JPH05185773A - 情報記憶カード - Google Patents
情報記憶カードInfo
- Publication number
- JPH05185773A JPH05185773A JP4090930A JP9093092A JPH05185773A JP H05185773 A JPH05185773 A JP H05185773A JP 4090930 A JP4090930 A JP 4090930A JP 9093092 A JP9093092 A JP 9093092A JP H05185773 A JPH05185773 A JP H05185773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording layer
- information storage
- storage card
- support
- card
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は必要な情報を低コスト且つ簡易に表
示でき、しかも摩擦によっても容易に消えない高コント
ラストの表示画像が得られる情報カードを提供する。 【構成】 支持体上に樹脂母材とこの母材中に分散され
た有機低分子物質を主成分とし、温度により透明度が可
逆的に変化する感熱層と磁性材料の磁気記録層と、その
層の直下又は支持体の感熱層対応部が着色されている情
報記録カード。
示でき、しかも摩擦によっても容易に消えない高コント
ラストの表示画像が得られる情報カードを提供する。 【構成】 支持体上に樹脂母材とこの母材中に分散され
た有機低分子物質を主成分とし、温度により透明度が可
逆的に変化する感熱層と磁性材料の磁気記録層と、その
層の直下又は支持体の感熱層対応部が着色されている情
報記録カード。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一時的な表示が可能な磁
気カードからなる情報記憶カードに関する。
気カードからなる情報記憶カードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報通信システム(IN
S)、付加価値通信網(VAN)など、情報関連技術が
急速に発達しており、情報の価値が大きくなってきてい
る。それに伴ない、情報の伝達方法や、情報の記憶・表
示といった情報処理関連機器などの開示表示機能がない
ために、情報の表示のためのハードコピーを別に必要と
している。例えば、現在広く利用されているキャッシュ
カードなどでお金の出し入れをした場合、預金額の残高
情報を利用者に知らせるために、別にハードコピーに出
力させている。同様に、クレジットカードやその他のカ
ードの利用時においても、表示機能がないために別にハ
ードコピーを必要としている場合が非常に多く、カード
に表示機能を持たせたいという要望は高い。このため、
その一つの実現手段として、ICカードなどに液晶表示
デバイス及び薄型の電池を内蔵させて表示機能を持た
せ、且つ、電卓にもなるといった多機能カードなども検
討されているが、電池の必要なことや、カードコストが
かなり高くなることから、カードの手軽さに対する問題
を有している。また、特開昭62-135394号には電圧制御
のカー効果を有する強誘電体透光性材料を用いた表示デ
バイスとICカードなどを組合せた情報記憶カードが提
案されているが、画像表示はカー効果による光の微少な
偏光角度を利用したものなので、コントラストが低く、
しかも表示面を指などでこすって電荷が逃げたりする
と、表示が消えてしまうなど未だ完全なものではない。
S)、付加価値通信網(VAN)など、情報関連技術が
急速に発達しており、情報の価値が大きくなってきてい
る。それに伴ない、情報の伝達方法や、情報の記憶・表
示といった情報処理関連機器などの開示表示機能がない
ために、情報の表示のためのハードコピーを別に必要と
している。例えば、現在広く利用されているキャッシュ
カードなどでお金の出し入れをした場合、預金額の残高
情報を利用者に知らせるために、別にハードコピーに出
力させている。同様に、クレジットカードやその他のカ
ードの利用時においても、表示機能がないために別にハ
ードコピーを必要としている場合が非常に多く、カード
に表示機能を持たせたいという要望は高い。このため、
その一つの実現手段として、ICカードなどに液晶表示
デバイス及び薄型の電池を内蔵させて表示機能を持た
せ、且つ、電卓にもなるといった多機能カードなども検
討されているが、電池の必要なことや、カードコストが
かなり高くなることから、カードの手軽さに対する問題
を有している。また、特開昭62-135394号には電圧制御
のカー効果を有する強誘電体透光性材料を用いた表示デ
バイスとICカードなどを組合せた情報記憶カードが提
案されているが、画像表示はカー効果による光の微少な
偏光角度を利用したものなので、コントラストが低く、
しかも表示面を指などでこすって電荷が逃げたりする
と、表示が消えてしまうなど未だ完全なものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は必要な
情報を低コストで、且つ簡易に表示でき、しかも摩擦に
よっても容易に消えない高コントラストの表示画像が得
られる情報記憶カードを提供することである。
情報を低コストで、且つ簡易に表示でき、しかも摩擦に
よっても容易に消えない高コントラストの表示画像が得
られる情報記憶カードを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記憶カード
は次の2つを基本構成とするものである。 (1)支持体上に樹脂母材とこの樹脂母材中に分散され
た有機低分子物質とを主成分とし、温度により透明度が
可逆的に変化する感熱記録層と磁性材料を主成分とする
磁気記録層とを有すると共に、少くとも感熱記録層直下
又は支持体の感熱記録層対応部分が着色されている情報
記憶カード。 (2)一方の面に凹部を有する支持体の前記凹部に温度
により透明度が可逆的に変化する感熱記録層を有し、且
つこの支持体上に磁性材料を主成分とする磁気記録層を
有すると共に、少くとも感熱記録層直下又は支持体の感
熱記録層対応部分が着色されている情報記憶カード。 本発明の情報記憶カード(1)は支持体上に着色層を有
するか或いは支持体自体が着色されているかによって次
のように分類できる。即ち前者の具体例は図1〜図4の
通りであり、また後者の具体例は図5〜図6の通りであ
る。図1(a)及び(b)の情報記憶カードは支持体1の一
方の面の少くとも一部に着色層2を設け、更にこの着色
層の一部の上に可逆性感熱記録層3を設けると共に、同
一面の残部の少くとも一部に磁気記録層4を設けたもの
である。なお着色層2は感熱記録層3に形成される表示
画像を見易くするために設けたものである。図2(a)〜
(i)の情報記憶カードは支持体1の一方の面の少くとも
一部に磁気記録層4を設け、更に同一面の少くとも磁気
記録層4上に着色層2を設けると共に、同一面の少くと
も着色層2上に可逆性感熱記録層3を設けたものであ
る。図3(a)〜(h)の情報記憶カードは支持体1の一方
の面の少くとも一部に着色層2を設け、更に同一面の少
くとも着色層2上に可逆性感熱記録層3を設けると共
に、反対面の少くとも一部に磁気記録層4を設けたもの
である。図4(a)〜(h)の情報記憶カードは透明支持体
1″の一方の面の少くとも一部に着色層2を設け、更に
同一面の少くとも着色層2上に磁気記録層4を設けると
共に、他方の面の少くとも着色層対応部分に可逆性感熱
記録層3を設けたものである。図5(a)〜(b)の情報記
憶カードは着色支持体1′の一方の面の一部に磁気記録
層4を設けると共に、同一面の少くとも残部の一部に可
逆性感熱記録層3を設けたものである。図6(a)〜(d)
の情報記憶カードは着色支持体1′の一方の面の少くと
も一部に可逆性感熱記録層3を設けると共に、他方の面
の少くとも一部に磁気記録層4を設けたものである。
は次の2つを基本構成とするものである。 (1)支持体上に樹脂母材とこの樹脂母材中に分散され
た有機低分子物質とを主成分とし、温度により透明度が
可逆的に変化する感熱記録層と磁性材料を主成分とする
磁気記録層とを有すると共に、少くとも感熱記録層直下
又は支持体の感熱記録層対応部分が着色されている情報
記憶カード。 (2)一方の面に凹部を有する支持体の前記凹部に温度
により透明度が可逆的に変化する感熱記録層を有し、且
つこの支持体上に磁性材料を主成分とする磁気記録層を
有すると共に、少くとも感熱記録層直下又は支持体の感
熱記録層対応部分が着色されている情報記憶カード。 本発明の情報記憶カード(1)は支持体上に着色層を有
するか或いは支持体自体が着色されているかによって次
のように分類できる。即ち前者の具体例は図1〜図4の
通りであり、また後者の具体例は図5〜図6の通りであ
る。図1(a)及び(b)の情報記憶カードは支持体1の一
方の面の少くとも一部に着色層2を設け、更にこの着色
層の一部の上に可逆性感熱記録層3を設けると共に、同
一面の残部の少くとも一部に磁気記録層4を設けたもの
である。なお着色層2は感熱記録層3に形成される表示
画像を見易くするために設けたものである。図2(a)〜
(i)の情報記憶カードは支持体1の一方の面の少くとも
一部に磁気記録層4を設け、更に同一面の少くとも磁気
記録層4上に着色層2を設けると共に、同一面の少くと
も着色層2上に可逆性感熱記録層3を設けたものであ
る。図3(a)〜(h)の情報記憶カードは支持体1の一方
の面の少くとも一部に着色層2を設け、更に同一面の少
くとも着色層2上に可逆性感熱記録層3を設けると共
に、反対面の少くとも一部に磁気記録層4を設けたもの
である。図4(a)〜(h)の情報記憶カードは透明支持体
1″の一方の面の少くとも一部に着色層2を設け、更に
同一面の少くとも着色層2上に磁気記録層4を設けると
共に、他方の面の少くとも着色層対応部分に可逆性感熱
記録層3を設けたものである。図5(a)〜(b)の情報記
憶カードは着色支持体1′の一方の面の一部に磁気記録
層4を設けると共に、同一面の少くとも残部の一部に可
逆性感熱記録層3を設けたものである。図6(a)〜(d)
の情報記憶カードは着色支持体1′の一方の面の少くと
も一部に可逆性感熱記録層3を設けると共に、他方の面
の少くとも一部に磁気記録層4を設けたものである。
【0005】一方、本発明の情報記憶カード(2)は着色
層が支持体の凹部にあるか或いは凹部とは反対の支持体
面にあるかによって次のように分類できる。即ち前者の
具体例は図7(a)〜(c)の通りであり、また後者の具体
例は図8(a)〜(e)の通りである。図7(a)〜(c)の情
報記憶カードは一方の面に凹部5を有する支持体1の凹
部5に着色層2及び可逆性感熱記録層3を順次設けると
共に、同一面の感熱記録層以外の部分の少くとも一部又
は他方の面の少くとも一部に磁気記録層4を設けたもの
である。また図8(a)〜(f)の情報記憶カードは一方の
面に凹部5を有する透明支持体1″の凹部5に可逆性感
熱記録層3を設け、他方の面の少くとも感熱記録層対応
部分に着色層2を設けると共に、前記一方の面の感熱記
録層以外の部分の少くとも一部又は前記他方の面の少く
とも一部に磁気記録層4を設けたものである。なお図7
〜図8の情報記憶カードは感熱記録層面が支持体面と同
一になるので、図2(b)のカードのように通常の平担な
支持体を用いた場合に生じる感熱記録層の出っ張りによ
る不都合(感熱記録層が出っ張ったカードでは磁気記録
の読み取り又は書き込みの際、装置の内部を通過させる
とに走行不良が発生したり、出っ張り部分の感熱記録
層、即ち表示部分が摩耗し易い。)を解消することがで
きる。
層が支持体の凹部にあるか或いは凹部とは反対の支持体
面にあるかによって次のように分類できる。即ち前者の
具体例は図7(a)〜(c)の通りであり、また後者の具体
例は図8(a)〜(e)の通りである。図7(a)〜(c)の情
報記憶カードは一方の面に凹部5を有する支持体1の凹
部5に着色層2及び可逆性感熱記録層3を順次設けると
共に、同一面の感熱記録層以外の部分の少くとも一部又
は他方の面の少くとも一部に磁気記録層4を設けたもの
である。また図8(a)〜(f)の情報記憶カードは一方の
面に凹部5を有する透明支持体1″の凹部5に可逆性感
熱記録層3を設け、他方の面の少くとも感熱記録層対応
部分に着色層2を設けると共に、前記一方の面の感熱記
録層以外の部分の少くとも一部又は前記他方の面の少く
とも一部に磁気記録層4を設けたものである。なお図7
〜図8の情報記憶カードは感熱記録層面が支持体面と同
一になるので、図2(b)のカードのように通常の平担な
支持体を用いた場合に生じる感熱記録層の出っ張りによ
る不都合(感熱記録層が出っ張ったカードでは磁気記録
の読み取り又は書き込みの際、装置の内部を通過させる
とに走行不良が発生したり、出っ張り部分の感熱記録
層、即ち表示部分が摩耗し易い。)を解消することがで
きる。
【0006】本発明情報記憶カードの可逆性感熱記録層
の記録原理は温度による可逆的な透明度変化、即ち透明
状態から白濁不透明状態へ、又はその逆の変化を利用し
たものである。ここで透明状態と白濁不透明状態との物
理的な違いは次のように推測される。即ち、透明の場合
には樹脂母材中に分散された有機低分子物質の粒子は有
機低分子物質の大きな粒子で構成されており、感熱記録
層の一方の側から入射した光は散乱されることなく、他
方の側に透過するため透明に見える。又、白濁不透明の
場合には有機低分子物質の粒子は微細な結晶が集合した
多結晶で構成され、個々の結晶の結晶軸がいろいろな方
向を向いているため一方の側から入射した光は有機低分
子物質粒子の結晶の界面で何度も屈折し、散乱されるた
め白く見える。以上のような透明度変化は温度により行
なわれる。これを図面によって説明すると、図9におい
て、樹脂母材と、この樹脂母材中に分散された有機低分
子物質とを主成分とする記録層は例えばT0以下の常温
で白濁不透明状態にある。これをT1〜T2間の温度に加
熱すると、透明になり、この状態で再びT0以下の常温
に戻しても透明のままである。これは温度T1〜T2間か
ら温度T0以下に至るまでに有機低分子物質が半溶融状
態を経て多結晶から単結晶へと結晶が成長するためと考
えられる。更にT3以上の温度に加熱すると、最大透明
度と最大不透明度との中間の半透明状態になる。次にこ
の温度を下げて行くと、再び透明状態をとることなく最
初の白濁不透明状態に戻る。これは温度T3以上で有機
低分子物質が溶融後冷却されることにより多結晶が析出
するためであると考えられる。なお、この不透明状態の
ものをT0〜T1間の温度に加熱した後、常温、即ちT0
以下の温度に冷却した場合には透明と不透明との間の状
態をとることができる。また前記、常温で透明になった
ものも再びT3以上の温度に加熱し、常温に戻せば、再
び白濁不透明状態に戻る。即ち常温で不透明及び透明の
両形態及びその中間状態をとることができる。従ってこ
のような可逆性感熱記録層表面を例えばサーマルヘッド
で選択的に加熱し、透明地に白濁画像、又は白濁地に透
明画像を形成することができる。またこのような画像形
成及び消去は何回も繰返すことが可能である。
の記録原理は温度による可逆的な透明度変化、即ち透明
状態から白濁不透明状態へ、又はその逆の変化を利用し
たものである。ここで透明状態と白濁不透明状態との物
理的な違いは次のように推測される。即ち、透明の場合
には樹脂母材中に分散された有機低分子物質の粒子は有
機低分子物質の大きな粒子で構成されており、感熱記録
層の一方の側から入射した光は散乱されることなく、他
方の側に透過するため透明に見える。又、白濁不透明の
場合には有機低分子物質の粒子は微細な結晶が集合した
多結晶で構成され、個々の結晶の結晶軸がいろいろな方
向を向いているため一方の側から入射した光は有機低分
子物質粒子の結晶の界面で何度も屈折し、散乱されるた
め白く見える。以上のような透明度変化は温度により行
なわれる。これを図面によって説明すると、図9におい
て、樹脂母材と、この樹脂母材中に分散された有機低分
子物質とを主成分とする記録層は例えばT0以下の常温
で白濁不透明状態にある。これをT1〜T2間の温度に加
熱すると、透明になり、この状態で再びT0以下の常温
に戻しても透明のままである。これは温度T1〜T2間か
ら温度T0以下に至るまでに有機低分子物質が半溶融状
態を経て多結晶から単結晶へと結晶が成長するためと考
えられる。更にT3以上の温度に加熱すると、最大透明
度と最大不透明度との中間の半透明状態になる。次にこ
の温度を下げて行くと、再び透明状態をとることなく最
初の白濁不透明状態に戻る。これは温度T3以上で有機
低分子物質が溶融後冷却されることにより多結晶が析出
するためであると考えられる。なお、この不透明状態の
ものをT0〜T1間の温度に加熱した後、常温、即ちT0
以下の温度に冷却した場合には透明と不透明との間の状
態をとることができる。また前記、常温で透明になった
ものも再びT3以上の温度に加熱し、常温に戻せば、再
び白濁不透明状態に戻る。即ち常温で不透明及び透明の
両形態及びその中間状態をとることができる。従ってこ
のような可逆性感熱記録層表面を例えばサーマルヘッド
で選択的に加熱し、透明地に白濁画像、又は白濁地に透
明画像を形成することができる。またこのような画像形
成及び消去は何回も繰返すことが可能である。
【0007】また本発明の可逆性記録層は圧力によって
も画像形成を行なうことができる。この場合の画像形成
原理は次の通りである。最初、記録層は例えば白濁不透
明状態にあるとする。このような白濁状態の記録層を加
圧すると透明状態となり、更に加熱すると最大透明度と
最大不透明度との中間の半透明状態となる。次に温度を
下げると最初の白濁不透明状態に戻る。このものに再び
圧力を加えると、透明状態となる。従って、例えばこの
ような記録層を有する可逆性記録材料全体を加熱後、常
温に冷却して白濁不透明化し、例えばドットインパクト
プリントへッドで画像状に圧力を加えれば透明画像が形
成される。この場合も画像形成及び消去は何回も繰返す
ことが可能である。
も画像形成を行なうことができる。この場合の画像形成
原理は次の通りである。最初、記録層は例えば白濁不透
明状態にあるとする。このような白濁状態の記録層を加
圧すると透明状態となり、更に加熱すると最大透明度と
最大不透明度との中間の半透明状態となる。次に温度を
下げると最初の白濁不透明状態に戻る。このものに再び
圧力を加えると、透明状態となる。従って、例えばこの
ような記録層を有する可逆性記録材料全体を加熱後、常
温に冷却して白濁不透明化し、例えばドットインパクト
プリントへッドで画像状に圧力を加えれば透明画像が形
成される。この場合も画像形成及び消去は何回も繰返す
ことが可能である。
【0008】本発明の情報記憶カードの各層の形成法は
次の通りである。まず着色層は着色剤及び樹脂バインダ
ーを主成分とする溶液又は分散液を対象面に塗布、乾燥
するか、或いは単に着色シートを貼合せることにより形
成される。ここで着色剤としては上層の可逆性感熱記録
層の透明及び白濁の変化を反射画像として認識できれば
よく、赤、黄、青、紺、紫、黒、茶、灰、橙、緑などの
色や銀、金など光を反射するような色を有する染料、顔
料、金属粉等が使用される。また樹脂バインダーとして
は各種熱可塑性、熱硬化性又は紫外線硬化性樹脂が使用
される。可逆性感熱記録層は一般に(1)樹脂母材、有機
低分子物質の2成分を溶解した溶液、又は樹脂母材の溶
液(溶剤としては有機低分子物質を溶解しないものを用
いる。)に有機低分子物質を微粒子状に分散してなる分
散液を対象面上に塗布、乾燥するか、或いは(2)前記2
成分を溶剤の存在又は不存在下に、必要あれば加熱しな
がら、混練し、これをシート状に成形し、それ自体を感
熱記録シートとすることにより作られる。なおいずれの
場合も必要に応じて感熱記録層上にシリコン樹脂、フッ
素樹脂等の樹脂保護層を設けたり、或いは各種の図案や
文字等を印刷することができる。溶剤としてはテトラヒ
ドロフラン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、クロロホルム、四塩化炭素、エタノール、トルエ
ン、ベンゼン等が挙げられる。なお分散液を使用した場
合は勿論であるが、溶液や混練物を使用した場合も得ら
れる感熱記録層中では有機低分子物質は微粒子として析
出し、分散状態で存在する。
次の通りである。まず着色層は着色剤及び樹脂バインダ
ーを主成分とする溶液又は分散液を対象面に塗布、乾燥
するか、或いは単に着色シートを貼合せることにより形
成される。ここで着色剤としては上層の可逆性感熱記録
層の透明及び白濁の変化を反射画像として認識できれば
よく、赤、黄、青、紺、紫、黒、茶、灰、橙、緑などの
色や銀、金など光を反射するような色を有する染料、顔
料、金属粉等が使用される。また樹脂バインダーとして
は各種熱可塑性、熱硬化性又は紫外線硬化性樹脂が使用
される。可逆性感熱記録層は一般に(1)樹脂母材、有機
低分子物質の2成分を溶解した溶液、又は樹脂母材の溶
液(溶剤としては有機低分子物質を溶解しないものを用
いる。)に有機低分子物質を微粒子状に分散してなる分
散液を対象面上に塗布、乾燥するか、或いは(2)前記2
成分を溶剤の存在又は不存在下に、必要あれば加熱しな
がら、混練し、これをシート状に成形し、それ自体を感
熱記録シートとすることにより作られる。なおいずれの
場合も必要に応じて感熱記録層上にシリコン樹脂、フッ
素樹脂等の樹脂保護層を設けたり、或いは各種の図案や
文字等を印刷することができる。溶剤としてはテトラヒ
ドロフラン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、クロロホルム、四塩化炭素、エタノール、トルエ
ン、ベンゼン等が挙げられる。なお分散液を使用した場
合は勿論であるが、溶液や混練物を使用した場合も得ら
れる感熱記録層中では有機低分子物質は微粒子として析
出し、分散状態で存在する。
【0009】感熱記録層に使用される樹脂母材は有機低
分子物質を均一に分散保持した層を形成すると共に、最
大透明時の透明度に影響を与える材料である。このため
母材は透明性が良く、機械的に安定で、且つ成膜性の良
い樹脂が好ましい。このような樹脂としてはポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル〜
酢酸ビニル〜ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル〜
酢酸ビニル〜マレイン酸共重合体、塩化ビニル〜アクリ
レート共重合体等の塩化ビニル系共重合体;ポリ塩化ビ
ニリデン、塩化ビニリデン〜塩化ビニル共重合体、塩化
ビニリデン〜アクリロニトリル共重合体等の塩化ビニリ
デン系共重合体;ポリエステル;ポリアミド;ポリアク
リレート又はポリメタクリレート或いはアクリレート〜
メタクリレート共重合体、シリコン樹脂等が挙げられ
る。これらは単独で或いは2種以上混合して使用され
る。
分子物質を均一に分散保持した層を形成すると共に、最
大透明時の透明度に影響を与える材料である。このため
母材は透明性が良く、機械的に安定で、且つ成膜性の良
い樹脂が好ましい。このような樹脂としてはポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル〜
酢酸ビニル〜ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル〜
酢酸ビニル〜マレイン酸共重合体、塩化ビニル〜アクリ
レート共重合体等の塩化ビニル系共重合体;ポリ塩化ビ
ニリデン、塩化ビニリデン〜塩化ビニル共重合体、塩化
ビニリデン〜アクリロニトリル共重合体等の塩化ビニリ
デン系共重合体;ポリエステル;ポリアミド;ポリアク
リレート又はポリメタクリレート或いはアクリレート〜
メタクリレート共重合体、シリコン樹脂等が挙げられ
る。これらは単独で或いは2種以上混合して使用され
る。
【0010】一方、有機低分子物質としては感熱記録層
中で温度により多結晶から単結晶に変化するものであれ
ばよく、一般に融点30〜200℃、好ましくは50〜150℃程
度のものが使用される。このような有機低分子物質とし
てはアルカノール;アルカンジオール;ハロゲンアルカ
ノールまたはハロゲンアルカンジオール;アルキルアミ
ン;アルカン;アルケン;アルキン;ハロゲンアルカ
ン;ハロゲンアルケン;ハロゲンアルキン;シクロアル
カン;シクロアルケン;シクロアルキン;飽和または不
飽和モノまたはジカルボン酸またはこれらのエステル、
アミド、またはアンモニウム塩;飽和または不飽和ハロ
ゲン脂肪酸またはこれらのエステル、アミド、またはア
ンモニウム塩;アリルカルボン酸またはそれらのエステ
ル、アミドまたはアンモニウム塩;ハロゲンアリルカル
ボン酸またはそれらのエステル、アミドまたはアンモニ
ウム塩;チオアルコール;チオカルボン酸またはそれら
のエステル、アミン、またはアンモニウム塩;チオアル
コールのカルボン酸エステル等が挙げられる。これらは
単独で又は2種以上混合して使用される。これらの化合
物の炭素数は10〜60、好ましくは10〜38、特に10〜30が
好ましい。エステル中のアルコール基部分は飽和してい
ても飽和していなくてもよく、またハロゲン置換されて
いてもよい。いずれにしても有機低分子物質は分子中に
酸素、窒素、硫黄及びハロゲンの少くとも1種、例えば
−OH,−COOH,−CONH,−COOR,−N
H,−NH2,−S−,−S−S−,−O−、ハロゲン
等を含む化合物であることが好ましい。更に具体的には
これら化合物にはラウリン酸、ドデカン酸、ミリスチン
酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、オレイン酸等の高
級脂肪酸;ステアリン酸メチル、ステアリン酸テトラデ
シル、ステアリン酸オクタデシル、ラウリン酸オクタデ
シル、パルミチン酸テトラデシル、ベヘン酸ドコシル等
の高級脂肪酸のエステル; 以下余白
中で温度により多結晶から単結晶に変化するものであれ
ばよく、一般に融点30〜200℃、好ましくは50〜150℃程
度のものが使用される。このような有機低分子物質とし
てはアルカノール;アルカンジオール;ハロゲンアルカ
ノールまたはハロゲンアルカンジオール;アルキルアミ
ン;アルカン;アルケン;アルキン;ハロゲンアルカ
ン;ハロゲンアルケン;ハロゲンアルキン;シクロアル
カン;シクロアルケン;シクロアルキン;飽和または不
飽和モノまたはジカルボン酸またはこれらのエステル、
アミド、またはアンモニウム塩;飽和または不飽和ハロ
ゲン脂肪酸またはこれらのエステル、アミド、またはア
ンモニウム塩;アリルカルボン酸またはそれらのエステ
ル、アミドまたはアンモニウム塩;ハロゲンアリルカル
ボン酸またはそれらのエステル、アミドまたはアンモニ
ウム塩;チオアルコール;チオカルボン酸またはそれら
のエステル、アミン、またはアンモニウム塩;チオアル
コールのカルボン酸エステル等が挙げられる。これらは
単独で又は2種以上混合して使用される。これらの化合
物の炭素数は10〜60、好ましくは10〜38、特に10〜30が
好ましい。エステル中のアルコール基部分は飽和してい
ても飽和していなくてもよく、またハロゲン置換されて
いてもよい。いずれにしても有機低分子物質は分子中に
酸素、窒素、硫黄及びハロゲンの少くとも1種、例えば
−OH,−COOH,−CONH,−COOR,−N
H,−NH2,−S−,−S−S−,−O−、ハロゲン
等を含む化合物であることが好ましい。更に具体的には
これら化合物にはラウリン酸、ドデカン酸、ミリスチン
酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、オレイン酸等の高
級脂肪酸;ステアリン酸メチル、ステアリン酸テトラデ
シル、ステアリン酸オクタデシル、ラウリン酸オクタデ
シル、パルミチン酸テトラデシル、ベヘン酸ドコシル等
の高級脂肪酸のエステル; 以下余白
【化1】 等のエーテル又はチオエーテル等がある。中でも本発明
では高級脂肪酸、特にパルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン酸、リグノセリン酸等の炭素数16以上の高級脂肪酸
が好ましく、炭素数16〜24の高級脂肪酸が更に好まし
い。なお感熱記録層中の有機低分子物質と樹脂母材との
割合は重量比で2:1〜1:16程度が好ましく、1:1
〜1:5が更に好ましい。母材の比率がこれ以下になる
と、有機低分子物質を母材中に保持した膜を形成するこ
とが困難となり、またこれ以上になると、有機低分子物
質の量が少ないため、不透明化が困難になる。
では高級脂肪酸、特にパルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン酸、リグノセリン酸等の炭素数16以上の高級脂肪酸
が好ましく、炭素数16〜24の高級脂肪酸が更に好まし
い。なお感熱記録層中の有機低分子物質と樹脂母材との
割合は重量比で2:1〜1:16程度が好ましく、1:1
〜1:5が更に好ましい。母材の比率がこれ以下になる
と、有機低分子物質を母材中に保持した膜を形成するこ
とが困難となり、またこれ以上になると、有機低分子物
質の量が少ないため、不透明化が困難になる。
【0011】感熱記録層には以上の成分の他に、透明画
像の形成を容易にするために、界面活性剤、高沸点溶剤
等の添加物を添加することができる。これら添加物の具
体例は次の通りである。 高沸点溶剤の例;リン酸トリブチル、リン酸トリ-2-エ
チルヘキシル、リン酸トリフェニル、リン酸トリクレジ
ル、オレイン酸ブチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジ
エチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタ
ル酸ジ-n-オクチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、
フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジオクチルデシル、フ
タル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル、アジピ
ン酸ジブチル、アジピン酸ジ-n-ヘキシル、アジピン酸
ジ-2-エチルヘキシル、アジピン酸アルキル610、アゼ
ライン酸ジ-2-エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、
セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル、ジエチレングリコー
ルジベンゾエート、トリエチレングリコールジ-2-エチ
ルブチラート、アセチルリシノール酸メチル、アセチル
リシノール酸ブチル、ブチルフタリルブチルグリコレー
ト、アセチルクエン酸トリブチル。 界面活性剤、その他の添加物の例;多価アルコール高級
脂肪酸エステル;多価アルコール高級アルキルエーテ
ル;高級アルコール高級脂肪酸エステル、高級アルコー
ル、高級アルキルフェノール、高級脂肪酸高級アルキル
アミン、高級脂肪酸アミド、油脂又はポリプロピレング
リコールの低級オレフィンオキサイド付加物;アセチレ
ングリコール;高級アルキルベンゼンスルホン酸のN
a,Ca,Ba又はMg塩;高級脂肪酸、芳香族カルボ
ン酸、高級脂肪族スルホン酸、芳香族スルホン酸、硫酸
モノエステル又はリン酸モノ-又はジ-エステルのCa,
Ba又はMg;低度硫酸化油;ポリ長鎖アルキルアクリ
レート;アクリル系オリゴマー;ポリ長鎖アルキルメタ
クリレート;長鎖アルキルメタクリレート〜アミン含有
モノマー共重合体;スチレン〜無水マレイン酸共重合
体;オレフィン〜無水マレイン酸共重合体。
像の形成を容易にするために、界面活性剤、高沸点溶剤
等の添加物を添加することができる。これら添加物の具
体例は次の通りである。 高沸点溶剤の例;リン酸トリブチル、リン酸トリ-2-エ
チルヘキシル、リン酸トリフェニル、リン酸トリクレジ
ル、オレイン酸ブチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジ
エチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタ
ル酸ジ-n-オクチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、
フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジオクチルデシル、フ
タル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル、アジピ
ン酸ジブチル、アジピン酸ジ-n-ヘキシル、アジピン酸
ジ-2-エチルヘキシル、アジピン酸アルキル610、アゼ
ライン酸ジ-2-エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、
セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル、ジエチレングリコー
ルジベンゾエート、トリエチレングリコールジ-2-エチ
ルブチラート、アセチルリシノール酸メチル、アセチル
リシノール酸ブチル、ブチルフタリルブチルグリコレー
ト、アセチルクエン酸トリブチル。 界面活性剤、その他の添加物の例;多価アルコール高級
脂肪酸エステル;多価アルコール高級アルキルエーテ
ル;高級アルコール高級脂肪酸エステル、高級アルコー
ル、高級アルキルフェノール、高級脂肪酸高級アルキル
アミン、高級脂肪酸アミド、油脂又はポリプロピレング
リコールの低級オレフィンオキサイド付加物;アセチレ
ングリコール;高級アルキルベンゼンスルホン酸のN
a,Ca,Ba又はMg塩;高級脂肪酸、芳香族カルボ
ン酸、高級脂肪族スルホン酸、芳香族スルホン酸、硫酸
モノエステル又はリン酸モノ-又はジ-エステルのCa,
Ba又はMg;低度硫酸化油;ポリ長鎖アルキルアクリ
レート;アクリル系オリゴマー;ポリ長鎖アルキルメタ
クリレート;長鎖アルキルメタクリレート〜アミン含有
モノマー共重合体;スチレン〜無水マレイン酸共重合
体;オレフィン〜無水マレイン酸共重合体。
【0012】次に磁気層は磁性材料を対象面に真空蒸
着、スパッタリング等の方法で堆積させるか、或いは樹
脂バインダーと共に塗布、乾燥することにより形成され
る。ここで磁性材料としては、鉄、コバルト、ニッケル
等、及びそれらの合金又は化合物が挙げられる。また樹
脂バインダーとしては着色層の場合と同様、各種熱可塑
性、熱硬化性又は紫外線硬化性樹脂が挙げられる。なお
磁気層上には必要に応じて隠蔽層を設けたり、或いは各
種の図案や文字等を印刷することができる。支持体とし
てはポリエステルフィルムのような透明又は白色プラス
チックフィルム、紙等、又はそれらの着色物が使用され
る。
着、スパッタリング等の方法で堆積させるか、或いは樹
脂バインダーと共に塗布、乾燥することにより形成され
る。ここで磁性材料としては、鉄、コバルト、ニッケル
等、及びそれらの合金又は化合物が挙げられる。また樹
脂バインダーとしては着色層の場合と同様、各種熱可塑
性、熱硬化性又は紫外線硬化性樹脂が挙げられる。なお
磁気層上には必要に応じて隠蔽層を設けたり、或いは各
種の図案や文字等を印刷することができる。支持体とし
てはポリエステルフィルムのような透明又は白色プラス
チックフィルム、紙等、又はそれらの着色物が使用され
る。
【0013】以上のような本発明の情報記憶カードに実
際に画像形成及び消去を行うための装置の一例を図10に
示す。図中、10は情報記憶カード、11は磁気ヘッド、12
はサーマルヘッド、13はサーマルヘッド駆動部、14はヒ
ートローラー、15はヒートローラー駆動部である。ここ
でヒートローラー14は既に形成された表示画像を消去す
る機能を持ち、一方、サーマルヘッド12は新たな表示画
像を形成する機能を持っている。
際に画像形成及び消去を行うための装置の一例を図10に
示す。図中、10は情報記憶カード、11は磁気ヘッド、12
はサーマルヘッド、13はサーマルヘッド駆動部、14はヒ
ートローラー、15はヒートローラー駆動部である。ここ
でヒートローラー14は既に形成された表示画像を消去す
る機能を持ち、一方、サーマルヘッド12は新たな表示画
像を形成する機能を持っている。
【0014】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明する。な
お「部」及び「%」はいずれも重量基準である。
お「部」及び「%」はいずれも重量基準である。
【0015】実施例1 10μmの厚のポリエステルフイルム上に ベ ヘ ン 酸 8部 ステアリルステアレート 2部 塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体(UCC社製VYHH) 28部 テトラヒドロフラン(THF) 200部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、乾燥して10μm
厚の感熱記録層を設けることにより可逆性感熱記録材料
を作成した。次に市販の磁気カード(帯状の磁気記録層
を有する)の磁気記録層側の一部に黒色ポリエステルフ
ィルムと前記感熱記録材料とをこの順で貼りつけ、図1
(a)のタイプの情報記憶カードを作成した。次にこの情
報記憶カードを図10の装置にセットし、サーマルヘッド
による画像形成及びヒートローラー(65℃)による画像
消去を行なったところ、磁気記録層内の情報の記憶内容
に対応した黒地に白の鮮明な表示画像が形成された。ま
た感熱記録層への画像の形成及び消去、並びに磁気記録
層への情報の記憶及び消去を夫々10回繰返しても性能の
劣化は生じなかった。
厚の感熱記録層を設けることにより可逆性感熱記録材料
を作成した。次に市販の磁気カード(帯状の磁気記録層
を有する)の磁気記録層側の一部に黒色ポリエステルフ
ィルムと前記感熱記録材料とをこの順で貼りつけ、図1
(a)のタイプの情報記憶カードを作成した。次にこの情
報記憶カードを図10の装置にセットし、サーマルヘッド
による画像形成及びヒートローラー(65℃)による画像
消去を行なったところ、磁気記録層内の情報の記憶内容
に対応した黒地に白の鮮明な表示画像が形成された。ま
た感熱記録層への画像の形成及び消去、並びに磁気記録
層への情報の記憶及び消去を夫々10回繰返しても性能の
劣化は生じなかった。
【0016】実施例2 ステアリルステアレートをアジピン酸2-エチルヘキシ
ルに変えた他は実施例1と同様にして情報記憶カードを
作成した。以下、このカードを図10の装置にセットし、
ヒートローラーによる加熱温度を90℃とした他は実施例
1と同様に操作したところ、白地に黒の鮮明な表示画像
が形成された。またこの操作を10回繰返しても性能劣化
は生じなかった。次に同じ情報記憶カードを用い、サー
マルヘッドをドットインパクトプリントヘッドに変えて
同様な操作を行なったところ、この場合も同様な結果が
得られた。またこの操作を50回繰返しても性能劣化は生
じなかった。
ルに変えた他は実施例1と同様にして情報記憶カードを
作成した。以下、このカードを図10の装置にセットし、
ヒートローラーによる加熱温度を90℃とした他は実施例
1と同様に操作したところ、白地に黒の鮮明な表示画像
が形成された。またこの操作を10回繰返しても性能劣化
は生じなかった。次に同じ情報記憶カードを用い、サー
マルヘッドをドットインパクトプリントヘッドに変えて
同様な操作を行なったところ、この場合も同様な結果が
得られた。またこの操作を50回繰返しても性能劣化は生
じなかった。
【0017】実施例3 感熱記録層上にさらに ポリシロキサングラフトポリマー(日本触媒化学工業(株)製R-24) 5部 硬 化 剤(同上用) 0.2部 ジ オ キ サ ン 10部 よりなる組成物を塗布乾燥して0.5μm厚の樹脂保護層を
設けて可逆性感熱記録材料とした他は実施例1と同様に
して情報記憶カードを作成した。以下このカードを図10
の装置にセットし、実施例1と同様に操作したところ、
黒地に白の鮮明な表示画像が形成された。またこの操作
を50回繰返しても性能劣化は生じなかった。
設けて可逆性感熱記録材料とした他は実施例1と同様に
して情報記憶カードを作成した。以下このカードを図10
の装置にセットし、実施例1と同様に操作したところ、
黒地に白の鮮明な表示画像が形成された。またこの操作
を50回繰返しても性能劣化は生じなかった。
【0018】実施例4 250μm厚の白色ポリエステルフィルムの一方の面の一部
にアルミニウムを真空蒸着し、着色層とした。次にこの
着色層上に べ ヘ ン 酸 8部 ステアリルステアレート 2部 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 3部 塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体(UCC社製VYHH) 25部 THF 200部 よりなる溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性感熱
記録層を設けた。さらに支持体の同一面上の他の部分に Fe2O3 10部 塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体(UCC社製VAGH) 10部 メチルエチルケトン(MEK) 40部 ト ル エ ン 40部 よりなる分散液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して
10μm厚の磁気記録層を設け、図1(a)のタイプの情報
記憶カードを作成した。以下、このカードを図10の装置
にセットし、実施例1と同様に操作したところ、銀色の
地に白の鮮明な表示画像が形成された。またこの操作を
100回繰返しても性能劣化は生じなかった。
にアルミニウムを真空蒸着し、着色層とした。次にこの
着色層上に べ ヘ ン 酸 8部 ステアリルステアレート 2部 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 3部 塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体(UCC社製VYHH) 25部 THF 200部 よりなる溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性感熱
記録層を設けた。さらに支持体の同一面上の他の部分に Fe2O3 10部 塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体(UCC社製VAGH) 10部 メチルエチルケトン(MEK) 40部 ト ル エ ン 40部 よりなる分散液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して
10μm厚の磁気記録層を設け、図1(a)のタイプの情報
記憶カードを作成した。以下、このカードを図10の装置
にセットし、実施例1と同様に操作したところ、銀色の
地に白の鮮明な表示画像が形成された。またこの操作を
100回繰返しても性能劣化は生じなかった。
【0019】実施例5 180μm厚の白色ポリエステルフィルムの一方の面の全面
に実施例4で用いた磁気記録層用分散液をワイヤーバー
で塗布し、加熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を設け
た。次にこの磁気記録層上の一部に カーボンブラック 10部 紫外線硬化性樹脂(三菱レイヨン社製FS-1059) 5部 ト ル エ ン 10部 よりなる分散液を塗布し、加熱乾燥後、120W/cmのUV
ランプで紫外線を5秒間照射硬化させて、2μm厚の着
色層を設けた。さらにこの着色層上に実施例4で用いた
感熱記録層用溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性
感熱記録層を設けることにより、図2(a)のタイプの情
報記憶カードを作製した。以下、このカードを図10の装
置にセットし、実施例1と同様に操作したところ、黒地
に白の鮮明な画像が形成された。またこの操作を100回
繰返しても性能劣化は生じなかった。
に実施例4で用いた磁気記録層用分散液をワイヤーバー
で塗布し、加熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を設け
た。次にこの磁気記録層上の一部に カーボンブラック 10部 紫外線硬化性樹脂(三菱レイヨン社製FS-1059) 5部 ト ル エ ン 10部 よりなる分散液を塗布し、加熱乾燥後、120W/cmのUV
ランプで紫外線を5秒間照射硬化させて、2μm厚の着
色層を設けた。さらにこの着色層上に実施例4で用いた
感熱記録層用溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性
感熱記録層を設けることにより、図2(a)のタイプの情
報記憶カードを作製した。以下、このカードを図10の装
置にセットし、実施例1と同様に操作したところ、黒地
に白の鮮明な画像が形成された。またこの操作を100回
繰返しても性能劣化は生じなかった。
【0020】実施例6 250μm厚の白色ポリエステルフィルムの一方の面の全面
に実施例4で用いた磁気記録層用分散液をワイヤーバー
で塗布し、加熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を設け
た。次にその反対面の全面に実施例5で用いた着色層用
分散液を塗布し、同様に硬化せしめて2μm厚の着色層
を設けた。更にこの着色層の全面に実施例4で用いた感
熱記録層用溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性感
熱記録層を設けることにより、図3(a)のタイプの情報
記憶カードを作製した。以下、このカードを図10の装置
にセットし、実施例1と同様に操作したところ、黒地に
白の鮮明な画像が形成された。またこの操作を100回繰
返しても性能劣化は生じなかった。
に実施例4で用いた磁気記録層用分散液をワイヤーバー
で塗布し、加熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を設け
た。次にその反対面の全面に実施例5で用いた着色層用
分散液を塗布し、同様に硬化せしめて2μm厚の着色層
を設けた。更にこの着色層の全面に実施例4で用いた感
熱記録層用溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性感
熱記録層を設けることにより、図3(a)のタイプの情報
記憶カードを作製した。以下、このカードを図10の装置
にセットし、実施例1と同様に操作したところ、黒地に
白の鮮明な画像が形成された。またこの操作を100回繰
返しても性能劣化は生じなかった。
【0021】実施例7 188μm厚の透明ポリエステルフィルムの一方の面の一部
に実施例4で用いた感熱記録層用溶液を塗布し、乾燥し
て15μm厚の可逆性感熱記録層を設けた。次に支持体の
他方の面の感熱記録層対応部分に ローズベンガル 10部 紫外線硬化性樹脂(三菱レイヨン社製FS-1059) 10部 ト ル エ ン 10部 よりなる分散液を塗布し、加熱乾燥後、実施例4の着色
層形成法と同様に硬化せしめて2μm厚の着色層を設け
た。更に支持体の他方の面の残部(着色層以外の部分)
の一部に実施例4で用いた磁気記録層用分散液をワイヤ
ーバーで塗布し、加熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を
設けることにより、図4(b)のタイプの情報記憶カード
を作製した。以下、このカードを図10の装置にセット
し、実施例1と同様に操作したところ、赤地に白の鮮明
な表示画像が形成された。またこの操作を100回繰返し
ても性能劣化は生じなかった。
に実施例4で用いた感熱記録層用溶液を塗布し、乾燥し
て15μm厚の可逆性感熱記録層を設けた。次に支持体の
他方の面の感熱記録層対応部分に ローズベンガル 10部 紫外線硬化性樹脂(三菱レイヨン社製FS-1059) 10部 ト ル エ ン 10部 よりなる分散液を塗布し、加熱乾燥後、実施例4の着色
層形成法と同様に硬化せしめて2μm厚の着色層を設け
た。更に支持体の他方の面の残部(着色層以外の部分)
の一部に実施例4で用いた磁気記録層用分散液をワイヤ
ーバーで塗布し、加熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を
設けることにより、図4(b)のタイプの情報記憶カード
を作製した。以下、このカードを図10の装置にセット
し、実施例1と同様に操作したところ、赤地に白の鮮明
な表示画像が形成された。またこの操作を100回繰返し
ても性能劣化は生じなかった。
【0022】実施例8 188μm厚の黒色ポリエステルフィルムの一方の面の全面
に実施例4で用いた磁気記録層用分散液をワイヤーバー
で塗布し、加熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を設け
た。次にその反対面の一部に実施例4で用いた感熱記録
層用溶液を塗布し、乾燥して10μm厚の可逆性感熱記録
層を設けることにより、図6(b)のタイプの情報記憶カ
ードを作製した。以下、このカードを図10の装置にセッ
トし、実施例1と同様に操作したところ、黒地に白の鮮
明な表示画像が形成された。またこの操作を100回繰返
しても性能劣化は生じなかった。
に実施例4で用いた磁気記録層用分散液をワイヤーバー
で塗布し、加熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を設け
た。次にその反対面の一部に実施例4で用いた感熱記録
層用溶液を塗布し、乾燥して10μm厚の可逆性感熱記録
層を設けることにより、図6(b)のタイプの情報記憶カ
ードを作製した。以下、このカードを図10の装置にセッ
トし、実施例1と同様に操作したところ、黒地に白の鮮
明な表示画像が形成された。またこの操作を100回繰返
しても性能劣化は生じなかった。
【0023】実施例9 深さ17μmの凹部を有する250μm厚の白色ポリエステル
フィルムの凹部に実施例5で用いた着色層分散液を塗布
し、同様に硬化せしめて2μm厚の着色層を設けた。更
にこの着色層上に実施例4で用いた感熱記録層用溶液を
塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性感熱記録層を設け
た。次に支持体の他方の面の全面に実施例4で用いた磁
気記録層用分散液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥し
て10μm厚の磁気記録層を設けることにより、図7(a)
のタイプの情報記憶カードを作製した。以下、このカー
ドを図10の装置にセットし、実施例1と同様に操作した
ところ、黒地に白の鮮明な画像が形成された。またこの
操作を100回繰返しても性能劣化は生じなかった。勿
論、走行不良などもなかった。
フィルムの凹部に実施例5で用いた着色層分散液を塗布
し、同様に硬化せしめて2μm厚の着色層を設けた。更
にこの着色層上に実施例4で用いた感熱記録層用溶液を
塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性感熱記録層を設け
た。次に支持体の他方の面の全面に実施例4で用いた磁
気記録層用分散液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥し
て10μm厚の磁気記録層を設けることにより、図7(a)
のタイプの情報記憶カードを作製した。以下、このカー
ドを図10の装置にセットし、実施例1と同様に操作した
ところ、黒地に白の鮮明な画像が形成された。またこの
操作を100回繰返しても性能劣化は生じなかった。勿
論、走行不良などもなかった。
【0024】実施例10 30μm厚のポリエステルフィルムの一方の面の全面にア
ルミニウムを蒸着して着色層とし、その上に実施例4で
用いた感熱記録層用溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の
可逆性感熱記録層を設けた。次にこのフィルムの他方の
面の全面にポリアミド/エポキシ系接着剤を塗布し、こ
れを深さ50μmの凹部を有する250μm厚の白色ポリエス
テルフィルム支持体の凹部に貼り付けた。次に支持体の
凹部とは反対の面の全面に実施例4で用いた磁気記録層
用分散液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して10μm
厚の磁気記録層を設けることにより、図7(a)のタイプ
の情報記憶カードを作製した。以下、このカードを図10
の装置にセットし、実施例1と同様に操作したところ、
銀色の地に白の鮮明な表示画像が形成された。またこの
操作を100回繰返しても性能劣化は生じなかった。勿
論、走行不良などもなかった。
ルミニウムを蒸着して着色層とし、その上に実施例4で
用いた感熱記録層用溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の
可逆性感熱記録層を設けた。次にこのフィルムの他方の
面の全面にポリアミド/エポキシ系接着剤を塗布し、こ
れを深さ50μmの凹部を有する250μm厚の白色ポリエス
テルフィルム支持体の凹部に貼り付けた。次に支持体の
凹部とは反対の面の全面に実施例4で用いた磁気記録層
用分散液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して10μm
厚の磁気記録層を設けることにより、図7(a)のタイプ
の情報記憶カードを作製した。以下、このカードを図10
の装置にセットし、実施例1と同様に操作したところ、
銀色の地に白の鮮明な表示画像が形成された。またこの
操作を100回繰返しても性能劣化は生じなかった。勿
論、走行不良などもなかった。
【0025】実施例11 30μm厚の透明ポリエステルフィルムの一方の面の全面
に実施例4で用いた感熱記録層用溶液を塗布し、乾燥し
て15μm厚の可逆性感熱記録層を設けた。次にこのフィ
ルムの他方の面の全面にポリアミド/エポキシ系接着剤
を塗布し、これを深さ50μmの凹部を有する250μm厚の
透明ポリエステルフィルム支持体の凹部に貼り付けた。
次に支持体の凹部とは反対の面の全面に実施例5で用い
た着色層用分散液を塗布し、同様に硬化せしめて2μm
厚の着色層を設けた。さらにこの着色層の全面に実施例
4で用いた感熱記録層用溶液を塗布し、乾燥して15μm
厚の可逆性感熱記録層を設けることにより、図8(b)の
タイプの情報記憶カードを作製した。以下、このカード
を図10の装置にセットし、実施例1と同様に操作したと
ころ、黒地に白の鮮明な画像が形成された。またこの操
作を100回繰返しても性能劣化は生じなかった。勿論、
走行不良などは生じなかった。
に実施例4で用いた感熱記録層用溶液を塗布し、乾燥し
て15μm厚の可逆性感熱記録層を設けた。次にこのフィ
ルムの他方の面の全面にポリアミド/エポキシ系接着剤
を塗布し、これを深さ50μmの凹部を有する250μm厚の
透明ポリエステルフィルム支持体の凹部に貼り付けた。
次に支持体の凹部とは反対の面の全面に実施例5で用い
た着色層用分散液を塗布し、同様に硬化せしめて2μm
厚の着色層を設けた。さらにこの着色層の全面に実施例
4で用いた感熱記録層用溶液を塗布し、乾燥して15μm
厚の可逆性感熱記録層を設けることにより、図8(b)の
タイプの情報記憶カードを作製した。以下、このカード
を図10の装置にセットし、実施例1と同様に操作したと
ころ、黒地に白の鮮明な画像が形成された。またこの操
作を100回繰返しても性能劣化は生じなかった。勿論、
走行不良などは生じなかった。
【0026】
【発明の効果】以上の如く本発明の情報記憶カードは温
度により透明度が可逆的に変化する可逆性感熱記録層を
持つため、必要な情報を低コストで且つ簡単に表示でき
る上、指などの摩擦によっても容易に消えない高コント
ラストの表示が得られるという利点がある。
度により透明度が可逆的に変化する可逆性感熱記録層を
持つため、必要な情報を低コストで且つ簡単に表示でき
る上、指などの摩擦によっても容易に消えない高コント
ラストの表示が得られるという利点がある。
【図1】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図2】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図3】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図4】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図5】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図6】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図7】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図8】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図9】本発明情報記憶カードの可逆性感熱記録層にお
ける記録原理の説明図。
ける記録原理の説明図。
【図10】本発明の情報記憶カードに情報の記憶及び消
去、並びに表示画像形成及び消去を行なうための一例の
装置図。
去、並びに表示画像形成及び消去を行なうための一例の
装置図。
1 支持体 1′ 着色支持体 1″ 透明支持体 2 着色層 3 可逆性感熱記録層 4 磁気記録層 5 凹部 10 情報記憶カード 11 磁気ヘッド 12 サーマルヘッド 14 ヒートローラー
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 情報記憶カード
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一時的な表示が可能な磁
気カードからなる情報記憶カードに関する。
気カードからなる情報記憶カードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報通信システム(IN
S)、付加価値通信網(VAN)など、情報関連技術が
急速に発達しており、情報の価値が大きくなってきてい
る。それに伴ない、情報の伝達方法や、情報の記憶・表
示といった情報処理関連機器などの開示表示機能がない
ために、情報の表示のためのハードコピーを別に必要と
している。例えば、現在広く利用されているキャッシュ
カードなどでお金の出し入れをした場合、預金額の残高
情報を利用者に知らせるために、別にハードコピーに出
力させている。同様に、クレジットカードやその他のカ
ードの利用時においても、表示機能がないために別にハ
ードコピーを必要としている場合が非常に多く、カード
に表示機能を持たせたいという要望は高い。このため、
その一つの実現手段として、ICカードなどに液晶表示
デバイス及び薄型の電池を内蔵させて表示機能を持た
せ、且つ、電卓にもなるといった多機能カードなども検
討されているが、電池の必要なことや、カードコストが
かなり高くなることから、カードの手軽さに対する問題
を有している。また、特開昭62-135394号には電圧制御
のカー効果を有する強誘電体透光性材料を用いた表示デ
バイスとICカードなどを組合せた情報記憶カードが提
案されているが、画像表示はカー効果による光の微少な
偏光角度を利用したものなので、コントラストが低く、
しかも表示面を指などでこすって電荷が逃げたりする
と、表示が消えてしまうなど未だ完全なものではない。
S)、付加価値通信網(VAN)など、情報関連技術が
急速に発達しており、情報の価値が大きくなってきてい
る。それに伴ない、情報の伝達方法や、情報の記憶・表
示といった情報処理関連機器などの開示表示機能がない
ために、情報の表示のためのハードコピーを別に必要と
している。例えば、現在広く利用されているキャッシュ
カードなどでお金の出し入れをした場合、預金額の残高
情報を利用者に知らせるために、別にハードコピーに出
力させている。同様に、クレジットカードやその他のカ
ードの利用時においても、表示機能がないために別にハ
ードコピーを必要としている場合が非常に多く、カード
に表示機能を持たせたいという要望は高い。このため、
その一つの実現手段として、ICカードなどに液晶表示
デバイス及び薄型の電池を内蔵させて表示機能を持た
せ、且つ、電卓にもなるといった多機能カードなども検
討されているが、電池の必要なことや、カードコストが
かなり高くなることから、カードの手軽さに対する問題
を有している。また、特開昭62-135394号には電圧制御
のカー効果を有する強誘電体透光性材料を用いた表示デ
バイスとICカードなどを組合せた情報記憶カードが提
案されているが、画像表示はカー効果による光の微少な
偏光角度を利用したものなので、コントラストが低く、
しかも表示面を指などでこすって電荷が逃げたりする
と、表示が消えてしまうなど未だ完全なものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は必要な
情報を低コストで、且つ簡易に表示でき、しかも摩擦に
よっても容易に消えない高コントラストの表示画像が得
られる情報記憶カードを提供することである。
情報を低コストで、且つ簡易に表示でき、しかも摩擦に
よっても容易に消えない高コントラストの表示画像が得
られる情報記憶カードを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記憶カード
は以下の構成を有するものである。樹脂母材及び樹脂母
材中に分散された有機低分子物質とを主成分とし、温度
により透明度が可逆的に変化する可逆性記録層と磁性材
料を主成分とする磁気記録層を支持体上に有する情報記
憶カードにおいて、光反射性着色層を設けたことを特徴
とする情報記憶カード。本発明の情報記憶カードの具体
例は図1〜6のとおりである。図1(a)及び(b)の情報
記憶カードは支持体1の一方の面の少くとも一部に光反
射性着色層2を設け、更にこの着色層の一部の上に可逆
性記録層3を設けると共に、同一面の残部の少くとも一
部に磁気記録層4を設けたものである。なお光反射性着
色層2は可逆性記録層3に形成される表示画像を見易く
するために設けたものである。図2(a)〜(f)の情報記
憶カードは支持体1の一方の面の少くとも一部に磁気記
録層4を設け、更に同一面の少くとも磁気記録層4上に
光反射性着色層2を設けると共に、同一面の少くとも光
反射性着色層2上に可逆性記録層3を設けたものであ
る。図3(a)〜(h)の情報記憶カードは支持体1の一方
の面の少くとも一部に光反射性着色層2を設け、更に同
一面の少くとも光反射性着色層2上に可逆性記録層3を
設けると共に、反対面の少くとも一部に磁気記録層4を
設けたものである。図4(a)〜(h)の情報記憶カードは
透明支持体1′の一方の面の少くとも一部に光反射性着
色層2を設け、更に同一面の少くとも一部に、又は光反
射性着色層2上に磁気記録層4を設けると共に、他方の
面の少くとも光反射性着色層対応部分に可逆性記録層3
を設けたものである。
は以下の構成を有するものである。樹脂母材及び樹脂母
材中に分散された有機低分子物質とを主成分とし、温度
により透明度が可逆的に変化する可逆性記録層と磁性材
料を主成分とする磁気記録層を支持体上に有する情報記
憶カードにおいて、光反射性着色層を設けたことを特徴
とする情報記憶カード。本発明の情報記憶カードの具体
例は図1〜6のとおりである。図1(a)及び(b)の情報
記憶カードは支持体1の一方の面の少くとも一部に光反
射性着色層2を設け、更にこの着色層の一部の上に可逆
性記録層3を設けると共に、同一面の残部の少くとも一
部に磁気記録層4を設けたものである。なお光反射性着
色層2は可逆性記録層3に形成される表示画像を見易く
するために設けたものである。図2(a)〜(f)の情報記
憶カードは支持体1の一方の面の少くとも一部に磁気記
録層4を設け、更に同一面の少くとも磁気記録層4上に
光反射性着色層2を設けると共に、同一面の少くとも光
反射性着色層2上に可逆性記録層3を設けたものであ
る。図3(a)〜(h)の情報記憶カードは支持体1の一方
の面の少くとも一部に光反射性着色層2を設け、更に同
一面の少くとも光反射性着色層2上に可逆性記録層3を
設けると共に、反対面の少くとも一部に磁気記録層4を
設けたものである。図4(a)〜(h)の情報記憶カードは
透明支持体1′の一方の面の少くとも一部に光反射性着
色層2を設け、更に同一面の少くとも一部に、又は光反
射性着色層2上に磁気記録層4を設けると共に、他方の
面の少くとも光反射性着色層対応部分に可逆性記録層3
を設けたものである。
【0005】一方、本発明の情報記憶カードは光反射性
着色層が支持体の凹部にあるか或いは凹部とは反対の支
持体面にあるかによって次のように分類できる。即ち前
者の具体例は図5(a)〜(c)の通りであり、また後者の
具体例は図6(a)〜(e)の通りである。図5(a)〜(c)
の情報記憶カードは一方の面に凹部5を有する支持体1
の凹部5に光反射性着色層2及び可逆性記録層3を順次
設けると共に、同一面の可逆性記録層以外の部分の少く
とも一部又は他方の面の少くとも一部に磁気記録層4を
設けたものである。また図6(a)〜(f)の情報記憶カー
ドは一方の面に凹部5を有する透明支持体1′の凹部5
に可逆性記録層3を設け、他方の面の少くとも可逆性記
録層対応部分に光反射性着色層2を設けると共に、前記
一方の面の可逆性記録層以外の部分の少くとも一部又は
前記他方の面の少くとも一部に磁気記録層4を設けたも
のである。なお図5〜図6の情報記憶カードは可逆性記
録層面が支持体面と同一になるので、図2(b)のカード
のように通常の平担な支持体を用いた場合に生じる可逆
性記録層の出っ張りによる不都合(可逆性記録層が出っ
張ったカードでは磁気記録の読み取り又は書き込みの
際、装置の内部を通過させるとに走行不良が発生した
り、出っ張り部分の可逆性記録層、即ち表示部分が摩耗
し易い。)を解消することができる。
着色層が支持体の凹部にあるか或いは凹部とは反対の支
持体面にあるかによって次のように分類できる。即ち前
者の具体例は図5(a)〜(c)の通りであり、また後者の
具体例は図6(a)〜(e)の通りである。図5(a)〜(c)
の情報記憶カードは一方の面に凹部5を有する支持体1
の凹部5に光反射性着色層2及び可逆性記録層3を順次
設けると共に、同一面の可逆性記録層以外の部分の少く
とも一部又は他方の面の少くとも一部に磁気記録層4を
設けたものである。また図6(a)〜(f)の情報記憶カー
ドは一方の面に凹部5を有する透明支持体1′の凹部5
に可逆性記録層3を設け、他方の面の少くとも可逆性記
録層対応部分に光反射性着色層2を設けると共に、前記
一方の面の可逆性記録層以外の部分の少くとも一部又は
前記他方の面の少くとも一部に磁気記録層4を設けたも
のである。なお図5〜図6の情報記憶カードは可逆性記
録層面が支持体面と同一になるので、図2(b)のカード
のように通常の平担な支持体を用いた場合に生じる可逆
性記録層の出っ張りによる不都合(可逆性記録層が出っ
張ったカードでは磁気記録の読み取り又は書き込みの
際、装置の内部を通過させるとに走行不良が発生した
り、出っ張り部分の可逆性記録層、即ち表示部分が摩耗
し易い。)を解消することができる。
【0006】本発明情報記憶カードの可逆性記録層の記
録原理は温度による可逆的な透明度変化、即ち透明状態
から白濁不透明状態へ、又はその逆の変化を利用したも
のである。ここで透明状態と白濁不透明状態との物理的
な違いは次のように推測される。即ち、透明の場合には
樹脂母材中に分散された有機低分子物質の粒子は有機低
分子物質の大きな粒子で構成されており、可逆性記録層
の一方の側から入射した光は散乱されることなく、他方
の側に透過するため透明に見える。又、白濁不透明の場
合には有機低分子物質の粒子は微細な結晶が集合した多
結晶で構成され、個々の結晶の結晶軸がいろいろな方向
を向いているため一方の側から入射した光は有機低分子
物質粒子の結晶の界面で何度も屈折し、散乱されるため
白く見える。以上のような透明度変化は温度により行な
われる。これを図面によって説明すると、図7におい
て、樹脂母材と、この樹脂母材中に分散された有機低分
子物質とを主成分とする可逆性記録層は例えばT0以下
の常温で白濁不透明状態にある。これをT1〜T2間の温
度に加熱すると、透明になり、この状態で再びT0以下
の常温に戻しても透明のままである。これは温度T1〜
T2間から温度T0以下に至るまでに有機低分子物質が半
溶融状態を経て多結晶から単結晶へと結晶が成長するた
めと考えられる。更にT3以上の温度に加熱すると、最
大透明度と最大不透明度との中間の半透明状態になる。
次にこの温度を下げて行くと、再び透明状態をとること
なく最初の白濁不透明状態に戻る。これは温度T3以上
で有機低分子物質が溶融後冷却されることにより多結晶
が析出するためであると考えられる。なお、この不透明
状態のものをT0〜T1間の温度に加熱した後、常温、即
ちT0以下の温度に冷却した場合には透明と不透明との
間の状態をとることができる。また前記、常温で透明に
なったものも再びT3以上の温度に加熱し、常温に戻せ
ば、再び白濁不透明状態に戻る。即ち常温で不透明及び
透明の両形態及びその中間状態をとることができる。従
ってこのような可逆性記録層表面を例えばサーマルヘッ
ドで選択的に加熱し、透明地に白濁画像、又は白濁地に
透明画像を形成することができる。またこのような画像
形成及び消去は何回も繰返すことが可能である。
録原理は温度による可逆的な透明度変化、即ち透明状態
から白濁不透明状態へ、又はその逆の変化を利用したも
のである。ここで透明状態と白濁不透明状態との物理的
な違いは次のように推測される。即ち、透明の場合には
樹脂母材中に分散された有機低分子物質の粒子は有機低
分子物質の大きな粒子で構成されており、可逆性記録層
の一方の側から入射した光は散乱されることなく、他方
の側に透過するため透明に見える。又、白濁不透明の場
合には有機低分子物質の粒子は微細な結晶が集合した多
結晶で構成され、個々の結晶の結晶軸がいろいろな方向
を向いているため一方の側から入射した光は有機低分子
物質粒子の結晶の界面で何度も屈折し、散乱されるため
白く見える。以上のような透明度変化は温度により行な
われる。これを図面によって説明すると、図7におい
て、樹脂母材と、この樹脂母材中に分散された有機低分
子物質とを主成分とする可逆性記録層は例えばT0以下
の常温で白濁不透明状態にある。これをT1〜T2間の温
度に加熱すると、透明になり、この状態で再びT0以下
の常温に戻しても透明のままである。これは温度T1〜
T2間から温度T0以下に至るまでに有機低分子物質が半
溶融状態を経て多結晶から単結晶へと結晶が成長するた
めと考えられる。更にT3以上の温度に加熱すると、最
大透明度と最大不透明度との中間の半透明状態になる。
次にこの温度を下げて行くと、再び透明状態をとること
なく最初の白濁不透明状態に戻る。これは温度T3以上
で有機低分子物質が溶融後冷却されることにより多結晶
が析出するためであると考えられる。なお、この不透明
状態のものをT0〜T1間の温度に加熱した後、常温、即
ちT0以下の温度に冷却した場合には透明と不透明との
間の状態をとることができる。また前記、常温で透明に
なったものも再びT3以上の温度に加熱し、常温に戻せ
ば、再び白濁不透明状態に戻る。即ち常温で不透明及び
透明の両形態及びその中間状態をとることができる。従
ってこのような可逆性記録層表面を例えばサーマルヘッ
ドで選択的に加熱し、透明地に白濁画像、又は白濁地に
透明画像を形成することができる。またこのような画像
形成及び消去は何回も繰返すことが可能である。
【0007】また本発明の可逆性記録層は圧力によって
も画像形成を行なうことができる。この場合の画像形成
原理は次の通りである。最初、可逆性記録層は例えば白
濁不透明状態にあるとする。このような白濁状態の記録
層を加圧すると透明状態となり、更に加熱すると最大透
明度と最大不透明度との中間の半透明状態となる。次に
温度を下げると最初の白濁不透明状態に戻る。このもの
に再び圧力を加えると、透明状態となる。従って、例え
ばこのような記録層を有する可逆性記録材料全体を加熱
後、常温に冷却して白濁不透明化し、例えばドットイン
パクトプリントへッドで画像状に圧力を加えれば透明画
像が形成される。この場合も画像形成及び消去は何回も
繰返すことが可能である。
も画像形成を行なうことができる。この場合の画像形成
原理は次の通りである。最初、可逆性記録層は例えば白
濁不透明状態にあるとする。このような白濁状態の記録
層を加圧すると透明状態となり、更に加熱すると最大透
明度と最大不透明度との中間の半透明状態となる。次に
温度を下げると最初の白濁不透明状態に戻る。このもの
に再び圧力を加えると、透明状態となる。従って、例え
ばこのような記録層を有する可逆性記録材料全体を加熱
後、常温に冷却して白濁不透明化し、例えばドットイン
パクトプリントへッドで画像状に圧力を加えれば透明画
像が形成される。この場合も画像形成及び消去は何回も
繰返すことが可能である。
【0008】本発明の情報記憶カードの各層の形成法は
次の通りである。まず光反射性着色層は着色剤及び樹脂
バインダーを主成分とする溶液又は分散液を対象面に塗
布、乾燥するか、或いは単に着色シートを貼合せること
により形成される。ここで着色剤としては上層の可逆性
記録層の透明及び白濁の変化を反射画像として認識でき
る、光を反射するような色を有する染料、顔料、金、
銀、アルミニウム、亜鉛などの金属が使用される。また
樹脂バインダーとしては各種熱可塑性、熱硬化性又は紫
外線硬化性樹脂が使用される。可逆性記録層は一般に
(1)樹脂母材、有機低分子物質の2成分を溶解した溶
液、又は樹脂母材の溶液(溶剤としては有機低分子物質
を溶解しないものを用いる。)に有機低分子物質を微粒
子状に分散してなる分散液を情報記憶カードの支持体上
に塗布、乾燥するか、或いは(2)前記2成分を溶剤の存
在又は不存在下に、必要あれば加熱しながら、混練し、
これをフィルム等の仮の支持部材上に塗布、乾燥する
か、もしくはそれ自体をシート状に形成することにより
作られる。なおいずれの場合も必要に応じて可逆性記録
層上にシリコン樹脂、フッ素樹脂等の樹脂保護層を設け
たり、或いは各種の図案や文字等を印刷することができ
る。溶剤としてはテトラヒドロフラン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化
炭素、エタノール、トルエン、ベンゼン等が挙げられ
る。なお分散液を使用した場合は勿論であるが、溶液や
混練物を使用した場合も得られる可逆性記録層中では有
機低分子物質は微粒子として析出し、分散状態で存在す
る。
次の通りである。まず光反射性着色層は着色剤及び樹脂
バインダーを主成分とする溶液又は分散液を対象面に塗
布、乾燥するか、或いは単に着色シートを貼合せること
により形成される。ここで着色剤としては上層の可逆性
記録層の透明及び白濁の変化を反射画像として認識でき
る、光を反射するような色を有する染料、顔料、金、
銀、アルミニウム、亜鉛などの金属が使用される。また
樹脂バインダーとしては各種熱可塑性、熱硬化性又は紫
外線硬化性樹脂が使用される。可逆性記録層は一般に
(1)樹脂母材、有機低分子物質の2成分を溶解した溶
液、又は樹脂母材の溶液(溶剤としては有機低分子物質
を溶解しないものを用いる。)に有機低分子物質を微粒
子状に分散してなる分散液を情報記憶カードの支持体上
に塗布、乾燥するか、或いは(2)前記2成分を溶剤の存
在又は不存在下に、必要あれば加熱しながら、混練し、
これをフィルム等の仮の支持部材上に塗布、乾燥する
か、もしくはそれ自体をシート状に形成することにより
作られる。なおいずれの場合も必要に応じて可逆性記録
層上にシリコン樹脂、フッ素樹脂等の樹脂保護層を設け
たり、或いは各種の図案や文字等を印刷することができ
る。溶剤としてはテトラヒドロフラン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化
炭素、エタノール、トルエン、ベンゼン等が挙げられ
る。なお分散液を使用した場合は勿論であるが、溶液や
混練物を使用した場合も得られる可逆性記録層中では有
機低分子物質は微粒子として析出し、分散状態で存在す
る。
【0009】可逆性記録層に使用される樹脂母材は有機
低分子物質を均一に分散保持した層を形成すると共に、
最大透明時の透明度に影響を与える材料である。このた
め母材は透明性が良く、機械的に安定で、且つ成膜性の
良い樹脂が好ましい。このような樹脂としてはポリ塩化
ビニル、塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル
〜酢酸ビニル〜ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル
〜酢酸ビニル〜マレイン酸共重合体、塩化ビニル〜アク
リレート共重合体等の塩化ビニル系共重合体;ポリ塩化
ビニリデン、塩化ビニリデン〜塩化ビニル共重合体、塩
化ビニリデン〜アクリロニトリル共重合体等の塩化ビニ
リデン系共重合体;ポリエステル;ポリアミド;ポリア
クリレート又はポリメタクリレート或いはアクリレート
〜メタクリレート共重合体、シリコン樹脂等が挙げられ
る。これらは単独で或いは2種以上混合して使用され
る。
低分子物質を均一に分散保持した層を形成すると共に、
最大透明時の透明度に影響を与える材料である。このた
め母材は透明性が良く、機械的に安定で、且つ成膜性の
良い樹脂が好ましい。このような樹脂としてはポリ塩化
ビニル、塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル
〜酢酸ビニル〜ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル
〜酢酸ビニル〜マレイン酸共重合体、塩化ビニル〜アク
リレート共重合体等の塩化ビニル系共重合体;ポリ塩化
ビニリデン、塩化ビニリデン〜塩化ビニル共重合体、塩
化ビニリデン〜アクリロニトリル共重合体等の塩化ビニ
リデン系共重合体;ポリエステル;ポリアミド;ポリア
クリレート又はポリメタクリレート或いはアクリレート
〜メタクリレート共重合体、シリコン樹脂等が挙げられ
る。これらは単独で或いは2種以上混合して使用され
る。
【0010】一方、有機低分子物質としては可逆性記録
層中で温度により多結晶から単結晶に変化するものであ
ればよく、一般に融点30〜200℃、好ましくは50〜150℃
程度のものが使用される。このような有機低分子物質と
してはアルカノール;アルカンジオール;ハロゲンアル
カノール又はハロゲンアルカンジオール;アルキルアミ
ン;アルカン;アルケン;アルキン;ハロゲンアルカ
ン;ハロゲンアルケン;ハロゲンアルキン;シクロアル
カン;シクロアルケン;シクロアルキン;飽和又は不飽
和モノ又はジカルボン酸又はこれらのエステル、アミ
ド、又はアンモニウム塩;飽和又は不飽和ハロゲン脂肪
酸又はこれらのエステル、アミド、又はアンモニウム
塩;アリルカルボン酸又はそれらのエステル、アミド又
はアンモニウム塩;ハロゲンアリルカルボン酸又はそれ
らのエステル、アミド又はアンモニウム塩;チオアルコ
ール;チオカルボン酸又はそれらのエステル、アミン、
又はアンモニウム塩;チオアルコールのカルボン酸エス
テル等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上混合
して使用される。これらの化合物の炭素数は10〜60、好
ましくは10〜38、特に10〜30が好ましい。エステル中の
アルコール基部分は飽和していても飽和していなくても
よく、又ハロゲン置換されていてもよい。いずれにして
も有機低分子物質は分子中に酸素、窒素、硫黄及びハロ
ゲンの少くとも1種、例えば−OH,−COOH,−C
ONH,−COOR,−NH,−NH2,−S−,−S
−S−,−O−、ハロゲン等を含む化合物であることが
好ましい。更に具体的にはこれら化合物にはラウリン
酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ノナデカン酸、ア
ラキン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ステアリン酸メ
チル、ステアリン酸テトラデシル、ステアリン酸オクタ
デシル、ラウリン酸オクタデシル、パルミチン酸テトラ
デシル、ベヘン酸ドコシル等の高級脂肪酸のエステル; 以下余白
層中で温度により多結晶から単結晶に変化するものであ
ればよく、一般に融点30〜200℃、好ましくは50〜150℃
程度のものが使用される。このような有機低分子物質と
してはアルカノール;アルカンジオール;ハロゲンアル
カノール又はハロゲンアルカンジオール;アルキルアミ
ン;アルカン;アルケン;アルキン;ハロゲンアルカ
ン;ハロゲンアルケン;ハロゲンアルキン;シクロアル
カン;シクロアルケン;シクロアルキン;飽和又は不飽
和モノ又はジカルボン酸又はこれらのエステル、アミ
ド、又はアンモニウム塩;飽和又は不飽和ハロゲン脂肪
酸又はこれらのエステル、アミド、又はアンモニウム
塩;アリルカルボン酸又はそれらのエステル、アミド又
はアンモニウム塩;ハロゲンアリルカルボン酸又はそれ
らのエステル、アミド又はアンモニウム塩;チオアルコ
ール;チオカルボン酸又はそれらのエステル、アミン、
又はアンモニウム塩;チオアルコールのカルボン酸エス
テル等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上混合
して使用される。これらの化合物の炭素数は10〜60、好
ましくは10〜38、特に10〜30が好ましい。エステル中の
アルコール基部分は飽和していても飽和していなくても
よく、又ハロゲン置換されていてもよい。いずれにして
も有機低分子物質は分子中に酸素、窒素、硫黄及びハロ
ゲンの少くとも1種、例えば−OH,−COOH,−C
ONH,−COOR,−NH,−NH2,−S−,−S
−S−,−O−、ハロゲン等を含む化合物であることが
好ましい。更に具体的にはこれら化合物にはラウリン
酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ノナデカン酸、ア
ラキン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ステアリン酸メ
チル、ステアリン酸テトラデシル、ステアリン酸オクタ
デシル、ラウリン酸オクタデシル、パルミチン酸テトラ
デシル、ベヘン酸ドコシル等の高級脂肪酸のエステル; 以下余白
【化1】 等のエーテル又はチオエーテル等がある。中でも本発明
では高級脂肪酸、特にパルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン酸、リグノセリン酸等の炭素数16以上の高級脂肪酸
が好ましく、炭素数16〜24の高級脂肪酸が更に好まし
い。なお可逆性記録層中の有機低分子物質と樹脂母材と
の割合は重量比で2:1〜1:16程度が好ましく、1:
1〜1:5が更に好ましい。母材の比率がこれ以下にな
ると、有機低分子物質を母材中に保持した膜を形成する
ことが困難となり、またこれ以上になると、有機低分子
物質の量が少ないため、不透明化が困難になる。
では高級脂肪酸、特にパルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン酸、リグノセリン酸等の炭素数16以上の高級脂肪酸
が好ましく、炭素数16〜24の高級脂肪酸が更に好まし
い。なお可逆性記録層中の有機低分子物質と樹脂母材と
の割合は重量比で2:1〜1:16程度が好ましく、1:
1〜1:5が更に好ましい。母材の比率がこれ以下にな
ると、有機低分子物質を母材中に保持した膜を形成する
ことが困難となり、またこれ以上になると、有機低分子
物質の量が少ないため、不透明化が困難になる。
【0011】可逆性記録層には以上の成分の他に、透明
画像の形成を容易にするために、界面活性剤、高沸点溶
剤等の添加物を添加することができる。これら添加物の
具体例は次の通りである。 高沸点溶剤の例;リン酸トリブチル、リン酸トリ-2-エ
チルヘキシル、リン酸トリフェニル、リン酸トリクレジ
ル、オレイン酸ブチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジ
エチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタ
ル酸ジ-n-オクチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、
フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジオクチルデシル、フ
タル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル、アジピ
ン酸ジブチル、アジピン酸ジ-n-ヘキシル、アジピン酸
ジ-2-エチルヘキシル、アジピン酸アルキル610、アゼ
ライン酸ジ-2-エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、
セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル、ジエチレングリコー
ルジベンゾエート、トリエチレングリコールジ-2-エチ
ルブチラート、アセチルリシノール酸メチル、アセチル
リシノール酸ブチル、ブチルフタリルブチルグリコレー
ト、アセチルクエン酸トリブチル。 界面活性剤、その他の添加物の例;多価アルコール高級
脂肪酸エステル;多価アルコール高級アルキルエーテ
ル;高級アルコール高級脂肪酸エステル、高級アルコー
ル、高級アルキルフェノール、高級脂肪酸高級アルキル
アミン、高級脂肪酸アミド、油脂又はポリプロピレング
リコールの低級オレフィンオキサイド付加物;アセチレ
ングリコール;高級アルキルベンゼンスルホン酸のN
a,Ca,Ba又はMg塩;高級脂肪酸、芳香族カルボ
ン酸、高級脂肪族スルホン酸、芳香族スルホン酸、硫酸
モノエステル又はリン酸モノ-又はジ-エステルのCa,
Ba又はMg;低度硫酸化油;ポリ長鎖アルキルアクリ
レート;アクリル系オリゴマー;ポリ長鎖アルキルメタ
クリレート;長鎖アルキルメタクリレート〜アミン含有
モノマー共重合体;スチレン〜無水マレイン酸共重合
体;オレフィン〜無水マレイン酸共重合体。
画像の形成を容易にするために、界面活性剤、高沸点溶
剤等の添加物を添加することができる。これら添加物の
具体例は次の通りである。 高沸点溶剤の例;リン酸トリブチル、リン酸トリ-2-エ
チルヘキシル、リン酸トリフェニル、リン酸トリクレジ
ル、オレイン酸ブチル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジ
エチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタ
ル酸ジ-n-オクチル、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、
フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジオクチルデシル、フ
タル酸ジイソデシル、フタル酸ブチルベンジル、アジピ
ン酸ジブチル、アジピン酸ジ-n-ヘキシル、アジピン酸
ジ-2-エチルヘキシル、アジピン酸アルキル610、アゼ
ライン酸ジ-2-エチルヘキシル、セバシン酸ジブチル、
セバシン酸ジ-2-エチルヘキシル、ジエチレングリコー
ルジベンゾエート、トリエチレングリコールジ-2-エチ
ルブチラート、アセチルリシノール酸メチル、アセチル
リシノール酸ブチル、ブチルフタリルブチルグリコレー
ト、アセチルクエン酸トリブチル。 界面活性剤、その他の添加物の例;多価アルコール高級
脂肪酸エステル;多価アルコール高級アルキルエーテ
ル;高級アルコール高級脂肪酸エステル、高級アルコー
ル、高級アルキルフェノール、高級脂肪酸高級アルキル
アミン、高級脂肪酸アミド、油脂又はポリプロピレング
リコールの低級オレフィンオキサイド付加物;アセチレ
ングリコール;高級アルキルベンゼンスルホン酸のN
a,Ca,Ba又はMg塩;高級脂肪酸、芳香族カルボ
ン酸、高級脂肪族スルホン酸、芳香族スルホン酸、硫酸
モノエステル又はリン酸モノ-又はジ-エステルのCa,
Ba又はMg;低度硫酸化油;ポリ長鎖アルキルアクリ
レート;アクリル系オリゴマー;ポリ長鎖アルキルメタ
クリレート;長鎖アルキルメタクリレート〜アミン含有
モノマー共重合体;スチレン〜無水マレイン酸共重合
体;オレフィン〜無水マレイン酸共重合体。
【0012】次に磁気層は磁性材料を対象面に真空蒸
着、スパッタリング等の方法で堆積させるか、或いは樹
脂バインダーと共に塗布、乾燥することにより形成され
る。ここで磁性材料としては、鉄、コバルト、ニッケル
等、及びそれらの合金又は化合物が挙げられる。また樹
脂バインダーとしては光反射性着色層の場合と同様、各
種熱可塑性、熱硬化性又は紫外線硬化性樹脂が挙げられ
る。なお磁気層上には必要に応じて隠蔽層を設けたり、
或いは各種の図案や文字等を印刷することができる。支
持体としてはポリエステルフィルムのような透明又は白
色プラスチックフィルム、紙等、又はそれらの着色物が
使用される。なお必要に応じて本発明の情報記憶カード
において、光反射性着色層と可逆性記録層の間に透光性
材料からなる層を設けることができる。
着、スパッタリング等の方法で堆積させるか、或いは樹
脂バインダーと共に塗布、乾燥することにより形成され
る。ここで磁性材料としては、鉄、コバルト、ニッケル
等、及びそれらの合金又は化合物が挙げられる。また樹
脂バインダーとしては光反射性着色層の場合と同様、各
種熱可塑性、熱硬化性又は紫外線硬化性樹脂が挙げられ
る。なお磁気層上には必要に応じて隠蔽層を設けたり、
或いは各種の図案や文字等を印刷することができる。支
持体としてはポリエステルフィルムのような透明又は白
色プラスチックフィルム、紙等、又はそれらの着色物が
使用される。なお必要に応じて本発明の情報記憶カード
において、光反射性着色層と可逆性記録層の間に透光性
材料からなる層を設けることができる。
【0013】以上のような本発明の情報記憶カードに実
際に画像形成及び消去を行うための装置の一例を図8に
示す。図中、10は情報記憶カード、11は磁気ヘッド、12
はサーマルヘッド、13はサーマルヘッド駆動部、14はヒ
ートローラー、15はヒートローラー駆動部である。ここ
でヒートローラー14は既に形成された表示画像を消去す
る機能を持ち、一方、サーマルヘッド12は新たな表示画
像を形成する機能を持っている。
際に画像形成及び消去を行うための装置の一例を図8に
示す。図中、10は情報記憶カード、11は磁気ヘッド、12
はサーマルヘッド、13はサーマルヘッド駆動部、14はヒ
ートローラー、15はヒートローラー駆動部である。ここ
でヒートローラー14は既に形成された表示画像を消去す
る機能を持ち、一方、サーマルヘッド12は新たな表示画
像を形成する機能を持っている。
【0014】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明する。な
お「部」及び「%」はいずれも重量基準である。
お「部」及び「%」はいずれも重量基準である。
【0015】実施例1 250μm厚の白色ポリエステルフィルムの一方の面の一部
にアルミニウムを真空蒸着し、着色層とした。次にこの
光反射性着色層上に べ ヘ ン 酸 8部 ステアリルステアレート 2部 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 3部 塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体(UCC社製VYHH) 25部 THF 200部 よりなる溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性記録
層を設けた。さらに支持体の同一面上の他の部分に Fe2O3 10部 塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体(UCC社製VAGH) 10部 メチルエチルケトン(MEK) 40部 ト ル エ ン 40部 よりなる分散液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して
10μm厚の磁気記録層を設け、図1(a)のタイプの情報
記憶カードを作成した。以下、このカードを図10の装置
にセットし、実施例1と同様に操作したところ、銀色の
地に白の鮮明な表示画像が形成された。またこの操作を
100回繰返しても性能劣化は生じなかった。
にアルミニウムを真空蒸着し、着色層とした。次にこの
光反射性着色層上に べ ヘ ン 酸 8部 ステアリルステアレート 2部 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 3部 塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体(UCC社製VYHH) 25部 THF 200部 よりなる溶液を塗布し、乾燥して15μm厚の可逆性記録
層を設けた。さらに支持体の同一面上の他の部分に Fe2O3 10部 塩化ビニル〜酢酸ビニル共重合体(UCC社製VAGH) 10部 メチルエチルケトン(MEK) 40部 ト ル エ ン 40部 よりなる分散液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して
10μm厚の磁気記録層を設け、図1(a)のタイプの情報
記憶カードを作成した。以下、このカードを図10の装置
にセットし、実施例1と同様に操作したところ、銀色の
地に白の鮮明な表示画像が形成された。またこの操作を
100回繰返しても性能劣化は生じなかった。
【0016】実施例2 30μm厚のポリエステルフィルムの一方の面の全面にア
ルミニウムを蒸着して着色層とし、その上に実施例1で
用いた可逆性記録層用溶液を塗布し、乾燥して15μm厚
の可逆性記録層を設けた。次にこのフィルムの他方の面
の全面にポリアミド/エポキシ系接着剤を塗布し、これ
を深さ50μmの凹部を有する250μm厚の白色ポリエステ
ルフィルム支持体の凹部に貼り付けた。次に支持体の凹
部とは反対の面の全面に実施例1で用いた磁気記録層用
分散液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して10μm厚
の磁気記録層を設けることにより、図5(a)のタイプの
情報記憶カードを作製した。以下、このカードを図8の
装置にセットし、実施例1と同様に操作したところ、銀
色の地に白の鮮明な表示画像が形成された。またこの操
作を100回繰返しても性能劣化は生じなかった。勿論、
走行不良などもなかった。
ルミニウムを蒸着して着色層とし、その上に実施例1で
用いた可逆性記録層用溶液を塗布し、乾燥して15μm厚
の可逆性記録層を設けた。次にこのフィルムの他方の面
の全面にポリアミド/エポキシ系接着剤を塗布し、これ
を深さ50μmの凹部を有する250μm厚の白色ポリエステ
ルフィルム支持体の凹部に貼り付けた。次に支持体の凹
部とは反対の面の全面に実施例1で用いた磁気記録層用
分散液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して10μm厚
の磁気記録層を設けることにより、図5(a)のタイプの
情報記憶カードを作製した。以下、このカードを図8の
装置にセットし、実施例1と同様に操作したところ、銀
色の地に白の鮮明な表示画像が形成された。またこの操
作を100回繰返しても性能劣化は生じなかった。勿論、
走行不良などもなかった。
【0017】実施例3 250μm厚の白色ポリエステルフィルムの一方の面の全面
に実施例1で用いた磁気記録層用分散液をワイヤーバー
で塗布し、加熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を設け
た。次にその反対面の全面にアルミニウムを蒸着して光
反射性着色層を設けた。更にこの光反射性着色層の全面
に実施例1で用いた可逆性記録層用溶液を塗布し、乾燥
して15μm厚の可逆性記録層を設けることにより図3
(a)のタイプの情報記憶カードを作製した。以下、この
カードを図8の装置にセットし、実施例1と同様に操作
したところ、銀色の地に白の鮮明な表示画像が形成され
た。またこの操作を100回繰返しても性能劣化は生じな
かった。
に実施例1で用いた磁気記録層用分散液をワイヤーバー
で塗布し、加熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を設け
た。次にその反対面の全面にアルミニウムを蒸着して光
反射性着色層を設けた。更にこの光反射性着色層の全面
に実施例1で用いた可逆性記録層用溶液を塗布し、乾燥
して15μm厚の可逆性記録層を設けることにより図3
(a)のタイプの情報記憶カードを作製した。以下、この
カードを図8の装置にセットし、実施例1と同様に操作
したところ、銀色の地に白の鮮明な表示画像が形成され
た。またこの操作を100回繰返しても性能劣化は生じな
かった。
【0018】実施例4 188μm厚の透明ポリエステルフィルムの一方の面の一部
に実施例1で用いた可逆性記録層用溶液を塗布し、乾燥
して15μm厚の可逆性記録層を設けた。次に支持体の他
方の面の可逆性記録層対応部分にアルミニウムを蒸着し
て光反射性着色層を設けた。さらに支持体の他方の面の
残部(光反射性着色層以外の部分)の一部に実施例1で
用いた磁気記録層用分散液をワイヤーバーで塗布し、加
熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を設けることにより、
図4(b)のタイプの情報記憶カードを作製した。以下、
このカードを図8の装置にセットし、実施例1と同様に
操作したところ、銀色の地に白の鮮明な表示画像が形成
された。またこの操作を100回繰返しても性能劣化は生
じなかった。
に実施例1で用いた可逆性記録層用溶液を塗布し、乾燥
して15μm厚の可逆性記録層を設けた。次に支持体の他
方の面の可逆性記録層対応部分にアルミニウムを蒸着し
て光反射性着色層を設けた。さらに支持体の他方の面の
残部(光反射性着色層以外の部分)の一部に実施例1で
用いた磁気記録層用分散液をワイヤーバーで塗布し、加
熱乾燥して10μm厚の磁気記録層を設けることにより、
図4(b)のタイプの情報記憶カードを作製した。以下、
このカードを図8の装置にセットし、実施例1と同様に
操作したところ、銀色の地に白の鮮明な表示画像が形成
された。またこの操作を100回繰返しても性能劣化は生
じなかった。
【0019】
【発明の効果】以上の如く本発明の情報記憶カードは温
度により透明度が可逆的に変化する可逆性記録層を持つ
ため、必要な情報を低コストで且つ簡単に表示できる
上、指などの摩擦によっても容易に消ず、かつ特に光反
射性着色層を有するため、情報記憶カードの表面から光
を照射すると、可逆性記録層の透明部では照射光は光反
射性着色層で反射されるが、可逆性記録層の白濁部では
照射光が拡散反射されるのみならず拡散しながら可逆性
記録層を通り抜けた光が光反射性着色層により反射され
再び白濁部で拡散される。このため白濁部の白色度はさ
らに増すため、高コントラストの表示が得られるという
利点がある。
度により透明度が可逆的に変化する可逆性記録層を持つ
ため、必要な情報を低コストで且つ簡単に表示できる
上、指などの摩擦によっても容易に消ず、かつ特に光反
射性着色層を有するため、情報記憶カードの表面から光
を照射すると、可逆性記録層の透明部では照射光は光反
射性着色層で反射されるが、可逆性記録層の白濁部では
照射光が拡散反射されるのみならず拡散しながら可逆性
記録層を通り抜けた光が光反射性着色層により反射され
再び白濁部で拡散される。このため白濁部の白色度はさ
らに増すため、高コントラストの表示が得られるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図2】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図3】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図4】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図5】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図6】本発明の情報記憶カードの一例の断面図。
【図7】本発明情報記憶カードの可逆性記録層における
記録原理の説明図。
記録原理の説明図。
【図8】本発明の情報記憶カードに情報の記憶及び消
去、並びに表示画像形成及び消去を行なうための一例の
装置図。
去、並びに表示画像形成及び消去を行なうための一例の
装置図。
【符号の説明】 1 支持体 1′ 透明支持体 2 光反射性着色層 3 可逆性記録層 4 磁気記録層 5 凹部 10 情報記憶カード 11 磁気ヘッド 12 サーマルヘッド 14 ヒートローラー
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/06 19/00 G11B 23/38 Z 7201−5D // B42D 107:00 9111−2C 8623−5L G06K 19/00 Q
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体上に樹脂母材とこの樹脂母材中に
分散された有機低分子物質とを主成分とし、温度により
透明度が可逆的に変化する感熱記録層と磁性材料を主成
分とする磁気記録層とを有すると共に、少くとも感熱記
録層直下又は支持体の感熱記録層対応部分が着色されて
いる情報記憶カード。 - 【請求項2】 一方の面に凹部を有する支持体の前記凹
部に温度により透明度が可逆的に変化する感熱記録層を
有し、且つこの支持体上に磁性材料を主成分とする磁気
記録層を有すると共に、少くとも感熱記録層直下又は支
持体の感熱記録層対応部分が着色されている情報記憶カ
ード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4090930A JPH05185773A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 情報記憶カード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4090930A JPH05185773A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 情報記憶カード |
Related Child Applications (4)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4337156A Division JPH06239069A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 情報記憶カード |
| JP4337154A Division JPH06239067A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 情報記憶カード |
| JP4337153A Division JPH06239066A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 情報記憶カード |
| JP4337155A Division JP2819489B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 情報記憶カード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05185773A true JPH05185773A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=14012165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4090930A Pending JPH05185773A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 情報記憶カード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05185773A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06239068A (ja) * | 1992-12-17 | 1994-08-30 | Ricoh Co Ltd | 情報記憶カード |
| JPH06239066A (ja) * | 1992-12-17 | 1994-08-30 | Ricoh Co Ltd | 情報記憶カード |
| KR20180065140A (ko) * | 2016-12-07 | 2018-06-18 | 주식회사 나노브릭 | 히든 이미지 효과를 나타내는 정품인증용 라벨 및 이의 제조방법. |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5845998A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-17 | Ricoh Co Ltd | 感熱記録型磁気シ−ト |
| JPS61273786A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-04 | Pilot Pen Co Ltd:The | 可視磁気カ−ド |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP4090930A patent/JPH05185773A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5845998A (ja) * | 1981-09-14 | 1983-03-17 | Ricoh Co Ltd | 感熱記録型磁気シ−ト |
| JPS61273786A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-04 | Pilot Pen Co Ltd:The | 可視磁気カ−ド |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06239068A (ja) * | 1992-12-17 | 1994-08-30 | Ricoh Co Ltd | 情報記憶カード |
| JPH06239066A (ja) * | 1992-12-17 | 1994-08-30 | Ricoh Co Ltd | 情報記憶カード |
| KR20180065140A (ko) * | 2016-12-07 | 2018-06-18 | 주식회사 나노브릭 | 히든 이미지 효과를 나타내는 정품인증용 라벨 및 이의 제조방법. |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH056469A (ja) | 書換え可能なバーコード表示体、そのバーコード表示体の処理方法、そのバーコードの読み取り方法およびそのバーコード表示体の処理装置 | |
| WO1995011494A1 (en) | Method for recording information and picture on card having information recording section and picture recording section | |
| US5547915A (en) | Information recording medium and printing method using the same | |
| JPS5845998A (ja) | 感熱記録型磁気シ−ト | |
| JP3336530B2 (ja) | 情報記録媒体及びそれを用いた印字方法 | |
| JPH07179061A (ja) | 可逆性感熱記録材料の画像消去方法 | |
| JP2678207B2 (ja) | 情報記憶表示媒体 | |
| JPH07179060A (ja) | カード処理方法 | |
| JPH0852963A (ja) | 情報記憶カード | |
| JPH06239068A (ja) | 情報記憶カード | |
| JPH06239069A (ja) | 情報記憶カード | |
| JPH0648031A (ja) | 可逆性感熱記録媒体 | |
| JP3116971B2 (ja) | 可逆性感熱記録材料 | |
| JPH06239066A (ja) | 情報記憶カード | |
| JPH0615958A (ja) | 消去装置 | |
| JPH06239067A (ja) | 情報記憶カード | |
| JP3218546B2 (ja) | 情報記憶表示媒体 | |
| JPS63139784A (ja) | 感熱記録表示体 | |
| JPH08224973A (ja) | 熱印字方法及び記録媒体 | |
| JPH0764119B2 (ja) | 可逆性感熱記録材料 | |
| JPH07149058A (ja) | 熱転写記録体 | |
| JP3090501B2 (ja) | 可逆性感熱記録方法及び可逆性感熱記録装置 | |
| JPH05177975A (ja) | 感熱表示付磁気記録媒体 | |
| JPH1016411A (ja) | 可逆性感熱記録表示体 | |
| JPH0890935A (ja) | 可逆性感熱記録媒体及びその製造方法 |