JPH0519799A - 音声合成回路 - Google Patents
音声合成回路Info
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- JPH0519799A JPH0519799A JP3170827A JP17082791A JPH0519799A JP H0519799 A JPH0519799 A JP H0519799A JP 3170827 A JP3170827 A JP 3170827A JP 17082791 A JP17082791 A JP 17082791A JP H0519799 A JPH0519799 A JP H0519799A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】音声合成の振幅レベルのダイナミックレンジの
下限(または上限)を拡大し、忠実な波形を再現し、音
質を良好にする。 【構成】差分値データを加算器11で累算することで復
号してゆく過程で、ダイナミックレンジの下限(または
上限)を越えてしまう場合に、内部演算情報としてのア
ンダーフロー(オーバーフロー)情報をUPFフラグ1
9(OVFフラグ20)より外部へ出力することによ
り、外部に付加した減算(加算)回路により、音声出力
のダイナミックレンジの拡張を行なう。
下限(または上限)を拡大し、忠実な波形を再現し、音
質を良好にする。 【構成】差分値データを加算器11で累算することで復
号してゆく過程で、ダイナミックレンジの下限(または
上限)を越えてしまう場合に、内部演算情報としてのア
ンダーフロー(オーバーフロー)情報をUPFフラグ1
9(OVFフラグ20)より外部へ出力することによ
り、外部に付加した減算(加算)回路により、音声出力
のダイナミックレンジの拡張を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、波形符号化方式の一種
である差分符号化方式を用いた音声合成回路に関し、特
に簡単な外付け回路により波形振幅のダイナミックレン
ジを大きくとれ、良質な音声を出力出来る音声合成集積
回路に関する。
である差分符号化方式を用いた音声合成回路に関し、特
に簡単な外付け回路により波形振幅のダイナミックレン
ジを大きくとれ、良質な音声を出力出来る音声合成集積
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】初めに、従来の音声合成集積回路におい
て行われていた差分符号化方式の代表的な2種類のDP
CM(Differential Pulse Cod
e Modulation)方式およびADPCM(A
daptive Differential Puls
e Code Modulation)方式と波形振幅
のダイナミックレンジについて説明する。
て行われていた差分符号化方式の代表的な2種類のDP
CM(Differential Pulse Cod
e Modulation)方式およびADPCM(A
daptive Differential Puls
e Code Modulation)方式と波形振幅
のダイナミックレンジについて説明する。
【0003】図6(a)〜(c)は3ビット,4ビット
および5ビットのPCM信号の波形図である。ディジタ
ルコードで音声信号を扱う場合、まず図6(a)に示し
たようにある周期Tでサンプリングして、各サンプリン
グした値に対して量子化し、量子化値に対応した符号に
置き換えたものをPCM(Pulse Code Mo
dulation)といい、一般にはA/Dコンバータ
の出力値がPCMコードである。図6の斜線で示した部
分が量子化による誤差で、量子化誤差と呼ばれている。
この符号化方式は、アナログ信号に対して量子化誤差を
少なく符号化を試みようとすると、図6(b)、図6
(c)のようにビット数を4ビット,5ビットと多く必
要とし、その情報量が増える。
および5ビットのPCM信号の波形図である。ディジタ
ルコードで音声信号を扱う場合、まず図6(a)に示し
たようにある周期Tでサンプリングして、各サンプリン
グした値に対して量子化し、量子化値に対応した符号に
置き換えたものをPCM(Pulse Code Mo
dulation)といい、一般にはA/Dコンバータ
の出力値がPCMコードである。図6の斜線で示した部
分が量子化による誤差で、量子化誤差と呼ばれている。
この符号化方式は、アナログ信号に対して量子化誤差を
少なく符号化を試みようとすると、図6(b)、図6
(c)のようにビット数を4ビット,5ビットと多く必
要とし、その情報量が増える。
【0004】このPCM方式の音質改善並びに情報量削
減として考え出されたのがDPCM方式で、音声信号の
相関性を利用し、図7(a)に示したように前の音声信
号との差分値に対してPCM符号化を行ったものであ
る。つまり、同じビット数であれば、差分値に対して割
り当てた方がより良質な音声を合成することが出来、ま
た逆に同程度の音質で良ければDPCMの符号ビットを
少なくでき音声データの情報圧縮を行うことも出来る。
減として考え出されたのがDPCM方式で、音声信号の
相関性を利用し、図7(a)に示したように前の音声信
号との差分値に対してPCM符号化を行ったものであ
る。つまり、同じビット数であれば、差分値に対して割
り当てた方がより良質な音声を合成することが出来、ま
た逆に同程度の音質で良ければDPCMの符号ビットを
少なくでき音声データの情報圧縮を行うことも出来る。
【0005】このDPCM方式においては、差分値に対
してのPCMであるため、量子化のための量子化幅が一
定であり、急激な音声信号の振幅変化や、あまりにも緩
慢な音声信号の場合はひずみや雑音(これらはオーバー
ロードひずみ及び粒状ノイズと呼ばれる)となって現れ
る。
してのPCMであるため、量子化のための量子化幅が一
定であり、急激な音声信号の振幅変化や、あまりにも緩
慢な音声信号の場合はひずみや雑音(これらはオーバー
ロードひずみ及び粒状ノイズと呼ばれる)となって現れ
る。
【0006】さらにDPCMに対して適応符号化の考え
方を導入してより高能率に音声信号を符号化したもの
が、ADPCM方式である。
方を導入してより高能率に音声信号を符号化したもの
が、ADPCM方式である。
【0007】このADPCM方式は、差分信号値の量子
化幅Δi を前のサンプル値から定める方法である。すな
わち、前のサンプルの量子化幅をΔi-1 とすると次のサ
ンプル量子化幅Δi は、k・Δi-1 で定められる。この
量子化係数kの値は前のサンプルの振幅値の関数として
定めるものである。
化幅Δi を前のサンプル値から定める方法である。すな
わち、前のサンプルの量子化幅をΔi-1 とすると次のサ
ンプル量子化幅Δi は、k・Δi-1 で定められる。この
量子化係数kの値は前のサンプルの振幅値の関数として
定めるものである。
【0008】例えば、次の表1に3ビットで量子化を行
う場合の量子化計数kの与え方を示す。
う場合の量子化計数kの与え方を示す。
【0009】
【表1】
【0010】3ビットで量子化する場合、最上位の1桁
は符号ビットとして割り当てられるので残りの2ビット
が振幅の絶対値を示す。そして、この2ビットの振幅値
の中で、表の矢印で示す値の半値に相当する振幅値以上
のコードに符号化された場合は、次のサンプルの量子化
幅が大きくなるようにkの値を1よりも大きくする。逆
に、半値に相当する振幅値よりも小さな振幅の値であっ
た場合は、前の量子化幅よりも減少させるため、kを1
より小さくする。但し、ADPCMにおいては、量子化
幅の最大値と最小値を定めておき、必要以上に小さくな
ったり、逆に大きくなったりすることがないようにしな
ければならない。
は符号ビットとして割り当てられるので残りの2ビット
が振幅の絶対値を示す。そして、この2ビットの振幅値
の中で、表の矢印で示す値の半値に相当する振幅値以上
のコードに符号化された場合は、次のサンプルの量子化
幅が大きくなるようにkの値を1よりも大きくする。逆
に、半値に相当する振幅値よりも小さな振幅の値であっ
た場合は、前の量子化幅よりも減少させるため、kを1
より小さくする。但し、ADPCMにおいては、量子化
幅の最大値と最小値を定めておき、必要以上に小さくな
ったり、逆に大きくなったりすることがないようにしな
ければならない。
【0011】基本的には、適応化された量子化幅Δによ
る量子化結果が、絶対値が常に許容レベルの中央付近に
あうようにして、オーバーロードひずみの状態(許容レ
ベルの上限に近づく状態)にも、粒状ノイズ(許容レベ
ルの下限に近づく状態)にもおちいらないようにする方
式である。図7(b)にΔが変化しながら符号化されて
行く様子を示す。また、一般に用いられている2〜5ビ
ットの時の量子化係数を表2に示す。
る量子化結果が、絶対値が常に許容レベルの中央付近に
あうようにして、オーバーロードひずみの状態(許容レ
ベルの上限に近づく状態)にも、粒状ノイズ(許容レベ
ルの下限に近づく状態)にもおちいらないようにする方
式である。図7(b)にΔが変化しながら符号化されて
行く様子を示す。また、一般に用いられている2〜5ビ
ットの時の量子化係数を表2に示す。
【0012】
【表2】
【0013】以上は、音声符号化についての説明である
が、音声合成においては前述した符号化の逆の動作によ
り復号することで実現し、量子化係数に関しては、符号
化に用いた値と同じ値を用いることで復号化する。
が、音声合成においては前述した符号化の逆の動作によ
り復号することで実現し、量子化係数に関しては、符号
化に用いた値と同じ値を用いることで復号化する。
【0014】次に、波形振幅のダイナミックレンジにつ
いて説明する。差分値データを格納しておくデータRO
Mの差分値は、図8(a)に示すように、必ず波形振幅
のダイナミックレンジ範囲内に納まらなければならな
い。
いて説明する。差分値データを格納しておくデータRO
Mの差分値は、図8(a)に示すように、必ず波形振幅
のダイナミックレンジ範囲内に納まらなければならな
い。
【0015】もし、波形振幅のダイナミックレンジの下
限内に納まらない波形を分析し格納しておくと、一般に
は図8(b)に示したような波形として音声合成され
る。また、図8(b)ではかなり高い高調波成分を持つ
ため、その改良形として、図8(c)に示したように最
高振幅レベルにダイナミックレンジの下限範囲を越えた
時のみ固定するようにしているものもある。なお、波形
振幅のダイナミックレンジの上限を越えるような場合
は、図8(a)〜(c)に対応して図8(d)〜(f)
のような波形となる。
限内に納まらない波形を分析し格納しておくと、一般に
は図8(b)に示したような波形として音声合成され
る。また、図8(b)ではかなり高い高調波成分を持つ
ため、その改良形として、図8(c)に示したように最
高振幅レベルにダイナミックレンジの下限範囲を越えた
時のみ固定するようにしているものもある。なお、波形
振幅のダイナミックレンジの上限を越えるような場合
は、図8(a)〜(c)に対応して図8(d)〜(f)
のような波形となる。
【0016】DPCM方式による音声合成集積回路の従
来例について、図9のブロック図を用いて説明する。こ
の回路は、DPCM方式の復号に使用される加算器11
aと、この加算出力を累算する累算器12と、この累算
出力のディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A
コンバータ13と、累算出力を一時記憶する作業レジス
タ14と、差分値を一時格納する差分値レジスタ15
と、差分値データを格納してあるデータROM16と、
このデータROM16のデータ番地を指し示すメモリア
ドレスレジスタ17と、このメモリアドレスレジスタ1
7の値を増分させるインクリメンタ18とからなってい
る。
来例について、図9のブロック図を用いて説明する。こ
の回路は、DPCM方式の復号に使用される加算器11
aと、この加算出力を累算する累算器12と、この累算
出力のディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A
コンバータ13と、累算出力を一時記憶する作業レジス
タ14と、差分値を一時格納する差分値レジスタ15
と、差分値データを格納してあるデータROM16と、
このデータROM16のデータ番地を指し示すメモリア
ドレスレジスタ17と、このメモリアドレスレジスタ1
7の値を増分させるインクリメンタ18とからなってい
る。
【0017】メモリアドレスレジスタ17で指し示され
る読出し専用メモリ等で構成されたデータROM16の
番地の差分データを読出し、この差分データを差分値レ
ジスタ15に一旦格納する。格納された差分値データを
作業レジスタ14に格納されている前の復号値と加算器
11aを用いて加算する。この加算結果は新たな復号値
として作業レジスタ14とD/Aコンバータ13へ転送
され、D/Aコンバータ13により、ディジタル復号信
号からアナログ復号信号へ変換され出力する。さらにメ
モリアドレスレジスタ17をインクリメンタ18により
増分し、次のアドレスデータを設定し、この動作を順次
繰り返すことで音声合成を行う。
る読出し専用メモリ等で構成されたデータROM16の
番地の差分データを読出し、この差分データを差分値レ
ジスタ15に一旦格納する。格納された差分値データを
作業レジスタ14に格納されている前の復号値と加算器
11aを用いて加算する。この加算結果は新たな復号値
として作業レジスタ14とD/Aコンバータ13へ転送
され、D/Aコンバータ13により、ディジタル復号信
号からアナログ復号信号へ変換され出力する。さらにメ
モリアドレスレジスタ17をインクリメンタ18により
増分し、次のアドレスデータを設定し、この動作を順次
繰り返すことで音声合成を行う。
【0018】次にADPCM符号を用いた従来の音声合
成集積回路の動作について、図10のブロック図を用い
て説明する。この回路は、ADPCM方式の復号処理に
使用される加減算器51aと、この加減出力を累算する
累算器12と、この累算出力のディジタル信号からアナ
ログ信号に変換するD/Aコンバータ13と、加減出力
を一時記憶する作業レジスタ52と、ADPCM符号を
一時格納する符号レジスタ53と、ADPCMを格納し
てあるデータROM16と、このデータROM16のデ
ータ番地を指し示すメモリアドレスレジスタ17と、こ
のメモリアドレスレジスタ17の値を増分させるインク
リメンタ18と、符号レジスタ53の値を基にして量子
化係数を選択する量子化係数選択器54と、量子化係数
を格納しておく量子化係数テーブル55と、量子化計数
を一時格納しておく量子化係数レジスタ56と、量子化
係数と前の復号処理に用いた量子化幅と量子化係数との
乗算処理を行う乗算器57と、この乗算出力を一時記憶
する作業レジスタ58と、乗算結果を格納する乗算レジ
スタ59とからなる。
成集積回路の動作について、図10のブロック図を用い
て説明する。この回路は、ADPCM方式の復号処理に
使用される加減算器51aと、この加減出力を累算する
累算器12と、この累算出力のディジタル信号からアナ
ログ信号に変換するD/Aコンバータ13と、加減出力
を一時記憶する作業レジスタ52と、ADPCM符号を
一時格納する符号レジスタ53と、ADPCMを格納し
てあるデータROM16と、このデータROM16のデ
ータ番地を指し示すメモリアドレスレジスタ17と、こ
のメモリアドレスレジスタ17の値を増分させるインク
リメンタ18と、符号レジスタ53の値を基にして量子
化係数を選択する量子化係数選択器54と、量子化係数
を格納しておく量子化係数テーブル55と、量子化計数
を一時格納しておく量子化係数レジスタ56と、量子化
係数と前の復号処理に用いた量子化幅と量子化係数との
乗算処理を行う乗算器57と、この乗算出力を一時記憶
する作業レジスタ58と、乗算結果を格納する乗算レジ
スタ59とからなる。
【0019】メモリアドレスレジスタ17で指示される
読出し専用メモリ等で構成されたデータROM16の番
地のADPCM符号データを読出し、ADPCM符号デ
ータを符号レジスタ53に一旦格納する。格納されたA
DPCM符号の負号部(S)は振幅レベルが正か負かの
判別に相当する加算/減算の切替え制御のための制御信
号として加減算器51aに送られる。
読出し専用メモリ等で構成されたデータROM16の番
地のADPCM符号データを読出し、ADPCM符号デ
ータを符号レジスタ53に一旦格納する。格納されたA
DPCM符号の負号部(S)は振幅レベルが正か負かの
判別に相当する加算/減算の切替え制御のための制御信
号として加減算器51aに送られる。
【0020】ADPCMの負号部(S)以外の振幅情報
は、量子化係数選択器54の選択制御信号として送ら
れ、量子化係数選択器54は符号レジスタ53から送ら
れてきた信号をもとにして量子化係数テーブル55から
該当する量子化係数を選択する。選出された量子化係数
は量子化係数レジスタ56に格納される。
は、量子化係数選択器54の選択制御信号として送ら
れ、量子化係数選択器54は符号レジスタ53から送ら
れてきた信号をもとにして量子化係数テーブル55から
該当する量子化係数を選択する。選出された量子化係数
は量子化係数レジスタ56に格納される。
【0021】すでに前の復号処理に用いた量子化幅が作
業レジスタ58に格納されたいるので、乗算器57を用
いて量子化係数レジスタ56と作業レジスタ58との内
容との乗算を行い、新しい量子化幅を乗算レジスタ59
に格納する。
業レジスタ58に格納されたいるので、乗算器57を用
いて量子化係数レジスタ56と作業レジスタ58との内
容との乗算を行い、新しい量子化幅を乗算レジスタ59
に格納する。
【0022】乗算レジスタ59の値を基準として加減算
器51aと累算器12と作業レジスタ52を用いてAD
PCM符号のデータに基づいた回数分加算/減算を繰り
返すことで累算し復号化を行う。復号されたディジタル
信号は、D/Aコンバータ13によりアナログ復号信号
へ変換され出力する。さらに、メモリアドレスレジスタ
17をインクリメンタ18により増分し、次のアドレス
データを設定し、この動作を順次繰り返すことで音声合
成を行う。
器51aと累算器12と作業レジスタ52を用いてAD
PCM符号のデータに基づいた回数分加算/減算を繰り
返すことで累算し復号化を行う。復号されたディジタル
信号は、D/Aコンバータ13によりアナログ復号信号
へ変換され出力する。さらに、メモリアドレスレジスタ
17をインクリメンタ18により増分し、次のアドレス
データを設定し、この動作を順次繰り返すことで音声合
成を行う。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
差分符号化方式を用いた音声合成集積回路は、差分符号
を復号した時に音声合成集積回路が有する波形振幅レベ
ルのダイナミックレンジ範囲内に必ず納まるように分析
したものを差分符号としていたため、音声合成すべき波
形の振幅レベルがそのほとんどの時間で小さい場合で
も、ある一点において高いレベルがあるとその値により
全体の振幅レベルのダイナミックレンジが決められてま
い、全体として音声のパワー成分が小さいものとなり良
質の音声合成が実現し難かった。
差分符号化方式を用いた音声合成集積回路は、差分符号
を復号した時に音声合成集積回路が有する波形振幅レベ
ルのダイナミックレンジ範囲内に必ず納まるように分析
したものを差分符号としていたため、音声合成すべき波
形の振幅レベルがそのほとんどの時間で小さい場合で
も、ある一点において高いレベルがあるとその値により
全体の振幅レベルのダイナミックレンジが決められてま
い、全体として音声のパワー成分が小さいものとなり良
質の音声合成が実現し難かった。
【0024】本発明の目的は、このような問題を解決
し、忠実な波形復号ができ良好な音質を得られる音声合
成回路を提供することにある。
し、忠実な波形復号ができ良好な音質を得られる音声合
成回路を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、差分符
号を記憶する記憶手段と、この記憶手段からの差分符号
を読出す読出手段と、読出された前記差分符号から音声
信号へ複合する加減算手段と、この加減算手段の出力を
アナログ信号に変換し合成された波形を出力する出力手
段とを含む音声合成回路において、前記加減算手段の出
力から前記差分符号の復号動作において波形振幅レベル
のダイナミックレンジの下限または上限を越えたことを
知らせるオーバー出力を出力する演算情報出力手段と、
この演算情報出力手段のオーバー出力と前記出力手段の
出力とを加算するアナログ信号加算手段とを付加したこ
とを特徴とする。
号を記憶する記憶手段と、この記憶手段からの差分符号
を読出す読出手段と、読出された前記差分符号から音声
信号へ複合する加減算手段と、この加減算手段の出力を
アナログ信号に変換し合成された波形を出力する出力手
段とを含む音声合成回路において、前記加減算手段の出
力から前記差分符号の復号動作において波形振幅レベル
のダイナミックレンジの下限または上限を越えたことを
知らせるオーバー出力を出力する演算情報出力手段と、
この演算情報出力手段のオーバー出力と前記出力手段の
出力とを加算するアナログ信号加算手段とを付加したこ
とを特徴とする。
【0026】
【実施例】図1(a),(b)は本発明の一実施例のブ
ロック図およびその外付け回路の回路図であり、DPC
M符号化方式による音声合成集積回路について波形振幅
レベルのダイナミックレンジを拡張させる回路を示して
いる。また、図2(a),(b)は本実施例による符号
化前の原波形図および復号化後の波形図を示す。
ロック図およびその外付け回路の回路図であり、DPC
M符号化方式による音声合成集積回路について波形振幅
レベルのダイナミックレンジを拡張させる回路を示して
いる。また、図2(a),(b)は本実施例による符号
化前の原波形図および復号化後の波形図を示す。
【0027】本実施例は、従来例の図9に対しUDFフ
ラグ19が付加された回路となっている。すなわち、D
PCMの復号に使用される加算器11と、累算器12
と、ディジタル信号からアナログ信号に変換するD/A
コンバータ13と、作業レジスタ14と、差分値を一時
格納する差分値レジスタ15と、差分値を格納してある
データROM16と、このデータROM16のデータ番
地を指し示すメモリアドレスレジスタ17と、このメモ
リアドレスレジスタ17を増分させるインクリメンタ1
8と、加算器11が演算中にアンダーフローした状態の
情報を保持するUDFフラグ19とから構成される。
ラグ19が付加された回路となっている。すなわち、D
PCMの復号に使用される加算器11と、累算器12
と、ディジタル信号からアナログ信号に変換するD/A
コンバータ13と、作業レジスタ14と、差分値を一時
格納する差分値レジスタ15と、差分値を格納してある
データROM16と、このデータROM16のデータ番
地を指し示すメモリアドレスレジスタ17と、このメモ
リアドレスレジスタ17を増分させるインクリメンタ1
8と、加算器11が演算中にアンダーフローした状態の
情報を保持するUDFフラグ19とから構成される。
【0028】図1(b)は、図1(a)の外付け回路の
回路図で、図1(a)の音声集積回路21に、抵抗R1
〜R4および演算増幅器A1とからなる減算回路を付加
したものである。抵抗R1〜R4は単に減算のみを考え
るのであれば、全て等しい抵抗値をとるだけでよく、利
得を減算動作と同時に実現するには、抵抗R1、R3の
値を等しくしておき、さらに抵抗R2、R4の値を等し
くし、この2者間の値を異なった値とすれば利得も同時
に得ることが出来る。
回路図で、図1(a)の音声集積回路21に、抵抗R1
〜R4および演算増幅器A1とからなる減算回路を付加
したものである。抵抗R1〜R4は単に減算のみを考え
るのであれば、全て等しい抵抗値をとるだけでよく、利
得を減算動作と同時に実現するには、抵抗R1、R3の
値を等しくしておき、さらに抵抗R2、R4の値を等し
くし、この2者間の値を異なった値とすれば利得も同時
に得ることが出来る。
【0029】初めに、波形振幅レベルのダイナミックレ
ンジの拡張無しの普通の音声合成(DPCMの復号)に
ついて説明する。メモリアドレスレジスタ17で指示さ
れるデータROM16の番地の差分データを読出し、こ
の差分データを差分値レジスタ15に一旦格納する。格
納された差分値データと作業レジスタ14に格納されて
いる前の復号値とを、加算器11にて加算する。この加
算結果は新たな復号値として作業レジスタ14とD/A
コンバータ13へ転送され、D/Aコンバータ13によ
りアナログ信号へ変換され出力される。
ンジの拡張無しの普通の音声合成(DPCMの復号)に
ついて説明する。メモリアドレスレジスタ17で指示さ
れるデータROM16の番地の差分データを読出し、こ
の差分データを差分値レジスタ15に一旦格納する。格
納された差分値データと作業レジスタ14に格納されて
いる前の復号値とを、加算器11にて加算する。この加
算結果は新たな復号値として作業レジスタ14とD/A
コンバータ13へ転送され、D/Aコンバータ13によ
りアナログ信号へ変換され出力される。
【0030】通常の音声合成時においては、加算器11
の演算結果は、波形振幅のダイナミックレンジ範囲内に
必ず納まることが前提にしているので、アンダーフロー
が発生することがなく、UDFフラグ19は常に論理値
“0”(GND電位の値)を保持している。つまり、G
ND電位とAVO電位の減算出力が、図1(b)の外付
け回路によって実現される。
の演算結果は、波形振幅のダイナミックレンジ範囲内に
必ず納まることが前提にしているので、アンダーフロー
が発生することがなく、UDFフラグ19は常に論理値
“0”(GND電位の値)を保持している。つまり、G
ND電位とAVO電位の減算出力が、図1(b)の外付
け回路によって実現される。
【0031】次に、本実施例の波形振幅レベルのダイナ
ミックレンジ拡張について説明する。ここでは、図2
(a)のように、波形振幅レベルのダイナミックレンジ
の範囲の下限に納まらないような波形が、データROM
16に書き込まれているものとする。波形振幅レベルの
ダイナミックレンジの範囲内に納まっている時は、波形
振幅レベルのダイナミックレンジの格調無しの時と同一
動作となる。しかし、波形振幅レベルのダイナミックレ
ンジ範囲外へ復号されると(つまり無理に差分データを
加算させると)、加算器11の出力がアンダーフローを
発生することになり、UDFフラグ19が論理値“1”
(Vdd電位の値)を保持し出力することとなる。
ミックレンジ拡張について説明する。ここでは、図2
(a)のように、波形振幅レベルのダイナミックレンジ
の範囲の下限に納まらないような波形が、データROM
16に書き込まれているものとする。波形振幅レベルの
ダイナミックレンジの範囲内に納まっている時は、波形
振幅レベルのダイナミックレンジの格調無しの時と同一
動作となる。しかし、波形振幅レベルのダイナミックレ
ンジ範囲外へ復号されると(つまり無理に差分データを
加算させると)、加算器11の出力がアンダーフローを
発生することになり、UDFフラグ19が論理値“1”
(Vdd電位の値)を保持し出力することとなる。
【0032】この場合のAOUT出力波形は、図2
(b)に示したようになる。このAOUT信号の電位と
UDF信号の電位Vddが、図1(b)に示した減算器
により減算されるので、外付け回路の出力OUTから
は、オーバーフロー部分が重ね合された忠実な波形が出
力される。このUDFフラグ19の解除はオーバーフロ
ーにより行う。但し、図1(b)の演算増幅器A1の電
源電圧+Vccと−Vccとは、|Vcc|〉|2・V
dd|とする。
(b)に示したようになる。このAOUT信号の電位と
UDF信号の電位Vddが、図1(b)に示した減算器
により減算されるので、外付け回路の出力OUTから
は、オーバーフロー部分が重ね合された忠実な波形が出
力される。このUDFフラグ19の解除はオーバーフロ
ーにより行う。但し、図1(b)の演算増幅器A1の電
源電圧+Vccと−Vccとは、|Vcc|〉|2・V
dd|とする。
【0033】図3(a),(b)は本発明の第2の実施
例のブロック図およびその外付け回路の回路図を示し、
第1の実施例のUDFフラグ19の代りにOVFフラグ
20が用いられている場合を示している。すなわち、こ
のOVFフラグ20は、加算器11が演算中にオーバー
フローした状態の情報を保持する。
例のブロック図およびその外付け回路の回路図を示し、
第1の実施例のUDFフラグ19の代りにOVFフラグ
20が用いられている場合を示している。すなわち、こ
のOVFフラグ20は、加算器11が演算中にオーバー
フローした状態の情報を保持する。
【0034】図3(b)は、図3(a)の音声集積回路
21に、抵抗R1,R2,R5と、演算増幅器A1とか
らなる。反転加算回路を付加して構成される。ここで、
抵抗R1,R2,R5は加算のみを考えるのであれば全
て等しい抵抗値をとるが、利得を加算動作と同時に実現
するには、抵抗R1,R5の値を等しくしておき、抵抗
R2の値を異なった値とすれば利得も同時に得ることが
出来る。さらに、低域ろ波動作も行わせたい場合は、抵
抗R2に並列に容量を追加するだけで実現できる。
21に、抵抗R1,R2,R5と、演算増幅器A1とか
らなる。反転加算回路を付加して構成される。ここで、
抵抗R1,R2,R5は加算のみを考えるのであれば全
て等しい抵抗値をとるが、利得を加算動作と同時に実現
するには、抵抗R1,R5の値を等しくしておき、抵抗
R2の値を異なった値とすれば利得も同時に得ることが
出来る。さらに、低域ろ波動作も行わせたい場合は、抵
抗R2に並列に容量を追加するだけで実現できる。
【0035】まず、波形振幅レベルのダイナミックレン
ジの拡張無しの普通の音声合成(DPCMの復号)につ
いて説明する。メモリアドレスレジスタ17で指示され
るデータROM16の番地の差分データを読出し、差分
データを差分値レジスタ15に一旦格納する。格納され
た差分値データと作業レジスタ14に格納されている前
の復号値とを、加算器11にて加算する。この加算結果
は新たな復号値として作業レジスタ14とD/Aコンバ
ーダ13へ転送し、ディジタル信号からアナログ信号へ
変換され出力する。さらに、メモリアドレスレジスタ1
7をインクリメンタ18により増分し、次のアドレスデ
ータを設定し上記動作を順次繰り返すことで音声合成を
行う。
ジの拡張無しの普通の音声合成(DPCMの復号)につ
いて説明する。メモリアドレスレジスタ17で指示され
るデータROM16の番地の差分データを読出し、差分
データを差分値レジスタ15に一旦格納する。格納され
た差分値データと作業レジスタ14に格納されている前
の復号値とを、加算器11にて加算する。この加算結果
は新たな復号値として作業レジスタ14とD/Aコンバ
ーダ13へ転送し、ディジタル信号からアナログ信号へ
変換され出力する。さらに、メモリアドレスレジスタ1
7をインクリメンタ18により増分し、次のアドレスデ
ータを設定し上記動作を順次繰り返すことで音声合成を
行う。
【0036】但し、通常の音声合成時においては、加算
器11の演算結果は波形振幅のダイナミックレンジ範囲
内に必ず納まることを前提にしているのでオーバーフロ
ーが発生することがないため、OVFフラグ20は常に
論理値「0」(GND電位の値)を保持している。つま
り、GND電位とAVO電位の加算出力が、図に示した
外付け回路によって実現される。
器11の演算結果は波形振幅のダイナミックレンジ範囲
内に必ず納まることを前提にしているのでオーバーフロ
ーが発生することがないため、OVFフラグ20は常に
論理値「0」(GND電位の値)を保持している。つま
り、GND電位とAVO電位の加算出力が、図に示した
外付け回路によって実現される。
【0037】次に、実施例の波形振幅レベルのダイナミ
ックレンジ拡張について説明する。ここでは、図4
(a)のように、波形振幅レベルのダイナミックレンジ
の範囲の上限に納まらないような波形が、データROM
16に書き込まれているものとする。この場合、波形振
幅レベルのダイナミックレンジ範囲外へ復号されると、
加算器11の出力がオーバーフローを発生することにな
りOVFフラグ20が論理値“1”(Vdd電位の値)
を保持し出力することとなる。
ックレンジ拡張について説明する。ここでは、図4
(a)のように、波形振幅レベルのダイナミックレンジ
の範囲の上限に納まらないような波形が、データROM
16に書き込まれているものとする。この場合、波形振
幅レベルのダイナミックレンジ範囲外へ復号されると、
加算器11の出力がオーバーフローを発生することにな
りOVFフラグ20が論理値“1”(Vdd電位の値)
を保持し出力することとなる。
【0038】この場合のAOUT出力波形は、図4
(b)に示したようになる。このAOUT信号の電位と
OVF信号の電位Vddが、図3(b)の反転加算器に
より加算されるので、外付け回路の出力OUTからは、
オーバーフロー部分が重ね合された忠実な波形が出力さ
える。このOVFフラグ20の解除はアンダーフローに
より行う。但し、図3(b)で示されている演算増幅器
A1の電源電圧+Vccと−Vccは、|Vcc|〉|
2・Vdd|とする。
(b)に示したようになる。このAOUT信号の電位と
OVF信号の電位Vddが、図3(b)の反転加算器に
より加算されるので、外付け回路の出力OUTからは、
オーバーフロー部分が重ね合された忠実な波形が出力さ
える。このOVFフラグ20の解除はアンダーフローに
より行う。但し、図3(b)で示されている演算増幅器
A1の電源電圧+Vccと−Vccは、|Vcc|〉|
2・Vdd|とする。
【0039】図5は本発明の第3の実施例のブロック図
であり、ADPCM符号化方式による音声合成集積回路
の波形振幅レベルのダイナミックレンジを拡張させた場
合を示しており、その外付け回路は図1(b)と同様の
回路が用いられる。
であり、ADPCM符号化方式による音声合成集積回路
の波形振幅レベルのダイナミックレンジを拡張させた場
合を示しており、その外付け回路は図1(b)と同様の
回路が用いられる。
【0040】本実施例は、従来例(図10)に対して、
図1(a)と同じUDFフラグ19が付加されたもので
ある。すなわち、ADPCM方式の復号処理に使用され
る加減算器51と、累算器12と、D/Aコンバータ1
3と、作業レジスタ52と、ADPCM符号を一時格納
する符号レジスタ53と、ADPCMを格納してあるデ
ータROM16と、このデータROM16のデータ番地
を指し示すメモリアドレスレジスタ17と、このメモリ
アドレスレジスタ17の値を増分させるインクリメンタ
18と、符号レジスタ53の値を基にして量子化係数を
選択する量子化係数選択器54と、量子化係数を格納し
ておく量子化係数テーブル55と、量子化係数を一時格
納しておく量子化係数レジスタ56と、量子化係数と前
の復号処理に用いた量子化幅との乗算処理を行う乗算器
57と、作業レジスタ58と、乗算結果を格納する乗算
レジスタ59と、加減算器51が演算中にアンダーフロ
ーした状態の情報を保持するUDFフラグ19とから構
成される。
図1(a)と同じUDFフラグ19が付加されたもので
ある。すなわち、ADPCM方式の復号処理に使用され
る加減算器51と、累算器12と、D/Aコンバータ1
3と、作業レジスタ52と、ADPCM符号を一時格納
する符号レジスタ53と、ADPCMを格納してあるデ
ータROM16と、このデータROM16のデータ番地
を指し示すメモリアドレスレジスタ17と、このメモリ
アドレスレジスタ17の値を増分させるインクリメンタ
18と、符号レジスタ53の値を基にして量子化係数を
選択する量子化係数選択器54と、量子化係数を格納し
ておく量子化係数テーブル55と、量子化係数を一時格
納しておく量子化係数レジスタ56と、量子化係数と前
の復号処理に用いた量子化幅との乗算処理を行う乗算器
57と、作業レジスタ58と、乗算結果を格納する乗算
レジスタ59と、加減算器51が演算中にアンダーフロ
ーした状態の情報を保持するUDFフラグ19とから構
成される。
【0041】まず、普通の音声合成(ADPCMの復
号)について説明する。メモリアドレスレジスタ17で
指し示される読出専用メモリ等で構成されたデータRO
M16の番地のADPCM符号データを読み出し、AD
PCM符号データを符号レジスタ53に一旦格納する。
格納されたADPCM符号の負号部(S)は振幅レベル
が正か負かの判別に相当する加算/減算の切り替え制御
のための制御信号として加減算器51に送られる。
号)について説明する。メモリアドレスレジスタ17で
指し示される読出専用メモリ等で構成されたデータRO
M16の番地のADPCM符号データを読み出し、AD
PCM符号データを符号レジスタ53に一旦格納する。
格納されたADPCM符号の負号部(S)は振幅レベル
が正か負かの判別に相当する加算/減算の切り替え制御
のための制御信号として加減算器51に送られる。
【0042】ADPCMの負号部(S)以外の振幅情報
は、量子化係数選択器54の選択制御信号として送ら
れ、量子化係数選択器54は符号レジスタ52からの信
号をもとにして量子化係数テーブル55から該当する量
子化係数を選択する。選出された量子化係数は量子化係
数レジスタ56に格納される。すでに前の復号処理に用
いた量子化幅が作業レジスタ58に格納されているので
乗算器57を用いて量子化係数レジスタ56と作業レジ
スタ58との内容との乗算を行い新しい量子化幅を乗算
レジスタ59に格納する。
は、量子化係数選択器54の選択制御信号として送ら
れ、量子化係数選択器54は符号レジスタ52からの信
号をもとにして量子化係数テーブル55から該当する量
子化係数を選択する。選出された量子化係数は量子化係
数レジスタ56に格納される。すでに前の復号処理に用
いた量子化幅が作業レジスタ58に格納されているので
乗算器57を用いて量子化係数レジスタ56と作業レジ
スタ58との内容との乗算を行い新しい量子化幅を乗算
レジスタ59に格納する。
【0043】乗算レジスタ59の値を基準として加減算
器51と累算器12と作業レジスタ52を用いてADP
CM符号のデータに基づいた回数分加算/減算を繰り返
すことで累算し復号化を行う。復号されたディジタル信
号は、D/Aコンバータ13によりアナログ信号へ変換
され出力する。さらに、メモリアドレスレジスタ17を
インクリメンタ18により増分し次のアドレスデータを
設定し上記動作を順次繰り返すことで音声合成を行う。
器51と累算器12と作業レジスタ52を用いてADP
CM符号のデータに基づいた回数分加算/減算を繰り返
すことで累算し復号化を行う。復号されたディジタル信
号は、D/Aコンバータ13によりアナログ信号へ変換
され出力する。さらに、メモリアドレスレジスタ17を
インクリメンタ18により増分し次のアドレスデータを
設定し上記動作を順次繰り返すことで音声合成を行う。
【0044】但し、通常の音声合成時においては、加減
算器51の演算結果は波形振幅のダイナミックレンジ範
囲内に必ず納ることを前提にしているので、アンダーフ
ローが発生することがありえないためUDFフラグ19
は常に論理値“0”を保持し、つまりGND電位とAO
UT電位の減算出力が、図1(b)の外付け回路によっ
て実現される。
算器51の演算結果は波形振幅のダイナミックレンジ範
囲内に必ず納ることを前提にしているので、アンダーフ
ローが発生することがありえないためUDFフラグ19
は常に論理値“0”を保持し、つまりGND電位とAO
UT電位の減算出力が、図1(b)の外付け回路によっ
て実現される。
【0045】次に、波形振幅レベルのダイナミックレン
ジ拡張について説明する。ここでは図2(a)のよう
に、波形振幅レベルのダイナミックレンジの範囲の下限
に納まらないような波形が、データROM16に書き込
まれているものとする。この波形振幅レベルのダイナミ
ックレンジの下限を越えて復号されると、加減算器51
の出力がアンダーフローを発生することになり、UDF
フラグ19が論理値“1”Vdd電位の値)を保持し出
力することとなる。この時、AOUT出力波形は、図2
(b)に示したようになる。このAOUT信号の電位と
UDF信号の電位Vddが、図1(b)の減算器により
減算され、外付け回路の出力OUTからはオーバーフロ
ー部分が重ね合わされた忠実な波形が出力される。この
UDFフラグ19の解除はオーバーフローにより行う。
ジ拡張について説明する。ここでは図2(a)のよう
に、波形振幅レベルのダイナミックレンジの範囲の下限
に納まらないような波形が、データROM16に書き込
まれているものとする。この波形振幅レベルのダイナミ
ックレンジの下限を越えて復号されると、加減算器51
の出力がアンダーフローを発生することになり、UDF
フラグ19が論理値“1”Vdd電位の値)を保持し出
力することとなる。この時、AOUT出力波形は、図2
(b)に示したようになる。このAOUT信号の電位と
UDF信号の電位Vddが、図1(b)の減算器により
減算され、外付け回路の出力OUTからはオーバーフロ
ー部分が重ね合わされた忠実な波形が出力される。この
UDFフラグ19の解除はオーバーフローにより行う。
【0046】また、ADPCM符号化方式による音声合
成回路で、上限に納まらないような波形が入力される場
合には、図5においてUDFフラグ19の代りに、図3
(b)のOVFフラグ20を用いることができる。
成回路で、上限に納まらないような波形が入力される場
合には、図5においてUDFフラグ19の代りに、図3
(b)のOVFフラグ20を用いることができる。
【0047】さらに、これら実施例では、UDFフラグ
19,OVFフラグ20を単独で用いる場合を説明した
が、両者を同時に付加した場合には、波形振幅レベルの
ダイナミックレンジの上限および下限を同時に拡張でき
る回路となることは明らかである。
19,OVFフラグ20を単独で用いる場合を説明した
が、両者を同時に付加した場合には、波形振幅レベルの
ダイナミックレンジの上限および下限を同時に拡張でき
る回路となることは明らかである。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、差分符号
を復号する音声合成集積回路の端子に内部演算情報を出
力し、さらに簡単な外付け回路を接続することにより、
波形振幅レベルのダイナミックレンジの下限または上限
を拡張することが出来、良質な音声合成を行うことが出
来る。また、本発明における外付け回路としては、従来
のものはアンプ、フィルタ等の回路を必要としたが、加
算用の抵抗等の部品を小量追加するだけで済ますことが
出来、回路構成を簡単化できる。
を復号する音声合成集積回路の端子に内部演算情報を出
力し、さらに簡単な外付け回路を接続することにより、
波形振幅レベルのダイナミックレンジの下限または上限
を拡張することが出来、良質な音声合成を行うことが出
来る。また、本発明における外付け回路としては、従来
のものはアンプ、フィルタ等の回路を必要としたが、加
算用の抵抗等の部品を小量追加するだけで済ますことが
出来、回路構成を簡単化できる。
【図1】(a),(b)は本発明の一実施例のブロック
図およびその外付け回路の回路図。
図およびその外付け回路の回路図。
【図2】(a),(b)は図1による符号化前および復
号化後の各信号を示す波形図。
号化後の各信号を示す波形図。
【図3】(a),(b)は本発明の第2の実施例のブロ
ック図およびその外付け回路の回路図。
ック図およびその外付け回路の回路図。
【図4】(a),(b)は図3による符号化前および復
号化後の各信号を示す波形図。
号化後の各信号を示す波形図。
【図5】本発明の第3の実施例のブロック図。
【図6】(a)〜(c)は一般の3〜5ビットのPCM
信号の波形図。
信号の波形図。
【図7】(a),(b)は一般のDPCM方式およびA
DPCM方式を説明する波形図。
DPCM方式を説明する波形図。
【図8】(a)〜(f)は従来例による信号のダイナミ
ックレンジを説明する波形図。
ックレンジを説明する波形図。
【図9】従来例のDPCM方式による音声合成回路のブ
ロック図。
ロック図。
【図10】従来例のADPCM方式による音声合成回路
のブロック図。
のブロック図。
11,11a 加算器
12 累算器
13 A/Dコンバータ
14,52,58 作業レジスタ
15 差分レジスタ
16 データROM
17 メモリアドレスレジスタ
18 インクリメンタ
19 UDFフラグ
20 OVFフラグ
21,21a 音声合成集積回路
51,51a 加減算器
53 符号レジスタ
54 量子化係数選択器
55 量子化係数テーブル
56 量子化係数レジスタ
57 乗算器
29 乗算レジスタ
A1 演算増幅器
Claims (2)
- 【請求項1】 差分符号を記憶する記憶手段と、この記
憶手段からの差分符号を読出す読出手段と、読出された
前記差分符号から音声信号へ複合する加減算手段と、こ
の加減算手段の出力をアナログ信号に変換し合成された
波形を出力する出力手段とを含む音声合成回路におい
て、前記加減算手段の出力から前記差分符号の復号動作
において波形振幅レベルのダイナミックレンジの下限ま
たは上限を越えたことを知らせるオーバー出力を出力す
る演算情報出力手段と、この演算情報出力手段のオーバ
ー出力と前記出力手段の出力とを加算するアナログ信号
加算手段とを付加したことを特徴とする音声合成回路。 - 【請求項2】 差分符号がDPCM符号またはADPC
M符号である請求項1記載の音声合成回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3170827A JPH0519799A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 音声合成回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3170827A JPH0519799A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 音声合成回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0519799A true JPH0519799A (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=15912067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3170827A Pending JPH0519799A (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 音声合成回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0519799A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018146652A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 学校法人東北学院 | 音声のコーディング・デコーディング方法 |
| KR102079702B1 (ko) * | 2018-11-05 | 2020-02-20 | 한국항공우주연구원 | 폐색률 조절이 가능한 피토 측정 장치 |
| CN113674750A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-11-19 | 上海哔哩哔哩科技有限公司 | 数据处理方法及装置 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP3170827A patent/JPH0519799A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018146652A (ja) * | 2017-03-02 | 2018-09-20 | 学校法人東北学院 | 音声のコーディング・デコーディング方法 |
| KR102079702B1 (ko) * | 2018-11-05 | 2020-02-20 | 한국항공우주연구원 | 폐색률 조절이 가능한 피토 측정 장치 |
| CN113674750A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-11-19 | 上海哔哩哔哩科技有限公司 | 数据处理方法及装置 |
| CN113674750B (zh) * | 2021-08-19 | 2023-11-03 | 上海哔哩哔哩科技有限公司 | 数据处理方法及装置 |
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