JPH05190716A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH05190716A
JPH05190716A JP4001692A JP169292A JPH05190716A JP H05190716 A JPH05190716 A JP H05190716A JP 4001692 A JP4001692 A JP 4001692A JP 169292 A JP169292 A JP 169292A JP H05190716 A JPH05190716 A JP H05190716A
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cooling
semiconductor device
integrated circuit
cooling jacket
package
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JP4001692A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Ashiwake
範行 芦分
Takahiro Oguro
崇弘 大黒
Toshio Hatsuda
俊雄 初田
Shizuo Zushi
鎮夫 頭士
Tadakatsu Nakajima
忠克 中島
Toshio Hatada
敏夫 畑田
Shigeyuki Sasaki
重幸 佐々木
Ko Inoue
滉 井上
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • H—ELECTRICITY
    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
    • H10W72/851—Dispositions of multiple connectors or interconnections
    • H10W72/874—On different surfaces
    • H10W72/877—Bump connectors and die-attach connectors

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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高発熱密度の半導体チップを用いたマルチチ
ップモジュールの冷却構造とその製法に関し、冷却流体
の個別の流入・流出が容易で、かつ、冷却性能が高く、
信頼性に優れた冷却構造を有する半導体装置の提供。 【構成】 セラミック多層基板2上に集積回路パッケー
ジ4が多数搭載されており、個々のパッケージには冷却
ジャケット5が装着される。個々の冷却ジャケットには
柔軟性を有する管11が接続されており、柔軟流路の内
部には、冷却流体をスリット状の噴流として冷却ジャケ
ットに流入させるためのノズル10が設けられる。冷却
ジャケット内にはフィン12及び冷却流体の戻りのため
の空間13が設けられる。 【効果】 冷却能力の高い水を冷却流体に利用でき、伝
熱面積の拡大が容易な平板形のフィンを使用でき、スリ
ット状の噴流により各フィンに均一に冷却流体を供給で
きる等のため、優れた冷却構造の半導体装置を提供する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に係り、特に高発熱密度の半導体チップを用いたマ
ルチチップモジュールに好適な冷却構造を有する半導体
装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】個々の集積回路チップの上に、内部に水
を循環させる冷却ジャケットを取り付け、これに楕円断
面を有するベローズ状の柔軟流路を2本ずつ取付けた構
造が特開昭61−226946に記載されている。流路
としてベローズを用いるのは、基板上に搭載されたチッ
プ面の高さや傾きのばらつき、及び熱変形による変位を
吸収するためである。
【0003】また、楕円断面ベローズを2本用いるかわ
りに、単一の円形断面ベローズ流路を用い、ベローズ流
路の内部に冷媒の流入部及び流出部を区分するための仕
切りを設けた構造が特開昭63−170948に記載さ
れている。
【0004】また、特開昭62−282452において
は、底板を有する円形断面ベローズを集積回路パッケー
ジに接触させ、ベローズの底板部に放熱フィンを放射形
状に配置し、そこに水を循環させる構造が開示されてい
る。
【0005】また、空気流を左右に分けて流す構造の空
冷ヒートシンクが米国特許4,884,631に記載さ
れている。
【0006】冷却構造体と集積回路パッケージを熱伝導
性のコンパウンドで接着する構造の例に関しては、フジ
ツウ第41巻1号(1990年1月)(FUJITSU
Vol.41−1)に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術には次の
ような問題点があった。
【0008】特開昭61−226946において開示さ
れている技術では、冷却ジャケットの内部に設けられた
フィンが平行平板形のものであるため、流体の流れを均
一化する目的で楕円断面を有する扁平ベローズ管を直方
体の冷却ジャケットの両端に配置している。この構造は
冷却能力には優れるが、次のような強度信頼性上の問題
がある。
【0009】一般に、楕円ベローズには、短軸方向には
変形しやすいが長軸方向には容易には変形しないという
性質がある。この性質により半導体モジュールの長軸方
向の熱変形が吸収しにくくなり、集積回路チップに過大
な応力が加わる可能性が生じる。また、一つの冷却ジャ
ケット当たり2本のベローズ管を用いるため、ベローズ
管とジャケット及び給水ヘッダ部との接合箇所が多くな
り、漏れに対する信頼性が低くなる。さらに、楕円断面
ベローズ管は通常の円形断面ベローズ管に比べて製造コ
ストが高いという問題もある。
【0010】特開昭63−170948に開示されてい
る構造は、冷却ジャケットに、内部に仕切り板を有する
単一のベローズ管を接続し、冷却ジャケットへの冷媒の
流入及び流出孔をベローズ管の内側に設けたものであ
る。この構造は、前述の楕円断面ベローズ管を2本用い
る構造の問題点を解消するために考案されたものである
が、次のような問題点が新たに生じる。
【0011】一般に、ベローズ管の内径は外径に比べて
かなり小さいために、冷却ジャケットへの冷媒の流入、
流出孔をジャケットの両端に設けることは難しい。従っ
て、冷却ジャケットへの冷媒の流入、流出孔をジャケッ
トの中心線よりに設けざるを得なくなるため、冷却ジャ
ケット内に設けられたフィンの有効長さが短くなる。そ
の結果、冷却性能は楕円断面ベローズ管を2本用いた構
造に比べて低くなる。
【0012】特開昭62−282452において開示さ
れている構造は、円形断面ベローズの一方の端部に、放
射形状のフィンを有する円板状の伝熱板を設け、この伝
熱板を集積回路チップに接触させるもので構造的には単
純であるが、高密度実装されたマルチチップモジュール
に適用しようとすると次のような問題が生じる。
【0013】一般に、マルチチップモジュールの実装密
度を上げるにはチップとチップの間隔を縮める必要があ
るため、超高密度モジュールでは隣接するチップ間の間
隙はほとんど無くなる。集積回路チップ又はパッケージ
は一般に正方形であるが、円板状の伝熱板で集積回路チ
ップ表面の全体をおおうためには、伝熱板の直径はチッ
プ又はパッケージの外接円の直径より大きくなければな
らない。
【0014】しかしながら、先に述べたように超高密度
モジュールでは隣接するチップ間の間隙はほとんど無い
ため、伝熱板の直径をチップ又はパッケージの内接円の
直径以上に大きくすることはできない。この結果、集積
回路チップ又はパッケージの表面に、伝熱板がおおいき
れない部分が必然的に生じるため、チップ又はパッケー
ジ内の温度不均一が大きくなる。
【0015】また、特開昭62−282452において
開示されている構造では、伝熱板に放射状にフィンを取
り付け、冷媒を放射状フィン群の中心部に供給している
が、この構造には次のような問題がある。一般に、平行
平板フィンの場合はフィン間の間隙をつめればつめるほ
どフィンから冷却流体への熱伝達率が大きくなる。これ
に対し、放射状フィンでは半径方向にフィン間の間隙が
開いてくるために微小な間隙を保つことが困難であり、
熱伝達率に制限が生じる。その結果、冷却性能にも限界
がある。
【0016】米国特許4,884,631には、空気流
を左右に分けて流す構造の空冷ヒートシンクが記載され
ている。この構造では、ヒートシンクの中央にフィンの
無い空気取り入れ部があり、ここから周囲の空気をヒー
トシンク内に吸い込み左右に分けてフィン部に流してお
り、空気流を噴流としてヒートシンク内に押し込むため
のノズルが存在しない。
【0017】この結果、ヒートシンク中央部のフィンの
無い部分に衝突する噴流が存在しないため、衝突噴流の
もつ高い熱伝達特性を利用することが不可能になる。従
ってヒートシンク中央部のフィンの無い部分の熱伝達率
が他の部分に比べて非常に低くなる。このため、このヒ
ートシンク構造を集積回路チップ又はパッケージの冷却
に適用すると、チップ又はパッケージの中央部の温度が
周囲部に比べて非常に高くなる可能性がある。
【0018】また、冷却ジャケットと集積回路パッケー
ジとを熱伝導性のコンパウンドで接着する方法に関して
は、文献等(例えばFUJITSU Vol.4−1,
1990)に記載例があるが、冷却ジャケットを集積回
路パッケージに装着する際のコンパウンドのはみ出し防
止方法や、冷却ジャケットを装着する際にコンパウンド
層に加える押し付け圧力の制御方法、又、基板に搭載さ
れた集積回路パッケージを交換する必要が生じた場合
に、冷却ジャケットをパッケージから分離させる方法
等、装置の組み立てや分解方法に関しては特別な配慮が
見られない。
【0019】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決した冷却構造体を備えた半導体装置を提供すること
にある。即ち、冷却流体をそれぞれ個別に流入・流出さ
せることが容易であり、且つ、放熱性能が高く、且つ、
信頼性に優れた冷却構造体を備えた半導体装置を提供す
ることにある。
【0020】本発明のさらに他の目的は、上記半導体装
置の製造及び補修作業を容易にするための構造を提供す
ることにある。即ち、冷却構造体を個々の集積回路チッ
プ又はパッケージに着脱することを容易にするための構
造を提供することにある。
【0021】本発明のさらに他の目的は、上記半導体装
置の製造及び補修方法を提供することにある。即ち、冷
却構造体を個々の集積回路チップ又はパッケージに容易
に着脱するための方法を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的は、基板上に搭
載された個々の集積回路チップ又はパッケージに、内部
にフィンを有する直方体形状の冷却ジャケットを装着
し、個々の冷却ジャケットに単一の柔軟流路を設け、柔
軟流路の内部に、冷媒をスリット状の噴流として冷却ジ
ャケット内に流入させることが可能な断面形状のノズル
を設けるとともに、冷却ジャケット内のフィンの上部に
空間を設けることにより達成される。
【0023】さらに冷却ジャケットの放熱性能を向上さ
せるには、冷却ジャケット内に設けられたフィンの上端
部に、スリット状の噴流が流入する部分及び流出する部
分のみを切り欠いた天板を設けることが効果的である。
【0024】さらに冷却ジャケットの放熱性能を、向上
させるには、ノズルの先端に柔軟なシール部材を設ける
ことが効果的である。
【0025】フィンが平板フィンである場合には、スリ
ット状の噴流の長軸をフィンの長手方向に直交させ、さ
らに、スリット状の噴流が当たる部分のフィンを切り欠
くことが放熱性能を向上させるのに効果的である。
【0026】半導体装置を組み立てる際の冷却ジャケッ
トの位置ずれを防止し、組み立て性能を向上させるに
は、ノズルの長軸の長さを柔軟流路の内径にほぼ等しく
とることが効果的である。
【0027】また、半導体装置を組み立てる際の、冷却
ジャケット底面と半導体チップ又はパッケージ表面の引
っかかりを防止し、装置の組み立て性を向上させるに
は、冷却ジャケットの底面に高硬度の板を取付けること
が効果的である。
【0028】また、冷却ジャケットと半導体パッケージ
の間に介在させた熱伝導性コンパウンドのはみ出しを防
止し、装置の組み立て性を向上させるには、集積回路パ
ッケージの端面又は冷却ジャケットの底板の端面に、制
御された大きさの傾斜部を設けることが効果的である。
【0029】また、冷却ジャケットと半導体パッケージ
の間に介在させた低融点半田のはみ出しを防止し、装置
の組み立て性を向上させるには、集積回路パッケージ
の、冷却ジャケットに接触する面及び傾斜部、及び、冷
却ジャケットの集積回路パッケージに接触する部分、又
は、冷却部材に設けられた高硬度板の集積回路パッケー
ジに接触する部分にメタライズを施すことが効果的であ
る。
【0030】冷却ジャケットと集積回路パッケージ間に
介在させた熱伝導性コンパウンドの層厚さを制御を容易
にし、装置の組み立て性を向上させるには、個々の冷却
ジャケットを流体圧力により集積回路パッケージに押し
付け、流体圧力を制御する組み立て方法をとるのが効果
的である。
【0031】また、冷却ジャケットと集積回路パッケー
ジ間に介在させた熱伝導性コンパウンドのはみ出しを防
止し、装置の組み立て性を向上させるには、冷却ジャケ
ットの底面、又は集積回路パッケージ表面に、周囲の空
間に連通された溝を設けるのがよい。
【0032】また、半導体装置を組み立てる際の冷却ジ
ャケットの位置ずれを防止し装置の組み立て性を向上さ
せるとともに、冷却ジャケットと集積回路パッケージの
分離を容易にし装置の補修作業を容易にするには、隣接
する冷却ジャケット間にモジュールキャップに固定され
た仕切り板を設け、且つ、この仕切り板に冷却ジャケッ
トの底面にかかる突起を設けるのが効果的である。
【0033】冷却ジャケットと集積回路パッケージの分
離をさらに容易にするには、仕切り板に設けた突起の取
り付け位置を左右で段ちがいにするかまたは、形状記憶
合金で形成することが効果的である。
【0034】冷却ジャケットと集積回路パッケージの分
離を容易にするためには、冷却ジャケットの底板をダイ
ヤフラム構造にするのも有効である。
【0035】冷却ジャケットと集積回路パッケージの分
離を容易にし、装置の補修作業を容易にするには、冷却
ジャケット及び柔軟流路の内部を減圧する方法をとるの
がよい。
【0036】冷却ジャケットの底面がダイヤフラム構造
になっている場合には、冷却ジャケットと集積回路パッ
ケージの分離を容易にし、装置の補修作業を容易にする
には、冷却ジャケット内部を予圧する方法をとるのが効
果的である。
【0037】冷却ジャケットと集積回路パッケージの分
離を容易にし、装置の補修作業を容易にするには、複数
のノズルが接続された部材が、複数の柔軟流路が接続さ
れた部材から分離可能とすれば効果が大きい。
【0038】
【作用】上記の構成によれば、個々の集積回路パッケー
ジに装着されたジャケットは、冷媒を循環させるための
容器として作用する。冷却ジャケット内に設けられたフ
ィンは、冷媒が流れる微小流路を形成するとともに、集
積回路パッケージからの熱を冷媒に伝達するように作用
する。個々の冷却ジャケットに設けられた単一の柔軟流
路は、冷媒を排出するための流路として作用するととも
に、装置の組み立て公差や熱変形を吸収する作用をす
る。また、柔軟流路の内部に設けられたノズルは、冷却
ジャケット内に冷媒を供給するための流路として作用す
ると同時に、スリット状の噴流を発生させ、多数のフィ
ンで形成される微小流路内の冷媒の流れを左右2方向に
振り分け、冷媒が流れる微小流路の実質長さを2分の1
に、また、微小流路内を流れる冷媒の流量を2分の1に
するように作用する。
【0039】一般に、フィンで形成される微小流路の圧
力損失は、流路長さ及び、流量が2分の1になれば4分
の1になり、フィンから冷媒への熱伝達率は流路長が短
いほど高くなるから、これにより圧力損失が下がると同
時に熱伝達率が上がるので放熱性能が向上する。さら
に、柔軟流路の内部に設けられたノズルは、スリット状
の冷媒噴流を冷却ジャケットの底板の中央部に衝突さ
せ、衝突噴流のもつ高い熱伝達特性を引出し、冷却ジャ
ケット中央部の熱伝達特性を向上させるように作用す
る。柔軟流路の内部に設けられたノズルは、これに加え
て、柔軟流路及び冷却ジャケットの位置ずれ防止用の部
材としても作用する。冷却ジャケット内のフィンの上部
に設けられた空間は、フィンで形成される微小流路内を
通過した冷媒の戻り流路として作用する。
【0040】フィン上端部に設けられた天板、及び、ノ
ズルの先端に設けられた柔軟なシール部材は、冷媒がフ
ィンの上側に逃げることを防ぎ、冷却効率を上げるよう
に作用する。フィンの中央部に設けられた切り欠きは、
フィンで形成される微小流路へ冷媒を均等に供給するよ
うに作用する。
【0041】冷却ジャケット底面に設けられた高硬度を
有する板は、集積回路チップ又はパッケージと冷却ジャ
ケットとの間の引っかかりを防止し、装置を組み立て易
くするように作用する。
【0042】集積回路パッケージ、又は冷却ジャケット
の底面の端部に設けられた傾斜部は、パッケージとジャ
ケット間に介在する熱伝導性コンパウンド又は低融点半
田のはみ出し量より大きな体積をもつように制御されて
おり、はみ出したコンパウンド、又は半田を保持するよ
うに作用する。
【0043】集積回路パッケージの冷却部材に接触する
面及び傾斜部、及び、冷却ジャケットの集積回路に接触
する部分に施されたメタライズ部は、半田の保持を確実
にするように作用する。
【0044】集積回路パッケージの冷却ジャケットとの
接触面、又は、冷却ジャケットの集積回路パッケージと
の接触面に設けられた、接触面周囲の空間に連通する溝
は、接触面に介在する熱伝導性コンパウンドのはみ出し
を防止し、装置の組み立て及び分解を容易にする。
【0045】接触面に介在する熱伝導性コンパウンドの
厚さは接触圧力によって制御できるので、柔軟流路及び
冷却ジャケット内に空気圧を加えれば、この圧力を調節
することにより、コンパウンド層の厚さを容易に制御す
ることができる。
【0046】隣接する冷却ジャケット間に設けられた仕
切り板は、柔軟流路、及び冷却ジャケットの位置ずれを
防止するように作用する。
【0047】また仕切り板に設けられた突起は、冷却ジ
ャケットを集積回路パッケージから分離する際に冷却ジ
ャケット底面にかかり、冷却ジャケットをパッケージ表
面から分離するように作用する。突起の取り付け位置を
左右で段ちがいにした場合は、冷却ジャケットをパッケ
ージ表面から分離する際に、冷却ジャケットを斜めにす
るように作用し、冷却ジャケットの分離をより容易にす
る。
【0048】形状記憶合金で形成された突起は、ある設
定された温度で冷却ジャケットを集積回路パッケージ表
面から分離させる方向に曲がり、冷却ジャケットの分離
を容易にする。
【0049】冷却ジャケット底面に設けられたダイヤフ
ラム構造は、冷却ジャケット内部を予圧することによっ
て外側にふくらみ、冷却ジャケットと集積回路パッケー
ジの分離を容易にするように作用する。
【0050】冷却ジャケットを集積回路パッケージから
分離する際には、冷却ジャケット及び柔軟流路内部を減
圧し、柔軟流路を縮めることにより、分離作業を容易に
することができる。
【0051】複数のノズルが接続された部材が、複数の
柔軟流路が接続された部材から分離可能であるために、
装置を分離する際にノズル部を先に取りはずし、柔軟流
路内に冷却ジャケットの分離用治具を挿入する等の作業
が容易になる。
【0052】
【実施例】以下、本発明のいくつかの実施例を、図面を
参照して説明する。本発明の一実施例を図1及び図2に
より説明する。多数の入出力ピン1を有するセラミクス
の多層配線基板2上に微小な半田バンプ3によりLSI
パッケージ4が多数搭載されている。個々のLSIパッ
ケージには冷却ジャケット5が接触又は接合される。
【0053】多層配線基板のパッケージ搭載面はキャッ
プ6により密閉される。キャップは三重構造になってお
り、冷却流体を供給するための空間7と冷却流体を排出
するための空間8、及びパッケージ搭載面を密閉する空
間9から成る。冷却流体を供給するための空間7には、
個々のLSIパッケージに対応する位置に、冷却流体を
個々の冷却ジャケット5に供給するためのノズル10が
設けられる。
【0054】冷却流体を排出するための空間8には、個
々のLSIパッケージに対応する位置に、冷却流体を個
々の冷却ジャケット5から排出するためのベローズ状の
柔軟性を有する流路11が設けられ、このベローズ状流
路11により、個々の冷却ジャケット5とキャップ6の
冷却流体を排出するための空間8とが接続される。
【0055】冷却ジャケット5は直方体の容器でありそ
の内部には、図2に示すような平行平板状のフィン12
とフィン上端部の空間13が設けられており、このフィ
ンと直交する方向に長方形断面を有するノズル10が設
けられている。
【0056】ベローズ状流路11は円形断面を有してお
り、ノズル10の長辺はベローズ11の内径にほぼ等し
い。長方形断面ノズル10は平行平板フィン12の長手
方向の中央の位置に設けられる。冷却ジャケット5は熱
伝導性のコンパウンド15又は半田でLSIパッケージ
に取付けられる。
【0057】次に本実施例の作用を説明する。キャップ
6に供給された冷却流体14は、空間7を介して各々の
ノズル10に分配され、このノズルによりLSIパッケ
ージ4上に装着された冷却構造体5にそれぞれ個別に供
給される。ノズル10は長方形断面を有しているため、
このノズルから噴出される冷却流体は、スリット状の2
次元噴流となって、冷却構造体の内部に設けられている
平行平板フィン12の長手方向の中央位置に供給され
る。
【0058】平行平板フィン12に供給された冷却流体
は、フィン長手方向に2方向に分かれて平板フィン12
によって形成される流路16内を流れ、LSIパッケー
ジ4から発生した熱を吸熱する。平行平板フィン間の流
路から流出した冷却流体は、フィンの上部に設けられた
空間13を通ってベローズ11の内部を通ってキャップ
の空間8内を流れ、キャップに設けられた出口部17か
ら排出される。
【0059】本実施例では、長方形断面ノズル10によ
って、複数のフィン12のほぼ全数にわたって冷却流体
を吹きつけるので冷却流体が各フィン間の流路に均一に
分配され、かつ、フィンの中心部から左右2方向に振り
分けられるので、フィン間の流路長さがフィン長の2分
の1となり、かつ流量が2分の1ずつ振り分けられるの
で、フィンの一方の端から他端に向って一方向に冷却流
体を流す場合に比べて流体圧力損失を4分の1にできる
から流量を増加させて冷却能力を向上させることが容易
となる。
【0060】また平行平板フィンを用いているため、フ
ィン枚数を増加させ、冷却能力を向上させることも容易
である。さらに噴流が冷却ジャケットの中央部に衝突す
るから、衝突噴流のもつ高い熱伝導率を利用でき、冷却
ジャケット中央部での放熱性能の低下が無い。
【0061】さらに本実施例では、流体は冷却構造体5
の内部を流れ、LSIパッケージ4に直接接触すること
は無いから、水等の冷却能力に優れた流体を用いること
ができる。また、本実施例では、冷却ジャケット5とキ
ャップ6を円形断面を有する柔軟なベローズ11により
接続しているから、装置の組み立て公差や熱変形を容易
に吸収でき、LSIパッケージ4や半田バンプ3に過大
な応力が加わることが無い。さらに、直方形断面ノズル
10の長辺がベローズ11の内径とほぼ等しい長さを有
しているために、ベローズ11の振動を防止することが
でき、冷却構造体5の位置がLSIチップ4からずれる
ことが少ない。
【0062】この実施例では、ノズルの断面形状は長方
形であるが、断面形状は長方形に限られるものではな
く、スリット状の噴流を発生させ得る形状であればよ
い。例えば、図3に示したように、一列に並べられた円
管群でノズルを形成してもよい。また、フィン形状も平
行平板フィンに限られるものではなく、例えばピンフィ
ンであってもよい。
【0063】図4に本発明の他の実施例を示す。フィン
12の上部に図に示すような天板18を設け冷却流体が
フィン12の上部から逃げるのを防止し冷却効率を改善
したものである。
【0064】図5に本発明の他の実施例を示す。ノズル
の先端に柔軟なシール部材19を設けたもので、冷却流
体がフィン12の上部から逃げるのを防止し冷却効率を
さらに改善している。
【0065】図6に本発明のさらに他の実施例を示す。
冷却ジャケットの底面に高硬度を有する板20を固着し
たものである。一般に、LSIパッケージのパッケージ
ング材料としては、高硬度のセラミックスが用いられる
ため、例えば冷却ジャケットの材料として銅等の比較的
軟らかい材料を用いた場合は、高硬度のパッケージによ
ってジャケットの底面が容易に傷つくために引っかかり
が生じる恐れがある。ジャケットの底面にパッケージと
同等の硬度を有する板を固着すれば、このような現象を
防止することができる。
【0066】図7に本発明のさらに他の実施例を示す。
LSIパッケージの端面に制御された大きさの傾斜部2
1を設けたもので、傾斜部の体積は、パッケージとジャ
ケット間に介在する熱伝導性コンパウンド又は低融点半
田の体積よりも大きくなるようにしてあり、これによ
り、はみ出したコンパウンド、又は半田を保持する。
【0067】図8に本発明のさらに他の実施例を示す。
集積回路パッケージの冷却部材に接触する面、及び傾斜
部、及び、冷却ジャケットの底面に固着された高硬度板
のパッケージに接触する部分にメタライズ22を施した
もので、パッケージと冷却ジャケット間の介在物が低融
点の半田23である場合に、メタライズ部に半田を融着
させることにより半田の保持を確実にする。
【0068】図9及び図10に本発明のさらに他の実施
例を示す。図9は縦断面図、図10は横断面図である。
集積回路パッケージの冷却ジャケットとの接触面に周囲
の空間に連通する溝24を設けたものであり、溝24は
接触面に介在する熱伝導性コンパウンド15のはみ出し
を防止する。
【0069】なお、図1において、冷却ジャケット5と
LSIパッケージ4間に介在する熱伝導性コンパウンド
15の厚さは接触圧力によって制御できるので、冷媒の
入口を利用して空気圧を加えれば、この圧力を調整する
ことによりコンパウンド層の厚さを容易に制御すること
ができる。
【0070】図11及び図12に本発明のさらに他の実
施例を示す。図11は縦断面図、図12は要部斜視図で
ある。隣接する冷却ジャケット間に、モジュールキャッ
プに固定された仕切り板25を設けたもので、冷却ジャ
ケットをパッケージに接触させる際に生じる位置ずれを
防止する。
【0071】図13及び図14に本発明のさらに他の実
施例を示す。図13は縦断面図、図14は要部斜視図で
ある。仕切り板25に、冷却ジャケットの底面にかかる
突起26を設け、かつ半導体装置を組み立てた状態で突
起と冷却ジャケットの底面間に間隙が生じるようにした
ものである。突起26は、冷却ジャケットを集積回路パ
ッケージから分離する際に冷却ジャケット底面にかか
り、冷却ジャケットをパッケージ表面から分離するよう
に作用する。
【0072】図15に本発明のさらに他の実施例を示
す。突起26の取り付け位置を左右で段ちがいにしたも
ので、冷却ジャケットをパッケージ表面から分離する際
に、冷却ジャケットを斜めに引き上げるように作用し、
冷却ジャケットの分離を容易にする。
【0073】図16及び図17に本発明のさらに他の実
施例を示す。図16に示す突起26を形状記憶合金で形
成したもので、ある設定された温度で突起26が冷却ジ
ャケットを集積回路パッケージ表面から分離する方向に
曲がり(図17)、冷却ジャケットの分離を容易にす
る。
【0074】図18に本発明のさらに他の実施例を示
す。冷却ジャケットの底面をダイヤフラム構造27にし
たもので、冷却ジャケット内に予圧することによってダ
イヤフラムが外側にふくらみ、冷却ジャケットとLSI
パッケージの分離を容易にする。この場合、フィン形状
はピンフィン28が望ましい。
【0075】なお、例えば図1において冷却ジャケット
を集積回路パッケージから分離する際には、冷媒流入口
を利用して冷却ジャケット及び柔軟流路内部を減圧し、
柔軟流路を縮めることにより分離作業を容易に行うこと
もできる。
【0076】図19〜図21に本発明のさらに他の実施
例を示す。図19に示す多数のノズルが接続された給水
ヘッダ部29を、θリング30により分離できるように
したものである。図20はヘッダ部を分離した状態を示
す。こうすることにより、冷却ジャケットをパッケージ
表面から分離する際に、図21に示したように、分離治
具31を冷却ジャケット内に挿入することが可能にな
る。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、冷却能力の高い水を冷
却流体として用いることができ、且つ、伝熱面積の拡大
が容易で放熱性能の高い平行平板フィンを用いることが
でき、かつスリット状の噴流により各フィンに均一に冷
却流体を供給することができるので極めて高い放熱性能
を得ることができる。
【0078】また、冷却ジャケットの集積回路パッケー
ジへの脱着を容易にする機能を設けたから、装置の製造
及び補修作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す要部斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す要部斜視図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示す要部斜視図で
ある。
【図5】本発明のさらに他の実施例を示す要部斜視図で
ある。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す要部断面図で
ある。
【図7】本発明のさらに他の実施例を示す要部断面図で
ある。
【図8】本発明のさらに他の実施例を示す要部断面図で
ある。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示す要部断面図で
ある。
【図10】図9の横断面図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
【図12】図11の要部斜視図である。
【図13】本発明のさらに他の実施例を示す要部断面図
である。
【図14】図13の要部斜視図である。
【図15】本発明のさらに他の実施例を示す要部断面図
である。
【図16】本発明のさらに他の実施例を示す要部断面図
である。
【図17】図16のものの動作状態を示す断面図であ
る。
【図18】本発明のさらに他の実施例を示す要部断面図
である。
【図19】本発明のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
【図20】図20のものの分離状態を示す断面図であ
る。
【図21】図21のものの治具を挿入した状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 入出力ピン 2 多層配線基板 3 半田バンプ 4 LSIパッケージ 5 冷却ジャケット 6 モジュールキャップ 7 冷却流体を供給するための空間 8 冷却流体を排出するための空間 9 密閉空間 10 ノズル 11 ベローズ流路 12 フィン 13 フィン上部空間 14 冷却流体 15 コンパウンド 16 流路 17 出口部 18 天板 19 シール部材 20 板 21 傾斜部 22 メタライズ 23 半田 24 溝 25 仕切り板 26 突起 27 ダイヤフラム 28 ピンフィン 29 ヘッダ部 30 Oリング 31 分離治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 頭士 鎮夫 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所神奈川工場内 (72)発明者 中島 忠克 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 畑田 敏夫 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 佐々木 重幸 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 井上 滉 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板と、その上に複数個搭載された
    集積回路チップ又はそのパッケージと、これらの個々の
    集積回路チップ又はパッケージに固着又は当接された冷
    却ジャケットと、この冷却ジャケットの内部に設けられ
    たフィンと、これらの個々の冷却ジャケットに接続され
    た単一の柔軟流路とから成る半導体装置において、前記
    冷却ジャケットの底面に冷却冷媒をスリット状の噴流と
    して衝突させ、左右2方向に振り分けて前記フィン部に
    流すことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 配線基板と、その上に複数個搭載された
    集積回路チップ又はそのパッケージと、これらの個々の
    集積回路チップ又はパッケージに固着又は当接された冷
    却ジャケットと、この冷却ジャケットの内部に設けられ
    たフィンと、これらの個々の冷却ジャケットに接続され
    た単一の柔軟流路とから成る半導体装置において、前記
    柔軟流路の内部に、冷却冷媒をスリット状の噴流として
    前記冷却ジャケットに流入させる断面形状の単数又は複
    数のノズルを設けるとともに、該冷却ジャケット内のフ
    ィンの上部に空間を設けることにより該冷却ジャケット
    内に冷媒の戻り流路を形成することを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置において、前
    記冷却ジャケット内に設けられたフィンの高さ方向の端
    部をおおい、かつ、スリット状の冷媒噴流が流入する部
    分及び流出する部分を切り欠いた天板を設けたことを特
    徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体装置において、前
    記ノズルの先端に柔軟なシール部材を設けたことを特徴
    とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の半導体装置において、前
    記冷却ジャケットの内部に設けられたフィンが、多数の
    ピンフィンであることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の半導体装置において、前
    記ノズルが矩形断面ダクト又は、一列に並べられた円管
    群であることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の半導体装置において、前
    記ノズルの長軸の長さが柔軟流路の内径にほぼ等しいこ
    とを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の半導体装置において、前
    記ノズルが複数接続された部材が、前記柔軟流路が複数
    接続された部材から分離可能であることを特徴とする半
    導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の半導体装置において、前
    記冷却ジャケットの内部に設けられたフィンが多数の平
    板フィンであり、スリット状の噴流の長軸がフィンの長
    手方向に直交することを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体装置において、
    前記冷却ジャケットの内部に設けられた平板フィンの中
    央部に切り欠きを設けたことを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項2記載の半導体装置において、
    前記冷却ジャケットの、前記半導体チップ又はパッケー
    ジと固着又は当接する面に、高硬度を有する板を固着し
    たことを特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の半導体装置におい
    て、前記高硬度板が窒化アルミニウム又は炭化珪素であ
    ることを特徴とする半導体装置。
  13. 【請求項13】 請求項2記載の半導体装置において、
    前記半導体チップ又はパッケージの冷却ジャケットとの
    接触面、又は該冷却ジャケットの半導体チップ又はパッ
    ケージとの接触面に、該接触面周囲の空間に連通された
    多数の溝を設けたことを特徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体装置におい
    て、前記冷却部材間に設けられた仕切り板に冷却部材の
    底面にかかる突起を設け、かつ、該突起と前記冷却部材
    の底面間に、組み立てた状態で間隙が生じるように該突
    起を取り付けたことを特徴とする半導体装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の半導体装置におい
    て、前記仕切り板に設けられた突起の取り付け位置を左
    右で段ちがいにしたことを特徴とする半導体装置。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の半導体装置におい
    て、前記仕切り板に設けられた突起が形状記憶合金で形
    成されていることを特徴とする半導体装置。
  17. 【請求項17】 配線基板と、その上に搭載された集積
    回路チップ又はそのパッケージと、これらの個々の集積
    回路チップ又はパッケージに固着又は当接された冷却部
    材とから成る半導体装置において、前記冷却部材の、前
    記半導体チップ又はパッケージと固着又は当接する面
    に、高硬度を有する板を固着したことを特徴とする半導
    体装置。
  18. 【請求項18】 配線基板と、その上に搭載された集積
    回路パッケージと、これらの個々の集積回路パッケージ
    に固着又は当接された冷却部材とから成る半導体装置に
    おいて、前記集積回路パッケージの、前記冷却部材と固
    着又は接触する面の端部、又は該冷却部材の該集積回路
    パッケージと固着又は接触する面の端部に制御された大
    きさの傾斜部を設けたことを特徴とする半導体装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の半導体装置におい
    て、前記集積回路パッケージと前記冷却部材との接触面
    に熱伝導性のコンパウンドを介在させたことを特徴とす
    る半導体装置。
  20. 【請求項20】 請求項18記載の半導体装置におい
    て、前記集積回路パッケージの、前記冷却部材に接触す
    る面及び傾斜部、及び、該冷却部材の該集積回路パッケ
    ージに接触する部分、又は、該冷却部材に設けられた高
    硬度板の該集積回路パッケージに接触する部分にメタラ
    イズを施したことを特徴とする半導体装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の半導体装置におい
    て、前記集積回路パッケージと前記冷却部材、又は、該
    冷却部材に設けられた高硬度板を、半田で固着したこと
    を特徴とする半導体装置。
  22. 【請求項22】 配線基板と、その上に複数個搭載され
    た集積回路チップ又はそのパッケージと、これらの個々
    の集積回路チップ又はパッケージに当接された冷却部材
    と、これらの個々の冷却部材に設けられた柔軟流路とか
    ら成る半導体装置において、前記冷却部材の互いに隣接
    する冷却部材間に仕切り板を設け、かつ、その仕切り板
    がモジュールキャップ側に固定されていることを特徴と
    する半導体装置。
  23. 【請求項23】 配線基板と、その上に複数個搭載され
    た集積回路チップ又はそのパッケージと、これらの個々
    の集積回路チップ又はパッケージに当接された冷却ジャ
    ケットと、これら集積回路チップ又はそのパッケージと
    冷却ジャケットとの間に介在させた熱伝導性のコンパウ
    ンドとから成る半導体装置において、前記冷却ジャケッ
    トの前記集積回路チップ又はパッケージに接触する面を
    ダイヤフラム構造にしたことを特徴とする半導体装置。
  24. 【請求項24】 配線基板と、その上に複数個搭載され
    た集積回路チップ又はそのパッケージと、これらの個々
    の集積回路チップ又はパッケージに当接された冷却部材
    と、これらの個々の冷却部材に設けられた柔軟流路と、
    この冷却部材と半導体チップ又はパッケージとの間に介
    在する熱伝導性のコンパウンドから成る半導体装置の製
    造方法において、前記個々の冷却部材に流体圧力を加え
    ることによりコンパウンド層に加わる圧力を制御するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 配線基板と、その上に複数個搭載され
    た集積回路チップ又はそのパッケージと、これらの個々
    の集積回路チップ又はパッケージに装着された柔軟性を
    有する冷却部材、又は個々の集積回路チップ又はパッケ
    ージに装着された冷却部材と、これらの個々の冷却部材
    に設けられた柔軟流路とから成る半導体装置の製造方法
    において、前記冷却部材及び柔軟流路の内部を減圧する
    ことにより、前記集積回路チップ又はパッケージから前
    記冷却部材を分離することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  26. 【請求項26】 配線基板と、その上に複数個搭載され
    た集積回路チップ又はそのパッケージと、これらの個々
    の集積回路チップ又はパッケージに当接された冷却ジャ
    ケットと、これら集積回路チップ又はそのパッケージと
    冷却ジャケットとの間に介在させた熱伝導性のコンパウ
    ンドとから成る半導体装置の製造方法において、前記冷
    却ジャケットの前記集積回路チップ又はパッケージに接
    触する面をダイヤフラム構造にすることにより、前記冷
    却ジャケットの内部を予圧することにより、前記集積回
    路チップ又はパッケージから前記冷却部材を分離するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267928A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Yokogawa Electric Corp 検査装置
CN100461995C (zh) * 2006-11-24 2009-02-11 北京工业大学 阵列射流式微型换热器
DE112007000829B4 (de) 2006-04-06 2012-07-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Anordnung aus Wechselrichter und Kühler und ihre Verwendung
WO2024157735A1 (ja) * 2023-01-23 2024-08-02 Necプラットフォームズ株式会社 冷却器および電子機器
CN118899275A (zh) * 2024-06-21 2024-11-05 浙江日虹变频器有限公司 一种igbt模块水冷散热结构以及具有其的水冷变频器

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