JPH0519651A - 加熱装置 - Google Patents
加熱装置Info
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- JPH0519651A JPH0519651A JP19352291A JP19352291A JPH0519651A JP H0519651 A JPH0519651 A JP H0519651A JP 19352291 A JP19352291 A JP 19352291A JP 19352291 A JP19352291 A JP 19352291A JP H0519651 A JPH0519651 A JP H0519651A
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- fixing film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルム加熱方式の加熱装置について、フィ
ルム8に折れ、シワを生じさせることなく、フィルムの
寄りを簡略に、安定に制御することを可能にすること。 【構成】 固定の加熱体14と、この加熱体に内面が対
向圧接されて移動駆動される耐熱性フィルム8と、前記
加熱体との間に前記フィルムを挟み込んでニップ部Nを
形成し、そのニップ部における前記フィルム外面との間
に搬送された被加熱材Pを前記フィルムを介して前記加
熱体に圧接させる加圧部材9とを有する加熱装置におい
て、前記フィルム8の幅方向の少なくとも片側端部を補
強8aすること。
ルム8に折れ、シワを生じさせることなく、フィルムの
寄りを簡略に、安定に制御することを可能にすること。 【構成】 固定の加熱体14と、この加熱体に内面が対
向圧接されて移動駆動される耐熱性フィルム8と、前記
加熱体との間に前記フィルムを挟み込んでニップ部Nを
形成し、そのニップ部における前記フィルム外面との間
に搬送された被加熱材Pを前記フィルムを介して前記加
熱体に圧接させる加圧部材9とを有する加熱装置におい
て、前記フィルム8の幅方向の少なくとも片側端部を補
強8aすること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱体に圧接させて移
動駆動させた耐熱性フィルムの加熱体側とは反対面側
に、顕画像を支持する転写紙等の被加熱材を導入して密
着させてフィルムと一緒に加熱体位置を通過させること
で加熱体の熱をフィルムを介して被加熱材に与えるフィ
ルム加熱方式の加熱装置に関する。
動駆動させた耐熱性フィルムの加熱体側とは反対面側
に、顕画像を支持する転写紙等の被加熱材を導入して密
着させてフィルムと一緒に加熱体位置を通過させること
で加熱体の熱をフィルムを介して被加熱材に与えるフィ
ルム加熱方式の加熱装置に関する。
【0002】この装置は、電子写真複写機・プリンタ・
ファックス等の画像形成装置における画像加熱定着装
置、即ち電子写真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像
形成プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等より成るト
ナーを用いて記録材(転写材シート・エレクトロファッ
クスシート・静電記録シート・印刷紙等)に形成したト
ナー画像を永久固着像として定着する画像加熱定着装置
として活用できる。
ファックス等の画像形成装置における画像加熱定着装
置、即ち電子写真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像
形成プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等より成るト
ナーを用いて記録材(転写材シート・エレクトロファッ
クスシート・静電記録シート・印刷紙等)に形成したト
ナー画像を永久固着像として定着する画像加熱定着装置
として活用できる。
【0003】また、例えば、画像を担持した記録材を加
熱して表面性を改質(つや出し等)する装置、仮定着処
置する装置などに使用できる。
熱して表面性を改質(つや出し等)する装置、仮定着処
置する装置などに使用できる。
【0004】
【従来の技術】従来、例えば特開昭63−313182
号公報のように、固定支持された加熱体(以下ヒーター
と記す)と、このヒーターに対向圧接しつつ搬送(移動
駆動)される耐熱性の定着フィルムと、このフィルムを
介して記録材をヒーターに密着させる加圧部材を有し、
ヒーターの熱を定着フィルムを介して記録材へ付与する
ことで、記録材面に形成担持されている未定着画像を記
録材面上に加熱定着させる方式・構成の装置が提案され
ている。
号公報のように、固定支持された加熱体(以下ヒーター
と記す)と、このヒーターに対向圧接しつつ搬送(移動
駆動)される耐熱性の定着フィルムと、このフィルムを
介して記録材をヒーターに密着させる加圧部材を有し、
ヒーターの熱を定着フィルムを介して記録材へ付与する
ことで、記録材面に形成担持されている未定着画像を記
録材面上に加熱定着させる方式・構成の装置が提案され
ている。
【0005】図7に耐熱性定着フィルムとしてエンドレ
スベルトフィルムを使用したこの主の方式の画像加熱定
着装置の一例の要部の概略を示した。
スベルトフィルムを使用したこの主の方式の画像加熱定
着装置の一例の要部の概略を示した。
【0006】8はエンドレスベルト状或いはロール巻に
巻かれていて繰り出される有端の長尺ウエブ状の薄膜耐
熱性定着フィルムである。ヒーター14は前記定着フィ
ルム8を介して加圧部材としての加圧ローラー9と所定
の当接圧をもって互いに圧接状態にあり定着ニップ部N
を形成している。
巻かれていて繰り出される有端の長尺ウエブ状の薄膜耐
熱性定着フィルムである。ヒーター14は前記定着フィ
ルム8を介して加圧部材としての加圧ローラー9と所定
の当接圧をもって互いに圧接状態にあり定着ニップ部N
を形成している。
【0007】不図示の画像形成部側(C)から搬送され
た未定着トナー画像Taを担持した被加熱材としての記
録材Pはフィルム8に密着してフィルムと一緒に定着ニ
ップ部Nを通過していき、該定着ニップ部Nを通過する
過程で加熱、加圧される。この過程でトナー画像は軟
化、溶融、固化して永久固着像Tbを形成する。
た未定着トナー画像Taを担持した被加熱材としての記
録材Pはフィルム8に密着してフィルムと一緒に定着ニ
ップ部Nを通過していき、該定着ニップ部Nを通過する
過程で加熱、加圧される。この過程でトナー画像は軟
化、溶融、固化して永久固着像Tbを形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なフィルム加熱方式の装置には以下の問題点があった。
即ち、走行する定着フィルム8と該定着フィルム8を挟
み定着ニップ部Nを形成する加圧ローラー9およびヒー
ター14の部品精度がバラついたり、ヒーター14の幅
方向で温度分布が生じたりすることによって、定着フィ
ルム8の搬送力はその幅方向で不均一となり、方向を限
定できない定着フィルムの寄りが生じる。従来、この寄
りを制御するための構成は、複雑化しており、コストア
ップ、装置の大型化の要因となっていた。また定着フィ
ルムの端部を規制することでのみ寄り制御を行う簡略化
した構成の場合であっても、定着フィルム8の膜厚、材
質によっ定着フィルムに折れ、シワを生じ、定着画像の
劣化、定着フィルムの走行不能といった問題があった。
なフィルム加熱方式の装置には以下の問題点があった。
即ち、走行する定着フィルム8と該定着フィルム8を挟
み定着ニップ部Nを形成する加圧ローラー9およびヒー
ター14の部品精度がバラついたり、ヒーター14の幅
方向で温度分布が生じたりすることによって、定着フィ
ルム8の搬送力はその幅方向で不均一となり、方向を限
定できない定着フィルムの寄りが生じる。従来、この寄
りを制御するための構成は、複雑化しており、コストア
ップ、装置の大型化の要因となっていた。また定着フィ
ルムの端部を規制することでのみ寄り制御を行う簡略化
した構成の場合であっても、定着フィルム8の膜厚、材
質によっ定着フィルムに折れ、シワを生じ、定着画像の
劣化、定着フィルムの走行不能といった問題があった。
【0009】本発明はフィルム加熱方式の加熱装置につ
いて、フィルム8に折れ、シワを生じさせることなく、
フィルムの寄りを簡略に、安定に制御することを可能に
することを目的とする。
いて、フィルム8に折れ、シワを生じさせることなく、
フィルムの寄りを簡略に、安定に制御することを可能に
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定の加熱体
と、この加熱体に内面が対向圧接されて移動駆動される
耐熱性フィルムと、前記加熱体との間に前記フィルムを
挟み込んでニップ部を形成し、そのニップ部における前
記フィルム外面との間に搬送された被加熱材を前記フィ
ルムを介して前記加熱体に圧接させる加圧部材とを有す
る加熱装置において、前記フィルムの幅方向の少なくと
も片側端部を補強することを特徴とする加熱装置、であ
る。
と、この加熱体に内面が対向圧接されて移動駆動される
耐熱性フィルムと、前記加熱体との間に前記フィルムを
挟み込んでニップ部を形成し、そのニップ部における前
記フィルム外面との間に搬送された被加熱材を前記フィ
ルムを介して前記加熱体に圧接させる加圧部材とを有す
る加熱装置において、前記フィルムの幅方向の少なくと
も片側端部を補強することを特徴とする加熱装置、であ
る。
【0011】
【作用】即ち、本発明によれば、フィルムの幅方向の少
なくとも片側端部を補強することにより、フィルムの補
強側端部と他方側の端部と内周長差ないしは肉厚差によ
りフィルムに生じる寄り方向をフィルム幅方向の一方向
に限定できて寄り制御を簡略化することが可能となる。
なくとも片側端部を補強することにより、フィルムの補
強側端部と他方側の端部と内周長差ないしは肉厚差によ
りフィルムに生じる寄り方向をフィルム幅方向の一方向
に限定できて寄り制御を簡略化することが可能となる。
【0012】
<実施例1>(図1〜図4) (1)画像形成装置例 図4は本発明に従う加熱装置を定着器として用いたレー
ザービームプリンターの一例の構成略図である。
ザービームプリンターの一例の構成略図である。
【0013】1は所定の周速度(プロセススピード)を
もって矢示の時計方向に回転駆動される電子写真感光体
ドラム(以下、ドラムと略記する)である。ドラム1は
回転過程で一次帯電器2により正または負の所定電位に
均一帯電をうけ、次いでレーザースキャナ3によるレー
ザー走査露光Lで目的画像情報の走査書き込みをうけ
る。これによりドラム1上に目的画像情報に対応した静
電潜像が形成される。
もって矢示の時計方向に回転駆動される電子写真感光体
ドラム(以下、ドラムと略記する)である。ドラム1は
回転過程で一次帯電器2により正または負の所定電位に
均一帯電をうけ、次いでレーザースキャナ3によるレー
ザー走査露光Lで目的画像情報の走査書き込みをうけ
る。これによりドラム1上に目的画像情報に対応した静
電潜像が形成される。
【0014】潜像の形成されたドラム1面は、現像装置
4によりトナーTの供給をうけてトナー画像として顕画
化される。
4によりトナーTの供給をうけてトナー画像として顕画
化される。
【0015】次いでそのトナー画像は転写ローラー5の
位置を通過する過程で、この転写ローラー5とドラム1
との間に、給紙カセット20、給紙ローラー21、分離
爪又は分離パッド22、レジストローラー対23等から
なる給紙部から送られた記録材P面に順次転写されてい
く。ドラム1から記録材P面への転写は、転写ローラー
5で記録材P面の裏側に対しての荷電極性と逆極性の帯
電がなされることにより行われる。
位置を通過する過程で、この転写ローラー5とドラム1
との間に、給紙カセット20、給紙ローラー21、分離
爪又は分離パッド22、レジストローラー対23等から
なる給紙部から送られた記録材P面に順次転写されてい
く。ドラム1から記録材P面への転写は、転写ローラー
5で記録材P面の裏側に対しての荷電極性と逆極性の帯
電がなされることにより行われる。
【0016】トナー画像の転写を受けた記録材Pは、転
写ローラー5と逆極性の電圧を印加した除電針6で除電
され、ドラム1から分離し、定着器7へ搬送されてトナ
ー画像定着を受けて排紙ローラー24により機外へ排出
される。
写ローラー5と逆極性の電圧を印加した除電針6で除電
され、ドラム1から分離し、定着器7へ搬送されてトナ
ー画像定着を受けて排紙ローラー24により機外へ排出
される。
【0017】記録材分離後のドラム1面はクリーニング
器25で転写残りトナー等の残留付着物の除去を受けて
清浄面化されて繰り返して作像に供される。 (2)定着器7 定着器7では記録材P面上の未定着トナー画像が加熱溶
融され、永久固着像として記録材P面に定着される。
器25で転写残りトナー等の残留付着物の除去を受けて
清浄面化されて繰り返して作像に供される。 (2)定着器7 定着器7では記録材P面上の未定着トナー画像が加熱溶
融され、永久固着像として記録材P面に定着される。
【0018】図4には定着器7の横断面が示されてい
る。図1および図2は定着器7の縦断正面図および要部
の中間部省略の正面図である。
る。図1および図2は定着器7の縦断正面図および要部
の中間部省略の正面図である。
【0019】定着フィルム8は耐熱性、トナー離形性、
強靭性を有する単層定着フィルムあるいは所望の表面処
理やラミネート処理をした複合層フィルムである。例え
ば耐熱処理をした約50μmのポリエステル(PET)
やポリイミド(P1)単層フィルム、あるいは前記フィ
ルム面を更に4フッ化エチレン(PTFE)で離形層付
与処理した複合層フィルムなどである。
強靭性を有する単層定着フィルムあるいは所望の表面処
理やラミネート処理をした複合層フィルムである。例え
ば耐熱処理をした約50μmのポリエステル(PET)
やポリイミド(P1)単層フィルム、あるいは前記フィ
ルム面を更に4フッ化エチレン(PTFE)で離形層付
与処理した複合層フィルムなどである。
【0020】本実施例の定着器7では定着フィルム8は
エンドレスの円筒状で、その周方向にはニップ部Nを除
いて張力が働いておらず、加圧ローラー9との摩擦力の
みで回転走行する構成をとっている。
エンドレスの円筒状で、その周方向にはニップ部Nを除
いて張力が働いておらず、加圧ローラー9との摩擦力の
みで回転走行する構成をとっている。
【0021】また、定着フィルム8の少なくとも一方の
幅方向端部側8aは、定着フィルム端部をフィルム内面
側に折り返すことによって膜厚を増し、強度を向上させ
ている。
幅方向端部側8aは、定着フィルム端部をフィルム内面
側に折り返すことによって膜厚を増し、強度を向上させ
ている。
【0022】定着フィルム8の内面を長手方向全域にわ
たってガイドするフィルムガイド部材10と当接したヒ
ーター14と加圧ローラー9とは、定着フィルム8を挟
んで加圧バネ11a・11bにより所定の当接圧(例え
ばA4幅で総圧3〜6kg)をもって互いに圧接状態に
してある。
たってガイドするフィルムガイド部材10と当接したヒ
ーター14と加圧ローラー9とは、定着フィルム8を挟
んで加圧バネ11a・11bにより所定の当接圧(例え
ばA4幅で総圧3〜6kg)をもって互いに圧接状態に
してある。
【0023】ヒーター14の表面には蒸着、スパッタリ
ング、CVD、スクリーン印刷等で形成されたTaSi
O2 、銀パラジウム、Ta2 N、RuO2 、ニクロム等
の線状または細帯状の薄膜発熱抵抗部がある。
ング、CVD、スクリーン印刷等で形成されたTaSi
O2 、銀パラジウム、Ta2 N、RuO2 、ニクロム等
の線状または細帯状の薄膜発熱抵抗部がある。
【0024】前記のように折り返し形状にして端部強度
を向上させた定着フィルム8の幅方向の補強側の一端部
8aを装置組み立て時にフィルムガイド部材10に取り
付けられるフランジ13で規制することにより、定着器
7の駆動時に生じる定着フィルム8の寄りは、制御され
ている。
を向上させた定着フィルム8の幅方向の補強側の一端部
8aを装置組み立て時にフィルムガイド部材10に取り
付けられるフランジ13で規制することにより、定着器
7の駆動時に生じる定着フィルム8の寄りは、制御され
ている。
【0025】未定着トナー画像を転写された記録材Pは
駆動ギア12で回転する加圧ローラー9の表面摩擦力に
より定着フィルム8とともに定着ニップ部Nへ搬送され
た後、少なくとも定着ニップ部N内では、加圧バネ11
a、11bによる当接圧によって滑ることなく、定着フ
ィルム8、加圧ローラー9と同一速度で記録材Pの進行
方向へ送られる。
駆動ギア12で回転する加圧ローラー9の表面摩擦力に
より定着フィルム8とともに定着ニップ部Nへ搬送され
た後、少なくとも定着ニップ部N内では、加圧バネ11
a、11bによる当接圧によって滑ることなく、定着フ
ィルム8、加圧ローラー9と同一速度で記録材Pの進行
方向へ送られる。
【0026】この定着ニップ部Nにおける通過過程を加
熱および加圧工程として、ヒーター14の熱が定着フィ
ルム8を介して記録材Pへ伝達され、記録材P上の未定
着トナーが溶融・軟化、加圧される。
熱および加圧工程として、ヒーター14の熱が定着フィ
ルム8を介して記録材Pへ伝達され、記録材P上の未定
着トナーが溶融・軟化、加圧される。
【0027】定着ニップ部Nを通過した後、定着フィル
ム8と記録材Pとは引き続き溶融・軟化したトナーの粘
着力により密着したまま搬送される。この搬送過程を冷
却工程として溶融・軟化したトナーの熱が放熱され、ト
ナーは冷却固化し、記録材P上に永久固着像が形成され
る。
ム8と記録材Pとは引き続き溶融・軟化したトナーの粘
着力により密着したまま搬送される。この搬送過程を冷
却工程として溶融・軟化したトナーの熱が放熱され、ト
ナーは冷却固化し、記録材P上に永久固着像が形成され
る。
【0028】冷却工程後、定着フィルム8と記録材Pは
トナー冷却固化により容易に分離し、記録材Pは定着器
7より排出される。
トナー冷却固化により容易に分離し、記録材Pは定着器
7より排出される。
【0029】而して、少なくとも片側に強化端部8aを
有する定着フィルム8では、幅方向で膜厚の差があり、
折り返しをして端部を強化した側8aは膜厚が厚い。即
ちフィルム内周長において、強化端部8a側のほうが短
いため、定着フィルム8は装置駆動時にこの端部側方向
A(図1・図2)へのみ寄り移動力を受ける。
有する定着フィルム8では、幅方向で膜厚の差があり、
折り返しをして端部を強化した側8aは膜厚が厚い。即
ちフィルム内周長において、強化端部8a側のほうが短
いため、定着フィルム8は装置駆動時にこの端部側方向
A(図1・図2)へのみ寄り移動力を受ける。
【0030】ところで各部材14・8・9・P間の摩擦
力の関係は図3に示すように、 a.ヒーター14とフィルム8の内面との摩擦係数μ
1、 b.定着フィルム8の外周面と記録材P面の摩擦係数μ
2、 c.フィルム8の外周面と加圧ローラー9との摩擦係数
をμ3、 とすると、 μ1<μ2<μ3 と表すことができるが、少なくともニップ部N内で記録
材Pが、その幅方向端部とフィルム8の幅方向端部が重
なりあうように搬送された場合(以下、片側基準搬送と
記す)には、記録材Pがニップ部Nを通過する間、フィ
ルム8は幅方向で異なる搬送力をうける。すなわち上述
の摩擦係数の関係から(μ2<μ3)、フィルム8の非
通紙部の方が通紙部よりもフィルム8の搬送力が大き
く、従ってフィルム8は搬送力の大きい非通紙側へ寄り
移動する。
力の関係は図3に示すように、 a.ヒーター14とフィルム8の内面との摩擦係数μ
1、 b.定着フィルム8の外周面と記録材P面の摩擦係数μ
2、 c.フィルム8の外周面と加圧ローラー9との摩擦係数
をμ3、 とすると、 μ1<μ2<μ3 と表すことができるが、少なくともニップ部N内で記録
材Pが、その幅方向端部とフィルム8の幅方向端部が重
なりあうように搬送された場合(以下、片側基準搬送と
記す)には、記録材Pがニップ部Nを通過する間、フィ
ルム8は幅方向で異なる搬送力をうける。すなわち上述
の摩擦係数の関係から(μ2<μ3)、フィルム8の非
通紙部の方が通紙部よりもフィルム8の搬送力が大き
く、従ってフィルム8は搬送力の大きい非通紙側へ寄り
移動する。
【0031】端部8aを強化した定着フィルム8を使う
場合、図2に示すように強化端部8aとは逆側を記録材
Pの片側基準搬送として記録材Pを搬送すれば、定着フ
ィルム8の寄り方向は図1・図2のA方向、また強化端
部8a側を基準として記録材Pを搬送した場合には定着
フィルム8の寄り方向はその逆のB方向であるが、 A≧B となるように定着フィルム8の幅方向の内周長差を設定
すれば、記録材Pの搬送時、非搬送時および搬送基準に
よらず定着フィルム8の寄り方向Aは、定着フィルム8
の強化した端部8a側になる。
場合、図2に示すように強化端部8aとは逆側を記録材
Pの片側基準搬送として記録材Pを搬送すれば、定着フ
ィルム8の寄り方向は図1・図2のA方向、また強化端
部8a側を基準として記録材Pを搬送した場合には定着
フィルム8の寄り方向はその逆のB方向であるが、 A≧B となるように定着フィルム8の幅方向の内周長差を設定
すれば、記録材Pの搬送時、非搬送時および搬送基準に
よらず定着フィルム8の寄り方向Aは、定着フィルム8
の強化した端部8a側になる。
【0032】従って本実施例においては以下の効果があ
る。
る。
【0033】.記録材Pの搬送時、非搬送時、搬送基
準によらず定着フィルム8の寄り方向は、端部強化8a
によるフィルムの内周長差により限定される。即ち常に
端部強化した側へ定着フィルム8を寄らせることが可能
であるので、定着フィルムの折れ、シワのない安定し
た、しかも単純な寄り制御が可能になる。
準によらず定着フィルム8の寄り方向は、端部強化8a
によるフィルムの内周長差により限定される。即ち常に
端部強化した側へ定着フィルム8を寄らせることが可能
であるので、定着フィルムの折れ、シワのない安定し
た、しかも単純な寄り制御が可能になる。
【0034】.フィルムの寄り方向がA方向に限定さ
れるため定着フィルム8の端部規制のためのフランジ1
3はフィルム寄り方向A側の片側だけになり、コストダ
ウンが可能になった。
れるため定着フィルム8の端部規制のためのフランジ1
3はフィルム寄り方向A側の片側だけになり、コストダ
ウンが可能になった。
【0035】<実施例2>(図5) 図5は定着フィルム8の端部補強の他の要領を表す、定
着フィルムの縦断面図である。実施例1と同様にこの実
施例2においても定着フィルム8の少なくとも幅方向の
片側端部は補強8bされている。図5においてエンドレ
ス形状の定着フィルム8の片側端部には、その全周にわ
たって端部補強のための補強テープ8bが貼られてい
る。定着フィルム8の巾方向の膜厚差が、この補強テー
プ8bの膜厚、巻数によって管理できるため、実施例1
と同様に記録材の搬送時、非搬送時および搬送基準によ
らずフィルムの寄り方向を限定可能である。従って定着
フィルム8を常に補強端部8b側に寄らせておけば定着
フィルム8の折れ、シワのない安定した、しかも単純化
した寄り制御が可能になる。
着フィルムの縦断面図である。実施例1と同様にこの実
施例2においても定着フィルム8の少なくとも幅方向の
片側端部は補強8bされている。図5においてエンドレ
ス形状の定着フィルム8の片側端部には、その全周にわ
たって端部補強のための補強テープ8bが貼られてい
る。定着フィルム8の巾方向の膜厚差が、この補強テー
プ8bの膜厚、巻数によって管理できるため、実施例1
と同様に記録材の搬送時、非搬送時および搬送基準によ
らずフィルムの寄り方向を限定可能である。従って定着
フィルム8を常に補強端部8b側に寄らせておけば定着
フィルム8の折れ、シワのない安定した、しかも単純化
した寄り制御が可能になる。
【0036】<実施例3>(図6) 図6は定着フィルム8の端部補強の更に他の要領を表
す、定着フィルムの縦断面図である。実施例1や実施例
2と同様にこの実施例3においても定着フィルム8の少
なくとも幅方向の片側端部は補強8cされている。図6
においてエンドレス形状の定着フィルム8の片側端部8
cは,他方の端部に比べて膜厚を増して、強度を向上さ
せている。前述の実施例1や同2と同様にこの実施例に
おいてもエンドレス形状の定着フィルム8の巾方向で膜
厚差、即ち内周長差があるために記録材の搬送時、非搬
送時および搬送基準によらず定着フィルム8の寄り方向
を限定できる。
す、定着フィルムの縦断面図である。実施例1や実施例
2と同様にこの実施例3においても定着フィルム8の少
なくとも幅方向の片側端部は補強8cされている。図6
においてエンドレス形状の定着フィルム8の片側端部8
cは,他方の端部に比べて膜厚を増して、強度を向上さ
せている。前述の実施例1や同2と同様にこの実施例に
おいてもエンドレス形状の定着フィルム8の巾方向で膜
厚差、即ち内周長差があるために記録材の搬送時、非搬
送時および搬送基準によらず定着フィルム8の寄り方向
を限定できる。
【0037】更にこの実施例3では、特に端部補強のた
めのスペースを定着フィルム巾方向に設ける必要はな
い。即ち定着フィルムの巾方向の長さは、画像形成装置
で送られる記録材の最大巾に等しくすることができ、従
って定着器ユニットはもちろん画像形成装置本体もまた
巾方向に小型化できるという特有の効果が得られる。な
お、フィルム8は実施例のエンドレスベルト状だけに限
らず、有端の長尺フィルムをロール巻きにしたものに
し、それを繰り出して走行させる構成とすることもでき
る。
めのスペースを定着フィルム巾方向に設ける必要はな
い。即ち定着フィルムの巾方向の長さは、画像形成装置
で送られる記録材の最大巾に等しくすることができ、従
って定着器ユニットはもちろん画像形成装置本体もまた
巾方向に小型化できるという特有の効果が得られる。な
お、フィルム8は実施例のエンドレスベルト状だけに限
らず、有端の長尺フィルムをロール巻きにしたものに
し、それを繰り出して走行させる構成とすることもでき
る。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明のフィルム加熱方式
の加熱装置は、フィルムの少なくとも巾方向の片側端部
を補強するという簡単な構成で、フィルムの安定かつ簡
略化した寄り制御を可能にした。
の加熱装置は、フィルムの少なくとも巾方向の片側端部
を補強するという簡単な構成で、フィルムの安定かつ簡
略化した寄り制御を可能にした。
【図1】 第1実施例定着器の縦断正面図
【図2】 要部の中間部省略の正面図
【図3】 主要部材間の摩擦係数関係図
【図4】 該定着器を用いたレーザービームプリンタの
一例の概略構成図
一例の概略構成図
【図5】 端部補強の他の要領を表す定着フィルムの縦
断面図
断面図
【図6】 端部補強の更に他の要領を表す定着フィルム
の縦断面図
の縦断面図
【図7】 フィルム加熱方式の加熱装置の説明図
1:電子写真感光体 2:一次帯電器 3:レーザースキャナー 4:現像装置 5:転写ローラー 6:除電針 7:定着器 8:定着フィルム 8a・8b・8c:定着フィルムの端部補強部 9:加圧ローラー 10:ガイド 11:加圧バネ 12:駆動ギア 13:フランジ 14:ヒーター
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定の加熱体と、この加熱体に内面が対
向圧接されて移動駆動される耐熱性フィルムと、前記加
熱体との間に前記フィルムを挟み込んでニップ部を形成
し、そのニップ部における前記フィルム外面との間に搬
送された被加熱材を前記フィルムを介して前記加熱体に
圧接させる加圧部材を有する加熱装置において、前記フ
ィルムの幅方向の少なくとも片側端部を補強することを
特徴とする加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19352291A JPH0519651A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19352291A JPH0519651A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519651A true JPH0519651A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=16309475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19352291A Pending JPH0519651A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519651A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7354617B2 (en) | 2001-12-19 | 2008-04-08 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing belt and method for evaluating it |
| US8831496B2 (en) | 2011-01-31 | 2014-09-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuser unit |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP19352291A patent/JPH0519651A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7354617B2 (en) | 2001-12-19 | 2008-04-08 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing belt and method for evaluating it |
| US8831496B2 (en) | 2011-01-31 | 2014-09-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuser unit |
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