JPH05199112A - 信号処理装置の試験方法 - Google Patents

信号処理装置の試験方法

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JPH05199112A
JPH05199112A JP3182121A JP18212191A JPH05199112A JP H05199112 A JPH05199112 A JP H05199112A JP 3182121 A JP3182121 A JP 3182121A JP 18212191 A JP18212191 A JP 18212191A JP H05199112 A JPH05199112 A JP H05199112A
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健治 堀口
Shoki Shimizu
昭喜 清水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で複数の信号処理装置を同時に、
しかも短時間に試験を行う信号処理装置の試験方法を提
供する。 【構成】 テストモード指定信号とテストデータが音声
符号化装置30に供給されると、入力信号列判定制御部32
は、第1の特定コードパターンを認識すると、符号化信
号処理部33を動作停止させ、テストデータ本体を認識す
ると動作させる。動作停止中は、固定値発生部35から第
2の特定コードパターンを出力させ、動作中は符号化処
理結果データを出力させる。これらの出力データは、次
の音声復号化装置40に供給し、同様に入力信号列判定制
御部42において、第2の特定コードパターンを認識する
と、復号化信号処理部43を動作停止させ、符号化処理結
果データを認識すると動作させる。動作停止中は固定値
発生部45から第3の特定コードパターンを出力させ、動
作中は復号化処理結果データを出力させ分析する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、第1種類の信号処理
装置と、その逆処理を行う第2種類の信号処理装置とを
交互に複数個縦続接続して、同時にこれらの信号処理装
置内の被試験対象信号処理部を試験する信号処理装置の
試験方法に関し、例えば音声符号化装置と音声復号化装
置などが縦続接続されている場合などにおいての試験方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種のデジタル音声通信方式を
実現するために、音声を符号化したり、復号化する音声
処理装置を開発する必要がある。この音声処理装置を開
発するためには、実際にこの装置に供給される音声信号
での試験と共に、この装置内部の各ブロック単位で処理
が正確に実行されているか否かを確認するための各種デ
ジタル信号による詳細な試験が必要となる。これは、デ
ジタル信号による試験であると再現性が良く、厳密な試
験に適しているためであり、また計算機シュミレーショ
ンなどで作成した各被試験対象部用の入出力用デジタル
信号をテスト信号として使用することによって、定量的
に各被試験対象部の動作状況を確認することができるか
らである。
【0003】またこのような音声処理装置の信号処理ブ
ロックが正しく動作している否かを判断するためには、
多種多量の組み合わせデータをこの装置に供給して、い
ろいろな動作モードで試験しなければならない。
【0004】図2は、多種多量の試験データを用いた従
来例に係るデジタル信号によって被試験対象音声処理装
置4を試験する機能ブロックを示している。
【0005】この被試験対象音声処理装置4は、入力レ
ジスタ1と、音声処理部2と、出力レジスタ3とで構成
される。この装置の入力側には、通常使用モード入力と
テストモード入力を手動操作で切り替える入力側切替ス
イッチ回路5が設けられ、またこの装置の出力側にも、
通常使用モード出力とテストモード出力を手動操作で切
り替える出力側切替スイッチ回路6が設けられている。
【0006】入力側切替スイッチ回路5は、通常使用モ
ードでは、音声信号供給源7(DATなど)から供給さ
れる音声信号をA/D変換器8で変換して、得られたデ
ジタル信号を選択して、被試験対象音声処理装置4に供
給する。供給されたデジタル信号は音声処理を施され
て、得られた出力データは、出力側切替スイッチ回路6
によって選択されて、D/A変換器9に供給され、この
変換で得られたアナログ信号は音声記録装置10(例え
ばDATなど)に記録される。
【0007】また入力側切替スイッチ回路5は、テスト
モードでは、テストデータ発生回路11から供給された
テストデータを選択して、被試験対象音声処理装置4に
供給する。供給されたテストデータは音声処理を施され
て、得られた出力データは、出力側切替スイッチ回路6
によって選択されて、出力データ格納回路12に格納さ
れる。この格納された出力データは、CPUなどで処理
されて被試験対象音声処理装置が適切に動作しているか
否かを判断する。
【0008】また、デジタル信号処理の原理上の特徴と
して、過去の入力信号が内部の、例えばデジタルフィル
タの遅延レジスタ内に蓄えられて、真のテストデータの
直前の入力データがどういう内容であったかが、試験結
果に影響を与える。このためテストデータの一部が無効
なデータとなることも生じるが、このような無効データ
が生じないように初期設定直後等の特定の時間に同期し
て入力する操作が、例えば前記入力側切替スイッチ5及
び出力側切替スイッチ6の切り替えなどによって行われ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような初期設定直後にテストデータを入力するとして
も、テストデータの開始点と被試験対象音声処理装置4
の動作開始点とを合わせる必要があり、このような制御
を行う構成を必要とする。図2においては、テストデー
タ発生回路11が、被試験対象音声処理装置4に対して
動作開始時刻を制御していた。このためテストデータ発
生回路11と、出力データ格納回路12などで構成され
る被試験対象音声処理装置が複雑になり、大型化すると
いう問題があった。また前述したように試験のために多
量のデータが必要となることからも、ますます装置が複
雑化、大型化することになる。また試験に時間がかかる
という問題もあった。
【0010】しかも被試験対象音声処理装置が、例えば
符号化部と復号化部といった複数の装置から構成されて
いる場合、これらの試験方法として、符号化部と復号化
部を個別に試験する方法(1)と、これら2つを接続し
て同時に試験する方法(2)が考えられる。前記(1)
の方法は、符号化部と復号化部のそれぞれに対して試験
用のデータを用意しなければならず、しかも一般的に符
号化部の入出力と復号化部の入出力は、外部接続装置と
のインターフェースが異なるので、これらを一致させる
回路が必要となる。また前記(2)の方法は、符号化部
の出力データを復号化部の入力データとしてもちいるた
めに、前述したテストデータの開始点と被試験対象音声
処理装置の動作開始点とを制御することが一層困難とな
っている。また一層試験に時間がかかっていた。
【0011】この発明は、以上の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的とするところは、例えば被試験対象
試験装置として音声の符号化装置と、その復号化装置な
どにおいて、被試験対象装置毎に動作停止解除の遅延調
整などを行うことなく、しかも短時間に複数の被試験対
象信号処理装置を同時に試験することができる信号処理
装置の試験方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の目的
を達成するために、以下の特徴的な方法で試験を行う。
【0013】つまり、第1種類の信号処理装置(例えば
音声符号化装置など)と、その逆処理を行う第2種類の
信号処理装置(例えば音声復号化装置など)とを交互に
複数個縦続接続して、これらの各第1種類及び第2種類
の信号処理装置にテストモード設定信号を入力し、更に
入力側の前記信号処理装置にテストデータ列を入力し、
最終出力側の前記信号処理装置から出力されたテストデ
ータ本体に対する信号処理結果データを照合、分析処理
して前記複数の第1種類及び第2種類の信号処理装置内
の被試験対象信号処理部を試験することを特徴とする。
【0014】また前記各第1種類及び第2種類の信号処
理装置はそれぞれ、テストモード設定時に、前記第1種
類又は第2種類の信号処理装置に入力される入力データ
列を監視し、テスト用入力データとして有効なテストデ
ータ本体の前に挿入されている第1のコード列が挿入さ
れていることを認識し、テストデータ本体の開始点を判
定するテストデータ本体判定手段と、この判定結果に基
づき、前記第1種類又は第2種類の信号処理装置内の被
試験対象信号処理部の動作を、前記第1のコード列の入
力時は停止させ、テストデータ本体の入力時は実行させ
る動作制御手段と、前記テストデータ本体判定手段が、
テストデータ本体の開始点を判定するまでの間は、前記
第1種類又は第2種類の信号処理装置の出力信号とし
て、第2のコード列を出力するコード列出力手段と、前
記テストデータ本体判定手段が、テストデータ本体の開
始点を判定した後は、前記テストデータ本体の入力に対
する前記第1種類又は第2種類の信号処理装置内の被試
験対象信号処理部の動作実行結果データを出力する処理
結果データ出力手段とを備えて実現するすることができ
る。
【0015】しかも前記コード列出力手段は、第2のコ
ード列を第1のコード列と同一コード列に構成し出力し
てもよい。
【0016】
【作用】この発明によれば、複数の信号処理装置毎に動
作停止解除信号などに対する遅延調整を図ることなく、
複数の信号処理装置を同時に試験させることができ、短
時間に行うことができる。しかも各信号処理装置は、被
試験対象信号処理部を除いて、同じ簡単な構成要素で実
現することができる。
【0017】例えば、音声符号化装置と、その音声復号
化装置がこの被試験対象信号処理装置であれば、音声符
号化装置の出力と音声復号化装置の入力を接続し、音声
符号化装置の入力にテストデータを入力し、音声復号化
装置の出力データを照合、分析処理することによって試
験を行うことができる。
【0018】
【実施例】次にこの発明に係る信号処理装置の試験方法
の好適な一実施例を図面を用いて説明する。
【0019】この実施例は音声の符号化装置(第1種類
の信号処理装置)と音声復号化装置(第2種類の信号処
理装置)の試験に適用した例を説明する。
【0020】図1は、この被試験対象音声符号化装置3
0と、被試験対象音声復号化装置40の機能ブロック
と、この2つの装置を接続して試験するための、入力側
装置(テストデータ供給装置2と入力インターフェース
装置21)と出力側装置(出力インターフェース装置5
0と出力データ分析装置)なども示している。
【0021】図1において、この被試験対象音声符号化
装置30の入力側には、テストデータ供給装置2(例え
ばDATなどで構成する)が入力インターフェース装置
21を介して接続されている。またこの被試験対象音声
符号化装置30の出力側は、次の被試験対象音声復号化
装置40の入力側に接続されている。この被試験対象音
声復号化装置40の出力側には、出力インタフェース装
置50を介して出力データ分析装置51(例えばDAT
や分析用CPUなどで構成する)が接続される。
【0022】次にこの被試験対象音声符号化装置30
と、被試験対象音声復号化装置40の構成を説明する。
【0023】図1において、この被試験対象音声符号化
装置30は、入力レジスタ31と、入力信号列判定制御
部32と、被試験対象符号化信号処理部33と、出力選
択回路34と、固定値発生部35と、出力レジスタ36
とで構成されている。
【0024】また、この被試験対象音声復号化装置40
は、前記被試験対象音声符号化装置30とほぼ同じ構成
であり、入力レジスタ41と、入力信号列判定制御部4
2と、被試験対象音声復号化信号処理部43と、出力選
択回路44と、固定値発生部45と、出力レジスタ46
とで構成されている。
【0025】次に上記2つの被試験対象音声符号化装置
30と被試験対象音声復号化装置40の機能を説明す
る。
【0026】図1において、この被試験対象音声符号化
装置30は、テストデータ供給装置2からテストデータ
を供給され、しかも外部から供給されるテストモード指
定信号によって、前記テストデータを使用して被試験対
象音声符号化信号処理部33の試験動作を行うための制
御動作を行い、試験結果の出力データを被試験対象音声
復号化装置40に供給する。そしてこの被試験対象音声
復号化装置40は、被試験対象音声符号化装置30から
供給された出力データを、前記テストモード指定信号に
よって被試験対象音声復号化装置40の試験動作を行う
ための制御動作を行い、試験結果の出力データを出力イ
ンターフェース装置50を介して出力データ分析装置5
1に供給して試験結果を分析させる。
【0027】この被試験対象音声符号化装置30に供給
されるテストデータのフォーマットは、図3(a)に示
すようなフォーマットを形成する。つまり最初にテスト
データの開始を指示する所定長の第1の特定コードパタ
ーンSS1があり、その後に所定長のテストデータ本体
TESがあり、その次に無効データINV1があり、こ
れらのデータからテストデータが形成されている。例え
ば特定コードパターンSS1は、任意の特定値の連続パ
ターンでよく、例えば論理『1』と『0』の繰り返しデ
ータであっても良い。
【0028】次に上記被試験対象音声符号化装置30の
各構成部の機能を説明する。
【0029】図1において、上記テストデータが、被試
験対象音声符号化装置30の入力レジスタ31に供給さ
れると、入力信号列判定制御部32と、被試験対象音声
符号化信号処理部33に供給する。
【0030】入力信号列判定制御部32は、テストモー
ド指定信号が供給され、しかも入力レジスタ31から供
給されるテストデータの内容によって動作制御信号CO
M1を生成し被試験対象音声符号化信号処理部33に供
給し、また更に出力選択信号SEL1を出力選択回路3
4に供給する。ここで、テストデータの第1の特定コー
ドパターンSS1を認識すると、動作制御信号COM1
を例えばON(1)とし、認識しなければOFF(0)
として、被試験対象音声符号化信号処理部33に供給す
る。この動作制御信号COM1をONとすることによっ
て、例えば動作を停止させ、またこの動作制御信号CO
M1をOFFとすることによって、動作停止を解除させ
る。
【0031】更に入力信号列判定制御部32は、テスト
モード指定信号が供給され、しかも前記第1の特定コー
ドパターンSS1を認識すると、前記出力選択信号SE
L1をON(1)とし、認識しなければOFF(0)と
して、出力選択回路34に供給する。この出力選択信号
SEL1をONとすることによって、例えば固定値発生
部35から供給される第2の特定コードパターンSS2
を出力レジスタ36に供給させ、またこの出力選択信号
SEL1をOFFすることによって、被試験対象音声符
号化信号処理部33から供給される処理結果データTE
SOUT1を出力レジスタ36に供給させる。
【0032】被試験対象音声符号化信号処理部30は、
どの様な音声符号化方式の信号処理部でも良く、しかも
動作の停止、解除が入力信号列判定制御部32から供給
される動作制御信号COM1によって制御されるもので
あり、入力レジスタ31から供給されたテストデータに
対して処理して得られた処理結果データTESOUT1
(図3(b))を出力選択回路34に供給する。
【0033】固定値発生部35は、第2の特定コードパ
ターンSS2を生成し、出力選択回路34に供給する。
この第2の特定コードパターンSS2は、例えば第1の
特定コードパターンSS1と同じパターンを出力するこ
とでもよい。
【0034】出力選択回路34は、入力信号列判定制御
部32から供給される出力選択信号SEL1のON又は
OFFの状態によって、例えばONの場合は固定値発生
部35から供給される第2の特定コードパターンSS2
を出力レジスタ36に供給し、またOFFの場合は被試
験対象音声符号化信号処理部33から供給される処理結
果データTESOUT1を出力レジスタ36に供給す
る。
【0035】出力レジスタ36は、出力選択回路34か
ら供給されるデータを被試験対象音声符号化装置30の
出力データとして、次の被試験対象音声復号化信号処理
部40の入力レジスタ41に供給する。
【0036】次に上記被試験対象音声復号化信号処理部
40の各構成部の機能を説明する。被試験対象音声復号
化信号処理部40の入力レジスタ41は、前記被試験対
象音声符号化信号処理部30の入力レジスタ31と同じ
機能を備えており、被試験対象音声符号化信号処理部3
0から供給される音声符号化装置出力データを被試験対
象音声復号化信号処理部43と、入力信号列判定制御部
42に供給する。
【0037】入力信号列判定制御部42は、前記被試験
対象音声符号化装置30の入力信号列判定制御部32と
同様に、テストモード指定信号が供給され、しかも入力
レジスタ41から供給される音声符号化装置出力データ
の内容によって動作制御信号COM2を生成し被試験対
象音声復号化信号処理部43に供給し、また更に出力選
択信号SEL2を出力選択回路44に供給する。ここ
で、音声符号化装置出力データの第2の特定コードパタ
ーンSS2を認識すると、動作制御信号COM2を例え
ばON(1)とし、認識しなければOFF(0)とし
て、被試験対象音声復号化信号処理部43に供給する。
この動作制御信号COM2をONとすることによって、
例えば動作を停止させ、またこの動作制御信号COM2
をOFFとすることによって、動作停止を解除させる。
【0038】更に入力信号列判定制御部42は、テスト
モード指定信号が供給され、しかも前記第2の特定コー
ドパターンSS2を認識すると、前記出力選択信号SE
L2をON(1)とし、認識しなければOFF(0)と
して、出力選択回路44に供給する。この出力選択信号
SEL2をONとすることによって、例えば固定値発生
部45から供給される第3の特定コードパターンSS3
を出力レジスタ46に供給させ、またこの出力選択信号
SEL2をOFFすることによって、被試験対象音声復
号化信号処理部33から供給される処理結果データTE
SOUT2を出力レジスタ46に供給させる。
【0039】被試験対象音声復号化信号処理部43は、
前記被試験対象音声符号化装置30に対する復号化方式
の信号処理部であって、しかも動作の停止、解除が入力
信号列判定制御部42から供給される動作制御信号CO
M2によって制御されるものであり、入力レジスタ41
から供給された音声符号化装置出力データに対して復号
化処理して得られた処理結果データTESOUT2(図
3(c))を出力選択回路44に供給する。
【0040】固定値発生部45は、前記固定値発生部3
5と同様に、第3の特定コードパターンSS3を生成
し、出力選択回路44に供給する。この第3の特定コー
ドパターンSS3は、例えば第1及び第2の特定コード
パターンと同じパターンを出力することでもよい。
【0041】出力選択回路44は、前記出力選択回路3
4と同様に、入力信号列判定制御部42から供給される
出力選択信号SEL2のON又はOFFの状態によっ
て、例えばONの場合は固定値発生部45から供給され
る第3の特定コードパターンSS3を出力レジスタ46
に供給し、またOFFの場合は被試験対象音声復号化信
号処理部43から供給される処理結果データTESOU
T2を出力レジスタ46に供給する。
【0042】出力レジスタ46は、前記出力レジスタ3
6と同様に、出力選択回路44から供給される出力デー
タを被試験対象音声復号化装置40の出力データとし
て、次の出力インターフェース装置50を介して出力デ
ータ分析装置51に供給する。次に以上の被試験対象音
声符号化装置30と被試験対象音声復号化装置40の機
能で、この2つの音声符号化装置と音声復号化装置の試
験方法を図1の機能ブロック図と図3の図1における各
部の信号のタイミング図を参照して説明する。まず試験
を行うために、外部からテストモード指定信号を被試験
対象音声符号化装置30の入力信号列判定制御部32
と、被試験対象音声復号化装置40の入力信号列判定制
御部42に供給する。次にテストデータ供給装置2から
デジタルデータの形態でテストデータ(図3(a)のフ
ォーマット)が入力インターフェース装置21を介して
被試験対象音声符号化装置30の入力レジスタ31に供
給されると、入力レジスタ31は、このテストデータを
入力信号列判定制御部32と被試験対象音声符号化信号
処理部33に供給する。
【0043】入力信号列判定制御部32は、テストモー
ド指定信号が既に供給されているので、テストデータの
中から第1の特定コードパターンSS1を認識すると、
動作制御信号COM1をONとして、非試験対象音声符
号化信号処理部33を動作停止状態にさせる(図3
(d))。また出力選択信号SEL1もONとして、出
力選択回路34に固定値発生部35から供給される第2
の特定コードパターンSS2を選択して出力させる(図
3(e))。
【0044】次に入力テストデータが第1の特定コード
パターンSS1からテストデータ本体TES及び無効デ
ータINV1の入力に移行したならば、これを入力信号
列判定制御部32は認識を行い、動作制御信号COM1
をONからOFFに設定変更(図3(d))して、被試
験対象音声符号化信号処理部33を動作停止状態から動
作状態にさせる。被試験対象音声符号化信号処理部33
は、動作制御信号COM1がOFFになった時点から、
入力レジスタ31から供給されるテストデータ本体TE
S及び無効データINV1を符号化処理して処理結果デ
ータTESOUT1及び無効データINV2を出力選択
回路34に供給する。一方入力信号列判定制御部32
は、動作制御信号COM1をONからOFFに設定変更
した時点から、所定時間T1後に出力選択信号SEL1
をONからOFFに設定変更(図3(e))して、出力
選択回路34に前記第2の特定コードパターンSS2の
選択出力動作から、前記処理結果データTESOUT1
と無効データINV2の選択出力動作に切り替えさせ
て、出力レジスタ36に供給させる。
【0045】このようにして出力レジスタ36からは、
音声符号化装置出力データとして、図3の(b)に示す
フォーマットの出力データが出力され、このデータは次
に被試験対象音声復号化装置40の入力レジスタ41に
供給される。
【0046】入力レジスタ41は、音声符号化装置出力
データを入力信号列判定制御部42と被試験対象音声復
号化装置43に供給する。入力信号列判定制御部42に
は、既にテストモード指定信号が供給されているので、
前記音声符号化装置出力データ中の第2の特定コードパ
ターンSS2を認識すると、動作制御信号COM2をO
Nとし、出力選択信号SEL2もONとして供給する。
被試験対象音声復号化信号処理部43は、動作制御信号
COM2がONであるので、動作を停止させ、また出力
選択信号SEL2がONであるので、出力選択回路44
は、固定値発生部45の第3の特定コードパターンSS
3を選択出力して、出力レジスタ46に供給する。
【0047】次に音声符号化装置出力データが第2の特
定コードパターンSS2から処理結果データTESOU
T1及び無効データINV2の入力に移行したならば、
これを入力信号列判定制御部42は認識を行い、動作制
御信号COM2をONからOFFに設定変更(図3
(f))して、被試験対象音声復号化信号処理部43を
動作停止状態から動作状態にさせる。被試験対象音声復
号化信号処理部33は、動作制御信号COM2がOFF
になった時点から、入力レジスタ41から供給される音
声符号化出力データTESOUT1及び無効データIN
V2を復号化処理して処理結果データTESOUT2及
び無効データINV3を出力選択回路44に供給する。
一方入力信号列判定制御部42は、動作制御信号COM
2をONからOFFに設定変更(図3(f))した時点
から、所定時間T2後に出力選択信号SEL2をONか
らOFFに設定変更(図3(g))して、出力選択回路
44に前記第3の特定コードパターンSS3の選択出力
動作から、前記処理結果データTESOUT2と無効デ
ータINV3の選択出力動作に切り替えさせて、出力レ
ジスタ46に供給させる。
【0048】このようにして出力レジスタ46からは、
音声復号化装置出力データとして、図3の(c)に示す
フォーマットの出力データが出力され、このデータは次
に出力インターフェースを介して出力データ分析装置5
1に供給され、一旦DATに記録した後に、再生して処
理結果データの照合、分析を行い前記被試験対象音声符
号化信号処理部33と被試験対象音声復号化信号処理部
43の動作状況などを定量的に評価する。
【0049】以上のようにして、被試験対象音声符号化
装置30と被試験対象音声復号化装置40が直列(縦
続)に接続された状態における、各装置に対する動作停
止解除信号の遅延調整を図ることなく、各装置に同時に
試験命令を供給して内部の動作状況を定量的に評価する
ための出力データを得ることができる。従って試験に要
する時間を短縮することができる。しかも被試験対象信
号処理部である、音声符号化信号処理部33と音声復号
化信号処理部43を除いて同じ構成で、しかも簡単な構
成で実現できるので、小形化にも寄与することができ
る。
【0050】以上の実施例においては、被試験対象装置
を音声符号化装置と、その音声復号化装置を例に説明し
たが、これに限るものではない。他の例えば画像符号
化、復号化装置の関係の装置や、送信装置と受信装置の
関係などであってもよい。
【0051】また以上の実施例においては、2つの装置
を接続して試験を行ったが、また3個以上の装置を接続
(例えば符号化装置と復号化装置と符号化装置などを接
続)して行う試験においても適用できる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、複
数の被試験対象信号処理装置毎に動作停止解除信号など
に対する遅延調整を図ることなく、複数の被試験対象信
号処理装置を同時に試験させることができ、短時間に行
うことができる。しかも各装置は、被試験対象信号処理
部を除いて、同じ簡単な構成要素で実現でき、小形化に
も寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施例に係る信号処理装置の機能ブロック
図である。
【図2】従来例に係る機能ブロック図である。
【図3】図1に係る各信号のタイミング図である。
【符号の説明】
30…被試験対象音声符号化装置、32、42…入力信
号列判定制御部、33…被試験対象符号化処理部、3
4、44…出力選択回路、35、45…固定値発生部、
40…被試験対象音声復号化装置、43…被試験対象復
号化処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 14/04 Z 4101−5K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1種類の信号処理装置と、その逆処理
    を行う第2種類の信号処理装置とを交互に複数個縦続接
    続して、これらの各第1種類及び第2種類の信号処理装
    置にテストモード設定信号を入力し、更に入力側の前記
    信号処理装置にテストデータ列を入力し、最終出力側の
    前記信号処理装置から出力されたテストデータ本体に対
    する信号処理結果データを照合、分析処理して前記複数
    の第1種類及び第2種類の信号処理装置内の被試験対象
    信号処理部を試験することを特徴とする信号処理装置の
    試験方法。
  2. 【請求項2】 前記各第1種類及び第2種類の信号処理
    装置はそれぞれ、 テストモード設定時に、前記第1種類又は第2種類の信
    号処理装置に入力される入力データ列を監視し、テスト
    用入力データとして有効なテストデータ本体の前に挿入
    されている第1のコード列が挿入されていることを認識
    し、テストデータ本体の開始点を判定するテストデータ
    本体判定手段と、 この判定結果に基づき、前記第1種類又は第2種類の信
    号処理装置内の被試験対象信号処理部の動作を、前記第
    1のコード列の入力時は停止させ、テストデータ本体の
    入力時は実行させる動作制御手段と、 前記テストデータ本体判定手段が、テストデータ本体の
    開始点を判定するまでの間は、前記第1種類又は第2種
    類の信号処理装置の出力信号として、第2のコード列を
    出力するコード列出力手段と、 前記テストデータ本体判定手段が、テストデータ本体の
    開始点を判定した後は、前記テストデータ本体の入力に
    対する前記第1種類又は第2種類の信号処理装置内の被
    試験対象信号処理部の動作実行結果データを出力する処
    理結果データ出力手段とを備えて成ることを特徴とする
    請求項1に記載の信号処理装置の試験方法。
  3. 【請求項3】 前記コード列出力手段は、第2のコード
    列を第1のコード列と同一コード列に構成し出力するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置の試験方
    法。
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