JPH0519623Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0519623Y2 JPH0519623Y2 JP1988028589U JP2858988U JPH0519623Y2 JP H0519623 Y2 JPH0519623 Y2 JP H0519623Y2 JP 1988028589 U JP1988028589 U JP 1988028589U JP 2858988 U JP2858988 U JP 2858988U JP H0519623 Y2 JPH0519623 Y2 JP H0519623Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston rod
- reservoir
- cylinder tube
- groove
- orifice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車の懸架装置等に使用される液圧
緩衝器に関する。
緩衝器に関する。
従来の技術
従来から一般的に知られる液圧緩衝器は、例え
ば特開昭58−156739号公報に開示されたように、
ピストンロツドの抜差動作をガイドするガイド部
材の内周側に設けたリング溝内に、ピストンロツ
ドの外周にはまり合う環状のシールリングを遊動
可能に収容して、ピストンロツドが下動する(シ
リンダ内方へ向けて動く)時シールリングがリン
グ溝の下方側に位置してこれらシールリングとリ
ング溝の下面同士が接することによつて、シリン
ダとこのシリンダの外周に同心に斉合配置した外
筒との間に形成したリザーバ室内の封入気体がシ
リンダ内に洩出するのを防止すると共に、ピスト
ンロツドの上動時はシールリングがリング溝の上
方側に位置してこれらシールリングとリング溝と
の接触面に形成した溝を通じてシリンダ内の作動
液の一部をガイド部材の上側に導くようにし、そ
こに配置したシール部材を潤滑するようになつて
いる。尚、ガイド部材の上部(軸方向外方)に
は、シール部材に臨む凹状の油溜部が設けられて
おり、前記リング溝は、この油溜部とシリンダの
上部室の間に位置されるガイド部とピストンロツ
ドの隙間の途中に設けられている。このため、ガ
イド部材上部に流入した液体と気体は油溜部にお
いて気液分離され、気体がリング溝内に侵入しに
くくなつている。
ば特開昭58−156739号公報に開示されたように、
ピストンロツドの抜差動作をガイドするガイド部
材の内周側に設けたリング溝内に、ピストンロツ
ドの外周にはまり合う環状のシールリングを遊動
可能に収容して、ピストンロツドが下動する(シ
リンダ内方へ向けて動く)時シールリングがリン
グ溝の下方側に位置してこれらシールリングとリ
ング溝の下面同士が接することによつて、シリン
ダとこのシリンダの外周に同心に斉合配置した外
筒との間に形成したリザーバ室内の封入気体がシ
リンダ内に洩出するのを防止すると共に、ピスト
ンロツドの上動時はシールリングがリング溝の上
方側に位置してこれらシールリングとリング溝と
の接触面に形成した溝を通じてシリンダ内の作動
液の一部をガイド部材の上側に導くようにし、そ
こに配置したシール部材を潤滑するようになつて
いる。尚、ガイド部材の上部(軸方向外方)に
は、シール部材に臨む凹状の油溜部が設けられて
おり、前記リング溝は、この油溜部とシリンダの
上部室の間に位置されるガイド部とピストンロツ
ドの隙間の途中に設けられている。このため、ガ
イド部材上部に流入した液体と気体は油溜部にお
いて気液分離され、気体がリング溝内に侵入しに
くくなつている。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、このような従来例にあつては、
シールリングは樹脂材料で形成されているため、
長期の使用によりリング溝との接触面が摩耗し
て、微細な溝の流路断面積が減少したり、或は溝
がなくなり、エアレーシヨン等でシリンダチユー
ブ内に生じた気体の排出ができなくなる。そのた
め、シリンダチユーブ内に気体が残留することに
より、液圧緩衝器の作動時に異音を生じたり、正
常な減衰力を発生できないという問題があつた。
加えて、シールリングの摺接面に形成される微細
な溝の加工を精度よく行うことが困難であると共
に、リング溝のシールリングに密接する接触面の
加工を精度よく仕上げることが困難であつた。そ
のため、これら溝及び接触面の精度不良に起因し
て減衰力にばらつきを生じるという問題を有して
いた。
シールリングは樹脂材料で形成されているため、
長期の使用によりリング溝との接触面が摩耗し
て、微細な溝の流路断面積が減少したり、或は溝
がなくなり、エアレーシヨン等でシリンダチユー
ブ内に生じた気体の排出ができなくなる。そのた
め、シリンダチユーブ内に気体が残留することに
より、液圧緩衝器の作動時に異音を生じたり、正
常な減衰力を発生できないという問題があつた。
加えて、シールリングの摺接面に形成される微細
な溝の加工を精度よく行うことが困難であると共
に、リング溝のシールリングに密接する接触面の
加工を精度よく仕上げることが困難であつた。そ
のため、これら溝及び接触面の精度不良に起因し
て減衰力にばらつきを生じるという問題を有して
いた。
そこで、本考案はこれら従来技術の問題点を解
決することを目的とする。
決することを目的とする。
課題を解決するための手段
即ち本考案は、液体が充填されたシリンダチユ
ーブと、このシリンダチユーブの外側に配設さ
れ、シリンダチユーブとの間に気体及び液体が充
填されたリザーバ室を画成するリザーバチユーブ
と、前記シリンダチユーブに抜差自在に嵌挿され
たピストンロツドと、このピストンロツドに摺接
してピストンロツドとリザーバチユーブとの間を
密封するシール部材と、リザーバチユーブ及びシ
リンダチユーブの開口端にまたがつて取り付けら
れてピストンロツドを往復動可能に支持すると共
に、軸方向外方部に前記シール部材に臨む凹状の
油溜部と、この油溜部の上部とリザーバ室とを連
通する通路とを有し、かつ前記油溜部とシリンダ
チユーブの上部室との間に位置されるピストンロ
ツドとの隙間にリング溝を有するロツドガイド
と、このリング溝内に遊嵌されると共にピストン
ロツドに摺接可能に嵌合されたシールリングとを
備えた液圧緩衝器において、前記リング溝内に
は、中心側から径方向外側に向かつて開口するオ
リフイス溝を備えたオリフイスプレートがシール
リングの軸方向外方に隣接して配設されると共
に、オリフイスプレートのオリフイス溝の外周側
を覆つてその内周部とオリフイス溝とによつてコ
ンスタントオリフイスを形成するスペーサリング
がオリフイスプレートの軸方向外側に隣接して配
設されたことを特徴としている。
ーブと、このシリンダチユーブの外側に配設さ
れ、シリンダチユーブとの間に気体及び液体が充
填されたリザーバ室を画成するリザーバチユーブ
と、前記シリンダチユーブに抜差自在に嵌挿され
たピストンロツドと、このピストンロツドに摺接
してピストンロツドとリザーバチユーブとの間を
密封するシール部材と、リザーバチユーブ及びシ
リンダチユーブの開口端にまたがつて取り付けら
れてピストンロツドを往復動可能に支持すると共
に、軸方向外方部に前記シール部材に臨む凹状の
油溜部と、この油溜部の上部とリザーバ室とを連
通する通路とを有し、かつ前記油溜部とシリンダ
チユーブの上部室との間に位置されるピストンロ
ツドとの隙間にリング溝を有するロツドガイド
と、このリング溝内に遊嵌されると共にピストン
ロツドに摺接可能に嵌合されたシールリングとを
備えた液圧緩衝器において、前記リング溝内に
は、中心側から径方向外側に向かつて開口するオ
リフイス溝を備えたオリフイスプレートがシール
リングの軸方向外方に隣接して配設されると共
に、オリフイスプレートのオリフイス溝の外周側
を覆つてその内周部とオリフイス溝とによつてコ
ンスタントオリフイスを形成するスペーサリング
がオリフイスプレートの軸方向外側に隣接して配
設されたことを特徴としている。
作 用
ピストンロツドの伸び行程時シリンダチユーブ
の上部室内の圧力がリザーバ室内の圧力よりも増
大すると、シールリング,オリフイスプレート及
びスペーサリングがリング溝の一方の側面に押圧
され、オリフイスプレートのオリフイス溝とスペ
ーサリングの内周部とによつてコンスタントオリ
フイスが形成される。
の上部室内の圧力がリザーバ室内の圧力よりも増
大すると、シールリング,オリフイスプレート及
びスペーサリングがリング溝の一方の側面に押圧
され、オリフイスプレートのオリフイス溝とスペ
ーサリングの内周部とによつてコンスタントオリ
フイスが形成される。
従つて、シリンダチユーブの上部室内の流体は
このコンスタントオリフイスを通過してリザーバ
室へ流出する。そして、このコンスタントオリフ
イス通過の際に流体の流れが絞られて流体の流出
量が制御される。
このコンスタントオリフイスを通過してリザーバ
室へ流出する。そして、このコンスタントオリフ
イス通過の際に流体の流れが絞られて流体の流出
量が制御される。
一方、ピストンロツドの圧縮行程時、シリンダ
チユーブの上部室内の圧力よりもリザーバ室内の
圧力が大きくなると、シールリング,オリフイス
プレート及びスペーサリングがリング溝の他方の
側面に押圧されてリザーバ室とシリンダチユーブ
の上部室との連通が遮断される。また、ロツドガ
イドに、シール部材に臨む凹状の油溜部と、この
油溜部の上部とリザーバ室を連通する通路とが設
けられ、油溜部とシリンダチユーブの上部室との
間にリング溝が設けられているため、リザーバ室
から通路を通つてロツドガイドの上部に流入した
気体は油溜室において液体と上下に分離されるこ
ととなり、この気体がリング溝内に侵入すること
はない。
チユーブの上部室内の圧力よりもリザーバ室内の
圧力が大きくなると、シールリング,オリフイス
プレート及びスペーサリングがリング溝の他方の
側面に押圧されてリザーバ室とシリンダチユーブ
の上部室との連通が遮断される。また、ロツドガ
イドに、シール部材に臨む凹状の油溜部と、この
油溜部の上部とリザーバ室を連通する通路とが設
けられ、油溜部とシリンダチユーブの上部室との
間にリング溝が設けられているため、リザーバ室
から通路を通つてロツドガイドの上部に流入した
気体は油溜室において液体と上下に分離されるこ
ととなり、この気体がリング溝内に侵入すること
はない。
実施例
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示す液圧緩衝器の
要部断面図であり、図において1は内部に液体が
充填されたシリンダチユーブである。このシリン
ダチユーブ1の外側には同芯にリザーバチユーブ
2が配設され、このリザーバチユーブ2とシリン
ダチユーブ1との間にはリザーバ室3が形成され
て、このリザーバ室3の内部に気体と液体とが充
填されている。4はピストンロツドであり、この
ピストンロツド4は、シリンダチユーブ1に抜差
自在に嵌挿され、先端にはシリンダチユーブ1内
を往復動するピストン(図示せず)が固定され、
シリンダチユーブ1の開口端においてロツドガイ
ド5により往復摺動可能に支持されている。ロツ
ドガイド5は、リザーバチユーブ2に内嵌されて
おり、図中上方に開口する3段凹部6が形成され
ている。このロツドガイド5の3段凹部6は、大
径凹部7、中径凹部8及び小径凹部9からなり、
大径凹部7の内側には油溜室としての環状空間1
0が形成され、中径凹部8には小径凹部9の開口
端を塞いでリング溝11を形成する固定部材12
が嵌合固定されている。そして、リング溝11の
内部には、リング溝11に対して軸方向及び径方
向に隙間をもつて嵌合され、かつ、ピストンロツ
ド4に摺動可能に嵌合されたシールリング13が
収容されている。又、このリング溝11内のシー
ルリング13の軸方向外側には、第2図に示すよ
うに中心側から径方向外方に開口するオリフイス
溝14を備えた高硬度材料製のオリフイスプレー
ト15が隣接して配設され、更にこのオリフイス
プレート15の軸方向外側には、オリフイスプレ
ート15に当接してその内周部と前記オリフイス
溝14とによつてコンスタントオリフイス16を
形成する高硬度材料製のスペーサリング17が配
設されている。そして、これらシールリング1
3、オリフイスプレート15及びスペーサリング
17の軸方向への移動は、リング溝11の側面1
8と固定部材12の側面19とによつて規制され
る。20はロツドガイド5の軸方向外側に隣接配
置されたシール部材であり、このシール部材20
の外周がリザーバチユーブ2に内嵌されて、シー
ルリツプ21がピストンロツド4に嵌合され、ロ
ツドガイド5と共にリザーバチユーブ2の開口端
にかしめ固定されて、シリンダチユーブ1とリザ
ーバチユーブ2の開口端を閉塞している。尚、油
溜部としての前記環状空間10はシール部材20
のシールリツプ21に臨むように設けられてい
る。22はリザーバ室3と環状空間10とを連通
する通路である。又、23は固定部材12とピス
トンロツド4との間の隙間であり、24はロツド
ガイド5のベアリング5aとピストンロツド4と
の間の隙間である。前記リング溝11は、環状空
間10とシリンダチユーブ1の上部室1aとの間
に位置されるこれらの隙間23,24の間に設け
られている。
要部断面図であり、図において1は内部に液体が
充填されたシリンダチユーブである。このシリン
ダチユーブ1の外側には同芯にリザーバチユーブ
2が配設され、このリザーバチユーブ2とシリン
ダチユーブ1との間にはリザーバ室3が形成され
て、このリザーバ室3の内部に気体と液体とが充
填されている。4はピストンロツドであり、この
ピストンロツド4は、シリンダチユーブ1に抜差
自在に嵌挿され、先端にはシリンダチユーブ1内
を往復動するピストン(図示せず)が固定され、
シリンダチユーブ1の開口端においてロツドガイ
ド5により往復摺動可能に支持されている。ロツ
ドガイド5は、リザーバチユーブ2に内嵌されて
おり、図中上方に開口する3段凹部6が形成され
ている。このロツドガイド5の3段凹部6は、大
径凹部7、中径凹部8及び小径凹部9からなり、
大径凹部7の内側には油溜室としての環状空間1
0が形成され、中径凹部8には小径凹部9の開口
端を塞いでリング溝11を形成する固定部材12
が嵌合固定されている。そして、リング溝11の
内部には、リング溝11に対して軸方向及び径方
向に隙間をもつて嵌合され、かつ、ピストンロツ
ド4に摺動可能に嵌合されたシールリング13が
収容されている。又、このリング溝11内のシー
ルリング13の軸方向外側には、第2図に示すよ
うに中心側から径方向外方に開口するオリフイス
溝14を備えた高硬度材料製のオリフイスプレー
ト15が隣接して配設され、更にこのオリフイス
プレート15の軸方向外側には、オリフイスプレ
ート15に当接してその内周部と前記オリフイス
溝14とによつてコンスタントオリフイス16を
形成する高硬度材料製のスペーサリング17が配
設されている。そして、これらシールリング1
3、オリフイスプレート15及びスペーサリング
17の軸方向への移動は、リング溝11の側面1
8と固定部材12の側面19とによつて規制され
る。20はロツドガイド5の軸方向外側に隣接配
置されたシール部材であり、このシール部材20
の外周がリザーバチユーブ2に内嵌されて、シー
ルリツプ21がピストンロツド4に嵌合され、ロ
ツドガイド5と共にリザーバチユーブ2の開口端
にかしめ固定されて、シリンダチユーブ1とリザ
ーバチユーブ2の開口端を閉塞している。尚、油
溜部としての前記環状空間10はシール部材20
のシールリツプ21に臨むように設けられてい
る。22はリザーバ室3と環状空間10とを連通
する通路である。又、23は固定部材12とピス
トンロツド4との間の隙間であり、24はロツド
ガイド5のベアリング5aとピストンロツド4と
の間の隙間である。前記リング溝11は、環状空
間10とシリンダチユーブ1の上部室1aとの間
に位置されるこれらの隙間23,24の間に設け
られている。
以上の実施例構造によれば、ピストンロツド4
が図中上方に移動した場合(伸び行程時)、上部
室1a内の圧力がリザーバ室3内の圧力よりも大
きくなると、上部室1a内の流体が隙間24を通
過してリング溝11内に流出してシールリング1
3、オリフイスプレート15及びスペーサリング
17を固定部材12側へ押圧する。この際に、ス
ペーサリング17は、オリフイスプレート15と
固定部材12との間に挟圧され、オリフイスプレ
ート15のオリフイス溝14の外周側を覆い、コ
ンスタントオリフイス16を形成する(第1図及
び第2図の状態)。そのため、リング溝11内に
流出した流体は、シールリング13とリング溝1
1との間の隙間,オリフイス溝14,コンスタン
トオリフイス16及び隙間23を通過して環状空
間10内に流出し、次いで通路22を通過してリ
ザーバ室3内に流出する。そして、このようにし
てシリンダチユーブ1の上部室1aからリザーバ
室3内に流出する流体の流量がコンスタントオリ
フイス16によつて制御される。これによつて、
液圧緩衝器の減衰力が安定する。
が図中上方に移動した場合(伸び行程時)、上部
室1a内の圧力がリザーバ室3内の圧力よりも大
きくなると、上部室1a内の流体が隙間24を通
過してリング溝11内に流出してシールリング1
3、オリフイスプレート15及びスペーサリング
17を固定部材12側へ押圧する。この際に、ス
ペーサリング17は、オリフイスプレート15と
固定部材12との間に挟圧され、オリフイスプレ
ート15のオリフイス溝14の外周側を覆い、コ
ンスタントオリフイス16を形成する(第1図及
び第2図の状態)。そのため、リング溝11内に
流出した流体は、シールリング13とリング溝1
1との間の隙間,オリフイス溝14,コンスタン
トオリフイス16及び隙間23を通過して環状空
間10内に流出し、次いで通路22を通過してリ
ザーバ室3内に流出する。そして、このようにし
てシリンダチユーブ1の上部室1aからリザーバ
室3内に流出する流体の流量がコンスタントオリ
フイス16によつて制御される。これによつて、
液圧緩衝器の減衰力が安定する。
一方、ピストンロツド4が図中下方に移動した
場合(圧縮行程時)、上部室1a内の圧力よりも
リザーバ室3内の圧力の方が大きくなると、リザ
ーバ室3側から上部室1a側へ向かう流体によつ
てシールリング13がリング溝11の側面18に
押圧される。そのため、隙間24が閉塞され、リ
ザーバ室3の流体が上部室1a内に流入するのが
阻止される。尚、ピストンロツド4が静止状態に
あるときにおいてリザーバ室3内の気体が通路2
2を通つてロツドガイド5の上部に流入すること
が考えられるが、ロツドガイド5には大径凹部7
によつて油溜部としての環状空間10が形成さ
れ、通路22がこの環状空間10の上部に開口し
ているため、環状空間10で液体と気体が分離さ
れることとなり、この後ピストンロツド4が圧縮
行程に移行してもリング溝11に気体が流入する
ことはない。
場合(圧縮行程時)、上部室1a内の圧力よりも
リザーバ室3内の圧力の方が大きくなると、リザ
ーバ室3側から上部室1a側へ向かう流体によつ
てシールリング13がリング溝11の側面18に
押圧される。そのため、隙間24が閉塞され、リ
ザーバ室3の流体が上部室1a内に流入するのが
阻止される。尚、ピストンロツド4が静止状態に
あるときにおいてリザーバ室3内の気体が通路2
2を通つてロツドガイド5の上部に流入すること
が考えられるが、ロツドガイド5には大径凹部7
によつて油溜部としての環状空間10が形成さ
れ、通路22がこの環状空間10の上部に開口し
ているため、環状空間10で液体と気体が分離さ
れることとなり、この後ピストンロツド4が圧縮
行程に移行してもリング溝11に気体が流入する
ことはない。
考案の効果
本考案は以上述べたように、シールリングと別
体のオリフイスプレートとスペーサリングによつ
てコンスタントオリフイスを形成するようにした
ため、オリフイスプレートとスペーサリングを耐
久性に優れた高硬度材料で形成することができ、
さらに、中心側から径方向外方に向かつて開口す
るオリフイスプレートの溝とスペーサリングの内
周部とによつてコンスタントオリフイスを形成す
るようにしているため、仮に、オリフイスプレー
トやスペーサリングが軸方向に摩耗してもコンス
タントオリフイスの面積が変化することがないと
いう効果を奏する。
体のオリフイスプレートとスペーサリングによつ
てコンスタントオリフイスを形成するようにした
ため、オリフイスプレートとスペーサリングを耐
久性に優れた高硬度材料で形成することができ、
さらに、中心側から径方向外方に向かつて開口す
るオリフイスプレートの溝とスペーサリングの内
周部とによつてコンスタントオリフイスを形成す
るようにしているため、仮に、オリフイスプレー
トやスペーサリングが軸方向に摩耗してもコンス
タントオリフイスの面積が変化することがないと
いう効果を奏する。
また、本考案は、ロツドガイドに、シール部材
に臨む凹状の油溜部と、この油溜部の上部とリザ
ーバ室を連通する通路とを設け、この油溜部とシ
リンダチユーブの上部室との間にシールリングを
収容するためのリング溝を設けるようにしたた
め、リザーバ室から通路を通つてロツドガイドの
上部に流入した流体が油溜部において気体と液体
に分離されることとなり、油溜部よりも下方に位
置されるリング溝に気体が流入することが無くな
る。
に臨む凹状の油溜部と、この油溜部の上部とリザ
ーバ室を連通する通路とを設け、この油溜部とシ
リンダチユーブの上部室との間にシールリングを
収容するためのリング溝を設けるようにしたた
め、リザーバ室から通路を通つてロツドガイドの
上部に流入した流体が油溜部において気体と液体
に分離されることとなり、油溜部よりも下方に位
置されるリング溝に気体が流入することが無くな
る。
したがつて、本考案によれば、リザーバ室から
シリンダチユーブの上部室への気体の流入を確実
に防止するという基本効果を損なうことなく、経
年にわたり、コンスタントオリフイスによつて上
部室での発生気体をリザーバ室に確実に逃がし、
かつ、流体の流出量を正確に制御することができ
る。
シリンダチユーブの上部室への気体の流入を確実
に防止するという基本効果を損なうことなく、経
年にわたり、コンスタントオリフイスによつて上
部室での発生気体をリザーバ室に確実に逃がし、
かつ、流体の流出量を正確に制御することができ
る。
第1図は本考案の実施例を示す液圧緩衝器の要
部断面図、第2図は第1図のA−A線に沿う断面
図である。 1……シリンダチユーブ、2……リザーバチユ
ーブ、3……リザーバ室、4……ピストンロツ
ド、5……ロツドガイド、11……リング溝、1
3……シールリング、14……オリフイス溝、1
5……オリフイスプレート、16……コンスタン
トオリフイス、17……スペーサリング、20…
…シール部材。
部断面図、第2図は第1図のA−A線に沿う断面
図である。 1……シリンダチユーブ、2……リザーバチユ
ーブ、3……リザーバ室、4……ピストンロツ
ド、5……ロツドガイド、11……リング溝、1
3……シールリング、14……オリフイス溝、1
5……オリフイスプレート、16……コンスタン
トオリフイス、17……スペーサリング、20…
…シール部材。
Claims (1)
- 液体が充填されたシリンダチユーブと、このシ
リンダチユーブの外側に配設され、シリンダチユ
ーブとの間に気体及び液体が充填されたリザーバ
室を画成するリザーバチユーブと、前記シリンダ
チユーブに抜差自在に嵌挿されたピストンロツド
と、このピストンロツドに摺接してピストンロツ
ドとリザーバチユーブとの間を密封するシール部
材と、リザーバチユーブ及びシリンダチユーブの
開口端にまたがつて取り付けられてピストンロツ
ドを往復動可能に支持すると共に、軸方向外方部
に前記シール部材に臨む凹状の油溜部と、油溜部
とリザーバ室とを連通する通路とを有し、かつ前
記油溜部とシリンダチユーブの上部室との間に位
置されるピストンロツドとの隙間にリング溝を有
するロツドガイドと、このリング溝内に遊嵌され
ると共にピストンロツドに摺接可能に嵌合された
シールリングとを備えた液圧緩衝器において、前
記リング溝内には、中心側から径方向外側に向か
つて開口するオリフイス溝を備えたオリフイスプ
レートがシールリングの軸方向外方に隣接して配
設されると共に、オリフイスプレートのオリフイ
ス溝の外周側を覆つてその内周部とオリフイス溝
とによつてコンスタントオリフイスを形成するス
ペーサリングがオリフイスプレートの軸方向外側
に隣接して配設されたことを特徴とする液圧緩衝
器。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988028589U JPH0519623Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | |
| US07/313,017 US4989701A (en) | 1988-02-22 | 1989-02-21 | Shock absorber |
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|---|---|---|---|
| JP1988028589U JPH0519623Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 |
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|---|---|
| JPH01133539U JPH01133539U (ja) | 1989-09-12 |
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Family
ID=31252082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988028589U Expired - Lifetime JPH0519623Y2 (ja) | 1988-02-22 | 1988-03-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519623Y2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE3206124A1 (de) * | 1982-02-20 | 1983-09-01 | Fichtel & Sachs Ag, 8720 Schweinfurt | Hydropneumatischer zweirohr-schwingungsdaempfer mit einem im bereich einer kolbenstangenfuehrung angeordneten oelabstreifring |
-
1988
- 1988-03-03 JP JP1988028589U patent/JPH0519623Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01133539U (ja) | 1989-09-12 |
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