JPH05198110A - ヘッド位置決め装置 - Google Patents

ヘッド位置決め装置

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JPH05198110A
JPH05198110A JP22598292A JP22598292A JPH05198110A JP H05198110 A JPH05198110 A JP H05198110A JP 22598292 A JP22598292 A JP 22598292A JP 22598292 A JP22598292 A JP 22598292A JP H05198110 A JPH05198110 A JP H05198110A
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head
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axis
rotation
recording medium
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JP22598292A
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English (en)
Inventor
Tadashi Eguchi
正 江口
Masaaki Tsukiji
正彰 築地
Akira Ishizuka
公 石塚
Tetsuji Nishimura
哲治 西村
Katsumi Momose
克己 百瀬
Kotaro Hosaka
光太郎 保坂
Koji Narumi
廣治 鳴海
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者により良好な操作性を与える新たなヘ
ッド位置決めを提供する。 【構成】 ヘッド33を回動させるアーム32に取りつ
けられたミラー24と、アーム回転中心に対して、ディ
スク本体部分と相対回動可能にされているオートコリメ
ータ23とを設け、オートコリメータ23の検出を基
に、オートコリメータ23とミラー24の相対位置関係
を一定に保ちながらディスク本体部分を相対回動させる
事により、ヘッドの位置制御を行う。これにより高精度
位置決めを達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(発明の属する技術分野)本発明は、例え
ば記録媒体としての磁気ディスクにサーボ情報を書き込
むサーボトラックライタに応用できるヘッド位置決め装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のコンピュータの大容量化、小型化
に伴って、そのメモリとして利用される磁気ディスク
も、高密度化が要求されている。磁気ディスクは、予め
サーボ情報信号を書き込んでおく必要がある。書き込ま
れたサーボ情報信号が存在するところは、磁気ディスク
上でサーボトラックと言う。磁気ディスクの高密度化に
伴い、サーボトラックを書き込む製造装置も高精度化が
要求されている。
【0003】図1は、従来のこの種の装置の概略構成図
である。同図において、1aは高精度周波数安定化レー
ザ光源、2は折り返しミラー、3はビームスプリッタ、
4は磁気ディスクのヘッドアーム、5a,5bはコーナ
ーキューブ、6は磁気ヘッド、7は磁気ディスク、8は
受光器、9は制御回路、10はヘッドアーム4の駆動用
モータ、11は磁気ディスクの本体ケースである。
【0004】ここでレーザ光源1a、ビームスプリッタ
3、コーナーキューブ5a,5b、受光器8でレーザ干
渉測長器を構成しており、ヘッドアーム4上に載置した
コーナーキューブ5の移動量を受光器8で読み取り、制
御回路9によって、ヘッドアーム駆動回路用モータ10
の回転角を所定角となるように制御し、磁気ヘッド6の
書き込み位置(磁気ディスク7の径方向位置)をコント
ロールしている。なお、磁気ディスク7はその中心のま
わりに不図示の専用モータによって回転されており、磁
気ヘッド6によって同心円の複数のサーボトラックが形
成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述従来例に
鑑み、製品として使用者により良好な操作性(例えば高
い検出精度や装置の小型化など)を与える様な新たなヘ
ッド位置決め装置を提供する事を第1の目的とする。
【0006】本発明は、上述従来例の様にヘッドを記録
媒体の略径方向に相対的に移動させるのに、アームを回
動させる様な形態をとる装置においても、高精度なヘッ
ド位置決めを行えるヘッド位置決め装置を提供する事を
第2の目的とする。
【0007】本発明は上述従来例の様にディスク状の記
録媒体の径方向にヘッドを相対的に移動させ、媒体面に
記録等を行う装置において、装置を大型化する事無くヘ
ッドの位置検出が可能な配置をとれるヘッド位置決め装
置を提供する事を第3の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述第1、第2の目的を
達成する為、本発明は、まず、第1の軸を中心に記録媒
体に対し相対的に回転可能且つ前記第1と平行な第2の
軸を中心にして該相対的回転の方向に交差する方向にも
相対回動可能な情報記録または再生用ヘッドを、前記記
録媒体に対して相対位置決めする装置で、前記第2軸中
心回動の方向に略沿った前記ヘッドとの相対位置関係を
計測するためのオートコリメータと、前記記録媒体及び
前記ヘッドよりなる組み合わせと前記オートコリメータ
とのうちの一方を載置して前記第2軸を略中心とした回
動方向に回動駆動するための回転テーブルと、前記ヘッ
ドの前記記録媒体に対する位置決め位置に対応して前記
回転テーブルを回転させ、且つ前記オートコリメータの
計測結果に基づき前記回転テーブルの回転中の前記オー
トコリメータとヘッドとの相対位置関係を一定に保つ様
に相対位置制御するコントロールユニットを有する様に
している。
【0009】また上述第1、第3の目的を達成する為、
本発明は第1の軸を中心に記録媒体に対し相対的に回転
可能且つ前記第1と平行な第2の軸を中心にして該相対
的回転の方向に交差する方向にも相対回動可能な情報記
録または再生用ヘッドを、前記記録媒体に対して相対位
置決めする装置で、前記第2軸中心回動の方向に略沿っ
た前記ヘッドとの相対位置関係を計測するため、前記第
1軸または第2軸を中心とした回転方向を含む面に交差
する方向から前記ヘッドを支持する部材に設けられた位
置検出用指標を光電的に検出する光電検出系と、前記記
録媒体及び前記ヘッドよりなる組み合わせと前記光電検
出系とのうちの一方を載置して駆動するための駆動テー
ブルと、前記ヘッドの前記記録媒体に対する位置決め位
置に対応して前記駆動テーブルを駆動させ、且つ前記光
電検出系の計測結果に基づき前記回転テーブルの回転中
の前記光電検出系とヘッドとの相対位置関係を一定に保
つ様に相対位置制御するコントロールユニットとを有す
る様にしている。
【0010】
【実施例】以下本発明を具体的な実施例により説明す
る。
【0011】図2は、オートコリメータを用いた本発明
の第1実施例を示す。31は固定磁気ディスク本体、3
2は揺動アーム、33は書き込み用及び読み込み用の磁
気ヘッド、34は揺動アームの駆動機構部である。22
は回転テーブルで、テーブル上に前記31の固定磁気デ
ィスク本体を取りつける。23はオートコリメータで、
前記32の揺動アームに取りつけられたミラー24の回
転位置を検知するように配置されている。オートコリメ
ータの原理は良く知られているおり、ここでは詳細説明
を省略する。25はオートコリメータ23の検出ユニッ
トである。27は制御装置IIで、前記オートコリメー
タ検出ユニット25から得られた信号出力に応じて、前
記固定磁気ディスク31内の揺動アーム駆動機構34を
制御して、揺動アーム32を駆動する。26は回転テー
ブル22を位置決めするための制御装置Iである。28
はサーボトラックライタ全体を制御するための主制御装
置である。なお、サーボトラックライタは、この他に不
図示のサーボトラック書き込みに必要な装置からも構成
される。アーム32の支点35と回転テーブル22の回
転中心は略一致している。
【0012】以下に、本実施例によりサーボトラックを
書き込む手順を説明する。
【0013】一般に、固定磁気ディスクのサーボトラッ
クは磁気ディスク面に等間隔、例えば10μmごとに書
き込まれ、ヘッドの位置決めに必要なサーボ情報を記録
する。本実施例では、サーボトラックを書き込む固定磁
気ディスク本体を回転テーブル22の上に設置し、一定
間隔とするべくヘッドが位置決めされる様に回転テーブ
ルをエンコーダやステッピングモータを用いて回転し、
角位置決め位置ごとに同心円の複数のサーボトラックの
書き込みを行う。その回転テーブルの位置決め角度間隔
θは、図3に示すように揺動アーム32の支点35とヘ
ッド33との間隔をL、トラックピッチをPとしたと
き、θ=P/Lとなるようにする。
【0014】本実施例においては、オートコリメータに
より揺動アームの回転角度を検知し、常にオートコリメ
ータの出力が一定になるように、すなわち非接触センサ
としてのオートコリメータに対し、ミラー24を含むヘ
ッドの相対位置関係を変えないように固定磁気ディスク
内の駆動機構部を制御し、揺動アームを駆動する。この
様にする事で、ヘッドは回転テーブルの移動に伴って磁
気ディスク面の径方向に移動する事になる。そこで、回
転ステージを角度間隔θ=P/Lで位置決めしていく事
により、ヘッドのディスク径方向位置決めが実行され
る。
【0015】以上の動作により、揺動アームをサーボト
ラックのピッチで位置決めしながら、サーボトラックの
書き込みを行う。
【0016】なお、前述の実施例では、固定磁気ディス
クを回転テーブル上に、オートコリメータを固定テーブ
ル上に配置した例を示したが、固定磁気ディスクを固定
テーブル上に、オートコリメータを回転テーブル上に配
置し、オートコリメータにより揺動アームの回転角度を
検知できるように構成した例も考えられる。その場合、
回転テーブルの回転中心と、固定磁気ディスクの揺動ア
ームの回転中心とを略一致させる。また、オートコリメ
ータの出力が常に一定になるように揺動アームの駆動機
構部を駆動し、制御することは前述の例と同様である。
【0017】なお、回転テーブル22は、高分解能のロ
ータリーエンコーダやレゾルバ等の角度検出器を用いて
制御したり、パルスモータを用いて位置決めを行う等の
方法が考えられる。
【0018】図2では、オートコリメータ検出用のミラ
ーを、揺動アーム自体に取りつけた場合を示している
が、多くの場合固定磁気ディスクでは、揺動アームの駆
動にボイスコイルモータが用いられ、ボイスコイルの稼
働部分に設けてもよい。
【0019】以下、本実施例の効果について説明する。
例えば図1に示す様な装置の場合、アーム4の回転に従
って、アーム4上のコーナーキューブ5と、レーザ干渉
測長器の相対位置関係が変化し、ヘッドアームの移動に
伴ってコーナーキューブに有効に光が入射しなくなり、
ヘッド位置決めができなくなるという欠点があった。
【0020】本実施例では、(本来は回転テーブル22
の回転に伴って変化するはずの)ミラー24の傾きが一
定となる様にアーム32を回動制御している。この時回
転テーブル22の回軸中心とアーム32の回動中心は略
一致している。この為、回転テーブル22の回動により
アーム32をディスク径方向のどの位置に位置決めして
も、オートコリメータ23とミラー24との配置関係は
実質的に不変であり、オートコリメータの光は有効に計
測に使用できる。また、この回転テーブル22とアーム
32の回転中心は厳密に一致していなくても良い。例え
ば、オートコリメータの代わりに(角度検出ではなく)
ミラー24までの距離を測定するセンサを使用した場合
には、回転中心が不一致だとセンサー・ミラー間隔一定
制御を行いながら回転テーブルを回転した際にこの偏心
に起因するアーム全体の変位量がセンサーの検出間隔値
に誤差成分として混入してしまい、正確な位置決めが困
難となる。本実施例ではミラー角度検出方式なので、こ
の偏心に起因するアーム全体の変位は検出されず、従っ
て多少の偏心の有無ににかかわらず正確な位置決めが可
能になる。
【0021】次に、図4以降に示す実施例はヘッドアー
ムに反射、非反射の境界を有する指標板を取り付け、更
に外部から集光光束を照射して、そこから得られる反射
光の空間的分布の変化を互いに空間的に位置をずらした
2つの受光素子で検出して、互いの差出力の変動を取り
出して、磁気ヘッドと非接触センサとの相対位置ずれ信
号を発生させるいわゆる「光学式原点位置検出手段」を
用い、その信号に基づいて相対位置ずれが元に戻るよう
に、すなわち非接触センサとの相対意位置関係が変わら
ないようにヘッドアームを制御するものである。
【0022】図4は、磁気ディスク装置側を回転テーブ
ルに載せた例である。図中、100は磁気ディスク装置
全体、101は磁気ディスク、102は磁気ディスク回
転駆動アクチュエーター(EX.モーター)、103は
磁気ディスク用記録ヘッド、104は磁気ディスク用記
録ヘッド支持用アーム、105はアーム駆動用アクチュ
エーター、106はアーム駆動用アクチュエーターコン
トローラー、200は回転テーブル、201は回転テー
ブル駆動用アクチュエーター、202は回転テーブル位
置検出装置(EX.ロータリーエンコーダ)、203は
回転テーブル回転中心、204は回転テーブルアクチュ
エーターコントローラー、300は磁気ディスク用記録
ヘッド位置またはアーム位置検出装置、400は回転テ
ーブル位置命令用制御信号、500は磁気ディスク用記
録ヘッド位置またはアーム位置ずれ検出信号、600は
磁気ディスク用アームの位置制御信号、700はサーボ
トラック書き込み信号である。107は回転テーブル2
00とアーム104で共通の回転中心軸である。
【0023】ここでサーボ情報を書き込む手順を示せば
以下の通りである。 CPUからの命令400で回転テーブルの位置が特定
の位置に設定される。(アクチュエーター201、位置
検出装置202、及びアクチュエーターコントローラー
204、の組み合わせによる制御系が機能する。) 回転テーブルが回転すると、磁気ディスク記録ヘッド
103(またはアーム104)と、磁気ディスク記録ヘ
ッド検出装置300とのと相対位置がずれて、位置ずれ
信号500がCPUに入力される(300は固定)。 CPUからの命令600でアクチュエーター105を
動かして、検出装置300からの位置ずれ信号が、元の
値に戻るまで制御する。 が完了すると同時に、サーボトラック信号700を
磁気ディスクヘッドに伝送し、サーボ情報を書き込む。 上記〜を繰り返す。
【0024】ここで図5は、磁気ディスク用記録ヘッド
103または支持用アーム104の位置検出装置300
の部分的機能説明図である。301は光源(平行光
束)、302は波面分割プリズム、303はシリンドリ
カルレンズ、305a,305bは段違い矩形パター
ン、308a,308bは受光素子、350は信号増幅
処理ボード、500は位置ずれ信号である。なお、波面
分割プリズム302、シリンドリカルレンズ303は図
面ではy方向半分のみ示してある。
【0025】光源301から射出した略平行光束を、波
面分割プリズム302で2方向(図ではX座標方向)に
2分割し、さらにシリンドリカルレンズ303にてそれ
ぞれ線状ビーム形状(図ではY座標方向に狭い)に集光
し、それぞれの反射、非反射(矩形)パターン上に照射
される。上記パターンの反射部で反射された2つの光束
は、再びビーム幅を元に戻しながら、シリンドリカルレ
ンズを透過し、更にそれぞれ波面分割プリズム302の
周辺部に入射し屈折されて、光源からの光束と平行な方
向に進行し、各々の受光素子308a,308bに入射
する。
【0026】さてこの光学系において、図6のように指
標305が移動するとそれぞれ光束が照射されている領
域内の反射部の面積が相対的に変動する。そこで受光素
子308a,308bの出力差(アナログ)信号は指標
とビーム(すなわち、位置検出装置300)との相対位
置ずれを表すことになり、分解能は指標部に照射される
線状ビームの線幅で決められる。シリンドリカルレンズ
303は分解能を上げる目的で使用される。また上記出
力差信号が+へずれたか−へずれたかで指標のずれの方
位も判別できる。
【0027】上記の差信号は、信号処理されて、位置ず
れ情報信号500として任意のフォーマットで出力され
CPUに送られる。
【0028】ところで図4の実施例では磁気ヘッド位置
検出装置300と、磁気ディスク記録装置105とを、
相対移動させるのに、磁気ディスク記録装置105側を
回転テーブルに載せて、相対移動させたものが、もちろ
ん磁気ヘッド位置検出装置300側を回転テーブルに載
せて回転させてもよいことは言うまでもない。
【0029】図5の実施例は、光束を波面分割プリズム
で2つに分けて2つの矩形パターンにそれぞれ独立させ
て照射してそれぞれの受光素子にて受光しているが、図
7に示す例も考えられる。
【0030】すなわち、図7で光源301から射出した
略平行光束をシリンドリカルレンズ303にて線状ビー
ムに集光し、反射、非反射部からなる矩形(シングル)
パターン上に照射されるビーム幅dが、矩形(シング
ル)パターンの移動方向の幅Dに対して、 D<d≦3D を満たすように照射されれば、矩形シングルスリットに
て反射される光束の空間的分布の変動が検出される。
【0031】例えば、指標がビーム照射領域内の中央に
あれば、正反射方向へ最強ビームが進行するので、その
進路に対して対称に配置された2つの受光素子308
a,308bには等光量が入射する。このとき指標30
5がどちらかに寄れば受光素子308a,308bへの
入射光量のバランスがくずれる。
【0032】また、シリンドリカルレンズと波面分割プ
リズムの順番を入れ替えても良いし、シリンドリカルレ
ンズを省略しても良い。
【0033】また、波面分割プリズムではなくて、ハー
フミラー等で振幅分割して2光束を得てから、指標にビ
ームを照射しても良い。
【0034】また、指標である反射、非反射の境界を一
か所だけにして、1つの線状ビームを照射してそこから
反射される光束を1つの受光素子にて受光し、その出力
レベルが特定の値より上回ったか、下回ったかで指標の
位置ずれ信号を発生させる方法でも良い。
【0035】また、指標として特別なものを貼付するか
わりに、磁気ディスクまたはアームの一部の形状で代用
しても良いし、直接指標を印刷しても良い。
【0036】なお、上記実施例、変形例において、例え
ば構成要素を一部変更したり順番を変えたり追加省略を
しても同様の原理に基づく『原点位置検出光学装置』で
あればよいことは言うまでもない。
【0037】上述の実施例の様に指標検出によってヘッ
ド位置検出を行う事により、検出系を空間的に余裕ある
ディスク面上側に配置でき、装置が小型化できる。
【0038】次に、図8はヘッドアーム上に指標として
回折格子305を取り付け、ヘッドと非接触センサとの
相対位置ずれ信号を発生させるのに、いわゆる「格子干
渉方式のエンコーダ」を用い、その信号に基づいて相対
位置ずれが元に戻るように、すなわち非接触センサとの
相対位置関係が変わらないようにヘッドアーム位置を制
御する実施例を示す。図4に示した符号と同一の符号は
同一部材を示す。800が位置検出装置、805が回折
格子板を示す。
【0039】図9は、磁気ディスク用記録ヘッド103
または支持用アーム104の位置検出装置800の部分
的機能説明図である。800は位置検出装置のボディ
ー、801は単色光源(EX.レーザダイオード)、8
02は(偏光)ビームスプリッタ、803a,803b
はミラー、803cは反射光学素子、804a,804
b,804cは1/4波長板(結晶光学素子)、805
は支持アーム104上に取りつけられた回折格子板、8
06は(非偏光)ビームスプリッタ、807a,807
bは偏光板、808a,808bは受光素子、850は
信号増幅処理ボード、500は位置ずれ信号である。
【0040】ここで、光学的説明を光路に沿って行えば
以下の通りである。
【0041】単色光源801から射出した光束を、ビ
ームスプリッタ802で偏光成分ごと2分割する。
【0042】透過光(P偏光光束)は1/4波長板8
04aを透過後、ミラー803aを経由して、回折格子
板805に入射する。そこで発生したn次回折光は、反
射光学素子803c方向に射出するので、同反射光学素
子803cで元の光路に戻されて、回折格子板805に
再入射し、更にそこで発生したn次回折光はミラー80
3a方向に射出するので、そのまま元の光路を戻され、
1/4波長板804aを再透過する。1/4波長板80
4aを往復透過しているので、公知のように偏光面が9
0°回転変化されて、S偏光成分となっていてる。ビー
ムスプリッタ802ではS偏光成分は反射されるので、
1/4波長板804cを透過して、右回りの円偏光光束
となる。
【0043】一方、光源801からの光束のうち、ビ
ームスプリッタ802で反射された光束(S偏光光束)
は1/4波長板804bを透過後、ミラー803bを経
由して回折格子板805に入射する。そこで発生したm
次回折光は反射光学素子803c方向へ射出するので、
同反射光学素子803cの光路へ戻され、回折格子板8
05に再入射し、更にそこで発生したm次回折光はミラ
ー803b方向へ射出するので、そのままもとの光路へ
戻され、1/4波長板804bを再透過する。同様の理
由で、偏光面が90°回転変換されて、P偏光成分とな
っている。ビームスプリッタ802ではP偏光成分は透
過するので、1/4波長板804cを透過して、左回り
の円偏光光束となる。
【0044】,の光束をベクトル合成すると、単
一の『直線偏光光束』となることが知られている。
【0045】更にn次回折光は回折格子板805の1
ピッチ分の相対移動により、波面の位相が2π×nずれ
ることが知られているから、n次の再回折光の位相は2
π×n×2=4πnずれていて、m次の再回折の位相が
2π×m×2=4πmずれている。
【0046】n=+1,m=−1とすると、回折格子が
1ピッチ分相対移動すると2つの回折光間の位相ずれが
8πになる。
【0047】の直線偏光の偏光面の向きは2つの回
折光間の位置ずれに対応している。
【0048】
【外1】 であるから、位相差がπずれていくと偏光面が90°回
転していく。
【0049】そこで、ビームスプリッタ806により
光束を2等分して、一方を例えば0°方向の偏光成分の
みを透過させる偏光板807aを介して光束を観測する
と、周期的に明暗を繰り返すことになる。すなわち2つ
の回折光間の位相ずれが2π毎に1周期の明暗信号とな
り、受光素子808aに入射される。
【0050】もう一方の光束は、例えば45°方向の偏
光成分のみを透過させる偏光板807bを介して観測す
ると、同様に明暗信号を得る事ができる。
【0051】ただし、偏光板807bの偏光方位と信号
光束の偏光面が一致するタイミングと、偏光板807a
の偏光方位と信号光束の偏光面が一致するタイミングと
は互いにずれていて、ずれ量は明暗の周期の1/4にな
る。
【0052】2つの受光素子808a,808bから
は互いにタイミングのずれた正弦波状周期信号が得られ
るので、2光束間の位相のずれた方向すなわち回折格子
805移動方向を知ることができる。
【0053】上記2つの信号は、信号処理されて、位
置ずれ情報信号500として任意のフォーマットで出力
されCPUに送られる。
【0054】なお、図8の実施例では磁気ヘッド位置検
出装置800と、磁気ディスク記録装置105とを、相
対移動させるのに、磁気ディスク記録装置105側を回
転テーブルに載せて、相対移動させたが、もちろん磁気
ヘッド位置検出装置800側を回転テーブルに載せて回
転させても良い事は言うまでもない。
【0055】なお、図8の実施例は、ヘッド位置検出光
学系内のミラー、プリズムの配置、光線の引き回し法、
偏光光束の波長板による偏光面変換法、回折格子の位置
ずれによる回折光波面の位相ずれを干渉により検出する
方法、偏光と組み合わせた位相差周期信号発生方法を組
み合わせたいわゆる『格子干渉計方式のエンコーダ』を
構成した一例であり、例えば構成要素を一部変更したり
順番を変えたり追加省略をしても同様の原理に基づく
『格子干渉方式のエンコーダ』であれば良いことは言う
までもない。
【0056】
【発明の効果】以上、本発明により従来よりも、使用者
により良好な操作性を与える新たなヘッド位置決め装置
が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の図である。
【図2】反射部をヘッドに設け非接触センサとしてのオ
ートコリメータとの相対位置関係を変えないように制御
する実施例の図である。
【図3】サーボトラックのトラックピッチPと回転角θ
の関係を示す図である。
【図4】反射、非反射部からなる指標をヘッドに設け、
非接触センサとの相対位置関係を変えないように制御す
る実施例の図である。
【図5】図4の実施例の非接触センサとその周辺の構成
説明図である。
【図6】図4の実施例の非接触センサと指標との位置ず
れに伴う受光素子入射光量変動の説明図である。
【図7】図4の実施例の非接触センサの変形例を示す図
である。
【図8】回折格子をヘッドに設け、非接触センサとの相
対関係を変えないように制御する実施例の図である。
【図9】図8の実施例の非接触センサとその周辺の構成
説明図である。
【符号の説明】
22 回転テーブル 23 オートコリメータ 24 ミラー 25 オートコリメータ検出ユニット 26 制御装置I 27 制御装置II 28 主制御装置 31 固定磁気ディスク本体 32 揺動アーム 33 磁気ヘッド 34 駆動機構部 100 磁気ディスク本体 101 磁気ディスク 102 磁気ディスク回転駆動アクチュエーター 103 記録ヘッド 104 記録ヘッド支持用アーム 105 アーム駆動用アクチュエーター 106 アーム駆動用アクチュエーターコントローラー 200 回転テーブル 201 回転テーブル駆動用アクチュエーター 202 回転テーブル位置検出装置 300 記録ヘッド位置またはアーム位置検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 哲治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 百瀬 克己 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 保坂 光太郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 鳴海 廣治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸を中心に記録媒体に対し相対的
    に回転可能且つ前記第1と平行な第2の軸を中心にして
    該相対的回転の方向に交差する方向にも相対回動可能な
    情報記録または再生用ヘッドを、前記記録媒体に対して
    相対位置決めする装置で、前記第2軸中心回動の方向に
    略沿った前記ヘッドとの相対位置関係を計測するための
    オートコリメータと、前記記録媒体及び前記ヘッドより
    なる組み合わせと前記オートコリメータとのうちの一方
    を載置して前記第2軸を略中心とした回動方向に回動駆
    動するための回転テーブルと、前記ヘッドの前記記録媒
    体に対する位置決め位置に対応して前記回転テーブルを
    回転させ、且つ前記オートコリメータの計測結果に基づ
    き前記回転テーブルの回転中の前記オートコリメータと
    ヘッドとの相対位置関係を一定に保つ様に相対位置制御
    するコントロールユニットとを有することを特徴とする
    ヘッド位置決め装置。
  2. 【請求項2】 第1の軸を中心に記録媒体に対し相対的
    に回転可能且つ前記第1と平行な第2の軸を中心にして
    該相対的回転の方向に交差する方向にも相対回動可能な
    情報記録または再生用ヘッドを、前記記録媒体に対して
    相対位置決めする装置で、前記第2軸中心回動の方向に
    略沿った前記ヘッドとの相対位置関係を計測するため、
    前記第1軸または第2軸を中心とした回転方向を含む面
    に交差する方向から前記ヘッドを支持する部材に設けら
    れた位置検出用指標を光電的に検出する光電検出系と、
    前記記録媒体及び前記ヘッドよりなる組み合わせと前記
    光電検出系とのうちの一方を載置して駆動するための駆
    動テーブルと、前記ヘッドの前記記録媒体に対する位置
    決め位置に対応して前記駆動テーブルを駆動させ、且つ
    前記光電検出系の計測結果に基づき前記回転テーブルの
    回転中の前記光電検出系とヘッドとの相対位置関係を一
    定に保つ様に相対位置制御するコントロールユニットと
    を有することを特徴とするヘッド位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検出用指標として回折格子を有
    し、前記光電検出系は格子干渉方式のエンコーダを有す
    ることを特徴とする請求項2のヘッド位置決め装置。
JP22598292A 1991-08-30 1992-08-25 ヘッド位置決め装置 Pending JPH05198110A (ja)

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