JPH0520079B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0520079B2 JPH0520079B2 JP16953288A JP16953288A JPH0520079B2 JP H0520079 B2 JPH0520079 B2 JP H0520079B2 JP 16953288 A JP16953288 A JP 16953288A JP 16953288 A JP16953288 A JP 16953288A JP H0520079 B2 JPH0520079 B2 JP H0520079B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- added
- sucrose
- saccharate
- amount
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Saccharide Compounds (AREA)
Description
<産業上の利用分野>
本発明は甘蔗最終糖蜜から簡単な方法で蔗糖を
回収する方法に関するものである。 <従来の技術> 最もよく知られ、かつ簡単な脱糖法としてステ
ツフエン法がある。そしてこのステツフエン法は
ビート最終糖蜜から蔗糖を回収する方法としては
現在実用化されている。しかるに、甘蔗最終糖蜜
には多量の還元糖が含まれており、これがサツカ
レートの生成を妨害する為に、ステツフエン法は
適用できないとされており、事実甘蔗最終糖蜜か
らは、ステツフエン法による蔗糖の回収はなされ
ておらず、醗酵用材料や飼料、肥料として使われ
ているにすぎない。しかしこの甘蔗最終糖蜜には
なお30重量%を越える量の蔗糖分を含んでいるの
で、該蔗糖の有効な回収法の確率が望まれている
現状にある。 <発明が解決しようとする課題> 本発明は、上述の如く現在はその中になお30重
量%過の蔗糖分を含んでいるにも拘らず、それを
有効に回収されずにいる甘蔗最終糖蜜の現状に鑑
みなされたものであり、簡単な方法で、高収率下
に蔗糖を回収する方法を提供する事を目的とする
ものである。 <課題を解決する為の手段> 上記本発明の目的は、次の如き手段によつて達
成される。即ち、甘蔗最終糖蜜を、水により4〜
8倍に希釈し、この希釈液に燐酸を0.003〜0.02
重量%となる量添加した後、Ca(OH)2を添加し
てPH10〜13に調整し、次いで濾過し、得られた濾
液に総糖分の5〜7重量%量のCaC2を添加し、
8〜23℃に保持し蔗糖分の100〜120重量%量の
CaO粉末を添加し、この混合液を濾過して残渣と
しての低温サツカレートを得、一方濾液は約90℃
に加熱後再び濾過し高温サツカレートを得ること
を特徴とする甘蔗最終糖蜜からの蔗糖の回収方法
である。 なお本発明方法で、まず最初に甘蔗最終糖蜜を
水で希釈する場合、それが4倍以上でないと、不
溶分が浮遊物となり、該浮遊物として回収されな
い蔗粉が多くなり、一方あまり倍率を大とすれば
処理効率が悪く、8倍以下が好ましく、濾液中の
蔗糖分が約5重量%となる倍率6倍位の希釈が最
も好ましい。又正燐酸或いは燐酸塩等の燐酸を加
えるのは、この燐酸とその後に加えるCa(OH)2
とによつて、還元糖を破壊し、かつ有機非糖分等
の不純物を可及的に除去できる様にする為であ
り、その効果は0.003重量%以上添加しないと顕
著ではないが、逆に0.02盾重量%を越えるとサツ
カレートの生成量が少なくなるので0.003〜0.02
重量%とした。又CaC2を添加するのは塩析効
果の為にサツカレートの生成率を高める為であ
り、後述する実験の結果5重量%未満ではその効
果が顕著ではなく、逆に7重量%を越えると得ら
れるサツカレート中に不純物が多くなり過ぎるの
でその量は5〜7重量%とする。次にCaC2を
添加した混合液に加えるCaO量は従来から公知の
ステツフエン法で知られた量である蔗糖1モル当
たり7〜8モル相当量の100〜120重量%としたも
のであり、この時の液温は高くなり過ぎればサツ
カレート中の不純物が増加するので23℃以下がよ
く、逆にあまり低くなり過ぎると反応時間が長く
かかり過ぎるので8℃以上とした。 <実施例> 以下本発明の実施例を示す。 まず実施例に用いた甘蔗最終糖蜜の糖分分析値
を下記第1表に示す。
回収する方法に関するものである。 <従来の技術> 最もよく知られ、かつ簡単な脱糖法としてステ
ツフエン法がある。そしてこのステツフエン法は
ビート最終糖蜜から蔗糖を回収する方法としては
現在実用化されている。しかるに、甘蔗最終糖蜜
には多量の還元糖が含まれており、これがサツカ
レートの生成を妨害する為に、ステツフエン法は
適用できないとされており、事実甘蔗最終糖蜜か
らは、ステツフエン法による蔗糖の回収はなされ
ておらず、醗酵用材料や飼料、肥料として使われ
ているにすぎない。しかしこの甘蔗最終糖蜜には
なお30重量%を越える量の蔗糖分を含んでいるの
で、該蔗糖の有効な回収法の確率が望まれている
現状にある。 <発明が解決しようとする課題> 本発明は、上述の如く現在はその中になお30重
量%過の蔗糖分を含んでいるにも拘らず、それを
有効に回収されずにいる甘蔗最終糖蜜の現状に鑑
みなされたものであり、簡単な方法で、高収率下
に蔗糖を回収する方法を提供する事を目的とする
ものである。 <課題を解決する為の手段> 上記本発明の目的は、次の如き手段によつて達
成される。即ち、甘蔗最終糖蜜を、水により4〜
8倍に希釈し、この希釈液に燐酸を0.003〜0.02
重量%となる量添加した後、Ca(OH)2を添加し
てPH10〜13に調整し、次いで濾過し、得られた濾
液に総糖分の5〜7重量%量のCaC2を添加し、
8〜23℃に保持し蔗糖分の100〜120重量%量の
CaO粉末を添加し、この混合液を濾過して残渣と
しての低温サツカレートを得、一方濾液は約90℃
に加熱後再び濾過し高温サツカレートを得ること
を特徴とする甘蔗最終糖蜜からの蔗糖の回収方法
である。 なお本発明方法で、まず最初に甘蔗最終糖蜜を
水で希釈する場合、それが4倍以上でないと、不
溶分が浮遊物となり、該浮遊物として回収されな
い蔗粉が多くなり、一方あまり倍率を大とすれば
処理効率が悪く、8倍以下が好ましく、濾液中の
蔗糖分が約5重量%となる倍率6倍位の希釈が最
も好ましい。又正燐酸或いは燐酸塩等の燐酸を加
えるのは、この燐酸とその後に加えるCa(OH)2
とによつて、還元糖を破壊し、かつ有機非糖分等
の不純物を可及的に除去できる様にする為であ
り、その効果は0.003重量%以上添加しないと顕
著ではないが、逆に0.02盾重量%を越えるとサツ
カレートの生成量が少なくなるので0.003〜0.02
重量%とした。又CaC2を添加するのは塩析効
果の為にサツカレートの生成率を高める為であ
り、後述する実験の結果5重量%未満ではその効
果が顕著ではなく、逆に7重量%を越えると得ら
れるサツカレート中に不純物が多くなり過ぎるの
でその量は5〜7重量%とする。次にCaC2を
添加した混合液に加えるCaO量は従来から公知の
ステツフエン法で知られた量である蔗糖1モル当
たり7〜8モル相当量の100〜120重量%としたも
のであり、この時の液温は高くなり過ぎればサツ
カレート中の不純物が増加するので23℃以下がよ
く、逆にあまり低くなり過ぎると反応時間が長く
かかり過ぎるので8℃以上とした。 <実施例> 以下本発明の実施例を示す。 まず実施例に用いた甘蔗最終糖蜜の糖分分析値
を下記第1表に示す。
【表】
この第1表に示す如き最終糖蜜を、第1図の前
処理工程を示すフローシートに従い、まず6倍に
希釈し、該6倍希釈し、該希釈液に種々の量の
P2O5を添加し、70℃に加温し、Ca(OH)2を液の
PHが10.8となる量添加し、吸引濾過して石灰清浄
濾液を得た。 この石灰清浄濾液に対し、第2図の蔗糖回収工
程を示すフローシートに従い、種々の量のCaC
2を添加し10℃に冷却し、200メツシユ以下のCaO
粉末を蔗糖分の120重量%添加し、吸引濾過して
残渣を低温サツカレートとして回収し、濾過液は
90℃に加熱後、吸引濾過をし高温サツカレート得
た。上記操作中、P2O5添加量を変化させた場合
の石灰清浄濾液の分析値を下記第2表に示す。こ
の第2表中の数値は最終糖蜜への換算値である。
処理工程を示すフローシートに従い、まず6倍に
希釈し、該6倍希釈し、該希釈液に種々の量の
P2O5を添加し、70℃に加温し、Ca(OH)2を液の
PHが10.8となる量添加し、吸引濾過して石灰清浄
濾液を得た。 この石灰清浄濾液に対し、第2図の蔗糖回収工
程を示すフローシートに従い、種々の量のCaC
2を添加し10℃に冷却し、200メツシユ以下のCaO
粉末を蔗糖分の120重量%添加し、吸引濾過して
残渣を低温サツカレートとして回収し、濾過液は
90℃に加熱後、吸引濾過をし高温サツカレート得
た。上記操作中、P2O5添加量を変化させた場合
の石灰清浄濾液の分析値を下記第2表に示す。こ
の第2表中の数値は最終糖蜜への換算値である。
【表】
次に、CaC2添加量を変化させた場合のサツ
カレート及び廃液中の糖の分析値は、低温サツカ
レートについて第3表、高温サツカレートについ
て第4表及び廃液については第5表に示す如くで
あつた。
カレート及び廃液中の糖の分析値は、低温サツカ
レートについて第3表、高温サツカレートについ
て第4表及び廃液については第5表に示す如くで
あつた。
【表】
【表】
【表】
【表】
又同じくCaC2添加量を変化させた場合の糖
の回収率は、低温サツカレートについては第6
表、高温サツカレートについては第7表、廃液に
ついては第8表に示す如くであり、低、高温両サ
ツカレートの合計については第9表に示す如くで
あつた。
の回収率は、低温サツカレートについては第6
表、高温サツカレートについては第7表、廃液に
ついては第8表に示す如くであり、低、高温両サ
ツカレートの合計については第9表に示す如くで
あつた。
【表】
【表】
【表】
【表】
<発明の効果>
以上述べて来た如く、本発明方法によれば、従
来では還元糖分を多量に含むのでステツフエン法
は適用出来ないとされていた甘蔗最終糖蜜を、燐
酸及び水酸化カルシウムを用いて清浄化する前処
理工程に施す事で、その後はステツフエン法と類
似の簡易な方法を採用するのみで、約80重量%近
くもの高収率下に蔗糖を回収する事が可能であ
る。そして得られるサツカレート中の有機非糖分
は、非常に微量であるという効果もある。
来では還元糖分を多量に含むのでステツフエン法
は適用出来ないとされていた甘蔗最終糖蜜を、燐
酸及び水酸化カルシウムを用いて清浄化する前処
理工程に施す事で、その後はステツフエン法と類
似の簡易な方法を採用するのみで、約80重量%近
くもの高収率下に蔗糖を回収する事が可能であ
る。そして得られるサツカレート中の有機非糖分
は、非常に微量であるという効果もある。
第1図は本発明の前処理工程を示すフローシー
ト、第2図は同蔗糖回収工程を示すフローシー
ト。
ト、第2図は同蔗糖回収工程を示すフローシー
ト。
Claims (1)
- 1 甘蔗最終糖蜜を、水により4〜8倍に希釈
し、この希釈液に燐酸を0.003〜0.02重量%とな
る量添加した後、Ca(OH)2を添加してPH10〜13
に調整し、次いで濾過し、得られた濾液に総糖分
の5〜7重量%量のCaC2を添加し、8〜23℃
に保持し蔗糖分の100〜120重量%量のCaO粉末を
添加し、この混合液を濾過して残渣としての低温
サツカレートを得、一方濾液は約90℃に加熱後再
び濾過し高温サツカレートを得ることを特徴とす
る甘蔗最終糖蜜からの蔗糖の回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16953288A JPH0220300A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 甘蔗最終糖蜜からの蔗糖の回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16953288A JPH0220300A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 甘蔗最終糖蜜からの蔗糖の回収方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0220300A JPH0220300A (ja) | 1990-01-23 |
| JPH0520079B2 true JPH0520079B2 (ja) | 1993-03-18 |
Family
ID=15888241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16953288A Granted JPH0220300A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 甘蔗最終糖蜜からの蔗糖の回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0220300A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9364016B2 (en) | 2006-09-19 | 2016-06-14 | The Product Makers (Australia) Pty Ltd | Extracts derived from sugar cane and a process for their manufacture |
| CN103561585B (zh) | 2011-02-08 | 2016-05-25 | 产品制造者(澳大利亚)有限公司 | 糖提取物 |
| AU2013308395C1 (en) | 2012-08-28 | 2018-03-15 | Poly Gain Pte Ltd | Extraction method |
| AU2014306366B9 (en) | 2013-08-16 | 2020-03-26 | Poly Gain Pte Ltd | Sugar cane derived extracts and methods of treatment |
-
1988
- 1988-07-06 JP JP16953288A patent/JPH0220300A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0220300A (ja) | 1990-01-23 |
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