JPH05201445A - 容器の蓋体 - Google Patents
容器の蓋体Info
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- JPH05201445A JPH05201445A JP4230023A JP23002392A JPH05201445A JP H05201445 A JPH05201445 A JP H05201445A JP 4230023 A JP4230023 A JP 4230023A JP 23002392 A JP23002392 A JP 23002392A JP H05201445 A JPH05201445 A JP H05201445A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】開封されたか否かを目視することができ、開封
後の再閉鎖においても元の密閉度を保つ。 【構成】筒状の注出口部分11と、該注出口部分11の
注出口を開閉する蓋(ふた)部分12から成り、前記注
出口部分11と蓋部分12間及び容器壁17と蓋部分1
2間のいずれか一方を連結する連結部が形成される。該
連結部には、蓋体10の開封によって破断する少なくと
も一つの破断箇所と、容器の開口部に蓋体10を保持す
る保持手段が形成される。蓋体10が開封されると、前
記破断箇所が破断して分離させられる。この時、破断箇
所は連結部に形成されるため、シール機能を有する要素
に影響を与えることがなく、蓋体10を開封した後に密
封度は低下しない。
後の再閉鎖においても元の密閉度を保つ。 【構成】筒状の注出口部分11と、該注出口部分11の
注出口を開閉する蓋(ふた)部分12から成り、前記注
出口部分11と蓋部分12間及び容器壁17と蓋部分1
2間のいずれか一方を連結する連結部が形成される。該
連結部には、蓋体10の開封によって破断する少なくと
も一つの破断箇所と、容器の開口部に蓋体10を保持す
る保持手段が形成される。蓋体10が開封されると、前
記破断箇所が破断して分離させられる。この時、破断箇
所は連結部に形成されるため、シール機能を有する要素
に影響を与えることがなく、蓋体10を開封した後に密
封度は低下しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器の蓋体(ふたたい)
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば金属製の缶又は内側が被覆
された厚紙で形成され、液体などの流動体を収容する容
器においては、注出口を繰り返し開閉することができる
ように蓋体が設けられていて、該蓋体は、注出口を有す
る注出口部分及び前記注出口を開閉する蓋部分から成
る。そして、前記蓋体は容器に形成された開口部に嵌
(は)め込んで用いられ、その材料としては熱可塑性材
料が使用される(スイス特許出願第2739/91−2
号明細書及びスイス特許出願第2740/91−9号明
細書(出願日1991年9月17日)参照)。
された厚紙で形成され、液体などの流動体を収容する容
器においては、注出口を繰り返し開閉することができる
ように蓋体が設けられていて、該蓋体は、注出口を有す
る注出口部分及び前記注出口を開閉する蓋部分から成
る。そして、前記蓋体は容器に形成された開口部に嵌
(は)め込んで用いられ、その材料としては熱可塑性材
料が使用される(スイス特許出願第2739/91−2
号明細書及びスイス特許出願第2740/91−9号明
細書(出願日1991年9月17日)参照)。
【0003】前記蓋体は、少なくとも一つの特性が異な
る二つ以上の材料を使用し、多種材料射出成形法によっ
て成形される。ところで、一般に、流動体を収容した容
器などの包装製品を購入するに当たり、消費者は、蓋体
が既に開封されたものであるか否かが分からないと不安
になる。そこで、容器の製造業者は蓋体に破断箇所を設
け、蓋体の動作に連動させて破断箇所を破断させるよう
にしている。したがって、蓋体を開封すると破断箇所が
破断されるため、消費者は破断箇所の破断の有無によっ
て蓋体が既に開封されたものであるか否かを知ることが
できる。
る二つ以上の材料を使用し、多種材料射出成形法によっ
て成形される。ところで、一般に、流動体を収容した容
器などの包装製品を購入するに当たり、消費者は、蓋体
が既に開封されたものであるか否かが分からないと不安
になる。そこで、容器の製造業者は蓋体に破断箇所を設
け、蓋体の動作に連動させて破断箇所を破断させるよう
にしている。したがって、蓋体を開封すると破断箇所が
破断されるため、消費者は破断箇所の破断の有無によっ
て蓋体が既に開封されたものであるか否かを知ることが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の容器の蓋体においては、一旦破断箇所を破断して開
封する際に、蓋部分のシール機能を有する部分の一部も
同時に破壊されてしまう。したがって、注出口を再び閉
鎖した場合に元の密封度を回復することはできず、容器
に収容されている流動体が空気に触れて変質するだけで
なく、容器を傾けると流動体が流れ出てしまう。
来の容器の蓋体においては、一旦破断箇所を破断して開
封する際に、蓋部分のシール機能を有する部分の一部も
同時に破壊されてしまう。したがって、注出口を再び閉
鎖した場合に元の密封度を回復することはできず、容器
に収容されている流動体が空気に触れて変質するだけで
なく、容器を傾けると流動体が流れ出てしまう。
【0005】本発明は、前記従来の容器の蓋体の問題点
を解決して、開封されたか否かを目視することができ、
開封後において注出口を再び閉鎖した場合に、元の密封
度を回復することができる容器の蓋体を提供することを
目的とする。
を解決して、開封されたか否かを目視することができ、
開封後において注出口を再び閉鎖した場合に、元の密封
度を回復することができる容器の蓋体を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の容
器の蓋体は、流動体を収容するための容器に使用され、
熱可塑性材料で形成される。そして、実質的に筒状の注
出口部分と、該注出口部分の注出口を開閉する蓋部分か
ら成り、少なくとも一つの特性が異なる少なくとも二つ
の材料から成る領域を有する。
器の蓋体は、流動体を収容するための容器に使用され、
熱可塑性材料で形成される。そして、実質的に筒状の注
出口部分と、該注出口部分の注出口を開閉する蓋部分か
ら成り、少なくとも一つの特性が異なる少なくとも二つ
の材料から成る領域を有する。
【0007】また、前記注出口部分と蓋部分間及び容器
壁と蓋部分間のいずれか一方を連結する連結部が形成さ
れ、該連結部には、蓋体の開封によって破断する少なく
とも一つの破断箇所と、容器の開口部に蓋体を保持する
保持手段が形成される。前記注出口部分にはベースを一
体的に形成し、前記連結部をウェブで構成することがで
きる。この場合、前記ウェブを、蓋部分とベース間に延
在させ、一方端を前記ベースと容器壁間に固定するか前
記ウェブの一方端を前記注出口部分に係合させることが
できる。また、前記破断箇所は断面積が減少させられた
部分で形成することもできる。
壁と蓋部分間のいずれか一方を連結する連結部が形成さ
れ、該連結部には、蓋体の開封によって破断する少なく
とも一つの破断箇所と、容器の開口部に蓋体を保持する
保持手段が形成される。前記注出口部分にはベースを一
体的に形成し、前記連結部をウェブで構成することがで
きる。この場合、前記ウェブを、蓋部分とベース間に延
在させ、一方端を前記ベースと容器壁間に固定するか前
記ウェブの一方端を前記注出口部分に係合させることが
できる。また、前記破断箇所は断面積が減少させられた
部分で形成することもできる。
【0008】前記破断箇所をウェブの長さ方向のほぼ中
央部に位置させることができるとともに、型突出部によ
って形成することができる。また、前記ウェブは、蓋部
分の取っ手と一体的に形成することができる。そして、
蓋部分と一体的に形成して開口の一部を構成し、注出口
部分の肩を該開口の中に突出させることもできる。さら
に、前記ウェブを前記ベースと容器壁間に固定すること
もできる。
央部に位置させることができるとともに、型突出部によ
って形成することができる。また、前記ウェブは、蓋部
分の取っ手と一体的に形成することができる。そして、
蓋部分と一体的に形成して開口の一部を構成し、注出口
部分の肩を該開口の中に突出させることもできる。さら
に、前記ウェブを前記ベースと容器壁間に固定すること
もできる。
【0009】
【作用】本発明によれば、前記のように、蓋体は流動体
を収容するための容器に使用され、熱可塑性材料で形成
される。そして、実質的に筒状の注出口部分と、該注出
口部分の注出口を開閉する蓋部分から成り、少なくとも
一つの特性が異なる少なくとも二つの材料から成る領域
を有する。
を収容するための容器に使用され、熱可塑性材料で形成
される。そして、実質的に筒状の注出口部分と、該注出
口部分の注出口を開閉する蓋部分から成り、少なくとも
一つの特性が異なる少なくとも二つの材料から成る領域
を有する。
【0010】また、前記注出口部分と蓋部分間及び容器
壁と蓋部分間のいずれか一方を連結する連結部が形成さ
れ、該連結部には、蓋体の開封によって破断する少なく
とも一つの破断箇所と、容器の開口部に蓋体を保持する
保持手段が形成される。そして、蓋部分が揺動させられ
蓋体が開封されると、前記破断箇所が破断して注出口部
分から分離させられる。すなわち、蓋部分を引き上げる
と、引き剥(は)がし動作が起き、蓋部分は変形しなが
ら注出口部分から引き離され注出口を開放する。
壁と蓋部分間のいずれか一方を連結する連結部が形成さ
れ、該連結部には、蓋体の開封によって破断する少なく
とも一つの破断箇所と、容器の開口部に蓋体を保持する
保持手段が形成される。そして、蓋部分が揺動させられ
蓋体が開封されると、前記破断箇所が破断して注出口部
分から分離させられる。すなわち、蓋部分を引き上げる
と、引き剥(は)がし動作が起き、蓋部分は変形しなが
ら注出口部分から引き離され注出口を開放する。
【0011】また、容器に蓋体を装着する場合、容器の
内側から開口部に蓋体を挿入し、前記保持手段によって
蓋体を容器壁に暫定的に固定することができる。前記注
出口部分にベースを一体的に形成し、前記連結部をウェ
ブで構成することができる。この場合、前記ウェブを、
蓋部分とベース間に延在させ、一方端を前記ベースと容
器壁間に固定するか前記ウェブの一方端を前記注出口部
分に係合させることができる。また、前記破断箇所は断
面積が減少させられた部分で形成することもできる。
内側から開口部に蓋体を挿入し、前記保持手段によって
蓋体を容器壁に暫定的に固定することができる。前記注
出口部分にベースを一体的に形成し、前記連結部をウェ
ブで構成することができる。この場合、前記ウェブを、
蓋部分とベース間に延在させ、一方端を前記ベースと容
器壁間に固定するか前記ウェブの一方端を前記注出口部
分に係合させることができる。また、前記破断箇所は断
面積が減少させられた部分で形成することもできる。
【0012】前記破断箇所をウェブの長さ方向のほぼ中
央部に位置させることができるとともに、型突出部によ
って形成することができる。また、前記ウェブは蓋部分
の取っ手と一体的に形成することができる。この場合、
多種材料射出成形法によって蓋体を製造することがで
き、第1成形段階において注出口部分を第1の材料によ
って成形し、第2成形段階においてウェブを有する蓋部
分を第2の材料によって成形する。前記第1成形段階に
おいて注出口部分に型突出部が形成されるため、第2成
形段階においてウェブに断面積が減少させられた部分が
形成される。
央部に位置させることができるとともに、型突出部によ
って形成することができる。また、前記ウェブは蓋部分
の取っ手と一体的に形成することができる。この場合、
多種材料射出成形法によって蓋体を製造することがで
き、第1成形段階において注出口部分を第1の材料によ
って成形し、第2成形段階においてウェブを有する蓋部
分を第2の材料によって成形する。前記第1成形段階に
おいて注出口部分に型突出部が形成されるため、第2成
形段階においてウェブに断面積が減少させられた部分が
形成される。
【0013】そして、蓋部分と一体的に形成して開口の
一部を構成し、注出口部分の肩を該開口の中に突出させ
ることもできる。さらに、前記ウェブを前記ベースと容
器壁間に固定することもできる。このように、ウェブ
は、付加的な工程を必要とすることなく、蓋体の製造段
階で製造することができる。
一部を構成し、注出口部分の肩を該開口の中に突出させ
ることもできる。さらに、前記ウェブを前記ベースと容
器壁間に固定することもできる。このように、ウェブ
は、付加的な工程を必要とすることなく、蓋体の製造段
階で製造することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の蓋体を装着する
前の容器の斜視図、図2は本発明の蓋体を装着した容器
の斜視図、図3は本発明の第1の実施例を示す容器の蓋
体の部分断面図、図4は本発明の第1の実施例を示す容
器の蓋体の斜視図である。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の蓋体を装着する
前の容器の斜視図、図2は本発明の蓋体を装着した容器
の斜視図、図3は本発明の第1の実施例を示す容器の蓋
体の部分断面図、図4は本発明の第1の実施例を示す容
器の蓋体の斜視図である。
【0015】図1及び図2において、7は内側が被覆さ
れた厚紙で形成され流動体を収容する容器、8は該容器
7の開口部、10は熱可塑性材料で形成された蓋体であ
る。前記容器7を製造する場合、蓋体10は製造工程の
初期に製造され、その段階では図1に示すように完成さ
れていない。次に、蓋体10が容器7の開口部8に装着
される。
れた厚紙で形成され流動体を収容する容器、8は該容器
7の開口部、10は熱可塑性材料で形成された蓋体であ
る。前記容器7を製造する場合、蓋体10は製造工程の
初期に製造され、その段階では図1に示すように完成さ
れていない。次に、蓋体10が容器7の開口部8に装着
される。
【0016】前記蓋体10の断面はいかなる形状であっ
てもよい。例えば、円形、楕円形、多角形又はこれらの
組合せとすることができる。本実施例では五角形として
いる。図3において、10は蓋体、11は該蓋体10に
対応する形状を有する筒状の注出口部分、12は該注出
口部分11の注出口を開閉するため揺動する蓋部分、1
4は前記注出口部分11と一体的に形成されたベースで
ある。
てもよい。例えば、円形、楕円形、多角形又はこれらの
組合せとすることができる。本実施例では五角形として
いる。図3において、10は蓋体、11は該蓋体10に
対応する形状を有する筒状の注出口部分、12は該注出
口部分11の注出口を開閉するため揺動する蓋部分、1
4は前記注出口部分11と一体的に形成されたベースで
ある。
【0017】前記蓋体10を図2に示すように容器7に
装着した時、前記ベース14上に容器壁17が位置す
る。18は容器壁17に沿ってベース14が延在する
面、19は注出口20が形成された面である。前記注出
口部分11は壁24が面18に対して傾斜して形成さ
れ、蓋部分12が閉鎖状態で面19に沿って延び、注出
口部分11を覆う。また、前記注出口部分11には型係
止手段すなわち係止爪(カム)25が蓋部分12側に突
出して形成される。
装着した時、前記ベース14上に容器壁17が位置す
る。18は容器壁17に沿ってベース14が延在する
面、19は注出口20が形成された面である。前記注出
口部分11は壁24が面18に対して傾斜して形成さ
れ、蓋部分12が閉鎖状態で面19に沿って延び、注出
口部分11を覆う。また、前記注出口部分11には型係
止手段すなわち係止爪(カム)25が蓋部分12側に突
出して形成される。
【0018】更に、前記係止爪25の下方に型突出部す
なわち爪(カム)26が設けられ、該爪26は、前記蓋
部分12から容器壁17の下方まで延びるウェブ30を
薄くして、あらかじめ設定された破断箇所すなわち切欠
29を形成する。前記ウェブ30は、容器壁17の下方
において固定ゾーン50を形成しており、蓋部分12と
容器壁17間に配設され、連結部を形成する。
なわち爪(カム)26が設けられ、該爪26は、前記蓋
部分12から容器壁17の下方まで延びるウェブ30を
薄くして、あらかじめ設定された破断箇所すなわち切欠
29を形成する。前記ウェブ30は、容器壁17の下方
において固定ゾーン50を形成しており、蓋部分12と
容器壁17間に配設され、連結部を形成する。
【0019】そして、蓋部分12が揺動させられ、注出
口20が初めて開放、すなわち蓋体10が開封される
と、前記ウェブ30の切欠29の部分が破断して注出口
部分11から分離させられる。すなわち、蓋部分12に
一体的に形成された取っ手33を把持し、蓋部分12を
引き上げると、引き剥(は)がし動作が起き、蓋部分1
2はミカンの皮が剥がされるように変形しながら注出口
部分11から引き離され、注出口20を開放する。
口20が初めて開放、すなわち蓋体10が開封される
と、前記ウェブ30の切欠29の部分が破断して注出口
部分11から分離させられる。すなわち、蓋部分12に
一体的に形成された取っ手33を把持し、蓋部分12を
引き上げると、引き剥(は)がし動作が起き、蓋部分1
2はミカンの皮が剥がされるように変形しながら注出口
部分11から引き離され、注出口20を開放する。
【0020】次に、取っ手33を把持して蓋部分12を
揺動させ注出口20を閉鎖させる場合、閉鎖位置に達す
る以前に蓋部分12は変形する。すなわち、蓋部分12
の取っ手33が係止爪25を越えて引っ張られ、前記蓋
部分12は該係止爪25に係止されるようになっている
が、係止爪25を越える時に変形する。また、前記ウェ
ブ30は、容器壁17の端面の近傍にリブ31を有す
る。該リブ31は容器壁17方向に突出し、固定ゾーン
50と共に容器壁17の端面を包囲する。すなわち、容
器7(図1)の内側から開口部8に蓋体10を挿入した
時に、前記リブ31と固定ゾーン50によって、蓋体1
0を容器壁17に暫定的に固定することができる。
揺動させ注出口20を閉鎖させる場合、閉鎖位置に達す
る以前に蓋部分12は変形する。すなわち、蓋部分12
の取っ手33が係止爪25を越えて引っ張られ、前記蓋
部分12は該係止爪25に係止されるようになっている
が、係止爪25を越える時に変形する。また、前記ウェ
ブ30は、容器壁17の端面の近傍にリブ31を有す
る。該リブ31は容器壁17方向に突出し、固定ゾーン
50と共に容器壁17の端面を包囲する。すなわち、容
器7(図1)の内側から開口部8に蓋体10を挿入した
時に、前記リブ31と固定ゾーン50によって、蓋体1
0を容器壁17に暫定的に固定することができる。
【0021】ところで、前記蓋体10は、色、強度等の
少なくとも一つの特性が異なる少なくとも二つの材料で
形成される。多種材料射出成形法によって蓋体10を製
造する場合、第1成形段階において注出口部分11が第
1の材料によって成形される。この時、前記リブ31は
前記爪26と共に成形される。次に、第2成形段階にお
いてウェブ30及びリブ31を有する蓋部分12が第2
の材料によって成形される。該第2成形段階において前
記注出口部分11は成形型を構成する。
少なくとも一つの特性が異なる少なくとも二つの材料で
形成される。多種材料射出成形法によって蓋体10を製
造する場合、第1成形段階において注出口部分11が第
1の材料によって成形される。この時、前記リブ31は
前記爪26と共に成形される。次に、第2成形段階にお
いてウェブ30及びリブ31を有する蓋部分12が第2
の材料によって成形される。該第2成形段階において前
記注出口部分11は成形型を構成する。
【0022】前記リブ31を成形するため、第2成形段
階で使用される成形型は複数の成形型部材に分割され、
前記リブ31に対応する部分には、スライドと呼ばれる
成形型部材が使用される。図4に示すように、容器壁1
7に固着される蓋体10の注出口部分11には、ベース
14が一体的に形成される。そして、前記ウェブ30
は、蓋体10の先端15の近傍において、注出口部分1
1の表面に射出成形することによって形成される。
階で使用される成形型は複数の成形型部材に分割され、
前記リブ31に対応する部分には、スライドと呼ばれる
成形型部材が使用される。図4に示すように、容器壁1
7に固着される蓋体10の注出口部分11には、ベース
14が一体的に形成される。そして、前記ウェブ30
は、蓋体10の先端15の近傍において、注出口部分1
1の表面に射出成形することによって形成される。
【0023】また、前記ウェブ30に切欠29(図3)
を形成するための手段は、ウェブ30の近傍において任
意に設定することができ、例えば、36で示すウェブ3
0の中間の位置に設定することができる。蓋体10を開
封すると、ウェブ30又はその一部分が、蓋部分12に
付着したままになるが、注出口部分11と蓋部分12間
の密閉機能を損なうことはない。また、前記切欠29
は、取っ手33の直下に設けることが可能であり、この
場合、切欠29が破断させられると、蓋部分11にはウ
ェブ30のどの部分も残らない。いずれの場合も、指示
部として前記ウェブ30が設けられており、該ウェブ3
0を目視するだけで切欠29の状態を確認することがで
きるので、蓋体10が開封されたか否かを容易に判断す
ることができる。
を形成するための手段は、ウェブ30の近傍において任
意に設定することができ、例えば、36で示すウェブ3
0の中間の位置に設定することができる。蓋体10を開
封すると、ウェブ30又はその一部分が、蓋部分12に
付着したままになるが、注出口部分11と蓋部分12間
の密閉機能を損なうことはない。また、前記切欠29
は、取っ手33の直下に設けることが可能であり、この
場合、切欠29が破断させられると、蓋部分11にはウ
ェブ30のどの部分も残らない。いずれの場合も、指示
部として前記ウェブ30が設けられており、該ウェブ3
0を目視するだけで切欠29の状態を確認することがで
きるので、蓋体10が開封されたか否かを容易に判断す
ることができる。
【0024】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図5は本発明の第2の実施例を示す容器の蓋体の
部分断面図である。図5において、10は蓋体、11は
注出口部分、12は蓋部分、14はベース、17は容器
壁、18は容器壁17に沿ってベース14が延在する
面、19は注出口20が形成された面、24は注出口部
分11の壁、25は係止爪、26は爪、29は切欠、3
0はウェブ、31はリブである。
する。図5は本発明の第2の実施例を示す容器の蓋体の
部分断面図である。図5において、10は蓋体、11は
注出口部分、12は蓋部分、14はベース、17は容器
壁、18は容器壁17に沿ってベース14が延在する
面、19は注出口20が形成された面、24は注出口部
分11の壁、25は係止爪、26は爪、29は切欠、3
0はウェブ、31はリブである。
【0025】この場合、前記ウェブ30が、型係合部3
2を介して注出口部分11の壁24に対して固定される
ようになっている。なお、本発明は前記実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形さ
せることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除
するものではない。
2を介して注出口部分11の壁24に対して固定される
ようになっている。なお、本発明は前記実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形さ
せることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除
するものではない。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、蓋体は流動体を収容するための容器に使用され、
熱可塑性材料で形成される。そして、実質的に筒状の注
出口部分と、該注出口部分の注出口を開閉する蓋部分か
ら成り、少なくとも一つの特性が異なる少なくとも二つ
の材料から成る領域を有する。
れば、蓋体は流動体を収容するための容器に使用され、
熱可塑性材料で形成される。そして、実質的に筒状の注
出口部分と、該注出口部分の注出口を開閉する蓋部分か
ら成り、少なくとも一つの特性が異なる少なくとも二つ
の材料から成る領域を有する。
【0027】また、前記注出口部分と蓋部分間及び容器
壁と蓋部分間のいずれか一方を連結する連結部が形成さ
れ、該連結部には、蓋体の開封によって破断する少なく
とも一つの破断箇所と、容器の開口部に蓋体を保持する
保持手段が形成される。そして、蓋部分が揺動させられ
蓋体が開封されると、前記破断箇所が破断して分離させ
られる。この時、破断箇所は連結部に形成されるため、
シール機能を有する要素に影響を与えることがなく、蓋
体を開封した後に密封度が低下するのを防止することが
できる。また、前記連結部を目視するだけで破断箇所の
状態を確認することができるので、蓋体が開封されたか
否かを容易に判断することができる。
壁と蓋部分間のいずれか一方を連結する連結部が形成さ
れ、該連結部には、蓋体の開封によって破断する少なく
とも一つの破断箇所と、容器の開口部に蓋体を保持する
保持手段が形成される。そして、蓋部分が揺動させられ
蓋体が開封されると、前記破断箇所が破断して分離させ
られる。この時、破断箇所は連結部に形成されるため、
シール機能を有する要素に影響を与えることがなく、蓋
体を開封した後に密封度が低下するのを防止することが
できる。また、前記連結部を目視するだけで破断箇所の
状態を確認することができるので、蓋体が開封されたか
否かを容易に判断することができる。
【0028】また、容器に蓋体を装着する場合、容器の
内側から開口部に蓋体を挿入し、前記保持手段によっ
て、蓋体を容器壁に暫定的に固定することができる。前
記注出口部分にベースを一体的に形成し、前記連結部を
ウェブで構成することができる。この場合、前記ウェブ
を、蓋部分とベース間に延在させ、一方端を前記ベース
と容器壁間に固定するか前記ウェブの一方端を前記注出
口部分に係合させることができる。また、前記破断箇所
は断面積が減少させられた部分で形成することもでき
る。
内側から開口部に蓋体を挿入し、前記保持手段によっ
て、蓋体を容器壁に暫定的に固定することができる。前
記注出口部分にベースを一体的に形成し、前記連結部を
ウェブで構成することができる。この場合、前記ウェブ
を、蓋部分とベース間に延在させ、一方端を前記ベース
と容器壁間に固定するか前記ウェブの一方端を前記注出
口部分に係合させることができる。また、前記破断箇所
は断面積が減少させられた部分で形成することもでき
る。
【0029】前記破断箇所をウェブの長さ方向のほぼ中
央部に位置させることができるとともに、型突出部によ
って形成することができる。また、前記ウェブは蓋部分
の取っ手と一体的に形成することができる。この場合、
多種材料射出成形法によって蓋体を製造することがで
き、第1成形段階において注出口部分を第1の材料によ
って成形し、第2成形段階においてウェブを有する蓋部
分を第2の材料によって成形する。前記第1成形段階に
おいて注出口部分に型突出部が形成されるため、第2成
形段階においてウェブに断面積が減少させられた部分が
形成される。したがって、第1の材料と第2の材料に異
なる色のものを使用すると、破断箇所の状態を色でも確
認することが可能になるので、蓋体が開封されたか否か
を一層容易に判断することができる。
央部に位置させることができるとともに、型突出部によ
って形成することができる。また、前記ウェブは蓋部分
の取っ手と一体的に形成することができる。この場合、
多種材料射出成形法によって蓋体を製造することがで
き、第1成形段階において注出口部分を第1の材料によ
って成形し、第2成形段階においてウェブを有する蓋部
分を第2の材料によって成形する。前記第1成形段階に
おいて注出口部分に型突出部が形成されるため、第2成
形段階においてウェブに断面積が減少させられた部分が
形成される。したがって、第1の材料と第2の材料に異
なる色のものを使用すると、破断箇所の状態を色でも確
認することが可能になるので、蓋体が開封されたか否か
を一層容易に判断することができる。
【0030】そして、蓋部分と一体的に形成して開口の
一部を構成し、注出口部分の肩を該開口の中に突出させ
ることもできる。さらに、前記ウェブを前記ベースと容
器壁間に固定することもできる。このように、ウェブ
は、付加的な工程を必要とすることなく、蓋体の製造段
階で製造することができる。したがって、作業が容易に
なるだけでなく、製造コストを低減することができる。
一部を構成し、注出口部分の肩を該開口の中に突出させ
ることもできる。さらに、前記ウェブを前記ベースと容
器壁間に固定することもできる。このように、ウェブ
は、付加的な工程を必要とすることなく、蓋体の製造段
階で製造することができる。したがって、作業が容易に
なるだけでなく、製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓋体を装着する前の容器の斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明の蓋体を装着した容器の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す容器の蓋体の部分
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す容器の蓋体の斜視
図である。
図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す容器の蓋体の部分
断面図である。
断面図である。
7 容器 8 開口部 10 蓋体 11 注出口部分 12 蓋部分 14 ベース 17 容器壁 20 注出口 26 爪 29 切欠 30 ウェブ 31 リブ 33 取っ手
Claims (8)
- 【請求項1】 流動体を収容するための容器に使用さ
れ、熱可塑性材料で形成された容器の蓋体において、
(a)実質的に筒状の注出口部分と、(b)該注出口部
分の注出口を開閉する蓋部分から成り、(c)少なくと
も一つの特性が異なる少なくとも二つの材料から成る領
域を有し、(d)前記注出口部分と蓋部分間及び容器壁
と蓋部分間のいずれか一方を連結する連結部が形成さ
れ、(e)該連結部には、蓋体の開封によって破断する
少なくとも一つの破断箇所と、容器の開口部に蓋体を保
持する保持手段が形成されたことを特徴とする容器の蓋
体。 - 【請求項2】 (a)前記注出口部分は一体的に形成さ
れたベースを有しており、(b)前記連結部は前記蓋部
分とベース間に延在し、一方端が前記ベースと容器壁間
に固定されたウェブであり、(c)前記破断箇所は断面
積が減少させられた部分で形成された請求項1に記載の
容器の蓋体。 - 【請求項3】 (a)前記注出口部分は一体的に形成さ
れたベースを有しており、(b)前記連結部は前記蓋部
分に形成されてベース方向に延在し、一方端が前記注出
口部分に係合するウェブであり、(c)前記破断箇所は
断面積が減少させられた部分で形成された請求項1に記
載の容器の蓋体。 - 【請求項4】 前記断面積が減少させられた部分は、ウ
ェブの長さ方向のほぼ中央部に位置している請求項2又
は3に記載の容器の蓋体。 - 【請求項5】 前記断面積が減少させられた部分は、型
突出部によって形成される請求項2又は3に記載の容器
の蓋体。 - 【請求項6】 前記ウェブは、蓋部分の取っ手と一体的
に形成された請求項2から5までのいずれか1項に記載
の容器の蓋体。 - 【請求項7】 前記ウェブは、蓋部分と一体的に形成さ
れて開口の一部を構成し、注出口部分の肩が該開口の中
に突出した請求項1に記載の容器の蓋体。 - 【請求項8】 前記ウェブは、蓋部分と一体的に形成さ
れて前記ベースと容器壁間に固定された請求項1に記載
の容器の蓋体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH03695/91-2 | 1991-12-12 | ||
| CH369591 | 1991-12-12 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05201445A true JPH05201445A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=4261548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4230023A Pending JPH05201445A (ja) | 1991-12-12 | 1992-08-28 | 容器の蓋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05201445A (ja) |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP4230023A patent/JPH05201445A/ja active Pending
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