点を
置いて説明する。
【0048】まず、第1のフレームメモリ111に記憶
されている既存の符号化方式による局部復号信号を用い
て、図1の実施例と同様に動き補償適応予測と直交変換
が行われる。ここで、直交変換器104で得られた変換
係数は低次係数51と高次係数52に区分されて出力さ
れる。低次係数51は量子化器105で量子化され、可
変長符号化器106で可変長符号化される。
されている既存の符号化方式による局部復号信号を用い
て、図1の実施例と同様に動き補償適応予測と直交変換
が行われる。ここで、直交変換器104で得られた変換
係数は低次係数51と高次係数52に区分されて出力さ
れる。低次係数51は量子化器105で量子化され、可
変長符号化器106で可変長符号化される。
【0049】第1段階では、高次係数52は量子化器5
01で低次係数よりも粗く量子化され、可変長符号化器
502で可変長符号化される。低次係数51の量子化値
53および高次係数52の第1段階の量子化値54は、
それぞれ逆量子化器107,503で逆量子化された
後、逆直交変換器108で逆直交変換される。そして、
インターモードの場合には、逆直交変換器108の出力
と既存の符号化方式による局部復号信号から作成された
動き予測画像信号12とが加算器109で加算され、既
存の符号化方式の局部復号信号として第1のフレームメ
モリ111に記憶される。
01で低次係数よりも粗く量子化され、可変長符号化器
502で可変長符号化される。低次係数51の量子化値
53および高次係数52の第1段階の量子化値54は、
それぞれ逆量子化器107,503で逆量子化された
後、逆直交変換器108で逆直交変換される。そして、
インターモードの場合には、逆直交変換器108の出力
と既存の符号化方式による局部復号信号から作成された
動き予測画像信号12とが加算器109で加算され、既
存の符号化方式の局部復号信号として第1のフレームメ
モリ111に記憶される。
【0050】第2段階では、高次係数52のみが量子化
器501でより細かく量子化される。インターモードの
場合には、精細な局部復号信号を記憶する第2のフレー
ムメモリ112に記憶されている画像信号を基にした動
き予測画像信号18と入力画像信号11がそれぞれ直交
変換器115,116で直交変換されて高次成分のみ取
り出され、減算器117で差分信号21が生成される。
イントラモードの場合には、直交変換器104で得られ
た高次係数52と、第1段階において逆量子化器503
で逆量子化された高次係数55との差分信号56が減算
器504で作成される。
器501でより細かく量子化される。インターモードの
場合には、精細な局部復号信号を記憶する第2のフレー
ムメモリ112に記憶されている画像信号を基にした動
き予測画像信号18と入力画像信号11がそれぞれ直交
変換器115,116で直交変換されて高次成分のみ取
り出され、減算器117で差分信号21が生成される。
イントラモードの場合には、直交変換器104で得られ
た高次係数52と、第1段階において逆量子化器503
で逆量子化された高次係数55との差分信号56が減算
器504で作成される。
【0051】また、スイッチ103と連動するスイッチ
505により、差分信号56と減算器117からの高次
係数の動き補償残差信号21のいずれかが選択され、量
子化器506で量子化され、さらに可変長符号化器50
7で可変長符号化されて、精細な再生画像信号を得るた
めの付加情報57として伝送/蓄積される。
505により、差分信号56と減算器117からの高次
係数の動き補償残差信号21のいずれかが選択され、量
子化器506で量子化され、さらに可変長符号化器50
7で可変長符号化されて、精細な再生画像信号を得るた
めの付加情報57として伝送/蓄積される。
【0052】量子化器506の出力は逆量子化器508
で逆量子化され、加算器510に入力される。スイッチ
102,505と連動するスイッチ509により、逆量
子化器503からの高次係数55と直交変換器115か
らの高次係数19のいずれかが選択され、加算器510
で逆量子化器508の出力と加算され、逆直交変換器1
25に高次係数信号25として入力される。
で逆量子化され、加算器510に入力される。スイッチ
102,505と連動するスイッチ509により、逆量
子化器503からの高次係数55と直交変換器115か
らの高次係数19のいずれかが選択され、加算器510
で逆量子化器508の出力と加算され、逆直交変換器1
25に高次係数信号25として入力される。
【0053】一方、可変長符号化器106,502から
出力される低次係数および高次係数の符号化データ1
4,55は、マルチプレクサ511で既存の符号化方式
の符号化データ56として伝送/蓄積される。
出力される低次係数および高次係数の符号化データ1
4,55は、マルチプレクサ511で既存の符号化方式
の符号化データ56として伝送/蓄積される。
【0054】図6は、図5の画像符号化装置に対応する
画像復号装置のブロック図である。この画像復号装置で
は、デマルチプレクサ601で分離された低次係数の符
号化データ14および高次係数の第一段階の符号化デー
タ55がそれぞれ可変長復号器201,602で復号さ
れ、さらに逆量子化器202,603で逆量子化された
後、逆直交変換器203で逆直交変換される。インター
モードの場合は、逆直交変換器203の出力と第1のフ
レ−ムメモリ206に記憶されている既存の符号化方式
による局部復号信号を基にして得られた動き予測画像信
号34を加算器204で加算した信号が既存の符号化方
式の再生画像信号35として出力されるとともに、フレ
−ムメモリ206に一時的に記憶される。
画像復号装置のブロック図である。この画像復号装置で
は、デマルチプレクサ601で分離された低次係数の符
号化データ14および高次係数の第一段階の符号化デー
タ55がそれぞれ可変長復号器201,602で復号さ
れ、さらに逆量子化器202,603で逆量子化された
後、逆直交変換器203で逆直交変換される。インター
モードの場合は、逆直交変換器203の出力と第1のフ
レ−ムメモリ206に記憶されている既存の符号化方式
による局部復号信号を基にして得られた動き予測画像信
号34を加算器204で加算した信号が既存の符号化方
式の再生画像信号35として出力されるとともに、フレ
−ムメモリ206に一時的に記憶される。
【0055】高次係数の第2段階の符号化データ57は
可変長復号器604で復号され、さらに逆量子化器60
5で逆量子化される。スイッチ606によりイントラモ
−ドの場合には第1段階の逆量子化値61、インタ−モ
−ドの場合には第2のフレ−ムメモリ211に記憶され
ている局部復号信号を基にした動き予測画像信号37を
直交変換器212で直交変換して取り出された高次係数
がそれぞれ選択され、これと逆量子化器605の出力と
が加算器607で加算される。この加算器607の出力
と、既存の符号化方式の再生画像信号35を直交変換器
214で直交変換して得られた低次係数39が逆直交変
換器215で逆直交変換され、フレ−ムメモリ211に
記憶されるとともに、出力信号41となる。
可変長復号器604で復号され、さらに逆量子化器60
5で逆量子化される。スイッチ606によりイントラモ
−ドの場合には第1段階の逆量子化値61、インタ−モ
−ドの場合には第2のフレ−ムメモリ211に記憶され
ている局部復号信号を基にした動き予測画像信号37を
直交変換器212で直交変換して取り出された高次係数
がそれぞれ選択され、これと逆量子化器605の出力と
が加算器607で加算される。この加算器607の出力
と、既存の符号化方式の再生画像信号35を直交変換器
214で直交変換して得られた低次係数39が逆直交変
換器215で逆直交変換され、フレ−ムメモリ211に
記憶されるとともに、出力信号41となる。
【0056】上述した第3の実施例の画像符号化装置
は、既存の符号化方式とコンパチビリティを持つ符号化
データを作成する符号化に際して、細かく量子化された
低次の直交変換係数と粗く量子化された高次の直交変換
係数の両方が用いられている。このため、低次の係数の
みを用いる第1の実施例や粗く量子化された係数のみを
用いる第2の実施例に比べ、既存の符号化方式による再
生画像信号の画質も改善されるという利点がある。
は、既存の符号化方式とコンパチビリティを持つ符号化
データを作成する符号化に際して、細かく量子化された
低次の直交変換係数と粗く量子化された高次の直交変換
係数の両方が用いられている。このため、低次の係数の
みを用いる第1の実施例や粗く量子化された係数のみを
用いる第2の実施例に比べ、既存の符号化方式による再
生画像信号の画質も改善されるという利点がある。
【0057】また、精細な局部復号信号を記憶するフレ
−ムメモリを持ち、精細な画像信号の符号化にはこのフ
レ−ムメモリに記憶された局部復号信号を用いているた
め、従来の技術を用いた符号化方式に比べて効率的な階
層符号化が行なわれる。
−ムメモリを持ち、精細な画像信号の符号化にはこのフ
レ−ムメモリに記憶された局部復号信号を用いているた
め、従来の技術を用いた符号化方式に比べて効率的な階
層符号化が行なわれる。
【0058】図7は、本発明の第4の実施例に係る画像
符号化装置のブロック図である。この画像符号化装置
は、既存の符号化方式の局部復号信号を記憶する第1の
フレ−ムメモリ111と、精細な局部復号信号の高次係
数成分のみを記憶する第2のフレ−ムメモリ112を持
ち、最低帯域の入力画像信号11の低次係数成分および
高次係数成分をそれぞれのフレ−ムメモリ111,11
2に記憶されている信号を用いて動き補償適応予測直交
変換符号化するものである。既存の符号化方式とコンパ
チビリティを持つ符号化データを得る符号化および復号
の手順は、第1の実施例と全く同じであるので、精細な
再生画像信号の符号化および復号の手順のみを説明す
る。
符号化装置のブロック図である。この画像符号化装置
は、既存の符号化方式の局部復号信号を記憶する第1の
フレ−ムメモリ111と、精細な局部復号信号の高次係
数成分のみを記憶する第2のフレ−ムメモリ112を持
ち、最低帯域の入力画像信号11の低次係数成分および
高次係数成分をそれぞれのフレ−ムメモリ111,11
2に記憶されている信号を用いて動き補償適応予測直交
変換符号化するものである。既存の符号化方式とコンパ
チビリティを持つ符号化データを得る符号化および復号
の手順は、第1の実施例と全く同じであるので、精細な
再生画像信号の符号化および復号の手順のみを説明す
る。
【0059】この画像符号化装置では、入力画像信号1
1に対して第2のフレ−ムメモリ112に記憶されてい
る高次係数成分を基に、既存の符号化方式による符号化
に用いられたのと同じ動きベクトル16を用いて動き補
償適応予測が行われ、その残差信号が直交変換器701
で直交変換されて既存の符号化方式による局部復号信号
には含まれない高次係数のみが取り出され、これが量子
化器119で量子化され、さらに可変長符号化器120
で可変長符号化されて、精細な再生画像信号を得るため
の付加情報22として伝送/蓄積される。
1に対して第2のフレ−ムメモリ112に記憶されてい
る高次係数成分を基に、既存の符号化方式による符号化
に用いられたのと同じ動きベクトル16を用いて動き補
償適応予測が行われ、その残差信号が直交変換器701
で直交変換されて既存の符号化方式による局部復号信号
には含まれない高次係数のみが取り出され、これが量子
化器119で量子化され、さらに可変長符号化器120
で可変長符号化されて、精細な再生画像信号を得るため
の付加情報22として伝送/蓄積される。
【0060】また、量子化器119で量子化された高次
係数24は逆量子化器121で逆量子化された後、逆直
交変換器702で低次係数を0として逆直交変換され
る。高次係数成分の動き補償でインタ−モ−ドとなった
場合には、逆直交変換器702の出力と高次係数成分の
動き予測画像信号18とを加算器123で加算した信号
が第2のフレ−ムメモリ112に記憶される。
係数24は逆量子化器121で逆量子化された後、逆直
交変換器702で低次係数を0として逆直交変換され
る。高次係数成分の動き補償でインタ−モ−ドとなった
場合には、逆直交変換器702の出力と高次係数成分の
動き予測画像信号18とを加算器123で加算した信号
が第2のフレ−ムメモリ112に記憶される。
【0061】図8は、図7の画像符号化装置に対応する
画像復号装置のブロック図である。この画像復号装置で
は、精細な画像信号を得るための付加情報22が可変長
復号器208で復号され、逆量子化器209で逆量子化
された後、逆直交変換器801で低次係数を0として逆
量子化される。高次係数成分がインタ−モ−ドの場合に
は、逆直交変換器801の出力と高次係数の動き予測画
像信号38を加算器802で加算した信号が、再生画像
信号の高次係数成分71として第2のフレ−ムメモリ2
11に記憶される。そして、この高次係数成分71と既
存の符号化方式による再生画像信号35とが加算器80
3で加算され、精細な再生画像信号の最帯低域の信号4
1として出力される。
画像復号装置のブロック図である。この画像復号装置で
は、精細な画像信号を得るための付加情報22が可変長
復号器208で復号され、逆量子化器209で逆量子化
された後、逆直交変換器801で低次係数を0として逆
量子化される。高次係数成分がインタ−モ−ドの場合に
は、逆直交変換器801の出力と高次係数の動き予測画
像信号38を加算器802で加算した信号が、再生画像
信号の高次係数成分71として第2のフレ−ムメモリ2
11に記憶される。そして、この高次係数成分71と既
存の符号化方式による再生画像信号35とが加算器80
3で加算され、精細な再生画像信号の最帯低域の信号4
1として出力される。
【0062】上述した第4の実施例の画像符号化装置で
は、既存の符号化方式の局部復号信号を記憶するフレ−
ムメモリ111に加えて精細な局部復号信号の高次係数
成分を記憶するフレ−ムメモリ112を用いているた
め、高次係数成分の動き補償が効率よく行われ、従来の
技術を用いた画像符号化装置に比べて符号化効率が大幅
に向上する。なお、フレ−ムメモリ212には高次係数
成分だけを記憶しているため、第1の実施例で述べたよ
うに既存の符号化方式による画像信号の符号量を規定の
値に制御するために低次系数と高次係数の区分がフレー
ム毎に変化する場合には、第1の実施例に比べて符号化
効率が低下する。しかし、低次係数と高次係数の区分が
変化しなければ、第1の実施例と同等の性能が得られ
る。なお、本発明は適応予測を行わずに、常に動き補償
残差信号を符号化する方式である場合にも適応できる。
は、既存の符号化方式の局部復号信号を記憶するフレ−
ムメモリ111に加えて精細な局部復号信号の高次係数
成分を記憶するフレ−ムメモリ112を用いているた
め、高次係数成分の動き補償が効率よく行われ、従来の
技術を用いた画像符号化装置に比べて符号化効率が大幅
に向上する。なお、フレ−ムメモリ212には高次係数
成分だけを記憶しているため、第1の実施例で述べたよ
うに既存の符号化方式による画像信号の符号量を規定の
値に制御するために低次系数と高次係数の区分がフレー
ム毎に変化する場合には、第1の実施例に比べて符号化
効率が低下する。しかし、低次係数と高次係数の区分が
変化しなければ、第1の実施例と同等の性能が得られ
る。なお、本発明は適応予測を行わずに、常に動き補償
残差信号を符号化する方式である場合にも適応できる。
【0063】図9および図10は、このように常に動き
補償残差信号を符号化する方式による本発明の第5の実
施例に係る画像符号化装置のブロック図である。この実
施例は図1および図2から、適応予測のために用いるス
イッチ103,122,205,210が除去されてい
る点以外、第1の実施例と同様である。
補償残差信号を符号化する方式による本発明の第5の実
施例に係る画像符号化装置のブロック図である。この実
施例は図1および図2から、適応予測のために用いるス
イッチ103,122,205,210が除去されてい
る点以外、第1の実施例と同様である。
【0064】また、本発明は動き補償と直交変換と可変
長符号化の技術を用いた符号化方式に限らず、特に予測
方式として以前に符号化した画像信号を用いて予測を行
う他の符号化方式にも適用することができる。
長符号化の技術を用いた符号化方式に限らず、特に予測
方式として以前に符号化した画像信号を用いて予測を行
う他の符号化方式にも適用することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、既存の符号化方式によ
る局部復号信号を記憶する第1の記憶手段に加え、精細
な局部復号信号を記憶する第2の記憶手段を設け、精細
な画像信号の符号化においては第2の記憶手段に記憶さ
れている局部復号信号を用いて動き補償等の予測を行う
ことにより、予測効率が著しく向上し、精細な画像信号
を効率よく符号化することができ、階層化を行わない場
合と同等の符号化効率が得られる。
る局部復号信号を記憶する第1の記憶手段に加え、精細
な局部復号信号を記憶する第2の記憶手段を設け、精細
な画像信号の符号化においては第2の記憶手段に記憶さ
れている局部復号信号を用いて動き補償等の予測を行う
ことにより、予測効率が著しく向上し、精細な画像信号
を効率よく符号化することができ、階層化を行わない場
合と同等の符号化効率が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る画像符号化装置の
ブロック図
ブロック図
【図2】同実施例に係る画像復号装置のブロック図
【図3】本発明の第2の実施例に係る画像符号化装置の
ブロック図
ブロック図
【図4】同実施例に係る画像復号装置のブロック図
【図5】本発明の第3の実施例に係る画像符号化装置の
ブロック図
ブロック図
【図6】同実施例に係る画像復号装置のブロック図
【図7】本発明の第4の実施例に係る画像符号化装置の
ブロック図
ブロック図
【図8】同実施例に係る画像復号装置のブロック図
【図9】本発明の第5の実施例に係る画像符号化装置の
ブロック図
ブロック図
【図10】同実施例に係る画像復号装置のブロック図
【図11】階層的符号化装置および復号装置と既存の符
号化装置および復号装置の接続法を示すブロック図
号化装置および復号装置の接続法を示すブロック図
11…入力画像信号(最低帯域信号) 12…動き
予測画像信号 14…低次係数の符号化データ 15…局部
復号信号 22…高次係数の符号化データ 101…分
割回路 104,115,116,124,212,214,3
04,701…直交変換器 105,119,306,501,506…量子化器 106,114,120,307,308,507…可
変長符号化器 107,121,202,209,309,402,5
03,508,603,605…逆量子化器 108,125,203,215,312,405,7
02,801…逆直交変換器 111,112…フレームメモリ 113,302…
動きベクトル探索器 201,207,208,401,406,602,6
04…可変長復号器 511…マルチプレクサ 601…デマ
ルチプレクサ
予測画像信号 14…低次係数の符号化データ 15…局部
復号信号 22…高次係数の符号化データ 101…分
割回路 104,115,116,124,212,214,3
04,701…直交変換器 105,119,306,501,506…量子化器 106,114,120,307,308,507…可
変長符号化器 107,121,202,209,309,402,5
03,508,603,605…逆量子化器 108,125,203,215,312,405,7
02,801…逆直交変換器 111,112…フレームメモリ 113,302…
動きベクトル探索器 201,207,208,401,406,602,6
04…可変長復号器 511…マルチプレクサ 601…デマ
ルチプレクサ
Claims (2)
- 【請求項1】精細さの異なる複数の予測画像信号を用い
て入力画像信号の階層符号化を行うことにより符号化デ
ータをそれぞれ得る複数の符号化手段と、 これら複数の符号化手段により得られた符号化データに
それぞれ対応する局部復号信号を生成する複数の局部復
号手段と、 これら複数の局部復号手段により得られた局部復号信号
をそれぞれ記憶する複数の記憶手段と、 これら複数の記憶手段に記憶された局部復号信号から前
記予測画像信号を生成する複数の予測画像信号生成手段
とを具備することを特徴とする画像符号化装置。 - 【請求項2】精細さの異なる複数の予測画像信号を用い
て入力された符号化データを復号することにより再生画
像信号をそれぞれ得る複数の復号手段と、 これら複数の復号手段により得られた再生画像信号から
前記予測画像信号を生成する複数の予測画像信号生成手
段と、 これら複数の予測画像信号生成手段により生成された予
測画像信号をそれぞれ記憶する複数の記憶手段と具備す
ることを特徴とする画像復号装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34470691A JPH05183894A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 画像符号化/復号装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34470691A JPH05183894A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 画像符号化/復号装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05183894A true JPH05183894A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18371354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34470691A Pending JPH05183894A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 画像符号化/復号装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05183894A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6021259A (en) * | 1995-07-10 | 2000-02-01 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method for conversion of structured data between different formats |
| US6411395B1 (en) * | 1997-07-23 | 2002-06-25 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method for conversion of data between different formats |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP34470691A patent/JPH05183894A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6021259A (en) * | 1995-07-10 | 2000-02-01 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method for conversion of structured data between different formats |
| US6411395B1 (en) * | 1997-07-23 | 2002-06-25 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method for conversion of data between different formats |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100714696B1 (ko) | 다계층 기반의 가중 예측을 이용한 비디오 코딩 방법 및장치 | |
| JP2935934B2 (ja) | 圧縮動画像データ生成方法及びデコード方法 | |
| US5136371A (en) | Digital image coding using random scanning | |
| US5467086A (en) | Apparatus and method of coding/decoding video data | |
| JP3496959B2 (ja) | ディジタル信号の符号化装置及び復号装置 | |
| US6130911A (en) | Method and apparatus for compressing reference frames in an interframe video codec | |
| EP0734164B1 (en) | Video signal encoding method and apparatus having a classification device | |
| KR20060135992A (ko) | 다계층 기반의 가중 예측을 이용한 비디오 코딩 방법 및장치 | |
| US20090148054A1 (en) | Method, medium and apparatus encoding/decoding image hierarchically | |
| JP2005507587A (ja) | 空間的にスケーラブルな圧縮 | |
| US20060245498A1 (en) | Method and apparatus for encoding/decoding multi-layer video using weighted prediction | |
| JPH0851626A (ja) | 動画像信号の変換係数量子化方法及び装置、並びに動画像信号圧縮装置 | |
| US20060280372A1 (en) | Multilayer-based video encoding method, decoding method, video encoder, and video decoder using smoothing prediction | |
| WO2007111473A1 (en) | Scalable video encoding and decoding method using switching pictures and apparatus thereof | |
| JPWO2008129855A1 (ja) | 画像データ復号化装置、画像データ復号化方法 | |
| US20060233240A1 (en) | Context-based adaptive arithmetic coding and decoding methods and apparatuses with improved coding efficiency and video coding and decoding methods and apparatuses using the same | |
| US20050163217A1 (en) | Method and apparatus for coding and decoding video bitstream | |
| JP3659366B2 (ja) | 階層符号化装置 | |
| US7436889B2 (en) | Methods and systems for reducing requantization-originated generational error in predictive video streams using motion compensation | |
| JP2005167962A (ja) | 符号化信号分離装置、符号化信号合成装置および符号化信号分離合成システム | |
| US20060165303A1 (en) | Video coding method and apparatus for efficiently predicting unsynchronized frame | |
| JPH08294125A (ja) | 動画像符号化装置および動画像復号化装置 | |
| US20060250520A1 (en) | Video coding method and apparatus for reducing mismatch between encoder and decoder | |
| JP2007266749A (ja) | 符号化方法 | |
| JPH05183894A (ja) | 画像符号化/復号装置 |