JPH05198577A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH05198577A JPH05198577A JP3274192A JP3274192A JPH05198577A JP H05198577 A JPH05198577 A JP H05198577A JP 3274192 A JP3274192 A JP 3274192A JP 3274192 A JP3274192 A JP 3274192A JP H05198577 A JPH05198577 A JP H05198577A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンタクトホール底面において、結晶粒界に
よる粒界拡散がなく、かつシリサイド層に比べて大きな
膜厚を有する窒化チタン層を得る。 【構成】 シリコン面が露出する部分を有した基板1上
に薄いチタン膜8と、窒素を含むチタン膜9(原子比で
N/Ti0.8以下)を順次堆積し、窒化雰囲気中で熱
処理を行ない、チタンシリサイド層4,窒化チタン層5
aの積層構造を得る。
よる粒界拡散がなく、かつシリサイド層に比べて大きな
膜厚を有する窒化チタン層を得る。 【構成】 シリコン面が露出する部分を有した基板1上
に薄いチタン膜8と、窒素を含むチタン膜9(原子比で
N/Ti0.8以下)を順次堆積し、窒化雰囲気中で熱
処理を行ない、チタンシリサイド層4,窒化チタン層5
aの積層構造を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置の製造方法
に関し、特にコンタクトホール底部に設けられる窒化チ
タン膜を形成する方法に関するものである。
に関し、特にコンタクトホール底部に設けられる窒化チ
タン膜を形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は従来の半導体装置の製造
方法により製造された半導体装置のコンタクト部の断面
構造である。図において、1はSi基板、2は該基板1
の表面に形成された不純物拡散層、3は層間絶縁膜であ
り、該層間絶縁膜3の上記不純物拡散層2上方にはコン
タクトホールが形成されており、該コンタクトホール底
部に露出する上記不純物拡散層2表面にはチタンシリサ
イド(TiSi2 )層4が形成され、またコンタクトホ
ール内周面には熱窒化チタン層5aが形成され、これら
チタンシリサイド(TiSi2 )層4,熱窒化チタン層
5aを介して配線となるAl合金層6又はW層7が形成
されている。
方法により製造された半導体装置のコンタクト部の断面
構造である。図において、1はSi基板、2は該基板1
の表面に形成された不純物拡散層、3は層間絶縁膜であ
り、該層間絶縁膜3の上記不純物拡散層2上方にはコン
タクトホールが形成されており、該コンタクトホール底
部に露出する上記不純物拡散層2表面にはチタンシリサ
イド(TiSi2 )層4が形成され、またコンタクトホ
ール内周面には熱窒化チタン層5aが形成され、これら
チタンシリサイド(TiSi2 )層4,熱窒化チタン層
5aを介して配線となるAl合金層6又はW層7が形成
されている。
【0003】また、図7及び図8は上記図5及び図6に
示す窒化チタン膜4の形成方法を示す工程断面図であ
る。図において、8はチタン膜、5bは窒化チタン層で
ある。次に各構成要素の役割等について説明する。図5
のコンタクト構造において、Al合金層6は半導体素子
間の配線として使用されるが、不純物拡散層2との接触
部における両者の相互拡散を防止するために、窒化チタ
ン(TiN)5aが使われる場合が多い。また、コンタ
クトホール内に露出する不純物拡散層2上のチタンシリ
サイド層4は良好なオーミック接触を実現するために形
成されているものである。
示す窒化チタン膜4の形成方法を示す工程断面図であ
る。図において、8はチタン膜、5bは窒化チタン層で
ある。次に各構成要素の役割等について説明する。図5
のコンタクト構造において、Al合金層6は半導体素子
間の配線として使用されるが、不純物拡散層2との接触
部における両者の相互拡散を防止するために、窒化チタ
ン(TiN)5aが使われる場合が多い。また、コンタ
クトホール内に露出する不純物拡散層2上のチタンシリ
サイド層4は良好なオーミック接触を実現するために形
成されているものである。
【0004】図6では、W層7が配線として用いられて
いる例を示し、この場合、W層7はWF6 ガスを原料に
用いた気相成長法により形成されることが多いが、形成
時の不純物拡散層2へのダメージを防止する目的、及び
W層7の密着性を強くする目的のために、窒化チタン
(TiN)5aが使用されている。また、W配線7が6
50℃以上の高温熱処理を受ける場合には、窒化チタン
(TiN)5aはW層7とシリコン基板1とのシリサイ
ド反応を阻止する機能も兼ねる。この場合も、良好なオ
ーミック接触を実現するためにコンタクトの不純物拡散
層2上にはチタンシリサイド層4が形成されることが多
い。
いる例を示し、この場合、W層7はWF6 ガスを原料に
用いた気相成長法により形成されることが多いが、形成
時の不純物拡散層2へのダメージを防止する目的、及び
W層7の密着性を強くする目的のために、窒化チタン
(TiN)5aが使用されている。また、W配線7が6
50℃以上の高温熱処理を受ける場合には、窒化チタン
(TiN)5aはW層7とシリコン基板1とのシリサイ
ド反応を阻止する機能も兼ねる。この場合も、良好なオ
ーミック接触を実現するためにコンタクトの不純物拡散
層2上にはチタンシリサイド層4が形成されることが多
い。
【0005】以上のような窒化チタン(TiN)5,チ
タンシリサイド層4の形成方法としては、従来、2つの
方法が用いられてきた。すなわち第1の方法は図7に示
すように、熱窒化を利用する方法である。これは図7
(a) に示すようにSi基板1上にスパッタ法等で40n
m〜100nm程度のチタン膜8を堆積し、これを60
0℃〜900℃の窒化雰囲気中での熱処理を行う。この
時、チタン膜8の表面からは窒化反応が、またSi基板
1側からはシリサイド反応が起こり、図7(b) に示すよ
うに窒化チタン5aとチタンシリサイド層4の積層構造
が形成される。この時、窒化チタン5aの膜厚は、窒化
反応とシリサイド反応との競合によって定まり、熱処理
の温度や雰囲気等の諸条件に依存するが、おおよそチタ
ン膜8の20〜40%が窒化チタン5aとなる。また、
以上述べた反応はSi基板1に接した場所で生じるもの
であり、層間絶縁膜上ではシリサイド反応が生じないた
め、全てのチタン膜8は熱処理によって窒化チタン5a
に変化することとなる。
タンシリサイド層4の形成方法としては、従来、2つの
方法が用いられてきた。すなわち第1の方法は図7に示
すように、熱窒化を利用する方法である。これは図7
(a) に示すようにSi基板1上にスパッタ法等で40n
m〜100nm程度のチタン膜8を堆積し、これを60
0℃〜900℃の窒化雰囲気中での熱処理を行う。この
時、チタン膜8の表面からは窒化反応が、またSi基板
1側からはシリサイド反応が起こり、図7(b) に示すよ
うに窒化チタン5aとチタンシリサイド層4の積層構造
が形成される。この時、窒化チタン5aの膜厚は、窒化
反応とシリサイド反応との競合によって定まり、熱処理
の温度や雰囲気等の諸条件に依存するが、おおよそチタ
ン膜8の20〜40%が窒化チタン5aとなる。また、
以上述べた反応はSi基板1に接した場所で生じるもの
であり、層間絶縁膜上ではシリサイド反応が生じないた
め、全てのチタン膜8は熱処理によって窒化チタン5a
に変化することとなる。
【0006】以上のようにチタン膜の熱窒化を利用する
方法の他に第2の方法として、図8に示すように窒化チ
タン膜自体を予め堆積する方法もある。これは図8(a)
に示すように、Si基板1上に5〜20nm程度の薄い
チタン膜8を堆積し、続いて窒素ガスをアルゴン中に混
入し、スパッタ過程でTi原子と反応させてTiN膜を
形成する反応性スパッタリング等の手法を用いて窒化チ
タン膜5bを堆積する。この状態で熱処理を施すことに
より、下層のチタン膜8がシリサイド化され、窒化チタ
ン5bとチタンシリサイド4の積層構造となる。この場
合の窒化チタン5bの膜厚は最初に形成された窒化チタ
ン膜8の膜厚で決まる。
方法の他に第2の方法として、図8に示すように窒化チ
タン膜自体を予め堆積する方法もある。これは図8(a)
に示すように、Si基板1上に5〜20nm程度の薄い
チタン膜8を堆積し、続いて窒素ガスをアルゴン中に混
入し、スパッタ過程でTi原子と反応させてTiN膜を
形成する反応性スパッタリング等の手法を用いて窒化チ
タン膜5bを堆積する。この状態で熱処理を施すことに
より、下層のチタン膜8がシリサイド化され、窒化チタ
ン5bとチタンシリサイド4の積層構造となる。この場
合の窒化チタン5bの膜厚は最初に形成された窒化チタ
ン膜8の膜厚で決まる。
【0007】ところで、上述した2つの方法による熱窒
化法で形成された窒化チタン5aと反応性スパッタ法で
形成した窒化チタン5bとは膜質が異なるものである。
即ち、反応性スパッタ法で形成した窒化チタン5bは柱
状結晶を有し、膜厚方向に結晶粒界が走っているのに対
し、熱窒化法で形成された窒化チタン5aでは明確な結
晶粒界は認められない。窒化チタンを用いる目的は、前
述したように、Al合金層とSi基板、あるいはW層と
Si基板間の反応を防止するためであるが、このような
反応は、窒化チタンの結晶粒界が存在する部分で最も生
じやすいため、明確な粒界を持たない第1の方法により
形成された熱窒化チタン膜5aが膜質的には有利であ
る。
化法で形成された窒化チタン5aと反応性スパッタ法で
形成した窒化チタン5bとは膜質が異なるものである。
即ち、反応性スパッタ法で形成した窒化チタン5bは柱
状結晶を有し、膜厚方向に結晶粒界が走っているのに対
し、熱窒化法で形成された窒化チタン5aでは明確な結
晶粒界は認められない。窒化チタンを用いる目的は、前
述したように、Al合金層とSi基板、あるいはW層と
Si基板間の反応を防止するためであるが、このような
反応は、窒化チタンの結晶粒界が存在する部分で最も生
じやすいため、明確な粒界を持たない第1の方法により
形成された熱窒化チタン膜5aが膜質的には有利であ
る。
【0008】また、窒化チタンとチタンシリサイド層と
の膜厚比に関して言えば、窒化チタン層が厚い方が有利
である。その理由は前述した反応防止の目的のために
は、窒化チタンが厚い方が有利なこと、またオーミック
接触に必要なチタンシリサイド層の膜厚は極めて薄くて
よく、むしろこの膜厚が大きいと、シリサイド反応で消
費される基板のSiの量が多くなりすぎ、デバイス特性
に悪影響を与えることがあり、この点では第2の方法に
よるスパッタ法で形成された窒化チタン5bの方が有利
であると言える。
の膜厚比に関して言えば、窒化チタン層が厚い方が有利
である。その理由は前述した反応防止の目的のために
は、窒化チタンが厚い方が有利なこと、またオーミック
接触に必要なチタンシリサイド層の膜厚は極めて薄くて
よく、むしろこの膜厚が大きいと、シリサイド反応で消
費される基板のSiの量が多くなりすぎ、デバイス特性
に悪影響を与えることがあり、この点では第2の方法に
よるスパッタ法で形成された窒化チタン5bの方が有利
であると言える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置の製
造方法は以上のように構成されており、熱窒化法で形成
される窒化チタンは、不純物拡散層とのコンタクトにお
いては、窒化されるチタン膜は全体の20〜40%程度
と少なく、チタンシリサイドに対する窒化チタン層の膜
厚を大きく取れないという問題点があった。一方、反応
性スパッタリング法で予め窒化チタン層を形成する方法
は、形成された窒化チタン膜が柱状結晶を有し、結晶粒
界に沿って粒界拡散を生じやすいこと、また反応性スパ
ッタリングの過程で、膜中にパーティクルが発生しやす
く、半導体装置の歩留りを著しく低下させてしまうとい
う問題点があった。
造方法は以上のように構成されており、熱窒化法で形成
される窒化チタンは、不純物拡散層とのコンタクトにお
いては、窒化されるチタン膜は全体の20〜40%程度
と少なく、チタンシリサイドに対する窒化チタン層の膜
厚を大きく取れないという問題点があった。一方、反応
性スパッタリング法で予め窒化チタン層を形成する方法
は、形成された窒化チタン膜が柱状結晶を有し、結晶粒
界に沿って粒界拡散を生じやすいこと、また反応性スパ
ッタリングの過程で、膜中にパーティクルが発生しやす
く、半導体装置の歩留りを著しく低下させてしまうとい
う問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、チタンシリサイドに対する窒化
チタン層の膜厚を大きくとることができるとともに、結
晶粒界による粒界拡散の少ない窒化チタン層を有する半
導体装置を製造する方法を提供することを目的とする。
ためになされたもので、チタンシリサイドに対する窒化
チタン層の膜厚を大きくとることができるとともに、結
晶粒界による粒界拡散の少ない窒化チタン層を有する半
導体装置を製造する方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置の製造方法は、シリコン面が露出する部分を有する基
板上に所定の膜厚を有するチタン膜を形成する工程と、
該チタン膜上に所定量の窒素を含んだ窒素含有チタン膜
を堆積する工程と、上記基板上に積層されたチタン膜及
び窒素含有チタン膜を窒化雰囲気中で熱処理する工程と
を備えたものである。
置の製造方法は、シリコン面が露出する部分を有する基
板上に所定の膜厚を有するチタン膜を形成する工程と、
該チタン膜上に所定量の窒素を含んだ窒素含有チタン膜
を堆積する工程と、上記基板上に積層されたチタン膜及
び窒素含有チタン膜を窒化雰囲気中で熱処理する工程と
を備えたものである。
【0012】
【作用】この発明においては、シリコン面が露出する部
分を有する基板上にチタン膜,窒素含有チタン膜を順次
積層し、窒化雰囲気中で熱処理するようにしたから、熱
処理時に窒素含有チタン膜はシリサイド化されることな
く窒化チタン層となり、下層のチタン膜のみがシリサイ
ド化される。
分を有する基板上にチタン膜,窒素含有チタン膜を順次
積層し、窒化雰囲気中で熱処理するようにしたから、熱
処理時に窒素含有チタン膜はシリサイド化されることな
く窒化チタン層となり、下層のチタン膜のみがシリサイ
ド化される。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例による半導体装置
の製造方法を図について説明する。図1において、図7
及び図8と同一符号は同一または相当部分を示し、9は
窒素を一定量含んだチタン膜である。
の製造方法を図について説明する。図1において、図7
及び図8と同一符号は同一または相当部分を示し、9は
窒素を一定量含んだチタン膜である。
【0014】次に製造方法について説明する。図1(a)
に示すように、基板1上に薄いチタン膜8及び窒素を含
むチタン膜9を順次堆積する。通常、窒化チタンはTi
原子をN原子が1:1の割合で結合した化合物である
が、上記窒素を含むチタン膜9はN原子のTi原子に対
する含有割合が0.8以下である膜を用いる。
に示すように、基板1上に薄いチタン膜8及び窒素を含
むチタン膜9を順次堆積する。通常、窒化チタンはTi
原子をN原子が1:1の割合で結合した化合物である
が、上記窒素を含むチタン膜9はN原子のTi原子に対
する含有割合が0.8以下である膜を用いる。
【0015】続いて、窒素またはアンモニアを含む窒化
雰囲気中で熱処理を行うと、基板1側からシリサイド反
応が生じ、薄いチタン膜8は基板1と反応してシリサイ
ド化され、チタンシリサイド4となる。しかし、窒素を
含むチタン膜9中では、チタン膜中に窒素を含有するた
めシリサイド反応が抑制され、最終的に形成されるチタ
ンシリサイド層4の膜厚は薄いチタン膜8の膜厚によっ
てほとんど規定されることになる。そして、シリサイド
化されない窒素を含むチタン膜9は熱窒化によって窒化
チタン5aとなる。
雰囲気中で熱処理を行うと、基板1側からシリサイド反
応が生じ、薄いチタン膜8は基板1と反応してシリサイ
ド化され、チタンシリサイド4となる。しかし、窒素を
含むチタン膜9中では、チタン膜中に窒素を含有するた
めシリサイド反応が抑制され、最終的に形成されるチタ
ンシリサイド層4の膜厚は薄いチタン膜8の膜厚によっ
てほとんど規定されることになる。そして、シリサイド
化されない窒素を含むチタン膜9は熱窒化によって窒化
チタン5aとなる。
【0016】従って、窒素を含むチタン膜9の膜厚を、
下層のチタン膜8に比べて大きく形成しておけば、熱窒
化法で形成される窒化チタン5aのチタンシリサイド4
に対する膜厚比を大きくすることができる。
下層のチタン膜8に比べて大きく形成しておけば、熱窒
化法で形成される窒化チタン5aのチタンシリサイド4
に対する膜厚比を大きくすることができる。
【0017】ところで、このような窒素を含むチタン膜
9の形成方法としては、Tiターゲットを用いた反応性
スパッタ(アルゴンと窒素の混合ガスでスパッタ)を用
いる場合が多い。図3,図4はそれぞれ、Journal of V
accuum Science Technology.A3(4), p.1797,(1985年)
に記載された、反応性スパッタリング法で生成されたT
iN膜の比抵抗,堆積速度、及びN/Tiの原子比を示
したグラフ図であり、この図から分かるように、スパッ
タガス中の窒素分圧が25%以上で堆積速度は初期の1
/3程度に低下し、またN/Tiの原子比は約1.0以
上となっており、柱状結晶を有する窒化チタン膜が形成
される。
9の形成方法としては、Tiターゲットを用いた反応性
スパッタ(アルゴンと窒素の混合ガスでスパッタ)を用
いる場合が多い。図3,図4はそれぞれ、Journal of V
accuum Science Technology.A3(4), p.1797,(1985年)
に記載された、反応性スパッタリング法で生成されたT
iN膜の比抵抗,堆積速度、及びN/Tiの原子比を示
したグラフ図であり、この図から分かるように、スパッ
タガス中の窒素分圧が25%以上で堆積速度は初期の1
/3程度に低下し、またN/Tiの原子比は約1.0以
上となっており、柱状結晶を有する窒化チタン膜が形成
される。
【0018】このことから上記窒素を含むチタン膜9は
窒素ガスの割合が10〜23%程度の領域で形成される
チタン膜(N/Tiの原子比0.8以下)を用いるのが
適していることがわかる。
窒素ガスの割合が10〜23%程度の領域で形成される
チタン膜(N/Tiの原子比0.8以下)を用いるのが
適していることがわかる。
【0019】このように本実施例によれば、基板1上に
薄いチタン膜8,所定量の窒素を含有するチタン膜9を
順次積層し、続いて窒化雰囲気中で熱処理するようにし
たので、シリサイド反応は窒素を含有するチタン膜9に
て抑制されてチタン膜8のみにおいて起こり、窒素を含
有するチタン膜9の大部分は窒化チタン5aとなるた
め、熱処理時に形成されるチタンシリサイド膜4を薄く
することができ、また窒化チタン5aの膜厚を厚くする
ことができる。また熱窒化により形成された窒化チタン
膜は明確な粒界を持たないため、粒界拡散等の不具合が
生じることがない。
薄いチタン膜8,所定量の窒素を含有するチタン膜9を
順次積層し、続いて窒化雰囲気中で熱処理するようにし
たので、シリサイド反応は窒素を含有するチタン膜9に
て抑制されてチタン膜8のみにおいて起こり、窒素を含
有するチタン膜9の大部分は窒化チタン5aとなるた
め、熱処理時に形成されるチタンシリサイド膜4を薄く
することができ、また窒化チタン5aの膜厚を厚くする
ことができる。また熱窒化により形成された窒化チタン
膜は明確な粒界を持たないため、粒界拡散等の不具合が
生じることがない。
【0020】なお、上記実施例では、窒化チタン5aを
得るのに窒素を含むチタン膜9のみの膜厚により決定す
るようにしたが、図2に示すように、最上層にチタン膜
10を加えた3層構造としてもよい。この場合、中間層
となる窒素を含むチタン層9の膜厚を適切に選べば、熱
処理時の基板からのシリサイド反応を、この層9内で止
めることができ、この時、最上層のチタン膜10は全て
熱窒化されるため、形成される窒化チタン5aの膜厚を
厚く取ることができる。
得るのに窒素を含むチタン膜9のみの膜厚により決定す
るようにしたが、図2に示すように、最上層にチタン膜
10を加えた3層構造としてもよい。この場合、中間層
となる窒素を含むチタン層9の膜厚を適切に選べば、熱
処理時の基板からのシリサイド反応を、この層9内で止
めることができ、この時、最上層のチタン膜10は全て
熱窒化されるため、形成される窒化チタン5aの膜厚を
厚く取ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体装
置の製造方法によれば、シリコン面が露出する部分を有
する基板上にチタン膜,窒素含有チタン膜を順次積層
し、窒化雰囲気中で熱処理するようにしたので、熱処理
時に窒素含有チタン膜はシリサイド化されることなく窒
化チタン層となり、また下層のチタン膜のみがシリサイ
ド化されてチタンシリサイド層となり、その結果、結晶
粒界による粒界拡散が少なく、かつ膜厚の厚い窒化チタ
ン膜を有する半導体装置を歩留りよく得ることができる
という効果がある。
置の製造方法によれば、シリコン面が露出する部分を有
する基板上にチタン膜,窒素含有チタン膜を順次積層
し、窒化雰囲気中で熱処理するようにしたので、熱処理
時に窒素含有チタン膜はシリサイド化されることなく窒
化チタン層となり、また下層のチタン膜のみがシリサイ
ド化されてチタンシリサイド層となり、その結果、結晶
粒界による粒界拡散が少なく、かつ膜厚の厚い窒化チタ
ン膜を有する半導体装置を歩留りよく得ることができる
という効果がある。
【図1】本発明の一実施例による半導体装置の製造方法
を示す断面構造図。
を示す断面構造図。
【図2】本発明の他の実施例による半導体装置の製造方
法を示す断面構造図。
法を示す断面構造図。
【図3】上記実施例で使用する膜形成に適した反応性ス
パッタリング法を説明するためのTiN膜の比抵抗,堆
積速度と窒素分圧との関係を示す図。
パッタリング法を説明するためのTiN膜の比抵抗,堆
積速度と窒素分圧との関係を示す図。
【図4】上記実施例で使用する膜形成に適した反応性ス
パッタリング法を説明するためのN/Tiの原子比を示
した図。
パッタリング法を説明するためのN/Tiの原子比を示
した図。
【図5】本発明あるいは従来の半導体装置の製造方法に
より形成した窒化チタンの用途を示す半導体デバイスの
断面構造図。
より形成した窒化チタンの用途を示す半導体デバイスの
断面構造図。
【図6】本発明あるいは従来の半導体装置の製造方法に
より形成した窒化チタンの用途を示す半導体デバイスの
断面構造図。
より形成した窒化チタンの用途を示す半導体デバイスの
断面構造図。
【図7】従来の半導体装置の製造方法を示す断面構造
図。
図。
【図8】従来の半導体装置の他の製造方法を示す断面構
造図。
造図。
1 Si基板 2 不純物拡散層 3 層間絶縁膜 4 チタンシリサイド層 5a 熱窒化チタン膜 5b 窒化チタン膜 6 Al合金配線 7 W配線 8 チタン膜 9 窒素を含むチタン膜 10 チタン膜
Claims (1)
- 【請求項1】 シリコン面が露出する部分を有した基板
上にチタンシリサイド層及び窒化チタン層が順次形成さ
れ、上記チタンシリサイド層及び窒化チタン層を介して
配線層を接続してなる半導体装置を製造する方法におい
て、 上記基板上に所定の厚さを有するチタン膜を形成する工
程と、 上記チタン膜上に所定量の窒素を含む窒素含有チタン膜
を形成する工程と、 上記基板上に積層されたチタン膜及び窒素含有チタン膜
を、窒化雰囲気で熱処理する工程とを含むことを特徴と
する半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274192A JPH05198577A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274192A JPH05198577A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05198577A true JPH05198577A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=12367266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3274192A Pending JPH05198577A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05198577A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07326612A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-12 | Lg Semicon Co Ltd | 半導体素子の配線形成方法 |
| JPH08264529A (ja) * | 1995-03-20 | 1996-10-11 | Lg Semicon Co Ltd | 高融点金属窒化膜の形成方法 |
| JP2006237394A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Rohm Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
| WO2009035002A1 (ja) * | 2007-09-11 | 2009-03-19 | Canon Anelva Corporation | 静電チャック |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP3274192A patent/JPH05198577A/ja active Pending
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| US7944677B2 (en) | 2007-09-11 | 2011-05-17 | Canon Anelva Corporation | Electrostatic chuck |
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