JPH05185444A - 粘着シートの基材フィルムキャスティング方法 - Google Patents
粘着シートの基材フィルムキャスティング方法Info
- Publication number
- JPH05185444A JPH05185444A JP4001535A JP153592A JPH05185444A JP H05185444 A JPH05185444 A JP H05185444A JP 4001535 A JP4001535 A JP 4001535A JP 153592 A JP153592 A JP 153592A JP H05185444 A JPH05185444 A JP H05185444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base film
- adhesive sheet
- roll
- organosol
- backup roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 「ぼやけ」現象を発生させることなく均一な
厚みの基材フィルムを2ロール方式で得ることを可能と
する粘着シートの基材フィルムキャスティング方法を得
る。 【構成】 バックアップロール13の外周面に軟質弾性
体シート16を巻回・固定し、該バックアップロール1
3とコンマロール12との間に工程紙11を供給し、オ
ルガノゾル14をキャスティングし、それによって均一
な厚みのオルガノゾル層14a、ひいては均一な厚みの
基材フィルムを得る粘着シートの基材フィルムキャステ
ィング方法。
厚みの基材フィルムを2ロール方式で得ることを可能と
する粘着シートの基材フィルムキャスティング方法を得
る。 【構成】 バックアップロール13の外周面に軟質弾性
体シート16を巻回・固定し、該バックアップロール1
3とコンマロール12との間に工程紙11を供給し、オ
ルガノゾル14をキャスティングし、それによって均一
な厚みのオルガノゾル層14a、ひいては均一な厚みの
基材フィルムを得る粘着シートの基材フィルムキャステ
ィング方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着シートの基材フィ
ルムキャスティング方法に関し、特に、電飾看板用粘着
シートを得るのに適した粘着シートの基材フィルムキャ
スティング方法に関する。
ルムキャスティング方法に関し、特に、電飾看板用粘着
シートを得るのに適した粘着シートの基材フィルムキャ
スティング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電飾看板は、乳白半透明に着色されたア
クリル等からなる合成樹脂板の函体内に電灯を配置し、
この合成樹脂板の外表面に、着色透明または半透明の粘
着シートを貼り付け、夜間には、内部の電灯の光により
着色透明または半透明の粘着シートの模様や色等を浮か
び上がらせるものである。上記着色透明もしくは半透明
の粘着シート(以下、着色粘着シートと略す)は、均一
な厚みを有する基材フィルムの一方面に粘着剤層を設け
てなる。なお、場合によっては、上記基材フィルムに
は、装飾効果を発揮させるための文字や模様等が印刷さ
れている。上記着色粘着シートは、一般に、2ロール方
式により基材フィルムを得た後に、得られた基材フィル
ムの一方面に粘着剤層を形成することにより製造されて
いる。
クリル等からなる合成樹脂板の函体内に電灯を配置し、
この合成樹脂板の外表面に、着色透明または半透明の粘
着シートを貼り付け、夜間には、内部の電灯の光により
着色透明または半透明の粘着シートの模様や色等を浮か
び上がらせるものである。上記着色透明もしくは半透明
の粘着シート(以下、着色粘着シートと略す)は、均一
な厚みを有する基材フィルムの一方面に粘着剤層を設け
てなる。なお、場合によっては、上記基材フィルムに
は、装飾効果を発揮させるための文字や模様等が印刷さ
れている。上記着色粘着シートは、一般に、2ロール方
式により基材フィルムを得た後に、得られた基材フィル
ムの一方面に粘着剤層を形成することにより製造されて
いる。
【0003】上記基材フィルムを2ロール方式により得
る方法の一例を、図2に示す。図2において、1は工程
紙、2は塗工ロールとしてのコンマロール、3は矢印A
方向に回転されているバックアップロールを示す。この
方法では、紙又は合成樹脂等からなる工程紙1がコンマ
ロール2とバックアップロール3との間を図示の矢印方
向に通過させられる。そして、基材フィルムを構成する
ためのオルガノゾル4が工程紙1の一方面上に供給さ
れ、それによって、工程紙1の一方面にオルガノゾル4
が所定の膜厚にキャスティングされる。キャスティング
されたオルガノゾル層4aは、図示しない乾燥装置内で
乾燥され、それによって、基材フィルムが工程紙1の一
方面上に形成される。基材フィルムの厚みは、コンマロ
ール2とバックアップロール3との間のクリアランスを
調整することにより、所望の大きさとされる。
る方法の一例を、図2に示す。図2において、1は工程
紙、2は塗工ロールとしてのコンマロール、3は矢印A
方向に回転されているバックアップロールを示す。この
方法では、紙又は合成樹脂等からなる工程紙1がコンマ
ロール2とバックアップロール3との間を図示の矢印方
向に通過させられる。そして、基材フィルムを構成する
ためのオルガノゾル4が工程紙1の一方面上に供給さ
れ、それによって、工程紙1の一方面にオルガノゾル4
が所定の膜厚にキャスティングされる。キャスティング
されたオルガノゾル層4aは、図示しない乾燥装置内で
乾燥され、それによって、基材フィルムが工程紙1の一
方面上に形成される。基材フィルムの厚みは、コンマロ
ール2とバックアップロール3との間のクリアランスを
調整することにより、所望の大きさとされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バックアッ
プロール3は、通常、炭素鋼等の硬質金属材料からな
る。従って、図3に拡大して示す様に、バックアップロ
ール3の外表面に、一定の大きさ以上の異物5が付着し
ていると、搬送されてきた工程紙1が、該異物5上で脹
らむ。その結果、工程紙1の膨らんだ部分においてオル
ガノゾル4のキャスティング厚が薄くなるため、得られ
た基材フィルムに厚みの薄い部分が生じるという問題が
あった。
プロール3は、通常、炭素鋼等の硬質金属材料からな
る。従って、図3に拡大して示す様に、バックアップロ
ール3の外表面に、一定の大きさ以上の異物5が付着し
ていると、搬送されてきた工程紙1が、該異物5上で脹
らむ。その結果、工程紙1の膨らんだ部分においてオル
ガノゾル4のキャスティング厚が薄くなるため、得られ
た基材フィルムに厚みの薄い部分が生じるという問題が
あった。
【0005】基材フィルムの一部に厚みの薄い部分が生
じると、前述した着色粘着シートを構成した場合に、基
材フィルムの厚みの薄い部分だけが他の部分に比べて色
が薄くなる。この様な現象は、一般に「ぼやけ」と称さ
れている。電飾看板用粘着シートは、夜間には内部の電
灯等により照明されるものであるため、粘着シートにわ
ずかな視覚的不良部分が存在したとしても、装飾作用に
致命的な欠陥を与える。従って、上記「ぼやけ」の発生
を防止することが非常に重要である。上記「ぼやけ」を
防止するには、基材フィルムのキャスティングにあた
り、上記異物5のバックアップロール3の外表面への付
着を防止すればよい。しかしながら、可能な限り周囲の
環境を整え、多大の注意を払ったとしても、バックアッ
プロール3の外表面に異物5が付着することを完全に防
止することは不可能である。従って、従来法では、「ぼ
やけ」の発生を完全に防止することは出来なかった。
じると、前述した着色粘着シートを構成した場合に、基
材フィルムの厚みの薄い部分だけが他の部分に比べて色
が薄くなる。この様な現象は、一般に「ぼやけ」と称さ
れている。電飾看板用粘着シートは、夜間には内部の電
灯等により照明されるものであるため、粘着シートにわ
ずかな視覚的不良部分が存在したとしても、装飾作用に
致命的な欠陥を与える。従って、上記「ぼやけ」の発生
を防止することが非常に重要である。上記「ぼやけ」を
防止するには、基材フィルムのキャスティングにあた
り、上記異物5のバックアップロール3の外表面への付
着を防止すればよい。しかしながら、可能な限り周囲の
環境を整え、多大の注意を払ったとしても、バックアッ
プロール3の外表面に異物5が付着することを完全に防
止することは不可能である。従って、従来法では、「ぼ
やけ」の発生を完全に防止することは出来なかった。
【0006】本発明の目的は、粘着シートの基材フィル
ムを形成するにあたり、上記「ぼやけ」現象の発生を確
実に防止することが可能な粘着シートの基材フィルムキ
ャスティング方法を提供することにある。
ムを形成するにあたり、上記「ぼやけ」現象の発生を確
実に防止することが可能な粘着シートの基材フィルムキ
ャスティング方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の粘着シートの基
材フィルムキャスティング方法は、塗工ロールとバック
アップロールとの間に工程紙を通過させるに際し、該工
程紙上に粘着シートの基材を構成するためのオルガノゾ
ルをキャスティングし、基材フィルムを得る粘着シート
の基材フィルムキャスティング方法において、前記バッ
クアップロールとして、外周面に軟質弾性体層を設けて
なるバックアップロールを用いたことを特徴とする。な
お、上記軟質弾性体層とは、JIS6301−5.2の
硬度が45度以下の柔軟性を有する層を指し、該軟質弾
性体層は、軟質弾性体シートを従来より公知の金属製バ
ックアップロールの外周面に巻き付けることにより、あ
るいは金属その他の剛性材料よりなるロールの外周面に
上記硬度の軟質弾性体層を形成することにより構成され
る。
材フィルムキャスティング方法は、塗工ロールとバック
アップロールとの間に工程紙を通過させるに際し、該工
程紙上に粘着シートの基材を構成するためのオルガノゾ
ルをキャスティングし、基材フィルムを得る粘着シート
の基材フィルムキャスティング方法において、前記バッ
クアップロールとして、外周面に軟質弾性体層を設けて
なるバックアップロールを用いたことを特徴とする。な
お、上記軟質弾性体層とは、JIS6301−5.2の
硬度が45度以下の柔軟性を有する層を指し、該軟質弾
性体層は、軟質弾性体シートを従来より公知の金属製バ
ックアップロールの外周面に巻き付けることにより、あ
るいは金属その他の剛性材料よりなるロールの外周面に
上記硬度の軟質弾性体層を形成することにより構成され
る。
【0008】上記軟質弾性体層は、バックアップロール
の外周面に異物が付着した場合に、バックアップロール
と塗工ロールとの間を通過される工程紙が該異物上で盛
り上がらないようにするのに十分な弾性を有する必要が
あり、従って、上記硬度の軟質弾性体から構成されてい
る。なお、軟質弾性体層の厚みについては、異物の大き
さや軟質弾性体層の硬度によっても異なるため、一義的
には定め得ないが、通常、2〜20mm程度とされる。
また、上記軟質弾性体層を構成する弾性体材料として
は、特に限定されず、上記硬度範囲の天然ゴム又は合成
ゴム、又、ポリエチレン、ウレタン等の合成樹脂発泡体
のうち任意のものを用いることができるが、強度、厚み
の安定性からゴムが好適である。
の外周面に異物が付着した場合に、バックアップロール
と塗工ロールとの間を通過される工程紙が該異物上で盛
り上がらないようにするのに十分な弾性を有する必要が
あり、従って、上記硬度の軟質弾性体から構成されてい
る。なお、軟質弾性体層の厚みについては、異物の大き
さや軟質弾性体層の硬度によっても異なるため、一義的
には定め得ないが、通常、2〜20mm程度とされる。
また、上記軟質弾性体層を構成する弾性体材料として
は、特に限定されず、上記硬度範囲の天然ゴム又は合成
ゴム、又、ポリエチレン、ウレタン等の合成樹脂発泡体
のうち任意のものを用いることができるが、強度、厚み
の安定性からゴムが好適である。
【0009】
【作用】本発明の粘着シートの基材フィルムキャスティ
ング方法では、バックアップロールの外周面に軟質弾性
体層が設けられているため、塗工ロールとバックアップ
ロールとの間を工程紙が通過されるに際し、軟質弾性体
層の外周面に異物が付着していたとしても、工程紙がバ
ックアップロール側に押しつけられる際に、異物が上記
軟質弾性体層に押し込まれる。従って、工程紙に部分的
な脹らみや盛り上がりが生じない。そのため、工程紙上
に均一な厚みにオルガノゾルをキャスティングすること
ができ、均一な厚みの基材フィルムを得ることができ
る。よって、前述した「ぼやけ」現象の発生を確実に防
止し得る。
ング方法では、バックアップロールの外周面に軟質弾性
体層が設けられているため、塗工ロールとバックアップ
ロールとの間を工程紙が通過されるに際し、軟質弾性体
層の外周面に異物が付着していたとしても、工程紙がバ
ックアップロール側に押しつけられる際に、異物が上記
軟質弾性体層に押し込まれる。従って、工程紙に部分的
な脹らみや盛り上がりが生じない。そのため、工程紙上
に均一な厚みにオルガノゾルをキャスティングすること
ができ、均一な厚みの基材フィルムを得ることができ
る。よって、前述した「ぼやけ」現象の発生を確実に防
止し得る。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例に
かかる粘着シートの基材フィルムキャスティング方法を
説明する。図1は、本発明の一実施例における基材フィ
ルムキャスティング方法のを説明するための部分切欠拡
大断面図である。図1において、11は、紙又はポリエ
チレンテレフタレートフィルム等からなる工程紙を示
す。工程紙11は、塗工ロールとしてのコンマロール1
2とバックアップロール13との間を通過され、その際
に、オルガノゾル14が工程紙11上にキャスティング
される。ここまでは、従来から公知の基材フィルムキャ
スティング方法と同様である。
かかる粘着シートの基材フィルムキャスティング方法を
説明する。図1は、本発明の一実施例における基材フィ
ルムキャスティング方法のを説明するための部分切欠拡
大断面図である。図1において、11は、紙又はポリエ
チレンテレフタレートフィルム等からなる工程紙を示
す。工程紙11は、塗工ロールとしてのコンマロール1
2とバックアップロール13との間を通過され、その際
に、オルガノゾル14が工程紙11上にキャスティング
される。ここまでは、従来から公知の基材フィルムキャ
スティング方法と同様である。
【0011】本実施例の特徴は、金属製のバックアップ
ロール13の外周面に軟質弾性体層を構成するためにS
BRよりなる軟質弾性体シート16が巻回・固定されて
いることにある。軟質弾性体シート16の外周面に異物
17が付着している場合の該軟質弾性体シート16の作
用を説明する。工程紙11には、コンマロール12とバ
ックアップロール13との間(正確にはコンマロール1
2と軟質弾性体シート16との間)を通過されるに際
し、一面にオルガノゾル14が供給されるが、その際に
工程紙11にはオルガノゾルのキャスティング厚に応じ
た力が該工程紙11を軟質弾性体シート16側に押しつ
けるように働く。この場合、従来法では、バックアップ
ロールの外周面に異物が付着していると、該異物上にお
いて工程紙が膨らむという問題があった。
ロール13の外周面に軟質弾性体層を構成するためにS
BRよりなる軟質弾性体シート16が巻回・固定されて
いることにある。軟質弾性体シート16の外周面に異物
17が付着している場合の該軟質弾性体シート16の作
用を説明する。工程紙11には、コンマロール12とバ
ックアップロール13との間(正確にはコンマロール1
2と軟質弾性体シート16との間)を通過されるに際
し、一面にオルガノゾル14が供給されるが、その際に
工程紙11にはオルガノゾルのキャスティング厚に応じ
た力が該工程紙11を軟質弾性体シート16側に押しつ
けるように働く。この場合、従来法では、バックアップ
ロールの外周面に異物が付着していると、該異物上にお
いて工程紙が膨らむという問題があった。
【0012】これに対して、本実施例では、図1に示さ
れているように、上記力により、軟質弾性体シート16
が凹み、異物17は軟質弾性体シート16の厚み内に吸
収される。その結果、異物17が付着している部分にお
いても工程紙11の平坦性が保たれ、従って、均一な厚
みにオルガノゾル14がキャスティングされる。よっ
て、キャスティングされたオルガノゾル層14aを乾燥
させ、固化させることにより、図4に示す様に均一な厚
みの基材フィルム18を得ることができる。
れているように、上記力により、軟質弾性体シート16
が凹み、異物17は軟質弾性体シート16の厚み内に吸
収される。その結果、異物17が付着している部分にお
いても工程紙11の平坦性が保たれ、従って、均一な厚
みにオルガノゾル14がキャスティングされる。よっ
て、キャスティングされたオルガノゾル層14aを乾燥
させ、固化させることにより、図4に示す様に均一な厚
みの基材フィルム18を得ることができる。
【0013】次に具体的な実験例につき説明する。バッ
クアップロール13として、直径300mmの金属製バ
ックアップロールを用意し、その外周面に厚さ5mmの
SBRよりなる軟質弾性体シート16を巻付け固定し
た。そして、コンマロール12と軟質弾性体シート16
との間のクリアランスを220μm、及び工程紙11の
搬送速度20m/分の条件で、オルガノゾル14をキャ
スティングした。
クアップロール13として、直径300mmの金属製バ
ックアップロールを用意し、その外周面に厚さ5mmの
SBRよりなる軟質弾性体シート16を巻付け固定し
た。そして、コンマロール12と軟質弾性体シート16
との間のクリアランスを220μm、及び工程紙11の
搬送速度20m/分の条件で、オルガノゾル14をキャ
スティングした。
【0014】オルガノゾル14は以下のようにして調製
した。まず、塩化ビニール(三菱化成ビニル社製、商品
名:ビニカP−540)を100重量部、安定剤(勝田
化工社製、商品名:BZ−100J)を2重量部、紫外
線吸収剤(チバ・ガイギー社製、商品名:Tinuvi
n326)を0.5重量部、可塑剤(大日本インキ社
製、商品名:ポリサイザーW−2600)を30重量
部、顔料(チバ・ガイギー社製、商品名:CINQUA
SIA Red B)を1.5重量部、希釈溶剤(シェ
ル化学社製、商品名:ソルベック♯150)を60重量
部用意し、これらをディゾルバーで30分間分散し、着
色オルガノゾルを得た。次に、この着色オルガノゾル1
94重量部に、パールマイカ(メルクジャパン社製、商
品名:Iriodin205)を20重量部加え、ディ
ゾルバーで10分間分散し、パールマイカ含有着色オル
ガノゾルを得、該パールマイカ含有着色オルガノゾルを
上記オルガノゾル14として用いた。
した。まず、塩化ビニール(三菱化成ビニル社製、商品
名:ビニカP−540)を100重量部、安定剤(勝田
化工社製、商品名:BZ−100J)を2重量部、紫外
線吸収剤(チバ・ガイギー社製、商品名:Tinuvi
n326)を0.5重量部、可塑剤(大日本インキ社
製、商品名:ポリサイザーW−2600)を30重量
部、顔料(チバ・ガイギー社製、商品名:CINQUA
SIA Red B)を1.5重量部、希釈溶剤(シェ
ル化学社製、商品名:ソルベック♯150)を60重量
部用意し、これらをディゾルバーで30分間分散し、着
色オルガノゾルを得た。次に、この着色オルガノゾル1
94重量部に、パールマイカ(メルクジャパン社製、商
品名:Iriodin205)を20重量部加え、ディ
ゾルバーで10分間分散し、パールマイカ含有着色オル
ガノゾルを得、該パールマイカ含有着色オルガノゾルを
上記オルガノゾル14として用いた。
【0015】上記オルガノゾル14を前述の条件でキャ
スティングし、オルガノゾル層14aを形成した後、オ
ーブンにて80℃×1分間及び200℃×1分間の条件
で加熱し、乾燥することにより、厚さ約60μmの基材
フィルム17を工程紙11上に形成することができた。
上記のようにして得られた基材フィルム17では、「ぼ
やけ」現象は全く見られず、均一な厚みを有していた。
そして、得られた基材フィルムの一面に粘着剤層を形成
して、電飾看板装飾用粘着シートを得、電飾看板に貼着
したところ、装飾欠陥は全く認められなかった。なお、
上記実験例では、上記特定の組成のパールマイカ含有着
色オルガノゾルを用いたが、本発明の粘着シートの基材
フィルムキャスティング方法では、粘着シートの基材フ
ィルムを構成するのに適当な任意のオルガノゾルを用い
ることができる。
スティングし、オルガノゾル層14aを形成した後、オ
ーブンにて80℃×1分間及び200℃×1分間の条件
で加熱し、乾燥することにより、厚さ約60μmの基材
フィルム17を工程紙11上に形成することができた。
上記のようにして得られた基材フィルム17では、「ぼ
やけ」現象は全く見られず、均一な厚みを有していた。
そして、得られた基材フィルムの一面に粘着剤層を形成
して、電飾看板装飾用粘着シートを得、電飾看板に貼着
したところ、装飾欠陥は全く認められなかった。なお、
上記実験例では、上記特定の組成のパールマイカ含有着
色オルガノゾルを用いたが、本発明の粘着シートの基材
フィルムキャスティング方法では、粘着シートの基材フ
ィルムを構成するのに適当な任意のオルガノゾルを用い
ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の粘着シートの基
材フィルムキャスティング方法では、バックアップロー
ルの外周面に軟質弾性体層が形成されているため、軟質
弾性体層の外周面上に異物が付着していたとしても、
「ぼやけ」現象を生じさせることなく、オルガノゾルを
均一な厚みに工程紙上にキャスティングすることが出来
る。よって、電飾看板用粘着シートに最適な基材フィル
ムを提供することが可能となる。
材フィルムキャスティング方法では、バックアップロー
ルの外周面に軟質弾性体層が形成されているため、軟質
弾性体層の外周面上に異物が付着していたとしても、
「ぼやけ」現象を生じさせることなく、オルガノゾルを
均一な厚みに工程紙上にキャスティングすることが出来
る。よって、電飾看板用粘着シートに最適な基材フィル
ムを提供することが可能となる。
【0017】なお、本発明の基材フィルムキャスティン
グ方法は、上記のようにバックアップロール上に存在す
る異物による「ぼやけ」現象の発生を防止することに特
徴を有するものであり、上記電飾看板用粘着シートを得
るのに好適に用いられるが、その他の用途に用いられる
粘着シート用基材フィルムを得る場合にも適用すること
が出来る。
グ方法は、上記のようにバックアップロール上に存在す
る異物による「ぼやけ」現象の発生を防止することに特
徴を有するものであり、上記電飾看板用粘着シートを得
るのに好適に用いられるが、その他の用途に用いられる
粘着シート用基材フィルムを得る場合にも適用すること
が出来る。
【図1】本発明の一実施例の粘着シートの基材フィルム
キャスティング方法を説明するための部分切欠拡大断面
図。
キャスティング方法を説明するための部分切欠拡大断面
図。
【図2】2ロール方式により工程紙上にオルガノゾルを
キャスティングし基材フィルムを得る方法を説明するた
めの模式的側面図。
キャスティングし基材フィルムを得る方法を説明するた
めの模式的側面図。
【図3】従来の粘着シートの基材フィルムキャスティン
グ方法を説明するための部分切欠拡大断面図。
グ方法を説明するための部分切欠拡大断面図。
【図4】実施例で得られた工程紙上に形成された基材フ
ィルムを示す部分切欠断面図。
ィルムを示す部分切欠断面図。
11…工程紙 12…塗工ロールとしてのコンマロール 13…バックアップロール 14…オルガノゾル 16…軟質弾性体シート 17…異物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 7/02 103 7188−4F 27/00 M 7717−4F G09F 13/04 7319−5G 13/08 7319−5G // B29L 7:00 4F 9:00 4F
Claims (1)
- 【請求項1】 塗工ロールとバックアップロールとの間
に工程紙を通過させるに際し、該工程紙上に、粘着シー
トの基材を構成するためのオルガノゾルをキャスティン
グして基材フィルムを得る粘着シートの基材フィルムキ
ャスティング方法において、 前記バックアップロールとして、外周面に軟質弾性体層
が設けられてなるバックアップロールを用いることを特
徴とする、粘着シートの基材フィルムキャスティング方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4001535A JPH05185444A (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 粘着シートの基材フィルムキャスティング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4001535A JPH05185444A (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 粘着シートの基材フィルムキャスティング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05185444A true JPH05185444A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=11504220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4001535A Pending JPH05185444A (ja) | 1992-01-08 | 1992-01-08 | 粘着シートの基材フィルムキャスティング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05185444A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020016263A1 (de) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | Merck Patent Gmbh | Anzeigevorrichtung, deren herstellung und verwendung |
-
1992
- 1992-01-08 JP JP4001535A patent/JPH05185444A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020016263A1 (de) * | 2018-07-20 | 2020-01-23 | Merck Patent Gmbh | Anzeigevorrichtung, deren herstellung und verwendung |
| CN112639031A (zh) * | 2018-07-20 | 2021-04-09 | 默克专利股份有限公司 | 显示器件及其制造和用途 |
| CN112639031B (zh) * | 2018-07-20 | 2022-07-26 | 默克专利股份有限公司 | 显示器件及其制造和用途 |
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