JPH05187251A - ロータリピストンエンジン - Google Patents

ロータリピストンエンジン

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JPH05187251A
JPH05187251A JP4173661A JP17366192A JPH05187251A JP H05187251 A JPH05187251 A JP H05187251A JP 4173661 A JP4173661 A JP 4173661A JP 17366192 A JP17366192 A JP 17366192A JP H05187251 A JPH05187251 A JP H05187251A
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piston
gear
gears
combustion engine
internal combustion
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JP4173661A
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Masami Sakita
マサミ・サキタ
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C1/00Rotary-piston machines or engines
    • F01C1/02Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F01C1/063Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents with coaxially-mounted members having continuously-changing circumferential spacing between them
    • F01C1/077Rotary-piston machines or engines of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents with coaxially-mounted members having continuously-changing circumferential spacing between them having toothed-gearing type drive
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines
    • F02B2053/005Wankel engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B53/00Internal-combustion aspects of rotary-piston or oscillating-piston engines

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン出力期間中、追尾ピストンの移動を
小角度におさえ、ロータリピストンエンジンの効率を向
上させる。 【構成】 ロータリピストンエンジン(20)は、吸気
ポート(88)、排気ポート(86)を設けた円筒形作
動チャンバを有するハウジング(22)を含む。上記作
動チャンバには、少なくとも1対の直径方向くさび形ピ
ストン(30Aおよび30B,ならびに32Aおよび3
2B)を含む、第1および第2ピストン組立(30およ
び32)が配置される。このピストン組立は、片方の対
の副チャンバが容積を減らすと、他方の対の副チャンバ
が容積を増すように、周期的に起こる可変速度で同一方
向に回転する。4個の偏心だ円歯車組(60,62,6
4および66),相互連結同軸ピストン軸(38,36
B)が示すようにエンジン出力中、追尾ピストンを少量
回転におさえる大きな有効偏心率の歯車列を用い効率を
上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、一般にロータリピストンエ
ンジン、特に回転ピストン組立の相互連結において、偏
心だ円歯車を含むロータリピストンエンジンに関するも
のである。
【0002】
【発明の背景】従来の往復内燃機関は、熱エネルギーを
ピストンの上下する機械エネルギーに変換し、次いでこ
れが駆動軸を駆動する回転エネルギーに変換されること
により動力を生じるものである。しかし、上下するピス
トン運動は、無益なエネルギー損失、および不釣合いな
ピストン移動を引き起こすものである。現在市販で入手
できるロータリエンジン、すなわちバンケルエンジンは
コンパクト,軽量で,簡単な設計,しかも高トルクの出
力を生じることができる。しかし、これはピストンおよ
びピストンハウジングの形状のような、固有のエンジン
設計の問題のためであり、燃料効率ではない。1対また
2対以上のピストンが配置される、円筒形チャンバで形
成されるハウジングを含むロータリエンジンは公知であ
る。この形式のエンジンは、例えば米国特許番号第4,
901,694号−サキタ(Sakita);第4,6
46,694号−フオセット(Fawcett);第
3,398,643号−シュット(Schudt);第
3,396,632号−レブラン(Leblanc);
第3,256,866号−バウエル(Bauer);お
よび第2,804,059号−ホンジョオ(Honjy
o)等がある。
【0003】上記記載形式の従来型ロータリエンジンに
関する問題には、次のものが含まれる:1)下記のピス
トンにより消費されたエネルギーは極めて大きいので、
上記エンジンはエネルギー効率が良くない、そして2)
ピストンの構成が複雑で、ピストン相互間、およびピス
トンとシリンダ壁との間の密封が困難である。このよう
な従来技術のロータリエンジンにおいてエネルギー損失
の主な原因は、エンジン作動の出力、すなわち膨張位相
期間中、角度的に前進方向に追尾、すなわち追従するピ
ストンの抵抗に起因するものである。このエネルギー損
失は、先導ピストンの排気量と比較して、出力位相の開
始と終了との間の追従ピストンの排気量を最小限にする
ことにより最小値にされる。上記密封の問題は、異なる
ピストン設計を採用することにより改良することもでき
る。
【0004】
【発明の摘要と目的】この発明の一目的は、エンジンの
出力位相期間中、追尾ピストンの大角度回転に起因する
非効率的エネルギーの上記記載の問題を避ける、改良さ
れたロータリピストンエンジンの提供にある。この発明
の一目的は、上記エンジンの出力位相期間中、追尾ピス
トンの小角度移動を確保する歯車列の提供にある。この
発明の一目的は、上記歯車のだ円率数値にかかわらず、
かみ合ったままの複合偏心だ円体歯車の組の提供にあ
る。この発明の一目的は、ピストン相互間、およびピス
トンとシリンダ壁との間の密封において、上記記載の問
題および困難を回避する改良されたロータリエンジンの
提供にある。
【0005】本発明は、シリンダ軸線の周りに回転する
第1および第2ピストン組立がはいる。シリンダ作動チ
ャンバを形成する、円筒形ハウジングを含んでいる。各
ピストン組立は、上記チャンバを複数対の正反対方向の
副チャンバに分割する、1対または2対以上の対の正反
対方向のピストンを含んでいる。各ピストン組立が、正
反対方向の1対のピストンを含むときは、4個の副チャ
ンバが設けられる。上記第1および第2ピストン組立
は、複数対のかみ合い偏心だ円歯車により相互連結さ
れ、それらの対のおのおのは、周期的に起こる可変速度
で、同一方向に上記第1および第2ピストン組立の回転
に対して、事実上同一位相関係で回転する。上組ピスト
ン組立の完全な1回転と同時に、4−ピストンエンジン
に対する、4個の完全なエンジン作動サイクルが完成さ
れ、そして8−ピストンエンジンに対して、8個の完全
な作動サイクルが完成され、各作動サイクルは、出力,
排気,吸気,および圧縮の位相を含んでいる。
【0006】上記第1ピストン組立のピストンは、回転
できるように一定間隔おき軸線方向に整列した管状ピス
トン軸部分の間に剛性支持される。内部ピストン軸は、
管状軸部分内に同軸配置されて、それらの間に延び出
し、この内部ピストン軸に、第2ピストン組立のピスト
ンが取り付けられる。上記ピストン軸は、2対の円歯車
および2対またはそれ以上の偏心だ円歯車を含む歯車列
を介して相互連結され、上記歯車列は周期的に起こる可
変速度でピストン組立の回転を提供し、これにより周期
的に起こる可変容量の副チャンバが備えられる。円歯車
対の歯車比は、ピストン組立に含まれるピストン数およ
び燃焼ごとの予定回転数により決定される。1:2の歯
車比は、おのおのが1対の正反対方向ピストンを含むピ
ストン組立に用いられ、そして1:4の歯車比は、おの
おのが2対の正反対方向ピストンを含むピストン組立に
用いられる。
【0007】各出力位相期間中、先導ピストンはピスト
ン組立エンジンごとに、2−ピストンの1/2回転と同
じほどで完成し、またはピストン組立エンジンごとに、
4−ピストンの1/4回転と同じほどで完成し、一方追
従ピストンは比較的小量回転する。先導ピストンと追従
ピストンの相対回転は、ピストン組立を相互連結する歯
車列に含まれる、だ円体歯車により決定される。本発明
の一実施例において、少なくとも4対の偏心だ円歯車が
歯車列に含まれ、そのすべてが事実上同一位相関係で回
転する。上記歯車列内に2対以上の偏心だ円体歯車を用
いることにより、出力位相期間中追従ピストンの小角度
運動が確保される。他の一実施例においては、複合偏心
だ円歯車が用いられ、これは、ほぼ半径方向に延び出る
歯に加え、歯車の少なくとも一面の偏心だ円パターンの
ほぼ軸線方向に延び出る歯も含んでいる。かみ合いだ円
体歯車のほぼ軸線方向に延び出る歯とかみ合うアイドラ
歯車は、上記複合だ円体歯車の不慮のはずれを避けるた
め、それらの間の第2の歯車連結を提供する。
【0008】エンジン空気入口ポートは、エンジンに空
気/燃料混合気を供給するために用いられる。別法とし
て、作動サイクルの圧縮位相期間中、副チャンバ内に直
接燃料を噴射することもできる。どちらの場合も、燃料
に点火するために、点火プラグが用いられる。この発明
の他の一変型形式では、点火プラグの必要がない圧縮点
火による作動が与えられる。その代わりとして、燃焼部
副チャンバ容積が事実上最小の時には、燃焼部の高温圧
縮空気内に燃料を噴射する、高圧燃料噴射装置が設けら
れる。圧縮点火に対しては、圧縮空気温度を燃料の点火
温度にまで上昇させるために、高圧にまで圧縮する必要
がある。この発明の他の一変型形式において、点火プラ
グがピストンにより支持され、この場合2個の隣接ピス
トンが密接位置となる十分に以前または以後に、点火プ
ラグにより点火が起こりうる。本発明は、その他の目的
および利点と共に、添付図面と下記説明から良く理解さ
れるであろう。この明細書に含まれる本発明の説明実施
例は、単に説明としてだけであって、本発明がそれに限
定されるものでないことが理解されよう。図面に於て種
々の図の同一部品は類似の参照符号で示す。
【0009】まず図面の図1について説明すると、本発
明のエンジン20が示され、両端部が、図示していない
ボルトまたは他の適当な手段で取り付けた端板24およ
び26で閉鎖される、円筒穴を有する据付ハウジング2
2を含み、円筒形作動チャンバを形成する。図1に示さ
れるエンジンにおいて、上記作動チャンバは、第1およ
び第2のピストン組立30および32に含まれたピスト
ンにより、第1および第2の対の正反対方向の副チャン
バに分割される。図2にも示されるように、ピストン組
立30は、一対の正反対方向ピストン30Aと30Bを
含み、かつピストン組立32は、一対の正反対方向ピス
トン32Aと32Bを含む。上記エンジンシリンダおよ
びピストンは、図面の図3および4にも示される。
【0010】ピストン30Aおよび30Bは、管状ピス
トン軸部分36Aおよび36Bの対向端部で、それぞれ
ハブ34Aおよび34Bに付加される。軸部分36Aお
よび36Bは関連するハブ34Aおよび34Bと共に、
図示省略の適当な軸受装置を介して、それぞれ端板24
および26によりハウジング22内円筒穴の軸線の周り
に支持される。ハブ34Aおよび34Bは、上記端板の
内壁に形成された凹部内に配置される。内部ピストン軸
38は、上記管状軸部分36Aおよび36B内に回転で
きるように取り付けられ、かつ両部分の間に延び出てい
る。第2ピストン組立32のピストン32Aおよび32
Bは、正反対方向位置で内部ピストン軸38に取り付け
られる。ピストン軸38は、ピストン32Aおよび32
Bが取り付けられる内部ピストン軸部分38Aを含む、
相互かみあい部分内に形成され、図示されたかみ合い状
態にある時に、軸部分がユニットとして回転する組立て
を容易にしている。ピストン組立30および32は、共
通軸線40の周りに回転できるようになっており、作動
においては矢印42で示されるように、同一方向に回転
する。
【0011】作動チャンバは、4個のくさび形ピストン
30A,30B,32Aおよび32Bにより、2対の正
反対方向副チャンバに分割される。明白なように、上記
ピストン組立は周期的に可変速度で作動するので、隣接
ピストン間には周期的に可変容量の副チャンバが設けら
れる。この図示したピストン構成のために、副チャンバ
間のガスの流れを阻止するため、副チャンバの密封は容
易に行なわれる。図2に最も良く示されるように、ピス
トン30Aおよび30Bの内部凹面には、内部ピストン
軸部分38Aに接触する、直線シール44が設けられ
る。ほぼU形のシール46が、ピストン30Aおよび3
0Bの外部凸面に沿い、かつその両端部に沿って延び出
し、ピストンとシリンダ壁との間の密封接触を行なう。
同様に、ほぼU形のシール48が、ピストン32Aおよ
び32Bの外部凸面に沿い、かつその両端部に沿って延
び出し、これらのピストンとシリンダ壁との間の密封接
触を行なう。
【0012】図1に示された本発明の実施例において、
2対の円歯車組56および58、および少なくとも4対
の偏心だ円歯車60,62,64および66を含む多重
段のだ円体歯車が、ピストン組30および32の回転期
間中それらの相対移動の制御のため、外部ピストン軸3
6Bおよび内部ピストン軸38の相互連結に用いられ
る。図示4−ピストンエンジンに対して、円歯車対56
および58は歯車比1:2を備え、これにより上記偏心
だ円歯車60,62,64および66は、ピストン軸3
6Bおよび38の各完全回転に対して、2個の完全回転
を行なう。接尾辞AおよびBは、歯車対内の分離してい
る歯車を確認するのに用いる。
【0013】図1に示されるように、歯車56Bおよび
60Aは管状アイドラ軸70に付加され、順次回転でき
るエンジン出力軸72上に回転できるように取り付けら
れる。同軸の軸70および72が軸線74の周りに回転
する。同様に歯車58Bおよび66Bが管状アイドラ軸
76に付加され、これはまた軸線74の周りに出力軸7
2上で回転できる。歯車対60偏心だ円歯車60Bは、
歯車対62の偏心だ円歯車62Aと共に、軸線80の周
りに回転できるアイドラ軸78に付加される。同様に、
偏心だ円歯車66Aおよび64Bが、軸線80の周りに
また回転できるアイドラ軸82に付加される。歯車対6
2および64の偏心だ円歯車62Bおよび64Aは、そ
れらの相互連結と出力軸の駆動作動のため、出力軸72
に付加される。
【0014】歯車列内の偏心だ円歯車の全歯車対60,
62,64および66は、ピストン軸36Bをピストン
軸38に事実上同一位相関係で連結することは、注意す
べきである。例えば、図1に示された歯車列の位置にお
いて、だ円歯車組が同時に増速歯車として機能するの
で、歯車組56による軸70の回転は、1/8回転が軸
76のはるかに大角度の回転になる。上記だ円体歯車列
の調査により、アイドラ軸70および76の相互連結に
おいて、上記偏心だ円歯車組60,62,64および6
6が同相関係にあるので、その回転の連続1/2サイク
ル中、回転は交互に増速および減速することを明らかに
している。
【0015】図1に示されるように、エンジンハウジン
グ22には、ピストン走行方向に、吸気ポート88を従
えて排気ポート86が設けられる。次に、ピストン走行
方向で、燃料源に連結される燃料噴射ノズル90が設け
られ、吸気ポート88を通る空気の取入れ後に、上記ノ
ズルを通って副チャンバ内に燃料が噴射される。最後
に、点火プラグのような点火装置92が、上記副チャン
バ内に入れられた圧縮空気/燃料混合気の点火のために
設けられる。図示された4−ピストンエンジンについて
は、作動チャンバが4個の副チャンバに分割される。図
5について説明すると、角度的ピストン移動中に生じる
エンジン作動の出力および排気位相が双頭矢印94で示
され、そして角度的ピストン移動中に生じる吸気および
圧縮の位相が双頭矢印96で示される。角度的ピストン
移動全体に生じる全エンジン作動位相は、180°より
もやや小さいことがわかろう。すなわち、エンジン作動
チャンバの事実上1/2が、吸気および圧縮機能にだけ
用いられ、そして事実上他の1/2が、出力および排気
機能にだけ用いられる。
【0016】図6〜図9について説明すると、エンジン
ピストンの継続的作動位置が略示され、そして4−エン
ジン副チャンバにおける機能がチャート形式で示され
る。副チャンバは、その間に副チャンバが形成される2
個の隣接ピストンにより、かつ文字A,B,CおよびD
によって示される。エンジン略図では、点火プラグがエ
ンジンハウジングの頂部に隣接配置され、そして上記点
火プラグ,吸気ポート,および排気ポートは、図1に示
されるものと同一関係位置に配置される。図示されたエ
ンジン作動において、燃料/空気混合気は吸気ポートを
通り、上記エンジンに供給され、この場合燃料噴射装置
は必要ない。もしも燃料噴射が採用されるならば、その
時には圧縮位相期間中か、圧縮位相の終りの「点火」と
明示した点が用いられる。上記副チャンバ内に、如何に
して、何時燃料が導入され、または如何にして燃料が点
火されるかにかかわらず、図6〜図9は、この発明のエ
ンジンに用いられる歯車列54に含まれる、偏心だ円歯
車組60,62,64および66を包含するものであ
り、エンジン作動の利点を説明する。図6〜図9のおの
おのにおいて、ピストン組立は5個の異なる位置で示さ
れ、その位置が1〜5で示される。同時に、図6〜図9
は完全な1回転中に生じる、ピストン組立の角度位置を
示す。ここで図1に示される出力軸72は、ピストン軸
36Bおよび38の相互連結内に増速歯車56および5
8が含まれるので、上記ピストン組立の各回転に対して
2回転を完了することに注意すべきである。
【0017】図6の位置1において、チャンバが事実上
最小容積にあるとき、点火はピストン30Aと32Aと
の間副チャンバA内で生じ、圧縮は副チャンバB内で開
始、空気/燃料混合気は吸気ポート88を介して副チャ
ンバC内へ吸込み開始、そして使用済ガスの排気は排気
ポート88を介して副チャンバDにおいて開始。上記ピ
ストン組立の位置1から位置5まで継続して、各副チャ
ンバA,B,CおよびDで発生する出力,圧縮,吸気お
よび排気の位相は図6に示される。図6の位置1から位
置5までのピストン組立の走行において、4位相作動サ
イクル中の1位相が、副チャンバのおのおのの中で完了
される。さらに、図7に示されるように、副チャンバ
A,B,CおよびDは、それぞれ、排気,出力,圧縮お
よび吸気の位相を受ける。次に、副チャンバA,B,C
およびDは、図8に示されるように、それぞれ吸気,排
気,出力および圧縮の位相を受ける。最後に、図9に示
されるように、副チャンバA,B,CおよびDは、ピス
トン組立30および32がおのおの走行の1回転を完了
した時に、圧縮,吸気,排気および出力の位相を受け
る。そこで、上記ピストン組立の回転ごとに全4個の完
全なエンジン作動サイクルに対して、ピストン組立の各
完全な回転と共に、各副チャンバにおいて完全なエンジ
ン作動サイクルの生じることが解るであろう。
【0018】図示された歯車列に関し、図1の実施例で
少なくとも4対の、同一位相関係に作動する、偏心だ円
歯車60,62,64および66を含み、エンジン作動
の出力位相(そして吸気位相)に関連する追従ピストン
は、関連する先導ピストンの回転に比較して僅かに小角
度距離を回転する。例えば、図6の位置1と5との間の
追従ピストン32Aの回転は、副チャンバA内出力位相
期間中、先導ピストン30Aの回転のほぼ1/3として
示される。(同一関係が、副チャンバCで同時に生じる
吸入位相に対し、追従および先導ピストン32Bおよび
30Bの相対的走行に適用される。)本発明に関して、
ピストン組立を連結する歯車列内のだ円歯車装置は、最
小回転で出力位相内に追従ピストンを提供するように構
成することもできる。出力位相中先導ピストンに対し追
従ピストンの走行を最小限にすることにより、追従ピス
トンの上記走行に起因する損失エネルギーは最小化さ
れ、かつエンジン効率が改良される。米国特許第3,3
98,643号に示されるような、従来型装置に関し
て、これはピストン組立の連結に、2対の従来型偏心だ
円歯車を用い、相対ピストンの走行は、上記だ円歯車に
与えられる最大だ円率により限定される。例えば、もし
も歯車が高すぎるだ円率を有すれば、作動中に歯車は注
意深くはずすこともできる。図1に示される本発明の実
施例において、他の偏心だ円歯車に対して回転位相関係
にある偏心だ円歯車の少なくとも2つの付加組を利用
し、高いだ円率を有する個々の歯車組を用いる必要なし
に、大きく有効なだ円率が与えられる。図示された、同
相に一連の連結された偏心だ円歯車に関し、ピストン組
立が相対速度において大差をもって回転するように造る
こともでき、順次出力位相中に追従ピストンの小回転移
動を与える。
【0019】高い相対的だ円率の歯車列を備える他の一
配列が図10に示され、この図について説明する。同軸
ピストン軸36Bおよび38と共に増速円歯車組56お
よび58が示され、これは図1に示され上記説明したも
のに対応する。図10の配列において、歯車56Bと5
8Bが軸線104の周りに回転できる、内部および外部
同軸アイドラ軸100および102に付加される。軸1
00および102は第1および第2の対の複合偏心だ円
歯車組106および108により相互連結される。歯車
組106の歯車106Aはアイドラ軸102の端部に付
加され、そしてかみ合い歯車106Bは、軸線112の
周りに回転できる出力軸110に取り付けられる。偏心
だ円歯車108Aも上記出力軸110に取り付けられ、
かつ内部アイドラ軸102に取り付けられた偏心だ円歯
車108Bとかみ合う。従来型の、歯車組106および
108のほぼ半径方向に延びでる歯車歯は、公知の従来
様式で、相互かみ合い歯車間の駆動連結を与える。
【0020】この発明によれば、複合歯車106および
108には、その一面から軸線方向に延び出し、かつそ
れぞれアイドラ歯車114および116を介して相互連
結される、第2の組の歯車歯が設けられる。図11につ
いて説明すると、明白にするため一部を切欠いた複合歯
車組108の拡大図を示す。複合歯車組106および1
08の両方とも、同一設計であるので片方の説明で両方
の理解をするのに十分であろう。図11において、ほぼ
半径方向に延び出る歯車歯は参照番号118,118で
示され、そしてほぼ軸線方向に延び出る歯車歯は参照番
号120,120で示される。上記軸線方向に延び出る
歯は、また偏心だ円パターンに配列され、このパターン
のだ円率は、ほぼ半径方向に延び出る歯の組のだ円率に
対応している。
【0021】アイドラ歯車116は、軸122に回転で
きるように取り付けられ、その軸線はそれぞれ複合歯車
108Bおよび108Aの回転軸線104および112
に直角である。軸122の両端部は、この軸122の支
持のため、回転できるようになっている軸102および
110が貫通して延び出る環状軸受部材124,124
に付加される。図示されない、適当な装置が関連軸に、
軸受部材124,124を取り付けおよび取り外すため
に設けられる。例えば、その部品が、ボルトにより取り
外しできるように相互結合される、割り軸受を用いるこ
ともできる。とにかく、複合偏心だ円歯車のほぼ軸線方
向に延び出る歯120に、アイドラ歯車116の歯がか
み合うように、歯車支持軸122が配置される。
【0022】この発明の現在の複合偏心だ円歯車は、不
注意による歯車のはずれに起因する、運転性の損失なし
に、非常に大きい偏心率で形成することもできる。上記
だ円体歯車のかみ合い接触の不注意による損失は、その
歯車のだ円率にかかわらず、常に軸線方向に延び出る歯
120とかみ合ったままであるアイドラ歯車116の使
用により避けられる。大だ円率を有する偏心だ円歯車の
組を用いることにより、エンジン作動の出力および吸気
位相期間中、先導ピストンに対する追従ピストンの回転
は、非常に少なくすることもできる。出力位相期間中、
追従および先導ピストンの回転の相対速度における差を
大きくすることにより、エンジンのエネルギー効率は事
実上増加される。
【0023】従来型装置にまさっている本発明エンジン
構成の利点は、図面の図12〜図15に示され、ここで
ピストン組立角速度対出力軸角度位置のプロットは、ピ
ストン組立の相互連結における、異なる偏心歯車配列を
有するエンジンに対して示されるもので、すべてのプロ
ットは同一出力軸回転速度におけるエンジン作動に基づ
いている。図12には、1983年5月13日付日本特
願昭58−79623号に示される形式のエンジンの作
動が示される。一方のピストン組立は、偏心歯車130
の組を介して出力軸134に連結され、これに対する他
方のピストン組立は、円歯車組132を介して出力軸に
連結される。一方のピストン組立32−1の回転角速度
は一定であるが、他方のピストン組立30−1は可変速
度である。図12のグラフに示されるように、2個のピ
ストン組立の回転角速度には僅かな変化しかない。従っ
て、膨張位相期間中、上記追従ピストンは、先導ピスト
ンとほぼ同一回転速度で回転し、非常に非効率的エンジ
ン作動となる。
【0024】米国特許第3,398,643号−シユッ
トに示される形式のエンジンの作動は図13に示され、
この図について説明する。この従来型エンジンに用いら
れる歯車列は、図10に示されたものと事実上同一形式
であるが、図10に示される複合偏心だ円歯車の代わり
に、平だ円歯車が用いられることに大きな差がある。図
13において、外部および内部エンジン軸102−1お
よび104−1は、それぞれ偏心だ円歯車の組106−
1および108−1により、出力軸110−1に連結さ
れる。両方のピストン組立30−2および32−2の回
転の角速度は異なるけれども、角速度の差は歯車組10
6−1および108−1に設けられることもできる偏心
率により限定される。
【0025】図14は、ロータリピストンエンジンの角
速度対出力軸角度のプロットを示し、上記エンジンは図
4に示される形式であるが、図10および11に示され
る形式の複合偏心歯車を含む。そこで、歯車組106−
1および108−1に対して歯車組106および108
の大きい偏心率のために、図13に示されるピストン3
0−2および32−2よりも広い角速度範囲にわたって
ピストン30および32が作動する。明らかに、歯車組
106および108の偏心率は、図13に見られる歯車
組106−1および108−1の偏心率よりも大きく、
この増加した偏心率は、歯車組の関連歯車間のアイドラ
歯車の包含により可能なものにされる。図14配列のピ
ストン組立30および32の最低角速度は、図13配列
のピストン組立30−2および32−2の最低角速度よ
りも小さいことがわかろう。図15には、図1に示した
エンジンの作動が示される。上記のように、このエンジ
ンは4対の偏心だ円歯車60,62,64および66を
含む。ピストン組立の角速度における最大差は図15配
列の方が、図14配列よりも若干大きくなっており、そ
して上記作動サイクルの大部分を通して角速度における
差は大きい。
【0026】図16においては、4個の複合歯車組60
−1,62−2,64−1,および66−1が示され
る。また、不慮のはずれを防止するため、歯車組はアイ
ドラ歯車を含むので、図15配列に含まれる歯車組6
0,62,64および66におけるものよりも大きい偏
心率を有する歯車を用いることもできる。ピストン組立
30および32に対する、角速度対出力軸角度のプロッ
トは、低い角速度に達し、かつ上記作動サイクルの大部
分を通して角速度の差が大きいことを除外すると、図1
5に示されるものに類似している。ここで、関連するピ
ストン組立角速度のプロットの間の領域は、エンジン作
動効率に関連し;領域が大なればなるほど、効率も大き
くなることに注意されよう。
【0027】ピストン組立構成が図1および2に示され
るものに限定されないことは明白であろう。ピストン組
立の変型形式が図17に示され、この図について説明す
る。ピストン組立120および122の分解図が示され
ている。一ピストン組立122は、ハブ126に取り付
けられた1対のくさび形ピストン124Aおよび124
Bを含み、次に軸線130の周りに回転できるようにな
っている内部軸128に付加される。構成および組立を
容易にするため、第2ピストン組立120は、一方部分
の開口を通り延び出し、かつ他方部分のねじ込み開口に
ねじ嵌合するボルト120−3の使用により相互連結さ
れる2部分120−1および120−2で作られる。部
分120−1は、管状外部軸部分134Aに取り付けら
れた、1対の正反対方向のくさび形ピストン部分132
−1Aおよび132−1Bを含む。部分120−2は、
管状外部軸部分134Bに取り付けられた、同様な1対
のピストン部分132−2Aおよび132−2Bを含
む。軸部分134Aおよび134Bは、その周りに内部
軸128が回転する同一軸線130の周りに回転でき
る。図1の配列におけるように、円歯車56Aおよび5
8Aは、それぞれ外部軸134Bおよび内部軸128に
取り付けられ、そして図示されない、偏心だ円歯車が、
上記様式で歯車56Aおよび58Aの相互連結内に包ま
れる。上記ピストン組立120および122には、図示
されない適当な密封装置が設けられ、エンジンハウジン
グの円筒形作動チャンバおよびピストン組立の複数部品
に密封接触する。
【0028】図1の配列におけるように、火花点火が用
いられるときには、無論、点火タイミングは圧縮された
燃料−空気混合気が点火装置92と連絡する間の時限に
限定される。図18,19および20に略示しているよ
うに、ピストン上に点火装置を配置することにより、点
火タイミングは所定どおりに調整することもできる。こ
こで、ピストン組立150および152は、それぞれ1
対のピストン150Aおよび150B,および152A
および152Bを含む。ピストン組立150は外部軸部
分154Aおよび154Bに付加され、かつピストン組
立152は同軸内部軸156に付加される。点火プラグ
のような点火装置160は、点火プラグギャップが各副
チャンバに設けられるように、ピストンにより支持さ
れ、かつ配列される。もしもピストンが図18に示すよ
うに、右回り方向に回転すれば、点火プラグは追従ピス
トン面に配置される。少なくとも1個の点火プラグは、
シリンダチャンバが4個のピストンで分割される、4個
の副チャンバのおのおのに設けられる。
【0029】図19に示されように、ピストン組立15
2により支持される、点火プラグ160用点火プラグワ
イヤ162は、内部軸156上を、点火プラグから環状
導電リング164まで延び出る。このリング164と電
気的接触をするブラシ166は、ワイヤ162を図示省
略の点火電流源に電気的に接続するために設けられる。
図20に示されるように、ピストン組立150により支
持される点火プラグ160の点火プラグワイヤ172
は、外部軸部分154A上を、上記点火プラグから環状
導電リング174まで延び出し、そしてリング174と
電気的接触をするブラシ176は、ワイヤ172を点火
電流源に電気的に接続するために設けられる。図20に
はエンジンハウジング178も示される。この配列に関
して、点火タイミング制御は、点火プラグ160が、常
にそれらの関連する副チャンバと連絡したままであるの
で、ピストン回転の広い範囲にわたって可能である。
【0030】圧縮点火を用いる新規なエンジンの作動
は、また図21に示されるように考えられ、図面につい
て説明する。ここで、エンジン部分20−1は、吸気お
よび排気ポートとしてそれぞれ88および86を含む。
空気/燃料混合気ではなく、空気は吸気ポート88を通
って上記エンジンに供給され、そして点火プラグは全く
含まれていない。代わりに、高圧燃料噴射装置90−2
が、上記火花点火エンジンにおいて点火プラグ92が配
置された点に置かれる。ピストン30Aと32Aとの間
の副チャンバが、図21に示す状態、事実上最大圧力,
最小容積に到達する時には、燃料噴射装置90−2から
の燃料が副チャンバ内に噴射され、この燃料は、出力位
相の開始のため圧縮された空気の高温によって点火され
る。火花点火でなく圧縮点火が用いられ、かつ空気/燃
料混合気でなく空気が、吸気位相期間中エンジンに供給
されることを除いて、作動は図6〜9に説明し、かつ上
記に記載した様式で進行する。
【0031】本発明は、米国特許制定法の要求に従い詳
細に説明したが、当業者にとっては、他の各種変型をそ
れ自体示唆しているであろう。例えば、点火プラグがピ
ストンによって支持実施例に対して、各ピストンに点火
プラグを設ける必要のないことは明白であろう。代わり
に、1つ置きのピストンにその追従および先導の両面に
点火プラグを設けることもできる。例えば、図18に示
される配列において、ピストン組立152のピストン1
52Aおよび152Bには、その反対面に第2の点火プ
ラグを設けることもでき、この場合ピストン組立150
によって点火プラグを支持する必要は全くない。また、
歯車62Bおよび64Aを付加した出力軸72は、軸7
0および76と同軸である必要のないことも明らかであ
ろう。出力軸72は、図15に略示された様式で、軸7
8および82が配置される軸線に平行な軸線に沿い配置
されることもある。上記のおよびその他の変更および変
型は、添付した特許請求の範囲に限定した、本発明の精
神および範囲内にあるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化するロータリエンジンの一部を
断面で示す分解斜視図である。
【図2】本エンジンに含まれるピストン組立の一部を断
面で示す拡大分解斜視図である。
【図3】図1の事実上線3−3に沿う断面図である。
【図4】図1の事実上線4−4に沿う断面図である。
【図5】エンジンチャンバ内の、機能の分離を示す略図
である。
【図6】本エンジンの作動位置の順序を示す略図であ
る。
【図7】本エンジンの作動位置の順序を示す略図であ
る。
【図8】本エンジンの作動位置の順序を示す略図であ
る。
【図9】本エンジンの作動位置の順序を示す略図であ
る。
【図10】本発明に用いる、複合偏心だ円体歯車を使用
する別の歯車配列の斜視図である。
【図11】図10に示される形式の、1対の偏心だ円歯
車の拡大斜視図である。
【図12】この中に略示した異なる偏心だ円体歯車列を
使用するエンジンに対する、ピストン組立の角速度対出
力軸角度位置をプロットしたものである。
【図13】この中に略示した異なる偏心だ円体歯車列を
使用するエンジンに対する、ピストン組立の角速度対出
力軸角度位置をプロットしたものである。
【図14】この中に略示した異なる偏心だ円体歯車列を
使用するエンジンに対する、ピストン組立の角速度対出
力軸角度位置をプロットしたものである。
【図15】この中に略示した異なる偏心だ円体歯車列を
使用するエンジンに対する、ピストン組立の角速度対出
力軸角度位置をプロットしたものである。
【図16】この中に略示した異なる偏心だ円体歯車列を
使用するエンジンに対する、ピストン組立の角速度対出
力軸角度位置をプロットしたものである。
【図17】本発明エンジンに用いる変型ピストンデザイ
ンの一部を断面で示す分解斜視図である。
【図18】点火プラグがエンジンピストンにより支持さ
れるエンジンの変型形式を示す略図である。
【図19】図18の線12−12に沿う略図である。
【図20】図18の線13−13に沿う略図である。
【図21】本発明と共に用いる圧縮点火形エンジンの一
部の略図である。
【符号の説明】
20 エンジン 22 ハウジング 24,26 端板 30 第1ピストン組立 32 第2ピストン組立 30A,30B,32Aおよび32B くさび形ピス
トン 34A,34B ハブ 36A,36B 管状ピストン軸部分 38 内部ピストン軸 40 共通軸線 42 矢印 44 直線シール 46,48 U形シール 54 歯車列 56,58 増速円歯車組 60,62,64および66 偏心だ円歯車 70 管状アイドラ軸 72 出力軸 74 軸線 76 管状アイドラ軸 78 アイドラ軸 80 軸線 82 アイドラ軸 86 排気ポート 88 吸気ポート 90 燃料噴射ノズル 90−2 高圧燃料噴射装置 92 点火装置(点火プラグ) 94,96 双頭矢印 100 内部同軸アイドラ軸 102 外部同軸アイドラ軸 104 軸線 106,108 複合偏心だ円歯車組 110 出力軸 112 軸線 114,116 アイドラ歯車 118 半径方向歯 124 環状軸受部材 126 ハブ 128 内部軸 132 円歯車組 134 出力軸 150,152 ピストン組立 156 同軸内部軸 160 点火装置(点火プラグ) 162 点火プラグワイヤ 164,174 環状導電リング 166,176 ブラシ 172 点火プラグワイヤ 178 エンジンハウジング

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関において、吸気および排気ポー
    トを有する円筒形作動チャンバを形成するハウジング,
    各組立が、シリンダ軸線の周りに回転できるようになっ
    ている作動チャンバ内で、少なくとも1対の正反対方向
    のピストンを含み、かつ上記チャンバを複数対の正反対
    方向の副チャンバに分割する第1および第2ピストン組
    立,第1および第2の対のかみ合い偏心だ円歯車を含
    む、上記第1および第2ピストン組立を相互連結する歯
    車列,上記だ円歯車の各対は、第1および第2ピストン
    組立の回転に対し、事実上同一位相関係で、同一方向に
    周期的に起こる可変速度で回転し、これにより少なくと
    も1対の正反対方向の副チャンバが容積を減じるのに対
    し、他方の1対の正反対方向の副チャンバが容積を増
    し、上記第1および第2ピストン組立の各完全回転に対
    し、複数の作動サイクルが完成され、各作動サイクルは
    継続的出力,排気,吸気および圧縮位相を含んでいる、
    ものからなる上記内燃機関の改良において:上記第1お
    よび第2の対のだ円歯車間で、事実上該第1および第2
    の対のだ円歯車と同一位相関係にある、上記歯車列内の
    少なくとも2個以上の対の相互連結された偏心だ円歯車
    であって、先導ピストンの回転速度に対する出力および
    吸気位相期間中、追従ピストンの回転速度を減じる作動
    期間中、上記第1および第2ピストン組立の回転の相対
    速度の差を増すようになっている、上記少なくとも2個
    以上の対の相互連結偏心だ円歯車,および該2個以上の
    対の偏心だ円歯車間の相互連結から出力を得る装置、が
    含まれるもの。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関において、少
    なくとも2対の上記偏心だ円歯車が、複合歯車からなる
    ことを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の内燃機関において、上
    記複合歯車が、かみ合い歯車の少なくとも一面のだ円パ
    ターンのほぼ軸線方向に延び出る歯,およびかみ合い偏
    心だ円歯車間の第2歯車連結を提供するため、複合偏心
    だ円歯車の上記ほぼ軸線方向に延び出る歯とかみ合うア
    イドラ歯車、からなることが特徴であるもの。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の内燃機関において、少
    なくとも1ピストン組立のピストンにより支持され、か
    つ上記出力位相開始のため、各副チャンバに連絡する火
    花隙間のある電極を有する点火プラグ、の含まれること
    が特徴であるもの。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の内燃機関において、上
    記シリンダ軸線の周りに、少なくとも1個のピストン組
    立と共に回転できるようになっており、かつ上記点火プ
    ラグに電気的に接続される導電リング,および上記点火
    プラグに火花発生電圧を印加する電圧源と接続するよう
    になっている、上記導電リングに滑り接触するブラシ、
    の含まれることが特徴であるもの。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の内燃機関において、上
    記ピストン組立に、おのおのただ1対の正反対方向のピ
    ストンの含まれることが特徴であるもの。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の内燃機関において、1
    対の一定間隔おき軸線方向に整列した、回転できる管状
    軸部分で、それらの間に上記第1ピストン組立に含まれ
    るピストンが正反対方向位置で支持される、上記管状軸
    部分,および該管状軸部分に同軸で、該管状軸部分の間
    および上記第1ピストン組立の正反対方向のピストンの
    間に延び出し、上記第2ピストン組立に含まれる、内部
    軸ピストンが取り付けられる内部回転軸、の含まれるこ
    とが特徴であるもの。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の内燃機関において、上
    記内部軸と上記管状軸線部分により支持されるピストン
    との間を、軸線方向に延び出る密封装置、の含まれるこ
    とが特徴であるもの。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の内燃機関において、点
    火時には、出力位相を開始する各圧縮位相期間中、上記
    副チャンバに燃料を供給する燃料噴射装置、の含まれる
    ことが特徴であるもの。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の内燃機関において、
    上記副チャンバ内燃料点火のため、該副チャンバ容積が
    事実上最小となる点で、上記ハウジングにより支持され
    る点火プラグ、の含まれることが特徴であるもの。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の内燃機関において、
    燃料の圧縮点火のための圧縮位相の事実上末期に、上記
    燃料噴射装置が、上記副チャンバに燃料を供給すること
    が特徴であるもの。
  12. 【請求項12】 内燃機関における改良であって:吸気
    および排気ポートを有する円筒形作動チャンバを形成す
    るハウジング,おのおのが、シリンダ軸線の周りに回転
    できるようになっている作動チャンバ内で、少なくとも
    1対の正反対方向のピストンを含み、かつ上記チャンバ
    を複数対の正反対方向の副チャンバに分割する、第1お
    よび第2ピストン組立,第1および第2の対のかみ合い
    複合偏心だ円歯車を含む、上記第1および第2ピストン
    組立を相互連結する歯車列,複合歯車の第1および第2
    の対の少なくとも一面の偏心だ円パターンのほぼ軸線方
    向に延び出る歯,かみ合い偏心だ円歯車間の第2歯車連
    結を提供するため、それぞれ第1および第2の対の複合
    歯車のほぼ軸線方向に延び出る歯とかみ合う、第1およ
    び第2アイドラ歯車,複合だ円歯車の各対は、上記第1
    および第2ピストン組立の回転に対し、事実上同一位相
    関係で、同一方向に周期的に起こる可変速度で回転し、
    これにより一方の対向副チャンバが容積を減じるのに対
    し、他方の対向副チャンバが容積を増し、上記第1およ
    び第2ピストン組立の各完全回転に対し、複数の作動サ
    イクルがピストンの全数に等しい回数完成され、各作動
    サイクルには継続的出力,排気,吸気および圧縮位相が
    含まれている、の組合わされたことが特徴であるもの。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の内燃機関におい
    て、 上記複合偏心だ円歯車と事実上同一位相関係で回転す
    る、上記歯車列内の少なくとも2個以上の対の偏心だ円
    歯車、の含まれることが特徴であるもの。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の内燃機関におい
    て、少なくとも1ピストン組立のピストンにより支持さ
    れ、かつ上記出力位相開始のため、各副チャンバに連絡
    する火花隙間のある電極を有する点火プラグ、の含まれ
    ることが特徴であるもの。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の内燃機関におい
    て、上記シリンダ軸線の周りに、少なくとも1個のピス
    トン組立と共に回転できるようになっており、かつ上記
    点火プラグに電気的に接続される導電リング、および 上記点火プラグに火花発生電圧を印加する電圧源と接続
    するようになっている、上記導電リングに滑り接触する
    ブラシ、の含まれることが特徴であるもの。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の内燃機関におい
    て、上記各ピストン組立に、おのおのただ1対の正反対
    方向のピストンの含まれることが特徴であるもの。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載の内燃機関におい
    て、1対の一定間隔おき軸線方向に整列した、回転でき
    る管状軸部分で、それらの間に上記第1ピストン組立の
    ピストンが正反対方向位置で支持される、上記管状軸部
    分,および該管状軸部分に同軸で、該管状軸部分の間お
    よび上記第1ピストン組立の正反対方向のピストンの間
    に延び出し、上記第2ピストン組立の内部軸ピストンが
    取り付けられる内部回転軸、の含まれることが特徴であ
    るもの。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の内燃機関におい
    て、上記内部軸と上記第1ピストン組立のピストンとの
    間を、軸線方向に延び出る密封装置、の含まれることが
    特徴であるもの。
  19. 【請求項19】 請求項12に記載の内燃機関におい
    て、点火時には、出力位相を開始する各圧縮位相期間
    中、上記副チャンバに燃料を供給する燃料噴射装置、の
    含まれることが特徴であるもの。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の内燃期間におい
    て、上記副チャンバ内燃料点火のため、該副チャンバ容
    積が事実上最小となる点で、上記ハウジングにより支持
    される点火プラグ、の含まれることが特徴であるもの。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の内燃機関におい
    て、燃料の圧縮点火のための圧縮位相の事実上末期に、
    上記燃料噴射装置が、上記副チャンバに燃料を供給する
    ことが特徴であるもの。
  22. 【請求項22】 平行に延び出る軸線を有する第1およ
    び第2軸を結合する歯車組であって:上記第1および第
    2軸の軸線の周りに回転するようになっている、第1お
    よび第2複合偏心だ円歯車,上記歯車の1つの回転時、
    上記第1および第2歯車間の運動を伝達する上記歯車の
    ほぼ半径方向に延び出るかみ合い歯,上記第1および第
    2歯車の少なくとも一面の偏心だ円パターンのほぼ軸線
    方向に延び出る歯,および上記第1および第2軸の軸線
    の交差する軸線の周りに回転できるアイドラ歯車であっ
    て、該アイドラ歯車を介して、上記第1および第2歯車
    の相互連結のため、上記第1および第2歯車の軸線方向
    に延び出る歯とかみ合うアイドラ歯車、からなる歯車
    組。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の歯車組であって、
    アイドラ歯車の回転できるように支持するアイドラ歯車
    支持軸,および上記第1および第2軸で支持する上記ア
    イドラ歯車支持軸の両端部の軸受部材、の含まれる歯車
    組。
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