JPH0518807B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0518807B2 JPH0518807B2 JP58078747A JP7874783A JPH0518807B2 JP H0518807 B2 JPH0518807 B2 JP H0518807B2 JP 58078747 A JP58078747 A JP 58078747A JP 7874783 A JP7874783 A JP 7874783A JP H0518807 B2 JPH0518807 B2 JP H0518807B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arbc
- suspension
- liposomes
- srbc
- emulsion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/127—Synthetic bilayered vehicles, e.g. liposomes or liposomes with cholesterol as the only non-phosphatidyl surfactant
- A61K9/1271—Non-conventional liposomes, e.g. PEGylated liposomes or liposomes coated or grafted with polymers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、機械的強度が高く生体内での安全性
の高い活性物質含有新規リポソームに関する。 リポソームはホスホリピドやコレステロール等
のリン脂質の2分子層よりなり、細胞膜と類似の
組成をもつことから安全性の高い人工細胞を作る
のに適しており、これを利用した人工血液の研究
がなされている。 しかし、従来のリポソームは不安定で壊れ易
く、例えばヘモグロビンのような蛋白質と結合さ
せ、その中に封入することが困難であつた。また
酸素運搬機能を有するヘモグロビンをリポソーム
に封入したとしてもその変形性等の流動特性(レ
オロジー)についてはほとんど報告がなされてお
らず、臨床的使用に耐えるか否か不明であつた。 本発明者等は上記問題に鑑みて鋭意研究を重ね
た結果、リポソームの壁膜を形成するリン脂質の
2分子層にカルボキシメチルキチン、キトサン等
のD−グルコサミンを主骨格成分とする多糖類を
混合又は結合させることにより機械的強度が高
く、ヒツジヘモグロビンやヒトヘモグロビン等の
ほ乳類動物の血液と同様の流動特性を示すリポソ
ームが得られることを見い出した。 即ち、本発明の特徴は、リン脂質の2分子層に
機械的強化剤としてD−グルコサミンを主骨格成
分とする多糖類を混合又は結合させてなることを
特徴とする活性物質含有リポソームにある。 本発明によれば、従来のリポソームに比べ機械
的強度が高いことから、生体内外での安全性が高
いのはもちろんカプセル化率が高く、更にカルボ
キシメチルで補強されたリポソームはそのカルボ
キシメチル基の存在により、化学反応性を有し、
細胞特異性をもたせるための化学修飾をすること
も可能である。 本発明の活性物質含有リポソームに使用するリ
ン脂質としては、従来リポソームの壁膜形成に用
いられている両親媒性脂質であれば特に限定され
ず、例えばレシチン、ケフアリン、プラスマロゲ
ン、α−グリセリルエーテル、イノシトールホス
ホリピツド、アミノアシルホスフアチジルグリセ
ロース、スフインゴミリエン等が挙げられ、これ
らを単独又は混合して、また必要に応じてコレス
テロールやエルゴステロール等のステロール類を
添加するようにしてもよい。 また、上記リン脂質に機械的強化剤として混合
又は結合させるN−アセチル−D−グルコサミン
を主骨格成分とする多糖類には、例えばキチンの
誘導体であるカルボキシメチルキチン、カルボキ
シエチルキチン、それを加水分解して得られるキ
トサン、カルボキシメチルキトサン、N−アセチ
ル−D−グルコサミンとD−グルクロン酸とが交
互に結合したヒアルロン酸及びその誘導体等があ
り、これらは単独或いは二種以上を適宜組合せて
用いることができる。 上記機械的強化剤としての多糖類を用いてリポ
ソームを形成するに際しては、形成されるリポソ
ームの壁膜中に上記多糖類が0.01乃至0.2重量%、
好ましくは0.02乃至0.05重量%存在するようにす
る。上記壁膜中の多糖類の含量が0.2重量%を越
えると、合一体となり、また、0.01重量%より低
くなると機械的強度の優れた安定なリポソームを
得ることができない。 一方、本発明のリポソームに封入(包接)され
る活性物質としては、人工血液の主体であるヒツ
ジヘモグロビンやヒトヘモグロビン等のほ乳類動
物の赤血球、合成ヘモグロビン代替物をはじめと
して、インシユリン、オキシトシン、パソプレシ
ン、グルカゴン、コルチコトロピン等のヘプチド
ホルモン、黄体ホルモン、副腎ホンモン等のステ
ロイドホルモン、ペニシリン、ストレプトマイシ
ン、クロラムフエニコール、パイオマイシン等の
抗生物質、ウレアーゼ、ペプシン、トリプシン、
アルギナーゼ等の酵素、チアミン、ニコチン酸ア
ミド、アスコルビン酸等のビタミン類、その他5
−FU(5−フルオロウラシル)、マイトマイシン
等の医薬が挙げられる。 上記活性物質を包接した機械的強度の大なる本
発明のリポソームを調製するには、レシチン等の
リン脂質をジクロロメタン、クロロメタン、ベン
ゼン等の有機溶媒に溶解し、これを上記ヒツジへ
モグロビン等の活性物質の水溶液と共に混合して
激しく攪拌しW/O型のエマルジヨンとする。こ
の場合、有機溶媒とリン脂質との使用割合は、有
機溶媒100容量部に対してリン脂質1.0〜10.0重量
部とするのが適当である。また、活性物質の水溶
液の濃度は、5.0〜50.0%(W/V)が適当であ
る。 このエマルジヨンに上記機械的強化剤としての
多糖類を水性媒体に溶解又は分散させた液を加え
て激しく攪拌しW/O/W型のエマルジヨンとし
た後、これを更に攪拌を続けて上記有機溶媒を完
全に蒸発させる。この多糖類を溶解又は分散させ
る水性媒体としては、例えば、水、生理食塩水、
PH調整剤(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム)、
緩衝剤(例えば、トリスー塩酸水溶液、リン酸1
ナトリウム、リン酸2ナトリウム水溶液)があ
る。この場合、多糖類の水性媒体中における濃度
は、0.05〜0.5%(W/V)が適当であり、上記
W/O型のエマルジヨンへの添加に際しては、全
量を一度に添加しても或いはこれを数回に分けて
添加してもよい。なお、これらの一連の操作は、
室温で行い、特に活性物質がヒツジヘモグロビン
やヒトヘモグロビンのように生体から分離したも
のである場合には、窒素等の不活性雰囲気で行う
ことが好ましい。 かくして、活性物質を包接しかつ多糖類により
保護された安定なリポソームが分散したW/O/
W型のエマルジヨンが得られる。このリポソーム
は、粒子範囲が140〜420nmに集中し、平均径
310nmの球形であつて毛細血管を自由に通過する
ことが可能であり、2000〜12000g、5〜30分で
遠心分離にかけ容易に分離することができる。従
つて、このエマルジヨンはこのまま使用すること
もできるが、上記遠心分離などによりリポソーム
に封入されなかつた活性物質を分離、除去したの
ち、例えばヘモグロビン包接リポソームの場合に
はそのまま或いは要すれば他の栄養剤と共に輸血
可能な人工血液として、その他所望の注射液、経
口剤、座薬等の医薬や化粧剤として利用すること
ができる。 次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例 1 カルボキシメチルキチン(ナンヨウ化成株製)
を水に溶解し、0.2%(W/V)の溶液とした。
デキストラン(Mw73300 シグマ、ケミカルカ
ンパニー セントルイス)をトリスー塩酸緩衝液
(PH7.4)に溶解し、6%(W/V)の溶液とし
た。卵黄レシチン(旭化成株製)を窒素気流中で
ジクロロメタンに溶解し、濃度50mg/mlの溶液を
調製した。ヒツジ赤血球溶血液を浸透圧溶血法で
調製した。 上記ヒツジ溶血液10mlにレシチン溶液10mlを加
えて、マグネツトスターラで1分間激しく攪拌し
W/O型のエマルジヨンを調製した。このエマル
ジヨンを313rpmで攪拌しながらすばやくカルボ
キシメチルキチン100mlに加えW/O/W型のエ
マルジヨンを得た。攪拌を続けながら10分後に、
更にカルボキシメチルキチン水溶液100mlを加え、
ジクロロメタンが完全に蒸発するまで攪拌を続行
し、ヒツジヘモグロビン包接リポソーム(以下、
単にARBCという)を得た。この操作中、温度
は室温に保つた。得られた水分散液を12000gで
1時間遠心分離にかけ、ARBCを捕集した。こ
のARBCを蒸留水で洗浄後、トリスー塩酸緩衝
液(PH7.4イオン強度=0.154)に再分散させ、そ
れぞれ粒子濃度が10,20,30及び40%(W/V)
のARBC分散液を調製した。また、同様にして
ヒツジ赤血球(以下、単にSRBCという)分散液
(PH7.4)を調製した。 ARBCとSRBCの懸濁液の流動特性はコントロ
ール装置(レオマート30、コントレイプズインダ
ストリアル プロダクト Ltd.スイス)を備えた
集中円筒型回転粘度計(LS−100、同コントレイ
ブズ Ltd.)で測定した。測定に使用した懸濁液
量は1mlとし、温度は25±0.5℃一定とした。 得られたARBCを走査電子顕微鏡(×5000)
により観察した結果、ARBCは平均粒径310nmの
完全な球形であることがわかつた。従つて、これ
らの血球は毛細血管を自由に通過し得る。 第1図は、上記ARBC懸濁液の濃度を変えた
場合の流動特性を示す。また、第2図は、粒子濃
度を変数とするARBCとSRBC懸濁液(PH7.4)
の比粘度を示す。SRBC懸濁液の比粘度は粒子濃
度と共に著しく増大する。これい対して本発明の
ARBCは実験範囲では直線的に増加する。即ち、
SRBC懸濁液の比粘度と粒子濃度との関係はブリ
ンクマン(Brinkman)の式とよく一致するが、
ARBC懸濁液の比粘度は約2.3の傾きを有する
Einsteinの式にしたがう。 一方、血液と赤血球懸濁液の流動特性はカツソ
ン(Casson)プロツトに従うすることが知られ
ている。第3図は上記ARBC懸濁液のカツソン
プロツトを示し、ARBC懸濁液は直線性を示す
ことがわかる。 第4図は、6%(W/O)のデキストランを含
むトリスー塩酸緩衝溶液中におけるARBC懸濁
液の流動特性を示す。ここで、デキストランは代
用血しよう又は増粘剤として使用されている。第
4図と第1図を比較すると、デキストランを用い
たARBC懸濁液の流動抵抗はデキストランなし
のARBC懸濁液よりも低ずれ速度においてより
高くなることがわかる。また、第5図はデキスト
ラン濃度を変数としたときのARBC及びSRBCの
40%(V/V)懸濁液の比粘度を示す。ARBC
懸濁液の比粘度は、SRBC懸濁液の場合と同様
に、デキストラン濃度の増加と共に減少する。デ
キストラン濃度8%(W/V)では、比粘度がデ
キストランなしのものと比べて20%減少する。こ
のことはARBC及びSRBCの流動特性はデキスト
ランの存在によりかなり影響を受けることを示し
ている。 また、第6図は、ARBCとSRBCの混合懸濁液
の混合比と比粘度との関係を示す。この混合懸濁
液の総粒子濃度は40%一定とした。分散媒として
はデキストランを使用したものと使用しないもの
とがある。SRBCに対するARBCの混合比率を大
にすると、懸濁液の比粘度はデキストラン濃度に
関係なく減少する傾向を示す。ARBCの比率が
減少すると、比粘度はSRBC懸濁液(PH7.4)に
近づく。 このように、本発明によるARBCの懸濁液
(PH7.4)の流動特性は疑似塑性であり、SRBC懸
濁液と同じ挙動を示す。ARBCとSRBC懸濁液の
比粘度は何れも分散媒中の粒子濃度と共に増加す
る。しかしながら、ARBC懸濁液についての比
粘度と粒子濃度との関係はEinsteinの式によく一
致するのに対し、SRBC懸濁液ではBrinkmanの
式に適合した。これは、機械的強化剤として添加
したカルボキシメチルキチンがARBCの表面に
イオン結合により吸着されているためと考えられ
る。 一方、ARBCとSRBCの混合懸濁液(PH7.4)
の流動特性については、ARBCとSRBC間の相互
作用がARBCの混合比率を大にするにしたがつ
て弱まることがわかる。そして、分散媒中にデキ
ストランを添加しても、その流動特性について殆
ど影響を与えない。従つて、混合懸濁液中におけ
るARBCは、カルボキシメチルキチンの強い水
和力によつて粒子一粒子間の相互作用を減少させ
ると推論される。 実施例 2 20mlの20%ヒトヘモグロビン液へ20mlのレシチ
ンのクロロホルム溶液を加え、磁気的攪拌器で1
分間激しく攪拌し、W/O型のエマルジヨンを得
る。このエマルジヨンに0.3%キトサンの水溶液
100mlをすばやく加え400rpmで攪拌する。さら
に、10分後、200mlのカルボキシメチルキトサン
を加え、クロロホルムが蒸発するまで続ける。な
お、この一連の操作は室温で行う。得られたリポ
ソームは、ヒト赤血球と同じ酸素運搬機能を有す
る。 実施例 3 30mg/mlレシチンと少量のコレステロールを含
むジクロロメタン溶液1部と40U/mlのインシユ
リン水溶液1部とを乳化し、W/O型エマルジヨ
ンとする。次に、このエマルジヨンを攪拌系にあ
る0.02%(W/V)カルボキシメチルキチン水溶
液にすばやく加え、W/O/W型エマルジヨンと
する。その後、昇温してジクロロメタンを蒸散さ
せ、インシユリン封入のリポソームとする。 実施例 4 50mg/mlレシチンベンゼン溶液2部と50mg/ml
のアルブミン水溶液1部を機械的に乳化し、W/
O型エマルジヨンとする。このエマルジヨンを攪
拌系にある0.1%(W/V)キトサン水溶液に分
散し、W/O/W型エマルジヨンとし、その後系
の温度を上げてベンゼンを蒸散させ、アルブミン
封入のリポソームとした。 実施例 5 ブドウ糖を含むカルボキシメチルキチン化した
リポソームの調製 まず、0.01から0.5%(W/V)までのカルボ
キシメチルキチン水溶液を用意する。 内封物のブドウ糖溶液1部と50mg/mlの卵黄レ
シチンジクロルメタン溶液1部を混合し、攪拌す
ることで、W/O型エマルジヨンとする。 このエマルジヨンを上記の各カルボキシメチル
キチン水溶液、200部中にすばやく加え、攪拌し
てW/O/W型エマルジヨンとする。これまでの
操作はすべて室温で行なう。 次に、系の温度を40℃まで上昇させると、ジク
ロルメタンがエマルジヨン中から蒸散する。この
過程で、リポソームを構成しているレシチンと、
カルボキシメチルキチンとの静電的な結合が生じ
る。さらに、ジクロルメタンが完全に蒸散する
と、カルボキシメチル化したリポソームを得るこ
とができる。 上記の方法に従つてブドウ糖含入リポソームを
調製した場合の各カルボキシメチルキチン濃度に
対するブドウ糖のリポソームへの取込み率を下の
表に示す。 【表】
の高い活性物質含有新規リポソームに関する。 リポソームはホスホリピドやコレステロール等
のリン脂質の2分子層よりなり、細胞膜と類似の
組成をもつことから安全性の高い人工細胞を作る
のに適しており、これを利用した人工血液の研究
がなされている。 しかし、従来のリポソームは不安定で壊れ易
く、例えばヘモグロビンのような蛋白質と結合さ
せ、その中に封入することが困難であつた。また
酸素運搬機能を有するヘモグロビンをリポソーム
に封入したとしてもその変形性等の流動特性(レ
オロジー)についてはほとんど報告がなされてお
らず、臨床的使用に耐えるか否か不明であつた。 本発明者等は上記問題に鑑みて鋭意研究を重ね
た結果、リポソームの壁膜を形成するリン脂質の
2分子層にカルボキシメチルキチン、キトサン等
のD−グルコサミンを主骨格成分とする多糖類を
混合又は結合させることにより機械的強度が高
く、ヒツジヘモグロビンやヒトヘモグロビン等の
ほ乳類動物の血液と同様の流動特性を示すリポソ
ームが得られることを見い出した。 即ち、本発明の特徴は、リン脂質の2分子層に
機械的強化剤としてD−グルコサミンを主骨格成
分とする多糖類を混合又は結合させてなることを
特徴とする活性物質含有リポソームにある。 本発明によれば、従来のリポソームに比べ機械
的強度が高いことから、生体内外での安全性が高
いのはもちろんカプセル化率が高く、更にカルボ
キシメチルで補強されたリポソームはそのカルボ
キシメチル基の存在により、化学反応性を有し、
細胞特異性をもたせるための化学修飾をすること
も可能である。 本発明の活性物質含有リポソームに使用するリ
ン脂質としては、従来リポソームの壁膜形成に用
いられている両親媒性脂質であれば特に限定され
ず、例えばレシチン、ケフアリン、プラスマロゲ
ン、α−グリセリルエーテル、イノシトールホス
ホリピツド、アミノアシルホスフアチジルグリセ
ロース、スフインゴミリエン等が挙げられ、これ
らを単独又は混合して、また必要に応じてコレス
テロールやエルゴステロール等のステロール類を
添加するようにしてもよい。 また、上記リン脂質に機械的強化剤として混合
又は結合させるN−アセチル−D−グルコサミン
を主骨格成分とする多糖類には、例えばキチンの
誘導体であるカルボキシメチルキチン、カルボキ
シエチルキチン、それを加水分解して得られるキ
トサン、カルボキシメチルキトサン、N−アセチ
ル−D−グルコサミンとD−グルクロン酸とが交
互に結合したヒアルロン酸及びその誘導体等があ
り、これらは単独或いは二種以上を適宜組合せて
用いることができる。 上記機械的強化剤としての多糖類を用いてリポ
ソームを形成するに際しては、形成されるリポソ
ームの壁膜中に上記多糖類が0.01乃至0.2重量%、
好ましくは0.02乃至0.05重量%存在するようにす
る。上記壁膜中の多糖類の含量が0.2重量%を越
えると、合一体となり、また、0.01重量%より低
くなると機械的強度の優れた安定なリポソームを
得ることができない。 一方、本発明のリポソームに封入(包接)され
る活性物質としては、人工血液の主体であるヒツ
ジヘモグロビンやヒトヘモグロビン等のほ乳類動
物の赤血球、合成ヘモグロビン代替物をはじめと
して、インシユリン、オキシトシン、パソプレシ
ン、グルカゴン、コルチコトロピン等のヘプチド
ホルモン、黄体ホルモン、副腎ホンモン等のステ
ロイドホルモン、ペニシリン、ストレプトマイシ
ン、クロラムフエニコール、パイオマイシン等の
抗生物質、ウレアーゼ、ペプシン、トリプシン、
アルギナーゼ等の酵素、チアミン、ニコチン酸ア
ミド、アスコルビン酸等のビタミン類、その他5
−FU(5−フルオロウラシル)、マイトマイシン
等の医薬が挙げられる。 上記活性物質を包接した機械的強度の大なる本
発明のリポソームを調製するには、レシチン等の
リン脂質をジクロロメタン、クロロメタン、ベン
ゼン等の有機溶媒に溶解し、これを上記ヒツジへ
モグロビン等の活性物質の水溶液と共に混合して
激しく攪拌しW/O型のエマルジヨンとする。こ
の場合、有機溶媒とリン脂質との使用割合は、有
機溶媒100容量部に対してリン脂質1.0〜10.0重量
部とするのが適当である。また、活性物質の水溶
液の濃度は、5.0〜50.0%(W/V)が適当であ
る。 このエマルジヨンに上記機械的強化剤としての
多糖類を水性媒体に溶解又は分散させた液を加え
て激しく攪拌しW/O/W型のエマルジヨンとし
た後、これを更に攪拌を続けて上記有機溶媒を完
全に蒸発させる。この多糖類を溶解又は分散させ
る水性媒体としては、例えば、水、生理食塩水、
PH調整剤(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム)、
緩衝剤(例えば、トリスー塩酸水溶液、リン酸1
ナトリウム、リン酸2ナトリウム水溶液)があ
る。この場合、多糖類の水性媒体中における濃度
は、0.05〜0.5%(W/V)が適当であり、上記
W/O型のエマルジヨンへの添加に際しては、全
量を一度に添加しても或いはこれを数回に分けて
添加してもよい。なお、これらの一連の操作は、
室温で行い、特に活性物質がヒツジヘモグロビン
やヒトヘモグロビンのように生体から分離したも
のである場合には、窒素等の不活性雰囲気で行う
ことが好ましい。 かくして、活性物質を包接しかつ多糖類により
保護された安定なリポソームが分散したW/O/
W型のエマルジヨンが得られる。このリポソーム
は、粒子範囲が140〜420nmに集中し、平均径
310nmの球形であつて毛細血管を自由に通過する
ことが可能であり、2000〜12000g、5〜30分で
遠心分離にかけ容易に分離することができる。従
つて、このエマルジヨンはこのまま使用すること
もできるが、上記遠心分離などによりリポソーム
に封入されなかつた活性物質を分離、除去したの
ち、例えばヘモグロビン包接リポソームの場合に
はそのまま或いは要すれば他の栄養剤と共に輸血
可能な人工血液として、その他所望の注射液、経
口剤、座薬等の医薬や化粧剤として利用すること
ができる。 次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例 1 カルボキシメチルキチン(ナンヨウ化成株製)
を水に溶解し、0.2%(W/V)の溶液とした。
デキストラン(Mw73300 シグマ、ケミカルカ
ンパニー セントルイス)をトリスー塩酸緩衝液
(PH7.4)に溶解し、6%(W/V)の溶液とし
た。卵黄レシチン(旭化成株製)を窒素気流中で
ジクロロメタンに溶解し、濃度50mg/mlの溶液を
調製した。ヒツジ赤血球溶血液を浸透圧溶血法で
調製した。 上記ヒツジ溶血液10mlにレシチン溶液10mlを加
えて、マグネツトスターラで1分間激しく攪拌し
W/O型のエマルジヨンを調製した。このエマル
ジヨンを313rpmで攪拌しながらすばやくカルボ
キシメチルキチン100mlに加えW/O/W型のエ
マルジヨンを得た。攪拌を続けながら10分後に、
更にカルボキシメチルキチン水溶液100mlを加え、
ジクロロメタンが完全に蒸発するまで攪拌を続行
し、ヒツジヘモグロビン包接リポソーム(以下、
単にARBCという)を得た。この操作中、温度
は室温に保つた。得られた水分散液を12000gで
1時間遠心分離にかけ、ARBCを捕集した。こ
のARBCを蒸留水で洗浄後、トリスー塩酸緩衝
液(PH7.4イオン強度=0.154)に再分散させ、そ
れぞれ粒子濃度が10,20,30及び40%(W/V)
のARBC分散液を調製した。また、同様にして
ヒツジ赤血球(以下、単にSRBCという)分散液
(PH7.4)を調製した。 ARBCとSRBCの懸濁液の流動特性はコントロ
ール装置(レオマート30、コントレイプズインダ
ストリアル プロダクト Ltd.スイス)を備えた
集中円筒型回転粘度計(LS−100、同コントレイ
ブズ Ltd.)で測定した。測定に使用した懸濁液
量は1mlとし、温度は25±0.5℃一定とした。 得られたARBCを走査電子顕微鏡(×5000)
により観察した結果、ARBCは平均粒径310nmの
完全な球形であることがわかつた。従つて、これ
らの血球は毛細血管を自由に通過し得る。 第1図は、上記ARBC懸濁液の濃度を変えた
場合の流動特性を示す。また、第2図は、粒子濃
度を変数とするARBCとSRBC懸濁液(PH7.4)
の比粘度を示す。SRBC懸濁液の比粘度は粒子濃
度と共に著しく増大する。これい対して本発明の
ARBCは実験範囲では直線的に増加する。即ち、
SRBC懸濁液の比粘度と粒子濃度との関係はブリ
ンクマン(Brinkman)の式とよく一致するが、
ARBC懸濁液の比粘度は約2.3の傾きを有する
Einsteinの式にしたがう。 一方、血液と赤血球懸濁液の流動特性はカツソ
ン(Casson)プロツトに従うすることが知られ
ている。第3図は上記ARBC懸濁液のカツソン
プロツトを示し、ARBC懸濁液は直線性を示す
ことがわかる。 第4図は、6%(W/O)のデキストランを含
むトリスー塩酸緩衝溶液中におけるARBC懸濁
液の流動特性を示す。ここで、デキストランは代
用血しよう又は増粘剤として使用されている。第
4図と第1図を比較すると、デキストランを用い
たARBC懸濁液の流動抵抗はデキストランなし
のARBC懸濁液よりも低ずれ速度においてより
高くなることがわかる。また、第5図はデキスト
ラン濃度を変数としたときのARBC及びSRBCの
40%(V/V)懸濁液の比粘度を示す。ARBC
懸濁液の比粘度は、SRBC懸濁液の場合と同様
に、デキストラン濃度の増加と共に減少する。デ
キストラン濃度8%(W/V)では、比粘度がデ
キストランなしのものと比べて20%減少する。こ
のことはARBC及びSRBCの流動特性はデキスト
ランの存在によりかなり影響を受けることを示し
ている。 また、第6図は、ARBCとSRBCの混合懸濁液
の混合比と比粘度との関係を示す。この混合懸濁
液の総粒子濃度は40%一定とした。分散媒として
はデキストランを使用したものと使用しないもの
とがある。SRBCに対するARBCの混合比率を大
にすると、懸濁液の比粘度はデキストラン濃度に
関係なく減少する傾向を示す。ARBCの比率が
減少すると、比粘度はSRBC懸濁液(PH7.4)に
近づく。 このように、本発明によるARBCの懸濁液
(PH7.4)の流動特性は疑似塑性であり、SRBC懸
濁液と同じ挙動を示す。ARBCとSRBC懸濁液の
比粘度は何れも分散媒中の粒子濃度と共に増加す
る。しかしながら、ARBC懸濁液についての比
粘度と粒子濃度との関係はEinsteinの式によく一
致するのに対し、SRBC懸濁液ではBrinkmanの
式に適合した。これは、機械的強化剤として添加
したカルボキシメチルキチンがARBCの表面に
イオン結合により吸着されているためと考えられ
る。 一方、ARBCとSRBCの混合懸濁液(PH7.4)
の流動特性については、ARBCとSRBC間の相互
作用がARBCの混合比率を大にするにしたがつ
て弱まることがわかる。そして、分散媒中にデキ
ストランを添加しても、その流動特性について殆
ど影響を与えない。従つて、混合懸濁液中におけ
るARBCは、カルボキシメチルキチンの強い水
和力によつて粒子一粒子間の相互作用を減少させ
ると推論される。 実施例 2 20mlの20%ヒトヘモグロビン液へ20mlのレシチ
ンのクロロホルム溶液を加え、磁気的攪拌器で1
分間激しく攪拌し、W/O型のエマルジヨンを得
る。このエマルジヨンに0.3%キトサンの水溶液
100mlをすばやく加え400rpmで攪拌する。さら
に、10分後、200mlのカルボキシメチルキトサン
を加え、クロロホルムが蒸発するまで続ける。な
お、この一連の操作は室温で行う。得られたリポ
ソームは、ヒト赤血球と同じ酸素運搬機能を有す
る。 実施例 3 30mg/mlレシチンと少量のコレステロールを含
むジクロロメタン溶液1部と40U/mlのインシユ
リン水溶液1部とを乳化し、W/O型エマルジヨ
ンとする。次に、このエマルジヨンを攪拌系にあ
る0.02%(W/V)カルボキシメチルキチン水溶
液にすばやく加え、W/O/W型エマルジヨンと
する。その後、昇温してジクロロメタンを蒸散さ
せ、インシユリン封入のリポソームとする。 実施例 4 50mg/mlレシチンベンゼン溶液2部と50mg/ml
のアルブミン水溶液1部を機械的に乳化し、W/
O型エマルジヨンとする。このエマルジヨンを攪
拌系にある0.1%(W/V)キトサン水溶液に分
散し、W/O/W型エマルジヨンとし、その後系
の温度を上げてベンゼンを蒸散させ、アルブミン
封入のリポソームとした。 実施例 5 ブドウ糖を含むカルボキシメチルキチン化した
リポソームの調製 まず、0.01から0.5%(W/V)までのカルボ
キシメチルキチン水溶液を用意する。 内封物のブドウ糖溶液1部と50mg/mlの卵黄レ
シチンジクロルメタン溶液1部を混合し、攪拌す
ることで、W/O型エマルジヨンとする。 このエマルジヨンを上記の各カルボキシメチル
キチン水溶液、200部中にすばやく加え、攪拌し
てW/O/W型エマルジヨンとする。これまでの
操作はすべて室温で行なう。 次に、系の温度を40℃まで上昇させると、ジク
ロルメタンがエマルジヨン中から蒸散する。この
過程で、リポソームを構成しているレシチンと、
カルボキシメチルキチンとの静電的な結合が生じ
る。さらに、ジクロルメタンが完全に蒸散する
と、カルボキシメチル化したリポソームを得るこ
とができる。 上記の方法に従つてブドウ糖含入リポソームを
調製した場合の各カルボキシメチルキチン濃度に
対するブドウ糖のリポソームへの取込み率を下の
表に示す。 【表】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発
明によるARBC懸濁液の濃度を変えた場合の流
動特性図、第2図は粒子濃度を変数とする上記
ARBCとSRBC懸濁液(PH7.4)の比粘度を示す
グラフ、第3図は上記ARBC懸濁液のカツソン
プロツトを示すグラフ、第4図は6%(W/
O)のデキストランを含むトリスー塩酸緩衝溶液
中におけるARBC懸濁液の流動特性図、第5図
はデキストラン濃度を変数としたときのARBC
及びSRBCの40%(V/V)懸濁液の比粘度を示
すグラフ、第6図はARBCとSRBCの混合懸濁液
の混合比と比粘度との関係を示すグラフである。
明によるARBC懸濁液の濃度を変えた場合の流
動特性図、第2図は粒子濃度を変数とする上記
ARBCとSRBC懸濁液(PH7.4)の比粘度を示す
グラフ、第3図は上記ARBC懸濁液のカツソン
プロツトを示すグラフ、第4図は6%(W/
O)のデキストランを含むトリスー塩酸緩衝溶液
中におけるARBC懸濁液の流動特性図、第5図
はデキストラン濃度を変数としたときのARBC
及びSRBCの40%(V/V)懸濁液の比粘度を示
すグラフ、第6図はARBCとSRBCの混合懸濁液
の混合比と比粘度との関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 リン脂質の2分子層に、D−グルコサミンを
主骨格成分とする多糖類を混合又は結合させてな
ることを特徴とする活性物質含有リポソーム。 2 多糖類が、カルボキシメチルキチン、カルボ
キシメチルキトサン、キトサンよりなる群から選
ばれた1又は2以上の混合物である特許請求の範
囲第1項記載の活性物質含有リポソーム。 3 多糖類が、ヒアルロン酸及び/又はその誘導
体である特許請求の範囲第1項記載の活性物質含
有リポソーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58078747A JPS59210013A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 活性物質含有リポソ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58078747A JPS59210013A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 活性物質含有リポソ−ム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59210013A JPS59210013A (ja) | 1984-11-28 |
| JPH0518807B2 true JPH0518807B2 (ja) | 1993-03-15 |
Family
ID=13670478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58078747A Granted JPS59210013A (ja) | 1983-05-04 | 1983-05-04 | 活性物質含有リポソ−ム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59210013A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59216894A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-06 | Asai Gerumaniumu Kenkyusho:Kk | ゲルマニウム含有リポソ−ム |
| US5409704A (en) * | 1985-06-26 | 1995-04-25 | The Liposome Company, Inc. | Liposomes comprising aminoglycoside phosphates and methods of production and use |
| FR2667072B1 (fr) * | 1990-09-24 | 1993-08-13 | Bioetica Sa | Complexe ternaire de chitosane, d'ions calcium et de lipides, procede de preparation et leurs applications. |
| DK0525132T3 (da) * | 1991-02-14 | 1996-02-05 | Baxter Int | Binding af genkendende stoffer til liposomer |
| FR2761912B1 (fr) * | 1997-04-14 | 1999-07-02 | Capsulis | Procede destine a faire adherer un produit sur une surface |
| WO2002078445A1 (en) * | 2001-03-29 | 2002-10-10 | The Scripps Research Institute | Formulations comprising entrapped active ingredients and uses thereof |
| JP4669665B2 (ja) * | 2004-04-12 | 2011-04-13 | 正彦 阿部 | 細胞毒性のないポリカチオン修飾リポソームおよびその製造方法 |
-
1983
- 1983-05-04 JP JP58078747A patent/JPS59210013A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59210013A (ja) | 1984-11-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0130577B1 (en) | Method for producing liposomes | |
| JP3688731B2 (ja) | ナノカプセル含有薬剤組成物 | |
| US4731210A (en) | Process for the preparation of liposomal medicaments | |
| CA1197462A (en) | Functional oxygen transport system | |
| EP0771566B1 (en) | Stabilization of colloidal systems by the formation of ionic lipid-polysaccharide complexes | |
| JPH0240644B2 (ja) | ||
| JP3571335B2 (ja) | リポゾームマイクロレシーバー組成物および方法 | |
| JP2000086501A (ja) | ヒトカルシトニンのリポソーム製剤 | |
| JPH07500084A (ja) | 薬剤担体 | |
| Shiotani et al. | Differential effects of sulfate and sulfobutyl ether of β-cyclodextrin on erythrocyte membranes in vitro | |
| JPH0518807B2 (ja) | ||
| CN117379556B (zh) | 一种基于复合凝聚体的功能化人造细胞、制备及其应用 | |
| JP2000502990A (ja) | 可溶化方法 | |
| NZ501795A (en) | Liposome vectors for active principles | |
| JP4669665B2 (ja) | 細胞毒性のないポリカチオン修飾リポソームおよびその製造方法 | |
| JPH05255095A (ja) | 血管内投与剤 | |
| US4612370A (en) | Lipid-saccharide reaction products | |
| WO2003015753A1 (fr) | Preparations de liposomes | |
| CA2396379A1 (en) | Pharmaceutical compositions for oral administration | |
| JP4444385B2 (ja) | リポソーム用時調製用キット | |
| JP3831958B2 (ja) | リポソーム用混合脂質及びリポソーム分散液 | |
| JPS63211222A (ja) | リポソ−ムの製法 | |
| JPH0651109B2 (ja) | 脂質膜構造体 | |
| ZA200300330B (en) | Amphotericin B Structured emulsion. | |
| JPH02178233A (ja) | ヘモグロビン含有リポソームおよびその製法 |