JPH0519749B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0519749B2 JPH0519749B2 JP60028752A JP2875285A JPH0519749B2 JP H0519749 B2 JPH0519749 B2 JP H0519749B2 JP 60028752 A JP60028752 A JP 60028752A JP 2875285 A JP2875285 A JP 2875285A JP H0519749 B2 JPH0519749 B2 JP H0519749B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- pixel data
- horizontal
- video signal
- address
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 72
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 14
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 10
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 4
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
〈産業上の利用分野〉
本発明は、デジタルメモリを用いることによ
り、原画像に対して90゜回転した画像の映像信号
を電気的に作成する方法に関する。 〈従来の技術〉 最近、ネガフイルムを撮像装置で撮像し、得ら
れた映像信号をデイスク状の磁気シートにスチル
記録しておき、必要なときにテレビ受像機やモニ
ターテレビに画像を表示してこれを観賞するとい
うシステムが開発されている。 この場合、ネガフイルム中の原画は駒によつて
正立、横向き、倒立の各種の異なる状態にある
が、テレビ受像機には一般に正立状態で画像が表
示されることが必要である。 そのため従来では、像回転ミラー装置を用いて
原画像を光学的に90゜あるいは180゜回転させ、回
転した画像を撮像するという方法が採られてい
る。しかし像回転ミラー装置は極めて高価であ
る。 そこで、デジタルメモリに映像信号を一旦記憶
し、アドレス変換して読み出すことにより、90゜
あるいは180゜回転した画像の映像信号を得るとい
う方法が考えられる。即ち、第2図に示すように
画素配列に対応して記憶素子が〔m+1〕列×
〔n+1〕行のマトリクス状に並んだデジタルメ
モリ2を考えると、まず、ラスタ走査式映像信号
をA/D変換し、画面上i番目の水平走査の画素
データPDi0〜PDioを矢印Hの如くi行目の記憶素
子Mi0〜Mioに順次書き込むようにして、1画面
分の画素データPD00〜Pnoを全てデジタルメモリ
2に蓄積する。しかるのち、原画が第3図aの如
く左横向きであればPDn0〜PD00→PDn1〜PD01
→…→PDno〜PD0oという如く、0列目からn列
目まで、垂直方向に画素データを矢印Vの如く下
から上へ読み出す。また、必要に応じてD/A変
換する。これにより、原画に対して90゜回転した
画像の映像信号が得られる。なお、右向きの原画
であればPD0o〜PDno→…→PD00〜PDn0という
如く、n列目から0行目まで垂直方向に上から下
へ画素データを読み出す。また倒立した原画であ
れば、PDno〜PDn0→…→PD0o〜PD00という如
く、m行目から0行目まで水平方向に右から左へ
画素データを読み出す。原画が正立していれば、
もちろん書き込み時と同じ順で、即ち0行目から
m行目まで水平方向に左から右へ読み出せば良
い。 〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、原画に対して90゜回転した画像の映
像信号を得る場合は、一般に、デジタルメモリに
映像信号を記録するためのA/D変換のサンプリ
ング周波数fSと、映像信号をデジタルメモリから
読み出すためのクロツク周波数fckとを一致させ
ると第3図aの原画像12が同図bの画像13の
如くなり画像の横縦の寸法比が変つてしまうとい
う不都合がある。その理由は、次の通りである。 ここで、 fH:水平走査周波数(Hz) N:水平走査線数(本/フレーム) A:画像表示装置の有効画面の横寸法 B:画像表示装置の有効画面の縦寸法 Rasp:画像表示装置の有効画面のアスペクト
比(Rasp=A/B) ηH:画像表示装置の有効水平走査面率(=
A/X) NH:画像表示装置の有効水平走査線数 X:理想的画面の横寸法(=A/ηH) Y:理想的画面の縦寸法(=N・B/NH) とする。但し、有効画面とは、全ての映像信号の
うち、水平帰線期間、垂直帰線期間及びいわゆる
ブランキング期間を除いた輝度信号(カラーの場
合はRGB)が存在する部分をいう。また、理想
的画面とは、原画を回転した際に、原画に対して
有効画面が欠落せずしかも縦と横の比率が変化し
ない画面をいう。今、サンプリング周波数fSで映
像信号をA/D変換してfSのクロツク周波数でデ
ジタルメモリに書き込み、書き込みと同じアドレ
ス順でfSのクロツク周波数で読み出したとする
と、画像表示装置の画面上で、画素の水平方向ピ
ツチPHは、 PH=X・H/fS=A・fH/ηH・fS(mm) ……式(1) 画素の垂直方向のピツチPvは、 Pv=Y/N=B/NH(mm) ……式(2) となる。これに対し、90゜回転するようにサンプ
リングと同じfSのクロツク周波数で垂直方向に沿
つて読み出すと、垂直方向にB/NHピツチで並んで いた画素が今度はA・fH/ηH・fSピツチで水平方向に
並 ぶことになり、横方向の倍率MHが MH=A・fH/ηH・fS/B/NH=A/B・NH・fH/ηH・
fS ……式(3) となる。また水平方向にA・H/ηH・Sで並んでい
た画 素は逆にA/NHピツチで垂直方向に並ぶことになる から、縦方向の倍率MVが MV=B/NH/A・fH/ηH・fS=1
/MH=ηH・fS/A/B・NH・fH ……式(4) となる。この場合、MH=MV=1とは実用上なり
難い。即ち、通常のテレビジヨンシステムでは、
A/B=4/3、NH≒442、ηH≒0.776、H=15.75KHz
で あるから、MH=MVとするにはfS≒12MHzの必要
がある。しかし12MHzのサンプリング周波数では
0〜7MHzもの帯域を有する映像信号を忠実にサ
ンプリングすることは不可能である。そのため、
例えば14MHzで映像信号をサンプリングしたとす
れば、原画に対し90゜回転した画像の映像信号を
得るのに必要な読み出しクロツク周波数をfckと
すると、 B/NH:A・fH/ηH・fS=A・fH/ηH・fck:B/N
H…式(5) ∴fck=(A/B)2・NH 2・fH 2/ηH 2・fS …式(6) が成立せねばならない。従つて一般には、 fck≒(4/3)2・(442)2・(15750)2/14×106
×(0.776)2 ≒10.2MHz となり、fckとfSとは一致しない。 このように、サンプリング周波数fSと読み出し
クロツク周波数fckとが一致しないことはシステ
ム設計を極めて面倒なものにする。 本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み、デ
ジタルメモリを用いて90゜回転した画像の映像信
号を作成する場合に、サンプリング周波数と読み
出しクロツク周波数とが一致するようにした方法
を提供することを目的とする。 〈問題点を解決するための手段〉 上述した目的を達成する本発明による画像信号
回転方法は、ラスター走査式映像信号を √K・A/B・NH・fH/ηH に略等しい周波数でサンプリングし、サンプリ
ングした画素データを1水平走査の画素データ毎
に水平方向各行の画素列としてデジタルメモリに
記憶し、記憶した画素データを1/fのサイクルタ イムで垂直方向の画素列に沿つて〔K−1〕列お
きに読み出すことを特徴とする。但し、 fHは水平走査周波数、 NHは画像表示装置の有効水平走査線数、 A/Bは画像表示装置の有効画面の横縦寸法比、 ηHは画像表示装置の有効水平走査面率 =画像表示装置の有効画面の横寸法/理想的画面
の横寸法、 Kは2以上の整数とする。また前述した通り、
有効画面とは、全ての映像信号のうち、水平帰線
期間、垂直帰線期間及びいわゆるブランキング期
間を除いた輝度信号(カラーの場合はRGB)が
存在する部分をいう。更に、理想的画面とは、原
画を回転した際に、原画に対して有効画面が欠落
せずしかも縦と横の比率が変化しない画面をい
う。 〈作用〉 サンプリング周波数と読み出しクロツク周波数
とが等しくても、垂直方向に画素データを読み出
す場合に〔K−1〕列おきに画素データを読み出
すと、画面上の縦方向の倍率MV(K)は、1列づつ
順に読み出したときの倍率MV(前出の式(4))の
1/Kになる。即ち、 MV(K)=1/K・MV=1/K・ηH・fS/A/B・NH・fH
……式(7) そiで、MV(K)=MHを満足するサンプリング周波
数fSを求めると、 1/K・ηH・fS/A/B・NH・fH=A/B・NH・fH/
ηH・fS より、S =√K・A/B・NH・fH/ηH(Hz) ……式(8) MV(K)=MH=1/√K ……式(9) となる。 以上のことから、サンプリング周波数と読み出
しクロツク周波数とを √K・A/B・NH・fH/ηH に設定し、また垂直方向に画素データを〔K−
1〕列おきに読み出すことにより、回転する前の
画像に対し90゜回転し且つ縦横ともに1/√Kに縮小 した画像の映像信号が得られる。但し、サンプリ
ング周波数と読み出しクロツク周波数とが厳密に
√K・A/B・NH・fH/ηH に一致する必要はない。 〈実施例〉 第1図〜第4図により本発明の一実施例を説明
する。 第1図は本発明方法を実現する装置の構成例を
示す。同図中、2はデジタルメモリ、3はアドレ
ス発生装置、4はクロツク発生装置、5はA/D
変換器、6はD/A変換器であり、これらによつ
て像回転装置1が構成されている。7は撮像装
置、8は被写体、9は画像表示装置、10は録画
装置、11は操作装置である。 第1図において、クロツク発生装置4は式(8)で
与えられる f=√K・A/B・NH・fH/ηH(Hz) なる周波数のクロツクパルス4aをを発生する。
例えば、K=2、A/B=4/3、NH=442、fH= 15.78KHz、ηH=0.776とすれば、 f≒16.9MHz である。A/D変換器5はクロツクパルス4aに
制御され、撮像装置7からの映像信号7aを √K・A/B・NH・fH/ηH なる周波数でサンプリングし、デジタル化したサ
ンプル値(画素データ)5aをデジタルメモリ2
に与える。デジタルメモリ2は操作装置11から
のR/W指令信号11aにより、A/D変換器5
からの画素データ5aを書き込み、あるいは記憶
した画素データを読み出す。この場合、デジタル
メモリ2の書き込みのアドレス、読み出しのアド
レスはアドレス発生装置3からの信号3aによつ
て指定される。アドレス発生装置3はクロツクパ
ルス4aに制御され ηH/√K・A/B・NH・fH(秒) 毎にアドレスを更新する。またアドレス発生装置
3は操作装置11からの像回転モード設定信号1
1bにより制御されて、例えば次の4種のモード
のうち1つのモードに対応するアドレス指定信号
を出力する。 (1) 左横向きの画像を正立させるための右90゜回
転モード: 第2図に示したデジタルメモリ2を考え、書
き込み時は、ラスター走査式映像信号の画面上
i番目の水平走査の画素データPDi0〜PDioを矢
印Hの如くi行目の記憶素子Mi0〜Mioに先頭
から順次書き込むようにして、1画面分の全画
素データPD00〜PDnoを書き込むものとする。 すると、この右90゜回転モードでは、『最初に
0列目の画素データをPDn0→PD00という如く
矢印V方向に読み出すとすれば、以後はK列目
の画素データを下から上へ→2K列目の画素デ
ータを下から上へ→…→qK列目の画素データ
を下から上へ』という如く、垂直画素データ列
を左側から〔K−1〕列おきに下から上へ順次
読み出すようにアドレスが更新する。 (2) 右横向きの画像を正立させるための左90゜回
転モード: この左90゜回転モードでは、『最初にn列目の
画素データをPD0o→PDnoという如く上から下
へ読み出すとすれば、以降はn−K列目の画素
データを上から下へ→n−2K列目の画素デー
タを上から下へ→…→n−qK列目の画素デー
タを上から下へ』という如く、垂直画素データ
列を右側から〔K−1〕列おきに上から下へ順
次読み出すようにアドレスが更新する。 (3) 倒立の画像を正立させるための180゜回転モー
ド: この180゜回転モードでは、書き込み時と逆
に、水平画素データ行を下側からはじめて右か
ら左へ順次読み出すようにアドレスが更新す
る。 (4) 画像を回転する必要がない場合の無回転モー
ド: この無回転モードでは、書き込み時と同じ順
にアドレスが更新する。 なお、左右いずれの90゜回転モードの場合も、
或る垂直画素データ列の読み出しと次の垂直画素
データ列の読み出しとの間隔は水平走査周期
(1/fH)に合わせる。この場合、回転した際に
第3図b左右の余白部分又は同図cの如き余白部
分15が生じる場合は、余白部分に相当する時間
はアドレス更新を停止する。また、デジタルメモ
リは有効画面に対して必要最小限の容量しか必要
なく、従つて水平帰線期間、垂直帰線期間及びい
わゆるブランキング期間はアドレス更新、リード
ライト動作を停止している。しかし、アドレス更
新を停止しなくても、デジタルメモリの書込みと
読出しは画素レベルでは1フレームの画に対して
完全に1対1の対応がなされており、異なる列ど
うしが同一の水平方向の列に出力されることはな
い。 映像信号が飛び越し走査式のものである場合
は、90゜回転する場合、結果的に垂直画素データ
列が〔K−1〕列おきに読み出されるように、フ
イールドに分けて垂直方向に画素データを読み出
すアドレス更新とされる。またデジタルメモリに
1フイールド分の映像信号を記憶する場合は、
NHとして1フイールドの有効水平走査線数が用
いられる。 また、90゜回転すると第3図aの画像12が同
図cに示す画像14の如く1/√Kに縮少され、画 面に空白部分15が生じる。そこで、この空白部
分15が適当な背景色、背景模様となるように、
デジタルメモリ2から読み出して作つた映像信号
に適当な信号を付加すると良い。 更に、Kの値について述べる。画像表示装置で
ネガフイルムの画像を表示する場合を考えると、
ネガフイルムの横縦比は一般に5:3であるのに
対し、一般のテレビ受像機やモニタテレビの画面
の横縦比(A/B)は4:3である。そこで第4図 aに示す如くテレビ画面16に対し、ネガフイル
ム画像17が横長に表示されることが多い。この
ような場合に90゜回転させると、同図bの如く
1/√Kに縮小されて縦長のネガフイルム画像18 が表示される。このとき、K=2としておくと、
ネガフイルム画像18が小すぎることなく、また
画面16からはみ出ることもなく、撮像装置の倍
率調整に殆ど手間がかからない。 次に第1図に示した像回転装置1を用いて被写
体8を録画装置10でスチル記録する場合の動作
を説明する。まず、撮像装置7からの映像信号7
aを画像表示装置9に与え、表示された画像を見
ながらピント調整、倍率調整、色補正など必要な
処理を行う。このとき、被写体8がネガフイルム
であれば、映像信号7aがポジ画像を表わすよう
にするのが良い。表示された画像を回転する必要
がある場合は、デジタルメモリ2とアドレス発生
装置3に書き込み指令信号を与え、A/D変換器
5により =√K・A/B・NH・fH/ηH なる周波数でサンプリングして得た画素データ5
aを、1画面分デジタルメモリ2に書き込む。し
かるのち、像回転モードを所望のものに設定し、
またデジタルメモリ2とアドレス発生装置3に読
み出し指令信号を与え、デジタルメモリ2から f=√K・A/B・NH・H/ηH なるクロツク周波数で画素データを読み出す。デ
ジタルメモリ2からの画素データ2aは、通常
D/A変換してから画像表示装置9及び録画装置
10に与える。画像表示装置9には1画面分の映
像信号6aを繰り返して与えるが、録画装置10
には映像信号6aを1画面分だけ与えれば十分で
ある。録画装置10に与えられた映像信号6aは
デイスク状磁気シート等の適宜な記録媒体10a
に記録される。なお、11cは録画指令信号、1
1dは再生指令信号である。記録媒体10aに記
録された映像信号は、必要に応じて再生され、画
像表示装置9に与えられて画質等のモニタリング
が行われる。 一方、像回転が不要であれば、撮像装置7から
の映像信号7aを直接録画装置10に与えるか、
あるいはデジタルメモリ2から無回転モードで読
み出して得た映像信号6aを録画装置10に与え
る。 以上の如く像回転処理を行うことにより、ロー
ル状ネガフイルム中やプリント写真アルバム中の
多数の写真画像あるいは任意の被写体の画像を、
元の状態がどうであろうと正立画像の状態に電気
的に直して磁気媒体等に記録することができる。
そして、随時磁気媒体等を再生装置にかけること
により、画像表示装置には正立の画像が表示され
るので、画像の観賞が快適である。 〈デジタルメモリについて〉 ところで、K=2,A/B=4/3,NH≒442,ηH≒ 0.776,fH=15.75(KHz)の場合を考えると、≒
16.9(MHz)となるためデジタルメモリ2はアク
セスタイム60ns以下の相当高速のものが必要であ
る。 そこで、もつと低速な例えばアクセスタイムが
200〜300nsといつたデジタルメモリを多数使用す
ることによつて、高速デジタルメモリと同様の機
能を実現することができる方法を、第5図及び第
6図によつて説明する。 第5図は4つのデジタルメモリ20A,20
B,20C,20Dを用いた例のブロツク構成図
である。同図中、21は4段のシフトレジスタ、
22はラツチ回路、23は分配スイツチ、24は
アドレス発生装置、25はアドレス変換装置、2
6は4段のシフトレジスタ、27は1/4分周器、
4は √K・A/B・NH・fH/ηH(Hz) のクロツク発生装置である。 第5図において、映像信号7aはA/D変換器
5によつて √K・A/B・NH・fH/ηH なる周波数でサンプリングされ、画素データ5a
が順次シフトレジスタ21に入力される。シフト
レジスタ21には同じく √K・A/B・NH・fH/ηH なる周波数のクロツクパルスが入力される。シフ
トレジスタ21の各段のデータはラツチ回路22
に入力される。ラツチ回路22のクロツクパルス
の周波数は、シフトレジスタ21が4段なので、 √K・A/B・NH・fH/4ηH としている。これにより、A/D変換器5からの
画素データ5aが4つづつ並列に取り込まれる。
取り込みの周期はサンプリング周期の4倍となつ
て遅くなる。ラツチ回路22の4つの出力22
A,22B,22C,22Dはスイツチ23を通
して4つのデジタルメモリ20A,20B,20
C,20Dに別々に与えられる。従つて各デジタ
ルメモリはそのアクセスタイムが 4ηH/√K・A/B・NH・fH 以下即ちサンプリング周期の4倍以下のものであ
れば良いことになる。一方、スイツチ23は、ラ
ツチ回路22の4つの出力22A,22B,22
C,22Dと4つのデジタルメモリ20A,20
B,20C,20Dとの接続関係を制御信号28
により水平走査周期で順次切替えるように動作す
る。これにより、第6図に一例を示す如くP00〜
Pnoの1画面分の画素データは、水平方向及び垂
直方向ともA,B,C,D4つのデジタルメモリ
に振り分けて書き込まれる。なお第6図中、Aは
画素データがデジタルメモリ20Aに書き込まれ
たことを示し、同様にB,C,Dは画素データが
20B,20C,20Dのデジタルメモリに書き
込まれたことを示す。 第6図に示すように、水平方向及び垂直方向と
もに、隣接する4つの画素データを4つのデジタ
ルメモリに別々に書き込んでおくと、左右いずれ
の90゜回転の場合、180゜回転の場合、無回転の場
合いずれでも、4つのデジタルメモリ20A,2
0B,20C,20Dの画素データを √K・A/B・NH・fH/4ηH のクロツク周波数で同時に読み出すことができ
る。読み出した4つの画素データをシフトレジス
タ26の各段に並列に入力し、シフトレジスタ2
6の画素データを √K・A/B・NH・fH/ηH のクロツクパルスでシフトすることにより、所望
の映像信号が得られる。なお、シフトレジスタ2
6において、右90゜回転モード及び180゜回転モー
ドの場合は左方向へシフトし、左90゜回転モード
及び無回転モードの場合は右方向へシフトする。 ここで、アドレスについて説明する。今、第6
図のように画素データPD00〜PDnoを4つのデジ
タルメモリA,B,C,Dに分けて書き込む場
合、ラツチ回路22が一度に出力する4つの画素
データを1まとめにして、アドレスを指定するこ
とを考えてみる。例えば第6図に示すように、0
番目の水平走査については0−0,0−1,0−
2…0−j…,0−〔n/4〕という如く、一般にi 番目の水平走査においてj番目にラツチ回路22
から出力される画素データ群のアドレスを、i−
jと定めるとする。 書き込みのときのアドレスは、各デジタルメモ
リとも、 0−0 0−1 0−2 0−3 … 0−〔n/4〕 1−0 1−1 1−2 1−3 … 1−〔n/4〕 2−0 … m−〔n/4〕 と、アドレス更新をすれば良い。従つて、アドレ
ス変換装置25はアドレス発生装置24からのア
ドレス指定信号24Aをそのまま出力する。 無回転モードでの読み出しの場合は、書き込み
時のアドレス更新と同じである。 180゜回転モードでの読み出しの場合は、各デジ
タルメモリとも、 m−〔n/4〕 m−(〔n/4〕−1) m−(〔n/4〕−2) m−(〔n/4〕−3) (m−1)−〔n/4〕 (m−1)−(〔n/4〕−1) (m−1)−(〔n/4〕−2) (m−1)−(〔n/4〕−3) (m−2)−〔n/4〕 … 0−0 と、書き込み時と逆のアドレス更新とすれば良
い。この場合も、アドレス変換装置25はアドレ
ス発生装置24からのアドレス指定信号をそのま
ま出力すれば良い。 右90゜回転モードでの読み出しの場合は、次表
1の如く各デジタルメモリは異なつたアドレス更
新をする。但しK=2の場合で考える。表1より
判るように、アドレス発生装置24がデジタルメ
モリ20Aに対するアドレス指定信号24Aを発
生するとすれば、アドレス変換装置25はその極
く一部だけを変更して他のデジタルメモリ20
B,20C,20Dに対するアドレス指定信号2
5B,25C,25Dを出力すれば良い。従つ
て、アドレス変換装置25は小容量のROMで簡
単に実現する。
り、原画像に対して90゜回転した画像の映像信号
を電気的に作成する方法に関する。 〈従来の技術〉 最近、ネガフイルムを撮像装置で撮像し、得ら
れた映像信号をデイスク状の磁気シートにスチル
記録しておき、必要なときにテレビ受像機やモニ
ターテレビに画像を表示してこれを観賞するとい
うシステムが開発されている。 この場合、ネガフイルム中の原画は駒によつて
正立、横向き、倒立の各種の異なる状態にある
が、テレビ受像機には一般に正立状態で画像が表
示されることが必要である。 そのため従来では、像回転ミラー装置を用いて
原画像を光学的に90゜あるいは180゜回転させ、回
転した画像を撮像するという方法が採られてい
る。しかし像回転ミラー装置は極めて高価であ
る。 そこで、デジタルメモリに映像信号を一旦記憶
し、アドレス変換して読み出すことにより、90゜
あるいは180゜回転した画像の映像信号を得るとい
う方法が考えられる。即ち、第2図に示すように
画素配列に対応して記憶素子が〔m+1〕列×
〔n+1〕行のマトリクス状に並んだデジタルメ
モリ2を考えると、まず、ラスタ走査式映像信号
をA/D変換し、画面上i番目の水平走査の画素
データPDi0〜PDioを矢印Hの如くi行目の記憶素
子Mi0〜Mioに順次書き込むようにして、1画面
分の画素データPD00〜Pnoを全てデジタルメモリ
2に蓄積する。しかるのち、原画が第3図aの如
く左横向きであればPDn0〜PD00→PDn1〜PD01
→…→PDno〜PD0oという如く、0列目からn列
目まで、垂直方向に画素データを矢印Vの如く下
から上へ読み出す。また、必要に応じてD/A変
換する。これにより、原画に対して90゜回転した
画像の映像信号が得られる。なお、右向きの原画
であればPD0o〜PDno→…→PD00〜PDn0という
如く、n列目から0行目まで垂直方向に上から下
へ画素データを読み出す。また倒立した原画であ
れば、PDno〜PDn0→…→PD0o〜PD00という如
く、m行目から0行目まで水平方向に右から左へ
画素データを読み出す。原画が正立していれば、
もちろん書き込み時と同じ順で、即ち0行目から
m行目まで水平方向に左から右へ読み出せば良
い。 〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、原画に対して90゜回転した画像の映
像信号を得る場合は、一般に、デジタルメモリに
映像信号を記録するためのA/D変換のサンプリ
ング周波数fSと、映像信号をデジタルメモリから
読み出すためのクロツク周波数fckとを一致させ
ると第3図aの原画像12が同図bの画像13の
如くなり画像の横縦の寸法比が変つてしまうとい
う不都合がある。その理由は、次の通りである。 ここで、 fH:水平走査周波数(Hz) N:水平走査線数(本/フレーム) A:画像表示装置の有効画面の横寸法 B:画像表示装置の有効画面の縦寸法 Rasp:画像表示装置の有効画面のアスペクト
比(Rasp=A/B) ηH:画像表示装置の有効水平走査面率(=
A/X) NH:画像表示装置の有効水平走査線数 X:理想的画面の横寸法(=A/ηH) Y:理想的画面の縦寸法(=N・B/NH) とする。但し、有効画面とは、全ての映像信号の
うち、水平帰線期間、垂直帰線期間及びいわゆる
ブランキング期間を除いた輝度信号(カラーの場
合はRGB)が存在する部分をいう。また、理想
的画面とは、原画を回転した際に、原画に対して
有効画面が欠落せずしかも縦と横の比率が変化し
ない画面をいう。今、サンプリング周波数fSで映
像信号をA/D変換してfSのクロツク周波数でデ
ジタルメモリに書き込み、書き込みと同じアドレ
ス順でfSのクロツク周波数で読み出したとする
と、画像表示装置の画面上で、画素の水平方向ピ
ツチPHは、 PH=X・H/fS=A・fH/ηH・fS(mm) ……式(1) 画素の垂直方向のピツチPvは、 Pv=Y/N=B/NH(mm) ……式(2) となる。これに対し、90゜回転するようにサンプ
リングと同じfSのクロツク周波数で垂直方向に沿
つて読み出すと、垂直方向にB/NHピツチで並んで いた画素が今度はA・fH/ηH・fSピツチで水平方向に
並 ぶことになり、横方向の倍率MHが MH=A・fH/ηH・fS/B/NH=A/B・NH・fH/ηH・
fS ……式(3) となる。また水平方向にA・H/ηH・Sで並んでい
た画 素は逆にA/NHピツチで垂直方向に並ぶことになる から、縦方向の倍率MVが MV=B/NH/A・fH/ηH・fS=1
/MH=ηH・fS/A/B・NH・fH ……式(4) となる。この場合、MH=MV=1とは実用上なり
難い。即ち、通常のテレビジヨンシステムでは、
A/B=4/3、NH≒442、ηH≒0.776、H=15.75KHz
で あるから、MH=MVとするにはfS≒12MHzの必要
がある。しかし12MHzのサンプリング周波数では
0〜7MHzもの帯域を有する映像信号を忠実にサ
ンプリングすることは不可能である。そのため、
例えば14MHzで映像信号をサンプリングしたとす
れば、原画に対し90゜回転した画像の映像信号を
得るのに必要な読み出しクロツク周波数をfckと
すると、 B/NH:A・fH/ηH・fS=A・fH/ηH・fck:B/N
H…式(5) ∴fck=(A/B)2・NH 2・fH 2/ηH 2・fS …式(6) が成立せねばならない。従つて一般には、 fck≒(4/3)2・(442)2・(15750)2/14×106
×(0.776)2 ≒10.2MHz となり、fckとfSとは一致しない。 このように、サンプリング周波数fSと読み出し
クロツク周波数fckとが一致しないことはシステ
ム設計を極めて面倒なものにする。 本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み、デ
ジタルメモリを用いて90゜回転した画像の映像信
号を作成する場合に、サンプリング周波数と読み
出しクロツク周波数とが一致するようにした方法
を提供することを目的とする。 〈問題点を解決するための手段〉 上述した目的を達成する本発明による画像信号
回転方法は、ラスター走査式映像信号を √K・A/B・NH・fH/ηH に略等しい周波数でサンプリングし、サンプリ
ングした画素データを1水平走査の画素データ毎
に水平方向各行の画素列としてデジタルメモリに
記憶し、記憶した画素データを1/fのサイクルタ イムで垂直方向の画素列に沿つて〔K−1〕列お
きに読み出すことを特徴とする。但し、 fHは水平走査周波数、 NHは画像表示装置の有効水平走査線数、 A/Bは画像表示装置の有効画面の横縦寸法比、 ηHは画像表示装置の有効水平走査面率 =画像表示装置の有効画面の横寸法/理想的画面
の横寸法、 Kは2以上の整数とする。また前述した通り、
有効画面とは、全ての映像信号のうち、水平帰線
期間、垂直帰線期間及びいわゆるブランキング期
間を除いた輝度信号(カラーの場合はRGB)が
存在する部分をいう。更に、理想的画面とは、原
画を回転した際に、原画に対して有効画面が欠落
せずしかも縦と横の比率が変化しない画面をい
う。 〈作用〉 サンプリング周波数と読み出しクロツク周波数
とが等しくても、垂直方向に画素データを読み出
す場合に〔K−1〕列おきに画素データを読み出
すと、画面上の縦方向の倍率MV(K)は、1列づつ
順に読み出したときの倍率MV(前出の式(4))の
1/Kになる。即ち、 MV(K)=1/K・MV=1/K・ηH・fS/A/B・NH・fH
……式(7) そiで、MV(K)=MHを満足するサンプリング周波
数fSを求めると、 1/K・ηH・fS/A/B・NH・fH=A/B・NH・fH/
ηH・fS より、S =√K・A/B・NH・fH/ηH(Hz) ……式(8) MV(K)=MH=1/√K ……式(9) となる。 以上のことから、サンプリング周波数と読み出
しクロツク周波数とを √K・A/B・NH・fH/ηH に設定し、また垂直方向に画素データを〔K−
1〕列おきに読み出すことにより、回転する前の
画像に対し90゜回転し且つ縦横ともに1/√Kに縮小 した画像の映像信号が得られる。但し、サンプリ
ング周波数と読み出しクロツク周波数とが厳密に
√K・A/B・NH・fH/ηH に一致する必要はない。 〈実施例〉 第1図〜第4図により本発明の一実施例を説明
する。 第1図は本発明方法を実現する装置の構成例を
示す。同図中、2はデジタルメモリ、3はアドレ
ス発生装置、4はクロツク発生装置、5はA/D
変換器、6はD/A変換器であり、これらによつ
て像回転装置1が構成されている。7は撮像装
置、8は被写体、9は画像表示装置、10は録画
装置、11は操作装置である。 第1図において、クロツク発生装置4は式(8)で
与えられる f=√K・A/B・NH・fH/ηH(Hz) なる周波数のクロツクパルス4aをを発生する。
例えば、K=2、A/B=4/3、NH=442、fH= 15.78KHz、ηH=0.776とすれば、 f≒16.9MHz である。A/D変換器5はクロツクパルス4aに
制御され、撮像装置7からの映像信号7aを √K・A/B・NH・fH/ηH なる周波数でサンプリングし、デジタル化したサ
ンプル値(画素データ)5aをデジタルメモリ2
に与える。デジタルメモリ2は操作装置11から
のR/W指令信号11aにより、A/D変換器5
からの画素データ5aを書き込み、あるいは記憶
した画素データを読み出す。この場合、デジタル
メモリ2の書き込みのアドレス、読み出しのアド
レスはアドレス発生装置3からの信号3aによつ
て指定される。アドレス発生装置3はクロツクパ
ルス4aに制御され ηH/√K・A/B・NH・fH(秒) 毎にアドレスを更新する。またアドレス発生装置
3は操作装置11からの像回転モード設定信号1
1bにより制御されて、例えば次の4種のモード
のうち1つのモードに対応するアドレス指定信号
を出力する。 (1) 左横向きの画像を正立させるための右90゜回
転モード: 第2図に示したデジタルメモリ2を考え、書
き込み時は、ラスター走査式映像信号の画面上
i番目の水平走査の画素データPDi0〜PDioを矢
印Hの如くi行目の記憶素子Mi0〜Mioに先頭
から順次書き込むようにして、1画面分の全画
素データPD00〜PDnoを書き込むものとする。 すると、この右90゜回転モードでは、『最初に
0列目の画素データをPDn0→PD00という如く
矢印V方向に読み出すとすれば、以後はK列目
の画素データを下から上へ→2K列目の画素デ
ータを下から上へ→…→qK列目の画素データ
を下から上へ』という如く、垂直画素データ列
を左側から〔K−1〕列おきに下から上へ順次
読み出すようにアドレスが更新する。 (2) 右横向きの画像を正立させるための左90゜回
転モード: この左90゜回転モードでは、『最初にn列目の
画素データをPD0o→PDnoという如く上から下
へ読み出すとすれば、以降はn−K列目の画素
データを上から下へ→n−2K列目の画素デー
タを上から下へ→…→n−qK列目の画素デー
タを上から下へ』という如く、垂直画素データ
列を右側から〔K−1〕列おきに上から下へ順
次読み出すようにアドレスが更新する。 (3) 倒立の画像を正立させるための180゜回転モー
ド: この180゜回転モードでは、書き込み時と逆
に、水平画素データ行を下側からはじめて右か
ら左へ順次読み出すようにアドレスが更新す
る。 (4) 画像を回転する必要がない場合の無回転モー
ド: この無回転モードでは、書き込み時と同じ順
にアドレスが更新する。 なお、左右いずれの90゜回転モードの場合も、
或る垂直画素データ列の読み出しと次の垂直画素
データ列の読み出しとの間隔は水平走査周期
(1/fH)に合わせる。この場合、回転した際に
第3図b左右の余白部分又は同図cの如き余白部
分15が生じる場合は、余白部分に相当する時間
はアドレス更新を停止する。また、デジタルメモ
リは有効画面に対して必要最小限の容量しか必要
なく、従つて水平帰線期間、垂直帰線期間及びい
わゆるブランキング期間はアドレス更新、リード
ライト動作を停止している。しかし、アドレス更
新を停止しなくても、デジタルメモリの書込みと
読出しは画素レベルでは1フレームの画に対して
完全に1対1の対応がなされており、異なる列ど
うしが同一の水平方向の列に出力されることはな
い。 映像信号が飛び越し走査式のものである場合
は、90゜回転する場合、結果的に垂直画素データ
列が〔K−1〕列おきに読み出されるように、フ
イールドに分けて垂直方向に画素データを読み出
すアドレス更新とされる。またデジタルメモリに
1フイールド分の映像信号を記憶する場合は、
NHとして1フイールドの有効水平走査線数が用
いられる。 また、90゜回転すると第3図aの画像12が同
図cに示す画像14の如く1/√Kに縮少され、画 面に空白部分15が生じる。そこで、この空白部
分15が適当な背景色、背景模様となるように、
デジタルメモリ2から読み出して作つた映像信号
に適当な信号を付加すると良い。 更に、Kの値について述べる。画像表示装置で
ネガフイルムの画像を表示する場合を考えると、
ネガフイルムの横縦比は一般に5:3であるのに
対し、一般のテレビ受像機やモニタテレビの画面
の横縦比(A/B)は4:3である。そこで第4図 aに示す如くテレビ画面16に対し、ネガフイル
ム画像17が横長に表示されることが多い。この
ような場合に90゜回転させると、同図bの如く
1/√Kに縮小されて縦長のネガフイルム画像18 が表示される。このとき、K=2としておくと、
ネガフイルム画像18が小すぎることなく、また
画面16からはみ出ることもなく、撮像装置の倍
率調整に殆ど手間がかからない。 次に第1図に示した像回転装置1を用いて被写
体8を録画装置10でスチル記録する場合の動作
を説明する。まず、撮像装置7からの映像信号7
aを画像表示装置9に与え、表示された画像を見
ながらピント調整、倍率調整、色補正など必要な
処理を行う。このとき、被写体8がネガフイルム
であれば、映像信号7aがポジ画像を表わすよう
にするのが良い。表示された画像を回転する必要
がある場合は、デジタルメモリ2とアドレス発生
装置3に書き込み指令信号を与え、A/D変換器
5により =√K・A/B・NH・fH/ηH なる周波数でサンプリングして得た画素データ5
aを、1画面分デジタルメモリ2に書き込む。し
かるのち、像回転モードを所望のものに設定し、
またデジタルメモリ2とアドレス発生装置3に読
み出し指令信号を与え、デジタルメモリ2から f=√K・A/B・NH・H/ηH なるクロツク周波数で画素データを読み出す。デ
ジタルメモリ2からの画素データ2aは、通常
D/A変換してから画像表示装置9及び録画装置
10に与える。画像表示装置9には1画面分の映
像信号6aを繰り返して与えるが、録画装置10
には映像信号6aを1画面分だけ与えれば十分で
ある。録画装置10に与えられた映像信号6aは
デイスク状磁気シート等の適宜な記録媒体10a
に記録される。なお、11cは録画指令信号、1
1dは再生指令信号である。記録媒体10aに記
録された映像信号は、必要に応じて再生され、画
像表示装置9に与えられて画質等のモニタリング
が行われる。 一方、像回転が不要であれば、撮像装置7から
の映像信号7aを直接録画装置10に与えるか、
あるいはデジタルメモリ2から無回転モードで読
み出して得た映像信号6aを録画装置10に与え
る。 以上の如く像回転処理を行うことにより、ロー
ル状ネガフイルム中やプリント写真アルバム中の
多数の写真画像あるいは任意の被写体の画像を、
元の状態がどうであろうと正立画像の状態に電気
的に直して磁気媒体等に記録することができる。
そして、随時磁気媒体等を再生装置にかけること
により、画像表示装置には正立の画像が表示され
るので、画像の観賞が快適である。 〈デジタルメモリについて〉 ところで、K=2,A/B=4/3,NH≒442,ηH≒ 0.776,fH=15.75(KHz)の場合を考えると、≒
16.9(MHz)となるためデジタルメモリ2はアク
セスタイム60ns以下の相当高速のものが必要であ
る。 そこで、もつと低速な例えばアクセスタイムが
200〜300nsといつたデジタルメモリを多数使用す
ることによつて、高速デジタルメモリと同様の機
能を実現することができる方法を、第5図及び第
6図によつて説明する。 第5図は4つのデジタルメモリ20A,20
B,20C,20Dを用いた例のブロツク構成図
である。同図中、21は4段のシフトレジスタ、
22はラツチ回路、23は分配スイツチ、24は
アドレス発生装置、25はアドレス変換装置、2
6は4段のシフトレジスタ、27は1/4分周器、
4は √K・A/B・NH・fH/ηH(Hz) のクロツク発生装置である。 第5図において、映像信号7aはA/D変換器
5によつて √K・A/B・NH・fH/ηH なる周波数でサンプリングされ、画素データ5a
が順次シフトレジスタ21に入力される。シフト
レジスタ21には同じく √K・A/B・NH・fH/ηH なる周波数のクロツクパルスが入力される。シフ
トレジスタ21の各段のデータはラツチ回路22
に入力される。ラツチ回路22のクロツクパルス
の周波数は、シフトレジスタ21が4段なので、 √K・A/B・NH・fH/4ηH としている。これにより、A/D変換器5からの
画素データ5aが4つづつ並列に取り込まれる。
取り込みの周期はサンプリング周期の4倍となつ
て遅くなる。ラツチ回路22の4つの出力22
A,22B,22C,22Dはスイツチ23を通
して4つのデジタルメモリ20A,20B,20
C,20Dに別々に与えられる。従つて各デジタ
ルメモリはそのアクセスタイムが 4ηH/√K・A/B・NH・fH 以下即ちサンプリング周期の4倍以下のものであ
れば良いことになる。一方、スイツチ23は、ラ
ツチ回路22の4つの出力22A,22B,22
C,22Dと4つのデジタルメモリ20A,20
B,20C,20Dとの接続関係を制御信号28
により水平走査周期で順次切替えるように動作す
る。これにより、第6図に一例を示す如くP00〜
Pnoの1画面分の画素データは、水平方向及び垂
直方向ともA,B,C,D4つのデジタルメモリ
に振り分けて書き込まれる。なお第6図中、Aは
画素データがデジタルメモリ20Aに書き込まれ
たことを示し、同様にB,C,Dは画素データが
20B,20C,20Dのデジタルメモリに書き
込まれたことを示す。 第6図に示すように、水平方向及び垂直方向と
もに、隣接する4つの画素データを4つのデジタ
ルメモリに別々に書き込んでおくと、左右いずれ
の90゜回転の場合、180゜回転の場合、無回転の場
合いずれでも、4つのデジタルメモリ20A,2
0B,20C,20Dの画素データを √K・A/B・NH・fH/4ηH のクロツク周波数で同時に読み出すことができ
る。読み出した4つの画素データをシフトレジス
タ26の各段に並列に入力し、シフトレジスタ2
6の画素データを √K・A/B・NH・fH/ηH のクロツクパルスでシフトすることにより、所望
の映像信号が得られる。なお、シフトレジスタ2
6において、右90゜回転モード及び180゜回転モー
ドの場合は左方向へシフトし、左90゜回転モード
及び無回転モードの場合は右方向へシフトする。 ここで、アドレスについて説明する。今、第6
図のように画素データPD00〜PDnoを4つのデジ
タルメモリA,B,C,Dに分けて書き込む場
合、ラツチ回路22が一度に出力する4つの画素
データを1まとめにして、アドレスを指定するこ
とを考えてみる。例えば第6図に示すように、0
番目の水平走査については0−0,0−1,0−
2…0−j…,0−〔n/4〕という如く、一般にi 番目の水平走査においてj番目にラツチ回路22
から出力される画素データ群のアドレスを、i−
jと定めるとする。 書き込みのときのアドレスは、各デジタルメモ
リとも、 0−0 0−1 0−2 0−3 … 0−〔n/4〕 1−0 1−1 1−2 1−3 … 1−〔n/4〕 2−0 … m−〔n/4〕 と、アドレス更新をすれば良い。従つて、アドレ
ス変換装置25はアドレス発生装置24からのア
ドレス指定信号24Aをそのまま出力する。 無回転モードでの読み出しの場合は、書き込み
時のアドレス更新と同じである。 180゜回転モードでの読み出しの場合は、各デジ
タルメモリとも、 m−〔n/4〕 m−(〔n/4〕−1) m−(〔n/4〕−2) m−(〔n/4〕−3) (m−1)−〔n/4〕 (m−1)−(〔n/4〕−1) (m−1)−(〔n/4〕−2) (m−1)−(〔n/4〕−3) (m−2)−〔n/4〕 … 0−0 と、書き込み時と逆のアドレス更新とすれば良
い。この場合も、アドレス変換装置25はアドレ
ス発生装置24からのアドレス指定信号をそのま
ま出力すれば良い。 右90゜回転モードでの読み出しの場合は、次表
1の如く各デジタルメモリは異なつたアドレス更
新をする。但しK=2の場合で考える。表1より
判るように、アドレス発生装置24がデジタルメ
モリ20Aに対するアドレス指定信号24Aを発
生するとすれば、アドレス変換装置25はその極
く一部だけを変更して他のデジタルメモリ20
B,20C,20Dに対するアドレス指定信号2
5B,25C,25Dを出力すれば良い。従つ
て、アドレス変換装置25は小容量のROMで簡
単に実現する。
【表】
一方、左90゜回転モードでの読み出しの場合は、
次表2の如く各デジタルメモリのアドレスを更新
する。但し、K=2である。表2より判るよう
に、この場合も、アドレス発生装置24がデジタ
ルメモリ20Aに対するアドレス指定信号24A
を発生するとすれば、アドレス変換装置25はそ
の極く一部だけ変更して他のデジタルメモリ20
B,20C,20Dに対するアドレス指定信号2
5B,25C,25Dを出力すれば良い。従つ
て、小容量のROMを用いることにより簡単にア
ドレス変換装置が実現する。なお、表2を表1と
比較すると、左90゜回転モードでのデジタルメモ
リ20Aのアドレス更新は右90゜回転モードでの
デジタルメモリ20Dのアドレス更新の丁度逆で
ある。同様に、左90゜回転モードでのデジタルメ
モリ20B,20C,20Dのアドレス更新は、
右90゜回転モードでのデジタルメモリ20A,2
0B,20Cのアドレス更新それぞれの丁度逆で
ある。そのため、アドレス変換装置25として
は、左90゜回転モード用と右90°回転モード用とを
別々に用意する必要はなく、3つのアドレス変換
用ROMを切替使用すれば十分である。
次表2の如く各デジタルメモリのアドレスを更新
する。但し、K=2である。表2より判るよう
に、この場合も、アドレス発生装置24がデジタ
ルメモリ20Aに対するアドレス指定信号24A
を発生するとすれば、アドレス変換装置25はそ
の極く一部だけ変更して他のデジタルメモリ20
B,20C,20Dに対するアドレス指定信号2
5B,25C,25Dを出力すれば良い。従つ
て、小容量のROMを用いることにより簡単にア
ドレス変換装置が実現する。なお、表2を表1と
比較すると、左90゜回転モードでのデジタルメモ
リ20Aのアドレス更新は右90゜回転モードでの
デジタルメモリ20Dのアドレス更新の丁度逆で
ある。同様に、左90゜回転モードでのデジタルメ
モリ20B,20C,20Dのアドレス更新は、
右90゜回転モードでのデジタルメモリ20A,2
0B,20Cのアドレス更新それぞれの丁度逆で
ある。そのため、アドレス変換装置25として
は、左90゜回転モード用と右90°回転モード用とを
別々に用意する必要はなく、3つのアドレス変換
用ROMを切替使用すれば十分である。
【表】
第5図、第6図を参照して説明した如く、デジ
タルメモリが低速のものであつても、互いに独立
なS個のデジタルメモリを使用し、 f=√K・A/B・NH・fH/ηH なる周波数でサンプリングした画素データをS段
のシフトレジスタに直列に入力して1/fのサイク
ルタイムでシフトし、このシフトレジスタの各段
の画素データをS/fのサイクルタイムで上記S個 のデジタルメモリに、水平方向及び垂直方向とも
隣接するS個の画素データが別々のデジタルメモ
リに書き込まれるように、書き込み、読み出し時
には上記S個のデジタルメモリの画素データを
S/のサイクルタイムで読み出し、読み出したS 個の画素データをS段の(別の)シフトレジスタ
に並列に入力し、このシフトレジスタを1/fのサ
イクルタイムでシフトして画素データ列を作るこ
とにより、実質的にS倍の高速デジタルメモリと
して動作することができる。 なお、第5図の如くデジタルメモリを多数使用
した場合は、低速メモリの使用が可能であるだけ
でなく、次のような効果が生ずる。例えば f=√K・A/B・NH・H/ηH≒16.9(MHz) の場合、60ns以下の高速メモリを使用する代り
に、240nsのメモリを8個あるいは16個使用した
とする。すると各メモリには480nsあるいは960ns
毎にアクセスすれば良いことになる。従つて、余
つた時間を利用して、映像信号を書き込みなが
ら、その途中でいずれか任意のモードで読み出し
を行い、画像をほぼリアルタイムでモニタするこ
とができる。なお、書き込みのアドレスと読み出
しのアドレスとが一致する心配はまず有り得な
い。 〈応用例〉 第7図〜第9図により、フイルムの各駒の画像
情報を磁気デイスク等の各トラツクにスチル記録
し、磁気媒体をアルバム代りに用いようとするた
めのシステムを説明する。第7図はシステムのブ
ロツク図、第8図はシステム全体の外観図であ
る。 これらの図において、100は光学系、200
は記録系、300と400は筐体である。光学系
100は、電源101で駆動される光源102か
らカラービデオカメラデツキ103へ至る系であ
り、その光軸110上にウエツジ形NDフイルタ
104、光積分器105、色補正フイルタ10
6、レンズデツキ107、光学シヤツタ108な
どが配置されている。109はNDフイルタ10
4を適当量挿入するためのモータ、111はフイ
ルム112をフイルタ106とレンズデツキ10
7との間の所定位置に保持するためのフイルムキ
ヤリア、113は色補正フイルタ106出入用モ
ータ、114はフイルム112の駒を所定の撮影
位置に固定するための圧着部材、115は圧着部
材114駆動用ソレノイド、116はフイルム駒
の照度測光用検出素子、117はフイルム112
の種別やサイズ並びに駒に撮影された画像の方位
(正立、左横向き、右横向き、倒立)を識別する
ための方位等検出素子である。第9図に示すよう
にフイルム112の接続テーブプ112a及び各
駒112bの縁部には、フイルムの種別やサイ
ズ、駒方位を識別できるように、種別、サイズ、
方位に対応した特定位置、特定形状あるいは特定
数で穿孔112cやノツチ112dなどのマーク
が形成されている。レンズデツキ107には2つ
のレンズ系119,120が配置されており、フ
イルムのサイズに応じてモータ125によつてい
ずれか一方のレンズ系が光軸110上に挿入され
る。レンズデツキ107全体は、光軸110に平
行な方向に移動可能に筐体300に支持されてお
り、モータ126によつて駆動される。カメラヘ
ツド103は三管式、あるいはR,G,B等回転
フイルタ付き単管式などといつたカラービデオカ
メラであり、ここではR,G,Bの分解映像信号
127を出力するものとしている。このカメラヘ
ツド103も、光軸110に平行な方向に移動可
能に筐体300に支持されており、モータ128
によつて駆動される。レンズデツキ用モータ12
6とカメラヘツド用モータ128はモータ駆動回
路129によつて駆動され、中央処理装置
(CPU)131からの指令によつてレンズデツキ
107とカメラヘツド103を所望の位置に上下
する。上述したシヤツタ108及び他のモータ1
09,113,115,125並びにフイルム送
り用モータ139はそれぞれ増幅器132〜13
5、137〜138を介してシステムバス130
に接続され、CPU131によつて制御される。
一方、照度検出素子116の出力及び方位等検出
素子117の出力はそれぞれ増幅器140,14
1を通してバス130に入力される。CPU13
1を含む制御系142には、各種データ及びプロ
グラムを蓄積したメモリ143、並びにオペレー
タの指示や色補正等各種のデータを入力するため
のキーボード144、145及び紙テープリーダ
146を備える。一方のキーボード144は色補
正指示、ネガ/ポジ選択、濃度指示などを入力す
るためのものである。他方のキーボード145は
フイルムの種別やサイズ、駒方位、録画指示など
を入力するためのものである。 カメラヘツド103から出力された映像信号1
27は記録系200のネガ/ポジ切替スイツチ2
01に供給され、像回転回路1に、直接あるいは
ネガ・ポジ(NP)反転回路202を介して入力
される。切替スイツチ201は駆動増幅器147
を通してバス130に接続され、CPU131で
制御される。像回転回路1は、ここではR,G,
B分解映像信号それぞれについて像回転処理を行
うようにA/D変換器、デジタルメモリ、D/A
変換器をそれぞれ3つづつ備えている。また各デ
ジタルメモリは、第5図により説明したように16
個の低速メモリを用いて構成されている。像回転
装置1はバス130に接続され、回転モード等を
CPU131によつて制御される。像回転装置1
からの映像信号は色補正回路203に入力され
る。色補正された映像信号は記録回路204に入
力され、例えばFM変調など所定の記録方式に変
調されて磁気ヘツド205に供給される。206
は磁気デイスク、207は記録トラツク、208
はデイスク駆動用モータ、209はスピンドル、
210はモータ電源である。磁気ヘツド205
は、駆動増幅器148によつて駆動される図示省
略のヘツド送り機構に支持されており、CPU1
31の制御のもとで磁気デイスク206の半径方
向に移動可能である。磁気デイスク206は定速
回転する。これにより、磁気ヘツド205に供給
された映像信号が、磁気デイスク206上の複数
本の記録トラツク207のいずれかに選択的に記
録される。211は映像信号の波形モニタ、21
2は記録されるべき画像のモニタ、213は再生
された画像のモニタ、214は再生回路である。
上述した色補正回路203、記録回路204及び
再生回路214はバス130に接続され、それぞ
れCPU131によつて色補正の度合、記録のタ
イミング、再生のタイミング等の制御を受ける。
なお、CPU131は第8図に示すように、2つ
のCPU131a,131bに機能を分散されて
いる。 以上説明したシステムの動作を簡単に説明す
る。フイルム112をフイルムキヤリア111上
に載置すると、CPU131は検出素子117を
通して接続テープ112aに形成されている穿孔
112cを読み取つて、フイルム112の種別や
サイズを識別する。またCPU131には、キー
ボード145によつて、磁気デイスク206に記
録すべき駒の位置や記録トラツク207の選択デ
ータが必要に応じて入力される。次いでオペレー
タがキーボード145を操作してシヤツタ108
を開放させると、記録映像モニタ212にフイル
ム112の駒の画像が表示される。この場合、像
回転装置1は映像信号127を1画面分だけでな
く次々に更新して書き込むと同時に、無回転モー
ドで繰り返して読み出すようにしておけば良い。
次にオペレータはモニタ画像を見ながらキーボー
ド145を操作してカメラヘツド103やレンズ
デツキ107を移動させて正しい撮影状態にし、
その後、所望の駒が撮影されるようにフイルム1
12を移送させる。その際、CPU131は検出
素子117を通して駒の方位を識別するか、ある
いはキーボード145から駒の方位データを受け
る。またCPU131は、磁気ヘツド205を所
望の空きトラツク207に位置決めしておく。メ
モリ143にはフイルム112の種別やサイズ並
びに駒の方位に応じて、レンズ系119,120
の選択、カメラヘツド103とレンズデツキ10
7の光軸110上の位置、撮像倍率と標準照度と
の関係、像回転装置1の動作モード、フイルタ1
06の要否、NP反転の要否といつた各種データ
がテーブルとして記憶されている。そこでCPU
131は、検出素子117の出力に応じて、レン
ズモータ125の駆動、カメラヘツドモーータ1
28の駆動、レンズデツキモータ126の駆動、
測光素子116の出力を参照したフイルタモータ
113の駆動、NP切替スイツチ147の制御、
並びに像回転モードの設定を行う。また必要に応
じてオペレータがキーボード操作で上記各種の制
御をする。かくしてフイルム112の駒の画像が
カメラヘツド103によつて正しく撮像される
と、オペレータはモニタ画像を見ながらキーボー
ド144を操作して色補正を行う。次いで、オペ
レータがキーボード145を操作して録画指示を
行う。これにより1画面分(1フイールドあるい
は1フレーム)の映像信号が磁気デイスク206
のトラツク207に記録される。同様にして次の
駒の録画に移行する。 本発明方法を用いた応用例においては、写真画
像の像回転を電気的に行うことができ、装置が小
型化できる。また高速メモリを用いることなく、
通常の読み出し速度のダイナミツクメモリを用い
て像回転が可能であるので、装置を安価に製作で
きる。更に像回転はリアルタイムで行われるの
で、モニタ上で色補正等の作業が可能である。 〈発明の効果〉 本発明によれば、デジタルメモリを用いて90゜
回転した画像の映像信号を作成する場合に、サン
プリング周波数と読み出し周波数とを一致させる
ことができる。
タルメモリが低速のものであつても、互いに独立
なS個のデジタルメモリを使用し、 f=√K・A/B・NH・fH/ηH なる周波数でサンプリングした画素データをS段
のシフトレジスタに直列に入力して1/fのサイク
ルタイムでシフトし、このシフトレジスタの各段
の画素データをS/fのサイクルタイムで上記S個 のデジタルメモリに、水平方向及び垂直方向とも
隣接するS個の画素データが別々のデジタルメモ
リに書き込まれるように、書き込み、読み出し時
には上記S個のデジタルメモリの画素データを
S/のサイクルタイムで読み出し、読み出したS 個の画素データをS段の(別の)シフトレジスタ
に並列に入力し、このシフトレジスタを1/fのサ
イクルタイムでシフトして画素データ列を作るこ
とにより、実質的にS倍の高速デジタルメモリと
して動作することができる。 なお、第5図の如くデジタルメモリを多数使用
した場合は、低速メモリの使用が可能であるだけ
でなく、次のような効果が生ずる。例えば f=√K・A/B・NH・H/ηH≒16.9(MHz) の場合、60ns以下の高速メモリを使用する代り
に、240nsのメモリを8個あるいは16個使用した
とする。すると各メモリには480nsあるいは960ns
毎にアクセスすれば良いことになる。従つて、余
つた時間を利用して、映像信号を書き込みなが
ら、その途中でいずれか任意のモードで読み出し
を行い、画像をほぼリアルタイムでモニタするこ
とができる。なお、書き込みのアドレスと読み出
しのアドレスとが一致する心配はまず有り得な
い。 〈応用例〉 第7図〜第9図により、フイルムの各駒の画像
情報を磁気デイスク等の各トラツクにスチル記録
し、磁気媒体をアルバム代りに用いようとするた
めのシステムを説明する。第7図はシステムのブ
ロツク図、第8図はシステム全体の外観図であ
る。 これらの図において、100は光学系、200
は記録系、300と400は筐体である。光学系
100は、電源101で駆動される光源102か
らカラービデオカメラデツキ103へ至る系であ
り、その光軸110上にウエツジ形NDフイルタ
104、光積分器105、色補正フイルタ10
6、レンズデツキ107、光学シヤツタ108な
どが配置されている。109はNDフイルタ10
4を適当量挿入するためのモータ、111はフイ
ルム112をフイルタ106とレンズデツキ10
7との間の所定位置に保持するためのフイルムキ
ヤリア、113は色補正フイルタ106出入用モ
ータ、114はフイルム112の駒を所定の撮影
位置に固定するための圧着部材、115は圧着部
材114駆動用ソレノイド、116はフイルム駒
の照度測光用検出素子、117はフイルム112
の種別やサイズ並びに駒に撮影された画像の方位
(正立、左横向き、右横向き、倒立)を識別する
ための方位等検出素子である。第9図に示すよう
にフイルム112の接続テーブプ112a及び各
駒112bの縁部には、フイルムの種別やサイ
ズ、駒方位を識別できるように、種別、サイズ、
方位に対応した特定位置、特定形状あるいは特定
数で穿孔112cやノツチ112dなどのマーク
が形成されている。レンズデツキ107には2つ
のレンズ系119,120が配置されており、フ
イルムのサイズに応じてモータ125によつてい
ずれか一方のレンズ系が光軸110上に挿入され
る。レンズデツキ107全体は、光軸110に平
行な方向に移動可能に筐体300に支持されてお
り、モータ126によつて駆動される。カメラヘ
ツド103は三管式、あるいはR,G,B等回転
フイルタ付き単管式などといつたカラービデオカ
メラであり、ここではR,G,Bの分解映像信号
127を出力するものとしている。このカメラヘ
ツド103も、光軸110に平行な方向に移動可
能に筐体300に支持されており、モータ128
によつて駆動される。レンズデツキ用モータ12
6とカメラヘツド用モータ128はモータ駆動回
路129によつて駆動され、中央処理装置
(CPU)131からの指令によつてレンズデツキ
107とカメラヘツド103を所望の位置に上下
する。上述したシヤツタ108及び他のモータ1
09,113,115,125並びにフイルム送
り用モータ139はそれぞれ増幅器132〜13
5、137〜138を介してシステムバス130
に接続され、CPU131によつて制御される。
一方、照度検出素子116の出力及び方位等検出
素子117の出力はそれぞれ増幅器140,14
1を通してバス130に入力される。CPU13
1を含む制御系142には、各種データ及びプロ
グラムを蓄積したメモリ143、並びにオペレー
タの指示や色補正等各種のデータを入力するため
のキーボード144、145及び紙テープリーダ
146を備える。一方のキーボード144は色補
正指示、ネガ/ポジ選択、濃度指示などを入力す
るためのものである。他方のキーボード145は
フイルムの種別やサイズ、駒方位、録画指示など
を入力するためのものである。 カメラヘツド103から出力された映像信号1
27は記録系200のネガ/ポジ切替スイツチ2
01に供給され、像回転回路1に、直接あるいは
ネガ・ポジ(NP)反転回路202を介して入力
される。切替スイツチ201は駆動増幅器147
を通してバス130に接続され、CPU131で
制御される。像回転回路1は、ここではR,G,
B分解映像信号それぞれについて像回転処理を行
うようにA/D変換器、デジタルメモリ、D/A
変換器をそれぞれ3つづつ備えている。また各デ
ジタルメモリは、第5図により説明したように16
個の低速メモリを用いて構成されている。像回転
装置1はバス130に接続され、回転モード等を
CPU131によつて制御される。像回転装置1
からの映像信号は色補正回路203に入力され
る。色補正された映像信号は記録回路204に入
力され、例えばFM変調など所定の記録方式に変
調されて磁気ヘツド205に供給される。206
は磁気デイスク、207は記録トラツク、208
はデイスク駆動用モータ、209はスピンドル、
210はモータ電源である。磁気ヘツド205
は、駆動増幅器148によつて駆動される図示省
略のヘツド送り機構に支持されており、CPU1
31の制御のもとで磁気デイスク206の半径方
向に移動可能である。磁気デイスク206は定速
回転する。これにより、磁気ヘツド205に供給
された映像信号が、磁気デイスク206上の複数
本の記録トラツク207のいずれかに選択的に記
録される。211は映像信号の波形モニタ、21
2は記録されるべき画像のモニタ、213は再生
された画像のモニタ、214は再生回路である。
上述した色補正回路203、記録回路204及び
再生回路214はバス130に接続され、それぞ
れCPU131によつて色補正の度合、記録のタ
イミング、再生のタイミング等の制御を受ける。
なお、CPU131は第8図に示すように、2つ
のCPU131a,131bに機能を分散されて
いる。 以上説明したシステムの動作を簡単に説明す
る。フイルム112をフイルムキヤリア111上
に載置すると、CPU131は検出素子117を
通して接続テープ112aに形成されている穿孔
112cを読み取つて、フイルム112の種別や
サイズを識別する。またCPU131には、キー
ボード145によつて、磁気デイスク206に記
録すべき駒の位置や記録トラツク207の選択デ
ータが必要に応じて入力される。次いでオペレー
タがキーボード145を操作してシヤツタ108
を開放させると、記録映像モニタ212にフイル
ム112の駒の画像が表示される。この場合、像
回転装置1は映像信号127を1画面分だけでな
く次々に更新して書き込むと同時に、無回転モー
ドで繰り返して読み出すようにしておけば良い。
次にオペレータはモニタ画像を見ながらキーボー
ド145を操作してカメラヘツド103やレンズ
デツキ107を移動させて正しい撮影状態にし、
その後、所望の駒が撮影されるようにフイルム1
12を移送させる。その際、CPU131は検出
素子117を通して駒の方位を識別するか、ある
いはキーボード145から駒の方位データを受け
る。またCPU131は、磁気ヘツド205を所
望の空きトラツク207に位置決めしておく。メ
モリ143にはフイルム112の種別やサイズ並
びに駒の方位に応じて、レンズ系119,120
の選択、カメラヘツド103とレンズデツキ10
7の光軸110上の位置、撮像倍率と標準照度と
の関係、像回転装置1の動作モード、フイルタ1
06の要否、NP反転の要否といつた各種データ
がテーブルとして記憶されている。そこでCPU
131は、検出素子117の出力に応じて、レン
ズモータ125の駆動、カメラヘツドモーータ1
28の駆動、レンズデツキモータ126の駆動、
測光素子116の出力を参照したフイルタモータ
113の駆動、NP切替スイツチ147の制御、
並びに像回転モードの設定を行う。また必要に応
じてオペレータがキーボード操作で上記各種の制
御をする。かくしてフイルム112の駒の画像が
カメラヘツド103によつて正しく撮像される
と、オペレータはモニタ画像を見ながらキーボー
ド144を操作して色補正を行う。次いで、オペ
レータがキーボード145を操作して録画指示を
行う。これにより1画面分(1フイールドあるい
は1フレーム)の映像信号が磁気デイスク206
のトラツク207に記録される。同様にして次の
駒の録画に移行する。 本発明方法を用いた応用例においては、写真画
像の像回転を電気的に行うことができ、装置が小
型化できる。また高速メモリを用いることなく、
通常の読み出し速度のダイナミツクメモリを用い
て像回転が可能であるので、装置を安価に製作で
きる。更に像回転はリアルタイムで行われるの
で、モニタ上で色補正等の作業が可能である。 〈発明の効果〉 本発明によれば、デジタルメモリを用いて90゜
回転した画像の映像信号を作成する場合に、サン
プリング周波数と読み出し周波数とを一致させる
ことができる。
第1図は本発明方法を実現する装置の一例を示
すブロツク構成図、第2図は原理説明図、第3図
a,b,cは原理説明図、第4図a,bは縮小度
合の説明図、第5図は低速メモリを用いる場合の
一実施例のブロツク構成図、第6図はその原理説
明図、第7図は本発明方法を応用したシステム例
のブロツク構成図、第8図はその外観図、第9図
は識別マークを付したフイルムの平面図である。 図面中、1は像回転装置、2はデジタルメモ
リ、3はアドレス発生装置、4はクロツク発生装
置、5はA/D変換器、6はD/A変換器、7は
撮像装置、8は被写体、9は画像表示装置、10
は録画装置である。
すブロツク構成図、第2図は原理説明図、第3図
a,b,cは原理説明図、第4図a,bは縮小度
合の説明図、第5図は低速メモリを用いる場合の
一実施例のブロツク構成図、第6図はその原理説
明図、第7図は本発明方法を応用したシステム例
のブロツク構成図、第8図はその外観図、第9図
は識別マークを付したフイルムの平面図である。 図面中、1は像回転装置、2はデジタルメモ
リ、3はアドレス発生装置、4はクロツク発生装
置、5はA/D変換器、6はD/A変換器、7は
撮像装置、8は被写体、9は画像表示装置、10
は録画装置である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ラスター走査式映像信号を √K・A/B・NH・fH/ηH に略等しい周波数でサンプリングし、サンプリ
ングした画素データを1水平走査の画素データ毎
に水平方向各行の画素列としてデジタルメモリに
記憶し、記憶した画素データを1/fのサイクル
タイムで垂直方向の画素列に沿つて〔K−1〕列
おきに読み出すことを特徴とする画像信号回転方
法。 但し、 fHは水平走査周波数、 NHは画像表示装置の有効水平走査線数、 A/Bは画像表示装置の有効画面の横縦寸法比、 ηHは画像表示装置の有効水平走査面率 =画像表示装置の有効画面の横寸法/理想的画面
の横寸法、 Kは2以上の整数。 2 特許請求の範囲第1項において、K=2、
A/B=4/3であることを特徴とする画像信号回転方 法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60028752A JPS61188670A (ja) | 1985-02-16 | 1985-02-16 | 画像信号回転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60028752A JPS61188670A (ja) | 1985-02-16 | 1985-02-16 | 画像信号回転方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61188670A JPS61188670A (ja) | 1986-08-22 |
| JPH0519749B2 true JPH0519749B2 (ja) | 1993-03-17 |
Family
ID=12257138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60028752A Granted JPS61188670A (ja) | 1985-02-16 | 1985-02-16 | 画像信号回転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61188670A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1055902A4 (en) * | 1998-12-14 | 2005-03-02 | Furukawa Electric Co Ltd | IMAGE PROCESSING DEVICE FOR OPTICAL FIBER OBSERVATION, AND FIBER OPTIC FUSION CONNECTING DEVICE |
-
1985
- 1985-02-16 JP JP60028752A patent/JPS61188670A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61188670A (ja) | 1986-08-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4642700A (en) | Method of and apparatus for producing video signal associated with photographic image | |
| EP0606162A2 (en) | Image display system with pixel mosaic pattern | |
| US4641198A (en) | Method of and apparatus for recording video signal associated with photographic image | |
| JP3351667B2 (ja) | モニタ表示装置およびカラーフィルタ | |
| JPH0879610A (ja) | 電子フィルムビュワー装置 | |
| JP3100718B2 (ja) | 電子スチルカメラのモード設定方式 | |
| US5452022A (en) | Image signal storage device for a still video apparatus | |
| JPS59158685A (ja) | 静止画像再生装置 | |
| JPH0519749B2 (ja) | ||
| JPH09322026A (ja) | 画像表示装置 | |
| JPH0622200A (ja) | スチルビデオカメラ | |
| JP2731523B2 (ja) | カメラシステム | |
| JPH065916B2 (ja) | 画像信号回転方法 | |
| JPH03259232A (ja) | 電子ファインダー | |
| SE451419B (sv) | Anordning for behandling av televisionsbilder | |
| JPH0730809A (ja) | ワイドアスペクト比映像の表示システム | |
| JPS60143081A (ja) | 電子スチルカメラシステム | |
| JP2721355B2 (ja) | 画像情報記録方法 | |
| JP3454537B2 (ja) | 異なる記録媒体間のマルチ画面表示システム | |
| JPS63221778A (ja) | 映像信号のタイマ−記録装置 | |
| JP3119378B2 (ja) | 画像信号処理装置 | |
| JPH0269243A (ja) | ピデオプリント方法 | |
| JP3541972B2 (ja) | フイルムプレーヤ | |
| JPH06125568A (ja) | 映像信号再生装置 | |
| JPS6130874A (ja) | 画像記録装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |