JPH0519357A - 投影スクリーン装置 - Google Patents

投影スクリーン装置

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JPH0519357A
JPH0519357A JP3199983A JP19998391A JPH0519357A JP H0519357 A JPH0519357 A JP H0519357A JP 3199983 A JP3199983 A JP 3199983A JP 19998391 A JP19998391 A JP 19998391A JP H0519357 A JPH0519357 A JP H0519357A
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screen
gear
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cross bar
shaft
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Bunya Ito
文弥 伊藤
Toji Kikuchi
東次 菊地
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KIKUCHI KAGAKU KENKYUSHO KK
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KIKUCHI KAGAKU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不使用時はスクリーン3を床側の格納部1に
コンパクトに巻込ませて格納状態に保たせ、使用時はこ
の格納部1の巻込み収納スクリーン3を巻戻させながら
下から上へせり上げ動作させて展張状態に保たせる、せ
り上げ展張式の可動の投影スクリーン装置について、耐
久性に富み、また構成も簡単化されて組立性もよいもの
にすること。 【構成】 駆動装置9で倒れ込み・起立動作される平行
四辺形リンク機構12〜20とそれにギア連動21・2
4させて倒れ込み・起立動作するアーム25によりスク
リーン3の上辺部に設けた横木26を上下動させてスク
リーン3を上下動させ、前記連動ギア21・24の少な
くとも1つ24をその中心支軸23を中心に回転自由に
設け、該ギア24を回転止めするギア係止手段30・3
1を有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオ・プロジェクタ、
映写機、幻燈機等の投影システムにおけるスクリーン装
置に関する。
【0002】より詳しくは、不使用時はスクリーンを床
側の格納部にコンパクトに巻込ませて格納状態に保た
せ、使用時はこの格納部の巻込み収納スクリーンを巻戻
させながら下から上へせり上げ動作させて展張状態に保
たせる、せり上げ展張式の可動の投影スクリーン装置に
関する。
【0003】
【従来の技術】上記のようなせり上げ展張式の投影スク
リーン装置は既に公知に属する。図4・図5にその一例
を示した。図4・図5は夫々、スクリーン展張状態時
と、スクリーン格納状態時の装置の一部切欠き縦断背面
図である。
【0004】50は横長のスクリーン格納箱であり、映
写室や舞台の床に据え置かれる。52は該格納箱50内
に両端側を回転自由に軸受支持させて横設したスクリー
ン巻込み・巻戻しシャフト、53はこのシャフトを正転
・逆転駆動するシャフト駆動モータ、54は該シャフト
52に巻込み可能な可撓性を有するスクリーンであり、
その下辺側はシャフト52に係止させてあり、該シャフ
ト52がモータ53により逆転されることによりシャフ
トに巻込まれていく。逆にシャフト52がモータ53に
より正転されることで該シャフトから巻戻されて繰り出
される。55はスクリーン54の上辺部に取付けた横木
である。
【0005】56L・56Rは格納箱50内の左右側に
設けた定置軸、57L・57Rはその各定置軸56L・
56Rを中心に起倒回動自由に設けた左右一対の第1リ
ンク、58L・58Rはその左右一対の第1リンク57
L・57Rの各先端部に夫々回動自由に軸着59L・5
9Rした左右一対の第2リンクである。この左右一対の
第2リンク58L・58Rの先端部は夫々スクリーン上
辺部の横木55の左右部に対して回動自由に軸着60L
・60Rしてある。
【0006】61L・61Rは夫々左右一対の第2リン
ク58L・58Rの後端側に設けたばね掛け軸62L・
62Rと前記格納箱50内の左右部の定置軸56L・5
6Rとの間に張設した左右一対の引張りコイルばねであ
る。
【0007】而して左側の第1及び第2のリンク57L
・58L、及び右側の第1及び第2のリンク57R・5
8Lは夫々引張りコイルばね61L・61Rの引張り力
で軸56L・59L,56R・59Rを中心に常時立ち
上がり回動付勢力を受けている。従ってスクリーン上辺
部の横木55がこの第1及び第2のリンク57L・58
L,57R・58Rの上記の立ち上り回動付勢力で持ち
上げ付勢されてスクリーン54に常時せり上り力が作用
している。
【0008】また左右側の第1及び第2のリンク57L
・58L,57R・58Rは夫々引張りコイルばね61
L・61Rの引張り力に抗して倒し回動力を受けると格
納箱50内にたたみ込み回動していき、最終的には図5
のように格納箱50内に完全にたたみ込み格納された状
態になる。
【0009】図4のスクリーンせり上げ展張状態におい
て、モータ53を逆転駆動させて左右側の第1及び第2
のリンク57L・58L,57R・58Rとばね61L
・61Rによるスクリーン持ち上げ力に抗してスクリー
ン54をシャフト52に巻込んでいくとそのスクリーン
巻込み力で左右側の第1及び第2のリンク57L・58
L,57R・58Rが夫々引張りコイルばね61L・6
1Rの引張り力に抗して倒し回動力を受けてスクリーン
の巻込みにつれて格納箱50内にたたみ込み回動してい
き、最終的に図5のようにリーン54がシャフト52に
十分に巻込まれてスクリーン上辺部の横木55が格納箱
50内に下り切り、従って左右側の第1及び第2のリン
ク57L・58L,57R・58Rも格納箱50内に完
全にたたみ込まれた、スクリーン格納状態になる。
【0010】図5において、51は格納箱50の上面開
口に対する蓋板であり、格納箱にヒンジ連結されて開閉
操作自由である。スクリーン54を格納箱50内に格納
させた不使用時は該蓋板を閉じ込んで格納箱内へのチリ
・ホコリ等が入り込むのを防ぐ。
【0011】スクリーンを使用するときは格納箱50の
蓋板51を開け、モータ53を正転駆動させる。これに
よりシャフト52に巻込まれているスクリーン54が巻
戻されて繰り出されることで、スクリーン54の巻込み
力で引張りコイルばね61L・61Rの引張り力に抗し
て格納箱50内にたたみ込み状態に保持されていた左右
側の第1及び第2のリンク57L・58L,57R・5
8Rが立ち上り回動してスクリーン54の巻戻しに伴な
ってスクリーン上辺部の横木55が持ち上げられて繰り
出しスクリーン54が格納箱50内から上方へせり上っ
ていき、最終的に図4のスクリーンせり上がり展張状態
となる。
【0012】63L・63Rは収納箱50内の左右側に
設けたセーフティベルト巻込み装置であり、自動車の安
全シートベルト巻込み装置と同様の装置である。64L
・64Rはそれ等の巻込み装置に巻込まれる左右のセー
フティベルトであり、それ等のベルトの先端部は夫々ス
クリーン上辺部の横木55の左右端側に係止させてあ
る。
【0013】セーフティベルト巻込み装置63L・63
Rは夫々常時ベルト64L・64Rを巻込み付勢してお
り、それ等のベルトはスクリーン54が図5の格納状態
から図4の展張状態に至るスクリーンせり上り過程では
装置63L・63Rの巻込み付勢力に抗してスクリーン
のせり上りに伴ないスムーズに引き出されていき、逆に
スクリーン54が図4のせり上り展張状態から図5の巻
込み格納状態に至るスクリーン下がり過程ではスクリー
ンの下がりに伴ないスムーズに装置63L・63R内に
巻き込まれていく。
【0014】このセーフティベルト装置63L・63R
はベルト64L・64Rに急激な引張り力が作用したと
きはベルトの引出しを阻止する作用をするものであり、
左右側の第1と第2のリンク57L・58L,57L・
58R及び引張りコイルばね61L・61Rで常時せり
上げ力が掛けられているスクリーン54に裂け破れが発
生したときの第1と第2のリンク57L・58L,57
R・58R及びスクリーン横木55の急激な上昇運動を
阻止する働きをする。
【0015】
【発明が解決しようとする問題点】このようなせり上げ
展張式の投影スクリーン装置の問題点として次のような
事項が挙げられる。
【0016】(1)スクリーン54を左右側をバランス
させて体裁よくせり上げ展張動作させ、また引き下げ動
作させるためには左右側の第1と第2のリンク57L・
58L,57R・58Rを夫々立ち上げ回動付勢する左
右の引張りコイルばね61L・61Rの引張り力を均等
にバランスさせる必要があるが、そのバランス調整がな
かなか難しく、組立ての作業性が悪い。
【0017】(2)左右の引張りコイルばね61L・6
1Rはスクリーンせり上げ展張状態時も、格納状態時も
引張り力が常時作用していて、特に格納状態時はリンク
57L・58L,57R・58Rのたたみ込みでスクリ
ーンせり上げ展張状態時よりも引き延ばされて強い引張
り力が作用した状態となるから、経時的にばね61L・
61Rにへたりが生じやすく、ばね61L・61Rのへ
たりによるスクリーンせり上げ動作不良を発生させやす
い。
【0018】(3)上記したようにスクリーン格納時は
リンク57L・58L,57R・58Rのたたみ込みで
引張りコイルばね61L・61Rがスクリーンせり上げ
展張状態時よりも引き延ばされて強い引張り力が作用し
た状態となることで、その強い引張り力でスクリーン上
辺部の横木55と、シャフト52に巻き込まれているス
クリーン部との間のスクリーン張り部分54A(図5)
に伸びへたりが生じやすく、そのような伸びへたりはス
クリーンの引張り強度を低下させてスクリーンの裂け破
れの発生につながる。
【0019】(4)スクリーンの裂け破れが発生したと
きの第1と第2のリンク57L・58L,57R・58
R、及びスクリーン横木55の急激な上昇運動を防止す
るために前述のようなセーフティベルト装置63L・6
3Rの配設が必要である。
【0020】本発明は同じくスクリーンせり上げ展張式
の可動の投影スクリーン装置であるが、上述のような問
題点のないものを提供することを目的とする。
【0021】
【問題点を解決するための手段】本発明は、シャフトに
巻込み可能な可撓性の投影スクリーンと、スクリーン格
納部に配設され、上記スクリーンの下辺部を係止させて
スクリーンを常時巻き込み付勢させたスクリーン巻込み
シャフトと、駆動装置の逆動に連動してスクリーン格納
部に倒れ込み動作し、駆動装置の正動に連動してスクリ
ーン格納部から起立動作する平行四辺形リンク機構と、
平行四辺形リンク機構の先端側に設けられ、該平行四辺
形リンク機構の倒れ込み・起立動作に連動して倒れ込み
・起立動作し、先端部を前記スクリーンの上辺部に設け
た横木の略中間点に枢着したスクリーン横木支持アーム
を有し、該スクリーン横木支持アームは該アームの倒れ
込み・起立中心に同心に設けたギアと平行四辺形リンク
機構側に設けたギアとのかみ合いで平行四辺形リンク機
構の倒れ込み・起立動作に連動して倒れ込み・起立動作
し、上記両ギアは少なくともその1つをその中心支軸を
中心に回転自由に設け、該ギアを該ギア側のスクリーン
横木支持アーム側又は平行四辺形リンク機構側に回転止
めするギア係止手段を有することを特徴とする投影スク
リーン装置である。
【0022】
【作用】(a)スクリーン格納状態時は、平行四辺形リ
ンク機構及びスクリーン横木支持アームは共にスクリー
ン格納部に十分に倒れ込み動作してたたみ込まれてスク
リーン横木がスクリーン格納部に下がった位置にあり、
従ってスクリーンは巻込みシャフトのスクリーン巻込み
作用でシャフトに巻き込まれている。
【0023】(b)この状態から駆動装置が正動される
と、平行四辺形リンク機構及びこれに連動するスクリー
ン横木支持アームがスクリーン格納部から起立動作して
いきスクリーン横木がスクリーン格納部から上方へ持ち
上げられていき、これによりシャフトに巻き込まれてい
るスクリーンがシャフトのスクリーン巻込み力に抗して
巻き戻されて上方へせり上げ展張されていく。そして平
行四辺形リンク機構及びスクリーン横木支持アームが所
定の角度に起立回動するに至ることでスクリーンは格納
部から正規にせり上げ展張状態になる。
【0024】(c)このスクリーンせり上げ展張状態に
おいて駆動装置が逆動されると、平行四辺形リンク機構
及びスクリーン横木支持アームが倒れ込み動作していき
スクリーン横木が下降していくことでそれに伴ないスク
リーンがシャフトに該シャフトのスクリーン巻込み力で
巻き込まれていく。そして平行四辺形リンク機構及びス
クリーン横木支持アームが所定の角度に倒れ込むことで
スクリーンはシャフトに十分に巻込まれて格納部に正規
に格納された状態になる。
【0025】本発明の上記の投影スクリーン装置にあっ
てはスクリーンのせり上げは駆動装置で起立動作される
平行四辺形リンク機構とこれに連動して起立動作するス
クリーン横木支持アームによりスクリーン左右ともバラ
ンスよく行なわれ、前述公知例の装置のような引張りコ
イルばねは有しない機構であるからそのようなばねを有
することよる前述ような問題点を生じない。セーフティ
ベルト装置の配設も必要としない。
【0026】(d)スクリーン横木支持アームは該アー
ムの倒れ込み・起立中心に同心に設けたギアと平行四辺
形リンク機構側に設けたギアとのかみ合いで平行四辺形
リンク機構の倒れ込み・起立動作に連動して倒れ込み・
起立動作させることで連動機構を簡単に構成できる。
【0027】(e)この場合、上記両ギアは少なくとも
その1つをその中心支軸を中心に回転自由に設け、該ギ
アを該ギア側のスクリーン横木支持アーム側又は平行四
辺形リンク機構側に回転止めするギア係止手段を有する
構成し、平行四辺形リンク機構側とスクリーン横木支持
アームとをそれぞれの側のギアをかみ合わせて装置組み
立てするときは、ギアを回転止めせず回転自由の状態で
ギア相互をかみ合わせて、そのかみ合わせ後に該ギアを
係止手段で回転止め状態にする。
【0028】これにより、予め両ギアを夫々その側の平
行四辺形リンク機構とスクリーン横木支持アームとに固
着して具備させておいてその両ギアをかみ合わせて装置
組み立てした場合には生じ勝な、ギア相互の歯1枚以内
の微妙なギア固定角度ずれを調整することができないこ
とによる、ギア相互のかみ合い不能、そのための組み立
て不能、スクリーン横木支持アーム先端部のスクリーン
横木中間点に対する位置ずれ、等を防止して装置の組み
立て性を向上させることができる。
【0029】
【実施例】図1・図2・図3は本発明に従う投影スクリ
ーン装置の一実施例を示したもので、図1・図2は夫
々、スクリーン展張状態時とスクリーン格納状態時の装
置の一部切欠き縦断背面図である。図3は平行四辺形リ
ンク機構とスクリーン横木支持アームとの連動ギア部分
の拡大図である。
【0030】1・2はスクリーン格納箱とその蓋板であ
る。3はシャフトに巻込み可能な可撓性を有する投影ス
クリーン、4は格納箱1内に両端側を軸受5・5させて
横設したスクリーン巻込みシャフトであり、このシャフ
トにスクリーン3の下辺部を係止させてある。このシャ
フトは該シャフトに内蔵させた不図示の付勢手段により
常時スクリーン巻込み方向に回動付勢させてある。
【0031】6は格納箱1内の略中央部に固定して設け
たシャシ、7はこのシャシの中央部に両端部を軸受け8
・8で回転自由に軸受支持させて設けたウオームであ
り、このウオームは正逆回転モータ9により正逆回転駆
動される。10はモータ9のファイナル軸とウオーム7
とを連結したジョイントを示す。
【0032】11はシャシに軸受支持させ、且つ上記の
ウオーム7に噛合させたウオーム歯車、12はウオーム
歯車11の回転中心軸である。
【0033】13はウオーム歯車11と一体に回転する
第1の副板、14はこの副板に対し下端部を一体に固着
した第1リンク、15はシャシ6に対して下端部を回動
自由に枢着16した第2リンク、17は第1リンク14
と第2リンク15の先端部を夫々回動自由に枢着18・
19して連結させた連結板である。第1リンク14の先
端部は枢軸18を中心に回動自由に設けた第2の副板2
0に一体に固着して連結板17と連結させてある。
【0034】そして第1リンク14、連結板17の枢軸
18・19間、第2リンク15、シャシ6側の軸12・
16間とで平行四辺形リンク機構を構成させてあり、こ
の平行四辺形リンク機構は図2の格納箱1内に倒れ込ん
でたたみ込まれている姿勢においてモータ9が正転駆動
されることで、ウオーム7・ウオーム歯車11を介して
第1リンク14の第1の副板13に軸12を中心とする
時計方向への回動力が伝達されて図1の起立姿勢に回動
駆動される。
【0035】逆に図1の起立姿勢においてモータ9が逆
転駆動されることで第1リンク14の第1の副板13に
軸12を中心とする反時計方向への回動力が伝達されて
図2の格納箱内への倒し込み姿勢に回動駆動される。
【0036】21は第1リンク14の連結板17側の枢
軸18に同心に、且つ第2の副板20に一体に設けた第
1の平歯車である。22はこの第1の平歯車21の近傍
において連結板17に回動自由に枢着23した第3の副
板、24はその枢軸23に同心に回転自由に設け、且つ
後述する係止手段30・31(図3)で第3の副板22
又はスクリーン横木支持アーム25に回転止めした第2
の平歯車であり、前記第1の平歯車21と噛合させてあ
る。
【0037】スクリーン横木支持アーム25は下端部を
上記第3の副板22に一体に取付け、先端部をスクリー
ン上辺部の横木26のほぼ中間点に枢着27してある。
【0038】このアーム25は、平行四辺形リンク機構
が図2のように格納箱1内に倒し込まれた回動角姿勢に
あるときは横向きの倒れ込み姿勢にある第1リンク14
の上にこれとほぼ平行に横向きに倒れ込んでいるが、こ
の状態からモータ9の正転駆動で平行四辺形リンク機構
が起立回動されていくと、それに連動して第1と第2の
平歯車21・24の噛み合いにより第3の副板22が枢
軸23を中心に反時計方向に回動力を受けることで枢軸
23を中心に起立回動していく。
【0039】その起立状態からモータ9の逆転駆動で平
行四辺形リンク機構が倒れ込み回動されていくと、それ
に連動して第1と第2の平歯車21・24の噛み合いに
より第3の副板22が枢軸23を中心に時計方向に回動
力を受けることでアーム25は枢軸23を中心に倒れ込
み回動していく。
【0040】而して、図2のスクリーン格納状態時は平
行四辺形リンク機構14・15・17及びスクリーン横
木支持アーム25は共に格納箱1内に設けた倒れ込みリ
ミットスイッチLSWがほぼ水平に倒れ込んだ第2のリ
ンク15で押されるまで格納箱1内に十分に倒れ込み回
動されてたたみ込まれてスクリーン上辺部の横木26が
格納箱1内に下がった位置にあり、従ってスクリーン3
はシャフト4に該シャフトの巻込み力で巻込まれた状態
に保持されている。
【0041】この状態において不図示の操作スイッチを
スクリーンせり上げ側にオンするとモータ9が正転駆動
し、これにより平行四辺形リンク機構14・15・17
及びスクリーン横木支持アーム25が格納箱1内から起
立回動していきスクリーン横木26が格納箱1内から上
方へ持ち上げられていき、シャフト4に巻き込まれてい
るスクリーン3がシャフト4のスクリーン巻込み力に抗
して巻き戻されて上方へせり上げ展張されていく。平行
四辺形リンク機構の起立回動角が所定に達したことが不
図示の起立リミットスイッチにより検知された時点でモ
ータ9の正転駆動が停止され、スクリーン3は格納箱1
から正規にせり上げ展張された図1の状態に保持され
る。
【0042】この図1のスクリーンせり上げ展張保持状
態において不図示の操作スイッチをスクリーン格納側に
オンするとモータ9が逆転駆動されて平行四辺形リンク
機構及びスクリーン横木支持アーム25が倒れ込み回動
していきスクリーン横木26が下降していくことでそれ
に伴ないスクリーン3がシャフト4に該シャフトのスク
リーン巻込み力で巻き込まれていく。そして平行四辺形
リンク機構及びアーム25が格納箱1内に、第2のリン
ク15でリミットスイッチLSWが押されるまで倒れ込
み回動した時点でモータ9の逆転駆動が停止され、図2
のスクリーン格納状態が保持される。
【0043】蓋板2は前述図4例の装置と同様に格納箱
1に開閉回動自由にヒンジ連結されていて、スクリーン
使用時は開き操作され、スクリーンを格納した不使用時
は閉じられる。
【0044】モータ9に対するスクリーンせり上げのた
めの正転駆動指令、及びスクリーン格納のための逆転駆
動指令は有線式又は無線式のリモートコントロール方式
にすることもできる。
【0045】図1・図2において、28はスクリーン上
辺部の横木26に取付けた横木補強を兼ねさせた金属板
製のガイドレールであり、本実施例装置はこのガイドレ
ール28に該レールに沿ってスライド自由のスライダ板
29を内嵌させ、このスライダ板29にスクリーン横木
支持アーム25の先端部を枢着27させることで、各構
成部材の寸法誤差等を吸収させるようにしてある。また
アーム25を入れ子式にしてその寸法をある程度伸縮調
節可能とすることで構成部材の寸法誤差等を吸収させて
組立て性をよくすることも有効である。
【0046】図3は平行四辺形リンク機構とスクリーン
横木支持アームとの連動ギア部分の拡大図である。本実
施例では前述したように、平行四辺形リンク機構側の第
1の平歯車21は、第1リンク14の連結板17側の枢
軸18に同心に且つ第2の副板20に予め一体に設け
た。スクリーン横木支持アーム25側の第2の平歯車2
1は第3の副板22の枢軸23に同心に回転自由に設け
てある。30はこの第2の平歯車24に一体に突出させ
て設けた突片、31は第3の副板22とこれに一体に取
りつけたアーム25にねじ込んだ螺子棒である。30a
はこの螺子棒31をねじ回し操作するための握り部であ
る。
【0047】上記の突片30と螺子棒31が第2の平歯
車24を回り止める係止手段である。螺子棒31をねじ
込み方向に回していくと該螺子棒31の先端が第2の平
歯車24の前記突片30に接触干渉することで該第2の
平歯車24がアーム25・第3の副板22に対して回り
止めされた状態になる。逆に螺子棒31をゆるめ方向に
回していくと該螺子棒31の先端が第2の平歯車24の
前記突片30からはなれて該第2の平歯車24の回り止
め状態が解除される。
【0048】而して、平行四辺形リンク機構側とスクリ
ーン横木支持アーム25とをそれぞれの側の第1と第2
の平歯車21・24をかみ合わせて装置組み立てすると
きは、第2の平歯車24を回転止めせず回転自由の状態
で第1と第2の平歯車21・24相互をかみ合わせて、
そのかみ合わせ後に該第2平歯車24を係止手段30・
31で回転止め状態にする。
【0049】これにより、予め両平歯車21・24を夫
々その側の平行四辺形リンク機構とスクリーン横木支持
アームとに固着して具備させておいてその両歯車21・
24をかみ合わせて装置組み立てした場合には生じ勝
な、歯車相互の歯1枚以内の微妙な歯車固定角度ずれを
調整することができないことによる、歯車相互のかみ合
い不能、そのための組み立て不能、スクリーン横木支持
アーム先端部のスクリーン横木中間点に対する位置ず
れ、等を防止して装置の組み立て性を向上させることが
できる。
【0050】なお、第1の歯車21又は第1と第2の両
歯車21・24についてそれらの中心支軸を中心に回転
自由に設け、該歯車を回転止めする係止手段を設けた構
成にすることもできる。
【0051】平行四辺形リンク機構を倒れ込み・起立動
作させる駆動装置は実施例のモータに限らずその他例え
ば油圧・空気圧等の流体圧シリンダ装置などとすること
もできる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明のせり上げ展張式の
可動の投影スクリーン装置は、従来のこの種の装置にお
ける前述のような問題点がなく、耐久性に富み、また構
成も簡単化されて組立性もよいもので、所期の目的がよ
く達せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う投影スクリーン装置の一実施例
装置の、スクリーンせり上げ展張状態時の一部切り欠き
縦断背面図
【図2】 スクリーン格納状態時の同上図
【図3】 平行四辺形リンク機構とスクリーン横木支持
アームとの連動ギア部分の拡大図
【図4】 従来例装置のスクリーンせり上げ展張状態時
の一部切り欠き縦断背面図
【図5】スクリーン格納状態時の同上図
【符号の説明】
1 スクリーン格納箱 3 スクリーン 4 スクリーン巻込みシャフト 9 正逆転モータ 14・15・17 平行四辺形リンク機構 21・24 ギア(第1と第2の平歯車) 25 スクリーン横木支持アーム 26 スクリーン上辺部の横木 30・31 ギア回り止め係止手段としての突片と螺子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】シャフトに巻込み可能な可撓性の投影スク
    リーンと、 スクリーン格納部に配設され、上記スクリーンの下辺部
    を係止させてスクリーンを常時巻き込み付勢させたスク
    リーン巻込みシャフトと、 駆動装置の逆動に連動してスクリーン格納部に倒れ込み
    動作し、駆動装置の正動に連動してスクリーン格納部か
    ら起立動作する平行四辺形リンク機構と、 平行四辺形リンク機構の先端側に設けられ、該平行四辺
    形リンク機構の倒れ込み・起立動作に連動して倒れ込み
    ・起立動作し、先端部を前記スクリーンの上辺部に設け
    た横木の略中間点に枢着したスクリーン横木支持アーム を有し、該スクリーン横木支持アームは該アームの倒れ
    込み・起立中心に同心に設けたギアと平行四辺形リンク
    機構側に設けたギアとのかみ合いで平行四辺形リンク機
    構の倒れ込み・起立動作に連動して倒れ込み・起立動作
    し、上記両ギアは少なくともその1つをその中心支軸を
    中心に回転自由に設け、該ギアを該ギア側のスクリーン
    横木支持アーム側又は平行四辺形リンク機構側に回転止
    めするギア係止手段を有することを特徴とする投影スク
    リーン装置。
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