JPH0519112A - λ/4位相シフト回折格子 - Google Patents
λ/4位相シフト回折格子Info
- Publication number
- JPH0519112A JPH0519112A JP17219491A JP17219491A JPH0519112A JP H0519112 A JPH0519112 A JP H0519112A JP 17219491 A JP17219491 A JP 17219491A JP 17219491 A JP17219491 A JP 17219491A JP H0519112 A JPH0519112 A JP H0519112A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor
- diffraction grating
- phase shift
- refractive index
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常の二光束干渉露光で、回折格子の周期を
半波長ずらすことなくλ/4位相シフト回折格子を得
る。 【構成】 回折格子を屈折率の異なる2つの半導体で形
成し、それら2つの半導体の中間の屈折率を持つ第3の
半導体で回折格子を埋め込む。
半波長ずらすことなくλ/4位相シフト回折格子を得
る。 【構成】 回折格子を屈折率の異なる2つの半導体で形
成し、それら2つの半導体の中間の屈折率を持つ第3の
半導体で回折格子を埋め込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体素子のλ/4
位相シフト回折格子の構造に関するものである。
位相シフト回折格子の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体レーザの高機能化に伴い、
高速変調時においても単一モードで発振する半導体レー
ザが必要になっている。このような単一モードで発振す
る半導体レーザを得るためには、一般にλ/4位相シフ
ト回折格子を用いた分布帰還型半導体レーザが用いられ
る。しかしながら、このような半導体レーザにおけるλ
/4位相シフトの形成が難しく、その改善が望まれてい
る。
高速変調時においても単一モードで発振する半導体レー
ザが必要になっている。このような単一モードで発振す
る半導体レーザを得るためには、一般にλ/4位相シフ
ト回折格子を用いた分布帰還型半導体レーザが用いられ
る。しかしながら、このような半導体レーザにおけるλ
/4位相シフトの形成が難しく、その改善が望まれてい
る。
【0003】図2(a)乃至(j)は従来の分布帰還型
半導体レーザにおけるλ/4位相シフト型回折格子の形
成方法の工程を示す断面図である。図において、1はI
nPよりなる半導体基板、2は二光束干渉露光、3a、
3bはレジスト、4はSiNx膜、5aは同位相領域、
5bは逆位相領域である。
半導体レーザにおけるλ/4位相シフト型回折格子の形
成方法の工程を示す断面図である。図において、1はI
nPよりなる半導体基板、2は二光束干渉露光、3a、
3bはレジスト、4はSiNx膜、5aは同位相領域、
5bは逆位相領域である。
【0004】次に、これらの工程断面図により従来のλ
/4位相シフト回折格子の形成方法を説明する。まず、
InPよりなる半導体基板1上に、二光束干渉露光2を
用いてレジスト3aで回折格子のパターンを図2(a)
のように形成し、その上にCVD法にてSiNx膜4を
形成する(図2(b))。次に、このSiNx膜4上の
逆位相領域5bのみに図2(c)のように保護レジスト
3bを形成し、この保護レジスト3bをマスクとして同
位相領域5a部分のSiNx膜4を図2(d)のように
除去する。次にレジスト3aよりなる回折格子をマスク
として、同位相領域5a部分の基板1をエッチングする
(図2(e))。次いで、逆位相領域5bの保護レジス
ト3bを除去し、レジスト3a上のSiNx膜4のみを
エッチングする(図2(f))。さらに、レジスト3a
を除去し(図2(g))、同位相領域5aのみにエッチ
ングした基板1上に図2(h)のようにレジスト3bを
形成したのち、SiNx膜4をマスクとして逆位相領域
5bの基板1を図2(i)のようにエッチングする。最
後に同位相領域5aのレジスト3bと逆位相領域5bの
SiNx膜4を除去することにより、図2(j)に示す
ような位相のずれた領域5a、5bを有する回折格子が
形成される。
/4位相シフト回折格子の形成方法を説明する。まず、
InPよりなる半導体基板1上に、二光束干渉露光2を
用いてレジスト3aで回折格子のパターンを図2(a)
のように形成し、その上にCVD法にてSiNx膜4を
形成する(図2(b))。次に、このSiNx膜4上の
逆位相領域5bのみに図2(c)のように保護レジスト
3bを形成し、この保護レジスト3bをマスクとして同
位相領域5a部分のSiNx膜4を図2(d)のように
除去する。次にレジスト3aよりなる回折格子をマスク
として、同位相領域5a部分の基板1をエッチングする
(図2(e))。次いで、逆位相領域5bの保護レジス
ト3bを除去し、レジスト3a上のSiNx膜4のみを
エッチングする(図2(f))。さらに、レジスト3a
を除去し(図2(g))、同位相領域5aのみにエッチ
ングした基板1上に図2(h)のようにレジスト3bを
形成したのち、SiNx膜4をマスクとして逆位相領域
5bの基板1を図2(i)のようにエッチングする。最
後に同位相領域5aのレジスト3bと逆位相領域5bの
SiNx膜4を除去することにより、図2(j)に示す
ような位相のずれた領域5a、5bを有する回折格子が
形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した図2(a)乃
至(j)による従来のλ/4位相シフト回折格子の形成
方法は、例えば1.55μm帯光通信用半導体レーザに
おいては、回折格子の周期が0.24μmであり、さら
にλ/4位相シフトを形成するには、回折格子の周期を
0.12μmだけずらす必要がある。しかしながら、こ
のような超微細パターンにマスク合わせを行うことは非
常に困難であり、歩留りよくλ/4位相シフト回折格子
を形成できないという問題があった。
至(j)による従来のλ/4位相シフト回折格子の形成
方法は、例えば1.55μm帯光通信用半導体レーザに
おいては、回折格子の周期が0.24μmであり、さら
にλ/4位相シフトを形成するには、回折格子の周期を
0.12μmだけずらす必要がある。しかしながら、こ
のような超微細パターンにマスク合わせを行うことは非
常に困難であり、歩留りよくλ/4位相シフト回折格子
を形成できないという問題があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであって、精密な位置合わせを必
要とせず、通常の二光束干渉露光を行うだけで、λ/4
位相シフト回折格子を得ることを目的とするものであ
る。
るためになされたものであって、精密な位置合わせを必
要とせず、通常の二光束干渉露光を行うだけで、λ/4
位相シフト回折格子を得ることを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るλ/4位
相シフト回折格子は、InPよりなる半導体基板上にA
ly Ga(o.47-y)In0.53Asよりなる第1の屈折率を
持つ第1の半導体と、InPよりなる第2の屈折率を持
つ第2の半導体が同じ周期で隣合うように形成されてい
るものである。
相シフト回折格子は、InPよりなる半導体基板上にA
ly Ga(o.47-y)In0.53Asよりなる第1の屈折率を
持つ第1の半導体と、InPよりなる第2の屈折率を持
つ第2の半導体が同じ周期で隣合うように形成されてい
るものである。
【0008】さらに、それらの上に組成比の異なるAl
y Ga(0.47-y)In0.53Asよりなる第1の半導体と第
2の半導体の屈折率の中間の屈折率を持つ第3の半導体
で第1、第2の半導体を埋め込むことにより、λ/4位
相シフト回折格子を形成したものである。
y Ga(0.47-y)In0.53Asよりなる第1の半導体と第
2の半導体の屈折率の中間の屈折率を持つ第3の半導体
で第1、第2の半導体を埋め込むことにより、λ/4位
相シフト回折格子を形成したものである。
【0009】
【作用】この発明におけるλ/4位相シフト回折格子
は、同位相領域と逆位相領域で回折格子の屈折率を変化
させている。回折格子に進入した光は、屈折率差の変化
により屈折率の高い方へ反射を受ける。ここで光が同位
相領域から逆位相領域へ進んだ時、屈折率が変化するた
め、光の反射が半波長(π)だけずれる。このように、
この発明は回折格子に屈折率差をつけることによって、
回折格子の周期をずらすことなくλ/4位相シフト回折
格子が得られるのである。
は、同位相領域と逆位相領域で回折格子の屈折率を変化
させている。回折格子に進入した光は、屈折率差の変化
により屈折率の高い方へ反射を受ける。ここで光が同位
相領域から逆位相領域へ進んだ時、屈折率が変化するた
め、光の反射が半波長(π)だけずれる。このように、
この発明は回折格子に屈折率差をつけることによって、
回折格子の周期をずらすことなくλ/4位相シフト回折
格子が得られるのである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1(a)乃至(e)はこの発明のλ/4位相シ
フト回折格子の形成方法の一例を示す工程断面図であ
る。図において、符号1、2、3a、3b、5a、5b
は夫々図2(a)乃至(j)における同一部分を示す。
11はInGaAsPよりなる半導体活性層、12はA
ly Ga(0.47-y)In0.53Asよりなる第1の屈折率を
持つ第1の半導体、13はInPよりなる第2の屈折率
を持つ第2の半導体、14は第1の半導体12と第2の
半導体13の屈折率の中間の屈折率を有するAly Ga
(0.47-y)In0.53Asよりなる第3の半導体である。
する。図1(a)乃至(e)はこの発明のλ/4位相シ
フト回折格子の形成方法の一例を示す工程断面図であ
る。図において、符号1、2、3a、3b、5a、5b
は夫々図2(a)乃至(j)における同一部分を示す。
11はInGaAsPよりなる半導体活性層、12はA
ly Ga(0.47-y)In0.53Asよりなる第1の屈折率を
持つ第1の半導体、13はInPよりなる第2の屈折率
を持つ第2の半導体、14は第1の半導体12と第2の
半導体13の屈折率の中間の屈折率を有するAly Ga
(0.47-y)In0.53Asよりなる第3の半導体である。
【0011】まず、InGaAsP半導体活性層11を
有する半導体基板1上に、MOCVD法により第2の半
導体13を成長し、その同位相領域5a部分を除去した
のち、第1の半導体12を成長する(図1(a))。
有する半導体基板1上に、MOCVD法により第2の半
導体13を成長し、その同位相領域5a部分を除去した
のち、第1の半導体12を成長する(図1(a))。
【0012】次に、同位相領域5a部分の第1の半導体
12を保護レジスト3bでマスクして逆位相領域5bの
第1の半導体12を除去する(図1(b))。同位相領
域5aの保護レジスト3bを除去したのち、パターン形
成用のレジスト3aを塗布し、図2(c)に示すように
二光束干渉露光2でパターンを形成する。さらに、この
レジスト3aをマスクとして同位相領域5aの第1の半
導体12および逆位相領域5bの第2の半導体13をエ
ッチングし、続いてレジスト3aを除去する。これによ
り図1(d)に示す回折格子が得られる。次にこの回折
格子を第1の半導体12および第2の半導体13の屈折
率の中間の屈折率を持つ第3の半導体14で図1(e)
のように埋め込む。このように、屈折率の異なる第1の
半導体12および第2の半導体13で回折格子を形成す
ることにより、λ/4位相シフト回折格子を得ることが
できるのである。
12を保護レジスト3bでマスクして逆位相領域5bの
第1の半導体12を除去する(図1(b))。同位相領
域5aの保護レジスト3bを除去したのち、パターン形
成用のレジスト3aを塗布し、図2(c)に示すように
二光束干渉露光2でパターンを形成する。さらに、この
レジスト3aをマスクとして同位相領域5aの第1の半
導体12および逆位相領域5bの第2の半導体13をエ
ッチングし、続いてレジスト3aを除去する。これによ
り図1(d)に示す回折格子が得られる。次にこの回折
格子を第1の半導体12および第2の半導体13の屈折
率の中間の屈折率を持つ第3の半導体14で図1(e)
のように埋め込む。このように、屈折率の異なる第1の
半導体12および第2の半導体13で回折格子を形成す
ることにより、λ/4位相シフト回折格子を得ることが
できるのである。
【0013】なお、上記実施例においては、InGaA
sP半導体活性層11を有する半導体基板1上への第2
の半導体13あるいは第1の半導体12の成長をMOC
VD法にて行ったが、他の成長方法、例えばMBE(Mo
lecular Beam Epitaxy) 法、ALE(Atomic Layer Epi
taxy) 法、MEE(Migration Enhancement Epitaxy)法
やLPE(Liquid Phase Epitaxy) 法などを用いてもよ
い。
sP半導体活性層11を有する半導体基板1上への第2
の半導体13あるいは第1の半導体12の成長をMOC
VD法にて行ったが、他の成長方法、例えばMBE(Mo
lecular Beam Epitaxy) 法、ALE(Atomic Layer Epi
taxy) 法、MEE(Migration Enhancement Epitaxy)法
やLPE(Liquid Phase Epitaxy) 法などを用いてもよ
い。
【0014】また、上記実施例ではInGaAsP半導
体活性層11を有する半導体基板1上に回折格子を形成
しているが、半導体基板1上に回折格子を形成した後、
活性層11を成長するようにしても同様である。
体活性層11を有する半導体基板1上に回折格子を形成
しているが、半導体基板1上に回折格子を形成した後、
活性層11を成長するようにしても同様である。
【0015】さらに、上記実施例においては、InPよ
りなる半導体基板1上にAly Ga(0.47-y)In0.53A
sよりなる第1の半導体12とInPよりなる第2の半
導体13を形成し、またAly Ga(0.47-y)In0.53A
sよりなる第3の半導体14で埋め込んだ例を示した
が、これらは、GaAsよりなる半導体基板、AlGa
Asよりなる第1の半導体、GaAsよりなる第2の半
導体、AlGaAsよりなる第3の半導体の組み合わせ
としても何ら差し支えなく、また同じ効果が得られる。
りなる半導体基板1上にAly Ga(0.47-y)In0.53A
sよりなる第1の半導体12とInPよりなる第2の半
導体13を形成し、またAly Ga(0.47-y)In0.53A
sよりなる第3の半導体14で埋め込んだ例を示した
が、これらは、GaAsよりなる半導体基板、AlGa
Asよりなる第1の半導体、GaAsよりなる第2の半
導体、AlGaAsよりなる第3の半導体の組み合わせ
としても何ら差し支えなく、また同じ効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば回折格
子に屈折率の差をつけているので、通常の二光束干渉露
光を行うだけで、再現性よくλ/4位相シフト回折格子
が得られる効果がある。
子に屈折率の差をつけているので、通常の二光束干渉露
光を行うだけで、再現性よくλ/4位相シフト回折格子
が得られる効果がある。
【図1】図1(a)乃至図1(e)は、この発明のλ/
4位相シフト回折格子を得る一実施例を示す工程断面図
である。
4位相シフト回折格子を得る一実施例を示す工程断面図
である。
【図2】図2(a)乃至図2(j)は、従来のλ/4位
相シフト回折格子の形成方法を示す工程断面図である。
相シフト回折格子の形成方法を示す工程断面図である。
1 半導体基板 2 二光束干渉露光 3a レジスト 3b レジスト 4 SiNx膜 5a 同位相領域 5b 逆位相領域 11 InGaAsP半導体活性層 12 第1の屈折率を持つ第1の半導体 13 第2の屈折率を持つ第2の半導体 14 第1の半導体と第2の半導体の中間の屈折率を持
つ第3の半導体
つ第3の半導体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 半導体基板上に第1の屈折率を持つ第1
の半導体で構成される回折格子と、第2の屈折率を持つ
第2の半導体で構成される回折格子が同じ周期で隣合う
ように形成され、それらの上に前記第1の半導体と第2
の半導体の屈折率の中間の屈折率を持つ第3の半導体を
形成することを特徴とするλ/4位相シフト回折格子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17219491A JPH0519112A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | λ/4位相シフト回折格子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17219491A JPH0519112A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | λ/4位相シフト回折格子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519112A true JPH0519112A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15937325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17219491A Pending JPH0519112A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | λ/4位相シフト回折格子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519112A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024096247A (ja) * | 2015-03-05 | 2024-07-12 | マジック リープ, インコーポレイテッド | 仮想および拡張現実システムおよび構成要素のための改良された製造 |
-
1991
- 1991-07-12 JP JP17219491A patent/JPH0519112A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024096247A (ja) * | 2015-03-05 | 2024-07-12 | マジック リープ, インコーポレイテッド | 仮想および拡張現実システムおよび構成要素のための改良された製造 |
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