JPH05192486A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JPH05192486A JPH05192486A JP4261074A JP26107492A JPH05192486A JP H05192486 A JPH05192486 A JP H05192486A JP 4261074 A JP4261074 A JP 4261074A JP 26107492 A JP26107492 A JP 26107492A JP H05192486 A JPH05192486 A JP H05192486A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation
- rotor
- washing
- motor
- cloth
- Prior art date
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Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複雑な反転機構を用いることなく、一般家庭に
おいて、使用するに差しつかえない洗浄力を維持するこ
とができ、かつ布からみ及び布傷みの小さい洗濯機を提
供すること。 【構成】回転翼の面積と洗濯機の面積の比を1.44〜
6.76に設定し、回転翼の速度を100〜350rpm
とし、回転翼の正転時及び逆転時の運転時間を3秒以内
に設定した。 【効果】布からみ、布傷みが少なくて、かつ、所望の洗
浄性能が得られる。
おいて、使用するに差しつかえない洗浄力を維持するこ
とができ、かつ布からみ及び布傷みの小さい洗濯機を提
供すること。 【構成】回転翼の面積と洗濯機の面積の比を1.44〜
6.76に設定し、回転翼の速度を100〜350rpm
とし、回転翼の正転時及び逆転時の運転時間を3秒以内
に設定した。 【効果】布からみ、布傷みが少なくて、かつ、所望の洗
浄性能が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯槽の内底に回転可
能に配置した回転翼を有する洗濯機の改良に関するもの
である。
能に配置した回転翼を有する洗濯機の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯機としては、撹拌式と渦巻式
の2つの方式がある。撹拌式の洗濯機では、180°〜
270°の反転角度で、かつ毎分50〜100サイクル
の振動数で回転翼を往復運動させている。
の2つの方式がある。撹拌式の洗濯機では、180°〜
270°の反転角度で、かつ毎分50〜100サイクル
の振動数で回転翼を往復運動させている。
【0003】一方、渦巻式の洗濯機では、27秒程度の
運転時間で、かつ400rpm〜780rpmの運転速度で回転翼で
交互に正又は逆方向に運転させている。
運転時間で、かつ400rpm〜780rpmの運転速度で回転翼で
交互に正又は逆方向に運転させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の撹拌式洗濯機で
は、布からみ及び布傷みが小さい反面洗浄力が弱くなっ
ているとともに、モータの回転をラックやピニオンなど
を用いた複雑な機構で反転運動を得なければばらない。
は、布からみ及び布傷みが小さい反面洗浄力が弱くなっ
ているとともに、モータの回転をラックやピニオンなど
を用いた複雑な機構で反転運動を得なければばらない。
【0005】一方、渦巻式の洗濯機では、洗浄力は強い
が、布からみ,布傷みが大きいという欠点を有してい
た。
が、布からみ,布傷みが大きいという欠点を有してい
た。
【0006】そこで、本発明は複雑な反転機構を用いる
ことなく、一般家庭において使用するのに差し支えない
洗浄力を維持することができ、かつ布からみ及び布傷み
のきわめて小さい洗濯機を提供することにある。
ことなく、一般家庭において使用するのに差し支えない
洗浄力を維持することができ、かつ布からみ及び布傷み
のきわめて小さい洗濯機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
洗濯槽と、この洗濯槽の内底に回転可能に配設した回転
翼と、この回転翼を駆動するためのモータとを備え、前
記モータを自動反転することにより前記回転翼を交互に
少なくとも1回転以上継続して正方向および逆方向に運
転させて洗濯を行なうモータ反転式の洗濯機において、
前記洗濯槽の内底面積(投影面積)と前記回転翼の上面
積(投影面積)との比を、約1.44 〜6.76 の範囲
に設定し、前記回転翼の運転速度を100rpm〜350r
pmの範囲に設定し、かつ前記回転翼の正転時および逆転
時の運転時間(モータON)をそれぞれ最長3秒に設定
するとともに、前記回転翼の正転と逆転との間に少なく
とも前記モータが反転するのに必要な休止時間(モータ
OFF)を設け、この休止時間は前記運転時間を上回ら
ないように設けたことを特徴とするものである。
洗濯槽と、この洗濯槽の内底に回転可能に配設した回転
翼と、この回転翼を駆動するためのモータとを備え、前
記モータを自動反転することにより前記回転翼を交互に
少なくとも1回転以上継続して正方向および逆方向に運
転させて洗濯を行なうモータ反転式の洗濯機において、
前記洗濯槽の内底面積(投影面積)と前記回転翼の上面
積(投影面積)との比を、約1.44 〜6.76 の範囲
に設定し、前記回転翼の運転速度を100rpm〜350r
pmの範囲に設定し、かつ前記回転翼の正転時および逆転
時の運転時間(モータON)をそれぞれ最長3秒に設定
するとともに、前記回転翼の正転と逆転との間に少なく
とも前記モータが反転するのに必要な休止時間(モータ
OFF)を設け、この休止時間は前記運転時間を上回ら
ないように設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】回転翼の正・逆転周期を短くすることにより、
布からみ、及び布傷みが少なくなり、回転翼の面積を大
きくすることにより、実質的な、稼働時間が少なくなっ
ても所望の洗浄率が得られる。
布からみ、及び布傷みが少なくなり、回転翼の面積を大
きくすることにより、実質的な、稼働時間が少なくなっ
ても所望の洗浄率が得られる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0010】図1から図3において、外枠1内には、外
槽2を防振ばね3及び吊り棒4によって防振支持する。
外槽2内には、脱水槽を兼ねる洗濯槽5を設ける。洗濯
槽5の内底中央部には、翼座6を形成する。翼座6内に
は、回転翼軸7を有する回転翼8を配設する。回転翼8
の裏面には、複数個の裏羽根8を一体に設けて、ポンプ
室10を形成する。
槽2を防振ばね3及び吊り棒4によって防振支持する。
外槽2内には、脱水槽を兼ねる洗濯槽5を設ける。洗濯
槽5の内底中央部には、翼座6を形成する。翼座6内に
は、回転翼軸7を有する回転翼8を配設する。回転翼8
の裏面には、複数個の裏羽根8を一体に設けて、ポンプ
室10を形成する。
【0011】洗濯槽軸11は、図2に示すように、フラ
ンジ12を介して洗濯槽5の外底中央部にねじによって
固定する。回転翼8の中央壁部8aには、複数個の通水
孔13を設ける。フランジ12には、複数個の排水孔1
3aを設ける。排水孔13aの総開口面積は、通水孔13
の総開口面積の1/10以下に設定する。
ンジ12を介して洗濯槽5の外底中央部にねじによって
固定する。回転翼8の中央壁部8aには、複数個の通水
孔13を設ける。フランジ12には、複数個の排水孔1
3aを設ける。排水孔13aの総開口面積は、通水孔13
の総開口面積の1/10以下に設定する。
【0012】外槽2の裏面には、図1に示すように、回
転翼軸7や洗濯槽軸11の軸受クラッチ装置14と、回
転翼8や洗濯槽5を回転させるモータ15とを取り付け
る。モータ15は、モータ取付板16によって外槽2の
裏面に固定する。
転翼軸7や洗濯槽軸11の軸受クラッチ装置14と、回
転翼8や洗濯槽5を回転させるモータ15とを取り付け
る。モータ15は、モータ取付板16によって外槽2の
裏面に固定する。
【0013】洗濯槽5の側壁には、多数の脱水孔17を
設ける。洗濯槽5の内側壁は、図3に示すように、谷部
18と山部19を交互に形成することによりほぼ波形状
の凹凸面とする。
設ける。洗濯槽5の内側壁は、図3に示すように、谷部
18と山部19を交互に形成することによりほぼ波形状
の凹凸面とする。
【0014】洗濯槽5の内底部から内側壁の谷部18の
上端にかけてポンプ室10へ連通する通水路20を、合
成樹脂製の水路カバー21を洗濯槽5の内壁に取り付け
ることによって形成する。ポンプ室10からの水は、回
転翼8のポンプ作用によって、通水路20の入口22か
ら入り、通水路20の出口23より流出する。洗濯槽5
の上端には、脱水時のアンバランスを補償する流体24
が封入されているバランスリング25を装着する。バラ
ンスリング25の一部には、一端を通水路20の出口2
2と連通し、かつ他端を洗濯槽5の内底に向って開口さ
せてなる吐出水路26を形成する。吐出水路26の出口
部分26aには、袋状のリントフィルター27を装着す
る。吐出水路26の出口部分26aは、洗濯水位より上
方に位置する。
上端にかけてポンプ室10へ連通する通水路20を、合
成樹脂製の水路カバー21を洗濯槽5の内壁に取り付け
ることによって形成する。ポンプ室10からの水は、回
転翼8のポンプ作用によって、通水路20の入口22か
ら入り、通水路20の出口23より流出する。洗濯槽5
の上端には、脱水時のアンバランスを補償する流体24
が封入されているバランスリング25を装着する。バラ
ンスリング25の一部には、一端を通水路20の出口2
2と連通し、かつ他端を洗濯槽5の内底に向って開口さ
せてなる吐出水路26を形成する。吐出水路26の出口
部分26aには、袋状のリントフィルター27を装着す
る。吐出水路26の出口部分26aは、洗濯水位より上
方に位置する。
【0015】洗濯槽5の内径と、回転翼8の外径との比
は、1.2〜2.6の範囲に設定する。従って、洗濯槽5
の内底面積(投影面積)と回転翼8の上面積(回転翼8
の投影面積)との比は、1.44〜6.76の範囲とな
る。
は、1.2〜2.6の範囲に設定する。従って、洗濯槽5
の内底面積(投影面積)と回転翼8の上面積(回転翼8
の投影面積)との比は、1.44〜6.76の範囲とな
る。
【0016】回転翼8の回転速度は、100rpm〜35
0rpmの範囲に設定する。回転翼8を正逆転させるモー
タ15は、正転時における通電時間及び逆転時における
通電時間が3秒以下で、しかも、正転時における通電時
間と逆転時における通電時間との間の休止時間(非通電
時間)がモータ15の反転に必要な最小時間、たとえば
0.5 秒となるように制御される。従って、本実施例で
は、正転時の通電時間3秒以下、正転時の休止時間0.
5 秒、逆転時の通電時間3秒以下及び逆転時の休止時
間0.5 秒の合計が7秒以下になるので、回転翼8の毎
分当りの正逆転往復回数(以下、運転サイクルという)
Nは、8.57 以上となる。運転サイクルNは、従来の
撹拌式よりも小さくする。すなわち、運転サイクルN
は、従来の撹拌式の最小運転サイクル50よりも小さ
い。
0rpmの範囲に設定する。回転翼8を正逆転させるモー
タ15は、正転時における通電時間及び逆転時における
通電時間が3秒以下で、しかも、正転時における通電時
間と逆転時における通電時間との間の休止時間(非通電
時間)がモータ15の反転に必要な最小時間、たとえば
0.5 秒となるように制御される。従って、本実施例で
は、正転時の通電時間3秒以下、正転時の休止時間0.
5 秒、逆転時の通電時間3秒以下及び逆転時の休止時
間0.5 秒の合計が7秒以下になるので、回転翼8の毎
分当りの正逆転往復回数(以下、運転サイクルという)
Nは、8.57 以上となる。運転サイクルNは、従来の
撹拌式よりも小さくする。すなわち、運転サイクルN
は、従来の撹拌式の最小運転サイクル50よりも小さ
い。
【0017】図12は、洗濯槽5の定常回転時の発生ア
ンバランス量と回転翼8を回転させるモータ15の通電
時間(以下、運転時間という)との特性を示す。図5
は、洗濯槽5の回転起動時の発生アンバランス量と回転
翼8の運転時間との特性を示す。ここで、発生アンバラ
ンス量とは、外槽2の上部の振れ回り振動を等価アンバ
ランス量に置き直したものである。
ンバランス量と回転翼8を回転させるモータ15の通電
時間(以下、運転時間という)との特性を示す。図5
は、洗濯槽5の回転起動時の発生アンバランス量と回転
翼8の運転時間との特性を示す。ここで、発生アンバラ
ンス量とは、外槽2の上部の振れ回り振動を等価アンバ
ランス量に置き直したものである。
【0018】従来の渦巻式(たとえば、回転翼8の回転
数が400rpm 、回転翼8の反転周期27秒正転−3秒
休止−逆転27秒)では、発生アンバランス量は、定常
回転時で0.9kgであり、かつ回転起動時で1.3kgであ
って、かなり大きい。その理由は、回転翼8の実運転時
間が5秒をこえると、洗濯物が回転翼8と大なる相対速
度をもちながら、洗濯槽5内を回動するとともに、洗濯
槽5の内底部付近の洗濯物が回転翼とほぼ同一で回転し
ようとし、かつ洗濯槽5の上部水面に近づくにつれて洗
濯物の回転が小さくなっているので、洗濯槽5内の洗濯
物は上下でよじれ、洗濯物の片寄りが大きくなるためで
ある。そこで、回転翼8の実運転時間が5秒以下の短い
実運転時間における発生アンバランス量を測定してみる
と、図4及び図5に示すように、実運転時間を短くする
と発生アンバランス量が減ることがわかる。特に、実運
転時間を3秒以下にすれば、洗濯槽5の回転起動時の発
生アンバランス量及び洗濯槽の定常回転時の発生アンバ
ランス量がともに、従来の渦巻式よりも小さくすること
ができる。従って、洗い工程及びすすび工程の回転翼8
の反転周期、すなわち、モータ15の反転周期は、正転
時の実運転時間が3秒以下に、休止時間をモータ15が
実質に逆転しえる必要な時間、たとえば0.5 秒とし、
さらに、逆転時の実運転時間を3秒以下にすればよい。
数が400rpm 、回転翼8の反転周期27秒正転−3秒
休止−逆転27秒)では、発生アンバランス量は、定常
回転時で0.9kgであり、かつ回転起動時で1.3kgであ
って、かなり大きい。その理由は、回転翼8の実運転時
間が5秒をこえると、洗濯物が回転翼8と大なる相対速
度をもちながら、洗濯槽5内を回動するとともに、洗濯
槽5の内底部付近の洗濯物が回転翼とほぼ同一で回転し
ようとし、かつ洗濯槽5の上部水面に近づくにつれて洗
濯物の回転が小さくなっているので、洗濯槽5内の洗濯
物は上下でよじれ、洗濯物の片寄りが大きくなるためで
ある。そこで、回転翼8の実運転時間が5秒以下の短い
実運転時間における発生アンバランス量を測定してみる
と、図4及び図5に示すように、実運転時間を短くする
と発生アンバランス量が減ることがわかる。特に、実運
転時間を3秒以下にすれば、洗濯槽5の回転起動時の発
生アンバランス量及び洗濯槽の定常回転時の発生アンバ
ランス量がともに、従来の渦巻式よりも小さくすること
ができる。従って、洗い工程及びすすび工程の回転翼8
の反転周期、すなわち、モータ15の反転周期は、正転
時の実運転時間が3秒以下に、休止時間をモータ15が
実質に逆転しえる必要な時間、たとえば0.5 秒とし、
さらに、逆転時の実運転時間を3秒以下にすればよい。
【0019】この反転周期を条件にして、回転翼8の高
さ、外径及び回転数並びに洗濯槽5の容積(内径と洗濯
水位)を決定するにあたり、従来の渦巻式を採用した遠
心脱水洗濯機の洗濯機構を用いて、かつ反転周期を正転
2秒−休止0.5 秒−逆転2秒と一定にして、回転翼8
の回転数と洗浄比若しくは損傷比との関係をみてみる
と、図6の結果が得られた。なお洗浄比及び損傷比は、
従来の渦巻式における洗浄力及び布損傷を1として算出
したものである。
さ、外径及び回転数並びに洗濯槽5の容積(内径と洗濯
水位)を決定するにあたり、従来の渦巻式を採用した遠
心脱水洗濯機の洗濯機構を用いて、かつ反転周期を正転
2秒−休止0.5 秒−逆転2秒と一定にして、回転翼8
の回転数と洗浄比若しくは損傷比との関係をみてみる
と、図6の結果が得られた。なお洗浄比及び損傷比は、
従来の渦巻式における洗浄力及び布損傷を1として算出
したものである。
【0020】図6からわかるように、回転翼8の回転数
を低くしてゆくと洗浄力も低下するが、損傷の低下して
ゆく割合は洗浄力の低下の割合よりも大きい。たとえ
ば、回転数が400rpm の時、洗浄力は、従来の渦巻式
の約78%に低下し、かつ損傷は従来の渦巻式の52%
に低下している。回転が200rpm の時、洗浄力は従来
の渦巻式の48%に低下し、かつ損傷は従来の渦巻式の
22%に低下している。従って、洗濯物の損傷を小さく
して、洗浄力を向上させるには、回転翼8の回転数を低
くおさえるとともに、回転数の低下にともない洗浄力を
低下しようとするのを、回転翼8や洗濯槽5の大きさや
形状を変えて補う必要がある。なお、図6において、実
線は従来の渦巻式による場合を示し、一点鎖線は本実施
例の場合を示している。
を低くしてゆくと洗浄力も低下するが、損傷の低下して
ゆく割合は洗浄力の低下の割合よりも大きい。たとえ
ば、回転数が400rpm の時、洗浄力は、従来の渦巻式
の約78%に低下し、かつ損傷は従来の渦巻式の52%
に低下している。回転が200rpm の時、洗浄力は従来
の渦巻式の48%に低下し、かつ損傷は従来の渦巻式の
22%に低下している。従って、洗濯物の損傷を小さく
して、洗浄力を向上させるには、回転翼8の回転数を低
くおさえるとともに、回転数の低下にともない洗浄力を
低下しようとするのを、回転翼8や洗濯槽5の大きさや
形状を変えて補う必要がある。なお、図6において、実
線は従来の渦巻式による場合を示し、一点鎖線は本実施
例の場合を示している。
【0021】そこで、まず、洗浄比及び損傷比と回転翼
8の外径との関係を実験で確認してみると、図7のよう
になる。実験条件は、洗濯槽5の内径を390mmに、回
転翼8の回転数を200rpm に、回転翼8の反転周期を
正転2秒−休止0.5 秒−逆転2秒に設定する。
8の外径との関係を実験で確認してみると、図7のよう
になる。実験条件は、洗濯槽5の内径を390mmに、回
転翼8の回転数を200rpm に、回転翼8の反転周期を
正転2秒−休止0.5 秒−逆転2秒に設定する。
【0022】図7からわかるように、従来の渦巻式の洗
浄力の70%以上、すなわち洗浄比を0.7 以上にする
ためには、回転翼8の高さが60mmの場合では回転翼8
の外径を215mm以上に、かつ回転翼8の高さが300
mmの場合では回転翼8の外径を150mm以上にすればよ
いことがわかる。従来の渦巻式の洗浄力とほぼ同一にす
るためには、回転翼8の高さが60mmの場合では回転翼
8の外径を310mmとし、かつ回転翼8の高さが300
mmの場合では回転翼8の外径を210mmとすればよい。
また、従来の渦巻式の洗浄力とほぼ同一となるようにし
た場合における損傷は、従来の渦巻式の損傷の80%以
下、すなわち、損傷比で0.8 以下におさえることがで
き大幅に改善されていることができる。従来の渦巻式の
洗浄力の70%となるようにした場合には、損傷比が
0.6 以下となり、従来の撹拌式による損傷比に大幅に
近づけることができる。なお、図7において、実線は洗
浄比を示し、一点鎖線は損傷比を示している。
浄力の70%以上、すなわち洗浄比を0.7 以上にする
ためには、回転翼8の高さが60mmの場合では回転翼8
の外径を215mm以上に、かつ回転翼8の高さが300
mmの場合では回転翼8の外径を150mm以上にすればよ
いことがわかる。従来の渦巻式の洗浄力とほぼ同一にす
るためには、回転翼8の高さが60mmの場合では回転翼
8の外径を310mmとし、かつ回転翼8の高さが300
mmの場合では回転翼8の外径を210mmとすればよい。
また、従来の渦巻式の洗浄力とほぼ同一となるようにし
た場合における損傷は、従来の渦巻式の損傷の80%以
下、すなわち、損傷比で0.8 以下におさえることがで
き大幅に改善されていることができる。従来の渦巻式の
洗浄力の70%となるようにした場合には、損傷比が
0.6 以下となり、従来の撹拌式による損傷比に大幅に
近づけることができる。なお、図7において、実線は洗
浄比を示し、一点鎖線は損傷比を示している。
【0023】次に、洗浄比及び損傷比と回転翼8の回転
数との関係を実験で確認してみると、図8のようにな
る。実験条件を図7と同一とし、かつ外径が310mmの
回転翼8のものを使用する。図8からわかるように、従
来の渦巻式の洗浄力の70%以上の洗浄力を確保するた
めには回転翼8の回転数を100rpm 以上にする必要が
あるとともに、従来の渦巻式よりも損傷を少なくするた
めに回転翼8の回転数を350rpm 以下にする必要があ
る。
数との関係を実験で確認してみると、図8のようにな
る。実験条件を図7と同一とし、かつ外径が310mmの
回転翼8のものを使用する。図8からわかるように、従
来の渦巻式の洗浄力の70%以上の洗浄力を確保するた
めには回転翼8の回転数を100rpm 以上にする必要が
あるとともに、従来の渦巻式よりも損傷を少なくするた
めに回転翼8の回転数を350rpm 以下にする必要があ
る。
【0024】次に、洗浄比及び損傷比と回転翼8の高さ
との関係を、実験で確認してみると、図9のようにな
る。実験条件は、図7と同一とする。回転翼8の高さが
60mmの場合では回転翼8の外径を310mmにしてい
る。回転翼の高さが300mmの場合では回転翼8の外径
を215mmにしている。回転翼8の高さを変えても、図
9からわかるように、洗浄比及び損傷比は、ともにごく
わずかに変化するにすぎないものであることがわかる。
したがって、図7および図9から洗浄比および損傷比は
回転翼8の高さよりも外径を変える方が大きく変化する
ものであることがわかる。
との関係を、実験で確認してみると、図9のようにな
る。実験条件は、図7と同一とする。回転翼8の高さが
60mmの場合では回転翼8の外径を310mmにしてい
る。回転翼の高さが300mmの場合では回転翼8の外径
を215mmにしている。回転翼8の高さを変えても、図
9からわかるように、洗浄比及び損傷比は、ともにごく
わずかに変化するにすぎないものであることがわかる。
したがって、図7および図9から洗浄比および損傷比は
回転翼8の高さよりも外径を変える方が大きく変化する
ものであることがわかる。
【0025】次に、発生アンバランス量を無視し、モー
タ15の反転周期中に実運転時間、すなわち回転翼8の
反転周期中の実運転時間と、洗浄比及び損傷比との関係
を実験で確認してみると、図10のようになる。実験条
件は、回転翼8は高さが60mm,外径が310mm,回転
数が200rpm とし、かつ洗濯槽5の内径は390mmと
する。図10からわかるように、回転翼8の実運転時間
を変えても、洗浄比及び損傷比はほとんど変わらないこ
とがわかる。
タ15の反転周期中に実運転時間、すなわち回転翼8の
反転周期中の実運転時間と、洗浄比及び損傷比との関係
を実験で確認してみると、図10のようになる。実験条
件は、回転翼8は高さが60mm,外径が310mm,回転
数が200rpm とし、かつ洗濯槽5の内径は390mmと
する。図10からわかるように、回転翼8の実運転時間
を変えても、洗浄比及び損傷比はほとんど変わらないこ
とがわかる。
【0026】次に、布からみ率と回転翼8の反転周期中
の実運転時間との関係を実験で確認してみると、図11
のようになる。布からみ率につき、ここでは、洗い,す
すぎ及び脱水の一連の工程を終了後、洗濯槽5から任意
の一枚の洗濯物をつかんで2,3回しごいたときにすべ
ての洗濯物(この実験では同じ形状の試験用布を用いて
いる)がばらばらになる場合を布からみ率0%とし、か
つすべての洗浄物がからみあってふりほどけない状態を
布からみ率100%と定義する。
の実運転時間との関係を実験で確認してみると、図11
のようになる。布からみ率につき、ここでは、洗い,す
すぎ及び脱水の一連の工程を終了後、洗濯槽5から任意
の一枚の洗濯物をつかんで2,3回しごいたときにすべ
ての洗濯物(この実験では同じ形状の試験用布を用いて
いる)がばらばらになる場合を布からみ率0%とし、か
つすべての洗浄物がからみあってふりほどけない状態を
布からみ率100%と定義する。
【0027】図11の実験結果を考察する前に、布から
み率と発生アンバランス量との関係及び布減少率と布か
らみ率との関係をみてみると、図12及び図13のよう
になる。ここで、布減少率とは、タオルなどのほつれや
すい布を用いて、洗い,すすぎ,脱水の一連の工程を3
0回行った場合の布の減少重量が、最初の重量のどの位
になるのかをパーセントで表わしたものをいう。
み率と発生アンバランス量との関係及び布減少率と布か
らみ率との関係をみてみると、図12及び図13のよう
になる。ここで、布減少率とは、タオルなどのほつれや
すい布を用いて、洗い,すすぎ,脱水の一連の工程を3
0回行った場合の布の減少重量が、最初の重量のどの位
になるのかをパーセントで表わしたものをいう。
【0028】図12からわかるように、布からみ率を小
さくすれば、発生アンバランス量が少なくなることがわ
かる。また、図13からわかるように、布からみ率を小
さくすれば、布減少率が小さくなることがわかる。な
お、図13において、実線は、洗い,すすぎ,脱水の各
工程を実行した場合を示し、一点鎖線は洗い工程のみを
実行した場合を示している。
さくすれば、発生アンバランス量が少なくなることがわ
かる。また、図13からわかるように、布からみ率を小
さくすれば、布減少率が小さくなることがわかる。な
お、図13において、実線は、洗い,すすぎ,脱水の各
工程を実行した場合を示し、一点鎖線は洗い工程のみを
実行した場合を示している。
【0029】布減少率6%の遠心脱水洗濯機でタオルを
洗濯してみると、30回洗濯するとタオルが飛びだしは
じめ、100回洗濯するとタオルの縁がほつれてしま
い、理容院等での使用が不可となる。そこで、タオルを
毎日使用する理容院等の適した洗濯機として、従来のタ
オルの使用回数を2倍以上にするべく、実験してみたと
ころ、布減少率を4.5% 以下におさえればよいことが
わかった。布減少率を4.5% 以下にするためには、図
13に示すように、布からみ率を40%以下にする必要
がある。
洗濯してみると、30回洗濯するとタオルが飛びだしは
じめ、100回洗濯するとタオルの縁がほつれてしま
い、理容院等での使用が不可となる。そこで、タオルを
毎日使用する理容院等の適した洗濯機として、従来のタ
オルの使用回数を2倍以上にするべく、実験してみたと
ころ、布減少率を4.5% 以下におさえればよいことが
わかった。布減少率を4.5% 以下にするためには、図
13に示すように、布からみ率を40%以下にする必要
がある。
【0030】布からみ率は、図11に示すように、回転
翼8の実運転時間による影響が大きい。実運転時間が長
くなると、布からみ率は増大する。布からみ率を40%
以下にしてタオルの使用回数を2倍以上にするために
は、実運転時間を3秒以下にすればよいことが、図11
からわかる。回転翼8の外径が小さく、かつ回転翼8の
高さが大なるものが布からみ率が小さくなるとともに、
回転翼8の外径が大きく、かつ回転翼8の高さが小なる
ものが布からみ率が大きくなる傾向を示しているが、回
転翼8の外径及び高さがいずれの場合であっても、実運
転時間を3秒以下とすれば、布からみ率を40%以下に
抑えることができるものである。
翼8の実運転時間による影響が大きい。実運転時間が長
くなると、布からみ率は増大する。布からみ率を40%
以下にしてタオルの使用回数を2倍以上にするために
は、実運転時間を3秒以下にすればよいことが、図11
からわかる。回転翼8の外径が小さく、かつ回転翼8の
高さが大なるものが布からみ率が小さくなるとともに、
回転翼8の外径が大きく、かつ回転翼8の高さが小なる
ものが布からみ率が大きくなる傾向を示しているが、回
転翼8の外径及び高さがいずれの場合であっても、実運
転時間を3秒以下とすれば、布からみ率を40%以下に
抑えることができるものである。
【0031】また、布からみ低減は、次の面からも重要
である。全自動洗濯機においても、同じ洗濯液で二度,
三度と分け洗いをすることがある。衣類の出し入に際
し、布の絡み具合が、洗濯をする人の作業性に大きく影
響してくる。即ち布の絡みが大きいと例えば一つの衣類
を持ち上げても水を含んだ多数の衣類がついてくる。通
常木綿等の衣類は自重の3〜4倍位の水分を含むことが
できる。例えば全体で2kgの衣類では自重の2kgと水分
6〜8kgの水を含むことになり、合わせると実に10kg
弱の重量となってしまう。従って布の絡みを抑え衣類が
一枚一枚取れることが非常に重要となることである。
である。全自動洗濯機においても、同じ洗濯液で二度,
三度と分け洗いをすることがある。衣類の出し入に際
し、布の絡み具合が、洗濯をする人の作業性に大きく影
響してくる。即ち布の絡みが大きいと例えば一つの衣類
を持ち上げても水を含んだ多数の衣類がついてくる。通
常木綿等の衣類は自重の3〜4倍位の水分を含むことが
できる。例えば全体で2kgの衣類では自重の2kgと水分
6〜8kgの水を含むことになり、合わせると実に10kg
弱の重量となってしまう。従って布の絡みを抑え衣類が
一枚一枚取れることが非常に重要となることである。
【0032】次に、モータ15の入力と回転翼8の外径
との関係を検討してみると、図14のようになる。すな
わち、国内一般家庭の電力事情及びモータ15を短周期
で自転反転させるためのスイッチを短周期で入切させる
ことにより電気的雑音の防止を考慮すると、モータ15
の入力をほぼ340W以下におさえる必要がある。
との関係を検討してみると、図14のようになる。すな
わち、国内一般家庭の電力事情及びモータ15を短周期
で自転反転させるためのスイッチを短周期で入切させる
ことにより電気的雑音の防止を考慮すると、モータ15
の入力をほぼ340W以下におさえる必要がある。
【0033】モータ15の入力をほぼ340W以下にお
さえるには、回転翼8の高さが300mm(洗濯槽5の、洗
い工程時における水位とほぼ同一)の場合では、回転翼
8の外径を170mm以下にすればよく、かつ回転翼8の
高さが60mmの場合では、回転翼8の外径を320mm以
下にすればよい。
さえるには、回転翼8の高さが300mm(洗濯槽5の、洗
い工程時における水位とほぼ同一)の場合では、回転翼
8の外径を170mm以下にすればよく、かつ回転翼8の
高さが60mmの場合では、回転翼8の外径を320mm以
下にすればよい。
【0034】図4から図16に示す、実験結果をまとめ
てみると、発生アンバランス量及び布からみ率の点から
は、回転翼8の実運転時間を3秒以下にすることが好ま
しい。特に、1.5 秒以下の実運転時間においては、布
からみ率を40%とするためには従来の撹拌式と同じく
回転翼8の高さを300mm程度(洗濯時における洗濯水
面の高さ)とすることが好ましい。回転翼8の高さを3
00mmとした場合は、洗浄比を70%以上にし、かつモ
ータ15の入力をほぼ340W以下におさえるために
は、回転翼8の高さを300mmとした場合は回転翼8の
外径を150mm〜270mmの範囲に、かつ回転翼8の高
さを60mmとした場合は回転翼8の外径を215mm〜3
20mmの範囲にそれぞれ設定すればよい。
てみると、発生アンバランス量及び布からみ率の点から
は、回転翼8の実運転時間を3秒以下にすることが好ま
しい。特に、1.5 秒以下の実運転時間においては、布
からみ率を40%とするためには従来の撹拌式と同じく
回転翼8の高さを300mm程度(洗濯時における洗濯水
面の高さ)とすることが好ましい。回転翼8の高さを3
00mmとした場合は、洗浄比を70%以上にし、かつモ
ータ15の入力をほぼ340W以下におさえるために
は、回転翼8の高さを300mmとした場合は回転翼8の
外径を150mm〜270mmの範囲に、かつ回転翼8の高
さを60mmとした場合は回転翼8の外径を215mm〜3
20mmの範囲にそれぞれ設定すればよい。
【0035】洗濯槽5の内径は、洗濯物の定格容量をど
の位にするかによって、図4から図14の実験条件であ
る390mmが変化する。この場合でも、洗濯槽5の内径
と回転翼8の外径の比が一定となるようにすることによ
って、図4から図14と同一データがえられる。従っ
て、種々の、洗濯物の定格容量に対応できるためには、
回転翼8の高さを300mmとした場合(実運転時間を
1.5 秒以下とすると好ましい)では、洗濯槽5の内径
と回転翼8の外径との比を、390/150〜390/2
70=2.6〜1.4の範囲に設定し、かつ回転翼8の高
さを60mmとした場合(実運転時間を3秒から1.5 秒
にすると好ましい)では、洗濯槽5の内径と回転翼8の
外径との比を、390/150〜390/210=1.
8〜1.2の範囲に設定すればよい。
の位にするかによって、図4から図14の実験条件であ
る390mmが変化する。この場合でも、洗濯槽5の内径
と回転翼8の外径の比が一定となるようにすることによ
って、図4から図14と同一データがえられる。従っ
て、種々の、洗濯物の定格容量に対応できるためには、
回転翼8の高さを300mmとした場合(実運転時間を
1.5 秒以下とすると好ましい)では、洗濯槽5の内径
と回転翼8の外径との比を、390/150〜390/2
70=2.6〜1.4の範囲に設定し、かつ回転翼8の高
さを60mmとした場合(実運転時間を3秒から1.5 秒
にすると好ましい)では、洗濯槽5の内径と回転翼8の
外径との比を、390/150〜390/210=1.
8〜1.2の範囲に設定すればよい。
【0036】回転翼8の高さについては、従来の渦巻式
の高さ約40mm〜60mmより、洗濯兼脱水槽内の洗濯工
程における洗濯水位300mmまで、変化させることが可
能である。従ってモータ15の入力,損傷比及び反転周
期の設定により、洗濯槽5の内径と回転翼8の外径が決
定すれば、洗浄力の補償を回転翼8の高さを増大させる
ことによって行うことができる。
の高さ約40mm〜60mmより、洗濯兼脱水槽内の洗濯工
程における洗濯水位300mmまで、変化させることが可
能である。従ってモータ15の入力,損傷比及び反転周
期の設定により、洗濯槽5の内径と回転翼8の外径が決
定すれば、洗浄力の補償を回転翼8の高さを増大させる
ことによって行うことができる。
【0037】しかも、回転翼8の正転と逆転との間にそ
の運転時間より短く、かつ少なくともモータ15の反転
に必要な休止時間に設定してあるので、この休止時間の
間に回転翼8の周囲を回流する水流の勢いが弱まり、回
転翼8の正逆転開始時における洗濯水及び洗濯物の回動
が円滑になる。これによって、複雑な反転機構を用いる
ことなく、モータ15の反転により回転翼8の正逆転が
可能となる。また、洗濯物は、休止時間中に回動が弱ま
るけれども、洗浄しているので、その分だけ洗濯機とし
て省電力になる。
の運転時間より短く、かつ少なくともモータ15の反転
に必要な休止時間に設定してあるので、この休止時間の
間に回転翼8の周囲を回流する水流の勢いが弱まり、回
転翼8の正逆転開始時における洗濯水及び洗濯物の回動
が円滑になる。これによって、複雑な反転機構を用いる
ことなく、モータ15の反転により回転翼8の正逆転が
可能となる。また、洗濯物は、休止時間中に回動が弱ま
るけれども、洗浄しているので、その分だけ洗濯機とし
て省電力になる。
【0038】洗浄力だけから見ると、回転翼の反転時の
休止時間は短かければ短かい程洗浄実労時間が長くなる
ので洗浄はよくなる。
休止時間は短かければ短かい程洗浄実労時間が長くなる
ので洗浄はよくなる。
【0039】しかし、あまり短かくすると、水の飛び跳
ねが多くなる。
ねが多くなる。
【0040】すなわち、回転翼の回転が止まった後、洗
濯物および洗濯水は慣性回転をもつ。洗濯物の慣性回転
が止まった後も洗浄水の慣性回転は続く。この慣性回転
は、従来の撹拌式の洗濯機では回転翼の反転角度が18
0°〜270°(1/2回転〜3/4回転)で1回の回
転角度が小さく、しかも毎分50〜100サイクルの低
い回転であるため、弱いものである。本発明の洗濯機
は、回転翼の回転数が100〜350rpm 、1回の回転
角度が1回転を越えるものであるので、慣性回転はかな
りある。慣性回転がかなりあるもとで、回転翼が反対方
向に回わると、先の回転による洗濯物のねじれがほどか
れた後に今回の回転方向の洗濯物がねじられてから洗濯
物全体が大きく回転する。この時に、洗濯水の先の慣性
が残っているので、洗濯物全体の回転と洗濯水の回転が
弱く衝突し、水跳ねが起きる。
濯物および洗濯水は慣性回転をもつ。洗濯物の慣性回転
が止まった後も洗浄水の慣性回転は続く。この慣性回転
は、従来の撹拌式の洗濯機では回転翼の反転角度が18
0°〜270°(1/2回転〜3/4回転)で1回の回
転角度が小さく、しかも毎分50〜100サイクルの低
い回転であるため、弱いものである。本発明の洗濯機
は、回転翼の回転数が100〜350rpm 、1回の回転
角度が1回転を越えるものであるので、慣性回転はかな
りある。慣性回転がかなりあるもとで、回転翼が反対方
向に回わると、先の回転による洗濯物のねじれがほどか
れた後に今回の回転方向の洗濯物がねじられてから洗濯
物全体が大きく回転する。この時に、洗濯水の先の慣性
が残っているので、洗濯物全体の回転と洗濯水の回転が
弱く衝突し、水跳ねが起きる。
【0041】回転翼が反対方向に回転する前に休止時間
がとられているので洗濯物全体の回転と衝突する洗濯水
の慣性が弱くなり、水跳ねが少なくなるのである。
がとられているので洗濯物全体の回転と衝突する洗濯水
の慣性が弱くなり、水跳ねが少なくなるのである。
【0042】洗濯機に用いるモータは通常進相用コンデ
ンサーを用いる誘導モータである。このモータの休止時
間(モータOFF)が短かすぎると、反転動作がしなく
なることが多々あり、この点からも回転翼の正転と逆転
との間に、モータが反転するのに必要な休止時間をとる
必要があるのである。
ンサーを用いる誘導モータである。このモータの休止時
間(モータOFF)が短かすぎると、反転動作がしなく
なることが多々あり、この点からも回転翼の正転と逆転
との間に、モータが反転するのに必要な休止時間をとる
必要があるのである。
【0043】
【発明の効果】本発明は、洗濯槽と、この洗濯槽の内底
に回転可能に配設した回転翼と、この回転翼を駆動する
ためのモータとを備え、前記モータを自動反転すること
により前記回転翼を交互に少なくとも1回転以上継続し
て正方向および逆方向に運転させて洗濯を行なうモータ
反転式の洗濯機において、前記洗濯槽の内底面積(投影
面積)と前記回転翼の上面積(投影面積)との比を、約
1.44〜6.76の範囲に設定し、前記回転翼の運転速
度を100rpm〜350rpmの範囲に設定し、かつ前記回
転翼の正転時および逆転時の運転時間(モータON)を
それぞれ最長3秒に設定するとともに、前記回転翼の正
転と逆転との間に少なくとも前記モータが反転するのに
必要な休止時間(モータOFF)を設け、この休止時間
は前記運転時間を上回らないように設けたことを特徴と
する洗濯機。
に回転可能に配設した回転翼と、この回転翼を駆動する
ためのモータとを備え、前記モータを自動反転すること
により前記回転翼を交互に少なくとも1回転以上継続し
て正方向および逆方向に運転させて洗濯を行なうモータ
反転式の洗濯機において、前記洗濯槽の内底面積(投影
面積)と前記回転翼の上面積(投影面積)との比を、約
1.44〜6.76の範囲に設定し、前記回転翼の運転速
度を100rpm〜350rpmの範囲に設定し、かつ前記回
転翼の正転時および逆転時の運転時間(モータON)を
それぞれ最長3秒に設定するとともに、前記回転翼の正
転と逆転との間に少なくとも前記モータが反転するのに
必要な休止時間(モータOFF)を設け、この休止時間
は前記運転時間を上回らないように設けたことを特徴と
する洗濯機。
【0044】この構成によれば、次のような良さをうる
ことができる。
ことができる。
【0045】(1)モータを自動反転させるので、クラン
ク機構等の複雑な反転機構を用いないで済む。
ク機構等の複雑な反転機構を用いないで済む。
【0046】(2)一般家庭において使用するのに差し支
えない洗浄力を維持することができ、しかも、布からみ
率を著しく低下させ、布傷みを従来の渦巻式よりも小さ
くすることのできる洗濯機がえられる。
えない洗浄力を維持することができ、しかも、布からみ
率を著しく低下させ、布傷みを従来の渦巻式よりも小さ
くすることのできる洗濯機がえられる。
【0047】(3)回転翼の正転と逆転との間にモータが
反転するのに必要な休止時間をとったので、洗濯物全体
の回転と衝突する洗濯水の慣性回転が弱くなり水跳ねが
少なくなる。
反転するのに必要な休止時間をとったので、洗濯物全体
の回転と衝突する洗濯水の慣性回転が弱くなり水跳ねが
少なくなる。
【0048】(4)モータが反転するのに必要な休止時間
をとっているので、モータが一方向に回転してしまう誤
動作がなく、回転翼を規則正しく反転させることができ
る。
をとっているので、モータが一方向に回転してしまう誤
動作がなく、回転翼を規則正しく反転させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠心脱水洗濯機の要部縦断面図。
【図2】洗濯兼脱水槽部の縦断面図。
【図3】回転翼を取り除いた状態の洗濯兼脱水槽の平面
図。
図。
【図4】脱水定常回転時における発生アンバランス量と
回転翼の実運転時間との特性図。
回転翼の実運転時間との特性図。
【図5】脱水開始時における発生アンバランス量と回転
翼の実運転時間との特性図。
翼の実運転時間との特性図。
【図6】洗浄比及び損傷比と回転翼の回転数との特性
図。
図。
【図7】洗浄比及び損傷比と回転翼の外径との特性図。
【図8】洗浄比及び損傷比と回転翼の回転数との特性
図。
図。
【図9】洗浄比及び損傷比と回転翼の高さとの特性図。
【図10】洗浄比及び損傷比と回転翼の反転周期中の実
運転時間との特性図。
運転時間との特性図。
【図11】布からみ率と回転翼の反転周期中の実運転時
間との特性図。
間との特性図。
【図12】発生アンバランス量と布からみ率との特性
図。
図。
【図13】布減少量と布からみ率との特性図。
【図14】モータの入力と回転翼の外径との特性曲線
図。
図。
2…外槽、5…洗濯兼脱水槽、8…回転翼。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 洗濯機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱水槽を兼用した洗濯
槽の内底に回転可能に配置した回転翼を有するいわゆる
一槽式脱水洗濯機の改良に関するものである。
槽の内底に回転可能に配置した回転翼を有するいわゆる
一槽式脱水洗濯機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一槽式脱水洗濯機としては、撹拌
式と渦巻式の2つの洗浄方式がある。撹拌式の洗濯機で
は、撹拌翼を180°〜270°の回動角度で正逆転さ
せるようにしている。この撹拌翼の反転周期は毎分50
〜100サイクルとなるように設定されている。
式と渦巻式の2つの洗浄方式がある。撹拌式の洗濯機で
は、撹拌翼を180°〜270°の回動角度で正逆転さ
せるようにしている。この撹拌翼の反転周期は毎分50
〜100サイクルとなるように設定されている。
【0003】一方、渦巻式の洗濯機では、回転翼を40
0rpm〜780rpmの回転速度で例えば正方向に27秒,
休止3秒,逆方向に27秒運転している。
0rpm〜780rpmの回転速度で例えば正方向に27秒,
休止3秒,逆方向に27秒運転している。
【0004】更に、特開昭53−14973 号公報では、洗濯
工程やすすぎ工程の終り近くで比較的短時間、回転翼を
3秒程度の短い周期で正逆転させることを提案してい
る。
工程やすすぎ工程の終り近くで比較的短時間、回転翼を
3秒程度の短い周期で正逆転させることを提案してい
る。
【0005】また、すすぎ工程や、ウールの洗濯工程
で、回転翼の正及び逆方向の運転時間いわゆるモータO
N時間を短くし、回転翼の休止時間いわゆるモータOF
F時間を長くして、洗濯物の傷みを少なくし、かつ節電
の効果を得ることを提案している。
で、回転翼の正及び逆方向の運転時間いわゆるモータO
N時間を短くし、回転翼の休止時間いわゆるモータOF
F時間を長くして、洗濯物の傷みを少なくし、かつ節電
の効果を得ることを提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の撹拌式洗濯機で
は、布からみ及び布傷みが小さい反面洗浄力が弱くなっ
ているとともに、撹拌翼は1回転以下の回転角度で、正
逆方向に回動させる必要があるのでモータの回転をラッ
クやピニオンなどを用いた複雑な機構で反転運動を得な
ければならない。
は、布からみ及び布傷みが小さい反面洗浄力が弱くなっ
ているとともに、撹拌翼は1回転以下の回転角度で、正
逆方向に回動させる必要があるのでモータの回転をラッ
クやピニオンなどを用いた複雑な機構で反転運動を得な
ければならない。
【0007】一方、渦巻式の洗濯機では、通常の洗濯工
程では、回転翼は20〜30秒一方向に連続的に回転す
るので、洗浄力は強いが、布からみ,布傷みが大きいと
いう欠点を有している。
程では、回転翼は20〜30秒一方向に連続的に回転す
るので、洗浄力は強いが、布からみ,布傷みが大きいと
いう欠点を有している。
【0008】更に、洗濯工程やすすぎ工程の終りで、回
転翼を短周期で正逆転するのは、その前の工程でからみ
あった洗濯物をほぐすためのものであり、この短周期の
正逆運転では洗浄力への寄与は、きわめて少ないもので
ある。
転翼を短周期で正逆転するのは、その前の工程でからみ
あった洗濯物をほぐすためのものであり、この短周期の
正逆運転では洗浄力への寄与は、きわめて少ないもので
ある。
【0009】また、すすぎや、ウール洗いにおいて、モ
ータON時間を短くし、OFF時間を長くすることは布
傷みを少なくする効果はあるものの、洗浄性能を犠牲に
しているから、通常の洗濯物には不向きである。
ータON時間を短くし、OFF時間を長くすることは布
傷みを少なくする効果はあるものの、洗浄性能を犠牲に
しているから、通常の洗濯物には不向きである。
【0010】そこで、本発明は撹拌式の洗濯機のような
複雑な反転機構を用いることなく、一般家庭において使
用するのに差し支えない洗浄力を維持することができ、
かつ布からみ及び布傷みの小さい洗濯機を提供すること
にある。
複雑な反転機構を用いることなく、一般家庭において使
用するのに差し支えない洗浄力を維持することができ、
かつ布からみ及び布傷みの小さい洗濯機を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
脱水槽を兼ねた洗濯槽と、この洗濯槽の内底に回転可能
に配設した高さ60mm程度の回転翼と、この回転翼を駆
動するためのモータとを備え、洗濯時に前記モータを自
動反転することにより前記回転翼を交互に少なくとも1
回転以上継続して正方向および逆方向に運転させて洗濯
を行なうモータ反転式の洗濯機において、前記洗濯槽の
内底面積(投影面積)と前記回転翼の上面積(投影面
積)との比を、約1.44〜3.24の範囲に設定し、前
記回転翼の運転速度を100rpm〜350rpmの範囲に設
定し、かつ前記回転翼の正転時および逆転時の運転時間
(モータON)をそれぞれ最長3秒に設定するととも
に、前記回転翼の正転と逆転との間に少なくとも前記モ
ータが反転するのに必要な休止時間(モータOFF)を
設け、この休止時間は前記運転時間を上回らないように
設けたことを特徴とするものである。
脱水槽を兼ねた洗濯槽と、この洗濯槽の内底に回転可能
に配設した高さ60mm程度の回転翼と、この回転翼を駆
動するためのモータとを備え、洗濯時に前記モータを自
動反転することにより前記回転翼を交互に少なくとも1
回転以上継続して正方向および逆方向に運転させて洗濯
を行なうモータ反転式の洗濯機において、前記洗濯槽の
内底面積(投影面積)と前記回転翼の上面積(投影面
積)との比を、約1.44〜3.24の範囲に設定し、前
記回転翼の運転速度を100rpm〜350rpmの範囲に設
定し、かつ前記回転翼の正転時および逆転時の運転時間
(モータON)をそれぞれ最長3秒に設定するととも
に、前記回転翼の正転と逆転との間に少なくとも前記モ
ータが反転するのに必要な休止時間(モータOFF)を
設け、この休止時間は前記運転時間を上回らないように
設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】回転翼の正・逆転周期を短くすることにより、
布からみ、及び布傷みが少なくなり、洗濯槽の内底面積
に対する回転翼の面積を大きくすることにより、回転翼
から洗濯物へ伝達される機械的なエネルギーが大きくな
り反転周期が短くとも槽内での布動きが良くなり洗浄率
の低下は少ない。また、回転翼が正転から逆転及びその
逆に回転方向が変る際の休止時間をモータが反転するに
必要な短い時間に設定しているので、所定の洗濯工程中
に占める回転翼の実質的な稼働時間が長くなり、洗濯時
間をそれ程長くしなくても所望の洗浄率が得られるので
ある。
布からみ、及び布傷みが少なくなり、洗濯槽の内底面積
に対する回転翼の面積を大きくすることにより、回転翼
から洗濯物へ伝達される機械的なエネルギーが大きくな
り反転周期が短くとも槽内での布動きが良くなり洗浄率
の低下は少ない。また、回転翼が正転から逆転及びその
逆に回転方向が変る際の休止時間をモータが反転するに
必要な短い時間に設定しているので、所定の洗濯工程中
に占める回転翼の実質的な稼働時間が長くなり、洗濯時
間をそれ程長くしなくても所望の洗浄率が得られるので
ある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0014】図1から図3において、外枠1内には、外
槽2を防振ばね3及び吊り棒4によって防振支持する。
外槽2内には、脱水槽を兼ねる洗濯槽5を設ける。洗濯
槽5の内底中央部には、翼座6を形成する。翼座6内に
は、回転翼軸7を有する回転翼8を配設する。回転翼8
の裏面には、複数個の裏羽根9を一体に設けて、ポンプ
室10を形成する。
槽2を防振ばね3及び吊り棒4によって防振支持する。
外槽2内には、脱水槽を兼ねる洗濯槽5を設ける。洗濯
槽5の内底中央部には、翼座6を形成する。翼座6内に
は、回転翼軸7を有する回転翼8を配設する。回転翼8
の裏面には、複数個の裏羽根9を一体に設けて、ポンプ
室10を形成する。
【0015】洗濯槽軸11は、図2に示すように、フラ
ンジ12を介して洗濯槽5の外底中央部にねじによって
固定する。回転翼8の中央壁部8aには、複数個の通水
孔13を設ける。フランジ12には、複数個の排水孔1
3aを設ける。排水孔13aの総開口面積は、通水孔13
の総開口面積の1/10以下に設定する。
ンジ12を介して洗濯槽5の外底中央部にねじによって
固定する。回転翼8の中央壁部8aには、複数個の通水
孔13を設ける。フランジ12には、複数個の排水孔1
3aを設ける。排水孔13aの総開口面積は、通水孔13
の総開口面積の1/10以下に設定する。
【0016】外槽2の裏面には、図1に示すように、回
転翼軸7や洗濯槽軸11の軸受クラッチ装置14と、回
転翼8や洗濯槽5を回転させるモータ15とを取り付け
る。モータ15は、モータ取付板16によって外槽2の
裏面に固定する。
転翼軸7や洗濯槽軸11の軸受クラッチ装置14と、回
転翼8や洗濯槽5を回転させるモータ15とを取り付け
る。モータ15は、モータ取付板16によって外槽2の
裏面に固定する。
【0017】洗濯槽5の側壁には、多数の脱水孔17を
設ける。洗濯槽5の内側壁は、図3に示すように、谷部
18と山部19を交互に形成することによりほぼ波形状
の凹凸面とする。
設ける。洗濯槽5の内側壁は、図3に示すように、谷部
18と山部19を交互に形成することによりほぼ波形状
の凹凸面とする。
【0018】洗濯槽5の内底部から内側壁の谷部18の
上端にかけてポンプ室10へ連通する通水路20を、合
成樹脂製の水路カバー21を洗濯槽5の内壁に取り付け
ることによって形成する。ポンプ室10からの水は、回
転翼8のポンプ作用によって、通水路20の入口22か
ら入り、通水路20の出口23より流出する。洗濯槽5
の上端には、脱水時のアンバランスを補償する流体24
が封入されているバランスリング25を装着する。バラ
ンスリング25の一部には、一端を通水路20の出口2
2と連通し、かつ他端を洗濯槽5の内底に向って開口さ
せてなる吐出水路26を形成する。吐出水路26の出口
部分26aには、袋状のリントフィルター27を装着す
る。吐出水路26の出口部分26aは、洗濯水位より上
方に位置する。
上端にかけてポンプ室10へ連通する通水路20を、合
成樹脂製の水路カバー21を洗濯槽5の内壁に取り付け
ることによって形成する。ポンプ室10からの水は、回
転翼8のポンプ作用によって、通水路20の入口22か
ら入り、通水路20の出口23より流出する。洗濯槽5
の上端には、脱水時のアンバランスを補償する流体24
が封入されているバランスリング25を装着する。バラ
ンスリング25の一部には、一端を通水路20の出口2
2と連通し、かつ他端を洗濯槽5の内底に向って開口さ
せてなる吐出水路26を形成する。吐出水路26の出口
部分26aには、袋状のリントフィルター27を装着す
る。吐出水路26の出口部分26aは、洗濯水位より上
方に位置する。
【0019】洗濯槽5の内径と、回転翼8の外径との比
は、1.2〜1.8の範囲に設定する。
は、1.2〜1.8の範囲に設定する。
【0020】従って、洗濯槽5の内底面積(投影面積)
と回転翼8の上面積(回転翼8の投影面積)との比は、
1.44〜3.24の範囲となる。
と回転翼8の上面積(回転翼8の投影面積)との比は、
1.44〜3.24の範囲となる。
【0021】回転翼8の回転速度は、100rpm〜35
0rpmの範囲に設定する。回転翼8を正逆転させるモー
タ15は、正転時における通電時間及び逆転時における
通電時間が3秒以下で、しかも、正転時における通電時
間と逆転時における通電時間との間の休止時間(非通電
時間)がモータ15の反転に必要な最小時間、たとえば
0.5 秒となるように制御される。従って、本実施例で
は、正転時の通電時間3秒以下、正転時の休止時間0.
5 秒、逆転時の通電時間3秒以下及び逆転時の休止時
間0.5 秒の合計が7秒以下になるので、回転翼8の毎
分当りの正逆転往復回数(以下、運転サイクルという)
Nは、8程度となる。運転サイクルNは、従来の撹拌式
よりも小さくする。すなわち、運転サイクルNは、従来
の撹拌式の最小運転サイクル50よりも小さい。
0rpmの範囲に設定する。回転翼8を正逆転させるモー
タ15は、正転時における通電時間及び逆転時における
通電時間が3秒以下で、しかも、正転時における通電時
間と逆転時における通電時間との間の休止時間(非通電
時間)がモータ15の反転に必要な最小時間、たとえば
0.5 秒となるように制御される。従って、本実施例で
は、正転時の通電時間3秒以下、正転時の休止時間0.
5 秒、逆転時の通電時間3秒以下及び逆転時の休止時
間0.5 秒の合計が7秒以下になるので、回転翼8の毎
分当りの正逆転往復回数(以下、運転サイクルという)
Nは、8程度となる。運転サイクルNは、従来の撹拌式
よりも小さくする。すなわち、運転サイクルNは、従来
の撹拌式の最小運転サイクル50よりも小さい。
【0022】図4は、回転翼8を回転させるモータ15
の反転周期中の実運転時間すなわちモータON時間を変
えて所定時間運転した後の洗濯槽5内に発生するアンバ
ランス量を示すもので、アンバランス量は脱水起動後洗
濯槽5が脱水の定常回転に達したとのアンバランス量で
示している。図5は、図4と同様にしてアンバランス量
を求めたものであるが、脱水起動時のアンバランス量を
示す。図4及び図5の特性は脱水時の外槽2の上部の振
れ回りの振幅から洗濯槽5内の特価アンバランス量に置
き直して示している。
の反転周期中の実運転時間すなわちモータON時間を変
えて所定時間運転した後の洗濯槽5内に発生するアンバ
ランス量を示すもので、アンバランス量は脱水起動後洗
濯槽5が脱水の定常回転に達したとのアンバランス量で
示している。図5は、図4と同様にしてアンバランス量
を求めたものであるが、脱水起動時のアンバランス量を
示す。図4及び図5の特性は脱水時の外槽2の上部の振
れ回りの振幅から洗濯槽5内の特価アンバランス量に置
き直して示している。
【0023】従来の渦巻式洗濯機例えば回転翼の回転数
が400rpm 、回転翼の実運転時間27秒(27秒正転
−3秒休止−27秒逆転)の場合には、15分間洗濯を
行なった後の発生アンバランス量は、脱水起動時で1.
3kg,定常回転時で0.9kgであり、かなり大きい。
が400rpm 、回転翼の実運転時間27秒(27秒正転
−3秒休止−27秒逆転)の場合には、15分間洗濯を
行なった後の発生アンバランス量は、脱水起動時で1.
3kg,定常回転時で0.9kgであり、かなり大きい。
【0024】その理由は、回転翼の実運転時間が5秒を
こえると、洗濯物が回転翼と大なる相対速度をもちなが
ら、洗濯槽5内を回転するとともに、洗濯槽5の内底部
付近の洗濯物が回転翼とほぼ同一で回転しようとし、か
つ洗濯槽5の上部水面に近づくにつけて洗濯物の回転が
小さくなっているので、洗濯槽5内の洗濯物は上下でよ
じれ、洗濯物の片寄りが大きくなるためである。そこ
で、回転翼8の実運転時間が5秒以下の短い実運転時間
における発生アンバランス量を測定してみると、図4及
び図5に示すように、実運転時間を短くすると発生アン
バランス量が減ることがわかる。特に、実運転時間を3
秒以下にすれば、洗濯槽5の脱水起動時の発生アンバラ
ンス量は1.1kg に洗濯槽の脱水定常回転時の発生アン
バランス量は0.8kg になりともに、従来の渦巻式より
もかなり小さくすることができる。従って、洗い工程及
びすすぎ工程の回転翼8の反転周期、すなわち、モータ
15の反転周期は、正転時の実運転時間が3秒以下に、
休止時間をモータ15が実質に逆転しえる必要な時間、
たとえば0.5 秒とし、さらに、逆転時の実運転時間を
3秒以下にすればよい。
こえると、洗濯物が回転翼と大なる相対速度をもちなが
ら、洗濯槽5内を回転するとともに、洗濯槽5の内底部
付近の洗濯物が回転翼とほぼ同一で回転しようとし、か
つ洗濯槽5の上部水面に近づくにつけて洗濯物の回転が
小さくなっているので、洗濯槽5内の洗濯物は上下でよ
じれ、洗濯物の片寄りが大きくなるためである。そこ
で、回転翼8の実運転時間が5秒以下の短い実運転時間
における発生アンバランス量を測定してみると、図4及
び図5に示すように、実運転時間を短くすると発生アン
バランス量が減ることがわかる。特に、実運転時間を3
秒以下にすれば、洗濯槽5の脱水起動時の発生アンバラ
ンス量は1.1kg に洗濯槽の脱水定常回転時の発生アン
バランス量は0.8kg になりともに、従来の渦巻式より
もかなり小さくすることができる。従って、洗い工程及
びすすぎ工程の回転翼8の反転周期、すなわち、モータ
15の反転周期は、正転時の実運転時間が3秒以下に、
休止時間をモータ15が実質に逆転しえる必要な時間、
たとえば0.5 秒とし、さらに、逆転時の実運転時間を
3秒以下にすればよい。
【0025】この反転周期を条件にして、回転翼8の高
さ、外径及び回転数並びに洗濯槽5の容積(内径と洗濯
水位)を決定するにあたり、従来の渦巻式を採用した遠
心脱水洗濯機の洗濯機構を用いて、かつ反転周期を正転
2秒−休止0.5 秒−逆転2秒と一定にして、回転翼8
の回転数と洗浄比若しくは損傷比との関係をみてみる
と、図6の結果が得られた。なお洗浄比及び損傷比は、
従来の渦巻式洗濯機において回転翼の回転数400rpm
、実運転時間27秒の場合の洗浄力及び布損傷を1と
して、それとの比で表わしたものである。
さ、外径及び回転数並びに洗濯槽5の容積(内径と洗濯
水位)を決定するにあたり、従来の渦巻式を採用した遠
心脱水洗濯機の洗濯機構を用いて、かつ反転周期を正転
2秒−休止0.5 秒−逆転2秒と一定にして、回転翼8
の回転数と洗浄比若しくは損傷比との関係をみてみる
と、図6の結果が得られた。なお洗浄比及び損傷比は、
従来の渦巻式洗濯機において回転翼の回転数400rpm
、実運転時間27秒の場合の洗浄力及び布損傷を1と
して、それとの比で表わしたものである。
【0026】図6からわかるように、実線で示す実運転
時間27秒の場合も、一点鎖線で示す2秒の場合も回転
翼8の回転数を低くしてゆくと洗浄力も低下するが、布
損傷の低下してゆく割合は洗浄力の低下の割合よりも大
きい。実運転時間27秒(実線)と2秒(一点鎖線)と
を比較してみると、回転翼の回転数が高い領域では27
秒の方が洗浄率は良いが、回転数が低くなるにつれて、
その差は小さくなっている。例えば実運転時間2秒の場
合回転数が400rpm の時、洗浄力は、従来の渦巻式の
約78%に低下し、かつ損傷は従来の渦巻式の52%に
低下している。回転が200rpm の時、洗浄力は従来の
渦巻式の回転数400rpm のときの48%に低下し、か
つ損傷は従来の渦巻式の22%に低下しているが、同じ
回転数でみると洗浄力の差は小さくなっている。従っ
て、洗濯物の損傷を小さくして、洗浄力を向上させるに
は、回転翼8の回転数を低くおさえるとともに、回転数
の低下にともない洗浄力を低下しようとするのを、回転
翼8や洗濯槽5の大きさや形状を変えて補う必要があ
る。
時間27秒の場合も、一点鎖線で示す2秒の場合も回転
翼8の回転数を低くしてゆくと洗浄力も低下するが、布
損傷の低下してゆく割合は洗浄力の低下の割合よりも大
きい。実運転時間27秒(実線)と2秒(一点鎖線)と
を比較してみると、回転翼の回転数が高い領域では27
秒の方が洗浄率は良いが、回転数が低くなるにつれて、
その差は小さくなっている。例えば実運転時間2秒の場
合回転数が400rpm の時、洗浄力は、従来の渦巻式の
約78%に低下し、かつ損傷は従来の渦巻式の52%に
低下している。回転が200rpm の時、洗浄力は従来の
渦巻式の回転数400rpm のときの48%に低下し、か
つ損傷は従来の渦巻式の22%に低下しているが、同じ
回転数でみると洗浄力の差は小さくなっている。従っ
て、洗濯物の損傷を小さくして、洗浄力を向上させるに
は、回転翼8の回転数を低くおさえるとともに、回転数
の低下にともない洗浄力を低下しようとするのを、回転
翼8や洗濯槽5の大きさや形状を変えて補う必要があ
る。
【0027】そこで、まず、洗浄比及び損傷比と回転翼
8の外径との関係を実験で確認してみると、図7のよう
になる。図7において、実線は洗浄比を、一点鎖線は損
傷比を示している。実験条件は、洗濯槽5の内径を39
0mmに、回転翼8の回転数を200rpm に、回転翼8の
反転周期を正転2秒−休止0.5 秒−逆転2秒に設定す
る。尚、洗浄比,損傷比は、従来の渦巻式洗濯機(回転
翼外径150mm,回転数400rpm ,洗濯槽内径390
mm)の洗浄力,布損傷との比で表わしている。図7から
わかるように、従来の渦巻式の洗浄力の70%以上、す
なわち洗浄比を0.7 以上にするためには、回転翼8の
高さが60mmの場合では回転翼8の外径を215mm以上
に、かつ回転翼8の高さが300mmの場合では回転翼8
の外径を150mm以上にすればよいことがわかる。従来
の渦巻式の洗浄力とほぼ同一にするためには、回転翼8
の高さが60mmの場合では回転翼8の外径を310mmと
し、かつ回転翼8の高さが300mmの場合では回転翼8
の外径を210mmとすればよい。また、従来の渦巻式の
洗浄力とほぼ同一となるようにした場合における損傷
は、従来の渦巻式の損傷の80%以下、すなわち、損傷
比で0.8 以下におさえることができ大幅に改善されて
いることができる。従来の渦巻式の洗浄力の70%とな
るようにした場合には、損傷比が0.6 以下となり、従
来の撹拌式による損傷比に大幅に近づけることができ
る。
8の外径との関係を実験で確認してみると、図7のよう
になる。図7において、実線は洗浄比を、一点鎖線は損
傷比を示している。実験条件は、洗濯槽5の内径を39
0mmに、回転翼8の回転数を200rpm に、回転翼8の
反転周期を正転2秒−休止0.5 秒−逆転2秒に設定す
る。尚、洗浄比,損傷比は、従来の渦巻式洗濯機(回転
翼外径150mm,回転数400rpm ,洗濯槽内径390
mm)の洗浄力,布損傷との比で表わしている。図7から
わかるように、従来の渦巻式の洗浄力の70%以上、す
なわち洗浄比を0.7 以上にするためには、回転翼8の
高さが60mmの場合では回転翼8の外径を215mm以上
に、かつ回転翼8の高さが300mmの場合では回転翼8
の外径を150mm以上にすればよいことがわかる。従来
の渦巻式の洗浄力とほぼ同一にするためには、回転翼8
の高さが60mmの場合では回転翼8の外径を310mmと
し、かつ回転翼8の高さが300mmの場合では回転翼8
の外径を210mmとすればよい。また、従来の渦巻式の
洗浄力とほぼ同一となるようにした場合における損傷
は、従来の渦巻式の損傷の80%以下、すなわち、損傷
比で0.8 以下におさえることができ大幅に改善されて
いることができる。従来の渦巻式の洗浄力の70%とな
るようにした場合には、損傷比が0.6 以下となり、従
来の撹拌式による損傷比に大幅に近づけることができ
る。
【0028】次に、洗浄比及び損傷比と回転翼8の回転
数との関係を実験で確認してみると、図8のようにな
る。実験条件を図7と同一、つまり、洗濯槽の内径39
0mm,回転翼の反転周期を正転2秒−休止0.5 秒−逆
転2秒とし、かつ外径が310mmの回転翼を使用する。
図8からわかるように、従来の渦巻式の洗浄力の70%
以上の洗浄力を確保するためには回転翼8の回転数を1
00rpm 以上にする必要があるとともに、従来の渦巻式
よりも損傷を少なくするために回転翼8の回転数を35
0rpm 以下にする必要がある。
数との関係を実験で確認してみると、図8のようにな
る。実験条件を図7と同一、つまり、洗濯槽の内径39
0mm,回転翼の反転周期を正転2秒−休止0.5 秒−逆
転2秒とし、かつ外径が310mmの回転翼を使用する。
図8からわかるように、従来の渦巻式の洗浄力の70%
以上の洗浄力を確保するためには回転翼8の回転数を1
00rpm 以上にする必要があるとともに、従来の渦巻式
よりも損傷を少なくするために回転翼8の回転数を35
0rpm 以下にする必要がある。
【0029】次に、洗浄比及び損傷比と回転翼8の高さ
との関係を、実験で確認してみると、図9のようにな
る。実験条件は、槽内径,反転周期,翼回転数は図7の
場合と同一とする。回転翼8の高さが60mmの場合では
回転翼8の外径を310mmにしている。回転翼の高さが
300mmの場合では回転翼8の外径を215mmにしてい
る。回転翼8の高さを変えても、回転翼の外径が変ると
図9からわかるように、洗浄比及び損傷比は、ともにご
くわずかに変化するにすぎないものであることがわか
る。したがって、図7および図9から洗浄比および損傷
比は回転翼8の高さよりも外径を変える方が大きく変化
するものであることがわかる。
との関係を、実験で確認してみると、図9のようにな
る。実験条件は、槽内径,反転周期,翼回転数は図7の
場合と同一とする。回転翼8の高さが60mmの場合では
回転翼8の外径を310mmにしている。回転翼の高さが
300mmの場合では回転翼8の外径を215mmにしてい
る。回転翼8の高さを変えても、回転翼の外径が変ると
図9からわかるように、洗浄比及び損傷比は、ともにご
くわずかに変化するにすぎないものであることがわか
る。したがって、図7および図9から洗浄比および損傷
比は回転翼8の高さよりも外径を変える方が大きく変化
するものであることがわかる。
【0030】次に、発生アンバランス量を無視し、モー
タ15の反転周期中の実運転時間、すなわち回転翼8の
反転周期中の実運転時間と、洗浄比及び損傷比との関係
を実験で確認してみると、図10のようになる。実験条
件は、回転翼8は高さが60mm,外径が310mm,回転
数が200rpm とし、かつ洗濯槽5の内径は390mmと
する。図10からわかるように、回転翼8の実運転時間
を変えても、洗浄比及び損傷比はほとんど変わらないこ
とがわかる。つまり、回転翼の外径や、回転数を変える
と図7,図8に見られる如く洗浄力,布損傷は大きく変
るが反転周期中の実運転時間はそれ程大きな影響を与え
ない。
タ15の反転周期中の実運転時間、すなわち回転翼8の
反転周期中の実運転時間と、洗浄比及び損傷比との関係
を実験で確認してみると、図10のようになる。実験条
件は、回転翼8は高さが60mm,外径が310mm,回転
数が200rpm とし、かつ洗濯槽5の内径は390mmと
する。図10からわかるように、回転翼8の実運転時間
を変えても、洗浄比及び損傷比はほとんど変わらないこ
とがわかる。つまり、回転翼の外径や、回転数を変える
と図7,図8に見られる如く洗浄力,布損傷は大きく変
るが反転周期中の実運転時間はそれ程大きな影響を与え
ない。
【0031】次に、布からみ率と回転翼8の反転周期中
の実運転時間との関係を実験で確認してみると、図11
のようになる。布からみ率につき、ここでは、洗い,す
すぎ及び脱水の一連の工程を終了後、洗濯槽5から任意
の一枚の洗濯物をつかんで2,3回しごいたときにすべ
ての洗濯物(この実験では同じ形状の試験用布を用いて
いる)がばらばらになる場合を布からみ率0%とし、か
つすべての洗浄力がからみあってふりほどけない状態を
布からみ率100%と定義する。
の実運転時間との関係を実験で確認してみると、図11
のようになる。布からみ率につき、ここでは、洗い,す
すぎ及び脱水の一連の工程を終了後、洗濯槽5から任意
の一枚の洗濯物をつかんで2,3回しごいたときにすべ
ての洗濯物(この実験では同じ形状の試験用布を用いて
いる)がばらばらになる場合を布からみ率0%とし、か
つすべての洗浄力がからみあってふりほどけない状態を
布からみ率100%と定義する。
【0032】図11の実験結果を考察する前に、布から
み率と発生アンバランス量との関係及び布減少率と布か
らみ率との関係をみてみると、図12及び図13のよう
になる。ここで、布減少率とは、タオルなどのほつれや
すい布を用いて、洗い,すすぎ,脱水の一連の工程を3
0回行なった場合の布の減少重量が、最初の重量のどの
位になるのかをパーセントで表わしたものをいう。
み率と発生アンバランス量との関係及び布減少率と布か
らみ率との関係をみてみると、図12及び図13のよう
になる。ここで、布減少率とは、タオルなどのほつれや
すい布を用いて、洗い,すすぎ,脱水の一連の工程を3
0回行なった場合の布の減少重量が、最初の重量のどの
位になるのかをパーセントで表わしたものをいう。
【0033】図12からわかるように、布からみ率を小
さくすれば、発生アンバランス量が少なくなることがわ
かる。また、図13からわかるように、布からみ率を小
さくすれば、布減少率が小さくなることがわかる。な
お、図13において、実線は、洗い,すすぎ,脱水の各
工程を実行した場合を示し、一点鎖線は洗い工程のみを
実行した場合を示している。
さくすれば、発生アンバランス量が少なくなることがわ
かる。また、図13からわかるように、布からみ率を小
さくすれば、布減少率が小さくなることがわかる。な
お、図13において、実線は、洗い,すすぎ,脱水の各
工程を実行した場合を示し、一点鎖線は洗い工程のみを
実行した場合を示している。
【0034】布減少率6%の遠心脱水洗濯機でタオルを
洗濯してみると、30回洗濯するとタオルの糸が飛びだ
しはじめ、100回洗濯するとタオルの縁がほつれてし
まい、理容院等での使用が不可となる。そこで、タオル
を毎日使用する理容院等に適した洗濯機として、従来の
タオルの使用回数を2倍以上にするべく、実験してみた
ところ、布減少率を4.5% 以下におさえればよいこと
がわかった。布減少率を4.5% 以下にするためには、
図13に示すように、布からみ率を40%以下にする必
要がある。
洗濯してみると、30回洗濯するとタオルの糸が飛びだ
しはじめ、100回洗濯するとタオルの縁がほつれてし
まい、理容院等での使用が不可となる。そこで、タオル
を毎日使用する理容院等に適した洗濯機として、従来の
タオルの使用回数を2倍以上にするべく、実験してみた
ところ、布減少率を4.5% 以下におさえればよいこと
がわかった。布減少率を4.5% 以下にするためには、
図13に示すように、布からみ率を40%以下にする必
要がある。
【0035】布からみ率は、図11に示すように、回転
翼8の実運転時間による影響が大きい。実運転時間が長
くなると、布からみ率は増大する。布からみ率を40%
以下にしてタオルの使用回数を2倍以上にするために
は、実運転時間を3秒以下にすればよいことが、図11
からわかる。回転翼8の外径が小さく、かつ回転翼8の
高さが大なるものが布からみ率が小さくなるとともに、
回転翼8の外径が大きく、かつ回転翼8の高さが小なる
ものが布からみ率が大きくなる傾向を示しているが、回
転翼8の外径及び高さがいずれの場合であっても、実運
転時間を3秒以下とすれば、布からみ率を40%以下に
抑えることができるものである。
翼8の実運転時間による影響が大きい。実運転時間が長
くなると、布からみ率は増大する。布からみ率を40%
以下にしてタオルの使用回数を2倍以上にするために
は、実運転時間を3秒以下にすればよいことが、図11
からわかる。回転翼8の外径が小さく、かつ回転翼8の
高さが大なるものが布からみ率が小さくなるとともに、
回転翼8の外径が大きく、かつ回転翼8の高さが小なる
ものが布からみ率が大きくなる傾向を示しているが、回
転翼8の外径及び高さがいずれの場合であっても、実運
転時間を3秒以下とすれば、布からみ率を40%以下に
抑えることができるものである。
【0036】また、布からみ低減は、次の面からも重要
である。全自動洗濯機においても、同じ洗濯液で二度,
三度と分け洗いをすることがある。衣類の出し入に際
し、布の絡み具合が、洗濯をする人の作業性に大きく影
響してくる。即ち布の絡みが大きいと例えば一つの衣類
を持ち上げても水を含んだ多数の衣類がついてくる。通
常木綿等の衣類は自重の3〜4倍位の水分を含むことが
できる。例えば全体で2kgの衣類では自重の2kgと水分
6〜8kgの水を含むことになり、合わせると実に10kg
弱の重量となってしまう。従って布の絡みを抑え衣類が
一枚一枚取れることが非常に重要となることである。
である。全自動洗濯機においても、同じ洗濯液で二度,
三度と分け洗いをすることがある。衣類の出し入に際
し、布の絡み具合が、洗濯をする人の作業性に大きく影
響してくる。即ち布の絡みが大きいと例えば一つの衣類
を持ち上げても水を含んだ多数の衣類がついてくる。通
常木綿等の衣類は自重の3〜4倍位の水分を含むことが
できる。例えば全体で2kgの衣類では自重の2kgと水分
6〜8kgの水を含むことになり、合わせると実に10kg
弱の重量となってしまう。従って布の絡みを抑え衣類が
一枚一枚取れることが非常に重要となることである。
【0037】次に、モータ15の入力と回転翼8の外径
との関係を検討してみると、図14のようになる。すな
わち、国内一般家庭の電力事情及びモータ15を短周期
で自動反転させるためのスイッチを短周期で入切させる
ことにより電気的雑音の防止を考慮すると、モータ15
の入力をほぼ340W以下におさえる必要がある。
との関係を検討してみると、図14のようになる。すな
わち、国内一般家庭の電力事情及びモータ15を短周期
で自動反転させるためのスイッチを短周期で入切させる
ことにより電気的雑音の防止を考慮すると、モータ15
の入力をほぼ340W以下におさえる必要がある。
【0038】モータ15の入力をほぼ340W以下にお
さえるには、回転翼8の高さが300mm(洗濯槽5の、洗
い工程時における水位とほぼ同一)の場合では、回転翼
8の外径を170mm以下にすればよく、かつ回転翼8の
高さが60mmの場合では、回転翼8の外径を320mm以
下にすればよい。
さえるには、回転翼8の高さが300mm(洗濯槽5の、洗
い工程時における水位とほぼ同一)の場合では、回転翼
8の外径を170mm以下にすればよく、かつ回転翼8の
高さが60mmの場合では、回転翼8の外径を320mm以
下にすればよい。
【0039】図4から図16に示す、実験結果をまとめ
てみると、発生アンバランス量及び布からみ率の点から
は、回転翼8の実運転時間を3秒以下にすることが好ま
しい。回転翼8の高さを60mmとした場合は、洗浄比を
70%以上にし、かつモータ15の入力をほぼ340W
以下におさえるためには、回転翼8の外径を215mm〜
320mmの範囲にそれぞれ設定すればよい。
てみると、発生アンバランス量及び布からみ率の点から
は、回転翼8の実運転時間を3秒以下にすることが好ま
しい。回転翼8の高さを60mmとした場合は、洗浄比を
70%以上にし、かつモータ15の入力をほぼ340W
以下におさえるためには、回転翼8の外径を215mm〜
320mmの範囲にそれぞれ設定すればよい。
【0040】洗濯槽5の内径は、洗濯物の定格容量をど
の位にするかによって、図4から図14の実験条件であ
る390mmが変化する。この場合でも、洗濯槽5の内径
と回転翼8の外径の比が一定となるようにすることによ
って、図4から図14と同一データがえられる。従っ
て、種々の、洗濯物の定格容量に対応できるためには、
回転翼8の高さを60mmとした場合(実運転時間を3秒
から1.5 秒にすると好ましい)では、洗濯槽5の内径
と回転翼8の外径との比を、390mm/215mm〜39
0mm/320mm=1.8〜1.2の範囲に設定すればよ
い。上述の比を面積比で表わすと1.44 〜3.24 と
なる。
の位にするかによって、図4から図14の実験条件であ
る390mmが変化する。この場合でも、洗濯槽5の内径
と回転翼8の外径の比が一定となるようにすることによ
って、図4から図14と同一データがえられる。従っ
て、種々の、洗濯物の定格容量に対応できるためには、
回転翼8の高さを60mmとした場合(実運転時間を3秒
から1.5 秒にすると好ましい)では、洗濯槽5の内径
と回転翼8の外径との比を、390mm/215mm〜39
0mm/320mm=1.8〜1.2の範囲に設定すればよ
い。上述の比を面積比で表わすと1.44 〜3.24 と
なる。
【0041】回転翼8の高さについては、60mm程度と
する。従ってモータ15の入力,損傷比及び反転周期の
設定により、洗濯槽5の内径と回転翼8の外径が決定す
れば、洗浄力の補償を回転翼8の外径を増大させること
によって行なうことができる。
する。従ってモータ15の入力,損傷比及び反転周期の
設定により、洗濯槽5の内径と回転翼8の外径が決定す
れば、洗浄力の補償を回転翼8の外径を増大させること
によって行なうことができる。
【0042】しかも、回転翼8の回転と逆転との間にそ
の運転時間より短く、かつ少なくともモータ15の反転
に必要な休止時間に設定してあるので、この休止時間の
間に回転翼8の周囲を回流する水流の勢いが弱まり、回
転翼8の正逆転開始時における洗濯水及び洗濯物の回動
が円滑になる。これによって、複雑な反転機構を用いる
ことなく、モータ15の反転により回転翼8の正逆転が
可能となる。また、洗濯物は、休止時間中に回動が弱ま
るけれども、次の回転翼の起動に槽内に強い水流から引
き起されるので洗浄力の低下は少ない。
の運転時間より短く、かつ少なくともモータ15の反転
に必要な休止時間に設定してあるので、この休止時間の
間に回転翼8の周囲を回流する水流の勢いが弱まり、回
転翼8の正逆転開始時における洗濯水及び洗濯物の回動
が円滑になる。これによって、複雑な反転機構を用いる
ことなく、モータ15の反転により回転翼8の正逆転が
可能となる。また、洗濯物は、休止時間中に回動が弱ま
るけれども、次の回転翼の起動に槽内に強い水流から引
き起されるので洗浄力の低下は少ない。
【0043】洗浄力だけから見ると、回転翼の反転時の
休止時間は短かければ短かい程洗浄実稼働時間が長くな
るので洗浄はよくなる。
休止時間は短かければ短かい程洗浄実稼働時間が長くな
るので洗浄はよくなる。
【0044】しかし、あまり短かくすると、水の飛び跳
ねが多くなる。
ねが多くなる。
【0045】すなわち、回転翼の回転が止まった後、洗
濯物および洗濯水は慣性回転をもつ。洗濯物の慣性回転
が止まった後も洗浄水の慣性回転は続く。この慣性回転
は、従来の撹拌式の洗濯機では回転翼の反転角度が18
0°〜270°(1/2回転〜3/4回転)で1回の回
転角度が小さく、しかも毎分50〜100サイクルの低
い回転であるため、弱いものである。本発明の洗濯機
は、回転翼の回転数が100〜350rpm 、1回の回転
角度が1回転を越えるものであるので、慣性回転はかな
りある。慣性回転がかなりあることで、回転翼が反対方
向に回わると、先の回転による洗濯物のねじれがほどか
れた後に今回の回転方向に洗濯物がねじられてから洗濯
物全体が大きく回転する。この時に、洗濯水の先の慣性
が残っているので、洗濯物全体の回転と洗濯水の回転が
弱く衝突し、水跳ねが起きる。
濯物および洗濯水は慣性回転をもつ。洗濯物の慣性回転
が止まった後も洗浄水の慣性回転は続く。この慣性回転
は、従来の撹拌式の洗濯機では回転翼の反転角度が18
0°〜270°(1/2回転〜3/4回転)で1回の回
転角度が小さく、しかも毎分50〜100サイクルの低
い回転であるため、弱いものである。本発明の洗濯機
は、回転翼の回転数が100〜350rpm 、1回の回転
角度が1回転を越えるものであるので、慣性回転はかな
りある。慣性回転がかなりあることで、回転翼が反対方
向に回わると、先の回転による洗濯物のねじれがほどか
れた後に今回の回転方向に洗濯物がねじられてから洗濯
物全体が大きく回転する。この時に、洗濯水の先の慣性
が残っているので、洗濯物全体の回転と洗濯水の回転が
弱く衝突し、水跳ねが起きる。
【0046】回転翼が反対方向に回転する前に休止時間
がとられているので洗濯物全体の回転と衝突する洗濯水
の慣性が弱くなり、水跳ねが少なくなるのである。
がとられているので洗濯物全体の回転と衝突する洗濯水
の慣性が弱くなり、水跳ねが少なくなるのである。
【0047】洗濯機に用いるモータは通常進相用コンデ
ンサーを用いる誘導モータである。このモータの休止時
間(モータOFF)が短かすぎると、反転動作をしなく
なることが多々あり、この点からも回転翼の正転と逆転
との間に、モータが反転するのに必要な休止時間をとる
必要があるのである。
ンサーを用いる誘導モータである。このモータの休止時
間(モータOFF)が短かすぎると、反転動作をしなく
なることが多々あり、この点からも回転翼の正転と逆転
との間に、モータが反転するのに必要な休止時間をとる
必要があるのである。
【0048】
【発明の効果】本発明は、洗濯槽と、この洗濯槽の内底
に回転可能に配設した回転翼と、この回転翼を駆動する
ためのモータとを備え、前記モータを自動反転すること
により前記回転翼を交互に少なくとも1回転以上継続し
て正方向および逆方向に運転させて洗濯を行なうモータ
反転式の洗濯機において、回転翼の高さを60mm程度と
し前記洗濯槽の内底面積(投影面積)と前記回転翼の上
面積(投影面積)との比を、約1.44〜3.24の範囲
に設定し、前記回転翼の運転速度を100rpm 〜350
rpm の範囲に設定し、かつ前記回転翼の正転時および逆
転時の運転時間(モータON)をそれぞれ最長3秒に設
定するとともに、前記回転翼の正転と逆転との間に少な
くとも前記モータが反転するのに必要な休止時間(モー
タOFF)を設け、この休止時間は前記運転時間を上回
らないようにしたので次のような効果を得ることができ
る。
に回転可能に配設した回転翼と、この回転翼を駆動する
ためのモータとを備え、前記モータを自動反転すること
により前記回転翼を交互に少なくとも1回転以上継続し
て正方向および逆方向に運転させて洗濯を行なうモータ
反転式の洗濯機において、回転翼の高さを60mm程度と
し前記洗濯槽の内底面積(投影面積)と前記回転翼の上
面積(投影面積)との比を、約1.44〜3.24の範囲
に設定し、前記回転翼の運転速度を100rpm 〜350
rpm の範囲に設定し、かつ前記回転翼の正転時および逆
転時の運転時間(モータON)をそれぞれ最長3秒に設
定するとともに、前記回転翼の正転と逆転との間に少な
くとも前記モータが反転するのに必要な休止時間(モー
タOFF)を設け、この休止時間は前記運転時間を上回
らないようにしたので次のような効果を得ることができ
る。
【0049】(1)モータを自動反転させるので、クラン
ク機構等の複雑な反転機構を必要とせず、安価で信頼性
の高い洗濯機が得られる。
ク機構等の複雑な反転機構を必要とせず、安価で信頼性
の高い洗濯機が得られる。
【0050】(2)一般家庭において使用するのに差し支
えない洗浄力を維持することができ、しかも、布からみ
率を著しく低下させ、布傷みを従来の渦巻式よりも小さ
くすることができる洗濯機が得られる。
えない洗浄力を維持することができ、しかも、布からみ
率を著しく低下させ、布傷みを従来の渦巻式よりも小さ
くすることができる洗濯機が得られる。
【0051】(3)布からみ率を低下させたので脱水時の
振動騒音の小さい洗濯機が得られる。 (4)回転翼の正転と逆転との間にモータが反転するのに
必要な休止時間をとったので、洗濯物全体の回転と衝突
する洗濯水の慣性回転が弱くなり水跳ねが少なくなる。
振動騒音の小さい洗濯機が得られる。 (4)回転翼の正転と逆転との間にモータが反転するのに
必要な休止時間をとったので、洗濯物全体の回転と衝突
する洗濯水の慣性回転が弱くなり水跳ねが少なくなる。
【0052】(5)モータが反転するのに必要な休止時間
をとっているので、モータが一方向に回転してしまう誤
動作がなく、回転翼を規則正しく反転させることができ
る。
をとっているので、モータが一方向に回転してしまう誤
動作がなく、回転翼を規則正しく反転させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠心脱水洗濯機の要部縦断面図。
【図2】洗濯兼脱水槽部の縦断面図。
【図3】回転翼を取り除いた状態の洗濯兼脱水槽の平面
図。
図。
【図4】脱水定常回転時における発生アンバランス量と
回転翼の実運転時間との特性図。
回転翼の実運転時間との特性図。
【図5】脱水開始時における発生アンバランス量と回転
翼の実運転時間との特性図。
翼の実運転時間との特性図。
【図6】洗浄比及び損傷比と回転翼の回転数との特性
図。
図。
【図7】洗浄比及び損傷比と回転翼の外径との特性図。
【図8】洗浄比及び損傷比と回転翼の回転数との特性
図。
図。
【図9】洗浄比及び損傷比と回転翼の高さとの特性図。
【図10】洗浄比及び損傷比と回転翼の反転周期中の実
運転時間との特性図。
運転時間との特性図。
【図11】布からみ率と回転翼の反転周期中の実運転時
間との特性図。
間との特性図。
【図12】発生アンバランス量と布からみ率との特性
図。
図。
【図13】布減少量と布からみ率との特性図。
【図14】モータの入力と回転翼の外径との特性曲線
図。
図。
【符号の説明】 2…外槽、5…洗濯兼脱水槽、8…回転翼。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桧山 功 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 石川 俊一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内
Claims (1)
- 【請求項1】洗濯槽と、この洗濯槽の内底に回転可能に
配設した回転翼と、この回転翼を駆動するためのモータ
とを備え、前記モータを自動反転することにより前記回
転翼を交互に少なくとも1回転以上継続して正方向およ
び逆方向に運転させて洗濯を行なうモータ反転式の洗濯
機において、 前記洗濯槽の内底面積(投影面積)と前記回転翼の上面
積(投影面積)との比を、約1.44〜6.76の範囲に
設定し、 前記回転翼の運転速度を100rpm〜350rpmの範囲に
設定し、かつ前記回転翼の正転時および逆転時の運転時
間(モータON)をそれぞれ最長3秒に設定するととも
に、前記回転翼の正転と逆転との間に少なくとも前記モ
ータが反転するのに必要な休止時間(モータOFF)を
設け、この休止時間は前記運転時間を上回らないように
設けたことを特徴とする洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4261074A JPH0771597B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4261074A JPH0771597B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05192486A true JPH05192486A (ja) | 1993-08-03 |
| JPH0771597B2 JPH0771597B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17356721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4261074A Expired - Lifetime JPH0771597B2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771597B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100717456B1 (ko) * | 2000-07-14 | 2007-05-14 | 엘지전자 주식회사 | 교반식 세탁기를 이용한 세탁방법 |
| CN104279288A (zh) * | 2013-07-10 | 2015-01-14 | 常州乐士雷利电机有限公司 | 一种牵引电机回复控制系统 |
| US12104304B2 (en) | 2021-03-17 | 2024-10-01 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Laundry apparatus including a tangle-free option and method of operating a laundry apparatus |
| CN121204946A (zh) * | 2025-12-01 | 2025-12-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 衣物处理设备的控制方法、电子设备和衣物处理设备 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS493476A (ja) * | 1972-04-27 | 1974-01-12 | ||
| JPS52116656A (en) * | 1976-03-26 | 1977-09-30 | Hitachi Ltd | Pulsator for dehydrating washing machine |
| JPS54139271A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Fully automatic washing mechine |
| JPS5644674U (ja) * | 1979-09-12 | 1981-04-22 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP4261074A patent/JPH0771597B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS493476A (ja) * | 1972-04-27 | 1974-01-12 | ||
| JPS52116656A (en) * | 1976-03-26 | 1977-09-30 | Hitachi Ltd | Pulsator for dehydrating washing machine |
| JPS54139271A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Fully automatic washing mechine |
| JPS5644674U (ja) * | 1979-09-12 | 1981-04-22 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100717456B1 (ko) * | 2000-07-14 | 2007-05-14 | 엘지전자 주식회사 | 교반식 세탁기를 이용한 세탁방법 |
| CN104279288A (zh) * | 2013-07-10 | 2015-01-14 | 常州乐士雷利电机有限公司 | 一种牵引电机回复控制系统 |
| US12104304B2 (en) | 2021-03-17 | 2024-10-01 | Haier Us Appliance Solutions, Inc. | Laundry apparatus including a tangle-free option and method of operating a laundry apparatus |
| CN121204946A (zh) * | 2025-12-01 | 2025-12-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 衣物处理设备的控制方法、电子设备和衣物处理设备 |
| CN121204946B (zh) * | 2025-12-01 | 2026-02-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 衣物处理设备的控制方法、电子设备和衣物处理设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0771597B2 (ja) | 1995-08-02 |
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