JPH05195991A - 遠心圧縮機 - Google Patents
遠心圧縮機Info
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- JPH05195991A JPH05195991A JP4206339A JP20633992A JPH05195991A JP H05195991 A JPH05195991 A JP H05195991A JP 4206339 A JP4206339 A JP 4206339A JP 20633992 A JP20633992 A JP 20633992A JP H05195991 A JPH05195991 A JP H05195991A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/44—Fluid-guiding means, e.g. diffusers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/40—Casings; Connections of working fluid
- F04D29/42—Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
- F04D29/44—Fluid-guiding means, e.g. diffusers
- F04D29/441—Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for elastic fluid pumps
- F04D29/444—Bladed diffusers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/28—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
- F04D29/284—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps for compressors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/26—Rotors specially for elastic fluids
- F04D29/28—Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
- F04D29/30—Vanes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2250/00—Geometry
- F05D2250/50—Inlet or outlet
- F05D2250/52—Outlet
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インペラの先端において分流を発生させるこ
となく高効率かつ広い動作範囲で安定した動作を行うこ
とができる改良された遠心圧縮機を提供する。 【構成】 遠心圧縮機では、高い効率及び広い動作範囲
を得るためにパイプディフューザ11を使用している。
パイプディフューザ11内のチャネル31の数は、楔角
を比較的大きくでき、前縁において分流を発生させるこ
とのない程度に制限される。インペラ12とディフュー
ザ11前縁円との間の羽根なし空間は、分流をさらに抑
制するために半径方向深さに制限される。また、絶対流
量出口角を比較的小さくするために、インペラ12は前
方から後方へ比較的大きく傾斜させる。このようにし
て、流量が少ない状態での影響を減らす。
となく高効率かつ広い動作範囲で安定した動作を行うこ
とができる改良された遠心圧縮機を提供する。 【構成】 遠心圧縮機では、高い効率及び広い動作範囲
を得るためにパイプディフューザ11を使用している。
パイプディフューザ11内のチャネル31の数は、楔角
を比較的大きくでき、前縁において分流を発生させるこ
とのない程度に制限される。インペラ12とディフュー
ザ11前縁円との間の羽根なし空間は、分流をさらに抑
制するために半径方向深さに制限される。また、絶対流
量出口角を比較的小さくするために、インペラ12は前
方から後方へ比較的大きく傾斜させる。このようにし
て、流量が少ない状態での影響を減らす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に圧縮機装置に関
し、特に、遠心圧縮機において比較的高い効率かつかな
り広い動作範囲で流体を圧縮するための方法及び装置に
関する。
し、特に、遠心圧縮機において比較的高い効率かつかな
り広い動作範囲で流体を圧縮するための方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】遠心圧縮機では、インペラに残っている
気流エネルギを位置エネルギすなわち静圧に変換するこ
とが好ましい。このような変換は、一般に、固定式また
は調節式のディフューザによって行われる。固定式ディ
フューザは、羽根なしディフューザまたは固定羽根ディ
フューザである。調節式ディフューザは、羽根つきまた
は羽根なしで、本願譲受人に譲渡された米国特許第4,
219,305号に記載されているようなスロットルリ
ングや、本願譲受人に譲渡された米国特許第4,52
7,949号に記載されているような可動壁の形をとっ
てもよいし、本願譲受人に譲渡された米国特許第4,3
78,194号に記載されているような回転羽根を備え
てもよい。このような、様々な型のディフューザは、そ
れぞれ特異的な動作特性を有し、特定の動作状況のもと
での使用に適している場合も不適である場合もある。
気流エネルギを位置エネルギすなわち静圧に変換するこ
とが好ましい。このような変換は、一般に、固定式また
は調節式のディフューザによって行われる。固定式ディ
フューザは、羽根なしディフューザまたは固定羽根ディ
フューザである。調節式ディフューザは、羽根つきまた
は羽根なしで、本願譲受人に譲渡された米国特許第4,
219,305号に記載されているようなスロットルリ
ングや、本願譲受人に譲渡された米国特許第4,52
7,949号に記載されているような可動壁の形をとっ
てもよいし、本願譲受人に譲渡された米国特許第4,3
78,194号に記載されているような回転羽根を備え
てもよい。このような、様々な型のディフューザは、そ
れぞれ特異的な動作特性を有し、特定の動作状況のもと
での使用に適している場合も不適である場合もある。
【0003】通常、空気調和システムに使用されている
遠心冷凍機は、最大負荷条件と(例えば10%容量のよ
うな)部分負荷条件との間で連続して動作させる必要が
ある。この流量10%の状態では、空気調和システム
は、圧縮機からの比較的高い圧縮比(すなわち最大負荷
での圧縮比の50〜80%)を必要とする。このような
必要条件により、遠心圧縮機の安定した動作範囲能力に
過度の要求を課すこととなる。したがって、インペラの
失速によって生じる初期の圧縮機サージを防止するため
に、遠心圧縮機は、一般に様々な可変入口静翼装置(す
なわち前置静翼)を備えている。回転式前置静翼は、部
分負荷条件下でインペラにおける流量入射角を小さくす
ることができる。したがって、より低容量で圧縮機を安
定した状態で動作させることができる。
遠心冷凍機は、最大負荷条件と(例えば10%容量のよ
うな)部分負荷条件との間で連続して動作させる必要が
ある。この流量10%の状態では、空気調和システム
は、圧縮機からの比較的高い圧縮比(すなわち最大負荷
での圧縮比の50〜80%)を必要とする。このような
必要条件により、遠心圧縮機の安定した動作範囲能力に
過度の要求を課すこととなる。したがって、インペラの
失速によって生じる初期の圧縮機サージを防止するため
に、遠心圧縮機は、一般に様々な可変入口静翼装置(す
なわち前置静翼)を備えている。回転式前置静翼は、部
分負荷条件下でインペラにおける流量入射角を小さくす
ることができる。したがって、より低容量で圧縮機を安
定した状態で動作させることができる。
【0004】特定のインペラ及び入口設計が原因となっ
て生じる不安定な状態に加え、部分負荷条件下ではディ
フューザによって不安定な状態が生じる場合もある。あ
らゆる型のディフューザの中で、圧縮機サージ全体をト
リガせずに極めて様々な流量角に対応することができる
羽根なしディフューザは、一般に最も広い動作範囲を提
供できるものである。上述したような可変静翼を羽根な
しディフューザに付加すれば安定性をさらに高めること
ができるが、このような静翼によってシステムは実質的
に複雑かつコストのかかるものとなる。
て生じる不安定な状態に加え、部分負荷条件下ではディ
フューザによって不安定な状態が生じる場合もある。あ
らゆる型のディフューザの中で、圧縮機サージ全体をト
リガせずに極めて様々な流量角に対応することができる
羽根なしディフューザは、一般に最も広い動作範囲を提
供できるものである。上述したような可変静翼を羽根な
しディフューザに付加すれば安定性をさらに高めること
ができるが、このような静翼によってシステムは実質的
に複雑かつコストのかかるものとなる。
【0005】動作範囲の広い羽根なしディフューザは、
ディフューザにおける圧力回復が緩徐であるため一般に
効率レベルは低い。一方、羽根付きディフューザは、効
率は良いが、通常は実質的に安定した動作を行うことが
できる範囲が狭い。この動作範囲を増加させるために、
可変ディフューザ静翼を羽根付きディフューザに付加
し、オフデザイン状態で動作する時のサージを防止す
る。このようにすることで、比較的広い動作範囲で高い
効率を得ることができる。しかし、このような構成とし
たものは比較的高価である。
ディフューザにおける圧力回復が緩徐であるため一般に
効率レベルは低い。一方、羽根付きディフューザは、効
率は良いが、通常は実質的に安定した動作を行うことが
できる範囲が狭い。この動作範囲を増加させるために、
可変ディフューザ静翼を羽根付きディフューザに付加
し、オフデザイン状態で動作する時のサージを防止す
る。このようにすることで、比較的広い動作範囲で高い
効率を得ることができる。しかし、このような構成とし
たものは比較的高価である。
【0006】驚異的に高い効率レベルを示す型の固定式
ディフューザは、固定羽根ディフューザすなわちチャネ
ルディフューザである。このようなディフューザは、米
国特許第4,468,005号に記載されているような
羽根島構造すなわち楔型ディフューザの形としてもよい
し、米国特許第3,333,762号に記載されている
ようないわゆるパイプディフューザであってもよい。後
者は、高圧力比ガスタービン圧縮機において生じる遷音
速流れ条件下での効率を高めるために開発されたもので
ある。上述したディフューザと類似の他の羽根付きディ
フューザで、高い効率を得ることができるが一般に安定
した動作範囲の狭いガスタービン圧縮機用ディフューザ
についてはここでは取り上げずにおくが、上述したよう
な遠心冷凍機について考えると、このようなディフュー
ザの応用は極めて有意なものである。
ディフューザは、固定羽根ディフューザすなわちチャネ
ルディフューザである。このようなディフューザは、米
国特許第4,468,005号に記載されているような
羽根島構造すなわち楔型ディフューザの形としてもよい
し、米国特許第3,333,762号に記載されている
ようないわゆるパイプディフューザであってもよい。後
者は、高圧力比ガスタービン圧縮機において生じる遷音
速流れ条件下での効率を高めるために開発されたもので
ある。上述したディフューザと類似の他の羽根付きディ
フューザで、高い効率を得ることができるが一般に安定
した動作範囲の狭いガスタービン圧縮機用ディフューザ
についてはここでは取り上げずにおくが、上述したよう
な遠心冷凍機について考えると、このようなディフュー
ザの応用は極めて有意なものである。
【0007】恐らく高い効率を得るためだと思われる
が、米国特許第4,302,150号において記載され
ているようなパイプディフューザを使用した状況におい
て、インペラの外周とディフューザへの入口の間の、い
わゆる羽根なしディフューザ空間を導入することによっ
て、狭い動作範囲を広げている。しかしながら、このよ
うな設計において安定性を増すことができるのは、最大
負荷で動作している(すなわち前置静翼はない)場合の
みに限られる。さらに、羽根なしディフューザ空間を大
きくすることで、部分負荷条件下での圧縮機のリフト容
量は減少する。また、比較的広い羽根なし空間をとるた
め、最大効率点は、安全な圧縮機動作を許容することが
できない動作状態であるサージポイントに近付いてしま
う。
が、米国特許第4,302,150号において記載され
ているようなパイプディフューザを使用した状況におい
て、インペラの外周とディフューザへの入口の間の、い
わゆる羽根なしディフューザ空間を導入することによっ
て、狭い動作範囲を広げている。しかしながら、このよ
うな設計において安定性を増すことができるのは、最大
負荷で動作している(すなわち前置静翼はない)場合の
みに限られる。さらに、羽根なしディフューザ空間を大
きくすることで、部分負荷条件下での圧縮機のリフト容
量は減少する。また、比較的広い羽根なし空間をとるた
め、最大効率点は、安全な圧縮機動作を許容することが
できない動作状態であるサージポイントに近付いてしま
う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなディフ
ューザの設計上の問題に加え、一般に効率及び動作範囲
を最適なものとするために、インペラの設計上の特徴も
選択することができる。一般に、インペラの効率は、イ
ンペラ翼の出口角β2が(接線方向で測定して)45°
に近付いた時に最大となると考えられている。しかしな
がら、ある点に対して、インペラ翼の出口角β2が小さ
くなるにつれて遠心圧縮機の動作範囲は増加するという
ことも一般に知られている。インペラの入口相対速度と
インペラの出口相対速度との間の比率が決まっている場
合、インペラ翼の出口角β2の減少(すなわち前方から
後方への傾斜の増加)に伴い、インペラに残る絶対流量
出口角α2は小さくなる。しかしながら、この角度α2が
小さくなりすぎると、インペラ外周付近の半径圧力勾配
によって分流が生じ、動作範囲が狭くなる場合もある。
したがって、遠心冷凍インペラの作動時には、インペラ
の絶対流量出口角α2は一般に20°から40°の範囲
に決められる。さらに、インペラの流量出口角α2 を2
0°未満とすると、必ず分流を生じて動作範囲は狭くな
ることも従来から知られている。このため、流量出口角
が20°未満のインペラを使用することは避けられてい
た。
ューザの設計上の問題に加え、一般に効率及び動作範囲
を最適なものとするために、インペラの設計上の特徴も
選択することができる。一般に、インペラの効率は、イ
ンペラ翼の出口角β2が(接線方向で測定して)45°
に近付いた時に最大となると考えられている。しかしな
がら、ある点に対して、インペラ翼の出口角β2が小さ
くなるにつれて遠心圧縮機の動作範囲は増加するという
ことも一般に知られている。インペラの入口相対速度と
インペラの出口相対速度との間の比率が決まっている場
合、インペラ翼の出口角β2の減少(すなわち前方から
後方への傾斜の増加)に伴い、インペラに残る絶対流量
出口角α2は小さくなる。しかしながら、この角度α2が
小さくなりすぎると、インペラ外周付近の半径圧力勾配
によって分流が生じ、動作範囲が狭くなる場合もある。
したがって、遠心冷凍インペラの作動時には、インペラ
の絶対流量出口角α2は一般に20°から40°の範囲
に決められる。さらに、インペラの流量出口角α2 を2
0°未満とすると、必ず分流を生じて動作範囲は狭くな
ることも従来から知られている。このため、流量出口角
が20°未満のインペラを使用することは避けられてい
た。
【0009】したがって、本発明の目的は、改良された
遠心圧縮方法及び遠心圧縮装置を提供することにある。
遠心圧縮方法及び遠心圧縮装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的は、特許請
求の範囲における序文及び特徴項に示す装置によって達
成することができる。
求の範囲における序文及び特徴項に示す装置によって達
成することができる。
【0011】簡単に言えば、本発明の第1の態様におい
て、固定羽根型すなわちチャネルディフューザに比較的
少数のチャネル(溝)を備え、チャネル間の「楔角」を
最大限とする。さらに、これと関連したインペラは、流
量出口角が比較的小さくなるように設計する。比較的大
きな楔角と比較的小さな流量出口角とを組み合わせるこ
とで、分流や動作範囲の劣化を生じることなく比較的大
きな入射角を見込むことができる。
て、固定羽根型すなわちチャネルディフューザに比較的
少数のチャネル(溝)を備え、チャネル間の「楔角」を
最大限とする。さらに、これと関連したインペラは、流
量出口角が比較的小さくなるように設計する。比較的大
きな楔角と比較的小さな流量出口角とを組み合わせるこ
とで、分流や動作範囲の劣化を生じることなく比較的大
きな入射角を見込むことができる。
【0012】本発明の他の態様によれば、ディフューザ
は、一組の円錐形チャネルを備える。これらのチャネル
は、インペラの外周に対して実質的に接線方向に延在す
る中心線を有している。チャネルの構造自体が効率の向
上につながるものであるが、インペラに対してチャネル
を接線方向に配置することによってシステムの効率特性
はさらに向上する。
は、一組の円錐形チャネルを備える。これらのチャネル
は、インペラの外周に対して実質的に接線方向に延在す
る中心線を有している。チャネルの構造自体が効率の向
上につながるものであるが、インペラに対してチャネル
を接線方向に配置することによってシステムの効率特性
はさらに向上する。
【0013】本発明のさらに他の態様によれば、インペ
ラの絶対流量出口角α2を20°未満で維持するように
インペラを設計する。これは、前方から後方へ傾斜させ
た羽根を使用した形態において達成することができる。
これに関連した隣接するディフューザチャネル間の楔角
α2を15°以上で維持することで、本来なら発生する
可能性のある分流を防止する。このようにして、高効率
と広い安定動作領域との両方を得る。
ラの絶対流量出口角α2を20°未満で維持するように
インペラを設計する。これは、前方から後方へ傾斜させ
た羽根を使用した形態において達成することができる。
これに関連した隣接するディフューザチャネル間の楔角
α2を15°以上で維持することで、本来なら発生する
可能性のある分流を防止する。このようにして、高効率
と広い安定動作領域との両方を得る。
【0014】本発明の別の態様によれば、インペラの外
周と楔の前縁とによって規定される前縁円との間の羽根
なし空間は半径方向の深さに限られる。このため、羽根
なし空間における分流発生の可能性は小さくなる。特
に、半径方向の寸法は、チャネルの「のど円直径」を越
えないように制限されている。
周と楔の前縁とによって規定される前縁円との間の羽根
なし空間は半径方向の深さに限られる。このため、羽根
なし空間における分流発生の可能性は小さくなる。特
に、半径方向の寸法は、チャネルの「のど円直径」を越
えないように制限されている。
【0015】
【実施例】図1を参照すると、遠心圧縮機に本発明によ
る固定ディフューザ形状とした前置静翼を用いた場合と
他の様々な前置静翼を用いた場合とを比較した様々な特
性を表す複数の性能マップ曲線が示されている。本発明
の重要性を理解するために、現存するシステムの性能特
性のいくつかについて考えてみることが好ましい。
る固定ディフューザ形状とした前置静翼を用いた場合と
他の様々な前置静翼を用いた場合とを比較した様々な特
性を表す複数の性能マップ曲線が示されている。本発明
の重要性を理解するために、現存するシステムの性能特
性のいくつかについて考えてみることが好ましい。
【0016】(翼形羽根、単一厚羽根、羽根島構造また
は円錐形パイプのような)羽根付きディフューザを備え
る遠心圧縮機は、羽根なしディフューザを備える圧縮機
よりも効率が良い。したがって、このような遠心圧縮機
は極めて魅力的なものであるが、安定した動作範囲は小
さい。このため、オフデザイン条件下でのサージを防止
するためには、高価かつ複雑な様々なディフューザ装置
及び制御スキームを必要とする。安定した動作範囲の定
義について考えると、 安定した動作範囲=(チョーク質量流量−サージ質量流
量)/チョーク質量流量 となる。ここで、 チョーク質量流量=のどにおける流量が音速に達した時
の最大流量(曲線1で表される) であり、 サージ質量流量=圧縮機における最低の安定動作状態を
表す最低流量すなわちサージ流量(曲線CまたはDで表
される) である。
は円錐形パイプのような)羽根付きディフューザを備え
る遠心圧縮機は、羽根なしディフューザを備える圧縮機
よりも効率が良い。したがって、このような遠心圧縮機
は極めて魅力的なものであるが、安定した動作範囲は小
さい。このため、オフデザイン条件下でのサージを防止
するためには、高価かつ複雑な様々なディフューザ装置
及び制御スキームを必要とする。安定した動作範囲の定
義について考えると、 安定した動作範囲=(チョーク質量流量−サージ質量流
量)/チョーク質量流量 となる。ここで、 チョーク質量流量=のどにおける流量が音速に達した時
の最大流量(曲線1で表される) であり、 サージ質量流量=圧縮機における最低の安定動作状態を
表す最低流量すなわちサージ流量(曲線CまたはDで表
される) である。
【0017】羽根なしディフューザを備え、中間圧縮比
(すなわち2.5:1〜5:1)に設計した遠心圧縮機
では、安定した動作範囲は30%である。一方、これと
同一の圧縮比で何らかの羽根付きディフューザを用いた
場合は、安定した動作範囲は最高でも20%に止まる。
(すなわち2.5:1〜5:1)に設計した遠心圧縮機
では、安定した動作範囲は30%である。一方、これと
同一の圧縮比で何らかの羽根付きディフューザを用いた
場合は、安定した動作範囲は最高でも20%に止まる。
【0018】遠心圧縮機を応用した多くの用途では部分
負荷特性を必要とする。このような部分負荷特性では、
ヘッドすなわち圧力比の低下速度は流量の低下速度より
も速くはならない。例えば、図1における曲線Aは、代
表的な水冷式冷凍機の負荷曲線を示している。代表的な
負荷曲線Aの変動はごく普通のことであるので、実際に
は水冷式冷凍機はこれ以上の部分負荷ヘッド能力を必要
とする。例えば、図1における曲線Bは、可変容量下で
定温リフト動作状態での水冷式冷凍機の代表的な負荷曲
線を示している。
負荷特性を必要とする。このような部分負荷特性では、
ヘッドすなわち圧力比の低下速度は流量の低下速度より
も速くはならない。例えば、図1における曲線Aは、代
表的な水冷式冷凍機の負荷曲線を示している。代表的な
負荷曲線Aの変動はごく普通のことであるので、実際に
は水冷式冷凍機はこれ以上の部分負荷ヘッド能力を必要
とする。例えば、図1における曲線Bは、可変容量下で
定温リフト動作状態での水冷式冷凍機の代表的な負荷曲
線を示している。
【0019】可変入口静翼のみを使用した羽根付きディ
フューザ遠心圧縮機において、オフデザイン条件下では
部分負荷制御装置によって所望のヘッドを得ることはで
きない。最大負荷における範囲が限られるため、部分負
荷状態での範囲も限られてしまう。最終結果は、図1に
おいて線Cで示すような圧縮機の性能マップ上の急勾配
のサージラインである。
フューザ遠心圧縮機において、オフデザイン条件下では
部分負荷制御装置によって所望のヘッドを得ることはで
きない。最大負荷における範囲が限られるため、部分負
荷状態での範囲も限られてしまう。最終結果は、図1に
おいて線Cで示すような圧縮機の性能マップ上の急勾配
のサージラインである。
【0020】対照的に、本発明に基づいて構成した遠心
圧縮機の性能マップを図1において曲線Dで示す。高い
効率(すなわち85%のアクセス)に加え、安定した動
作範囲が極めて広い範囲にわたる(すなわち15%のア
クセス)であるということが分かる。最も厳しい負荷ラ
イン条件要求(すなわち定温リフト水冷式冷凍動作)を
越えるこのサージラインは、固定ディフューザ静翼と1
つの可変静翼機構すなわち可変前置静翼を使用するだけ
で得ることができる。以下、本発明を組み込んだ遠心圧
縮機の特定の構造について述べる。
圧縮機の性能マップを図1において曲線Dで示す。高い
効率(すなわち85%のアクセス)に加え、安定した動
作範囲が極めて広い範囲にわたる(すなわち15%のア
クセス)であるということが分かる。最も厳しい負荷ラ
イン条件要求(すなわち定温リフト水冷式冷凍動作)を
越えるこのサージラインは、固定ディフューザ静翼と1
つの可変静翼機構すなわち可変前置静翼を使用するだけ
で得ることができる。以下、本発明を組み込んだ遠心圧
縮機の特定の構造について述べる。
【0021】図2及び図3を参照すると、本発明は概略
的に符号10で示されている。図において、本発明は、
特定形状のパイプディフューザ11を備えている。パイ
プディフューザ11はインペラ12に結合されている。
これ以外、本発明は従来の遠心圧縮機と全く同様の圧縮
機に取付られている。すなわち、遠心圧縮機は、渦巻き
構造13と、吸入ハウジング14と、翼環アセンブリ1
6と、前置静翼17と、側板18とを有している。イン
ペラ12は、前金具21に沿って駆動軸19に取付られ
ている。このようなアセンブリを高速で回転させると、
冷媒は吸入ハウジング14へ流入し、さらに前置静翼1
7を通過して通路22に流入する。通路22において、
冷媒はインペラ12によって圧縮される。圧縮された冷
媒は、ディフューザ11を通過する。ディフューザ11
は、動的エネルギを位置エネルギに変換する機能を有す
る。拡散冷媒は渦巻き13のキャビティ23を通過し、
クーラ(図示せず)に達する。
的に符号10で示されている。図において、本発明は、
特定形状のパイプディフューザ11を備えている。パイ
プディフューザ11はインペラ12に結合されている。
これ以外、本発明は従来の遠心圧縮機と全く同様の圧縮
機に取付られている。すなわち、遠心圧縮機は、渦巻き
構造13と、吸入ハウジング14と、翼環アセンブリ1
6と、前置静翼17と、側板18とを有している。イン
ペラ12は、前金具21に沿って駆動軸19に取付られ
ている。このようなアセンブリを高速で回転させると、
冷媒は吸入ハウジング14へ流入し、さらに前置静翼1
7を通過して通路22に流入する。通路22において、
冷媒はインペラ12によって圧縮される。圧縮された冷
媒は、ディフューザ11を通過する。ディフューザ11
は、動的エネルギを位置エネルギに変換する機能を有す
る。拡散冷媒は渦巻き13のキャビティ23を通過し、
クーラ(図示せず)に達する。
【0022】図3を参照すると、インペラホイール12
が詳細に示されている。インペラホイール12は、ハブ
24と、インペラホイールに一体に連結されて放射状に
延在するディスク26と、複数の翼27とを含む。翼2
7は、いわゆるバックスウェプト状に配置されている。
このようなバックスウェプト状については以下において
詳述するが、これが本発明の一態様における重要な特徴
なのである。
が詳細に示されている。インペラホイール12は、ハブ
24と、インペラホイールに一体に連結されて放射状に
延在するディスク26と、複数の翼27とを含む。翼2
7は、いわゆるバックスウェプト状に配置されている。
このようなバックスウェプト状については以下において
詳述するが、これが本発明の一態様における重要な特徴
なのである。
【0023】パイプディフューザ11は、図2ではディ
フューザが取り付けられる位置において示し、インペラ
12との組み合わせとしては図3においてのみ示す。パ
イプディフューザ11は、その半径方向外側付近に、複
数のボルト28によって渦巻き構造13に固定された単
一の環状鋳物を有する。ディフューザ11には、円周方
向に離間し、ほぼ半径方向に延在する複数のテーパ(先
細)チャネル31が形成されている。テーパチャネルの
中心線32は、符号30で示して共に接円と呼ぶ共通の
円の接線となっている。この接円はインペラ12の外周
に一致する。
フューザが取り付けられる位置において示し、インペラ
12との組み合わせとしては図3においてのみ示す。パ
イプディフューザ11は、その半径方向外側付近に、複
数のボルト28によって渦巻き構造13に固定された単
一の環状鋳物を有する。ディフューザ11には、円周方
向に離間し、ほぼ半径方向に延在する複数のテーパ(先
細)チャネル31が形成されている。テーパチャネルの
中心線32は、符号30で示して共に接円と呼ぶ共通の
円の接線となっている。この接円はインペラ12の外周
に一致する。
【0024】接円のすぐ外側に位置する第2の円は前縁
円と呼ぶことにし、図3において符号33で示す。前縁
円は、チャネル31の間の楔形島構造34の各々の前縁
を通って規定される。インペラ12の周囲と前縁円33
との間の半径方向の空間は、羽根なし/半羽根なし空間
25である。本発明では、この羽根なし/半羽根なし空
間25の半径方向の深さを制限して、システムの動作範
囲を広げる。すなわち、本願出願人は羽根なし空間25
において分流を防止するためには、半径方向の寸法をテ
ーパチャネル31ののど円直径よりも短くすべきである
ということを見出だした。以下、羽根なし/半羽根なし
空間25については、簡単に「羽根なし」空間と呼ぶこ
とにする。このような羽根なし空間25については、本
発明と同一の譲受人に譲渡された1990年10月30
日出願の米国出願第605,619号において詳述され
ているが、ここでは参考にあげるだけに止めておく。
円と呼ぶことにし、図3において符号33で示す。前縁
円は、チャネル31の間の楔形島構造34の各々の前縁
を通って規定される。インペラ12の周囲と前縁円33
との間の半径方向の空間は、羽根なし/半羽根なし空間
25である。本発明では、この羽根なし/半羽根なし空
間25の半径方向の深さを制限して、システムの動作範
囲を広げる。すなわち、本願出願人は羽根なし空間25
において分流を防止するためには、半径方向の寸法をテ
ーパチャネル31ののど円直径よりも短くすべきである
ということを見出だした。以下、羽根なし/半羽根なし
空間25については、簡単に「羽根なし」空間と呼ぶこ
とにする。このような羽根なし空間25については、本
発明と同一の譲受人に譲渡された1990年10月30
日出願の米国出願第605,619号において詳述され
ているが、ここでは参考にあげるだけに止めておく。
【0025】図3において示されるように、テーパチャ
ネル31の各々は、3つの直列に連結された部分を有す
る。これらの3つの部分は、符号35,36及び37で
示すように、すべて軸32と同心になっている。第1の
部分35は上述した「のど」を含む。この第1の部分3
5は円筒形(すなわち直径は一定)であり、その突出部
は、その円周側の類似の部分の突出部と交差するような
角度となっている。36で示す第2の部分は、わずかに
末広がりの軸断面形状を有している。この第2の部分
は、軸32と共にある角度で外側に向けられた壁38を
有する。この角度として適しているのは2°であった。
第3の部分37は、壁39によってさらに広げられた軸
断面形状を有している。壁39は、約4°で曲げられて
いる。チャネル31の外端に向けて大きくなるこのよう
な断面形状は、ディフューザ11に発生する拡散の度合
いを表すものであり、以下の式によって定量化すること
ができる。すなわち、領域比=チャネルの出口での領域
/チャネルの入口での領域である。ここで、チャネルの
出口での領域は、図3においてAで示す位置で軸に垂直
に取った領域を示す。
ネル31の各々は、3つの直列に連結された部分を有す
る。これらの3つの部分は、符号35,36及び37で
示すように、すべて軸32と同心になっている。第1の
部分35は上述した「のど」を含む。この第1の部分3
5は円筒形(すなわち直径は一定)であり、その突出部
は、その円周側の類似の部分の突出部と交差するような
角度となっている。36で示す第2の部分は、わずかに
末広がりの軸断面形状を有している。この第2の部分
は、軸32と共にある角度で外側に向けられた壁38を
有する。この角度として適しているのは2°であった。
第3の部分37は、壁39によってさらに広げられた軸
断面形状を有している。壁39は、約4°で曲げられて
いる。チャネル31の外端に向けて大きくなるこのよう
な断面形状は、ディフューザ11に発生する拡散の度合
いを表すものであり、以下の式によって定量化すること
ができる。すなわち、領域比=チャネルの出口での領域
/チャネルの入口での領域である。ここで、チャネルの
出口での領域は、図3においてAで示す位置で軸に垂直
に取った領域を示す。
【0026】図3において、テーパチャネル31を形成
することで、チャネル間のテーパ部分すなわち楔34が
形成されることが分かる。ディフューザに形成するチャ
ネル31のテーパが大きくなるのにしたがって、楔34
の角度γは小さくなる。図3において示す個々のディフ
ューザ11には、16個のテーパチャネルが形成されて
いる。すなわち角度γは均等に22.5°となる。この
ように比較的大きな楔角とすると、インペラ吐出流量角
β2が変化するため、このようにしなければ発生する場
合がある分流を防止できる。インペラの形状と性能とに
ついて述べるにあたり、相対的に接線方向に沿った流れ
を供給することが好ましい。このようにすることで、さ
らに、質量流量速度の変位に伴ってβ2の変化を減少さ
せ得る。一般に、入射の変化を得るためには比較的大き
な楔角γをとることが好ましい。しかしながら、テーパ
チャネル31の数はインペラからの流量を得られる程度
に十分なものでなければならない。したがって、本願出
願人は、本発明にとって好ましい広い動作範囲にわたる
効率の良い性能は、楔角γが15°(すなわちテーパチ
ャネルを24個備える)であるパイプディフューザによ
って得られると判断した。以下、インペラのデザイン及
び特性について述べたあと、前縁分離について述べる。
することで、チャネル間のテーパ部分すなわち楔34が
形成されることが分かる。ディフューザに形成するチャ
ネル31のテーパが大きくなるのにしたがって、楔34
の角度γは小さくなる。図3において示す個々のディフ
ューザ11には、16個のテーパチャネルが形成されて
いる。すなわち角度γは均等に22.5°となる。この
ように比較的大きな楔角とすると、インペラ吐出流量角
β2が変化するため、このようにしなければ発生する場
合がある分流を防止できる。インペラの形状と性能とに
ついて述べるにあたり、相対的に接線方向に沿った流れ
を供給することが好ましい。このようにすることで、さ
らに、質量流量速度の変位に伴ってβ2の変化を減少さ
せ得る。一般に、入射の変化を得るためには比較的大き
な楔角γをとることが好ましい。しかしながら、テーパ
チャネル31の数はインペラからの流量を得られる程度
に十分なものでなければならない。したがって、本願出
願人は、本発明にとって好ましい広い動作範囲にわたる
効率の良い性能は、楔角γが15°(すなわちテーパチ
ャネルを24個備える)であるパイプディフューザによ
って得られると判断した。以下、インペラのデザイン及
び特性について述べたあと、前縁分離について述べる。
【0027】図4及び図5を参照すると、前方から後方
への傾斜(バックスウェプト)の異なるインペラ42及
び43が示されている。インペラ42は60°で傾斜
(すなわちインペラ吐出翼角β2は30°)させた翼4
4を有する。一方、インペラ43は30°で傾斜(すな
わちインペラ吐出翼角β2は60°)させた翼46を有
する。インペラに残る流れの絶対接線成分V2θは、式
V2θ=W2θ+U2によって得られる。ここで、W2
=相対速度の接線成分であり、U2=インペラ先端速度
である。前方から後方への傾斜をつけたインペラでは、
相対速度の接線成分W2θの方向は、先端速度の方向と
逆になる。このようなインペラでは、V2θはU2より
も小さくなり、インペラの傾斜角度が大きくなればなる
ほどV2θは小さくなる。しかしながら、インペラ先端
速度U2はインペラ吐出口W2における総相対速度より
も数倍大きいため、インペラの傾斜によるV2θの相対
変化量は、インペラの傾斜によって発生する半径方向速
度V2Rの相対変化量よりも少ない。前方から後方への
傾斜度が大きくなると、半径方向絶対速度V2Rは接線
方向絶対速度V2θよりも大きな度合いで減少する。し
たがって、一定の側板流表面拡散量でインペラの吐出翼
角の傾斜を増加させることによって、インペラに残る絶
対流量角α2を減少させることができるという効果も得
られる。したがって、図4に示すような60°の傾斜で
はインペラの絶対流量出口角α2は12°であるが、図
5のように傾斜が30°になるとインペラの絶対流量出
口角α2は20°となる。
への傾斜(バックスウェプト)の異なるインペラ42及
び43が示されている。インペラ42は60°で傾斜
(すなわちインペラ吐出翼角β2は30°)させた翼4
4を有する。一方、インペラ43は30°で傾斜(すな
わちインペラ吐出翼角β2は60°)させた翼46を有
する。インペラに残る流れの絶対接線成分V2θは、式
V2θ=W2θ+U2によって得られる。ここで、W2
=相対速度の接線成分であり、U2=インペラ先端速度
である。前方から後方への傾斜をつけたインペラでは、
相対速度の接線成分W2θの方向は、先端速度の方向と
逆になる。このようなインペラでは、V2θはU2より
も小さくなり、インペラの傾斜角度が大きくなればなる
ほどV2θは小さくなる。しかしながら、インペラ先端
速度U2はインペラ吐出口W2における総相対速度より
も数倍大きいため、インペラの傾斜によるV2θの相対
変化量は、インペラの傾斜によって発生する半径方向速
度V2Rの相対変化量よりも少ない。前方から後方への
傾斜度が大きくなると、半径方向絶対速度V2Rは接線
方向絶対速度V2θよりも大きな度合いで減少する。し
たがって、一定の側板流表面拡散量でインペラの吐出翼
角の傾斜を増加させることによって、インペラに残る絶
対流量角α2を減少させることができるという効果も得
られる。したがって、図4に示すような60°の傾斜で
はインペラの絶対流量出口角α2は12°であるが、図
5のように傾斜が30°になるとインペラの絶対流量出
口角α2は20°となる。
【0028】通常、図4に示すインペラ42及び図5に
示すインペラ43のいずれにしても、インペラ周辺の半
径方向圧力勾配によって分流を生じることがあるので、
広い動作範囲を必要とするような場合での動作には適し
ていない。しかしながら、これらの絶対流量出口角α2
を小さくすることは可能であり、さらに本願出願人によ
って確認されたように、絶対流量出口角α2を小さくす
ることで比較的広い動作範囲にわたって高い効率を得る
ことができる。
示すインペラ43のいずれにしても、インペラ周辺の半
径方向圧力勾配によって分流を生じることがあるので、
広い動作範囲を必要とするような場合での動作には適し
ていない。しかしながら、これらの絶対流量出口角α2
を小さくすることは可能であり、さらに本願出願人によ
って確認されたように、絶対流量出口角α2を小さくす
ることで比較的広い動作範囲にわたって高い効率を得る
ことができる。
【0029】図4及び図5に示すインペラを比較する
と、インペラの前方から後方への傾斜が大きくなると、
図6及び図7において示すような吐出垂直流量領域の翼
から翼までの垂直距離n2は短くなる。すなわち、図4
に示すような傾斜度が大きく翼から翼までの垂直距離n
2が短いインペラでは、図7において示すインペラ吐出
翼厚b2よりも長いインペラ吐出翼厚b2を必要とする。
この図7において示すインペラ吐出翼厚b2は、図5に
示す傾斜度の小さいインペラ43に関連したものであ
る。W2はインペラ相対吐出速度であり、W1はインペラ
入口側板相対速度であるような相対速度比W2/W1を維
持したいと仮定すると、インペラ傾斜角の増加によって
インペラ先端翼厚b2も増加する。このような先端が比
較的広いインペラでは、絶対流量出口角α2も小さくな
り、さらに少ない流量での角度変化も小さくなるので、
低流量条件下でも安定性が得られる。結果として、入射
効果はなくなって安定性が得られる。
と、インペラの前方から後方への傾斜が大きくなると、
図6及び図7において示すような吐出垂直流量領域の翼
から翼までの垂直距離n2は短くなる。すなわち、図4
に示すような傾斜度が大きく翼から翼までの垂直距離n
2が短いインペラでは、図7において示すインペラ吐出
翼厚b2よりも長いインペラ吐出翼厚b2を必要とする。
この図7において示すインペラ吐出翼厚b2は、図5に
示す傾斜度の小さいインペラ43に関連したものであ
る。W2はインペラ相対吐出速度であり、W1はインペラ
入口側板相対速度であるような相対速度比W2/W1を維
持したいと仮定すると、インペラ傾斜角の増加によって
インペラ先端翼厚b2も増加する。このような先端が比
較的広いインペラでは、絶対流量出口角α2も小さくな
り、さらに少ない流量での角度変化も小さくなるので、
低流量条件下でも安定性が得られる。結果として、入射
効果はなくなって安定性が得られる。
【0030】要するに、本発明による高効率及び広動作
範囲を得られる本発明によるディフューザ及びインペラ
の構造には3つの特徴がある。第1に、テーパチャネル
31の数は、先端における分流の発生率を最小限に押さ
えるようにチャネル間の楔形島構造34を比較的大きな
楔角γとし得る程度に限られる。第2に、インペラ31
の外周30と前縁円33との間の羽根なし空間は、不安
定な状態の発生を防止するようにその半径方向深さに限
定される。このため、小さな羽根なし空間25を楔34
の弦節比と組み合わせることで、羽根なし空間内に圧力
フィールドを作る。この場合の勾配は、分流の原因とな
り得る半径方向勾配とするのではなく、流れの方向に対
して平行に近いものとする。最後に、傾斜度が大きく、
したがって先端が広く、吐出流量角は極めて浅く絶対角
度変化は比較的小さくできるインペラを使用すること
で、流速による下流の構成要素(すなわちディフュー
ザ)への影響は少なくなり、圧縮機の安定した動作範囲
を広げることができる。このような結果について図8及
び図9において示す。
範囲を得られる本発明によるディフューザ及びインペラ
の構造には3つの特徴がある。第1に、テーパチャネル
31の数は、先端における分流の発生率を最小限に押さ
えるようにチャネル間の楔形島構造34を比較的大きな
楔角γとし得る程度に限られる。第2に、インペラ31
の外周30と前縁円33との間の羽根なし空間は、不安
定な状態の発生を防止するようにその半径方向深さに限
定される。このため、小さな羽根なし空間25を楔34
の弦節比と組み合わせることで、羽根なし空間内に圧力
フィールドを作る。この場合の勾配は、分流の原因とな
り得る半径方向勾配とするのではなく、流れの方向に対
して平行に近いものとする。最後に、傾斜度が大きく、
したがって先端が広く、吐出流量角は極めて浅く絶対角
度変化は比較的小さくできるインペラを使用すること
で、流速による下流の構成要素(すなわちディフュー
ザ)への影響は少なくなり、圧縮機の安定した動作範囲
を広げることができる。このような結果について図8及
び図9において示す。
【0031】図8及び図9において、パイプディフュー
ザ11及びインペラ12は図3に示すものと同一であ
り、インペラの傾斜角は60°である。ここでも羽根な
し空間の半径方向深さはテーパチャネルの「のど円直
径」よりも短く、楔角は22.5°である。流量が最大
設計流量レベルにある場合、絶対流量出口角α2での流
れの方向は、ディフューザ11の各テーパチャネル31
の中心線と平行になる。これについては図8において矢
印で示す。
ザ11及びインペラ12は図3に示すものと同一であ
り、インペラの傾斜角は60°である。ここでも羽根な
し空間の半径方向深さはテーパチャネルの「のど円直
径」よりも短く、楔角は22.5°である。流量が最大
設計流量レベルにある場合、絶対流量出口角α2での流
れの方向は、ディフューザ11の各テーパチャネル31
の中心線と平行になる。これについては図8において矢
印で示す。
【0032】中間の2つの矢印は、圧力側及び吸入側で
楔34を係合した場合の冷媒の流れる方向を示す。した
がって、楔34の先端において分流は全く発生していな
いということは同図から理解できよう。絶対流量出口角
α2は、この流量レベルでは12°である。
楔34を係合した場合の冷媒の流れる方向を示す。した
がって、楔34の先端において分流は全く発生していな
いということは同図から理解できよう。絶対流量出口角
α2は、この流量レベルでは12°である。
【0033】図9を参照すると、絶対流量出口角α2が
2°となるように流量を実質的に減少させている。ここ
では、流れの方向は吸入側に対して平行であり、もちろ
ん分流は全く発生していない。中間の2つの矢印は、吸
入側48で楔34を係合させる流れの方向を示してい
る。この場合も、角度は楔34の先端において分流が発
生しないような角度になっている。
2°となるように流量を実質的に減少させている。ここ
では、流れの方向は吸入側に対して平行であり、もちろ
ん分流は全く発生していない。中間の2つの矢印は、吸
入側48で楔34を係合させる流れの方向を示してい
る。この場合も、角度は楔34の先端において分流が発
生しないような角度になっている。
【0034】本発明による図面及び好ましい実施例につ
いて述べてきたが、本発明の範囲及び趣旨を逸脱するこ
となく、他の様々な修正を施し、異なる構成とすること
ができる。
いて述べてきたが、本発明の範囲及び趣旨を逸脱するこ
となく、他の様々な修正を施し、異なる構成とすること
ができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インペラの先端において分流を発生させることなく高効
率かつ広い動作範囲で安定した動作を行うことができる
改良された遠心圧縮機が得られるという効果を奏する。
インペラの先端において分流を発生させることなく高効
率かつ広い動作範囲で安定した動作を行うことができる
改良された遠心圧縮機が得られるという効果を奏する。
【図1】定速遠心圧縮機に本発明による固定ディフュー
ザ形状とした前置静翼を用いた場合と他の様々な前置静
翼を用いた場合とを比較した性能マップを示すグラフで
ある。
ザ形状とした前置静翼を用いた場合と他の様々な前置静
翼を用いた場合とを比較した性能マップを示すグラフで
ある。
【図2】本発明を内部に組み込んだ遠心圧縮機を示す軸
方向の部分断面図である。
方向の部分断面図である。
【図3】ディフューザ及びそのインペラ部分を示す放射
状の図である。
状の図である。
【図4】絶対流量出口角α2で前方から後方へ傾斜させ
たことによって得られる効果を説明するための本発明に
よるインペラを示す放射状の図である。
たことによって得られる効果を説明するための本発明に
よるインペラを示す放射状の図である。
【図5】絶対流量出口角α2で前方から後方へ傾斜させ
たことによって得られる効果を説明するための本発明に
よるインペラを示す放射状の図である。
たことによって得られる効果を説明するための本発明に
よるインペラを示す放射状の図である。
【図6】吐出口においてインペラ翼厚b2でインペラを
前方から後方へ傾斜させたことによって得られる効果を
説明するための翼を示す軸方向の断面図である。
前方から後方へ傾斜させたことによって得られる効果を
説明するための翼を示す軸方向の断面図である。
【図7】吐出口においてインペラ翼厚b2でインペラを
前方から後方へ傾斜させたことによって得られる効果を
説明するための翼を示す軸方向の断面図である。
前方から後方へ傾斜させたことによって得られる効果を
説明するための翼を示す軸方向の断面図である。
【図8】ディフューザ前縁を分離することなく様々な流
量に適用することができる本発明の柔軟性を説明するた
めの図である。
量に適用することができる本発明の柔軟性を説明するた
めの図である。
【図9】ディフューザ前縁を分離することなく様々な流
量に適用することができる本発明の柔軟性を説明するた
めの図である。
量に適用することができる本発明の柔軟性を説明するた
めの図である。
11…ディフューザ 12…インペラ 25…羽根なし空間 27…翼 31…テーパチャネル
Claims (11)
- 【請求項1】 前置静翼と、インペラと、ディフューザ
とを有し、広い範囲にわたる動作流量条件下での動作に
適した遠心圧縮機において、 前記ディフューザは、前記インペラの円周に沿って該イ
ンペラの外周に対して極めて近接して備えられた複数の
楔型固定チャネルを備え、前記チャネルの各々は、前記
インペラの外周に接線方向に配列され、隣接するチャネ
ルの長手方向の中心線との間に最低15°の角度を形成
する長手方向の中心線を有し、 前記インペラは、20°以下の流量出口角で流体が該イ
ンペラの先端を離れるように前方から後方へ傾斜する方
向で備えられた複数の翼を備えることを特徴とする遠心
圧縮機。 - 【請求項2】 前記ディフューザは、該ディフューザの
楔型チャネルの最小直径よりも短い半径方向深さの羽根
なし空間を前記ディフューザの内周に有することを特徴
とする請求項1記載の遠心圧縮機。 - 【請求項3】 前記チャネルの各々は、2つの直列に連
結された部分を備え、第1の部分は第1の角度で曲げら
れた分岐壁を有し、第2の部分は第1の角度よりも大き
い第2の角度で曲げられた分岐壁を有することを特徴と
する請求項1記載の遠心圧縮機。 - 【請求項4】 前記第1の部分における分岐壁間の角度
は4°であり、前記第2の部分における分岐壁間の角度
は8°であることを特徴とする請求項3記載の遠心圧縮
機。 - 【請求項5】 前記チャネルの横方向断面は円形である
ことを特徴とする請求項1記載の遠心圧縮機。 - 【請求項6】 前記チャネルの長手方向断面は円錐台形
であることを特徴とする請求項5記載の遠心圧縮機。 - 【請求項7】 集流部と、可変静翼と、インペラと、固
定静翼ディフューザとを直列に有する遠心圧縮機におい
て、 インペラは、略半径方向に流体を吐出すための円周方向
に離間した複数の翼を有し、前記翼は、20°未満の流
量出口角で前記流体を移動させるように備えられ、 内部に円周方向に離間した複数のチャネルが形成された
ディフューザ構造であって、前記チャネルは実質的に前
記インペラの周囲に接触して延在する中心線を有し、隣
接するチャネルの中心線間の角度が18°以上となるよ
うに前記チャネルの数を制限するディフューザ構造を備
えることを特徴とする遠心圧縮機。 - 【請求項8】 前記ディフューザ構造は、該ディフュー
ザ構造の楔型チャネルの最小直径よりも短い半径方向深
さの羽根なし空間を前記ディフューザ構造の内周に有す
ることを特徴とする請求項7記載の遠心圧縮機。 - 【請求項9】 前記チャネルは、断面が円形であること
を特徴とする請求項7記載の遠心圧縮機。 - 【請求項10】 前記チャネルは、長手方向断面が円錐
形であることを特徴とする請求項7記載の遠心圧縮機。 - 【請求項11】 前記インペラの翼は、前方から後方へ
傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項
7記載の遠心圧縮機。
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