JPH0519743U - 流量調節節水弁 - Google Patents

流量調節節水弁

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JPH0519743U
JPH0519743U JP5560191U JP5560191U JPH0519743U JP H0519743 U JPH0519743 U JP H0519743U JP 5560191 U JP5560191 U JP 5560191U JP 5560191 U JP5560191 U JP 5560191U JP H0519743 U JPH0519743 U JP H0519743U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】水道栓の出口側流路に取り付けて用いる節水弁
であって、特に、水道栓の開方向操作により、流路中の
流量が多くなるにしたがって、その流量流体圧に応答し
て放出流量を制限し、過剰で不必要な放水を防止する。 【構成】筒状の弁本体2と、弁本体2内において軸方向
に移動可能に収容してある球状弁体3と、球状弁体3の
軸方向の移動を制限するストッパ部材4と、球状弁体3
を水道栓の出口側流路中における流体圧に反抗する方向
に付勢支持するスプリング部材5を備えたものからなっ
ていて、弁本体2内に円錐状弁座面10を設け、弁本体
2の周壁であって、円錐状弁座面10に交差する部位に
複数個の流体放射流出開口11を設けたものからなり、
弁本体2内における球状弁体3の軸方向移動によって、
流体放射流出開口11からの放水量を制御し、適量の放
水を安定的にかつ確実に確保する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、水道栓のような流量調節開閉栓を含む出口側流路中に取り付けて 用いる節水弁であって、特に、水道栓の開方向操作により、流路中の流量が多く なるにしたがって、その流量流圧に応答して放出流量を制御し、節水するように した流量調節節水弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、水道システムは、その各端末流路に水道栓を取り付けておき、 該水道栓の開方向操作によって、その開き度合いに応じた水を蛇口から放出する ように構成してある。このような水道システムの利用者は、僅かな水を利用する ような場合にあっても、往々にして水道栓を大きく開き、多量の水を無駄に放出 している。従来、このような水道システムの利用に関して、無駄な放出を防止す る目的において、水道栓の大きな開放による流量の増加にともなって、その流圧 を利用して放出水の量を制限しようとする節水弁が開発され、提供されてきてい る。一例になる従来の節水弁は、周壁に流体放出開口を備えた弁本体に対し、そ の内部にリング状弁体を軸方向に移動可能に収納しておき、流体圧により前記リ ング状弁体を軸方向に移動させて、高流圧時に前記流体放出開口を部分的に閉じ て放出水量を制限するような構成のものとして提供されている。この例になる節 水弁は、流体圧によって前記リング状弁体を軸方向に浮き上がらせて流体放出開 口を部分的に閉じようとするものであって、その点において放出水量を安定した 状態に維持することができないという欠点を有していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、水道栓のような流量調節開閉栓を含む出口側流路中に取 り付けて用いる節水弁に関して、水道栓の開方向操作による流量の増加による高 流圧に応答して、ほぼ反比例的に放出水量を制限するとともに、水道栓の最大開 方向操作時においても適量の水を放出し得るように構成した、安定性並びに確実 性の高い流量調節節水弁を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、水道栓の出口 側流路中に取り付けて用いる節水弁であって、前記水道栓の開方向操作による水 道栓出口側流路の流圧に応じて、高流圧時に前記節水弁の出口側流量を減少させ るようにした流量調節節水弁において、 軸方向の一端に流体入口開口を備え、軸方向の他端に流体出口開口を備えた筒 状体でなり、前記流体入口開口に連続する内径r1 の第1の通路部分と、前記流 体出口開口に連続する内径r2 の第2の通路部分と、一端が前記内径r1 の第1 の通路部分に連続していて他端が前記内径r2 (ただし、r1 >r2 )の第2の 通路部分に連続する円錐状弁座面とを有する弁本体と、 前記弁本体の内部において、軸方向に移動可能に収容してある外形R(ただし 、r1 >R>r2 )の球状弁体と、 前記弁本体における前記流体入口開口側に取り付けられていて、前記球状弁体 の軸方向移動を制限するストッパ部材と、 前記球状弁体を前記ストッパ部材に向けて押圧付勢するべく前記弁本体と前記 球状弁体との間に配したスプリング部材とを有し、 前記弁本体は、前記円錐状弁座面に交差して放射方向にのびる複数の流体放射 流出開口を備えてなり、 高流圧時に、前記球状弁体が前記スプリング部材の付勢力に抗して前記円錐状 弁座面に当接して前記流体出口開口を閉じている状態において前記流体放射流出 開口を介して流体の流出を可能になした流量調節節水弁を構成する。
【0005】
【作用】
上記するように構成されるこの考案になる流量調節節水弁は、次のように作用 する。まず、水道栓が閉じられていて、出口流路中の流量が0である場合には、 弁本体内の球状弁体は、スプリング部材により上限位置に付勢されていて、流体 入口開口を閉じた状態にある。水道栓を徐々に開いていくと、入口側流量W1 の 段階において、球状弁体は、スプリング部材の付勢力に抗して軸方向に移動し、 放出側流量w1 の水を放出する。さらに、水道栓を開き、入口側流量が最大流量 W2 に近づくと、球状弁体は、スプリング部材の付勢力に抗して円錐弁座面に係 合するまで軸方向に移動し、円錐弁座面に対する球状弁体の係合状態時に流体出 口開口を閉じる。この考案では、弁本体の周壁であって、円錐状弁座面に交差し て放射方向にのびる複数の流体放射流出開口が設けてある。この流体放射流出開 口は、上記円錐弁座面に対する球状弁体の係合状態時に、球状弁体により閉じら れることのない位置に設定されており、上記円錐弁座面に対する球状弁体の係合 状態時に、前記流体放射流出開口を介して適量w2 の流体を流出するようになっ ている。
【0006】
【実施例の説明】
以下、この考案になる流量調節節水弁について、図面に示す具体的な実施例に もとづいて詳細に説明する。 図1は、この考案になる流量調節節水弁の具体例を示す概略的な側断面図であ り、図2は、この考案になる流量調節節水弁を水道栓の出口側流路中に取り付け た使用状態を示す概略的な側面図である。この考案になる流量調節節水弁1は、 基本的構成において、弁本体2と、前記弁本体2内において軸方向に移動可能に 収容してある球状弁体3と、前記球状弁体3の軸方向の移動を制限するストッパ 部材4と、前記球状弁体3を水道栓の出口側流路中における流体圧に反抗する方 向に付勢支持するスプリング部材5とを備えたものからなっている。前記弁本体 2は、軸方向の一端側2aに流体入口開口6を備え、軸方向の他端側2bに流体 出口開口7を備えた筒状体でなり、前記流体入口開口6に連続する内径r1 の第 1の通路部分8と、前記流体出口開口7に連続する内径r2 の第2の通路部分9 と、一端が前記内径r1 の第1の通路部分8に連続していて他端が前記内径r2 (ただし、r1 >r2 )の第2の通路部分9に連続する円錐状弁座面10とを有 している。特に、この考案では、前記弁本体2は、その周壁部2cであって、前 記円錐状弁座面10に交差するように放射方向にのびる複数個、例えば4つの流 体放射流出開口11を備えたものからなっている。一方、前記球状弁体3は、前 記弁本体2における第1の通路部分8の内径r1 より小さく、前記第2の通路部 分9の内径r2 より大きい外径寸法Rの完全球体によって構成されている。具体 的な実施例において、前記ストッパ部材4は、前記弁本体2の軸方向の一端側2 aにねじ込みにより取り付けられるものであって、軸方向に貫通する流路12を 有し、一端側に球状弁体止め部13を備え、他端側に取り付けフランジ14を備 えたものからなっている。前記ストッパ部材4における取り付けフランジ14は 、当該節水弁を、図1及び図2に示すようにして水道栓の出口側流路中に取り付 ける場合の取り付け部として機能するものであり、例えばフランジ内面14aに パッキン15を挟んで気密接続し得るようになっている。前記スプリング部材5 は、前記球状弁体3を前記ストッパ部材4における球状弁体止め部13に向けて 押圧付勢するべく前記弁本体2と前記球状弁体3との間に配したコイルスプリン グでなり、水道栓の開方向操作による水道栓の出口側流路における流体圧に比例 して変位するように構成してある。
【0007】 この考案になる節水弁1は、第1図において仮想線で示すように、水道栓21 における出口側流路22と補助流路23との間にフランジ14を挟み込み、袋ナ ット24の締め付けによって、極めて簡単に取り付け、取り外すことができるよ うになっている。
【0008】 以上の構成になるこの考案の節水弁1は、水道栓21が閉じられている場合に は、前記球状弁体3は、スプリング部材5に押圧付勢されて、前記ストッパ部材 4における球状弁体止め部13に当接する位置をとり、流体流路を遮断する。次 いで、水道栓21を徐々に開いていき、入口側の流量がW1 になると、球状弁体 は、スプリング部材の付勢力に抗して軸方向に移動する。この場合、節水弁1の 入口開口側にもたらされた流体の量W1 にほぼ等しい量w1 の水を流体出口開口 7及び流体放射流出開口11から放出する。節水弁1における入口側の流量W1 が増量すると、その流体圧に反比例して節水弁1の流体出口開口7及び流体放射 流出開口11が徐々に絞られ、放出水の節水が図られる。しかしながら、この考 案では、上記するように節水が図られても、弁本体2の周壁に流体放射流出開口 11を設け、該流体放射流出開口11を介して放水するように構成した点におい て、放水を散乱させることができ、あたかも多量の放水がなされている状態を得 る。さらに、水道栓21を開いていき、流量が最大流量W2 に近づくと、その流 体圧によって前記球状弁体3は、スプリング部材の付勢力に抗して円錐弁座面1 0に係合するまで軸方向に移動し、円錐弁座面10に当接する位置をとる。この 場合、円錐弁座面10に対する球状弁体3の係合状態時に流体出口開口7を閉じ る。この考案では、弁本体2の周壁2cであって、円錐状弁座面10に交差して 放射方向にのびる複数の流体放射流出開口11が設けてある。この流体放射流出 開口は、上記円錐弁座面に対する球状弁体の係合状態時に、球状弁体により閉じ られることのない位置に設定されており、上記円錐弁座面に対する球状弁体の係 合状態時に、前記流体放射流出開口を介して適量w2 の流体を流出するようにな っている。
【0009】
【考案の効果】
以上の構成になるこの考案の節水弁は、既設の水道栓における出口側流路に対 して、ほとんど設計変更することなくそのまま適用することができ、その適用に あたっての取り付け作業並びに取り外し作業が極めて簡単である点、さらには、 水道栓の開き操作により生じる流量に比例する入口側の流体圧に応じて、過剰放 水を検知し、ほぼ反比例的に放水量を制限し、加えて、水道栓の最大開放時にお いても適量の放水を安定的にかつ確実に確保し、過剰で不必要な放水を防止し得 る点等において極めて実効性の高いものであるといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案になる流量調節節水弁の具体的な実施
例を示すものであって、水道栓流路への取り付け状態を
併せて示す概略的な側断面図である。
【図2】図2A、BおよびCは、この考案になる流量調
節節水弁の作動態様例を示す概略的な側断面図である。
【図3】この考案になる流量調節節水弁を水道栓流路に
対する取り付け態様例を示す概略的な側面図である。
【符号の説明】
1 流量調節節水弁 2 弁本体 3 球状弁体 4 ストッパ部材 5 スプリング部材 6 流体入口開口 7 流体出口開口 8 第1の通路部分 9 第2の通路部分 10 円錐状弁座面 11 流体放射流出開口 21 水道栓 22 出口側流路 23 補助流路 24 袋ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道栓の出口側流路中に取り付けて用い
    る節水弁であって、前記水道栓の開方向操作による水道
    栓出口側流路の流圧に応じて、高流圧時に前記節水弁の
    出口側流量を減少させるようにした流量調節節水弁にお
    いて、 軸方向の一端に流体入口開口を備え、軸方向の他端に流
    体出口開口を備えた筒状体でなり、前記流体入口開口に
    連続する内径r1 の第1の通路部分と、前記流体出口開
    口に連続する内径r2 の第2の通路部分と、一端が前記
    内径r1の第1の通路部分に連続していて他端が前記内
    径r2 (ただし、r1 >r2 )の第2の通路部分に連続
    する円錐状弁座面とを有する弁本体と、 前記弁本体の内部において、軸方向に移動可能に収容し
    てある外形R(ただし、r1 >R>r2 )の球状弁体
    と、 前記弁本体における前記流体入口開口側に取り付けられ
    ていて、前記球状弁体の軸方向移動を制限するストッパ
    部材と、 前記球状弁体を前記ストッパ部材に向けて押圧付勢する
    べく前記弁本体と前記球状弁体との間に配したスプリン
    グ部材とを有し、 前記弁本体は、前記円錐状弁座面に交差して放射方向に
    のびる複数の流体放射流出開口を備えてなり、 高流圧時に、前記球状弁体が前記スプリング部材の付勢
    力に抗して前記円錐状弁座面に当接して前記流体出口開
    口を閉じている状態において前記流体放射流出開口を介
    して流体の流出を可能になしたことを特徴とする流量調
    節節水弁。
JP1991055601U 1991-06-20 1991-06-20 流量調節節水弁 Expired - Lifetime JPH0754700Y2 (ja)

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