JPH05192605A - 粉体からの不純物分離装置 - Google Patents
粉体からの不純物分離装置Info
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- JPH05192605A JPH05192605A JP3190741A JP19074191A JPH05192605A JP H05192605 A JPH05192605 A JP H05192605A JP 3190741 A JP3190741 A JP 3190741A JP 19074191 A JP19074191 A JP 19074191A JP H05192605 A JPH05192605 A JP H05192605A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉体からの不純物分離装置の稼働率を向上す
ること。 【構成】 棒状体5は極板6を介して磁石片7が一体化
された状態で形成されている。この棒状体5を筒体9に
挿入することにより、筒体9は磁気を帯び、粉体内に混
在している不純物は吸着分離される。次に、筒体9から
棒状体5を引き抜くことにより、筒体9は消磁されると
ともに、磁性体9Cが棒状体5の磁力により吸着される吸
着力と筒体9を弾性支持しているスプリング17の弾性力
との相乗さようにより、筒体9は振動する。これによ
り、筒体9の清掃が簡単になり、分離装置の稼働率が向
上する。
ること。 【構成】 棒状体5は極板6を介して磁石片7が一体化
された状態で形成されている。この棒状体5を筒体9に
挿入することにより、筒体9は磁気を帯び、粉体内に混
在している不純物は吸着分離される。次に、筒体9から
棒状体5を引き抜くことにより、筒体9は消磁されると
ともに、磁性体9Cが棒状体5の磁力により吸着される吸
着力と筒体9を弾性支持しているスプリング17の弾性力
との相乗さようにより、筒体9は振動する。これによ
り、筒体9の清掃が簡単になり、分離装置の稼働率が向
上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体に混入している鉄
分などの不純物を除去するための粉体からの不純物分離
装置に関するものである。
分などの不純物を除去するための粉体からの不純物分離
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、粉体を扱う医薬品、化学原料あ
るいは食料品などの製造過程においては原料である粉体
から鉄分などの不純物を除去する必要がある。
るいは食料品などの製造過程においては原料である粉体
から鉄分などの不純物を除去する必要がある。
【0003】上記粉体からの鉄分などの不純物の除去手
段として従来は図16に示すように極板6を介して磁石片
7を一体にした棒状体5を非磁性体からなる筒体9内に
挿入し、非磁性体である筒体9に磁気を帯びさせるよう
にして分離装置のエレメント2を形成したものがある。
また、棒状体5を筒体から引き抜くときの力を軽減する
ために、筒体9の棒状体5の挿入端部9A、9Bも非磁性体
材料を使用している。そして図14に示すように、粉体移
送ダクト1内の粉体移送路に多数のエレメント2を例え
ば図のように千鳥配列し、矢印のように移送されてきた
粉体が千鳥配列されているエレメント2の間をくぐり抜
ける過程で、粉体内に混入している鉄分などの不純物は
エレメント2の磁気帯びしている筒体9の表面に吸着さ
れて粉体から分離除去される。
段として従来は図16に示すように極板6を介して磁石片
7を一体にした棒状体5を非磁性体からなる筒体9内に
挿入し、非磁性体である筒体9に磁気を帯びさせるよう
にして分離装置のエレメント2を形成したものがある。
また、棒状体5を筒体から引き抜くときの力を軽減する
ために、筒体9の棒状体5の挿入端部9A、9Bも非磁性体
材料を使用している。そして図14に示すように、粉体移
送ダクト1内の粉体移送路に多数のエレメント2を例え
ば図のように千鳥配列し、矢印のように移送されてきた
粉体が千鳥配列されているエレメント2の間をくぐり抜
ける過程で、粉体内に混入している鉄分などの不純物は
エレメント2の磁気帯びしている筒体9の表面に吸着さ
れて粉体から分離除去される。
【0004】しかしながら、図15に示すようにエレメン
ト2の外周に不純物3が付着堆積して不純物が粉体から
分離されるのであるが、あまり長時間運転を継続すると
隣り同志のエレメント2に付着した不純物3が互いに接
触するようになり、いわゆるブリッジ4を形成するよう
になる。このように、ブリッジ4が形成されると粉体の
移送路が閉塞されるとともに、折角分離した不純物が再
び粉体内に混入するようになるので定期的にエレメント
2を引き抜いて、その外周に付着している不純物を除去
する必要がある。
ト2の外周に不純物3が付着堆積して不純物が粉体から
分離されるのであるが、あまり長時間運転を継続すると
隣り同志のエレメント2に付着した不純物3が互いに接
触するようになり、いわゆるブリッジ4を形成するよう
になる。このように、ブリッジ4が形成されると粉体の
移送路が閉塞されるとともに、折角分離した不純物が再
び粉体内に混入するようになるので定期的にエレメント
2を引き抜いて、その外周に付着している不純物を除去
する必要がある。
【0005】この不純物の除去作業において従来は一旦
分離装置の運転を停止し、磁石棒5を筒体9から引き抜
くことにより、筒体9の磁気帯びは消磁され、筒体9の
表面に付着している不純物の吸着力を喪失させる。そし
て次に図14に示すようにフレキシブルダクト1Aに接続さ
れている粉体移送ダクト1に振動力Fを与え、筒体9の
表面に付着している不純物3をふるい落とすようにして
いた。
分離装置の運転を停止し、磁石棒5を筒体9から引き抜
くことにより、筒体9の磁気帯びは消磁され、筒体9の
表面に付着している不純物の吸着力を喪失させる。そし
て次に図14に示すようにフレキシブルダクト1Aに接続さ
れている粉体移送ダクト1に振動力Fを与え、筒体9の
表面に付着している不純物3をふるい落とすようにして
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の不純物除去
作業において、粉体ダクトに振動を与えて筒体の表面に
付着している不純物をふるい落とすようにしていたので
次のような問題がある。すなわち、粉体移送ダクトに振
動を与えるので、粉体移送ダクトに多数本支持されてい
る筒体自体にはその振動が伝わり難く、そのために筒体
の上部表面に付着している不純物が残留するという問題
がある。また、この残留している不純物を全部ふるい落
とすには長時間を要するので、分離装置の停止時間が長
くなり、分離装置の稼働率が低下するという問題があ
る。また、分離装置の稼働率を向上するためには上記残
留している不純物を短時間に除去する必要がある。しか
しながら、上記残留している不純物を短時間に除去する
ためには粉体移送ダクトに与える振動の力を大きくする
必要がり振動装置が大型化ないしは大掛かりなものにな
るという不具合がある。また、このように粉体移送ダク
トに振動を与えると粉体移送ダクトを損傷する虞がある
とともに、粉体内に不純物が混入する可能性が高くな
り、特に医薬品や食料品関係を扱う粉体にあっては問題
がある。
作業において、粉体ダクトに振動を与えて筒体の表面に
付着している不純物をふるい落とすようにしていたので
次のような問題がある。すなわち、粉体移送ダクトに振
動を与えるので、粉体移送ダクトに多数本支持されてい
る筒体自体にはその振動が伝わり難く、そのために筒体
の上部表面に付着している不純物が残留するという問題
がある。また、この残留している不純物を全部ふるい落
とすには長時間を要するので、分離装置の停止時間が長
くなり、分離装置の稼働率が低下するという問題があ
る。また、分離装置の稼働率を向上するためには上記残
留している不純物を短時間に除去する必要がある。しか
しながら、上記残留している不純物を短時間に除去する
ためには粉体移送ダクトに与える振動の力を大きくする
必要がり振動装置が大型化ないしは大掛かりなものにな
るという不具合がある。また、このように粉体移送ダク
トに振動を与えると粉体移送ダクトを損傷する虞がある
とともに、粉体内に不純物が混入する可能性が高くな
り、特に医薬品や食料品関係を扱う粉体にあっては問題
がある。
【0007】本発明はエレメントによる不純物の分離機
能を損なうことなく、かつ、粉体移送ダクトに振動を与
えないようにして筒体に吸着している不純物の除去を容
易にした粉体からの不純物分離装置を提供するものであ
る。
能を損なうことなく、かつ、粉体移送ダクトに振動を与
えないようにして筒体に吸着している不純物の除去を容
易にした粉体からの不純物分離装置を提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る第一の手段は、極板を介して磁石片を一
体化した棒状体を設け、該棒状体を抜き差し可能に収納
する非磁性体からなる筒体を設け、該筒体を前記棒状体
の抜き差し方向に移動可能に弾性的に支持部材に支持
し、該支持部材に固定され前記棒状体の抜き差し部に磁
性体を設けたことを特徴とするものであり、
の本発明に係る第一の手段は、極板を介して磁石片を一
体化した棒状体を設け、該棒状体を抜き差し可能に収納
する非磁性体からなる筒体を設け、該筒体を前記棒状体
の抜き差し方向に移動可能に弾性的に支持部材に支持
し、該支持部材に固定され前記棒状体の抜き差し部に磁
性体を設けたことを特徴とするものであり、
【0009】第二の手段は、極板を介して磁石片を一体
化した棒状体を設け、該棒状体を抜き差し可能に収納す
る非磁性体からなる筒体を設け、該筒体を支持部材を介
して弾性的に支持し、前記筒体に挿入される棒状体とは
別の前記棒状体を設け、磁性体からなる該棒状体の受け
部を前記筒体の支持部材に固定したことを特徴とするも
のである。
化した棒状体を設け、該棒状体を抜き差し可能に収納す
る非磁性体からなる筒体を設け、該筒体を支持部材を介
して弾性的に支持し、前記筒体に挿入される棒状体とは
別の前記棒状体を設け、磁性体からなる該棒状体の受け
部を前記筒体の支持部材に固定したことを特徴とするも
のである。
【0010】
【作用】本発明はこのように構成したので、棒状体を筒
体内に挿入すると、筒体は磁気を帯びるようになり、不
純物は筒体の外周面に吸着される。次に、棒状体を筒体
から引き抜くと、筒体は棒状体の引き抜き方向に移動可
能に弾性支持され、かつ、棒状体の抜き差し部に磁性体
を設けているので、棒状体を引き抜いて棒状体が磁性体
を通過する際に棒状体の磁力によって磁性体が吸着され
る力と筒体を弾性支持している弾性体の弾性力との相乗
作用により筒体が振動する。このように棒状体の引き抜
きにより筒体が振動されると同時に棒状体の引き抜きに
より筒体の磁気帯びが消磁されるので、筒体に吸着され
ていた不純物は簡単に振るい落とされる。また、第二手
段において、別に設けた棒状体を移動させることによ
り、棒状体の磁力により受け部が吸着される吸着力と筒
体の支持部材を弾性的に支持している弾性体の弾性力と
の相乗作用により筒体の支持部材が振動させられ、消磁
された筒体の表面に付着している不純物が同様にふるい
落とされる。
体内に挿入すると、筒体は磁気を帯びるようになり、不
純物は筒体の外周面に吸着される。次に、棒状体を筒体
から引き抜くと、筒体は棒状体の引き抜き方向に移動可
能に弾性支持され、かつ、棒状体の抜き差し部に磁性体
を設けているので、棒状体を引き抜いて棒状体が磁性体
を通過する際に棒状体の磁力によって磁性体が吸着され
る力と筒体を弾性支持している弾性体の弾性力との相乗
作用により筒体が振動する。このように棒状体の引き抜
きにより筒体が振動されると同時に棒状体の引き抜きに
より筒体の磁気帯びが消磁されるので、筒体に吸着され
ていた不純物は簡単に振るい落とされる。また、第二手
段において、別に設けた棒状体を移動させることによ
り、棒状体の磁力により受け部が吸着される吸着力と筒
体の支持部材を弾性的に支持している弾性体の弾性力と
の相乗作用により筒体の支持部材が振動させられ、消磁
された筒体の表面に付着している不純物が同様にふるい
落とされる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1において、筒体9は非磁性体からなり、抜き
差し部9Cは磁性体で形成されている。図2において、棒
状体5は芯材8を極板6と磁石片7に挿通し、極板6が
磁石片7を介して所定の間隔で一体化された状態で棒状
に形成されている。そして図3に示すように棒状体5の
直径および筒体9の内径は棒状体5が筒体9内で静合す
るような嵌め合いになっている。
する。図1において、筒体9は非磁性体からなり、抜き
差し部9Cは磁性体で形成されている。図2において、棒
状体5は芯材8を極板6と磁石片7に挿通し、極板6が
磁石片7を介して所定の間隔で一体化された状態で棒状
に形成されている。そして図3に示すように棒状体5の
直径および筒体9の内径は棒状体5が筒体9内で静合す
るような嵌め合いになっている。
【0012】筒体9の棒状体5の抜き差し端部は図4に
示すように箱体11の壁面10に磁性体からなる抜き差し部
9Cを介して固定支持され、筒体9の他端は図1に示すよ
うに箱体11の壁面10に直接支持されている。そして箱体
11は図5および図6にも示すように基台12上に載置され
ており、基台12の上面に設けられたレール13に箱体11の
下端に設けた摺接棒14が摺接して、箱体11は基台12上を
摺動するようになっている。また、図4および図6に示
すように、筒体9を支持している壁面10と基台12に設け
たストッパ14との間にスプリング17が介在され、これに
より筒体9の両側は箱体11とともに筒体9の軸方向に摺
動可能に弾性支持される。15、16はスプリング受であ
り、図5および図6に示すようにスプリング受15が上下
二段に設けられ、スプリング17はこの実施例では箱体11
の両側に四個設けられているが、このスプリング17の数
は設計的事項として任意に決められる。また、箱体11を
弾性支持するにはスプリング17の代わりに他の弾性部材
例えばゴムなどで弾性支持してもよい。
示すように箱体11の壁面10に磁性体からなる抜き差し部
9Cを介して固定支持され、筒体9の他端は図1に示すよ
うに箱体11の壁面10に直接支持されている。そして箱体
11は図5および図6にも示すように基台12上に載置され
ており、基台12の上面に設けられたレール13に箱体11の
下端に設けた摺接棒14が摺接して、箱体11は基台12上を
摺動するようになっている。また、図4および図6に示
すように、筒体9を支持している壁面10と基台12に設け
たストッパ14との間にスプリング17が介在され、これに
より筒体9の両側は箱体11とともに筒体9の軸方向に摺
動可能に弾性支持される。15、16はスプリング受であ
り、図5および図6に示すようにスプリング受15が上下
二段に設けられ、スプリング17はこの実施例では箱体11
の両側に四個設けられているが、このスプリング17の数
は設計的事項として任意に決められる。また、箱体11を
弾性支持するにはスプリング17の代わりに他の弾性部材
例えばゴムなどで弾性支持してもよい。
【0013】このように構成した本実施例の作用につい
て次に説明する。図7において先ず箱体11の振動につい
て説明すると、(イ)の状態はちょうど壁面10または抜
き差し部9Cが極板6(B)のN極の位置にあり、棒状体
5が矢印方向に移動すると壁面10または抜き差し部9Cは
極板6(B)に吸着されて、スプリング17を押し縮めな
がら距離L1移動する。そして、極板6の吸着力とスプリ
ング17の弾性力とのバランスにより棒状体5は壁面10ま
たは抜き差し部9Cに対して引き抜かれた状態になり
(ロ)、極板6に対して壁面10または抜き差し部9Cは極
板6のS極に近い位置に位置するようになる。
て次に説明する。図7において先ず箱体11の振動につい
て説明すると、(イ)の状態はちょうど壁面10または抜
き差し部9Cが極板6(B)のN極の位置にあり、棒状体
5が矢印方向に移動すると壁面10または抜き差し部9Cは
極板6(B)に吸着されて、スプリング17を押し縮めな
がら距離L1移動する。そして、極板6の吸着力とスプリ
ング17の弾性力とのバランスにより棒状体5は壁面10ま
たは抜き差し部9Cに対して引き抜かれた状態になり
(ロ)、極板6に対して壁面10または抜き差し部9Cは極
板6のS極に近い位置に位置するようになる。
【0014】そしてこの段階においてスプリング17は押
し縮められて弾性力が蓄積された状態にある。そして
(ハ)に示すように壁面10または抜き差し部9Cが微小量
のL2移動した時に極板6の吸着力とスプリング17の蓄積
された弾性力との間の力のバランスが崩れ、壁面10また
は抜き差し部9Cは蓄積されたスプリング17の弾性力によ
り棒状体6の移動方向とは反対の方向に距離L3移動させ
られるとともに、(ニ)に示すように次の磁石片CのN
極の吸着力が更に働いて吸着される。このように棒状体
6を筒体9から引き抜くことにより、所定の間隔をあけ
て設けられた極板6の吸着力とスプリング17の弾性力及
び次の極板6の吸着力との間の相乗作用により、箱体11
は振動させられる。
し縮められて弾性力が蓄積された状態にある。そして
(ハ)に示すように壁面10または抜き差し部9Cが微小量
のL2移動した時に極板6の吸着力とスプリング17の蓄積
された弾性力との間の力のバランスが崩れ、壁面10また
は抜き差し部9Cは蓄積されたスプリング17の弾性力によ
り棒状体6の移動方向とは反対の方向に距離L3移動させ
られるとともに、(ニ)に示すように次の磁石片CのN
極の吸着力が更に働いて吸着される。このように棒状体
6を筒体9から引き抜くことにより、所定の間隔をあけ
て設けられた極板6の吸着力とスプリング17の弾性力及
び次の極板6の吸着力との間の相乗作用により、箱体11
は振動させられる。
【0015】次に、図3に示すように筒体9内に棒状体
5を挿入すると、筒体9は棒状体5の極板6により磁気
を帯びるようになる。この磁気を帯びた筒体9を粉体の
搬送路内に配設することにより、粉体に混入している不
純物は筒体9の表面に吸着され、不純物は粉体から分離
される。そして、筒体9の表面に不純物を吸着した状態
で筒体9を粉体の搬送路内から引き出し、次に筒体9か
ら棒状体5を引き抜く。このように筒体9から棒状体5
を引き抜くと、筒体9の磁気は消磁されて吸着されてい
た不純物を吸着する吸着力が喪失するとともに筒体9は
同時に振動し、筒体9の表面に吸着していた不純物はふ
るい落とされる。
5を挿入すると、筒体9は棒状体5の極板6により磁気
を帯びるようになる。この磁気を帯びた筒体9を粉体の
搬送路内に配設することにより、粉体に混入している不
純物は筒体9の表面に吸着され、不純物は粉体から分離
される。そして、筒体9の表面に不純物を吸着した状態
で筒体9を粉体の搬送路内から引き出し、次に筒体9か
ら棒状体5を引き抜く。このように筒体9から棒状体5
を引き抜くと、筒体9の磁気は消磁されて吸着されてい
た不純物を吸着する吸着力が喪失するとともに筒体9は
同時に振動し、筒体9の表面に吸着していた不純物はふ
るい落とされる。
【0016】次に上記実施例の一実施態様について図8
ないし図13を用いて説明する。図11に示すように筒体9
内に棒状体5を挿入したエレメント19は粉体搬送路18内
に千鳥状に配設されて、一つのブロックとして設けられ
ている。図9および図12に示すように筒体9の一端は抜
き差し部9Cを介して枠体20のメンバー部材21に千鳥配列
に固定支持され、他端は枠体20のメンバー部材21に直接
固定支持されている。一方棒状体5は筒体9の千鳥配列
に合わせて配列された状態でその一端が固定部材22に固
定され、棒状体5の他端は枠体20に一体に設けられたガ
イド部材23の貫通孔に挿入されている。そして枠体20の
メンバー部材21と案内部材23との間にはスプリング17が
設けられるとともに、他のメンバー部材21と枠体20の前
端部に設けたスプリング受け部材24との間にもスプリン
グ17が設けられている。このスプリング17の受け面25は
図13に示すように筒体9と同心円状に凹穴を形成したも
のである。
ないし図13を用いて説明する。図11に示すように筒体9
内に棒状体5を挿入したエレメント19は粉体搬送路18内
に千鳥状に配設されて、一つのブロックとして設けられ
ている。図9および図12に示すように筒体9の一端は抜
き差し部9Cを介して枠体20のメンバー部材21に千鳥配列
に固定支持され、他端は枠体20のメンバー部材21に直接
固定支持されている。一方棒状体5は筒体9の千鳥配列
に合わせて配列された状態でその一端が固定部材22に固
定され、棒状体5の他端は枠体20に一体に設けられたガ
イド部材23の貫通孔に挿入されている。そして枠体20の
メンバー部材21と案内部材23との間にはスプリング17が
設けられるとともに、他のメンバー部材21と枠体20の前
端部に設けたスプリング受け部材24との間にもスプリン
グ17が設けられている。このスプリング17の受け面25は
図13に示すように筒体9と同心円状に凹穴を形成したも
のである。
【0017】図8、図9および図10に示すように枠体20
の両側にはレール26が設けられており(図9では片側の
レール26は図示省略されている)、案内部材23の端部に
はこのレール26上を転動する車輪27が設けられている。
図8において28はレール26を支持するための支持部材で
ある。また、枠体20にはシリンダ29のロッド30が固定さ
れ、固定部材22にはシリンダ31のロッド32が固定されて
いる。図9ではシリンダ29およびシリンダ31は枠体20に
対して片側のみ図示されているが枠体20の両側に設けら
れている。また固定部材22にもレール26上を転動する車
輪27が設けられている。ロッド30、32には粉体などの塵
埃が付着しないように蛇腹33が設けられている。
の両側にはレール26が設けられており(図9では片側の
レール26は図示省略されている)、案内部材23の端部に
はこのレール26上を転動する車輪27が設けられている。
図8において28はレール26を支持するための支持部材で
ある。また、枠体20にはシリンダ29のロッド30が固定さ
れ、固定部材22にはシリンダ31のロッド32が固定されて
いる。図9ではシリンダ29およびシリンダ31は枠体20に
対して片側のみ図示されているが枠体20の両側に設けら
れている。また固定部材22にもレール26上を転動する車
輪27が設けられている。ロッド30、32には粉体などの塵
埃が付着しないように蛇腹33が設けられている。
【0018】この実施態様において、先ずシリンダ31の
ロッド32を後退させることにより、棒状体5は筒体9内
に挿入されるとともに、この挿入の際にスプリング17に
て支持されている枠体20は振動し、筒体9の表面に付着
している塵埃などがふるい落とされる。そして、棒状体
5が筒体9内に挿入された後にシリンダ29のロッド30を
後退することにより、棒状体5が筒体9ないに挿入され
た状態で、枠体20とともに図10に示すように粉体搬送路
18内の所定の位置に定置される。
ロッド32を後退させることにより、棒状体5は筒体9内
に挿入されるとともに、この挿入の際にスプリング17に
て支持されている枠体20は振動し、筒体9の表面に付着
している塵埃などがふるい落とされる。そして、棒状体
5が筒体9内に挿入された後にシリンダ29のロッド30を
後退することにより、棒状体5が筒体9ないに挿入され
た状態で、枠体20とともに図10に示すように粉体搬送路
18内の所定の位置に定置される。
【0019】そして粉体搬送路18に粉体を通すことによ
り、筒体9は磁気を帯びているので粉体に混入している
不純物は筒体9の表面に吸着され、不純物は粉体から分
離される。次に一定の時間経過後に分離装置を一端停止
し、シリンダ29のロッド30を伸長する。これにより、不
純物は筒体9の表面に付着したまま粉体搬送路18内から
取り出される。
り、筒体9は磁気を帯びているので粉体に混入している
不純物は筒体9の表面に吸着され、不純物は粉体から分
離される。次に一定の時間経過後に分離装置を一端停止
し、シリンダ29のロッド30を伸長する。これにより、不
純物は筒体9の表面に付着したまま粉体搬送路18内から
取り出される。
【0020】次に、シリンダ31のロッド32を伸長して棒
状体5を筒体9から引き出すことにより、筒体9の磁気
帯びは消磁されると同時にスプリング17にて支持されて
いる枠体20は振動し、筒体9の表面に付着している不純
物はふるい落とされる。この振動によるふるい落としに
おいて、シリンダ31のロッド32の進退速度を制御するこ
とにより枠体20の振動数または振幅を変化させることが
可能になる。このようにして、シリンダ29およびシリン
ダ31を操作することにより、分離装置の粉体搬送路内へ
の定置、粉体搬送路からの引き出しおよび筒体9から棒
状体5を引き出して筒体9を振動し筒体9の表面に付着
している不純物の除去を行うことができるので、分離装
置の完全自動化が可能になる。また、図9に示すように
独立したシリンダ31A を設け、このシリンダ31A のロッ
ド32A を棒状体5として枠体20にあけた貫通孔20A (棒
状体支持部に相当する)に棒状体5からなるロッド32A
を挿通することにより、枠体20を横方向に振動させるこ
とが可能になる。
状体5を筒体9から引き出すことにより、筒体9の磁気
帯びは消磁されると同時にスプリング17にて支持されて
いる枠体20は振動し、筒体9の表面に付着している不純
物はふるい落とされる。この振動によるふるい落としに
おいて、シリンダ31のロッド32の進退速度を制御するこ
とにより枠体20の振動数または振幅を変化させることが
可能になる。このようにして、シリンダ29およびシリン
ダ31を操作することにより、分離装置の粉体搬送路内へ
の定置、粉体搬送路からの引き出しおよび筒体9から棒
状体5を引き出して筒体9を振動し筒体9の表面に付着
している不純物の除去を行うことができるので、分離装
置の完全自動化が可能になる。また、図9に示すように
独立したシリンダ31A を設け、このシリンダ31A のロッ
ド32A を棒状体5として枠体20にあけた貫通孔20A (棒
状体支持部に相当する)に棒状体5からなるロッド32A
を挿通することにより、枠体20を横方向に振動させるこ
とが可能になる。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、極板
を介して、磁石片を所定の間隔をあけて一体化して形成
した棒状体を、磁性体からなる抜き差し部を介して弾性
支持した筒体内に抜き差し可能にしたので、磁気帯びし
た筒体によって粉体に混入している不純物を吸着分離す
ることができるとともに、筒体から棒状体を引き抜くこ
とにより筒体の磁気帯びを消磁し、かつ、筒体を振動し
て筒体の表面に付着している不純物をふるい落とすこと
ができる。また、棒状体を別に設け筒体を弾性支持する
支持体に棒状体の支持部材を設け、この棒状体を支持部
材を通して移動させることにより、筒体ないしは筒体を
支持している支持部材を任意方向に振動させることがで
き、筒体に付着している不純物の除去時間を短縮するこ
とができる。これにより筒体に付着した不純物の除去が
簡略化され、更に自動化することが可能であるので、こ
れに要する時間を大幅に短縮することができ分離装置の
稼働率を大幅に向上することができる。また、筒体を振
動するための振動装置が不要になって分離装置を小型化
することができるとともに、ダクトに衝撃力を加えるこ
となく筒体のみを振動するので、ダクトの破損の虞はな
く、かつ、筒体を効率良く振動して不純物の除去を効率
よく行うことができる。
を介して、磁石片を所定の間隔をあけて一体化して形成
した棒状体を、磁性体からなる抜き差し部を介して弾性
支持した筒体内に抜き差し可能にしたので、磁気帯びし
た筒体によって粉体に混入している不純物を吸着分離す
ることができるとともに、筒体から棒状体を引き抜くこ
とにより筒体の磁気帯びを消磁し、かつ、筒体を振動し
て筒体の表面に付着している不純物をふるい落とすこと
ができる。また、棒状体を別に設け筒体を弾性支持する
支持体に棒状体の支持部材を設け、この棒状体を支持部
材を通して移動させることにより、筒体ないしは筒体を
支持している支持部材を任意方向に振動させることがで
き、筒体に付着している不純物の除去時間を短縮するこ
とができる。これにより筒体に付着した不純物の除去が
簡略化され、更に自動化することが可能であるので、こ
れに要する時間を大幅に短縮することができ分離装置の
稼働率を大幅に向上することができる。また、筒体を振
動するための振動装置が不要になって分離装置を小型化
することができるとともに、ダクトに衝撃力を加えるこ
となく筒体のみを振動するので、ダクトの破損の虞はな
く、かつ、筒体を効率良く振動して不純物の除去を効率
よく行うことができる。
【図1】本発明に係る筒体の側面図である。
【図2】従来の棒状体の側面図である。
【図3】筒体内に棒状体を挿入した状態を示す一部縦断
面図である。
面図である。
【図4】図2に示す筒体が弾性支持されている状態を一
部拡大して示した平面図である。
部拡大して示した平面図である。
【図5】図4のA−A線における縦断面図である。
【図6】図4の全体側面図である。
【図7】棒状体の移動と箱体の振動との関係を示す作動
説明図である。
説明図である。
【図8】一実施態様を示す側面図である。
【図9】図8の平面図である。
【図10】分離装置を粉体搬送路内に定置した状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図11】図8における粉体搬送路内に配設されたエレ
メント部材の配列を示す正面図である。
メント部材の配列を示す正面図である。
【図12】図8における筒体の支持部を部分拡大して示
した一部縦断面図である。
した一部縦断面図である。
【図13】図12にB−B線から見た図である。
【図14】従来例の模式図である。
【図15】棒状体に不純物が吸着している状態を部分拡
大して示した説明用図である。
大して示した説明用図である。
【図16】従来のエレメントを一部縦断面して示した図
である。
である。
5 棒状体 6 磁極板 7 磁石片 9 筒体 11 箱体 20 枠体 20A 貫通孔(棒状体の支持部材に相当) 32A 棒状体を使用したロッド
Claims (2)
- 【請求項1】 極板を介して磁石片を一体化した棒状体
を設け、該棒状体を抜き差し可能に収納する非磁性体か
らなる筒体を設け、該筒体を前記棒状体の抜き差し方向
に移動可能に弾性的に支持部材に支持し、該支持部材に
固定され前記棒状体の抜き差し部に磁性体を設けたこと
を特徴とする粉体からの不純物分離装置。 - 【請求項2】 極板を介して磁石片を一体化した棒状体
を設け、該棒状体を抜き差し可能に収納する非磁性体か
らなる筒体を設け、該筒体を支持部材を介して弾性的に
支持し、前記筒体に挿入される棒状体とは別の前記棒状
体を設け、磁性体からなる該棒状体の受け部を前記筒体
の支持部材に設けたことを特徴とする粉体からの不純物
分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3190741A JPH05192605A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 粉体からの不純物分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3190741A JPH05192605A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 粉体からの不純物分離装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05192605A true JPH05192605A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=16262993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3190741A Pending JPH05192605A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 粉体からの不純物分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05192605A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007050317A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁選機および磁選機を用いたビリガラス収集方法 |
| EP2143497A3 (de) * | 2008-07-11 | 2011-01-26 | Ralf Rauh | Vorrichtung zum Abscheiden von magnetisierbaren Teilchen |
| CN110124853A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-16 | 丁军 | 一种矿粉杂质分离设备 |
| CN113182071A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-07-30 | 潍坊胜达工程技术有限公司 | 一种干粉式永磁除铁器及其自动控制系统 |
| US12480840B1 (en) | 2024-08-15 | 2025-11-25 | Mag Ia, Inc. | Automatic high precision battery material assessment system |
| US12599915B2 (en) | 2023-08-17 | 2026-04-14 | Mag Ia, Inc. | Automatic magnetic impurity sample isolation |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP3190741A patent/JPH05192605A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007050317A (ja) * | 2005-08-16 | 2007-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁選機および磁選機を用いたビリガラス収集方法 |
| EP2143497A3 (de) * | 2008-07-11 | 2011-01-26 | Ralf Rauh | Vorrichtung zum Abscheiden von magnetisierbaren Teilchen |
| CN110124853A (zh) * | 2019-05-28 | 2019-08-16 | 丁军 | 一种矿粉杂质分离设备 |
| CN113182071A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-07-30 | 潍坊胜达工程技术有限公司 | 一种干粉式永磁除铁器及其自动控制系统 |
| CN113182071B (zh) * | 2021-06-30 | 2021-09-21 | 潍坊胜达工程技术有限公司 | 一种干粉式永磁除铁器及其自动控制系统 |
| US12599915B2 (en) | 2023-08-17 | 2026-04-14 | Mag Ia, Inc. | Automatic magnetic impurity sample isolation |
| US12480840B1 (en) | 2024-08-15 | 2025-11-25 | Mag Ia, Inc. | Automatic high precision battery material assessment system |
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