JPH05196009A - 産業車両における荷役用油圧制御装置 - Google Patents

産業車両における荷役用油圧制御装置

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JPH05196009A
JPH05196009A JP943392A JP943392A JPH05196009A JP H05196009 A JPH05196009 A JP H05196009A JP 943392 A JP943392 A JP 943392A JP 943392 A JP943392 A JP 943392A JP H05196009 A JPH05196009 A JP H05196009A
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JP
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lever
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speed
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JP943392A
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English (en)
Inventor
Tetsuaki Kushibe
哲明 櫛部
Hiroaki Asada
浩昭 浅田
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】産業車両における荷役用油圧制御装置に関し、
リフトレバーを基準量以上操作したときには荷役用油圧
機器を予め設定された一定の速度にて動作させることを
目的とする。 【構成】(リフト)レバー1の操作量θを検出する(レ
バー操作量)検出センサ2と、(リフト)シリンダ10
の作動速度を調整するコントロール(バルブ)8と、作
動速度を任意に変更する(可変)ボリューム12と、レ
バー1の基準操作量以内におけるボリューム12の設定
値毎にその操作量に対する第1指令データと、レバー1
の基準操作量以上においてボリューム12の設定値に関
係なくシリンダ10を一定速度で作動させる第2指令デ
ータとを記憶したメモリ5aと、レバー1が基準操作量
以内のとき第1指令データに基づいてシリンダ10を動
作させ、レバー1が基準操作量以上のとき第2指令デー
タに基づいてシリンダ10を動作させるコントローラ3
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォークリフト等の産業
車両における荷役用油圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばフォークリフトのフォーク
を昇降動作させる場合、図13,図14に示すように上
昇と下降はリフトレバー51の操作方向に基づいて行わ
れ、その昇降速度はリフトレバー51のレバー操作角
(操作量)θによって行われている。即ち、リフトレバ
ー51の操作方向に基づいて電磁比例制御バルブ52が
切り換わりリフトシリンダ53に供給する作動油の供給
方向を変えてフォーク54を昇降させる。又、リフトレ
バー51の操作角(操作量)θに基づいて電磁比例制御
バルブ52の作動油の供給又は流出が調整されてフォー
ク54の昇降速度が制御される。尚、リフトレバー51
の操作力は該リフトレバー51の操作角θに基づいて直
線的に増加するようになっている。
【0003】前記フォーク54の昇降速度制御について
詳述すると、リフトレバー51のレバー操作角θをポテ
ンショメータよりなるレバー操作検出センサ55にて検
出し、この検出信号をコントローラ56に出力する。
【0004】前記コントローラ56はA/Dコンバータ
57、CPU58、図示しないROM及びRAM、D/
Aコンバータ59及び定電流アンプ60とから構成され
ている。そして、前記レバー操作検出センサ55からの
検出信号はA/Dコンバータ57にてデジタル値に変換
されてCPU58に出力され、CPU58はその時のリ
フトレバー51の操作角θを演算する。該CPU58は
レバー操作角θを演算すると、図15の実線にて示すレ
バー操作角θに対する前記電磁比例制御バルブ52に通
電する駆動電流値Iを割り出す。尚、図15に示すレバ
ー操作角θに対する駆動電流値Iは予め試験又は論理的
に求めたものであって、これをデータとしての図示しな
いROMに記憶させている。
【0005】前記CPU58は前記駆動電流値Iにて電
磁比例制御バルブ52を駆動制御すべくこの駆動電流値
Iに対する駆動制御信号をD/Aコンバータ59に出力
し、D/Aコンバータ59はこの駆動制御信号をアナロ
グ変換し、定電流アンプ60から該駆動電流値Iを電磁
比例制御バルブ52に通電する。電磁比例制御バルブ5
2はこの駆動電流値I(即ちレバー操作角θ)によって
決まる供給又は流出量にて作動油をリフトシリンダ53
に供給する。従って、レバー操作角θにより駆動電流値
Iが求められ、その駆動電流値Iによってその時の供給
又は流出量が決まり昇降速度が決定される。即ち、リフ
トレバー51の操作角θによってフォーク54の昇降速
度が決定される。
【0006】又、図13に示すように、CPU58には
リフトシリンダ53の昇降速度を抑制して微速動作させ
る速度切換スイッチ61が接続されている。そして、例
えば速度切換スイッチ61をオフするとリフトシリンダ
53の昇降速度を微速で動作させることが可能となる。
【0007】即ち、速度切換スイッチ61のオフ状態
で、前記リフトレバー51を操作するとCPU58はそ
の時のリフトレバー51の操作角θを演算する。該CP
U58はレバー操作角θを演算すると、速度切換スイッ
チ61のオフに基づいて図15の二点鎖線にて示すレバ
ー操作角θに対する前記電磁比例制御バルブ52に流す
駆動電流値Iを割り出す。
【0008】前記CPU58は図15の二点鎖線にて示
された前記駆動電流値Iにて電磁比例制御バルブ52を
駆動制御すべくこの駆動電流値Iに対する駆動制御信号
をD/Aコンバータ59に出力する。D/Aコンバータ
59はこの駆動制御信号をアナログ変換し、定電流アン
プ60から該駆動電流値Iを電磁比例制御バルブ52に
通電する。電磁比例制御バルブ52はこの駆動電流値I
(即ちレバー操作角θ)によって決まる供給又は流出量
にて作動油をリフトシリンダ53に供給する。この結
果、リフトシリンダ53を微速動作させることができ
る。
【0009】従って、速度切換スイッチ61のオン・オ
フ設定によりリフトレバー51の操作角θが同じであっ
ても駆動電流値Iが変化するので、リフトシリンダ53
を微速動作させることができる。
【0010】又、速度切換スイッチ61のオン状態時に
おいて、前記リフトレバー51が所定操作角±θ1以上
となったとき、図15にの実線にて示す特性に基づく最
大の駆動電流値Iにて電磁比例制御バルブ52からの作
動油の供給又は流出量が最大となる。従って、リフトシ
リンダ53の昇降速度は最大となる。一方、速度切換ス
イッチ61のオフ状態時において、前記リフトレバー5
1が所定操作角±θ1以上となったとき、図15の二点
鎖線にて示す駆動電流値Iにて電磁比例制御バルブ52
からの作動油の供給又は流出量が最大となる。従って、
図15の点線にて示す電磁比例制御バルブ52からの供
給又は流出量が最大となる。従って、図15の点線にて
示す特性に基づくリフトシリンダ53の昇降速度は最大
となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、速度切
換スイッチ61をオフ状態にした状態において、リフト
レバー51を所定操作角±θ1以上操作しても、図15
の実線にて示す最大の駆動電流値Iは得られない。従っ
て、駆動電流値Iを図15の実線にて示すような最大に
したい場合、速度切換スイッチ61をオン状態にしてリ
フトレバー51の操作量を所定操作角±θ1以上にしな
ければならず操作性が悪いという問題がある。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的はリフトレバーを基準量以
上操作したときには荷役用油圧機器を予め設定された一
定の速度にて動作させることができる産業車両における
荷役用油圧制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、荷役用油圧機器の作動速度を設定する操作
手段の操作量を検出する操作量検出手段と、前記荷役用
油圧機器の作動油の流量を調整して作動速度を調整する
コントロールバルブと、前記操作手段の操作量に対する
前記作動速度を任意に変更する作動速度設定手段と、前
記操作手段の基準操作量以内の操作量において前記作動
速度設定手段の設定値毎にその操作量に対する第1指令
データと、前記操作手段の基準操作量以上の操作量にお
いて該作動速度設定手段の設定値に関係なく荷役用油圧
機器を一定の速度で作動させる第2指令データとを記憶
した記憶手段と、前記操作手段の操作量が基準操作量以
内のとき、前記作動速度設定手段の設定値毎に前記記憶
手段に記憶されるその操作量に対する第1指令データに
基づいて前記コントロールバルブを介して荷役用油圧機
器を動作させ、前記操作手段の操作量が基準操作量以上
のとき、前記作動速度設定手段の設定値に関係なく前記
記憶手段の第2指令データに基づいて前記コントロール
バルブを介して荷役用油圧機器を動作させる荷役用油圧
制御手段とを備えたことをその要旨とする。
【0014】
【作用】操作量検出手段の検出信号に基づいて前記操作
手段の操作量が基準操作量以内のとき、荷役用油圧制御
手段は作動速度設定手段の設定値毎に記憶手段に記憶さ
れるその操作量に対する第1指令データに基づいてコン
トロールバルブを介して荷役用油圧機器を動作させる。
又、操作量検出手段の検出信号に基づいて前記操作手段
の操作量が基準操作量以上のとき、荷役用油圧制御手段
は作動速度設定手段の設定値に関係なく記憶手段に記憶
される第2指令データに基づいてコントロールバルブを
介して荷役用油圧機器を一定の速度で動作させる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図8に基づいて説明する。図1に示すように、フォーク
リフトにはその運転席にリフト操作のための操作手段と
してのリフトレバー1が備えられている。そして、その
リフトレバー1の操作方向及び操作角(操作量)θが操
作量検出手段としてのレバー操作量検出センサ(例え
ば、ポテンショメータ)2にて検出され荷役用油圧制御
手段としてのコントローラ3に出力される。前記コント
ローラ3においては、A/Dコンバータ4によりレバー
操作量検出センサ2からの検出信号がデジタル信号に変
換されてCPU5に出力されるようになっている。
【0016】又、前記コントローラ3のA/Dコンバー
タ4には作動速度設定手段としての可変ボリューム12
が接続され、可変ボリューム12の設定に基づいた設定
値としての出力電圧がA/Dコンバータ4に出力される
ようになっている。図3に示すように、前記可変ボリュ
ーム12は直線的に増加する出力電圧が出力されるよう
になっている。そして、可変ボリューム12をHIGH
に設定すれば出力電圧は最大に、LOWに設定すれば出
力電圧は最小となるように設定され、その設定はLOW
からHIGHの間で任意に設定することができるように
なっている。そして、前記可変ボリューム12の出力電
圧は前記A/Dコンバータ4によってデジタル信号に変
換されてCPU5に出力されるようになっている。
【0017】前記CPU5は可変ボリューム12からの
出力電圧を検出するとともに、レバー操作量検出センサ
2からの検出信号に基づいてリフトレバー1の操作量を
検出する。そして、前記CPU5はリフトレバー1の操
作角θ及び可変ボリューム12からの出力電圧に基づい
て駆動電流値Iを設定し、この駆動電流値Iに基づいた
デューティ比を演算するようになっている。つまり、図
5に示すように、リフトレバー1が所定操作角(基準
量)±θ1以下の場合、CPU5は可変ボリューム12
の出力電圧に基づいて駆動電流値Iの傾きがそれぞれ変
化する第1指令データを記憶手段としてのメモリ5aか
ら読み出し、この読み出された第1指令データに対する
リフトレバー1の操作角θに基づいて駆動電流値Iを読
み出すとともに、デューティ比を演算するようになって
いる。
【0018】更に、前記レバー操作量検出センサ2の検
出信号に基づいてリフトレバー1が所定操作角±θ1以
上となったことをCPU5が判断すると、該CPU5は
可変ボリューム12の出力電圧に係わらず駆動電流値I
が最大となるように設定される第2指令データをメモリ
5aから読み出すとともに、デューティ比を演算するよ
うになっている。
【0019】本実施例においては、図5に示すように可
変ボリューム12の出力電圧をLOW側に設定すれば、
リフトレバー1の操作角θに対する駆動電流値Iの傾き
(上昇率)は小さく設定される。つまり、リフトレバー
1の操作角θの変化率に対して駆動電流値Iは小さく変
化する。又、可変ボリューム12の出力電圧をHIGH
側に設定すれば、リフトレバー1の操作角θに対する駆
動電流値Iの傾きは大きく設定される。つまり、リフト
レバー1の操作角θの変化率に対して駆動電流値Iは大
きく変化する。
【0020】そして、CPU5はその操作角θに応じた
レベルの駆動電流値Iに基づくデューティ比をD/Aコ
ンバータ6を介して定電流アンプ7に出力し、この定電
流アンプ7は駆動電流値Iに基づくデューティ制御され
た駆動電流をコントロールバルブ8の電磁比例ソレノイ
ド9a,9bに通電する。そして、電磁比例ソレノイド
9a,9bはデューティ制御された駆動電流の平均駆動
電流によって後述する制御バルブ29a,29bを開閉
制御するようになっている。
【0021】従って、前記コントロールバルブ8の制御
バルブ29a,29bは前記リフトレバー1の操作量に
応じたレベルの駆動電流値Iに基づくデューティ比の平
均駆動電流によって動作し、荷役用油圧機器としてのリ
フトシリンダ10に供給又は流出される作動油の流量を
調整する。そして、リフトシリンダ10の伸縮動作が制
御され、フォーク11の上昇又は下降速度が制御される
ようになっている。
【0022】従って、図6に示すように、リフトレバー
1の操作角θが所定操作角±θ1以下において、可変ボ
リューム12の出力電圧がLOW側に設定された場合、
リフトレバー1の操作角θに基づくフォーク11の昇降
速度は低速となり、可変ボリューム12の出力電圧がH
IGH側に設定された場合、リフトレバー1の操作角θ
に基づくフォーク11の昇降速度は高速となる。
【0023】更に、リフトレバー1の操作角θが所定操
作角±θ1以上となると、可変ボリューム12の出力電
圧に係わらず駆動電流値Iが最大となり、コントロール
バル8自身が持つ性能が最大となるため、フォーク11
の昇降速度は最大(最高)速度となる。
【0024】図7に示すように、前記リフトレバー1の
略中央に前記レバー操作量検出センサ2が接続され、こ
のレバー操作量検出センサ2は四角箱形状となるハウジ
ング内13に装着されている。そして、ハウジング13
の下方両側面には保持片14がそれぞれ対向するように
突出形成されている。前記保持片14には摺動部材15
がそれぞれ摺動可能に設けられ、該摺動部材15内には
収納室16がそれぞれ形成されている。前記収納室16
には第1スプリング17が配設され、この第1スプリン
グ17の付勢力によって摺動部材15を保持片14から
離間するように付勢し、この保持片14によって前記リ
フトレバー1の下端部を挟持してリフトレバー1の中立
状態を保持するようになっている。
【0025】前記保持片14の先端面には挿入孔18が
それぞれ穿設されている。この挿入孔18には前記第1
スプリング17より小径となる第2スプリング19が挿
入保持されている。又、リフトレバー1が保持片14に
よって中立状態に保持されているとき、第2スプリング
19の先端は保持片14の内端と離間した状態となって
いる。
【0026】従って、図4に示すように、リフトレバー
1の操作角θに対する操作力は第1スプリング17の付
勢力により操作角θの上昇に伴って比例的に増加するよ
うになっている。又、リフトレバー1を所定操作角±θ
1以上操作すると、第2スプリング19の付勢力も加わ
るため操作力が若干増加するようになっている。このた
め、運転者はリフトレバー1の所定操作角±θ1までの
領域と、所定操作角±θ1以上の領域を感覚的に知るこ
とができる。
【0027】次に、前記コントロールバルブ8の油圧回
路について詳述する。図2に示すように、コントロール
バルブ8には油圧ポンプ20から供給される作動油が供
給管路21及び分流弁22によってコントロールバルブ
8側の主管路23を介して供給される。又、前記分流弁
22には逆止弁24を介してパワーステアリング用のP
S管路25が設けられている。
【0028】前記コントロールバルブ8内にはスプール
26が配設されるとともに、その両端にはパイロット操
作用の油室27がそれぞれ形成されている。この油室2
7により前記スプール26が摺動自在となっている。
尚、前記油圧27にはスプリング28が配設され、この
スプリング28によってスプール26は常には中立位置
に保持されている。
【0029】前記油室27には前記電磁比例ソレノイド
9a,9bによって開閉制御される制御バルブ29a,
29bが接続されている。従って、前記定電流アンプ7
から出力される駆動電流値Iに基くデューティ比の駆動
電流が電磁比例ソレノイド9a,9bに通電され、前記
制御バルブ29a,29bはデューティ比に基づく平均
駆動電流で開閉制御される。前記制御バルブ29a,2
9bの開閉制御により該制御バルブ29a,29bに供
給される作動油の流量が調整されて油室27に供給され
るようになっている。
【0030】前記それぞれの油室27にはパイロットド
レイン管30が接続され、タンクあるいは戻り管路に導
出されるようになっており、このパイロットドレイン管
30にはそれぞれの油室27から流出される作動油の流
出量を規制する絞り弁(オリフィス)31が設けられて
いる。
【0031】即ち、コントロールバルブ8は上昇用又は
下降用の電磁比例ソレノイド9a,9bの通電に基づく
制御バルブ29a,29bの開閉制御により作動油が油
室27に導入する一方、該油室27内の作動油をパイロ
ットドレイン管30の絞り弁31により制限された流量
で流出されることによってスプール26に作用する作動
油圧の大きさを制御し、この作動油圧とスプリング28
の力がバランスした位置にスプール26が変位されるよ
うになっている。
【0032】従って、電磁比例ソレノイド9a,9bに
通電されるデューティ制御された駆動電流の平均駆動電
流に基づいて制御バルブ29a,29bの開度を制御す
ることにより、それに対応するスプール26の位置が得
られるようになっており、リフトシリンダ10はスプー
ル26の位置に対応する量の作動油が供給又は排出され
る。即ち、リフトシリンダ10はスプール26の位置に
対応した速度で上昇又は下降するようになっている。
【0033】次に、上記のように構成された荷役用油圧
制御装置の作用について図8に示すフローチャートに基
づいて説明する。ステップ1において、イグニッション
スイッチが操作されるとコントローラ3はイニシャライ
ズされる。そして、ステップ2においてCPU5はA/
Dコンバータ4を介して入力される可変ボリューム12
からの出力電圧を検出する。すると、ステップ3におい
てCPU5は図5に示すROM等に記憶されたマップか
ら可変ボリューム12の出力電圧に対応した駆動電流値
Iのマップを選択して読み出す。
【0034】次に、ステップ4においてCPU5はA/
Dコンバータ4を介して入力されるレバー操作量検出セ
ンサ2からの操作角θを検出する。ステップ5におい
て、前記リフトレバー1の操作角θが所定操作角±θ1
以上であるか否かを判断する。そして、リフトレバー1
の操作角θが所定操作角±θ1以下の場合、ステップ6
においてCPU5は選択されたマップに基づいてリフト
レバー1の操作角θに対応した駆動電流値Iを設定する
とともに、駆動電流値Iに基づいたデューティ比を演算
する。
【0035】次に、ステップ7においてCPU5は、D
/Aコンバータ6を介して前記駆動電流値Iに基づいた
デューティ比を定電流アンプ7に出力する。定電流アン
プ7は駆動電流値Iに基くデューティ比によりデューテ
ィー制御された駆動電流を前記電磁比例ソレノイド9
a,9bに通電する。すると、デューティ制御された駆
動電流の平均駆動電流によって制御バルブ29a,29
bが開閉制御される。従って、コントロールバルブ8か
ら供給又は流出する作動油の流量が調整され、リフトシ
リンダ10の昇降速度が調整される。つまり、可変ボリ
ューム12の出力電圧及びリフトレバー1の操作角θに
基づいてリフトシリンダ10の昇降速度が設定される。
【0036】一方、ステップ5において、リフトレバー
1の操作角が所定操作角±θ1以上の場合、ステップ8
においてCPU5は出力電圧に基づいて選択されたマッ
プに係わらず、つまり可変ボリューム12の設定に係わ
らず駆動電流値Iを最大に設定するとともに、最大の駆
動電流値Iに基づくデューティ比を演算する。CPU5
はこのデューティ比をD/Aコンバータ6を介して定電
流アンプ7に出力し、定電流アンプ7はデューティ制御
された駆動電流を電磁比例ソレノイド9a,9bに通電
する。すると、上記と同様にステップ7にて制御バルブ
29a,29bを開閉制御してリフトシリンダ10が昇
降される。このとき、コントロールバルブ8から供給又
は流出される作動油がコントロールバルブ8が持つ最大
能力となるため、リフトシリンダ10の昇降速度は最高
(最大)速度となる。
【0037】この結果、可変ボリューム12によりリフ
トシリンダ10の昇降速度を用途によって自由に変更選
択することができるとともに、リフトシリンダ10の微
操作性を向上させることができる。
【0038】又、可変ボリューム12によってリフトシ
リンダ10の昇降速度を任意に設定していても、リフト
レバー1を所定操作角±θ1以上回動させれば、可変ボ
リューム12の設定に係わらずコントローラ3がコント
ロールバルブ8から供給又は流出する作動油を最大とす
るため、リフトシリンダ10の昇降速度を最高速度にす
ることができる。この結果、従来のような切換スイッチ
の操作を必要とせず、荷役操作性を向上させることがで
きる。
【0039】従って、例えば荷崩れしやすい荷役を棚に
収納する場合、可変ボリューム12をLOW側に設定
し、所定操作角±θ1以下でリフトレバー1を操作すれ
ばリフトシリンダ10を微調整しながら行うことができ
る。そして、荷役を棚に収納した後はリフトレバー1を
所定操作角±θ1以上操作すればリフトシリンダ10を
最大速度で降下させることができる。この場合において
も、従来のような切換スイッチの操作を必要とせず、荷
役作業を容易にかつ簡単に行うことができる。
【0040】又、リフトレバー1が所定操作角±θ1以
上となる場合、第2スプリング19の付勢力が加わるの
で運転者は感覚にて所定操作角±θ1以上であるかを判
断することがで、リフトレバー1の調整操作が容易とな
る。更に、リフトレバー1を所定操作角±θ1以上操作
しようとする場合、操作力が大きくなるためリフトレバ
ー1を不用意に所定操作角±θ1以上にすることを防止
することができる。
【0041】又、リフトレバー1の所定操作角±θ1を
検出する別例として次のように構成することも可能であ
る。図9(a),(b)に示すように、リフトレバー1
に円形状のカム35を設け、このカム35と前記レバー
操作量検出センサ2とを連結軸36によって連結する。
そして、前記連結軸36にはコイルバネ37を巻回し、
該コイルバネ37の端部37a,37bをレバー操作量
検出センサ2及びカム35にそれぞれ設けられた係合片
38,39に係合させる。又、前記カム35の下部外周
面にはカム面35aを凹設し、このカム面35aにはス
プリング40を介してハウジング13に支持されるボー
ル41を当接させる。
【0042】従って、通常リフトレバー1を操作しない
場合、リフトレバー1はコイルバネ37の端部37a,
37bによって図9(a)に示す中立状態を保持する。
そして、リフトレバー1を所定操作角±θ1以上とする
と、ボール41がカム面35aを乗り越えてカム35の
外周面に乗ろうとするためスプリング40を圧縮しよう
とする。このとき、図10に示すようにスプリング40
の反発力が発生するため、運転者にスプリング40の反
発力を感覚的に認識させ、リフトレバー1が所定操作角
±θ1以上となることを知らせるようにする。
【0043】更に、図11(a),(b)に示すよう
に、スプリング40の代わりにリミットスイッチ42を
設けてもよい。この場合、リフトレバー1が所定操作角
±θ1以上となったとき、リミットスイッチ42がオン
する。このオン信号に基づいてコントローラ3がリフト
レバー1が所定操作角±θ1以上になったことを判断す
ることができるので、より信頼性、安全性の高い装置と
することができる。
【0044】又、本実施例においては、リフトシリンダ
10の速度制御に具体化したが、この他にティルトシリ
ンダ、リーチシリンダの速度制御に具体化することも可
能である。
【0045】本実施例においては、フォークリフトに具
体化したがその他の産業車両に適応することも可能であ
る。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、リ
フトレバーを基準量以上操作したときには荷役用油圧機
器を予め設定された一定の速度にて動作させることがで
きる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化したフォークリフトの荷役用油
圧制御装置のブロック回路図である。
【図2】コントロールバルブの油圧制御回路図である。
【図3】可変ボリュームから出力される出力電圧の特性
図である。
【図4】リフトレバーの操作角に対して操作力が変化し
ていくことを示す特性図である。
【図5】可変ボリュームの出力電圧の設定により駆動電
流値の特性が変化することを示す特性図である。
【図6】可変ボリュームの出力電圧の設定によりリフト
シリンダの昇降速度が変化することを示す特性図であ
る。
【図7】リフトレバーの内部構造を示す断面図である。
【図8】荷役用油圧制御装置の作用を説明するフローチ
ャート図である。
【図9】(a)はリフトレバーの別例を示す正面図であ
り、(b)はリフトレバーの別例を示す側面図である。
【図10】別例のリフトレバーの操作角に対する操作力
の変化を示す特性図である。
【図11】(a)はリフトレバーにリミットスイッチを
設けた別例を示す正面図であり、(b)はリフトレバー
にリミットスイッチを設けた別例を示す側面図である。
【図12】リミットスイッチを設けた別例のリフトレバ
ーが所定操作角以上となった場合リミットスイッチがオ
ンすることを示す特性図である。
【図13】従来のフォークリフトにおける荷役用油圧制
御装置のブロック回路図である。
【図14】従来のリフトレバーの操作角に対する操作力
の変化を示す特性図である。
【図15】従来のリフトレバーの操作角に対する駆動電
流値の変化を示す特性図である。
【符号の説明】
1…操作手段としてのリフトレバー、2…操作量検出手
段としてのレバー操作量検出センサ、3…荷役用油圧制
御手段としてのコントローラ、5a…記憶手段としての
メモリ、8…コントロールバルブ、10…荷役用油圧機
器としてのリフトシリンダ、12…作動速度設定手段と
しての可変ボリューム、θ1…基準量としての所定操作
角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役用油圧機器の作動速度を設定する操
    作手段の操作量を検出する操作量検出手段と、 前記荷役用油圧機器の作動油の流量を調整して作動速度
    を調整するコントロールバルブと、 前記操作手段の操作量に対する前記作動速度を任意に変
    更する作動速度設定手段と、 前記操作手段の基準操作量以内の操作量において前記作
    動速度設定手段の設定値毎にその操作量に対する第1指
    令データと、前記操作手段の基準操作量以上の操作量に
    おいて該作動速度設定手段の設定値に関係なく荷役用油
    圧機器を一定の速度で作動させる第2指令データとを記
    憶した記憶手段と、 前記操作手段の操作量が基準操作量以内のとき、前記作
    動速度設定手段の設定値毎に前記記憶手段に記憶される
    その操作量に対する第1指令データに基づいて前記コン
    トロールバルブを介して荷役用油圧機器を動作させ、前
    記操作手段の操作量が基準操作量以上のとき、前記作動
    速度設定手段の設定値に関係なく前記記憶手段の第2指
    令データに基づいて前記コントロールバルブを介して荷
    役用油圧機器を動作させる荷役用油圧制御手段とを備え
    た産業車両における荷役用油圧制御装置。
JP943392A 1992-01-22 1992-01-22 産業車両における荷役用油圧制御装置 Pending JPH05196009A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6298002A (ja) * 1985-10-25 1987-05-07 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧アクチユエ−タ駆動流量制御装置
JPH0226304A (ja) * 1988-07-12 1990-01-29 Kubota Ltd 作業車の油圧回路構造

Patent Citations (2)

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