JPH05196541A - 光時間領域測定方法 - Google Patents
光時間領域測定方法Info
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- JPH05196541A JPH05196541A JP4204315A JP20431592A JPH05196541A JP H05196541 A JPH05196541 A JP H05196541A JP 4204315 A JP4204315 A JP 4204315A JP 20431592 A JP20431592 A JP 20431592A JP H05196541 A JPH05196541 A JP H05196541A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M11/00—Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
- G01M11/30—Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides
- G01M11/31—Testing of optical devices, constituted by fibre optics or optical waveguides with a light emitter and a light receiver being disposed at the same side of a fibre or waveguide end-face, e.g. reflectometers
- G01M11/3109—Reflectometers detecting the back-scattered light in the time-domain, e.g. OTDR
- G01M11/3118—Reflectometers detecting the back-scattered light in the time-domain, e.g. OTDR using coded light-pulse sequences
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- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光時間領域測定における信号対ノイズ比を改
善する。 【構成】 ステップ48では、夫々異なる組み合わせの
N個の要素から成る符号系列に対応してパワーが時間的
に変化するN個の光パルス列を発生する。ステップ52
では、N個の光パルス列を光ファイバに順次送出する、
ステップ54では、光ファイバからの反射光パルス列の
パワーを時間の関数として測定する。ステップ56で
は、反射光パルス列のパワーの測定値を蓄積する。ステ
ップ64では、測定値の内の光ファイバ中の選択した複
数の反射点からの反射光パワーが合成された測定値を選
択した複数の反射点からの反射光パワーを合成した推定
値として割り当てることによりN個の方程式を作成し、
N個の方程式を各反射点からの反射光のパワーについて
解くことにより所望の反射点からの反射光のパワーを夫
々求める。
善する。 【構成】 ステップ48では、夫々異なる組み合わせの
N個の要素から成る符号系列に対応してパワーが時間的
に変化するN個の光パルス列を発生する。ステップ52
では、N個の光パルス列を光ファイバに順次送出する、
ステップ54では、光ファイバからの反射光パルス列の
パワーを時間の関数として測定する。ステップ56で
は、反射光パルス列のパワーの測定値を蓄積する。ステ
ップ64では、測定値の内の光ファイバ中の選択した複
数の反射点からの反射光パワーが合成された測定値を選
択した複数の反射点からの反射光パワーを合成した推定
値として割り当てることによりN個の方程式を作成し、
N個の方程式を各反射点からの反射光のパワーについて
解くことにより所望の反射点からの反射光のパワーを夫
々求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光時間領域測定方法及
び装置に関し、特に、計量仕様の技術を用いて反射光パ
ワー測定での信号対ノイズ(SN)比を改善する光時間
領域測定方法及び装置に関する。
び装置に関し、特に、計量仕様の技術を用いて反射光パ
ワー測定での信号対ノイズ(SN)比を改善する光時間
領域測定方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ・ケーブルに光時間領域測定
を適用した場合では、光ファイバの一端から光パルスを
送出(伝送)し、この一端に反射して戻って来る光パワ
ー量を時間の関数として測定する。光ファイバ中での光
の速度はわかっているので、光ファイバを通過してどの
ような所定距離から反射されたとしても光パワーを決定
できる。光パルスの送出及び光ファイバが放つ光パワー
水準の検出の操作を異なる遅延時間で多数回繰り返し、
得られるデータを用いて光ファイバの状態を距離の関数
として表示して示す。これによって光ファイバの品質を
決定でき、特に、問題となる光ファイバ又は光ファイバ
系統中の破断点の存在箇所を特定でき、その影響を測定
できる。
を適用した場合では、光ファイバの一端から光パルスを
送出(伝送)し、この一端に反射して戻って来る光パワ
ー量を時間の関数として測定する。光ファイバ中での光
の速度はわかっているので、光ファイバを通過してどの
ような所定距離から反射されたとしても光パワーを決定
できる。光パルスの送出及び光ファイバが放つ光パワー
水準の検出の操作を異なる遅延時間で多数回繰り返し、
得られるデータを用いて光ファイバの状態を距離の関数
として表示して示す。これによって光ファイバの品質を
決定でき、特に、問題となる光ファイバ又は光ファイバ
系統中の破断点の存在箇所を特定でき、その影響を測定
できる。
【0003】反射光は、コネクタで生じるようなフレネ
ル反射、又はレイリー後方散乱のどちらかが原因であ
る。レイリー後方散乱は、光ファイバの屈折率の異常点
が無作為に分布しているために生じる。フレネル反射と
は対照的にレイリー後方散乱は非常に弱く、一般に送出
した光パワーよりかなり弱い40dB程度である。その
結果として、光時間領域測定装置(以下OTDRと略
す)がレイリー後方散乱光を測定する能力はその受光部
におけるノイズで制限されるので、信号対ノイズ(S
N)比を向上させるために様々な技術が用いられてき
た。
ル反射、又はレイリー後方散乱のどちらかが原因であ
る。レイリー後方散乱は、光ファイバの屈折率の異常点
が無作為に分布しているために生じる。フレネル反射と
は対照的にレイリー後方散乱は非常に弱く、一般に送出
した光パワーよりかなり弱い40dB程度である。その
結果として、光時間領域測定装置(以下OTDRと略
す)がレイリー後方散乱光を測定する能力はその受光部
におけるノイズで制限されるので、信号対ノイズ(S
N)比を向上させるために様々な技術が用いられてき
た。
【0004】さらにOTDRの距離分解能は、光ファイ
バ中のパルス幅(パルスの始めから終わりまでの時間と
光ファイバ中の光の速度を乗算したもの)で決まる。さ
らに言えば、距離分解能はパルス幅の半分である。しか
し、振幅分解能は、パルスの全エネルギー量(パルスの
始めから終わりまでの時間と光源の光パワーを乗算した
もの)と直接比例する。よって、光源の最大パワーは固
定であるから、距離分解能と振幅分解能とは二律背反す
る。この二律背反を緩和するには、反射光のエネルギー
のSN比を向上させ、それによって振幅分解能を向上さ
せるか又はパルス幅を減少させて距離分解能を向上させ
ればよい。
バ中のパルス幅(パルスの始めから終わりまでの時間と
光ファイバ中の光の速度を乗算したもの)で決まる。さ
らに言えば、距離分解能はパルス幅の半分である。しか
し、振幅分解能は、パルスの全エネルギー量(パルスの
始めから終わりまでの時間と光源の光パワーを乗算した
もの)と直接比例する。よって、光源の最大パワーは固
定であるから、距離分解能と振幅分解能とは二律背反す
る。この二律背反を緩和するには、反射光のエネルギー
のSN比を向上させ、それによって振幅分解能を向上さ
せるか又はパルス幅を減少させて距離分解能を向上させ
ればよい。
【0005】SN比の向上に用いる技術としては、ゴレ
イ(Golay)符号及びコヒーレント(可干渉性)光検出
を用いたスペクトラム分布高速平均化技術などがある。
多様な符号を用いた関連技術については、「3符号ワー
ドによる相補的関連OTDR(Complementary Correlat
ion OTDR With Three Codewords)」(電子レター(Ele
ctron. Lett.)1990年、第26号、第70〜71
頁)、「OTDR用相補的符号セット(Complementary
Code Sets for OTDR)」(電子レター(Electron. Let
t.)1989年、第25号、第692〜693頁)及び
「ホッピングによる光学的直交パルス圧縮符号(Optica
l Orthogonal Pulse Compression Codes by Hoppin
g)」(電子レター(Electron. Lett.)1981年、第
17号、第970〜971頁)等に記載されている。ゴ
レイ符号の使用については、米国特許第4743753
号に記載されている。しかし、これら技術が有効である
にしてもさらになお感度及びSN比を向上させる必要が
ある。
イ(Golay)符号及びコヒーレント(可干渉性)光検出
を用いたスペクトラム分布高速平均化技術などがある。
多様な符号を用いた関連技術については、「3符号ワー
ドによる相補的関連OTDR(Complementary Correlat
ion OTDR With Three Codewords)」(電子レター(Ele
ctron. Lett.)1990年、第26号、第70〜71
頁)、「OTDR用相補的符号セット(Complementary
Code Sets for OTDR)」(電子レター(Electron. Let
t.)1989年、第25号、第692〜693頁)及び
「ホッピングによる光学的直交パルス圧縮符号(Optica
l Orthogonal Pulse Compression Codes by Hoppin
g)」(電子レター(Electron. Lett.)1981年、第
17号、第970〜971頁)等に記載されている。ゴ
レイ符号の使用については、米国特許第4743753
号に記載されている。しかし、これら技術が有効である
にしてもさらになお感度及びSN比を向上させる必要が
ある。
【0006】以降において記載する発明においては、O
TDRのSN比を改善するために計量仕様(weighing d
esign)を採用している。計量仕様とは、1つではなく
てある集合中の多数の対象物を一度に計量することによ
って、その対象物を正確に計量するための体系である。
計量誤差は対象物の重量とは関係なく、その平均2乗誤
差εは、計量仕様によって低減させることができる。複
数の対象物iを夫々独立に計量したとして、i番目の対
象物の測定した重量μiは、実際の重量τiにいくらかの
誤差eiを加えたものになる。つまり、 μi=τi+ei 最良推定値<τi>は、τi+eiと表せるので、これか
ら、 ei=<τi>−τi ここでEを期待値を示す記号とすると誤差の2乗の期待
値、つまり、平均2乗誤差はE{ei2}で表現される。
一回の測定では、平均2乗誤差は分散σ2に等しい。こ
れは次式で表される。 E{(<τi>−τi)2}=σ2
TDRのSN比を改善するために計量仕様(weighing d
esign)を採用している。計量仕様とは、1つではなく
てある集合中の多数の対象物を一度に計量することによ
って、その対象物を正確に計量するための体系である。
計量誤差は対象物の重量とは関係なく、その平均2乗誤
差εは、計量仕様によって低減させることができる。複
数の対象物iを夫々独立に計量したとして、i番目の対
象物の測定した重量μiは、実際の重量τiにいくらかの
誤差eiを加えたものになる。つまり、 μi=τi+ei 最良推定値<τi>は、τi+eiと表せるので、これか
ら、 ei=<τi>−τi ここでEを期待値を示す記号とすると誤差の2乗の期待
値、つまり、平均2乗誤差はE{ei2}で表現される。
一回の測定では、平均2乗誤差は分散σ2に等しい。こ
れは次式で表される。 E{(<τi>−τi)2}=σ2
【0007】例として、2つの皿を有する化学てんびん
を用いて計量を行い、4つの対象物を計量したと仮定す
ると次式のようになる。 μ1=τ1+τ2+τ3+τ4+e1 μ2=τ1−τ2+τ3−τ4+e2 μ3=τ1+τ2−τ3−τ4+e3 μ4=τ1−τ2−τ3+τ4+e4 これは、1回目の計量では4つの対象物すべてを左手の
皿に置き、2回目の計量では第1及び第3の対象物を左
手の皿に置く一方で、第2及び第4の対象物は右手の皿
に置く(以下同様)ということを意味する。上式は、各
測定値を夫々上式に従った各重量の合成重量の最良推定
値に割り当てることによって作成されている。
を用いて計量を行い、4つの対象物を計量したと仮定す
ると次式のようになる。 μ1=τ1+τ2+τ3+τ4+e1 μ2=τ1−τ2+τ3−τ4+e2 μ3=τ1+τ2−τ3−τ4+e3 μ4=τ1−τ2−τ3+τ4+e4 これは、1回目の計量では4つの対象物すべてを左手の
皿に置き、2回目の計量では第1及び第3の対象物を左
手の皿に置く一方で、第2及び第4の対象物は右手の皿
に置く(以下同様)ということを意味する。上式は、各
測定値を夫々上式に従った各重量の合成重量の最良推定
値に割り当てることによって作成されている。
【0008】各重量の最良推定値を求めるには、これら
の連立方程式をτ1、τ2、τ3及びτ4について解けばよ
い。例えば次式である。 <τ1>=(1/4)(μ1+μ2+μ3+μ4) 従って、 <τ1>=τ1+(1/4)(e1+e2+e3+e4) 結果としてこの場合の平均2乗誤差は、 E{(<τ1>−τ1)2}=E{(1/16)(e1+e2+e3+e4)2} =(1/4)σ2 この例での平均2乗誤差を一般化すれば次式で示され
る。 E{(<τi>−τi)2}=(1/4)σ2 つまり、4つの対象物をいっしょに計量した場合には、
係数1/4で平均2乗誤差が低減される。
の連立方程式をτ1、τ2、τ3及びτ4について解けばよ
い。例えば次式である。 <τ1>=(1/4)(μ1+μ2+μ3+μ4) 従って、 <τ1>=τ1+(1/4)(e1+e2+e3+e4) 結果としてこの場合の平均2乗誤差は、 E{(<τ1>−τ1)2}=E{(1/16)(e1+e2+e3+e4)2} =(1/4)σ2 この例での平均2乗誤差を一般化すれば次式で示され
る。 E{(<τi>−τi)2}=(1/4)σ2 つまり、4つの対象物をいっしょに計量した場合には、
係数1/4で平均2乗誤差が低減される。
【0009】計量仕様におけるSN比は、測定において
i番目の対象物の真の重量を誤差の標準偏差σで割った
比率と定義される。つまり、次式で示される。 τi/[E{(<τi>−τi)2}]1/2
i番目の対象物の真の重量を誤差の標準偏差σで割った
比率と定義される。つまり、次式で示される。 τi/[E{(<τi>−τi)2}]1/2
【0010】他の計量仕様として1つの皿を有するバネ
秤に基づくものがある。係数としては、0又は1のみを
用いることができる。つまり、1つの対象物に関して
は、計量する又はしないのどちらかである。例えば、計
量方法の1つは、 μ1=τ1 +τ3+e1 μ2= τ2+τ3+e2 μ3=τ1+τ2 +e3 これらの連立方程式をτ1〜τ3について夫々解けば、平
均2乗誤差が低減されることがわかる。例えば、τ1に
ついて解けば次式である。 <τ1>=(1/2)(μ1−μ2+μ3) そしてこの場合の平均2乗誤差は次式である。 E{(<τ1>−τ1)2}=E[{(1/2)(μ1−μ2+μ3)−τ1}2] =E{(1/4)(e1−e2+e3)2} =(3/4)E{e12}=(3/4)σ2
秤に基づくものがある。係数としては、0又は1のみを
用いることができる。つまり、1つの対象物に関して
は、計量する又はしないのどちらかである。例えば、計
量方法の1つは、 μ1=τ1 +τ3+e1 μ2= τ2+τ3+e2 μ3=τ1+τ2 +e3 これらの連立方程式をτ1〜τ3について夫々解けば、平
均2乗誤差が低減されることがわかる。例えば、τ1に
ついて解けば次式である。 <τ1>=(1/2)(μ1−μ2+μ3) そしてこの場合の平均2乗誤差は次式である。 E{(<τ1>−τ1)2}=E[{(1/2)(μ1−μ2+μ3)−τ1}2] =E{(1/4)(e1−e2+e3)2} =(3/4)E{e12}=(3/4)σ2
【0011】計量仕様は(N,N)型正方行列で記述さ
れ、この行列の行は計量をするかしないかという事象に
対応し、列は計量事象での対象物の位置に対応する。従
って、この行列は1組(1つの系)の測定を1組の方程
式の変える変換として機能する。化学てんびんでの計量
仕様では、行列中の値は+1、0又は−1を取ることが
できる。バネ秤での計量仕様では、値は0又は+1だけ
である。
れ、この行列の行は計量をするかしないかという事象に
対応し、列は計量事象での対象物の位置に対応する。従
って、この行列は1組(1つの系)の測定を1組の方程
式の変える変換として機能する。化学てんびんでの計量
仕様では、行列中の値は+1、0又は−1を取ることが
できる。バネ秤での計量仕様では、値は0又は+1だけ
である。
【0012】計量仕様としては、化学てんびんについて
はアダマール(Hadamard)行列が、バネ秤についてはS
(simplex)行列が最適である。N次元のアダマール行
列Hnは、+1及び−1で構成される(N,N)型行列
で、任意の2つの行のスカラー積が0になる特性(これ
を直交するという)がある。正規化したアダマール行列
は、上述の化学てんびんに即した数1の例に示すように
第1行と第1列のすべての要素が+1である。
はアダマール(Hadamard)行列が、バネ秤についてはS
(simplex)行列が最適である。N次元のアダマール行
列Hnは、+1及び−1で構成される(N,N)型行列
で、任意の2つの行のスカラー積が0になる特性(これ
を直交するという)がある。正規化したアダマール行列
は、上述の化学てんびんに即した数1の例に示すように
第1行と第1列のすべての要素が+1である。
【数1】 Hnを正規化したアダマール行列とすれば、0及び+1
からなる(N−1,N−1)型行列であるS行列を得る
には、まず、(a)数2の例に示すようにHnの第1行
及び第1列を削除する。
からなる(N−1,N−1)型行列であるS行列を得る
には、まず、(a)数2の例に示すようにHnの第1行
及び第1列を削除する。
【数2】 次に、(b)数3の例に示すように+1を0に変えると
ともに−1を+1に変えればよい。
ともに−1を+1に変えればよい。
【数3】 S行列の行は、S符号の符号ワードである。アダマール
行列の行は、直交するアダマール符号の符号ワードとし
てここでは言及する。
行列の行は、直交するアダマール符号の符号ワードとし
てここでは言及する。
【0013】理想的には、計量仕様はすべてのiについ
ての平均2乗誤差εiを同時に最小にするべきである。
しかし、それは不可能なので他の基準を使用する。平均
2乗誤差の平均が最小ならば、計量仕様は”最善”であ
ると言えるので、 ε=(1/N)(ε1+ε2+・・・+εN) これからアダマール行列についての平均2乗誤差の平均
は、 ε=σ2/N であり、S行列に付いての平均2乗誤差の平均は、 ε=4Nσ2/(N+1)2 である。Nが大きければ、S行列は最善の状態の数パー
セント内に収まる。さらに詳細な点については、「アダ
マール変換光学(Hadamard Transform Optics)」第6
〜17頁(1979年、アカデミック出版、ISBN0
−12−330050−9)に詳しい。
ての平均2乗誤差εiを同時に最小にするべきである。
しかし、それは不可能なので他の基準を使用する。平均
2乗誤差の平均が最小ならば、計量仕様は”最善”であ
ると言えるので、 ε=(1/N)(ε1+ε2+・・・+εN) これからアダマール行列についての平均2乗誤差の平均
は、 ε=σ2/N であり、S行列に付いての平均2乗誤差の平均は、 ε=4Nσ2/(N+1)2 である。Nが大きければ、S行列は最善の状態の数パー
セント内に収まる。さらに詳細な点については、「アダ
マール変換光学(Hadamard Transform Optics)」第6
〜17頁(1979年、アカデミック出版、ISBN0
−12−330050−9)に詳しい。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】距離分解能を向上させ
るには光パルスのパルス幅は短い方がよいが、振幅分解
能を向上させるには光パルスの全エネルギー量が多い方
が良い。よって、距離分解能と振幅分解能をともに向上
させるには、光時間領域測定装置(OTDR)の信号対
ノイズ(SN)比を向上させる必要がある。
るには光パルスのパルス幅は短い方がよいが、振幅分解
能を向上させるには光パルスの全エネルギー量が多い方
が良い。よって、距離分解能と振幅分解能をともに向上
させるには、光時間領域測定装置(OTDR)の信号対
ノイズ(SN)比を向上させる必要がある。
【0015】そこで本発明の目的は、アダマール符号又
はアダマール誘導符号を用いることにより、光時間領域
測定で得られる信号対ノイズ比を更に改善する光時間領
域測定方法を提供することである。
はアダマール誘導符号を用いることにより、光時間領域
測定で得られる信号対ノイズ比を更に改善する光時間領
域測定方法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、アダマール符
号又はアダマール誘導符号を採用した方法及び装置を用
いて、光時間領域測定で得られるSN比を更に改善する
ものである。N個の光パルス列を夫々N個の要素を有す
るアダマール符号系列又はS符号系列として光ファイバ
に送出する。選択した所定時間に光ファイバから出てく
る反射されて戻ってきた光のパワーを測定することによ
り、光ファイバ中のN個の反射点の内の所定の組み合わ
せの反射点から戻って来るパワーの合成を決定できる。
この合成、つまり、データ系は、N個の未知量(光ファ
イバ中のN個の反射点からの反射光のパワー)の組の一
部であって、これたN個の未知量について同時に解くこ
とによりN個の反射点からの反射光のパワーを決定する
ことができ、パワーの測定における平均2乗誤差の平均
を1個ならσ2であるところを次式のように低減でき
る。即ち、アダマール符号については、 σ2/N また、S符号については、 4Nσ2/(N+1)2 ここでNはパルスの個数である。
号又はアダマール誘導符号を採用した方法及び装置を用
いて、光時間領域測定で得られるSN比を更に改善する
ものである。N個の光パルス列を夫々N個の要素を有す
るアダマール符号系列又はS符号系列として光ファイバ
に送出する。選択した所定時間に光ファイバから出てく
る反射されて戻ってきた光のパワーを測定することによ
り、光ファイバ中のN個の反射点の内の所定の組み合わ
せの反射点から戻って来るパワーの合成を決定できる。
この合成、つまり、データ系は、N個の未知量(光ファ
イバ中のN個の反射点からの反射光のパワー)の組の一
部であって、これたN個の未知量について同時に解くこ
とによりN個の反射点からの反射光のパワーを決定する
ことができ、パワーの測定における平均2乗誤差の平均
を1個ならσ2であるところを次式のように低減でき
る。即ち、アダマール符号については、 σ2/N また、S符号については、 4Nσ2/(N+1)2 ここでNはパルスの個数である。
【0017】典型的には上述の反射光の測定をN回より
はるかに多い回数回繰り返し、各データ点につき例えば
M個の反射光のパワーを上述のように算出する。これら
の平均を取ることで誤差はさらに減少し、SN比は向上
する。
はるかに多い回数回繰り返し、各データ点につき例えば
M個の反射光のパワーを上述のように算出する。これら
の平均を取ることで誤差はさらに減少し、SN比は向上
する。
【0018】
【実施例】図2は、本発明に沿った光ファイバ・ケーブ
ル系統及びOTDR装置のブロック図を示している。光
ファイバ10には屈折率の異常点12が無作為に分布し
ており、これによって光の反射及び吸収が起こるので、
光パルスが光ファイバ中を通過していく際にほぼ連続的
にその光パワーを損失していく。光ファイバは多くの場
合において光伝送系統の一部を構成し、すくなくとも1
つのコネクタ14を有している。コネクタの主な特性と
してフレネル反射が生じ、その強度は同じ距離付近に分
布した異常点が原因で生じるレイリー後方散乱よりもか
なり強い。
ル系統及びOTDR装置のブロック図を示している。光
ファイバ10には屈折率の異常点12が無作為に分布し
ており、これによって光の反射及び吸収が起こるので、
光パルスが光ファイバ中を通過していく際にほぼ連続的
にその光パワーを損失していく。光ファイバは多くの場
合において光伝送系統の一部を構成し、すくなくとも1
つのコネクタ14を有している。コネクタの主な特性と
してフレネル反射が生じ、その強度は同じ距離付近に分
布した異常点が原因で生じるレイリー後方散乱よりもか
なり強い。
【0019】図3は、図2に示した光ファイバ系統おい
て、戻ってきた反射光のパワーの対数を光ファイバ中で
光が到達した距離の関数として座標表示した典型的なも
のである。これによれば、光ファイバ10の入射端16
に反射して戻ってきた光のパワーは、距離によって指数
関数的に減少することがわかる。しかし、図3の曲線の
不連続箇所18が示すように、コネクタ14のために距
離Dcで強い反射が生じる。
て、戻ってきた反射光のパワーの対数を光ファイバ中で
光が到達した距離の関数として座標表示した典型的なも
のである。これによれば、光ファイバ10の入射端16
に反射して戻ってきた光のパワーは、距離によって指数
関数的に減少することがわかる。しかし、図3の曲線の
不連続箇所18が示すように、コネクタ14のために距
離Dcで強い反射が生じる。
【0020】光ファイバ系統の入射端16から距離Dm
にある任意の所与点の極薄片の反射率をτmと表すこと
にする。入射端16から距離D1、D2及びD3にある3
つの連続点での反射率は、τ1、τ2及びτ3で表され
る。これらの点又は反射点は、本発明の説明上、半反射
する鏡として考えれば良い。
にある任意の所与点の極薄片の反射率をτmと表すこと
にする。入射端16から距離D1、D2及びD3にある3
つの連続点での反射率は、τ1、τ2及びτ3で表され
る。これらの点又は反射点は、本発明の説明上、半反射
する鏡として考えれば良い。
【0021】本発明では、光ファイバに沿ってN箇所の
連続する点で反射率を同時に計量することによって反射
率測定のSN比が向上する。つまり、符号化した1系列
(set)の光パルス列を用いることによって所定時間間
隔に反射光エネルギーが生じ、光ファイバに沿った所定
の組み合わせの計量点から反射された全エネルギー量を
表現できる。これら組み合わせは、各点からの反射エネ
ルギーを算出するのに用いてもよく、計量仕様と同じ手
法で平均2乗誤差を低減してSN比を向上させる。計量
仕様おいてSN比を測定誤差の標準偏差σで対象物の真
の重量を割った比率と定義したのとまったく同じよう
に、光伝送系統のSN比は、信号の真の振幅を振幅測定
誤差の標準偏差σで割ったもので表現できる。
連続する点で反射率を同時に計量することによって反射
率測定のSN比が向上する。つまり、符号化した1系列
(set)の光パルス列を用いることによって所定時間間
隔に反射光エネルギーが生じ、光ファイバに沿った所定
の組み合わせの計量点から反射された全エネルギー量を
表現できる。これら組み合わせは、各点からの反射エネ
ルギーを算出するのに用いてもよく、計量仕様と同じ手
法で平均2乗誤差を低減してSN比を向上させる。計量
仕様おいてSN比を測定誤差の標準偏差σで対象物の真
の重量を割った比率と定義したのとまったく同じよう
に、光伝送系統のSN比は、信号の真の振幅を振幅測定
誤差の標準偏差σで割ったもので表現できる。
【0022】本発明では、N個の要素(パルス)を有す
るN個の符号(光パルス列)で構成される多数の直交系
を採用するのが良く、アダマール誘導符号が好適であ
る。加えて、アダマール符号自身を用いても良い。その
ためには、3パワー・レベルのエネルギー源又は2レベ
ル符号の光伝送のどちらかを必要とし、その測定値を差
し引くことによってアダマール符号を用いることができ
る。結果的には、光ファイバ系統に特に効率的なことか
らS符号が好適で、文字通りオン(”1”)又はオ
フ(”0”)のパルスをレザー・ダイオード等の光源か
らの光で光ファイバ系統に送出する。
るN個の符号(光パルス列)で構成される多数の直交系
を採用するのが良く、アダマール誘導符号が好適であ
る。加えて、アダマール符号自身を用いても良い。その
ためには、3パワー・レベルのエネルギー源又は2レベ
ル符号の光伝送のどちらかを必要とし、その測定値を差
し引くことによってアダマール符号を用いることができ
る。結果的には、光ファイバ系統に特に効率的なことか
らS符号が好適で、文字通りオン(”1”)又はオ
フ(”0”)のパルスをレザー・ダイオード等の光源か
らの光で光ファイバ系統に送出する。
【0023】本発明の距離分解能Rdは、符号要素のパ
ルス幅で定まる。つまり、Rd=Le/2である。このと
きLeは、要素長(要素の始めから終わりまでの時間Pe
に光ファイバ中の光の速度Vを乗算したもの)である。
各符号(光パルス列)長Lcは、符号要素の数N及び距
離分解能Rdで定まる。つまり、Lc=N・Rd・2であ
る。所与の点において反射された光の始めの要素(パル
ス)の振幅と時間的に後の反射光の終わりの要素(パル
ス)の振幅とを合成するためには、符号長Lcが距離分
解能Rdと要素数Nの積の2倍でなければならない。こ
れによって、符号中の要素の考え得るすべての組み合わ
せを入射端での反射パルスとして生成することができ
る。もっとも、通常、すべての組み合わせを使用するわ
けではなく、もっぱらS符号が使用される。
ルス幅で定まる。つまり、Rd=Le/2である。このと
きLeは、要素長(要素の始めから終わりまでの時間Pe
に光ファイバ中の光の速度Vを乗算したもの)である。
各符号(光パルス列)長Lcは、符号要素の数N及び距
離分解能Rdで定まる。つまり、Lc=N・Rd・2であ
る。所与の点において反射された光の始めの要素(パル
ス)の振幅と時間的に後の反射光の終わりの要素(パル
ス)の振幅とを合成するためには、符号長Lcが距離分
解能Rdと要素数Nの積の2倍でなければならない。こ
れによって、符号中の要素の考え得るすべての組み合わ
せを入射端での反射パルスとして生成することができ
る。もっとも、通常、すべての組み合わせを使用するわ
けではなく、もっぱらS符号が使用される。
【0024】例として(むろんこれに限定するものでは
ないが)、N=3のときのS符号の応用例を図4及び図
5に示している。図4では、夫々τ1、τ2及びτ3の反
射率を有する3つの距離D1、D2及びD3と空間的に関
連する考え得る3つの符号101、011及び110を
示している。これは、符号化した光を光ファイバ中に送
出した後に続く所定期間中に(”1”に対応している距
離の)反射率が一緒に計量されることを示している。
ないが)、N=3のときのS符号の応用例を図4及び図
5に示している。図4では、夫々τ1、τ2及びτ3の反
射率を有する3つの距離D1、D2及びD3と空間的に関
連する考え得る3つの符号101、011及び110を
示している。これは、符号化した光を光ファイバ中に送
出した後に続く所定期間中に(”1”に対応している距
離の)反射率が一緒に計量されることを示している。
【0025】図5の上半分は、距離D1、D2及びD3の
点における符号101の進行状態を示しており、下半分
は、光ファイバの入射端に反射して戻ってきた結果得ら
れるエネルギーを符号の各要素で示している。下半分に
おいてエネルギーがどの点で反射されたかについてをエ
ネルギーを時分割して上部の数字1、2及び3で示して
いる。時間toでは、符号の最初の要素の立ち上がり部
分がちょうど反射率τ1を有する点D1に達している。時
間t8では、符号の最後の要素の立ち下がり部分がちょ
うど反射率τ3を有する点D3を通過したところである。
時間t1からt4まで間は、反射されたエネルギーは各点
とも1つだけである。時間t5で点1及び3の両方で反
射されたエネルギーの合成(組み合わせ)を示すパルス
が入射端に戻り始め、このパルスは時間t6の終わりで
形が完成する。このパルスは、時間t7及びt8で後ろ向
きに進行していることがわかる。同様にして、符号01
1及び110のパルスについても点1及び点2、並びに
点2及び点3で反射されたエネルギーの合成が夫々現れ
る。
点における符号101の進行状態を示しており、下半分
は、光ファイバの入射端に反射して戻ってきた結果得ら
れるエネルギーを符号の各要素で示している。下半分に
おいてエネルギーがどの点で反射されたかについてをエ
ネルギーを時分割して上部の数字1、2及び3で示して
いる。時間toでは、符号の最初の要素の立ち上がり部
分がちょうど反射率τ1を有する点D1に達している。時
間t8では、符号の最後の要素の立ち下がり部分がちょ
うど反射率τ3を有する点D3を通過したところである。
時間t1からt4まで間は、反射されたエネルギーは各点
とも1つだけである。時間t5で点1及び3の両方で反
射されたエネルギーの合成(組み合わせ)を示すパルス
が入射端に戻り始め、このパルスは時間t6の終わりで
形が完成する。このパルスは、時間t7及びt8で後ろ向
きに進行していることがわかる。同様にして、符号01
1及び110のパルスについても点1及び点2、並びに
点2及び点3で反射されたエネルギーの合成が夫々現れ
る。
【0026】図2に戻ると、この図は本発明に好適な反
射率測定装置を示している。この装置は、受光装置20
並びに対応する信号源、処理及び表示回路22で構成さ
れている。受光装置20は、レザー・ダイオードのよう
な光源24、レンズや光ファイバのような接続素子2
6、スプリッタ28、別の接続素子30、さらに別の接
続素子32、及び光検出器34で構成される。接続素子
26は、光源24からの光をスプリッタ28に接続し、
これによって、光は接続素子30を介して光ファイバ1
0に送出される。スプリッタ28は、反射されて戻って
きた光ファイバの入射端16から出てくる光の光路を変
えて接続素子32を介して光検出器34へと向ける。も
ちろん、受光回路の配置は別の形態でもよい。
射率測定装置を示している。この装置は、受光装置20
並びに対応する信号源、処理及び表示回路22で構成さ
れている。受光装置20は、レザー・ダイオードのよう
な光源24、レンズや光ファイバのような接続素子2
6、スプリッタ28、別の接続素子30、さらに別の接
続素子32、及び光検出器34で構成される。接続素子
26は、光源24からの光をスプリッタ28に接続し、
これによって、光は接続素子30を介して光ファイバ1
0に送出される。スプリッタ28は、反射されて戻って
きた光ファイバの入射端16から出てくる光の光路を変
えて接続素子32を介して光検出器34へと向ける。も
ちろん、受光回路の配置は別の形態でもよい。
【0027】回路22はS符号発生器36を有し、これ
はオン及びオフ形式が好ましく、光源24に接続されて
を駆動させる。ただし、アダマール符号を使用する場合
には、3レベル出力を発生させる。このS符号発生器3
6は、単に符号を蓄積してトリガのかかったときに符号
を出力するだけでもよく、また、符号が必要なたびごと
に符号を算出するという形でもよい。
はオン及びオフ形式が好ましく、光源24に接続されて
を駆動させる。ただし、アダマール符号を使用する場合
には、3レベル出力を発生させる。このS符号発生器3
6は、単に符号を蓄積してトリガのかかったときに符号
を出力するだけでもよく、また、符号が必要なたびごと
に符号を算出するという形でもよい。
【0028】また回路22は、反射光のパワーをデジタ
ル化するアナログ・デジタル(A/D)変換器38、ラ
ンダム・アクセス・メモリのようなデータ蓄積装置4
0、そしてN個の符号を伝送したことに夫々応答して受
光する選択的な反射光パワー振幅の組み合わせに基づ
き、N個の方程式の組を同時に解いて反射率を時間及び
距離の関数として算出するデジタル・データ処理装置4
2を有している。
ル化するアナログ・デジタル(A/D)変換器38、ラ
ンダム・アクセス・メモリのようなデータ蓄積装置4
0、そしてN個の符号を伝送したことに夫々応答して受
光する選択的な反射光パワー振幅の組み合わせに基づ
き、N個の方程式の組を同時に解いて反射率を時間及び
距離の関数として算出するデジタル・データ処理装置4
2を有している。
【0029】さらに回路22は、その駆動回路を有する
表示器44を有している。これは、平面液晶表示器など
の周知のものでよい。通常、反射光のパワーをこの表示
器上で時間又は光ファイバ中で達した距離の関数として
座標表示する。
表示器44を有している。これは、平面液晶表示器など
の周知のものでよい。通常、反射光のパワーをこの表示
器上で時間又は光ファイバ中で達した距離の関数として
座標表示する。
【0030】最低でもS符号発生器36、A/D変換器
38及びデータ蓄積装置40については、通常、タイマ
又はクロック46に同期している。さらに、デジタル処
理装置42及び表示器44も、タイマ46で駆動させる
ようにしてもよい。上述の回路については、本発明に基
づくならば他の回路を用いてももちろん良い。
38及びデータ蓄積装置40については、通常、タイマ
又はクロック46に同期している。さらに、デジタル処
理装置42及び表示器44も、タイマ46で駆動させる
ようにしてもよい。上述の回路については、本発明に基
づくならば他の回路を用いてももちろん良い。
【0031】図1は、本発明の方法の実施に好適なフロ
ーチャートを示している。まず、ステップ48では、β
=1〜NとしてS符号SB(下付きを表す半角のBはβ
を示す)に符号化したN個の光を発生させる。各符号は
Nビット長で、各ビット(要素に対応)は単位遅延時間
tbの2倍である。実施にあたっては、必要なときに符
号を発生させるか、又は前もって発生させて蓄積してお
き、必要なときに取り出せば良い。
ーチャートを示している。まず、ステップ48では、β
=1〜NとしてS符号SB(下付きを表す半角のBはβ
を示す)に符号化したN個の光を発生させる。各符号は
Nビット長で、各ビット(要素に対応)は単位遅延時間
tbの2倍である。実施にあたっては、必要なときに符
号を発生させるか、又は前もって発生させて蓄積してお
き、必要なときに取り出せば良い。
【0032】ステップ50では計数変数βを1に設定
し、ステップ52では、符号SBに符号化した光を光フ
ァイバに順次送出する。次にステップ54では、光ファ
イバの所望の長さを測定するまで、又は符号SBが光フ
ァイバを通り抜ける、つまり、検出に利用可能な反射エ
ネルギーを示さなくなるまで単位遅延時間tb毎に反射
光のパワーの振幅を測定する。ステップ56では、連続
する単位遅延時間tb毎の振幅をデジタル化し、遅延時
間の合計tでデータ点μ(β,t)として蓄積する。
し、ステップ52では、符号SBに符号化した光を光フ
ァイバに順次送出する。次にステップ54では、光ファ
イバの所望の長さを測定するまで、又は符号SBが光フ
ァイバを通り抜ける、つまり、検出に利用可能な反射エ
ネルギーを示さなくなるまで単位遅延時間tb毎に反射
光のパワーの振幅を測定する。ステップ56では、連続
する単位遅延時間tb毎の振幅をデジタル化し、遅延時
間の合計tでデータ点μ(β,t)として蓄積する。
【0033】ステップ58では、すべての符号が送出さ
れたか試験して判断し、もし送出されていなければ、ス
テップ60でβを1増加させて新しい符号でステップ5
2、54及び56を繰り返す。もしすべての符号が送出
されたなら、全遅延時間中でN個のデータ系μ(β,
t)が蓄積されて、複数の距離が試験されたことにな
る。ステップ62では、測定を繰り返した回数をkに設
定するとともに、遅延時間の合計tを0に設定する。
れたか試験して判断し、もし送出されていなければ、ス
テップ60でβを1増加させて新しい符号でステップ5
2、54及び56を繰り返す。もしすべての符号が送出
されたなら、全遅延時間中でN個のデータ系μ(β,
t)が蓄積されて、複数の距離が試験されたことにな
る。ステップ62では、測定を繰り返した回数をkに設
定するとともに、遅延時間の合計tを0に設定する。
【0034】ステップ64では、μ(1,t)〜μ
(N,t)のデータ系で表される方程式の系(組)を遅
延時間の合計t毎に連立させて解いて<τ(t)>〜<τ
(t+Ntb)>を得る。このようにして、<τ>のN個の
値を光ファイバに沿った各位置について算出する。通
常、この測定を繰り返す。繰り返した回数をM回とすれ
ば、各t(又は距離)に対する<τ(t)>のM個の値
は、ステップ68で平均化される。よって、SN比は、
計量仕様で低減されるだけでなく、多数点測定の平均化
によっても低減される。ステップ70では、すべての<
τ(t)>を時間又は距離の関数として反射光のパワー
の形で座標表示され、曲線の傾斜に変化があればそれは
反射率の変化を示す。
(N,t)のデータ系で表される方程式の系(組)を遅
延時間の合計t毎に連立させて解いて<τ(t)>〜<τ
(t+Ntb)>を得る。このようにして、<τ>のN個の
値を光ファイバに沿った各位置について算出する。通
常、この測定を繰り返す。繰り返した回数をM回とすれ
ば、各t(又は距離)に対する<τ(t)>のM個の値
は、ステップ68で平均化される。よって、SN比は、
計量仕様で低減されるだけでなく、多数点測定の平均化
によっても低減される。ステップ70では、すべての<
τ(t)>を時間又は距離の関数として反射光のパワー
の形で座標表示され、曲線の傾斜に変化があればそれは
反射率の変化を示す。
【0035】本発明は、光ファイバ・ケーブルに限らず
エネルギー伝送経路に沿って複数の点で伝送媒体を測定
するために使用できる。また、エネルギーについても光
の形態に限られるものではない。
エネルギー伝送経路に沿って複数の点で伝送媒体を測定
するために使用できる。また、エネルギーについても光
の形態に限られるものではない。
【0036】上述の中で採用した用語及び表現は、記述
のため必要に応じて使用しただけであって何等の限定を
設けるものではない。これら用語及び表現の使用によっ
て、上述で示し説明した特徴と等価なものを排除する意
図はなく、本発明の本質は特許請求の範囲でのみ定義さ
れ制限される。
のため必要に応じて使用しただけであって何等の限定を
設けるものではない。これら用語及び表現の使用によっ
て、上述で示し説明した特徴と等価なものを排除する意
図はなく、本発明の本質は特許請求の範囲でのみ定義さ
れ制限される。
【0037】
【発明の効果】本発明の光時間領域測定方法によれば、
夫々異なる組み合わせのN個の要素から成る符号系列に
対応してパワーが時間的に変化するN個の光パルス列を
発生させて光ファイバに送出し、光ファイバ中の選択し
た複数の反射点からの反射光パワーが合成されるように
した。これによって、パワーの合成された測定値に対し
て計量仕様の手法を用いることを可能とし、OTDR等
を用いた測定においてその受光回路を構成する素子自体
の性能の改善を必要としないで信号対ノイズ比を改善す
ることができるようになる。よって、従来から素子を用
いたとしても本発明の方法を適用すれば、その距離分解
能及び振幅分解能がより改善された受光回路を構成する
ことができる。
夫々異なる組み合わせのN個の要素から成る符号系列に
対応してパワーが時間的に変化するN個の光パルス列を
発生させて光ファイバに送出し、光ファイバ中の選択し
た複数の反射点からの反射光パワーが合成されるように
した。これによって、パワーの合成された測定値に対し
て計量仕様の手法を用いることを可能とし、OTDR等
を用いた測定においてその受光回路を構成する素子自体
の性能の改善を必要としないで信号対ノイズ比を改善す
ることができるようになる。よって、従来から素子を用
いたとしても本発明の方法を適用すれば、その距離分解
能及び振幅分解能がより改善された受光回路を構成する
ことができる。
【図1】本発明の方法による光時間領域測定の好適な実
施例のフローチャートである。
施例のフローチャートである。
【図2】本発明による光ファイバ・ケーブル系統及びO
TDR装置のブロック図を示している。
TDR装置のブロック図を示している。
【図3】OTDRを用いて反射光のパワーの対数を被試
験光ファイバの距離の関数として座標表示したものであ
る。
験光ファイバの距離の関数として座標表示したものであ
る。
【図4】本発明によって反射率を測定する点についての
3つの計量符号の波形の空間的関係を示す図である。
3つの計量符号の波形の空間的関係を示す図である。
【図5】本発明の光時間領域測定による測定する3点を
通過するS符号の進行状態、及び反射されたエネルギー
の進行状態を示す図である。
通過するS符号の進行状態、及び反射されたエネルギー
の進行状態を示す図である。
10 光ファイバ 12 異常点 14 コネクタ 16 入射端 20 受光装置 22 信号源、処理及び表示回路 24 光源 26 接続素子 28 スプリッタ 30 接続素子 32 接続素子 34 光検出器 36 S符号発生器 38 アナログ・デジタル変換器 40 データ蓄積装置 42 デジタル処理装置 44 表示器 46 タイマ 48 ステップ48 50 ステップ50 52 ステップ52 54 ステップ54 56 ステップ56 58 ステップ58 60 ステップ60 62 ステップ62 64 ステップ64 66 ステップ66 68 ステップ68 70 ステップ70
Claims (1)
- 【請求項1】 夫々異なる組み合わせのN個の要素から
成る符号系列に対応してパワーが時間的に変化するN個
の光パルス列を発生し、 該N個の光パルス列を光ファイバに順次送出し、 該光ファイバからの反射光パルス列のパワーを時間の関
数として測定し、 上記反射光パルス列のパワーの測定値を蓄積し、 上記測定値の内の上記光ファイバ中の選択した複数の反
射点からの反射光パワーが合成された測定値を上記選択
した複数の反射点からの反射光パワーを合成した推定値
として割り当てることによりN個の方程式を作成し、該
N個の方程式を各上記反射点からの反射光のパワーにつ
いて解くことにより所望の反射点からの反射光のパワー
を夫々求めることを特徴とする光時間領域測定方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US729305 | 1985-05-01 | ||
| US07/729,305 US5353110A (en) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | Method and apparatus for carrying out optical time domain reflectometry using weighing techniques |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05196541A true JPH05196541A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=24930441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4204315A Pending JPH05196541A (ja) | 1991-07-12 | 1992-07-09 | 光時間領域測定方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5353110A (ja) |
| JP (1) | JPH05196541A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024529630A (ja) * | 2021-07-20 | 2024-08-08 | シークエント・ロジック・エルエルシー | 光符号遅延反射率測定(OCoDR)のための装置および方法 |
Families Citing this family (18)
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|---|---|---|---|---|
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| ES2164613B1 (es) * | 2000-08-16 | 2003-05-16 | Fuente Vicente Diaz | Metodo, transmisor y receptor para comunicacion digital de espectro ensanchado mediante modulacion de secuencias complementarias golay. |
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