JPH05187575A - パイロット弁 - Google Patents
パイロット弁Info
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- JPH05187575A JPH05187575A JP18763592A JP18763592A JPH05187575A JP H05187575 A JPH05187575 A JP H05187575A JP 18763592 A JP18763592 A JP 18763592A JP 18763592 A JP18763592 A JP 18763592A JP H05187575 A JPH05187575 A JP H05187575A
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- JP
- Japan
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- flow path
- diaphragm
- energizing
- valve
- bleeding
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクトで十分なウォーターハンマ抑止効
果を有するパイロット弁を提供することを目的とする。 【構成】 表裏を貫通する抽入孔24を有し、弁室60
を給液部56と背圧部58に画成すると共に、排液部5
2に設けられた弁座54を開閉するダイヤフラム12
と、ダイヤフラム12の背圧部58側に固定され、抽入
孔24と異なる位置に表裏を貫通する抽出孔40が設け
られたダイヤフラム板32と、ダイヤフラム12とダイ
ヤフラム板32との間の平面部に設けられ、抽入孔24
と抽出孔40を連絡する減勢流路26とを具備するパイ
ロット弁10において、減勢流路26に、減勢流路26
の断面形状を変化させる減勢手段28を設けたことを特
徴とするパイロット弁。
果を有するパイロット弁を提供することを目的とする。 【構成】 表裏を貫通する抽入孔24を有し、弁室60
を給液部56と背圧部58に画成すると共に、排液部5
2に設けられた弁座54を開閉するダイヤフラム12
と、ダイヤフラム12の背圧部58側に固定され、抽入
孔24と異なる位置に表裏を貫通する抽出孔40が設け
られたダイヤフラム板32と、ダイヤフラム12とダイ
ヤフラム板32との間の平面部に設けられ、抽入孔24
と抽出孔40を連絡する減勢流路26とを具備するパイ
ロット弁10において、減勢流路26に、減勢流路26
の断面形状を変化させる減勢手段28を設けたことを特
徴とするパイロット弁。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイロット弁に関し、よ
り詳細にはウォーターハンマを軽減可能なパイロット弁
に関する。
り詳細にはウォーターハンマを軽減可能なパイロット弁
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液体の流れを選択的に弁を開閉し
て制御するパイロット弁において、閉弁時に背圧部内に
水撃圧力が発生し、その水撃圧力により給液配管の振動
等、ウォーターハンマと呼ばれる現象が発生する。この
ウォーターハンマは、管路、計器、制御装置等の故障の
原因となるばかりでなく集合住宅においては騒音の原因
となるという課題が有る。そのため、従来からこのウォ
ーターハンマの抑止を図る方法が開発されている。その
1例として特開昭60-132186 号に開示される技術があ
る。これはダイヤフラム板の抽出孔とダイヤフラムの抽
入孔を異なる位置に設けると共に、抽出孔と抽入孔を連
絡する減勢流路をダイヤフラムとダイヤフラム板との間
の平面部に設けたものである。これにより、抽入孔と減
勢流路、減勢流路と抽出孔が接続された部分に形成され
る屈曲部で液体の流動抵抗を大きくでき、さらに減勢流
路を設けたことで流路が長くなり、通過する液体の流動
抵抗を一層大きくできるようにしたものである。
て制御するパイロット弁において、閉弁時に背圧部内に
水撃圧力が発生し、その水撃圧力により給液配管の振動
等、ウォーターハンマと呼ばれる現象が発生する。この
ウォーターハンマは、管路、計器、制御装置等の故障の
原因となるばかりでなく集合住宅においては騒音の原因
となるという課題が有る。そのため、従来からこのウォ
ーターハンマの抑止を図る方法が開発されている。その
1例として特開昭60-132186 号に開示される技術があ
る。これはダイヤフラム板の抽出孔とダイヤフラムの抽
入孔を異なる位置に設けると共に、抽出孔と抽入孔を連
絡する減勢流路をダイヤフラムとダイヤフラム板との間
の平面部に設けたものである。これにより、抽入孔と減
勢流路、減勢流路と抽出孔が接続された部分に形成され
る屈曲部で液体の流動抵抗を大きくでき、さらに減勢流
路を設けたことで流路が長くなり、通過する液体の流動
抵抗を一層大きくできるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ウォーターハンマ制御方式には次のような課題がある。
減勢流路は、円弧状に形成したり、流路の途中に屈曲部
を設けたりして流路長を長くすれば流動抵抗をさらに大
きくでき、ウォータハンマを十分に抑止できるが、流路
を長くするにはダイヤフラムとダイヤフラム板との間の
平面部を広くしなければならない。つまり弁が大型化し
てしまうという課題がある。従って、本発明はコンパク
トで十分なウォーターハンマ抑止効果を有するパイロッ
ト弁を提供することを目的とする。
ウォーターハンマ制御方式には次のような課題がある。
減勢流路は、円弧状に形成したり、流路の途中に屈曲部
を設けたりして流路長を長くすれば流動抵抗をさらに大
きくでき、ウォータハンマを十分に抑止できるが、流路
を長くするにはダイヤフラムとダイヤフラム板との間の
平面部を広くしなければならない。つまり弁が大型化し
てしまうという課題がある。従って、本発明はコンパク
トで十分なウォーターハンマ抑止効果を有するパイロッ
ト弁を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、表裏を貫通
する抽入孔を有し、弁室を給液部と背圧部に画成すると
共に、排液部に設けられた弁座を開閉するダイヤフラム
と、該ダイヤフラムの背圧部側に固定され、前記抽入孔
と異なる位置に表裏を貫通する抽出孔が設けられたダイ
ヤフラム板と、前記ダイヤフラムとダイヤフラム板との
間の平面部に設けられ、前記抽入孔と前記抽出孔を連絡
する減勢流路とを具備するパイロット弁において、前記
減勢流路に、該減勢流路の断面形状を変化させる減勢手
段を設けたことを特徴とする。
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、表裏を貫通
する抽入孔を有し、弁室を給液部と背圧部に画成すると
共に、排液部に設けられた弁座を開閉するダイヤフラム
と、該ダイヤフラムの背圧部側に固定され、前記抽入孔
と異なる位置に表裏を貫通する抽出孔が設けられたダイ
ヤフラム板と、前記ダイヤフラムとダイヤフラム板との
間の平面部に設けられ、前記抽入孔と前記抽出孔を連絡
する減勢流路とを具備するパイロット弁において、前記
減勢流路に、該減勢流路の断面形状を変化させる減勢手
段を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】作用を第2図、第3図及び第4図と共に説明す
る。ダイヤフラム12とダイヤフラム板32の間に挟着
された流路板18の抽入孔24から入った液体は減勢流
路26内の減勢手段たる絞部28・・・により、減勢流
路の断面形状が急激に変化するため渦を発生し、液体の
持つエネルギが消費され、背圧ぶ58内の圧力の急激な
昇圧が抑制され、ダイヤフラム12の弁座54への着座
を遅らせることによりウォーターハンマの抑止を可能と
なる。
る。ダイヤフラム12とダイヤフラム板32の間に挟着
された流路板18の抽入孔24から入った液体は減勢流
路26内の減勢手段たる絞部28・・・により、減勢流
路の断面形状が急激に変化するため渦を発生し、液体の
持つエネルギが消費され、背圧ぶ58内の圧力の急激な
昇圧が抑制され、ダイヤフラム12の弁座54への着座
を遅らせることによりウォーターハンマの抑止を可能と
なる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。 〔第1実施例〕第1実施例を第1図〜第4図と共に説明
する。第1図はダイヤフラム板の平面図、第2図は流路
板の平面図、第3図はダイヤフラム、流路板及びダイヤ
フラム板を弁体に組み立てられた状態を示す断面図、第
4図は第3図に示す弁体を用いたパイロット弁の断面図
である。
面と共に詳述する。 〔第1実施例〕第1実施例を第1図〜第4図と共に説明
する。第1図はダイヤフラム板の平面図、第2図は流路
板の平面図、第3図はダイヤフラム、流路板及びダイヤ
フラム板を弁体に組み立てられた状態を示す断面図、第
4図は第3図に示す弁体を用いたパイロット弁の断面図
である。
【0007】まず、構成について説明する。12はダイ
ヤフラムであり、ゴム等の柔軟材料で形成されている。
中央には中心孔14が当接され、後述するダイヤフラム
板が嵌入可能になっている。また、ダイヤフラム12の
縁部にも透孔16が透設され、後述する流路板の抽入部
が嵌入可能になっている。18は流路板であり、底面に
は抽入部20が突設され、その抽入部20はダイヤフラ
ム12の透孔16に嵌入しており、フランジ部22で抜
け止めされている。抽入部20には抽入孔24が貫設さ
れている。また、流路板18の上面の平面部には減勢流
路26が刻設されており、減勢流路26の両側壁から減
勢流路26内へ突出した減勢手段たる絞部28・・・が
複数設けられており、減勢流路26内の流路断面積が急
激に変化するようになっている。抽入孔24の上端は減
勢流路26内に開口している。また、流路板18の上面
には位置決め用の嵌合突部30が突設されており、後述
するダイヤフラム板へ組み付ける際の位置決め指標とな
る。
ヤフラムであり、ゴム等の柔軟材料で形成されている。
中央には中心孔14が当接され、後述するダイヤフラム
板が嵌入可能になっている。また、ダイヤフラム12の
縁部にも透孔16が透設され、後述する流路板の抽入部
が嵌入可能になっている。18は流路板であり、底面に
は抽入部20が突設され、その抽入部20はダイヤフラ
ム12の透孔16に嵌入しており、フランジ部22で抜
け止めされている。抽入部20には抽入孔24が貫設さ
れている。また、流路板18の上面の平面部には減勢流
路26が刻設されており、減勢流路26の両側壁から減
勢流路26内へ突出した減勢手段たる絞部28・・・が
複数設けられており、減勢流路26内の流路断面積が急
激に変化するようになっている。抽入孔24の上端は減
勢流路26内に開口している。また、流路板18の上面
には位置決め用の嵌合突部30が突設されており、後述
するダイヤフラム板へ組み付ける際の位置決め指標とな
る。
【0008】32はダイヤフラム板であり、ダイヤフラ
ム12と共に、流路板18を挟着している。ダイヤフラ
ム板32の中心部34の下部はダイヤフラム12の中心
孔14へ嵌入され、フランジ部36で抜け止めされてい
る。中心部34の中心には液体を通過させるための貫通
孔38が貫設されている。また、ダイヤフラム板32の
縁部には抽出孔40が透設されている。この抽出孔40
は挟着した流路板18の減勢流路26に対応する位置に
透設されており、抽出孔40と抽出孔24は減勢流路2
6を介して連絡されている。ダイヤフラム板32には流
路板18の上面に突設された嵌合突部30と嵌合可能な
透孔42が透設されており、両者が嵌合することにより
流路板18に対するダイヤフラム板32の正確な位置決
めが可能となる。このダイヤフラム12、流路板18、
及びダイヤフラム板32の3者が第3図のように弁体4
4として組み立てられることによりダイヤフラム12と
ダイヤフラム板32の間に減勢流路26が管路に形成さ
れる。この組み立てられた弁体44を弁室60内に配置
したパイロット弁10について説明する。
ム12と共に、流路板18を挟着している。ダイヤフラ
ム板32の中心部34の下部はダイヤフラム12の中心
孔14へ嵌入され、フランジ部36で抜け止めされてい
る。中心部34の中心には液体を通過させるための貫通
孔38が貫設されている。また、ダイヤフラム板32の
縁部には抽出孔40が透設されている。この抽出孔40
は挟着した流路板18の減勢流路26に対応する位置に
透設されており、抽出孔40と抽出孔24は減勢流路2
6を介して連絡されている。ダイヤフラム板32には流
路板18の上面に突設された嵌合突部30と嵌合可能な
透孔42が透設されており、両者が嵌合することにより
流路板18に対するダイヤフラム板32の正確な位置決
めが可能となる。このダイヤフラム12、流路板18、
及びダイヤフラム板32の3者が第3図のように弁体4
4として組み立てられることによりダイヤフラム12と
ダイヤフラム板32の間に減勢流路26が管路に形成さ
れる。この組み立てられた弁体44を弁室60内に配置
したパイロット弁10について説明する。
【0009】第4図に示す状態は電磁コイル46に通電
されていない状態であり、プランジャ48はコイルスプ
リング50の付勢力によりダイヤフラム板32の中央を
下端面で押圧すると共に貫通孔38を閉塞している。さ
らにコイルスプリング50の押圧力によりダイヤフラム
12下面は排液部52の弁座54を閉塞しているため、
液体は排出されず、給液部56内へ給液された液体は抽
入孔24、減勢流路26及び抽出孔40を経て背圧部5
8内へ達し、弁体44へ背圧をかけている。ここで、電
磁コイル46に通電すると、電磁コイル46の周辺に磁
気回路が形成されると共に、漏洩磁束がプランジャ48
をコイルスプリング50の付勢力に抗して上方へ吸引す
る。するとプランジャ48の下端面は貫通孔38を開放
する。この開放により背圧部58内の液体は貫通孔38
から排出され、排液部52へ流れ出す。また、ダイヤフ
ラム板32の押圧力も解除されるので、弁体44はダイ
ヤフラム12の弾性力により上動し、弁座54は開放さ
れる。すると給液部56に達した液体は開放された弁座
54から排液部52へ排出される。これにより液体を流
すことができるのである。
されていない状態であり、プランジャ48はコイルスプ
リング50の付勢力によりダイヤフラム板32の中央を
下端面で押圧すると共に貫通孔38を閉塞している。さ
らにコイルスプリング50の押圧力によりダイヤフラム
12下面は排液部52の弁座54を閉塞しているため、
液体は排出されず、給液部56内へ給液された液体は抽
入孔24、減勢流路26及び抽出孔40を経て背圧部5
8内へ達し、弁体44へ背圧をかけている。ここで、電
磁コイル46に通電すると、電磁コイル46の周辺に磁
気回路が形成されると共に、漏洩磁束がプランジャ48
をコイルスプリング50の付勢力に抗して上方へ吸引す
る。するとプランジャ48の下端面は貫通孔38を開放
する。この開放により背圧部58内の液体は貫通孔38
から排出され、排液部52へ流れ出す。また、ダイヤフ
ラム板32の押圧力も解除されるので、弁体44はダイ
ヤフラム12の弾性力により上動し、弁座54は開放さ
れる。すると給液部56に達した液体は開放された弁座
54から排液部52へ排出される。これにより液体を流
すことができるのである。
【0010】そして、この液体の流れを停止すべく、電
磁コイル46の通電を再び停止すると、磁力が消失し、
プランジャ48はコイルスプリング50の付勢力により
再び下動し、ダイヤフラム板32を押圧すると共に貫通
孔38を閉塞する。このために抽入口24から流入する
液体の圧力で背圧部58内の圧力は昇圧を始め、弁体4
4は下降する。一方、抽入口24から流入する液体は減
勢流路26内へ進入するものの、減勢流路26内は絞部
28・・・が設けられているため、流路断面積の急激な
変化に伴い、液体は絞部28・・・直後で渦を生じ、液
体の流れのエネルギが消費される。これが複数回繰り返
されるので流速が落ち、背圧部58内に抽出孔40から
進入するまでに液体のエネルギは大幅に消費されるので
背圧部58内の圧力は急激に高まることがない。従って
ダイヤフラム12の弁座54への着座も遅延して緩いも
のとなりウォーターハンマを抑止することが可能とな
る。その際、給液部56における液体の給液圧により、
減勢流路26の長さや絞部28・・・の数は適宜設定す
ればよい。
磁コイル46の通電を再び停止すると、磁力が消失し、
プランジャ48はコイルスプリング50の付勢力により
再び下動し、ダイヤフラム板32を押圧すると共に貫通
孔38を閉塞する。このために抽入口24から流入する
液体の圧力で背圧部58内の圧力は昇圧を始め、弁体4
4は下降する。一方、抽入口24から流入する液体は減
勢流路26内へ進入するものの、減勢流路26内は絞部
28・・・が設けられているため、流路断面積の急激な
変化に伴い、液体は絞部28・・・直後で渦を生じ、液
体の流れのエネルギが消費される。これが複数回繰り返
されるので流速が落ち、背圧部58内に抽出孔40から
進入するまでに液体のエネルギは大幅に消費されるので
背圧部58内の圧力は急激に高まることがない。従って
ダイヤフラム12の弁座54への着座も遅延して緩いも
のとなりウォーターハンマを抑止することが可能とな
る。その際、給液部56における液体の給液圧により、
減勢流路26の長さや絞部28・・・の数は適宜設定す
ればよい。
【0011】〔第2実施例〕第5図及び第6図と共に第
2実施例について説明する。第5図はダイヤフラム板の
底面図であり、第6図はそのダイヤフラム板をダイヤフ
ラムへ取り付けて形成した弁体の断面図である。この実
施例において、2重に形成された減勢流路100a、1
00bがダイヤフラム板102の底面側の平面部に刻設
されており、両減勢流路100a、100bは連絡され
ている。抽入口104・・・は複数、ダイヤフラム10
6に透設されており、各抽入口104・・・は、減勢流
路100aに対応する位置に開口している。抽入口10
4・・・を複数設けたのは、各抽入口104・・・とも
小径なため、どこかの抽入口104・・・に異物が詰ま
って目詰まりを起こした際にも安定した動作を確保する
ためである。また、減勢流路100bは中途に流路断面
積が大きく形成された大径部108・・・と、大径部1
08・・・内に突出した突部110・・・からなる減勢
手段が形成されている。なお抽出口112は減勢流路1
00bの端部に設けられた大径部108に開口してい
る。
2実施例について説明する。第5図はダイヤフラム板の
底面図であり、第6図はそのダイヤフラム板をダイヤフ
ラムへ取り付けて形成した弁体の断面図である。この実
施例において、2重に形成された減勢流路100a、1
00bがダイヤフラム板102の底面側の平面部に刻設
されており、両減勢流路100a、100bは連絡され
ている。抽入口104・・・は複数、ダイヤフラム10
6に透設されており、各抽入口104・・・は、減勢流
路100aに対応する位置に開口している。抽入口10
4・・・を複数設けたのは、各抽入口104・・・とも
小径なため、どこかの抽入口104・・・に異物が詰ま
って目詰まりを起こした際にも安定した動作を確保する
ためである。また、減勢流路100bは中途に流路断面
積が大きく形成された大径部108・・・と、大径部1
08・・・内に突出した突部110・・・からなる減勢
手段が形成されている。なお抽出口112は減勢流路1
00bの端部に設けられた大径部108に開口してい
る。
【0012】このようなダイヤフラム106及びダイヤ
フラム板102からなる弁体114を第1実施例のパイ
ロット弁10の弁体として用いると、基本的な動作は全
く同じであるが、弁体114で弁座54を閉塞した際に
は、給液部56内の液体は抽入口104・・・から弁体
114内に入り、ダイヤフラム106とダイヤフラム板
102の間に形成された減勢流路100aに入り、続い
て減勢流路100bへ進入する。そして減勢流路100
b内では、大径部108・・・により流路断面積が急激
に変化させられると共に、突部110・・・で流れが乱
されて渦を発生する。この渦の発生により液体の流れの
エネルギが消費される。従って、第1実施例と同様ウォ
ーターハンマを抑止することが可能となる。
フラム板102からなる弁体114を第1実施例のパイ
ロット弁10の弁体として用いると、基本的な動作は全
く同じであるが、弁体114で弁座54を閉塞した際に
は、給液部56内の液体は抽入口104・・・から弁体
114内に入り、ダイヤフラム106とダイヤフラム板
102の間に形成された減勢流路100aに入り、続い
て減勢流路100bへ進入する。そして減勢流路100
b内では、大径部108・・・により流路断面積が急激
に変化させられると共に、突部110・・・で流れが乱
されて渦を発生する。この渦の発生により液体の流れの
エネルギが消費される。従って、第1実施例と同様ウォ
ーターハンマを抑止することが可能となる。
【0013】〔第3実施例〕第3実施例を第7図及び第
8図と共に説明する。第7図はダイヤフラムの平面図、
第8図はそのダイヤフラムを用いた弁体の断面図であ
る。この実施例ではやはり2重の減勢流路200a、2
00bがダイヤフラム202側の上面平面部に刻設され
ている。減勢流路200aと200bは連絡されてい
る。減勢流路200a内には抽入口204・・・が複数
透設されており、第2実施例と同様目詰まり対策を施こ
してある。また、減勢流路200a内には側壁から突出
した絞部206・・・が複数突設されて減勢手段を形成
している。ダイヤフラム板208には抽出孔210がダ
イヤフラム202の減勢流路200bに対応する位置に
透設されている。この弁体212を第2実施例と同様、
第1実施例のパイロット弁10の弁体として用いると、
基本的な動作はやはり全く同じであるが、弁体212が
弁座54を閉塞した際には、給液部56内の液体は抽入
口204・・・から弁体212内に入り、ダイヤフラム
202とダイヤフラム板208の間に形成された減勢流
路200aに入り、絞部206・・・において、第1実
施例と同様渦を発生し、液体の流れのエネルギが消費さ
れる。そして減勢流路200bを経て抽出口210から
出るので、やはり第1及び第2実施例と同様ウォーター
ハンマを抑止することができる。
8図と共に説明する。第7図はダイヤフラムの平面図、
第8図はそのダイヤフラムを用いた弁体の断面図であ
る。この実施例ではやはり2重の減勢流路200a、2
00bがダイヤフラム202側の上面平面部に刻設され
ている。減勢流路200aと200bは連絡されてい
る。減勢流路200a内には抽入口204・・・が複数
透設されており、第2実施例と同様目詰まり対策を施こ
してある。また、減勢流路200a内には側壁から突出
した絞部206・・・が複数突設されて減勢手段を形成
している。ダイヤフラム板208には抽出孔210がダ
イヤフラム202の減勢流路200bに対応する位置に
透設されている。この弁体212を第2実施例と同様、
第1実施例のパイロット弁10の弁体として用いると、
基本的な動作はやはり全く同じであるが、弁体212が
弁座54を閉塞した際には、給液部56内の液体は抽入
口204・・・から弁体212内に入り、ダイヤフラム
202とダイヤフラム板208の間に形成された減勢流
路200aに入り、絞部206・・・において、第1実
施例と同様渦を発生し、液体の流れのエネルギが消費さ
れる。そして減勢流路200bを経て抽出口210から
出るので、やはり第1及び第2実施例と同様ウォーター
ハンマを抑止することができる。
【0014】上述の実施例では断面形状を変化させた減
勢手段として、流路面積の急拡大、急縮小もしくは流路
中の突部を用いたが、流路の分岐、流路の合流、放流部
分の設置、流路内の凹凸部の形成、乱流形成板等障害物
の配置等によって渦を発生させても良い。その際、減勢
流路の長さ、減勢手段の選択、もしくはその配置数等は
パイロット弁の使用条件に鑑みて任意に設定すればよ
い。以上、本発明の好適な実施例について種々述べて来
たが、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく発
明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。
勢手段として、流路面積の急拡大、急縮小もしくは流路
中の突部を用いたが、流路の分岐、流路の合流、放流部
分の設置、流路内の凹凸部の形成、乱流形成板等障害物
の配置等によって渦を発生させても良い。その際、減勢
流路の長さ、減勢手段の選択、もしくはその配置数等は
パイロット弁の使用条件に鑑みて任意に設定すればよ
い。以上、本発明の好適な実施例について種々述べて来
たが、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく発
明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。
【0015】
【発明の効果】本発明に係るパイロット弁を用いると、
閉弁に際して背圧部内の液体圧の急上昇を抑圧できるの
で、ダイヤフラム等弁体の弁座への着座を遅延させるこ
とができ、ウォーターハンマを抑止することは可能とな
る。また、減勢流路の長さや減勢手段の数等、弾力的な
設計が可能なので最も効率のよいウォーターハンマの抑
止が可能となる。また、減勢流路の中間に、減勢流路の
断面形状を変化させる減勢手段を設けることで、液体の
流れの運動エネルギを効率良く消費できるため、減勢流
路が短くても流速を十分に落とすことができ、ダイヤフ
ラムやダイヤフラム板を大きくする必要がなく、パイロ
ット弁のコンパクト化も可能となる等の著効を奏する。
閉弁に際して背圧部内の液体圧の急上昇を抑圧できるの
で、ダイヤフラム等弁体の弁座への着座を遅延させるこ
とができ、ウォーターハンマを抑止することは可能とな
る。また、減勢流路の長さや減勢手段の数等、弾力的な
設計が可能なので最も効率のよいウォーターハンマの抑
止が可能となる。また、減勢流路の中間に、減勢流路の
断面形状を変化させる減勢手段を設けることで、液体の
流れの運動エネルギを効率良く消費できるため、減勢流
路が短くても流速を十分に落とすことができ、ダイヤフ
ラムやダイヤフラム板を大きくする必要がなく、パイロ
ット弁のコンパクト化も可能となる等の著効を奏する。
【図1】本発明のパイロット弁に係る第1実施例のダイ
ヤフラム板の平面図。
ヤフラム板の平面図。
【図2】その流路板の平面図。
【図3】その弁体の断面図。
【図4】図3の弁体を組み込んだパイロット弁の断面
図。
図。
【図5】本発明のパイロット弁に係る第2実施例のダイ
ヤフラム板の底面図。
ヤフラム板の底面図。
【図6】そのダイヤフラム板を用いた弁体の断面図。
【図7】本発明のパイロット弁に係る第3実施例のダイ
ヤフラムの平面図。
ヤフラムの平面図。
【図8】そのダイヤフラムを用いた弁体の断面図。
10 パイロット弁 12 ダイヤフラム 18 流路板 24 抽入孔 26 減勢流路 28 絞部 32 ダイヤフラム板 40 抽出孔 52 排液部 54 弁座 56 給液部 58 背圧部 60 弁室
Claims (2)
- 【請求項1】 表裏を貫通する抽入孔を有し、弁室を給
液部と背圧部に画成すると共に、排液部に設けられた弁
座を開閉するダイヤフラムと、該ダイヤフラムの背圧部
側に固定され、前記抽入孔と異なる位置に表裏を貫通す
る抽出孔が設けられたダイヤフラム板と、前記ダイヤフ
ラムとダイヤフラム板との間の平面部に設けられ、前記
抽入孔と前記抽出孔を連絡する減勢流路とを具備するパ
イロット弁において、 前記減勢流路に、該減勢流路の断面形状を変化させる減
勢手段を設けたことを特徴とするパイロット弁。 - 【請求項2】 前記ダイヤフラムとダイヤフラム板との
間に前記減勢手段が設けられた前記減勢流路を形成した
流路板が挟着されていることを特徴とする請求項1記載
のパイロット弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18763592A JPH05187575A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | パイロット弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18763592A JPH05187575A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | パイロット弁 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63033670A Division JPH0718505B2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | パイロット弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05187575A true JPH05187575A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=16209566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18763592A Pending JPH05187575A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | パイロット弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05187575A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997046821A1 (de) * | 1996-06-05 | 1997-12-11 | Interelektrik Ges.Mbh & Co. Kg | Magnetventil |
| JPH10325486A (ja) * | 1997-05-26 | 1998-12-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 貯水槽用ボールタップ |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5019774A (ja) * | 1973-06-26 | 1975-03-01 | ||
| JPS5091039A (ja) * | 1973-12-10 | 1975-07-21 | ||
| JPS50154833A (ja) * | 1974-05-10 | 1975-12-13 | ||
| JPS60132186A (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-15 | Ckd Controls Ltd | パイロツト式ダイヤフラム弁 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP18763592A patent/JPH05187575A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5019774A (ja) * | 1973-06-26 | 1975-03-01 | ||
| JPS5091039A (ja) * | 1973-12-10 | 1975-07-21 | ||
| JPS50154833A (ja) * | 1974-05-10 | 1975-12-13 | ||
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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