JPH0518588A - 空気調和機の過電流保護方法 - Google Patents
空気調和機の過電流保護方法Info
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- JPH0518588A JPH0518588A JP3172559A JP17255991A JPH0518588A JP H0518588 A JPH0518588 A JP H0518588A JP 3172559 A JP3172559 A JP 3172559A JP 17255991 A JP17255991 A JP 17255991A JP H0518588 A JPH0518588 A JP H0518588A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 過電流が流れた場合に速い保護を行なうこと
ができると共に、許容電流範囲内で最大の能力を得る。 【構成】 電流検出器10の検出する電流が第1の電流
値S1以上に至った時は圧縮機の運転を停止し(ステッ
プS8)、第1の電流値S1>電流>第2の電流値の時
はインバータ装置から出力する交流電力の周波数を所定
値下げ(ステップS9)、第2の電流値>電流>第3の
電流値の時は目標周波数の上昇量に対して減る方向の修
正を行ない(ステップS10,S11)、第3の電流値
>電流の時は通常運転を行なう。
ができると共に、許容電流範囲内で最大の能力を得る。 【構成】 電流検出器10の検出する電流が第1の電流
値S1以上に至った時は圧縮機の運転を停止し(ステッ
プS8)、第1の電流値S1>電流>第2の電流値の時
はインバータ装置から出力する交流電力の周波数を所定
値下げ(ステップS9)、第2の電流値>電流>第3の
電流値の時は目標周波数の上昇量に対して減る方向の修
正を行ない(ステップS10,S11)、第3の電流値
>電流の時は通常運転を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の運転電流を
適正範囲に制御する空気調和機の過電流保護方法に関す
るものである。
適正範囲に制御する空気調和機の過電流保護方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】このような過電流保護方法の従来技術と
しては、特公平2−620号公報に記載されているよう
なものがあった。この公報に記載されたものは、電流検
出器の検出した電流値に対して圧縮機の運転を停止させ
るゾーンと、周波数を低下させるゾーンと、周波数を変
化させないゾーンと、インバータ装置から出力する交流
電力の周波数を所定値ずつ増加させて周波数指令信号に
応じた周波数にするゾーンとを設けたものであった。
しては、特公平2−620号公報に記載されているよう
なものがあった。この公報に記載されたものは、電流検
出器の検出した電流値に対して圧縮機の運転を停止させ
るゾーンと、周波数を低下させるゾーンと、周波数を変
化させないゾーンと、インバータ装置から出力する交流
電力の周波数を所定値ずつ増加させて周波数指令信号に
応じた周波数にするゾーンとを設けたものであった。
【0003】このような従来の技術では、商用電源から
供給される電流値の最大許容範囲を越えることなく、そ
の範囲内において、略最大の運転能力が得られるもので
あった。
供給される電流値の最大許容範囲を越えることなく、そ
の範囲内において、略最大の運転能力が得られるもので
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の技術を用い
たものは、例えば電流の最大許容値を15Aとすれば、
一般に電流は14A〜15Aの範囲で制御されるが、周
波数を下げるゾーンは15A以上に設定されているた
め、短時間(電流ブレーカーの許容範囲内)ではあるが
運転電流が15Aを越えてしまうという問題点があっ
た。また圧縮機がロックして過大な過電流が流れるよう
な時には、周波数を下げる速度が追い付かず圧縮機に焼
損が生じるという問題があった。従って、運転電流の変
動範囲が15+α〜14Aの範囲になり許容電流範囲を
越える問題点があったと共に電流、すなわち能力の変動
範囲が広く、温度の変動範囲も広くなってしまう問題点
があった。
たものは、例えば電流の最大許容値を15Aとすれば、
一般に電流は14A〜15Aの範囲で制御されるが、周
波数を下げるゾーンは15A以上に設定されているた
め、短時間(電流ブレーカーの許容範囲内)ではあるが
運転電流が15Aを越えてしまうという問題点があっ
た。また圧縮機がロックして過大な過電流が流れるよう
な時には、周波数を下げる速度が追い付かず圧縮機に焼
損が生じるという問題があった。従って、運転電流の変
動範囲が15+α〜14Aの範囲になり許容電流範囲を
越える問題点があったと共に電流、すなわち能力の変動
範囲が広く、温度の変動範囲も広くなってしまう問題点
があった。
【0005】このような問題点に対して、本発明は、圧
縮機がロックし過大な電流が急激に流れた時にも速い保
護が行なえ、さらに電流を許容電流範囲内に押えること
ができる過電流保護方法を提供するものである。
縮機がロックし過大な電流が急激に流れた時にも速い保
護が行なえ、さらに電流を許容電流範囲内に押えること
ができる過電流保護方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の過電流保護方法
は室温と設定温度とに基づいて周波数指令信号を出力す
る信号出力手段と、商用電源から供給される電力を周波
数指令信号に応じた周波数の交流電力に変えて出力する
インバータ装置とを備えて成り、このインバータ装置の
出力を圧縮機に供給する空気調和機において、商用電源
から供給される電力の電流を検出する電流検出器を設
け、この電流検出器の検出する電流に対して第1の電流
値、第2の電流値、第3の電流値を順に小さくなるよう
に設定し、前記電流が第1の電流値より大きい時は圧縮
機の運転を停止し、前記電流が第1の電流値より小さく
第2の電流値より大きい時はインバータ装置から出力す
る交流電力の周波数を所定値下げ、前記電流が第2の電
流値より小さく第3の電流値より大きい時に周波数指令
信号が周波数の上昇方向に変化する際はインバータ装置
から出力する交流電力の周波数の上昇量を前記周波数指
令信号の上昇量より小さくし、前記電流が第3の電流値
より小さい時はインバータ装置から出力する交流電力の
周波数を前記周波数指令信号に応じた周波数にするもの
である。
は室温と設定温度とに基づいて周波数指令信号を出力す
る信号出力手段と、商用電源から供給される電力を周波
数指令信号に応じた周波数の交流電力に変えて出力する
インバータ装置とを備えて成り、このインバータ装置の
出力を圧縮機に供給する空気調和機において、商用電源
から供給される電力の電流を検出する電流検出器を設
け、この電流検出器の検出する電流に対して第1の電流
値、第2の電流値、第3の電流値を順に小さくなるよう
に設定し、前記電流が第1の電流値より大きい時は圧縮
機の運転を停止し、前記電流が第1の電流値より小さく
第2の電流値より大きい時はインバータ装置から出力す
る交流電力の周波数を所定値下げ、前記電流が第2の電
流値より小さく第3の電流値より大きい時に周波数指令
信号が周波数の上昇方向に変化する際はインバータ装置
から出力する交流電力の周波数の上昇量を前記周波数指
令信号の上昇量より小さくし、前記電流が第3の電流値
より小さい時はインバータ装置から出力する交流電力の
周波数を前記周波数指令信号に応じた周波数にするもの
である。
【0007】
【作用】このように構成された過電流保護方法を用いる
と、電流と第1〜第3の電流値(第1の電流値>第2の
電流値>第3の電流値)とを比較して、電流>第1の電
流値の時は圧縮機の運転を停止し、第1の電流値>電流
>第2の電流値の時は周波数を下げ、第2の電流値>電
流>第3の電流の時は周波数の上昇信号が出力された時
にのみ周波数の上昇幅を小さくし、第3の電流値>電流
の時は通常の運転を行なうものである。
と、電流と第1〜第3の電流値(第1の電流値>第2の
電流値>第3の電流値)とを比較して、電流>第1の電
流値の時は圧縮機の運転を停止し、第1の電流値>電流
>第2の電流値の時は周波数を下げ、第2の電流値>電
流>第3の電流の時は周波数の上昇信号が出力された時
にのみ周波数の上昇幅を小さくし、第3の電流値>電流
の時は通常の運転を行なうものである。
【0008】
【実施例】以下本発明をスプリット型空気調和機に用い
た実施例を説明する。図2は室外ユニットの要部電気回
路図である。
た実施例を説明する。図2は室外ユニットの要部電気回
路図である。
【0009】この図において、商用電源1から供給され
る交流(100V)は、バリスタ2、ノイズフィルタ
3、リアクタ4を経て全波整流器5に入力される。全波
整流器5の直流出力として、3個のコンデンサからなる
倍電圧整流器7により280Vの直流に昇圧される。こ
の直流280Vは、3相ブリッジ型インバータ6に入力
される。
る交流(100V)は、バリスタ2、ノイズフィルタ
3、リアクタ4を経て全波整流器5に入力される。全波
整流器5の直流出力として、3個のコンデンサからなる
倍電圧整流器7により280Vの直流に昇圧される。こ
の直流280Vは、3相ブリッジ型インバータ6に入力
される。
【0010】インバータ6は、直流280VをPWM理
論に基づいてスイッチングして実効値100Vの凝似正
弦波を生成して、三相誘導モータを用いてなる圧縮機8
へ供給する。圧縮機8の能力は、凝似正弦波の出力周波
数に依存して定まる。
論に基づいてスイッチングして実効値100Vの凝似正
弦波を生成して、三相誘導モータを用いてなる圧縮機8
へ供給する。圧縮機8の能力は、凝似正弦波の出力周波
数に依存して定まる。
【0011】電流検出回路9は、カレントトランス10
の検出した交流を整流平滑して直流電圧に変換した後マ
イクロプロセッサ11のA/D(アナグロ/デジタル)
変換入力端子へ出力する。従って、商用電源1から供給
される交流の電流の増減に応じて電流検出回路9から出
力される直流電圧も増減する。マイクロプロセッサ11
はこの直流電圧をデジタル値に変化した後、このデジタ
ル値Aと第1〜第3の電流値S1〜S3(第1の電流値
>第2の電流値>第3の電流値)との大小を比べて以下
の制御を行なう。
の検出した交流を整流平滑して直流電圧に変換した後マ
イクロプロセッサ11のA/D(アナグロ/デジタル)
変換入力端子へ出力する。従って、商用電源1から供給
される交流の電流の増減に応じて電流検出回路9から出
力される直流電圧も増減する。マイクロプロセッサ11
はこの直流電圧をデジタル値に変化した後、このデジタ
ル値Aと第1〜第3の電流値S1〜S3(第1の電流値
>第2の電流値>第3の電流値)との大小を比べて以下
の制御を行なう。
【0012】 (1) A>S1 異常処理(圧縮機8の運転停止等) (2) S1≧A>S2 インバータ出力周波数減少 (3) S2≧A>S3 インバータ出力周波数の増加量を減少 (4) S3≧A 正常運転 コンプレッサ温度センサ12は、温度検出回路を用い
て圧縮機8の温度を検出して直流電圧に変換した後マイ
コン11のA/D変換入力端子へ出力する。マイコン1
1は、この圧縮機温度Tと第1,第2,第3の設定圧縮
機温度S4,S5,S6(S4>S5>S6)との大小関係に
基づいて、例えば、以下のような制御動作を行なう。
て圧縮機8の温度を検出して直流電圧に変換した後マイ
コン11のA/D変換入力端子へ出力する。マイコン1
1は、この圧縮機温度Tと第1,第2,第3の設定圧縮
機温度S4,S5,S6(S4>S5>S6)との大小関係に
基づいて、例えば、以下のような制御動作を行なう。
【0013】 (1) T>S4 異常処理(圧縮機8の運転停止等) (2) S4≧T>S5 インバータ出力周波数減少 (3) S5≧T>S6 インバータ出力周波数の増加禁止 (4) S6≧T 正常運転 シリアル信号回路13は、図示しない室内ユニットか
らの制御データを受けてマイコン11に伝える。正常運
転を行なう場合、マイコン11はその室内ユニットから
の制御データに従って、圧縮機8の起動/停止およびイ
ンバータ出力周波数の制御を行なう。この圧縮機8の運
転制御は、マイコン11からの信号をスイッチング信号
増幅部14で電力増幅した後インバータ6のそれそれの
トランジスタに供給して行なわれる。
らの制御データを受けてマイコン11に伝える。正常運
転を行なう場合、マイコン11はその室内ユニットから
の制御データに従って、圧縮機8の起動/停止およびイ
ンバータ出力周波数の制御を行なう。この圧縮機8の運
転制御は、マイコン11からの信号をスイッチング信号
増幅部14で電力増幅した後インバータ6のそれそれの
トランジスタに供給して行なわれる。
【0014】即ち、マイコン11は、室内ユニットから
送られてくる周波数信号に応じて、PWM理論に基づい
てインバータ回路6を構成するトランジスタのオン/オ
フ信号を出力することになる。リレー接片15およびフ
ォトトライアック16はマイコン11の制御下で動作す
る。リレー接片15がオンすれば、室外ファン17が動
作し、フォトトライアック16がオンすれば四方切換弁
18が切換わる。
送られてくる周波数信号に応じて、PWM理論に基づい
てインバータ回路6を構成するトランジスタのオン/オ
フ信号を出力することになる。リレー接片15およびフ
ォトトライアック16はマイコン11の制御下で動作す
る。リレー接片15がオンすれば、室外ファン17が動
作し、フォトトライアック16がオンすれば四方切換弁
18が切換わる。
【0015】図1は図2に示したマイクロプロセッサ1
1の電流保護時の主な動作を示したフローチャートであ
る。このフローチャートにおいて運転開始時にステップ
S1でイニシャライズが行なわれる。次いでステップS
2で室内ユニットから周波数指令信号を入力したか否か
の判断を行ない、周波数指令信号を入力している時はス
テップS3へ進み、目標周波数Fを周波数指令信号の周
波数にセットする。尚、周波数指令信号を入力していな
い時は以前にセットした目標周波数Fがそのまま用いら
れる。
1の電流保護時の主な動作を示したフローチャートであ
る。このフローチャートにおいて運転開始時にステップ
S1でイニシャライズが行なわれる。次いでステップS
2で室内ユニットから周波数指令信号を入力したか否か
の判断を行ない、周波数指令信号を入力している時はス
テップS3へ進み、目標周波数Fを周波数指令信号の周
波数にセットする。尚、周波数指令信号を入力していな
い時は以前にセットした目標周波数Fがそのまま用いら
れる。
【0016】ステップS4ではカレントトランス10で
検出した電流値Aを入力し、以下のステップS5〜S7
によって電流値Aがどの範囲にあるかの判断を行なう。
ステップS5で“A>S1”すなわち電流値>第1の電
流値が判断された時は、ステップS8へ進み異常処理を
行なう。尚、このS1は許容最大電流値として設定され
る値である。
検出した電流値Aを入力し、以下のステップS5〜S7
によって電流値Aがどの範囲にあるかの判断を行なう。
ステップS5で“A>S1”すなわち電流値>第1の電
流値が判断された時は、ステップS8へ進み異常処理を
行なう。尚、このS1は許容最大電流値として設定され
る値である。
【0017】ステップS6で“S1>A>S2”すなわ
ち第1の電流値>A>第2の電流値が判断され、電流A
がこの範囲にある時はステップS9へ進み目標周波数F
をF−αに変更する。このαの値は周波数の可変範囲や
きざみ幅によって異なるが本発明では1例として10H
zにする。
ち第1の電流値>A>第2の電流値が判断され、電流A
がこの範囲にある時はステップS9へ進み目標周波数F
をF−αに変更する。このαの値は周波数の可変範囲や
きざみ幅によって異なるが本発明では1例として10H
zにする。
【0018】ステップS7では“S2>A>S3”すな
わち第2の電流値>A>第3の電流値が判断され、電流
Aがこの範囲にある時は、まずステップS10にて現出
力周波数fより目標周波Fが大きいか否かの判断を行な
う。すなわち、目標周波数を増加させる周波数指令信号
を入力したか否かの判断を行なう。目標周波数Fが変化
しない時(F=f)又は目標周波数Fが減少した時(F
<f)は電流Aが変化しない又は減少する方向にあるの
で“S2>A>S3”であってもあえて電流値を下げる
ための保護動作は必要ない。この間負荷に見合った運転
が継続される。
わち第2の電流値>A>第3の電流値が判断され、電流
Aがこの範囲にある時は、まずステップS10にて現出
力周波数fより目標周波Fが大きいか否かの判断を行な
う。すなわち、目標周波数を増加させる周波数指令信号
を入力したか否かの判断を行なう。目標周波数Fが変化
しない時(F=f)又は目標周波数Fが減少した時(F
<f)は電流Aが変化しない又は減少する方向にあるの
で“S2>A>S3”であってもあえて電流値を下げる
ための保護動作は必要ない。この間負荷に見合った運転
が継続される。
【0019】ステップS10で目標周波数Fが増加する
方向にある時(F>f)はステップS11へ進む。ステ
ップS11では目標周波数Fの増加量を1/2に変更す
る。例えば現出力周波数110Hzに対して目標周波数
Fが130Hzで与えられた時は目標周波数Fが120
Hzに修正される。この修正は1/2に限るものでな
く、例えば周波数を10Hz変えた場合の圧縮機の能力
の変化量や周波数を10Hz変えた場合の電流値の増減
量に基づいて最適値を設定してもよい。また目標周波数
の増加分が0にならない程度に予め定め周波数の減少量
を設定してもよい。
方向にある時(F>f)はステップS11へ進む。ステ
ップS11では目標周波数Fの増加量を1/2に変更す
る。例えば現出力周波数110Hzに対して目標周波数
Fが130Hzで与えられた時は目標周波数Fが120
Hzに修正される。この修正は1/2に限るものでな
く、例えば周波数を10Hz変えた場合の圧縮機の能力
の変化量や周波数を10Hz変えた場合の電流値の増減
量に基づいて最適値を設定してもよい。また目標周波数
の増加分が0にならない程度に予め定め周波数の減少量
を設定してもよい。
【0020】ステップS12では現出力周波数fをステ
ップS13でf=Fが判断されるまで、f=Fになるよ
うに周波数を1Hzづつ増減させる。この間ステップS
14,ステップS15で電流値がAがA>S1(ステッ
プS4,ステップS5と同じ動作)を判断し、A>S1
が判断されればステップS8へ進み異常処理を行なう。
ップS13でf=Fが判断されるまで、f=Fになるよ
うに周波数を1Hzづつ増減させる。この間ステップS
14,ステップS15で電流値がAがA>S1(ステッ
プS4,ステップS5と同じ動作)を判断し、A>S1
が判断されればステップS8へ進み異常処理を行なう。
【0021】ステップS13でF=fが判断された時は
ステップS16へ進む。すなわち再びステップS2から
の動作を行なうものである。
ステップS16へ進む。すなわち再びステップS2から
の動作を行なうものである。
【0022】図3は図1に示したフローチャートを用い
た場合の電流の変化を示した図である。尚一例として第
1の電流値S1を15.0〔A〕、第2の電流値S2を
14.8〔A〕、第3の電流値を14.5〔A〕に設定
して説明を行なう。まず時刻t0で空気調和機の運転を
開始する。時刻t1で電流が安定した後、空調負荷と周
波数とがバランスした後、負荷が増加して(被調和室内
の在籍人員の増加、又はドアや窓の開閉など)時刻t2
で電流が安定した場合は、目標周波数の増加が行なわれ
ない限りこの電流値で安定する。周波数の増加や過負荷
による電流の増加がなければ時刻t3を過ぎても点線
のように電流が安定し、周波数を減らす周波数指令信号
が与えられた時は時刻t3を過ぎて点線のように電流
が減少していく。
た場合の電流の変化を示した図である。尚一例として第
1の電流値S1を15.0〔A〕、第2の電流値S2を
14.8〔A〕、第3の電流値を14.5〔A〕に設定
して説明を行なう。まず時刻t0で空気調和機の運転を
開始する。時刻t1で電流が安定した後、空調負荷と周
波数とがバランスした後、負荷が増加して(被調和室内
の在籍人員の増加、又はドアや窓の開閉など)時刻t2
で電流が安定した場合は、目標周波数の増加が行なわれ
ない限りこの電流値で安定する。周波数の増加や過負荷
による電流の増加がなければ時刻t3を過ぎても点線
のように電流が安定し、周波数を減らす周波数指令信号
が与えられた時は時刻t3を過ぎて点線のように電流
が減少していく。
【0023】時刻t3で実質的に周波数を上昇させる周
波数指令信号が与えられた時は図1に示すステップS1
1が実行され周波数の上昇すなわち電流の上昇速度も遅
くなる。尚、実際にはステップS11の修正が行なわれ
ることによって、現周波数は段々と増加し、周波数の上
昇量は段々と減少する。従って、周波数の上昇が行なわ
れ電流が増加するが電流が第2の電流値S2に達する時
刻を時刻t4まで遅くすることができる。尚、一点鎖線
はステップS11の修正が行なわれなかった時の電流
の変化であり、電流が第2の電流値S2に達する時間が
時刻t3.5と早くなっている。
波数指令信号が与えられた時は図1に示すステップS1
1が実行され周波数の上昇すなわち電流の上昇速度も遅
くなる。尚、実際にはステップS11の修正が行なわれ
ることによって、現周波数は段々と増加し、周波数の上
昇量は段々と減少する。従って、周波数の上昇が行なわ
れ電流が増加するが電流が第2の電流値S2に達する時
刻を時刻t4まで遅くすることができる。尚、一点鎖線
はステップS11の修正が行なわれなかった時の電流
の変化であり、電流が第2の電流値S2に達する時間が
時刻t3.5と早くなっている。
【0024】時刻t4で電流が第2の電流値S2を越え
るとステップS6が判断されステップS9が実行されて
目標周波数を所定値(10Hz)下げる。この動作は時
刻t5,t6,t7で電流が第2の電流値S2より小さ
くなるまで所定周期(フローチャート1サイクル毎)毎
に繰返して行なわれ周波数が減少し、合わせて電流が減
るものである。時刻t8でF>fならば再び周波数の上
昇が行なわれ、合わせて電流も増加するので時刻t9,
t10,t11で再びステップS9が行なわれ周波数が
減少するものである。このようにして電流を第2の電流
値S2付近に安定化させることができる。この後、室内
ユニットからの定期通信又は突発通信で新しい周波数指
令信号を入力して目標周波数Fが書き換わると、時刻t
3からの動作を再び繰り返して電流値を第2の電流値S
2付近に安定させるものである。尚、目標周波数が下が
った場合には、その電流が第2の電流値S2以下であれ
ばその電流で安定するものである。
るとステップS6が判断されステップS9が実行されて
目標周波数を所定値(10Hz)下げる。この動作は時
刻t5,t6,t7で電流が第2の電流値S2より小さ
くなるまで所定周期(フローチャート1サイクル毎)毎
に繰返して行なわれ周波数が減少し、合わせて電流が減
るものである。時刻t8でF>fならば再び周波数の上
昇が行なわれ、合わせて電流も増加するので時刻t9,
t10,t11で再びステップS9が行なわれ周波数が
減少するものである。このようにして電流を第2の電流
値S2付近に安定化させることができる。この後、室内
ユニットからの定期通信又は突発通信で新しい周波数指
令信号を入力して目標周波数Fが書き換わると、時刻t
3からの動作を再び繰り返して電流値を第2の電流値S
2付近に安定させるものである。尚、目標周波数が下が
った場合には、その電流が第2の電流値S2以下であれ
ばその電流で安定するものである。
【0025】この後、圧縮機のロックなどの異常が発生
して、電流が急激に増加した場合には、ステップS8で
異常処理、例えば圧縮機の運転停止などの処理が行なわ
れる。
して、電流が急激に増加した場合には、ステップS8で
異常処理、例えば圧縮機の運転停止などの処理が行なわ
れる。
【0026】このように図1に示したフローチャートに
従って電流保護を行なうことによって、電流の急激な増
加を防止し、電流のオーバーシュートによる異常処理動
作を防止すると共に過負荷時においても電流を第2の電
流値付近に安定させることができるものである。
従って電流保護を行なうことによって、電流の急激な増
加を防止し、電流のオーバーシュートによる異常処理動
作を防止すると共に過負荷時においても電流を第2の電
流値付近に安定させることができるものである。
【0027】
【発明の効果】本発明の過電流保護方法では電流が第1
の電流値に達すると、圧縮機の運転を停止するので電流
は第1の電流値を越えることはない。電流が第2の電流
値を越えた時は周波数を下げて電流の増加を防止する。
電流が第3の電流値を越えた時は、目標周波数の増加が
ない内は通常の運転を行ない、目標周波数の増加があっ
た際には目標周波数の増加量が少なくなるように修正し
て出力周波数の増加速度すなわち電流の増加速度を遅く
して、電流のオーバーシュートを防止することができ
る。すなわち、第2の電流値を第1の電流値に近づけて
も電流のオーバーシュートが第1の電流値を越えないよ
うにすることができる。
の電流値に達すると、圧縮機の運転を停止するので電流
は第1の電流値を越えることはない。電流が第2の電流
値を越えた時は周波数を下げて電流の増加を防止する。
電流が第3の電流値を越えた時は、目標周波数の増加が
ない内は通常の運転を行ない、目標周波数の増加があっ
た際には目標周波数の増加量が少なくなるように修正し
て出力周波数の増加速度すなわち電流の増加速度を遅く
して、電流のオーバーシュートを防止することができ
る。すなわち、第2の電流値を第1の電流値に近づけて
も電流のオーバーシュートが第1の電流値を越えないよ
うにすることができる。
【0028】また、電流が第2の電流値と第3の電流値
との間にある際にも、電流を第2の電流値に近づくまで
増加させることができ、圧縮機の運転電流範囲がほぼ第
2の電流値まで拡げることができる。
との間にある際にも、電流を第2の電流値に近づくまで
増加させることができ、圧縮機の運転電流範囲がほぼ第
2の電流値まで拡げることができる。
【0029】従って、許容電流範囲(第1の電流値)に
対して実最大運転電流を従来に比べて大幅に第1の電流
値に近づけることができ、許容電流範囲内で得られる最
大の運転能力が増加するものである。
対して実最大運転電流を従来に比べて大幅に第1の電流
値に近づけることができ、許容電流範囲内で得られる最
大の運転能力が増加するものである。
【図1】本発明の一実施例に係る保護動作を行うための
室外ユニットのマイクロプロセッサの主な処理を示すフ
ローチャートである。
室外ユニットのマイクロプロセッサの主な処理を示すフ
ローチャートである。
【図2】本発明の一実施例が適用されるスプリット型空
気調和機の室外ユニットの制御装置を示す電気回路図で
ある。
気調和機の室外ユニットの制御装置を示す電気回路図で
ある。
【図3】図1の保護動作を行なった場合の電流変化の一
例を示す線図である。
例を示す線図である。
1 商用電源 6 インバータ 8 圧縮機 9 電流検出回路 10 カレントトランス 11 マイクロプロセッサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 室温と設定温度とに基づいて周波数指令
信号を出力する信号出力手段と、商用電源から供給され
る電力を周波数指令信号に応じた周波数の交流電力に変
えて出力するインバータ装置とを備えて成り、このイン
バータ装置の出力を圧縮機に供給する空気調和機におい
て、商用電源から供給される電力の電流を検出する電流
検出器を設け、この電流検出器の検出する電流に対して
第1の電流値、第2の電流値、第3の電流値を順に小さ
くなるように設定し、前記電流が第1の電流値より大き
い時は圧縮機の運転を停止し、前記電流が第1の電流値
より小さく第2の電流値より大きい時はインバータ装置
から出力する交流電力の周波数を所定値下げ、前記電流
が第2の電流値より小さく第3の電流値より大きい時に
周波数指令信号が周波数の上昇方向に変化する際はイン
バータ装置から出力する交流電力の周波数の上昇量を前
記周波数指令信号の上昇量より小さくし、前記電流が第
3の電流値より小さい時はインバータ装置から出力する
交流電力の周波数を前記周波数指令信号に応じた周波数
にすることを特徴とする空気調和機の過電流保護方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3172559A JPH0518588A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 空気調和機の過電流保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3172559A JPH0518588A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 空気調和機の過電流保護方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0518588A true JPH0518588A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15944102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3172559A Pending JPH0518588A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 空気調和機の過電流保護方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0518588A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07103554A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機の電流制御方法 |
| WO2004033909A1 (en) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Lg Electronics Inc. | Overload protective apparatus of a compressor and a method thereof |
| CN115014013A (zh) * | 2022-06-09 | 2022-09-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压缩机的控制方法、压缩机系统以及空调器 |
| CN115540310A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-12-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调压缩机的控制方法、设备和可读存储介质 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP3172559A patent/JPH0518588A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07103554A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機の電流制御方法 |
| WO2004033909A1 (en) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Lg Electronics Inc. | Overload protective apparatus of a compressor and a method thereof |
| CN100390414C (zh) * | 2002-10-11 | 2008-05-28 | Lg电子株式会社 | 压缩机的过载保护装置及其过载保护方法 |
| US7570464B2 (en) | 2002-10-11 | 2009-08-04 | Lg Electronics Inc. | Overload protective apparatus of a compressor and a method thereof |
| CN115014013A (zh) * | 2022-06-09 | 2022-09-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压缩机的控制方法、压缩机系统以及空调器 |
| CN115540310A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-12-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调压缩机的控制方法、设备和可读存储介质 |
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