JPH0519896B2 - - Google Patents

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JPH0519896B2
JPH0519896B2 JP12498486A JP12498486A JPH0519896B2 JP H0519896 B2 JPH0519896 B2 JP H0519896B2 JP 12498486 A JP12498486 A JP 12498486A JP 12498486 A JP12498486 A JP 12498486A JP H0519896 B2 JPH0519896 B2 JP H0519896B2
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sewer pipe
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water
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Isaburo Yagi
Hideo Maruyama
Masahiro Seshimo
Yoshifumi Aisaka
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Ashimori Industry Co Ltd
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Ashimori Industry Co Ltd
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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、地中に埋設された下水道管の内面に
内張り材を貼り付けて内張りするための方法に関
するものであつて、特に分岐部を有する下水道管
に関するものである。
下水道は通常汚水ますに汚水を集め、該汚水ま
すは内径150mm程度の取付管を介して内径約250〜
300mmの枝管に接続されている。該枝管には所々
にマンホールが形成されており、該マンホールか
らさらに大口径の本管に接続されている。そして
汚水ますに集められた汚水は、取付管を経て枝管
に流入し、さらにマンホールから本管に流入し、
処理場に集められる。
ところで下水道管は、通常土管、陶管、コンク
リート管等が使用される。汚水はその成分が常に
一定ではなく、ときには腐蝕性の酸やアルカリ等
を含むこともあるので、金属管を使用することが
困難であり、前述のような耐腐蝕性の管が使用さ
れるのである。
しかしながらこれらの管は、その継手部分は一
方の管の端末を他方の管の端末に形成された大径
部に嵌合していて緩み易く、また外力によりひび
割れしたり折れたりして破損しやすいものであ
る。従つてその緩んだ継手部分や損傷した部分か
ら地下水や雨水が侵入し、汚水の量が増大するこ
とがある。
本来地中の地下水や雨水は、そのまま放流して
も何等差支えないものであるが、これが一旦汚水
中に混入するとそれを分離することは不可能であ
り、処理すべき汚水の量が大幅に増大することに
なり、汚水処理の設備として大規模なものが必要
となる。
従つて、下水道管に地下水や雨水が流入するの
を防止し、少量の真に処理する必要のある汚水の
みを処理場に集めることにより、小規模の汚水処
理設備で必要な汚水をすべて処理することが可能
となる。そこで地下水等が流入するのを防止する
ために、この下水道管に内張りすることが必要と
されるのである。
従来の技術 従来一般に地中に埋設された管路に内張りを施
すための方法として、内面に接着剤を塗布した筒
状の柔軟な内張り材を、流体圧力で内外面を裏返
しながら管路内に挿通し、裏返つた内張り材を前
記流体圧力で管路内面に圧着して、前記接着剤を
介して接着する方法が知られている。この方法は
通常ガス導管や水道管等に適用される方法である
が、基本的には下水道管についても適用可能なも
のである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記方法を下水道管に適用する場
合には、下水道管特有の問題が生じる。すなわ
ち、ガス導管や水道管においては内部を流通する
流体には圧力がかかつており、内張りされた内張
り材はその圧力によつて拡圧され、常時管路の内
面に圧接された状態となる。従つてこれらの管路
においては、外からの圧力によつて内張り材が管
路内面から剥がれるということはほとんど考慮す
る必要がなく、また内部の流体が損傷部分から外
部に漏出することは、内張り材によつて極めて有
効に防止される。
しかしながら下水道管の場合には、管路内には
圧力はかかつておらず、却つ地下水や雨水等の外
部の水によつて外圧が加わつた状態となつてい
る。従つてこれらの外部の水は管路の継手部分や
ひび割れから管路内に流入して内張り材に外圧を
加えるので、内張りした内張り材はこれらの外圧
に耐え得るものでなければならない。
また下水道管は前述のように継手部分の緩みや
ひび割れの部分から常時外部の水が流入して管路
の内面は常時漏れているので、内張り材を管路の
内面に確実に強固に接着することは極めて困難で
ある。しかも前述のように継手部分やひび割れか
ら水が流入するので、その水は管路と内張り材と
の接着の弱い部分に沿つて内張り材と管路との間
を流れる。而して特に下水道管の前記枝管におい
ては、その途中に取付管が分岐しており、その分
岐部において取付管を枝管に通ぜしめるためには
内張り材に透孔が穿設される。従つて前述のよう
に管路と内張り材との間を拡散した水は、その分
岐部における透孔に至り、そこから枝管内に流入
して汚水の量を増大せしめることになり、汚水量
の増大を防止するという効果を奏し得ず、下水道
管に内張りを施すことの意味が失われてしまうの
である。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであつ
て、内張り後において内張り材が地下水や雨水等
による外水圧に耐え、また内張り材と管路との接
着が十分でない場合においても、地下水や雨水が
汚水に混入することのない内張り構造を得るため
の内張り方法を提供することを目的とするもので
ある。
問題点を解決する手段 而して本発明は、柔軟な筒状の織布又は不織布
等の繊維質補強体の外面にゴム又は合成樹脂より
なる柔軟な気密層を形成してなる内張り材の内面
に、反応硬化型接着剤を塗布して該接着剤を前記
繊維質補強体に含浸せしめ、その内張り材を下水
道管の外部の水圧よりも高い流体圧力で内外面を
裏返しながら下水道管に挿通し、前記流体圧力を
維持して裏返つた内張り材を下水道管の内面に圧
着しつつ前記接着剤を硬化させて、前記内張り材
を前記下水道管の内面に貼着して内張りする方法
において、前記下水道管が分岐部を有するもので
あつて、該分岐部の周囲に下水道管の外側から数
個の小孔を穿設する工程と、該小孔に下水道管外
から止水剤を圧入しする工程と、前記分岐部の内
張り剤を穿孔する工程とを行うことを特徴とする
ものである。
以下本発明の方法を下水道管の枝管について適
用した場合について説明する。枝管1には第1図
に示すように数十m乃至数百m毎にマンホール2
が形成されており、一のマンホール2から次のマ
ンホール2までの間を一回の工事で内張りする。
枝管1には必要に応じて適宜の箇所に取付管3が
枝管1から分岐して取付けられており、該取付管
3は汚水ます4に接続されている。なお以下の説
明においては枝管1に内張りする方法として説明
するが、本管についても同様に適用できるもので
あることは言うまでもない。
先ず第2図aに示すように、枝管1における取
付管3との分岐部の周囲に、取付管3を取巻いて
複数個の小孔5を穿設し、第2図bに示すように
該小孔5を栓6で閉塞する。小孔5は約10mm程度
の直径が適当であり、数cm乃至十数cm程度の間隔
で適宜の数穿設する。
次いでこの枝管1に内張り材7を流体圧力で裏
返しながら挿通する。内張り材7は第3図に示す
ように、筒状織布又は不織布等の繊維質補強体8
の外面にゴム又は合成樹脂よりなる柔軟な気密層
9を形成してなるものであつて、その内面に反応
硬化型接着剤が塗布されており、該接着剤は前記
繊維質補強体8に含浸されている。
而してこの内張り材7を、流体圧力で内外面を
裏返しながら枝管1内に挿通する。内張り材7の
先端を第1図に示すように枝管1の一端部のマン
ホール2内において環状に固定し、該環状固定部
分10の後部に圧力容器11から流体圧力を作用
させる。これによりその環状固定部分10に形成
される折返し部分12において内張り材7は内側
が外側となるように折返され、その折返し部分1
2が枝管1に沿つて前記一端から他端にまで前進
する。これにより内張り材7は全長に亙つて裏返
されて枝管1の全長に亙つて挿通され、且つ内面
と外面とが裏返つた内張り材7は、前記流体圧力
により枝管1内面に圧着される。
内張り材7を裏返す際の流体圧力は、枝管1の
外部の地下水や雨水等の水の圧力よりも高い圧力
であることを要する。枝管1の外部の水圧の大き
さは、枝管1が埋設されている位置の地面からの
深さに応じて、1mについて0.1Kg/cm2として算
出することができ、流体圧力はそれよりも若干高
い圧力であれば足りる。
内張り材7を裏返して枝管1に挿通すると、接
着剤を含浸した繊維質補強体8が外面に位置して
枝管1内面に圧接され、その内側に気密層9が位
置する。そして内張り材7は流体圧力により枝管
1内面に圧着される。この状態が第2図cに示さ
れている。
この状態において内張り材7内の流体圧力を維
持しつつ、前記栓6を除去し、小孔5から止水剤
13を圧入する。該止水剤13は水と反応して硬
化する樹脂であつて、低粘度の親水性ポリウレタ
ン樹脂原液が適している。このポリウレタン樹脂
としては、特に、有機イソシアネートポリエーテ
ルジオール系プレポリマー又は有機イソシアネー
トポリエーテルトリオール系プレポリマーと、ト
ルエンジイソシアネートとよりなるポリウレタン
樹脂が適している。このポリウレタン樹脂は、プ
レポリマーと水とが反応して尿素結合を生じ、さ
らにトルエンジイソシアネートが架橋剤となり、
炭酸ガスを発生して硬化し、ゴム状弾性を有する
不溶性の抱水ゲル体を形成する。
この止水剤13を、圧入ノズル14で内張り材
7内の流体圧力よりも高い圧力で圧入すると、第
2図dに示すように止水剤13は枝管1と内張り
材7との間に沿つて拡がる。
而してこの状態で放置し、又は内張り材7内に
加温流体を通して加温して、内張り材7の繊維質
補強体8に含浸した接着剤を反応硬化せしめる。
これによつて内張り材7は枝管1の内面に接着さ
れると共に、繊維質補強体8に含浸した接着剤が
硬化することによつて内張り材7は枝管1の内側
において剛直な管を構成する。
接着剤の硬化が完了したならば、枝管1の端末
におけるマンホール2への開口部において内張り
材7を切断し、その端末部を適宜の手段でシール
するとともに、枝管1と取付管3との接続部の内
張り材7を穿孔し、取付管3を枝管1に通ぜしめ
る。
なお以上の説明においては、内張り材7を枝管
1内に挿通する前に枝管1に小孔5を穿設してい
るが、該小孔5は枝管1内に内張り材7を挿通し
た後に穿設しても良く、また小孔5から止水剤1
3を圧入する工程も、接着剤の硬化後に行うこと
もできる。
作 用 本発明の方法においては、内張り材7を流体圧
力により裏返しながら枝管1内に挿通するので、
枝管1内に流入して溜つていた水は内張り材7の
折返し部分12によつて前方へ押し流され、枝管
1と内張り材7との間に水が封入されることはな
く、内張り材7は枝管1内面に直接に圧着され
る。また裏返つた内張り材7内には枝管1の外部
の水圧よりも高い流体圧力が作用しているので、
枝管1の継手部分やひび割れ部分においては内張
り材7がそれらを塞ぎ、内張り材7を圧着した状
態において外部の水が枝管1の内側に侵入するの
を阻止する。
そして裏返つた内張り材7の内側に流体圧力を
作用させながら接着剤を硬化させるので、その間
にも枝管1の内側に外部の水が浸入することはな
い。むしろ内張り材7内の流体圧力が外部の水圧
よりも高いので、内張り材7の繊維質補強体8に
含浸された接着剤が継手の緩んだ部分やひび割れ
の隙間に侵入してここで硬化し、これらを塞ぐ作
用をする。
しかしながら、このようにして内張り材7を枝
管1の内面に接着した状態においても、内張りさ
れた枝管1において、外部から枝管1と内張り材
7との間への水の侵入を完全に阻止することは困
難である。すなわち内張り材7を挿通する際には
枝管1の内面は漏れているので、内張り材7が枝
管1に体して強固に固着することはなく、繊維質
補強体8に含浸された接着剤により内張り材7は
剛直な管を構成し、その管が枝管1の内側に嵌合
された状態となり、枝管1と内張り材7との間の
接着の弱い部分が剥がれて若干の間隙が生じるこ
とがある。
また継手の緩みやひび割れに侵入した接着剤
も、これらの隙間を完全に埋めるには至らず、若
干の水が枝管1と内張り材7との間の間隙に侵入
することは避けられない。また内張り後に新たに
生じたひび割れ等からは、水の侵入を阻止するこ
とはできない。
従つて、枝管1外の地下水や雨水等の水が枝管
1と内張り材7との間に侵入することは避けられ
ず、その水は枝管1と内張り材7との間の接着の
弱い部分を通つて拡散する。
ここで本発明においては、枝管1と取付管3と
の分岐部の周囲に穿設した小孔5から止水剤13
を圧入しているので、止水剤13は小孔5の周囲
の枝管1と内張り材7との間に拡がり、それらが
互いに繋り合つて、第4図に示すように分岐部の
周囲を環状に取巻く。
従つて、前述のように枝管1の継手の緩みやひ
び割れ等から水が侵入して、枝管1と内張り材7
との接着力の弱い部分を通つて拡散することは避
けられないが、この水が分岐部の周辺に至つて止
水剤13と接触すると、止水剤13はその水と反
応して硬化し、ゴム状弾性を有する不溶性の抱水
ゲル体を構成する。そしてそのゲル体が水を遮断
して、水がそれ以上拡散して分岐部にまで到達す
るのを阻止するのである。
従つて枝管1と取付管3との分岐部において
は、枝管1と内張り材7との間は完全にシールさ
れた状態となり、枝管1の途中から枝管1と内張
り材7との間に流入した水は、枝管1の長さの範
囲に亙つて拡散するが、その途中の分岐部におい
て硬化した止水剤13により遮断され、分岐部の
内張り材7に穿設された孔から枝管1内に流入す
ることはなく、地下水や雨水が汚水に混入するこ
とはないのである。
発明の効果 本発明によれば、枝管1外の地下水や雨水等の
水圧よりも高い流体圧力で内張り材7を裏返して
枝管1に挿通するので、枝管1の継手の緩みやひ
び割れの部分から水が流入しているような管路に
おいても、その流入する水を断切りながら内張り
材7の裏返しを進行させることができる。またそ
の流体圧力を維持しつつ接着剤を硬化させるの
で、枝管1の継手の緩みやひび割れの隙間に接着
剤を押込み、それらの隙間を埋めて水の侵入を大
幅に減少させることができる。
また本発明により内張りされた下水道管におい
ては、内張り材7の繊維質補強体8が接着剤で固
められており、内張り材7がそれ自体剛直な管を
構成しているので、内張り材7と枝管1とが強固
に接着されていなくても、内張り材7自体が充分
に外圧に耐えることができ、枝管1から侵入して
くる水の外水圧によつて内張り材7が押し潰され
るようなことがない。
さらに枝管1と内張り材7との間に侵入した地
下水や雨水等は枝管1と内張り材7との接着力の
弱い部分の間隙を伝つて拡散するが、その水は枝
管1と取付管3との分岐部において枝管1と内張
り材7との間隙が止水剤13で遮断されるので、
これらの水が枝管1内に流入して汚水に混入し、
汚水の量を増大せしめることがない。従つて本来
の汚水として集められたもののみを処理場に流
し、その処理場においては真に処理をする必要の
ある少量の汚水のみを処理すれば良いので、汚水
処理に要する設備は小規模なものとなり、経費も
節減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により内張りしている下水道管
の枝管を示す中央縦断面図である。第2図は本発
明の工程を示す主要部の中央縦断面図である。第
3図は本発明において使用する内張り材の一部を
破断して示した斜視図である。第4図は本発明に
おいて圧入された止水剤の拡散状態を示す平面図
である。 1……枝管、5……透孔、6……栓、7……内
張り材、8……繊維質補強体、9……気密層、1
3……止水剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 柔軟な筒状の織布又は不織布等の繊維質補強
    体8の外面にゴム又は合成樹脂よりなる柔軟な気
    密層9を形成してなる内張り材7の内面に、反応
    硬化型接着剤を塗布して該接着剤を前記繊維質補
    強体8に含浸せしめ、その内張り材7を下水道管
    1の外部の水圧よりも高い流体圧力で内外面を裏
    返しながら下水道管1に挿通し、前記流体圧力を
    維持して裏返つた内張り材7を下水道管1の内面
    に圧着しつつ前記接着剤を硬化させて、前記内張
    り材7を前記下水道管1の内面に貼着して内張り
    する方法において、前記下水道管1が分岐部を有
    するものであつて、該分岐部の周囲に下水道管1
    の外側から数個の小孔5を穿設する工程と、該小
    孔5に下水道管1外から止水剤13を圧入しする
    工程と、前記分岐部の内張り材7を穿孔する工程
    とを行うことを特徴とする、分岐部を有する下水
    道管の内張り方法。 2 前記止水剤13が、有機イソシアネートポリ
    エーテルジオール系プレポリマー又は有機イソシ
    アネートポリエーテルトリオール系プレポリマー
    と、トルエンジイソシアネートとよりなる、親水
    性ポリウレタン樹脂原液であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項記載の分岐部を有する
    下水道管の内張り方法。
JP12498486A 1986-05-29 1986-05-29 分岐部を有する下水道管の内張り方法 Granted JPS62279924A (ja)

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