JPH05187099A - 横葺き屋根 - Google Patents
横葺き屋根Info
- Publication number
- JPH05187099A JPH05187099A JP19583592A JP19583592A JPH05187099A JP H05187099 A JPH05187099 A JP H05187099A JP 19583592 A JP19583592 A JP 19583592A JP 19583592 A JP19583592 A JP 19583592A JP H05187099 A JPH05187099 A JP H05187099A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- base material
- eaves
- ridge
- rafter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軒棟方向の少なくとも一部に大きな段差を有
する横葺き屋根を形成するに当たり、屋根板と垂木との
間に下地材と段差部分を支持する段付け部材(11)を
取付けて、屋根の強度維持とデザインの多様化を図る。 【構成】 躯体コンクリートなどの支持部材上に金属製
の垂木(10)を固定し、この垂木(10)に段付け部
材(11)を固定する。段付け部材(11)は、底板
(11a)を有し、かつ底板(11a)の軒側縁から立
上った上拡がりの側板(11b)を有すると共に、この
側板(11b)の上部に横葺き屋根板の面板(14)の
直下に配設する下地材(13)の軒側端部を支持する支
持片(11f)と前記面板(14)の垂下部(14c)
裏面を支持する起立部(11e)とを有している。そし
て、下地材(13)上に面板(14)を横葺きして、軒
棟方向に隣接する前記面板(14)間に大きな段差を形
成するように屋根板を係合させる。
する横葺き屋根を形成するに当たり、屋根板と垂木との
間に下地材と段差部分を支持する段付け部材(11)を
取付けて、屋根の強度維持とデザインの多様化を図る。 【構成】 躯体コンクリートなどの支持部材上に金属製
の垂木(10)を固定し、この垂木(10)に段付け部
材(11)を固定する。段付け部材(11)は、底板
(11a)を有し、かつ底板(11a)の軒側縁から立
上った上拡がりの側板(11b)を有すると共に、この
側板(11b)の上部に横葺き屋根板の面板(14)の
直下に配設する下地材(13)の軒側端部を支持する支
持片(11f)と前記面板(14)の垂下部(14c)
裏面を支持する起立部(11e)とを有している。そし
て、下地材(13)上に面板(14)を横葺きして、軒
棟方向に隣接する前記面板(14)間に大きな段差を形
成するように屋根板を係合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軒棟方向の少なくとも
一部に大きな段差を有する横葺き屋根に関するものであ
る。
一部に大きな段差を有する横葺き屋根に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の前記のような横葺き屋根を図7に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0003】図7において、(1)はC型鋼からなる母
屋であり、これらの母屋(1)上には木製の垂木(2)
が架設され、垂木(2)上には大,小横木(3),
(4)が軒棟方向に交互に架設され、軒棟方向に隣接す
る1組の大,小横木(3), (4)上に下地材(5)が
それぞれ敷設され、軒棟方向に隣接する下地材(5)間
に大きな段差が形成されている。
屋であり、これらの母屋(1)上には木製の垂木(2)
が架設され、垂木(2)上には大,小横木(3),
(4)が軒棟方向に交互に架設され、軒棟方向に隣接す
る1組の大,小横木(3), (4)上に下地材(5)が
それぞれ敷設され、軒棟方向に隣接する下地材(5)間
に大きな段差が形成されている。
【0004】さらに、下地材(5)上に横葺きした隣接
する面板(6)のうち、軒側の面板(6)の棟側縁部
(6a)が起立され、また、隣接する棟側の面板(6)
の軒側縁部(6b)が軒側の面板(6)の棟側縁部(6
a)に当接するように下方に屈曲され、屈曲部の下縁か
ら軒側の下地材(5)裏面に沿ってさらに折曲げられて
いる。
する面板(6)のうち、軒側の面板(6)の棟側縁部
(6a)が起立され、また、隣接する棟側の面板(6)
の軒側縁部(6b)が軒側の面板(6)の棟側縁部(6
a)に当接するように下方に屈曲され、屈曲部の下縁か
ら軒側の下地材(5)裏面に沿ってさらに折曲げられて
いる。
【0005】一方、段差の大きい横葺き屋根として特公
昭58−16417号に示すものも知られている。この
公知の発明では、断熱板と屋根板(建築用板)の支持を
断面コ字状の母屋、胴縁等の横梁材単独で行っており、
特に軒棟方向の屋根板の係合部の係合に際しては、吊子
を用いないで横梁材内に突設した突条のみで係止すると
いう単純な構成をとっている。
昭58−16417号に示すものも知られている。この
公知の発明では、断熱板と屋根板(建築用板)の支持を
断面コ字状の母屋、胴縁等の横梁材単独で行っており、
特に軒棟方向の屋根板の係合部の係合に際しては、吊子
を用いないで横梁材内に突設した突条のみで係止すると
いう単純な構成をとっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の図7のように構
成された従来の大きな段差を有する横葺き屋根は、棟側
の面板(6)の軒側縁部(6b)に設けられた垂下部が
長いので、外力によって変形しやすく、このため外観を
損じるという問題があった。
成された従来の大きな段差を有する横葺き屋根は、棟側
の面板(6)の軒側縁部(6b)に設けられた垂下部が
長いので、外力によって変形しやすく、このため外観を
損じるという問題があった。
【0007】さらに、係合個所において、隣接する軒側
の面板(6)の起立した棟側端部(6a)が隣接する棟
側の面板(6)の軒側端部(6b)の下方に屈曲する屈
曲部の軒側面に当接しているだけであるため、大きな段
差がある部分から、雨水などが建物内部に浸入し、雨漏
りが生じやすいという問題点もあった。
の面板(6)の起立した棟側端部(6a)が隣接する棟
側の面板(6)の軒側端部(6b)の下方に屈曲する屈
曲部の軒側面に当接しているだけであるため、大きな段
差がある部分から、雨水などが建物内部に浸入し、雨漏
りが生じやすいという問題点もあった。
【0008】一方、上記の特公昭58−16417号の
ものでは、前記のように吊子を用いないで横梁材内に突
設した突条のみで屋根板の係合部を係止しているという
単純構成のために、積雪荷重、工事中の作業者の荷重等
によって屋根板を軒側へ動かそうとする作用が働くと、
突条の係止だけであるため、屋根面全体が軒下へ脱落し
てしまうような危険があり、実施に不向きであるという
問題があった。
ものでは、前記のように吊子を用いないで横梁材内に突
設した突条のみで屋根板の係合部を係止しているという
単純構成のために、積雪荷重、工事中の作業者の荷重等
によって屋根板を軒側へ動かそうとする作用が働くと、
突条の係止だけであるため、屋根面全体が軒下へ脱落し
てしまうような危険があり、実施に不向きであるという
問題があった。
【0009】本発明は、前述した各問題点を解決して、
大きな段差を設けるために棟側の面板の軒側縁部に設け
た垂下部を長くしても、垂下部が変形しにくくなるよう
に構成して、段差の大きな屋根の外観を損じることがな
いようにし、しかも面板の係合個所における雨仕舞構造
を十分に考慮して雨漏り防止を図り、さらにデザインを
よくすることができると共に、屋根の作業者のみで施工
できる横葺き屋根を提供することを目的としている。
大きな段差を設けるために棟側の面板の軒側縁部に設け
た垂下部を長くしても、垂下部が変形しにくくなるよう
に構成して、段差の大きな屋根の外観を損じることがな
いようにし、しかも面板の係合個所における雨仕舞構造
を十分に考慮して雨漏り防止を図り、さらにデザインを
よくすることができると共に、屋根の作業者のみで施工
できる横葺き屋根を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、軒棟方向の少
なくとも一部に大きな段差を有する横葺き屋根におい
て、躯体コンクリート(9)、 母屋などの支持部材上に
金属製の垂木(10)を固定し、底板(11a)を有
し、かつこの底板(11a)の軒側縁から立上った上拡
がりの側板(11b)を有すると共に、この側板(11
b)の上部に横葺き屋根板の面板(14)の直下に配設
する下地材(13)の軒側端部を支持する支持片(11
f)と、前記面板(14)の垂下部(14c)裏面を支
持する起立部(11e)とを設けた段付け部材(11)
を形成して、前記底板(11a)を垂木(10)に固定
し、前記下地材(13)の棟側端部を前記垂木(10)
上に支持させ、下地材(13)上に面板(14)を横葺
きして、軒棟方向に隣接する前記面板間に大きな段差を
形成すると共に、軒側の面板(14)の棟側縁部に設け
た係合部(14b)と棟側の面板(14)の軒側縁部に
垂下部(14c)を介して設けた係合部(14d)とを
係合させて、前記垂木(10)に固定した吊子(16)
に係合保持させたものである。
なくとも一部に大きな段差を有する横葺き屋根におい
て、躯体コンクリート(9)、 母屋などの支持部材上に
金属製の垂木(10)を固定し、底板(11a)を有
し、かつこの底板(11a)の軒側縁から立上った上拡
がりの側板(11b)を有すると共に、この側板(11
b)の上部に横葺き屋根板の面板(14)の直下に配設
する下地材(13)の軒側端部を支持する支持片(11
f)と、前記面板(14)の垂下部(14c)裏面を支
持する起立部(11e)とを設けた段付け部材(11)
を形成して、前記底板(11a)を垂木(10)に固定
し、前記下地材(13)の棟側端部を前記垂木(10)
上に支持させ、下地材(13)上に面板(14)を横葺
きして、軒棟方向に隣接する前記面板間に大きな段差を
形成すると共に、軒側の面板(14)の棟側縁部に設け
た係合部(14b)と棟側の面板(14)の軒側縁部に
垂下部(14c)を介して設けた係合部(14d)とを
係合させて、前記垂木(10)に固定した吊子(16)
に係合保持させたものである。
【0011】
【作 用】本発明による横葺き屋根は、大きな段差
を設けるために棟側の面板の軒側縁部に設けた垂下部が
長くなっても、垂下部の裏面を、その裏面に近接させて
設けた補強板を兼ねた段付け部材によって支持させたの
で、前記垂下部が外力を受けた時に変形しにくくなり、
従って屋根の外観を損じることを防止することができ
る。
を設けるために棟側の面板の軒側縁部に設けた垂下部が
長くなっても、垂下部の裏面を、その裏面に近接させて
設けた補強板を兼ねた段付け部材によって支持させたの
で、前記垂下部が外力を受けた時に変形しにくくなり、
従って屋根の外観を損じることを防止することができ
る。
【0012】また、前記段付け部材(11)の支持片
(11f)が下地材(13)の軒側端部を適確に支持す
るので、屋根面に外圧が加わっても変形するおそれが少
ない。
(11f)が下地材(13)の軒側端部を適確に支持す
るので、屋根面に外圧が加わっても変形するおそれが少
ない。
【0013】更に、棟側の面板の軒側縁部に垂下部を介
して設けた係合部と軒側の面板の棟側縁部に設けた係合
部との係合に垂下部の変形による悪影響を及ぼすことが
なく、従って、前記両係合部が係合した部分からの雨漏
りを防ぐことができる。
して設けた係合部と軒側の面板の棟側縁部に設けた係合
部との係合に垂下部の変形による悪影響を及ぼすことが
なく、従って、前記両係合部が係合した部分からの雨漏
りを防ぐことができる。
【0014】そして、前述した構成の大きな段差を有す
る部分の位置と数を任意に選択して、通常の小さな段差
を有する部分の間に適宜介在させるなどで、屋根のデザ
インをよくすることができる。
る部分の位置と数を任意に選択して、通常の小さな段差
を有する部分の間に適宜介在させるなどで、屋根のデザ
インをよくすることができる。
【0015】しかも垂木、段付け部材、下地材、及び面
板を組立てればよいので、建物の躯体を施工する作業者
とは別の屋根の作業者のみで施工できるため、作業性に
好都合の上、短期仕上げが可能である。
板を組立てればよいので、建物の躯体を施工する作業者
とは別の屋根の作業者のみで施工できるため、作業性に
好都合の上、短期仕上げが可能である。
【0016】
【実 施 例】以下、本発明の一実施例につき図1ない
し図5を参照して説明する。
し図5を参照して説明する。
【0017】図1において、(7)は建物の躯体、
(8)は屋根の段差が大きい部分、すなわち大きな段差
であり、この大きな段差(8)は、図2、図3に示すよ
うに構成されている。すなわち、僅かな勾配がある躯体
コンクリート(9)の上面にALC板、木毛をセメント
で連結した木毛板などからなる内側下地材(12)が敷
設され、内側下地材(12)上に断面ハット形の鋼板か
らなる金属製の垂木(10)が固定され、垂木(10)
上に補強板兼用の段付け部材(11)がビスなどによっ
て固定されている。
(8)は屋根の段差が大きい部分、すなわち大きな段差
であり、この大きな段差(8)は、図2、図3に示すよ
うに構成されている。すなわち、僅かな勾配がある躯体
コンクリート(9)の上面にALC板、木毛をセメント
で連結した木毛板などからなる内側下地材(12)が敷
設され、内側下地材(12)上に断面ハット形の鋼板か
らなる金属製の垂木(10)が固定され、垂木(10)
上に補強板兼用の段付け部材(11)がビスなどによっ
て固定されている。
【0018】段付け部材(11)は、鋼板などの曲げ加
工品からなり、図4にも示すように、底板(11a)の
軒側縁に上拡がりに傾斜する側板(11b)が上向きに
突設させ、この側板(11b)を軒側に屈曲させて屈曲
部(11d)を形成し、この屈曲部(11d)から立上
って後述する段差の大きな面板(14)の垂下部(14
c)裏面を支持する起立部(11e)と、後述する下地
材(13)の軒側端部を支持する支持片(11f)を形
成する。
工品からなり、図4にも示すように、底板(11a)の
軒側縁に上拡がりに傾斜する側板(11b)が上向きに
突設させ、この側板(11b)を軒側に屈曲させて屈曲
部(11d)を形成し、この屈曲部(11d)から立上
って後述する段差の大きな面板(14)の垂下部(14
c)裏面を支持する起立部(11e)と、後述する下地
材(13)の軒側端部を支持する支持片(11f)を形
成する。
【0019】(11G)は段付け部材(11)の側板
(11b)と対設させた起立部であり、(11h)は、
この起立部(11G)の上端部を棟側へ屈曲形成した下
地材(13)の支持部である。
(11b)と対設させた起立部であり、(11h)は、
この起立部(11G)の上端部を棟側へ屈曲形成した下
地材(13)の支持部である。
【0020】段付け部材(11)の支持片(11f)上
には硬質の木毛板、ALC板、合板などからなる硬質の
下地材(13)の軒側端部が支持固定され、下地材(1
3)の棟側端部は前記垂木(10)上に支持されてい
る。
には硬質の木毛板、ALC板、合板などからなる硬質の
下地材(13)の軒側端部が支持固定され、下地材(1
3)の棟側端部は前記垂木(10)上に支持されてい
る。
【0021】前記下地材(13)上には長尺の塗装鋼板
などの金属板からなる面板(14)がフエルト(15)
を介して横葺きされ、軒棟方向に隣接する面板(14)
の間に大きな段差(8)が形成されている。
などの金属板からなる面板(14)がフエルト(15)
を介して横葺きされ、軒棟方向に隣接する面板(14)
の間に大きな段差(8)が形成されている。
【0022】すなわち、図3に示すように軒側の面板
(14)の棟側縁部には長さの短い起立部(14a)を
介して係合部(14b)が設けられ、棟側の面板(1
4)の軒側縁部には長さの長い垂下部(14c)を介し
て係合部(14d)が設けられ、面板(14)の係合部
(14b)に面板(14)の係合部(14d)が抱持さ
れ、両係合部(14b)、 (14d)が係合され、係合
された部分が予め垂木(10)上に支持固定された吊子
(16)の上端部に設けた係合部(16a)に係合支持
されている。
(14)の棟側縁部には長さの短い起立部(14a)を
介して係合部(14b)が設けられ、棟側の面板(1
4)の軒側縁部には長さの長い垂下部(14c)を介し
て係合部(14d)が設けられ、面板(14)の係合部
(14b)に面板(14)の係合部(14d)が抱持さ
れ、両係合部(14b)、 (14d)が係合され、係合
された部分が予め垂木(10)上に支持固定された吊子
(16)の上端部に設けた係合部(16a)に係合支持
されている。
【0023】前記吊子(16)は、鋼板などの成形品か
らなり、図5にも示すように、垂木(10)上に支持固
定される取付部(16b)の軒側端上に起立部(16
c)が突設され、起立部(16c)上に軒側に屈曲する
段部(16d)を介して係合部(16a)が一体に形成
され、さらに適宜の補強用ビード(16e)が形成され
ている。
らなり、図5にも示すように、垂木(10)上に支持固
定される取付部(16b)の軒側端上に起立部(16
c)が突設され、起立部(16c)上に軒側に屈曲する
段部(16d)を介して係合部(16a)が一体に形成
され、さらに適宜の補強用ビード(16e)が形成され
ている。
【0024】以上のように構成された大きな段差(8)
が形成された部分は、図1に示すように、軒棟方向の2
個所に形成され、これら以外の部分は、図2に示すよう
に、躯体コンクリート(9)上に内側下地材(12)を
介して固定された垂木(10)上で、軒側の面板(1
4)の棟側の係合部(14b)と棟側に隣接する面板
(14)の軒側の係合部(14d)とが小さな段差(1
8)をもつ構造で結合されている。
が形成された部分は、図1に示すように、軒棟方向の2
個所に形成され、これら以外の部分は、図2に示すよう
に、躯体コンクリート(9)上に内側下地材(12)を
介して固定された垂木(10)上で、軒側の面板(1
4)の棟側の係合部(14b)と棟側に隣接する面板
(14)の軒側の係合部(14d)とが小さな段差(1
8)をもつ構造で結合されている。
【0025】なお、小さな段差(18)を形成する棟側
の面板(14)は幅を狭くし、この面板(14)下面の
下地材(13)は適宜の横部材(21)によって垂木
(10)上に支持されている。そして、この実施例で
は、大きな段差(8)の高さが約120mm、 小さな段
差(18)の高さが約45mmにしてある。
の面板(14)は幅を狭くし、この面板(14)下面の
下地材(13)は適宜の横部材(21)によって垂木
(10)上に支持されている。そして、この実施例で
は、大きな段差(8)の高さが約120mm、 小さな段
差(18)の高さが約45mmにしてある。
【0026】なお、この発明において、段付け部材は、
通気孔のない短寸のものを躯体コンクリートのような支
持部材上に横方向に相互間隔を設けて破線状に配設して
もよい。
通気孔のない短寸のものを躯体コンクリートのような支
持部材上に横方向に相互間隔を設けて破線状に配設して
もよい。
【0027】図6はこの発明の他の実施例である。この
実施例は、段付け部材(11)の棟側の起立部(11
G)と下地材(13)の支持部(11h)とを除去した
構成としたものであって、板厚を厚くすることで、前記
除去分の強度を保障しており、この場合も第1実施例に
示す実施例とほぼ同様な効果を奏する。
実施例は、段付け部材(11)の棟側の起立部(11
G)と下地材(13)の支持部(11h)とを除去した
構成としたものであって、板厚を厚くすることで、前記
除去分の強度を保障しており、この場合も第1実施例に
示す実施例とほぼ同様な効果を奏する。
【0028】なお、図6に示す符号は、前記図1ないし
図5に示す符号と対応する部分を示す。
図5に示す符号と対応する部分を示す。
【0029】本発明において、支持部材は躯体コンクリ
ートに限られることなく、C型鋼などからなる金属製母
屋でもよい。また、本発明は軒棟方向に同じ位置にある
下地材に対し軒棟方向に複数枚ずつ面板を横葺きし、す
べての面板の有効幅を同じにしてもよいが、実施例のよ
うに、大きな段差の棟側に位置する面板のみは軒棟方向
に同じ位置にある下地材に対し有効幅を広くした1枚の
面板を横葺きすると、屋根全体のデザインがさらによく
なる。そして、大きな段差を有する部分は、屋根の軒棟
方向の任意の個所に任意の数だけ設けることができ、全
体を大きな段差を有する部分にしてもよい。
ートに限られることなく、C型鋼などからなる金属製母
屋でもよい。また、本発明は軒棟方向に同じ位置にある
下地材に対し軒棟方向に複数枚ずつ面板を横葺きし、す
べての面板の有効幅を同じにしてもよいが、実施例のよ
うに、大きな段差の棟側に位置する面板のみは軒棟方向
に同じ位置にある下地材に対し有効幅を広くした1枚の
面板を横葺きすると、屋根全体のデザインがさらによく
なる。そして、大きな段差を有する部分は、屋根の軒棟
方向の任意の個所に任意の数だけ設けることができ、全
体を大きな段差を有する部分にしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は前記のような構成であるので、
大きな段差を設けるために棟側の面板の軒側縁部に設け
た垂下部が長くなっても、垂下部の裏面を、その裏面に
近接させて設けた補強板を兼ねた段付け部材によって支
持させたので、前記垂下部が外力を受けた時に変形しに
くくなり、従って屋根の外観を損じることを防止するこ
とができる。
大きな段差を設けるために棟側の面板の軒側縁部に設け
た垂下部が長くなっても、垂下部の裏面を、その裏面に
近接させて設けた補強板を兼ねた段付け部材によって支
持させたので、前記垂下部が外力を受けた時に変形しに
くくなり、従って屋根の外観を損じることを防止するこ
とができる。
【0031】また、前記段付け部材(11)の支持片
(11f)が下地材(13)の軒側端部を適確に支持す
るので、屋根面に外圧が加わっても変形するおそれが少
ない。
(11f)が下地材(13)の軒側端部を適確に支持す
るので、屋根面に外圧が加わっても変形するおそれが少
ない。
【0032】更に、棟側の面板の軒側縁部に垂下部を介
して設けた係合部と軒側の面板の棟側縁部に設けた係合
部との係合に垂下部の変形による悪影響を及ぼすことが
なく、従って、前記両係合部が係合した部分からの雨漏
りを防ぐことができる。
して設けた係合部と軒側の面板の棟側縁部に設けた係合
部との係合に垂下部の変形による悪影響を及ぼすことが
なく、従って、前記両係合部が係合した部分からの雨漏
りを防ぐことができる。
【0033】そして、前述した構成の大きな段差を有す
る部分の位置と数を任意に選択して、通常の小さな段差
を有する部分の間に適宜介在させるなどで、屋根のデザ
インをよくすることができる。
る部分の位置と数を任意に選択して、通常の小さな段差
を有する部分の間に適宜介在させるなどで、屋根のデザ
インをよくすることができる。
【0034】しかも垂木、段付け部材、下地材、及び面
板を組立てればよいので、建物の躯体を施工する作業者
とは別の屋根の作業者のみで施工できるため、作業性に
好都合の上、短期仕上げが可能であるという多くの特長
を有する。
板を組立てればよいので、建物の躯体を施工する作業者
とは別の屋根の作業者のみで施工できるため、作業性に
好都合の上、短期仕上げが可能であるという多くの特長
を有する。
【図1】本発明の第1実施例による横葺き屋根を示す概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】段付け部材の一部を切欠いた斜視図である。
【図5】吊子の斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例による要部断面拡大図であ
る。
る。
【図7】従来例の横葺き屋根を示す部分側断面図であ
る。
る。
(7) 建物の躯体 (8) 大きな段差 (9) 躯体コンクリート (10) 垂木 (11) 段付け部材 (11a) 底板 (11b) 側板 (11d) 屈曲部 (11e) 起立部 (11f) 支持片 (11G) 起立部 (11h) 支持部 (12) 内側下地材 (13) 下地材 (14) 面板 (14a) 面板の起立部 (14b) 棟側の係合部 (14c) 垂下部 (14d) 軒側の係合部 (15) フエルト (16) 吊子 (16a) 係合部 (16b) 取付部 (16c) 起立部 (16d) 段部 (16e) 補強用ビード (18) 小さな段差 (19) 締結具 (21) 横部材
Claims (4)
- 【請求項1】 軒棟方向の少なくとも一部に大きな段差
を有する横葺き屋根において、 躯体コンクリート(9)、 母屋などの支持部材上に金属
製の垂木(10)を固定し、 底板(11a)を有し、かつこの底板(11a)の軒側
縁から立上った上拡がりの側板(11b)を有すると共
に、この側板(11b)の上部に横葺き屋根板の面板
(14)の直下に配設する下地材(13)の軒側端部を
支持する支持片(11f)と、前記面板(14)の垂下
部(14c)裏面を支持する起立部(11e)とを設け
た段付け部材(11)を形成して、前記底板(11a)
を垂木(10)に固定し、 前記下地材(13)の棟側端部を前記垂木(10)上に
支持させ、 下地材(13)上に面板(14)を横葺きして、軒棟方
向に隣接する前記面板間に大きな段差を形成すると共
に、 軒側の面板(14)の棟側縁部に設けた係合部(14
b)と棟側の面板(14)の軒側縁部に垂下部(14
c)を介して設けた係合部(14d)とを係合させて、
前記垂木(10)に固定した吊子(16)に係合保持さ
せたことを特徴とする横葺き屋根。 - 【請求項2】 段付け部材(11)は、側板(11b)
に対応させた起立部(11G)と、この起立部(11
G)を棟側へ屈曲形成した下地材(13)支持部(11
h)とを形成した請求項1記載の横葺き屋根。 - 【請求項3】 垂木は、支持部材上に敷設した内側下地
材を介して前記支持部材上に固定してある請求項1又は
2項に記載の横葺き屋根。 - 【請求項4】 下地材は、棟側端部を下地材受けによっ
て抱持し、垂木、及び軒棟方向に隣接する面板を大きな
段差を形成して係合させた部分と前記棟側端部の間に隙
間が形成してある請求項1ないし3のいずれかに記載の
横葺き屋根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19583592A JPH0615789B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 横葺き屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19583592A JPH0615789B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 横葺き屋根 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16523887A Division JPS6410858A (en) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | Transverse shingled roof |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05187099A true JPH05187099A (ja) | 1993-07-27 |
| JPH0615789B2 JPH0615789B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=16347804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19583592A Expired - Fee Related JPH0615789B2 (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 横葺き屋根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615789B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5816417B2 (ja) | 2009-07-03 | 2015-11-18 | 雅弘 星野 | アクセサリ用クラスプ |
-
1992
- 1992-07-01 JP JP19583592A patent/JPH0615789B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0615789B2 (ja) | 1994-03-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2633003B2 (ja) | 縦葺屋根構造 | |
| JPH09125621A (ja) | 建築用縦葺き外装材及び建築外装構造 | |
| JPH0615789B2 (ja) | 横葺き屋根 | |
| JPS5922166Y2 (ja) | 面構造材における連結カバ− | |
| JP4376432B2 (ja) | 親綱固定金具および屋根構造 | |
| JPH0547698B2 (ja) | ||
| JPS6023377Y2 (ja) | 建築物の面構造 | |
| JP2000154619A (ja) | 隅棟瓦の固定構造とこれに用いる水切り板材 | |
| JP3544394B2 (ja) | Alc板を用いた屋根構造 | |
| JP2909887B2 (ja) | 建築物の外装構造 | |
| JP2582104Y2 (ja) | 屋根構造 | |
| JPH0473503B2 (ja) | ||
| JP3206249B2 (ja) | 平板瓦を用いた瓦棒葺き構造 | |
| JP2563344Y2 (ja) | 屋根材固定金具 | |
| JP2698934B2 (ja) | 横葺き屋根 | |
| JPH01304248A (ja) | 建築物における屋根構造 | |
| JP3705319B2 (ja) | 軒先部の破風構造 | |
| JPS6127389Y2 (ja) | ||
| JP2898255B2 (ja) | 屋 根 | |
| JPH01207555A (ja) | 縦葺き屋根構造 | |
| JPH0433338B2 (ja) | ||
| JPH0368186B2 (ja) | ||
| JPH07331813A (ja) | 縦葺き屋根構造 | |
| JPH0439542B2 (ja) | ||
| JPS63315756A (ja) | 横葺き屋根 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |