JPH05188809A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH05188809A
JPH05188809A JP485092A JP485092A JPH05188809A JP H05188809 A JPH05188809 A JP H05188809A JP 485092 A JP485092 A JP 485092A JP 485092 A JP485092 A JP 485092A JP H05188809 A JPH05188809 A JP H05188809A
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JP
Japan
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fixing
roll
fixing device
fixing roll
heat
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Withdrawn
Application number
JP485092A
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English (en)
Inventor
Toshiya Suzuki
俊也 鈴木
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、装置全体を小型化させること
ができ、かつ、、熱効率を増加させるとともに、長期間
に亘り高い信頼性を保持させることのできる定着装置を
提供することを目的とする。 【構成】 加熱手段と加圧手段との間に未定着トナー2
0の像が搭載された記録媒体13を挟持搬送して前記未
定着トナー20の像を前記記録媒体13上に定着させる
ことにより画像を形成する定着装置1において、前記加
熱手段を耐熱性および絶縁性を有する樹脂基体内に少な
くとも発熱体を混合させて一体形成されている発熱ロー
ルとしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は定着装置に係り、特に、
加圧と加熱とにより未定着のトナーを紙等のシート状の
転写材または記録媒体に定着させて画像を形成する、例
えば、複写機および電子写真式プリンタ等に好適な定着
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子複写装置等の画像形成装置
において、未定着トナー像を用紙等の記録媒体に定着さ
せて画像を形成する定着装置には、定着ロールによる加
熱手段と、この定着ロールに加圧接触して従動回転する
加圧ロールとを備えた定着装置が、その安全性、高速
性、熱効率のよさ等の理由により多用されている。
【0003】以下、このような一般的な定着装置につい
て図12から図15により説明する。
【0004】図12は、従来からある定着装置の要部を
示す斜視図であり、図13はその断面図である。
【0005】図12および図13に詳示するように、従
来の定着装置1は平板状のベース2の長手方向の両端に
鉛直方向上方に折り曲げた立設部3,3を有するフレー
ム4と、このフレーム4の立設部3,3に軸受5,5を
介して回転自在に軸支された定着ロール6と、前記定着
ロール6に所定の押圧力をもって従動回転するようにさ
れた加圧ロール7とにより構成されている。
【0006】さらに説明すると、定着ロール6はアルミ
ニュウム、銅、鉄等の金属あるいは非鉄金属等で略円筒
形の中空に形成された心金8の外周面にポリテトラフル
オロエチレン、テトラフルオロエチレン−フロロアルコ
キシエチレン共重合体等のふっ素樹脂あるいはシリコー
ンゴム等の離型性のよい素材からなる薄い離型層9が被
覆形成されている。そして、心金8内には発熱体として
棒状のハロゲンランプ10が配設されており、定着ロー
ル6の表面を定着に好適な所望の温度まで昇温可能とさ
れている。さらに、図示しない温度センサにより定着ロ
ール6の表面温度が常時所望の温度となるように制御さ
れている。また、前記ハロゲンランプ10に対する給電
手段としては、フレーム4の立設部3,3の外側に設け
た導電性部材からなる固定電極11,11によりハロゲ
ンランプ10の両端を支承させて、図示しない電源から
給電されるようになっている。そして、この定着ロール
6の一端の所望の位置には、図示しない駆動源からの駆
動力が伝達される従動歯車23が固着されており、定着
ロール6を所望の方向へ回転させるようになっている。
【0007】また、定着ロール6の表面には、フレーム
4の立設部3,3の適宜な位置に横架されて固着された
支柱12に用紙等の記録媒体13が定着ロール6へ巻き
付くのを防止する分離爪14が所望の数だけ当接されて
いる。さらには、必要に応じて図示しないオフセットし
たトナーや紙粉等を除去するクリーニング装置が配設さ
れる。
【0008】また、加圧ロール7はアルミニュウム、
銅、鉄等の金属あるいは非鉄金属等で断面円形に形成さ
れた心金15の外周面にシリコーンゴム等からなる弾性
体層16を被覆して形成されている。そして、この加圧
ロール7の両端部は支持部材17,17により回転自在
とされて軸支されており、支持部材17,17は一端を
前記フレーム4の立設部3,3の適宜な位置に枢着さ
れ、他端を付勢部材であるばね18,18を介して前記
フレーム4の立設部3,3の所望の位置と締結されてい
る。
【0009】また、前記定着ロール6と加圧ロール7と
は、前述したばね18,18により所望の力で当接され
ることにより、ニップ19を形成するようにされてい
る。
【0010】このような従来の定着装置1の作用を説明
すると、未定着トナー20の像が転写された用紙等の記
録媒体13は、未定着トナー20の像を定着ロール6と
対向させて、図中矢印Aで示す方向に適宜な搬送手段に
より搬送される。そして、未定着トナー20の像が転写
された記録媒体13は前記定着ロール6と加圧ロール7
との間に挟持搬送されることにより、加圧されるととも
に加熱され、未定着トナー20の像が記録媒体13に定
着されるようにされている。
【0011】このような定着ロール6の他の例について
図14および図15により説明する。
【0012】図14に示す定着ロール6aについて説明
すると、定着ロール6aはアルミニュウム、銅、鉄等の
金属あるいは非鉄金属等で略円筒形に形成された心金8
aの外周面に絶縁層21を設け、この絶縁層21の外周
面にメッキあるいはスパッタリング等により金属抵抗層
22を形成し、さらに金属抵抗層22の外周面にポリテ
トラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−フロ
ロアルコキシエチレン共重合体等のふっ素樹脂等からな
る薄い離型層9が被覆形成されている。そして、前記金
属抵抗層22に図示しない適宜な給電装置により電力を
供給して発熱させるようにされている。
【0013】図15に示す定着ロール6bについて説明
すると、定着ロール6bはガラス、セラミック等の絶縁
体で略円筒形に形成された心金8bの外周面に周方向に
複数に分割させた金属抵抗層22を形成し、さらに、こ
の金属抵抗層22の外周面にポリテトラフルオロエチレ
ン、テトラフルオロエチレン−フロロアルコキシエチレ
ン共重合体等のふっ素樹脂等からなる薄い離型層9が被
覆形成されている。そして、前記金属抵抗層22に図示
しない適宜な給電装置により電力を供給して発熱させる
ようにされている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のハロゲンランプ10を内部に具備するように形
成された定着ロール6を適用した定着装置1において
は、定着ロール6の表面温度が常時所望の温度となるよ
うにハロゲンランプ10の輻射熱を利用して温度制御さ
れているために熱効率が劣り、また、ハロゲンランプ1
0による発熱では消費電力が多く、例えば、600W以
上のハロゲンランプ10を用いざるを得ないという問題
点があった。また、ハロゲンランプ10を定着ロール6
の心金8内に配設するために、ハロゲンランプ10の大
きさにより、例えば、ハロゲンランプ10は直径を6m
m以下にできず、定着ロール6の大きさ、特に外径寸法
が拘束されて、定着ロール6を小径化できないという問
題点があった。さらに、定着ロール6を小径化できない
ために、定着装置1を薄くできず、装置全体に占める定
着装置1のスペースが多くなり、装置全体の小型化を図
るうえで大きな問題となっている。
【0015】また、図14に示すように、心金8aの表
面に形成した絶縁層21の外周面に金属抵抗層22をメ
ッキあるいはスパッタリング等により形成した定着ロー
ル6aにおいては、定着ロール6aの大きさ、特に外径
寸法を小さくすることはできるものの、多層構造とされ
ているので、各素材の熱膨張が異なり、さらに、定着ロ
ール6aが昇温と降温とを繰り返すことで内部応力によ
り金属抵抗層22がはがれるという問題点があった。
【0016】また、図15に示すように、絶縁体からな
る心金8bの外周面に金属抵抗層22を形成した定着ロ
ール6bにおいては、セラミックおよびガラス等の絶縁
体からなる心金8bの製造が困難であり、加工費が増加
し、経済的な負担が多くなるという問題点があった。
【0017】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、前述した従来のものにおける問題点を克服し、
簡単な構造で、装置全体を小型化させることができ、か
つ、、熱効率を増加させるとともに、長期間に亘り高い
信頼性を保持させることのできる定着装置を提供するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載の本発明の定着装置は、加熱手段と
加圧手段との間に未定着トナー像が搭載された記録媒体
を挟持搬送して前記未定着トナー像を前記記録媒体上に
定着させることにより画像を形成する定着装置におい
て、前記加熱手段を耐熱性および絶縁性を有する樹脂基
体内に少なくとも発熱体を混合させて一体形成されてい
る発熱ロールとしたことを特徴としている。
【0019】また、請求項2に記載の本発明の定着装置
は、加熱手段と加圧手段との間に未定着トナー像が搭載
された記録媒体を挟持搬送して前記未定着トナー像を前
記記録媒体上に定着させることにより画像を形成する定
着装置において、前記加熱手段を耐熱性および絶縁性を
有する樹脂ロールを基体とするとともに、該基体の表面
にカーボン含有導電性材料からなる発熱層が一体的に形
成されている発熱ロールとしたことを特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1に記載の本発明の定着装置によれば、
樹脂基体内に少なくとも金属発熱体を混合させ成形加工
により簡単に一体成形した小径の発熱ロールが形成され
る。そして、発熱ロールにより直接熱エネルギをトナー
に伝達することができる。したがって、加熱手段の熱効
率を向上させることができる。
【0021】請求項2に示すように、樹脂基体の表面に
形成したカーボン含有導電性材料を発熱層とすること
で、小径の発熱ロールが形成される。そして、発熱ロー
ルにより直接熱エネルギをトナーに伝達することができ
る。したがって、加熱手段の熱効率を向上させることが
できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図11につ
いて説明する。
【0023】図1から図9は本発明による定着装置の第
1実施例を示すものである。
【0024】図1に示すように、本実施例の定着装置2
4は、平板状のベース25の長手方向の両端に鉛直方向
上方に折り曲げた立設部26,26を有する適宜なフレ
ーム27と、このフレーム27の立設部26,26に軸
受28,28を介して回転自在に軸支された小径の定着
ロール29と、従来と同様に前記定着ロール29に所定
の押圧力をもって従動回転するようにされた小径の加圧
ロール30とにより構成されている。そして、定着ロー
ル29はそれ自体が発熱する発熱ロールとされている。
【0025】また、前記定着ロール29と加圧ロール3
0との径は小径とされていればよく、同一でも同一でな
くてもよい。
【0026】さらに説明すると、前記定着ロール29
は、図2および図3に示すように、略円柱形状の混合成
形基体31と、この混合成形基体31の外表面に形成さ
れた離型層32とからなり、これらが一体的となるよう
に形成されている。また、図2に示すように、離型層3
2の軸方向の長さLbは定着ロール29の軸方向の長さ
Laより短くされており、定着ロール29の軸方向の両
端には、適宜な長さで混合成形基体31が露出されて受
電部33,33が形成されている。そして、この定着ロ
ール29の一端の所望の位置には、従来と同様に、図示
しない駆動源からの駆動力が伝達される従動歯車23が
固着されており、定着ロール29を所望の方向へ回転さ
せるようになっている。
【0027】また、図1に示すように、前記受電部3
3,33に対する給電手段は、カーボンブロック34を
ばね35で常時前記受電部へ適宜な押圧力で当接させる
ように形成された圧接給電ブラシ36,36により給電
される。この圧接給電ブラシ36,36は適宜なケース
37に装着されて一体とされて図示しない所望のフレー
ムに固着されており、電源38と配線部材39により結
線されている。
【0028】前記混合成形基体31は、樹脂の素材に発
熱体を混合し、成形加工等により一体成形されている。
この混合成形基体31に適用される樹脂の素材は、耐熱
性と絶縁性とを有する素材、例えば、ポリイミド(P
I)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミ
ド(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEE
K)、ポリフェーレンサルファイト(PPS)、ポリエ
ーテルサルホン(PES)、ポリ−P−キシリレン(P
PX)等のエンジニアリングプラスチックから適宜に選
択された素材を射出成形等の所望の成形方法により、本
実施例では直径15mmの中実のロール形状に形成され
ている。なお、前記混合成形基体31の径寸法は、設計
仕様により適宜に決定すればよく、特に、本実施例に限
定されるものではない。
【0029】また、発熱体としてカーボンフィラーを用
いた。この発熱体の含有量は、設計仕様により適宜に決
定すればよく、例えば、前記混合成形基体に対して、5
0〜90体積%程度混合させるとよい。なお、発熱体と
しては、カーボンビーズ、あるいは、Ti、Ta、V、
Zrおよびこれらの炭化物または窒化物、Ni金属、N
i−Cr、Ni−P、Ni−Cr−P合金等の金属の種
々の金属微粒子から選択してもよく、特に、本実施例に
限定されるものではない。さらに、補強材としてビーズ
および種々のフィラー、顔料等を配合させてもよい。ま
た、これらの粒径(平均粒径)の分布や形状等は適宜な
ものを用いればよい。
【0030】前記離型層32は、ポリテトラフルオロエ
チレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−フロロ
アルコキシエチレン共重合体等のふっ素樹脂等から適宜
に選択された素材を静電塗装等の適宜な塗工手段、ある
いは、前記素材をチューブ状に形成したものを被覆する
こと等により、前記混合成形基体上に10〜20μm程
度の厚さに成膜されている。なお、前記離型層32の厚
さは設計仕様により適宜に決定すればよく、特に、本実
施例に限定されるものではない。さらに、離型層32の
素材としては、シリコーンゴム、ふっ素ゴム等を用いて
もよい。
【0031】また、この離型層32を形成せずに、ジメ
チルシリコーンオイル等の適宜な離型剤を前記混合成形
基体31の表面に供給するようにしてもよく、特に、本
実施例に限定されるものではない。
【0032】また、前記定着ロール29には、従来と同
様に加圧手段として小径の加圧ロール30が当接される
ようになっている。
【0033】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について説明する。
【0034】まず、未定着トナー20の像が転写された
用紙等の記録媒体13は、従来と同様にして未定着トナ
ー20の像を定着ロール29と対向させて、図示しない
適宜な搬送手段により、加熱手段を構成する定着ロール
29と加圧ロール30とにより形成されるニップ19に
挟持搬送されることにより、加圧されるとともに加熱さ
れ、未定着トナー20の像が記録媒体13に定着され
る。
【0035】また、定着ロール29に対する給電方法
は、図1に示すように、定着ロール29の両端部に形成
されている混合成形基体31の受電部33,33に対し
て、圧接給電ブラシ36,36を通して行われる。さら
に、定着ロール29に対して図示しない適宜なセンサに
より制御されて給電される。そして、定着ロール29は
小径で、それ自身が発熱するように形成されているの
で、所望の温度への昇温時間が短くて済み、消費電力も
少なくすることができる。例えば、本実施例の定着ロー
ル29を、4×10-3Ωcmの固有抵抗値を有するカー
ボンフィラーを樹脂の素材に所望量を混合させた混合成
形基体31により、1.0〜1.5Ωcmの比抵抗を有
するとともに、発熱部の長さを240mm、発熱部の直
径を15mmの中実ロールで、定着ロール29全体とし
て抵抗値を20〜25Ωに形成すると、家庭用の電源で
ある100Vの電圧を印加した場合に、電流I=5A以
下で消費電力は500W以下とすることができる。さら
に、一体成形された定着ロール29の混合成形基体31
自身が発熱するので、従来と異なり、熱膨張によるはが
れ等の悪影響を回避することができるとともに、トナー
に対する熱伝達のレスポンスを迅速にでき、熱効率を増
加させることができる。
【0036】また、本実施例の定着装置24には、給電
手段として圧接給電ブラシ36により給電するので、従
来の棒状のハロゲンランプ10の両端に配設される、金
属繊維ブラシあるいは金属板による固定電極11を適用
した給電手段と異なり、摩耗およびアーク消耗等による
接触不良の発生を防止することができる。
【0037】なお、定着ロール29の形状は、図4に示
すように、混合成形基体31を中空のパイプ形状とした
定着ロール29aでもよく、特に、本実施例に限定され
るものではない。
【0038】また、前記給電手段には、以下に述べるよ
うな種々のものを用いることができる。
【0039】まず、図5に示すように、カーボンブロッ
ク等の導電部材を定着ロール29の受電部33,33と
半円弧状の当接面とで接するようにした略逆Y形状の圧
接給電ブラシ36aとしてもよい。
【0040】つぎに、図6(a)から(c)に示すよう
に、導電性部材で有底円筒状のキャップとされた金属給
電電極40を、定着ロール29,29aの両端の受電部
33,33を覆うように固着させて、フレーム27の立
設部26,26の外側の適宜な位置に設けた導電性部材
からなる固定電極41,41を通して、図示しない電源
から給電させる給電手段としてもよい。
【0041】さらに、図7(a)から(c)に示すよう
に、定着ロール29,29aの受電部33,33に導電
部材、例えば、金属からなる所望の給電リング42,4
2を着脱自在として固着させて、図5と同様な圧接給電
ブラシ36a,36aにより給電させる給電手段として
もよい。この圧接給電ブラシ36a,36aは図示しな
い所望のフレームに固着されており、電源38と配線部
材39により結線されている。そして、給電リング4
2,42を用いることにより、定着ロール29の受電部
33,33と圧接給電ブラシ36a,36aとが摺動状
態で直接接触して給電される場合に発生する定着ロール
29の受電部33,33に対する摩耗およびアーク放電
による異常摩耗を防止することができる。
【0042】また、電磁誘導作用により接点を用いず給
電させてもよい。この電磁誘導作用を用いた給電手段に
ついて図8(a)および図9により説明すると、定着装
置24aは、前記フレーム27に形成された一方の立設
部26と平行に延在するサブフレーム43が設けられて
いる。そして、このサブフレーム43の適宜な位置に
は、図9に示すように、略円筒形状の給電コイル芯44
が固着されている。さらに、この給電コイル芯44の一
端には適宜な大きさと深さの環状の溝45が形成されて
おり、この溝45内に所望の巻数の給電コイル46が配
設されている。この給電コイル46は適宜な位置に設け
た電源38と所望の配線部材39で接続されている。ま
た、図8(b)および図9に示すように、中空のパイプ
状に形成された定着ロール29aの受電部33,33の
一端には、この受電部33,33を覆うようにして軸心
に孔を形成された受電コイル芯47が固着されている。
この受電コイル芯47の軸方向外側の端面には適宜な大
きさと深さの環状の溝45aが前記給電コイル芯44の
一端に形成した環状の溝45と対向させて形成されてお
り、この溝45a内に所望の巻数の受電コイル48が配
設されている。また、受電部33,33の離型層32側
の端部には、電力供給リング49a,49bが固着され
ている。そして、前記受電コイル48の一方の端部は定
着ロール29aの外側から近接している一方の電力供給
リング49aと適宜な形状の接続部材50により接続さ
れ、受電コイル48の他方の端部は定着ロール29aの
内部の中心軸孔を通り、径方向外側に向かって穿設され
た図示しない貫通孔を通して、他方の電力供給リング4
9bと適宜な形状の接続部材50により接続されてい
る。さらに、給電コイル46と受電コイル48とは、適
宜な隙間Sにより非接触状態で配設されている。
【0043】このような構成とすることにより、電磁誘
導作用を用いて、給電コイル46から受電コイル48に
電力を非接触で伝達させることができる。この場合に、
給電コイル46の巻数をn1、受電コイル48の巻数を
n2として、給電コイル46に電圧E1を印可すると、
受電コイル48には電圧E2が起電される。これらの関
係はE2=(n2/n1)×E1となる。したがって、
給電コイル46の巻数n1と受電コイル48の巻数n2
とを同一(n1=n2)とすると、給電コイル46に供
給される電圧と同一の電圧が受電コイル48に起電され
て、定着ロール29aに印可されるようになっている。
【0044】図10は本発明の第2実施例を示すもので
あり、本実施例の定着装置24bは、前述した第1実施
例の定着ロール29の構成を、図11(a)に示すよう
に、略円柱形状の樹脂からなる基体51と、この基体5
1の外表面に形成された発熱層52と、この発熱層52
の表面に形成された離型層32とからなり、これらが一
体的となるように定着ロール53が形成されている。ま
た、図11(b)に示すように、離型層32の軸方向の
長さLdは、前述した第1実施例と同様に、定着ロール
53の軸方向の長さLcより短くされており、定着ロー
ル53の軸方向の両端には、適宜な長さで発熱層52が
露出されて受電部54,54が形成されている。
【0045】前記基体51は、耐熱性と絶縁性とを有す
る素材、例えば、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミ
ド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエ
ーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェーレンサ
ルファイト(PPS)、ポリエーテルサルホン(PE
S)、ポリ−P−キシリレン(PPX)等のエンジニア
リングプラスチックから適宜に選択された素材を、射出
成形等の所望の成形方法により形成されている。
【0046】前記発熱層52は、所定の抵抗値を有する
導電性材料、例えば、カーボンと樹脂バインダを主成分
とするカーボン含有導電性インクからなり、印刷等の適
宜な塗工手段により、前記基体上に20μm程度の厚さ
に成膜されている。なお、前記発熱層52の厚さは、設
計仕様により適宜に決定すればよく、特に、本実施例に
限定されるものではない。
【0047】その他の構成は前述した第1実施例と同様
に形成されている。
【0048】このような構成の本実施例によれば、前述
した第1実施例と同様の効果を奏することができる。例
えば、本実施例の定着装置24bに用いる定着ロール5
3を、4〜5Ωの抵抗値を有するカーボンインクを、直
径を15mmの樹脂の基体51に、厚さ20μmで、長
さを240mmに形成すると、定着ロール53の軸方向
抵抗値は20〜25Ωとなり、家庭用の電源である10
0Vの電圧を印可すると、電流I=5A以下で消費電力
は500W以下とすることができる。
【0049】また、定着ロール53の形状は、前述した
第1実施例と同様に、中空パイプ形状等に形成すること
ができる。さらに、当然給電手段には、前述した第1実
施例と同様に、種々のものを適用させることができる。
【0050】また、カーボンと樹脂バインダを主成分と
するカーボン含有導電性インクを用いることにより、樹
脂バインダによって発熱層52に弾性が付与され、グロ
スの小さいソフトな画質と解像度を向上させることがで
きる。
【0051】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構造で、長期間に亘り高い信頼性を保持することの
できる小径の定着ロールと、定着ロールに対応させた小
径の加圧ロールとにより、定着装置を小型とすることが
できるとともに、消費電力を低下させることができると
いう極めて優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定着装置の第1実施例の要部を示す斜
視図
【図2】本発明の定着装置の第1実施例に適用する定着
ロールを示す軸方向の断面図
【図3】本発明の定着装置の第1実施例に適用する定着
ロールを示す径方向の四分円の断面図
【図4】本発明の定着装置の第1実施例に適用する他の
定着ロールを示す図2と同様の断面図
【図5】他の給電手段を本発明の定着装置の第1実施例
に適用した斜視図
【図6】aはさらに他の給電手段を本発明の定着装置の
第1実施例に適用した図5と同様の斜視図、bおよびc
はそれぞれ給電手段の拡大断面図
【図7】aはさらに他の給電手段を示す図5同様の図、
bおよびcはそれぞれ給電手段の拡大断面図
【図8】aはさらに他の給電手段を示す図5と同様の
図、bは要部の斜視図
【図9】図8のbの断面図
【図10】本発明の定着装置の第2実施例の要部を示す
斜視図
【図11】aおよびbは本発明の定着装置の第2実施例
に適用する定着ロールを示す径方向および軸方向の断面
【図12】従来の定着装置の要部を示す斜視図
【図13】図11の断面図
【図14】従来の定着装置に適用される他の定着ロール
の要部を示す斜視図
【図15】従来の定着装置に適用されるさらに他の定着
ロールの要部を示す斜視図
【符号の説明】
13 記録媒体 19 ニップ 20 未定着トナー 24,24a,24b 定着装置 27 フレーム 29,29a 定着ロール 30 加圧ロール 31 混合成形基体 32 離型層 33 受電部 36,36a 圧接給電ブラシ 51 基体 52 発熱層 53 定着ロール 54 受電部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段と加圧手段との間に未定着トナ
    ー像が搭載された記録媒体を挟持搬送して前記未定着ト
    ナー像を前記記録媒体上に定着させることにより画像を
    形成する定着装置において、前記加熱手段を耐熱性およ
    び絶縁性を有する樹脂基体内に少なくとも発熱体を混合
    させて一体形成されている発熱ロールとしたことを特徴
    とする定着装置。
  2. 【請求項2】 加熱手段と加圧手段との間に未定着トナ
    ー像が搭載された記録媒体を挟持搬送して前記未定着ト
    ナー像を前記記録媒体上に定着させることにより画像を
    形成する定着装置において、前記加熱手段を耐熱性およ
    び絶縁性を有する樹脂ロールを基体とするとともに、該
    基体の表面にカーボン含有導電性材料からなる発熱層が
    一体的に形成されている発熱ロールとしたことを特徴と
    する定着装置。
JP485092A 1992-01-14 1992-01-14 定着装置 Withdrawn JPH05188809A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0642064A3 (en) * 1993-09-03 1995-09-06 Mita Industrial Co Ltd Heat fuser.
WO2009028022A1 (ja) * 2007-08-24 2009-03-05 I.S.T. Corporation 発熱定着ベルト及びその製造方法並びに画像定着装置
JP2011145656A (ja) * 2009-12-18 2011-07-28 Canon Inc 像加熱装置及びこの像加熱装置に用いる発熱ベルト
JP2017525348A (ja) * 2014-07-24 2017-09-07 アルトリア クライアント サービシーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 電子たばこデバイスおよびその部品

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