JPH0519258B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0519258B2 JPH0519258B2 JP15259284A JP15259284A JPH0519258B2 JP H0519258 B2 JPH0519258 B2 JP H0519258B2 JP 15259284 A JP15259284 A JP 15259284A JP 15259284 A JP15259284 A JP 15259284A JP H0519258 B2 JPH0519258 B2 JP H0519258B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament
- wire
- molybdenum tube
- welding
- internal lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
本発明はハロゲン電球、特にフイラメントの端
部がモリブデンチユーブを介して内部導入線に溶
接されているものに関するものである。
部がモリブデンチユーブを介して内部導入線に溶
接されているものに関するものである。
この種のモリブデンチユーブを利用したフイラ
メントの溶接方法としては、例えば第8〜10図
に示したものが公知である。この溶接方法は、タ
ングステンワイヤーからなるフイラメント1がコ
イリング部2と取付用の端部3とを有し、この端
部3側をモリブデンチユーブ4に挿入し、該モリ
ブデンチユーブを楕円形に押潰して端部3と当接
させ、このモリブデンチユーブを電球内に配設さ
せた内部導入線5に溶接する。 この場合、第9図に示したように上下に配した
電極6,7が内部導入線5とモリブデンチユーブ
4とをサンドイツチ状に挟み、所定の電圧を印加
してスポツト溶接を行うものであり、内部導入線
5とモリブデンチユーブ4とはその当接長さが、
モリブデンチユーブを横切る長さの最長さで溶接
されるために、その溶接強度は充分である。
メントの溶接方法としては、例えば第8〜10図
に示したものが公知である。この溶接方法は、タ
ングステンワイヤーからなるフイラメント1がコ
イリング部2と取付用の端部3とを有し、この端
部3側をモリブデンチユーブ4に挿入し、該モリ
ブデンチユーブを楕円形に押潰して端部3と当接
させ、このモリブデンチユーブを電球内に配設さ
せた内部導入線5に溶接する。 この場合、第9図に示したように上下に配した
電極6,7が内部導入線5とモリブデンチユーブ
4とをサンドイツチ状に挟み、所定の電圧を印加
してスポツト溶接を行うものであり、内部導入線
5とモリブデンチユーブ4とはその当接長さが、
モリブデンチユーブを横切る長さの最長さで溶接
されるために、その溶接強度は充分である。
この種のハロゲン電球において、ハロゲンサイ
クルを考えた場合にフイラメントの端子部分、即
ち溶接側の端部の温度が極めて重大な問題とな
る。つまり、電球内に封入されるハロゲンガスと
して臭素を用いた場合に、電球内に酸素が存在す
ると、フイラメントの低温部がエツチングされ、
電球として短寿命になる。これは低温部のタング
ステンワイヤーが酸素またはその化合物によつて
酸化され、その酸化タングステンと臭素が化合し
て蒸発し易い化合物となるために生ずる現象であ
る。実際に内部導入線はフイラメントを保持する
ために必要な強度を保ち且つエツチングを受けな
いようにフイラメント線径の数倍以上の太さのも
のが使用され、そのためにこの内部導入線と接続
したフイラメントの接続部分近傍が低温部となつ
てエツチングを受けてしまう。 又、一般的にはフイラメントの点灯によつて電
球内部に対流が生じ、それによつて低温部におけ
るタングステンが酸化と蒸発とが助成されエツチ
ングが促進されるが、フイラメントから直径約
1.5mmの範囲は、ラングミユアシート(フイラメ
ント近傍では温度上昇のため気体の粘度が高くな
り、対流が起こらない層ができる。この層をラン
グミユアシートと称している)と呼ばれ、対流が
生じないことも知られている。 そして、この種のハロゲン電球では、内部に遮
光板が取付けられるものや、バルブが長く形成さ
れ、長さ方向に沿つてフイラメントが配設される
ものがあり、遮光板を使用するものにあつては、
酸素その他の不純ガスが出易く、タングステン線
の酸化及びエツチングが促進され、更にはバルブ
が長いと高温部と低温部の温度差が著しく、低温
部にハロゲン化タングステンの凝縮が起こる。こ
の凝縮によるハロゲンの減量を補うためにハロゲ
ン量を多くするか、又は活性度の高いハロゲンを
混入して凝縮を防止する必要があるが、その反面
エツチングを受け易い状態になることも明らかで
ある。 このような実情からして前記した従来例にあつ
ては、内部導入線5に対する溶接強度は充分であ
るが、その溶接部分の近辺及びモリブデンチユー
ブ4から出た部分は1〜3mm程度の範囲におい
て、内部導入線5及びモリブデンチユーブ4に熱
を奪われるため低温部となり、対流が生ずる範囲
に属すると共にエツチングを受け易い部分となり
長期に使用し得ないという問題点がある。 更に、内部導入線5に対してモリブデンチユー
ブ4を溶接する際、第10図に示したように、溶
接電流aの流れとして、モリブデンチユーブ4→
タングステンワイヤー(フイラメント1)→モリ
ブデンチユーブ4の流れAと、モリブデンチユー
ブ4に沿う流れBとができる。そして、モリブデ
ンとタングステンとの素材としての抵抗値がほぼ
同程度で、前記流れA,Bの抵抗は電流の流れる
経路の長さにほぼ比例することになり、前記溶接
電流aが、モリブデンチユーブ4を沿う(流れ
B)よりもタングステンワイヤー即ちフイラメン
ト1を通る方向(流れA)に多く流れるようにな
る。 そして、モリブデンチユーブ4とタングステン
ワイヤーとの接触部分bでの抵抗が小さい場合、
前記経路Aに多くの電流が流れ、溶接部のタング
ステンワイヤーの温度が局部的に高くなり、その
部分が溶融する。また、前記接触部分bでの抵抗
が大きいとこの部分から発熱して、やはり溶接部
のタングステンワイヤーの温度が局部的に高くな
り、溶融する。このため、タングステンワイヤー
の溶融した部分が冷却するとその部分で再結晶し
てタングステンワイヤー全体としての均一性が崩
れ、溶接部分におけるタングステンワイヤーがも
ろくなる。そして、著しい時には折損して断線を
起こすという問題点も有している。 本発明は、内部導入線に溶接されたフイラメン
トの低温部分を対流にさらされないようにし、エ
ツチングによる痩細り及び使用寿命が短いという
問題点、並びに溶接時における溶接電流でフイラ
メントがもろくなるという問題点を解決しようと
するものである。
クルを考えた場合にフイラメントの端子部分、即
ち溶接側の端部の温度が極めて重大な問題とな
る。つまり、電球内に封入されるハロゲンガスと
して臭素を用いた場合に、電球内に酸素が存在す
ると、フイラメントの低温部がエツチングされ、
電球として短寿命になる。これは低温部のタング
ステンワイヤーが酸素またはその化合物によつて
酸化され、その酸化タングステンと臭素が化合し
て蒸発し易い化合物となるために生ずる現象であ
る。実際に内部導入線はフイラメントを保持する
ために必要な強度を保ち且つエツチングを受けな
いようにフイラメント線径の数倍以上の太さのも
のが使用され、そのためにこの内部導入線と接続
したフイラメントの接続部分近傍が低温部となつ
てエツチングを受けてしまう。 又、一般的にはフイラメントの点灯によつて電
球内部に対流が生じ、それによつて低温部におけ
るタングステンが酸化と蒸発とが助成されエツチ
ングが促進されるが、フイラメントから直径約
1.5mmの範囲は、ラングミユアシート(フイラメ
ント近傍では温度上昇のため気体の粘度が高くな
り、対流が起こらない層ができる。この層をラン
グミユアシートと称している)と呼ばれ、対流が
生じないことも知られている。 そして、この種のハロゲン電球では、内部に遮
光板が取付けられるものや、バルブが長く形成さ
れ、長さ方向に沿つてフイラメントが配設される
ものがあり、遮光板を使用するものにあつては、
酸素その他の不純ガスが出易く、タングステン線
の酸化及びエツチングが促進され、更にはバルブ
が長いと高温部と低温部の温度差が著しく、低温
部にハロゲン化タングステンの凝縮が起こる。こ
の凝縮によるハロゲンの減量を補うためにハロゲ
ン量を多くするか、又は活性度の高いハロゲンを
混入して凝縮を防止する必要があるが、その反面
エツチングを受け易い状態になることも明らかで
ある。 このような実情からして前記した従来例にあつ
ては、内部導入線5に対する溶接強度は充分であ
るが、その溶接部分の近辺及びモリブデンチユー
ブ4から出た部分は1〜3mm程度の範囲におい
て、内部導入線5及びモリブデンチユーブ4に熱
を奪われるため低温部となり、対流が生ずる範囲
に属すると共にエツチングを受け易い部分となり
長期に使用し得ないという問題点がある。 更に、内部導入線5に対してモリブデンチユー
ブ4を溶接する際、第10図に示したように、溶
接電流aの流れとして、モリブデンチユーブ4→
タングステンワイヤー(フイラメント1)→モリ
ブデンチユーブ4の流れAと、モリブデンチユー
ブ4に沿う流れBとができる。そして、モリブデ
ンとタングステンとの素材としての抵抗値がほぼ
同程度で、前記流れA,Bの抵抗は電流の流れる
経路の長さにほぼ比例することになり、前記溶接
電流aが、モリブデンチユーブ4を沿う(流れ
B)よりもタングステンワイヤー即ちフイラメン
ト1を通る方向(流れA)に多く流れるようにな
る。 そして、モリブデンチユーブ4とタングステン
ワイヤーとの接触部分bでの抵抗が小さい場合、
前記経路Aに多くの電流が流れ、溶接部のタング
ステンワイヤーの温度が局部的に高くなり、その
部分が溶融する。また、前記接触部分bでの抵抗
が大きいとこの部分から発熱して、やはり溶接部
のタングステンワイヤーの温度が局部的に高くな
り、溶融する。このため、タングステンワイヤー
の溶融した部分が冷却するとその部分で再結晶し
てタングステンワイヤー全体としての均一性が崩
れ、溶接部分におけるタングステンワイヤーがも
ろくなる。そして、著しい時には折損して断線を
起こすという問題点も有している。 本発明は、内部導入線に溶接されたフイラメン
トの低温部分を対流にさらされないようにし、エ
ツチングによる痩細り及び使用寿命が短いという
問題点、並びに溶接時における溶接電流でフイラ
メントがもろくなるという問題点を解決しようと
するものである。
本発明は上記問題点を解決する具体的手段とし
て、フイラメントの端部をモリブデンチユーブに
挿入して押し潰し、該モリブデンチユーブの外面
を内部導入線に溶接したハロゲン電球において、
前記モリブデンチユーブには、該モリブデンチユ
ーブのフイラメント端部側のみを押潰しによつて
フイラメントの線材の外周面に全体的に亘つて密
着するように圧接した前記内部導入線に対する溶
接部が設けられ、フイラメントのコイリング部側
に1〜3mm程度の長さで1mm以下の内径とし、フ
イラメントが該モリブデンチユーブに接触しない
保護部が設けられていることを特徴とするハロゲ
ン電球を提供するものであつて、前記溶接部から
出た低温になり易い所定の長さに亘つてフイラメ
ントを保護部で保護しているため、対流にさらさ
れず、しかもその保護部の内径が1mm以下であつ
て、ラングミユアシートの範囲内でカバーし、そ
のカバーされた内部が徐々に高温となつてラング
ミユアシート現象を作り出し、エツチングされな
くなるのである。又、前記溶接部はフイラメント
線材の外周面全体に亘つて密着するように圧接し
て押し潰されているので、溶接電流の大半がモリ
ブデンチユーブを通つて流れることになり、フイ
ラメント線材がもろくならないと共に内部導入線
との溶接部分が広くなり溶接強度も高くなるので
ある。
て、フイラメントの端部をモリブデンチユーブに
挿入して押し潰し、該モリブデンチユーブの外面
を内部導入線に溶接したハロゲン電球において、
前記モリブデンチユーブには、該モリブデンチユ
ーブのフイラメント端部側のみを押潰しによつて
フイラメントの線材の外周面に全体的に亘つて密
着するように圧接した前記内部導入線に対する溶
接部が設けられ、フイラメントのコイリング部側
に1〜3mm程度の長さで1mm以下の内径とし、フ
イラメントが該モリブデンチユーブに接触しない
保護部が設けられていることを特徴とするハロゲ
ン電球を提供するものであつて、前記溶接部から
出た低温になり易い所定の長さに亘つてフイラメ
ントを保護部で保護しているため、対流にさらさ
れず、しかもその保護部の内径が1mm以下であつ
て、ラングミユアシートの範囲内でカバーし、そ
のカバーされた内部が徐々に高温となつてラング
ミユアシート現象を作り出し、エツチングされな
くなるのである。又、前記溶接部はフイラメント
線材の外周面全体に亘つて密着するように圧接し
て押し潰されているので、溶接電流の大半がモリ
ブデンチユーブを通つて流れることになり、フイ
ラメント線材がもろくならないと共に内部導入線
との溶接部分が広くなり溶接強度も高くなるので
ある。
次に本発明を図示の実施例に基づき更に詳しく
説明すると、11はタングステンワイヤー等から
なるフイラメントであり、コイリング部12と取
付用の端部13とからなつている。このフイラメ
ント11の端部13をモリブデンチユーブ14に
挿通し、該モリブデンチユーブの一方の端部を所
定長さに亘つて押潰しフイラメント11の周面全
体に亘つて密着するように圧接された溶接部15
を形成する。押潰されない方の端部はチユーブ状
をそのまま残し、フイラメント11と接触させな
いようにして保護部16を形成する。この場合に
使用されるモリブデンチユーブ14の内径はフイ
ラメント11の線径の2倍以上で且つ1mm以下の
ものが使用され、フイラメント11と接触しない
保護部16の長さは約1〜3mm程度である。つま
り、フイラメント11が保護部16で保護される
長さが約1〜3mm程度ということになる。このよ
うに、保護部16で保護される長さを約1〜3mm
程度としたことから、溶接部15から出たフイラ
メント11の溶接部側近傍の低温部となり易い部
分(モリブデンチユーブや内部導入線により熱が
奪われて低温となる部分)を確実に覆うことがで
きる。そして、モリブデンチユーブ14の内径を
1mmとしたことから、その低温部となり易い部分
を、管球内に生ずる対流に晒さないようにし、よ
つて、エツチングが受け難くしている。 そして溶接部15にあつては、フイラメント1
1の全周に当接することになるので上面を平坦に
すると下部に出張部15aが形成されることにな
る。 このようにモリブデンチユーブ14を取付けた
フイラメント11を内部導入線17に溶接する場
合には、出張部15aが内部導入線17に当接す
るようにし、上下の電極18,19で押圧しなが
ら通電すると第6図に示したように出張部15a
が内部導入線17に喰い込むように溶接され溶接
面が大きくなる。この時の溶接電流aはその大半
がモリブデンチユーブ14を通して流れ、フイラ
メント11にはそれほど大きな電流が流れずもろ
くならない。
説明すると、11はタングステンワイヤー等から
なるフイラメントであり、コイリング部12と取
付用の端部13とからなつている。このフイラメ
ント11の端部13をモリブデンチユーブ14に
挿通し、該モリブデンチユーブの一方の端部を所
定長さに亘つて押潰しフイラメント11の周面全
体に亘つて密着するように圧接された溶接部15
を形成する。押潰されない方の端部はチユーブ状
をそのまま残し、フイラメント11と接触させな
いようにして保護部16を形成する。この場合に
使用されるモリブデンチユーブ14の内径はフイ
ラメント11の線径の2倍以上で且つ1mm以下の
ものが使用され、フイラメント11と接触しない
保護部16の長さは約1〜3mm程度である。つま
り、フイラメント11が保護部16で保護される
長さが約1〜3mm程度ということになる。このよ
うに、保護部16で保護される長さを約1〜3mm
程度としたことから、溶接部15から出たフイラ
メント11の溶接部側近傍の低温部となり易い部
分(モリブデンチユーブや内部導入線により熱が
奪われて低温となる部分)を確実に覆うことがで
きる。そして、モリブデンチユーブ14の内径を
1mmとしたことから、その低温部となり易い部分
を、管球内に生ずる対流に晒さないようにし、よ
つて、エツチングが受け難くしている。 そして溶接部15にあつては、フイラメント1
1の全周に当接することになるので上面を平坦に
すると下部に出張部15aが形成されることにな
る。 このようにモリブデンチユーブ14を取付けた
フイラメント11を内部導入線17に溶接する場
合には、出張部15aが内部導入線17に当接す
るようにし、上下の電極18,19で押圧しなが
ら通電すると第6図に示したように出張部15a
が内部導入線17に喰い込むように溶接され溶接
面が大きくなる。この時の溶接電流aはその大半
がモリブデンチユーブ14を通して流れ、フイラ
メント11にはそれほど大きな電流が流れずもろ
くならない。
このようにモリブデンチユーブ14を介してフ
イラメント11を内部導入線17に溶接すること
によつて、実際の使用時にフイラメント11に通
電された場合、コイリング部12及びそれに近い
部分は高温となり、ラングミユアシート現象によ
つて対流が生じないのでエツチングされることは
まずないが、溶接部15に近いフイラメント11
は、内部導入線17及びモリブデンチユーブ14
によつて熱が奪われるため低温部となる。即ち保
護部16でカバーされている部分が低温部となる
のである。 しかしながら、この低温部は保護部16でカバ
ーされているため電球内の対流にさらされず、酸
化し難い状態におかれているのでエツチングされ
ず、しかも保護部16で囲まれているため熱が逃
げなくなり、保護部16内が徐々に高温になつ
て、ラングミユアシート現象と同じ状態になる。
特に保護部16が1mm以下の内径であることもこ
の現象を生じさせる上で重要である。
イラメント11を内部導入線17に溶接すること
によつて、実際の使用時にフイラメント11に通
電された場合、コイリング部12及びそれに近い
部分は高温となり、ラングミユアシート現象によ
つて対流が生じないのでエツチングされることは
まずないが、溶接部15に近いフイラメント11
は、内部導入線17及びモリブデンチユーブ14
によつて熱が奪われるため低温部となる。即ち保
護部16でカバーされている部分が低温部となる
のである。 しかしながら、この低温部は保護部16でカバ
ーされているため電球内の対流にさらされず、酸
化し難い状態におかれているのでエツチングされ
ず、しかも保護部16で囲まれているため熱が逃
げなくなり、保護部16内が徐々に高温になつ
て、ラングミユアシート現象と同じ状態になる。
特に保護部16が1mm以下の内径であることもこ
の現象を生じさせる上で重要である。
以上説明したように本発明に係るハロゲン電球
は、モリブデンチユーブに挿通したフイラメント
の端部側のみを潰して溶接部とし、フイラメント
のコイリング部側のモリブデンチユーブは1〜3
mm程度の長さで且つ1mm以下の内径とし、フイラ
メントがモリブデンチユーブに接触しない保護部
としたこによつて、該保護部でカバーされた部分
のフイラメントは実質的には低温部となるが、電
球内に生ずる対流にさらされなくなるので、タン
グステンが酸化され難くなり、しかも保護部でカ
バーされているため周囲の熱が逃げず徐々に高温
部となるのでエツチングされ難いものとなり、長
期に使用し得ると云う優れた効果を奏する。 更に、フイラメントとモリブデンチユーブとの
結合において、押潰された溶接部がフイラメント
の周面全体に亘つて密着するように圧接した状態
にあるので、内部導入線との溶接において、溶接
電流の大部分がモリブデンチユーブを流れ、フイ
ラメントを流れる電流が少なくなり、溶接工程に
よるフイラメントのもろさは全くなくなるので、
フイラメントの折損等も生じなくなるという優れ
た効果も奏する。
は、モリブデンチユーブに挿通したフイラメント
の端部側のみを潰して溶接部とし、フイラメント
のコイリング部側のモリブデンチユーブは1〜3
mm程度の長さで且つ1mm以下の内径とし、フイラ
メントがモリブデンチユーブに接触しない保護部
としたこによつて、該保護部でカバーされた部分
のフイラメントは実質的には低温部となるが、電
球内に生ずる対流にさらされなくなるので、タン
グステンが酸化され難くなり、しかも保護部でカ
バーされているため周囲の熱が逃げず徐々に高温
部となるのでエツチングされ難いものとなり、長
期に使用し得ると云う優れた効果を奏する。 更に、フイラメントとモリブデンチユーブとの
結合において、押潰された溶接部がフイラメント
の周面全体に亘つて密着するように圧接した状態
にあるので、内部導入線との溶接において、溶接
電流の大部分がモリブデンチユーブを流れ、フイ
ラメントを流れる電流が少なくなり、溶接工程に
よるフイラメントのもろさは全くなくなるので、
フイラメントの折損等も生じなくなるという優れ
た効果も奏する。
第1図は本発明の方法を実施するものでフイラ
メントの端部をモリブデンチユーブに挿通した状
態を示す斜視図、第2図は同モリブデンチユーブ
の一部を押潰してフイラメントと結合させた状態
の斜視図、第3図は第2図の−線に沿う断面
図、第4図は第2図のフイラメントを内部導入線
に溶接する状態を示す斜視図、第5図は同状態に
おける一部拡大側面図、第6図は同状態において
溶接した後の状態を示す拡大側面図、第7図は溶
接した後の第3図と同様の断面図、第8図は従来
例におけるフイラメントの溶接状態を示す斜視
図、第9図は従来例の溶接工程を示す側面図、第
10図は同溶接工程における溶接電流の流れを示
す略図である。 11……フイラメント、12……コイリング
部、13……端部、14……モリブデンチユー
ブ、15……溶接部、15a……出張部、16…
…保護部、17……内部導入線、18,19……
電極、a……電流の流れ。
メントの端部をモリブデンチユーブに挿通した状
態を示す斜視図、第2図は同モリブデンチユーブ
の一部を押潰してフイラメントと結合させた状態
の斜視図、第3図は第2図の−線に沿う断面
図、第4図は第2図のフイラメントを内部導入線
に溶接する状態を示す斜視図、第5図は同状態に
おける一部拡大側面図、第6図は同状態において
溶接した後の状態を示す拡大側面図、第7図は溶
接した後の第3図と同様の断面図、第8図は従来
例におけるフイラメントの溶接状態を示す斜視
図、第9図は従来例の溶接工程を示す側面図、第
10図は同溶接工程における溶接電流の流れを示
す略図である。 11……フイラメント、12……コイリング
部、13……端部、14……モリブデンチユー
ブ、15……溶接部、15a……出張部、16…
…保護部、17……内部導入線、18,19……
電極、a……電流の流れ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フイラメントの端部をモリブデンチユーブに
挿入して押し潰し、該モリブデンチユーブの外面
を内部導入線に溶接したハロゲン電球において、 前記モリブデンチユーブには、該モリブデンチ
ユーブのフイラメント端部側のみを押潰しによつ
てフイラメントの線材の外周面に全体的に亘つて
密着するように圧接した前記内部導入線に対する
溶接部が設けられ、フイラメントのコイリング部
側に1〜3mm程度の長さで1mm以下の内径とし、
フイラメントが該モリブデンチユーブに接触しな
い保護部が設けられていることを特徴とするハロ
ゲン電球。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15259284A JPS6145560A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | ハロゲン電球 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15259284A JPS6145560A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | ハロゲン電球 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6145560A JPS6145560A (ja) | 1986-03-05 |
| JPH0519258B2 true JPH0519258B2 (ja) | 1993-03-16 |
Family
ID=15543806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15259284A Granted JPS6145560A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | ハロゲン電球 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6145560A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04206337A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-28 | Tokyo Tungsten Co Ltd | フィラメント部材及びその加工装置 |
| DE102006060025A1 (de) * | 2006-12-19 | 2008-06-26 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Schweißhilfe für eine Glühwendel |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP15259284A patent/JPS6145560A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6145560A (ja) | 1986-03-05 |
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